本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

Orchestra Holdings

Orchestra Holdings Inc.6533 · Prime · サービス業

デジタルトランスフォーメーション、デジタルマーケティング、IP・エンタメの3セグメントで事業展開。システム開発からゲーム・タレントまで多角的。

概要

株式会社Orchestra Holdingsは、デジタルトランスフォーメーション(DX)事業、デジタルマーケティング事業、IP・エンタメ事業、その他(SaaS・人材紹介)の4セグメントを展開する持株会社である。2009年に株式会社クリスタライフとして設立され、2016年に東証マザーズに上場。2025年12月期の連結売上収益は158億円、営業利益14億円、従業員数1,178名。本社は東京都渋谷区恵比寿に所在し、19の連結子会社を擁する。

4つの事業セグメントの概要

当社グループは、デジタルトランスフォーメーション(DX)事業、デジタルマーケティング事業、IP・エンタメ事業、その他の4セグメントで構成される。DX事業ではシステム開発・ソフトウェアテストやクラウドインテグレーション、デジタルマーケティング事業では運用型広告・SEOコンサルティング・クリエイティブサービス、IP・エンタメ事業ではゲーム開発・受託運営や占いサービス、その他ではタレントマネジメントシステム「スキルナビ」とITエンジニア・クリエイター特化型転職エージェンシーを展開する。各セグメントはクライアントのデジタル変革やマーケティング、エンターテインメント需要に対応する。

M&Aによるグループ拡大と持株会社体制

当社は持株会社体制を採用し、グループ全体の経営管理を行う。2016年の持株会社移行後、M&Aを通じて事業領域を拡大してきた。2025年12月期時点で19社の連結子会社を有し、株式会社デジタルアイデンティティ(DX事業の中核)、株式会社Sharing Innovations(DX・クラウド)、株式会社ヴェス、株式会社ワン・オー・ワンなどが含まれる。これらの子会社はそれぞれ専門分野で事業を展開し、グループ全体の成長を支える。

売上収益の成長と収益構造

売上収益は2012年12月期の8億円から拡大を続け、2025年12月期には158億円に達した。特に2016年の上場以降、M&A効果により年間平均成長率が加速。2025年12月期の営業利益は14億円、親会社所有者帰属当期利益は8億円。セグメント別ではDX事業が最大の売上シェアを占める。利益率の改善には新技術への対応や人材投資が課題とされる。

本社と従業員の構成

本社は東京都渋谷区恵比寿四丁目に所在。2025年時点の従業員数は1,178名。グループ全体ではITエンジニア、クリエイター、マーケティング専門家など多様な人材を抱える。採用市場ではPM・PLなどの上級人材の確保が課題であり、自社育成とM&Aによる人材獲得を併用している。

業界の中での役割はデジタルソリューション・コンテンツプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
158億円
営業利益
14億円
営業利益率
8.9%
純利益
8億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2018/12
事業売上構成比利益利益率
デジタル マーケティング 事業62億円86.1%8億円12.9%
ソリューション 事業6億円8.3%2億円33.3%
ライフ テクノロジー 事業4億円5.6%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01全業界(DX需要)主力

システム開発・ソフトウェアテスト、クラウド導入支援等のデジタルトランスフォーメーション関連サービスを提供。技術革新に対応した新サービスを開発。

主な製品・サービス2
システム開発・ソフトウェアテスト
顧客向けシステムの開発や品質保証のためのテストサービス。
クラウドインテグレーション
クラウドサービスの導入支援・設計・構築。

02全業界(マーケティング需要)準主力

運用型広告、SEOコンサルティング、クリエイティブサービス等、クライアントのデジタルマーケティング施策をトータルに支援。

主な製品・サービス3
運用型広告サービス
検索連動型広告等の運用最適化サービス。
SEOコンサルティング
検索エンジン最適化のためのコンサルティング。
クリエイティブサービス
広告クリエイティブの制作。

03エンターテインメント副次

ゲーム開発・受託運営、占いサービス等のデジタルコンテンツ展開、自社IP(タレント・アイドル)の獲得・育成・マネジメント。

主な製品・サービス2
ゲーム開発・受託運営
顧客向けゲームの企画開発や運営代行。
占いサービス
チャットで相談できる占いサービス。

04全業界(人材・SaaS)その他

タレントマネジメントシステム「スキルナビ」の開発・販売、ITエンジニア・クリエイター特化型の転職エージェンシー。

主な製品・サービス2
スキルナビ
タレントマネジメントシステム(SaaS)。
人材紹介サービス
ITエンジニア・クリエイターに特化した転職エージェンシー。

製品と技術

システム開発とソフトウェアテスト

DX事業の柱であるシステムソリューションでは、顧客向けシステムの開発と品質保証のためのソフトウェアテストサービスを提供する。市場の多様化に伴い、案件の難易度・サイズが増大しており、プロジェクトマネージャー・リーダーの確保が課題となっている。新規領域としてデータ事業やITコンサルティングも強化している。

クラウドインテグレーション

クラウドサービスの導入支援・設計・構築を手掛ける。Salesforce領域を中心に中堅・エンタープライズ向けにシフトしているが、PM・PL不足により案件獲得が計画を下回る場面もあった。一方、クラウド市場は成長を続けており、2024年の国内市場は9.7兆円とされる。

運用型広告・SEO・クリエイティブサービス

デジタルマーケティング事業では、検索連動型広告の運用最適化、SEOコンサルティング、広告クリエイティブ制作を提供。クライアントのデジタルマーケティング施策をトータルに支援する。インターネット広告市場は2025年に4兆459億円と成長しており、同社はこの需要を取り込んでいる。

ゲーム開発・受託運営と占いサービス

IP・エンタメ事業では、顧客向けゲームの企画開発や運営代行、チャットで相談できる占いサービスを展開。自社IPの活用も進めており、所属タレント・アイドルの育成・マネジメントにも注力する。コンテンツ産業の市場規模は14兆円超とされる。

スキルナビとIT特化型人材紹介

その他事業では、タレントマネジメントシステム「スキルナビ」をSaaSとして提供。ITエンジニア・クリエイターに特化した転職エージェンシーも運営する。これらの事業は成長性・収益性が高いと見込まれ、新規事業投資の対象となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がOrchestra Holdings

