本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ユーラシア旅行社

EURASIA TRAVEL Co.,Ltd9376 · Standard · サービス業

自然・文化・芸術をテーマにした海外旅行を独自企画。専属添乗員を育てる旅行専門会社。

概要

ユーラシア旅行社は1986年創業の海外旅行専門会社である。世界170カ国以上を対象に、自然・文化・芸術・人間をテーマとしたオリジナルツアーを企画販売し、円熟層の知的好奇心に応える。子会社ユーラシアサービスが専属添乗員を育成・派遣する。2013年に東京証券取引所スタンダード市場に上場し、従業員数は93名である。

独自企画のテーマ旅行に特化した事業モデル

当社グループは観光内容重視の海外旅行商品を提供する。旅行先はヨーロッパ、アフリカ、中南米、シルクロードなど多岐にわたり、添乗員付き主催旅行の渡航先別実績では2025年9月期にヨーロッパA(南欧)681人、イスラム諸国456人、中南米447人など6,712人を集客した。子会社ユーラシアサービスは当社専属の添乗員を派遣し、旅程に精通した人材を育成している。

無借金経営と安定した財務基盤

旅行業は前受金を資金源とするため、当社は無借金経営を継続している。2025年9月期の資産合計は32億1900万円、負債合計は13億7400万円、純資産は18億4400万円で自己資本比率は57.3%である。営業収益は47億8700万円(前期比4.1%増)、営業利益は1億1500万円(同7.7%増)と回復基調にある。現金及び現金同等物は19億9100万円を保有し、流動性を確保している。

単一セグメントで構成されるグループ体制

当社グループは旅行業のみを営む単一セグメントであり、報告セグメントは旅行業のみである。子会社のユーラシアサービスは当社主催ツアーの添乗員派遣を担当し、グループ全体で一貫したサービスを提供する。連結子会社はこの1社のみで、資本金は3000万円である。本社は東京都千代田区平河町に所在する。

業界の中での役割は海外旅行商品の企画・販売を行う旅行事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
48億円
営業利益
1億円
営業利益率
2.1%
純利益
1億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01海外旅行主力

自然・文化・芸術・人間をテーマにした観光内容重視のオリジナルツアーを企画・販売。子会社が専属添乗員を育成・派遣し、独自の旅程や地域に精通したサービスを提供する。

独自の企画による差別化

主な製品・サービス2
自社オリジナルツアー
世界を舞台に、自然・文化・芸術などを深く体験できる企画旅行。
添乗員派遣サービス
当社グループの添乗員がツアーに同行し、現地でのサポートを行う。

製品と技術

世界170カ国以上を網羅するテーマ別ツアー

当社は自然、文化、芸術、人間をテーマに掲げ、観光内容を重視したオリジナルツアーを展開する。2025年9月期の渡航先別実績では、ヨーロッパ(南欧681人、西欧369人、東欧・ロシア346人)、イスラム諸国456人、アフリカ328人、中南米447人など計6,712人を派遣した。シルクロードは195.5%増、中国は218.2%増と復調が顕著である。

専属添乗員による上質な運営と差別化

子会社ユーラシアサービスが育成する専属添乗員は、当社独自の取扱地域や旅程を熟知している。ツアー運営ではコミッション目的の免税店立ち寄りをせず、観光時間を最大限確保する。これにより、知的好奇心の強い円熟層からの支持を獲得している。2025年9月期の仕入実績では、航空運賃16億6200万円、地上費20億2900万円、その他1億9300万円を計上した。

新たな収益源としてのインバウンドと個人旅行

当社は従来の主催旅行に加え、インバウンド需要や富裕層向け個人旅行、インフルエンサーとの協業商品の開発を進めている。2026年2月の創業40周年に向けて記念企画も準備中である。また、DX/AIを活用した売上向上と経費削減のための投資計画を策定し、環境変化に対応する。これらの新事業は今後の収益多角化に寄与する見込みである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 海外旅行独自の企画による差別化

