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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ジャパンエレベーターサービスホールディングス

JAPAN ELEVATOR SERVICE HOLDINGS CO.,LTD.6544 · Prime · サービス業

エレベーターメンテナンス専門の独立系大手。国内主要メーカー5社の機種をカバーし、低価格と迅速な緊急対応でシェアを拡大。

概要

ジャパンエレベーターサービスホールディングスは、三菱電機など国内主要メーカーのエレベーター・エスカレーターを保守する独立系最大手のメンテナンス専門会社である。1994年の創業から成長を続け、2017年に上場。2026年3月期の売上高576億円、営業利益率19.1%を達成し、全国で約12万6840台の保守契約を有する。

保守契約の積み上げが生む安定収益

収益の約6割を占める保守・保全業務は、月1回の定期点検と法定検査を柱とする。契約には部品交換まで含むフルメンテナンス契約(FM)と点検のみの点検契約(POG)の2種類があり、顧客のニーズに応じて選択される。2026年3月期の保守契約台数は約126,840台に達し、前年比13.0%増の売上344億9900万円を計上した。保守契約は継続的収益をもたらすとともに、リニューアル需要の呼び水となる。

リニューアル事業で稼ぐ第二の収益源

設置から20年程度経過したエレベーターを対象に、制御盤や巻上機などの主要部品を一式交換するリニューアル工事が売上の約38%を占める。制御リニューアル、準撤去新設リニューアル、全撤去新設リニューアルの3種類を用意し、耐震性や省エネ性能の向上を提案する。2026年3月期のリニューアル売上は218億100万円と前年比25.8%増加し、全体の成長を牽引した。

全国をカバーする地域子会社と海外拠点

北海道から九州まで10の地域子会社を配置し、緊急時30分以内の現場到達を目標とする。また、香港、インド、インドネシアにも現地法人や合弁会社を設立し、海外展開を進める。2017年には約50mのテストタワーを備えたJES Innovation Centerを竣工し、研究開発を強化。グループ全体で29の連結子会社を持ち、持株会社が戦略立案と管理指導を行う。

業界の中での役割はエレベーター・エスカレーターのメンテナンスサービスプロバイダー(独立系)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
576億円
営業利益
110億円
営業利益率
19.1%
純利益
73億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ビル管理・不動産(エレベーター・エスカレーター保守)主力

主にオフィスビル、マンション、商業施設向けにエレベーター・エスカレーターの定期保守・点検(月1回)および法定検査を提供。24時間365日のコントロールセンターでの遠隔監視と緊急時30分以内の現場到達を目標とする。フルメンテナンス契約(FM契約)と点検契約(POG契約)の2種類を用意。

独立系メンテナンス会社として国内主要5メーカー(三菱電機ビルソリューションズ、日立ビルシステム、東芝エレベータ、日本オーチス・エレベータ、フジテック)の全機種に対応可能な技術力

主な製品・サービス3
保守・保全サービス(FM契約・POG契約)
エレベーター・エスカレーターの定期点検・清掃・注油・調整・消耗品交換、および点検結果に基づく部品交換・修理。FM契約は部品交換まで含み、POG契約は点検のみ。
リモート遠隔点検サービス「PRIME」
独自開発の遠隔点検システム。自動診断運転による異常予知、インターネット経由の遠隔監視、障害内容の事前把握、遠隔操作によるメンテナンスを可能にする。特許取得済み。
遠隔監視サービス
コントロールセンターが通信回線を利用して常時エレベーターの異常・不具合を監視し、閉じ込め時にはインターホンで直接通話対応。

02ビル管理・不動産(エレベーターリニューアル)準主力

設置後20年程度経過したエレベーターを対象に、制御盤・巻上機等の主要部品の一式取り替え工事(リニューアル)および既設品の撤去・新設工事を実施。制御リニューアル、準撤去新設リニューアル、全撤去新設リニューアルの3種類。安全性向上(段差解消、地震対策)と快適性向上(インバータ制御、LED照明)を提案。

主な製品・サービス3
エレベーターリニューアル工事(制御リニューアル)
制御系を中心に更新。インバータ制御導入により乗り心地改善、消費電力削減。地震対策機能強化(P波センサ、耐震改修)も対応。
エレベーターリニューアル工事(準撤去新設リニューアル)
建物に固定された部分(出入口枠、ガイドレール等)を活用し、その他機器を撤去新設。コスト抑制と最新機能の両立。
エレベーターリニューアル工事(全撤去新設リニューアル)
既設品全てを撤去し最新エレベーターを据付。意匠性や安全性を大幅に向上。

製品と技術

FM契約とPOG契約の二本立て保守サービス

保守・保全業務では、2種類の契約方式を用意する。フルメンテナンス契約(FM契約)は月1回の定期点検に加え、点検結果に基づく部品交換や修理までを定額で含む。一方、点検契約(POG契約)は点検のみを提供し、部品交換は別途有償とする。顧客は建物の経年や予算に応じて選択でき、契約期間は1年を原則とする。2026年3月期時点で約126,840台の保守契約を抱える。

遠隔点検システム「PRIME」の仕組みと優位性

「PRIME」は独自開発の遠隔点検システムで、自動診断運転による異常予知、インターネット経由の遠隔監視、障害内容の事前把握、遠隔操作によるメンテナンスを実現する。コントロールセンターでは24時間365日、エレベーターの状態を監視し、閉じ込め時にはインターホンで直接対応。国内主要メーカーの機種ごとに対応可能な点が独立系ならではの強みであり、特許も取得している。

リニューアル工事の三類型と施工内容

リニューアル工事は経年劣化したエレベーターの性能回復を目的とし、3段階のメニューを提供する。制御リニューアルは制御盤を中心に更新し、インバータ制御導入で乗り心地と省エネを改善。準撤去新設リニューアルは建物固定部分を残しつつ主要機器を交換。全撤去新設リニューアルは既設品を全て撤去し最新機種を据付ける。段差解消や地震対策のオプションも用意し、安全性と快適性を両立する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • ビル管理・不動産(エレベーター・エスカレーター保守)独立系メンテナンス会社として国内主要5メーカー(三菱電機ビルソリューションズ、日立ビルシステム、東芝エレベータ、日本オーチス・エレベータ、フジテック)の全機種に対応可能な技術力

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

エレベーター保守専門で高成長、国内ニッチ

ジャパンエレベーターサービスホールディングスは、エレベーターの保守・点検に特化し、国内市場で確固たる地位を築いている。同業のジンジブやダイブグループとは業態が異なり、エレベーター分野での専門性が強みだ。売上高は約500億円と規模は小さいが、営業利益率は17%から19%へと上昇しており、収益性は高い。既設エレベーターの老朽化に伴う更新需要や、法定点検の義務化が安定した需要を生んでいる。成長を続ける一方、人材不足や競争激化が課題。

強み

  • エレベーター保守・点検に特化し、専門性で差別化
  • 営業利益率20%近くと高く、安定的な収益を確保
  • 法定点検や更新需要により、景気に左右されにくい
  • 売上高が422億円から576億円へと2年で3割以上成長

課題

  • 高度な技術を持つ人材の確保が難しく、採用育成に時間がかかる
  • メーカー他社の保守事業強化などで競争環境が厳しさを増す
  • 国内のエレベーター台数が頭打ちで、中長期的な成長の限界

