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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

鎌倉新書

Kamakura Shinsho, Ltd.6184 · Prime · サービス業

終活領域のマッチングプラットフォームを運営し、葬儀・お墓・仏壇から相続・介護までワンストップで提供する。

概要

鎌倉新書は、葬儀・お墓・仏壇・相続・介護といった終活全般の情報ポータルサイトを運営する企業である。1984年に仏壇仏具業界向け出版社として創業し、2000年に「いい葬儀」を開設して以降、オンラインマッチングプラットフォームへと事業を転換。年間約20万人のユーザーが利用し、葬儀社などからの掲載料収入を主な収益源とする。2026年1月期の連結売上高は83億円、営業利益11.6億円、従業員数244人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

掲載料収入を柱とするマッチングビジネス

鎌倉新書のビジネスモデルは、終活に関心を持つユーザーと葬儀社・霊園・仏壇店などの事業者をウェブ上で結びつけるマッチングプラットフォーム運営にある。ユーザーは無料で各ポータルサイトを利用・比較でき、事業者は掲載料を支払う。この掲載料収入が売上の大部分を占め、2026年1月期の売上高83億円のうち、終活事業が82.9億円、残りは終活関連書籍出版事業の0.45億円である。利益率は営業利益率で約13.9%と安定的に推移しており、高齢化の進展を背景に市場は拡大傾向にある。

葬儀・お墓・仏壇から相続・介護へ広がるサービス

同社は「いい葬儀」「いいお墓」「いい仏壇」といった3つの基幹ポータルに加え、2010年代後半から相続・不動産の「いい相続」、介護あっせん、単身高齢者向けサービス、官民協働事業などへ領域を拡大している。2026年1月期には、官民協働事業が前年比33.7%増、介護事業が同24.8%増、葬祭事業が同12.8%増と、いずれも堅調に成長した。1つのプラットフォームで終活の多様なニーズに対応する「ワンストップ」戦略を掲げ、グループ全体で約20万人のユーザー基盤を抱える。

子会社を通じた終活エコシステムの構築

鎌倉新書は単体でのポータル運営にとどまらず、M&Aや子会社設立を通じて事業領域を拡充してきた。連結子会社には、お別れ会プロデュース事業を手掛けるハウスボートクラブ、介護あっせん・見守りサービスのエイジプラス、少額短期保険を提供するベル少額短期保険などが含まれる。2025年6月には終活総合サイト「ライフドット」を事業譲受し、同年12月にはSOMPOホールディングスと資本業務提携契約を締結した。これらの取り組みにより、葬儀・お墓・仏壇だけでなく、生前の介護や保険、相続まで一貫してカバーするエコシステムの形成を目指している。

年間20万人が利用する終活の情報基盤

同社のポータルサイト群は、終活を初めて経験するユーザーと事業者の間の情報非対称性を解消する役割を担う。年間約20万人のユーザーがサイトを通じて葬儀社や霊園、相続専門家などを比較・検討し、成約に至る。蓄積された顧客データ(地域・予算・課題など)は、AIによる解析や新サービスの開発にも活用される。同社はこれを「終活インフラ」と位置づけ、2065年に65歳以上人口割合が38.4%に達するとされる超高齢社会において、必須の情報基盤となることを目指している。

業界の中での役割は終活領域のプラットフォーマーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
83億円
営業利益
12億円
営業利益率
14.5%
純利益
8億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/1
事業売上構成比利益利益率
終活事業83億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01終活関連(葬儀・お墓・仏壇・相続・介護等)主力

高齢者とその家族の終活における多様なニーズに対し、適切な事業者を紹介するマッチングプラットフォームを運営。葬儀、お墓、仏壇に加え、相続や不動産等のアセットマネジメント、介護、単身高齢者向けサービスなどをワンストップで提供する。年間約20万人のユーザーが利用する。

終活領域におけるNo.1プラットフォーマー

主な製品・サービス2
マッチングプラットフォーム(葬儀・お墓・仏壇・相続・介護等)
高齢者や家族が終活に関する事業者を検索・比較・依頼できるオンラインプラットフォーム。地域、予算、課題に応じて最適な事業者を紹介する。
終活関連コンテンツ
終活に関する情報提供や相談サービス。顧客データを活用し、新サービスの拡充や集客に利用される。

製品と技術

ポータルサイト「いい葬儀」と葬儀社マッチング

「いい葬儀」は2000年10月に開始された同社の基幹サービスである。全国の葬儀社を地域・費用・サービス内容で検索・比較できるプラットフォームで、ユーザーが希望条件を入力すると複数の葬儀社から見積もりを取得できる。サイト上には葬儀のマナーや流れを解説するコンテンツも充実しており、初めて葬儀を手配する家族にとっての情報ハブとして機能している。2026年1月期の葬祭事業売上は前年比12.8%増と堅調に推移し、同社の収益の大きな柱となっている。

「いいお墓」「いい仏壇」による墓地・仏壇の検索サービス

2003年12月に開始された「いいお墓」は、霊園・墓地を地域や形式(一般墓・永代供養など)から検索できるサイトである。同時期に開始された「いい仏壇」では、仏壇店の検索や仏壇の種類・価格帯の比較が可能。両サービスとも、ユーザーが直接事業者に問い合わせる仕組みであり、同社は掲載料を得る。これらのプラットフォームは、葬儀後の二次的な終活ニーズに対応するもので、年間約20万人のユーザーが利用するエコシステムの一部を構成している。

生前領域の「いい相続」と「終活相談窓口」

「いい相続」は2020年6月に開始された相続・不動産に関するポータルサイトである。司法書士や税理士、不動産会社などの専門家を検索・比較でき、生前の資産承継や遺言作成、相続手続きまでをカバーする。また、2022年8月には墨田区錦糸町マルイ内に実店舗「窓口de終活」(現「シニアと家族の相談室」)を開設し、対面での終活相談に対応している。これにより、オンラインとオフラインの両方で生前から死後までのニーズを拾う体制を整えている。

