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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

メタリアル

MetaReal Corporation6182 · Growth · サービス業

AI翻訳を核に、製薬・建築など業種特化型のAIエージェントとVRを組み合わせた事業を展開するテクノロジー企業。

概要

メタリアルは、AI型機械翻訳と人間による翻訳サービスを中核とする企業である。2004年の創業以来、自動翻訳エンジン「熟考」やテーラーメイド翻訳システム「T-4OO」を開発し、2026年2月期の連結売上高は45億円に達する。東証グロース市場に上場し、従業員数は172名。持株会社体制のもと、AI事業、HT(人間翻訳)事業、メタバース事業、AI/MV Marketing事業の4セグメントで構成される。

4つの報告セグメントで構成される事業ポートフォリオ

メタリアルグループは、AI事業、HT事業、メタバース事業、AI/MV Marketing事業の4セグメントで構成される。AI事業は株式会社ロゼッタが担い、業種特化型のAI翻訳や生成系AIを提供する。HT事業は株式会社グローヴァが運営し、人間による翻訳・通訳・語学教育の業務受託を行う。メタバース事業は株式会社MATRIXと株式会社STUDIO55のVR事業が中心で、長期視点での投資を続ける。AI/MV Marketing事業は株式会社STUDIO55が主体で、M&Aを通じて獲得した企業の顧客基盤とノウハウを活用し、AI・メタバース技術との融合で事業拡大を図る。

AI事業の主力製品と収益構造

AI事業は2026年2月期に売上高28億2260万円を計上したが、前年比8.6%減少した。セグメント利益は2億7306万円で、前期比44.7%減だった。減少の理由は、先行投資としての広告宣伝費や経営体制再構築費用の増加にある。主力製品は産業翻訳向けの「T-4OO」で、医学・化学・法務・金融・ITの5分野に特化した高精度翻訳を提供する。同事業は「人手修正不要な翻訳AI」「製薬特化AI」「建築特化AI」「事業創出AI」の4領域に集中し、研究開発を加速している。

HT事業のキャッシュカウとしての役割

HT事業は、人間による翻訳・通訳・語学教育を手掛け、グループの安定収益源として機能する。2026年2月期の売上高は7億871万円で、前年比19.8%減少した。減少は子会社Xtra株式会社の清算によるものである。一方、セグメント利益は1億2450万円と40.3%増加し、コスト管理の徹底が寄与した。同事業は株式会社グローヴァが運営し、AI事業と連携しながら、人手が必要な高品質翻訳の需要に対応する。

M&Aによるグループ拡大と再編の歴史

メタリアルは上場後の2016年以降、M&Aを積極的に推進してきた。2016年には株式会社エニドア(現Xtra)を子会社化しクラウドソーシング事業に参入。2017年にはGMOスピード翻訳、2018年には株式会社インターメディアを取得した。これらの子会社は吸収合併や清算を経て再編され、2024年12月には株式会社STUDIO55の株式55%を取得し、新たにAI/MV Marketing事業を立ち上げた。一方、Xtra株式会社やRPAコンサルティング合同会社は2025年から2026年にかけて清算された。

業界の中での役割はAI技術をコアとしたソリューションプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
45億円
営業利益
2億円
営業利益率
4.4%
純利益
0億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
AI事業(注)528億円63.6%3億円10.7%
AI/MV Marketing事業8億円18.2%0億円0.0%
HT事業7億円15.9%1億円14.3%
メタバース事業1億円2.3%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01AI(機械翻訳・生成AI)主力

業種分野特化×垂直統合型AIエージェントとして、人手修正不要の翻訳AIや製薬・建築・事業創出分野向けの特化型AIサービスを提供。国際展開を視野に入れています。

主な製品・サービス4
エージェンティック翻訳AI
人手修正を不要にする高精度なAI翻訳サービス。
製薬特化垂直統合エージェントAI
製薬業界向けに特化したAIエージェントで、業務プロセス全体を支援。
建築特化垂直統合エージェントAI
建築業界向けのAIエージェントで、設計や工程管理などを支援。
事業創出全自動AI
事業創出を全自動で支援するAIサービス。

02HT(人間による翻訳・通訳)準主力

人間による翻訳・通訳・語学教育の業務受託サービスを提供。AI翻訳と組み合わせたハイブリッドなソリューションも可能としています。

03メタバース副次

長期成長戦略として「Metaverser」構想を掲げ、建築デザインのVR・CG・BIM分野にAI技術を組み合わせたサービスを提供。グループ会社の専門技能と顧客基盤を活用しています。

主な製品・サービス1
建築デザインVR/ CG/BIMサービス
建築分野向けのVR・CG・BIM技術を活用したサービスで、AIと組み合わせて提供。

04AI/MV Marketing副次

グループのAI・メタバース技術を活用し、成長が期待できる専門技術領域の企業をM&Aで取り込み、顧客基盤やノウハウを活かした事業拡大を進めています。

製品と技術

自動翻訳「熟考」シリーズの変遷

「熟考」は2006年に初版がリリースされたAI型自動翻訳サービスである。インターネット上の膨大な言語データをビッグデータとして統計解析する方式を採用。Ver2.0では全文翻訳機能が強化され、Ver3.0では処理速度を重視した「速考」機能が追加された。2012年には翻訳支援ツール機能を一体化した「熟考Z」が登場。2015年には分野別に細分化した「熟考 2015」「熟考Z 2015」を投入し、産業翻訳の実用性を高めた。

業種特化型自動翻訳システム「T-4OO」

2017年1月にリリースされた「T-4OO」は、顧客企業ごとにカスタマイズ可能なテーラーメイド自動翻訳システムである。同年11月のVer2.0では、医学・化学・法務・金融・ITの産業翻訳主要5分野の英日翻訳に特化。2019年以降も継続的に改良が加えられ、2025年12月には「人手修正不要な翻訳AI」をビジョンに掲げ、エージェンティックAIへの進化を遂げている。T-4OOはAI事業の中核製品として、製薬や建築などの特化型AIにも派生している。

翻訳支援ツール「TraTool」とGLOZE事業

2004年11月にリリースされた「TraTool」は、翻訳支援(CAT)ツールであり、翻訳者の作業効率を向上させる。同ツールを基盤として、2013年3月には人間による翻訳業務受託サービス「GLOZE事業部」が設置された。GLOZEはMT(機械翻訳)技術と人間の翻訳者を組み合わせたハイブリッド翻訳サービスであり、現在のHT事業(株式会社グローヴァ)の源流となった。TraToolは熟考シリーズとの連携も進み、現在もグループ内で活用されている。

製薬特化AI「ラクヤクAI」と建築特化AI

製薬特化AIは、新薬承認プロセスにおけるドキュメント作成の非効率解消を目的とした「ラクヤクAI事業」として展開。製薬文書作成に特化し、汎用AIとの差別化を図る。建築特化AIは、子会社STUDIO55のVR・CG・BIM技術とグループのAIを融合し、建築デザイン分野での自動化を推進。2026年2月期には、これらの特化型AIが4つの戦略領域の一部として開発投資の対象となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

