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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

住友重機械工業

SUMITOMO HEAVY INDUSTRIES,LTD.6302 · Prime · 機械

総合機械メーカー。減速機・プラスチック加工機・建機・ボイラなど多角化

概要

住友重機械工業は、住友グループの中核をなす総合機械メーカーである。射出成形機で世界トップシェアを誇り、建設機械、環境プラント、駆動制御機器など幅広い製品を手掛ける。2024年12月期の連結売上高は1兆711億円、従業員数は約2万5千人。中国市場の低迷やコスト増が収益を圧縮し、営業利益率は5.1%にとどまるが、半導体関連設備や脱炭素関連の需要を取り込み成長を目指す。

四つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループはメカトロニクス、インダストリアルマシナリー、ロジスティックス&コンストラクション、エネルギー&ライフラインの4つの報告セグメントで構成される。2024年12月期のセグメント別売上高は、メカトロニクス2,712億円、インダストリアルマシナリー2,226億円、ロジスティックス&コンストラクション3,889億円、エネルギー&ライフライン1,776億円、その他65億円。営業利益はそれぞれ190億円、42億円、140億円、121億円、21億円。ロジスティックス&コンストラクションが全売上高の約36%を占め、最大セグメントである。

グローバルに広がる生産販売網

グループは北米、欧州、中国、東南アジアなど世界各地に生産拠点と販売会社を有する。メカトロニクスではSumitomo Machinery Corporation of Americaが北米、Sumitomo(SHI)Cyclo Drive Germany GmbHが欧州、住友重機械(唐山)有限公司が中国を担当。インダストリアルマシナリーではSumitomo(SHI) Demag Plastics Machinery GmbHが欧州で射出成形機を製造販売。ロジスティックス&コンストラクションではインドネシアのPT Sumitomo Construction Machinery Indonesia、北米のLBX Company,LLCなどが油圧ショベルを手掛ける。エネルギー&ライフラインではオランダのSumitomo SHI FW Energie B.V.がボイラ事業を展開。

176の子会社から成るグループ体制

当社グループは当社、連結子会社176社、関連会社5社の計182社で構成される。主要子会社として、減速機・モータの住友重機械ギヤボックス、プラスチック加工機械のSumitomo(SHI)Demag Plastics Machinery、油圧ショベルの住友建機、フォークリフトの住友ナコフォークリフト、環境装置の住友重機械エンバイロメント、船舶の住友重機械マリンエンジニアリングなどがある。2025年1月にはセグメント間の事業組替えを実施し、メカトロニクスからレーザ関連装置をインダストリアルマシナリーへ、インダストリアルマシナリーから極低温冷凍機をメカトロニクスへ移管した。

業界の中での役割は産業機械・建設機械・エネルギー機器の総合サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1.1兆円
営業利益
515億円
営業利益率
4.8%
純利益
309億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01メカトロニクス主力

減速機、モータ、インバータ、極低温冷凍機、精密位置決め装置などの駆動制御機器を製造販売。工場自動化や精密加工向けにグローバル供給

主な製品・サービス5
減速機世界シェア首位
サイクロ減速機を中心とした各種減速機。産業機械の動力伝達に使用
モータ
各種産業用モータ(ACモータ、サーボモータなど)
インバータ
モータ制御用インバータ(Invertek Drives製など)
極低温冷凍機
超伝導応用向けなどの極低温冷却装置
精密位置決め装置
半導体露光装置や工作機械向けの高精度位置決めステージ

02インダストリアル マシナリー主力

プラスチック加工機械、加速器、医療機械、鍛造プレス、半導体製造装置、防衛装備品などを製造販売。産業用大型機械から特殊装置まで幅広く対応

主な製品・サービス5
プラスチック加工機械
射出成形機、押出成形機など。自動車部品や家電向け
加速器
医療用(陽子線治療など)や研究用の粒子加速器
医療機械器具
放射線治療装置、手術支援装置など
半導体製造装置
イオン注入装置など半導体前工程装置(住友重機械イオンテクノロジー)
防衛装備品
艦砲、銃砲弾薬など防衛省向け

03ロジスティックス&コンストラクション準主力

油圧ショベル、道路機械、建設用クレーン、フォークリフト、運搬荷役機械、物流システム、駐車場システムなどを製造販売。国内外の建設現場や物流倉庫向け

主な製品・サービス4
油圧ショベル
建設現場向け油圧ショベル(住友建機ブランド)
建設用クレーン
ラフテレーンクレーン、クローラクレーンなど
フォークリフト
エンジン式・電動式フォークリフト(住友ナコフォークリフト)
物流システム
自動倉庫、コンベヤシステム、仕分けシステムなど

04エネルギー&ライフライン準主力

ボイラ、大気汚染防止装置、水処理装置、産業用タービン、ポンプ、攪拌槽、食品機械、船舶などを製造販売。発電所や工場、上下水道など社会インフラ向け

主な製品・サービス4
ボイラ
石炭焚きボイラ、バイオマスボイラ、廃熱回収ボイラなど
大気汚染防止装置
排煙脱硫装置、脱硝装置、集塵機など
水処理装置
産業排水処理、上下水処理、海水淡水化装置など
産業用タービン
蒸気タービン、ガスタービン(新日本造機製)

製品と技術

減速機とモータ・インバータからなる駆動制御機器

メカトロニクスセグメントの中心製品はサイクロ減速機であり、産業機械の動力伝達に広く使用される。モータはACモータやサーボモータ、インバータはInvertek Drives製の製品をラインアップ。極低温冷凍機は超伝導応用向け、精密位置決め装置は半導体露光装置や工作機械に供給される。これらの製品は工場自動化や精密加工分野で世界中の顧客に納入されている。

射出成形機と加速器、半導体製造装置

インダストリアルマシナリーセグメントでは、プラスチック加工機械として射出成形機と押出成形機を手掛け、自動車部品や家電向けに供給。加速器は医療用(陽子線治療)や研究用に納入。半導体製造装置として住友重機械イオンテクノロジーがイオン注入装置を製造する。その他、鍛造プレスや防衛装備品(艦砲、銃砲弾薬)も扱う。

油圧ショベルと建設用クレーン、フォークリフト

ロジスティックス&コンストラクションセグメントの中核は住友建機ブランドの油圧ショベルで、国内外の建設現場で使用される。建設用クレーンはラフテレーンクレーンやクローラクレーンを展開し、北米ではLink-Belt Cranes, L.P., LLLPが製造販売。物流機器では住友ナコフォークリフトがエンジン式・電動式フォークリフトを提供し、自動倉庫やコンベヤシステムも手掛ける。

ボイラと大気汚染防止、水処理の環境プラント

エネルギー&ライフラインセグメントでは、石炭焚き・バイオマス・廃熱回収ボイラをSumitomo SHI FW Energie B.V.と連携して提供。排煙脱硫装置や脱硝装置などの大気汚染防止装置、産業排水処理や海水淡水化の水処理装置(住友重機械エンバイロメント)をラインナップ。産業用タービン(新日本造機)、攪拌槽、食品機械、船舶も同事業に含まれる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位減速機サイクロ減速機で世界シェアトップメカトロニクス

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

重電・機械で国内大手、内需中心で安定収益

住友重機械工業は、建設機械や射出成形機、船舶用ディーゼルエンジンなど多岐にわたる機械事業を展開し、国内では三菱重工業に次ぐ大手機械メーカーとしての地位を確立している。同社は特に建設機械と射出成形機で高いシェアを持ち、国内市場を中心に安定的な収益基盤を築いている。一方、ライバルである日本製鋼所はプラント・鋼材分野で強みを持ち、三浦工業は小型貫流ボイラーでニッチ市場を開拓している。住友重機械は幅広い製品ポートフォリオとグローバルな販売網を活かし、内需依存ながらも業界内で一定のポジションを確保しているが、海外展開の遅れが成長の制約となっている。

強み

  • 建設機械や射出成形機、船舶用エンジンなど幅広い製品群を保有し、業績を安定させる.
  • 建設機械で国内首位級のシェアを有し、ブランド力と販売網が強み.
  • 高効率エンジンや精密射出成形技術で業界内の評価が高い.
  • 売上高約1兆円規模で、自己資本比率が高く財務の健全性がある.