保険・介護・見守りサービスをカバーするグループ会社

グループ子会社を通じて、終活の周辺領域にもサービスを広げている。エイジプラスは介護施設のあっせんや単身高齢者向けの見守りサービスを提供し、ベル少額短期保険は少額短期保険(ペット保険や葬儀費用保険など)を手掛ける。2024年11月にはエイジプラスがユウテル株式会社を買収し、さらに介護関連サービスを強化した。これらのサービスは、同社のポータルサイトからも紹介されており、顧客データを活用したクロスセルが図られている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 終活関連(葬儀・お墓・仏壇・相続・介護等)終活領域におけるNo.1プラットフォーマー

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

終活・相続領域で国内首位、内需依存の成長型

葬儀・お墓・相続などの終活分野で国内有数の情報プラットフォームを運営し、業界首位級の地位を確立。高齢化進展を追い風に顧客基盤を拡大しており、同業のジンジブやイシンなど人材・就業支援に強みを持つ企業と比べ、終活というニッチ領域に特化している点が差別化要因。売上高は2024年1月期の59億円から2026年1月期に83億円へと拡大し、営業利益率も14%台と高水準で推移。国内需要に依存するビジネスモデルのため、人口動態の変化が成長の鍵を握る。海外展開や新規領域への投資は限定的で、国内シェアの深耕とサービスの多様化が今後の成長戦略の中核。

強み

  • 葬儀・お墓・相続等の終活情報プラットフォームで国内最大級のシェアを確保。
  • 売上高が2年連続増収で、2026年1月期は83億円と前期比17%増を見込む。
  • 営業利益率が2026年1月期に14.46%と、高付加価値サービスを提供。
  • 人口高齢化により終活市場が拡大し、安定した需要が見込まれる。

課題

  • 国内市場に特化しており、少子高齢化以外の成長ドライバーに欠ける。
  • 売上高は拡大するが、市場競争激化で利益率の維持が課題。
  • 終活以外の領域への多角化が遅れており、成長の持続性に不安。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字が鎌倉新書

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14839WOWOW290億円22.0倍
23922PR TIMES286億円12.1倍
33696セレス262億円12.1倍
42461ファンコミュニケーションズ259億円31.9倍
52148アイティメディア251億円19.5倍
66184鎌倉新書236億円27.9倍
76050イー・ガーディアン216億円29.6倍
83662エイチームホールディングス183億円30.3倍
92491バリューコマース170億円
106533Orchestra Holdings116億円160.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

仏壇仏具業界向け出版社として1984年に創業

鎌倉新書は1984年4月、東京都豊島区で資本金200万円により設立された。創業時の事業は仏壇仏具業界向けの書籍出版であり、業界専門誌やガイドブックを発行していた。1986年には本社を中央区日本橋浜町へ移転、その後も日本橋エリア内で何度か移転を繰り返しながら事業を拡大した。1998年6月には日本橋久松町へ移転し、出版事業の基盤を固めた。この時期の出版ノウハウが、後年のインターネット上の情報提供事業への展開につながっている。

「いい葬儀」開設でインターネット事業に参入した2000年

2000年10月、同社は全国の葬儀社検索と葬儀マナー情報を提供するポータルサイト「いい葬儀」を開設した。これは同社にとって初のインターネット事業であり、出版で培った業界知識をウェブに応用したものである。2001年6月には月刊誌「月刊『仏事』(現『終活』)」を創刊、2002年にはニュースレター「なごみ」「きづな」「はるか」を順次発売し、紙媒体とデジタルの両軸で情報提供を始めた。2003年12月には霊園・墓地検索の「いいお墓」、仏壇店検索の「いい仏壇」を開始し、終活ポータル群を拡充した。

上場と市場第一部への昇進で資金調達力を強化した2015~2017年

2015年12月、鎌倉新書は東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場時の売上高は11億円(2016年1月期)であったが、その後も成長を続け、2017年7月には東証市場第一部への市場変更を果たした。上場による資金調達と知名度向上を背景に、以降のM&Aや新規事業投資を加速させる基盤を築いた。2018年には子会社2社(Care pets、みんなのパソコン倶楽部)を設立するも、いずれも2019年に清算されており、試行錯誤の時期でもあった。

M&Aと子会社設立で事業領域を拡大した2019~2022年

2019年2月、同社はハウスボートクラブの株式を一部取得し子会社化した(お別れ会プロデュース事業)。同年9月には本社を現所在地の中央区京橋へ移転。2020年6月には相続ポータル「いい相続」を開始し、終活の生前領域へ踏み出した。2021年8月には子会社エイジプラスを設立し、同年10月に介護あっせん・見守りサービス事業を吸収分割で取得した。2022年2月にはハウスボートクラブが同社からお別れ会プロデュース事業を吸収分割し、グループ内の事業整理を進めた。2022年4月の東証市場区分見直しにより、プライム市場へ移行している。

保険・不動産への進出とSOMPOとの資本提携に至った2023~2025年

2023年11月、同社は子会社鎌倉新書ライフパートナーズを設立し、終活関連のライフプランニング事業を開始。同時にプライバシーマークを取得し、個人情報保護体制を強化した。2024年11月にはベル少額短期保険を子会社化し、保険領域に進出。さらにエイジプラスを通じてユウテル株式会社を買収した。2025年6月には終活総合サイト「ライフドット」を事業譲受、8月にはKS不動産パートナーズを設立した。そして2025年12月、SOMPOホールディングスと資本業務提携契約を締結し、保険・介護・相続の連携を視野に入れた大規模協業の道を開いた。

年表33件を開く

1980年代

  • 1984年4月創業東京都豊島区において、仏壇仏具業界向け書籍の出版を事業目的とした、株式会社鎌倉新書(資本金2百万円)を設立
  • 1986年8月中央区日本橋浜町に本社を移転

