概要
リンクバルは、出会いの創出を目的としたインターネットサービスを展開する企業である。2011年に東京都中央区で創業し、2015年に東京証券取引所マザーズ(現グロース)に上場した。主力事業は、独身男女向けの恋活・婚活イベントを掲載・運営するECサイト「machicon JAPAN」であり、売上の約7割を占める。他にマッチングアプリ「CoupLink」、カップル専用アプリ「Pairy」、1対1の出会いを提供するカフェラウンジ「1on1 for Singles」などを運営する。2025年9月期の連結売上高は約9億円、従業員数は58名(単独)である。
出会いの総合プラットフォームを構成する4つのサービス
リンクバルの事業は、インターネットサイト運営事業の単一セグメントだが、提供するサービスは大きく4つに分類される。第1はイベントECサイト「machicon JAPAN」で、全国の恋活・婚活イベントを掲載し、ユーザーはWEB上で検索、申込み、決済まで行える。自社企画イベントと他社主催イベントの両方を扱い、運営手数料や送客手数料を得る。第2はオンラインマッチングアプリ「CoupLink」で、「machicon JAPAN」と連動し、有料会員から会費を得る。第3はカップル専用アプリ「Pairy」で、2人だけのアルバムや思い出を共有するサービス。第4は1対1の出会いを提供するカフェラウンジ「1on1 for Singles」で、2023年7月に新宿店を開業し、その後恵比寿店、上野店をオープンした。これらのサービスはリンクバルID(共通会員ID)で連携され、相互送客を図っている。
収益の7割を占めるイベントECサイトと収益構造の課題
2025年9月期の売上高は9億631万円で、うちイベントECサイト運営サービスが6億653万円(構成比67%)、WEBサイト運営サービスが2億9978万円(同33%)を占める。イベントECサイトの売上は前期比11.2%減と落ち込んだが、WEBサイト運営サービスは5.0%増と堅調に推移した。損益面では、営業損失8903万円(前期は1億2395万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は1億9796万円と2期連続の赤字となった。第4四半期に連結営業利益が黒字化したものの、通期では赤字が続く。売上原価・販売費及び一般管理費の合計は前期比8.9%減の9億9534万円と経費削減を進めたが、減損損失1億2059万円を特別損失に計上したことが利益を圧迫した。
子会社MiDATAを軸としたAI事業への展開
2023年5月、リンクバルは完全子会社「株式会社MiDATA」を設立し、AI領域を中長期的な成長ドライバーと位置づけた。MiDATAは東京大学マーケットデザインセンターや琉球大学との共同研究を2024年7月に開始し、AIマッチングエンジンの開発や学術連携を推進している。2025年9月期の有価証券報告書では、AI事業を新たな収益の柱に育てる方針が明記され、グループのAI実装力・開発力を核に、産学官連携による研究開発と社会実装を加速させる。Midata社のAI技術は、既存のマッチングアプリ「CoupLink」にも応用され、なりすまし業者や不正利用者の自動排除による安全性向上に活用されている。
業界の中での役割はマッチングイベントのECプラットフォーム運営者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01独身男女向け婚活・恋活サービス主力
全国の恋活・婚活イベントを比較・検索できるECサイト「machicon JAPAN」を運営。ユーザーはWeb上で申込み・決済ができ、当社が企画するイベントの他、他社企画のイベント掲載も行う。
国内最大級のマッチングイベント掲載数
- machicon JAPAN
- 国内最大級のマッチングイベントを掲載するECサイト。イベント情報の提供、申込み、決済機能を備える。
- 1on1 for Singles
- 1対1で出会えるカフェラウンジ。店舗利用者から利用料を受領する。
02オンラインマッチングサービス準主力
オンライン上での出会いを提供する「CoupLink」や、カップル向けアプリ「Pairy」、恋愛コラムサイト「KOIGAKU」を運営。有料会員からの会費や広告収入を得る。
- CoupLink
- オンラインで恋活・婚活するためのマッチングアプリ。有料会員から会費を受領。
- Pairy
- カップル専用アプリ。写真や思い出を共有できる。有料会員から会費を受領。
- KOIGAKU
- 大人の女性向けに恋愛の悩みを解決する情報サイト。広告料収入を得る。
製品と技術
国内最大級のマッチングイベントプラットフォーム「machicon JAPAN」
「machicon JAPAN」は、リンクバルの主力サービスであり、売上高の約7割を占める。全国の恋活・婚活イベント情報を集約したECサイトで、ユーザーは条件からイベントを検索し、オンラインで申込みと決済ができる。掲載イベントは自社企画と他社主催の両方を扱い、自社プランナーが企画したイベントは参加料収入を直接得る。他社主催イベントには掲載料や送客手数料を課す。また、企業が商品プロモーション目的でイベントを活用する協賛モデルも提供する。2025年9月末時点でリンクバルID会員数は283万人を突破。認定返金保証制度により、マッチングしなかった場合の返金を保証し、参加者の安心感を高めている。
オンラインとリアルを融合する「CoupLink」と「1on1 for Singles」
