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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

芝浦機械

SHIBAURA MACHINE CO., LTD.6104 · Prime · 機械

射出成形機、ダイカストマシン、工作機械、産業用ロボットまで手掛ける機械メーカー。

概要

芝浦機械は、工作機械、成形機、制御機械を三本柱とする産業機械メーカーである。1938年に株式会社芝浦製作所(現・東芝)の出資で創業。金属切削・研削・放電加工機、ダイカストマシン、樹脂射出成形機、産業用ロボットなどを手掛け、自動車や航空機部品の加工に強みを持つ。連結従業員3,175名。2026年3月期の連結売上高は1,328億円、海外売上比率は69.7%に達し、中国、インド、東南アジア、欧州、北米に生産・販売拠点を広げる。

三つの事業セグメントが支える収益構造

連結売上高の約74%を占める成形機事業(射出成形機、押出成形機、ダイカストマシン)が最大のセグメントである。射出成形機は自動車部品や家電向け、ダイカストマシンはアルミ・亜鉛合金の精密部品量産に使われる。工作機械事業はNC旋盤やマシニングセンタを扱い、売上高の約19%を占める。制御機械事業は産業用ロボットやCNC装置、サーボモータを提供し、工場自動化需要に対応する。2026年3月期のセグメント別営業利益は、成形機が27億円、工作機械が20億円、制御機械が4億円の損失となった。

世界38カ国以上に広がる生産・販売網

国内の沼津工場(静岡県)を主力生産拠点とし、中国(上海、安徽、深圳)、インド、タイ、ドイツ(LWB)、米国などに製造子会社を持つ。販売子会社はシンガポール、インドネシア、ベトナム、台湾、香港、カナダ、欧州にも配置され、アフターサービスまで一貫して提供する。2026年3月期の海外売上高比率は成形機で80.0%、工作機械で51.7%と高く、特にアジア地域が収益の柱である。近年はインド工場の増設やドイツ企業買収により、成長市場への浸透を加速している。

売上高1,300億円規模、堅実な財務体質

過去10年の連結売上高は900億~1,700億円の範囲で推移。2025年3月期には1,682億円の過去最高を記録したが、2026年3月期は中国向けリチウムイオン電池関連装置の減少などで1,328億円に減収した。純利益は2025年3月期の179億円から10億円に急減したが、これは固定資産売却益の反動や買収に伴うのれん減損が主因である。自己資本比率は68.3%と高水準で、有利子負債はほぼゼロ。キャッシュフロー対有利子負債比率はマイナスとなるなど、財務の健全性は高い。

業界の中での役割は産業機械メーカー(成形機・工作機械・制御機械)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,328億円
営業利益
44億円
営業利益率
3.3%
純利益
10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01成形機業界主力

射出成形機(プラスチック成型用)と押出成形機、ダイカストマシン(金属成型用)の製造・販売。自動車部品、家電、日用品等の製造に使用される。日本、中国、タイ、インド、欧州等に生産拠点を持ち、グローバルに販売。

主な製品・サービス3
射出成形機
溶かした樹脂を金型に射出して成形する機械。自動車部品や家電筐体等のプラスチック製品の量産に使用。
押出成形機
樹脂やゴムを連続的に押し出して成形する機械。パイプやシート等の長尺製品の製造に使用。
ダイカストマシン
溶かした金属を金型に高速射出して成形する機械。アルミや亜鉛合金の精密部品の量産に使用。

02工作機械業界準主力

工作機械(NC旋盤、マシニングセンタ等)の製造・販売。主に金型や機械部品の加工向け。日本、中国、インド等で販売。

主な製品・サービス1
工作機械
金属やその他の材料を切削・研削する機械。金型や精密部品の加工に使用される。

03制御機械業界準主力

産業用ロボット、サーボモータ、CNC装置、電子制御装置の製造・販売。工場の自動化・省力化ニーズに対応。子会社テクノリンクが合理化・省力化システムの企画設計も行う。

主な製品・サービス2
産業用ロボット
工場内で溶接、組立、搬送などを行う自動化機器。製造ラインの省力化に貢献。
電子制御装置
工作機械やロボットを制御するためのコントローラやサーボドライブ。

製品と技術

射出成形機とダイカストマシン

射出成形機は樹脂を溶かして金型に射出し、自動車部品や家電筐体などを量産する機械。芝浦機械は油圧式と電動式の両方をラインアップし、インド工場では増産と電動機生産を開始した。ダイカストマシンはアルミや亜鉛合金の精密部品を高速成形する装置で、自動車のエンジン部品や構造部材向けに強みを持つ。2021年には世界最大級となる型締力12,000tの超大型機を受注し、ギガキャスト対応をリードする。低圧鋳造技術の開発も進行中である。

工作機械と超精密加工機

NC旋盤やマシニングセンタなどの工作機械は、金型や機械部品の切削・研削に使用される。自動車、航空機、建設機械など幅広い産業に供給され、特に高硬度材の加工に定評がある。超精密加工機はサブミクロン単位の精度を誇り、光通信向けコネクタ金型や半導体関連部品の加工に活用される。AI普及によるデータセンター需要増加に伴い、中国向け光通信分野の販売が拡大している。2026年3月期の工作機械事業受注高は349億円と前年比45%増となった。

産業用ロボットと電子制御装置

制御機械事業に含まれる産業用ロボットは、溶接、組立、搬送などの工程自動化に対応する。サーボモータやCNC装置は自社製で、工作機械やロボットの制御に不可欠である。子会社テクノリンクは、合理化・省力化システムの企画設計から製造販売まで手掛ける。また、東栄電機がサーボモータの製造を担当する。2026年3月期の制御機械事業売上高は65億円で、国内の電子制御装置需要が中心。営業損失計上となったが、生産年齢人口減少に伴う自動化ニーズに応える位置づけである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

工作機械で中堅、収益変動大きく課題

当社は工作機械・産業機械を手掛ける中堅メーカー。売上高は直近1,600億円超で、同業の日本製鋼所(非開示)や三浦工業(約2,000億円)と比較し規模は中程度。近年は営業利益率が低下傾向で、2025/3期8.4%から2026/3期3.3%への急減が計画され、収益の不安定さが浮き彫りに。海外展開や製品ミックス改善が急務。

強み

  • 射出成形機や工作機械など多様な製品群を持ち、需要変動に対応可能
  • 長年構築された国内代理店ネットワークにより安定した顧客基盤を確保
  • 長い歴史を持つメーカーとして、機械設計・製造のコア技術を保有
  • 特定の産業機械で高いシェアを持ち、差別化が可能

課題

  • 業績が市況に左右されやすく、2026/3期は営業利益率が急減する見通し
  • 売上に占める海外比率が低く、成長市場を取り込めていない可能性
  • 三浦工業など同業他社との競争が激しく、差別化が課題

