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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

ソノコム

SONOCOM CO.,LTD.7902 · Standard · その他製品

電子業界向けスクリーン印刷用マスクの専門メーカー。スクリーンマスクとフォトマスクを製造・販売。

概要

株式会社ソノコムは、1962年に漆塗料メーカーとして創業し、その後プリント基板向けスクリーン印刷用マスクの専業メーカーに転換した。現在は電子部品業界向けに高精度のスクリーンマスクやフォトマスクを製造販売する。2026年3月期の売上高は27億円、従業員113人。東京都目黒区に本社を置き、千葉県松戸市と川崎市に工場を持つ。

スクリーンマスクを軸とした電子部品向け精密加工事業

ソノコムの主力製品は、電子部品の生産工程で使われるスクリーンマスクとフォトマスクである。スクリーンマスクはプリント基板の半田ペースト印刷や、厚膜集積回路の電極形成に用いられる。フォトマスクはプリント基板のパターン露光やプラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)の製造に使われる。2026年3月期の売上高27億12百万円のうち、製品売上(スクリーンマスク)が23億14百万円と85%を占め、残りはスクリーン印刷用資機材の商品販売である。同社は単一セグメントで、営業・技術・製造が一体となって顧客ニーズに対応する体制をとる。主要顧客の一つに太陽誘電があり、販売実績の16.7%を占める。

売上高27億円、営業利益率12%の収益構造

2026年3月期の売上高は27億12百万円(前年比12.0%増)、営業利益は3億32百万円(同64.6%増)、純利益は3億4百万円(同44.5%増)であった。営業利益率は12.2%と高い水準にある。経常利益は為替影響等により4億59百万円に達した。同社は無借金経営で、現金及び現金同等物を41億43百万円保有する。設備投資は自己資金で賄う方針であり、2026年3月期には有形固定資産の取得に2億57百万円を投じた。将来目標として、連結売上高50億円、営業利益6億円を掲げ、2026年7月に九州ソノコム株式会社を設立する計画である。

国内2工場が支える生産体制と技術開発

ソノコムの生産拠点は、千葉県松戸市の松戸工場(松戸第2工場を含む)と、神奈川県川崎市高津区の玉川工場(旧玉川事業本部)の2か所である。かつては足立工場も存在したが、2013年8月に玉川工場へ統合された。生産品目は工場ごとに集約され、松戸工場では主にフォトマスク、玉川工場ではスクリーンマスクを製造する。技術開発は本社技術部を中心に両工場で行われ、現場密着型の研究開発を特徴とする。2020年3月には玉川工場の設備を増強し、高精度メタルマスクの生産能力を強化した。同社は全事業所でISO9002(1999年)およびISO14001(2007年)の認証を取得している。

業界の中での役割は電子部品製造装置・部材メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
27億円
営業利益
3億円
営業利益率
11.1%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2018/3
事業売上構成比利益利益率
スクリーンマスク18億円75.0%
フォトマスク4億円16.7%
その他2億円8.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子業界主力

電子部品の生産、プリント回路板の表面実装、液晶デバイスの生産などに使用されるスクリーンマスクとフォトマスクを製造・販売。印刷機やスキージなどの資材も取り扱い、電子業界の生産プロセスを支えている。

主な製品・サービス3
スクリーンマスク
スクリーン印刷で使用される版で、電子部品の電極形成やはんだペースト印刷などに使用される。高精度なパターンを形成するための重要な部材。
フォトマスク
半導体や液晶パネルの製造に使用される原版。回路パターンを転写するための高精度なマスク。
印刷機・スキージ
スクリーン印刷に使用する印刷機や、インクを版に押し出すためのスキージなどの消耗資材。

製品と技術

微細パターンに対応するメタルマスクとリジダイズドワイヤーメッシュ

ソノコムの中核製品は、スクリーン印刷用のメタルマスクである。1990年に開発したファインパターン用メタルマスクは、新製法により微細な開口パターンを実現し、電子部品の高密度実装に貢献している。また、1991年から販売を強化したリジダイズドワイヤーメッシュマスクは、ステンレスワイヤーをメッシュ状に加工し、リジッドな枠に張ることで寸法安定性を高めた製品である。これにより、厚膜回路や半田ペースト印刷での高精度印刷が可能となる。2020年には玉川工場の設備増強により、高精度メタルマスクの生産能力を一段と強化し、AIサーバーやスマートフォン向け部品の需要増に対応している。

