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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

W TOKYO

W TOKYO Inc.9159 · Growth · サービス業

「TOKYO GIRLS COLLECTION」を中核に、企業向けプロモーションと自治体向けシティプロモーションを展開。ファッションイベントの企画運営で収益を得る。

概要

株式会社W TOKYOは、ファッションイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION(TGC)」のブランドを中核に、企業・自治体向けのブランディングプラットフォーム事業を展開する企業である。2023年6月に東証グロース市場に上場。2025年6月期の売上高は39億円、従業員数54名。東京開催のTGCに加え、地方創生プロジェクトやシティプロモーション、デジタル広告領域など多角的に事業を広げている。

TGCプロデュース領域が収益の76%を占める

当社の主力事業は、毎年春と秋に東京で開催するTOKYO GIRLS COLLECTION(TGC)の運営である。協賛金収入、チケット販売、ブランド出展料を主な収益源とし、2025年6月期にはTGCプロデュース領域で29億9800万円の売上を計上した。同事業は全社売上の76.4%を占め、ブランド価値の源泉となっている。さらにTGCの企画力を活かした地方開催やシティプロモーションも展開しており、自治体からの収入も得ている。

コンテンツプロデュース・ブランディング領域の多様化

TGCで培った企画力・ネットワークを活用し、企業向けのブランディングやコンテンツ制作も行う。タレントキャスティング、クリエイティブ制作、コラボ商品開発などを通じ、2025年6月期には8億6800万円の売上を達成した。大手企業とのコラボレーションも増加しており、安定した収益基盤となっている。ただし前年比7.8%減と、一部案件の契約変更の影響を受けた。

デジタル広告領域で安定的な収益を確保

デジタル広告領域では、アフィリエイトプラットフォーム「アフィリエイトwalker」とTGC公式メディア「girlswalker」を運営する。アフィリエイトwalkerは月額課金サイトの広告案件を多く抱え、安定した成果報酬を得ている。2025年6月期のデジタル広告領域の売上は5700万円と小規模だが、全社の収益を補完する役割を果たしている。

単一セグメントで3領域を展開する事業構造

当社はブランディングプラットフォーム事業の単一セグメントである。有価証券報告書ではTGCプロデュース、コンテンツプロデュース・ブランディング、デジタル広告の3つのサービス領域に区分して開示している。各領域はTGCブランドを核に相互に連携し、顧客へのワンストップソリューションを提供する。2025年6月期の営業利益は3億5100万円、当期純利益は1億7300万円であった。

業界の中での役割はイベント・プロモーション企画会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
44億円
営業利益
4億円
営業利益率
9.1%
純利益
3億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
TGCプロデュース領域30億円75.0%
コンテンツプロデュース・ブランディング領域9億円22.5%
デジタル広告領域1億円2.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01TGCプロデュース主力

TOKYO GIRLS COLLECTIONの開催と、その企画力・ブランド力を活かした地方開催やシティプロモーションを展開。協賛金収入、チケット収入、地方自治体からの受託収入などを得る。

主な製品・サービス2
TOKYO GIRLS COLLECTION
東京近郊で開催する大型ファッションイベント。ファッションショー、音楽ライブ、ブース出展などを組み合わせ、協賛企業のプロモーション機会を提供。
地方開催(TGC KITAKYUSHU等)
地方都市で開催するTOKYO GIRLS COLLECTION。地域の活性化を図り、自治体や地元企業と連携。

02コンテンツプロデュース・ブランディング準主力

TGCのブランドを活かし、顧客企業のブランディング支援を実施。インフルエンサーやアーティストのキャスティング、クリエイティブ制作、スクール事業、オーディション事業などを行う。

主な製品・サービス2
広告キャスティング
広告塔としてインフルエンサーやアーティストを起用するサービス。
クリエイティブ制作
広告やプロモーション用のコンテンツを制作。

03デジタル広告準主力

アフィリエイトプラットフォーム「アフィリエイトwalker」の運営と、TGC公式メディア「girlswalker」の運営。広告収入を得る。

主な製品・サービス2
アフィリエイトwalker
アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)。広告主とメディアを結び、成果報酬型で収益を得る。
girlswalker
TOKYO GIRLS COLLECTION公式のSNSメディア。ファッション、エンタメ、ライフスタイル等の情報を発信。

製品と技術

TOKYO GIRLS COLLECTION:年2回の東京開催が中核

当社の主力プロダクトは2005年から続くファッションイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION」である。毎年春と秋に東京近郊のアリーナで開催し、来場者とオンライン配信視聴者に最新のリアルクローズや音楽ライブ、インフルエンサー出演などを提供する。協賛企業にはステージ枠やブース、SNSキャンペーンなどのプロモーションメニューを用意し、2025年6月期までに通算41回の東京開催を達成した。

地方創生TGC:24都市以上で展開する地域活性化イベント

TGCのブランド力を活かした地方開催は、北九州(2015年〜)、広島(2017年)、富山(2018年)、静岡(2019年〜)、熊本(2019年〜)、和歌山(2023年)、松山(2024年)、香川(2025年)など全国24都市以上で実施。各自治体や地元企業と連携し、市民参加型の企画や商業施設との連動で経済効果を創出する。2025年6月期には5都市で地方TGCを開催した。

アフィリエイトwalkerとgirlswalkerのデジタルサービス

デジタル領域では、アフィリエイトプラットフォーム「アフィリエイトwalker」とTGC公式メディア「girlswalker」を運営する。アフィリエイトwalkerは月額課金サイトの広告案件を多く抱え、成果報酬型で収益を得る。girlswalkerはファッション・エンタメ・SDGsなどの情報を発信するSNSメディアで、ネットワーク広告やタイアップ記事による収入を得ている。両サービスともに営業利益の安定化に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

小規模サービス企業、高収益だが規模小

W TOKYOはサービス業に属し、売上高40億円前後と小規模だが、営業利益率10%超と高い収益性を誇る。同業のジンジブやイシンなどは人材サービスが中心で、直接比較は難しいが、セクター内で際立った収益力。2024年6月期は増収増益、2025年6月期は減収ながら高利益率を維持する見込み。高収益を活かした事業拡大が課題。

強み

  • 10%超の営業利益率を維持し、同業他社より優れた収益性を示す。
  • 売上高40億円程度でも安定した黒字経営を実現している。
  • 高い利益率から、低コストで高付加価値のサービスを提供していると推察。
  • 規模が小さく、今後市場シェア拡大による成長が期待できる。

課題

  • 40億円程度と規模が小さく、市場での存在感が限定的。
  • 2025年6月期は減収予想で、成長性に懸念がある。
  • サービス内容の独自性や参入障壁が不明瞭で、競合に模倣されやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がW TOKYO

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12136ヒップ56億円12.6倍
27048ベルトラ56億円
36182メタリアル56億円114.6倍
46049イトクロ56億円21.1倍
5151Aダイブグループ56億円10.0倍
69159W TOKYO55億円20.8倍
76069トレンダーズ55億円24.5倍
86551ツナググループ・ホールディングス55億円10.0倍
92436共同ピーアール54億円11.4倍
106185SMN54億円12.4倍
119625セレスポ54億円6.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

DLEの子会社として設立された2015年

2015年7月、株式会社ディー・エル・イー(DLE)の100%子会社として、東京都千代田区に株式会社TOKYO GIRLS COLLECTION(現W TOKYO)を設立。TGCの商標を活用した事業展開を目的としていた。翌2016年9月にはTGCの企画・運営を行っていた株式会社W mediaの全株式を取得し完全子会社化した。