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

専門旅行で小規模、高成長の途上

ユーラシア旅行社は、サービス業界で小規模な旅行会社であり、同業のジンジブやイシンなどと比較しても売上高は小さい。しかし、2023年9月期の29億円から2024年9月期には46億円へと大幅増収となり、2025年9月期も48億円と成長を続けている。営業利益率は約2%と低く、収益力はまだ弱い。特に海外旅行専門のニッチ市場に強みを持つが、需要の変動や競争激化が課題。規模拡大と収益改善が急務となる。

強み

  • 前年比で売上高が大幅に増加。旅行需要回復の恩恵を受ける。
  • ユーラシア地域に特化し、他社と差別化したサービスを提供。
  • 小規模ながら柔軟な運営で、需要変動に素早く対応可能。
  • 国際観光の回復で、専門旅行への需要が継続的に見込まれる。

課題

  • 営業利益率は2%前後で、コスト上昇に弱く改善が必要。
  • 市場規模が小さく、成長には新規分野への進出が不可欠。
  • 同業の新興企業が台頭し、価格競争や差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がユーラシア旅行社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
14341西菱電機31億円12.2倍
29376ユーラシア旅行社30億円54.1倍
37057エヌ・シー・エヌ30億円19.1倍
49767日建工学30億円10.4倍
59212Green Earth Institute30億円43.1倍
67359東京通信グループ30億円9.3倍
76577ベストワンドットコム30億円
87046TDSE29億円15.8倍
96046リンクバル29億円
103326ランシステム29億円27.6倍
11192Aインテグループ28億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 12件

1986年の創業と旅行業認可の取得

1986年2月、東京都千代田区飯田橋に株式会社ユーラシア旅行社を設立し、海外旅行専門会社として業務を開始した。同年3月に運輸大臣登録一般旅行業代理店業の認可(第4413号)を取得、1990年7月には一般旅行業第975号の認可を受け、自社企画ツアーの販売体制を整えた。創業者の井上利男が起業家精神を基に、知的満足を追求する旅行を志向した。

子会社設立と証券取引所への上場

1995年5月にIATA公認旅客代理店の認可を取得し、国際航空券の取扱が可能となった。同年8月、添乗業務を担う子会社ユーラシアサービス(資本金1000万円、後に3000万円に増資)を設立した。2001年4月に日本証券業協会に株式を登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。1996年7月には本社を現在地である千代田区平河町に移転している。

市場統合を経て東京証券取引所スタンダードへ

2010年4月、ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場した。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行した。2022年4月の市場区分見直しでは、スタンダード市場に指定された。

コロナ禍からの回復と中期経営計画の策定

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年9月期の営業収益は2億円まで落ち込んだが、2025年9月期には46億円まで回復した。2024年12月にCxO制度を導入し経営の迅速化を図り、2025年7月にはROE10%以上を目標とする中期経営計画を公表した。配当方針もDOE10%以上に変更し、2026年9月期には1株当たり50円の配当を予想する。

年表12件を開く

1980年代

  • 1986年2月創業株式会社ユーラシア旅行社(本店住所:東京都千代田区飯田橋3-11-5)を設立、海外旅行専門会社として業務を開始
  • 1986年3月運輸大臣登録一般旅行業代理店業第4413号認可登録

1990年代

  • 1990年7月運輸大臣登録一般旅行業第975号認可登録
  • 1995年5月IATA(国際航空運送協会)公認旅客代理店認可
  • 1995年8月株式会社ユーラシアサービス(連結子会社)を資本金1,000万円にて設立し、添乗業務を請け負う子会社とする(2000年1月12日に増資し、資本金3,000万円となる)
  • 1996年7月現在地に本社移転
  • 1999年10月日本旅行業協会ボンド保証会員

2000年代

  • 2001年4月株式を日本証券業協会に登録
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業収益向上
  • 営業利益向上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    知的円熟層への特化とファン拡大