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

工作機械・FAの時価総額近傍。太字が芝浦機械

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16866日置電機1,445億円19.4倍
26474不二越1,353億円17.7倍
36480日本トムソン1,267億円29.6倍
46652IDEC1,156億円28.1倍
56455モリタホールディングス1,115億円10.9倍
66104芝浦機械1,105億円102.1倍
76282オイレス工業966億円16.9倍
86143ソディック936億円13.3倍
96454マックス839億円23.5倍
106381アネスト岩田811億円14.3倍
116413理想科学工業801億円16.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

東芝の一部門から独立した1938年

1938年12月、株式会社芝浦製作所(現・東芝)の出資により芝浦工作機械株式会社として創立された。翌1939年には神奈川県に鶴見工場を開設し、電気を応用した大型工作機械の製作を開始。1942年には沼津工場を開設し、中型精密工作機械の生産に着手した。第二次世界大戦中は軍需向けの生産も行い、戦後の1945年には社名を芝浦工機株式会社に変更し、工作機械以外の産業機械にも進出した。

戦後の再編と東芝機械への統合

1949年3月、企業再建整備法に基づき各工場ごとに独立会社として分割され、沼津工場を母体に株式会社芝浦機械製作所が設立された。同年8月、東京証券取引所に上場。1961年6月、鶴見工場を母体とする芝浦工機株式会社と合併し、社名を東芝機械株式会社に変更。同年10月には大阪証券取引所第1部にも上場した。この合併により、工作機械と産業機械の両軸を持つ総合機械メーカーとしての基盤が固まった。

海外市場開拓と事業拡大の1970~80年代

1974年4月、米国に販売現地法人(現SHIBAURA MACHINE COMPANY, AMERICA)を設立。同年にはダイカストマシンのサービス子会社や設備保全子会社を設立し、事業の多角化を進めた。1978年にはシンガポール法人を設立、1989年にはタイ、台湾、欧州にも相次いで現地法人を設立した。1980年代には相模事業所に新機械工場や射出成形機工場を建設し、生産能力を増強。御殿場事業所も開設し、マシニングセンタの専用工場とした。

事業再編と本社移転の1990年代

1990年代はバブル崩壊後の需要減退を受け、事業再編が進められた。1999年4月、食品機器部門の生ビールディスペンサー事業をホシザキ電機へ譲渡。同年、本社機能を東京から沼津へ移転し、沼津本社とした。2001年には印刷機械部門のオフセット輪転機事業を小森コーポレーションに営業譲渡。半導体製造装置部門についても2002年に分社化し、株式会社ニューフレアテクノロジーに承継した。この間、多くの子会社の統廃合も行われた。

成長市場へのシフトと新たな挑戦(2010~2020年代)

2010年代以降、自動車の電動化やギガキャスト技術の台頭に対応し、超大型ダイカストマシン(型締力12,000t)の開発・受注に成功。射出成形機ではインド市場に注目し、2020年代に工場増設と電動機生産を開始した。2024年にはドイツの竪型射出成形機メーカーLWB Steinl GmbH(現SHIBAURA MACHINE LWB GmbH)を買収し、欧州市場への再進出の足掛かりとした。中国ではOEM委託への移行や安徽省への新工場設立を進める一方、上海工場は閉鎖する方針である。

中期経営計画の修正と緊急対応

2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「中計2026」では、定常的な売上高2,000億円を目標に掲げたが、EVシフトの遅延や米国関税政策の影響で自動車関連の設備投資が停滞し、目標達成は困難となった。2025年11月には「26年度緊急対応」を公表し、原価低減や販売拡大のスピードを加速する方針を示した。2026年3月期の売上高は1,328億円、営業利益44億円と計画を下回ったが、自己資本比率68.3%と財務基盤は強固である。

年表44件を開く

1930年代

  • 1938年12月創業株式会社芝浦製作所(現.株式会社東芝)の出資によって芝浦工作機械株式会社創立。
  • 1939年3月鶴見工場を開設し、電気を高度に応用した強力大型工作機械の製作を開始。

1940年代

  • 1942年4月沼津工場を開設し、中型精密工作機械の生産に着手。
  • 1945年9月社名を芝浦工機株式会社と変更し、工作機械のほか各種産業機械の生産を開始。
  • 1949年3月創業企業再建整備法に基づき各工場ごとに独立会社として発足することとなり、沼津工場を母体とした株式会社芝浦機械製作所を設立。
  • 1949年8月上場株式を東京証券取引所に上場。

1960年代

  • 1961年6月創業芝浦工機株式会社(1949年4月、鶴見工場を母体として設立)と合併し、社名を東芝機械株式会社と変更。
  • 1961年10月上場株式を大阪証券取引所(第1部)に上場。
  • 創業株式会社東芝機械研削研究所設立(1964年1月、九州東芝機械株式会社と改称)。
  • 1964年9月相模工場を開設。

1970年代

  • 1972年3月相模事業所に大型産業機械工場を建設し、鶴見工場を全面的に移転。
  • 1974年4月米国現地法人 TOSHIBA MACHINE COMPANY,AMERICA(現.SHIBAURA MACHINE COMPANY,AMERICA)[現.連結子会社]設立。
  • 1974年7月創業株式会社東芝機械ダイカストエンジニアリング設立(ダイカストマシンのサービス部門を独立)。
  • 1974年10月創業東芝機械設備工業株式会社設立(設備保全・運輸部門を独立)。
  • 1976年6月創業株式会社東芝機械プラスチックエンジニアリング設立(プラスチック加工機械のサービス部門を独立)。
  • 1978年7月シンガポール現地法人 TOSHIBA MACHINE SOUTH EAST ASIA PTE.LTD.(現.SHIBAURA MACHINE SINGAPORE PTE.LTD.)[現.連結子会社]設立。

1980年代

  • 1981年3月相模事業所に新機械工場完成(ダイカストマシン・印刷機械の機械加工工場)。
  • 1983年4月創業株式会社東芝機械マシンツールエンジニアリング設立(工作機械のサービス部門を独立)。
  • 1984年10月相模事業所に射出成形機工場完成(沼津事業所から小型機種の製造部門を移転)。
  • 1987年10月御殿場事業所開設(沼津事業所からマシニングセンタ及び汎用工作機械の製造部門を移転)。
  • 1988年4月創業カナダ現地法人 TOSHIBA MACHINE COMPANY CANADA LTD.設立。
  • 1989年4月創業ヨーロッパ現地法人 TOSHIBA MACHINE (EUROPE) G.m.b.H.設立。
  • 1989年5月タイ現地法人 TOSHIBA MACHINE (THAILAND) CO.,LTD.(現.SHIBAURA MACHINE (THAILAND) CO.,LTD.)[現.連結子会社]設立。
  • 1989年6月創業台湾現地法人 TOSHIBA MACHINE TAIWAN CO.,LTD.(現.SHIBAURA MACHINE TAIWAN CO.,LTD.)設立。

