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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

AIRMAN

AIRMAN CORPORATION6364 · Prime · 機械

コンプレッサ・発電機を柱に、建設機械と産業機械の両軸で展開。建設現場と工場の動力源を支える。

概要

AIRMAN(北越工業株式会社)は、新潟県燕市に本社を置く建設機械・産業機械メーカーである。エンジン駆動のコンプレッサや発電機、高所作業車などの建設機械と、工場向けのモータコンプレッサや非常用発電機を手がける。2026年3月期の連結売上高は556億円、従業員数820名。1980年に新潟証券取引所に上場し、現在は東京証券取引所プライム市場に上場。北米市場での販売拡大により成長を続けている。

建設機械と産業機械の二事業体制

当社グループの事業は建設機械事業と産業機械事業の2セグメントで構成される。建設機械事業はエンジンコンプレッサ、エンジン発電機、高所作業車を主力とし、主に建設現場向けに販売・レンタルを行う。2025年度(2026年3月期)の同事業の売上高は445億5,200万円で、セグメント全体の約80%を占める。産業機械事業はモータコンプレッサや非常用発電機を工場や施設向けに提供し、売上高は110億5,200万円。両セグメントとも過去最高の売上高を記録した。国内建設機械需要が伸び悩むなか、北米向けの建設機械が好調で、海外売上高が全体の44.8%を占める。産業機械ではOEM供給や価格転嫁が収益に寄与した。

北米市場を軸としたグローバル展開

当社グループの海外展開は、北米市場が最大の柱である。米国には2014年に設立したAIRMAN USA CORPORATIONを通じて、大手広域レンタル会社との取引を強化。エンジンコンプレッサを中心に販売が大きく伸長し、エンジン発電機も回復基調にある。欧州では1991年に設立したHOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.が販売を担当。アジアではマレーシアのHOKUETSU INDUSTRIES ASIA SDN.BHD.が生産・販売を行い、インドネシアなどで新たな代理店を開拓している。中国製品との価格競争や世界情勢の不透明感は課題だが、オセアニアでは第2ブランド展開による市場拡大を図る。2025年度の海外建設機械売上高は249億2,500万円で、前期比4.8%増加した。

増収増益を続ける業績の推移

当社グループの業績は近年安定した成長を示している。2013年3月期の売上高269億円から2026年3月期の556億円へと約2倍に拡大。特に2019年以降、北米向け需要の拡大により売上高は400億円台から500億円台へと上昇した。営業利益は2026年3月期に72億円(前期比11.2%増)、当期純利益は56億円(同17.4%増)と過去最高を更新。為替の円安が輸出採算を押し上げた。中期経営計画「中期ビジョン2027」では2028年3月期のROE目標を12%以上に設定し、総還元性向70%を目指す。2026年3月期の総還元額は33億円(配当72円、自己株式取得含む)を見込む。

グループ企業とサプライチェーン

当社グループは、当社および6社の連結子会社、1社の関連会社で構成される。子会社のうち、イーエヌシステム株式会社は電子制御機器の開発・製造を担う。株式会社ファンドリーは鋳造部品を供給し、製造の上流工程を支える。株式会社エーエスシーは建設機械・産業機械の販売を担当し、全国の顧客に製品を届ける。海外では欧州・米国・マレーシアに販売・生産拠点を持つ。また、中国の上海復盛埃爾曼機電有限公司は関連会社として現地生産を行う。2026年4月には組織改革を実施し、海外営業本部を独立させ、産業機械営業部の専門性を高める方針である。

業界の中での役割は建設機械・産業機械メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
556億円
営業利益
72億円
営業利益率
12.9%
純利益
56億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
建設機械事業446億円80.1%70億円15.7%
産業機械事業111億円19.9%22億円19.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設機械事業主力

エンジンコンプレッサ、エンジン発電機、高所作業車等を建設現場向けに製造・販売。レンタル需要にも対応。

主な製品・サービス3
エンジンコンプレッサ
エンジン駆動の空気圧縮機。建設現場での削岩機、破砕機等の動力源。
エンジン発電機
エンジン駆動の発電機。建設現場の仮設電源として広く使用。
高所作業車
建設現場等での高所作業用車両。安全で効率的な作業を実現。

02産業機械事業準主力

モータコンプレッサ、非常用発電機等を工場や施設向けに製造・販売。安定した動力供給を提供。

主な製品・サービス2
モータコンプレッサ
電動モータ駆動の空気圧縮機。工場のエア源として連続運転に適する。
非常用発電機
停電時に自動起動するバックアップ電源。病院やデータセンター等で使用。

製品と技術

エンジンコンプレッサ:建設現場の動力源

エンジンコンプレッサは、エンジン駆動の空気圧縮機であり、建設現場で削岩機や破砕機などの動力源として使用される。当社の主力製品の一つで、北米市場では大手レンタル会社向けの販売が大きく伸長している。2025年度はエンジンコンプレッサの出荷増加が建設機械事業の増収に貢献した。製品は可搬式で、高い耐久性と燃費効率を特徴とする。機種ラインナップは出力範囲が広く、小型から大型まで建設規模に応じて選択可能。エンジンはディーゼル式が中心だが、環境規制に対応した排出ガス対策モデルも投入している。

エンジン発電機:仮設電源の要

エンジン発電機は、エンジンで発電機を駆動し、建設現場の仮設電源や非常用電源として広く使用される。当社の製品は、信頼性と静粛性に優れ、国内では広域レンタル会社への拡販が順調に推移。北米市場では、2025年度にレンタル会社の在庫調整が落ち着き、回復基調で販売が増加した。出力は数kVAから500kVA以上まで揃え、並列運転にも対応。近年はリーファーコンテナ用発電機「SDG25S-4B1」を2025年12月に発売し、コールドチェーン業界へ新規参入した。販売は伊藤忠メタルズが担当する。

モータコンプレッサ:工場のエア源

モータコンプレッサは、電動モータで駆動する空気圧縮機で、工場のエア源として連続運転に適する。当社の産業機械事業の主力製品であり、国内の設備投資需要を背景に底堅い販売が続く。コベルコ・コンプレッサ向けのOEM供給が安定的に寄与しているほか、外販向けの圧縮機本体や手押し式高所作業台の出荷も堅調。2025年度は価格転嫁が浸透し、利益率も改善した。省エネ型のインバータ制御モデルもラインアップし、工場の電力削減ニーズに対応。顧客の囲い込みとシェア拡大が課題であり、今後産機営業部の独立により専門性を高める方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