    自然、文化、芸術、人間といった知的テーマを打ち出した独自の海外旅行商品を提供し、ありきたりでない旅行で顧客の支持を集め、ファンを拡大する。

  2. 02

    人材の知力とサービス力の向上

    旅行商品の企画力と添乗サービスの質を高めるため、IT技術を活用した学習・教育のモチベーション向上に注力し、知恵の共有を推進する。

  3. 03

    公正・透明な経営と評価制度

    経営における公正さ、透明性、説明責任を重視し、特に人材評価においてこれらの姿勢を徹底する。従業員だけでなく全てのステークホルダーに対して果たす。

  4. 04

    専門性による勝ち残り戦略

    業界の変化に対応し、誰でもできる仲介ではなく、自社にしかできない専門領域と強みで顧客の信頼を獲得し、勝ち残り組を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で93人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は539万円で、9期前と比べて8.0%平均年齢は39.3歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月93
2017年9月94
2018年9月95
2019年9月58638.713.390
2020年9月51239.013.5103
2021年9月38642.116.690
2022年9月39343.417.879
2023年9月47043.918.573
2024年9月55040.115.183120
2025年9月53939.314.093108

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率68.4%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都千代田区27百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ユーラシアサービス
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は48億円営業利益1億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.3%、利益が+0.0%。

売上高
+4.3%
48億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
2.1%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高57億円48億円
営業利益0億円1億円
純利益0億円1億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は41億円、営業利益は0億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2017年4Q520
2018年4Q540
2019年4Q570
2020年4Q23−1
2021年4Q20
2022年4Q50
2023年4Q290
2024年4Q4612.21
2025年4Q4812.11
2026年3Q4100.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は64億円から48億円へ75%に減った。直近期の営業利益率は2.1%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月6432
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年9月65−1−1
2014年9月6600
2015年9月6000
2016年9月5010
2017年9月5221
2018年9月5400
2019年9月5721
2020年9月23−1−1
2021年9月2−1−1
2022年9月5−1−1
2023年9月29−1−1
2024年9月46112.21
2025年9月48112.11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高48億円のうち、営業利益として残るのは1億円2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金81.3%39億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.7%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比5.5pt
2.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.0pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
6.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は20億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月20−1226
2013年9月00−1025
2014年9月00−1024
2015年9月−21−1−122
2016年9月−2−1−1−318
2017年9月03−1320
2018年9月04−1423
2019年9月20−1224
2020年9月−800−816
2021年9月010116
2022年9月−100−115
2023年9月10116
2024年9月300319
2025年9月10−1120

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は32億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は57.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月40251563.3
2013年9月39241560.7
2014年9月38231559.1
2015年9月35221362.6
2016年9月31201163.8
2017年9月34211361.7
2018年9月33211261.9
2019年9月34211361.1
2020年9月2220289.1
2021年9月2119288.2
2022年9月2217578.0
2023年9月2617963.7
2024年9月29171259.7
2025年9月32181457.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
20億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
13億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
14億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中22位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中438位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.3%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
6.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥825で、1年前と比べて+20.6%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥825-1.1%1ヶ月+3.0%1年+20.6%時価総額30億円
過去52週の値幅
安値¥683高値¥997

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)54.1倍
PBR1.89倍
配当利回り6.06%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月22日に813円まで上昇し、その後は800円前後で推移しています。8月12日には806円で、25日移動平均線(804.32円)をわずかに上回っています。75日線(794.59円)も上回っており、中期的な上昇トレンドにあります。52週高値(997円)からは約19%下落し、年初来上昇率は23.76%です。RSIは45.83と中立圏で、出来高は8月5日に8400株とやや増加しましたが、総じて低水準です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PER52.71倍は業界平均22.9倍を大きく上回り、PBR1.85倍は平均3.26倍を下回るが、PERの高さが際立つ。配当利回り6.2%は平均2.53%を上回り、配当性向93%と高水準だが、純利益が小規模で持続性に不安。ROE6.3%は低く、収益力に見合った評価とは言えない。業績は徐々に回復しているものの、市場期待が先行しており、割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)54.1倍23.4倍
PBR1.89倍3.51倍
ROE6.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