国内IT人材派遣で中位、内需依存で安定

メタリアルはIT人材サービスを主力とし、売上高は45億円規模(2026年2月期見込み)で、同業他社と比較して中位に位置する。直近の営業利益率は4.44%と改善傾向にあり、利益体質の強化が進む。ライバルであるジンジブ、イシンなどもサービス業に属し、人材派遣・紹介市場での競争が激しい。国内市場への依存度が高く、IT投資の動向に業績が左右されやすい。しかし、売上高の安定成長と収益性の改善により、業界内での地位を固めつつある。今後は差別化戦略が重要となる。

強み

  • 売上高が42億から45億円へと増加し、安定した成長基盤を構築している。
  • 営業利益率が2.44%から4.44%に向上し、収益構造の強化が進んでいる。
  • 同業他社と比較して中位の規模を持ち、市場での存在感を確保している。
  • 国内市場に特化し、外部環境の影響を受けにくい安定した事業モデルを持つ。

課題

  • 営業利益率は4.44%と低く、他社と比較して収益力に課題が残る。
  • 同業他社との競争が激しく、差別化が不十分だと市場シェア低下の恐れ。
  • 内需依存であり、海外市場への展開が進んでおらず成長機会を逃す可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がメタリアル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
1589Aネイス59億円22.3倍
22385総医研ホールディングス58億円27.2倍
37091リビングプラットフォーム58億円14.5倍
46182メタリアル56億円114.6倍
52136ヒップ56億円12.6倍
67048ベルトラ56億円
76049イトクロ56億円21.1倍
8151Aダイブグループ56億円10.0倍
99159W TOKYO55億円20.8倍
106069トレンダーズ55億円24.5倍
116551ツナググループ・ホールディングス55億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 50件

機械翻訳研究開発を創業した2004年

2004年2月、現代表取締役CEOの五石順一が有限会社Pearly Gatesの全株式を取得し、AI型機械翻訳の研究開発事業を始めた。同年4月には株式会社グローヴァを買収し子会社化、間接出資子会社として株式会社海外放送センターを傘下に収めた。2004年5月に株式会社ロゼッタへ商号変更し、本店を東京都中央区日本橋に移転。創業期から翻訳事業の基礎を構築した。

「熟考」シリーズのリリースと進化(2006〜2012年)

2006年11月、インターネット上のビッグデータを統計解析するAI型自動翻訳サービス「熟考」をリリース。2008年1月には全文翻訳機能を強化したVer2.0、2010年7月には処理速度重視の「速考」機能を備えたVer3.0を投入した。2012年4月には翻訳支援ツール機能を統合した「熟考Z」を開始し、機械翻訳と人間の翻訳業務の連携を強化した。

東証マザーズ上場とM&Aによる事業拡大(2015〜2018年)

2015年11月、東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に株式を上場。上場後、2016年9月に株式会社エニドア(後のXtra)を完全子会社化しクラウドソーシング事業を追加。2017年1月に顧客別テーラーメイド翻訳システム「T-4OO」をリリースし、同年12月にはGMOスピード翻訳を子会社化。2018年1月には株式会社インターメディアを取得し、翻訳・メディア関連事業を拡大した。売上高は2013年2月期の3億円から2019年2月期には29億円に成長した。

持株会社体制への移行と事業再編(2021〜2023年)

2021年9月、持株会社体制に移行し商号を株式会社メタリアルに変更。同時にMT事業を株式会社ロゼッタMT(現ロゼッタ)に、xR事業を株式会社シグナンスに吸収分割で承継した。2021年12月にはGU事業をメタバース事業に変更。2023年10月にはMT事業をAI事業と改称し、生成系AIへの注力を明確化。この間、株式会社Event DXや株式会社Travel DXなど子会社の清算・統合が進んだ。2022年4月の市場再編に伴い、グロース市場へ移行した。

STUDIO55の子会社化と新セグメント創設(2024〜2026年)

2024年12月、株式会社STUDIO55の株式55.0%を取得し子会社化。これによりAI/MV Marketing事業を新設し、建築デザインのVR・CG・BIM分野に進出した。一方、不採算子会社の整理も進み、2025年5月にXtra株式会社を清算、2026年1月にRPAコンサルティング合同会社を清算した。2026年2月期の連結売上高は44億8715万円、営業利益2億1400万円となり、収益構造の改善が見られた。

年表50件を開く

2000年代

  • 2004年2月創業現代表取締役CEO五石順一が株式会社アイピーオーバンクから有限会社Pearly Gates(現当社。設立:1952年4月、資本金:300千円、本社所在地:東京都渋谷区)の株式持分100%を譲受。AI型の機械翻訳研究開発事業を創業する。
  • 2004年4月M&A株式会社ノヴァから株式会社グローヴァ株式を買収。株式会社グローヴァを有限会社Pearly Gates の100%子会社とする。株式会社グローヴァの100%子会社であった株式会社海外放送センター(現株式会社グローヴァ)は間接出資子会社となる。有限会社Pearly Gatesを株式会社化。
  • 2004年5月商号変更株式会社Pearly Gatesを株式会社ロゼッタに商号変更し、本店所在地を東京都中央区日本橋3-6-10に移転。
  • 2004年11月翻訳支援(CAT:Computer Aided Translation)ツールである「TraTool」をリリース。
  • 2006年11月インターネット上の膨大な情報を言語のビッグデータとして統計解析を行うことを原理としたAI型の自動翻訳サービスとして自動翻訳「熟考」をリリース。
  • 2008年1月「熟考 Ver2.0」(全文翻訳機能を強化)をリリース。