1990年代

  • 1993年4月創業東芝機械テクノ株式会社設立(技術業務区分会社)。
  • 創業株式会社東芝機械マイテック沼津設立(製造業務区分会社)。
  • 1993年6月創業株式会社東芝機械マイテック相模設立(製造業務区分会社)。
  • 創業株式会社東芝機械マシナリーシステムコンサルタント設立(営業業務区分会社)。
  • 1993年10月創業東芝機械ハイドロサービス株式会社設立(油圧機器のサービス部門を独立)。
  • 1994年7月創業東芝機械環境センター株式会社設立(環境管理・測定部門を独立)。
  • 1995年5月香港現地法人 TOSHIBA MACHINE HONG KONG LTD.[連結子会社]設立。
  • 1996年1月創業タイ現地法人 TMT SERVICE & ENGINEERING CO.,LTD.設立。
  • 1996年10月M&A子会社 朝比奈機械株式会社(資本金150百万円)を吸収合併。
  • 1997年10月創業東芝機械プレスエンジニアリング株式会社設立(印刷機械のサービス部門を独立)。
  • 1998年4月中国現地法人 SHANGHAI TOSHIBA MACHINE CO.,LTD.(現.SHANGHAI SHIBAURA MACHINE CO.,LTD.)[現.連結子会社]設立。
  • 1999年4月食品機器部門の生ビールディスペンサー等をホシザキ電機株式会社へ事業移管。
  • 本社機能を東京から沼津へ移転し、沼津本社とする。
  • 1999年9月東芝機械ハイドロサービス株式会社解散。

2000年代

  • 2000年2月株式会社芝機設計解散。
  • 2000年4月M&A株式会社東芝機械マイテック沼津が、東芝機械テクノ株式会社、株式会社東芝機械マイテック相模を吸収合併。
  • 2001年1月M&A東芝機械設備工業株式会社が、株式会社東芝機械マシンツールエンジニアリング、九州東芝機械株式会社を吸収合併し、社名をティ・エム・マシナリー株式会社とする。
  • 2001年4月印刷機械部門のオフセット輪転機事業を、株式会社小森コーポレーションに営業譲渡。
  • 2002年6月中国(上海)に製造現地法人 TOSHIBA MACHINE (SHANGHAI) CO.,LTD.(現.SHIBAURA MACHINE (SHANGHAI) CO.,LTD.)[現.連結子会社]設立。
  • 2002年8月半導体装置部門を分社化し、株式会社ニューフレアテクノロジーに承継。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで2,000億円(定常的)
  • 売上高2030年度まで3,000億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    射出成形機のグローバル強化

    インド工場増産による需要取り込みと原価低減、中国でのOEM委託・新法人設立による競争力強化、ドイツ企業買収による欧州市場再進出とクロスセル推進。

  2. 02

    次世代モビリティ・電池対応

    ギガキャスト向け低圧鋳造技術開発、超大型ダイカストマシン(6,000~12,000t級)のラインアップ拡充、ドライ電極や全固体電池技術への投資。

  3. 03

    新市場開拓と事業ポートフォリオ変革

    超精密加工機の北米拡販、データセンター向け電池需要取り込み、工作機械は建設・航空・防衛などに注力。サービス事業強化と自動化ニーズ対応で利益率改善。

  4. 04

    生産効率向上とDX投資

    沼津工場再編、押出成形機テクニカルセンター建設、全社基幹システム更新、DX推進、M&Aやアライアンス活用による企業価値向上投資。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,175人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は706万円で、9期前と比べて+11.2%平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は19.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,236
2018年3月3,273
2019年3月63543.119.23,346
2020年3月62142.918.83,360
2021年3月55542.918.23,081
2022年3月57743.118.93,049
2023年3月64243.619.43,037
2024年3月64843.619.33,057
2025年3月71943.719.52,982473
2026年3月70643.819.63,175139

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率89.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 6 / 海外 13、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
MFLP座間 — 神奈川県座間市9,642百万円
その他
沼津本社 — 静岡県沼津市6,337百万円
成形機・工作機械・制御機械
成形機・工作機械 — SHIBAURA MACHINE INDIA PRIVATE LIMITED (インド チェンナイ市)5,763百万円
御殿場工場 — 静岡県御殿場市5,497百万円
成形機・工作機械
相模工場 — 神奈川県座間市1,327百万円
成形機・制御機械
成形機・工作機械 — 芝浦機械エンジニアリング㈱(静岡県沼津市)1,298百万円
制御機械 — 東栄電機㈱(静岡県三島市)1,048百万円
成形機 — SHIBAURA MACHINE MANUFACTURING (THAILAND) CO.,LTD. (タイ ラヨーン県)748百万円
成形機・工作機械 — SHIBAURA MACHINE COMPANY,AMERICA (米国 イリノイ州)732百万円
制御機械 — テクノリンク㈱(愛知県岩倉市)395百万円
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    芝浦機械エンジニア リング株式会社
    静岡県 沼津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ファンクショナル・フルイッド
    大阪府 大阪市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東栄電機株式会社(注)2
    静岡県 三島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    テクノリンク株式会社
    愛知県 岩倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    芝浦セムテック 株式会社
    静岡県 沼津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    芝浦産業株式会社
    静岡県 沼津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHIBAURA MACHINE (SHANGHAI) CO.,LTD.
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHIBAURA MACHINE (ANHUI) CO.,LTD.
    中国 安徽省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHANGHAI SHIBAURA MACHINE CO.,LTD.
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHIBAURA MACHINE (SHENZHEN) CO.,LTD.
    中国 深せん市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHIBAURA MACHINE MANUFACTURING (THAILAND) CO.,LTD. (注)2、3
    タイ ラヨーン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHIBAURA MACHINE INDIA PRIVATE LIMITED (注)3
    インド チェンナイ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • SHIBAURA MACHINE (THAILAND) CO.,LTD. (注)3タイ バンコク都100%
  • SHIBAURA MACHINE SINGAPORE PTE.LTD.シンガポール100%
  • PT. SHIBAURA MACHINE INDONESIA (注)3インドネシア ジャカルタ 首都特別州100%
  • SHIBAURA MACHINE VIETNAM COMPANY LIMITEDベトナム ハノイ市100%
  • SHIBAURA MACHINE COMPANY,AMERICA (注)2米国 イリノイ州100%
  • SHIBAURA MACHINE LWB GmbH (注)3ドイツ バイエルン州80%
  • SHIBAURA MACHINE EMEA GmbHドイツ バイエルン州100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,328億円営業利益44億円前期と比べると減収減益で、売上が-21.0%、利益が-68.8%。