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がジャパンエレベーターサービスホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19045京阪ホールディングス3,425億円9.6倍
29044NANKAI3,362億円13.6倍
39616共立メンテナンス2,941億円15.7倍
48919カチタス2,906億円23.2倍
59602東宝2,747億円25.5倍
66544ジャパンエレベーターサービスホールディングス2,645億円36.2倍
78850スターツコーポレーション2,549億円9.0倍
89003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍
99031西日本鉄道2,482億円7.4倍
108848レオパレス212,170億円15.5倍
117981タカラスタンダード1,983億円13.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

1994年創業から独立系メンテナンス会社として出発

1994年10月、東京都千代田区岩本町にジャパンエレベーターサービス株式会社を設立。当時のエレベーターメンテナンス業界はメーカー系列が主流であり、独立系として差別化を図った。1999年4月に本社を東神田へ移転し、事業基盤を固めた。

遠隔点検システム「PRIME」の開発とコントロールセンター設置

2007年5月、独自のリモート遠隔点検サービス「PRIME」を開発。同年6月には本社内に24時間365日体制のコントロールセンターを設置し、異常監視と遠隔操作によるメンテナンスを可能にした。この技術は特許を取得し、独立系ならではの差別化要因となった。

持株会社体制への移行と事業子会社化

2010年4月にKIホールディングスを設立し、持株会社体制へ移行。2014年3月には同社を吸収合併し、子会社のジャパンエレベーターパーツを傘下に収めた。2015年4月、商号を現行のジャパンエレベーターサービスホールディングスに変更し、保守・保全業務を5つの事業子会社へ分割移管。地域ごとの自律運営を開始した。

2017年上場と研究施設JICの竣工

2017年3月、東京証券取引所マザーズに上場。同年10月には独立系初となるエレベーターのテストタワーを備えた研究施設「JES Innovation Center(JIC)」を竣工し、リニューアル技術の開発を加速した。2018年9月には市場第一部へ指定替えを果たし、資本市場での地位を高めた。

海外展開とM&Aによる事業拡大

2014年香港に子会社を設立後、2016年にはインドにJapan Elevator Service Indiaを設立し、現地企業との合弁でJAPAN JINDAL ELEVATOR SERVICEを立ち上げた。2019年には信越地区への進出を目的に株式会社上新ビルサービスを子会社化。2020年にはインドネシアに合弁会社を設立し、アジア市場でのプレゼンスを拡大している。

年表25件を開く

1990年代

  • 1994年10月創業東京都千代田区岩本町にジャパンエレベーターサービス株式会社を設立。
  • 1999年4月東京都千代田区東神田に本社移転。

2000年代

  • 2007年5月リモート遠隔点検サービス「PRIME」を開発。
  • 2007年6月本社内に24時間365日、エレベーター等の稼働状況の監視・問い合わせ対応を専門に行うコントロールセンターを設置。

2010年代

  • 2010年4月創業株式移転の手続によりKIホールディングス株式会社を設立。同社が当社の親会社となる。
  • 2014年3月M&A子会社の経営管理を事業目的とするKIホールディングス株式会社を吸収合併し、同社の子会社であったジャパンエレベーターサービス千葉株式会社(2014年3月にジャパンエレベーターパーツ株式会社に商号変更)を子会社化。エレベーターのメンテナンスを主たる事業とする株式会社ステップを吸収合併。
  • 2014年4月吸収分割の手続きにより、エレベーター等のパーツに関する調達・販売事業をジャパンエレベーターパーツ株式会社へ移管。
  • 2014年7月リニューアル本部及びジャパンエレベーターパーツ株式会社をJESソリューションスクエア(東京都江東区塩浜)へ移転。
  • 2014年7月子会社 JAPAN ELEVATOR SERVICE HONG KONG COMPANY LIMITEDを香港に設立。
  • 2015年1月2015年4月1日の持株会社化に先立ち事業子会社5社を設立。(注)
  • 2015年4月ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社に商号を変更。
  • 2015年4月吸収分割の手続きにより、当社の保守・保全業務に関する事業を事業子会社5社へ、リニューアル業務をジャパンエレベーターパーツ株式会社へ移管。
  • 2015年10月JAPAN ELEVATOR SERVICE HONG KONG COMPANY LIMITEDを通じJoint Venture Ltd.の株式を取得、持分法適用関連会社化。
  • 2016年1月Joint Venture Ltd.を通じ、香港のエレベーターメンテナンス会社であるLighthouse Elevator Engineering Limitedへ出資。
  • 2016年2月子会社 Japan Elevator Service India Private Limitedをインドに設立。
  • 2016年4月東京都中央区日本橋に本社移転。
  • 2016年6月Jindal Prefab Private Limitedとの合弁で、JAPAN JINDAL ELEVATOR SERVICE PRIVATE LIMITEDをインドに設立。
  • 2017年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。
  • 2017年5月創業関西地区の事業拡大を目的とし、ジャパンエレベーターサービス関西株式会社が発足。
  • 2017年10月独立系初のエレベーターのテストタワーを備えた最新研究施設「JES Innovation Center(JIC)」を竣工。
  • 2018年5月創業エレベーター内動画広告配信事業を展開するため、エレベーターメディア株式会社を設立。
  • 2018年9月東京証券取引所市場第一部へ市場変更。
  • 2019年4月創業九州地区の事業拡大を目的とし、ジャパンエレベーターサービス九州株式会社を設立。
  • 2019年4月M&A信越地区への事業拡大等を目的とし、株式会社上新ビルサービスを子会社化。

2020年代

  • 2020年3月PT.Bangun Karunia Prima Langgeng、PT.Cahaya Daya Esaとの合弁で、PT.Japan Elevator Service Indonesiaをインドネシアに設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    保守・保全事業の推進

    地域ごとの事業子会社制により営業力を強化し、M&Aを活用した事業エリアの拡大等により、基幹事業である保守・保全事業の更なる成長を図る。

  2. 02

    リニューアル事業の強化

    営業体制の拡充、自社製品の開発等によりリニューアル事業を強化する。

  3. 03

    人材の確保・育成

    採用力の強化で安定成長を支える人材を確保し、人材育成により技術水準及びメンテナンス品質の向上を図る。

  4. 04

    財務基盤の安定化

    内部留保の確保と借入等による資金調達で財務体質の改善を図り、事業拡大のための先行投資・継続投資に備える。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,286人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は709万円で、9期前と比べて+18.3%平均年齢は42.2歳、平均勤続年数は8.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月927
2018年3月998
2019年3月59939.25.01,093
2020年3月59539.15.21,234
2021年3月63740.15.41,398
2022年3月65740.35.61,618
2023年3月65740.87.01,766
2024年3月67141.47.01,868
2025年3月66541.87.62,028424
2026年3月70942.28.12,286481