PDP用超大型フォトマスクと描画装置FR8500LS

1990年代後半、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)の大型化に対応するため、ソノコムは大型フォトマスクとスクリーンマスクの製造販売を強化した。1998年にはPDP用大型高速高精細描画マシンLRS1700を導入し、2005年にはさらに大型のFR8500LS(VIOLD)を導入。これにより、PDP用の超大型フォトマスクを内製できる体制を整えた。フォトマスクはガラス基板上にクロムなどの遮光膜をパターニングしたもので、PDPの電極形成や隔壁形成の露光工程で使用される。同社のフォトマスク技術は、プリント基板やハイブリッドIC向けにも応用され、高精細化の要求に応えている。

独自開発の印刷機SC150とスクリーン印刷用資材

ソノコムはマスク製造だけでなく、スクリーン印刷に必要な周辺機器や資材も販売する。1991年に販売を開始した自社開発の印刷機SC150は、高精度なスクリーン印刷を実現する装置である。また、スキージ(インクかき取りゴム)やインク、洗浄剤などのスクリーン印刷用資機材を仕入れて顧客に提供している。2026年3月期の商品売上高は3億98百万円で、スクリーン印刷関連設備の受注増加により前年比7.7%増となった。営業部門が顧客ニーズを直接技術や製造に伝えることで、顧客の生産工程に合わせた最適な製品・資材の提案を可能としている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

小型成長株、収益性改善中も規模は小さい

ソノコムは「その他製品」セクターに属し、同業他社(三井松島ホールディングス、イタミアート、テクセンドフォトマスク、浅香工業、ドリームベッド)は多様だが、共通点は不明。当社は売上高21億円→27億円と増加傾向にあり、営業利益率も8.33%→11.11%と改善。売上規模は同業他社に比べ小さい可能性が高く、成長フェーズにあると推測される。

強み

  • 3期で21億→27億円と約29%増加、成長軌道にある。
  • 営業利益率が8%から11%へ上昇、効率化が進む。
  • 特定製品分野で強みを持ち、安定した需要を確保。
  • 利益拡大により自己資本の充実が期待される。

課題

  • 売上高27億円と小規模で、競合に対して価格競争力が弱い。
  • 同業他社に比べ知名度が低く、事業拡大に時間を要する。
  • 特定顧客や製品への依存度が高い可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がソノコム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17833アイフィスジャパン69億円11.2倍
27812クレステック69億円7.6倍
37980重松製作所61億円8.6倍
47916光村印刷58億円16.3倍
57857セキ58億円21.3倍
67902ソノコム56億円13.5倍
77804ビーアンドピー55億円11.6倍
87859アルメディオ53億円
97953菊水化学工業51億円18.6倍
107808シー・エス・ランバー50億円7.3倍
117919野崎印刷紙業48億円10.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

漆塗料業からプリント基板用製版へ転換した創業期

1962年12月、東京都足立区に岨野工業株式会社として設立され、漆塗料および印刷用資材の製造販売を開始した。翌1963年1月にはプリント基板用スクリーン印刷の写真製版の製造販売に乗り出し、これが現在の事業の原点となる。1970年12月に漆製造部門を廃止し、電子部品向けの精密製版に特化する道を選んだ。1973年12月には目黒工場を設置し、厚膜集積回路用の高精度製版を開始。1974年6月には部品実装用のコンビネーションメタルマスクの製造を始め、技術の幅を広げた。1977年1月には超高精度フォト自動製図機を導入し、プリント基板のパターン作図を自動化している。

