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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

FUJI

FUJI CORPORATION6134 · Prime · 機械

電子部品実装ロボットで世界有数。基板への部品実装から半導体製造装置まで手がけるFA機器メーカー。

概要

富士機械製造(現FUJI)は1959年設立の機械メーカーである。主力事業は電子部品実装ロボット(表面実装機)と工作機械の製造・販売。2026年3月期の連結売上高は1806億円、営業利益293億円。従業員数3132名。愛知県知立市に本社を置き、海外売上高比率は90.8%に達する。名古屋証券取引所および東京証券取引所のプライム市場に上場している。

電子部品実装機と工作機械の二本柱

FUJIの事業は「ロボットソリューション」と「マシンツール」の2セグメントで構成される。ロボットソリューションは電子部品実装ロボット(マウンター)と半導体製造装置を主力とし、2026年3月期の売上高は1687億円と全体の93.4%を占める。マシンツールは工作機械(マシニングセンタ、旋盤等)を扱い、同期の売上高は97億円。その他に制御機器や画像処理開発などの事業も有する。この二本柱のうち、ロボットソリューションが収益の大半を生み出しており、2026年3月期の営業利益は336億円、マシンツールは1億円の損失となった。

海外売上高9割のグローバル展開

同社の売上高のうち、海外売上高は1639億円(2026年3月期)で全体の90.8%を占める。地域別では中国が27.4%と最大、次いでタイ13.4%、その他アジア29.3%、北米11.9%、欧州6.6%と続く。生産拠点は日本国内のほか、米国、ドイツ、ブラジル、中国、インド、シンガポールなどに配置。販売・サービス子会社も世界各地に設立され、現地顧客への直接対応を可能にしている。特にアジア地域のAIサーバー関連需要の拡大が近年の成長を牽引している。

18社の子会社で構成されるグループ

当グループは、持株会社ではなく事業会社であるFUJIを中心に、18社の連結子会社で構成される。主な子会社には、米国のフジ アメリカ コーポレイション、ドイツのフジ ヨーロッパ コーポレイション、中国の昆山之富士機械製造有限公司、インドのフジ インディア コーポレイションなどがある。また、国内ではアドテック富士(岡崎市)やエデックリンセイシステム(豊橋市)が電子部品実装関連の製品開発・製造を担う。2021年にはシンガポールのフジ マシン アジア プライベート リミテッドを完全子会社化した。

利益率とROEの推移

2026年3月期の営業利益率は16.2%(前期比5.5ポイント上昇)、ROEは7.0%(前期比2.1ポイント上昇)である。過去10年間の売上高は643億円(2013年3月期)から1806億円(2026年3月期)へと約2.8倍に拡大した。営業利益は2023年3月期に205億円、2025年3月期に138億円と変動があったが、2026年3月期は293億円と過去最高を更新した。配当性向は50%以上を基本方針としており、株主還元にも積極的である。

業界の中での役割は電子部品実装装置・工作機械メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,806億円
営業利益
293億円
営業利益率
16.2%
純利益
157億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01電子部品実装(表面実装)主力

電子部品実装ロボット(表面実装機)を製造・販売。プリント基板上に電子部品を高速・高精度に実装する装置で、家電・車載・産業機器などの製造ラインに供給。子会社を通じて販売・サービスをグローバルに展開。

主な製品・サービス2
電子部品実装ロボット
プリント基板上にチップ部品やICなどを自動で実装する表面実装機。高速・高精度な実装が特長。
半導体製造装置
半導体の製造工程で使用される装置(詳細は有報に明記なし)。

02工作機械準主力

工作機械(マシニングセンタ等)を製造販売。金属や樹脂などの切削加工に用いられ、自動車部品や金型など幅広い産業向け。

主な製品・サービス1
工作機械
金属や樹脂を切削・加工する機械。マシニングセンタ、旋盤等を含む。

03その他(制御機器・電子機器・画像処理)副次

制御機器、電子機器、画像処理開発等の事業。ロボットソリューションやマシンツールに関連する周辺技術・製品。

製品と技術

主力のモジュール型電子部品装着機「NXTシリーズ」

同社の電子部品実装ロボットの旗艦機種が「NXTシリーズ」である。2003年に初代「NXT」を投入、その後「NXTⅢ」を経て、2020年代に「NXTR」へと進化した。NXTRはモジュール型構造により柔軟なライン構成が可能で、高速・高精度な実装を実現する。自動化と高密度実装の要求に応え、性能向上と機能拡張が図られ、従来機からの切り替えが完了した。同機はAIサーバー関連や車載向け需要を中心に、タイやインドなどアジア地域で高い評価を得ている。

拡張型オールインワン機「AIMEXR」

「AIMEXR」は、拡張型オールインワン装着機として、多様な部品サイズに対応し、高生産性を実現する機種である。NXTシリーズと並び、ロボットソリューション事業の主力製品として位置づけられている。同機は、電子部品実装ラインの効率化に貢献し、顧客の生産性向上を支える。2026年3月期の有価証券報告書では、NXTシリーズとともに拡販の軸として記載されている。

半導体後工程向けダイボンダと製造装置

2018年に買収したファスフォードテクノロジ社を中核に、半導体製造装置(ダイボンダなど)を手掛ける。同社は半導体の後工程(実装・組立)向けの装置を提供し、特にダイボンダはフリップチップやシステムインパッケージ向けに用いられる。2026年3月期のロボットソリューション事業には、この半導体関連設備の需要伸長も寄与した。同社は「半導体後工程チェーンにおけるFAブランドとして業界No.1」をビジョンに掲げ、この分野を成長の柱と位置づけている。

複合加工旋盤「ACUFLEX」とターンキービジネス

マシンツール事業では、複合加工旋盤の新機種「ACUFLEX」の製品競争力向上に注力している。ACUFLEXは旋削とミーリング加工を1台で行える複合加工機であり、自動車部品や金型などの多様な加工ニーズに対応する。同社は工作機械販売において、加工プログラムや治工具まで含めたターンキーソリューションを強みとしており、顧客の生産立ち上げを総合的に支援する。ただし、2026年3月期は自動車関連の設備投資低迷により北米市場で販売が減少し、同事業は営業損失となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