「CoupLink」は、恋活・婚活のためのオンラインマッチングアプリ。machicon JAPANのイベント参加者同士や、アプリ内でマッチングした会員同士がメッセージを交換できる。有料会員制で会費収入を得る。2025年9月期のWEBサイト運営サービス売上(CoupLink、KOIGAKU、Pairyの合計)は2億9978万円で前期比5%増と、コロナ禍からの回復が進む。一方、「1on1 for Singles」は、1対1で男女が直接交流できるカフェラウンジ。新宿、恵比寿、上野の3店舗を運営し、利用料収入を得る。店舗はイベント会場としても活用され、CoupLinkやmachicon JAPANとの相互送客により、オンラインとオフラインを融合した出会いのエコシステムを形成している。
AIマッチングエンジンを開発する子会社「MiDATA」
株式会社MiDATAは、2023年5月に設立されたリンクバルの完全子会社で、AI技術の研究開発と社会実装を担う。2024年7月には東京大学マーケットデザインセンターおよび琉球大学との共同研究を開始し、AIマッチングエンジンの高度化や新たなアルゴリズムの開発に取り組む。同社の技術は、グループのマッチングアプリ「CoupLink」に実装され、なりすまし業者や不正利用者の自動排除による安全性向上に寄与している。有価証券報告書では、AI事業を中長期的な成長ドライバーと位置づけ、産学官連携を強化しながら、グループ全体の収益の柱へと育成する方針が示されている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 独身男女向け婚活・恋活サービス国内最大級のマッチングイベント掲載数
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
サービス仲介で苦戦、売上停滞と赤字
同社はサービス業に属し、小さな規模ながら事業を展開しているが、売上高は10億円前後で推移し、営業赤字が続いている。同業のジンジブやダイブグループは人材派遣や業務支援で成長を遂げているのに対し、同社は収益改善の目途が立っていない。売上高が減少傾向にあり、市場での競争力を強化する必要がある。規模の小ささを活かしたニッチ戦略や、コスト削減による黒字化が今後の焦点となる。
強み
- 大手が手掛けないニッチなサービス領域で事業を展開している。
- 組織が小規模で、意思決定が速く顧客対応に柔軟性がある。
- 売上高は9〜10億円で推移し、極端な縮小は免れている。
- 同業他社との差別化ポイントを模索する余地を残している。
課題
- 直近期で営業利益率-11.11%と赤字が続き、収益改善が重要課題。
- 売上が横ばいから減少傾向にあり、成長戦略の再構築が必要。
- 同業他社の成長に対し、市場での存在感が薄く競争に劣後。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がリンクバル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9212Green Earth Institute | 30億円 | 43.1倍 |
| 2 | 7359東京通信グループ | 30億円 | 9.3倍 |
| 3 | 9376ユーラシア旅行社 | 30億円 | 54.1倍 |
| 4 | 6577ベストワンドットコム | 30億円 | — |
| 5 | 6046リンクバル | 29億円 | — |
| 6 | 7046TDSE | 29億円 | 15.8倍 |
| 7 | 3326ランシステム | 29億円 | 27.6倍 |
| 8 | 192Aインテグループ | 28億円 | — |
| 9 | 2499日本和装ホールディングス | 28億円 | 16.6倍 |
| 10 | 2300きょくとう | 28億円 | 48.8倍 |
| 11 | 2425ケアサービス | 28億円 | 22.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 18件
個人創業から法人設立へ:2011年の始動
2011年6月、代表取締役の吉弘和正が個人事業として、マッチングイベント情報サイト「machicon JAPAN」の運営を開始した。同年12月、東京都中央区築地に株式会社リンクバルを設立。創業当初から出会いの創出に特化したビジネスモデルを構築し、2012年4月には「machicon JAPAN」に認定返金保証制度を導入。この制度は、参加者がイベントでマッチングしなかった場合に参加費を返金する仕組みで、ユーザーの安心感を高め、サービスの信頼性向上に寄与した。創業初年度(2012年9月期)の売上高は3億円と小規模ながら、翌年度には6億円に倍増し、順調に成長軌道に乗った。
サービス拡充と上場:2013年〜2016年の成長期
2013年7月、恋愛情報サイト「KOIGAKU」を開設し、女性向けの恋愛コラムやコンテンツを提供開始。広告収入モデルで事業を多角化した。2015年4月には東京証券取引所マザーズに株式上場を果たし、資金調達力を高めた。上場時の売上高は17億円、純利益は2億円に達していた。2016年7月には、恋活・婚活マッチングアプリ「CoupLink」をリリース。リアルイベントとオンラインマッチングを連携させる戦略を打ち出し、利用者数の拡大を図った。2018年9月期の売上高は28億円、純利益は5億円と過去最高を記録し、事業は拡大のピークを迎えた。
業績悪化と構造改革の時代:2019年〜2022年
2019年1月、カップル専用アプリ「Pairy」の事業を譲受し、サービスラインアップを強化したが、2020年9月期には売上高が14億円に急減。新型コロナウイルス感染症の影響で対面イベントが激減したことが主因である。2021年9月期には売上高7億円、純損失4億円と大幅な赤字に転落。2021年4月に本社を中央区明石町に移転し、固定費削減を進めた。2022年4月の東証市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場に移行。2022年9月期も売上高8億円、純損失3億円と赤字が続き、収益基盤の再構築が急務となった。