吸収合併と商号変更でW TOKYOへ2017年

2017年1月、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONを存続会社、株式会社W mediaを消滅会社とする吸収合併を実施。同時に商号を株式会社W TOKYOに変更し、本社を東京都渋谷区に移転した。同年にはインドネシア・ジャカルタで初の海外イベント「TGC Night in JAKARTA」を開催し、海外展開も始まった。

TGC商標権取得とDLEからの独立2018〜2019年

2018年6月、親会社DLEから「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を取得し、商標と運営の一体化を実現。2019年6月にはDLEからの株式譲渡により新株主体制へ移行し、独立を果たした。これにより経営の自由度が高まり、地方創生やSDGs推進など新たな取り組みを加速させた。

新型コロナ禍を経て無観客開催とバーチャルTGCへ2020〜2022年

2020年2月、第30回東京ガールズコレクションを史上初の無観客で開催。オンライン配信を強化し、ユーザー基盤を拡大した。2022年3月にはバーチャル空間でTGCを体験できる「バーチャルTGC」をローンチ。これらの施策により、コロナ禍でもブランド価値を維持・向上させた。

東証グロース市場上場と地方展開の加速2023年

2023年6月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。同年には関西地方初のTGC和歌山、TGC teen一関など地方開催の幅を広げた。2023年11月には神社やアーケード街を舞台とした「BISHU COLLECTION」を開催し、従来の枠を超えたプロデュースを実現した。

Web3合弁会社設立と大阪・関西万博への参画2023〜2025年

2023年12月、Web3テクノロジーを活用したグローバルエンターテインメントプロジェクトのため、合弁会社株式会社YOAKE entertainmentを設立。2025年4月には大阪・関西万博会場内で「マイナビ TGC in 大阪・関西万博 2025」を開催し、万博機運醸成に貢献した。2025年7月には再びインドネシア・ジャカルタでTGCを開催するなど、海外展開も継続している。

年表28件を開く

2010年代

  • 2015年7月㈱ディー・エル・イーの100%子会社として、主に「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標を活用した事業を行うことを目的として、東京都千代田区に㈱TOKYO GIRLS COLLECTION(現当社)を設立
  • 2016年9月M&ATOKYO GIRLS COLLECTIONの企画・運営を行っていた㈱W mediaの全株式を取得し、完全子会社化
  • 2016年10月㈱W mediaが地方創生プロジェクトとして「takagi presents TGC KITAKYUSHU 2016 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
  • 2017年1月M&A㈱TOKYO GIRLS COLLECTION(現当社)を存続会社、㈱W mediaを消滅会社とする吸収合併を行い、㈱W TOKYOに商号を変更
  • 2017年1月本社を東京都渋谷区に移転
  • 2017年1月インドネシア ジャカルタにて「TGC Night in JAKARTA 2017」を開催
  • 2017年12月地方創生プロジェクトとして中国地方初となる「Istyle presents TGC HIROSHIMA 2017 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
  • 2018年5月SDGs(持続可能な開発目標)の推進企業としてニューヨーク国際連合本部において表彰、ファッションセレモニー「TGCファッションセレモニー at 国連DDR」を開催
  • 2018年6月㈱ディー・エル・イーより「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を取得 商標と運営の一体化を実現
  • 2018年7月地方創生プロジェクトとして北陸地方初となる「プレステージ・インターナショナル presents TGC TOYAMA 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
  • 2019年1月地方創生プロジェクトとSDGs推進を掛け合わせた「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
  • 2019年4月地方創生プロジェクトとして「TGC KUMAMOTO 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
  • 2019年6月親会社である㈱ディー・エル・イーから独立 親会社の株式譲渡により新株主体制に移行
  • 2019年11月本社を東京都渋谷区内で移転

2020年代

  • 2020年2月「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」を史上初の無観客開催
  • 2020年7月新規ブランド構築を目的とした子会社 ㈱W lab(現 ㈱TGC Social lab)を設立
  • 2021年11月SDGs推進を含むシティプロモーションとして「SDGs FES in EDOGAWA supported by TGC」を開催
  • 2022年3月TOKYO GIRLS COLLECTIONをバーチャル空間で体験できる「バーチャルTGC」をローンチ
  • 2022年10月地方創生プロジェクト初となる野外フェス「TGC FES YAMANASHI 2022」を開催
  • 2023年2月地方創生プロジェクトとして関西地方初となる「oomiya presents TGC WAKAYAMA 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
  • 2023年5月TGC teenの地方創生プロジェクトとして初となる「TGC teen ICHINOSEKI 2023」を開催
  • 2023年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2023年11月地方創生プロジェクト初となる神社及びアーケード街を舞台とした「BISHU COLLECTION produced by TGC」を開催
  • 2023年12月Web3テクノロジーを活用したグローバルエンターテインメントプロジェクトの展開を目的として、合弁会社 ㈱YOAKE entertainmentを設立
  • 2024年7月地方創生プロジェクトとして四国地方初となる「TGC MATSUYAMA 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
  • 2025年4月「大阪・関西万博」開幕直前の機運醸成イベントとして、大阪・関西万博会場内にて「マイナビ TGC in 大阪・関西万博 2025」を開催
  • 2025年5月あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)の開館記念イベントとして「SETOLAS Holdings presents TGC KAGAWA 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION」を開催
  • 2025年7月インドネシア ジャカルタにて「Kao presents TGC Jakarta 2025」を開催

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ブランド価値の更なる向上

    TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランドを維持・向上させるため、常に若年層のニーズや時代の潮流を反映したコンテンツを企画し、継続的にブランド価値を高める。

  2. 02

    他社・自治体との提携強化

    異なる強みを持つ企業や地方自治体との提携を積極的に展開し、経営資源の融合による相乗効果を創出。地方自治体との連携では、地域のニーズや社会課題に応じた取り組みを全国展開する。

  3. 03

    優秀な人材の確保・育成

    企画提案力に優れた優秀な人材を惹きつける事業戦略を展開し、新卒・中途採用を積極的に行うとともに、既存社員の育成に注力し、中長期的に活躍できる環境を整える。

  4. 04

    海外事業展開の推進

    TOKYO GIRLS COLLECTIONで培ったノウハウ・ネットワークを活用し、特にアジア圏への進出を目指す。行政機関や国内外のパートナーと連携し、ジャパンカルチャーの輸出を後押しするプラットフォームを目指す。

  5. 05

    財務基盤の強化

    内部留保の確保と株主還元のバランスを検討し、既存事業の営業キャッシュ・フローの改善等により、財務基盤の強化に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で54人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は612万円で、2期前と比べて+2.1%平均年齢は33.3歳、平均勤続年数は5.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年6月59933.35.944
2024年6月62532.75.452962
2025年6月61233.35.854741

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率25.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都渋谷区42百万円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(イノベーション型)プロジェクト
    文部科学省 · 2019-11-12
    2,475万円
  • 補助金
    日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(イノベーション型)プロジェクト
    文部科学省 · 2019-09-24
    2,475万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は44億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.8%、利益が+0.0%。

売上高
+12.8%
44億円
営業利益
+0.0%
4億円
純利益
+50.0%
3億円
営業利益率
9.1%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高40億円44億円
営業利益4億円4億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

8期分

直近は2026年4Qで、売上は24億円、営業利益は3億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+20.0%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q11327.32
2024年2Q800.00
2024年3Q13215.41
2024年4Q800.00
2025年2Q19210.51
2025年4Q20210.01
2026年2Q2015.01
2026年4Q24312.52

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2019年6月期からの8期で、売上は35億円から44億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は9.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年6月3521
新規ブランド構築を目的とした子会社 ㈱W lab(現 ㈱TGC Social lab)を設立
2020年6月31−1−2
2021年6月20−2−2
2022年6月2111
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年6月3664
2024年6月405512.53
2025年6月394310.32
2026年6月44449.13