部品実装機で世界首位、高成長で収益性も向上

FUJIは電子部品実装機の世界大手で、半導体・電子産業向けに強みを持つ。機械セクター内では売上高は1800億円見込みで、国内では三浦工業やタクマと比べても高い成長率。2026年3月期の売上高は前期比41.8%増と急拡大し、営業利益率も16.22%と高水準。ライバルである前澤ホールディングスやGMSグループが周辺機器で競争する中、FUJIは自動化ソリューションで差別化。AI・EV関連需要が追い風で、海外シェアも拡大中。ただし、電子業界の景気変動に敏感。

強み

  • 部品実装機で世界首位クラスのシェアを確保。
  • 売上高が前期比40%超増、成長市場を捕捉。
  • 営業利益率16%超で収益性が高い。
  • 自動化・IoT対応で競合と差別化。

課題

  • 電子・半導体需要の変動で業績が大きく変動。
  • 低価格競争で新興企業が台頭。
  • 需要拡大に対応するための設備投資が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

工作機械・FAの時価総額近傍。太字がFUJI

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16113アマダ7,789億円24.8倍
26481THK7,450億円28.7倍
36473ジェイテクト6,834億円57.0倍
46302住友重機械工業6,759億円16.2倍
57762シチズン時計6,711億円21.4倍
66134FUJI6,681億円38.3倍
75631日本製鋼所5,255億円27.0倍
86324ハーモニック・ドライブ・システムズ5,124億円315.0倍
96268ナブテスコ5,106億円25.6倍
106508明電舎4,862億円20.5倍
117012川崎重工業4,078億円18.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

旋削機械メーカーとして名古屋で創業(1959年~1961年)

1959年4月、名古屋市中川区に富士機械製造株式会社が設立された。創業時は旋削機械やその他の工作機械の製造を手掛けた。1960年9月に東京営業所を開設、翌1961年3月には愛知県碧海郡知立町(現知立市)に工場を新設し、同年6月には現在地に本社を移転した。この短期間での地盤固めにより、工作機械メーカーとしての基盤を築いた。

専用機・NC機の開発と電子部品実装への進出(1967年~1981年)

1967年3月、大型トランスファーライン(専用機)を完成。1971年6月には自動組立機、同年9月にはNC自動旋盤を完成させた。1978年10月には電子部品自動挿入機を完成させ、これが後に主力となる電子部品実装ロボット事業の原点となった。1981年7月には電子部品自動装着機を完成し、本格的に表面実装技術の領域に参入した。

北米・欧州・中国への海外展開(1970年~2007年)

1970年4月、米国イリノイ州に現地法人フジ アメリカ コーポレイションを設立。1991年11月にはドイツにフジ マシン マニュファクチュアリング(ヨーロッパ)社を設立。1995年11月にはブラジルに進出。中国では2007年11月に富社(上海)商貿有限公司を設立し、2012年1月には昆山に製造子会社を設立した。これらの子会社を通じて、現地販売・サービス体制を整え、グローバルな顧客網を構築した。

モジュール型高速機「NXT」で市場を拡大(2003年~2013年)

2003年6月、「モジュール型高速多機能装着機 NXT」を完成。この製品はモジュール式で高速・高精度な実装を実現し、電子部品実装機市場で高いシェアを獲得した。2013年6月には東京証券取引所市場第一部に上場。この時期、売上高は2013年3月期の643億円から2015年3月期には853億円へと伸び、成長軌道に乗った。

商号変更と新事業への挑戦(2018年~2026年)

2018年4月、株式会社FUJIに商号変更。同時に山梨県のファスフォードテクノロジを買収し、半導体製造装置事業を強化。2019年には豊田事業所に新工場棟を建設、2024年には岡崎工場を建て替え新工場棟を完成させた。2021年にはシンガポールのフジ マシン アジアを完全子会社化。また、スマートロッカー「Quist」や移乗サポートロボット「Hug」、廃棄物選別ロボット「R-PLUS」など、実装機以外の新製品の事業化も進めている。2026年3月期の売上高は1806億円と過去最高を記録した。

年表38件を開く

1950年代

  • 1959年4月創業名古屋市中川区昭和橋通において富士機械製造株式会社を設立。旋削機械、その他の工作機械の製造を開始。

1960年代

  • 1960年9月東京営業所(現東京支店)を開設。
  • 1961年3月愛知県碧海郡知立町(現知立市)に工場を新設。
  • 1961年6月現在地に本社機構を移転。
  • 1962年3月大阪営業所(現大阪支店)を開設。
  • 1962年10月創業被合併会社である当社が株式額面1株の金額500円から50円に変更する目的をもって神奈川県足柄下郡の富士機械製造株式会社(1948年7月24日設立未開業)に吸収合併されたが事業の実体は被合併会社のものがそのまま継承されている。
  • 1964年5月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場。
  • 1967年3月「専用機」大型トランスファーラインを完成。
  • 1968年3月愛知県西加茂郡藤岡町(現豊田市)に藤岡工場(現豊田事業所)を新設。

1970年代

  • 1970年4月アメリカ・イリノイ州に現地法人フジ アメリカ コーポレイションを設立(現連結子会社)。
  • 1971年6月「自動組立機」を完成。
  • 1971年9月「NC自動旋盤」を完成。
  • 1977年4月創業愛知県岡崎市に株式会社マコト工業を設立(現株式会社アドテック富士)。
  • 1978年10月「電子部品自動挿入機」を完成。
  • 1979年10月「NC専用機」を完成。

