概要
株式会社W TOKYOは、ファッションイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION(TGC)」のブランドを中核に、企業・自治体向けのブランディングプラットフォーム事業を展開する企業である。2023年6月に東証グロース市場に上場。2025年6月期の売上高は39億円、従業員数54名。東京開催のTGCに加え、地方創生プロジェクトやシティプロモーション、デジタル広告領域など多角的に事業を広げている。
TGCプロデュース領域が収益の76%を占める
当社の主力事業は、毎年春と秋に東京で開催するTOKYO GIRLS COLLECTION(TGC)の運営である。協賛金収入、チケット販売、ブランド出展料を主な収益源とし、2025年6月期にはTGCプロデュース領域で29億9800万円の売上を計上した。同事業は全社売上の76.4%を占め、ブランド価値の源泉となっている。さらにTGCの企画力を活かした地方開催やシティプロモーションも展開しており、自治体からの収入も得ている。
コンテンツプロデュース・ブランディング領域の多様化
TGCで培った企画力・ネットワークを活用し、企業向けのブランディングやコンテンツ制作も行う。タレントキャスティング、クリエイティブ制作、コラボ商品開発などを通じ、2025年6月期には8億6800万円の売上を達成した。大手企業とのコラボレーションも増加しており、安定した収益基盤となっている。ただし前年比7.8%減と、一部案件の契約変更の影響を受けた。
デジタル広告領域で安定的な収益を確保
デジタル広告領域では、アフィリエイトプラットフォーム「アフィリエイトwalker」とTGC公式メディア「girlswalker」を運営する。アフィリエイトwalkerは月額課金サイトの広告案件を多く抱え、安定した成果報酬を得ている。2025年6月期のデジタル広告領域の売上は5700万円と小規模だが、全社の収益を補完する役割を果たしている。
単一セグメントで3領域を展開する事業構造
当社はブランディングプラットフォーム事業の単一セグメントである。有価証券報告書ではTGCプロデュース、コンテンツプロデュース・ブランディング、デジタル広告の3つのサービス領域に区分して開示している。各領域はTGCブランドを核に相互に連携し、顧客へのワンストップソリューションを提供する。2025年6月期の営業利益は3億5100万円、当期純利益は1億7300万円であった。
業界の中での役割はイベント・プロモーション企画会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| TGCプロデュース領域 | 30億円 | 75.0% | — | — |
| コンテンツプロデュース・ブランディング領域 | 9億円 | 22.5% | — | — |
| デジタル広告領域 | 1億円 | 2.5% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01TGCプロデュース主力
TOKYO GIRLS COLLECTIONの開催と、その企画力・ブランド力を活かした地方開催やシティプロモーションを展開。協賛金収入、チケット収入、地方自治体からの受託収入などを得る。
- TOKYO GIRLS COLLECTION
- 東京近郊で開催する大型ファッションイベント。ファッションショー、音楽ライブ、ブース出展などを組み合わせ、協賛企業のプロモーション機会を提供。
- 地方開催(TGC KITAKYUSHU等)
- 地方都市で開催するTOKYO GIRLS COLLECTION。地域の活性化を図り、自治体や地元企業と連携。
02コンテンツプロデュース・ブランディング準主力
TGCのブランドを活かし、顧客企業のブランディング支援を実施。インフルエンサーやアーティストのキャスティング、クリエイティブ制作、スクール事業、オーディション事業などを行う。
- 広告キャスティング
- 広告塔としてインフルエンサーやアーティストを起用するサービス。
- クリエイティブ制作
- 広告やプロモーション用のコンテンツを制作。
03デジタル広告準主力
アフィリエイトプラットフォーム「アフィリエイトwalker」の運営と、TGC公式メディア「girlswalker」の運営。広告収入を得る。
- アフィリエイトwalker
- アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)。広告主とメディアを結び、成果報酬型で収益を得る。
- girlswalker
- TOKYO GIRLS COLLECTION公式のSNSメディア。ファッション、エンタメ、ライフスタイル等の情報を発信。
製品と技術
TOKYO GIRLS COLLECTION:年2回の東京開催が中核
当社の主力プロダクトは2005年から続くファッションイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION」である。毎年春と秋に東京近郊のアリーナで開催し、来場者とオンライン配信視聴者に最新のリアルクローズや音楽ライブ、インフルエンサー出演などを提供する。協賛企業にはステージ枠やブース、SNSキャンペーンなどのプロモーションメニューを用意し、2025年6月期までに通算41回の東京開催を達成した。
地方創生TGC:24都市以上で展開する地域活性化イベント
TGCのブランド力を活かした地方開催は、北九州(2015年〜)、広島(2017年)、富山(2018年)、静岡(2019年〜)、熊本(2019年〜)、和歌山(2023年)、松山(2024年)、香川(2025年)など全国24都市以上で実施。各自治体や地元企業と連携し、市民参加型の企画や商業施設との連動で経済効果を創出する。2025年6月期には5都市で地方TGCを開催した。
アフィリエイトwalkerとgirlswalkerのデジタルサービス
デジタル領域では、アフィリエイトプラットフォーム「アフィリエイトwalker」とTGC公式メディア「girlswalker」を運営する。アフィリエイトwalkerは月額課金サイトの広告案件を多く抱え、成果報酬型で収益を得る。girlswalkerはファッション・エンタメ・SDGsなどの情報を発信するSNSメディアで、ネットワーク広告やタイアップ記事による収入を得ている。両サービスともに営業利益の安定化に寄与している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
小規模サービス企業、高収益だが規模小
