概要
ベルトラ株式会社は、東京都中央区に本社を置くサービス業で、世界150か国の現地体験ツアー・アクティビティのオンライン予約サイト「VELTRA」を運営する。約8,000社の催行会社と直接契約し、22,000点以上の商品を扱う。2018年12月に東京証券取引所マザーズに上場し、のちにグロース市場に移行。2025年12月期の営業収益は46億円、営業利益は1億円と黒字転換を果たした。
現地体験ツアー専門のOTAとしての収益構造
グループの主な収益源は、催行会社からの手数料収入である。手数料率は契約ごとに個別に決定され、収入はツアー代金と予約数に依存する。予約数はウェブサイト訪問数に比例し、リスティング広告やSEO、SNSマーケティングで集客を強化する。また、旅行関連事業者との業務提携を通じて、他社サイトからの予約も取り込む仕組みを持つ。
世界150か国・22,000点の商品ラインナップ
国内及び海外の約8,000社の催行会社と直接契約し、観光ツアー、文化体験、グルメ、エンターテインメント、クルーズ、スパ、ゴルフ、マリンスポーツなど、22,000点を超えるアクティビティを提供する。小規模な現地ツアーも多数扱い、ユニークな体験を提供。多言語サイト(日本語、英語、中国語繁体字・簡体字、韓国語)を運営し、各国の旅行者に対応している。
コロナ禍からの回復と黒字転換
2020年12月期の営業収益は9億円(前期比79.5%減)、純損失15億円と新型コロナウイルスの影響を大きく受けた。その後、2023年12月期に営業収益31億円まで回復し、2025年12月期には46億円、営業利益1億円、当期純利益1億円と黒字化を達成。OTA事業の営業利益率は前年の11.6%から23.2%へ改善した。
2つの報告セグメントによる事業運営
2025年12月期より報告セグメントをOTA事業と観光IT事業に区分。OTA事業は自社サイト「VELTRA」や「Hawaii Activities」でのツアー予約収益を計上。観光IT事業は子会社リンクティビティ株式会社が運営するチケットプラットフォーム事業や、観光関連事業者向けITインフラ供給を行う。2025年12月期のOTA事業営業収益は36.7億円、観光IT事業は8.9億円。観光IT事業は先行投資により営業損失2.6億円。
業界の中での役割は旅行業界におけるオンライン予約プラットフォーム(OTA)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01消費者向け旅行(B2C)主力
日本語サイト「VELTRA」や英語サイト「Hawaii Activities」を通じて、個人旅行者に現地体験ツアーの検索・予約サービスを提供。催行会社から手数料を得る収益モデル。豊富な商品ラインアップと独自のマーケティングで集客する。
日本最大級の現地体験ツアー予約サイト
- VELTRA(ベルトラ)
- 国内・海外の現地体験ツアーを専門に扱うオンライン予約サイト。観光ツアー、文化体験、グルメ、アクティビティなど多様な商品を提供。
- Hawaii Activities
- ハワイの現地体験ツアーに特化した英語サイト。日本人観光客向けに多言語対応。
02旅行関連企業(B2B2C)準主力
旅行関連事業者向けに、現地体験ツアーの予約システムやチケット販売プラットフォームなどITインフラを提供。1万社以上のオンライン・オフライン旅行事業者と連携し、B2B2Cモデルで事業を拡大している。
旅行業界向けITインフラの独自ポジション
- チケットプラットフォーム
- 観光関連事業者のチケット販売を支援するプラットフォーム。リンクティビティ株式会社が展開。
製品と技術
主力プラットフォーム「VELTRA」と多言語展開
日本語サイト「VELTRA」、英語サイト、中国語サイト(繁体字・簡体字)、韓国語サイト(veltra.kr)を運営。催行地をハワイに特化した英語サイト「Hawaii Activities」も展開。いずれも現地体験ツアーの検索・予約・バウチャー発行をオンライン完結できる。2025年3月にはクルーズ旅行専門の「VELTRA クルーズ」を開始し、商品ジャンルを拡大した。
API連携によるリアルタイム予約とユーザー体験
一部の催行会社とAPI連携を行い、商品の空き状況を待ち時間なくリアルタイムで提供するシステムを推進。また、ユーザーフレンドリーなUX・UIの改善を継続し、複雑な現地ツアー情報をスムーズに検索・申込できるようにしている。40万件を超える参加者体験談は信頼性の高い情報源となり、予約促進に寄与している。
チケットプラットフォーム事業とQR改札機導入支援
子会社リンクティビティ株式会社を通じて、交通・観光事業者向けのチケットプラットフォーム事業を展開。QR改札機導入支援や企画乗車券の開発など、観光関連事業者のDXを支援するITインフラ事業も手がける。2024年8月に韓国子会社LINKTIVITY KOREA INC.を設立し、韓国・中国エリアでのサプライヤー連携を強化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 消費者向け旅行(B2C)日本最大級の現地体験ツアー予約サイト
- 旅行関連企業(B2B2C)旅行業界向けITインフラの独自ポジション
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
業績非開示、サービス業でポジション不透明
ベルトラはサービス業に区分されるものの、近年の売上高や利益率が開示されておらず、業界内でのポジションを正確に評価できない。同業のジンジブ、イシンなどと比較しても情報不足で、競争力や市場シェアは不明。サービス業全体としては人手不足やDX需要を追い風に成長が期待されるが、当社の具体的な事業内容や強みが読み取れない。投資判断には財務情報の開示が不可欠であり、現状では評価を保留せざるを得ない。
強み