売上高
-21.0%
1,328億円
営業利益
-68.8%
44億円
純利益
-92.1%
10億円
営業利益率
3.3%
前期比 -5.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,370億円1,328億円
営業利益42億円44億円
純利益20億円10億円
1株あたり配当¥140¥140

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は211億円、営業利益は−7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−39.4%、営業利益は−126.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q34639
2024年1Q348267.527
2024年2Q4715611.9117
2024年3Q276155.410
2024年4Q51225
2025年2Q868849.786
2025年4Q814577.040
2026年2Q676203.018
2026年4Q652243.7−8
2027年1Q211−7−3.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,209億円から1,328億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は3.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,2099879
2014年3月1,1316544
2015年3月1,2446543
2016年3月1,1735048
2017年3月1,1135418
2018年3月1,1697050
2019年3月1,1745641
2020年3月1,1683873
2021年3月9269−29
2022年3月1,0784537
2023年3月1,2325364
2024年3月1,607146179
2025年3月1,6821411418.4126
2026年3月1,32844503.310

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,328億円のうち、営業利益として残るのは44億円3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の0.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.8%914億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.9%370億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%44億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.3pt
3.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.2pt
0.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.8pt
0.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−87億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは−103億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は427億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月74−22−3052383
2014年3月30−15−1715413
2015年3月−5−13−8−18402
2016年3月2823−1851429
2017年3月99−30−19169301
2018年3月68−39−2129308
2019年3月−22−15−18−37256
2020年3月53198−20251480
2021年3月2−15−50−13424
2022年3月113−13−21100517
2023年3月9−6−233509
2024年3月93−38−6755516
2025年3月839−6592543
2026年3月−87−16−35−103427

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,735億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,185億円で、自己資本比率は68.3%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,42279462855.8
2014年3月1,48784264556.6
2015年3月1,59593765858.7
2016年3月1,56393363059.7
2017年3月1,38477161355.7
2018年3月1,48881367554.7
2019年3月1,50783267555.2
2020年3月1,54387067356.4
2021年3月1,34382252161.2
2022年3月1,67083583550.0
2023年3月2,0518911,16043.5
2024年3月2,5321,1171,41544.1
2025年3月1,9961,17282458.7
2026年3月1,7351,18554968.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
379億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
803億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
142億円
在庫として抱えている分
負債合計
549億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率209社中86位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中197位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.9%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.3%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.3%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-21.1%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,450で、1年前と比べて+9.3%過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。

¥4,450-1.0%1ヶ月+10.4%1年+9.3%時価総額1,105億円
過去52週の値幅
安値¥3,650高値¥5,170

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)102.1倍
PER (会社予想)52.6倍
PBR0.90倍
配当利回り3.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は4290円で、25日線(4358円)をわずかに下回り、75日線(4392円)も下回っており、短期的な調整局面にあります。直近1ヶ月では-3.16%下落し、年初来では+13.0%と依然プラス圏です。7月31日に70.7万株と出来高が急増した後、株価は下落基調に転じました。RSIは46.37と中立圏で、50日線より下での推移が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 18/100)

実績PERは98.04倍、予想PERも50.3倍と同業界平均の23.99倍を大きく上回り、割高感が顕著。PBRは0.8564倍と平均1.61倍を下回るが、ROEが0.9%と極めて低く、収益性の低下がPBRに反映し切れていない。配当利回りは3.29%と平均2.61%を上回るが、配当性向が134.9%と超過配当であり、持続可能性に懸念。2026年3月期の純利益は10億円と前期の126億円から大幅減益が見込まれ、PERの高さに対して業績悪化が深刻。割高だが資産価値は下支え要因。

指標この会社業種平均
PER (実績)102.1倍22.7倍
PER (予想)52.6倍
PBR0.90倍1.50倍
ROE0.9%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、半導体・自動車関連需要の変化と収益回復の見通し。強気派は、半導体製造装置やEV関連の需要増加、円安による海外競争力強化を評価する。一方、弱気派は、直近の業績悪化(2026/3期の減収減益予想)、売上高営業利益率の低下、需要サイクルの変動リスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要が牽引

    半導体製造装置の受注増加が期待され、成長のけん引役となる。

  • 円安で輸出に追い風

    海外売上比率が高く、円安は収益を押し上げる要因。

  • EV投資が旺盛

    電気自動車向け部品加工機械の需要が拡大、新たな収益源に。

  • PBR0.86倍で時価総額が純資産を下回る継続影響

    時価総額1056億円に対し純資産約1233億円、PBR0.86倍

  • 配当利回り3.29%と高配当が株価を下支え通年影響

    純利益10億円でも配当利回り3.29%を維持、利回り妙味

  • 外国人保有35.06%と高く海外需要の回復期待継続影響

    外国人保有比率35.06%と高く、業績回復時に買いが強まる

  • 予想PER50.3倍は実績から利益回復の初期段階決算発表後影響

    実績EPS約43円に対し予想EPS約84円と倍増見込み

マイナスに働く材料7
  • 業績悪化が顕著

    2026/3期は売上高・利益とも大幅減、市況悪化の影響が大きい。

  • 高PERで割高感

    PER約98倍と高水準、収益力に対して割高な評価。

  • 需要サイクル変動

    工作機械は景気変動の影響を受けやすく、受注の変動が大きい。

  • 純利益が126億円→10億円へ92%減決算発表後影響

    売上高も1682億円→1328億円へ21%減、最終利益は大幅減

  • 営業利益が141億円→44億円へ69%減通年影響

    営業利益率は8.38%→3.31%へ低下、収益構造が悪化

  • 売上高の21%減と需要低迷が続く決算発表後影響

    売上高1682億円から1328億円へ減少、機械需要の回復遅れ

  • 実績PER98.04倍と割高感が否めない通年影響

    実績純利益10億円ではPER98倍、評価が高い

次の決算で確かめる点
受注残高
今後の売上高を占う重要な先行指標。
工作機械受注額
業界全体の需要動向を示し、業績に直結する。
半導体関連売上比率
成長分野の依存度を測り、業績の安定性を評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり140で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.15%。

年間配当
¥140
1株あたり
配当利回り
3.15%
いまの株価に対して
配当性向
134.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月60
2018年3月7016.736.9
2019年3月757.158.1
2020年3月8513.312.7
2021年3月199134.5
2022年3月75−62.454.8
2023年3月10843.340.3
2024年3月14030.220.3
2025年3月1400.028.3
2026年3月1400.0134.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥140