レーザープロッター導入とリジダイズドワイヤーメッシュ開発の1980年代

1984年4月にレーザープロッターを導入し、プリント基板およびハイブリッドIC用フォトマスクの製造体制を強化した。同年6月には寸法精度向上を目的にリジダイズドワイヤーメッシュマスクを開発。1987年11月には目黒事業本部に玉川スクリーン工場を設置し、1988年1月には川崎市高津区の新築工場へ目黒事業本部を移転、玉川事業本部とした。1988年3月には本社および開発部門を目黒区に移転。1990年1月には新製法によるファインパターン用メタルマスクを開発し、1990年4月には商号を株式会社ソノコムに変更した。この時期に高精度化と事業拡大が進んだ。

株式公開とPDP向け大型マスクで拡大した1990年代

1991年2月、独自開発の印刷機SC150の販売を開始。1994年2月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達力を高めた。同年10月にはレーザー利用によるメタルマスクの開発販売を強化。1996年8月からプラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)用の大型フォトマスクおよび大型スクリーンマスクの製造販売を強化し、1998年10月にはPDP用大型高速高精細描画マシンLRS1700を導入した。1999年8月には全事業所でISO9002の認証を取得し、品質管理体制を整えた。2001年8月には千葉県松戸市に松戸事業本部(現松戸工場)を設置し、生産能力を増強した。

ジャスダック上場と足立工場統合による再編の2000年代

2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。2005年4月には販売体制強化と生産効率向上のため、事業本部を工場に組織変更し、営業技術部を設立。同年6月には松戸第2工場を新設し、2005年8月にはPDP用超大型フォトマスク描画装置FR8500LS(VIOLD)を導入した。2007年12月には環境マネジメント国際規格ISO14001の認証を取得。2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。2013年7月の東京証券取引所との統合後はJASDAQ(スタンダード)に上場し、同年8月には足立工場を閉鎖して玉川工場に統合した。

本社新社屋と九州子会社設立で新たな成長を目指す

2020年3月、玉川工場の設備を増強し、高精度メタルマスクの生産能力を強化した。2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。2023年10月には東京都目黒区に本社新社屋が完成した。2026年3月期には売上高27億12百万円と過去最高を更新し、営業利益も大きく伸ばした。同社は2026年7月1日に九州ソノコム株式会社を設立する計画を公表し、連結ベースでの売上高50億円、営業利益6億円を中期的な目標に掲げている。新工場や新市場への展開により、次の成長段階への準備を進めている。

年表34件を開く

1960年代

  • 1962年12月創業東京都足立区に岨野工業株式会社を設立し、漆塗料及び印刷用資材の製造販売を開始。
  • 1963年1月プリント基板用スクリーン印刷の写真製版の製造販売を開始。

1970年代

  • 1970年12月漆製造部門を廃止。
  • 1973年12月東京都目黒区に目黒工場を設置。
  • 1973年12月厚膜集積回路製造用の高精度の製版を開始。
  • 1974年6月部品実装用のコンビネーションメタルマスクの製造を開始。
  • 1977年1月超高精度フォト自動製図機を導入。プリント基板のパターン作図を自動化。

1980年代

  • 1984年4月レーザープロッターを導入し、プリント基板及びハイブリッドIC用のフォトマスクの製造体制を強化。
  • 1984年6月寸法精度の向上を意図し、リジダイズドワイヤーメッシュマスクを開発。
  • 1985年1月業容の拡大に伴い足立工場、目黒工場をそれぞれ足立事業本部、目黒事業本部と組織変更。
  • 1987年11月目黒事業本部の業容の拡大に伴い、目黒事業本部玉川スクリーン工場(現玉川工場)を設置。
  • 1988年1月神奈川県川崎市高津区新築工場完成に伴い、目黒事業本部を移転し玉川事業本部を設置。
  • 1988年3月本社及び開発部門(現技術開発本部)を東京都目黒区に移転。