- 人材派遣やITサービスなど、サービス業全体の需要拡大が追い風。
- 情報不足の裏には、非公開戦略や特殊なビジネスモデルの存在も。
- 組織が小さければ、新規事業への参入や戦略変更が迅速に行える。
- 特定のサービス分野に特化し、高い専門性を持つ可能性がある。
課題
- 売上高や利益率の開示がなく、業績評価や他社比較が不可能。
- 情報不足により、投資家や顧客からの認知・信頼獲得が困難。
- サービス内容や強みが不明で、競合との差別化要因を特定できない。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がベルトラ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9162ブリーチ | 59億円 | — |
| 2 | 589Aネイス | 59億円 | 22.3倍 |
| 3 | 2385総医研ホールディングス | 58億円 | 27.2倍 |
| 4 | 7091リビングプラットフォーム | 58億円 | 14.5倍 |
| 5 | 7048ベルトラ | 56億円 | — |
| 6 | 2136ヒップ | 56億円 | 12.6倍 |
| 7 | 6182メタリアル | 56億円 | 114.6倍 |
| 8 | 6049イトクロ | 56億円 | 21.1倍 |
| 9 | 151Aダイブグループ | 56億円 | 10.0倍 |
| 10 | 9159W TOKYO | 55億円 | 20.8倍 |
| 11 | 6069トレンダーズ | 55億円 | 24.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
マーケティング会社として1991年に創業
1991年11月、東京都港区南青山で資本金10百万円の株式会社アランとして設立。当初はマーケティング関連の企画・コンサルティングを目的としていた。その後、1995年から2002年にかけて本社を港区西麻布、赤坂、文京区小石川、千代田区神田淡路町へと移転し、事業基盤を整えた。
ゴルフ場予約サイト「GORA」の開始と譲渡
2000年2月、インターネット・ゴルフ場予約専門サイト「GORA」を開始。しかし、2003年8月に同事業を楽天株式会社(現「Rakuten GORA」)に営業譲渡。これにより、同社はゴルフ予約から撤退し、新たな方向性を模索することとなった。
現地体験ツアー事業への転換と「Alan1.net」の開始
2004年2月、White Publishing, Inc.(現VELTRA Inc.)の全株式を取得。同年4月、現地体験ツアーサイト「Alan1.net」(現「VELTRA」)を本格稼動。これが現在の主力事業の起点となる。2008年から2012年にかけて本社を新宿区納戸町、市谷へ移転。
グローバルブランド「VELTRA」への刷新と多言語展開
2012年4月、ブランド名を「Alan1.net」から「VELTRA」に変更し、商号もアラン株式会社からベルトラ株式会社へ変更。同時に英語サイトを開設し、グローバル展開を本格化。2015年9月には中国語(繁体字・簡体字)サイトを開設。2017年12月には韓国企業とのフランチャイズ契約により韓国市場に参入した。
マレーシア・フィリピン・シンガポールへの海外子会社設立
2012年11月、システム開発を目的としてマレーシアにVELTRA Malaysia Sdn. Bhd.を設立。2016年2月、CityDiscovery SAS(後にVELTRA SAS)の全株式を取得し、その子会社だったCityDiscovery Asia Pacific Inc.(後にVELTRA PHILIPPINES,INC.)がグループに参画。2017年6月にはシンガポールにLINKTIVITY PTE.LTD.を設立し、ブッキングプラットフォーム事業を開始。
東京証券取引所上場と市場区分の移行
2018年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。2022年4月、市場区分の見直しによりマザーズからグロース市場に移行。上場後の2021年1月に本社を千代田区神田美土代町、2023年6月に現在の中央区日本橋へ移転。2024年8月には韓国にLinktivity Korea Inc.を設立し、チケットプラットフォーム事業を強化した。
COVID-19の影響と2025年の黒字転換
2020年12月期、新型コロナウイルスの影響により営業収益が9億円に急減し、純損失15億円を計上。2021年も5億円と低迷したが、2022年以降徐々に回復。2023年12月期には営業収益31億円、純損失1億円まで改善。2025年12月期には営業収益46億円、営業利益1億円、当期純利益1億円と黒字転換を達成した。
年表29件を開く
1990年代
- 1991年11月創業東京都港区南青山において、マーケティング関連の企画、コンサルティングを行うことを目的として、株式会社アラン(資本金10百万円)を設立
- 1995年7月本社を東京都港区西麻布に移転
- 1999年10月本社を東京都港区赤坂に移転
2000年代
- 2000年2月インターネット・ゴルフ場予約専門サイト「GORA」を開始
- 2001年11月商号を株式会社アランからアラン株式会社へ変更
- 2002年2月本社を東京都文京区小石川に移転
- 2003年8月ゴルフ場予約専門サイト「GORA」事業を楽天株式会社(現:「Rakuten GORA」)に営業譲渡
- 2003年11月本社を東京都千代田区神田淡路町に移転
- 2004年2月White Publishing, Inc.(現:VELTRA Inc.)の全株式を取得
- 2004年4月現地体験ツアー「Alan1.net」(現:「VELTRA」)の本格稼動
- 2008年4月本社を東京都新宿区納戸町に移転