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,825人。区分でいちばん多いのは外国法人35.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.8%を占め、残る64.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人25.929.034.627.133.235.0
金融機関26.328.930.023.927.232.0
個人・その他40.135.529.138.427.423.8
証券会社2.53.83.15.78.35.3
自己株式19.519.410.410.44.84.7
事業法人5.12.63.24.83.83.8
外国人個人0.10.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)15.79
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)8.52
03野村證券株式会社4.13
04株式会社静岡銀行2.40
05芝浦機械従業員持株会2.19
06BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.16
07芝浦機械取引先持株会1.96
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決裁営業部)1.78
09BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE SEGREGATION ACC FOR THIRD PARTY(常任代理人 香港上海銀行)1.71
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決裁営業部)1.49

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-20
    三井住友信託銀行株式会社
    新規の大量保有報告
    4.09%
    -1.06pt
  • 2026-07-06
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    4.09%
    -0.45pt
  • 2026-06-25
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    6.76%
    +1.53pt
  • 2026-05-21
    大和アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    1.50%
    -3.18pt
  • 2026-04-21
    大和アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.68%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−16%、1株純資産は14期で+860%。直近期のROEは0.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月5252210.58.919.9
2014年3月295545.416.734.2
2015年3月1423,0814.817.826.0
2016年3月1583,0705.110.948.0
2017年3月593,1952.138.1
2018年3月2083,3706.318.036.9
2019年3月1693,4475.013.258.1
2020年3月3043,6058.67.112.7
2021年3月−1203,402−3.4
2022年3月1543,4584.622.254.8
2023年3月2673,6887.511.840.3
2024年3月7424,62217.84.920.3
2025年3月5304,95811.06.828.3
2026年3月445,0130.986.4134.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額246百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
坂元繁友代表取締役社長 社長執行役員 最高経営責任者 最高執行責任者68
大田浩昭代表取締役 専務執行役員 最高財務責任者64
小池純取締役 専務執行役員64
甲斐義章取締役 常務執行役員54
佐藤潔取締役70
岩崎清悟取締役79
寺脇一峰取締役72
早川知佐取締役58
板垣絵里取締役65
髙橋宏取締役(常勤監査等委員)63
今村昭文取締役(監査等委員)73
荻茂生取締役(監査等委員)74
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
宇佐美敦子66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41211441515439
社外取締役7696910
取締役(社内)1232323