1980年代

  • 1981年7月「電子部品自動装着機」を完成。
  • 1986年4月仙台出張所(現仙台営業所)を開設。
  • 1989年6月愛知県岡崎市に岡崎工場を新設。

1990年代

  • 1990年9月名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定替え。
  • 1991年11月ドイツ・フランクフルト(現在地 ケルスターバッハ)に現地法人フジ マシン マニュファクチュアリング(ヨーロッパ)ゲーエムベーハーを設立(現連結子会社フジ ヨーロッパ コーポレイション ゲーエムベーハー)。
  • 1992年11月創業愛知県豊橋市に株式会社リンセイシステムを設立(現株式会社エデックリンセイシステム)。
  • 1994年10月M&A東京都品川区の株式会社エデックを買収(現株式会社エデックリンセイシステム)。
  • 1994年11月アメリカ・イリノイ州に現地法人フジ マシン アメリカ コーポレイションを設立(現連結子会社)。
  • 1995年11月ブラジル・サンパウロに現地法人フジ ド ブラジル マキナス インダストリアイス リミターダを設立(現連結子会社)。

2000年代

  • 2003年4月M&A株式会社リンセイシステムと株式会社エデックが合併し、株式会社エデックリンセイシステムとなる(現連結子会社)。
  • 2003年6月「モジュール型高速多機能装着機 NXT」を完成。
  • 2007年11月中国・上海に現地法人富社(上海)商貿有限公司を設立(現連結子会社)。

2010年代

  • 2012年1月中国・昆山に昆山之富士機械製造有限公司を設立(現連結子会社)。
  • 2013年6月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2018年4月M&A株式会社FUJIに商号変更。山梨県南アルプス市のファスフォードテクノロジ株式会社を買収(現連結子会社)。
  • 2019年3月豊田事業所に新工場棟を建設。
  • 2019年12月インド・ハリヤナ州に現地法人フジ インディア コーポレイション プライベート リミテッドを設立(現連結子会社)。

2020年代

  • 2020年2月愛知県知立市(当社内)にFUJIリニア株式会社を設立(現連結子会社)。
  • 2021年7月M&Aシンガポールのフジ マシン アジア プライベート リミテッドの発行済み株式の全てを取得し、完全子会社化(現連結子会社)。
  • 2022年4月東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場にそれぞれ移行。
  • 2024年9月岡崎工場の一部を建替えて新工場棟を建設。
  • 2025年4月福岡営業所を開設。
  • 2026年4月名古屋市科学館および一部施設のネーミングライツを取得。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高(ロボットソリューション)2027年3月期まで200,000百万円
  • 営業利益(ロボットソリューション)2027年3月期まで48,000百万円
  • 売上高(マシンツール・その他)2027年3月期まで11,000百万円
  • 営業利益(マシンツール・その他)2027年3月期まで100百万円
  • ROE2027年3月期まで11%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の拡大と収益力強化

    ロボットソリューション事業では最新機種の拡販と新規市場開拓、マシンツール事業ではターンキービジネスの優位性確立と新機種の販路拡大により、収益力向上を図る。

  2. 02

    次世代ビジネスの創出と事業化

    スマートロッカーシステムや移乗サポートロボットなどの新製品の事業化を推進し、電子部品実装ロボット以外の事業の柱を育成する。

  3. 03

    ESGに基づく事業基盤の向上

    環境配慮型製品の開発と提供、サステナブルな社会実現に向けた取り組みを通じて、事業基盤の向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,132人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は833万円で、9期前と比べて+10.8%平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は19.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,117
2018年3月2,229
2019年3月75241.917.12,449
2020年3月72942.417.62,493
2021年3月70242.817.92,522
2022年3月72443.318.32,791
2023年3月73043.718.52,848
2024年3月74043.818.92,911
2025年3月74443.919.22,976464
2026年3月83344.219.83,132936

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率85.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 4 / 海外 8、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社及び本社工場 — 愛知県知立市180億円
ロボットソリューション 全社(共通)
岡崎工場 — 愛知県岡崎市128億円
ロボットソリューション
豊田事業所 — 愛知県豊田市6,679百万円
ロボットソリューション マシンツール
本社 — 山梨県南アルプス市5,233百万円
ロボットソリューション
本社 — ドイツ国ケルスターバッハ2,234百万円
ロボットソリューション
本社 — 中国昆山1,703百万円
ロボットソリューション マシンツール
本社 — 愛知県岡崎市1,119百万円
ロボットソリューション マシンツール その他
本社 — 愛知県豊橋市1,115百万円
ロボットソリューション その他
本社 — 米国イリノイ州バーノンヒル1,080百万円
ロボットソリューション
本社 — 中国上海403百万円
ロボットソリューション
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱アドテック富士
    愛知県岡崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エデックリンセイシステム
    愛知県豊橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ファスフォードテクノロジ㈱
    山梨県 南アルプス市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    FUJIリニア㈱
    愛知県知立市 · 連結子会社
    議決権67.0%
  • 海外
    フジ アメリカ コーポレイション
    米国イリノイ州 バーノンヒル · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フジ マシン アメリカ コーポレイション
    米国イリノイ州 バーノンヒル · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フジ ヨーロッパ コーポレイション ゲーエムベーハー
    ドイツ国 ケルスターバッハ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    富社(上海)商貿有限公司
    中国上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    昆山之富士機械製造有限公司
    中国昆山 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フジ ド ブラジル マキナス インダストリアイス リミターダ
    ブラジル国 サンパウロ州 サンパウロ · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 海外
    フジ インディア コーポレイション プライベート リミテッド
    インド国 ハリヤナ州 グルグラム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フジ マシン アジア プライベート リミテッド
    シンガポール国 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,806億円営業利益293億円前期と比べると増収増益で、売上が+41.8%、利益が+112.3%。

売上高
+41.8%
1,806億円
営業利益
+112.3%
293億円
純利益
+44.0%
157億円
営業利益率
16.2%
前期比 +5.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,440億円1,806億円
営業利益600億円293億円
純利益440億円157億円
1株あたり配当¥190¥190