2010年代
- 2011年11月本社を東京都新宿区市谷に移転
- 2012年4月商号変更グローバルな事業拡大を目的に、ブランド名を「Alan1.net」から「VELTRA」に変更。商号をアラン株式会社からベルトラ株式会社へ変更
- 2012年4月英語サイトを開設
- 2012年11月創業システム開発を目的としてマレーシアにVELTRA Malaysia Sdn.Bhd.を設立
- 2015年9月中国語(繁体字・簡体字)サイトを開設
- 2015年11月本社を東京都中央区八重洲に移転
- 2016年2月商号変更CityDiscovery SAS(後にVELTRA SASに商号変更、2019年3月に清算)の全株式を取得した結果、その子会社であったCityDiscovery Asia Pacific Inc.(後にVELTRA PHILIPPINES,INC.に改称、2023年12月に清算)が当社グループに参画
- 2017年6月創業日本国内の商品をアジア市場に供給する事を目的としてシンガポールにLINKTIVITY PTE.LTD.を設立し、企業間の取引システムを提供する、ブッキングプラットフォーム事業の開始
- 2017年12月韓国に拠点を置く12CM(ワンツーシーエム)社とフランチャイズ契約を行い、「VELTRA」ブランドとして韓国人旅行者向けの現地体験ツアー(www.veltra.kr)を開始
- 2018年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2019年7月韓国での事業展開を強化することを目的として、12CM(ワンツーシーエム)社と合弁でVELTRA KOREA Inc.を設立
- 2019年9月本社を東京都中央区京橋に移転
2020年代
- 2020年1月創業チケットプラットフォーム事業の、日本における事業展開を強化することを目的に、リンクティビティ株式会社を設立
- 2021年1月本社を東京都千代田区神田美土代町に移転
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2023年6月本社を東京都中央区日本橋に移転
- 2024年8月創業チケットプラットフォーム事業の、韓国における事業展開を強化することを目的に、Linktivity Korea Inc.を大韓民国ソウル市に設立
- 2025年3月クルーズ旅行専門オンライン予約サービス「VELTRA クルーズ」を開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
高効率経営と利益成長の加速
主力のOTA事業の収益拡大を推進し、テクノロジー活用による業務効率化で営業利益率を向上、着実な利益積み上げを図る。
- 02
独自価値によるグローバル競争力強化
現地催行会社との緊密なパートナーシップでユニークな体験商品を開発し、システム連携深化による即時予約で差別化された顧客体験を提供。
- 03
組織パフォーマンス最大化と人的資本の高度化
適材適所の配置と権限委譲、AI等の先端技術習得によるスキル再開発を推進し、少数精鋭で高い生産性を発揮する組織を構築。
- 04
AI時代への適応とビジネスモデル変革
膨大な顧客データを基盤にAI活用を内製化し、パーソナライズサービスの即時提供と業務自動化によるコスト改革を同時に推進。
- 05
グループ全体のガバナンス・管理体制再構築
子会社を含むグループ各社の管理業務を平準化し、取締役会の監督機能を浸透。役割と責任を再定義し、強固な経営基盤を構築。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で242人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は586万円で、7期前と比べて+4.9%。平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は5.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | — | — | — | 233 | — |
| 2019年12月 | 559 | 35.0 | 3.2 | 259 | — |
| 2020年12月 | 537 | 35.4 | 3.5 | 177 | — |
| 2021年12月 | 541 | 36.7 | 4.4 | 133 | — |
| 2022年12月 | 557 | 37.7 | 5.5 | 153 | — |
| 2023年12月 | 564 | 37.0 | 4.5 | 219 | — |
| 2024年12月 | 605 | 38.0 | 6.1 | 258 | −78 |
| 2025年12月 | 586 | 38.4 | 5.6 | 242 | 41 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 2 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 海外VELTRA Holdings Inc. (注)2米国 ハワイ州 ホノルル市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外VELTRA Inc. (注)2米国 ハワイ州 ホノルル市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外VELTRA Malaysia Sdn. Bhd.マレーシア クアラルンプール市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内リンクティビティ 株式会社(注)2.4東京都 千代田区 · 連結子会社議決権75.6%