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14396システムサポートホールディングス146億円15.6倍
23657ポールトゥウィンホールディングス140億円
39658ビジネスブレイン太田昭和127億円11.9倍
42130メンバーズ122億円9.6倍
54446Link-Uグループ119億円
66533Orchestra Holdings116億円160.4倍
79341GENOVA111億円39.3倍
82163アルトナー102億円16.2倍
93963シンクロ・フード101億円36.1倍
106560エル・ティー・エス86億円8.3倍
117038フロンティア・マネジメント69億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 7件

クリスタライフ設立とデジタルマーケティング事業の開始

2009年6月、Webサイトの企画・制作・運営を目的として株式会社クリスタライフを設立。同時にデジタルマーケティング事業を開始した。これが現在のグループの原点である。

子会社ビズスタイル設立、運用型広告とSEOに参入

2010年5月、子会社として株式会社ビズスタイルを設立。運用型広告サービスおよびSEOコンサルティングサービスを開始し、デジタルマーケティングの領域を拡大した。ビズスタイルは後に清算される。

商号変更と事業集約の2012年

2012年3月、クリスタライフから株式会社デジタルアイデンティティに商号変更。同年5月には子会社ビズスタイルからデジタルマーケティング事業を譲り受け、事業の一元化を図った。

クリエイティブ事業の譲受によるサービス拡充

2013年11月、ソラソル株式会社よりクリエイティブサービスに係る事業を譲受。広告クリエイティブの制作機能を内部化し、デジタルマーケティングのトータルソリューション提供を強化した。

東証マザーズ上場と持株会社体制への移行

2016年9月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同時に新設分割によりグループ会社の経営管理を除く事業を子会社に承継し、商号を株式会社Orchestra Holdingsに変更。持株会社体制へ移行した。また、株式会社あゆた(現Sharing Innovations)を連結子会社化し、事業基盤を拡大。

東証一部上場とM&Aによる事業拡大(2018年以降)

2018年4月、東証第一部に上場。同時期に複数のM&Aを実施:株式会社エス・エス・アヴェニュー、株式会社クラフトリッジ、株式会社ワン・オー・ワン、株式会社ぱむ、株式会社アールストーンなどを連結子会社化。子会社Sharing Innovationsは2018年にマザーズ上場。2022年の市場再編に伴いプライム市場へ移行。2023年にはLIFULL Marketing Partners(現DI Marketing Partners)の子会社化・吸収合併、ヴェス、ランド・ホー、日本技研プロフェッショナルアーキテクトをグループ化。

年表7件を開く

2000年代

  • 2009年6月創業Webサイトの企画・制作・運営等を目的として株式会社クリスタライフを設立、デジタルマーケティング事業を開始

2010年代

  • 2010年5月当社子会社として、株式会社ビズスタイル(2014年3月清算結了)を設立、運用型広告サービス及びSEOコンサルティングサービスを開始
  • 2012年3月商号変更株式会社クリスタライフから株式会社デジタルアイデンティティに商号変更
  • 2012年5月当社子会社である株式会社ビズスタイルより当社にデジタルマーケティング事業を譲受
  • 2013年11月ソラソル株式会社よりクリエイティブサービスに係る事業を譲受
  • 2016年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社あゆた(現 株式会社Sharing Innovations)を連結子会社化 当社子会社として、株式会社Orchestra Investmentを設立 当社のグループ会社の経営管理事業を除く一切の事業を、新設の株式会社デジタルアイデンティティ、株式会社ライフテクノロジー(2019年5月 株式会社Sharing Innovationsを存続会社として吸収合併)に承継させる新設分割を行い、持株会社体制に移行。当社の商号を株式会社Orchestra Holdingsに変更
  • 2018年4月上場株式会社エス・エス・アヴェニュー(2019年10月清算結了)を連結子会社化 当社子会社である株式会社あゆたが株式会社Sharing Innovationsに商号変更 東京証券取引所第一部に株式を上場 株式会社クラフトリッジ(2020年3月清算結了)を連結子会社化 株式会社ワン・オー・ワンを連結子会社化 当社子会社である株式会社Sharing Innovationsが、東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社ぱむ(2023年1月 一部を除く事業を、株式会社デジタルアイデンティティに承継させる吸収分割を実施)を連結子会社化 株式会社アールストーンを連結子会社化 市場再編に伴い、東京証券取引所 プライム市場へ移行 株式会社LIFULL Marketing Partnersを連結子会社化(取得日に株式会社DI Marketing Partnersへ商号変更。2023年1月 株式会社デジタルアイデンティティを存続会社として吸収合併)株式会社ヴェスを連結子会社化 株式会社ランド・ホーを連結子会社化 株式会社日本技研プロフェッショナルアーキテクトを連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    DX事業の開発体制拡充

    デジタルトランスフォーメーション事業において、優秀な人材の確保・育成による開発体制の拡充を推進し、事業拡大を図ります。

  2. 02

    デジタルマーケティングの高度化

    AIなどの新技術やツールに柔軟に対応したサービスを提供し、成長するインターネット広告市場の需要を確実に取り込みます。

  3. 03

    IP・エンタメ事業の競争力強化

    ゲーム事業では開発技術の高度化による競争力強化で安定受注を目指し、タレント・アイドル事業では獲得・育成・マネジメント体制を確立し自社IPを活用します。

  4. 04

    新規事業への投資

    成長性・収益性の高い新規事業への投資を進め、収益機会の拡大を図ります。

  5. 05

    海外展開の推進

    市場調査を継続し、海外における事業体制の強化を検討します。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,178人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は572万円で、9期前と比べて+1.2%平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は4.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月85
2017年12月132
2018年12月232
2019年12月56632.42.8276
2020年12月60333.31.3374
2021年12月63232.71.7558
2022年12月68438.73.2756
2023年12月57539.44.3916
2024年12月60039.35.21,111117
2025年12月57239.04.91,178119