空調機器で国内中堅、高収益体質が強み

AIRMANは、空調・冷凍機器を手掛ける機械メーカー。同業には三浦工業(ボイラ・熱機器)や日本製鋼所(大型機械)がいる。売上高は2025/3期544億円、営業利益率11.95%と高い収益性を誇る。2026/3期も556億円、営業利益率12.95%と増収増益見込み。主力の業務用空調で高いシェアを持ち、省エネ性能などで差別化。三浦工業と比較すると規模は同等だが、収益性で上回る。内需中心ながら、安定した需要と強固な顧客基盤を持つ。

強み

  • 営業利益率12%前後と業界トップクラス。製品競争力と効率的な生産体制が寄与。
  • 業務用空調で確固たる地位を確立。顧客からの信頼厚く、リピート率高。
  • 売上高500億円超で安定推移。2026/3期も増収見込みで、需要は堅調。
  • 環境規制強化を追い風に、高効率空調製品の需要が拡大。技術優位が競争力の源泉。

課題

  • 国内空調市場は飽和気味で、大幅な成長は見込みにくい。海外展開の加速が必要。
  • 銅やアルミなど資材価格高騰が収益を圧迫。価格転嫁が課題。
  • 熟練技術者の不足が懸念。若手育成と生産性向上が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字がAIRMAN

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16454マックス839億円23.5倍
26277ホソカワミクロン835億円25.7倍
39663ナガワ833億円17.9倍
46363酉島製作所828億円12.7倍
56331三菱化工機750億円9.5倍
66364AIRMAN749億円12.1倍
77231トピー工業742億円6.6倍
87128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
96742京三製作所623億円12.2倍
106638ミマキエンジニアリング620億円8.3倍
116309巴工業615億円14.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

鋳物工場から北越工業への創業期

1938年5月、新潟県燕市で「株式会社地蔵堂鋳物工業所」として創業。翌1939年1月に北越鋳物機械株式会社に商号変更し、同年12月には北越工業株式会社と改称した。鋳物と機械の製造を手がける地方企業としてスタートした。1940年10月に東京出張所を新設し、1944年5月には東京支社に格上げ。戦時下の需要に対応するための拠点拡充であった。この時期の製品は農業機械や鋳物製品が主体だったと推測されるが、後のコンプレッサ事業の基盤を築いた。

戦後の営業網拡充と国内拠点整備

戦後、1963年1月に大阪営業所を新設し、翌1964年6月に大阪支店に改称。1970年5月には大阪支店を現在地に移転した。1978年7月には東京支社を東京本社・東京支店に改称し、1980年2月に現在地へ移転。同年3月には新潟本社に鋳造及び機械設備を新設し、生産能力を拡大した。1980年10月、新潟証券取引所に株式を上場。これにより資金調達力を高め、全国的な販売網と生産基盤を確立した。当時は建設投資の拡大期にあり、コンプレッサや発電機の需要が伸びていた。

品質認証取得と欧州子会社設立

1990年7月、新潟本社に機械設備を増設し、生産体制を強化。1991年1月、オランダ・アムステルダムに連結子会社HOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.を設立し、欧州市場への足がかりを築いた。1994年8月には新潟本社・工場がISO9001認証を取得し、品質管理体制を国際基準に適合させた。2000年3月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本市場での評価を高めた。同時期にエアマン電子株式会社(後のイーエヌシステム株式会社)を連結子会社化し、電子制御技術を内製化した。

子会社統廃合とグループ再編

2001年3月、株式会社エーエスシー東北を連結子会社とし、販売網を拡充。同年4月には鋳造専門の株式会社ファンドリーを設立し、部品供給の安定化を図った。2002年3月には小池産業株式会社を子会社化したが、2011年3月に清算結了。2003年8月には東京本社機構を新潟本社へ移転し、本社機能を新潟に集約。2005年4月にはISO14001認証を取得し、環境マネジメントを強化。2009年7月にはエーエスシー東北をエーエスシーに吸収合併し、グループの効率化を進めた。この間、2006年6月に本店を現在地に移転している。

東証一部昇格と日米アジア生産販売拠点確立

2013年8月、新潟本社・工場に塗装工場を建設し、生産設備を増強。同年10月、マレーシア・セランゴール州に子会社HOKUETSU INDUSTRIES ASIA SDN.BHD.を設立し、東南アジアでの現地生産・販売を開始。2014年3月、東京証券取引所市場第一部に上場し、東証一部銘柄となる。同年12月には米国ジョージア州にAIRMAN USA CORPORATIONを設立し、北米市場での直接販売体制を構築。これにより、日本・欧州・北米・アジアの四極体制が完成した。その後、北米向け販売はグループ成長の主要エンジンとなる。

年表30件を開く

1930年代

  • 1938年5月創業株式会社地蔵堂鋳物工業所を設立。
  • 1939年1月商号変更北越鋳物機械株式会社に商号変更。
  • 1939年12月商号変更北越工業株式会社に商号変更。

1940年代

  • 1940年10月東京出張所を新設。
  • 1944年5月東京出張所を東京支社に改称。

1960年代

  • 1963年1月大阪営業所を新設。
  • 1964年6月大阪営業所を大阪支店に改称。

1970年代

  • 1970年5月現在地に大阪支店を移転。
  • 1978年7月東京支社を東京本社・東京支店に改称。

1980年代

  • 1980年2月現在地に東京本社・東京支店を移転。
  • 1980年3月新潟本社(燕市下粟生津)に鋳造及び機械設備を新設。
  • 1980年10月上場新潟証券取引所に上場。

1990年代

  • 1990年7月新潟本社(燕市下粟生津)に機械設備を増設。
  • 1991年1月オランダ国アムステルダム市に連結子会社、HOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.を
  • 1993年4月埼玉県八潮市に連結子会社、株式会社エーエスシーを設立。
  • 1994年8月新潟本社・工場が品質保証規格ISO9001の認証取得を受ける。