- 国内Linktivity Korea Inc.大韓民国 ソウル市 · 連結子会社議決権75.6%
- 調達453万円令和7年度富士箱根伊豆国立公園ネイチャーポジティブなツーリズムコンテンツ造成検討業務環境省 · 2025-12-12
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は46億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収で、売上が+7.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 50億円 | 46億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 1億円 |
| 純利益 | 3億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
8期分
直近は2026年上期で、売上は21億円、営業利益は−2億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年下期 | 44 | — | — | 0 |
| 2020年下期 | 9 | — | — | −4 |
| 2021年下期 | 5 | — | — | −3 |
| 2022年下期 | 12 | — | — | −2 |
| 2023年下期 | 31 | — | — | 1 |
| 2024年下期 | 43 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2025年下期 | 46 | 2 | 4.3 | 2 |
| 2026年上期 | 21 | −2 | −9.5 | −3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2014年12月期からの12期で、売上は11億円から46億円へ4.2倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 11 | — | 4 | — | 3 |
| 中国語(繁体字・簡体字)サイトを開設 | |||||
| 2015年12月 | 16 | — | 4 | — | 2 |
| CityDiscovery SAS(後にVELTRA SASに商号変更、2019年3月に清算)の全株式を取得した結果、その子会社であったCityDiscovery Asia Pacific Inc.(後にVELTRA PHILIPPINES,INC.に改称、2023年12月に清算)が当社グループに参画 | |||||
| 2016年12月 | 23 | — | −2 | — | −7 |
| 日本国内の商品をアジア市場に供給する事を目的としてシンガポールにLINKTIVITY PTE.LTD.を設立し、企業間の取引システムを提供する、ブッキングプラットフォーム事業の開始 | |||||
| 2017年12月 | 28 | — | 0 | — | 0 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2018年12月 | 34 | — | 3 | — | 3 |
| 韓国での事業展開を強化することを目的として、12CM(ワンツーシーエム)社と合弁でVELTRA KOREA Inc.を設立 | |||||
| 2019年12月 | 44 | — | 8 | — | 5 |
| チケットプラットフォーム事業の、日本における事業展開を強化することを目的に、リンクティビティ株式会社を設立 | |||||
| 2020年12月 | 9 | — | −13 | — | −15 |
| 2021年12月 | 5 | — | −11 | — | −12 |
| 2022年12月 | 12 | — | −8 | — | −8 |
| 2023年12月 | 31 | — | −1 | — | −1 |
| チケットプラットフォーム事業の、韓国における事業展開を強化することを目的に、Linktivity Korea Inc.を大韓民国ソウル市に設立 | |||||
| 2024年12月 | 43 | −2 | −3 | −4.7 | −4 |
| 2025年12月 | 46 | 1 | 1 | 2.2 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高46億円のうち、営業利益として残るのは1億円で2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金97.8%45億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年12月期は営業CFが9億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は57億円で、売上の14.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 2 | −5 | 12 | −3 | 23 |
| 2017年12月 | 3 | −4 | 0 | −1 | 23 |
| 2018年12月 | 9 | −3 | 3 | 6 | 32 |
| 2019年12月 | 13 | −5 | 0 | 8 | 40 |
| 2020年12月 | −32 | −2 | 4 | −34 | 9 |
| 2021年12月 | −7 | 0 | 10 | −7 | 12 |
| 2022年12月 | 1 | −1 | 14 | 0 | 28 |
| 2023年12月 | 12 | −4 | 0 | 8 | 37 |
| 2024年12月 | 5 | −4 | 14 | 1 | 52 |