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率28.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 10 / 海外 3、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社他 — 東京都 中央区他8,479百万円
ジャパンエレベーターパーツ㈱ 本社他 — 埼玉県 和光市他3,897百万円
社宅 — 埼玉県 和光市803百万円
ジャパンエレベーターサービス関西㈱ 本社他 — 大阪府大阪市 中央区他315百万円
ジャパンエレベーターサービス北海道㈱ 本社他 — 北海道札幌市豊平区他299百万円
ジャパンエレベーターサービス城南㈱ 本社他 — 東京都 千代田区他70百万円
ジャパンエレベーターサービス城西㈱ 本社他 — 東京都 新宿区他63百万円
ジャパンエレベーターサービス東海㈱ 本社他 — 愛知県名古屋市中区他55百万円
ジャパンエレベーターサービス神奈川㈱ 本社他 — 神奈川県横浜市神奈川区他49百万円
ジャパンエレベーターサービス東北㈱ 本社他 — 宮城県仙台市他35百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス北海道株式会社
    北海道 札幌市豊平区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス東北株式会社
    宮城県 仙台市宮城野区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス城南株式会社(注)1,6
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス城西株式会社(注)1,7
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス神奈川株式会社(注)1
    神奈川県 横浜市神奈川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス東海株式会社
    愛知県 名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス関西株式会社
    大阪府 大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス中四国株式会社
    広島県 広島市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター サービス九州株式会社
    福岡県 福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンエレベーター パーツ株式会社(注)1,8
    埼玉県和光市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    JAPAN ELEVATOR SERVICE HONG KONG COMPANY LIMITED (注)1,2
    中国 香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Japan Elevator Service India Private Limited(注)1,3,4
    インド ハリヤナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • Lighthouse Elevator Engineering Limited (注)4中国 香港27%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    【関東地方整備局、東京国道事務所】R6・7東京国道管内昇降設備点検整備業務
    国土交通省 · 2024-09-20
    5,854万円
  • 調達
    【関東地方整備局 東京国道事務所】R7・8東京国道管内昇降設備点検整備業務
    国土交通省 · 2025-09-22
    5,372万円
  • 調達
    【関東地方整備局、東京国道事務所】R3・4東京国道管内昇降設備点検整備業務
    国土交通省 · 2021-09-17
    5,086万円
  • 調達
    【関東地方整備局、東京国道事務所】R5・6東京国道管内昇降設備点検整備業務
    国土交通省 · 2023-12-14
    4,974万円
  • 調達
    【関東地方整備局、東京国道事務所】R4・5東京国道管内昇降設備点検整備業務
    国土交通省 · 2022-09-21
    4,321万円
  • 調達
    【関東地方整備局、東京国道事務所】R5東京国道エレベータ防犯カメラ交換業務
    国土交通省 · 2023-11-02
    1,316万円
  • 調達
    令和8年度東京地方裁判所民事執行部庁舎等昇降機設備保守契約
    最高裁判所 · 2026-02-19
    924万円
  • 調達
    エレベーター設備保守業務
    最高裁判所 · 2026-02-05
    647万円
  • 調達
    枚方合同宿舎(4~8号棟)昇降機保守管理業務
    財務省 · 2019-03-20
    480万円
  • 調達
    平成27年度 中部空港事務所庁舎外2か所エレベーター点検保守作業
    国土交通省 · 2015-04-02
    134万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は576億円営業利益110億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.6%、利益が+27.9%。

売上高
+16.6%
576億円
営業利益
+27.9%
110億円
純利益
+32.7%
73億円
営業利益率
19.1%
前期比 +1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高650億円576億円
営業利益130億円110億円
純利益82億円73億円
1株あたり配当¥21

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は158億円、営業利益は30億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+66.3%、営業利益は+130.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q969
2024年1Q951313.78
2024年2Q1041716.311
2024年3Q1061817.012
2024年4Q11714
2025年2Q2333916.725
2025年4Q2614718.030
2026年2Q2695119.033
2026年4Q3075919.240
2027年1Q1583019.019

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年9月期からの15期で、売上は65億円から576億円へ8.9倍に増えた。直近期の営業利益率は19.1%。売上は12期、純利益は9期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月6530
2013年9月782−1
子会社の経営管理を事業目的とするKIホールディングス株式会社を吸収合併し、同社の子会社であったジャパンエレベーターサービス千葉株式会社(2014年3月にジャパンエレベーターパーツ株式会社に商号変更)を子会社化。エレベーターのメンテナンスを主たる事業とする株式会社ステップを吸収合併。
2014年3月44−6−6
2015年4月1日の持株会社化に先立ち事業子会社5社を設立。(注)
2015年3月10563
子会社 Japan Elevator Service India Private Limitedをインドに設立。
2016年3月11974
関西地区の事業拡大を目的とし、ジャパンエレベーターサービス関西株式会社が発足。
2017年3月13553
エレベーター内動画広告配信事業を展開するため、エレベーターメディア株式会社を設立。
2018年3月153138
九州地区の事業拡大を目的とし、ジャパンエレベーターサービス九州株式会社を設立。
2019年3月1792013
PT.Bangun Karunia Prima Langgeng、PT.Cahaya Daya Esaとの合弁で、PT.Japan Elevator Service Indonesiaをインドネシアに設立。
2020年3月2132717
2021年3月2453724
2022年3月2984227
2023年3月3495132
2024年3月4226945
2025年3月494868617.455
2026年3月57611011019.173

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高576億円のうち、営業利益として残るのは110億円19.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は73億円、売上の12.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.3%353億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.6%113億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.1%110億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.5pt
19.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.6pt
12.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+21.1pt
32.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
18.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
21.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年3月期は営業CFが88億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは66億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は39億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年3月61−8712
2016年3月6−2−4411
2017年3月−2−1314−1511
2018年3月17−2813−1113
2019年3月16−7−11910
2020年3月20−256−511
2021年3月30−4015−1017
2022年3月30−338−322
2023年3月43−35−10820
2024年3月53−28−252519
2025年3月56−15−404121
2026年3月88−22−486639

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年3月期の総資産は401億円。このうち返さなくてよい自己資本が250億円で、自己資本比率は61.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月292276.6
2013年9月3232910.0
2014年3月5464810.7
2015年3月5594616.0
2016年3月6685812.1
2017年3月78215726.2
2018年3月106297726.5
2019年3月115397634.0
2020年3月143529135.9
2021年3月20510510050.2
2022年3月25311813546.0
2023年3月29013715346.6
2024年3月32516815750.8
2025年3月35420315156.4
2026年3月40125015161.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
42億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
195億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
151億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中38位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中438位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
32.9%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
19.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
16.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,479.5で、1年前と比べて-20.1%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥1,479.5-1.6%1ヶ月-10.1%1年-20.1%時価総額2,645億円
過去52週の値幅
安値¥1,432高値¥2,020

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)36.2倍
PER (会社予想)32.3倍
PBR11.62倍
配当利回り1.42%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月7日に1486円へ急落し、前日比-8.27%。1カ月で-20.13%と大幅下落が続き、25日線1725.1円を-14%下回った。52週高値2060円からは約28%下落、52週安値1456円に接近。7月中旬までは1800円台で推移していたが、7月下旬から下落が加速。直近出来高は246万株と通常の約4倍に急増し、売りが殺到。RSI 21.29と売られ過ぎ圏で、反発の可能性はあるが、下降トレンドは継続中。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERが40.12倍と業界平均の22.53倍を大きく上回り、割高感が強い。PBRは12.01倍と平均の3.18倍を大きく上回り、バリュエーションが過熱している。ROEは32.9%と高水準で資本効率は良いが、配当利回りは1.27%と平均の2.73%を下回る。配当性向は99.2%と極めて高く、増配余地はない。売上高・利益は増加傾向で成長性はあるが、株価が業績を織り込みすぎている。割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)36.2倍23.4倍
PER (予想)32.3倍
PBR11.62倍3.51倍
ROE32.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

エレベーターの保守需要は既存設置台数に連動するストックビジネスであり、景気変動の影響を受けにくい安定成長が期待される。一方で、国内の新設工事が頭打ちとなる中、リニューアル工事や他社からの受託拡大が成長の鍵となる。強気派は、2026年3月期に売上高576億円、営業利益率19.1%と過去最高益を更新する見込みで、今後も既存ビルの老朽化に伴うリニューアル需要が持続すると主張。弱気派は、競争激化による保守単価の低下や、メーカー系メンテナンス会社との競合、さらには人件費上昇が利益率を圧迫する可能性を指摘する。また、株価はPBR12倍と割高であり、成長鈍化局面での評価修正リスクも論点となる。