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は606億円、営業利益は152億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+83.1%、営業利益は+270.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q37850
2024年1Q3314112.434
2024年2Q295258.518
2024年3Q3314012.130
2024年4Q31422
2025年2Q6306510.352
2025年4Q6447311.357
2026年2Q7959612.190
2026年4Q1,01119719.567
2027年1Q60615225.1126

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は643億円から1,806億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は16.2%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所市場第一部に上場。
2013年3月6434427
2014年3月6563826
2015年3月85313086
2016年3月86612072
2017年3月86410271
株式会社FUJIに商号変更。山梨県南アルプス市のファスフォードテクノロジ株式会社を買収(現連結子会社)。
2018年3月1,200235175
豊田事業所に新工場棟を建設。
2019年3月1,291235169
愛知県知立市(当社内)にFUJIリニア株式会社を設立(現連結子会社)。
2020年3月1,410201150
シンガポールのフジ マシン アジア プライベート リミテッドの発行済み株式の全てを取得し、完全子会社化(現連結子会社)。
2021年3月1,362232172
2022年3月1,481299212
2023年3月1,533290205
岡崎工場の一部を建替えて新工場棟を建設。
2024年3月1,271150104
福岡営業所を開設。
2025年3月1,27413815310.8109
2026年3月1,80629331316.2157

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,806億円のうち、営業利益として残るのは293億円16.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は157億円、売上の8.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.3%1,143億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.5%370億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益16.2%293億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.6pt
16.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.7pt
8.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.7pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが92億円、投資CFが−70億円で、差し引きのフリーCFは22億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は532億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月73−74−41−1479
2014年3月138−79−4459507
2015年3月95−55−2040542
2016年3月81−634318594
2017年3月174−102−10972554
2018年3月162−92−3270589
2019年3月42−285−41−243309
2020年3月226−51−40175439
2021年3月309−105−46204604
2022年3月157−116−6541595
2023年3月130−58−8072600
2024年3月302−124−171178625
2025年3月234−114−162120580
2026年3月92−70−9022532

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,784億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,325億円で、自己資本比率は83.5%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,3111,15715487.9
2014年3月1,3591,20815188.9
2015年3月1,5391,35018987.6
2016年3月1,5701,32124984.0
2017年3月1,5841,30927582.5
2018年3月1,8301,51431682.6
2019年3月1,9441,61632883.1
2020年3月1,9851,67930684.4
2021年3月2,2471,94630186.5
2022年3月2,4332,08834585.8
2023年3月2,5422,25129188.5
2024年3月2,5092,28322690.9
2025年3月2,4432,18725689.5
2026年3月2,7842,32545983.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
537億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,135億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
198億円
在庫として抱えている分
負債合計
459億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中6位あたり、逆に低いのはROE209社中119位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
16.2%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.5%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
41.8%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,830で、1年前と比べて+159.7%過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。

¥6,830-2.8%1ヶ月-16.1%1年+159.7%時価総額6,681億円
過去52週の値幅
安値¥2,625高値¥8,943

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)38.3倍
PER (会社予想)13.6倍
PBR2.47倍
配当利回り2.78%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に7257円と、直近1カ月で-4.65%と調整局面です。25日線(7631.48円)を5%下回り、75日線(7774.01円)を下回る軟調さです。一方、200日線(5621.07円)は+29%上回り、年初来+174.82%の上昇基調は継続しています。8月4日には365万株超の出来高を記録するなど、変動率が高まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

予想PERは14.5倍で機械業界平均23.18倍を下回り割安感がある一方、実績PERは40.6倍と高く、PBRは2.63倍で平均1.54倍を大幅に上回る。ROEは7%と低水準で、配当利回りは2.62%と平均2.66%とほぼ同等。ただし、2026年3月期の売上高と営業利益の大幅成長が見込まれ、予想ベースでは割安だが、現状の収益力に対して株価はやや過大評価されている。割安感と割高感が混在するため、総合的にやや割高と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)38.3倍22.7倍
PER (予想)13.6倍
PBR2.47倍1.50倍
ROE7.0%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年3月期の売上高は1,274億円、営業利益率10.83%と堅調だが、2026年3月期は売上高1,806億円、営業利益率16.22%と大幅な成長が予想される。半導体やEV関連の需要拡大が追い風となる一方、中国経済の減速や設備投資の周期性がリスク。強気派は成長市場での受注拡大と収益性向上を期待し、弱気派は需要の反動減や競合激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高成長の見通し

    2026年3月期は売上高が40%増、営業利益率も16%超に改善予想

  • 半導体・EV需要

    半導体製造装置やEV関連の設備投資が旺盛で受注が増加

  • 収益性の向上

    製品ミックスの改善と生産効率化で利益率が大きく向上

  • 売上高1,806億円・営業利益293億円の倍増計画2026年3月期影響

    売上高1,274→1,806億円、営業利益138→293億円。大幅増益でEPS押し上げ

  • 予想PER15.8倍への収れん期待決算発表後影響

    現在PER44.25倍から予想15.8倍。利益成長が確認されれば評価是正

  • 営業利益率10.83%→16.22%の構造改善2026年3月期影響

    利益率が5.39ポイント向上し、収益力が大きく変わる

  • 株価1年193%上昇の勢いが継続継続影響

    外国人株主比率32.2%と需給良好。時価総額7,737億円まで拡大

マイナスに働く材料7
  • 需要の周期性

    設備投資は景気変動の影響を受けやすく、反動減のリスクがある

  • 中国リスク

    中国経済の減速で同地域の受注が減少する可能性がある

  • 競争激化

    海外メーカーとの価格競争で受注単価が低下する恐れ

  • PER44.25倍の高評価で利益未達リスク決算発表後影響

    時価総額7,737億円に対し純利益157億円。乖離が大きい

  • ROE7%と資本効率の低さ継続影響

    PBR2.86倍ROE7%では株主資本コストを上回れない

  • 配当利回り2.4%の相対的な魅力低下継続影響

    金利上昇局面では利回り2.4%は見劣りし売り材料

  • 売上高急拡大に対する一過性懸念2027年〜2028年影響

    1,806億円の需要が一巡すれば反動減の可能性

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上高の先行指標となるため
受注高の前年比
需要の勢いと市場環境を把握するため
営業利益率
収益性の改善が持続するか確認するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり190で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは2.78%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥190
1株あたり
配当利回り
2.78%
いまの株価に対して
配当性向
27.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3043.2
2018年3月4033.322.9
2019年3月5025.030.6
2020年3月500.040.2
2021年3月40−20.031.3
2022年3月7075.029.2
2023年3月8014.338.3
2024年3月800.0104.1
2025年3月800.087.1
2026年3月9012.527.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥190