リアル店舗と子会社設立で新たな成長を模索:2023年〜2024年
2023年5月、完全子会社「株式会社MiDATA」を設立し、AI事業への本格参入を決定。同年7月には1対1の出会いを提供するカフェラウンジ「1on1 for Singles」を新宿にオープンし、リアル店舗事業を開始。9月に恵比寿店、2024年12月に上野店を開業した。2023年10月からMiDATAを連結対象とし、グループ経営を強化。2023年12月には監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を整備した。2024年7月、MiDATAは東京大学マーケットデザインセンターおよび琉球大学との共同研究を開始し、AIマッチング技術の研究開発を加速させた。これらの取り組みにより、新たな収益源の創出と既存事業の再活性化を目指している。
年表18件を開く
2010年代
- 2011年6月創業株式会社リンクバル代表取締役 吉弘和正が個人創業にて、「machicon JAPAN」の運営開始
- 2011年12月創業東京都中央区築地に株式会社リンクバルを設立
- 2012年4月「machicon JAPAN」が認定返金保証制度(注9)を開始
- 2013年7月恋を学ぶ情報サイト「KOIGAKU」の運営開始
- 2015年4月上場東京証券取引所 マザーズに株式上場
- 2016年7月恋活・婚活マッチングアプリ「CoupLink」の運営開始
- 2018年1月リンクバルID(共通会員ID)の提供を開始
- 2019年1月カップル専用アプリ「Pairy」の事業譲受
2020年代
- 2021年4月東京都中央区明石町に本社移転
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2023年5月M&A完全子会社「株式会社MiDATA」を設立
- 2023年7月1対1で出会えるカフェ「1on1 for Singles」新宿店をオープン
- 2023年9月「1on1 for Singles」恵比寿店をオープン
- 2023年10月株式会社MiDATAを対象として連結決算を開始
- 2023年12月監査等委員会設置会社へ移行
- 2024年7月M&A完全子会社「株式会社MiDATA」が、東京大学マーケットデザインセンターとの共同研究を開始
- 2024年7月M&A完全子会社「株式会社MiDATA」が、国立大学法人琉球大学との共同研究を開始
- 2024年12月「1on1 for Singles」上野店をオープン
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
自社企画イベントを核とした集客エンジン強化
2025年9月期に下期より開始した自社企画イベントを新たな集客チャネルとして確立。2026年9月期は成長投資を拡大し、イベントラインナップ強化と広告運用効率化により新規利用者層の拡大や他社主催イベントへの波及効果を図る。
- 02
3事業連携によるエコシステム戦略の確立
「machicon JAPAN」「CoupLink」「1on1 for Singles」の3事業を中核に、相互送客や連携を強化。自社企画イベントで集客したトラフィックをプラットフォーム全体に波及させ、利用者・主催者双方に魅力ある循環型エコシステムを構築する。
- 03
マッチングアプリの差別化と安全性強化
「CoupLink」では他サービスとの相互送客強化によりリアルとオンラインの融合体験を向上。子会社MiDATAのAIマッチングエンジンでなりすまし・不正利用者排除を自動化し、安全・安心な利用環境を徹底する。
- 04
カフェラウンジ新規展開とAI活用による顧客体験向上
「1on1 for Singles」では接客品質向上や空間設計改善とともに新規出店でブランド認知を向上。AI分析でマッチング率向上やサービス最適化を図り、リピート利用を促進する。
- 05
AI事業を収益の柱に育成する成長投資
AI領域を中長期的成長ドライバーと位置づけ、グループのAI実装力・開発力を核に持続的な技術投資を実施。子会社MiDATAを中心に産学官連携を強化し、研究開発と社会実装を推進、新たな収益の柱へ成長させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で58人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は518万円で、9期前と比べて+1.5%。平均年齢は32.8歳、平均勤続年数は5.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | — | 114 | — |
| 2017年9月 | — | — | — | 110 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 86 | — |
| 2019年9月 | 510 | 31.3 | 2.6 | 72 | — |
| 2020年9月 | 549 | 32.8 | 2.6 | 73 | — |
| 2021年9月 | 592 | 34.2 | 3.4 | 71 | — |
| 2022年9月 | 598 | 34.1 | 3.8 | 71 | — |
| 2023年9月 | 563 | 33.1 | 3.8 | 74 | — |
| 2024年9月 | 516 | 32.2 | 4.6 | 66 | −152 |