課題

  • 内需依存が強く、海外売上比率が低いため成長余地を逃している.
  • 営業利益率が5%前後で推移し、競合他社と比べ低水準.
  • 建設機械や船舶は景気変動の影響を受けやすく、業績が不安定.

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

工作機械・FAの時価総額近傍。太字が住友重機械工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16856堀場製作所9,517億円22.1倍
26845アズビル7,891億円19.3倍
36113アマダ7,789億円24.8倍
46481THK7,450億円28.7倍
56473ジェイテクト6,834億円57.0倍
66302住友重機械工業6,759億円16.2倍
77762シチズン時計6,711億円21.4倍
86134FUJI6,681億円38.3倍
95631日本製鋼所5,255億円27.0倍
106324ハーモニック・ドライブ・システムズ5,124億円315.0倍
116268ナブテスコ5,106億円25.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。

会社の歴史

沿革 1件

別子銅山の工作方として創業した1888年

1888年、住友グループの祖業である別子銅山の工作方として創業。これが住友重機械工業の原点となる。以後、機械メーカーとして事業を拡大し、現在ではグループ全体で売上高1兆円超、従業員約2万5千人を擁する総合機械メーカーに成長した。住友の事業精神を経営の基本とし、「一流の商品とサービスを世界に提供し続ける機械メーカー」を目指すという企業使命を掲げている。

浦賀玉島デイゼル工業との合併(1962年)

1962年、当社は浦賀玉島デイゼル工業株式会社と合併し、浦賀重工業株式会社に改称した。この合併により、ディーゼルエンジンの製造技術と事業基盤を取り込み、のちの船舶事業やエネルギー事業の核となった。現在、船舶事業は住友重機械マリンエンジニアリングが、蒸気タービン・ポンプ事業は新日本造機が手掛けており、合併の影響は広く残る。

新造船事業からの撤退(2024年度)

2024年度、当社は新造船事業からの撤退を決定し、新規受注を停止した。これは中期経営計画「強靭な事業体の構築」の一環で、低収益事業の戦略再構築を目的とする。新造船事業の売上高は全社に占める割合が小さく、撤退により経営資源を重点投資領域へ集中できる。2024年12月期の連結売上高は1兆711億円と前期比微減となったが、その一因とみられる。

防衛装備統合と独占禁止法違反命令(2025年度)

2025年度、当社は防衛装備事業の一部を住重特機サービス株式会社から当社本体に統合した。同時期、子会社の住友重機械搬送システムが機械式駐車装置の設置工事で独占禁止法違反(不当な取引制限)を理由に、公正取引委員会から排除措置命令と課徴金納付命令(金額1億9,995万円)を受けた。当社は新たな独占禁止法遵守基本方針を策定し、再発防止に努める。

年表1件を開く

1960年代

  • 1962年M&A浦賀玉島デイゼル工業株式会社と合併し、浦賀重工業株式会社と改称

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年度まで1兆1,730億円
  • 営業利益2026年度まで800億円
  • ROIC2026年度まで7.0%
  • DOE3.5%以上
  • 総還元性向40%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオ改革の推進

    低成長・低収益事業の戦略再構築を実施し、成長が見込まれる4つの「重点投資領域」事業へ経営資源を集中して事業拡大を図る。収益低迷事業の収益力強化施策を遂行し、低成長・低収益事業は譲渡等により再構築を進める。

  2. 02

    資本政策の強化

    ROIC向上施策によるキャッシュ・フロー創出力強化、有利子負債も活用した重点投資領域への投資(1,900億円)・研究開発費(900億円)・株主還元(700億円)を計画。DOE3.5%以上、最低配当125円、総還元性向40%以上の基本方針の下、安定・継続的な配当を実施。

  3. 03

    新事業探索の強化

    グローバル戦略本部を中心に、セグメント横断的な探索テーマの調整・推進、コーポレート視点でのテーマ発掘と事業化を推進。社内ピッチコンテストや米国ボストンオフィスを活用した活動、社内企業家人材育成プログラム等を展開。

  4. 04

    経営基盤の強化

    サステナビリティ(7つの重要課題・2050年カーボンニュートラル目標)、人的資本(人材確保・育成・グローバルマネジメント基盤整備・ダイバーシティ推進)、DX(デジタライゼーション推進・サイバーセキュリティ対策・業務プロセス変革)の各分野で基盤強化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で25,123人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は857万円で、9期前と比べて+9.2%平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は13.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月19,321
2018年3月21,017
2019年3月78542.315.622,543
2020年3月79142.315.423,635
2021年3月77142.415.124,050
2022年12月80942.914.425,211
2022年3月80743.416.124,584
2023年12月79642.914.025,303
2024年12月83543.213.525,337217
2025年12月85743.513.825,123205

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率94.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社31(国内 15 / 海外 16、うち連結子会社 21) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
横須賀製造所(神奈川県横須賀市) (注)4486億円
メカトロニクス エネルギー& ライフライン
愛媛製造所(愛媛県新居浜市 及び西条市) (注)2、4318億円
インダストリアル マシナリー エネルギー& ライフライン
千葉製造所(千葉市稲毛区) (注)4255億円
インダストリアル マシナリー
名古屋製造所(愛知県大府市) (注)4245億円
メカトロニクス
愛媛事業所 — 愛媛県西条市150億円
インダストリアル マシナリー
メカトロニクス — Sumitomo Machinery Corporation of America (米国 バージニア州)145億円
田無製造所(東京都西東京市) (注)4117億円
メカトロニクス インダストリアル マシナリー
岡山製造所(岡山県倉敷市) (注)4104億円
メカトロニクス
メカトロニクス — Sumitomo Heavy Industries(Vietnam)CO.,LTD. (ベトナム ハノイ)9,988百万円
ロジスティックス&コンストラクション — Link-Belt Cranes,L.P.,LLLP (米国 ケンタッキー州)8,799百万円
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    住友重機械ギヤボックス㈱
    大阪府 貝塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Sumitomo Industrias Pesadas do Brasil Ltda. ※1
    (ブラジル)サンパウロ州 イトゥ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    住友重機械(唐山)有限公司 ※1
    (中国)河北省 唐山 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SumitomoHeavyIndustries (Vietnam)Co.,Ltd.※1
    (ベトナム)ハノイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Sumitomo Machinery Corporation of America
    (米国)バージニア州 チェサピーク · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Lafert S.p.A.
    (イタリア)ヴェネト州 ヴェネツィア · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Sumitomo(SHI)Cyclo Drive Germany GmbH
    (ドイツ)バイエルン州 マルクト・インダースドルフ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    住友重機械減速機(中国)有限公司
    (中国)天津 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Invertek Drives Ltd.
    (英国)ウェルシュプール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本スピンドル製造㈱※1
    兵庫県 尼崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    住友重機械 イオンテクノロジー㈱※2
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Sumitomo(SHI)Demag Plastics Machinery GmbH
    (ドイツ)バイエルン州 シュバイク · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社19社を開く
  • 寧波住重機械有限公司※1(中国)浙江省 寧波100%
  • 住友建機㈱※1東京都 品川区100%
  • 住友建機販売㈱※1東京都 品川区100%
  • 住友重機械建機クレーン㈱ ※1東京都 品川区100%
  • 住友重機械搬送システム㈱東京都 品川区100%
  • 住友建機(唐山)有限公司※1(中国)河北省 唐山100%
  • PT Sumitomo Construction Machinery Indonesia※1(インドネシア)西ジャワ州 カラワン100%
  • SCM(America),Inc.※1(米国)ケンタッキー州 レキシントン100%
  • LBX Company,LLC※1(米国)ケンタッキー州 レキシントン100%
  • LBCE Holdings,Inc.※1(米国)ケンタッキー州 レキシントン100%
  • 新日本造機㈱東京都 品川区100%
  • 住友重機械マリン エンジニアリング㈱※1東京都 品川区100%
  • 住友重機械 エンバイロメント㈱東京都 品川区100%
  • 住友重機械プロセス機器㈱愛媛県 西条市100%
  • Sumitomo SHI FW Energie B.V.(オランダ)北ホラント州 アムステルダム100%
  • 住友重機械工業(中国)有限 公司※1(中国)上海100%
  • その他106社
  • 住友ナコフォークリフト㈱愛知県 大府市50%
  • その他1社
国際子会社 (GLEIF登録 6社)
  • JP住友建機株式会社
  • BEHANSEN INDUSTRIAL TRANSMISSIONS
  • USSUMITOMO MACHINERY CORPORATION OF AMERICA
  • ITLAFERT S.P.A.
  • DESumitomo (SHI) Demag Plastics Machinery GmbH
  • PLSUMITOMO SHI FW ENERGIA POLSKA SPÓŁKA Z OGRANICZONĄ ODPOWIEDZIALNOŚCIĄ

