概要
株式会社Orchestra Holdingsは、デジタルトランスフォーメーション(DX)事業、デジタルマーケティング事業、IP・エンタメ事業、その他(SaaS・人材紹介)の4セグメントを展開する持株会社である。2009年に株式会社クリスタライフとして設立され、2016年に東証マザーズに上場。2025年12月期の連結売上収益は158億円、営業利益14億円、従業員数1,178名。本社は東京都渋谷区恵比寿に所在し、19の連結子会社を擁する。
4つの事業セグメントの概要
当社グループは、デジタルトランスフォーメーション(DX)事業、デジタルマーケティング事業、IP・エンタメ事業、その他の4セグメントで構成される。DX事業ではシステム開発・ソフトウェアテストやクラウドインテグレーション、デジタルマーケティング事業では運用型広告・SEOコンサルティング・クリエイティブサービス、IP・エンタメ事業ではゲーム開発・受託運営や占いサービス、その他ではタレントマネジメントシステム「スキルナビ」とITエンジニア・クリエイター特化型転職エージェンシーを展開する。各セグメントはクライアントのデジタル変革やマーケティング、エンターテインメント需要に対応する。
M&Aによるグループ拡大と持株会社体制
当社は持株会社体制を採用し、グループ全体の経営管理を行う。2016年の持株会社移行後、M&Aを通じて事業領域を拡大してきた。2025年12月期時点で19社の連結子会社を有し、株式会社デジタルアイデンティティ(DX事業の中核)、株式会社Sharing Innovations(DX・クラウド)、株式会社ヴェス、株式会社ワン・オー・ワンなどが含まれる。これらの子会社はそれぞれ専門分野で事業を展開し、グループ全体の成長を支える。
売上収益の成長と収益構造
売上収益は2012年12月期の8億円から拡大を続け、2025年12月期には158億円に達した。特に2016年の上場以降、M&A効果により年間平均成長率が加速。2025年12月期の営業利益は14億円、親会社所有者帰属当期利益は8億円。セグメント別ではDX事業が最大の売上シェアを占める。利益率の改善には新技術への対応や人材投資が課題とされる。
本社と従業員の構成
本社は東京都渋谷区恵比寿四丁目に所在。2025年時点の従業員数は1,178名。グループ全体ではITエンジニア、クリエイター、マーケティング専門家など多様な人材を抱える。採用市場ではPM・PLなどの上級人材の確保が課題であり、自社育成とM&Aによる人材獲得を併用している。
業界の中での役割はデジタルソリューション・コンテンツプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2018/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| デジタル マーケティング 事業 | 62億円 | 86.1% | 8億円 | 12.9% |
| ソリューション 事業 | 6億円 | 8.3% | 2億円 | 33.3% |
| ライフ テクノロジー 事業 | 4億円 | 5.6% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01全業界(DX需要)主力
システム開発・ソフトウェアテスト、クラウド導入支援等のデジタルトランスフォーメーション関連サービスを提供。技術革新に対応した新サービスを開発。
- システム開発・ソフトウェアテスト
- 顧客向けシステムの開発や品質保証のためのテストサービス。
- クラウドインテグレーション
- クラウドサービスの導入支援・設計・構築。
02全業界(マーケティング需要)準主力
運用型広告、SEOコンサルティング、クリエイティブサービス等、クライアントのデジタルマーケティング施策をトータルに支援。
- 運用型広告サービス
- 検索連動型広告等の運用最適化サービス。
- SEOコンサルティング
- 検索エンジン最適化のためのコンサルティング。
- クリエイティブサービス
- 広告クリエイティブの制作。
03エンターテインメント副次
ゲーム開発・受託運営、占いサービス等のデジタルコンテンツ展開、自社IP(タレント・アイドル)の獲得・育成・マネジメント。
- ゲーム開発・受託運営
- 顧客向けゲームの企画開発や運営代行。
- 占いサービス
- チャットで相談できる占いサービス。
04全業界(人材・SaaS)その他
タレントマネジメントシステム「スキルナビ」の開発・販売、ITエンジニア・クリエイター特化型の転職エージェンシー。
- スキルナビ
- タレントマネジメントシステム(SaaS)。
- 人材紹介サービス
- ITエンジニア・クリエイターに特化した転職エージェンシー。
製品と技術
システム開発とソフトウェアテスト
DX事業の柱であるシステムソリューションでは、顧客向けシステムの開発と品質保証のためのソフトウェアテストサービスを提供する。市場の多様化に伴い、案件の難易度・サイズが増大しており、プロジェクトマネージャー・リーダーの確保が課題となっている。新規領域としてデータ事業やITコンサルティングも強化している。
クラウドインテグレーション
クラウドサービスの導入支援・設計・構築を手掛ける。Salesforce領域を中心に中堅・エンタープライズ向けにシフトしているが、PM・PL不足により案件獲得が計画を下回る場面もあった。一方、クラウド市場は成長を続けており、2024年の国内市場は9.7兆円とされる。
運用型広告・SEO・クリエイティブサービス
デジタルマーケティング事業では、検索連動型広告の運用最適化、SEOコンサルティング、広告クリエイティブ制作を提供。クライアントのデジタルマーケティング施策をトータルに支援する。インターネット広告市場は2025年に4兆459億円と成長しており、同社はこの需要を取り込んでいる。
ゲーム開発・受託運営と占いサービス
IP・エンタメ事業では、顧客向けゲームの企画開発や運営代行、チャットで相談できる占いサービスを展開。自社IPの活用も進めており、所属タレント・アイドルの育成・マネジメントにも注力する。コンテンツ産業の市場規模は14兆円超とされる。
スキルナビとIT特化型人材紹介
その他事業では、タレントマネジメントシステム「スキルナビ」をSaaSとして提供。ITエンジニア・クリエイターに特化した転職エージェンシーも運営する。これらの事業は成長性・収益性が高いと見込まれ、新規事業投資の対象となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がOrchestra Holdings