旅行需要の回復で業績は改善傾向にあるが、地政学リスクや円安、感染症再燃などが懸念。強気派は専門性による高付加価値ツアーの需要拡大と収益性向上を期待。弱気派は特定地域への依存度の高さと外的要因による脆弱性を指摘。収益の安定性と成長性の両面から、今後の中長期的な需要動向が争点。

プラスに働く材料7
  • 専門性で差別化

    ユーラシア地域の専門知識を活かした企画力が他社と一線を画す

  • 需要回復で増収

    2024年9月期は売上高46億円と前期比で大幅増

  • 高付加価値志向

    富裕層向けツアーは単価が高く収益性向上に寄与

  • 配当利回り6.2%と高水準継続影響

    株価806円で配当利回り6.2%。業績が低くてもインカムで支えられる。

  • 売上高29→46→48億円と3期増収通年影響

    2025年9月期売上高48億円、前期比+4%。増収基調が続く。

  • 純利益1億円と2期連続黒字通年影響

    2024年9月期1億円、2025年9月期も1億円。赤字脱却後の黒字定着。

  • 株価1年で23.76%上昇と需給良好不定影響

    株価806円、前年比+23.76%。短期的に上昇トレンドが続く。

マイナスに働く材料7
  • 地政学リスク

    ロシア情勢悪化でツアー中止や需要減のリスク

  • 依存度の高さ

    特定地域に集中、需要変動の影響を直接受ける

  • 小規模で競争力

    大手旅行会社の参入でシェア奪取の懸念

  • PER52.71倍と極めて割高通年影響

    純利益1億円、時価総額30億円でPER52.71倍。業績悪化時の下落余地大。

  • 営業利益率2.08%と極低水準継続影響

    営業利益1億円・営業利益率2.08%。売上高の小幅減でも赤字転落の懸念。

  • 来期予想PERが未公表決算発表後影響

    予想PERデータがなく、業績見通しの透明性が低く評価が定まらない。

  • 時価総額30億円の超小型株継続影響

    時価総額30億円、外国人持分1.14%。流動性が極めて低く売買に注意。

次の決算で確かめる点
旅行需要回復率
コロナ前水準への回復が業績の鍵
海外ツアー参加者数
主力商品の販売動向を示す
富裕層ツアー単価
高付加価値戦略の成果を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から8.8%いまの株価に対する利回りは6.06%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
6.06%
いまの株価に対して
配当性向
93.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月22
2017年9月220.061.3
2018年9月220.01279.1
2019年9月220.062.0
2024年9月3454.538.9
2025年9月31−8.893.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,608人。区分でいちばん多いのは個人・その他84.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.8%を占め、残る87.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他85.083.884.483.985.584.8
事業法人13.113.513.214.213.012.6
証券会社1.31.11.71.10.81.3
外国法人0.41.10.30.40.41.1
金融機関0.20.40.30.40.30.3
外国人個人0.00.10.10.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01井上 利男50.11
02㈲ホワイトサクセス11.22
03塩田 和嗣2.30
04河内 友里江2.17
05㈱旅倶楽部1.17
06佐々木嶺一1.15
07加藤 幸一1.15
08加藤 和美1.15
09井上 勝仁0.98
10島村 浩0.81

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−99%、1株純資産は14期で−99%。直近期のROEは6.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月4,85567,8247.310.442.5
2013年9月−23640−3.5
2014年9月−10610−1.5
2015年9月45860.7122.9463.2
2016年9月−11535−2.0
2017年9月375746.715.361.3
2018年9月15560.3379.11279.1
2019年9月355656.214.762.0
2020年9月−19535−3.5
2021年9月−34502−6.5
2022年9月−34468−6.9
2023年9月−15453−3.3
2024年9月334747.015.338.9
2025年9月315006.323.493.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額39百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
井上利男代表取締役会長CEO6918,491
山田則子取締役社長COO5781
杉浦康晴取締役CFO55
河井良成取締役6330
高橋淑夫常勤監査役9190
加藤純二監査役6590
田鍋晋二監査役61