1990年代

  • 1998年6月中央区日本橋久松町に本社を移転

2000年代

  • 2000年10月全国の葬儀社検索、お葬式のマナーや葬儀に関するポータルサイト「いい葬儀」を開始
  • 2001年6月月刊誌「月刊『仏事』」創刊号発売(現 月刊『終活』)
  • 2002年2月ニュースレター「なごみ」「きづな」「はるか」を順次発売
  • 2003年12月霊園・墓地・お墓さがしのポータルサイト「いいお墓」を開始
  • 2003年12月仏壇と仏壇店さがしに関するポータルサイト「いい仏壇」を開始
  • 2006年7月エンディングノート「旅立ちの準備ノート」を発売
  • 2008年10月全国“優良”石材店と霊園さがしのポータルサイト「優良墓石・石材店ガイド」を開始

2010年代

  • 2010年1月創業既に亡くなられている大切な方へ宛てた手紙を公募、選考、書籍化を行う「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」実行委員会を設立 全国の葬儀社、仏壇店、墓石店等の供養業者へ参画の募集を開始
  • 2010年8月中央区日本橋大伝馬町に本社を移転
  • 2014年4月中央区日本橋本石町に本社を移転
  • 2015年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2016年10月中央区八重洲に本社を移転
  • 2017年7月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2018年2月創業株式会社鎌倉新書Care pets設立(2019年5月 清算結了)
  • 2018年3月創業株式会社鎌倉新書みんなのパソコン倶楽部設立(2019年11月 清算結了)
  • 2019年2月M&A株式会社ハウスボートクラブの株式の一部を取得し子会社化(現 連結子会社)
  • 2019年9月中央区京橋に本社を移転

2020年代

  • 2020年6月相続に関するポータルサイト「いい相続」を開始
  • 2021年8月株式会社エイジプラス設立(現 連結子会社)
  • 2021年10月株式会社エイジプラスが株式会社エイジプラス(本店所在地:大阪府大阪市中央区大手前一丁目7番31号)から介護あっせん事業及び見守りサービス事業等を吸収分割
  • 2022年2月株式会社ハウスボートクラブが当社からお別れ会プロデュース事業を吸収分割
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年8月墨田区錦糸町マルイ店に終活相談窓口『窓口de終活』を開設(現 シニアと家族の相談室)
  • 2023年11月株式会社鎌倉新書ライフパートナーズ設立(現 連結子会社)
  • 2023年11月個人情報保護体制確立のため「プライバシーマーク」取得
  • 2024年11月M&Aベル少額短期保険株式会社の株式の一部を取得し子会社化(現 連結子会社)
  • 2024年11月M&A連結子会社の株式会社エイジプラスがユウテル株式会社の全株式を取得し子会社化(現 連結子会社(孫会社))
  • 2025年6月株式会社エイチームライフデザインが運営する終活総合サイト「ライフドット」を事業譲受
  • 2025年8月株式会社KS不動産パートナーズ設立(現 連結子会社)
  • 2025年12月SOMPOホールディングス株式会社と資本業務提携契約を締結

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    終活領域全体の価値向上とワンストップ化

    グループ各社の顧客基盤やノウハウを統合し、顧客のライフイベントに合わせた最適なソリューションを一貫して提供。あらゆる終活サービスをワンストップで利用できる環境を整え、ブランド力向上とクロスユース促進を図る。

  2. 02

    終活の有効性と顧客便益の浸透

    多様化するニーズを捉え、生前領域を含む全ステージで顧客に寄り添った情報発信とサービス提供を強化。高度なサービスについて適切な情報発信を行い、顧客基盤拡充と便益最大化を実現し、終活インフラの浸透を進める。

  3. 03

    AI活用によるデータ基盤強化とマッチング高度化

    顧客相談データを自然言語処理等で解析し潜在的ニーズを抽出。終活サービスや法規制の動向をAIで自動収集し、網羅的データベースを常に最新化。マッチングプラットフォームとサポート体制の最適化により、顧客満足度と収益性向上を図る。

  4. 04

    資本業務提携による顧客基盤拡充

    SOMPOホールディングスとの資本業務提携を通じ、同社グループの介護・生命保険事業と連携。切れ目なくワンストップで終活サービスを提供する体制を構築し、世代を超えた「終活インフラ」実現を加速する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で244人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は684万円で、9期前と比べて+10.2%平均年齢は37.7歳、平均勤続年数は3.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月51
2018年1月75
2019年1月87
2020年1月62136.93.1115
2021年1月60737.53.1139
2022年1月61537.23.1171
2023年1月61838.43.3190
2024年1月61137.63.4198
2025年1月64737.33.0234385
2026年1月68437.73.0244492

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社 — 東京都中央区1,285百万円
本社 — 東京都江東区147百万円
本社 — 福岡県福岡市博多区100百万円
本社 — 東京都中央区16百万円
本社 — 東京都大田区1百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ハウスボートクラブ(注)2
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権50.2%
  • 国内
    株式会社エイジプラス(注)3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社鎌倉新書ライフパートナーズ(注)4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ベル少額短期保険株式会社
    福岡県福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権71.6%
  • 国内
    ユウテル株式会社(注)5、6
    東京都大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社KS不動産パートナーズ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は83億円営業利益12億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.9%、利益が+33.3%。

売上高
+16.9%
83億円
営業利益
+33.3%
12億円
純利益
+14.3%
8億円
営業利益率
14.5%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高105億円83億円
営業利益17億円12億円
純利益11億円8億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は22億円、営業利益は3億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+46.7%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1417.11
2024年2Q14214.31
2024年3Q15213.31
2024年4Q162
2025年1Q1516.71
2025年2Q17317.61
2025年4Q39512.85
2026年2Q40615.04
2026年4Q43614.04
2027年1Q22313.62