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4396システムサポートホールディングス | 146億円 | 15.6倍 |
| 2 | 3657ポールトゥウィンホールディングス | 140億円 | — |
| 3 | 9658ビジネスブレイン太田昭和 | 127億円 | 11.9倍 |
| 4 | 2130メンバーズ | 122億円 | 9.6倍 |
| 5 | 4446Link-Uグループ | 119億円 | — |
| 6 | 6533Orchestra Holdings | 116億円 | 160.4倍 |
| 7 | 9341GENOVA | 111億円 | 39.3倍 |
| 8 | 2163アルトナー | 102億円 | 16.2倍 |
| 9 | 3963シンクロ・フード | 101億円 | 36.1倍 |
| 10 | 6560エル・ティー・エス | 86億円 | 8.3倍 |
| 11 | 7038フロンティア・マネジメント | 69億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 7件
クリスタライフ設立とデジタルマーケティング事業の開始
2009年6月、Webサイトの企画・制作・運営を目的として株式会社クリスタライフを設立。同時にデジタルマーケティング事業を開始した。これが現在のグループの原点である。
子会社ビズスタイル設立、運用型広告とSEOに参入
2010年5月、子会社として株式会社ビズスタイルを設立。運用型広告サービスおよびSEOコンサルティングサービスを開始し、デジタルマーケティングの領域を拡大した。ビズスタイルは後に清算される。
商号変更と事業集約の2012年
2012年3月、クリスタライフから株式会社デジタルアイデンティティに商号変更。同年5月には子会社ビズスタイルからデジタルマーケティング事業を譲り受け、事業の一元化を図った。
クリエイティブ事業の譲受によるサービス拡充
2013年11月、ソラソル株式会社よりクリエイティブサービスに係る事業を譲受。広告クリエイティブの制作機能を内部化し、デジタルマーケティングのトータルソリューション提供を強化した。
東証マザーズ上場と持株会社体制への移行
2016年9月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同時に新設分割によりグループ会社の経営管理を除く事業を子会社に承継し、商号を株式会社Orchestra Holdingsに変更。持株会社体制へ移行した。また、株式会社あゆた(現Sharing Innovations)を連結子会社化し、事業基盤を拡大。
東証一部上場とM&Aによる事業拡大(2018年以降)
2018年4月、東証第一部に上場。同時期に複数のM&Aを実施:株式会社エス・エス・アヴェニュー、株式会社クラフトリッジ、株式会社ワン・オー・ワン、株式会社ぱむ、株式会社アールストーンなどを連結子会社化。子会社Sharing Innovationsは2018年にマザーズ上場。2022年の市場再編に伴いプライム市場へ移行。2023年にはLIFULL Marketing Partners(現DI Marketing Partners)の子会社化・吸収合併、ヴェス、ランド・ホー、日本技研プロフェッショナルアーキテクトをグループ化。
年表7件を開く
2000年代
- 2009年6月創業Webサイトの企画・制作・運営等を目的として株式会社クリスタライフを設立、デジタルマーケティング事業を開始
2010年代
- 2010年5月当社子会社として、株式会社ビズスタイル(2014年3月清算結了)を設立、運用型広告サービス及びSEOコンサルティングサービスを開始
- 2012年3月商号変更株式会社クリスタライフから株式会社デジタルアイデンティティに商号変更
- 2012年5月当社子会社である株式会社ビズスタイルより当社にデジタルマーケティング事業を譲受
- 2013年11月ソラソル株式会社よりクリエイティブサービスに係る事業を譲受
- 2016年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社あゆた(現 株式会社Sharing Innovations)を連結子会社化 当社子会社として、株式会社Orchestra Investmentを設立 当社のグループ会社の経営管理事業を除く一切の事業を、新設の株式会社デジタルアイデンティティ、株式会社ライフテクノロジー(2019年5月 株式会社Sharing Innovationsを存続会社として吸収合併)に承継させる新設分割を行い、持株会社体制に移行。当社の商号を株式会社Orchestra Holdingsに変更
- 2018年4月上場株式会社エス・エス・アヴェニュー(2019年10月清算結了)を連結子会社化 当社子会社である株式会社あゆたが株式会社Sharing Innovationsに商号変更 東京証券取引所第一部に株式を上場 株式会社クラフトリッジ(2020年3月清算結了)を連結子会社化 株式会社ワン・オー・ワンを連結子会社化 当社子会社である株式会社Sharing Innovationsが、東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社ぱむ(2023年1月 一部を除く事業を、株式会社デジタルアイデンティティに承継させる吸収分割を実施)を連結子会社化 株式会社アールストーンを連結子会社化 市場再編に伴い、東京証券取引所 プライム市場へ移行 株式会社LIFULL Marketing Partnersを連結子会社化(取得日に株式会社DI Marketing Partnersへ商号変更。2023年1月 株式会社デジタルアイデンティティを存続会社として吸収合併)株式会社ヴェスを連結子会社化 株式会社ランド・ホーを連結子会社化 株式会社日本技研プロフェッショナルアーキテクトを連結子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
DX事業の開発体制拡充
デジタルトランスフォーメーション事業において、優秀な人材の確保・育成による開発体制の拡充を推進し、事業拡大を図ります。
- 02
デジタルマーケティングの高度化
AIなどの新技術やツールに柔軟に対応したサービスを提供し、成長するインターネット広告市場の需要を確実に取り込みます。
- 03
IP・エンタメ事業の競争力強化
ゲーム事業では開発技術の高度化による競争力強化で安定受注を目指し、タレント・アイドル事業では獲得・育成・マネジメント体制を確立し自社IPを活用します。
- 04
新規事業への投資
成長性・収益性の高い新規事業への投資を進め、収益機会の拡大を図ります。