| 2025年9月 | 518 | 32.8 | 5.4 | 58 | −172 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は9億円、営業利益は-1億円。前期と比べると減収で、売上が-10.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 10億円 | 9億円 |
| 営業利益 | 0億円 | -1億円 |
| 純利益 | 0億円 | -2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は2億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 2 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 3 | −1 | −33.3 | −1 |
| 2023年4Q | 2 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 2 | −1 | −50.0 | −1 |
| 2024年2Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 4 | −1 | −25.0 | −1 |
| 2025年4Q | 5 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2026年2Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年3Q | 2 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年9月期からの14期で、売上は3億円から9億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-11.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 3 | — | 0 | — | 0 |
| 2013年9月 | 6 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年9月 | 12 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所 マザーズに株式上場 | |||||
| 2015年9月 | 17 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年9月 | 21 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年9月 | 27 | — | 5 | — | 3 |
| 2018年9月 | 28 | — | 7 | — | 5 |
| 2019年9月 | 27 | — | 10 | — | 6 |
| 2020年9月 | 14 | — | 1 | — | 0 |
| 2021年9月 | 7 | — | −3 | — | −4 |
| 2022年9月 | 8 | — | −3 | — | −3 |
| 完全子会社「株式会社MiDATA」を設立 | |||||
| 2023年9月 | 9 | — | −3 | — | −3 |
| 完全子会社「株式会社MiDATA」が、東京大学マーケットデザインセンターとの共同研究を開始 | |||||
| 2024年9月 | 10 | −1 | −1 | −10.0 | −1 |
| 2025年9月 | 9 | −1 | −1 | −11.1 | −2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高9億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-22.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金22.2%2億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金88.9%8億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-11.1%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2025年9月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は9億円で、売上の12.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年9月 | 1 | 0 | — | 1 | 1 |
| 2014年9月 | 2 | 0 | — | 2 | 3 |
| 2015年9月 | 3 | −1 | 5 | 2 | 9 |
| 2016年9月 | 3 | 0 | — | 3 | 12 |
| 2017年9月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 15 |
| 2018年9月 | 5 | 0 | −2 | 5 | 17 |
| 2019年9月 | 7 | −1 | — | 6 | 23 |
| 2020年9月 | −4 | 0 | — | −4 | 18 |
| 2021年9月 | −1 | 0 | 1 | −1 | 18 |
| 2022年9月 | −3 | 0 | 0 | −3 | 16 |