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は6億円から83億円へ13.8倍に増えた。直近期の営業利益率は14.5%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月610
2014年1月810
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2015年1月900
2016年1月1121
2017年1月1332
株式会社鎌倉新書Care pets設立(2019年5月 清算結了)
2018年1月1743
株式会社ハウスボートクラブの株式の一部を取得し子会社化(現 連結子会社)
2019年1月2574
2020年1月3386
株式会社エイジプラス設立(現 連結子会社)
2021年1月3232
墨田区錦糸町マルイ店に終活相談窓口『窓口de終活』を開設(現 シニアと家族の相談室)
2022年1月3854
株式会社鎌倉新書ライフパートナーズ設立(現 連結子会社)
2023年1月5075
ベル少額短期保険株式会社の株式の一部を取得し子会社化(現 連結子会社)
2024年1月5985
株式会社KS不動産パートナーズ設立(現 連結子会社)
2025年1月719912.77
2026年1月83121214.58

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高83億円のうち、営業利益として残るのは12億円14.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の9.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.6%37億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金41.0%34億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.5%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
55.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.9pt
14.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.6pt
9.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.9pt
15.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
21.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年1月期は営業CFが13億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は42億円で、売上の6.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年1月00204
2015年1月00004
2016年1月20026
2017年1月2−1117
2018年1月2−110118
2019年1月4−10320
2020年1月3−42−122
2021年1月2−20022
2022年1月5−10427
2023年1月9−1−10825
2024年1月4−4−5020
2025年1月6−4−2221
2026年1月13−816542

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は81億円。このうち返さなくてよい自己資本が63億円で、自己資本比率は75.1%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月31234.7
2014年1月63345.3
2015年1月73442.1
2016年1月96371.7
2017年1月119281.0
2018年1月2522389.9
2019年1月3026485.6
2020年1月3935490.0
2021年1月4037391.9
2022年1月4137489.6
2023年1月4334978.2
2024年1月4032877.8
2025年1月54381668.5
2026年1月81631875.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
42億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
30億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
18億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
99
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中92位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中219位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
16.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥572で、1年前と比べて-0.3%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥572-4.0%1ヶ月+9.0%1年-0.3%時価総額236億円
過去52週の値幅
安値¥444高値¥698

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.9倍
PER (会社予想)21.4倍
PBR4.17倍
配当利回り3.50%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に567円と、前日比2.53%上昇し、52週安値444円から27.7%上昇しています。直近1カ月では6.18%上昇と強い上昇トレンドにあります。25日移動平均線(530円)を大きく上回っており、RSIは77.78と買われすぎの水準に達しています。出来高も8月14日に248600株と急増しており、上昇局面が確認できます。ただし、買われすぎによる調整リスクには注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは実績27.7倍と同業界平均22.98倍を上回り、PBRは4.14倍で平均3.31倍を超過。ROE15.7%は高く成長性が評価される一方、予想PER21.2倍でもなおやや割高感。配当利回り3.53%と利回りは平均2.31%を上回る良好さだが、配当性向96.1%と高水準で増配余地に限りがある。成長と還元のバランスは取れているが、株価にはやや過熱感がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.9倍23.4倍
PER (予想)21.4倍
PBR4.17倍3.51倍
ROE15.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

終活・葬儀情報サイトというニッチ市場で首位を走るが、市場規模の限界と競争激化が焦点。強気派は高齢化による葬儀需要の増加とインターネットでの情報収集の習慣化を挙げ、今後も安定成長が続くと見る。一方弱気派は、人口減少や費用抑制志向で葬儀単価が低下する可能性、葬儀社の広告費削減、新規参入による競争激化を懸念する。また業績は好調だが、将来の成長余地や収益性の持続性が論点。

プラスに働く材料7
  • 高齢化で市場拡大

    2025年1月期売上71億円、2026年1月期83億円と増収見通し

  • ポータル首位の強み

    葬儀情報サイトで認知度が高く、集客力がある

  • 利益率の改善基調

    営業利益率12.7%から14.5%へと改善見込み

  • 26/1期は営業利益12億円で過去最高通年影響

    営業利益は前期9億円から3億円増、売上高83億円も過去最高

  • 営業利益率が14.46%へ1.78ポイント改善通年影響

    売上高83億円に利益率改善を掛け、約1.5億円の増益効果

  • 予想PER21.2倍と実績27.7倍から低下決算発表後影響

    予想PERは実績比23%低下、市場の増益予想を反映

  • 配当利回り3.53%と高水準で下支え継続影響

    現在の配当利回りは3.53%と市場平均を上回り、株主還元が厚い

マイナスに働く材料7
  • 市場規模の限界

    葬儀市場は国内で横ばい、成長余地が限定的

  • 競争激化の懸念

    新規参入や無料サービスで掲載料引き下げ圧力

  • 単価低下のリスク

    簡素化志向で葬儀単価が下がる可能性

  • 売上高成長率が20%から17%に減速通年影響

    売上高は前期+20.3%から+16.9%に鈍化、成長減速が嫌気される

  • 純利益8億円、営業利益の増益率を下回る通年影響

    純利益は前期比14%増、営業利益33%増の半分以下

  • 株価は1年で-1.02%とほぼ横ばい継続影響

    年間リターンは-1.02%と市場平均を下回り、投資家の関心が薄い

  • 外国人保有比率10.23%と低位で需給が細い継続影響

    外国人持ち分は10.23%と低位、海外マネーの流入が限定的

次の決算で確かめる点
掲載葬儀社数
収益基盤であり、ネットワーク拡大の指標
サイト会員数・アクセス数
広告価値を左右する集客力の指標
広告単価
掲載料収入の直接的なドライバー
葬儀単価動向
市場の需要構造の変化を捉える

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.50%。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
3.50%
いまの株価に対して
配当性向
96.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年1月325.1
2020年1月30.018.1
2021年1月1−66.723.9
2022年1月2100.019.4
2023年1月325.018.2
2024年1月460.025.0
2025年1月20400.0113.3
2026年1月200.096.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ11,579人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.8%を占め、残る60.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他40.942.941.048.557.949.1
金融機関27.531.932.629.122.420.5
事業法人8.48.58.88.68.719.3
外国法人20.914.416.012.08.59.9
証券会社2.12.21.51.62.40.9
外国人個人0.20.20.20.20.30.3
自己株式0.00.02.75.15.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01清水 祐孝27.63
02SOMPOホールディングス株式会社10.00
03株式会社かまくらホールディングス7.77
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.09
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.20
06株式会社SMBC信託銀行 管理信託(A019)3.88
07株式会社SMBC信託銀行 管理信託(A020)3.88
08THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行)3.65
09THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.00
10BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.96