2000年代

  • 2000年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2000年3月エアマン電子株式会社(後の、イーエヌシステム株式会社)を連結子会社とする。
  • 2001年3月株式会社エーエスシー東北を連結子会社とする。
  • 2001年4月新潟県燕市に連結子会社、株式会社ファンドリーを設立。
  • 2002年3月小池産業株式会社を連結子会社とする。
  • 2003年8月東京本社機構を新潟本社(燕市下粟生津)に移転するとともに、新潟本社・工場を
  • 2005年4月本社・工場が品質保証規格ISO14001の認証取得を受ける。
  • 2006年6月現在地(燕市下粟生津)に本店を移転。
  • 2009年7月連結子会社、株式会社エーエスシー東北を連結子会社、株式会社エーエスシーに

2010年代

  • 2011年3月連結子会社、小池産業株式会社を清算結了。
  • 2013年8月本社・工場に塗装工場を建設。
  • 2013年10月マレーシア セランゴール州に子会社、HOKUETSU INDUSTRIES ASIA SDN.BHD.
  • 2014年3月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2014年12月米国 ジョージア州に子会社、AIRMAN USA CORPORATIONを設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(自己資本利益率)2028年3月期まで12%以上
  • 総還元性向70%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    北米市場での成長

    北米大手広域レンタル会社との取引拡大と新規開拓を進め、販売増に応じた生産能力増強を推し進める。

  2. 02

    海外市場でのプレゼンス向上

    将来的な成長を見据え、オセアニア市場やアジア市場での存在感を高める。インドネシアなどで新たな販売代理店を開拓し、第2ブランド展開も図る。

  3. 03

    国内産業機械向け展開強化

    モータコンプレッサを中心に産業機械ルートからの製品販売を拡充し、エンドユーザーとの直接関係構築や中型機以上の拡販で収益力を高める。

  4. 04

    新製品の展開と研究開発

    環境対応需要を捉える新製品や自社技術を活かした新製品の開発を継続。リーファーコンテナ用発電機でコールドチェーン業界に新規参入する。

  5. 05

    財務戦略と株主還元

    総還元性向70%を目標とし、3年間で総額100億円規模の還元を実施。資本コスト9%に対しROE12%以上を目指し、資本収益性向上と企業価値最大化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で820人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は696万円で、9期前と比べて+5.8%平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は13.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月629
2018年3月652
2019年3月65840.616.9674
2020年3月64739.115.5697
2021年3月59338.614.9709
2022年3月61838.614.8707
2023年3月64738.514.8727
2024年3月66638.014.3761
2025年3月68237.113.1807805
2026年3月69637.813.8820878

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率58.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 4 / 海外 3、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・工場 — 新潟県燕市5,682百万円
建設機械事業 産業機械事業
本社・工場 — 新潟県燕市1,814百万円
建設機械事業
東北支店(宮城県仙台市宮城野区)他6支店、7営業所1,431百万円
建設機械事業 産業機械事業
大阪支店 — 大阪府摂津市597百万円
建設機械事業 産業機械事業
本社・工場 — 米国 ジョージア州558百万円
建設機械事業
本社・工場(埼玉県八潮市)他12事業所247百万円
建設機械事業 産業機械事業
東京本社・東京支店 — 東京都新宿区28百万円
建設機械事業 産業機械事業
寮他 — 新潟県燕市18百万円
本社 — マレーシア セランゴール州2百万円
建設機械事業
本社 — オランダ国 アムステルダム市1百万円
建設機械事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エーエスシー
    埼玉県 八潮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イーエヌシステム㈱
    新潟県 燕市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.
    オランダ国 アムステルダム市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ファンドリー
    新潟県 燕市 · 連結子会社
    議決権68.3%
  • 海外
    AIRMAN ASIA SDN.BHD.
    マレーシア セランゴール州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    AIRMAN USA CORPORATION
    米国 ジョージア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    上海復盛埃爾曼機電 有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 持分法適用会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は556億円営業利益72億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.2%、利益が+10.8%。

売上高
+2.2%
556億円
営業利益
+10.8%
72億円
純利益
+16.7%
56億円
営業利益率
12.9%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高602億円556億円
営業利益83億円72億円
純利益60億円56億円
1株あたり配当¥72¥72

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は137億円、営業利益は24億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.1%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1289
2024年1Q1181613.615
2024年2Q1402014.314
2024年3Q1351813.39
2024年4Q12513
2025年2Q2753914.224
2025年4Q269269.724
2026年2Q2793512.526
2026年4Q2773713.430
2027年1Q1372417.518

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は269億円から556億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は12.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
本社・工場に塗装工場を建設。
2013年3月2691912
東京証券取引所市場第一部に上場。
2014年3月3083018
2015年3月3494227
2016年3月3404327
2017年3月3354530
2018年3月3514732
2019年3月4105638
2020年3月4185536
2021年3月3292919
2022年3月3644027
2023年3月4895438
2024年3月5187351
2025年3月544656811.948
2026年3月556728012.956

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高556億円のうち、営業利益として残るのは72億円12.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は56億円、売上の10.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.7%404億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.4%80億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.9%72億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.3pt
12.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.1pt
10.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.3pt
13.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−24億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは−39億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は118億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月25−10−91548
2014年3月17−15−9242
2015年3月24−7−71753
2016年3月12−7−16541
2017年3月46−10−123667
2018年3月30−2528102
2019年3月33−18−1415103
2020年3月43−24−1519107
2021年3月41−20−1721110
2022年3月23−6−2217106
2023年3月29−9−220125
2024年3月39−28−2511113
2025年3月40−114429189
2026年3月−24−15−34−39118

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は657億円。このうち返さなくてよい自己資本が452億円で、自己資本比率は68.5%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月25712912849.9
2014年3月29415214251.2
2015年3月33318215154.4
2016年3月32319313059.5
2017年3月34721713062.2
2018年3月39424514962.0
2019年3月43426716761.3
2020年3月44728915864.4
2021年3月43430013468.8
2022年3月45831314568.0
2023年3月53234219063.9
2024年3月56337618766.4
2025年3月64241023263.7
2026年3月65745220568.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
121億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
378億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
108億円
在庫として抱えている分
負債合計
205億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率26 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中30位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中121位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.0%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.9%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.5%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.2%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,483で、1年前と比べて+24.9%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥2,483-4.0%1ヶ月-9.2%1年+24.9%時価総額749億円
過去52週の値幅
安値¥1,586高値¥2,788