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都 渋谷区104百万円
全社共通
主な関係会社
  • 国内
    株式会社デジタルアイデンティティ(注)2、4
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Sharing Innovations (注)2、3、5
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権71.5%
  • 国内
    株式会社ヴェス(注)2、6
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Orchestra Investment (注)2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ワン・オー・ワン(注)2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アールストーン
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ランド・ホー(注)2
    東京都大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社日本技研プロフェッショナルアーキテクト(注)2
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は158億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.9%、利益が+7.7%。

売上高
+12.9%
158億円
営業利益
+7.7%
14億円
純利益
+14.3%
8億円
営業利益率
8.9%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高175億円158億円
営業利益16億円14億円
純利益10億円8億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は78億円、営業利益は9億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2022年1Q25520.03
2022年2Q24416.72
2022年3Q2627.71
2023年1Q28310.72
2023年2Q3013.30
2023年3Q3113.21
2024年1Q34411.82
2024年2Q3313.00
2025年2Q7833.81
2026年2Q78911.55

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は8億円から158億円へ19.8倍に増えた。直近期の営業利益率は8.9%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社クリスタライフから株式会社デジタルアイデンティティに商号変更
2012年12月800
2013年12月2100
2014年12月2800
2015年12月3610
東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社あゆた(現 株式会社Sharing Innovations)を連結子会社化 当社子会社として、株式会社Orchestra Investmentを設立 当社のグループ会社の経営管理事業を除く一切の事業を、新設の株式会社デジタルアイデンティティ、株式会社ライフテクノロジー(2019年5月 株式会社Sharing Innovationsを存続会社として吸収合併)に承継させる新設分割を行い、持株会社体制に移行。当社の商号を株式会社Orchestra Holdingsに変更
2016年12月4932
2017年12月5942
株式会社エス・エス・アヴェニュー(2019年10月清算結了)を連結子会社化 当社子会社である株式会社あゆたが株式会社Sharing Innovationsに商号変更 東京証券取引所第一部に株式を上場 株式会社クラフトリッジ(2020年3月清算結了)を連結子会社化 株式会社ワン・オー・ワンを連結子会社化 当社子会社である株式会社Sharing Innovationsが、東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社ぱむ(2023年1月 一部を除く事業を、株式会社デジタルアイデンティティに承継させる吸収分割を実施)を連結子会社化 株式会社アールストーンを連結子会社化 市場再編に伴い、東京証券取引所 プライム市場へ移行 株式会社LIFULL Marketing Partnersを連結子会社化(取得日に株式会社DI Marketing Partnersへ商号変更。2023年1月 株式会社デジタルアイデンティティを存続会社として吸収合併)株式会社ヴェスを連結子会社化 株式会社ランド・ホーを連結子会社化 株式会社日本技研プロフェッショナルアーキテクトを連結子会社化
2018年12月7353
2019年12月9353
2020年12月11874
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2021年12月166138
2022年12月104149
2023年12月12185
2024年12月14013139.37
2025年12月15814148.98

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高158億円のうち、営業利益として残るのは14億円8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.3%89億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.8%55億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
43.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.3pt
8.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
5.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
13.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年12月期は営業CFが10億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は35億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年12月−101−11
2015年12月00102
2016年12月30035
2017年12月1−31−24
2018年12月6−5015
2019年12月4−63−27
2020年12月7−11614
2021年12月110251150
2022年12月−5−10−4−1531
2023年12月10−2012−1033
2024年12月14−4−101033
2025年12月10−124−235

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は162億円。このうち返さなくてよい自己資本が65億円で、自己資本比率は40.2%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月30316.5
2013年12月6159.9
2014年12月71616.4
2015年12月112914.0
2016年12月1651134.1
2017年12月2281436.0
2018年12月27111641.1
2019年12月38132535.9
2020年12月47192838.9
2021年12月106495740.9
2022年12月114575745.4
2023年12月135558041.1
2024年12月144607941.9
2025年12月162659140.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
35億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
46億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
91億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
75
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中111位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中373位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.0%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
12.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,155で、1年前と比べて+56.8%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥1,155-2.2%1ヶ月-1.2%1年+56.8%時価総額116億円
過去52週の値幅
安値¥740高値¥1,349

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)160.4倍
PER (会社予想)11.3倍
PBR1.61倍
配当利回り2.60%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+15.7%上昇し1166円。6月23日には1252円まで急騰、その後調整。52週安値692円からは+68.5%の大幅上昇。25日線1139.3円を上回るが、25日線と75日線のゴールデンクロス形成後も高値圏。RSI55.6と中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERが算出不可のため評価困難だが、PBR 1.66倍は業界平均2.35倍を下回り、ROE 13%と収益性は標準的。配当利回り1.02%は業界平均1.66%を下回り、配当性向243.9%で持続性に疑問。利益は増加傾向だが、配当の持続性やPER不開示を考慮するとバリュエーションはほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)160.4倍23.4倍
PER (予想)11.3倍
PBR1.61倍3.51倍
ROE13.0%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは2.60%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.60%
いまの株価に対して
配当性向
243.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年12月5
2019年12月620.0
2020年12月716.7
2021年12月814.33.8
2022年12月912.5
2023年12月1011.1243.9
2024年12月1110.0
2025年12月129.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,008人。区分でいちばん多いのは個人・その他74.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.8%を占め、残る77.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他68.968.871.371.170.374.5
事業法人16.216.318.018.917.118.2
自己株式6.0
金融機関7.07.76.37.88.44.6
証券会社5.84.32.91.13.62.3
外国法人2.22.91.41.00.40.3
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01中村 慶郎16.85
02佐藤 亨樹15.76
03慶キャピタル株式会社7.73
04TSK capital株式会社7.73
05脇山 季秋4.09
06日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.01
07鈴木 謙司3.23
08蔭山 恭一2.09
09岩崎 泰次1.81
10五代儀 直美1.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+113%、1株純資産は14期で−80%。直近期のROEは13.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月−6783,475
2013年12月5544,02914.8
2014年12月41527.0
2015年12月52026.1
2016年12月256457.425.9
2017年12月299236.536.9
2018年12月3812934.521.8
2019年12月3214822.338.4
2020年12月4718627.445.4
2021年12月7744124.744.23.8
2022年12月8752818.020.4
2023年12月485498.923.1243.9
2024年12月7562012.810.4
2025年12月8568913.013.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額297百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中村慶郎代表取締役 社長511,690,900
佐藤亨樹代表取締役471,581,800
鈴木謙司取締役45324,000
五代儀直美取締役 CFO51174,500
若松俊樹取締役48
岩井裕之取締役54
中島由紀子常勤監査役43
杉浦直樹監査役52
岩波竜太郎監査役50