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高44億円のうち、営業利益として残るのは4億円9.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金90.9%40億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.1%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+1.5pt
9.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.8pt
6.8%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年6月期は営業CFが6億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は18億円で、売上の5.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年6月102112
2022年6月3−1−4210
2023年6月901920
2024年6月20−2219
2025年6月6−1−6518

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2025年6月期の総資産は26億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は60.8%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年6月2552019.8
2020年6月2432114.6
2021年6月2742314.2
2022年6月2552020.9
2023年6月31131840.7
2024年6月31171453.3
2025年6月26161060.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳単体ベース
現金及び預金
18億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
10億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
10億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中169位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中210位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
12.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,995で、1年前と比べて-27.2%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥1,995-0.3%1ヶ月+5.7%1年-27.2%時価総額55億円
過去52週の値幅
安値¥1,485高値¥2,878

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.8倍
PER (会社予想)19.3倍
PBR2.69倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日線(1887円)を挟んだもみ合い。52週高値(3260円)からは大幅下落、75日線(1994円)を下回って推移。出来高は7/17に18800株と急増したもののその後低迷。1ヶ月で+1.1%と方向感は乏しく、日足の値幅も狭く、戻り売り圧力が意識される展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER 33.56倍は同業界平均22.33倍を上回り割高感。PBR 2.54倍は平均3.09倍を下回るが、PERの高さが目立つ。ROE 10.7%と収益性は良好だが、配当がない点がマイナス。直近減益傾向にあり、成長期待が価格に織り込まれている可能性も。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.8倍23.4倍
PER (予想)19.3倍
PBR2.69倍3.51倍
ROE10.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長鈍化と利益率低下が懸念。2025/6期は売上39億円(前期比微減)、営業利益率10.26%(前期12.5%から低下)。強気派は人材需要の回復と派遣比率向上による再成長を期待。弱気派は競争激化と人材獲得コスト増で利益率がさらに悪化すると見る。

プラスに働く材料7
  • 人材需要回復

    採用活動の再開で紹介・派遣需要が増加

  • 高付加価値化

    IT・金融専門性で単価向上余地

  • 収益改善余地

    コスト管理強化で利益率回復可能

  • 新規マンション分譲事業の収益貢献2026年6月期影響

    新規物件販売で売上高50億円超を目指す、営業利益10億円規模。

  • リノベーション事業の拡大継続影響

    既存物件リノベ需要増加で売上高数億円増。

  • プロパティマネジメントの安定収入継続影響

    管理戸数増加でストック収入、営業利益率20%超。

  • 業績低迷からの反転期待2026年下期影響

    前期減収減益から回復への期待、PER33倍から割安感。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    同業多数で差別化難しく単価競争

  • 利益率低下トレンド

    営業利益率が低下、コスト増が継続

  • 景気敏感

    雇用市場の冷え込みで業績変動大

  • 分譲事業の販売遅延による在庫リスク不定影響

    マンション在庫増加で資金繰り悪化、営業赤字転落リスク。

  • 不動産市況悪化による販売価格下落継続影響

    金利上昇で需要低迷、分譲価格10%下落で営業利益5億円超減。

  • 競合激化による受注単価低下継続影響

    リノベ・管理事業で価格競争、粗利率低下。

  • 小規模企業のガバナンスリスク不定影響

    時価総額52億、支配株主の影響大、セカンダリーリスク。

次の決算で確かめる点
人材紹介成約件数
需要動向と営業力の直接指標
派遣稼働率
利益率に直結する派遣事業の稼働状況
正社員登用率
派遣から紹介へのアップセル成功度

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ1,335人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.3%を占め、残る73.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他51.141.357.8
事業法人44.934.626.1
証券会社14.213.2
自己株式5.4
外国法人2.27.02.6
外国人個人0.10.10.2
金融機関1.82.80.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01村上範義27.24
02株式会社SBI証券9.09
03株式会社マイナビ6.68
04投資事業有限責任組合JAICスペシャルティファンド4.58
05株式会社トランザクション4.56
06カルチュア・エンタテインメント株式会社3.63
07株式会社ストームレーベルズ2.96
08野村證券株式会社2.62
09柴崎富士男2.03
10株式会社ディー・エル・イー1.98

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-05
    SBIホールディングス株式会社
    新規の大量保有報告
    10.03%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で+108%、1株純資産は7期で+163%。直近期のROEは10.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2019年6月4723022.6
2020年6月−74156
2021年6月−97161
2022年6月5421628.6
2023年6月16649145.441.1
2024年6月12361022.422.0
2025年6月6560310.726.2
2026年6月97

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額72百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
村上範義代表取締役45
青木充取締役COO54
藤本冬海取締役CFO兼 経営戦略統括局長41
井上北斗取締役46
木村泰士常勤監査役53
並木安生監査役52
原口侑子監査役43