2010年代

  • 2010年7月「熟考 Ver3.0」(精度よりも処理速度を重視した「速考」機能を付与)をリリース。本店所在地を東京都中央区日本橋茅場町3-11-10に移転。
  • 2012年4月「熟考」に翻訳支援ツール機能を搭載した「熟考Z」サービス開始。
  • 2012年5月株式会社グローヴァより株式会社海外放送センターの全株式を取得し、直接出資子会社とする。
  • 2012年12月本店所在地を東京都中央区築地3-5-4に移転。
  • 2013年3月MT事業の技術を援用した翻訳支援ツールを活用して人間(翻訳者)による翻訳業務受託サービスを行うGLOZE事業部を設置。
  • 2014年3月一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)のプライバシーマークを取得。
  • 2015年3月「熟考Z Ver4.0」(辞書自動作成機能を搭載)をリリース。
  • 2015年8月自動翻訳「熟考 2015」「熟考Z 2015」(2015の専門分野別に細分化)をリリース。
  • 2015年11月上場東京証券取引所マザーズ(現 東京証券取引所グロース市場)に株式を上場。
  • 2016年2月無料の専門分野翻訳のサポートサイト「産業翻訳だよ!全員集合」をリリース。
  • 2016年6月本店所在地を東京都千代田区神田神保町3-7-1に移転。
  • 2016年9月M&A株式会社エニドア(現Xtra株式会社)を株式交換により完全子会社化。クラウドソーシング事業を追加。
  • 2017年1月『T-4OO』(顧客企業別のテーラーメイド自動翻訳システム)をリリース。
  • 2017年3月M&A株式会社海外放送センターを株式会社グローヴァに吸収合併。
  • 2017年11月産業翻訳の主要5分野(医学、化学、法務、金融、IT分野)の英日翻訳に、高精度の機械翻訳を適用した『T-4OO(ver.2)』をリリース。
  • 2017年12月M&AGMOスピード翻訳株式会社(現Xtra株式会社)を株式取得により完全子会社化。
  • 2018年1月M&A株式会社インターメディア(現株式会社グローヴァ)を株式取得により完全子会社化。
  • 2018年12月連結子会社として株式会社CLASSⅢを設立。
  • 2019年3月M&Aスピード翻訳株式会社を株式会社エニドアに吸収合併し、Xtra株式会社に商号変更。株式会社インターメディアを株式会社グローヴァに吸収合併。
  • 2019年8月連結子会社として株式会社T-4PO Constructionを設立。
  • 2019年9月M&ARPAコンサルティング合同会社を持分取得により完全子会社化。

2020年代

  • 2020年5月本店所在地を東京都新宿区西新宿6-8-1に移転。
  • 2020年8月連結子会社として株式会社Event DXを設立。
  • 2020年9月連結子会社として株式会社Travel DXを設立。
  • 2020年9月連結子会社として株式会社MATRIXをp2p株式会社(現VoicePing株式会社)との合弁会社として設立。
  • 2020年10月株式会社Event DX、株式会社Travel DX、株式会社MATRIXの3社からなる「GU(グローバル・ユビキタス)事業」を開始。
  • 2020年10月M&Ap2p株式会社(現VoicePing株式会社)を株式取得により持分法適用関連会社化。
  • 2020年11月連結子会社として株式会社シグナンスを設立。
  • 2021年3月連結子会社として株式会社ロゼッタMT(現株式会社ロゼッタ)を設立。
  • 2021年3月M&Ap2p株式会社(現VoicePing株式会社)より株式会社MATRIXの全株式を取得し、完全子会社化。
  • 2021年5月持分法適用関連会社として株式会社VR Musicを増田力也氏、ネイロ株式会社、株式会社MATRIXの3社による合弁会社として設立。
  • 2021年9月当社のMT事業を株式会社ロゼッタMT(現株式会社ロゼッタ)に、当社のxR事業を株式会社シグナンスにそれぞれ承継させる吸収分割を行う。
  • 2021年9月商号変更持株会社となり、商号を株式会社メタリアルに変更。
  • 2021年9月本店所在地を東京都千代田区神田神保町3-7-1に移転。
  • 2021年12月商号変更GU事業をメタバース事業に変更。
  • 2022年4月東京証券取引所の株式市場再編に伴い、東京証券取引所グロース市場に移行。
  • 2023年2月株式会社Event DXを清算。
  • 2023年10月商号変更MT事業をAI事業に変更。
  • 2023年12月M&A株式会社Travel DXを株式会社MATRIXに吸収合併。
  • 2023年12月持分法適用関連会社株式会社VR Musicを清算。
  • 2024年12月Xtra株式会社を解散。
  • 2024年12月M&A株式会社STUDIO55の株式を55.0%取得し子会社化。
  • 2025年5月Xtra株式会社を清算。
  • 2026年1月RPAコンサルティング合同会社を清算。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    4つの戦略領域への集中

    翻訳、製薬、建築、事業創出の各分野に特化したエージェンティックAIを開発し、人手による修正を不要とする完全自動化や業務効率化を実現する。

  2. 02

    メタバース長期戦略

    10±5年後を見据え、Metaverser構想のもとメタバース×AIに取り組み、STUDIO55と連携して建築デザイン領域でのVR・CG・BIM事業を強化する。

  3. 03

    M&Aによる専門分野強化

    マニュアル、製薬、建築、広告、金融の5領域を中心にM&Aを推進し、グループ化した企業にAI先端技術を融合させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で172人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,261万円で、9期前と比べて+85.7%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は5.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月87
2018年2月101
2019年2月135
2020年2月67938.01.6219
2021年2月73139.62.7220
2022年2月90544.55.4178
2023年2月82445.08.3169
2024年2月83445.07.4157
2025年2月1,14143.04.922944
2026年2月1,26143.05.1172116

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都 千代田区448百万円
AI事業
本社 — 東京都 渋谷区3百万円
メタバース事業 AI/MV Marketing事業
本社 — 東京都千代田区1百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社グローヴァ(注)4
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社T-4PO Construction (注)3.7
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社CLASSⅢ (注)7
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社MATRIX (注)2.7
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社シグナンス
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社STUDIO55 (注)4.7
    東京都渋谷区
    議決権55.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    英語版New FE Exam Preparation Bookのベトナム語訳
    情報処理推進機構 · 2017-05-22
    1,053万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は45億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.8%、利益が+100.0%。

売上高
+9.8%
45億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
4.4%
前期比 +2.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高46億円45億円
営業利益3億円2億円
純利益2億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−9.1%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q10110.01
2024年2Q11327.31
2024年3Q11218.22
2024年4Q101
2025年1Q11218.21
2025年2Q10110.01
2025年4Q20−2−10.01
2026年2Q2200.0−1
2026年4Q2328.71
2027年1Q1000.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は3億円から45億円へ15.0倍に増えた。直近期の営業利益率は4.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月301
2014年2月1311
東京証券取引所マザーズ(現 東京証券取引所グロース市場)に株式を上場。
2015年2月1411
株式会社エニドア(現Xtra株式会社)を株式交換により完全子会社化。クラウドソーシング事業を追加。
2016年2月1721
株式会社海外放送センターを株式会社グローヴァに吸収合併。
2017年2月1922
株式会社インターメディア(現株式会社グローヴァ)を株式取得により完全子会社化。
2018年2月200−12
スピード翻訳株式会社を株式会社エニドアに吸収合併し、Xtra株式会社に商号変更。株式会社インターメディアを株式会社グローヴァに吸収合併。
2019年2月2932
p2p株式会社(現VoicePing株式会社)を株式取得により持分法適用関連会社化。
2020年2月3932
p2p株式会社(現VoicePing株式会社)より株式会社MATRIXの全株式を取得し、完全子会社化。
2021年2月401−1
2022年2月420−12
株式会社Travel DXを株式会社MATRIXに吸収合併。
2023年2月4350
株式会社STUDIO55の株式を55.0%取得し子会社化。
2024年2月4285
2025年2月41112.43
2026年2月45224.40