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    NEDO先導研究プログラム新産業創出新技術先導研究プログラム多能工ロボット実現のための機械的接触基盤ロボット技術開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-09-18
    3,525万円
  • 調達
    先進的な火力発電技術等の海外展開推進事業先進的な火力発電技術等に係る導入促進事業先進火力発電技術の導入促進のための補強調査
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-03-09
    3,010万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1.1兆円営業利益515億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.4%、利益が-6.5%。

売上高
-0.4%
1.1兆円
営業利益
-6.5%
515億円
純利益
+301.3%
309億円
営業利益率
4.8%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1.1兆円1.1兆円
営業利益680億円515億円
純利益350億円309億円
1株あたり配当¥145¥145

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は5,542億円、営業利益は374億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.1%、営業利益は+72.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2,4821626.5108
2023年2Q2,6191455.5117
2023年3Q2,6241907.2118
2023年4Q3,090−16
2024年1Q2,5481847.2136
2024年2Q2,6561495.699
2024年4Q5,5072184.0−158
2025年2Q4,9462174.4124
2025年4Q5,7232985.2185
2026年2Q5,5423746.7220

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は5,859億円から1.1兆円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月0.5931059
2014年3月0.62330179
2015年3月0.67451243
2016年3月0.70491331
2017年3月0.67483336
2018年3月0.79675347
2019年3月0.90726457
2020年3月0.86526328
2021年3月0.85495268
2022年3月0.94648441
2022年12月0.8543358
2023年12月1.08703327
2024年12月1.075514925.177
2025年12月1.075154734.8309

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1.1兆円のうち、営業利益として残るのは515億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は309億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.5%8,060億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.6%2,094億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%515億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.8pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.1pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
4.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが637億円、投資CFが−594億円で、差し引きのフリーCFは43億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,076億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月27−197−114−170465
2014年3月637−276−95361764
2015年3月622−141−369481903
2016年3月183−153−23830686
2017年3月382−259−178123610
2018年3月711−378−101333855
2019年3月552−550−1332698
2020年3月363−578360−215836
2021年3月641−437−80204962
2022年3月617−497−281120850
2022年12月214−373217−159937
2023年12月654−433−1722211,002
2024年12月128−495419−3671,075
2025年12月637−594−71431,076

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が6,862億円で、自己資本比率は51.6%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月0.652,9283,54944.6
2014年3月0.723,3113,93145.1
2015年3月0.793,6514,20945.8
2016年3月0.783,8284,00148.1
2017年3月0.804,0923,87350.0
2018年3月0.894,4504,49848.2
2019年3月0.954,6504,89147.5
2020年3月1.004,7765,18546.6
2021年3月1.035,0495,25847.6
2022年3月1.095,6685,28150.4
2022年12月1.155,7695,72049.5
2023年12月1.206,2755,73451.6
2024年12月1.266,4646,13850.8
2025年12月1.326,8626,34351.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
1,111億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4,446億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6,343億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中114位あたり、逆に低いのはROE209社中158位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.7%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.6%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
-0.4%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,499で、1年前と比べて+68.8%過去52週の値幅のなかでは71%の位置にある。

¥5,499-4.8%1ヶ月-3.9%1年+68.8%時価総額6,759億円
過去52週の値幅
安値¥3,341高値¥6,362

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.2倍
PER (会社予想)18.7倍
PBR0.93倍
配当利回り2.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は5615円で、25日移動平均線(5546.84円)を1.2%上回り、75日線(5322.21円)より5.5%上。直近1ヶ月で+4.87%と上昇基調。8月4日に5720円まで急伸し、その後高値圏で推移。52週高値6362円には5.1%まで接近。年初来で+74.01%と大きく上昇しており、RSIは60.21で買われすぎにはまだ余裕がある。出来高は8月4日に321万株と急増し、関心の高さを示す。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは16.58倍で機械業界平均23.18倍を大きく下回り、予想PERも19.1倍と平均を下回る。PBRは0.95倍と1倍を割り込み、平均1.54倍に対しても大幅に割安。配当利回りは2.58%と平均2.66%とほぼ同等。ただし、ROEは4.7%と低く、2024年12月期は純利益が大幅減益となるなど収益の不安定さが見られる。割安ではあるが収益力の弱さが懸念され、割安と割高の両面を含む。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.2倍22.7倍
PER (予想)18.7倍
PBR0.93倍1.50倍
ROE4.7%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

中期経営計画で最終年度の2026年12月期の売上高を1兆円規模、営業利益率を10%に設定しているが、直近は5%前後にとどまる。強気派は、半導体関連設備や脱炭素関連の需要拡大、中国市場の回復による収益改善を期待する。一方、弱気派は、中国市場の低迷継続、建設機械の需要減、競争激化による売上減少と利益率低下を懸念する。また、PBRは0.99倍と1倍を下回っており、株価上昇余地があるとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 利益率改善の余地