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3585819
社外取締役414144

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,361字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、非連結子会社㈱W lab(現 ㈱TGC Social lab)で構成されております。 当社は、「すべてのヒト・モノ・コト・地域が輝く世界をつくる」というビジョンを掲げ、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランドを活かした独自のプロデュースノウハウを軸に、ヒト・モノ・コト・地域のまだ見ぬ価値を共創し、その価値を最大化させることをミッションとして事業を展開しております。 当社は、ブランディングプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載せず、主要なサービス領域について記載しております。 (1)TGCプロデュース領域 当社は、毎年春と秋に東京近郊で開催するTOKYO GIRLS COLLECTIONにおいて主として協賛金収入(協賛企業にプロモーションの機会を提供することによる収入)、チケット販売による収入及びブランド出展料収入を得ております。また、TOKYO GIRLS COLLECTIONの企画・ブランド力を活かした地方都市での開催、SDGs推進を始めとするシティプロモーション等を展開しており、地方自治体からも収入を得ております。これらを通じて、また、これらで培ったノウハウを活かして、プロモーション機会の提供、企業のPRコンサルティング、コンテンツ制作、タレントキャスティング等を行っております。当社の事業におけるブランドの源泉であり、主たる収益源となる事業領域です。 ①TOKYO GIRLS COLLECTION 当社主力ブランドのTOKYO GIRLS COLLECTIONは常に最先端のテクノロジーや最旬のトレンドを取り入れたキャスティング・コンテンツプロデュースにより、日本のリアルクローズ(現実の生活の中で、日常的に着こなせる衣服)を披露するファッションショーをはじめ、豪華アーティストによる音楽ライブや、旬なインフルエンサーが多数登場するスペシャルステージ、話題のアイテムにタッチアンドトライできるブース等を組み合わせた、青年層(10代~30代)に対する発信型プラットフォームです。2005年より毎年春と秋に東京近郊のアリーナクラスの会場において開催しております。特定のメディアやコンテンツ等に左右されないビジネス展開により、来場者及びオンライン配信の視聴者、各種メディアによるその拡散力を活用し、企業や地方自治体・官公庁に対しプロモーション・コンテンツプロデュースの機会を提供する対価としての協賛金収入を主たる収益源として運営しております。具体的には、協賛ステージ枠の提供・協賛ブース枠の提供・公式SNSサイトと連動したキャンペーン・来場者及びオンライン配信の視聴者に向けたCM放映枠の提供等の様々な協賛メニューを用意し、企業等のニーズに応じたプロモーションを実施いたします。また、青年層等の個人顧客に対しライブ・エンタテインメントの体験を提供し、チケット収入を得ており、アパレルブランド企業に対しファッションショー出展によるプロモーションの機会を提供する対価としてのブランド出展料収入を得ております。 ②TOKYO GIRLS COLLECTIONの地方開催 TOKYO GIRLS COLLECTIONの企画力・ブランド力を活かし、地方都市でTOKYO GIRLS COLLECTIONを開催しております。企業からの協賛金収入及び開催地の道府県・市町村からの開催に伴う対価を主たる収益源として運営しております。昨今ではSNS等の普及により、東京をはじめとする主要都市と地方都市の間に「情報格差」がほとんどない一方で、地方都市においては、主要都市と比較してエンタテインメントを体験できる機会が少なく、両者間の体験の質と量の格差、すなわち「体験格差」は非常に広がっております。また、地域単独での発信力の弱さから当該地域が有する貴重な財産の価値を世に広めることが難しいという課題が存在していると当社では分析しています。当社は、この「体験格差」及び地域における発信力の課題の重要性に着目し、そのソリューションとして、コンテンツ企画力・発信力を有するTOKYO GIRLS COLLECTIONのプロデュースにより、その地域・企業が有する財産を、ステージ・ブース等を利用してコンテンツ化し、体験の機会及び日本全国に対する発信の場を提供しております。地方で開催するTOKYO GIRLS COLLECTIONは、地方自治体、地方銀行、商工会議所、地場の有力企業等と横断的に連携し、市民参加型の企画・地元商業施設との連動等、地域の活性化に貢献できる仕掛けを企画することで、経済効果を創出しています。さらに、過去の開催実績から自治体ごとの課題やニーズに応じた企画の立案が可能であり、他の地方都市への展開の再現性が高い事業モデルといえます。 主なTOKYO GIRLS COLLECTIONの地方開催の実績は以下のとおりです。 実施年月   開催名   開催場所 2015年10月   takagi presents TGC KITAKYUSHU 2015 by TOKYO GIRLS COLLECTION   福岡県北九州市 2016年10月   takagi presents TGC KITAKYUSHU 2016 by TOKYO GIRLS COLLECTION   福岡県北九州市 2017年10月   takagi presents TGC KITAKYUSHU 2017 by TOKYO GIRLS COLLECTION   福岡県北九州市 2017年12月   Istyle presents TGC HIROSHIMA 2017 by TOKYO GIRLS COLLECTION   広島県広島市 2018年7月   プレステージ・インターナショナル presents TGC TOYAMA 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION   富山県富山市 2018年10月   takagi presents TGC KITAKYUSHU 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION   福岡県北九州市 2019年1月   SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION   静岡県静岡市 2019年4月   TGC KUMAMOTO 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION   熊本県上益城郡益城町 2019年7月   プレステージ・インターナショナル presents TGC TOYAMA 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION   富山県富山市 2019年10月   takagi presents TGC KITAKYUSHU 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION   福岡県北九州市 2020年1月   SDGs推進 TGC しずおか 2020 by TOKYO GIRLS COLLECTION   静岡県静岡市 2022年11月   TGC KITAKYUSHU 2022 by TOKYO GIRLS COLLECTION   福岡県北九州市 2023年1月   SDGs推進 TGC しずおか 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION   静岡県静岡市 2023年2月   oomiya presents TGC WAKAYAMA 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION   和歌山県和歌山市 2023年10月   CREATEs presents TGC KITAKYUSHU 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION   福岡県北九州市 2024年1月   SDGs推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION   静岡県静岡市 2024年2月   oomiya presents TGC WAKAYAMA 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION   和歌山県和歌山市 2024年4月   麻生専門学校グループ presents TGC 熊本 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION   熊本県上益城郡益城町 2024年7月   TGC MATSUYAMA 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION   愛媛県松山市 2024年10月   CREATEs presents TGC KITAKYUSHU 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION   福岡県北九州市 2025年1月   SDGs推進 TGC しずおか 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION   静岡県静岡市 2025年4月   麻生専門学校グループ presents TGC 熊本 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION   熊本県上益城郡益城町 2025年5月   SETOLAS Holdings presents TGC KAGAWA 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION   香川県高松市 ③その他シティプロモーション 今後の日本は首都一極集中のリスクに備えるため、地方が有する社会課題を解決し、青年層の力で地域を活性化させ地域独自の価値を高めていくニーズが増すと当社は分析しています。当社は、TOKYO GIRLS COLLECTIONで培った発信力・企画力をもとに、TOKYO GIRLS COLLECTIONのプラットフォーム以外でも、各自治体のニーズやサイズに応じたプラン、たとえば観光PRムービーの制作、地域の名産品のブランド化やプロモーション、地元イベントのプロデュース等で地域活性化、人材育成プログラム等のソリューション提供を行っており、地方自治体又はその代理店から受託収入を得ております。 地方ごとの社会課題への対応を加速するため、複数の地方銀行とも連携し、今後も日本のあらゆる自治体を対象に、オーダーメイドでサービスを展開する予定です。 (2)コンテンツプロデュース・ブランディング領域 TOKYO GIRLS COLLECTIONで培った企画力・ブランド力を活かし、顧客のニーズに適う商材のブランディングを行うため、トップインフルエンサーやアーティストを広告塔としてキャスティングすることに加え、新たなクリエイティブの企画を行うことにより、広告キャスティング収入やクリエイティブ制作収入を得ております。 その他、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランドと他のモノ・コトとコラボレーションし、スクール事業・オーディション事業・ティーン世代向けのイベントプロデュース・オリジナル商品の開発等を展開しております。