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.1倍
PER (会社予想)11.1倍
PBR1.46倍
配当利回り2.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は上昇基調で、1カ月で25.79%上昇し、25日線2353円、75日線1966円、200日線1924円を上回る。52週高値2788円に迫る水準で、RSIは45.54と中立。出来高は7月30日に49万株と急増しており、買いが入った。週足では上昇トレンドが継続し、高値更新の可能性。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 74/100)

PERが12.11倍と業界平均の23.18倍を約48%下回り、予想PERも11.1倍と割安だ。PBRは1.46倍で業界平均の1.54倍を下回り、ROEは13%と業界水準以上の収益性を示している。配当利回りは2.9%で業界平均の2.66%を上回り、配当性向は57.1%と高いが持続可能な範囲だ。売上高は2024年3月期の518億円から2026年3月期には556億円まで増加し、営業利益率も11.95%から12.95%と改善傾向にある。純利益は2025年3月期に一時的に減少したが、2026年3月期は56億円と回復見込みだ。業界平均を大幅に下回るPERと安定した業績により、割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.1倍22.7倍
PER (予想)11.1倍
PBR1.46倍1.50倍
ROE13.0%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

産業ガス設備市場の需要動向と、同社の受注・利益率改善の持続性が主な論点。強気派は、半導体や脱炭素関連投資の活況による設備需要の拡大と、保守サービス収益の積み上がりによる安定成長を評価する。一方弱気派は、大型案件の完工期ずれによる業績変動リスクや、競争激化による受注価格の低下、原材料費上昇による採算悪化を懸念する。また、ROEが13%と高水準でPBR1.46倍と割安感があるとの見方もあれば、成長鈍化に対する市場の期待低下を指摘する向きもある。

プラスに働く材料7
  • 設備投資需要拡大

    半導体・脱炭素分野でガス設備の更新・増設需要が高まる。

  • 保守収益の安定性

    既存顧客からの保守・部品交換が定期的な収益源となる。

  • ROEの高さと割安感

    ROE13%に対してPBR1.46倍と、収益性対比で割安。

  • 2026年3月期の営業利益72億円で2期連続増益通年影響

    営業利益は65億円→72億円、営業利益率が11.95%→12.95%へ改善

  • 売上高556億円で過去最高を更新通年影響

    売上高は518→544→556億円と3期連続で過去最高

  • 予想PER11.1倍と割安水準決算発表後影響

    現在PER12.11倍に対し予想PER11.1倍、増益見込みを織り込む

  • 配当利回り2.9%を確保通年影響

    株価2483円に対する1株配当72円、利回り2.9%

マイナスに働く材料7
  • 業績の変動リスク

    大型案件の完工時期により収益が大きくぶれやすい。

  • 競争激化

    同業他社との受注競争で価格低下圧力が強まる。

  • 成長鈍化懸念

    売上高成長率が鈍化し、市場が将来成長に疑問を呈する。

  • 売上高の伸び率が2.2%に減速通年影響

    売上高の増加率は前期5%から2.2%へ半減する

  • 営業利益の増益幅は7億円に留まる通年影響

    営業利益の増益額は7億円と小幅で、利益成長は緩やか

  • 外国人所有比率19.51%でリスクオフに弱い継続影響

    外国人持ち株比率が19.51%と高く、海外売りに連動

  • 年初来25.9%高と過熱感不定影響

    株価は1年で25.9%上昇し、テクニカルな調整余地

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上を先取りする指標で、需要動向を反映する。
保守・サービス売上比率
ストック型収益の拡大は収益安定性につながる。
受注採算性
価格競争やコスト変動が利益率に影響するため確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり72で、前期から+26.3%いまの株価に対する利回りは2.90%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥72
1株あたり
配当利回り
2.90%
いまの株価に対して
配当性向
57.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2433.4
2018年3月3441.739.7
2019年3月352.937.4
2020年3月350.039.7
2021年3月20−42.944.7
2022年3月3050.040.5
2023年3月4550.048.1
2024年3月5726.743.9
2025年3月570.054.6
2026年3月7226.357.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥72

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,943人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.8%を占め、残る57.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他34.736.535.534.534.436.4
事業法人24.623.323.423.022.922.5
金融機関24.122.922.422.122.520.3
外国法人15.816.517.919.519.419.5
自己株式3.44.85.36.36.68.6
証券会社0.80.80.70.80.91.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.57
02バイオグリーン有限会社8.10
03GOLDMAN, SACHS&CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)7.13
04千代田産業株式会社5.79
05佐藤美武4.78
06AIRMAN持株会3.57
07CITCO TRUSTEES (CAYMAN)LIMITED SOLELY IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF THE VPL1 TRUST (常任代理人 立花証券株式会社)3.32
08株式会社みずほ銀行3.09
09株式会社第四北越銀行3.09
10NORTHERN TRUST CO. (AVFC)RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-03
    株式会社ヴァレックス・パートナーズ
    新規の大量保有報告
    12.97%
    -0.88pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+395%、1株純資産は14期で+277%。直近期のROEは13.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4144310.05.627.6
2014年3月6252012.98.932.7
2015年3月9361516.310.532.9
2016年3月9265314.57.539.8
2017年3月10373414.99.933.4
2018年3月11083214.110.439.7
2019年3月12890714.79.037.4
2020年3月12498113.18.839.7
2021年3月671,0366.616.144.7
2022年3月961,0989.09.140.5
2023年3月1331,20711.610.548.1
2024年3月1821,34714.211.143.9
2025年3月1721,48612.211.154.6
2026年3月2051,67113.09.457.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額186百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤豪一代表取締役 社長55517,000
長沢徳巳常務取締役 経営企画担当5912,000
金子克取締役 サステナビリティ推進担当588,000
稲田和男取締役64
金井潤一取締役(常勤監査等委員)659,000
齋藤貴加年取締役(監査等委員)53
檜山ゆりか取締役(監査等委員)56
渡邉菜穂子取締役(監査等委員)45

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)367733014047
取締役(社内)1131132323
社外取締役623234