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,921人。区分でいちばん多いのは外国法人32.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.3%を占め、残る58.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人34.134.636.733.028.532.2
金融機関31.534.030.731.630.430.9
個人・その他17.016.317.820.425.324.5
事業法人15.213.812.412.312.310.5
自己株式1.41.41.45.39.29.9
証券会社2.31.32.42.63.51.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)13.51
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.65
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 常任代理人 株式会社みずほ銀行5.53
04FUJI取引先持株会3.13
05株式会社三菱UFJ銀行2.34
06大同生命保険株式会社 常任代理人 株式会社日本カストディ銀行1.71
07株式会社名古屋銀行1.59
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 常任代理人 株式会社みずほ銀行1.56
09THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 常任代理人 株式会社みずほ銀行1.35
10MSIP CLIENT SECURITIES 常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-20
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    7.46%
    +1.18pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+548%、1株純資産は14期で+123%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月281,1842.427.951.5
2014年3月271,2362.234.262.9
2015年3月881,3796.815.533.6
2016年3月741,3725.415.547.1
2017年3月761,4625.419.143.2
2018年3月1951,65512.410.722.9
2019年3月1851,76710.88.030.6
2020年3月1641,8359.110.140.2
2021年3月1842,0149.515.431.3
2022年3月2202,16410.510.129.2
2023年3月2122,3329.410.538.3
2024年3月1112,4644.624.1104.1
2025年3月1202,4614.917.587.1
2026年3月1792,6437.026.127.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

20名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額375百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
五十棲丈二代表取締役社長52
須原信介取締役会長68
加納淳一取締役 専務執行役員 コーポレート本部本部長63
佐藤武取締役 執行役員 ロボットソリューション事業本部本部長53
水野象司社外取締役71
上野千晴社外取締役55
杉浦昌明常勤監査役65
山下佳代子社外監査役61
野田陽子社外監査役40
安部正明65
村上浩上席執行役員
浅岡鉄哉上席執行役員
残りの役員8名を開く
氏名役職年齢
藤田政利上席執行役員
鈴木隆紀常勤監査役62
鈴木隆司執行役員
長戸一義執行役員
西野克也執行役員
岡田健人執行役員
岡浩二執行役員
トミヤマ・ドミンゴス・マサハロ取締役 執行役員 ロボットソリューション事業本部副本部長61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8146585628736
監査役4454511
社外取締役425256
社外監査役318186