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-14
    清水 祐孝
    変更報告
    35.40%
    -1.95pt
  • 2026-08-14
    清水 祐孝
    新規の大量保有報告
    35.40%
  • 2026-08-04
    清水 祐孝
    新規の大量保有報告
    35.40%
    -1.95pt
  • 2026-05-12
    アセットマネジメントOne株式会社
    新規の大量保有報告
    7.17%
    -1.10pt
  • 2026-04-22
    みずほ証券 株式会社
    新規の大量保有報告
    0.05%
    -0.07pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+353%、1株純資産は14期で+711%。直近期のROEは15.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月51829.727.7
2014年1月53915.5
2015年1月0103.7
2016年1月41927.526.5
2017年1月62726.938.0
2018年1月76016.381.220.7
2019年1月117016.0126.025.1
2020年1月179120.995.018.1
2021年1月5955.0185.423.9
2022年1月9949.854.619.4
2023年1月128912.989.518.2
2024年1月148516.344.625.0
2025年1月1910020.127.4113.3
2026年1月2014815.728.296.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/1期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
清水祐孝代表取締役 会長CEO63
小林史生代表取締役 社長COO52
余語邦彦取締役69
玉木彰取締役48
新森公夫取締役 監査等委員73
河合順子取締役 監査等委員51
下村朱美取締役 監査等委員69