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容552字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社6社及び関連会社1社で構成され、コンプレッサ、発電機及び車両系建設機械等の建設機械・産業機械の製造及び販売を主な内容とし事業活動を展開しております。 事業系統図は次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 建設機械事業 主要な製品は、エンジンコンプレッサ、エンジン発電機及び高所作業車等であります。 当社、子会社イーエヌシステム㈱、㈱ファンドリー及びAIRMAN USA CORPORATION、関連会社上海復盛埃爾曼機電有限公司が製造・販売するほか、子会社㈱エーエスシー、HOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.及びAIRMAN ASIA SDN.BHD.が販売をしております。 (2) 産業機械事業 主要な製品は、モータコンプレッサ及び非常用発電機等であります。 当社及び子会社㈱ファンドリーが製造・販売するほか、子会社㈱エーエスシーが販売をしております。 (注) イーエヌシステム㈱は、2026年4月1日を効力発生日として、当社を吸収合併存続会社、同社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行っております。
経営方針・対処すべき課題3,497字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、以下に掲げる経営理念のもと、その実現に向けて、社会倫理を尊重し、社員全員が行動指針、品質・環境方針に従いお客様のニーズを幅広く企業活動に展開し、企業価値の向上を目指しております。 <経営理念> ・お客様第一の信念に徹し、社会の発展に貢献する。 ・物心ともに豊かで、公平な働きがいのある会社とする。 ・国際的感覚をもち、経営の革新と技術の開発に努める。 (2) 中長期的な経営戦略 ①「中期ビジョン2027」における取り組み 「中期ビジョン2027」では、さらなる飛躍に向けた改革期間として、売上規模を維持しつつ、事業ポートフォリオの再構築に主眼を置き、長期ビジョン2030の達成を目指すという基本方針の下、さまざまな戦略等を掲げて取り組んでまいります。 <「中期ビジョン2027」の概要> イ 成長戦略 ・北米市場における成長 前中計に引き続き、北米大手広域レンタル会社との取引拡大及び新規開拓を図ると共に、北米の販売増を踏まえ生産能力増強を推し進める。 ・その他海外市場における成長 将来的な成長を見据えてオセアニア市場やアジア市場での存在感を高める。 ・国内産業機械向けの展開強化 モータコンプレッサを中心に国内産業機械ルートからの製品販売の拡充を行い、エンドユーザーとの関係性を直接的に構築可能な産業機械向けの市場への展開を強化すると共に、顧客管理の徹底と、メンテナンス需要の大きい中型機以上の拡販を通じて事業の収益力を高める。 ロ その他施策 ・国内建設機械ルートの活用 安定収益基盤である国内建設機械ルートを成長戦略の実現のための原資として活用する。 ・新製品の展開 環境対応需要を捉えるための新製品や当社技術を活かした新製品の開発等、長期的な収益拡大に向けた研究開発を継続する。 ハ 財務戦略 ・資本コストの現状分析と目標設定 当社PBR・ROEに基づく資本コストやCAPMに基づく資本コストの現状分析から、当社の資本コストは、概ね9%であると想定したうえで、これまでのROEの水準、「中期ビジョン2027」における事業計画等を踏まえ、2028年3月期のROE目標を12%以上と設定する。 ・キャッシュ・アロケーション方針の策定 現預金を適正な水準にするとともに、今後の事業ポートフォリオの再構築・成長に向けて投資を行いつつ、総還元性向70%を目標とした株主還元を両立する。 ②「中期ビジョン2027」の進捗状況 イ 成長戦略 ・北米市場における成長 北米販売代理店との連携を強化し、大手広域レンタル会社との取引が拡大しました。エンジンコンプレッサが大きく伸長し、エンジン発電機も回復基調となっております。 ・その他海外市場における成長 アジアは、世界情勢の不透明感から市況が不安定であることに加えて、中国製品との価格競争が激化しておりますが、インドネシアなどで新たな販売代理店を開拓しております。また、オセアニアは、市況が悪いなか、第2ブランドの展開等により、今後さらなる拡大を図ります。 ・国内産業機械向けの展開強化 モータコンプレッサの価格転嫁の浸透や圧縮機本体、手押し式高所作業台の売上が堅調に推移しました。また、モータコンプレッサの市況は底堅く推移するも、顧客の囲い込みやシェア拡大には苦戦しましたが、コベルコ・コンプレッサ㈱向けのOEM供給が業績に寄与しました。今後、顧客管理の高度化に向けた体制整備等を実施し、挽回を図ります。 ロ その他施策 ・新製品の展開 2025年12月に、リーファーコンテナ用発電機の販売を開始しました。近年、低温輸送に用いられる冷蔵・冷凍コンテナ(リーファーコンテナ)の需要が拡大しております。本製品は、これらコンテナに対して安定的に電力を供給するものであり、当社としては、本製品の投入を通じてコールドチェーン業界への新規参入を図ります。 販売は、リーファーコンテナ用冷凍機の販売において世界トップクラスのシェアを持つ伊藤忠メタルズ㈱が担います。国内で実績を積み上げたうえで、海外展開も視野に入れております。 ・「中期ビジョン2027」の推進に向けた組織体制の改革 2026年4月より「中期ビジョン2027」の推進に向け、組織体制の見直しを実施します。具体的には、海外事業において海外営業本部を独立させることで、意思決定の迅速化とリソースの集中を図ります。また、国内産業機械分野では産機営業部を独立し、営業及びサービス機能の専門性を高めることで、市場シェアの拡大を目指します。 ハ 財務戦略 ・株主還元政策 総還元性向70%を目安に、3年間総額で100億円規模の還元を実施する予定です。財務状況や成長投資等を勘案し、安定的な配当と機動的な自己株式の取得を実施します。2026年3月期は、期末配当を52円とし、年間72円(前期比15円増配)を予定しております。なお、2026年3月期の総還元額は、配当及び自己株式取得の合計で33億円となる見込みです。 ・資本コストや株価を意識した経営 当社が定めた資本コスト9%に対しROEは13%と上回っており、PBRは1.1倍となっていることから、資本効率の観点で収益性を確保しております。引き続き資本収益性の向上と企業価値の最大化に取り組んでまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、「中期ビジョン2027」に掲げた事業ポートフォリオの再構築及び成長戦略を推進していくための指標として、国内建設機械、国内産業機械、海外建設機械の3つのセグメントにおける連結売上高に加えて、企業の本業の収益力を表す連結営業利益を用いております。 また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて、資本コストを上回る資本収益性を実現するとともに、資本コストの低減に努めながら企業価値の最大化に取り組む方針でおります。そのなかで、「中期ビジョン2027」においては、現預金を適正な水準にするとともに、今後の事業ポートフォリオの再構築や成長に向けて投資を行いつつ、株主還元を両立するための指標としてROEを用いており、最終年度である2028年3月期のROEの目標を12%以上としております。 なお、「中期ビジョン2027」において指標として用いた当連結会計年度の連結売上高及び連結営業利益の目標と実績は下記のとおりです。 2025年度 目標   2025年度 実績 売上高   (百万円)   55,000   55,604 (国内建設機械)   (百万円)   (19,821)   (19,626) (海外建設機械)   (百万円)   (24,259)   (24,925) (国内産業機械)   (百万円)   (10,920)   (11,052) 営業利益   (百万円)   6,920   7,184 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき課題 昨今の経営環境につきましては、国内経済は原材料価格の高騰や人手不足の継続により、建設需要は力強さを欠くものと見込まれます。