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)33311
社外取締役462

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容391字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社1社により構成されており、独自の企画による海外旅行商品の販売を主たる業務としております。 当社グループの企画販売する海外旅行商品は、自然・文化・芸術・人間をテーマに全世界を舞台とした観光内容重視のものであり、新しいライフバリューの創造を目指した、自社オリジナルツアーの企画・販売を行っております。 子会社の当該事業に係る位置付けは、当社主催ツアーにおける添乗員の派遣であり、当社独自の取扱地域や旅程日程を熟知した、当社専属添乗員の育成を行っております。 以上述べた事項の系統図は下記のとおりであります。 (注) 当社グループは、旅行業以外の事業は営んでおらず、事業内容の記載を省略しております。なお、「第2事業の状況」以降においてセグメントに関連付けて記載すべき事項につきましては、同様に省略しております。
経営方針・対処すべき課題1,645字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、海外旅行において知的満足や精神的な喜びを強く求める円熟層を対象に、世界170ヶ国以上を舞台に、当社独自の海外旅行企画を販売しております。そうした円熟層のニーズに応えるため、自然、文化、芸術、人間という知的テーマを強く打ち出した旅行商品の品揃えと、訓練された添乗サービス、コミッション目当てに免税店へ立ち寄ることなく観光時間を充実させるなど、上質なツアー運営を目指しています。そのようにありきたりでない旅行商品の販売で強みを発揮し当社のファンを拡大するため、それを担う「人材」の知力とサービス力を高めることが最大の経営課題であり、当社は、知恵の共有のためIT技術を積極的に活用し、学習や教育のモチベーション向上に力を入れております。 人づくりのために、当社グループは経営における公正(フェア)さと透明性と説明責任を重視し、特に、人の評価に関して、その姿勢を徹底いたします。 公正さと透明性と説明責任は、従業員に対してだけでなく、当社グループの企業活動に関わる全ての人々に対して果たされるべきものであり、そのことを重要な経営方針として、当社は企業活動を推進いたします。 (2)経営環境 当連結会計年度における我が国経済は、インフレーションをはじめとした経済指標、地政学リスク、各国の外交・通商政策といった国際的な影響をより意識する環境にありました。このような環境下にあるものの、国内株式市場の上昇及び株高がもたらす資産効果、賃金上昇の定着など、我が国経済は全体としてなだらかな上昇を維持しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略と目標とする経営指標 インターネットを通じた航空券販売や、航空券販売における旅行会社の手数料の減少など、旅行会社の淘汰や、旅行会社同士の合併などによって、旅行業は急激な変化を余儀なくされております。しかしその変化の本質は、仲介業者としての旅行会社の役割が消失するということであり、旅行会社が旅行商品をプロデュースする役割が無くなるということではありませんし、そのニーズも依然として強くあります。 すなわち、誰でもできるチケットの仲介業ではなく、その会社にしかできない専門領域を持ち、その強みで顧客の信頼を勝ち取ることによって、旅行業界内において勝ち残り組の立場を築けると考えております。 当社グループとしてはその考えのもと、知的・精神的円熟層というコアターゲットの支持を集めながら、その層の顧客を着実に拡大していくことを中長期的な会社の経営戦略の中心に置いております。 経営指標としては、「営業収益」及び「営業利益」に着目しており、引き続き営業収益及び営業利益の向上に努めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 海外旅行需要については、新型コロナウイルス感染拡大の影響を、概ね脱したものと判断しております。その一方で、海外情勢不安による不透明さは残っておりますが、引き続き安全性の高い地域を中心とする積極的な販売活動・宣伝効果を狙った戦略を通じて業容の回復・拡大に努めてまいります。また、為替変動による粗利への影響につきましては、価格転嫁の進行によりこの影響を解消してまいります。DX/AIを活用した売上向上や経費削減を図るための投資を計画しております。 当社グループは今後も、従来から確保してきたリピーター層を中心とする顧客基盤を基礎として業績の進展に努めてまいります。同時に、顧客の支持を確固たるものとするために、引き続き顧客との綿密なコミュニケーションに努め、知的好奇心や精神的喜びに応える旅づくりを通じて上質なサービスを提供し続けるよう努めてまいります。