| 2023年9月 | −2 | −2 | 0 | −4 | 12 |
| 2024年9月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 11 |
| 2025年9月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年9月期の総資産は11億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は72.3%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 1 | 0 | 1 | 14.0 |
| 2013年9月 | 2 | 0 | 2 | 23.0 |
| 2014年9月 | 4 | 2 | 2 | 34.3 |
| 2015年9月 | 12 | 9 | 3 | 70.3 |
| 2016年9月 | 15 | 11 | 4 | 70.3 |
| 2017年9月 | 18 | 12 | 6 | 66.5 |
| 2018年9月 | 21 | 14 | 7 | 68.9 |
| 2019年9月 | 27 | 21 | 6 | 76.7 |
| 2020年9月 | 23 | 21 | 2 | 91.2 |
| 2021年9月 | 19 | 17 | 2 | 87.1 |
| 2022年9月 | 17 | 14 | 3 | 82.5 |
| 2023年9月 | 15 | 11 | 4 | 77.0 |
| 2024年9月 | 13 | 10 | 3 | 76.4 |
| 2025年9月 | 11 | 8 | 3 | 72.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中111位あたり、逆に低いのはROEで534社中522位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥149で、1年前と比べて+12.0%。過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 1655.6倍 |
| PBR | 3.43倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月末の111円から上昇基調を強化し、8月7日には132円。25日移動平均線(126円)を上回り、75日線(129円)も上回る。52週高値225円からは約41%低いが、52週安値108円からは約22%高い。出来高は7月13日に84,500株と増加したが、その後はやや減少。RSIは62.5と強気圏。ただし200日線(146円)は依然上回っておらず、中期はもみ合い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)。
PERは非開示、PBR3.04は業界平均3.2とほぼ同水準だが、ROEは-21.8%と大幅な赤字。配当はゼロで利回りも期待できない。売上高はほぼ横ばい、直近は営業利益率-11.11%と赤字が継続しており、収益力が極めて弱い。業界平均PER22.49に対して、赤字企業にはPBR3倍は割高と判断。将来の回復期待を織り込んでも、現在のバリュエーションは割高水準にある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 1655.6倍 | — |
| PBR | 3.43倍 | 3.51倍 |
| ROE | -21.8% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は10億円前後で安定しているが、営業赤字が続いており、収益性が大きな問題。強気派は、2024/9期の赤字幅縮小や新サービスの展開により、2025/9期には改善が見込めるとみる。弱気派は、競争激化で採用需要が伸び悩み、収益構造の改善には時間がかかるとみる。ROEは-21.8%と大幅な赤字で、PBR3倍台と割高感もある。
- 赤字の縮小傾向
2024/9期の営業赤字が縮小し、改善の兆しが見える。
- 新サービスへの期待
新しい採用支援サービスが成長の芽となり得る。
- 市場の成長性
中小企業の採用ニーズは堅調で、市場は拡大余地がある。
- 営業赤字が2期連続1億円で拡大せず通年影響中
2024/9期、2025/9期とも営業損失は1億円で、赤字の拡大に歯止め。
- 純損失が3億円→2億円と中期的に縮小決算発表後影響中
2023/9期の純損失3億円に対し2025/9期は2億円、赤字幅は3年で1億円縮小。
- 株価が1年で7.3%上昇し下値を切り上げ継続影響弱
純損失を出しながらも過去1年で7.32%上昇、悪材料を織り込んだ動き。
- 売上高9億円と前期比1億円減に留まる通年影響弱
売上高は10億円から9億円へ小幅減、需要の急激な落ち込みは回避。
- 収益性の悪化
営業赤字が続き、黒字化のめどが立っていない。
- 競争の激化
採用支援市場は競争が激しく、価格競争に陥りやすい。
- 財務の悪化
累積赤字で自己資本が毀損しており、資金繰り懸念もある。
- ROE-21.8%と大幅な資本棄損が続く継続影響強
純損失で自己資本が減り続け、ROE-21.8%と株主価値を大きく毀損。
- 営業利益率が-10%から-11.11%へ悪化通年影響中
売上高9億円で営業損失1億円、利益率は前期の-10%から-11.11%に低下。
- 無配当で株主還元がなく投資家離れ継続影響弱
配当利回りは開示されておらず、現在は無配当でインカム需要を集められない。
- PBR3.04倍と赤字企業としては割高継続影響中
当期純損失2億円、ROEはマイナスにもかかわらずPBR3.04倍と資産面で割高。
- 営業赤字幅