| 2025年12月 | 9 | −4 | 0 | 5 | 57 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年12月期の総資産は93億円。このうち返さなくてよい自己資本が30億円で、自己資本比率は28.3%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 22 | 10 | 12 | 44.5 |
| 2015年12月 | 29 | 12 | 17 | 41.7 |
| 2016年12月 | 37 | 3 | 34 | 7.9 |
| 2017年12月 | 37 | 5 | 32 | 14.7 |
| 2018年12月 | 51 | 14 | 37 | 26.9 |
| 2019年12月 | 64 | 21 | 43 | 32.5 |
| 2020年12月 | 17 | 6 | 11 | 31.9 |
| 2021年12月 | 19 | 12 | 7 | 61.4 |
| 2022年12月 | 41 | 14 | 27 | 33.4 |
| 2023年12月 | 65 | 14 | 51 | 20.5 |
| 2024年12月 | 86 | 29 | 57 | 29.1 |
| 2025年12月 | 93 | 30 | 64 | 28.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中282位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中471位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥153で、1年前と比べて-45.4%。過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 16.5倍 |
| PBR | 2.31倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で-4.37%と下落基調。8月20日には153円と前日比+5.52%と反発したが、25日線159.08円、75日線153.17円を下回る弱含み。8月17日に148円まで下落した後、わずかに戻すものの上値は重い。52週高値289円からは約47%下落し、52週安値115円からは+33%の水準。RSIは45と中立圏だが、6月の戻り高値183円を上抜けできず、下降トレンド継続の様相。出来高は8月17日に約58万株と増加したが、その後は減少し、買いの勢いは乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERは42.8倍と業界平均26.5倍を大きく上回り割高。PBRは2.25倍で同業平均2.26倍とほぼ同水準。配当利回りは0%で無配。2024/12期は赤字、2025/12期も小幅な黒字予想で収益の回復が不透明。高PERに見合う成長性が確認できず割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 16.5倍 | — |
| PBR | 2.31倍 | 3.51倍 |
| ROE | 5.6% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
赤字からの脱却と成長軌道への回帰が争点。2025年12月期は営業損失2億円だが、2026年12月期は純利益1億円の黒字予想。強気派は旅行需要回復と訪日客増加を追い風に収益改善を見込む。弱気派は競合激化とサイト集客力の低下を懸念。株価は年初来-45%と大幅下落。
- 旅行需要回復
訪日外国人客数が増加傾向で追い風
- 黒字転換予想
2026/12期純利益1億円と利益率改善見込み
- 低評価圏
PBR2.25倍だが、成長期待織り込み不足か
- FY2025/12期黒字転換、純利益1億円2025年12月期影響強
前期純損失4億→当期純利益1億、改善幅5億
- 営業利益1億円達成2025年12月期影響中
営業損失2億→営業利益1億、黒字化
- 外国人保有率36%、株主構成安定継続影響弱
外国人保有率36%と高く、需給安定
- 株価下落後のリバウンド期待不定影響弱
1年間で株価44%下落、割安感
- 競合ひしめく
Klook等の大手プラットフォームに劣位
- 赤字継続懸念
2025/12期も営業損失2億円と改善遅れる
- 不透明な訪日需要
インバウンド回復ペースは為替・規制に依存
- PER42.9倍と割高継続影響中
純利益1億円に対しPER42.9倍、過大評価
- 売上高非開示、ビジネス不透明継続影響中
財務データに売上高なし、事業内容不透明
- 高外国人保有率の売りリスク継続影響弱
外国人保有率36%、売り圧力で下落リスク
- 業績の持続性不透明決算発表後影響中
FY2025/12期の黒字が一時的、継続性疑問
- 取扱高
- プラットフォームの成長性を測る指標
- 営業損益
- 赤字縮小・黒字化の進捗確認
- 会員数・アクティブユーザー
- サイトの集客力と定着度を示す
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ8,973人。区分でいちばん多いのは個人・その他で45.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.5%を占め、残る76.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 52.8 | 45.8 | 41.5 | 42.5 | 42.9 | 45.3 |
| 外国法人 | 34.5 | 30.7 | 34.6 | 29.7 | 26.4 | 26.9 |
| 事業法人 | 7.3 | 17.0 | 15.2 | 15.2 | 20.2 | 20.6 |