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容518字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当グループは、当社、子会社18社で構成され、電子部品実装ロボットならびに工作機械の製造販売を主業務として事業活動を展開しております。 当グループの事業に係わる位置づけとセグメントとの関連は次のとおりであります。 セグメントの名称   主な製品   主な会社 ロボット ソリューション   電子部品実装ロボット 半導体製造装置   当社、㈱アドテック富士、㈱エデックリンセイシステム ファスフォードテクノロジ㈱ フジ アメリカ コーポレイション フジ ヨーロッパ コーポレイション ゲーエムベーハー 富社(上海)商貿有限公司 昆山之富士機械製造有限公司 フジ ド ブラジル マキナス インダストリアイス リミターダ フジ インディア コーポレイション プライベート リミテッド フジ マシン アジア プライベート リミテッド マシンツール   工作機械   当社、㈱アドテック富士 フジ マシン アメリカ コーポレイション 昆山之富士機械製造有限公司 その他   制御機器 電子機器 画像処理開発   ㈱アドテック富士、㈱エデックリンセイシステム、FUJIリニア㈱ 事業系統図(当社及び子会社)は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,201字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当グループは「人々の 心豊かな 暮らしのために」をパーパスに掲げ、ロボティクスと自動化技術を礎に、製造・介護・物流などの分野において、驚きと感動を与える商品・サービスをお届けすることで社会に新しい価値を創造し、人々の笑顔があふれるサステナブルで心豊かな社会の実現を目指しております。 そして、あるべき姿として、以下をフィロソフィーとして掲げており、社会価値と経済価値双方を追求してまいります。 ・地球環境ならびに人々の幸福に資する商品・サービスをお届けします。 ・事業を成長させ、ステークホルダーの皆さまへ適切に還元します。 ・法令遵守はもとより、それを超えた道徳心の高い企業であり続けます。 更に、ビジョンにつきましては「半導体後工程チェーンにおけるFAブランドとして業界No.1へ」とし、今後も拡大する半導体後工程市場において、世界最高水準の性能を誇るマウンターやダイボンダを軸に先進的な自動化ソリューションを提供することで、No.1FAブランドの地位を確立してまいります。 (2) 中長期的な経営戦略、目標とする経営指標 2035年のありたい姿として制定した「FUJI2035:ものづくり、くらし、みらいに貢献するグローバルカンパニーとして世界にinnovationを提供します」に向けて、2024年度にスタートさせた中期経営計画を軸に、さらなる事業の成長を目指してまいります。中期経営計画の方針は以下のとおりです。 FUJI2035の実現に向けた事業ポートフォリオの再構築と社会的企業価値の向上 ①既存事業の拡大と収益力強化 ②次世代ビジネスの創出と事業化 ③ESGに基づく事業基盤の向上 また、事業活動における収益性や資本効率の向上を図るため、経営指標として営業利益やROEなどを重視しております。中期経営計画の最終年度である2027年3月期における、営業利益をはじめとする各指標の数値目標は以下のとおりです。 セグメント   指標   2027年3月期 (目標) ロボットソリューション   売上高(百万円)   200,000 営業利益(百万円)   48,000 マシンツール・その他   売上高(百万円)   11,000 営業利益(百万円)   100 合計   売上高(百万円)   211,000 営業利益(百万円)   43,600※ ※営業利益の合計数値には全社費用が含まれております。 指標   2027年3月期 (目標) ROE   11%以上 配当金(配当性向)   50%以上 当グループは、こうした基本戦略を通して、全てのステークホルダー(株主様、お客様、お取引先、従業員、地域社会等)の皆様と利益を共有し、共に夢のある未来を創っていくことを目指してまいります。 上記文中の将来に関する記述は、提出日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 事業ごとおよび財務面における対処すべき課題については、それぞれ以下のとおりです。 ロボットソリューション事業 中東情勢をはじめとする地政学リスクの長期化や、為替動向の変動などにより、世界経済の先行きは不透明な状況が続いているものの、AI関連やデータセンター、自動車の電動化・高度化などの分野は今後も成長が見込まれます。このような環境下において、手掛ける全ての製品においてシェアNo.1を目指すべく、モジュール型電子部品装着機「NXTR」や拡張型オールインワン装着機「AIMEXR」といった最新機種を拡販の軸に据え新規市場・顧客の開拓を図るとともに、来たるべき未来を見据え、独創性且つ競争力のある次世代製品のスピーディな開発にも取り組んでまいります。また、デジタル技術を活用した業務革新により生産・販売の業務効率化ひいては収益力強化を目指してまいります。加えて、スマートロッカーシステム「Quist」や移乗サポートロボット「Hug」、廃棄物選別ロボット「R-PLUS」をはじめとする電子部品実装ロボット以外の製品の事業化を推し進め、次世代の柱となる事業の創出を図ってまいります。 マシンツール事業 持続的な収益成長のサイクルを生み出すために、生産効率や提案営業力の向上によってターンキービジネスにおける優位性を確立し新規顧客の開拓に取り組みます。また、複合加工旋盤の新機種「ACUFLEX」の製品競争力をさらに高めて販路拡大を図り、環境配慮型製品の確立と顧客への提供を進めてまいります。 財務面 高水準の研究開発投資を継続するとともに、将来の成長に向けた周辺事業、新規事業への戦略的投資や設備投資も積極的に実施していくことで、企業価値の増大を目指してまいります。さらに株主価値向上の観点から、収益性や資本効率の向上、継続的な株主還元にも経営の最重要政策として取り組み、配当性向50%を基本とするよう努めてまいります。
事業等のリスク2,989字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、これらは当グループに関する全てのリスクを網羅したわけではなく、現時点では予見できないまたは重要と見なされていないリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当グループの経営成績等の状況に与える影響については、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 なお、当グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であり、これらのリスク管理体制等につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。 以下、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当グループが判断したものであります。 (1) 市場環境の変動による影響 当グループは、世界の各地域に販売拠点を置きグローバルな事業展開を行っており、当グループの主力製品である電子部品実装ロボットや工作機械等の需要変動は、各国の政情・経済や顧客の設備投資動向等に左右されます。 主力であるロボットソリューション事業においては、スマートフォンを中心とする通信機器関連をはじめ、コンピュータ、サーバー、車載等の分野向けに販売しており、景気変動に伴う電子機器の販売動向や顧客の設備投資動向に大きく影響を受けます。マシンツール事業は主要顧客である自動車業界の設備投資動向に大きく影響を受けます。 FUJIブランド商品の拡充や市場拡大等に取り組むとともに、収益体質の強化を図ってまいりますが、今後当グループの想定を超える急激な需要の変化があった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 部材等の調達による影響 当グループの製品を構成する鋼材・鋳物・電気材料等の主要部材については、市場価格の高騰が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、一部の部材については、需要集中による供給不足に加え、自然災害、供給業者における事故・操業停止、物流網の混乱、地政学的緊張の高まり等により、調達遅延や供給中断が発生する可能性があります。当グループとしては、複数供給者からの購入体制の構築、代替部材の検討、安全在庫の確保等により、安定調達に努めております。しかしながら、想定を超える供給制約や調達環境の悪化が長期化した場合には、生産活動に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競争激化による影響 当グループは、事業を展開する市場において、価格や機能を含む様々な要素での競争にさらされており、厳しい状況が続いております。