- 05
海外展開の推進
市場調査を継続し、海外における事業体制の強化を検討します。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,178人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は572万円で、9期前と比べて+1.2%。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は4.9年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 85 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 132 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 232 | — |
| 2019年12月 | 566 | 32.4 | 2.8 | 276 | — |
| 2020年12月 | 603 | 33.3 | 1.3 | 374 | — |
| 2021年12月 | 632 | 32.7 | 1.7 | 558 | — |
| 2022年12月 | 684 | 38.7 | 3.2 | 756 | — |
| 2023年12月 | 575 | 39.4 | 4.3 | 916 | — |
| 2024年12月 | 600 | 39.3 | 5.2 | 1,111 | 117 |
| 2025年12月 | 572 | 39.0 | 4.9 | 1,178 | 119 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社デジタルアイデンティティ(注)2、4東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社Sharing Innovations (注)2、3、5東京都渋谷区 · 連結子会社議決権71.5%
- 国内株式会社ヴェス(注)2、6東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社Orchestra Investment (注)2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ワン・オー・ワン(注)2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社アールストーン東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ランド・ホー(注)2東京都大田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社日本技研プロフェッショナルアーキテクト(注)2東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は158億円、営業利益は14億円。前期と比べると増収増益で、売上が+12.9%、利益が+7.7%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 175億円 | 158億円 |
| 営業利益 | 16億円 | 14億円 |
| 純利益 | 10億円 | 8億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は78億円、営業利益は9億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年1Q | 25 | 5 | 20.0 | 3 |
| 2022年2Q | 24 | 4 | 16.7 | 2 |
| 2022年3Q | 26 | 2 | 7.7 | 1 |
| 2023年1Q | 28 | 3 | 10.7 | 2 |
| 2023年2Q | 30 | 1 | 3.3 | 0 |
| 2023年3Q | 31 | 1 | 3.2 | 1 |
| 2024年1Q | 34 | 4 | 11.8 | 2 |
| 2024年2Q | 33 | 1 | 3.0 | 0 |
| 2025年2Q | 78 | 3 | 3.8 | 1 |
| 2026年2Q | 78 | 9 | 11.5 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は8億円から158億円へ19.8倍に増えた。直近期の営業利益率は8.9%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社クリスタライフから株式会社デジタルアイデンティティに商号変更 | |||||
| 2012年12月 | 8 | — | 0 | — | 0 |
| 2013年12月 | 21 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年12月 | 28 | — | 0 | — | 0 |
| 2015年12月 | 36 | — | 1 | — | 0 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社あゆた(現 株式会社Sharing Innovations)を連結子会社化 当社子会社として、株式会社Orchestra Investmentを設立 当社のグループ会社の経営管理事業を除く一切の事業を、新設の株式会社デジタルアイデンティティ、株式会社ライフテクノロジー(2019年5月 株式会社Sharing Innovationsを存続会社として吸収合併)に承継させる新設分割を行い、持株会社体制に移行。当社の商号を株式会社Orchestra Holdingsに変更 | |||||
| 2016年12月 | 49 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年12月 | 59 | — | 4 | — | 2 |
| 株式会社エス・エス・アヴェニュー(2019年10月清算結了)を連結子会社化 当社子会社である株式会社あゆたが株式会社Sharing Innovationsに商号変更 東京証券取引所第一部に株式を上場 株式会社クラフトリッジ(2020年3月清算結了)を連結子会社化 株式会社ワン・オー・ワンを連結子会社化 当社子会社である株式会社Sharing Innovationsが、東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社ぱむ(2023年1月 一部を除く事業を、株式会社デジタルアイデンティティに承継させる吸収分割を実施)を連結子会社化 株式会社アールストーンを連結子会社化 市場再編に伴い、東京証券取引所 プライム市場へ移行 株式会社LIFULL Marketing Partnersを連結子会社化(取得日に株式会社DI Marketing Partnersへ商号変更。2023年1月 株式会社デジタルアイデンティティを存続会社として吸収合併)株式会社ヴェスを連結子会社化 株式会社ランド・ホーを連結子会社化 株式会社日本技研プロフェッショナルアーキテクトを連結子会社化 | |||||