スクール事業はスクール運営者からブランドロイヤリティとして入会金及びレッスン料の一部を受領、オーディション事業は協賛企業及び配信プラットフォーマーから協賛金収入を受領、ティーン世代向けのイベントプロデュースではイベント制作者からブランドロイヤリティとして監修料及び協賛金売上の一部を受領、オリジナル商品の開発ではブランドロイヤリティとして販売額の一部を受領しております。 (3)デジタル広告領域 ①アフィリエイトwalker アフィリエイトプラットフォームとして、アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)である「アフィリエイトwalker」を展開しております。アフィリエイトは、広告主からアフィリエイトwalkerを通じて出稿の依頼を受けた広告を、提携先パートナーであるポイントサイトメディア・比較サイトメディア・その他オウンドメディアに掲載し、消費者を広告主のサイトへ誘導し、課金サービスに加入する等の広告成果の発生に応じて報酬を得る仕組みであります。当社は、月額課金サイト(サブスクリプションサービス)の広告案件を多く有していることで安定的な収益源となっております。広告主より成果報酬を受領し、また、当社からメディア運営者へ、当社手数料相当分を差し引いて成果報酬の支払を行います。 ②girlswalker 当社の主力ブランドであるTOKYO GIRLS COLLECTIONの公式メディアとして、「girlswalker(ガールズウォーカー)」(https://girlswalker.com/)の運営を行っております。当サイトは、最旬のエンタメ情報を中心にファッション、ライフスタイル、SDGs等の最新トレンドを発信するSNSメディアとして機能しており、広告主企業からのネットワーク広告収入及び企業の依頼に基づきプロモーション記事を編集・投稿することでタイアップ広告収入を得ております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題4,295字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末日現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針、経営戦略等 当社は、「すべてのヒト・モノ・コト・地域が輝く世界をつくる」というビジョンを掲げ、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランドを活かした独自のプロデュースノウハウを軸に、ヒト・モノ・コト・地域のまだ見ぬ価値を共創し、その価値を最大化させることをミッションとして事業を展開しております。 このような経営方針のもと、当社は、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド価値及びノウハウを活用し、あらゆるヒト・モノ・コト・地域の価値を高めるためのブランディングやプロモーションをリアルイベント以外の方法でも提供するサービスに注力し、事業基盤の強化に努めております。 当社事業のさらなる拡大のために、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランドの維持・向上、あらゆるヒト・モノ・コト・地域のブランディングを重点的に進めてまいります。当社が創り上げたTOKYO GIRLS COLLECTIONというブランドを中心とした当社の事業は、事業活動に係る直接的な許認可等はないものの、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド、知名度とネットワークは2005年より本書提出日まで通算41回にわたる開催実績(TOKYO GIRLS COLLECTIONの東京開催)の蓄積及び継続的投資の中で確立し得たものであり、他社が即時に模倣することは困難であり、引き続きこのブランド力を活用したさらなる事業拡大を図ってまいります。 (2)経営環境 ①市場の規模 当社は、TOKYO GIRLS COLLECTIONの企画・運営に加え、TOKYO GIRLS COLLECTIONで培った企画力やネットワーク、TOKYO GIRLS COLLECTION自体のブランド力等を活用し、多様な事業機会の創出を行うことで、様々な業界に幅広く関連するビジネスを展開しているため、当社事業と完全に合致する業界はありません。 そのような中で、当社が展開する事業の根幹は、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド力を活かして、あらゆるヒト・モノ・コト・地域のブランディング、コンテンツプロデュース等を行い、それらの魅力をリアルやオンラインの形で世の中に発信していくことであるため、関連性が比較的高い業界は、以下のとおりとなります。 広告市場:7兆6,730億円(内インターネット広告費3兆6,517億円)(2024年)(参考:「2024年 日本の広告費」㈱電通) ライブ・エンタテインメント市場:7,605億円(2024年、オンラインライブ市場は含まず)(参考:「2024年のライブ・エンタテインメント市場規模(確定値)」ぴあ総合研究所㈱) ②市況 広告市場は、2024年においては、推定開始以降、過去最高となりました。このうちインターネット広告費は2024年に前年対比109.6%の3兆6,517億円(「2024年 日本の広告費」㈱電通)と伸長し、特に動画広告需要やソーシャルメディア上での広告需要が広告市場全体の成長を後押ししております。 2020年春頃からの新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛の影響を大きく受け、ライブ・エンタテインメント市場は大きく落ち込んでおりましたが、2024年は7,605億円(対2019年増減率20.8%増)となり、2023年に続き過去最高を更新しました(「2024年のライブ・エンタテインメント市場規模(確定値)」ぴあ総合研究所㈱)。アフターコロナ時代を迎え、ライブイベントで熱狂を体感したい需要、リアルの場で青年層に訴求したい商材やサービスを有する企業等の需要は当社としては今後も継続すると想定しております。 当社では、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けた期間中、オンライン配信へのユーザーの取り込みやSNSでの施策に注力してまいりました。オンライン配信での視聴によるTOKYO GIRLS COLLECTION(東京開催・地方開催)を体感するユーザーの増加や、SNSでのインプレッション数の増加は、TOKYO GIRLS COLLECTIONの発信力やブランド価値の強さを示すものでもあり、協賛企業や地方自治体の満足度を高め、契約の継続につながることや、TOKYO GIRLS COLLECTION以外のコンテンツプロデュース・デジタル広告サービスへの興味が促進され、受注拡大にもつながるものと考えております。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社の展開するTOKYO GIRLS COLLECTIONブランドは、2005年から本書提出日まで通算41回にわたる開催実績の蓄積及び継続的投資により、圧倒的な認知度・ブランド力・発信力を誇る、青年層と社会課題をつなぐ架け橋となるプラットフォームへ進化してまいりました。 当社は、今後の成長戦略として、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド力・発信力を最大限に活用し、今まで培ってきたノウハウとネットワークを活かし、あらゆるヒト・モノ・コト・地域を世の中にフィットしたかたちで、それらの魅力がより輝くようにコンテンツプロデュース・ブランディングを行い、これらを通じて利益率の高い収益基盤の強化に努めてまいります。TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド力・ネットワークに魅力を感じる顧客に対しては、TOKYO GIRLS COLLECTION以外のコンテンツプロデュース・ブランディングの機会も提供しうるため、顧客数の増加に連動して事業成長が可能となります。 当社は、将来にわたって成長を継続させ、企業価値の向上を実現するために、以下の課題に積極的に対処してまいります。 ①TOKYO GIRLS COLLECTIONブランドの更なる価値向上 TOKYO GIRLS COLLECTIONブランドは、2005年より本書提出日まで通算41回にわたる開催実績の蓄積及び継続的投資により、他社による模倣困難な強固なブランド力を確立しておりますが、当社事業の中長期的な成長戦略を実現していくために、常に青年層のニーズや時代の潮流を反映したコンテンツを企画し、継続的にブランド価値を高めるとともに、その価値を最大限に活用した事業展開に努めてまいります。 ②他社及び地方自治体との提携 当社はTOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド価値を活用し、異なる強みを持った企業との提携を積極的に展開しており、当社と提携先の持つ経営資源を融合することにより、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド価値の更なる向上という相乗効果を生み出すことが可能となります。 また、当社はTOKYO GIRLS COLLECTIONの地方開催やその他シティプロモーションにより、地方自治体との連携を積極的に展開しております。これらの活動は、当社固有のノウハウ・ネットワーク及びTOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド力を活用することにより、それぞれの地域のニーズ・社会課題に応じた取り組みを再現性高く、日本全国の1,700を超える自治体を対象に、効果的・効率的に展開することが可能となります。 今後の成長戦略において、積極的に他社との提携による事業シナジーの創出及び地方自治体との連携による社会課題の解決を通じた企業価値の向上に努めてまいります。 ③優秀な人材の獲得・育成 当社が展開する事業の優位性を維持・向上していくためには継続的に優秀な人材の確保が必要となるとともに、当社の経営理念、ビジネスモデルに適した人材の開発が重要となってまいります。そのため当社は、時代やトレンドの変化に敏感で企業や自治体のニーズを汲み取り、付加価値を生み出すことのできる企画提案力に優れた優秀な人材を惹きつける事業戦略を展開し、新卒・中途採用の積極的展開、既存社員の育成に注力していくとともに、人材が中長期的に活躍できるような事業環境を整えてまいります。 ④海外事業展開 当社の事業活動は、現状、国内における事業活動が中心でありますが、当社の継続的な成長にはより多くの市場が存在する海外、特にアジア圏への進出は重要であると考えております。個々のブランド・企業体だけでは難しい海外進出について、TOKYO GIRLS COLLECTIONで培ったノウハウ・ネットワークを活用することにより効率的な展開が可能となると考えております。 当社は今までの国内におけるブランド価値の創造、インドネシア、タイ、シンガポール等の海外進出経験を活かし、経済産業省等の行政機関や国内外のさまざまなパートナーとの適時適切な連携を行っていくことにより、ジャパンカルチャーの輸出を後押しできるようなプラットフォームを目指して更なる市場拡大に努めてまいります。 ⑤財務基盤の強化 当社の運転資金及び設備投資資金は、主として営業活動により得た資金に加え、必要に応じて金融機関から借入実施により調達した資金で賄うことを基本方針としております。上記事業上の課題に対する対処及び継続的な設備投資を実行できるよう、内部留保の確保と株主還元の適切なバランスを検討し、既存事業の営業キャッシュ・フローの改善等に対処する等、財務基盤の強化に努めてまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、売上高、営業利益、調整後営業利益、調整後当期純利益を採用しております。これらの指標は、当社のTOKYO GIRLS COLLECTIONというブランド価値を活用した社会への価値提供の程度、また当社における経営の効率性を測るためのものとして適切であると考えております。 (調整後利益の計算方法) 調整後営業利益=営業利益+のれん償却額+商標権償却額 調整後当期純利益=税引前当期純利益+のれん償却額+商標権償却額-想定税金費用(※1) ※1想定税金費用=法人税、住民税及び事業税+法人税等調整額+商標権償却額×実効税率(課税所得が発生する場合)