| 証券会社 | 1.0 | 6.4 | 5.5 | 2.0 | 2.2 | 4.3 |
| 金融機関 | 4.3 | 0.0 | 3.2 | 10.5 | 8.1 | 2.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | Paxalan S.à r.l. (常任代理人小谷野税理士法人) | 24.57 |
| 02 | 株式会社オープンドア | 14.61 |
| 03 | 永島 徹三 | 4.54 |
| 04 | 二木 渉 | 4.18 |
| 05 | 齊藤 精良 | 2.87 |
| 06 | 株式会社JTB | 2.46 |
| 07 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 2.09 |
| 08 | 株式会社プレンティー | 2.05 |
| 09 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.95 |
| 10 | 萬年 良子 | 1.39 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は12期で−100%、1株純資産は12期で−100%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 16,307,099 | 48,187,442 | 33.8 | — |
| 2015年12月 | 11,370,755 | 59,558,197 | 19.1 | — |
| 2016年12月 | −25 | 12 | — | — |
| 2017年12月 | 1 | 20 | 8.4 | — |
| 2018年12月 | 12 | 49 | 32.5 | 42.6 |
| 2019年12月 | 18 | 73 | 30.1 | 68.1 |
| 2020年12月 | −54 | 19 | — | — |
| 2021年12月 | −35 | 35 | — | — |
| 2022年12月 | −23 | 38 | — | — |
| 2023年12月 | −2 | 37 | — | — |
| 2024年12月 | −11 | 68 | — | — |
| 2025年12月 | 4 | 72 | 5.6 | 45.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額72百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 二木渉 | 代表取締役 社長兼CEO | 55 | 1,530,000 |
| 倉上智晴 | 取締役 HR&General Affairs Division Director | 55 | 117,000 |
| 皆嶋純平 | 取締役 CFO兼Headquareters Division Director | 51 | 70,000 |
| カスバート・ロドニー | 取締役 | 69 | — |
| 池田哲司 | 取締役 監査等委員 | 75 | 50,000 |
| 鈴木学 | 取締役 監査等委員 | 56 | — |
| 毛利正人 | 取締役 監査等委員 | 70 | 10,000 |
| 荒木篤実 | 取締役 | 61 | 8,992,000 |
| 孔成龍 | 取締役 | 48 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 36 | 36 | 12 |
| 監査等委員 | 3 | 24 | 24 | 8 |
| 社外取締役 | 1 | 12 | 12 | 12 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,456字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,591字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,027字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,511字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第37期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第36期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-23
- 半期報告書半期報告書-第36期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第35期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第35期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第34期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第34期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第34期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第34期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第33期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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