- 収益改善のペースを測る。
- 売上高成長率
- 成長性と市場での競争力を評価する。
- 自己資本比率
- 財務的な持続可能性を確認する。
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ2,804人。区分でいちばん多いのは個人・その他で55.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.3%を占め、残る61.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 54.9 | 55.1 | 56.0 | 53.8 | 54.0 | 55.3 |
| 事業法人 | 37.1 | 37.3 | 37.4 | 37.9 | 37.8 | 38.2 |
| 自己株式 | 4.4 | 4.4 | 4.1 | 4.0 | 4.0 | 3.9 |
| 証券会社 | 2.0 | 1.9 | 2.4 | 4.8 | 4.2 | 3.5 |
| 外国法人 | 2.3 | 2.1 | 0.8 | 0.2 | 0.6 | 2.9 |
| 金融機関 | 3.6 | 3.5 | 3.3 | 3.3 | 3.4 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社Kazy | 37.46 |
| 02 | 吉弘 和正 | 21.46 |
| 03 | 森 亮太 | 2.22 |
| 04 | 五味 大輔 | 1.79 |
| 05 | 根本 純 | 1.67 |
| 06 | 松岡 大輔 | 1.41 |
| 07 | 田中 正人 | 1.03 |
| 08 | 野村證券株式会社 | 0.96 |
| 09 | 渡辺 文治 | 0.79 |
| 10 | JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.72 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−475%、1株純資産は13期で+237%。直近期のROEは-21.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 3 | — | 91.6 | — |
| 2013年9月 | 8 | 13 | 96.3 | — |
| 2014年9月 | 6 | 9 | 119.9 | — |
| 2015年9月 | 8 | 44 | 30.8 | 23.0 |
| 2016年9月 | 10 | 54 | 19.8 | 16.4 |
| 2017年9月 | 16 | 64 | 27.5 | 20.2 |
| 2018年9月 | 24 | 77 | 34.6 | 39.4 |
| 2019年9月 | 34 | 111 | 36.2 | 16.0 |
| 2020年9月 | 0 | 111 | 0.3 | 1104.4 |
| 2021年9月 | −20 | 91 | −20.0 | — |
| 2022年9月 | −17 | 75 | −20.2 | — |
| 2023年9月 | −14 | 60 | −21.1 | — |
| 2024年9月 | −7 | 54 | −12.4 | — |
| 2025年9月 | −11 | 43 | −21.8 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額44百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 吉弘和正 | 代表取締役社長 | 56 | 4,185,448 |
| 松岡大輔 | 取締役 人事総務部 担当 兼 財務経理部 部長 兼 経営企画室 室長 | 44 | 274,352 |
| 高橋邦臣 | 取締役 プラットフォーム事業部 部長 | 44 | 13,596 |
| 尾崎庸介 | 取締役 イベントクリエイト事業部 部長 | 41 | — |
| 苅安高明 | 社外取締役(監査等委員) | 48 | — |
| 伴直樹 | 社外取締役(監査等委員) | 46 | — |
| 塩幡勝典 | 社外取締役(監査等委員) | 46 | — |
| 平野克典 | — | 51 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 29 | 3 | 32 | 8 |
| 社外取締役 | 3 | 12 | — | 12 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,975字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,144字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,112字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,229字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-19
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-20
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-16
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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