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)427027068
社外監査役319196
社外取締役2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,348字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社19社(株式会社デジタルアイデンティティ、株式会社Sharing Innovations、株式会社ヴェス、株式会社Orchestra Investment、株式会社ワン・オー・ワン、株式会社アールストーン、株式会社ランド・ホー、株式会社日本技研プロフェッショナルアーキテクト等)により構成されております。 当社グループの事業は、「デジタルトランスフォーメーション事業」、「デジタルマーケティング事業」、「IP・エンタメ事業」、「その他」の4つのセグメントに分かれており、各事業の主な内容は以下のとおりであります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)デジタルトランスフォーメーション事業 デジタルトランスフォーメーション事業においては、システム開発・ソフトウェアテストサービスを行うシステムソリューション、クラウドサービスの導入支援を行うクラウドインテグレーション等を行っております。デジタルトランスフォーメーション事業の事業領域においては、技術革新が絶え間なく行われており、近年AI(人工知能)の活用等により、テクノロジーの進化が進んでおります。それら新技術に適時に対応していくために、新サービスの開発やサービスラインナップの充実を図ることで、世の中の技術革新に対応したサービスを提供しております。 (2)デジタルマーケティング事業 デジタルマーケティング事業においては、運用型広告サービス、SEOコンサルティングサービス、クリエイティブサービス等を行っており、クライアント企業のデジタルマーケティング施策に関するトータルソリューションを提供しております。今後も、ウェアラブルデバイスやIoTなどの新たなテクノロジーにより、複雑・多様化していく消費者とのコンタクトポイントに併せて、最適なソリューションを提供してまいります。 (3)IP・エンタメ事業 IP・エンタメ事業においては、ゲームの開発・受託運営やチャットで相談できる占いサービスといったデジタルコンテンツの展開、自社IPの活用を推進しております。ゲームの開発・受託運営においては、ゲーム市場の多様化・細分化が進んでいる環境のもと、社内の開発技術の高度化により適切に市場環境の変化に対応することで、顧客ニーズを捉えたサービスを提供してまいります。また、自社所属のタレント・アイドルの獲得・育成及びマネジメントの手法・体制を確立することで、自社IPの活用を進めてまいります。 (4)その他 その他事業においては、タレントマネジメントシステム「スキルナビ」の開発・販売を行う「SaaS事業」、ITエンジニア及びクリエーターに特化した転職エージェンシーを手掛ける「人材紹介事業」等に取り組んでおります。 〔事業系統図〕 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) 連結子会社である株式会社ワン・オー・ワン及び他13社については、重要性の判断により事業系統図では記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題3,374字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、企業ビジョンである「創造の連鎖」の実現を目指し、デジタルマーケティング事業、デジタルトランスフォーメーション事業、IP・エンタメ事業への展開など、成長が見込まれる市場において、事業領域を拡大、展開してまいりました。 今後もM&Aによる事業の拡大や新規事業への投資等を中心に、成長分野へ積極的に挑戦し続け、企業価値の継続的な向上を目指してまいります。 (2)経営戦略等 デジタルトランスフォーメーション(DX)のトレンドが急速に進展する中で、デジタルトランスフォーメーション事業では優秀な人材確保、育成による開発体制の拡充により、事業の拡大を更に推進してまいります。 デジタルマーケティング事業においては、AI(人工知能)の活用といった新たな技術やツールに柔軟に対応したサービスを提供することで成長する広告市場の需要を確実に取り込み、継続的な成長を目指してまいります。 IP・エンタメ事業においては、社内の開発技術の高度化による競争力の強化に努めることでゲーム事業における安定的な開発案件の獲得と、自社所属のタレント・アイドルの獲得・育成・マネジメント体制の確立による自社IPの積極的な活用を推進してまいります。 その他の事業においては、成長性・収益性が高いと見込まれる新規事業への投資を進め、収益機会の拡大を図ってまいります。 (3)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境としては以下のとおりです。 技術進展が進むIT分野では、少子高齢化が進む中、今後IT人材不足がますます深刻化し、2030年には45万人程度までIT人材の不足規模が拡大するとの推計結果が出ております。(出所:経済産業省委託事業「IT人材需給に関する調査」) また、デジタルトランスフォーメーション(DX)のトレンドが進展する中、生産性の向上や業務の効率化を目的にクラウドファースト戦略を実行する企業は引き続き増加傾向となっております。また、企業が従来型ITからクラウドへ移行するクラウドマイグレーションは、対象システム領域の多様化が顕著となっており、WEBシステムや情報系システムから基幹系システムへと対象システム領域が拡大しております。2024年の国内クラウド市場は、前年比29.2%増の9兆7,084億円(売上額ベース)となりました。また、2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は14.6%で推移し、2029年の市場規模は2024年比約2.0倍の19兆1,965億円になると予測されております。(出所:IDCJapan株式会社「国内クラウド市場予測、2025年~2029年」) デジタルマーケティング領域においては、2025年のインターネット広告市場が4兆459億円(前年比110.8%:株式会社電通発表)となりました。進展する社会のデジタル化を背景に、総広告費における「インターネット広告費」は堅調に伸長し、総広告費に占める構成比は50.2%にまで達しております。 IP・エンタメ事業の事業ドメインであるコンテンツ産業の市場規模は14兆円を超え、過去最高の数値を記録しております。(出所:一般社団法人デジタルコンテンツ協会「デジタルコンテンツ白書2025」) (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 1. デジタルトランスフォーメーション事業 新技術への対応 当社グループが属する業界では技術革新が絶え間なく行われており、近年はAI(人工知能)の活用等により、テクノロジーの進化が進んでおり、併せてユーザニーズも変化しております。同時に既存ベンダ、他業種からの新規参入、M&A等IT業界全体として、競争が活発化しております。 このような事業環境のもとで、当社グループが継続的に事業を拡大していくためには、新技術に適時に対応していくことが必要であると認識しており、新技術及び新サービスの開発を継続的に行うとともに、優秀な人材の確保に取り組んでおります。 2. デジタルマーケティング事業 ① マーケティング支援体制の強化 当社グループは、インターネット広告代理事業を行うだけでなく、データ解析及び細分化された仮説検証による独自のマーケティングメソッドに基づくコンサルティングを実施することにより、ユーザー視点に立脚した戦略立案、専門部隊による運用、綿密な分析に基づく改善提案により、クライアント企業とその顧客・ユーザーとの間に最適なコミュニケーションを設計してまいりました。今後も、MA/CRM支援を含むマーケティング全体の最適化を支援する体制をさらに強化するとともに、新たな技術やツールに柔軟に対応したサービスの提供を推進してまいります。 ② インターネット広告市場におけるシェア拡大 我が国の広告市場においては、2025年のインターネット広告市場が4兆459億円(前年比10.8%増:株式会社電通発表)となりました。進展する社会のデジタル化を背景に、総広告費における「インターネット広告費」は堅調に伸長し、総広告費に占める構成比は50.2%にまで達しております。 このような環境の中、拡大中のデジタルマーケティング市場における需要の取り込みを更に加速させてまいります。 