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,223字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社28社で構成されており、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、工作機械、精密加工機、産業用ロボット、電子制御装置などの製造・販売並びに各事業に関連する部品の供給及びサービス等の事業活動を展開しております。 各事業における当社及び主な関係会社の位置付け等は、次のとおりであります。 次の3部門は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (成形機) 射出成形機、押出成形機 当社が製造・販売するほか、子会社芝浦機械エンジニアリング㈱は、射出成形機の販売・据付・修理・メンテナンスサービスを行うとともに、補修部品を販売しております。 ㈱ファンクショナル・フルイッドは、射出成形機の付帯装置を製造・販売をしております。 SHIBAURA MACHINE EMEA GmbHは欧州における射出成形機の統括会社であります。 SHIBAURA MACHINE (SHANGHAI) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE (ANHUI) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE MANUFACTURING (THAILAND) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE INDIA PRIVATE LIMITED、SHIBAURA MACHINE LWB GmbHは、射出成形機の製造・販売をしております。 SHANGHAI SHIBAURA MACHINE CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE(THAILAND) CO.,LTD.は、射出成形機、押出成形機の販売・メンテナンスサービスを行っております。 SHIBAURA MACHINE (SHENZHEN) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE SINGAPORE PTE.LTD.、PT. SHIBAURA MACHINE INDONESIA、SHIBAURA MACHINE VIETNAM COMPANY LIMITED、SHIBAURA MACHINE COMPANY,AMERICAは、射出成形機の販売・メンテナンスサービスを行っております。 ダイカストマシン 当社が製造・販売するほか、子会社芝浦機械エンジニアリング㈱は、ダイカストマシンの販売・据付・修理・メンテナンスサービスを行うとともに、補修部品を販売しております。 ㈱ファンクショナル・フルイッドは、ダイカストマシンの付帯装置を製造・販売をしております。 SHIBAURA MACHINE (SHANGHAI) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE MANUFACTURING (THAILAND) CO.,LTD.は、ダイカストマシンを製造・販売しております。 SHANGHAI SHIBAURA MACHINE CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE (SHENZHEN) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE INDIA PRIVATE LIMITED、SHIBAURA MACHINE(THAILAND) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE SINGAPORE PTE.LTD.、PT. SHIBAURA MACHINE INDONESIA、SHIBAURA MACHINE VIETNAM COMPANY LIMITED、SHIBAURA MACHINE COMPANY,AMERICAは、ダイカストマシンの販売・メンテナンスサービスを行っております。 (工作機械) 工作機械 当社が製造・販売するほか、子会社芝浦機械エンジニアリング㈱は、工作機械の販売・据付・修理・メンテナンスサービスを行うとともに、補修部品を販売しております。 SHANGHAI SHIBAURA MACHINE CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE INDIA PRIVATE LIMITED、SHIBAURA MACHINE (THAILAND) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE SINGAPORE PTE.LTD.、SHIBAURA MACHINE COMPANY,AMERICAは、工作機械の販売・メンテナンスサービスを行っております。 (制御機械) 産業用ロボット、電子制御装置 当社及び子会社東栄電機㈱は、産業用ロボット・サーボモータ・CNC装置等を製造・販売しております。 テクノリンク㈱は、合理化、省力化システムの企画・設計・製造並びに販売を行っております。 SHIBAURA MACHINE (SHANGHAI) CO.,LTD.は、産業用ロボットを製造・販売しております。 SHANGHAI SHIBAURA MACHINE CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE VIETNAM COMPANY LIMITEDは、産業用ロボットの販売・メンテナンスサービスを行っております。 (その他) その他 子会社芝浦産業㈱は、当社の福利厚生事業・当社への用度品納入等を、芝浦セムテック㈱は、下水道関連のユーザー等に計測機器を販売しております。 以上の企業集団等についてその取引関係を図示すると、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,999字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「わたしたちは、世界中でお客様の価値最大化に貢献していきます。」という企業理念のもと、実際に事業活動を展開していくにあたって、法令を遵守し社会規範・企業倫理に従って行動するという観点から、具体的「行動基準」を定め、当社グループ共通の尺度として周知徹底を図っております。 また、地球環境保全、社会貢献、人権尊重等について企業としての社会的責任を果たすとともに、CS(顧客満足)を基盤として企業価値の最大化を図り、株主、顧客、取引先、従業員、地域社会等の全てのステークホルダーの期待に応えてまいります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標及び対処すべき課題 2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「中計2026」は、攻めと守りのメリハリの効いた戦略推進による高収益企業へのステップアップを図り、2030年度に「売上高3,000億円企業」へ向けたマイルストーンとして、2027年3月期までに「定常的に売上高2,000億円を出せる企業」を目指してまいりました。 しかしながら、EVシフトの遅延、米国関税政策などの影響により、自動車産業を中心に設備投資の様子見及び延期が見られました。その結果、2027年3月期の売上につながる受注残の形成ができず、「中計2026」の目標達成を先延ばしせざるを得なくなりました。これに対しては、「『中計2026』26年度緊急対応について」(2025年11月19日付)にて公表した施策を推進してまいります。 ① 「中計2026」の進捗・成果 「中計2026」の2年目となる2026年3月期までに、以下の施策を実施いたしました。 成長著しいインド市場においてシェアを伸ばすため、インド工場に新工場を増設し、油圧式射出成形機の増産と電動式射出成形機の生産を開始いたしました。さらに販売拡大に繋げるためテクニカルセンターを開設いたしました。射出成形機の中国市場において原価低減と競争力強化を図るため、中国国内のパートナー企業へOEM委託する体制への移行を進めました。また、経営効率の向上を目的に新たに中国安徽省に製造現地法人を設立した一方、中国上海市の既存製造現地法人は閉鎖いたします。欧州市場の再進出の足掛かりとして、ドイツの竪型射出成形機メーカーであるLWB Steinl GmbH(現SHIBAURA MACHINE LWB GmbH)を買収いたしました。 自動車業界におけるギガキャストの動きへ対応し、現在開発中の低圧鋳造技術に加え、超大型ダイカストマシンに参入し、世界最大級の型締力12,000tの超大型ダイカストマシンを受注いたしました。 次世代電池市場において将来需要の拡大が見込まれるドライ電極市場への参入や、更にその技術を活用した全固体電池への展開も見据え、AM Batteries Inc.へ出資いたしました。 超精密加工機の北米での拡販に向けた、営業・サービス人員の増員及び市場調査を行い、ターゲットドメインを選定いたしました。 日本国内においては生産に寄与しない土地を売却するなど、資産効率向上に資する施策にも努めてまいりました。 ② 対処すべき課題 当社グループは、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「中計2026」の目標は未達となる見込みですが、その乖離幅を埋めるべく「26年度緊急対応」を進めております。足元の世界経済は、地政学リスクの高まりから、設備投資に慎重な姿勢が見られることに加え、原油や部材の調達難、価格高騰懸念の高まりなど、一層の不透明感が漂う経済環境ではありますが、引き続き「中計2026」で取り組んでいる戦略・施策の実行と成果刈り取りのスピードを速めてまいります。 射出成形機は、市場拡大が見込まれるインドにおいて、増産によるインド国内の需要の取り込みと、原価低減による利益改善を図るとともに、中東・アフリカ・欧米・東南アジア等への輸出に注力。欧州においては、買収したドイツのSHIBAURA MACHINE LWB GmbHを足掛かりとして、容器・医療のドメインを中心に、クロスセルとインド工場からの部材調達による原価低減などのシナジー効果で、販売を拡大してまいります。中国においては、OEM生産と原価低減により販売の拡大と収益性の向上を図ります。 押出成形機は、再生可能エネルギー用及びデータセンター用のエネルギー貯蔵システムの電池需要の取り込み、また、リチウムイオン電池から将来置き換わるとされる次世代電池に対応する技術・製品の開発に注力してまいります。 超精密加工機は、データセンター増設を背景としたコネクタ用金型向けの需要、中国以外の新たな市場開拓を進め自動車・光通信・医療・プレス金型のドメインをターゲットとした欧米における需要を取り込んでまいります。 ダイカストマシンは、ギガキャストに対応し、引き続き低圧鋳造技術の開発や超大型ダイカストマシン6,000~12,000t級に加え4,500t級のラインアップ化を進めてまいります。 工作機械は、需要の高まりが想定される建設機械・マイニングなどのエネルギー関連、航空・宇宙、造船、防衛産業などのドメインに注力してまいります。 サービス事業の強化、生産年齢人口の減少を背景とした顧客からの生産工程の自動化ニーズに対応するためのシステムエンジニアリング装置販売等により、利益率の改善を図ってまいります。 