1990年代

  • 1990年1月新製法によるファインパターン用メタルマスクを開発。
  • 1990年4月商号変更商号を岨野工業株式会社から株式会社ソノコムに変更。
  • 1991年2月当社独自開発による印刷機(SC150)の販売を開始。
  • 1991年7月ファインパターン用スクリーンマスクとしてリジダイズドワイヤーメッシュマスクの精度を高め、販売を強化。
  • 1994年2月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1994年10月高品質・短納期に対応を目的にレーザー利用によるメタルマスク開発販売強化。
  • 1996年8月プラズマ・ディスプレイ・パネル(以下PDPという。)用大型フォトマスク及び大型スクリーンマスクの製造販売を強化。
  • 1998年10月PDP用大型高速高精細描画マシンLRS1700を導入。
  • 1999年8月品質精度向上を目的に全事業所でISO9002の認証取得。

2000年代

  • 2001年8月千葉県松戸市に松戸事業本部(現松戸工場)を設置。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年4月創業販売体制強化と生産効率向上を目的に営業技術部を設立し、事業本部を工場に組織変更。
  • 2005年6月松戸第2工場を新設。
  • 2005年8月PDP用超大型フォトマスク描画装置FR8500LS(VIOLD)を導入。
  • 2007年12月環境マネジメント国際規格ISO14001の認証取得。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2013年8月M&A足立工場を閉鎖し、玉川工場に統合。

2020年代

  • 2020年3月玉川工場の設備を増強し、高精度メタルマスクの生産能力を強化。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
  • 2023年10月本社 新社屋完成。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高50億円
  • 営業利益6億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高品質・短納期による顧客満足の追求

    高品質な製品を短納期で安定供給するための技術革新と製造技術の開発に努め、積極的な提案営業を行う。

  2. 02

    営業・技術・製造一体での業績向上

    国内顧客の要求に応える高精度製品の安定生産と独自製品の拡販のため、営業、技術、製造が一体となって取り組む。

  3. 03

    販売体制の強化と情報連携の密接化

    外勤営業を工場に集め、営業同士の情報連絡を密にするとともに、工場の技術・製造と一体となり顧客ニーズを的確に把握し迅速に対応する。

  4. 04

    高精度製品の安定供給と差別化技術の開発

    生産設備を有効利用し高精度製品を安定供給するとともに、他社と差別化できる製品の開発に向けて新しい技術に積極的に挑戦する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で113人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は545万円で、9期前と比べて+8.2%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は17.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月94
2018年3月93
2019年3月50441.018.999
2020年3月49540.218.199
2021年3月48140.318.0104
2022年3月52640.718.0106
2023年3月51440.217.6108
2024年3月50640.818.4109
2025年3月51340.117.0113177
2026年3月54541.017.6113265

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性の賃金(男性=100)62.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
松戸工場 — 千葉県松戸市1,149百万円
玉川工場 — 川崎市高津区735百万円
本社 — 東京都目黒区248百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は27億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.5%、利益が+50.0%。

売上高
+12.5%
27億円
営業利益
+50.0%
3億円
純利益
+50.0%
3億円
営業利益率
11.1%
前期比 +2.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高27億円27億円
営業利益2億円3億円
純利益2億円3億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q50
2024年1Q6116.71
2024年2Q500.01
2024年3Q500.00
2024年4Q50
2025年2Q1119.11
2025年4Q1317.71
2026年2Q13215.41
2026年4Q1417.12
2027年1Q7114.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は17億円から27億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年3月1700
2014年3月151−1
2015年3月1622
2016年3月1933
2017年3月1943
2018年3月2343
2019年3月2232
2020年3月2021
2021年3月2021
2022年3月2343
2023年3月2232
2024年3月2142
2025年3月24238.32
2026年3月273511.13

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高27億円のうち、営業利益として残るのは3億円11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の11.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%18億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.5%5億円
  • その他の費用持分法損益などの調整3.7%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.6pt
11.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.9pt
11.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.1pt
3.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが5億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は41億円で、売上の18.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−4−1−212
2014年3月200213
2015年3月400418
2016年3月230523
2017年3月310−21335
2018年3月4−30136
2019年3月2−20036
2020年3月330641
2021年3月3−40−140
2022年3月400444
2023年3月−10−1−142
2024年3月5−30244
2025年3月−1−30−439
2026年3月5−30241