    中計目標は営業利益率10%で、現在5%から改善余地。

  • 半導体・脱炭素需要

    半導体関連設備や脱炭素投資が追い風。

  • 割安な株価水準

    PBR0.99倍と純資産割れの水準。

  • PBR0.9957倍と解散価値割れで株主還元強化の思惑次回株主総会影響

    PBR0.9957倍と1倍割れ。株主提案や自社株買いなど資本政策の改善が期待される。

  • 2025年12月期純利益309億円と前期比4倍に回復決算発表後影響

    2025年12月期純利益は前期比で約4倍の309億円。収益構造の改善が鮮明。

  • 外国人保有37.59%と高く、ガバナンス改革期待継続影響

    外国人持ち株比率37.59%と高く、コーポレートガバナンス改革でバリュエーション修正が期待。

  • 営業利益率5%前後を維持し、コスト削減効果が発現通年影響

    営業利益率は5.14%から4.83%へ低下も、営業利益515億円を確保。コスト管理が寄与。

マイナスに働く材料7
  • 中国市場の低迷

    主要市場の中国で需要が回復せず。

  • 売上減少

    2025年12月期も売上減予想。

  • 収益性が低い

    営業利益率が5%前後にとどまり、目標に遠い。

  • 売上高が3期連続減収で1兆669億円へ縮小通年影響

    売上高は3期連続減収で1兆815億円から1兆669億円へ縮小。

  • 営業利益515億円と前期比36億円減益、収益力低下通年影響

    営業利益は551億円から515億円へ減少。営業利益率も5.14%から4.83%へ低下。

  • 予想PER20倍と実績17.36倍を上回り割高感継続影響

    予想PER20倍は実績17.36倍を上回る。減益予想なのに割高感が警戒される。

  • ROE4.7%と低く、資本効率の悪さが重し継続影響

    ROE4.7%は資本コストを大きく下回る。PBR1倍割れの一因。

次の決算で確かめる点
射出成形機受注高
主力事業の需要動向を示す。
中国売上高
中国依存度の変化と市場回復度合いを測る。
営業利益率
中計目標達成への進捗を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり145で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.64%。

年間配当
¥145
1株あたり
配当利回り
2.64%
いまの株価に対して
配当性向
45.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月80172.3
2018年3月856.3149.4
2019年3月11231.876.2
2020年3月91−18.888.8
2021年3月54−40.723.0
2022年12月9066.7
2022年3月11527.846.7
2023年12月1204.3176.1
2024年12月1254.290.0
2025年12月1250.045.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥145

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ27,989人。区分でいちばん多いのは外国法人37.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.3%を占め、残る59.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
外国法人41.843.842.241.538.837.6
金融機関37.137.236.436.336.436.0
個人・その他12.212.413.013.615.716.9
証券会社3.72.03.74.14.65.2
事業法人5.14.64.74.64.54.4
自己株式0.30.30.30.32.22.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)16.28
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)8.89
03State Street Bank And Trust Company 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)5.51
04Northern Trust Co. (AVFC) Re Silchester International Investors International Value Equity Trust (常任代理人 香港上海銀行東京支店)4.29
05住友生命保険相互会社3.53
06住友重機械工業共栄会2.81
07Northern Trust Co. (AVFC) Re U.S. Tax Exempted Pension Funds(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.49
08Northern Trust Co. (AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.73
09住友重機械社員持株会1.62
10State Street Bank And Trust Company 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-10
    シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー(Silchester International Investors LLP)
    新規の大量保有報告
    5.97%
    -1.06pt
  • 2026-07-02
    シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー (Silchester International Investors LLP)
    新規の大量保有報告
    7.03%
    -1.09pt
  • 2026-05-28
    シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー (Silchester International Investors LLP)
    新規の大量保有報告
    8.12%
    -1.11pt
  • 2026-04-21
    三井住友信託銀行株式会社
    新規の大量保有報告
    0.94%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2593%、1株純資産は14期で+1105%。直近期のROEは4.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月104712.139.9
2014年3月295325.814.437.9
2015年3月405877.119.867.5
2016年3月546159.08.652.0
2017年3月2743,2528.714.2172.3
2018年3月2833,5178.414.3149.4
2019年3月3733,70110.39.676.2
2020年3月2683,7917.17.388.8
2021年3月2184,0055.614.123.0
2022年3月3604,5018.57.846.7
2022年12月474,6471.056.0
2023年12月2675,0605.513.3176.1
2024年12月645,3311.250.890.0
2025年12月2575,6724.716.145.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2025/12期の役員報酬は総額532百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
下村真司代表取締役会長 取締役会議長69
渡部敏朗代表取締役社長 CEO63
荒木達朗代表取締役 執行役員副社長 貿易管理室長 エネルギー& ライフライン セグメント長64
岡村哲也取締役70
小島英嗣取締役66
髙橋進取締役73
濵地昭男取締役72
森田純恵取締役66
穂高弥生子取締役60
鈴木英夫監査役(常勤)66
内田昭二監査役(常勤)67
中村雅一監査役69
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢
南木みお監査役53
渡辺肇監査役64
続木治彦取締役 専務執行役員 愛媛製造所長 ロジスティックス& コンストラクション セグメント長64
荒居祐基取締役 専務執行役員 グローバル戦略本部長61
華房実保取締役61
直原和哲監査役(常勤)64

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)72291113637654
社外取締役7838312
監査役2737337