事業等のリスク736字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、主として以下のようなものがあります。当社グループはこれらのリスクの発生の可能性を認識した上で、その予防や分散、リスクヘッジ等を実施していく方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)海外の政治情勢、戦争、紛争、テロ事件、自然災害等の影響 当社グループは海外旅行の企画・販売を事業としており、海外諸地域の安全性が損なわれる事態が生じた際、当初計画していた旅行の催行取り止め等により、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当該事象の程度によっては、顧客心理への悪影響から海外旅行需要自体の低下により、大幅な収益の減少に見舞われ、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)外国為替相場の変動の影響 当社グループは、海外旅行の販売に伴い、仕入原価の約半分を占める地上費について外貨支払の割合が高いために、外国為替相場の変動が業績等に影響を及ぼす可能性があります。 商品の価格決定にあたっては、価格決定時の為替相場に応じた設定を行うとともに、取扱予想外貨に基づく為替予約を行う形をとっておりますが、予想を超える大幅な為替相場の変動が発生した場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)世界的な感染症拡大の影響 新型インフルエンザや、新型コロナウイルス感染症など、感染症や伝染病の世界的な感染拡大(パンデミック)が生じた場合には、日本と海外との間に渡航制限が設けられること等により、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,097字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、インフレーションをはじめとした経済指標、地政学リスク、各国の外交・通商政策といった国際的な影響をより意識する環境にありました。このような環境下にあるものの、国内株式市場の上昇及び株高がもたらす資産効果、賃金上昇の定着など、我が国経済は全体としてなだらかな上昇を維持しております。 当社は、1986年の創業以来、創業者である代表取締役井上利男の起業家精神とホスピタリティを源泉に、お客様の知的満足や精神的喜びに応える上質な旅行を提供してまいりました。これら創業の精神はそのままに、アフターコロナにおける旅行およびそれを取り巻く環境の変化に対応すべく、チーフオフィサー(CxO)制度を導入し(2024年12月24日公表)、経営の迅速化と環境変化への対応力の向上を図ってまいりました。 2025年7月31日には「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応および中期経営計画の策定並びに配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」を公表いたしました。従来は、有事の備えとして社内留保を厚くしており、その結果コロナ禍を切り抜けることが出来ました。また、コロナ禍以前は年間22円の安定配当を実現しておりました。今期は新たに、資本コストや株価についてより意識した経営の実現を図るべく、ROE10%以上を目標として公表するに至りました。 また、配当方針についても、資本コストや株価についてより意識した計画を定めました。すなわち、翌事業年度の配当を、当連結会計年度の連結株主資本の10%以上(DOE10%以上)とすることを目標といたしました。その結果、翌事業年度(2026年9月期)の配当は、当連結会計年度(2025年9月期)の連結株主資本1,835百万円の10%以上となる、1株当たり50円を予想しております。 当社グループにおきましては、海外旅行需要の回復の波に乗るべく、広告宣伝費を増加させるとともに、コロナ下で凍結しておりました設備投資計画を再開しております。また、今後の収益源とすべくインバウンドや、富裕層の個人旅行、インフルエンサーとの企画商品の開発も行っております。翌連結会計年度の2026年2月13日に迎える創業40周年に向け、記念商品の企画も進めております。 給与・採用面では、給与のベースアップを予定通り実施しております。加えて、より一層の事業展開に資するべく、積極的な人材採用を実施した結果、当連結会計年度の入社数は、前連結会計年度の入社数と同程度を確保いたしました。翌連結会計年度の入社予定者数も、当連結会計年度と同等以上となっております。 以上の結果、当連結会計年度の営業収益は4,787百万円(前年同期比4.1%増加)、営業利益は115百万円(前年同期比7.7%増加)、経常利益は123百万円(前年同期比2.9%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は113百万円(前年同期比5.5%減少)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における資産合計は3,219百万円(前期比9.8%増)、負債合計は1,374百万円(前期比16.2%増)、純資産合計は1,844百万円(前期比5.5%増)となっております。自己資本比率は57.3%であります。 当社グループの事業の特徴として、営業収益については旅行代金について前受金の形で入金されます。資金については、事前の入金を前提としていることから、無借金経営を継続しており、借入金残高はありません。