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高45億円のうち、営業利益として残るのは2億円4.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.0%18億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金55.6%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.4%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
60.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.1pt
4.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比9.4pt
2.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年2月期は営業CFが3億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は29億円で、売上の7.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年2月1−1−105
2015年2月3−1027
2016年2月203211
2017年2月2−63−410
2018年2月1−64−510
2019年2月8−7−219
2020年2月8−114−310
2021年2月9−1519−623
2022年2月5−40124
2023年2月5−2−2325
2024年2月9−1−3831
2025年2月1−1−1029
2026年2月3−2−2129

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は47億円。このうち返さなくてよい自己資本が20億円で、自己資本比率は42.9%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月64259.4
2014年2月107371.0
2015年2月139468.3
2016年2月1713478.2
2017年2月2922776.5
2018年2月2191242.8
2019年2月26121444.7
2020年2月36142238.0
2021年2月58253340.6
2022年2月49113821.6
2023年2月42113125.9
2024年2月45172836.8
2025年2月49203039.8
2026年2月47202742.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
29億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-6億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
27億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中217位あたり、逆に低いのはROE534社中475位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.9%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥510で、1年前と比べて-14.7%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥510-1.5%1ヶ月+14.3%1年-14.7%時価総額56億円
過去52週の値幅
安値¥378高値¥680

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)114.6倍
PER (会社予想)34.7倍
PBR2.82倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で16.61%下落したが、直近では反発。株価は25日線(477円)を1.1%下回り、75日線(495円)も4.7%下回る。52週高値680円からは30.6%低く、52週安値378円からは24.9%高い。7月15日に582円まで上昇した後、急落し、7月29日に420円まで下落。8月に入り持ち直し、472円まで回復。RSI61.26とやや強気圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PER 106.55倍は業界平均22.9倍を大きく上回り、予想PER32.1倍でも割高。PBR2.61倍は業界平均3.26倍を下回るが、ROE2.43%と低く資本効率が悪い。配当利回りは0%で、株主還元が不十分。直近の純利益は減少傾向で、収益性の改善が期待薄。割高感が強く、バリュエーションは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)114.6倍23.4倍
PER (予想)34.7倍
PBR2.82倍3.51倍
ROE2.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は概ね横ばいで、2025/2期には41億円と微減。一方、営業利益は改善傾向にあり、2026/2期は黒字化が見込まれる。強気派は、業界特化型SaaSのサブスクリプションモデルにより収益の安定性と将来の成長ポテンシャルを評価する。弱気派は、売上高の伸び悩みと競合の参入を指摘し、成長性に疑問を呈する。また、ROEが低く、資本効率の悪さも懸念。株価は下落しており、業績回復への期待と慎重な見方が交錯。

プラスに働く材料7
  • 業界特化

    ホテル・旅館向けに特化し、専門性で差別化

  • 利益改善

    営業利益は2025/2期2.44%から2026/2期は4.44%へ拡大予想

  • ストック型収益

    サブスクリプションにより安定収益が見込める

  • 予想PER32.1倍と収益回復期待不定影響

    実績PER106.55倍に対し予想PER32.1倍。利益正常化が期待される。

  • 売上高45億円と前期比9.8%増通年影響

    売上高は41億円→45億円へ増加し、増収基調を維持。

  • 営業利益2億円と前期比倍増通年影響

    営業利益は1億円→2億円に増加し、営業利益率も2.44%→4.44%に改善。

  • PBR2.61倍にROE改善余地不定影響

    ROE2.43%と低いが、利益回復でROEが高まればPBR2.61倍の正当化が進む。

マイナスに働く材料7
  • 売上停滞

    2024/2期以降、売上高はほぼ横ばいで成長が鈍い

  • 競合リスク

    新しいSaaS企業の参入で競争が激化する可能性

  • 低収益性

    ROEが約2%と低く、資本効率が悪い

  • 当期純利益0億円と利益消滅通年影響

    純利益は3億円から0億円に減少。株価は過去1年で26.8%下落と業績を織り込み済み。

  • 実績PER106.55倍と割高不定影響

    実績PER106.55倍、予想でも32.1倍と高く、収益力に対して評価が過大。

  • 無配当で株主還元がない継続影響

    配当利回り0%と無配当。株主への直接的な還元がなく売り圧力になり得る。

  • 時価総額51億円・外国人保有1.73%と需給細り継続影響

    時価総額51億円、外国人保有比率1.73%と低く売買が細って株価変動が大きい。

次の決算で確かめる点
ARR(年間経常収益)
サブスクリプションの成長性と収益の安定性を測る
解約率
顧客定着率とプロダクトの競争力を確認
導入施設数
市場シェア拡大の度合いを示す
既存顧客の追加契約数
クロスセル・アップセルの実績を評価

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+144.4%いまの株価に対する利回りは0.00%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
66.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月528.8
2021年2月11144.466.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ11,013人。区分でいちばん多いのは個人・その他87.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.6%を占め、残る91.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他77.891.185.284.386.387.7
事業法人2.22.25.65.36.14.9
金融機関8.31.71.61.82.03.7
証券会社4.03.34.63.92.82.0
外国法人7.61.32.74.62.51.2
外国人個人0.10.30.20.20.40.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01五石 順一22.03
02ジェイコブソン 陽子4.95
03合同会社MCC3.85
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.67
05秀島 博規1.91
06齋藤 秀昭1.01
07浮舟 邦彦0.92
08安 美咲0.89
09メタリアル従業員持株会0.68
10志村 祥子0.66

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−51%、1株純資産は14期で+233%。直近期のROEは2.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月95517.555.4
2014年2月1010610.231.3
2015年2月1311812.012.6
2016年2月1814313.145.723.7
2017年2月182199.7112.228.8
2018年2月−12289−79.1
2019年2月2411423.192.4
2020年2月1913315.3149.8
2021年2月−7222−3.766.0
2022年2月−11699−72.4
2023年2月31022.8420.6
2024年2月5015239.132.6
2025年2月2818016.623.4
2026年2月41842.4120.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額122百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
五石順一代表取締役 CEO612,398,800
米倉豪志取締役 CAIO50
秀島博規取締役77207,500
筒井高志取締役763,600
時政和宏取締役665,000
石川直常勤監査役71
須藤智雄監査役798,000
古賀崇広監査役55
鎌谷賢之取締役 CFO521,000