3. IP・エンタメ事業 当事業は、タレント・アイドルに関連する事業とゲームの受託開発・運営受託事業等を有しております。 タレント・アイドルに関連する事業に関しては、タレント・アイドルの獲得・育成・マネジメントが重要で あるとの認識に立ち、それらの手法や体制の確立を推進してまいります。また、知名度獲得のためのプロモ ーション等の投資も重要であることから、そのタイミングと投資額を適切に見極めることで収益機会の獲得 に努めてまいります。 ゲームの受託開発・受託運営事業に関しては、ゲーム市場の多様化・細分化が進んでいる環境のもと、安 定的な開発案件の獲得が重要であることから、社内の開発技術の高度化による競争力の強化に努めてまいり ます。 4. 海外展開への対応 経済活動のグローバル化に伴い、当社グループにおいても、海外市場への対応が必要であると認識しております。 かかる課題に対して、当社グループでは市場調査を引き続き進め、海外における事業体制の強化等を検討しております。 5. 人材確保と人材育成 当社グループの企業規模の拡大及び成長のためには、高付加価値なサービスを提供し、継続的に高い顧客満足度を得る必要があると考えております。そのためには、社員全員が経営理念や経営方針を深く理解し、チームワークを発揮していく必要があります。当社グループでは、採用活動を積極的に推進するとともに、社員への教育体制の整備及び改善を図り、チームを構成する個々人の才能を伸ばす取り組みを推進してまいります。 6. 内部管理体制の強化 当社グループは、今後もより一層の企業規模の拡大及び成長を見込んでおります。そのため、企業規模拡大に応じた内部管理体制の構築を図るために、コーポレート・ガバナンスを重視し、リスクマネジメントの強化、並びに金融商品取引法における内部統制報告制度の適用等も踏まえた内部統制の継続的な改善及び強化を推進してまいります。 また、当社グループの事業に関連する法規制や社会的要請等の環境変化にも対応すべく、内部管理体制の整備及び改善に努めてまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが重視している経営指標は、売上高、営業利益及び売上高営業利益率であります。また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて、総合的な経営効率の評価基準として「親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)」を重要な経営指標と定め、事業拡大と収益率及び資本効率の向上により企業価値の向上と株主価値の向上を図ってまいります。
事業等のリスク3,061字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 市場動向について 当社グループは、デジタルマーケティング事業に続き、デジタルトランスフォーメーション事業を展開する等、成長市場において新たに事業を展開していくことで成長を続けております。 各事業については、成長が今後も見込まれるものと判断しておりますが、何らかの事情により、市場成長が阻害されるような状況が生じた場合には、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、当該リスクへの対応策として、経済情勢や市場環境の変化等を注視するとともに、事業戦略の進捗状況や事業環境の変化等について定期的にモニタリングを行い、環境の変化に応じた事業戦略の見直し等を的確に行うよう対策を講じております。 ② 技術革新について 当社グループは、新技術及び新サービスの開発を継続的に行うとともに、優秀な人材の育成と確保に取り組んでおります。しかし、環境変化への対応が遅れた場合には、当社グループの競争力が低下する可能性があります。また、新技術及び新サービスの開発に対応するために多大な支出が必要となった場合には、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、当該リスクへの対応策として、引き続き、優秀な人材の育成と確保を図りながら、新技術への対応を進めてまいります。 ③ 新規事業について 当社グループは事業規模の拡大及び収益基盤の強化のため、今後も新サービスもしくは新規事業の展開に積極的に取り組んでまいりますが、これにより、人材採用やシステム開発等の追加的な投資が発生し、安定的な収益を生み出すには時間を要することがあります。また、新サービス、新規事業の展開が当初の計画通りに進まない場合には、投資回収ができなくなる可能性や、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、新規サービスの展開にあたっては、計画段階の精査を行い、随時その進捗及び外部環境の変化を把握することで、将来の収益性を検証し、継続の可否を判断しております。 ④ 人材の確保・定着及び育成について 当社グループは、競争力の向上及び今後の事業展開のため、各事業における専門性を有した優秀な人材の確保・定着及び育成が重要であると考えております。しかしながら、優秀な人材の確保・定着及び育成が計画通りに進まない場合や優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約要因になる可能性があり、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、当該リスクへの対応策として、積極的に優秀な人材の採用を進め、採用した人材及び既存の社員に対し、社内各種制度及び教育制度の充実等の施策を実施しております。 ⑤ 競合について 当社グループの各事業においては、市場に多数の事業者が存在しますが、将来社会情勢の変化などにより関連諸法令の変化に伴う業界再編等が予想されます。このような環境下において、景気後退、同業他社間における価格競争の結果として取引単価が低迷した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクへの対応策として、当社グループにおける事業シナジーをより強化していくことで、他社との差別化を図っております。 ⑥ 法的規制について 当社グループでは、様々な分野にわたる法的規制の下で事業及び投資を行っており、その影響を直接的または間接的に受けておりますが、各種法的規制に抵触しないように、コンプライアンス規程を制定し、当社グループの役職員が遵守すべき法的規制の周知徹底を図り、内部通報制度の導入等によって速やかに法令違反行為等の情報を収集する体制を構築しております。 しかしながら、上記の対応策を講じているにも拘わらず、各種法的規制についての事態が生じた場合、刑事罰を含めた罰則の適用、損害賠償請求等の金銭補償や企業イメージの悪化等により、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に重要な影響を与える可能性があります。 ⑦ 訴訟について 当社グループは、本書提出日現在、損害賠償を請求されている事実や訴訟を提起されている事実はありません。また、当社グループは、法令違反となるような行為を防止するための内部管理体制を構築するとともに、取引先、従業員その他第三者との関係において、訴訟リスクを低減するよう努めており、弁護士事務所と顧問契約を締結し、専門家による適切な助言を受けられる体制を構築する等の対応策を講じております。しかしながら、知的財産権の侵害等の予期せぬトラブルが発生した場合、取引先等との関係に何らかの問題が生じた場合等には、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起されるリスクがあります。かかる損害賠償の金額、訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの社会的信用、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ システム障害について 当社グループは、主にインターネット通信を利用してサービスを提供しておりますが、人為的ミス、通信ネットワーク機器の故障、アクセス数の急激な増大、ソフトウエアの不具合、コンピュータウィルス、停電、自然災害、事故等により、システム障害が発生する可能性があります。 当社グループでは、定期的なバックアップや稼働状況の監視等の対応策により事前防止又は回避に努めておりますが、こうした対応にも関わらず、システム障害が発生し、サービス提供に障害が生じた場合、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 媒体運営会社との取引関係に係るリスク デジタルマーケティング事業は、取引形態の性質上、媒体運営会社からの広告枠の仕入れに依存しているため、媒体運営会社との良好な取引関係維持に努めておりますが、媒体運営会社との取引関係に変化が生じた場合には、広告主にとって集客に最適な広告枠の調達が困難になり、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、当該リスクへの対応策として、媒体運営会社との取引関係維持に努める他、デジタルトランスフォーメーション事業や新規事業等による事業ポートフォリオを構築することで、デジタルマーケティング事業のみに依存しない体制としております。 ⑩ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社は、役員及び従業員に対して、ストック・オプションとして新株予約権を付与しております。また、今後においてもストック・オプション制度を活用していくことを検討しており、これらの新株予約権が権利行使された場合、当社の株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。なお、本書提出の前月末時点においては、行使可能な新株予約権はありません。