プラスに働く材料7
  • 安定収益基盤

    保守契約はストック型で、既存顧客からの継続収入が約8割を占める

  • 増益トレンド

    営業利益率17.4%から19.1%へ改善、純利益も55億円から73億円へ増加

  • リニューアル需要

    国内のエレベーター老朽化で更新工事が今後10年でピークを迎える

  • 保守契約の積み上げで安定成長通年影響

    売上高は494億円から576億円へ16.6%増、営業利益110億円と過去最高

  • 既存契約の単価改定で利益率改善2026年下期影響

    営業利益率は17.41%から19.1%へ上昇、保守料金の改定が寄与

  • 省エネ改修需要の取り込み継続影響

    売上高576億円のうち改修系が増加、従来型保守より付加価値が高い

  • 増配・自社株買いの実施余地次回株主総会影響

    配当利回り1.27%と低く、還元拡大が株価を刺激

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    メーカー系や新興系の参入で保守契約の獲得競争が激化

  • 人件費高騰

    技術者不足で人件費が上昇、収益性を圧迫する可能性

  • 評価懸念

    PBR12.0倍は割高で、成長鈍化時には株価調整リスク

  • PER40倍超のバリュエーション懸念決算発表後影響

    純利益73億円に対し時価総額2,953億円、予想PER40.12倍と割高

  • 外国人持ち株比率53.7%の高いリスク不定影響

    外国人が過半を保有、世界市場の変動で売りが集中

  • 新設エレベーター需要の低迷通年影響

    売上高576億円、営業利益110億円は新設需要の下振れで達成が危うい

  • 競争激化で保守契約の単価下落2027年〜2028年影響

    保守市場は成熟、シェア競争で単価が下がれば19.1%の利益率が低下

次の決算で確かめる点
保守契約数と更新率
ストック収益の柱であり、顧客維持と新規獲得の動向を示す
リニューアル工事受注高
成長のけん引役として、今後の収益拡大を占う指標
営業利益率
人件費や競争の影響を受けやすく、収益性の変化を監視

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり21で、前期から+35.5%いまの株価に対する利回りは1.42%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥21
1株あたり
配当利回り
1.42%
いまの株価に対して
配当性向
99.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月284.0
2019年3月385.7210.4
2020年3月538.554.1
2021年3月633.359.9
2022年3月716.760.2
2023年3月921.473.2
2024年3月1347.193.6
2025年3月1624.0112.6
2026年3月2135.599.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥21

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,399人。区分でいちばん多いのは外国法人53.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.6%を占め、残る60.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人35.440.940.048.550.253.7
事業法人36.229.329.223.822.320.4
金融機関17.620.121.819.920.119.1
個人・その他9.78.88.26.86.55.8
証券会社1.10.90.81.00.90.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社KI19.79
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.32
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)10.65
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.69
05NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)3.22
06BBH CO FOR GRANDEUR PEAK INTERNATIONAL STALWARTS FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.32
07THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.07
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.95
09BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.79
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.67