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は101億円。このうち返さなくてよい自己資本が93億円で、自己資本比率は92.1%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月7568790.6
2014年3月7568790.2
2015年3月81711087.6
2016年3月8173890.0
2017年3月8274890.1
2018年3月87761188.3
2019年3月8779889.9
2020年3月8879989.6
2021年3月9081990.4
2022年3月94841089.1
2023年3月9185692.9
2024年3月9688891.3
2025年3月9589693.5
2026年3月10193892.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
40億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
75億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
8億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率104社中4位あたり、逆に低いのは配当利回り104社中95位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.3%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.1%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
92.1%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.5%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,126で、1年前と比べて+26.6%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥1,126+0.6%1ヶ月-0.7%1年+26.6%時価総額56億円
過去52週の値幅
安値¥850高値¥1,414

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.5倍
PER (会社予想)21.6倍
PBR0.43倍
配当利回り1.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月上旬に1140円まで上昇後、8月に入って1120〜1145円で推移したが、8月10日から3日連続で下落し1085円と、25日線1113円を下回った。1ヶ月で3.4%下落し、52週高値1414円からは23%低い水準。出来高は増加傾向で、下値模索の様相。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは12.96倍で業界平均18.32倍を下回り、PBRは0.42倍と大きく割安。ただしROEは3.3%と低く、収益性は課題。配当利回りは1.2%と平均2.87%を下回り、利回り面では見劣りする。成長は続くが、予想PERが20.8倍と上昇する見込みで、将来の収益改善が織り込まれていない可能性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.5倍18.4倍
PER (予想)21.6倍
PBR0.43倍1.38倍
ROE3.3%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小規模ながら売上高が伸びており、営業利益率も改善している。強気派はコスト管理と高付加価値製品へのシフトで収益性がさらに向上するとみる。弱気派はプラスチック業界全般の需要頭打ちや原材料価格変動、大手との競争を懸念する。また、規模が小さく経営資源に限界があるため、持続的な成長は難しいとの見方もある。株価は割安で、今後改善の余地があるかが論点。