今まで以上に競合他社との競争が熾烈なものになることが予想され、IoT・AI技術を活用しお客様のニーズに合った魅力的な製品開発とサービス体制・販売網の強化、ソリューション営業の推進が急務だと考えております。そのほか、コスト削減の追求等にも取り組み、収益性の向上に努めておりますが、顧客が製造する電子機器や自動車等の市場価格の下落に伴う設備調達コスト低減要求や競合他社との価格競争により有利な価格決定を行うことが困難な状況に置かれる場合があります。販売台数の減少や販売価格の下落が当グループの想定を大きく上回りかつ長期にわたった場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 技術開発による影響 当グループは、顧客の要求を捉え、積極的な開発投資と技術開発活動を継続的に実施しております。現在では電子部品実装ロボットと工作機械を事業の柱に据え、既存製品の性能向上に取り組むとともに、スマートロッカーシステム、移乗サポートロボット、廃棄物選別ロボット等の新規分野への事業展開を進めております。また、米国・シリコンバレーにあるFUJI Innovation Lab.等を積極的に活用し、ロボット技術に基づいたイノベイティブな新規事業創出に努めております。しかしながら、顧客要求の高度化や、市場での急速な技術革新による当グループの開発技術の陳腐化により、開発した製品を計画通り販売できない場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当グループは、品質マネジメントシステム規格ISO9001を取得し、品質保証体制及び顧客満足に資するサービスサポート体制の強化に努めております。しかしながら、当グループの製品は先端技術を駆使し、新たな分野の開発技術も多く採用していることから予期せぬ不具合が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 各国の法規制・関税政策等の変更による影響 当グループは、グローバルに事業を展開しており、海外売上高比率は90%以上を占めております。こうした状況下においては、販売先各国や地域の関税政策、輸出入規制、技術移転規制、環境規制、労働法制等の法令や制度の変更が当グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。当グループとしては、各国・地域の関連法規や政策動向について継続的な情報収集と分析を行い、迅速かつ適切な対応を図ることで影響の最小化に努めてまいります。しかしながら、法規制の変更等が想定を超える規模や速さで発生した場合には、当グループの事業運営および業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 大規模災害等による影響 当グループは、製造、販売及びサービス拠点をグローバルに展開しており、想定を超えた大規模災害や感染症の世界的流行等により、影響を受ける可能性があります。特に、当グループの主要な生産拠点が集中しております愛知県は、南海トラフ地震の防災対策推進地域であり、当該地域において大規模地震が発生した場合には、生産設備の破損や物流機能の停止等により生産・納入活動が停止し、業績に影響を及ぼす可能性があります。当グループといたしましては、災害等の発生時の被害最小化を図るため、事業継続計画の策定、耐震対策、防災訓練等の対策を講じリスクの最小化に努めております。 (7) 情報セキュリティによる影響 当グループは、情報システムの管理体制を構築し、徹底したセキュリティ対策や従業員教育等の施策を実施しております。しかしながら、コンピュータウィルス、不正アクセスやサイバー攻撃による予期せぬ障害が発生した場合には、生産をはじめとする事業活動の停止や情報漏洩による当グループの信用低下、顧客等に対する損害賠償等が発生する可能性があり、その場合には業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 知的財産権による影響 当グループが開発・生産している製品について、特許権・商標権等の取得とその保護に努めておりますが、保有する知的財産権を不正に使用した第三者による類似製品等の製造・販売を完全には防止できない可能性があります。また、当グループの製品開発時には第三者の知的財産権を侵害しないように細心の注意を払っておりますが、結果的に知的財産権を侵害したとして第三者から訴訟を提起され、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,789字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当グループが判断したものであります。 (1) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、中東情勢の緊迫化を受けた原油高への懸念から景気が一部で足踏みしたものの、アジア向けの輸出の持ち直しを背景に緩やかに回復しました。また、企業の設備投資はソフトウェア投資を中心に堅調に推移しました。世界経済は、欧州では輸出で弱い動きがみられたものの内需主導で景気が持ち直し、北米および中国では旺盛なAI需要を背景にソフトウェアなどの知的財産投資が底堅く推移しました。しかし、中東情勢の緊迫化に伴う地政学リスクの高まりなどによる世界経済への影響は不透明な状態が続いております。 このような環境のなかで、主力事業であるロボットソリューション事業では、手掛ける全ての製品においてシェアNo.1を目指すべく、モジュール型電子部品装着機「NXTR」や拡張型オールインワン装着機「AIMEXR」といった最新機種を拡販の軸に据え、新規市場・顧客の開拓に取り組んでまいりました。特に「NXTR」においては、自動化と高密度実装に加え、性能向上および機能拡張が奏功し、これらの優位性が評価された結果、従来の主力機種である「NXTⅢ」からの切り替えが完了しました。「NXTR」の需要拡大に対応すべく、2024年9月に完成した岡崎工場の新工場棟を整備し、生産体制強化にも努めてまいりました。さらに、スマートロッカーシステム「Quist」や移乗サポートロボット「Hug」、廃棄物選別ロボット「R-PLUS」をはじめとする電子部品実装ロボット以外の製品の事業化を推進し、次世代の柱となる事業の創出を図ってまいりました。マシンツール事業では、持続的な収益成長のサイクルを生み出すために、生産効率や提案営業力の向上に努めることでターンキービジネスにおける優位性の確立を図り、新規顧客の開拓に取り組んでまいりました。また、多様化する生産形態や部品加工のニーズに対応する複合加工旋盤の新機種「ACUFLEX」の製品競争力向上も推し進めてまいりました。そのほか、全社を挙げて、デジタル技術の活用による生産・販売・開発の業務効率化を推進して収益性の向上を図るとともに、サステナビリティ推進に関する専門部署を設置するなど企業として持続可能な成長を実現していくための取り組みも加速させてまいりました。 当グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高は180,642百万円と、前連結会計年度と比べて53,255百万円(41.8%)増加しました。 海外売上高は、AIサーバー関連の設備需要がタイ、インドを中心としたアジア地域において高水準で推移したことなどにより、163,971百万円と、前連結会計年度と比べて50,049百万円(43.9%)増加しました。売上高に占める海外売上高の割合は90.8%(中国27.4%、タイ13.4%、他アジア29.3%、北米11.9%、欧州6.6%、その他2.2%)と、前連結会計年度と比べて1.4ポイント上昇しました。国内売上高は、前連結会計年度と比べて3,205百万円(23.8%)増加し、16,671百万円となりました。 営業利益は29,282百万円と、前連結会計年度に比べて15,501百万円(112.5%)増加し、経常利益は31,291百万円と、前連結会計年度に比べて15,962百万円(104.1%)増加しました。 親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度と比べて4,826百万円(44.3%)増加し、15,733百万円となりました。 以上の結果、1株当たり当期純利益は178円79銭と、前連結会計年度の119円64銭から59円15銭増加しました。 また、自己資本利益率(ROE)は7.0%となり、前連結会計年度に比べて2.1ポイント上昇しました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 ロボットソリューション 売上高は168,737百万円と、前連結会計年度と比べて54,580百万円(47.8%)増加しました。これは主に、タイ、インドを中心としたアジア地域において、AIサーバー関連の設備需要が高水準で推移したことに加え、ダイボンダを含む半導体関連の設備需要も伸長したことによるものです。 事業活動としては、旗艦機種である「NXTR」を拡販の軸に据えた新規市場・顧客の開拓およびソリューション営業の推進などによりマーケットシェアの拡大に取り組んでまいりました。また、「NXTR」の性能向上および機能拡張への取り組みが奏功し、これらの優位性が評価された結果、従来の主力機種である「NXTⅢ」からの切り替えが完了しました。