今後製造業が直面する「メガトレンド」に卓越した技術力で応え、社会的課題の解決と企業価値向上の両立を目指すため、エネルギー関連と生産性の向上を軸として事業ポートフォリオを設定することで、目指すポートフォリオに向けた技術開発を推進し、常に顧客に寄り添いニーズに合った商品を創出、提供し続けてまいります。 生産効率と生産能力向上に向けた沼津工場の再編、新装置開発と販売促進に対応する押出成形機テクニカルセンターの建設、環境対応に向けた再生可能エネルギー等への投資、全社基幹システム(ERP)の更新、DX戦略の推進に加え、M&A/アライアンスなどを活用し、当社グループの企業価値向上に向けた投資を推進してまいります。 引き続き、法令遵守、ISO9001、14001をベースとした品質・環境管理の徹底、事業ポートフォリオ変革と連携した人材戦略、社会貢献への積極的な取り組みなど、ESG経営の推進により持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指してまいります。 (3) 次期の見通し 今後の経済環境は、地政学リスクの高まりから、設備投資に慎重な姿勢が見られることに加え、原油や部材の調達難、価格高騰懸念の高まりなど、先行き不透明な状況が続くものと考えられます。 このような状況のもと、「『中計2026』26年度緊急対応について」(2025年11月19日付)にて公表した施策を推進し、成果刈り取りのスピードを速めてまいります 2027年3月期の見通しについては、売上高1,370億円、営業利益42億円、経常利益31億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円を予想しています。 なお、通期見通しにあたっての為替レートは、1米ドル=150円を前提としています。
事業等のリスク1,698字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であり、これらのリスク管理体制等については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。 (1) 期末経営成績の変動について 当社グループは、扱う商品が生産財という事業の特性から、売上高、営業損益が期末に偏る傾向があります。従って、売上高及び利益の一部が翌期にずれ込んだ場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (2) 競合等の影響について 当社グループは、射出成形機、工作機械などの生産財を製造・販売していますが、同業との間に、品質、価格、サービス等において競合が生じています。今後、需要の低下または過剰供給が生じ販売競争が激化した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3) 海外依存リスクについて 当社グループの海外売上高は全体の69.7%を占めておりますので、世界各地域の政治、経済、社会情勢の変化や各種規制、為替レートの変動、その他突発的な外部要因などが、業績に影響を与える可能性があります。 また、国際的な海上物流における需給バランス等により、海上運賃上昇、船舶確保のリスクが発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) 半導体、電気品、部材等の調達品の納入遅延、価格上昇について 当社グループの製品に使用される半導体、電気品、部材等の調達品は国際的な需給バランス・エネルギー価格・為替等の影響により納入遅延、価格上昇のリスクが発生いたします。 調達品については複数調達リソースの確保、代替調達品の使用等を行いリスクの軽減を図っていますが、製品の一部には受注から生産、売上までの期間が長いことから、見積原価の変動により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (5) 金利変動リスクについて 当社グループは、事業資金の一部を金融機関から借入金として調達しております。当社グループとしては、中期経営計画に則り、財務体質の強化に注力する方針でありますが、現行の金利水準が変動した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (6) 退職給付債務について 当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づき算出されています。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は累積され将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。割引率や運用利回りに変動が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (7) 自然災害、感染症の流行、紛争及びテロ等による影響について 当社グループは、グローバルに事業を展開しており、多くの国に製造・販売拠点を設けております。それらの地域において、大地震・水害等の自然災害、感染症の流行、紛争及びテロ等が発生した場合、調達品の確保を含め当社グループの生産、業績及び財務状況に重大な影響を与える可能性があります。 (8) 情報セキュリティについて 当社グループは、事業活動において機密情報として、個人情報、営業情報を保有しております。これら各種情報の取扱いには細心の注意を払っており、サイバー攻撃等による情報への不正なアクセス、改ざん、漏洩、紛失等を防ぐために、管理体制及び取扱規則を定めるとともに外部専門機関の助言を得るなど、適切な措置を講じています。情報漏洩等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に重大な影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,789字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国の通商政策やウクライナ情勢の懸念継続に加え、イラン情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。 当社グループを取り巻く経済環境においても、米国の通商政策やイラン情勢の緊迫化などの影響により、自動車市場を中心に設備投資の様子見が継続するなど厳しい状況で推移いたしました。 このような経済環境のもとで、当社グループは中期経営計画「中計2026」(2025年3月期~2027年3月期)で掲げている事業ポートフォリオの組み替え、顧客の生産性向上に寄与するシステムエンジニアリング装置販売・直販への軸足シフト、事業ポートフォリオ組み替えにリンクした人材戦略、ESG経営の推進等の基本方針に基づき諸施策を遂行しておりますが、「『中計2026』26年度緊急対応について」(2025年11月19日付)にて公表のとおり「中計2026」は事業環境の大幅な変化により、2027年3月期の目標は未達となる見込みです。「26年度緊急対応」を策定し2027年3月期の業績にも寄与するよう施策を推進しております。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ261億3千1百万円減少し、1,734億7千6百万円となりました。 負債は、前連結会計年度末に比べ275億1百万円減少し、549億3千5百万円となりました。 純資産は、前連結会計年度末に比べ13億6千9百万円増加し、1,185億4千1百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の前連結会計年度比における受注高は工作機械セグメントを中心に全セグメントで増加し、1,191億5千6百万円(前連結会計年度比11.0%増、海外比率63.1%)となりました。売上高は射出成形機、工作機械、超精密加工機が増加しましたが、中国におけるリチウムイオン電池向けセパレータフィルム製造装置の減少により、1,328億1千5百万円(前連結会計年度比21.0%減、海外比率69.7%)となりました。損益については、規模減少による減益などにより、営業利益は43億6千7百万円(前連結会計年度比69.0%減)、経常利益は50億2百万円(前連結会計年度比64.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に計上した固定資産売却益の反動減、2025年11月28日に持分取得し連結子会社化したSHIBAURA MACHINE LWB GmbHののれんの減損損失などにより、10億2千8百万円(前連結会計年度比91.8%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (成形機事業) 射出成形機においては、販売は国内、北米、東南アジア、欧州で増加いたしました。受注は自動車市場の停滞や設備投資の様子見継続の影響もあり、国内、インドで減少いたしました。 ダイカストマシンにおいては、自動車向けが、販売は北米、東南アジアで増加したものの、国内、中国で減少、受注は北米、インド、中国で増加したものの、国内、東南アジアで減少いたしました。 押出成形機においては、中国におけるリチウムイオン電池向けセパレータフィルム製造装置が、販売は減少、受注は増加いたしました。 この結果、成形機事業全体の受注高は753億5千3百万円(前連結会計年度比0.2%増、海外比率73.3%)、売上高は988億5千4百万円(前連結会計年度比27.9%減、海外比率80.0%)、営業利益は27億3千9百万円(前連結会計年度比80.6%減)となりました。 (工作機械事業) 工作機械においては、販売は国内における産業機械等及びインドにおけるエネルギー向けが増加いたしました。受注は北米におけるエネルギー、航空・宇宙及び中国における風力発電向けが増加いたしました。 超精密加工機においては、販売及び受注はAI普及拡大による大型サーバー需要に伴い、中国における光通信向けが増加いたしました。また、販売は中国における自動車向け、国内における半導体向けも増加いたしました。 この結果、工作機械事業全体の受注高は349億4千6百万円(前連結会計年度比44.9%増、海外比率55.8%)、売上高は252億7千8百万円(前連結会計年度比18.6%増、海外比率51.7%)、営業利益は20億6千6百万円(前連結会計年度比3.5倍)となりました。 (制御機械事業) 制御機械においては、国内における電子制御装置が、販売は減少、受注は増加いたしました。 この結果、制御機械事業全体の受注高は68億1千3百万円(前連結会計年度比6.2%増、海外比率6.5%)、売上高は65億1百万円(前連結会計年度比19.9%減、海外比率7.0%)、営業損失は4億8千8百万円(前連結会計年度は営業利益1億8百万円)となりました。 (その他の事業) その他の事業全体の受注高は20億4千3百万円(前連結会計年度比27.2%増、海外比率0.3%)、売上高は21億8千2百万円(前連結会計年度比31.8%増、海外比率0.6%)、営業利益は2千4百万円(前連結会計年度は営業損失7億2千5百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ116億2千1百万円減少し、427億2千万円となりました。 なお、当連結会計年度における各活動によるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金は、86億6千1百万円の減少になりました。