プラスに働く材料7
  • 収益性の改善

    2025年3月期営業利益率8.33%から11.11%へ上昇。コスト削減効果が現れている

  • 売上高の増加

    2025年3月期24億円、2026年3月期27億円と堅調に伸びており、需要拡大を示す

  • 割安株価

    PBR0.42倍と解散価値も意識される水準。株主還元の余地がある

  • 売上高が2期連続で増加通年影響

    売上高は21→24→27億円と拡大、直近は前期比12.5%増。

  • 営業利益率が8.3%から11.1%に改善通年影響

    営業利益率は8.33%→11.11%に上昇、利益率改善が続く。

  • 純利益が3億円と過去最高を更新通年影響

    純利益は3億円と前期比50%増、2期連続で過去最高。

  • PBR0.42倍は解散価値以下の割安継続影響

    PBR0.42倍と純資産比で大きく割安、株価修正の余地。

マイナスに働く材料7
  • 市場規模の限界

    プラスチック日用品は成熟市場で、需要はほぼ横ばい。差別化しにくい商品が多い

  • 材料費の変動

    原油由来の樹脂原料価格に左右されやすく、コスト増で利益を圧迫するリスク

  • 競争激化

    大手樹脂メーカーや海外製品が低価格で攻める。価格決定力が弱い

  • 予想PER20.8倍と大幅な利益低下示唆決算発表後影響

    予想PER20.8倍は実績12.96倍から計算上38%の減益想定。

  • 配当利回り1.2%と還元が乏しい継続影響

    配当利回りは1.2%と低く、株主への還元感が不足。

  • ROE3.3%と資本効率が低い継続影響

    ROE3.3%では理論PBR1倍を達成できず、株価抑制要因。

  • 時価総額54億円の超小型株で需給不安不定影響

    時価総額54億円と流動性が低く、売りが出やすい。

次の決算で確かめる点
営業利益率
コスト改善の持続性と収益性の向上を確認
売上高成長率
需要動向とシェア維持の目安になる
新製品比率
差別化と高付加価値化の進捗を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+8.3%いまの株価に対する利回りは1.15%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
1.15%
いまの株価に対して
配当性向
15.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月78.0
2018年3月1042.911.3
2019年3月100.018.6
2020年3月100.024.6
2021年3月100.032.9
2022年3月1220.015.2
2023年3月10−16.721.7
2024年3月1220.017.9
2025年3月120.020.5
2026年3月138.315.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,125人。区分でいちばん多いのは個人・その他78.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が13.7%を占め、残る86.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他75.175.176.777.578.678.6
自己株式26.726.728.328.327.727.2
事業法人11.711.411.411.511.611.3
外国法人4.84.95.06.66.97.0
金融機関8.08.06.32.32.22.4
証券会社0.50.60.62.10.60.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01岨野 公一12.38
02有限会社ケイエスシー10.76
03岨野 弘子9.92
04INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)5.24
05段 貴久子2.96
06ソノコム社員持株会2.18
07水元 公仁1.98
08日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.32
09三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.92
10内藤 征吾0.92

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+641%、1株純資産は14期で+49%。直近期のROEは3.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月111,7230.735.344.2
2014年3月−191,726−1.1
2015年3月621,8133.510.08.1
2016年3月831,8674.56.98.4
2017年3月872,0234.48.98.0
2018年3月882,0854.312.111.3
2019年3月542,1452.515.018.6
2020年3月412,1521.715.524.6
2021年3月302,2131.427.232.9
2022年3月792,2973.510.215.2
2023年3月462,3652.017.621.7
2024年3月672,4492.812.917.9
2025年3月592,4672.414.720.5
2026年3月842,5683.312.615.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額96百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岨野公一代表取締役会長66619,000
髙木清啓代表取締役社長7119,000
宮寺利宗取締役 業務部長515,000
阿部謙太取締役 松戸工場長兼営業部長485,000
鈴木清取締役805,000
水落豊成常勤監査役6810,000
内藤貴昭監査役61
落合智治監査役57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)449141137719
社外取締役31011114
監査役161188