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-07-23
    エフエムアール インベストメント マネジメント ユーケー リミテッド(FMR Investment Management (UK) Limited)
    新規の大量保有報告
    5.32%
    +0.27pt
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.07%
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    2.10%
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.22%
    +1.12pt
  • 2026-05-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    5.07%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−100%、1株純資産は15期で−100%。直近期のROEは32.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月42,342233,73018.386.4
2013年9月−83,277393,006
2014年3月−768,970101,666
2015年3月101243.0
2016年3月132548.029.6
2017年3月42619.133.423.2
2018年3月113534.854.384.0
2019年3月164837.771.4210.4
2020年3月216337.659.054.1
2021年3月2811630.786.559.9
2022年3月156624.952.060.2
2023年3月187625.160.673.2
2024年3月259330.147.693.6
2025年3月3111230.344.1112.6
2026年3月4113832.939.599.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額189百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石田克史代表取締役 会長兼社長 CEO6035,451,700
今村公彦取締役 副社長CFO 経営管理本部長4863,000
渡邊仁取締役61
遠藤典子取締役587,000
矢野美佳取締役53
立花啓常勤監査役5319,100
緒方延泰監査役56
水谷翠監査役46
髙栁文子取締役50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2100454514573
社外取締役532326
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,398字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)は、持株会社である当社、連結子会社29社及び持分法適用関連会社6社により構成されており、エレベーター等の保守・保全業務及びリニューアル業務を行うメンテナンス事業の単一セグメントであります。 当社は、持株会社としてグループ各社の戦略の立案をはじめ、グループ各社に対して、経営全般にわたる管理指導等を行うほか、一部エレベーター等のメンテナンスを行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等であります。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループ各社の主な事業内容は次のとおりであります。 主な事業内容   主な会社 保守・保全業務   当社 (連結子会社) ジャパンエレベーターサービス北海道株式会社 ジャパンエレベーターサービス東北株式会社 ジャパンエレベーターサービス城南株式会社 ジャパンエレベーターサービス城西株式会社 ジャパンエレベーターサービス神奈川株式会社 ジャパンエレベーターサービス東海株式会社 ジャパンエレベーターサービス関西株式会社 ジャパンエレベーターサービス中四国株式会社 ジャパンエレベーターサービス九州株式会社 JAPAN JINDAL ELEVATOR SERVICE PRIVATE LIMITED PT.Japan Elevator Service Indonesia JAPAN UNIECO ELEVATOR SERVICE COMPANY LIMITED リニューアル業務   (連結子会社) ジャパンエレベーターパーツ株式会社 JAPAN JINDAL ELEVATOR SERVICE PRIVATE LIMITED PT.Japan Elevator Service Indonesia その他   (連結子会社) ジャパンエレベーターパーツ株式会社 エレベーターメディア株式会社 Japan Elevator Service India Private Limited COFRETH(M)SDN.BHD. 持株会社   当社 (連結子会社) JAPAN ELEVATOR SERVICE HONG KONG COMPANY LIMITED (1)事業の特徴 a.価格設定 当社グループは、1994年10月の設立以来、エレベーター等のメンテナンス専門会社として、「何よりも安全のために。」「見えないからこそ手を抜かない。」「信頼を礎に。」を経営理念として、誰もが安心してエレベーターを利用できる高品質なメンテナンスをお届けしてまいりました。 当社設立当時のエレベーター等のメンテナンス業界は、エレベーター等のメーカーが、それぞれ自社や系列のメンテナンス会社を通じて、自社の製品のみのメンテナンスを行うことが一般的であり、価格やサービス内容に競争原理が働きにくい状況でした。 独立系メンテナンス企業である当社グループは、メーカー主導の価格設定にとらわれず、市場競争力のある価格にて顧客にサービスを提供しております。 b.国内主要メーカー製機種に対応 当社グループは、主に三菱電機ビルソリューションズ株式会社、株式会社日立ビルシステム、東芝エレベータ株式会社、日本オーチス・エレベータ株式会社、フジテック株式会社の国内主要メーカー製機種に対応した保守・保全業務を行っております。 独立系メンテナンス会社として各社製の機種に対応可能な技術力とエンジニアを有していることが、当社グループの強みと考えております。 c.迅速な対応を可能とする営業所網 当社グループは首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)を中心に全国で事業を展開しておりますが、人命に関わる緊急時には、連絡を受けてから30分以内の現場到達を目標として営業所網を構築しております。 d.保守・保全業務とリニューアル業務のトータルサービスの提供 エレベーター設置後の経年変化による劣化が生じた場合や、装置の旧式化により時代のニーズに合わなくなった場合に、制御盤、巻上機、モーター等の主要な装置をリニューアルすることで、エレベーターをより長く効率的に利用していただくことが可能となります。当社グループでは、リニューアル後の保守体制も含め、トータルな視点からご提案することで、サービス品質の向上に努めております。 エスカレーターについては、国内主要メーカー製のエスカレーターを対象に、原則1ヶ月に1回の保守・点検及び建築基準法で定められた年1回の定期検査を行っており、保守・保全業務に注力しております。 (2)具体的な製品・商品又はサービスの特徴 当社グループは、メンテナンス事業の単一セグメントであり、事業セグメントを開示しておりません。当社グループの事業内容は以下のとおりです。 (保守・保全業務) 社会における縦の移動手段としては、階段、エスカレーター、エレベーターがありますが、建物の高層化が進む現代社会においては、エレベーター及びエスカレーターは非常に有用な縦の移動手段と位置付けられています。 一方、エレベーターは、飛行機や自動車と同様に、適切な保守・操作が行われない場合は、「戸開走行(扉が開いたままエレベーターが走行してしまう事象)」「閉じ込め故障」「ブレーキ故障」その他の理由により、利用者の安全が損なわれる危険性のある乗り物と考えられます。 当社グループは利用者の安全を最優先にエレベーター等の保守・保全業務を行っております。 a.保守・保全業務の内容 エレベーター及びエスカレーターは、原則として1ヶ月に1回の保守・点検と、建築基準法で定められた年1回の定期検査が必要です。 当社グループでは、保守・保全業務を以下のとおり定義しております。 保守業務   ・建築基準法に定められた法定検査 (保守・点検) ・エレベーター等の清掃、注油、調整、消耗品(注)1の補充・交換等 ・エレベーター等の損傷、変形、摩耗、腐食、発生音等に関する異常・不具合の有無を調査し、保守及びその他の措置が必要かどうかの判断を行うこと(遠隔監視、遠隔点検(注)2を含む) 保全業務   点検結果に基づく合理的な判断のもと行う、劣化した部品の取り替えや修理等。契約の内容により、有償で行う場合(保全売上)及び無償で行う場合があります。 (注)1.消耗品 :エレベーター内電球、各種ヒューズ、ビス・ナット、各種リレーリード線等をいう。 2.遠隔監視:当社グループのコントロールセンターにおいて、通信回線を利用して常時エレベーターの異常・不具合の有無を監視すること及び、エレベーター内に人が閉じ込められた場合に、エレベーター内のインターホンでコントロールセンターとの直接通話を行い、また「閉じ込め故障」「動力電源停電」等の状況を監視すること。 遠隔点検:『遠隔監視』に加え、エレベーター運転のために必要とされる箇所を対象に、通信回線等を利用してエレベーターの運転状態や各機種の動作状況の正常・異常を点検すること。 b.契約の種類 当社グループでは「フルメンテナンス契約(FM契約)」と「点検契約(POG契約)」の2種類の契約を用意しております。 契約期間は1年間を原則とし、顧客のニーズに合ったサービスと価格を継続的に提供しております。 契約種類   契約内容の概要 FM契約   定期的な機器・装置の保守・点検を行うことに加え、点検結果に基づく合理的な判断のもと、劣化した部品の取り替えや修理等まで行う契約方式 POG契約   「Parts・Oil・Grease」の略で、定期的な機器・装置の保守点検のみを行い、劣化した部品の取り替えや修理等を含まない契約方式 c.保守・保全業務のサービスの方針 ① 当社グループでは、日常の保守・点検を行うエンジニアから独立した検査課において、建築基準法に定められた項目の検査(法定検査)を行っておりますが、同時に検査業務を保守・点検に対する品質監査と位置付け、サービス品質の維持・向上に努めております。 ② 建築保全業務共通仕様書(注)1やメーカーの取扱説明書を踏まえた保守点検マニュアル 建築保全業務共通仕様書をもとに、エレベーター(機械室レス(注)2、ロープ式、油圧式)、エスカレーターの保守作業の当社グループ独自のマニュアルを整備しております。 ③ 点検チェックシート 保守業務を行うに当たり、マニュアルと連動したチェックシートを活用することで、点検漏れを未然に防止しています。 ④ 経験事例の共有・活用 現場で経験した部品交換要領や過去の故障事例を「調整指針」「故障事例報告書」等の形で共有し、点検や部品交換作業の精度向上を図っております。 ⑤ 検査結果・点検の報告 年に1回の定期検査、通常の有人点検、遠隔点検のそれぞれについて「定期検査報告書」「保守・工事作業報告書」「遠隔点検報告書」を作成、発行しております。 ⑥ 点検の結果、劣化した部品の取り替えや修理等が必要な場合には、メーカーの純正部品を中心に安全性を重視したパーツによる対応を原則としております。 (注)1.国土交通省が定める建築物の定期点検、日常点検、保守、運転・監視に関する業務基準仕様書 2.機械室レスはロープ式に分類され、機械室がなく昇降機全ての機器が昇降路内に収納されているエレベーターとなります。 d.コントロールセンターについて 当社グループのコントロールセンターでは、万一のトラブルに迅速に対応できるよう、24時間365日体制でエレベーターの状態を監視しております。 ○コントロールセンターの機能 「PRIME」による管理   当社グループのリモート遠隔点検サービス「PRIME」の遠隔診断操作や遠隔監視状況の管理により、エレベーターのコンディションを常に把握し、万一の異常発生時への早急な対応を行います。 位置情報による管理   エンジニアの所在や状況を常に管理することにより、緊急時のエンジニア出動命令(同時にエレベーターの異常内容を送信)や、エンジニアからの報告を一括管理することが可能です。 電話回線による対応   エレベーター内のご利用者様との直接通話を行います。専門スタッフが常に待機し、エレベーター内のご利用者様から直接電話で状況を確認し、対応することができます。 e.リモート遠隔点検サービス「PRIME」について 当社グループが独自に開発したリモート遠隔点検サービスであります。「PRIME」によって、自動診断運転による異常予知、インターネット回線を使用した遠隔監視、障害内容の事前把握、遠隔操作によるメンテナンスが可能となります。「PRIME」に採用した各種技術は、当社グループが特許を取得しており、エレベーターのメンテナンスには不可欠である「詳細な状況の把握」と「迅速な対応」に大きく寄与しています。 また、国内主要メーカーの機種ごとに「PRIME」を対応させる技術力は、当社グループの強みと考えております。 (注)基板を使用していない旧式や、導入後間もない最新のエレベーターなど、一部「PRIME」を設置できない機種もあります。「PRIME」の代わりに、リモート診断機能を除いた「PRIME Lite」の設置を行っております。 (リニューアル業務) 保守・保全業務では、性能の維持、安全運行を目的として、保守、点検、部品の交換や修理を行いますが、適切な管理を行っていたとしても、エレベーターは時間の経過と共に劣化していきます。エレベーターの法定償却耐用年数は17年、公益社団法人ロングライフビル推進協会(BELCA)のライフサイクルコスト評価指数では、規格型エレベーターの期待耐用年数は30年とされております。 また、製造開始から長期間が経過すると、保守部品を構成する素子・素材の入手が困難となり、メーカーが保守部品の供給を停止するため、現在稼働している機種の部品交換・修理が困難となる場合があります。 当社グループでは、こうした状況を踏まえ、設置後20年程度経過したエレベーターを主な対象として、信頼性・安全性・運転効率などの向上を目的に、制御盤・巻上機等の主要部品の一式取り替え工事(リニューアル)、既設品の撤去・新設工事を実施しております。 なお、当社グループでは、リニューアル業務のうち、受注、工事内容の決定、行政との対応等を行っており、工事については主に外注を利用しております。 a.エレベーターのリニューアルの種類 制御リニューアル   制御系を中心に更新を行います。 準撤去新設リニューアル   既設品の一部(建物に固定されている部分(出入口枠や敷居、ガイドレール等))を活用し、撤去新設します。 全撤去新設リニューアル   既設品全ての機器を撤去して最新のエレベーターを据付けます。 b.当社グループの実施する主なリニューアル業務の内容 特長   内容・効果 安心・安全   段差解消   エレベーター乗降時のつまずき防止 車いす利用者対応   車いす専用操作盤・背面鏡・手摺・光電式多光軸センサ 戸解放時間の延長・戸閉速度の低減 地震対策機能強化   P波センサ付地震時管制運転・地震時リスタート機能 耐震強化改修工事   昇降機耐震設計・施工指針2009年版(2009年改訂)、昇降機耐震設計・施工指針2014年版(2014年改訂)への対応(注) 快適・エコロジー   インバータ制御の導入   振動や騒音の少ないスムーズな乗り心地 消費電力の削減・二酸化炭素排出量の抑制 操作盤インジケータ ・デジタル表示採用 ・液晶ディスプレイ採用   視認性の向上 意匠性向上   エレベーター内天井照明LED化・側板・床面・ドアホール周りの最新意匠素材やカラーの採用   環境対策、洗練された空間の実現 (注) 2009年版:地震時のカゴ(人が乗るための箱状の構造物)、釣合いおもりのレール強度補強、運行上安全を確保するための保護対策の実施。 2014年版:マシンベット、釣合いおもりの構造上の強度補強の実施。 (その他) ジャパンエレベーターパーツ株式会社にて、エレベーター等のメンテナンス用のパーツの販売を行っております。 エレベーターメディア株式会社にて、エレベーター等のメディア業務を行っております。同業務は、エレベーター内に防犯カメラを備えた広告配信機器を設置し、広告配信サービスに加えて防犯サービスを提供することで、エレベーター空間の利便性及び安全性の向上を図ることを目的としており、当社の保守業務に新たな付加価値を提供するものと考えております。 当社及び当社グループの主要な事業の関わりを事業系統図によって示すと次のとおりであります。 [事業系統図] ※1 JAPAN ELEVATOR SERVICE HONG KONG COMPANY LIMITEDは、アジア地域(日本を除く)の市場調査と現地のエレベーター等関連企業への投資を主たる事業としており、Joint Venture Ltd.及びJapan Elevator Service India Private Limitedの株主であります。 ※2 Japan Elevator Service India Private Limitedは、インドのエレベーターメンテナンス企業への投資を主たる事業としております。
経営方針・対処すべき課題2,047字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 独立系メンテナンス企業である当社グループは、「何よりも安全のために。」「見えないからこそ手を抜かない。」「信頼を礎に。」の企業理念のもと、メンテナンス品質の向上を図るとともに、メーカー主導の価格体系の見直しによる「適正価格の実現」を図ってまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、成長性と収益性を高め、安定的な事業成長によって企業価値を継続的に向上させることが株主重視の経営であると認識しております。成長性においては売上高成長率を、収益性においては売上高営業利益率を重要な指標と位置付けております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 継続的な成長を実現するために、当社グループは中長期的に以下の戦略を策定し、実行しております。 ① 保守・保全事業の推進 ・地域ごとの事業子会社制の採用により各地域の営業力を強化するとともに、M&Aを活用した事業エリアの拡大等により、基幹事業である保守・保全事業の更なる成長を図る。 ② リニューアル事業の強化 ・営業体制の拡充、自社製品の開発等によりリニューアル事業を更に強化する。 ③ 人材の確保・育成 ・採用力の強化により、安定成長を支える人材を確保する。 ・人材育成により、技術水準及びメンテナンス品質の向上を図る。 ④ 財務基盤の安定化 ・上記の戦略を可能とするために財務体質の改善を図る。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 エレベーター等のメンテナンス業界におきましては、不動産の供給増加によるエレベーター等の増加、物件所有者及びビル管理会社のコスト削減要求等により、事業機会が増加する一方、エレベーター等の安全稼動への社会的要請の高まりから、高品質なサービスの提供が求められております。 一方でわが国経済は、雇用·所得環境の改善に伴い、景気動向は緩やかに回復しているものの、物価上昇等の影響により依然として先行き不透明な状況にあることから、企業の経費削減ニーズは今まで以上に高まると予想されております。当社グループが属するエレベーター等のメンテナンス市場におきましては、顧客におけるコスト意識の高まりに加え、エレベーター等の運行の安全への要求が強まっていくものと想定しております。このような事業環境の下、当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりであると認識しております。 ① 国内事業基盤の構築・拡大 当社グループが安定的成長を図るうえで、事業基盤の構築・拡大が課題であると認識しております。具体的には、継続的収益及び保全・リニューアル業務への展開に繋がる、保守契約台数を増大させることが最も重要であると考えております。 ② 人材確保及び育成 当社グループの事業競争力の根幹は、エレベーター等の安全運行に必要な高品質なメンテナンスサービスを提供できる人材であり、そのような人材の確保と育成は今後の当社グループの成長にとって不可欠であると考えております。 当社グループでは、これまで行ってきた従業員への研修を継続・強化するとともに、社内技術、品質認定制度を確立することで、技能水準の高い人材の育成を図ります。 また、人材の確保につきましては、企業認知度と労働条件の向上を目指すとともに、新卒・中途採用の積極的な増加を図り、当社グループの要求する品質を担保できる外注業者の利用により、適宜、人員補充を行ってまいります。 ③ 海外事業展開の推進 高品質なメンテナンスサービスに対する需要は、日本市場のみならず海外市場においても広く存在するものと考えております。当社グループが日本市場で培ってきた複数メーカーのエレベーター等に対応できる技術力や教育研修のノウハウ等を活用することで、海外市場への展開、成長を図ります。 ④ 事業拡大のための資本・業務提携の検討 当社グループの企業価値向上に資するような他社の買収、他社とのジョイントベンチャーや業務提携を検討してまいります。 ⑤ 研究開発の推進 約50mのエレベーターのテストタワーを備えた研究開発施設JES Innovation Center(通称JIC)及びJICに隣接するJES Innovation Center Lab(通称JIL)にてエレベーターリニューアル等の研究開発活動等を推進しております。 ⑥ 財務基盤の安定化 当社グループの今後の事業拡大のためには拠点拡充、進化するエレベーター等に対応するための研究開発、人材への投資や研修施設の拡充等、先行投資及び継続投資が必要となります。将来の資金需要に備え、内部留保の確保を図るとともに、借入等による資金調達にて財務基盤の安定化を行ってまいります。