同時に顧客からの預り金の性質を有していることに鑑み、前受金相当の資金につきましては、価値変動リスクにさらすことなく、現金及び現金同等物として保有することを基本方針としております。また、米国同時多発テロ事件や新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に見られますように、世界情勢の影響によるリスク等の存在する点から、自己資本の充実及び内部留保の確保による経営の安定性についても、引き続き留意してまいります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が123百万円となり、旅行前受金の増加185百万円、旅行前払金の増加120百万円、営業未収入金の増加56百万円、営業未払金の増加29百万円等の要因により、当連結会計年度末1,991百万円(前期比4.1%増)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、149百万円(前期は349百万円の獲得)となりました。 これは、上述の通り、税金等調整前当期純利益、旅行前受金の増加、旅行前受金の増加、営業未収入金の増加及び営業未払金の増加等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、18百万円(前期は36百万円の使用)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出18百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は51百万円(前期は18百万円の使用)となりました。 これは、配当金の支払額51百万円によるものであります。 ④仕入及び販売の実績 当社グループは、旅行業を主たる事業としているため、生産及び受注の実績の記載は該当がありません。従って、仕入実績及び販売実績等についての区分記載を行っております。 (ⅰ)仕入実績 区分   金額(千円)   前年同期比(%) 航空運賃   1,662,158   101.6 地上費   2,029,620   101.9 その他   193,310   99.8 合計   3,885,090   101.7 (ⅱ)販売実績 a.商品販売売上高 区分   金額(千円)   前年同期比(%) 旅行業   4,773,904   104.1 その他売上   13,791   110.9 合計   4,787,696   104.1 (注)1.その他売上は保険料手数料の収入であります。 b.添乗員付主催旅行の渡航先別旅行者数による販売実績 行先   人数(人)   前年同期比(%) ヨーロッパA(南欧)   681   93.0 ヨーロッパB(西欧)   369   106.3 ヨーロッパC(東欧・ロシア)   346   123.6 イスラム諸国   456   95.0 アフリカ   328   85.2 中南米   447   77.2 北米   79   143.6 インド   100   96.2 アジア   145   67.8 中国   96   218.2 シルクロード   387   195.5 オセアニア   135   100.7 国内・その他   3,143   94.3 合計   6,712   97.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 財政状態については、事業の特徴として、営業収益については旅行代金について前受金の形で入金されます。資金については、事前の入金を前提としていることから、無借金経営を継続しており、借入金残高はありません。同時に顧客からの預り金の性質を有していることに鑑み、前受金相当の資金につきましては、価値変動リスクにさらすことなく、現金及び現金同等物として保有することを基本方針としております。また、米国同時多発テロ事件や新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に見られますように、世界情勢の影響によるリスク等の存在する点から、自己資本の充実及び内部留保の確保による経営の安定性についても留意しております。 経営成績については、当社グループは、2020年3月頃から続いた新型コロナウイルス感染拡大の影響を概ね脱し、今後は更なる成長を実現すべく新規の顧客開拓にも一層力を入れてまいります。成長の実現にあたっては、ROE10%以上を目標とする中期経営計画を策定・公表し、成長実現の基礎といたしました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 資本の財源につきましては、外部からの借入金はなく、100%自己資金で賄っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載の通りであります。 連結財務諸表の作成にあたり、重要となる会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 中期経営計画中期経営計画(補足アップデート版)の追加公表に関するお知らせ2026-08-04

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。