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容335字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、主に電子業界向けのスクリーン印刷用のスクリーンマスク及びフォトマスク(電子部品の生産、プリント回路板の表面実装、液晶デバイスの生産用等)の製造販売及び印刷機、スキージ等のスクリーン印刷用資材の仕入販売を行っております。 なお、当社は営業と技術及び製造に区分されており、営業は販売体制の強化、事務の効率化ならびにお客様からの声を直接技術や製造へ提供することを目的に設置され、技術は本社技術部を中心に松戸工場・玉川工場にて研究開発・技術開発を行い、両工場で現場密着型の研究開発を行っております。また、製造は製造効率の向上を目的に品目別に2つの工場に集約されております。 〔事業系統図〕 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,133字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「ユーザーのニーズに高品質と短納期で応える技術のソノコム」をモットーに事業活動を行ってまいりました。より高度化し、発展していく電機、電子産業を始め、あらゆる業界の需要に応え、製造技術の開発及び広範囲なお客様との信頼関係を築くため、全社を挙げて努力してまいりました。 今後も、株主・お客様・社員を当社の企業経営を支えていただく重要な基盤と考え、「信頼性」「収益性」の向上を図ってまいります。 (2)経営戦略等 当社の経営方針で掲げております「ユーザーのニーズに高品質と短納期で応える技術のソノコム」を維持し、さらなる技術革新に努め、より高品質な製品の安定供給を目指し、顧客満足の実現のため、積極的な提案営業を行ってまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 今まで目標としておりました売上高25億円を2026年3月期に達成し27億円の売上高を計上することが出来ました。今後につきましては、九州ソノコム株式会社設立(2026年7月1日予定)にあたり、当面の目標を連結売上高50億円、営業利益6億円としております。 (4)経営環境 主要顧客である電子部品業界において、AIサーバーやデータセンター向けの部品やスマートフォンなどの情報通信関連向けの部品の需要が堅調に推移いたしましたが、EV等自動車関連向けの各種電子部品の需要が引き続き低位で推移いたしました。加えて、世界各国の貿易、金融政策や地政学的リスク、エネルギー価格や原材料価格の高騰、同業他社との受注競争など、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。 このような状況のなか、当社といたしましては、国内のお客様の要求にお応えできる高精度製品の安定生産及び当社独自製品の拡販のため、営業・技術・製造が一体となって、業績の向上に努める所存であります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は顧客の要求する高精度な製品をより効率的に生産・販売できるように取り組んでまいります。 ・販売体制につきましては、外勤営業を工場に集め、営業同士の情報連絡を密にすると共に工場の技術・製造と一体となり、顧客ニーズを的確に把握し、迅速に対応する事で、拡販を図ってまいります。 ・生産体制につきましては、生産設備を有効利用し、高精度製品の安定供給を行ってまいります。 ・技術体制につきましては、高精度製品の安定供給のための技術サポートと共に他社と差別化できる製品の開発を行うため、新しい技術に積極的にチャレンジしてまいります。
事業等のリスク1,085字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 経営成績等の状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクについて、実際に顕在化する可能性の程度や時期については、現時点では把握することは困難であり、記載しておりません。 当社の事業等においてはこれら以外にも様々な要因によりリスクとなる可能性があり、ここに記載されたものが全てのリスクではございません。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の早期対応につとめる所存であります。 (1)経済状況について 当社が事業を行う主要な市場である日本国内の経済状況や、当社の主要顧客である電子部品業界の業況や生産動向により需要が減少した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)顧客企業の高精度製品に対する他工法の採用について 当社の主要顧客である電子部品業界におきましては、技術革新のスピードが速く、製品の高精度化が著しい事から、顧客企業が当社製品を使うプロセスを他工法に変更する可能性があります。 また、その顧客への売上比率が大きい場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)製品の瑕疵発生について 当社の製品でありますスクリーンマスク、フォトマスク、メタルマスクは全て受注生産であり、顧客仕様に基づくマスクを1版ごとに製造しております。当社では、生産工程の見直しや作業効率の標準化、各生産段階での品質のチェックの徹底により、製品における瑕疵を無くすことに努めておりますが、不良品の発生により顧客の信頼を失う場合があり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)自然災害について 当社の製造工場が地震その他の事情により操業停止を余儀なくされ、製品の製造が困難となった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)株式市場の変動について 当社は、株価に影響を受ける金融商品を保有しております。株式市場が暴落し株価が下落しますと、その影響を受けますので、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)為替相場の変動について 当社は、資金の効率を考慮して一部外貨(米ドル)で運用をしているため、為替変動により業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,394字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調となり、個人消費や設備投資を中心に国内需要は底堅く推移しました。一方で中東情勢の緊張から、地政学的リスクが高まり、各種原材料価格が高騰するなど、先行き不透明な状況が継続しております。 当社が属するスクリーン印刷用製版業界におきましては、主要顧客である電子部品業界において、AIサーバーやデータセンター向けの部品やスマートフォンなどの情報通信関連向けの部品の需要が堅調に推移いたしましたが、EV等自動車関連向けの各種電子部品の需要が引き続き低位で推移いたしました。 このような状況のもと、当社におきましては、高度化する市場ニーズに対応するべく高付加価値製品の開発、高精度製品の安定生産、生産効率の向上に取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高につきましては、製品売上高23億14百万円(前事業年度比12.7%増)、商品売上高3億98百万円(前事業年度比7.7%増)となり、売上高合計27億12百万円(前事業年度比12.0%増)となりました。 利益面におきましては、売上高の増加に伴い営業利益3億32百万円(前事業年度比64.6%増)、経常利益は、為替の影響等により4億59百万円(前事業年度比39.9%増)、当期純利益につきましては、3億4百万円(前事業年度比44.5%増)となりました。 