これは主として、棚卸資産の減少による収入139億5千8百万円、税金等調整前当期純利益の増加による収入35億5千4百万円があったものの、契約負債の減少による支出262億5千1百万円等があったことによります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金は、16億1千8百万円の減少になりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出24億9千9百万円等があったことによります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金は、35億8百万円の減少になりました。これは主として、配当金の支払額33億9百万円等があったことによります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標のトレンドは下記のとおりであります。 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   44.1   58.7   68.3 時価ベースの自己資本比率(%)   34.6   42.4   51.3 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   1.2   0.4   - インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   76.1   283.1   - (注) 1.自己資本比率:自己資本/総資産 2.時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 3.キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業活動キャッシュ・フロー 4.インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動キャッシュ・フロー/利払い 5.2026年3月期の「キャッシュ・フロー対有利子負債比率」および「インタレスト・カバレッジ・レシオ」については、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 成形機(百万円)   61,418   △23.8 工作機械(百万円)   14,258   △11.0 制御機械(百万円)   12,421   △16.6 報告セグメント計(百万円)   88,098   △21.0 その他(百万円)   1,371   123.7 合計(百万円)   89,469   △20.2 (注) 1.金額は、販売価格によっております。 2.生産高の実績については、製品の製造を行っている当社、東栄電機㈱、テクノリンク㈱、㈱ファンクショナル・フルイッド、SHIBAURA MACHINE (SHANGHAI) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE MANUFACTURING (THAILAND) CO.,LTD.、SHIBAURA MACHINE INDIA PRIVATE LIMITEDの連結生産高の実績となっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績及び連結会計年度末受注残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   受注残高(百万円) 当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%)   当連結会計年度(2026年3月31日現在)   前年同期比(%) 成形機   75,353   0.2   61,528   △26.9 工作機械   34,946   44.9   31,302   44.7 制御機械   6,813   6.2   3,456   9.9 報告セグメント計   117,113   10.8   96,287   △11.7 その他   2,043   27.2   352   △28.3 合計   119,156   11.0   96,640   △11.7 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 成形機(百万円)   98,854   △27.9 工作機械(百万円)   25,278   18.6 制御機械(百万円)   6,501   △19.9 報告セグメント計(百万円)   130,633   △21.6 その他(百万円)   2,182   31.8 合計(百万円)   132,815   △21.0 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) SINOMA LITHIUM BATTERY SEPARATOR (PINGXIANG) CO.,LTD.   22,799   13.6   -   - HEFEI GELLEC NEW ENERGY CO.,LTD.   19,040   11.3   -   - Chongqing Shenpeng Industrial Development Co., Ltd.   -   -   17,536   13.2 (注) 当連結会計年度のSINOMA LITHIUM BATTERY SEPARATOR (PINGXIANG) CO.,LTD.及びHEFEI GELLEC NEW ENERGY CO.,LTD.に対する販売実績及び前連結会計年度のChongqing Shenpeng Industrial Development Co., Ltd.に対する販売実績は、総販売実績の10%未満であるため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度は「中計2026」の2年目にあたり、事業ポートフォリオの組み替え、顧客の生産性向上に寄与するシステムエンジニアリング装置販売・直販への軸足シフト、事業ポートフォリオ組み替えにリンクした人材戦略、ESG経営の推進等に取り組んでまいりました。 「中計2026」の詳細については「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標及び対処すべき課題」を参照ください。 b.経営成績等 1)財政状態 (資産) 当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ261億3千1百万円減少し、1,734億7千6百万円となりました。減少の主な内訳は、商品及び製品が216億1千8百万円減少したこと等によります。 (負債) 負債は、前連結会計年度末に比べ275億1百万円減少し、549億3千5百万円となりました。減少の主な内訳は、契約負債が258億9千5百万円減少したこと等によります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べ13億6千9百万円増加し、1,185億4千1百万円となりました。増加の主な内訳は、親会社株主に帰属する当期純利益10億2千8百万円の計上があったこと等によります。 この結果、D/Eレシオは9.1%(前連結会計年度末は8.6%)、自己資本比率は68.3%(前連結会計年度末は58.7%)となりました。 2)経営成績 (売上高) 射出成形機、工作機械、超精密加工機が増加しましたが、中国におけるリチウムイオン電池向けセパレータフィルム製造装置の減少により、1,328億1千5百万円(前連結会計年度比21.0%減)となりました。 (営業利益) 営業利益は、売上規模の減少等により、43億6千7百万円(前連結会計年度比69.0%減)となりました。 (経常利益) 営業外損益は、受取利息の計上等により、前連結会計年度に比べ6億4千4百万円の利益(純額)が増加し、6億3千4百万円の利益(純額)となりました。この結果、経常利益は50億2百万円(前連結会計年度比64.5%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 特別損益は、前連結会計年度に計上した固定資産売却益の反動減、減損損失の計上などにより、前連結会計年度に比べ52億6千6百万円の利益(純額)が減少し、14億4千8百万円の損失(純額)となりました。この結果、税金等調整前当期純利益は35億5千4百万円(前連結会計年度比80.1%減)となりました。税金費用は法人税等合計25億2千5百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は10億2千8百万円(前連結会計年度比91.8%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資金需要 当社グループの事業活動における資金需要の主なものは運転資金需要、設備投資及びM&Aを含む投資資金需要であります。 運転資金需要については、生産活動に必要な材料費・人件費及び経費等、受注獲得に向けた引合費用等の販売費、商品力強化及び新商品の開発に資する研究開発費が主な内容であります。投資資金需要については、事業規模拡大及び生産性向上を目的とした有形・無形固定資産投資、既存設備の維持・改修に係る修繕費、適切なM&A・アライアンスの実行に要する資金などが主な内容であります。 財務政策 当社グループは、運転資金投入、投資資金投入ともに営業キャッシュ・フローを源泉としつつ、事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保する施策として、有利子負債による資金調達を実施しております。当連結会計年度末における当社グループの有利子負債残高は107億9千2百万円となりました。 金融機関には十分な借入枠を有しており、当社グループの事業規模の維持拡大に向けた運転資金及び投資資金の調達は今後も可能であると考えております。また、国内金融機関において100億円のコミットメントラインを設定しており、手元流動性の補完にも機動的に対応が可能となっております。 今後も売上債権、棚卸資産の回転期間短縮や固定資産の稼働率向上を通じて資産効率の改善を図るとともに、大規模な設備投資、M&Aなどに向けた長期資金の調達については、中期経営計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、既存借入金の償還時期等を考慮の上、調達規模、調達手段を適宜判断していくこととしております。 ③重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 当社グループは、事業活動によって経常的に創出される付加価値の最大化及び株主資本の有効活用がすべてのステークホルダーの利益に合致するものと考え、「売上高」、「売上高営業利益率(ROS)」、「自己資本利益率(ROE)」及び「配当性向」を重点指標として位置付けております。当連結会計年度における「売上高」は1,328億1千5百万円(前連結会計年度比21.0%減)、「売上高営業利益率(ROS)」は3.3%(前連結会計年度比5.1ポイント減少)、「自己資本利益率(ROE)」は0.9%(前連結会計年度比10.1ポイント減少)、「配当性向」は321.8%(前連結会計年度比295.4ポイント増加)となりました。引き続きこれらの指標の継続的な改善に向け、取り組んでまいります。

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