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3858528
社外取締役527275

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,263字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、仏壇仏具業界向けの出版社からスタートし、葬儀、お墓、仏壇を主軸とした終活領域へと事業を広げてまいりました。2019年以降は超高齢社会におけるあらゆる課題を解決する「終活インフラ(国民の生活を支える基盤)」の実現を目指し、相続や不動産等のアセットマネジメント事業、介護事業、単身高齢者向け事業、全国の地方自治体との取り組みである官民協働事業など、新たなサービスの拡充を積極的に行っております。 なお、当社グループを取り巻く事業環境については、我が国において2040年頃まで死亡者数が増加傾向にあると予測されており、2065年には全人口に占める65歳以上の高齢者の割合が38.4%(注1)に達するとみられています。このような背景から、当社グループが属する終活領域の市場は当面拡大傾向にあり、事業機会はますます増加していくものと考えております。 注1:内閣府「令和7年版高齢社会白書」 (1)当社グループのビジネスモデル 当社グループは、終活に取り組む高齢者やご家族の多様なニーズに応じて、適切な事業者をご紹介するマッチングプラットフォームの運営を主な事業とし、年間約20万人のユーザーが当社サービスを利用しております。介護施設や葬儀社探しなどは多くの人々にとって人生で初めての経験であり、日常的に繰り返される出来事ではありません。そのため、ユーザーと事業者との間には大きな情報の非対称性が存在しており、今後も終活領域におけるマッチングプラットフォームビジネスの需要は、高まっていくと考えております。 今後も当社グループでは、超高齢社会における「終活」に特化した多様なサービスを拡充していくことで、当該領域での№1プラットフォーマーとしてのポジションをより強固なものにしてまいります。そして、高齢者とその家族の「終活」における、あらゆる希望や課題を解決する「終活インフラ」を構築し、我が国の社会に貢献してまいります。 (2)当社グループのサービスラインナップ 現在、高齢者とそのご家族の終活における課題は多岐にわたり、それらにワンストップで応える専門家へのニーズが高まっております。顧客の課題に耳を傾け、葬儀、お墓、仏壇にとどまらず、2019年以降多くの新サービスを開始しております。今後もお客様のニーズを捉え、お客様の課題解決を支援する当社独自の体制構築を推進してまいります。 (3)当社グループが目指す終活エコシステム 当社グループが提供するコンテンツやサービスをご利用いただくことで、地域、予算、課題などの個別性の高い顧客データが蓄積されます。それらの膨大な顧客データを新サービスの拡充や集客に活用してまいります。さらにAI等を活用していくことで、より精度の高いデータベースを構築してまいります。これにより当社独自のエコシステムが形成され、これをもってわが国における唯一無二の終活インフラ企業を目指してまいります。 当社グループの事業の系統図は次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,692字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・経営戦略等 当社グループは、「私たちは、明るく前向きな社会を実現するため、人々が悔いのない人生を生きるためのお手伝いをします」をミッションに掲げ、高齢社会の進展に伴いニーズが拡大する高齢者やそのご家族に向けて、終活にまつわる課題解決のための情報やサービスを提供し、「終活インフラ」を構築することで社会に貢献することを経営方針としております。 (2) 経営環境とそれに対応する経営戦略 日本の高齢化率は年々高まり続けており、様々な社会課題が生じております。当社グループはミッションに則り、葬儀やお墓など、「こころ」のつながりのことだけでなく、遺言や相続、不動産などの「おかね」のことや、介護・終末期医療などの「からだ」のこと、ほかにも「生前整理」「思い出」「家族へのメッセージ」など、人生をより良く生きるために大切なこと、必要なことはすべてお手伝いをいたします。これにより超高齢社会に確かな価値を提供し続けることで、さらなる社会への貢献を目指してまいります。 (3) 目標とする経営指針 当社グループは、上記の経営戦略に基づいた重要な経営指標として、当社のサービスをどれだけの人に紹介することができたかを示す「紹介数」、紹介したユーザーが当該サービスの利用を決めたことを示す「成約数」を重視しております。加えて、継続的な会社の成長を示す「売上高」「営業利益」及び「EBITDA」を重要な経営指標とし、良好な財務体質と資本効率の実現のため、「ROE」「EPS」を重要な財務指標としております。 (4) 優先的に対処すべき課題 当社グループは、「(1) 経営方針・経営戦略等」に記載の当社グループの経営方針を実現するため、優先的に対処すべき課題について以下のとおり取り組んでまいります。 当社グループは、これまでに「多様な集客チャネルの獲得」「クロスユースの強化」「生前期終活サービスの拡充」を重点課題として掲げ、顧客データベースの強化や新サービスの展開等を通じて着実に事業基盤を拡充してまいりました。今後は、終活業界における総合的なインフラストラクチャー(社会基盤)の構築を加速させ、誰もが最適なサービスを享受し、幸福な人生を送ることのできる社会の実現に向け、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 終活領域全体の価値向上 多様化する顧客の終活ニーズに的確に応えるためには、グループ全体でのシームレスな連携が不可欠であります。当社グループ各社が有する顧客基盤やノウハウを有機的に統合し、顧客とのあらゆる接点において、統一された質の高いサポート体制を構築してまいります。これにより、顧客のライフイベントに合わせた最適なタイミングでソリューションを提案し、グループ全体でのブランド力向上とクロスユースのさらなる促進を図ってまいります。あらゆる終活領域サービスがワンストップで利用できる環境を当社グループが提供することにより、終活全体の価値向上に努めてまいります。 ② 終活の有効性及び顧客便益の浸透 終活の領域は、お墓や葬儀にとどまらず、介護、相続、保険、健康寿命の延伸など多岐にわたりますが、依然として終活領域の各種サービス利用に対する心理的ハードルが高いと感じている顧客は少なくありません。また、高齢社会においてどのような終活が人生を豊かにし得るかについて、その理解が十分に浸透しているわけではないと認識しております。当社グループは、これまで拡充してきた事業基盤をもとに、多様化するニーズを的確に捉え、生前領域を含めたすべてのステージにおいて、顧客一人ひとりのお気持ちに寄り添った情報発信とサービス提供を強化、促進してまいります。加えて、終活関連サービスのうち一定の事前知識がなければ便益を感じづらい高度なサービスについて適切な情報発信を行い、顧客基盤の拡充及び顧客便益の最大化を実現し、終活インフラのさらなる浸透に努めてまいります。 ③ AI活用に関する研究開発 長期的な視点で顧客に最適な価値を提供し続けるためには、顕在的ニーズに応えることはもとより、個人により異なる多様な潜在的ニーズを迅速かつ精緻に把握することが重要であると考えております。また、当社グループ各社の主要事業の内容を踏まえれば、日々変化・拡大する終活領域全体で提供されているあらゆるサービスを的確に把握し続ける必要があります。当社グループでは、顧客からのご相談内容や接客におけるコミュニケーションデータを自然言語処理などのAI技術を用いて多角的に解析し、新たなニーズの兆しをいち早く抽出する等によりAIの利活用を推進してまいります。さらに、世の中の新しい終活サービスや、それらに関わる法規制の動向をAIで自動収集・整理等することにより、網羅的なサービスデータベースを常に最新の状態に保つなど、精緻な把握とデータ基盤の強化を実現することにより、マッチングプラットフォームの高度化と顧客サポート体制の最適化を推進いたします。質の高いソリューションの継続的な提供を通じて、顧客満足度と当社グループの収益性の向上を確立してまいります。 ④ 資本業務提携を通じた顧客基盤の拡充 高齢社会の進展や単身世帯の増加に伴い、生前の介護や保険から、ご逝去後の各種手続き、さらには残されたご家族のケアにいたるまで、お客様が直面する終活の課題は複雑化・長期化しています。しかしながら、現状の終活領域は、各分野ごとに分断されていることが多く、多岐にわたるニーズに一貫して寄り添える包括的なサポート体制の確立が急務となっています。この課題を解決するため、当社グループは2025年12月に締結したSOMPOホールディングス株式会社との資本業務提携契約を通じて新たな価値創造を推進してまいります。当社グループが有する終活領域における情報プラットフォームやノウハウと、SOMPOホールディングス株式会社グループの介護事業(SOMPOケア株式会社)や生命保険事業(SOMPOひまわり生命保険株式会社)などのウェルビーイング事業を連携させます。これにより、切れ目なくワンストップで終活関連サービスを提供する体制を構築し、世代を超えて長く寄り添う「終活インフラ」の実現を加速させてまいります。