事業等のリスク4,903字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業展開上のリスクに該当しない事項についても、投資者の投資判断において重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載内容を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 また、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクをすべて網羅するものではありません。 なお、以下の記載事項は、特に断りがない限り、当連結会計年度末現在の事項であり、将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。将来に関する事項につきましては、不確実性を有しており、将来生じる結果と異なる可能性がありますので、記載しております事項に対する判断は、以下記載事項及び本項目以外の記載内容も合わせて慎重に行われる必要があります。 (1)特定の仕入先への依存リスク 当社グループはエレベーター等のメンテナンスを主たる事業としております。 当社グループは、エレベーター等のメンテナンスのために必要となるパーツの購入先を複数にするなどパーツが確保できなくなるリスクを低減するよう努めておりますが、パーツによっては品質維持の目的によりメンテナンス対象となるエレベーター等のメーカー(系列会社を含む)のみからの購買としております。 当社グループは、これらのパーツについて一定量の在庫の保有、パーツのリサイクル、海外市場等からの調達の検討によりパーツの供給不足や調達時期の遅れに備えておりますが、なんらかの理由により、これらのパーツを適時・適量に確保できない場合には、当社グループのメンテナンス業務を適時に実施できない可能性があります。 また、これらのパーツを構成する素材の価格上昇等の理由により、これらのパーツの価格が上昇し、そのコストをサービス価格に転嫁できない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)競合に関するリスク メンテナンス市場には、エレベーター等メーカー、メーカー系列のメンテナンス専業会社及び独立系メンテナンス会社等、大小様々な競合会社等が多数存在しており、競合の激化により新規獲得数の減少や契約切り替え等が発生し、当社グループのシェアが低下する可能性があります。また、サービス価格が下落した場合、メンテナンスの単一事業を行っている当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)技術革新について エレベーター及びエスカレーターは随時新機種が発売・設置されており、当社グループでは国内主要メーカーのどの機種でも保守できるよう技術水準の向上に努めておりますが、今後、メーカーによる急激な技術革新が進み、当社グループが適時に対応できない場合、当社グループの財政状態及び経営成績及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 (4)法的規制について ① 当社グループが行う保守・保全業務のうち法定検査については、建築基準法において昇降機等検査員等の資格を有する者が行う旨定められております。当社グループでは事業規模に応じて昇降機等検査員の確保に努めておりますが、何らかの理由で昇降機等検査員を十分に確保できない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループが行う保全及びリニューアル業務では、建設業法に基づく機械器具設置工事業の許可を得て事業を展開しておりますが、建設業法・建築基準法その他関係法令の改廃等が行われた場合に、製品の仕様変更が必要となる等の理由により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)知的財産権について 当社グループは多くの知的財産権を保有し、維持・管理しており、必要に応じて技術調査等を行うことで知的財産権侵害問題の発生を回避するよう努めております。 しかし、当社グループの知的財産権が無効とされる可能性や模倣される可能性等があり、当社グループの保有する知的財産権の保護が損なわれた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、第三者の知的財産権を侵害したことにより、当社グループが当該第三者に対して損害賠償責任を負う可能性があります。 (6)メンテナンス用パーツの在庫及び評価リスクについて 当社グループでは、エレベーター等の保守・保全、リニューアル業務のためのパーツ棚卸資産として保有しておりますが、メンテナンス対象となるエレベーター等が多機種であることに加え、メンテナンス期間が長期間となることが想定されるため、棚卸資産が増加する可能性があります。 当社グループでは、基準在庫数による管理を行うなど、パーツの重要性に応じた在庫管理を実施しておりますが、収益性の低下等に伴い、棚卸資産の資産価値が低下した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)事故・災害等に伴うリスク 当社グループは、エレベーター等の保守・保全業務及びリニューアル業務を行っております。 これらの業務を行うに当たって、当社グループは、国土交通省の「建築保全業務共通仕様書」に準拠し、また、社内で設定した独自の安全基準を遵守することにより、顧客及び利用者の安全を確保するよう十分配慮しております。 しかし、地震等の災害・利用者の使用方法・エレベーター等の欠陥に起因する事故の他、メンテナンス作業における当社グループ社員又は業務委託先の人的なミス等により機器の損傷事故や場合によっては人身事故に至る可能性があります。 当社は、グループ社員及び業務委託先への安全指導の徹底や損害賠償責任保険の加入によりリスク回避に努めておりますが、保険でまかないきれない損失の発生や信頼失墜により、当社グループの経営成績に影響が生じる可能性があります。 (8)労働災害に係るリスク エレベーター等のメンテナンス作業は、危険を伴う作業であるため、当社グループでは「何よりも安全のために。」を経営理念のひとつに掲げ、作業員の安全教育を徹底することにより事故防止に努めております。 しかしながら、万が一、重大な事故・労働災害等が発生した場合、一時的に補償金等の負担が生じ、また、当社グループの社会的信用に重大な影響を与え、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)買収又は業務提携に関するリスク 当社グループは、他社の買収、他社とのジョイントベンチャーや業務提携を行っております。しかしながら、買収又は提携等が円滑に行われない場合や、買収した会社の事業、ジョイントベンチャー、業務提携が当初見込みどおりの期間で予想どおりの効果を得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)海外事業の展開に伴うリスク 当社グループは、海外への事業展開を行っておりますが、海外市場での事業活動には、次のようないくつかのリスクがあります。 ① 予期しない法律や規制の変更 ② 社会・政治及び経済状況の変化又は治安の悪化 ③ 各種税制の不利な変更又は課税 ④ 異なる商習慣による取引先の信用リスク等 ⑤ 労働環境の変化や人材確保・教育の難しさ ⑥ 為替リスク これらのリスクを最小限に抑えるため、現地顧問弁護士や会計事務所等からも迅速に情報を入手し、いち早く対策が打てる体制を構築する方針でありますが、リスクの顕在化により、サービスの提供が困難になり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)契約不適合責任等について 当社グループで保全及びリニューアル工事を実施したエレベーターの工事実施部分(当社製品)が、取扱説明書等に準拠した適切な据付、連結及び保守・点検管理が行われている等の所定の条件のもとで保証期間中(引渡から12ヶ月間)に故障した場合には、当社指定の方法により、無償で故障部品を修理又は交換することとしております。 また、当社グループは、当社製品の重大な欠陥、又は当社の製作及び施工の重大な過失によって直接生じた顧客の損害については、賠償の責任を負っております。 当社グループが何らかの理由により、契約不適合責任あるいは損害賠償責任の追及を受け、賠償責任を負うこととなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)人材確保と育成について 当社グループは、高い専門性を有する技術者の確保及び、今後の事業拡大を見据えた営業部門人員、管理部門人員の増強を図っております。また、人材育成にも注力し、技術力の向上及び内部管理体制の一層の強化、充実に努めております。事業拡大に先行して人員を増強し費用負担が先行した場合、もしくは事業に必要な人員を確保できなかった場合、人材育成が想定どおりに進捗しなかった場合等、これらの施策が適時適切に行えなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)顧客情報の管理 当社グループは、保守・保全及びリニューアル契約に関するものをはじめとし、多くの顧客情報を取り扱っているため、外部からのネットワーク不正侵入への対策はもとより、内部からの情報漏洩防止のため、情報漏洩を防止するシステムを導入するとともに、「情報セキュリティポリシー」「個人情報・特定個人情報保護規程」等を整備し、情報流出の防止に努めております。 しかし、万一、不測の事態により顧客情報が外部に漏洩した場合には、信用失墜や損害賠償請求等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)システム障害 当社コントロールセンターでは、万一のトラブルに遅滞なく対応できるよう、24時間365日体制でエレベーター等の状態を監視しております。 コントロールセンターのサービスは、コンピュータシステムと通信ネットワークにより提供されているため、当社は定期的にバックアップを取ることにより、システムトラブル発生の未然防止又は回避に努めておりますが、自然災害や不慮の事故、想定を上回る急激なアクセス増等の一時的な過負荷その他の要因によりコンピュータシステムにトラブルが生じ業務に支障が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)有利子負債について 当社グループの有利子負債残高(リース債務を含む)は、2026年3月期連結会計年度末現在で3,004百万円であり、有利子負債依存度は7.5%となっております。そのため金融市場の混乱や景気低迷、金融機関の融資姿勢の変化により借換えが困難になった場合や、市場金利の急速な上昇等により支払利息が急激に増加した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、借入金の一部には財務制限条項が付されております。財務制限条項に抵触した場合、貸付人の請求があれば期限の利益を失うため、直ちに債務の弁済をするための資金が必要になり、当社グループの財政状態及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。 財務制限条項の詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結貸借対照表関係) ※2 財務制限条項」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(貸借対照表関係) ※2 財務制限条項」に記載のとおりであります。