経営成績の分析 (MD&A)11,180字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループは、当連結会計年度より国際会計基準(以下、「IFRS会計基準」という。)を適用しております。また、前連結会計年度の財務数値についても、IFRS会計基準に組替えて比較分析を行っております。 なお、財務数値に係るIFRS会計基準と日本基準との差異については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 39.初度適用」をご覧ください。 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 技術進展が進むIT分野では、少子高齢化が進む中、今後IT人材不足がますます深刻化し、2030年には約45万人までIT人材の不足規模が拡大するとの推計結果が出ております。(出所:経済産業省委託事業「IT人材需給に関する調査」) また、デジタルトランスフォーメーション(DX)のトレンドが進展する中、生産性の向上や業務の効率化を目的にクラウドファースト戦略を実行する企業は引き続き増加傾向となっております。また、企業が従来型ITからクラウドへ移行するクラウドマイグレーションは、対象システム領域の多様化が顕著となっており、WEBシステムや情報系システムから基幹系システムへと対象システム領域が拡大しております。2024年の国内クラウド市場は、前年比29.2%増の9兆7,084億円(売上額ベース)となりました。また、2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は14.6%で推移し、2029年の市場規模は2024年比約2.0倍の19兆1,965億円になると予測されております。(出所:IDCJapan株式会社「国内クラウド市場予測、2025年~2029年」) デジタルマーケティング領域においては、2025年のインターネット広告市場が4兆459億円(前年比110.8%:株式会社電通発表)となりました。進展する社会のデジタル化を背景に、総広告費における「インターネット広告費」は堅調に伸長し、総広告費に占める構成比は50.2%にまで達しております。 このような環境のもと、当社グループのデジタルトランスフォーメーション事業においては、クライアントのDXを“Transformation”まで支援できる企業、コンサルティングとともに先端テクノロジーの提案が可能な集団を目指すという長期計画を掲げております。 当連結会計年度において、デジタルトランスフォーメーション事業の中核企業である株式会社Sharing Innovations(連結ベース)では、上期に、主に営業体制の整備と新規領域の体制強化を図るための採用や品質改善対応といった投資を実行し、下期にかけて利益が増加することを見込んでおりましたが、当社を取り巻く外部環境の変化を受け、Salesforce領域、SES領域の収益が減益となり、データ、ITコンサルティングといった新規事業領域が伸長するも、当初の計画を下回りました。Salesforce領域では、前年より中堅・エンタープライズ向けに軸足をシフトしてまいりましたが、案件の難易度・サイズアップが加速し、難易度・サイズに対応できるプロジェクトマネージャー(PM)・プロジェクトリーダー(PL)の必要性が増しております。それに伴い、PM・PLの不足から当初の計画より案件数、売上高が減少いたしました。SES(パートナー)領域では、業界で内製化が進展し、専門性の高い市場へニーズがシフトしております。レガシー、ロースキル領域は市場ニーズが減少し、当社の売上も減少いたしました。ただ、営業体制を強化したことで、直近は当社への引き合いが増加しております。 PM・PLを採用することで、Salesforce領域では中堅・エンタープライズ向けの案件により対応できるようになりますが、採用市場でのPM・PLの採用難易度の高まりを受けて、継続して採用活動を行うものの、Salesforce領域以外で新規事業強化やコストダウンの推進を進め、採用によらない収益改善の施策にも取り組んでおります。新規事業領域では、今年より注力しているデータ事業、ITコンサルティング事業が前年比で伸長しております。データ事業では案件数が増加し、パートナーエンジニアと協働して、案件を推進しております。ITコンサルティング事業では、2025年8月にM&AでCoznet合同会社をグループに迎え入れ、ERP領域を強化いたしました。プロパーのエンジニアをアサインすることで、こなせる案件も増えるため、成長率の高い新規事業へ社内リソースをシフトしてまいります。さらにERP領域では採用も推進し、新規事業領域全体の強化を図っております。また、コストダウンの面では、現時点で賃料や社内で利用している各種システムのライセンス費用等の見直しに着手しており、2026年には、2025年比で約1億円の固定費削減を見込んでおります。一方で、M&Aにより2023年以降新たにグループジョインした企業、特にソフトウェアテスト事業等を展開する企業の業績が好調なことから、デジタルトランスフォーメーション事業全体の業容は拡大しております。 デジタルマーケティング事業においては、積極的な人材投資を行うとともに、主力サービスである運用型広告を中心に引き続き拡販を進めるとともにサービスラインナップの拡充に努め、またこれまでにM&Aを実施した企業の成長を取り込んでまいりました。 IP・エンタメ事業の事業ドメインであるコンテンツ産業の市場規模は14兆円を超え、過去最高の数値を記録しております。(出所:一般社団法人デジタルコンテンツ協会「デジタルコンテンツ白書2025」) このような環境のもと、当社グループ内でも、今後、関連する事業の売上高の拡大が見込まれることから、当連結会計年度より新たな事業セグメントとしてIP・エンタメ事業を設けております。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末における財政状態は、資産16,159,920千円(前連結会計年度末比1,779,132千円の増加)、負債9,145,629千円(前連結会計年度末比1,262,632千円の増加)、資本7,014,291千円(前連結会計年度末比516,500千円の増加)となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上収益は15,768,184千円(前年同期比12.3%増)、営業利益1,442,982千円(前年同期比8.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益816,839千円(前年同期比10.3%増)となりました。 セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。 ① デジタルトランスフォーメーション事業 当事業においては、事業開始からM&Aを推進し、同時にIT人材の採用を行うことで開発体制の拡充を進めてまいりました。IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、クラウドインテグレーション、ソフトウェアテスト、各種Webシステム開発等の案件を受注しております。 以上の結果、当連結会計年度の売上収益は7,615,090千円(前年同期比11.9%増)、セグメント利益は672,306千円(前年同期比42.5%増)となりました。 ② デジタルマーケティング事業 当事業においては、積極的な人材投資を進めつつも、インターネット広告市場が堅調に伸長する環境のもと、主力サービスである運用型広告を中心に、既存取引先からの受注増額や新規取引先獲得のための施策を進めるとともに、M&Aした企業の成長を取り込んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上収益は5,705,316千円(前年同期比1.1%増)、セグメント利益は、1,851,053千円(前年同期比7.9%減)となりました。 ③ IP・エンタメ事業 当事業においては、ゲームの開発・受託運営やチャットで相談できる占いサービスといったデジタルコンテンツの展開、自社IPの活用を推進しております。 以上の結果、当連結会計年度における売上収益は1,767,312千円(前年同期比98.2%増)、セグメント利益は、57,474千円(前年同期比81.5%増)となりました。 ④ その他 その他の事業においては、タレントマネジメントシステム「スキルナビ」の開発・販売、人材紹介事業等に取り組んでおります。 以上の結果、当連結会計年度の売上収益は876,356千円(前年同期比9.0%増)となりました。また、当連結会計年度におけるセグメント損失は、42,548千円(前年同期は74,500千円の損失)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、3,538,337千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは1,036,988千円の収入となりました。これは主に税引前当期利益1,385,536千円及び減価償却費及び償却費368,610千円があった一方で、法人所得税の支払額564,854千円があったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは1,185,541千円の支出となりました。これは主に子会社の取得による支出1,203,665千円があったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは385,104千円の収入となりました。これは主に長期借入金の返済による支出679,861千円、リース負債の返済による支出326,067千円、自己株式の取得による支出250,656千円があった一方で、短期借入金の純増額358,662千円、長期借入れによる収入1,430,000千円あったこと等によるものです。 生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、記載を省略しております。 (2)受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   対前年増減率(%)   受注残高(千円)   対前年増減率(%) デジタルトランスフォーメーション事業   7,524,422   13.1   130,879   1.6 (注)デジタルトランスフォーメーション事業以外は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、記載を省略しております。 (3)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   対前年増減率(%) デジタルトランスフォーメーション事業   7,524,299   11.5 デジタルマーケティング事業   5,686,394   1.0 IP・エンタメ事業   1,733,947   95.5 その他   823,543   6.7 合計   15,768,184   12.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 ①財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べて1,779,132千円増加し、16,159,920千円となりました。主な要因は、現金及び現金同等物が235,896千円、使用権資産が343,660千円、のれんが1,123,732千円増加したこと等によるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べて1,262,632千円増加し、9,145,629千円となりました。主な要因は、営業債務及びその他の債務が347,725千円減少した一方、借入金(流動)が518,214千円、リース負債(流動)が106,909千円、借入金(非流動)が617,276千円、リース負債(非流動)が252,204千円増加したこと等によるものです。 (資本) 当連結会計年度末における資本の残高は、前連結会計年度末に比べて516,500千円増加し、7,014,291千円となりました。主な要因は、自己株式が249,906千円増加し、剰余金の配当により利益剰余金が106,970千円減少した一方で、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により利益剰余金が816,839千円増加したこと等によるものです。 ②経営成績 (売上収益) 売上収益の詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、8,866,298千円(前年同期比17.6%増)となりました。主に売上収益の増加に伴う労務費及び外注費の増加により、売上原価全体が増加した結果、売上総利益は6,901,886千円(前年同期比6.3%増)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、主に人件費の増加により5,514,565千円(前年同期比6.8%増)となりました。その結果、営業利益は1,442,982千円(前年同期比8.4%増)、税引前当期利益は1,385,536千円(前年同期比5.6%増)となりました。 (親会社の所有者に帰属する当期利益) 当連結会計年度において、法人所得税費用520,144千円を計上した結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は816,839千円(前年同期比10.3%増)となりました。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 当社グループの主力事業であるデジタルマーケティング事業においては、順調に拡大を続けるインターネット広告市場の成長率を超える速さで成長させていくとともに、デジタルトランスフォーメーション事業を始めとした、新たなインターネットの潮流を捉えた成長分野へも積極的に挑戦し、企業価値の継続的な向上を目指しております。 当社グループが、将来にわたる持続的な企業価値創造を実現していくためには、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の課題に対処していく必要があると認識しております。経営者は常に事業環境の変化に応じて経営資源を最適に配分し、様々な課題に適時適切に対処できるような組織体制を構築してまいります。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中長期的な事業拡大と収益率向上による企業価値の向上と株主価値の向上を目指しており、重要な経営指標を売上収益、営業利益、営業利益率、親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)としております。 当連結会計年度における経営指標は、売上収益15,768,184千円(前年同期比12.3%増)、営業利益1,442,982千円(前年同期比8.4%増)、営業利益率9.2%(前年同期比0.3ポイント減)、親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)13.0%(前年同期比0.2ポイント増)であり、引き続き当該指標の向上に邁進していく所存でございます。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、媒体運営会社からの広告枠の仕入れのほか、人件費、外注費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、経常的な設備の更新のための増設、改修等を目的とした投資に加え、投資事業における他企業への出資や当社グループ価値向上のためのM&Aなどの成長投資を積極的に行うためのものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金及び金融機関からの借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における、リース負債を含めない借入金等の有利子負債の残高は4,012,901千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,538,337千円となっております。 (3)重要性がある会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成されております。連結財務諸表の作成にあたり、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。 並行開示情報 連結財務諸表規則(第3編から第6編までを除く。以下、「日本基準」という。)により作成した要約連結財務諸表は、以下のとおりであります。 なお、日本基準により作成した当連結会計年度の要約連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。 (1)要約連結貸借対照表(日本基準) (単位:千円) 前連結会計年度 (2024年12月31日)   当連結会計年度 (2025年12月31日) 資産の部 流動資産   7,128,774   7,382,067 固定資産 有形固定資産   311,536   304,578 無形固定資産   3,855,627   4,336,917 投資その他の資産   1,525,747   1,598,022 固定資産合計   5,692,911   6,239,518 資産合計   12,821,686   13,621,586 負債の部 流動負債   4,696,665   4,892,176 固定負債   1,999,024   2,679,011 負債合計   6,695,689   7,571,187 純資産の部 株主資本   5,402,555   5,271,053 その他の包括利益累計額   273,284   318,543 新株予約権   1,505   1,313 非支配株主持分   448,652   459,489 純資産合計   6,125,996   6,050,398 負債純資産合計   12,821,686   13,621,586 (2)要約連結損益計算書及び要約連結包括利益計算書(日本基準) 要約連結損益計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 売上高   14,036,930   15,768,184 売上原価   7,544,430   8,870,736 売上総利益   6,492,500   6,897,448 販売費及び一般管理費   5,691,311   6,171,559 営業利益   801,189   725,888 営業外収益   35,358   96,831 営業外費用   52,885   68,675 経常利益   783,662   754,045 特別利益   45,128   - 特別損失   16,669   13,182 税金等調整前当期純利益   812,120   740,863 法人税等合計   438,963   464,662 当期純利益   373,157   276,200 非支配株主に帰属する当期純利益   41,404   15,770 親会社株主に帰属する当期純利益   331,752   260,429 要約連結包括利益計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 当期純利益   373,157   276,200 その他の包括利益合計   △35,961   45,270 包括利益   337,195   321,470 (内訳) 親会社株主に係る包括利益   295,759   305,688 非支配株主に係る包括利益   41,435   15,782 (3)要約連結株主資本等変動計算書(日本基準) 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:千円) 株主資本   その他の包括利益 累計額   新株予約権   非支配株主持分   純資産合計 当期首残高   5,175,662   309,276   144,577   407,216   6,036,733 当期変動額   226,892   △35,992   △143,071   41,435   89,263 当期末残高   5,402,555   273,284   1,505   448,652   6,125,996 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:千円) 株主資本   その他の包括利益 累計額   新株予約権   非支配株主持分   純資産合計 当期首残高   5,402,555   273,284   1,505   448,652   6,125,996 当期変動額   △131,501   45,258   △191   10,836   △75,598 当期末残高   5,271,053   318,543   1,313   459,489   6,050,398 (4)要約連結キャッシュ・フロー計算書(日本基準) (単位:千円) 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 営業活動によるキャッシュ・フロー   1,121,755   710,921 投資活動によるキャッシュ・フロー   △380,870   △1,185,541 財務活動によるキャッシュ・フロー   △716,781   711,172 現金及び現金同等物に係る換算差額   1,263   △655 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)   25,366   235,896 現金及び現金同等物の期首残高   3,277,073   3,302,440 現金及び現金同等物の期末残高   3,302,440   3,538,337 (5)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更(日本基準) 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (連結の範囲の変更) 増加1社(取得) 減少1社(清算結了) 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (連結の範囲の変更) 増加3社(取得) 経営成績等の状況の概要に係る主要な項目における差異に関する情報 IFRS会計基準により作成した連結財務諸表における主要な項目と日本基準により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項は、以下のとおりであります。 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) 「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 39.初度適用」に記載のとおりであります。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (のれんの償却) 日本基準では、合理的に見積られたのれんの効果が及ぶ期間にわたって、定額法により、「販売費及び一般管理費」としてのれんを償却しておりましたが、IFRS会計基準では、IFRS会計基準移行日以降は非償却としております。 この影響により、IFRS会計基準では日本基準に比べて販売費及び一般管理費が597,849千円減少しております。 (未消化の有給休暇) 日本基準では負債を認識していない従業員の未消化の有給休暇について、IFRS会計基準では負債として認識しております。 この影響により、IFRS会計基準では未消化の有給休暇について「その他の流動負債」に含めて199,304千円計上しております。 (リース) 日本基準ではオペレーティング・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じて会計処理しておりましたが、IFRS会計基準では「使用権資産」及び「リース負債」を計上しております。 この結果、IFRS会計基準では日本基準に比べて、使用権資産及びリース負債がそれぞれ1,282,049千円及び1,320,439千円増加しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。