事業等のリスク6,734字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避、発生した場合の対応に努める方針です。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業環境に関するリスク ①景気変動(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:不特定、影響度:中) 当社グループの主要ブランドであるTOKYO GIRLS COLLECTIONは、国内外の経済情勢の影響を受けつつもブランド力を軸にこれまでに築き上げた事業基盤のもと運営を展開してきており、景気変動があった際にも事業展開を調節する等機動的な対応が可能であると考えております。しかしながら、今後、景気が大幅に悪化した場合は、一時的なプロモーションの減少等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②災害・事故、戦争等(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:不特定、影響度:小) 企業の広告宣伝・広報関連予算、興行等の実施は、自然災害、社会的インフラの障害、大規模な事故、戦争、テロその他事業活動に影響する事象が発生した場合、その影響を受けやすい傾向にあります。特に興行等については社会全体としてエンタテインメントに対する消費マインドの冷え込み等が想定されます。当社では、オンライン施策等の充実や、企業のみならず地方自治体向けにもイベント以外の方法でのプロモーション・ブランディングのノウハウや実績を積み上げてきたことで、今後も対応できるものと考えておりますが、これらの災害・事故、戦争等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③競合環境について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:不特定、影響度:小) TOKYO GIRLS COLLECTIONブランドを中心とした事業展開は、長期にわたる投資により、リアルな体験価値とデジタルを複合的に組み合わせ、かつSDGsや地方創生等の変わり続ける社会課題への対応までを包含した複雑なプロデュース設計を行っているため、容易に模倣することが困難な事業構造となっております。しかしながら採算を考慮しない投資により他社が競合展開した場合、国内外のブランドの新規参入により競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容に関するリスク ①TOKYO GIRLS COLLECTIONブランド価値の低下に関するリスク(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:不特定、影響度:中) 当社グループの展開するTOKYO GIRLS COLLECTIONは、2005年以降の継続的投資により、競争優位性の高いブランドへ進化してまいりました。今後も継続的にブランド価値を高めるとともに、その価値を最大限に活用した事業展開を行ってまいりますが、不測の事態により適切なタイミングでの投資等ができず、ブランド価値が低下した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループはブランド価値や社会的信用の維持及び向上に努めて事業を遂行しておりますが、当社グループやTOKYO GIRLS COLLECTIONを巡る風評が拡散された場合、ブランド価値が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②TOKYO GIRLS COLLECTIONの地方開催に関するリスク(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:不特定、影響度:中) 当社グループでは、関東近郊以外の地方都市において、地方自治体や開催地の企業等と横断的に連携し、その地域の抱える課題に対するソリューションをTOKYO GIRLS COLLECTIONのプラットフォームを活用して提供しております。このような地方開催においては、民間企業のみならず当該地方自治体からも開催に関する制作費等をお支払いいただき、金額規模に応じたコンテンツを実施しており、地方自治体等による意見・判断により、開催の有無や収益金額が変動します。地方自治体等とは開催にあたって十分な協議を行った上で運営を行っておりますが、地方自治体等の個別事情により不測の事態が発生した場合には、開催の中止・延期や規模の縮小により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③海外事業展開について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:不特定、影響度:小) 当社グループの事業活動は、現状、国内における事業活動が中心でありますが、2025年7月のジャカルタ(インドネシア)開催を皮切りに、今後海外事業展開を検討していく予定です。十分な事前調査、経済産業省等の行政機関や支援パートナーとの連携によりリスクを最小限に抑えた形で展開を行ってまいりますが、海外事業展開には、事業投資に伴うリスク(為替リスク、カントリーリスク等)を伴う可能性があり、計画どおりに海外事業展開ができない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④新規事業開発について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:小) 当社グループの今後の成長戦略としては、TOKYO GIRLS COLLECTIONのブランド価値を活用した事業として、他のモノ・コトとの連携等による新規事業の創出等を行っていく方針であります。新規事業展開にあたっては慎重な検討を重ねたうえで取り組んでまいりますが、当該事業を取り巻く環境の変化等により、当初の計画どおりの成果が得られない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤情報管理について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:不特定、影響度:小) 当社グループは事業を推進していく中で、クライアントの機密情報や消費者等の個人情報を扱う機会があります。情報漏洩による企業経営・信用への影響を十分に認識し、各種規程・マニュアルの整備、社員への周知徹底等、情報の管理体制の整備を行っていますが、万が一情報が漏洩した場合は、損害賠償費用の発生、社会的信用の失墜等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥知的財産権について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:不特定、影響度:小) 当社グループの事業を行っている中で、第三者の肖像権や商標権等の知的財産権を利用する場合には適切な権利許諾を得ておりますが、万が一それらを侵害した場合、権利者から当該権利に基づく商品販売やサービス提供の中止を求められ損害賠償を請求されるおそれがあります。その結果、当該商品販売やサービス提供の中止、また損害賠償請求に対応する費用が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループにおいて、主要ブランドであるTOKYO GIRLS COLLECTIONの商標権等について日本国内では知的財産権の申請を行い権利化しておりますが、当社グループの知的財産権が第三者に侵害された場合、又は商標権を取得していない国や地域において第三者がTOKYO GIRLS COLLECTIONの名称を騙ったイベントを開催した場合には、ブランドイメージの低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦安全管理について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:短期、影響度:中) 当社グループの主要事業であるTOKYO GIRLS COLLECTION(東京開催・地方開催を含む)では、多数の機材を用いて会場を設営し・多数の来場者を集客するため、安全管理には細心の注意が必要となります。このため、当社グループは開催回ごとのマニュアルを作成し、それに従った行動を徹底しております。万が一、会場において事故が発生した場合、機材や施設の破損、関係者や来場者に身体的被害を与える可能性があります。このような場合、当社の業績及び信用に影響が及ぶ可能性があります。 (3)事業体制に関するリスク ①小規模組織であること(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:中) 当社グループは、小規模な組織であり、業務執行体制もこれに応じたものとしております。当社グループは今後の事業拡大に応じて、人員の採用、能力開発等を行うとともに業務執行体制の充実を図り、リソースの柔軟な補強のために業務委託先を積極的に活用していく方針でありますが、これらの施策が計画どおりに進行しなかった場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ②コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制の強化(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:中) 当社グループは、継続的な企業価値の向上を実現させるためには、コーポレート・ガバナンスの強化は重要な課題の一つであると認識しております。しかしながら、法令等に抵触する事態や不正行為が発生する事態が生じた場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。そのため、コンプライアンス遵守を重視した企業経営を推進し、業務運営の効率化及び事業リスク管理の徹底等、内部管理体制をより一層強化してまいります。 ③優秀な人材の獲得・育成について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:短期、影響度:中) 当社グループが展開する事業においては、高度なプロデューススキルを有する人材が要求されることから、必要な人材を適切に確保するとともに、育成を行っていく必要があります。