また、海外経済は、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー関連の価格上昇や国際物流への影響、米国の関税による影響も継続すると見込まれることから、先行き不透明な状況が続くものと予想しております。 このような経済環境のもと、当社グループは「中期ビジョン2027」に基づき、海外建設機械、国内産業機械及び新規事業の創出を成長の軸に据え、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 具体的には、国内建設機械市場の成熟を踏まえ、海外建設機械及び国内産業機械を中心とした事業ポートフォリオの見直しを進めるとともに、原材料価格上昇等に対しては価格転嫁の推進及びコスト構造の見直しを図り、収益性の向上を図ります。 加えて、環境規制の強化や技術革新の進展を踏まえ、次世代製品の開発に向けた体制強化を進めております。また、グローバル市場における販売体制の強化や人材基盤の整備にも取り組んでまいります。これらの施策を通じて、変化する事業環境に適切に対応しながら、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。
事業等のリスク1,599字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 市場環境の変動 当社グループは、建設関連機械及び工場設備関連機械の製造・販売を主な事業としており、建設投資や民間設備投資等の変動により、当社グループの製品需要に影響を受けます。 これにより、予想を超えた経済情勢の急激な変動による需要動向に対応が間に合わず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、さらなる販売地域の拡大や新製品投入による新たなニーズに対応するなど、特定の地域やユーザーなどによる業績変動のリスクを低減するよう努めるとともに、社内外の情報を基に需要の変動には逐次対応を図ってまいります。 (2) 為替相場の変動 当社グループの海外売上高比率は、44.8%となっております。北米・欧州の取引においては米ドル・ユーロ建取引となり、為替相場の変動の影響を直接的に受け易くなっております。その他の国におきましても、円と現地通貨との為替相場の変動により間接的に価格競争で影響を受けております。 また、海外現地法人において現地通貨で取引されている収支の各項目は、連結財務諸表を作成する際に円に換算されるため、結果として換算する時点での為替相場の変動に影響される可能性があり、総じて予想を超えた為替相場の変動は当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、こうした為替相場の変動に対応するため、為替予約の実施等によるリスクヘッジも検討し、為替リスクの低減を図るとともに、外貨建ての営業債権等については、管理部経理財務グループ経理課が通貨別月別に為替変動による影響額を把握し取締役会に報告しております。 (3) 原材料価格の変動 当社グループ製品は、鉄、銅、原油等を素材とする原材料を多く使用しております。こうした素材価格は市況によって変わり、当社グループが調達する原材料価格に影響し、当社グループで吸収できる範囲を超える変動は業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、生産性の向上や販売価格の見直し等で原材料価格の変動を吸収するように努めてまいります。 (4) 公的規制等の影響 当社グループ製品は、安全や環境等の公的規格や規制及び輸出入規制、税制の影響をそれぞれの国において受けております。 また、予期しない規制等が設けられた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、こうした規制等に対応するため、情報収集を図るとともに、迅速に対応できる事業体制を構築してまいります。 (5) 製造物責任について 当社グループ製品について、万が一、予期せぬ製品不具合により製造物責任の事象が発生した場合、製造物責任保険で補えず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、公的規格や規制の遵守はもとより、安全性、信頼性の向上に向けて厳しい社内品質基準を設けて製品の開発、製造を行っております。 (6) 天災等の影響 当社グループや各調達先の地域において、地震や水害等の天災や戦争、テロ、事故等により大きな被害が発生した場合、原材料の調達や生産活動に影響を受け当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、新潟県燕市を生産拠点としておりますが、原材料の加工や部品の供給は国内各地及び海外より調達しており、それらサプライチェーンの寸断による生産への影響が最小限となるようBCPの強化を図ってまいります。
経営成績の分析 (MD&A)8,698字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調となっておりましたが、人手不足の継続に加え、国際情勢の変化などを背景に、先行き不透明感が強まりました。 世界経済については、米国の関税措置を巡る動向や中東情勢の緊迫化により、不安定な状況が続いているなか、米国ではインフラ投資やエネルギー関連投資を背景に、底堅い動きが見られました。 このような情勢のなか、当社グループは2025年度(2026年3月期)~2027年度(2028年3月期)を対象期間とする新たな3ヶ年中期経営計画「中期ビジョン2027」に基づき、事業を推進しております。注力している北米市場では、エンジンコンプレッサ、エンジン発電機ともに大手レンタル会社向けに販売が増加しており、シェアも大きく伸長しました。国内では、建設機械需要が減少傾向にあるなか、OEMを含めた一部の産業機械の販売が増加しました。また、新たな市場・業界への展開を図るため、2025年12月にリーファーコンテナ用発電機「SDG25S-4B1」を発売しました。今後も、社会・産業のニーズに応える製品の提供に努めてまいります。 当連結会計年度の業績につきましては、国内の売上が伸び悩むなかで、好調な北米を中心とした海外建設機械ルートの売上が増加し、連結売上高としては過去最高の成績を収めることができました。 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、様々なコスト上昇に対する転嫁を推し進めるなか、北米向け売上増と為替が円安基調で推移したこともあり、各利益が全て対前期を上回る結果になるとともに、過去最高を更新することができました。 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   対前期増減率 (%) 売上高   (百万円)   54,353   55,604   2.3 (国内建設機械)   (百万円)   (20,354)   (19,626)   (△3.6) (海外建設機械)   (百万円)   (23,773)   (24,925)   (4.8) (国内産業機械)   (百万円)   (10,225)   (11,052)   (8.1) 営業利益   (百万円)   6,459   7,184   11.2 経常利益   (百万円)   6,828   8,014   17.4 親会社株主に帰属する 当期純利益   (百万円)   4,767   5,596   17.4 当社グループでは事業内容を2つのセグメントに分けており、セグメント別の状況につきましては、次のとおりであります。 イ 建設機械事業 建設機械事業セグメントは、主にエンジンコンプレッサ、エンジン発電機、高所作業車などの事業で構成しております。 販売面では、国内は広域レンタル会社への拡販交渉が順調に推移したことによりエンジン発電機は伸長しましたが、エンジンコンプレッサは人手不足や原材料の高騰による工事計画の停滞を背景に出荷が伸び悩みました。 