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,024字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、総合機械メーカーとして、子会社176社、関連会社5社及び当社を含め総計182社から構成されております。 当社グループが営んでいる主な事業内容と、主要な関係会社の当該事業に係る位置付けなどは、以下のとおりであります。なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に記載しているセグメント情報と同一の区分であります。 なお、セグメント運営の効率化とシナジー推進を目的として、2025年1月にメカトロニクスセグメントのレーザ関連装置についてインダストリアル マシナリーセグメントへ、またインダストリアル マシナリーセグメントの極低温冷凍機についてメカトロニクスセグメントへの組替えを実施しております。 (1) メカトロニクス 減・変速機につきましては、当社及び住友重機械ギヤボックス㈱が製造及び販売全般を行うほか、Sumitomo Machinery Corporation of Americaが主に北米地域を、Sumitomo(SHI)Cyclo Drive Germany GmbHが欧州地域を、Sumitomo(SHI)Cyclo Drive Asia Pacific Pte.Ltd.が東南アジア地域を、住友重機械(唐山)有限公司と住友重機械減速機(中国)有限公司が中国における製造を担当しております。 モータにつきましては、Sumitomo Heavy Industries(Vietnam)Co., Ltd.が製造を、 Lafert S.p.A.が製造及び販売全般を行っております。 インバータにつきましては、Invertek Drives Ltd.が製造及び販売全般を行っております。 極低温冷凍機及び精密位置決め装置につきましては、当社が製造及び販売全般を行っております。 (2) インダストリアル マシナリー プラスチック加工機械につきましては、当社が製造及び販売全般を行うほか、寧波住重機械有限公司が中国における製造を、Sumitomo(SHI) Demag Plastics Machinery North America,Inc.が北米地域における販売全般を、Sumitomo(SHI)Demag Plastics Machinery GmbHが欧州地域における製造及び販売を担当しております。 加速器、医療機械器具、鍛造プレス及び防衛装備品につきましては、当社が製造及び販売全般を行っております。 半導体製造装置につきましては、住友重機械イオンテクノロジー㈱(注)が製造及び販売全般を行っております。 フローフォーミングマシンにつきましては、日本スピンドル製造㈱及びLeifeld Metal Spinning GmbHが製造及び販売全般を行っております。 (3) ロジスティックス&コンストラクション 油圧ショベル及び道路機械につきましては、住友建機㈱が製造及び海外向け販売を、住友建機(唐山)有限公司が中国における製造を、住重建机(上海)有限公司が中国における販売を、PT Sumitomo Construction Machinery Indonesiaがインドネシアにおける製造を、住友建機販売㈱が国内向け販売を、LBX Company,LLCが北米地域における販売を行っております。 建設用クレーンにつきましては、住友重機械建機クレーン㈱が、販売全般及び国内における製造を、Link-Belt Cranes,L.P.,LLLPが主に北米地域における製造及び販売全般を担当しております。 運搬荷役機械、物流システム及び駐車場システムにつきましては、住友重機械搬送システム㈱が製造及び販売全般を行っております。 フォークリフトにつきましては、住友ナコフォークリフト㈱が製造及び販売全般を行っております。 (4) エネルギー&ライフライン ボイラ及び大気汚染防止装置につきましては、当社とSumitomo SHI FW Energie B.V.が製造、販売全般及び運転業務を行っております。 水処理装置につきましては、住友重機械エンバイロメント㈱が製造、販売全般及び運転業務を行っております。 産業用タービン及びポンプにつきましては、新日本造機㈱が製造及び販売全般を行っております。 攪拌槽につきましては、当社及び住友重機械プロセス機器㈱が製造及び販売全般を行っております。 食品機械につきましては、㈱イズミフードマシナリが製造及び販売全般を行っております。 船舶につきましては、住友重機械マリンエンジニアリング㈱が製造を、当社が販売を行っております。 (注)住友重機械イオンテクノロジー㈱は2026年1月1日付で住友重機械マテリアルソリューションズ㈱に社名変更しております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,320字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 事業を取り巻く国内外の環境は急速な変化が続いており、世界情勢や経済動向は以前にも増して予測の難しい局面にあります。国内では、新政権のもと危機管理投資を核とした成長戦略の推進、物価高に対する迅速な生活支援、また技術・エネルギー・安全保障を統合した国家基盤の強化が進められ、企業活動に大きな影響を及ぼす政策転換が進行しております。海外では、ウクライナ及び中東情勢、東アジアの安全保障問題などによる地政学リスクに加え、米国の通商政策の動向や世界経済のブロック化の進展など、これまでの経営の前提を大きく揺るがす問題が顕在化しつつあります。さらに、AIをはじめとする技術革新が一層加速する中で、産業構造そのものが変容し、各産業における競争環境は絶えず変化し続けており、企業にはこれまで以上に柔軟かつ高度な対応が求められる状況となっております。 (1) 会社の経営の基本方針 住友重機械グループは、1888年(明治21年)、住友グループの祖業である別子銅山の工作方として創業以来、社会と産業の発展とともに歩んできました。住友グループ各社に共通の理念と位置付けられる「住友の事業精神」は、社会性が重要視される現在の環境との親和性も高く、当社グループにとっても経営の基本であり、この精神に則り企業活動を実践していきます。 また当社グループは、住友の事業精神のもと、パーパス及び経営理念(企業使命、私たちの価値観)を定め、経営及び企業活動全般の共通の拠り所としています。 <パーパス> こだわりの心と、共に先を見据える力で、人と社会を優しさで満たします Enhance society and those within it with compassion through our ownership and vision <経営理念> 企業使命 一流の商品とサービスを世界に提供し続ける機械メーカーを目指します。 誠実を旨とし、あらゆるステークホルダーから高い評価と信頼を得て、社会に貢献します。 私たちの価値観 顧客第一:顧客価値を第一に考え優れた商品とサービスを提供します。 変化への挑戦:現状に甘んずることなく変化に挑戦し続けます。 技術重視:独自の技術を磨き社会の発展に貢献します。 人間尊重:互いを尊重し学び合い成長する組織風土を育みます。 当社グループはこれら理念に則り、製品及びサービスのさらなる深化を図り、顧客の声に応え続けるとともに、持続可能な社会実現に向けて、イノベーションにより社会課題解決へのソリューションとなる製品及びサービスを提供していくことで、社会価値及び企業価値の拡大に引き続き取り組んでいきます。 (2) 中長期的な経営戦略、目標とする経営指標及び会社の対処すべき課題 2025年度総括 「中期経営計画2026」の初年度である2024年度に、事業環境の変化や主力事業の収益性改善の遅れが顕在化したことから、2025年度初頭に各計画値の見直しを実施いたしました。2025年度は、特に、ショベル事業及び半導体事業において当初想定を大きく上回る事業環境の変動が生じた結果、当社グループの業績は当初予想を下回る水準となりました。 「中期経営計画2026」の進捗 「中期経営計画2026」は、2030年の「あるべき姿」からバックキャストして社会課題を導き、「製品・サービスによる社会課題解決を通じて持続的に企業価値を拡大する」という方針を継続し、「強靭な事業体の構築」という基本方針に基づき「収益力の改善」、「資本効率の向上」、「新事業探索の強化」を重点課題と位置付け、コーポレートとセグメントの両面から取り組む基本戦略を推進しております。〔図1〕 図1「中期経営計画2026」基本方針及び骨子 「中期経営計画2026」では、当社グループを取り巻く外部環境の変化に起因した業績低迷を受け、2025年に、2026年目標値を売上高1兆1,730億円、営業利益800億円、ROIC7.0%へ修正いたしました。「中期経営計画2026」の最終年度である2026年度を迎え、修正後目標の達成が厳しい状況にありますが、基本方針である「強靭な事業体の構築」に基づき、重点課題の「収益力の改善」に向け、半導体事業をはじめとした重点投資領域の成長促進と事業基盤の立て直しを進め、「稼ぐ力」の強化を図ってまいります。 また、非財務目標としてESGの各項目に分類したサステナビリティ重要課題の各目標値を設定しており、当初の計画どおり順調に進捗しております。 ①コーポレート戦略 a.事業ポートフォリオ改革の推進〔図2〕 低成長・低収益事業の戦略再構築を実施し、成長を見込む4つの「重点投資領域」事業へ経営資源を集中し事業の拡大を図ることを目的として、事業ポートフォリオ改革を推進しております。現在、策定した事業ポートフォリオ改革計画を順次実行しており、収益低迷事業については収益力強化のための施策を着実に遂行、また低成長・低収益事業については戦略再構築を進め、「重点投資領域」事業へ経営資源を集中し事業の拡大を推進しております。2026年度には、当社子会社の機械式駐車場事業並びに蒸気タービン及びプロセスポンプ事業の譲渡を決定しました。 図2 コーポレート戦略:事業ポートフォリオ改革の推進 (注)新造船事業は新規受注を停止し撤退(2024年度実施) 防衛装備事業は住重特機サービス株式会社の一部事業を当社に統合(2025年度実施) b.