W TOKYOはサービス業に属し、売上高40億円前後と小規模だが、営業利益率10%超と高い収益性を誇る。同業のジンジブやイシンなどは人材サービスが中心で、直接比較は難しいが、セクター内で際立った収益力。2024年6月期は増収増益、2025年6月期は減収ながら高利益率を維持する見込み。高収益を活かした事業拡大が課題。
強み
- 10%超の営業利益率を維持し、同業他社より優れた収益性を示す。
- 売上高40億円程度でも安定した黒字経営を実現している。
- 高い利益率から、低コストで高付加価値のサービスを提供していると推察。
- 規模が小さく、今後市場シェア拡大による成長が期待できる。
課題
- 40億円程度と規模が小さく、市場での存在感が限定的。
- 2025年6月期は減収予想で、成長性に懸念がある。
- サービス内容の独自性や参入障壁が不明瞭で、競合に模倣されやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がW TOKYO
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2136ヒップ | 56億円 | 12.6倍 |
| 2 | 7048ベルトラ | 56億円 | — |
| 3 | 6182メタリアル | 56億円 | 114.6倍 |
| 4 | 6049イトクロ | 56億円 | 21.1倍 |
| 5 | 151Aダイブグループ | 56億円 | 10.0倍 |
| 6 | 9159W TOKYO | 55億円 | 20.8倍 |
| 7 | 6069トレンダーズ | 55億円 | 24.5倍 |
| 8 | 6551ツナググループ・ホールディングス | 55億円 | 10.0倍 |
| 9 | 2436共同ピーアール | 54億円 | 11.4倍 |
| 10 | 6185SMN | 54億円 | 12.4倍 |
| 11 | 9625セレスポ | 54億円 | 6.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
DLEの子会社として設立された2015年
2015年7月、株式会社ディー・エル・イー(DLE)の100%子会社として、東京都千代田区に株式会社TOKYO GIRLS COLLECTION(現W TOKYO)を設立。TGCの商標を活用した事業展開を目的としていた。翌2016年9月にはTGCの企画・運営を行っていた株式会社W mediaの全株式を取得し完全子会社化した。
吸収合併と商号変更でW TOKYOへ2017年
2017年1月、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONを存続会社、株式会社W mediaを消滅会社とする吸収合併を実施。同時に商号を株式会社W TOKYOに変更し、本社を東京都渋谷区に移転した。同年にはインドネシア・ジャカルタで初の海外イベント「TGC Night in JAKARTA」を開催し、海外展開も始まった。
TGC商標権取得とDLEからの独立2018〜2019年
2018年6月、親会社DLEから「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を取得し、商標と運営の一体化を実現。2019年6月にはDLEからの株式譲渡により新株主体制へ移行し、独立を果たした。これにより経営の自由度が高まり、地方創生やSDGs推進など新たな取り組みを加速させた。
新型コロナ禍を経て無観客開催とバーチャルTGCへ2020〜2022年
2020年2月、第30回東京ガールズコレクションを史上初の無観客で開催。オンライン配信を強化し、ユーザー基盤を拡大した。2022年3月にはバーチャル空間でTGCを体験できる「バーチャルTGC」をローンチ。これらの施策により、コロナ禍でもブランド価値を維持・向上させた。
東証グロース市場上場と地方展開の加速2023年
2023年6月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。同年には関西地方初のTGC和歌山、TGC teen一関など地方開催の幅を広げた。2023年11月には神社やアーケード街を舞台とした「BISHU COLLECTION」を開催し、従来の枠を超えたプロデュースを実現した。
Web3合弁会社設立と大阪・関西万博への参画2023〜2025年
2023年12月、Web3テクノロジーを活用したグローバルエンターテインメントプロジェクトのため、合弁会社株式会社YOAKE entertainmentを設立。2025年4月には大阪・関西万博会場内で「マイナビ TGC in 大阪・関西万博 2025」を開催し、万博機運醸成に貢献した。2025年7月には再びインドネシア・ジャカルタでTGCを開催するなど、海外展開も継続している。
年表28件を開く
2010年代
- 2015年7月㈱ディー・エル・イーの100%子会社として、主に「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標を活用した事業を行うことを目的として、東京都千代田区に㈱TOKYO GIRLS COLLECTION(現当社)を設立
- 2016年9月M&ATOKYO GIRLS COLLECTIONの企画・運営を行っていた㈱W mediaの全株式を取得し、完全子会社化
- 2016年10月㈱W mediaが地方創生プロジェクトとして「takagi presents TGC KITAKYUSHU 2016 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
- 2017年1月M&A㈱TOKYO GIRLS COLLECTION(現当社)を存続会社、㈱W mediaを消滅会社とする吸収合併を行い、㈱W TOKYOに商号を変更
- 2017年1月本社を東京都渋谷区に移転
- 2017年1月インドネシア ジャカルタにて「TGC Night in JAKARTA 2017」を開催
- 2017年12月地方創生プロジェクトとして中国地方初となる「Istyle presents TGC HIROSHIMA 2017 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
- 2018年5月SDGs(持続可能な開発目標)の推進企業としてニューヨーク国際連合本部において表彰、ファッションセレモニー「TGCファッションセレモニー at 国連DDR」を開催