海外では中国を含むアジア向けの出荷が低迷するなか、北米向けのエンジン発電機は、レンタル会社の在庫調整の影響が落ち着いたことにより、回復基調で推移したことに加え、エンジンコンプレッサの出荷が大きく伸長するなど、国内の減少分を北米を中心とした海外で補い、セグメント全体では前年同期比で増収となりました。 利益面では、原材料の高騰や米国関税の影響があったものの、販売価格の転嫁を推し進めた結果、前年同期比で増益となりました。 これらの結果より、セグメント全体の売上高及びセグメント利益は過去最高を更新しました。 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   対前期増減率 (%) 売上高   (百万円)   44,128   44,552   1.0 セグメント利益   (百万円)   6,295   7,043   11.9 ロ 産業機械事業 産業機械事業セグメントは、主にモータコンプレッサ、非常用発電機、部品、サービスなどの事業で構成しております。 販売面では、主力のモータコンプレッサは、国内の設備投資マインドが底堅く推移するなか、コベルコ・コンプレッサ㈱向けの安定的なOEM供給が業績に寄与しました。また、外販向けの圧縮機本体や手押し式の高所作業台の出荷が堅調に推移したことに加え、部品・サービスの売上増加も寄与し、セグメント全体では、対前年同期比で増収となりました。 利益面では、モータコンプレッサの価格転嫁が浸透したほか、利益率の高い外販向け製品の販売増が寄与し、前年同期比で増益となりました。 これらの結果より、セグメント全体の売上高及びセグメント利益は過去最高を更新しました。 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   対前期増減率 (%) 売上高   (百万円)   10,225   11,052   8.1 セグメント利益   (百万円)   1,816   2,221   22.3 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ7,128百万円減少し、11,786百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、棚卸資産の増加、仕入債務の減少及び法人税等の支払額等により、2,377百万円の支出超過(前年同期は3,950百万円の収入超過)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出、無形固定資産の取得による支出及び保険積立金の積立による支出等により、1,478百万円の支出超過(前年同期は1,084百万円の支出超過)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出及び配当金の支払額等により、3,382百万円の支出超過(前年同期は4,375百万円の収入超過)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 イ 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 建設機械事業(千円)   40,144,823   103.9 産業機械事業(千円)   5,399,467   103.2 合計(千円)   45,544,291   103.8 (注) 金額は販売価格によって表示しております。 ロ 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 建設機械事業(千円)   3,002,724   107.5 産業機械事業(千円)   1,313,325   100.8 合計(千円)   4,316,050   105.4 (注) 金額は仕入価格によって表示しております。 ハ 受注実績 当社グループにおける製品は、ほとんど見込生産によっておりますので、受注実績の記載を省略しております。 ニ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 建設機械事業(千円)   44,552,013   101.0 産業機械事業(千円)   11,052,036   108.1 合計(千円)   55,604,049   102.3 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) Alliance North America, Inc.   10,400,627   19.1   12,903,061   23.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、「第一部 企業情報、第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析、(1) 経営成績等の状況の概要、① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおり、厳しい事業環境のなか、生産・販売活動を積極的に推し進めてまいりました結果、売上高につきましては、前年同期比2.3%増の55,604百万円となりました。これは国内建設機械が3.6%減の19,626百万円、海外建設機械が4.8%増の24,925百万円、国内産業機械が8.1%増の11,052百万円となったことによるものであります。 営業利益につきましては、前年同期比11.2%増の7,184百万円となりました。これは主に、様々なコスト上昇に対する販売価格の転嫁を推し進めるなか、北米向け売上増と為替が円安基調で推移したことによるものであります。 経常利益につきましては、前年同期比17.4%増の8,014百万円となりました。 特別利益・特別損失につきましては、主に固定資産処分損29百万円を計上しております。 税効果会計適用後の法人税等負担額につきましては、前連結会計年度の2,047百万円から、2,374百万円となりました。 このような結果、非支配株主に帰属する当期純利益を控除した親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の4,767百万円から、17.4%増の5,596百万円となりました。 また、財政状態の分析につきましては、次のとおりであります。 当連結会計年度末の財政状態は、総資産が前連結会計年度末に比べ1,485百万円増加し、65,690百万円となりました。 流動資産につきましては、「第一部 企業情報、第5 経理の状況、1 連結財務諸表等、(1) 連結財務諸表、④ 連結キャッシュ・フロー計算書」に記載のとおり現金及び預金が減少したこと、電子記録債権が増加したこと、商品及び製品が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,487百万円減少し、46,019百万円となりました。 固定資産につきましては、有形固定資産が増加したこと及び保有株式の時価評価により投資有価証券が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ2,973百万円増加し、19,671百万円となりました。 流動負債につきましては、支払手形及び買掛金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,519百万円減少し、11,181百万円となりました。 固定負債につきましては、繰延税金負債が増加したこと及び退職給付信託の設定により退職給付に係る負債が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,143百万円減少し、9,320百万円となりました。 純資産につきましては、利益剰余金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ4,147百万円増加し、45,188百万円となりました。 その結果、当連結会計年度末における自己資本比率は前連結会計年度末に比べ4.8ポイント増加し、68.5%となりました。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析 当社グループの経営成績に与える大きな要因について、2つのセグメント別に分析すると以下のとおりであります。 