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3949431
社外取締役628285

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,547字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループの主要な会社は、株式会社メタリアル(当社)と100%子会社の株式会社ロゼッタ、株式会社グローヴァ、株式会社T-4PO Construction、株式会社シグナンス、株式会社MATRIX、株式会社CLASSⅢ、当社が55%の株式を保有する子会社の株式会社STUDIO55、当社が20%の持分を有するVoicePing株式会社の9社から構成されております。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業は、AI(人工知能)型の機械翻訳(MT:Machine Translation)及び生成系AIサービスの提供を行う「AI事業」(株式会社ロゼッタ・株式会社CLASSⅢ・株式会社T-4PO Construction・株式会社シグナンス)、従来型の昔ながらの人間による翻訳(HT:Human Translation)と通訳・語学教育等の業務受託サービスを行う「HT(Human Translation)事業」(株式会社グローヴァ)、「メタバース事業」(株式会社MATRIX、VoicePing株式会社、株式会社STUDIO55)及び「AI/MV Marketing事業」(株式会社STUDIO55)の4事業より構成されています。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (1) AI事業 AI(Artificial Intelligence)事業は、「業種分野特化×垂直統合型AIエージェント×日本企業のグローバル対応」にポジショニングしたAIサービスを提供しており、成長可能性の高い4つの戦略領域である「人手修正の要らない翻訳AI(エージェンティック翻訳AI)」「製薬特化垂直統合エージェントAI」「建築特化垂直統合エージェントAI」「事業創出全自動AI」への選択と集中を進めています。 「AI事業」は主に株式会社ロゼッタによって運営されています。 (2) HT事業 HT(Human Translation)事業は、人間による翻訳/通訳/語学教育等の業務受託サービスを提供しております。 「HT事業」は株式会社グローヴァによって運営されています。 (3) メタバース事業 メタバース事業は、10±5年後以降での開花を想定する長期成長戦略として、「Metaverser」構想及びその手段としての「Metaverse×AI」を課題として取り組んでいます。特に現在は、株式会社STUDIO55を中心に、建築デザインのVR・CG・BIM分野において、当社グループの最先端のAI技術と株式会社STUDIO55の専門技能と顧客基盤を組み合わせたシナジー創出による各種サービスの提供を推進しています。 「メタバース事業」は株式会社MATRIX及び株式会社STUDIO55のVR事業によって運営されています。 (4) AI/MV Marketing事業 AI/MV Marketing事業では、当社グループのAI事業及びメタバース事業における先端技術を活用して成長が期待できる専門技術領域の企業に対しM&Aを行い、その顧客基盤や事業ノウハウを活かしながら事業の拡大を目指しています。 AI/MV Marketing事業は、株式会社STUDIO55(VR事業を除く)によって運営されています。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,229字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 企業ミッションである「人類を場所・時間・言語・物理的な制約からの解放」の実現が経営の目的です。より、具体的にはAI、AR(Augmented Reality:拡張現実)、VR(Virtual Reality:仮想現実)、5G/6G/7G(高速大容量・多数同時接続通信)、4K/8K/12K(超解像映像)、映像配信ソリューション、ウェアラブルデバイス、ロボット、HA(Human Augmentation:人間拡張)等の最新テクノロジーを統合して、世界中の人々が「いつでもどこでも誰とでも言語フリーで」交流し、生活し、仕事し、人生を楽しめる世界を実現します。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 HT事業をキャッシュカウ、AI事業を短中期の成長戦略、メタバース事業を5~10年後を見据えた長期成長戦略、AI/MV Marketing事業を短中期から長期に至るまでの当社の持続的成長を支える成長戦略と位置付けています。 (3) 経営環境 生成AIが爆発的な進化を遂げ、今後急速にパラダイムシフトが起こると予想されることより、当社には大きなチャンスが到来したと考えております。メタバースについては、主にハードウエアと通信インフラの問題から、スマートフォン並みに普及するのはまだ先(早くて5年、遅くて10年後)であると判断しています。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①成長可能性の高い4つの戦略領域への集中 成長可能性の高い4つの戦略領域である「翻訳特化エージェンティックAI(オートノマスAI/人手修正の要らない翻訳AI」「製薬特化エージェンティックAI」「建築特化エージェンティックAI」「事業創出エージェンティックAI」への選択と集中により、顧客のビジネスプロセスにおけるスピード・人的工数等の課題を解決します。 「翻訳特化エージェンティックAI(オートノマスAI/人手修正の要らない翻訳AI)」においては、創業以来掲げてきたミッション「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」に加え、2025年12月4日に新たなビジョンとして「人手の修正が不要な翻訳AIを創る」を発表し、本ビジョンの実現に向けた新機能開発を順次進めております。翻訳業務における人手による修正作業をなくし、AIによる完全自動化を実現することにより、当社が20年にわたり挑み続けてきた翻訳イノベーションの集大成として、産業翻訳の生産性を革新する次なるステージの実現を目指してまいります。 「製薬特化エージェンティックAI」においては、AIを活用した製薬業界のドキュメント作成における非効率解消及び新薬承認スピード加速による「新薬上市の早期化」に貢献し、社会と市場に大きな価値を生み出すことをミッションに掲げた、ラクヤクAI事業を展開しています。同事業は、汎用AI市場との競争ではなく、製薬文書作成にターゲットを限定した特化型AIとして、専門性が求められる領域に経営資源を集中させ、高付加価値事業としての成長を目指す方針です。 「建築特化エージェンティックAI」では、株式会社STUDIO55を中心に、建築デザインのVR・CG・BIM分野において、当社グループの最先端のAI技術と株式会社STUDIO55の専門技能と顧客基盤を組み合わせたシナジー創出による売上成長と、BIMプラグイン開発・DXサポート開発などの高付加価値分野の強化、販管費の適正化及び海外拠点との連携強化等による収益性の向上により、当社グループ全体への収益貢献を目指してまいります。 「事業創出エージェンティックAI」においては、事業創出のあらゆる工程を全自動化するAIの実現にむけて、当社グループの最先端のAI技術を駆使した開発と検証を加速させています。同事業では、従来の事業成長のボトルネックであった「人間のキャパシティ」を廃し、新サービスの企画・開発の自動化、営業・販売プロセスの自動化、顧客接点の自動増殖、新規顧客獲得と成長ループの強化、超高速の多言語グローバル展開などを実装することにより、中長期の期間において、当社グループの成長への貢献を目指してまいります。 ②メタバース事業における長期成長戦略 メタバース事業は、10±5年後以降での開花を想定する長期成長戦略として、「Metaverser」構想及びその手段としての「Metaverse×AI」を課題として取り組んでおります。特に現在は、株式会社STUDIO55を中心に、建築デザインのVR・CG・BIM分野において、当社グループの最先端のAI技術と株式会社STUDIO55の専門技能と顧客基盤を組み合わせたシナジー創出による成長を目指してまいります。 ③専門分野強化に向けたM&A戦略の推進 M&Aによって業種特化の専門分野領域の顧客基盤と技能ノウハウをもった会社をグループ化して当社のAI/MVの先端技術を融合させることによって成長させる「AI/MV Marketing」セグメントは、マニュアル・取扱説明書系企業、製薬ドキュメント系企業、建築ドキュメント・デザイン系企業、広告代理店系企業、金融財務ドキュメント系企業の5領域を中心にM&A活動を進め、当社グループが集中する成長可能性の高い4つの戦略領域とのシナジー創出により成長を目指す方針です。