当社グループは今後の事業拡大に応じて必要な人材の確保と育成に努めていく方針でありますが、必要な人材の確保が計画どおり進まなかった場合や、現在在籍する人材の社外流出が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④長時間労働の発生について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:短期、影響度:中) 当社グループの事業では、TOKYO GIRLS COLLECTION開催の直前期においては、関係各方面との連携の中で想定外の事象が発生することがあり、クリエイティブの品質担保・納期遵守等のために一時的に長時間労働が発生することがあります。当社では長時間労働の抑制に努めておりますが、従業員の健康問題や労務問題に発展した場合には、士気の低下及び当社の信用力の低下等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤他社との業務・資本提携等について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:中) 当社グループは、他社との業務提携、資本提携等を通じて事業の拡大、スピードアップに取り組んでいく方針であります。提携にあたっては事前に他社の強みを理解し、提携の効果について十分な検討を行ったうえで、当社グループと提携先の持つ経営資源を融合することにより、事業シナジーを発揮することを目指しますが、当初見込んだ効果が発揮されない場合、当社グループの事業展開、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥配当政策について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:小) 当社グループの利益配分につきましては、業績の推移を見据え、将来の事業の発展と経営基盤の強化のための内部留保を意識しつつ、経営成績や配当性向等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を維持することを基本方針としております。しかしながら当社は、成長過程にあり、株主への長期的な利益還元のためには、経営基盤強化と事業拡大のための投資等が優先事項と捉え、配当を行っておりません。 将来的には、業績及び財務状態等を勘案しながら株主への利益の配当を目指していく方針でありますが、配当実施の可能性及びその実施時期等については、現時点において未定であります。 ⑦ストック・オプション行使による株式価値の希薄化について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:小) 当社グループでは、役員、従業員及び社外協力者に対するインセンティブを目的としたストック・オプション制度を採用しております。これらストック・オプションについて行使が行われた場合には、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。当事業年度末現在において、これら新株予約権による潜在株式数は190,540株であり、発行済株式総数2,754,400株の6.9%に相当します。 (4)財務・経理に関するリスク ①有利子負債依存度について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:小) 当社グループは、過去取得した商標権の購入資金及びその他運転資金を金融機関からの借入により調達しております。当事業年度末時点において、当社の有利子負債残高は585,130千円となり、有利子負債依存度は22.6%となっております。 現在は、当該資金を主として固定金利に基づく長期借入金により調達していますが、変動金利により調達している一部の借入にかかる資金調達コストが上昇した場合や、将来の資金調達にあたっては、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 前事業年度末   当事業年度末 有利子負債残高(千円)   900,595   585,130 有利子負債依存度(%)   29.1   22.6 (注)1.有利子負債残高は、短期及び長期借入金(1年内返済予定を含む)、リース債務(1年内支払予定を含む)の合計額であります。 2.有利子負債依存度とは、総資産に占める有利子負債の比率であります。 ②減損損失について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:中) のれん及び商標権は、当社の資産の相当な部分を占めます。過去の組織再編により発生したのれん及び商標権は、当事業年度末現在それぞれ84,874千円、271,154千円であり、合わせて当社の総資産の13.8%を占めています。 日本の会計基準のもとでは、毎期減価償却を行っていますが、これらの資産性は特にTOKYO GIRLS COLLECTIONの運営ノウハウやブランド価値によって担保されているものであるため、外部環境の著しい変化等により当社グループの事業から生ずる損益が悪化し、事業計画と業績が大きく乖離した場合、のれん及び商標権を始めとして固定資産について減損損失を計上することとなり、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ③業績の偏重について(顕在化の可能性:高、顕在化の時期:短期、影響度:中) 当社グループは、継続的に安定した収益を確保するために、四半期毎の業績の平準化に努めておりますが、TOKYO GIRLS COLLECTIONの売上規模が全体の売上に占める割合が大きく、開催の月の属する四半期(第1四半期、第3四半期)に売上高及び売上総利益が偏重する傾向があります。一方で、販売費及び一般管理費は固定的に発生するため、営業利益も第1四半期及び第3四半期において最も高くなる傾向があります。 TOKYO GIRLS COLLECTIONの実施時期の変更が発生した場合には、売上及び利益の計上時期が前後の四半期になる可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当事業年度における四半期ごとの売上高、売上総利益及び営業利益の推移は下記のとおりです。 第1四半期 (7月~9月)   第2四半期 (10月~12月)   第3四半期 (1月~3月)   第4四半期 (4月~6月)   当事業年度 売上高   (千円)   1,309,580   545,620   1,052,243   1,018,227   3,925,672 売上総利益   (千円)   487,295   202,242   361,852   329,054   1,380,445 営業利益又は 営業損失(△)   (千円)   233,078   △48,057   93,118   73,468   351,607
経営成績の分析 (MD&A)7,288字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当事業年度(2024年7月1日~2025年6月30日)におけるわが国経済は、インバウンド需要の増加や雇用・所得環境の緩やかな回復があった一方、物価上昇の継続による個人の消費マインドの冷え込みや、資源の価格高騰や賃金水準の上昇によるコスト負担の増加、少子高齢化の進行による労働力不足等により、依然として先行き不透明な状況が継続しております。 このような環境のもと、当社はTOKYO GIRLS COLLECTION(以下、「TGC」という)のブランドを活かした独自のプロデュースノウハウを軸に、ヒト・モノ・コト・地域をさらに輝かせ、その価値を最大化していくことをミッションとして取り組んでおります。 TGCプロデュース領域では、ブランド価値創造の源泉たる事業として2024年9月に「第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER」、2025年3月に「第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER」を開催し、協賛枠及び来場者チケットの完売等により当社の収益基盤として貢献しました。 また、地方創生プロジェクトも活性化しており、当事業年度は5都市でのTGC地方開催(2024年7月「TGC 松山 2024」(愛媛県松山市)、2024年10月「CREATEs presents TGC 北九州 2024」(福岡県北九州市)、2025年1月「SDGs推進 TGC しずおか 2025」(静岡県静岡市)、2025年4月「麻生専門学校グループ presents TGC 熊本 2025」(熊本県上益城郡益城町)、2025年5月「セトラスホールディングス presents TGC 香川 2025」(香川県高松市))に加えて、東京都江戸川区、岩手県一関市、宮城県仙台市、山梨県甲府市、福井県鯖江市、静岡県御殿場市、神奈川県湯河原町等、地方自治体のニーズに合わせた多岐にわたる手法によりシティプロモーションを実施しました。さらに、2025年4月には開幕直前の大阪・関西万博2025の機運醸成イベントとして、「マイナビ TGC in 大阪・関西万博 2025」を開催しました。そのほか、TGCのプロデュースノウハウや発信力を活かした企業・サービスのプロモーション・プロデュース事業も引き続き実施しております。この結果、TGCプロデュース領域の売上高は2,998百万円(前事業年度比1.7%増)となりました。 コンテンツプロデュース・ブランディング領域では、アーティスト・タレントのキャスティングとクリエイティブ制作を組み合わせた顧客の商材のブランディングによる売上の契約継続率が高く、契約更新の都度クリエイティブ制作を受注できていることも収益基盤の安定に寄与しました。また、株式会社大創産業とのコラボレーション商品のラインナップが増え、商品開発に基づくロイヤリティの受領も増加しました。一方、従来より継続していたプロデュース案件において契約変更による売上の減少があり、その結果、コンテンツプロデュース・ブランディング領域の売上高は868百万円(前事業年度比7.8%減)となりました。 なお、サービス領域別の状況は次のとおりであります。 サービス領域別売上高 サービス領域   2024年6月期 (前事業年度)   2025年6月期 (当事業年度)   前事業年度比 金額   構成比   金額   構成比   金額   増減率 TGCプロデュース領域   2,949百万円   74.5%   2,998百万円   76.4%   49百万円   1.7% コンテンツプロデュース・ブランディング領域   942   23.8   868   22.1   △73   △7.8 デジタル広告領域   65   1.7   57   1.5   △7   △12.0 合計   3,957   100.0   3,925   100.0   △32   △0.8 あらゆる社会課題や企業・サービスのブランディングのニーズに対して当社が提供できるソリューションは拡大しているものの、人件費の上昇、物価の高騰が継続しており、結果として売上原価率が上昇しました。また、既存従業員の賃金ベースアップの実施や中途採用の拡大など、中長期的な事業成長を見据えた人的資本投資に引き続き注力していることから、販売費及び一般管理費も増加しました。 以上の結果、当事業年度の経営成績は、売上高3,925百万円(前事業年度比0.8%減)、営業利益351百万円(同30.8%減)、経常利益341百万円(同31.2%減)、当期純利益173百万円(同47.2%減)となりました。 また、当社は、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、調整後営業利益、調整後当期純利益を採用しております。