- 2018年6月㈱ディー・エル・イーより「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を取得 商標と運営の一体化を実現
- 2018年7月地方創生プロジェクトとして北陸地方初となる「プレステージ・インターナショナル presents TGC TOYAMA 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
- 2019年1月地方創生プロジェクトとSDGs推進を掛け合わせた「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
- 2019年4月地方創生プロジェクトとして「TGC KUMAMOTO 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
- 2019年6月親会社である㈱ディー・エル・イーから独立 親会社の株式譲渡により新株主体制に移行
- 2019年11月本社を東京都渋谷区内で移転
2020年代
- 2020年2月「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」を史上初の無観客開催
- 2020年7月新規ブランド構築を目的とした子会社 ㈱W lab(現 ㈱TGC Social lab)を設立
- 2021年11月SDGs推進を含むシティプロモーションとして「SDGs FES in EDOGAWA supported by TGC」を開催
- 2022年3月TOKYO GIRLS COLLECTIONをバーチャル空間で体験できる「バーチャルTGC」をローンチ
- 2022年10月地方創生プロジェクト初となる野外フェス「TGC FES YAMANASHI 2022」を開催
- 2023年2月地方創生プロジェクトとして関西地方初となる「oomiya presents TGC WAKAYAMA 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
- 2023年5月TGC teenの地方創生プロジェクトとして初となる「TGC teen ICHINOSEKI 2023」を開催
- 2023年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年11月地方創生プロジェクト初となる神社及びアーケード街を舞台とした「BISHU COLLECTION produced by TGC」を開催
- 2023年12月Web3テクノロジーを活用したグローバルエンターテインメントプロジェクトの展開を目的として、合弁会社 ㈱YOAKE entertainmentを設立
- 2024年7月地方創生プロジェクトとして四国地方初となる「TGC MATSUYAMA 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
- 2025年4月「大阪・関西万博」開幕直前の機運醸成イベントとして、大阪・関西万博会場内にて「マイナビ TGC in 大阪・関西万博 2025」を開催
- 2025年5月あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)の開館記念イベントとして「SETOLAS Holdings presents TGC KAGAWA 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
- 2025年7月インドネシア ジャカルタにて「Kao presents TGC Jakarta 2025」を開催
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
ブランド価値の更なる向上
TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランドを維持・向上させるため、常に若年層のニーズや時代の潮流を反映したコンテンツを企画し、継続的にブランド価値を高める。
- 02
他社・自治体との提携強化
異なる強みを持つ企業や地方自治体との提携を積極的に展開し、経営資源の融合による相乗効果を創出。地方自治体との連携では、地域のニーズや社会課題に応じた取り組みを全国展開する。
- 03
優秀な人材の確保・育成
企画提案力に優れた優秀な人材を惹きつける事業戦略を展開し、新卒・中途採用を積極的に行うとともに、既存社員の育成に注力し、中長期的に活躍できる環境を整える。
- 04
海外事業展開の推進
TOKYO GIRLS COLLECTIONで培ったノウハウ・ネットワークを活用し、特にアジア圏への進出を目指す。行政機関や国内外のパートナーと連携し、ジャパンカルチャーの輸出を後押しするプラットフォームを目指す。
- 05
財務基盤の強化
内部留保の確保と株主還元のバランスを検討し、既存事業の営業キャッシュ・フローの改善等により、財務基盤の強化に努める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で54人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は612万円で、2期前と比べて+2.1%。平均年齢は33.3歳、平均勤続年数は5.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年6月 | 599 | 33.3 | 5.9 | 44 | — |
| 2024年6月 | 625 | 32.7 | 5.4 | 52 | 962 |
| 2025年6月 | 612 | 33.3 | 5.8 | 54 | 741 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 補助金2,475万円日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(イノベーション型)プロジェクト文部科学省 · 2019-11-12
- 補助金2,475万円日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(イノベーション型)プロジェクト文部科学省 · 2019-09-24
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は44億円、営業利益は4億円。前期と比べると増収増益で、売上が+12.8%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 40億円 | 44億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 4億円 |