事業等のリスク4,555字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.事業環境に関するリスク (1) 法的規制・制度の新設・改定等による影響について 現在、当社が営むインターネットを利用して提供するサービスに関連した規制法令等はありませんが、今後、インターネットの利用者や関連するサービス及び事業者を規制対象とする法令等の制定や、既存の法令等の適用、あるいは何らかの自主的なルールの制定等が行われた場合、当社グループの事業が制約され、AI事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが提供しているHT事業は、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」の規制の対象外でありますが、今後、同法律の改定等により、当社の事業も適用対象とされた場合には、事業運営に厚生労働大臣の許可が必要となり、許可の取得に時間を要する場合、許可の取得ができない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 技術革新について AIの分野は、技術革新のスピードの変化が激しく、新しいサービスが逐次産み出されている分野です。当社においても、こうした技術革新への変化に対応するべく、積極的に最新情報の蓄積、分析及び当社のサービスへの導入に取組んでおります。しかしながら、技術革新において当社が予期しない急激な変化があり、対応が遅れた場合には、当社のサービスの陳腐化や競争力の低下を引き起こし、AI事業、HT事業、メタバース事業及びAI/MV Marketing事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 需要の変動について 当社グループのAI事業、HT事業の顧客は、製薬、化学、製造、IT業界などの事業会社が中心です。これらの顧客が属する業界において、何らかの法制度等の変更、景気変動、業界再編による企業数の増減等があった場合、あるいは顧客の方針変更(例:内製化、外注先の絞り込み等)があった場合には、当社グループが提供するサービスへの需要が大きく変動する場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、HT事業においては、米国・欧州・中国等の世界各国の政治・経済情勢等の変化、法律の改正、外交問題等の要因により顧客企業のグローバル展開に影響を与え、企業研修サービスへの需要が大きく変動する場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 競合と参入障壁について 民間企業ではありませんが、総務省所管の国立研究開発法人情報通信研究機構が開発している専門分野別産業向け文書機械翻訳エンジンが当社のAI事業サービスに対して競合関係となっており、ユーザーの争奪等で激しい圧迫を受ける場合は業績に影響を及ぼす可能性があります。官庁による後ろ盾の影響力や国庫からの資金力を利用した追随は脅威になり得ます。 2.事業内容に関するリスク 新規事業に関する会計上の数値が費用先行型になるリスク メタバース事業及びAI等のAI事業における新規事業について、開発・アジャイルブラッシュアップに伴い発生する開発コスト分により連結決算上の損失計上額が多額になるリスクがあります。 3.事業運営体制に関するリスク (1) 人材の確保について 当社グループは、開発部門、営業部門、制作部門、管理部門等における優秀な人材の確保を重要な経営課題の一つと認識しており、積極的に採用活動を行い、全役職員が最大限の能力を発揮できる組織体制づくりなどに取組んでおります。しかしながら、これらの施策により優秀な人材を確保・維持できなかった場合等には、当社グループにおいて開発の遅れ、販売戦略の見直し、提供しているサービスの質の低下、業務執行体制や内部管理体制の不備等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 内部統制について 内部統制の一部又は全部が適切に整備・運用されない場合、当社グループの経営成績及び財政状態、レピュテーション並びに金融機関との関係等に悪影響を及ぼす可能性があります。また、その他内部統制の整備上の欠陥や運用上の認識不足等の不備により財務報告等に重大な誤りが生じた場合にも、当社の信用が失墜するとともに、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 4.システムに関するリスク 当社が行っているAI事業は、インターネット環境で「SaaS」で提供するサービスであり、サービスの安定供給のために適切なセキュリティ対策を施しておりますが、ハードウエア・ソフトウエアの不具合、人為的なミス、コンピューターウイルス、第三者によるサイバー攻撃、自然災害等の予期せぬ事象が発生し、想定していないシステム障害等が発生した場合には、当社の事業活動に支障が生じ、業績に影響を及ぼす可能性があります。 5.コンプライアンスに関するリスク (1) 顧客の機密情報の保護について 当社グループでは、顧客の翻訳原稿に基づき翻訳成果物を納品するサービスを提供しており、その内容には顧客の機密情報も含まれます。これらの機密情報の流出や外部からの不正アクセスによる被害防止は、当社グループの事業にとって極めて重要であります。当社グループではこれら機密情報等の第三者への漏洩を防止するために、社員及び業務委託先に対し、雇用契約又は業務委託契約による相当の機密保持義務を課しており、また、各社ごとに執務室内への入室にセキュリティロックを施し、AI事業においては外部データセンターの選定はISMS認証取得を条件とし、通信にはSSL(暗号回線)を使用しております。 しかし、これらの対策にも関わらず、機密情報の流出等を完全に排除できるとまでは言えず、何らかの原因により流出等が発生した場合、当社グループの信用低下や法的責任を問われる可能性もあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 個人情報の保護について 当社グループでは、自動翻訳の登録ユーザー、翻訳通訳の発注者、教育研修の受講者、翻訳通訳の業務委託先である登録翻訳者・通訳者等の個人情報を保有しております。当社グループでは、個人情報を各社別にシステムで管理しており、これらの情報へのアクセスは職位及び業務内容により制約されております。 また、当社グループではプライバシーマーク(プライバシーマークとは、日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を認定する制度)を取得しており、情報管理規程の策定・運用、全役職員を対象に定期的な研修等による教育を実施するなど、個人情報の保護に努めております。 しかし、不測の事態の発生により、当社グループの保有する個人情報が外部に漏洩した場合には、損害賠償等の補償や信用低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) コンプライアンスについて 当社グループでは、コンプライアンス体制が有効に機能していることが極めて重要であると認識しております。そのため「コンプライアンス規程」を策定し、全役職員を対象に「行動規範」の周知徹底に努めております。また、代表取締役CEOを委員長とする「メタリアルグループ・コンプライアンス委員会」を設置し、コンプライアンス体制の強化に取組んでおります。 しかし、これらの取組みにも関わらず、コンプライアンス上のリスクを完全に排除することは困難であり、今後の当社グループの事業運営に関して法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの企業価値が毀損し、事業継続及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 第三者との係争について 当社グループは、法令遵守を基本としたコンプライアンス活動の推進により、法令違反、情報漏洩、知的財産侵害等を防止し、法改正等への適切な対応、契約行為が及ぼす法的効果の充分な検討を行うことで、訴訟に発展するリスクを排除するよう努めております。 しかしながら、何らかの予期せぬ事象により、法令違反等の有無に関わらず、顧客や取引先、第三者との予期せぬトラブルが訴訟等に発展する可能性があります。AI事業の自動翻訳の開発においては、第三者が保有する知的財産権を侵害する可能性が、HT事業の翻訳においては、顧客から預かった翻訳原文が第三者の著作権等を侵害していることに伴い、依頼主である顧客だけでなく当社グループにも損害賠償等を求められる可能性があり、かかる訴訟の内容及び結果によっては、多大な訴訟対応費用の発生や信用低下等により、当社グループの事業継続及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 6.その他のリスク (1) 配当政策について 当社グループでは、将来の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保の確保を優先しつつ、利益成長に応じた配当の実施を基本方針としております。株主への利益配分につきましては、今後も経営の最重要課題の一つと位置付け、企業体質の強化と将来の事業展開に備える内部留保とのバランスを図りながら、利益成長に応じた配当政策を実施する予定であります。 しかしながら、想定どおりの利益成長が達成できないなどの理由により、配当を実施できなくなる可能性があります。 (2) 新株予約権について 当社グループでは、株主価値の向上を意識した経営の推進を図るとともに、役職員の業績向上に対する意欲や士気を一層高めること及び資金調達を目的として、当社役員及び従業員並びに社外協力者に対して新株予約権を付与しております。 2026年2月末現在、新株予約権による潜在株式数は150,000株であり、発行済株式総数10,888,060株の1.4%に相当しております。 これらの新株予約権が権利行使された場合は、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があり、将来における株価形成へ影響を及ぼす可能性があります。 (3) 自然災害について 地震や津波、台風等の自然災害、感染症の蔓延、事故、火災、テロ、戦争等により人的・物的な被害が生じた場合、あるいはそれらの自然災害及び事故等に起因する電力・ガス・水道・交通網の遮断等により、正常な事業活動が阻害された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 企業買収等 当社グループは、AI事業、HT事業、メタバース事業及びAI/MV Marketing事業の強化補強を目的に、企業買収及び資本参加を含む投資を行うことがあります。実施に当たっては、事前に収益性や投資回収可能性に関する十分な調査及び検討を行いますが、買収及び投資後における事業環境の急変や想定外の事態の発生等により、期待した利益やシナジー効果を確保できない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,507字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ243,530千円減少して4,676,128千円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ52,899千円減少して3,592,764千円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が98,520千円増加した一方、未収税金の減少等に伴いその他の流動資産が104,083千円減少、棚卸資産が44,179千円減少したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ190,630千円減少して1,083,364千円となりました。これは主に、有形固定資産が84,904千円減少、無形固定資産が53,515千円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ295,204千円減少して2,668,159千円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べ431,099千円減少して1,689,780千円となりました。これは主に、短期借入金が232,610千円減少、前受金が107,612千円減少、1年内償還予定の社債が44,000千円減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ135,894千円増加して978,378千円となりました。これは、長期借入金が285,894千円増加、社債が150,000千円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ51,673千円増加して2,007,969千円となりました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が48,201千円増加したことによるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度につきましては、AI事業において売上高及び営業利益が対前年同期比で減少したものの、HT事業においては営業利益が増加し、メタバース事業及びAI/MV Marketing事業においては損失発生額が縮小いたしました。 (1) 売上高及び営業利益 当連結会計年度の経営成績は、売上高は4,487,157千円(前連結会計年度比9.9%増)、営業利益は214,000千円(前連結会計年度比82.4%増)となりました。 (2) 営業外損益及び経常利益 当連結会計年度の営業外収益は8,191千円(前連結会計年度比63.9%減)、営業外費用は39,552千円(前連結会計年度比45.7%増)となりました。 この結果、経常利益は182,639千円(前連結会計年度比61.9%増)となりました。 (3) 特別損益及び税金等調整前当期純利益 特別利益は3,578千円となりました。これは、固定資産売却益3,578千円によるものであります。 特別損失は42,559千円となりました。これは、減損損失39,770千円、事務所移転費用2,788千円によるものであります。 この結果、税金等調整前当期純利益は143,659千円(前連結会計年度比66.4%減)となりました。 セグメント別の業績は、以下のとおりであります。当社グループの報告セグメントは従来までは「AI事業」、「HT事業」及び「メタバース事業」の3区分でありましたが、当事業年度より中長期的な成長戦略の一環としてM&Aを積極的に推進するにあたり、当連結会計年度より報告セグメントの区分を「AI事業」、「HT事業」、「メタバース事業」及び「AI/MV Marketing事業」の4区分に変更しております。また、以下の前期比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。 AI事業 AI事業におきましては、受注高は2,648,363千円(前連結会計年度比12.6%減)となりました。売上高は前期からの受注高減少により2,822,603千円(前連結会計年度比8.6%減)となり、新規案件の獲得及びブランド認知向上のための広告宣伝活動や経営体制の再構築投資等により、セグメント利益は273,061千円(前連結会計年度比44.7%減)となりました。今後は、成長可能性の高い4つの戦略領域である「人手修正不要な翻訳AI(翻訳特化エージェンティックAI)」「製薬特化エージェンティックAI」「建築特化エージェンティックAI」「事業創出エージェンティックAI」の4つの重点領域に選択と集中を図ります。主力商品のT-4OOへの積極的な開発投資を始めとした顧客価値創造の梃子となる先行投資や企業の生成AI活用促進に資する提案活動を実施することにより、更なるサービスの質及び収益力の向上を図り、中長期的な業績回復を実現すべく施策を推進してまいります。 HT事業 HT事業におきましては、Xtra株式会社の清算により、売上高は708,712千円(前連結会計年度比19.8%減)となり、セグメント利益は124,508千円(前連結会計年度比40.3%増)となりました。 メタバース事業 メタバース事業におきましては、株式会社STUDIO55のグループインにより同社のVR事業をメタバース事業に含めたことと、短中期の成長施策を「Metareal AI」プロジェクトにシフトし、メタバース事業は10±5年の長期視座として投資額を減らしたことにより、売上高は112,652千円(前連結会計年度は9,245千円)となり、セグメント損失は44,770千円(前連結会計年度は185,493千円のセグメント損失)となりました。 AI/MV Marketing事業 AI/MV Marketing事業におきましては、株式会社STUDIO55のグループインにより同社のVR以外の事業をAI/MV Marketing事業に含めたことにより、売上高は843,187千円(前連結会計年度比704.5%増)となり、セグメント損失は12,958千円(前連結会計年度は31,298千円のセグメント損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは332,563千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは156,835千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは175,084千円の支出となったため、当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ644千円増加して、2,904,477千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の収入は332,563千円(前年同期は61,468千円の収入)となりました。これは主に、資金の増加要因として税金等調整前当期純利益の計上143,659千円、減価償却費の計上229,735千円、法人税の還付額54,291千円、資金の減少要因として、前受金の減少額107,612千円、売上債権及び契約資産の増加99,329千円などによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の支出は156,835千円(前年同期は132,981千円の支出)となりました。これは主に、資金の増加要因として貸付金の回収による収入21,151千円、資金の減少要因として、無形固定資産の取得による支出164,551千円、貸付けによる支出26,600千円などによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の支出は175,084千円(前年同期は102,934千円の支出)となりました。これは主に、資金の増加要因として長期借入れによる収入700,000千円、資金の減少要因として、長期借入金の返済による支出435,454千円、短期借入金の純増減額による支出232,610千円、社債の償還による支出194,000千円などによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) AI事業   2,648,363   87.4   1,035,446   88.5 HT事業(研修事業部分)   99,583   103.6   38,690   97.2 メタバース事業   89,472   496.5   21,013   53.7 AI/MV Marketing事業   830,763   851.9   161,281   117.1 合計   3,668,182   113.1   1,256,432   90.6 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.HT事業における翻訳・通訳及びクラウドソーシング事業について、受注時に翻訳内容(言語、納品日、納品形態)は決定されますが、受注金額の算定基礎となるページ数、ワード数、文字数等が確定しないため、受注金額を集計から除外しております。 3.