資本政策 「中期経営計画2026」では、ROIC向上施策の推進によりキャッシュ・フロー創出力を強化するとともに、財務の健全性を損なわない範囲で有利子負債も活用し、重点投資領域を中心に投資へ1,900億円、研究開発費へ900億円、株主のみなさまへ800億円の還元を計画しておりましたが、2024年度業績を受け、2025年2月に、株主のみなさまへの還元を700億円に修正させていただいております。 株主還元は、業績やキャッシュ・フローの状況等を勘案の上、DOE3.5%以上、最低配当125円、自社株買いを含めた総還元性向40%以上という基本方針を継続し、安定的かつ継続的な配当の実現により、株主還元の充実を図ってまいります。 2026年度は、1株当たり配当予想を20円増配の145円といたしました。また、100億円の自社株買い実施を決定いたしました。 c.新事業探索の強化 グローバル戦略本部を中心に、4つのセグメント及び本社部門と連携をとりながら、セグメントをまたぐ横断的な探索テーマの調整と推進、コーポレート視点でのテーマ発掘と事業化を推進しております。具体的には、新事業テーマ創出に向けた社内ピッチコンテストの実施や、米国・ボストンオフィスを活用した活動を継続、また社内企業家人材の育成と事業化へ向けた各種プログラムも展開し、計画に沿って実行している状況です。2025年度には、早期アルツハイマー病治療装置の研究開発を行うスタートアップ企業であるサウンドウェーブイノベーション株式会社に出資し、同装置の製造販売に関する戦略的業務提携契約を締結いたしました。(本装置は未承認医療機器であり、有効性・安全性は未確立です。)〔図3〕 図3 新事業探索活動 事例 d.経営基盤強化 「中期経営計画2026」では、各種施策を支える経営基盤として、サステナビリティ、人的資本、DXの強化を進めております。 サステナビリティでは、SDGs、当社グループの2050年カーボンニュートラル目標の達成に向けた取組みを一層強化しております。具体的には、7つのサステナビリティ重要課題を特定して、事業を通じた社会課題解決への貢献や、気候変動リスクをはじめとする中長期的なリスクへの適切な対応を推進しております。2025年度の実績については、2026年7月発行予定の統合報告書にて公表することとしております。 人的資本では、「人材育成基盤の強化」と「組織能力の強化」が事業の持続的成長を支えるとの人的資本経営の考え方のもと、人材確保、人材育成基盤の強化、グローバル人材マネジメントの基盤整備、組織能力強化、ダイバーシティ推進を重点課題と位置付け、人材戦略を遂行しております。 DXでは、デジタライゼーションの継続的な推進を通じて、サイバーセキュリティ対策を適切に講じたDX推進基盤を構築し、強靭な事業体の実現を支えてまいります。それにより、新たな顧客価値を創出する、一流の商品・サービスづくり及び設計・製造バリューチェーンなどの業務プロセスの変革を加速させ、DXを用いたサービス事業の強化も行ってまいります。また、SDGs実現に向けて、環境・安全対策に取り組み、社会課題の解決を推進しております。 表1 特定した7つのサステナビリティ重要課題及び関連する主な指標・目標 ②セグメント戦略 「中期経営計画2026」では、メカトロニクスセグメント、インダストリアル マシナリーセグメント、ロジスティックス&コンストラクションセグメント及びエネルギー&ライフラインセグメントのそれぞれの役割を次頁のように位置付け、成長戦略を遂行しております。 2025年度は、2024年度業績を踏まえた戦略再構築が進む一方、環境変化への対応の遅れやインダストリアル マシナリーセグメントの半導体事業の需要減少などにより、引き続き厳しい収益環境となりました。「中期経営計画2026」の最終年度である2026年度は、重点投資領域では特に半導体分野においてレーザアニール装置の需要拡大が見込まれ、増産体制の早期整備が求められるほか、環境・エネルギー分野では液化空気エネルギー貯蔵システム(LAES)が社外から高い関心を集めており、成長に向けた投資を継続する計画です。引き続き4つのセグメントで「重点投資領域」の課題遂行のみならず、「基盤事業領域」での収益確保にも注力し、「収益力の改善」を図ってまいります。 今後もシナジーを追求しつつ、同時にセグメント組織の効率化を図り、強靭な事業体の構築を目指し、目標達成へ向けて取り組んでまいります。 表2 「中期経営計画2026」セグメント別 進捗 「中期経営計画2026」の詳細につきましては、当社ウェブサイトに掲載しております。 https://www.shi.co.jp/ir/library/presentation/index.html
事業等のリスク4,036字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (1)当社グループのリスク管理活動について 当社グループでは、リスクの顕在化の低減に向けたリスクの未然防止・予防に重点を置き、リスク管理委員会の統括によりリスク抽出、リスク評価、リスク対策、リスク管理のモニタリングなどの全社的リスク管理体制を構築し、リスク管理を推進しています。 また、リスク管理委員会では、リスク評価の結果をふまえ、経営に重大な影響を及ぼすリスクとして「グループ重要リスク」を毎年度選定し、その対応状況のフォローを行っております。 (2)2026年度のグループ重要リスクへの対応 2026年度の「グループ重要リスク」への対応では以下の4つのリスクをグループ重要リスクとして、リスクの低減活動への取り組みを行います。当社ではグループ全体で対処すべきリスクを適時に捉えて、本社主管部門においてリスク評価を実施し、リスク管理委員会に諮りリスクへの対応方針を検討し組織的なリスクへの対応を行っています。 ・地政学リスク/経済安全保障リスク ・品質不正・データ改竄・法令・規制等違反 ・独占禁止法違反 ・情報セキュリティ (3)事業等のリスク 当社グループの経営成績、財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 ① 経済状況 当社グループの売上高のうち大半を占める資本財に対する需要は、当社グループが販売している国内、海外諸地域の経済状況の影響を受けます。したがって日本、アジア、北米及び欧州その他の当社製品の主要市場における景気後退とそれに伴う需要の縮小は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対応策等の詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ① 経営成績の状況」をご参照ください。 ② 地政学リスク 当社グループは、北米、アジア及び欧州を中心にグローバルに事業を展開しており、当社グループ製品の海外需要の増加に対応するため、販売網の整備、生産設備とサプライチェーンの拡充を行っております。しかしながら、昨今の国際情勢は、変動が激しく、各国や各地域における紛争、政治的変動、法律・規制の制定や変更などカントリーリスクや経済安全保障に係る問題が顕在化し、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 為替相場の変動 当社グループの事業には、世界各国での製品の生産と販売が含まれております。各地域における売上、費用、資産及び負債を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表の作成のために円換算されております。これらの項目は、現地通貨における価値が変わらなかったとしても、換算時のレートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。また、為替相場の変動は外貨建てで販売する製品及び調達する資材の価格に影響を与える可能性があります。これに対し当社グループはグローバルに生産拠点を配置して現地生産を行い、この変動リスクを軽減するよう努めております。さらに為替先物予約などを利用したリスクヘッジも行っておりますが、依然として当社グループの業績は為替変動により影響を受ける可能性があります。 ④ 製品の品質 当社グループは、高い品質管理基準に従って各種の製品を製造しております。しかし、全ての製品について欠陥が無く、これに起因する当社グループ負担の保証工事が発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償につきましては保険に加入しておりますが、この保険が全ての賠償額をカバーできるという保証はありません。品質問題から起こった当社グループ負担の保証工事や製造物賠償責任は、多額なコストの発生により当社グループの業績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 個別受注契約 当社グループは、お客様と個別に受注契約を締結した後に製品を生産する場合が多く、請負金額が大きい工事等の重要な案件につきましては、受注契約締結前の多面的な受注検討を行っております。しかし、当初想定できなかった経済情勢の変動、設計や工程の混乱等による当初見積り以上のコストの発生、訴訟等の提起、製品の性能・納期上の問題によるペナルティーの支払い等の可能性があり、その結果として業績の悪化を招くおそれがあります。また、お客様都合による受注契約取り消しのケースでは、受注契約条件において違約金の設定などリスク回避の努力を最大限に行っておりますが、発生したコストの全額が回収できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 減損会計の影響 当社は、「土地の再評価に関する法律」(1998年3月31日公布法律第34号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」(2001年3月31日公布法律第19号)に基づき、2002年3月31日に事業用の土地の再評価をしております。再評価を行った土地の当期末における時価と再評価後の帳簿価額との差額は158億円(下落率19%)でありますが、今後地価が一層下落した場合や、資産又は資産グループの帳簿価額が回収できない可能性を示す事象が発生した場合、固定資産の減損を認識する可能性があります。減損を認識した場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、成長のための投資を積極的に実施した結果、上記土地以外の固定資産を多額に計上しています。今後、収益性の低下等により、固定資産の減損を認識する可能性があります。 当連結会計年度に計上した減損損失につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結損益計算書関係)※7 減損損失」をご参照ください。 ⑦ 法令・規制 当社グループは、事業活動を行っている国及び地域で各種の法令・規則の適用を受けており、これらの国及び地域での法令・規則を遵守し公正な企業活動に努めております。しかしながら、法令・規則の強化や改正に対する対応の不備等により法令・規制に違反した場合は、課徴金、営業停止等の行政処分、あるいはそれに伴う社会的信用の低下によって当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当連結会計年度において、当社の子会社である住友重機械搬送システム株式会社は、独占禁止法に違反する行為がありました。詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ① 経営成績の状況」をご参照ください。 ⑧ 情報セキュリティ 当社グループは、事業活動において、自社だけでなく顧客及び取引先の営業・技術情報や個人情報等を取り扱っております。これらの情報を伝達、処理、保存するために、当社グループではグローバルに様々な情報システムを構築するとともに、サイバー攻撃等による不正アクセスや情報漏洩等を防ぐため、管理体制を構築し適切なセキュリティ対策を講じております。 しかし、悪意ある第三者からのウイルス感染等のサイバー攻撃等により、情報システムの停止、機密情報の外部漏洩や棄損・改ざん等の事故が起きた場合、生産や業務の停止、競争優位性の低下、社会的信用の低下等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 気候変動 世界のCO2排出量の増加による地球温暖化は、大型台風や集中豪雨などの自然災害の激甚化・増加、平均気温の上昇による猛暑など、職場労働環境への影響を含む様々な影響をもたらします。商品・設備の低炭素化、脱炭素化への移行に向けて、当社の商品やサービスの研究・開発、生産など、経営全般に亘って当社グループに影響をもたらします。又、これらは、当社グループのみならず、サプライチェーン全体にも影響を及ぼす可能性があります。 対応策等の詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 自然災害への取組み及び環境保全への取組みは⑩及び⑪をご参照ください。 ⑩ 自然災害及び感染症 当社グループは火災、地震、台風、風水害及び感染症などの各種災害に対して損害の発生及び拡大を最小限に抑えるために点検、訓練及び連絡体制の整備を行っております。しかしながら、これら災害による物的・人的被害により当社グループの活動が影響を受ける可能性があります。これらによる損害額が損害保険等で十分にカバーされる保証はなく、当社グループの業績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 環境保全 当社グループは「住友重機械グループ環境方針」のもと、環境リスクの回避や廃棄物のミニマム化などの環境負荷低減に取り組んでおります。環境汚染防止に対しては万全の体制を整えておりますが、不測の事態等により環境汚染が発生する可能性があります。環境汚染が発生した場合は多額のコストが発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 人権 当社グループは「住友重機械グループ人権方針」を制定し、事業活動全般にわたる人権尊重の取組みを推進しております。しかしながら、当社グループの事業活動において、当社グループのみならずサプライチェーン含めて人権に関して適切な対応が取られていない事態が発生した場合は、社会的信用の失墜、お客様との取引停止、損害賠償請求などによって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,248字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1)経営成績等の状況の概況 ① 経営成績の状況 当期における当社グループを取り巻く経営環境は、国内においては景気に緩やかな回復が見られました。海外においては、米国では通商政策による不透明感が残る中で、足元は引き続き景気が堅調に推移、欧州では景気に持ち直しの動きが見られ、中国でも景気の低迷が続く中で一定の需要の増加が見られました。 このような経営環境のもと、当社グループは「中期経営計画2026」に基づき、製品・サービスによる社会課題解決を通じて持続的に企業価値を拡大することを目指し、強靭な事業体の構築に向け、収益力の改善、資本効率の向上、新事業探索の強化を遂行するとともに、SDGsへの貢献拡大及び環境負荷低減への取組み強化などの施策を推進してまいりました。 この結果、当社グループの受注高は1兆1,584億円(前期比24%増)、売上高は前期並みの1兆669億円となりました。損益面につきましては、営業利益は515億円(前期比7%減)、経常利益は473億円(前期比4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は309億円(前期比301%増)となりました。 また、ROICは4.2%となりました。 当社の子会社である住友重機械搬送システム株式会社は、水平循環方式分離式の機械式駐車装置の設置工事に関し、独占禁止法に違反する行為があったとして、2025年3月24日に公正取引委員会から、同法に基づく排除措置命令及び課徴金納付命令を受けました。なお、同委員会に対して課徴金減免制度の適用を申請し、課徴金の30%の減額が認められた結果、課徴金の額は1億9,995万円となりました。 当社は、この事実を真摯に受け止め、新たに策定した「住友重機械グループ 独占禁止法遵守基本方針」の下で、当社グループにおける独占禁止法遵守の行動規範の周知徹底、役職員の定期的教育の実施など独占禁止法遵守のための施策を推進するとともに、当社グループのコンプライアンス体制の一層の強化と充実に努めてまいります。 ② セグメント別の状況 当連結会計年度より、セグメント運営の効率化とシナジー推進を目的として、セグメント間の事業の組替えを 実施することとしました。具体的には、メカトロニクスセグメントのレーザ関連装置についてインダストリアル マシナリーセグメントへ、またインダストリアル マシナリーセグメントの極低温冷凍機についてメカトロニクス セグメントへの組替えを実施しました。このため、前年同期比の数値につきましては、組替え後の報告セグメン トの区分に基づき作成した前連結会計年度の数値との比較としております。 a.メカトロニクス 減・変速機は国内、海外とも需要が回復、モータ、インバータは欧州顧客の在庫調整が一巡、極低温冷凍機も半導体関連の需要が増加し、それぞれ受注が増加しました。受注の増加に伴い、売上、営業利益も増加しました。 この結果、受注高は2,753億円(前期比14%増)、売上高は2,712億円(前期比6%増)、営業利益は190億円(前期比62%増)となりました。 b.インダストリアル マシナリー プラスチック加工機械事業は、価格改定前の駆け込み受注などを受けて受注が増加し、受注の増加に伴い売上、営業利益も増加しました。 その他の事業では、医療機械器具で大口の受注があったことから、受注は増加しました。一方、半導体関連の受注残が少なかったことから売上、営業利益は減少しました。 この結果、受注高は2,251億円(前期比9%増)、売上高は2,226億円(前期比5%減)、営業利益は42億円(前期比65%減)となりました。 c.ロジスティックス&コンストラクション 油圧ショベル事業は、国内での価格改定に伴う駆け込み受注を受けて受注は増加しました。一方、国内や北米で前期の受注が少なかったことから売上は減少し、売上の減少及び貸倒引当金増加の影響により営業利益は減少しました。 建設用クレーン事業は、受注は北米での需要が堅調で増加した一方、売上、営業利益は受注残が少なかったことから前期並みとなりました。 運搬機械事業は、造船・鉄鋼向けで受注、売上は増加しましたが、高採算案件の減少により営業利益は前期並みとなりました。 この結果、受注高は3,991億円(前期比17%増)、売上高は3,889億円(前期比1%減)、営業利益は140億円(前期比45%減)となりました。 d.エネルギー&ライフライン エネルギープラント事業は、国内と欧州でバイオマス発電設備を受注したことから受注が増加しました。受注残が少なかったことから売上は減少しましたが、プロジェクトの採算の改善に加え、液化空気エネルギー貯蔵システム(LAES)事業化に向けた開発投資が一段落したことから開発費が減少し、営業利益は増加しました。 その他の事業は、水処理装置、海洋構造物などの受注が増加し、水処理装置などでの受注残があったことから売上、営業利益も増加しました。 この結果、受注高は2,527億円(前期比78%増)、売上高は1,776億円(前期比2%減)、営業利益は121億円(前期比221%増)となりました。 e.その他 受注高は63億円(前期比4%減)、売上高は65億円(前期比5%増)、営業利益は21億円(前期比5%増)となりました。 ③ 財政状態の状況 総資産は、前連結会計年度末と比べて、棚卸資産が51億円減少した一方、有形固定資産が252億円、退職給付に係る資産が280億円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて603億円増の1兆3,205億円となりました。 負債合計は、支払手形及び買掛金が67億円減少した一方、有利子負債が141億円増加したことなどにより、前連結会計年度末比205億円増の6,343億円となりました。 純資産は、利益剰余金が158億円、退職給付に係る調整額が181億円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末比398億円増の6,862億円となりました。 以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比0.8ポイント増加し、51.6%となりました。 ④ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1億円増加し、1,076億円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、637億円の資金の増加となり、前連結会計年度に比べて509億円の増加となりました。