| 純利益 | 3億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
8期分
直近は2026年4Qで、売上は24億円、営業利益は3億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+20.0%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 11 | 3 | 27.3 | 2 |
| 2024年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 13 | 2 | 15.4 | 1 |
| 2024年4Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 19 | 2 | 10.5 | 1 |
| 2025年4Q | 20 | 2 | 10.0 | 1 |
| 2026年2Q | 20 | 1 | 5.0 | 1 |
| 2026年4Q | 24 | 3 | 12.5 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年6月期からの8期で、売上は35億円から44億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は9.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 35 | — | 2 | — | 1 |
| 新規ブランド構築を目的とした子会社 ㈱W lab(現 ㈱TGC Social lab)を設立 | |||||
| 2020年6月 | 31 | — | −1 | — | −2 |
| 2021年6月 | 20 | — | −2 | — | −2 |
| 2022年6月 | 21 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年6月 | 36 | — | 6 | — | 4 |
| 2024年6月 | 40 | 5 | 5 | 12.5 | 3 |
| 2025年6月 | 39 | 4 | 3 | 10.3 | 2 |
| 2026年6月 | 44 | 4 | 4 | 9.1 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高44億円のうち、営業利益として残るのは4億円で9.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金90.9%40億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.1%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年6月期は営業CFが6億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は18億円で、売上の5.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年6月 | 1 | 0 | 2 | 1 | 12 |
| 2022年6月 | 3 | −1 | −4 | 2 | 10 |
| 2023年6月 | 9 | 0 | 1 | 9 | 20 |
| 2024年6月 | 2 | 0 | −2 | 2 | 19 |
| 2025年6月 | 6 | −1 | −6 | 5 | 18 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年6月期の総資産は26億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は60.8%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 25 | 5 | 20 | 19.8 |
| 2020年6月 | 24 | 3 | 21 | 14.6 |
| 2021年6月 | 27 | 4 | 23 | 14.2 |
| 2022年6月 | 25 | 5 | 20 | 20.9 |
| 2023年6月 | 31 | 13 | 18 | 40.7 |
| 2024年6月 | 31 | 17 | 14 | 53.3 |
| 2025年6月 | 26 | 16 | 10 | 60.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中169位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中210位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,995で、1年前と比べて-27.2%。過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.8倍 |
| PER (会社予想) | 19.3倍 |
| PBR | 2.69倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日線(1887円)を挟んだもみ合い。52週高値(3260円)からは大幅下落、75日線(1994円)を下回って推移。出来高は7/17に18800株と急増したもののその後低迷。1ヶ月で+1.1%と方向感は乏しく、日足の値幅も狭く、戻り売り圧力が意識される展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PER 33.56倍は同業界平均22.33倍を上回り割高感。PBR 2.54倍は平均3.09倍を下回るが、PERの高さが目立つ。ROE 10.7%と収益性は良好だが、配当がない点がマイナス。直近減益傾向にあり、成長期待が価格に織り込まれている可能性も。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.8倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 19.3倍 | — |
| PBR | 2.69倍 | 3.51倍 |