事業等のリスク4,589字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境に関するリスクについて ①インターネットの普及について 当社グループは、運営するポータルサイトを通じてユーザーと取引先を結びつけることにより、ポータルサイトのユーザーに必要とされる情報やサービスを提供することを主たる事業としております。このため、インターネット及び関連サービスの更なる普及が事業の成長を図る上で重要であると考えております。特に高齢者におけるインターネットの普及は今後も継続していくと考えておりますが、インターネットの普及に伴う個人情報の漏洩、改ざん、不正使用等や、社会道徳または公序良俗に反する行為等への対応としての新たな法的規制導入や、その他予期せぬ要因によって、インターネット及び関連サービス等の普及が阻害されるような事象が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②他社との競合について 当社グループは、運営するポータルサイト等を通じて終活にかかる様々な情報やサービスをユーザーに提供しており、更なる情報量の拡張や新たなサービスの提供に取り組むことで、競争力の向上を図っております。 しかしながら、当社グループと同様に終活にかかる情報を提供している企業や新規参入企業との競争激化により、ユーザー数の減少、手数料の縮小が起こり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③技術革新への対応について 当社グループは、主にインターネットを活用した事業を展開しておりますが、インターネット関連分野は新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入が相次いで行われ、非常に変化の激しい業界となっております。また、ハード面においては、スマートフォンの普及が急速に進んでおり、新技術に対応した新しい事業が相次いで展開されております。 このため、当社グループではこれらに対応すべく、インターネットに関する技術、知見、ノウハウの取得に注力しておりますが、係る知見やノウハウの取得に困難が生じた場合、または技術革新に対する当社の対応が遅れた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に関するリスクについて ①特定のサイトへの依存について 当社グループは様々なポータルサイトを運営しておりますが、「いい葬儀」「いい仏壇」「いいお墓」の3サイトに係る売上高比率は2026年1月期で約51.0%となっており、これら3サイトに係る収入への依存が高い状況にあります。このため、今後予期せぬ事象の発生等によりこれら3サイトのユーザー数が減少したり、サイトの運営が困難となった場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社は常にユーザーのニーズに沿ったサービス、サイト構成、システム構築を心掛けて改良を加えておりますが、当社が行った改良がユーザーに受け入れられないものであった場合、ユーザーが減少し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②新規事業について 当社グループは終活市場におけるユーザーの多様化するニーズに応えるため、常に新しいサービスの提供を検討し、実施しております。新規事業の展開においては、当社グループ内で事業開発及びシステム開発を行う必要があります。その際、当社グループでは新規事業の蓋然性を十分考慮した上で、開発を行っておりますが、当該開発が何らかの影響で想定以上の工数を要した場合や、ユーザーの獲得に結びつかなかった場合は当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、新規事業を展開する中で、必要に応じて他社との業務提携等を検討し、実行してまいりますが、想定していた相乗効果が業務提携等から得られなかった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③システムやインターネット接続環境の不具合について 当社グループは、主にインターネットを通して、ユーザーに対し終活に関する情報を提供しており、当社グループのシステムやインターネット接続環境の安定的稼働は、当社グループが事業を行っていく上で根幹となるものであります。当社グループは、サーバーが停止することで事業の遂行に影響が出ないように、データのバックアップを逐一行う等、リスク回避を図っております。また、外部からの不正なアクセスが出来ないように、一定のセキュリティを確保しております。 しかしながら、自然災害や事故、ユーザー数やデータ量の増大に伴うアクセス数の急増による通信障害、ソフトウエアの不具合、ネットワーク経由の不正アクセスやコンピュータウイルスの感染等の予期せぬ事態が発生した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④サイト機能の拡充及びシステム投資について 当社グループでは、ユーザーのニーズに沿ったサービスの拡充や、IT技術の進展に伴う新たな機能の追加を継続して行い、サイトの活性化及び利便性の強化を図っております。しかしながら、それらの施策が当社の想定どおりに進捗しない、また、システム投資及びそれに付随する人件費等の経費が想定以上に増加した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤当社グループサイトの集客における外部検索エンジンへの依存について 当社グループが運営するサイトに訪れるユーザーは、概ね検索エンジン経由であり、これらの集客は各社の検索エンジンの表示結果に依存しています。検索結果についてどのような条件により上位表示されるかは、各検索エンジン運営者に委ねられており、その判断に当社グループが介在する余地はありません。当社グループは積極的なブランディングプロモーション活動を通じてブランド力を高め、検索エンジンに依存しない集客の比率を高めるとともに、検索結果において上位に表示されるべくSEO等の必要な対策を進めていますが、今後、検索エンジン運営者における上位表示方針の変更等、何らかの要因によって検索結果の表示が当社にとって優位に働かない状況が生じる可能性もあり、その場合、当社グループが運営するサイトへの集客効果が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 事業体制について ①内部管理体制について 当社グループは、更なる事業の拡大や継続的な成長のために、今後も内部管理体制を充実・強化させていく方針でありますが、事業の拡大に合わせた適時・適切な人員配置等、組織的な対応が出来なかった場合は事業の拡大や継続的な成長の妨げとなり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②人材確保と育成について 当社グループは、終活に関する情報やサービスをユーザーに提供する事業を展開しており、競争力のある情報やサービスを提供していくためには、優秀な人材の確保と育成が不可欠と考えております。そのため、当社グループは事業計画に合わせた優秀な人材の確保及び育成を行っていく方針でありますが、当社グループの求める人材を計画どおりに確保、育成できなかった場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③情報管理体制について 当社グループは、主にインターネットを通して、終活に関わる各種の個人情報をユーザーから受領し、保有しております。また、受領した当該個人情報は、当社の取引先に提供しております。当社では、個人情報の外部漏洩の防止はもちろん、不適切な利用、改ざん等の防止のため、個人情報の管理を事業運営上の重要事項と捉えております。また、個人情報管理規程及び情報セキュリティ管理規程を制定し、個人情報を厳格に管理するとともに、社員教育を徹底する等、個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。しかしながら、外部からの不正アクセスや社内管理体制の瑕疵等により、当社グループ又は取引先が保有する個人情報が外部に流出した場合、当社グループへの損害賠償請求や社会的信用の失墜により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 事業に係る法的規制等について ①法的規制について 当社の事業特性上、運営するポータルサイトを通じてユーザーから個人情報の取得を行っているため、「個人情報の保護に関する法律」の適用を受けております。また、当社グループはシステム開発やコンテンツ制作の一部を外注する場合があり、「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」の対応が求められます。さらに、「特定商取引に関する法律」及び「不当景品類及び不当表示防止法」等の法的規制を受けております。当社グループは上記を含む各種法的規制等に関して、法律を遵守するよう、社員教育を行うとともにそれらの体制を構築して、法令遵守体制を整備・強化しておりますが、今後これら法令の改正や、当社グループの行う事業が規制の対象となった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②訴訟等について 当社グループは、法令遵守を基本としたコンプライアンスの推進により、法令違反等の低減努力を実施しております。しかしながら、当社グループの役員及び従業員の法令違反等の有無にかかわらず、利用者、取引先、その他第三者との予期せぬトラブル、訴訟等の発生及び知的財産権、個人情報、サービスの安全性及び健全性についても訴訟のリスクがあるものと考えております。 かかる訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、多大な訴訟対応費用の発生や企業イメージの悪化により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) その他のリスクについて ①新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループは、当社グループの役員及び従業員、並びに取引先に対するインセンティブを目的とし、新株予約権を付与しております。