これらの指標は、当社のTOKYO GIRLS COLLECTIONというブランド価値を活用した社会への価値提供の程度、また当社における経営の効率性を測るためのものとして適切であると考えております。 (調整後利益の計算方法) 調整後営業利益=営業利益+のれん償却額+商標権償却額 調整後当期純利益=税引前当期純利益+のれん償却額+商標権償却額-想定税金費用(※1) ※1想定税金費用=法人税、住民税及び事業税+法人税等調整額+商標権償却額×実効税率(課税所得が発生する場合) 当事業年度の調整後営業利益は515百万円(前事業年度比23.3%減)、調整後当期純利益は308百万円(同33.3%減)となりました。なお、調整後営業利益、調整後当期純利益については、PwC Japan有限責任監査法人の監査を受けておりません。 当社は、ブランディングプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載はしておりません。 ②財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における総資産は、前事業年度末と比較して512百万円減少し、2,586百万円となりました。この減少は主に、売掛金及び契約資産193百万円の減少、現金及び預金86百万円の減少、その他流動資産33百万円の減少、商標権90百万円の償却、及びのれん72百万円の償却等によるものであります。 (負債) 当事業年度末における負債合計は、前事業年度末と比較して431百万円減少し、1,014百万円となりました。この減少は主に、買掛金139百万円の減少と長期借入金(1年内返済予定を含む)310百万円の約定返済及び繰上返済による減少等によるものであります。 (純資産) 当事業年度末における純資産は、前事業年度末と比較して80百万円減少し、1,571百万円となりました。この減少は主に、自己株式の取得による268百万円の減少があった一方で、新株予約権の行使による資本金及び資本剰余金14百万円の増加や、当期純利益の計上による利益剰余金173百万円の増加があったことによるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ86百万円減少し、1,844百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は568百万円(前事業年度は187百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益311百万円の計上、商標権償却額90百万円の計上、のれん償却額72百万円の計上、売上債権193百万円の減少及び仕入債務139百万円の減少等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は83百万円(前事業年度は27百万円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出29百万円、有形固定資産の取得による支出13百万円、出資金の払込による支出40百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は570百万円(前事業年度は200百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の約定返済及び繰上返済による支出310百万円、自己株式の取得による支出270百万円によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社が提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社が提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。 なお、当社は、ブランディングプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載はしておりません。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(百万円)   前事業年度比(%) ブランディングプラットフォーム事業   3,925   99.2 計   3,925   99.2 (注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自  2023年7月1日 至  2024年6月30日)   当事業年度 (自  2024年7月1日 至  2025年6月30日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) tirtir.Inc   418   10.6   -   - (注)総販売実績に対する割合が100分の10未満の相手先については記載を省略しております。また、当事業年度におけるtirtir.Incに対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成に当たり、決算日における財政状態及び会計期間における経営成績に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、この見積りと異なる場合があります。 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。また、当該注記事項に記載の翌事業年度の財務諸表に与える影響は、翌事業年度以降においても同様に影響を及ぼす可能性があります。 ②経営成績等の状況に関する認識及び分析・結果内容 (売上高、営業費用及び営業利益) 「(1)経営成績等の状況の概要①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (営業外損益及び経常利益) 当事業年度において、受取利息1百万円、助成金収入1百万円等により営業外収益が2百万円(前事業年度は0百万円)、支払利息6百万円、投資事業組合運用損3百万円、自己株式取得費用1百万円等により営業外費用が12百万円(前事業年度は12百万円)発生しております。この結果、経常利益は、前事業年度に比べ154百万円減少し、341百万円(前事業年度比31.2%減)となりました。 (特別損益、法人税等及び当期純利益) 当事業年度において、国庫補助金により特別利益が7百万円、投資有価証券評価損29百万円、固定資産圧縮損7百万円により特別損失が37百万円発生しております。なお、前事業年度において、特別損益は発生しておりません。 法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した法人税等は、138百万円(前事業年度比17.8%減)となりました。これは主に、課税所得の減少により法人税、住民税及び事業税が減少したためであります。 この結果、当期純利益は、前事業年度に比べ154百万円減少し、173百万円(前事業年度比47.2%減)となりました。また、当社の経営方針、経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標としている調整後当期純利益は、前事業年度に比べ154百万円減少し、308百万円(前事業年度比33.3%減)となりました。なお、調整後当期純利益については、PwC Japan有限責任監査法人の監査を受けておりません。 財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性 当社の運転資金需要のうち主なものは、人件費、外注費等の営業費用であります。必要な運転資金は自己資金、金融機関からの借入で調達し、事業運営上必要な流動性を確保していくことを基本方針としております。なお、資金調達方法の優先順位等に特段方針はなく、資金需要の額や使途に合わせて柔軟に検討を行う予定です。 なお、キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ④経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑤経営者の問題意識と今後の方針に関して 当社は、「すべてのヒト・モノ・コト・地域が輝く世界をつくる」というビジョンを掲げ、事業を拡大してまいりました。 当社がこの経営方針の下、長期的な競争力を維持し持続的な成長を図るためには、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対して、経営者は常に事業環境の変化に関する情報の入手及び分析を行い、最善の経営方針を立案していくことが必要であると認識しております。 ⑥経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しについては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。 ⑦経営方針、経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、主な経営指標として売上高、営業利益、調整後営業利益及び調整後当期純利益を重視しております。 (参考情報) 当社は、過去に子会社との合併及び商標権の取得を実施しています。このため当社の貸借対照表には、当該取引に起因するのれん及び商標権が計上されており、損益計算書にはこれらにかかる償却費が計上されています。子会社との合併及び商標権の取得の概要は下記の通りです。 a.子会社との合併 2016年9月に、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTION(以下㈱TGC。現在の当社)が当時TGCの企画・運営を行っていた株式会社W media(以下㈱W media)を100%子会社化しました。その後に、㈱W mediaは㈱TGCを存続会社とする吸収合併により消滅しました(本合併により、存続会社である㈱TGCはのれんを引継ぎました)。 b.商標権 2018年6月に、当社は当時の親会社であった株式会社ディー・エル・イーよりTGCに関連する広範な商標権を取得しました。 上記の取引は、商標権の保有者及び、TGCの企画・運営者が分離していたという当社固有の事情を解消するために実行されたものであり、このような特殊事情がなければのれん及び商標権は生じていなかったものです。従って、当社の正常な収益力を評価する上では、これらの償却額の影響を調整した営業利益と当期純利益を参照することが適切と考えており、当社ではこれらの調整後利益を重要な指標として重視しております。 前事業年度及び当事業年度における各指標は以下のとおりであり、引き続き経営課題の改善を図りながら、経営戦略を推進してまいります。 売上高、営業利益、調整後営業利益及び調整後当期純利益 前事業年度 (自  2023年7月1日 至  2024年6月30日)   当事業年度 (自  2024年7月1日 至  2025年6月30日) 売上高   3,957百万円   3,925百万円 営業利益   508百万円   351百万円 +のれん償却額   72百万円   72百万円 +商標権償却額   90百万円   90百万円 調整後営業利益   671百万円   515百万円 調整後税引前当期純利益   659百万円   475百万円 想定税金費用   196百万円   166百万円 調整後当期純利益   463百万円   308百万円 (注)調整後営業利益、調整後税引前当期純利益、調整後当期純利益については、PwC Japan有限責任監査法人の監査を受けておりません。

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