これは、売掛債権及び契約資産の増加幅が縮小したこと及び仕入債務の減少幅が縮小したことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、594億円の資金の減少となり、前連結会計年度に比べて99億円支出の増加となりました。これは、有形及び無形固定資産の取得による支出が増加したこと、資産譲受による支出が増加したこと及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が増加したことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、71億円の資金の減少となり、前連結会計年度に比べて491億円支出の増加となりました。これは、自己株式の取得による支出が減少した一方で、営業活動によるキャッシュ・フローが増加したことなどにより有利子負債の増加幅が縮小したことによるものであります。 (2)生産、受注及び販売の状況 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 なお、当連結会計年度よりメカトロニクスセグメント及びインダストリアル マシナリーセグメント間の事業の組替えを実施いたしました。このため、前年同期比(%)につきましては、前連結会計年度の数値を変更後の事業区分に組替えて比較しております。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) メカトロニクス   260,625   0.9 インダストリアル マシナリー   223,285   △5.4 ロジスティックス&コンストラクション   386,666   △3.5 エネルギー&ライフライン   180,095   △3.1 その他   6,149   △5.7 合計   1,056,821   △2.8 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引につきましては、相殺消去しております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) メカトロニクス   275,271   13.7   99,430   4.3 インダストリアル マシナリー   225,078   9.3   148,964   1.7 ロジスティックス&コンストラクション   399,089   17.5   216,092   4.9 エネルギー&ライフライン   252,717   78.2   267,358   39.1 その他   6,285   △3.7   1,677   △12.9 合計   1,158,441   23.7   733,522   14.3 (注)セグメント間の取引につきましては、相殺消去しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) メカトロニクス   271,190   5.8 インダストリアル マシナリー   222,623   △4.9 ロジスティックス&コンストラクション   388,908   △0.9 エネルギー&ライフライン   177,626   △2.4 その他   6,533   4.9 合計   1,066,881   △0.4 (注)セグメント間の取引につきましては、相殺消去しております。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討結果は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討内容 当社グループの連結会計年度の経営成績等の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況」に記載のとおりであります。 ② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社は事業活動に必要な手元流動性について、現金及び現金同等物及びコミットメントラインの未使用額を合わせた金額を流動性として位置づけています。当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は1,076億円となりました。当社は複数の金融機関との契約によるコミットメントラインも保持しており、当連結会計年度末の未使用のコミットメントラインの総額は900億円であります。現預金、未使用のコミットメントライン額の合計で1,976億円を確保しており、当社の手元流動性は十分に確保されていると考えております。 当社グループの資金需要の主なものは、設備投資、M&Aなどの長期資金需要と当社グループの製品製造のための材料及び部品の購入などの運転資金需要であります。 資金の調達については、調達コストの低減と資金の安定調達の観点から、社債、コマーシャル・ペーパー等の直接金融と銀行借入等の間接金融の比率や、調達期間の分散を図りながら、その時々のマーケットの状況から有利な調達手段を機動的に選択・活用しております。当期におきましては、2025年6月に普通社債を発行いたしました。 その結果、有利子負債残高は前連結会計年度末より141億円増加し2,527億円となりました。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されており、連結財務諸表の作成にあたっての重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」及び、「第5 経理の状況 2 財務諸表等(重要な会計方針)」に記載しております。 また、連結財務諸表を作成する際には、当連結会計年度末日時点の資産・負債及び当連結会計年度の収益・費用を認識・測定するため、合理的な見積り及び仮定を使用する必要があります。 会計上の見積りが必要となる項目のうち、特に当社グループの財政状態又は経営成績に対して重要な影響を与える可能性があると認識している主な項目は以下のとおりであります。 a.一定の期間にわたり充足される履行義務に係る工事原価総額 当社グループは、一定の期間にわたり充足される履行義務につきましては、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。進捗度の見積りは主に原価比例法を用いており、原価比例法においては、実施した工事に関して発生した工事原価が見積工事原価総額に占める割合をもって工事の進捗度としております。当初想定できなかった経済情勢の変動やプロジェクトごとの進捗状況等によって当初の見積りが変更された場合、認識された損益に影響を与える可能性があります。 b.受注工事損失引当金 当社グループは、未引渡工事のうち、期末時点で大幅な損失の発生する可能性が高いと見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積ることが可能な工事について、翌期以降の損失見積額を受注工事損失引当として計上しております。受注工事損失引当金の見積りを行っていますが、当初想定できなかった経済情勢の変動やプロジェクトごとの進捗状況等により、受注工事損失引当金の金額に影響を与える可能性があります。 c.有形固定資産、のれん及びその他無形固定資産の減損 当社グループは、減損損失の認識の判定及び測定を行う単位として資産のグルーピングを行い、減損損失を認識する必要のある資産又は資産グループについて、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。将来の当該資産又は資産グループを取り巻く経営環境の変化による収益性の変動や市況の変動により、回収可能価額を著しく低下させる変化が見込まれた場合、減損損失の金額に影響を与える可能性があります。 d.繰延税金資産 当社グループの繰延税金資産の回収可能性は、将来の収益力やタックスプランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の発生状況等に基づき判断しております。当該見積り及び当該仮定において、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産の金額に影響を与える可能性があります。 e.貸倒引当金 当社グループは、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権につきましては、貸倒実績率により貸倒引当金を計上しております。また、貸倒懸念債権及び破産更生債権につきましては、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。将来、債務者の財政状況の悪化等の事情によってその支払能力が低下した場合には、貸倒引当金又は貸倒損失の金額に影響を与える可能性があります。 ④ 経営者視点による経営成績等の状況に関する分析・検討 当社グループは、2024年度を初年度とする3か年の中期経営計画「中期経営計画2026」に基づき、あらゆるステークホルダーの期待に応え、企業価値を持続的に高めるため、ROIC経営を継続してまいります。 「中期経営計画2026」では、2026年度に売上高12,500億円、営業利益1,000億円、ROIC8.0%を達成することを財務目標としてスタートしましたが、欧州市況の低迷長期化など、当社グループを取りまく外部環境の変化に起因した受注、営業利益の低迷を受け、2025年に2026年目標値を売上高11,730億円、営業利益800億円、ROIC7.0%へ修正いたしました。 「中期経営計画2026」の詳細については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中長期的な経営戦略、目標とする経営指標及び会社の対処すべき課題」を参照ください。 「中期経営計画2026」財務目標及び、現時点での2026年12月期の業績予想は以下のとおりであります。 「中期経営計画2026」   2026年度目標   2026年度予想 受注高   12,000億円   11,200億円 売上高   11,730億円   10,900億円 営業利益率(営業利益)   6.8%(800億円)   5.5%(600億円) ROIC   7.0%   4.8%

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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