| 2018年12月 | 73 | — | 5 | — | 3 |
| 2019年12月 | 93 | — | 5 | — | 3 |
| 2020年12月 | 118 | — | 7 | — | 4 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2021年12月 | 166 | — | 13 | — | 8 |
| 2022年12月 | 104 | — | 14 | — | 9 |
| 2023年12月 | 121 | — | 8 | — | 5 |
| 2024年12月 | 140 | 13 | 13 | 9.3 | 7 |
| 2025年12月 | 158 | 14 | 14 | 8.9 | 8 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高158億円のうち、営業利益として残るのは14億円で8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.3%89億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.8%55億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%14億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 12期分
2025年12月期は営業CFが10億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は35億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | −1 | 0 | 1 | −1 | 1 |
| 2015年12月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
| 2016年12月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 5 |
| 2017年12月 | 1 | −3 | 1 | −2 | 4 |
| 2018年12月 | 6 | −5 | 0 | 1 | 5 |
| 2019年12月 | 4 | −6 | 3 | −2 | 7 |
| 2020年12月 | 7 | −1 | 1 | 6 | 14 |
| 2021年12月 | 11 | 0 | 25 | 11 | 50 |
| 2022年12月 | −5 | −10 | −4 | −15 | 31 |
| 2023年12月 | 10 | −20 | 12 | −10 | 33 |
| 2024年12月 | 14 | −4 | −10 | 10 | 33 |
| 2025年12月 | 10 | −12 | 4 | −2 | 35 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は162億円。このうち返さなくてよい自己資本が65億円で、自己資本比率は40.2%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 3 | 0 | 3 | 16.5 |
| 2013年12月 | 6 | 1 | 5 | 9.9 |
| 2014年12月 | 7 | 1 | 6 | 16.4 |
| 2015年12月 | 11 | 2 | 9 | 14.0 |
| 2016年12月 | 16 | 5 | 11 | 34.1 |
| 2017年12月 | 22 | 8 | 14 | 36.0 |
| 2018年12月 | 27 | 11 | 16 | 41.1 |
| 2019年12月 | 38 | 13 | 25 | 35.9 |
| 2020年12月 | 47 | 19 | 28 | 38.9 |
| 2021年12月 | 106 | 49 | 57 | 40.9 |
| 2022年12月 | 114 | 57 | 57 | 45.4 |
| 2023年12月 | 135 | 55 | 80 | 41.1 |
| 2024年12月 | 144 | 60 | 79 | 41.9 |
| 2025年12月 | 162 | 65 | 91 | 40.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中111位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中373位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,155で、1年前と比べて+56.8%。過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 160.4倍 |
| PER (会社予想) | 11.3倍 |
| PBR | 1.61倍 |
| 配当利回り | 2.60% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+15.7%上昇し1166円。6月23日には1252円まで急騰、その後調整。52週安値692円からは+68.5%の大幅上昇。25日線1139.3円を上回るが、25日線と75日線のゴールデンクロス形成後も高値圏。RSI55.6と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PERが算出不可のため評価困難だが、PBR 1.66倍は業界平均2.35倍を下回り、ROE 13%と収益性は標準的。配当利回り1.02%は業界平均1.66%を下回り、配当性向243.9%で持続性に疑問。利益は増加傾向だが、配当の持続性やPER不開示を考慮するとバリュエーションはほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 160.4倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 11.3倍 | — |