イ 建設機械事業 ・市場環境の変動について 当セグメントは、主に国内外の都市開発事業やインフラ網の整備、様々なエネルギー開発・資源掘削等に向けた民間投資・公共投資の変動により、製品需要に影響を受けます。こうしたなか、グループ全社による情報収集・共有を図ることで、市場ニーズを柔軟に製品開発・販売手段に反映させ、事業の収益拡大に努めてまいります。 ・為替相場の変動について 当セグメントの北米・欧州の取引は米ドル・ユーロ建取引となり、当社グループの事業活動や経営成績において為替変動の影響を直接的に受け易くなっております。これに対し、為替予約の実施等によるリスクヘッジも検討し、為替リスクの低減を図ってまいりますが、これにより全てのリスクを回避できるとは限らず、予想を超えた為替相場の変動は当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、海外現地法人において現地通貨で取引されている収支の各項目は、連結財務諸表を作成する際に円に換算されるため、結果として換算する時点での為替相場の変動に影響される可能性があります。 ・原材料価格の変動について 当セグメントの製品には鉄、銅、原油等を素材とする原材料を多く使用しているため、原材料価格の変動によりセグメント利益に影響を受けます。これに対し製品開発段階から原価低減活動に基づく徹底したコスト低減に取り組み、生産面においても生産性の向上を追求することで原材料価格の変動を吸収するように努めます。 ・公的規制等の影響 排出ガス規制や様々な製品安全規格、輸出入規制、税制などの影響をそれぞれの出荷国において受けております。これに対し、グループ全社による情報収集・共有を図ることで、製品開発・販売手段に柔軟に反映させ、最適な対応に努めてまいります。 ロ 産業機械事業 ・市場環境の変動について 当セグメントは、主に国内の経済情勢や企業業績結果を背景とした設備投資などの変動により、製品需要に影響を受けます。こうしたなか、IoTを活用した機械の保守・管理を提案するソリューションビジネスを展開し、製品情報へのフィードバックによる開発の促進、部品販売・サービスの充実を図り、事業の収益拡大に努めてまいります。 ・為替相場の変動について 当セグメントは、主に国内市場での展開であることから、為替相場の変動の影響は軽微であります。 ・原材料価格の変動について 当セグメントの製品には鉄、銅、原油等を素材とする原材料を多く使用しているため、原材料価格の変動によりセグメント利益に影響を受けます。これに対し製品開発段階から原価低減活動に基づく徹底したコスト低減に取り組み、生産面においても生産性の向上を追求することで原材料価格の変動を吸収するように努めます。 ・公的規制等の影響 様々な製品安全規格、トップランナーモータの搭載規制、生産性向上や省エネ貢献による優遇税制などの影響を受けております。これに対し、グループ全社による情報収集・共有を図ることで、製品開発・販売手段に柔軟に反映させ、最適な対応に努めてまいります。 ③ 経営上の目標の達成状況についての分析 当連結会計年度における当社グループの業績につきましては、「第一部 企業情報、第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析、(1) 経営成績等の状況の概要、① 財政状態及び経営成績の状況」で述べたとおりであります。 なお、「中期ビジョン2027」で掲げた目標と実績については以下のとおりであります。 2025年度 目標   2025年度 実績   計画比(%) 売上高   (百万円)   55,000   55,604   101.1 (国内建設機械)   (百万円)   (19,821)   (19,626)   (99.0) (海外建設機械)   (百万円)   (24,259)   (24,925)   (102.7) (国内産業機械)   (百万円)   (10,920)   (11,052)   (101.2) 営業利益   (百万円)   6,920   7,184   103.8 当社グループは、「中期ビジョン2027」で掲げた目標を達成するために、常に変化する市場環境のなか、持続的成長と収益性の向上を目指し、国内外の事業拡大に努めてまいります。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 イ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第一部 企業情報、第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析、(1) 経営成績等の状況の概要、② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ロ 資金需要 当社グループの資金需要は、営業活動については、生産に必要な運転資金(材料、外注加工費及び人件費等)、受注活動や市場調査等のための販売費、マーケットインの発想を基にした製品競争力強化等のための研究開発費が主な内容であります。投資活動については、事業拡大や生産性向上等を目的とした設備投資が主な内容であります。なお、将来見込まれる成長分野への資金需要も見据え、最新の市場環境や受注動向を勘案し、投資案件の選別を行っていく予定であります。 ハ 財務政策 当社グループの運転資金及び設備資金につきましては、営業キャッシュ・フローで獲得した自己資金を基本としながら、金融機関からの借入や社債の発行による外部からの資金も利用しております。外部からの資金調達につきましては、安定的かつ低利を前提としながら、将来の金融情勢の変化等も勘案してバランスのとれた調達を実施しております。 資金の流動性については、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。 ⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、一定の会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。詳細につきましては、「第一部 企業情報、第5 経理の状況、1 連結財務諸表等、(1) 連結財務諸表、注記事項、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 イ 北米事業から生じた売掛金に対する貸倒引当金 北米事業から生じた売掛金に対する貸倒引当金の計上に用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第一部 企業情報、第5 経理の状況、1 連結財務諸表等、(1) 連結財務諸表、注記事項、重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。 ロ 退職給付債務及び退職給付費用 退職給付債務及び退職給付費用は、数理計算上で設定される前提条件に基づき算出されております。これらの前提条件には、割引率、退職率、死亡率、予想昇給率、発生した給付額、利息費用等の要素が含まれております。 なお、割引率は、従業員の平均残存勤務期間に対応する期間の安全性の高い長期債利回りを参考に設定しております。 実際の結果がこれらの前提条件と異なる場合または変更された場合、その影響額は累積され、将来の会計期間にわたって償却されるため、将来の退職給付債務及び退職給付費用に影響を及ぼす可能性があります。 ハ 繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について定期的に回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対して評価性引当額を計上しております。また、回収可能性の判断においては、将来の課税所得見込額と実行可能なタックス・プランニングを考慮しております。 繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、業績等の変動や課税所得の見積りに影響を与える要因が発生した場合、繰延税金資産の修正を行うため、将来の税金費用に影響を及ぼす可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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