| ROE | 10.7% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長鈍化と利益率低下が懸念。2025/6期は売上39億円(前期比微減)、営業利益率10.26%(前期12.5%から低下)。強気派は人材需要の回復と派遣比率向上による再成長を期待。弱気派は競争激化と人材獲得コスト増で利益率がさらに悪化すると見る。
- 人材需要回復
採用活動の再開で紹介・派遣需要が増加
- 高付加価値化
IT・金融専門性で単価向上余地
- 収益改善余地
コスト管理強化で利益率回復可能
- 新規マンション分譲事業の収益貢献2026年6月期影響強
新規物件販売で売上高50億円超を目指す、営業利益10億円規模。
- リノベーション事業の拡大継続影響中
既存物件リノベ需要増加で売上高数億円増。
- プロパティマネジメントの安定収入継続影響中
管理戸数増加でストック収入、営業利益率20%超。
- 業績低迷からの反転期待2026年下期影響弱
前期減収減益から回復への期待、PER33倍から割安感。
- 競争激化
同業多数で差別化難しく単価競争
- 利益率低下トレンド
営業利益率が低下、コスト増が継続
- 景気敏感
雇用市場の冷え込みで業績変動大
- 分譲事業の販売遅延による在庫リスク不定影響強
マンション在庫増加で資金繰り悪化、営業赤字転落リスク。
- 不動産市況悪化による販売価格下落継続影響中
金利上昇で需要低迷、分譲価格10%下落で営業利益5億円超減。
- 競合激化による受注単価低下継続影響中
リノベ・管理事業で価格競争、粗利率低下。
- 小規模企業のガバナンスリスク不定影響弱
時価総額52億、支配株主の影響大、セカンダリーリスク。
- 人材紹介成約件数
- 需要動向と営業力の直接指標
- 派遣稼働率
- 利益率に直結する派遣事業の稼働状況
- 正社員登用率
- 派遣から紹介へのアップセル成功度
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ1,335人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.3%を占め、残る73.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 51.1 | 41.3 | 57.8 |
| 事業法人 | 44.9 | 34.6 | 26.1 |
| 証券会社 | — | 14.2 | 13.2 |
| 自己株式 | — | — | 5.4 |
| 外国法人 | 2.2 | 7.0 | 2.6 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.2 |
| 金融機関 | 1.8 | 2.8 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 村上範義 | 27.24 |
| 02 | 株式会社SBI証券 | 9.09 |
| 03 | 株式会社マイナビ | 6.68 |
| 04 | 投資事業有限責任組合JAICスペシャルティファンド | 4.58 |
| 05 | 株式会社トランザクション | 4.56 |
| 06 | カルチュア・エンタテインメント株式会社 | 3.63 |
| 07 | 株式会社ストームレーベルズ | 2.96 |
| 08 | 野村證券株式会社 | 2.62 |
| 09 | 柴崎富士男 | 2.03 |
| 10 | 株式会社ディー・エル・イー | 1.98 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-05SBIホールディングス株式会社新規の大量保有報告10.03%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+108%、1株純資産は7期で+163%。直近期のROEは10.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 47 | 230 | 22.6 | — |
| 2020年6月 | −74 | 156 | — | — |
| 2021年6月 | −97 | 161 | — | — |
| 2022年6月 | 54 | 216 | 28.6 | — |
| 2023年6月 | 166 | 491 | 45.4 | 41.1 |
| 2024年6月 | 123 | 610 | 22.4 | 22.0 |
| 2025年6月 | 65 | 603 | 10.7 | 26.2 |
| 2026年6月 | 97 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額72百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 村上範義 | 代表取締役 | 45 |
| 青木充 | 取締役COO | 54 |
| 藤本冬海 | 取締役CFO兼 経営戦略統括局長 | 41 |
| 井上北斗 | 取締役 | 46 |
| 木村泰士 | 常勤監査役 | 53 |
| 並木安生 | 監査役 | 52 |
| 原口侑子 | 監査役 | 43 |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 58 | 58 | 19 |
| 社外取締役 | 4 | 14 | 14 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,361字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,295字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,734字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,288字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第11期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-24
- 半期報告書半期報告書-第10期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-30
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-29
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