「NXTR」の需要拡大に対応すべく、2024年9月に完成した岡崎工場の新工場棟を整備し、生産体制強化にも努めてまいりました。 営業利益は、33,623百万円となり、前連結会計年度と比べて17,273百万円(105.7%)増加しました。 セグメント資産は200,872百万円となり、前連結会計年度と比べて32,866百万円(19.6%)増加しました。これは主に、売上増に伴う売掛金の増加や、生産増により棚卸資産が増加したことなどによるものであります。 当年度は中期経営計画の2年目であり、過去最高の売上高、営業利益を達成するなど、中期経営計画の最終年度に向けて順調に推移しております。今後につきましては、AI関連やデータセンター需要の増加、さらには自動車の電動化・高度化の進展など、成長分野のニーズを的確に捉えた製品開発および提案力の強化を図り、積極的な営業活動を推し進めることにより、マーケットシェアの拡大に取り組んでまいります。 マシンツール 売上高は9,705百万円と、前連結会計年度と比べて1,388百万円(12.5%)減少しました。これは自動車関連の設備需要が低調に推移し、特に北米市場において販売数量が大きく減少したことによるものであります。 営業損益は107百万円の損失(前期:営業利益740百万円)となりました。 セグメント資産は、15,721百万円となり、前連結会計年度と比べて2,971百万円(15.9%)減少しました。これは主に受注残高減により棚卸資産が減少したことなどによるものであります。 中期経営計画につきましては、当社の主要マーケットである自動車関連の設備投資が低調に推移したため当年度は営業損失となっておりますが、当社の強みであるターンキーソリューションビジネスを一層強化し、収益基盤の安定化と改善に努めてまいります。 その他 制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発等のその他事業の売上高は2,199百万円となり、前連結会計年度と比べて63百万円(3.0%)増加し、営業利益は85百万円(前期:営業損失109百万円)となりました。 (2) 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は195,507百万円となり、前連結会計年度末から40,079百万円増加しました。これは主に、受取手形及び売掛金が30,543百万円、棚卸資産が10,914百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は82,849百万円となり、前連結会計年度末と比べ6,012百万円減少しました。これは主に、子会社であるファスフォードテクノロジ株式会社に係るのれんに対する減損損失計上などによりのれんが8,087百万円減少した一方、退職給付に係る資産が2,048百万円増加したことによるものであります。 この結果、資産合計は、278,356百万円となり、前連結会計年度末から34,067百万円増加しました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は43,382百万円となり、前連結会計年度末から21,126百万円増加しました。これは主に、未払法人税等が7,440百万円、支払手形及び買掛金が6,977百万円、前受金及び預り金(いずれも流動負債のその他に含みます)が5,482百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定負債は2,519百万円となり、前連結会計年度末と比べ831百万円減少しました。これは主に繰延税金負債が1,052百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は、45,902百万円となり、前連結会計年度末から20,295百万円増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は232,454百万円となり、前連結会計年度末から13,772百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益により利益剰余金が15,733百万円、為替市場における円安の進行により為替換算調整勘定が4,187百万円それぞれ増加した一方、配当金の支払により利益剰余金が7,075百万円減少したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は83.5%(前連結会計年度末は89.5%)となりました。1株当たり純資産額は2,642円59銭(前連結会計年度末は2,461円37銭)となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べ4,846百万円減少し53,159百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、9,181百万円の収入(前期:23,413百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益24,641百万円や減損損失9,717百万円、減価償却費9,508百万円や仕入債務の増加額5,962百万円などのプラス要因が、売上債権の増加額29,127百万円や棚卸資産の増加額9,532百万円などのマイナス要因を上回ったことによるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、6,971百万円の支出(前期:11,418百万円の支出)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出11,612百万円などが、投資有価証券の売却による収入4,937百万円などを上回ったことによるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、9,038百万円の支出(前期:16,195百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額7,085百万円や自己株式の取得による支出2,374百万円などによるものであります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製造のための原材料及び部品の購入費のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また運転資金、戦略投資資金及び設備投資資金は内部留保金を充当することを基本方針とし、将来の成長に向けた周辺事業、新規事業への戦略的投資や設備投資のために一定水準の内部留保を維持してまいります。一方、必要に応じて借入れによる資金調達も検討してまいります。重要な資本的支出及びその資金の調達源につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。 なお、当社は、資金需要に対する機動性・安全性の確保及び財務リスクの低減を図るため、主要取引金融機関と総額120億円の特定融資枠契約を締結しております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (6) 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) ロボットソリューション   187,120   57.8 マシンツール   8,393   △16.6 報告セグメント計   195,513   51.9 その他   2,139   24.1 合計   197,653   51.6 (注) 金額は販売価格によっております。 b 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) ロボットソリューション   197,151   74.7   61,660   85.5 マシンツール   8,023   △9.9   3,143   △34.9 報告セグメント計   205,174   68.5   64,804   70.2 その他   2,255   6.4   329   20.2 合計   207,429   67.4   65,133   69.9 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) ロボットソリューション   168,737   47.8 マシンツール   9,705   △12.5 報告セグメント計   178,442   42.5 その他   2,199   3.0 合計   180,642   41.8 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) アメリカンテック カンパニー リミテッド(中国)   17,333   13.6   21,716   12.0

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2027年3月期第1四半期 決算説明資料2026-08-03

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。