これらの新株予約権が権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。当連結会計年度末現在、これらの新株予約権による潜在株式数は667,500株であり、発行済株式総数41,194,972株の1.6%に相当しております。 ②自然災害、事故等について 当社グループでは、自然災害、事故等に備え、定期的なコンピュータシステム、データベースのバックアップ、稼働状況の常時監視等によるトラブルの事前防止または回避に努めておりますが、当社所在地近辺において、大地震等の自然災害の発生により、当社設備の損壊や電力供給の制限等の事業継続に支障をきたす場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,938字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状況及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が継続しております。しかしながら、海外の経済・物価動向、資源価格の動向、企業の賃金・価格設定行動など、先行きは依然として不透明な状況であります。 当社グループは、わが国の高齢社会の進展に伴う多岐にわたる社会課題の解決をミッションとして、様々な情報やサービスを提供しております。長期にわたる高齢化の進展や、少子化・都市への人口集中など日本社会を取り巻く大きな環境の変化は、家族関係の変化や単身世帯の増加などをもたらしており、そうしたことを背景にいわゆる「終活」に対する社会的関心は高まりを見せております。 このような状況のなか、当社グループは、従前からのお墓・仏壇・葬儀といった事業に加え、相続や不動産等のアセットマネジメント事業、介護事業、全国の地方自治体との取り組みである官民協働事業など新たなサービスを積極的に展開することで、わが国における「終活インフラ(=国民の生活を支える基盤)」の構築を目指しております。 当期においては、官民協働事業の売上高が前年同期比33.7%増と大きく伸長しております。また、介護事業においては、売上高が前年同期比24.8%増、葬祭事業においても、売上高が前年同期比12.8%増と堅調に推移しております。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は8,335,519千円(前年同期比18.0%増)、営業利益1,161,949千円(前年同期比27.6%増)、経常利益1,165,155千円(前年同期比28.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は765,145千円(前年同期比11.3%増)となりました。 なお、当社は終活事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業績の記載をしておりません。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,119,282千円増加し、4,193,500千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により得られた資金は1,305,960千円(前連結会計年度は597,784千円の収入)となりました。主な収入要因は、税金等調整前当期純利益1,121,674千円が計上されたことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により使用した資金は804,676千円(前連結会計年度は350,393千円の支出)となりました。主な支出要因は、有形及び無形固定資産の取得による支出480,296千円、事業譲受による支出306,920千円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により得られた資金は1,618,157千円(前連結会計年度は155,716千円の支出)となりました。主な収入要因は、第三者割当増資による収入1,227,670千円、自己株式処分による収入1,145,160千円、主な支出要因は、配当金の支払額741,509千円であります。 ③生産、受注、販売の実績 a.生産実績 当社グループは、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 aと同様、主たる事業である終活事業の特性になじまないため、記載を省略しております。 C.販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 なお、当社グループは終活事業の単一セグメントであるため、サービス区分別に記載しております。 サービス区分別   2025年1月期販売高(千円)   2026年1月期販売高(千円) 終活事業   7,009,089   8,290,261 終活関連書籍出版事業   52,223   45,257 合計   7,061,312   8,335,519 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況と関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積もりによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、8,335,519千円となり、前連結会計年度より18.0%増加しました。官民協働事業の売上高が前年同期比33.7%増と大きく伸長しております。また、介護事業においては、売上高が前年同期比24.8%増、葬祭事業においても、売上高が前年同期比12.8%増と堅調に推移しております。 (売上原価) 当連結会計年度の売上原価は、3,755,011千円となり、前連結会計年度より19.7%増加しました。主な要因は、事業拡大に伴う費用の増加によるものです。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は3,418,558千円となり、前連結会計年度より13.4%増加しました。主な要因は株式報酬費用の増加によるものです。 (特別利益) 当連結会計年度の特別利益は119千円となり、前連結会計年度より99.9%減少しました。主な要因は前期は負ののれんの発生益が計上されていたことによるものです。 (特別損失) 当連結会計年度の特別損失は43,599千円となり、前連結会計年度より190.5%増加しました。主な要因は固定資産除却損及び出資金評価損によるものです。 これらの結果を受け、当連結会計年度の営業利益は1,161,949千円(前年同期比27.6%増)、経常利益は1,165,155千円(前年同期比28.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は765,145千円(前年同期比11.3%増)となりました。 ③当連結会計年度の財務状況の分析 (流動資産) 当連結会計年度の流動資産は5,796,121千円(前連結会計年度末比2,343,369千円増)となりました。主な要因は、現金及び預金の増加2,119,195千円、売掛金の増加69,967千円、有価証券の増加99,747千円であります。 (固定資産) 当連結会計年度の固定資産は2,304,344千円(前連結会計年度末比373,020千円増)となりました。主な要因は、ソフトウェアの増加110,028千円、ソフトウェア仮勘定の増加148,095千円、のれんの増加144,969千円、繰延税金資産の増加130,776千円であります。 (流動負債) 当連結会計年度の流動負債は1,380,390千円(前連結会計年度末比235,157千円増)となりました。主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加41,050千円、未払金の増加54,774千円、未払法人税等の増加87,230千円、未払消費税等の増加48,726千円、前受金の増加16,665千円であります。 (固定負債) 当連結会計年度の固定負債は371,155千円(前連結会計年度末比99,219千円減)となりました。主な要因は、長期借入金の減少54,214千円、繰延税金負債の減少12,937千円、保証履行引当金の減少33,123千円であります。 (純資産) 当連結会計年度の純資産は6,348,952千円(前連結会計年度末比2,580,374千円増)となりました。主な要因は、資本金の増加613,835千円、資本剰余金の増加422,908千円、自己株式の処分1,336,087千円、新株予約権の増加190,118千円であり、自己資本比率は75.1%であります。 ④キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ⑤経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥資本の財源及び資金の流動性について 当社の主な資金需要は、人件費、業務委託費、広告宣伝費、新規事業への投資の運転資金となります。これらにつきましては、基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金を充当し、投資が必要な場合には、状況に応じて金融機関からの借入等による資金調達で対応していくこととしております。 なお、主要取引銀行と総額1,250,000千円の当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しており、機動的な資金調達の対応が可能となっております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。