当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比は変更後のセグメント区分に組替えた数値によって算出しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) AI事業 (千円)   2,822,603   91.4 HT事業 (千円)   708,712   80.2 メタバース事業 (千円)   112,652   1218.4 AI/MV Marketing事業  (千円)   843,187   804.5 合計 (千円)   4,487,157   109.9 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度における主な相手先に対する販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、いずれの相手先も当該割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。 3.当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比は変更後のセグメント区分に組替えた数値によって算出しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等 a.財政状態 当連結会計年度末の財政状態の状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a. 財政状態」に記載のとおりであります。 当連結会計年度においては、中長期成長領域への投資資金の安定確保を目的として借入構成の長期化を進めており、短期借入金及び社債の減少を吸収しつつ、長期借入金による調達を実行いたしました。これに加え、当期純利益の計上による利益剰余金の増加により、自己資本比率は42.9%(前連結会計年度末39.8%)と着実に改善しております。当連結会計年度末の現金及び現金同等物残高2,904,477千円と併せ、財務健全性及び流動性は良好な水準を維持しており、今後の事業環境変化や成長投資機会への機動的な対応が可能な財務基盤を有しているものと認識しております。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績の状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b. 経営成績」に記載のとおりであります。 当連結会計年度においては、当社グループの短中期戦略(成長可能性の高い4つの戦略領域への選択と集中、エージェンティックAI化)の遂行に向けた構造改革の進展により、連結ベースの売上高は前年同期比9.9%増、営業利益は同82.4%増と増収増益となりました。これは、AI事業において先行投資の影響でセグメント利益が減少した一方、HT事業の収益性改善、株式会社STUDIO55の通期連結化に伴うメタバース事業及び新設のAI/MV Marketing事業における損失幅の大幅縮小が寄与したものであります。 セグメント別には、AI事業については経営上の重要指標と位置付ける受注高が2,648,363千円(前年同期比12.6%減)となり、当連結会計年度の売上高及びセグメント利益はいずれも前年同期比で減少しましたが、これは「Metareal AI」プロジェクトを含む受託開発の積上げ及び業種分野特化エージェンティックAIの開発・販売活動への先行投資を反映したものと認識しております。引き続き、4つの重点戦略領域のうち本セグメントが担う「人手修正不要な翻訳AI(翻訳特化エージェンティックAI)」「製薬特化エージェンティックAI」「事業創出エージェンティックAI」の3領域への選択と集中を継続し、中長期的な業績回復を目指してまいります。 HT事業については、連結子会社であったXtra株式会社の清算による減収はありましたが、収益性は改善しており、引き続きキャッシュカウとしての安定収益確保を見込んでおります。 メタバース事業については、株式会社STUDIO55のグループインに伴う同社のVR事業の組入により、損失幅が大幅に縮小いたしました。エージェンティックAIの4戦略領域のうち本セグメントが担う「建築特化エージェンティックAI」については、株式会社STUDIO55を中心に、Gaussian Splatting等を中心とした建築デザインのVR分野におけるAI活用を推進してまいります。一方、メタバース市場全体の本格的な成熟時期は概ね5年から10年後と認識しており、本事業については短期的な業績指標を設定せず、メタバースとAIの統合を主たるテーマとした長期育成領域として開発を継続してまいります。 AI/MV Marketing事業については、株式会社STUDIO55のグループインに伴い同社のVR以外の事業を組み入れたことにより、当連結会計年度より新設したセグメントであります。本セグメントについても「建築特化エージェンティックAI」戦略を担っており、株式会社STUDIO55を中心に、建築デザインのBIM分野におけるBIMプラグイン開発・DXサポート開発等の高付加価値領域の強化等に取り組み、当社グループ全体の収益貢献を目指してまいります。 なお、当連結会計年度においては、機械翻訳『T-3MT』及び『The Reading』のサービス廃止決定並びに『オンヤク』次期バージョンの開発方針刷新等に伴い、AI事業に係るソフトウエア仮勘定及びソフトウエアにつき減損損失39,700千円を計上しております。当該計上は、選択と集中の戦略遂行に伴うソフトウエア資産の見直し結果を反映したものであります。親会社株主に帰属する当期純利益は、当該減損損失計上に加え、前連結会計年度において計上した法人税等調整額の戻入効果が当連結会計年度には剥落したことから、前年同期比83.9%減の48,201千円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上を主因として332,563千円の収入となり、これにより新規開発・成長投資のための投資活動キャッシュ・フロー及び有利子負債の返済のための財務活動キャッシュ・フローを賄う基本構造を維持しております。 また、キャッシュ・フロー関連指標の推移は、以下のとおりであります。 2022年2月期   2023年2月期   2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 自己資本比率(%)   21.55   25.88   36.79   39.76   42.94 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   3.74   3.43   1.57   27.40   4.53 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   37.87   39.34   91.47   4.31   13.18 (注)1.各指標の算出は、以下の算式を使用しております。 自己資本比率:自己資本/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 2.上記各指標は、連結ベースの財務数値により計算しております。 3.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 4.営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。 b.資金需要 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、人件費、業務委託費、広告宣伝費及び研究開発費等の営業費用であります。また、設備投資を目的とした資金需要の主なものは、AI事業におけるエージェンティックAI等のソフトウエア開発投資であり、当連結会計年度における設備投資額は167,052千円(うちAI事業ソフトウエア関連163,953千円)、研究開発費は109,340千円であります。 c.財務政策 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。設備投資、成長分野への投資並びに株主還元等につきましては、原則として自己資金により対応する方針でありますが、中長期的な成長に向けた投資の継続のため、必要に応じて金融機関からの借入や社債発行等により適宜資金調達を実施しております。当連結会計年度においては、エージェンティックAIの開発をはじめとする成長領域への投資資金として、長期借入金700,000千円の調達を実施しております。 当社グループは、中期売上目標として、2030年2月期に連結売上高150億円の達成を目指しております(2026年4月14日開示「2026年2月期(第22期)決算説明資料」参照)。当該目標達成に向けて、AI事業の自律的成長、メタバース事業の長期育成及びM&Aによるインオーガニック成長を組み合わせる方針であり、これに必要な投資水準を見据えて、機動的かつ規律ある財務運営に努めてまいります。 また、当社グループは正確な資金繰りの把握及び資金繰りの安定に努めるとともに、適切なリスク管理体制の構築を図っております。今後も資金需要と流動性について注視したうえで、適切に意思決定を実施いたします。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、連結会計年度末における資産・負債及び連結会計年度の収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りについては過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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