なお、当社は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて2億38百万円増加し、41億43百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動で得られた資金は、5億24百万円(前事業年度79百万円使用)となりました。これは主に、法人税等の支払額1億24百万円があったものの、税引前当期純利益4億59百万円や減価償却費1億72百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動で使用した資金は、2億56百万円(前事業年度3億28百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の償還による収入1億57百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出2億57百万円や投資有価証券の取得による支出1億62百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動で使用した資金は、43百万円(前事業年度43百万円)となりました。これは、配当金の支払額43百万円によるものであります。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社の運転資金需要のうち主なものは、原材料等の製造費用、販売費及び一般管理費であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。 当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 当事業年度末の現金及び現金同等物は、41億43百万円であり、短期運転資金及び設備投資、全ての資金を自己資金で賄っております。なお、当事業年度末における借入金はございません。 また、予定されている設備投資は「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであり、全て自己資金で調達する予定であります。 ④生産、受注及び販売の実績 当社は、スクリーン印刷用のマスク製造及び販売を行う事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。 a.生産実績 品目別の名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前事業年度比(%) スクリーンマスク(千円)   2,727,900   111.8 合計(千円)   2,727,900   111.8 (注)金額は、販売価格によっております。 b.商品仕入実績 品目別の名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前事業年度比(%) スクリーン印刷用資機材(千円)   336,742   107.5 合計(千円)   336,742   107.5 (注)スクリーン印刷用資機材の商品仕入実績が、前事業年度に比べ増加しておりますが、これはスクリーン印刷関連設備の受注の増加によるものであります。 c.受注実績 品目別の名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高(千円)   前事業年度比(%)   受注残高(千円)   前事業年度比(%) スクリーンマスク   2,286,965   109.6   90,392   76.6 スクリーン印刷用資機材   429,085   123.7   43,899   336.8 合計   2,716,051   111.6   134,291   102.5 (注)金額は、販売価格によっております。 d.販売実績 品目別の名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前事業年度比(%) スクリーンマスク(千円)   2,314,622   112.7 スクリーン印刷用資機材(千円)   398,221   107.7 合計(千円)   2,712,844   112.0 (注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 太陽誘電株式会社   331,607   13.7   452,948   16.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、我が国において、一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されており、重要な変更はありません。 ②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の当事業年度の経営成績は、以下のとおりであります。 (売上高) 製品売上高は、前事業年度比12.7%増の23億14百万円となりました。 商品売上高については、スクリーン印刷用資機材の売上が増加したため、前事業年度比7.7%増の3億98百万円となりました。 以上の結果、当事業年度の売上高合計は前事業年度比12.0%増の27億12百万円となりました。 (利益) 当事業年度の営業利益につきましては、製品売上高の増加の影響で1億30百万円増加し、3億32百万円となりました。経常利益については、為替の影響などで、1億31百万円増加し、4億59百万円となりました。 当期純利益につきましても、93百万円増加し、3億4百万円となりました。 当社の当事業年度の財政状態は、以下のとおりであります。 (資産) 当事業年度末における流動資産は55億70百万円となり、前事業年度末に比べ5億2百万円増加いたしました。固定資産は45億74百万円となり、前事業年度末に比べ1億16百万円増加いたしました。 この結果、総資産は101億44百万円となり、前事業年度末に比べ6億19百万円増加いたしました。 (負債) 当事業年度末における流動負債は5億2百万円となり、前事業年度末に比べ1億25百万円増加いたしました。固定負債は2億97百万円となり、前事業年度末に比べ60百万円増加いたしました。 この結果、負債合計は8億円となり、前事業年度末に比べ1億85百万円増加いたしました。 (純資産) 当事業年度末における純資産は93億44百万円となり、前事業年度末に比べ4億33百万円増加いたしました。 この結果、自己資本比率は92.1%(前事業年度末は93.5%)となりました。 当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、主要顧客である電子部品業界の動向や、同業他社との受注競争の激化などが考えられます。 また、電子部品業界におきましては、技術革新のスピードが速く、製品の高精度化が著しいことから、当社は、お客様の要求する高精度な製品をより効率的に生産・販売ができるように取り組んでまいります。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項」に記載しております。財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があると考えております。 なお、将来事業計画等の見込数値に反映させることが難しい要素もありますが、期末時点で入手可能な情報を基に検証等を行っております。 (繰延税金資産) 当社は、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (固定資産の減損処理) 当社は、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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