| PBR | 1.61倍 | 3.51倍 |
| ROE | 13.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+9.1%。いまの株価に対する利回りは2.60%。増配か配当維持が7年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 5 | — | — |
| 2019年12月 | 6 | 20.0 | — |
| 2020年12月 | 7 | 16.7 | — |
| 2021年12月 | 8 | 14.3 | 3.8 |
| 2022年12月 | 9 | 12.5 | — |
| 2023年12月 | 10 | 11.1 | 243.9 |
| 2024年12月 | 11 | 10.0 | — |
| 2025年12月 | 12 | 9.1 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ5,008人。区分でいちばん多いのは個人・その他で74.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.8%を占め、残る77.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 68.9 | 68.8 | 71.3 | 71.1 | 70.3 | 74.5 |
| 事業法人 | 16.2 | 16.3 | 18.0 | 18.9 | 17.1 | 18.2 |
| 自己株式 | — | — | — | — | — | 6.0 |
| 金融機関 | 7.0 | 7.7 | 6.3 | 7.8 | 8.4 | 4.6 |
| 証券会社 | 5.8 | 4.3 | 2.9 | 1.1 | 3.6 | 2.3 |
| 外国法人 | 2.2 | 2.9 | 1.4 | 1.0 | 0.4 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 中村 慶郎 | 16.85 |
| 02 | 佐藤 亨樹 | 15.76 |
| 03 | 慶キャピタル株式会社 | 7.73 |
| 04 | TSK capital株式会社 | 7.73 |
| 05 | 脇山 季秋 | 4.09 |
| 06 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.01 |
| 07 | 鈴木 謙司 | 3.23 |
| 08 | 蔭山 恭一 | 2.09 |
| 09 | 岩崎 泰次 | 1.81 |
| 10 | 五代儀 直美 | 1.74 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+113%、1株純資産は14期で−80%。直近期のROEは13.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −678 | 3,475 | — | — | — |
| 2013年12月 | 554 | 4,029 | 14.8 | — | — |
| 2014年12月 | 4 | 15 | 27.0 | — | — |
| 2015年12月 | 5 | 20 | 26.1 | — | — |
| 2016年12月 | 25 | 64 | 57.4 | 25.9 | — |
| 2017年12月 | 29 | 92 | 36.5 | 36.9 | — |
| 2018年12月 | 38 | 129 | 34.5 | 21.8 | — |
| 2019年12月 | 32 | 148 | 22.3 | 38.4 | — |
| 2020年12月 | 47 | 186 | 27.4 | 45.4 | — |
| 2021年12月 | 77 | 441 | 24.7 | 44.2 | 3.8 |
| 2022年12月 | 87 | 528 | 18.0 | 20.4 | — |
| 2023年12月 | 48 | 549 | 8.9 | 23.1 | 243.9 |
| 2024年12月 | 75 | 620 | 12.8 | 10.4 | — |
| 2025年12月 | 85 | 689 | 13.0 | 13.1 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額297百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中村慶郎 | 代表取締役 社長 | 51 | 1,690,900 |
| 佐藤亨樹 | 代表取締役 | 47 | 1,581,800 |
| 鈴木謙司 | 取締役 | 45 | 324,000 |
| 五代儀直美 | 取締役 CFO | 51 | 174,500 |
| 若松俊樹 | 取締役 | 48 | — |
| 岩井裕之 | 取締役 | 54 | — |
| 中島由紀子 | 常勤監査役 | 43 | — |
| 杉浦直樹 | 監査役 | 52 | — |
| 岩波竜太郎 | 監査役 | 50 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 270 | 270 | 68 |
| 社外監査役 | 3 | 19 | 19 | 6 |
| 社外取締役 | 2 | 8 | 8 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,348字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,374字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,061字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)11,180字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第18期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-25
- 半期報告書半期報告書-第17期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第16期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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