経営成績の分析 (MD&A)5,005字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に伴い、景気動向は緩やかに回復しているものの、物価上昇等の影響により依然として先行き不透明な状況にあることから、企業の経費削減ニーズは今まで以上に高まると予想されております。 エレベーター等のメンテナンス業界においては、マンションストック戸数は順調に増加を続けていること及びオフィスビルの供給量の増加等に伴い、市場は緩やかな拡大傾向にあります。 このような市場環境の下、当社グループは、独立系メンテナンス会社への契約切り替えによる企業のコスト削減ニーズに応えるため、全国展開体制の更なる整備、人材獲得・育成による品質安全強化、営業体制の強化を行ってまいりました。今後は、契約純増数加速に向けた生産性向上に取り組むとともに、リニューアル業務における生産能力及び収益性向上に努めてまいります。 保守・保全業務については、保守契約台数が堅調に推移し、当連結会計年度の保守・保全業務の売上高は34,499百万円(前年同期比13.0%増)となりました。リニューアル業務については、事業拡大に備えた営業体制の強化や部品供給停止物件の提案強化等により、当連結会計年度のリニューアル業務の売上高は21,801百万円(前年同期比25.8%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は57,601百万円(前年同期比16.7%増)、営業利益は11,010百万円(前年同期比27.7%増)、経常利益は11,006百万円(前年同期比27.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,319百万円(前年同期比32.4%増)となりました。 当社グループは、「メンテナンス事業」の単一セグメントでありますが、売上高を売上種類別(保守・保全業務、リニューアル業務及びその他)に示すと、以下のとおりです。 (単位:百万円) 売上種類   2026年3月期   2025年3月期 金額   構成比率   対前期増減率   金額   構成比率 保守・保全業務   34,499   59.9%   13.0%   30,538   61.8% リニューアル業務   21,801   37.8%   25.8%   17,325   35.1% その他   1,300   2.3%   △13.9%   1,511   3.1% 合計   57,601   100.0%   16.7%   49,375   100.0% ① 経営成績の分析 (売上高) 保守・保全業務の営業強化及び営業エリアの拡大により、保守契約台数は約126,840台と堅調に推移し、保守・保全業務の売上高は34,499百万円(前連結会計年度比13.0%増)となりました。また、リニューアル業務については、事業拡大に備えた営業体制の強化や部品供給停止物件の提案強化等により、リニューアル業務の売上高は21,801百万円(前連結会計年度比25.8%増)となりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は57,601百万円(前連結会計年度比16.7%増)となりました。 (売上総利益) 保守契約台数増加に伴い、材料仕入、外注費等が、また、技術系(保守、工事)の人員の増加により人件費が増加したことにより、当連結会計年度の売上原価は35,303百万円(前連結会計年度比15.3%増)となりました。 この結果、当連結会計年度の売上総利益は22,298百万円(前連結会計年度比18.8%増)となりました。 (営業利益) 業容の拡大に伴う人員増加等により人件費等が増加した結果、販売費及び一般管理費は11,287百万円(前連結会計年度比11.3%増)となりました。 この結果、当連結会計年度の営業利益は11,010百万円(前連結会計年度比27.7%増)となりました。 (経常利益) 営業外収益は97百万円(前連結会計年度比15.7%減)、営業外費用は101百万円(前連結会計年度比14.7%減)となりました。 営業外収益の主な内容は受取賃貸料30百万円で、営業外費用の主な内容は支払利息48百万円であります。 この結果、経常利益は11,006百万円(前連結会計年度比27.7%増)となりました。 (税金等調整前当期純利益) 特別利益は49百万円(前連結会計年度比863.1%増)、特別損失は393百万円(前連結会計年度比9.6%増)となりました。 この結果、税金等調整前当期純利益は10,662百万円(前連結会計年度比29.0%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 法人税、住民税及び事業税に法人税等調整額を合わせた税金費用は3,294百万円(前連結会計年度比24.2%増)となりました。 この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は7,319百万円(前連結会計年度比32.4%増)となりました。 ② 財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比べ4,718百万円増加し、40,126百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,827百万円、売掛金が1,405百万円、原材料及び貯蔵品が879百万円増加したこと等によるものであります。 (負債) 負債については、前連結会計年度末と比べて40百万円増加し、15,132百万円となりました。これは主に、買掛金が432百万円、未払法人税等が393百万円、退職給付に係る負債が154百万円増加した一方で、長期借入金が869百万円減少したこと等によるものであります。 (純資産) 純資産については、前連結会計年度末と比べて4,678百万円増加し、24,994百万円となりました。これは主に、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益を7,319百万円計上したことにより増加した一方で、配当金の支払により2,760百万円減少したこと等によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比べて1,795百万円増加し、3,859百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は8,801百万円(前年同期は5,643百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益10,662百万円、減価償却費1,587百万円等の増加要因に対し、売上債権の増加額1,512百万円、法人税等の支払額3,120百万円等の減少要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は2,179百万円(前年同期は1,521百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,151百万円、無形固定資産の取得による支出837百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は4,833百万円(前年同期は3,962百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額2,760百万円、長期借入金の返済による支出1,765百万円、短期借入金の純減額257百万円等の減少要因によるものであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、事業活動のための適切な資金確保、流動性の維持、並びに健全な財政状況を目指し、安定的な営業キャッシュ・フローの創出、幅広い資金調達手段の確保に努めております。運転資金需要のうち主なものは、当社グループのサービス提供のため、エレベーター等のパーツ調達、人件費等の営業費用によるものの他、納税資金等であります。運転資金及び経常的な設備投資については、手持資金、間接金融及びリース取引等により資金調達を行っております。今後も事業活動を支える資金調達については、低コストかつ安定的・機動的な資金の確保を主眼にして多様な資金調達方法に取り組んでまいります。 ⑤ 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積り・仮定設定を必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や状況に応じて合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性が存在するため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループが属するエレベーター等のメンテナンス市場におきましては、顧客におけるコスト意識の高まりに加え、エレベーター等の運行の安全への要求が強まっていくものと想定しております。 当社グループは設立以来、「何よりも安全のために。」「見えないからこそ手を抜かない。」「信頼を礎に。」の企業理念のもと、メンテナンス品質の向上を図るとともに、メーカー主導の価格体系の見直しによる「適正価格の実現」を目標としてまいりましたが、今後も持続的な成長を実現していくためには、「エリアごとの事業会社による迅速なサービスの提供による顧客満足度の向上」、「M&Aを含めた国内外の事業展開エリアの拡大」「高品質のメンテナンス提供を可能とする人材の確保・育成」を特に重要と認識しております。 当社経営陣は、これらの課題に適切に対応するため、最善の経営方針を立案・実行するよう努めてまいります。 なお、上記以外の経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。 (2)生産、受注及び販売の実績 当社グループは、メンテナンス事業の単一セグメントであるため、「生産、受注及び販売の実績」につきましては、セグメント別の記載を省略しております。 ① 生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 ② 受注実績 当連結会計年度の受注実績を、売上種類別に示すと、次のとおりであります。 売上種類の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) リニューアル業務   24,916   129.4   11,598   118.2 合計   24,916   129.4   11,598   118.2 (注)当社グループは受注によるサービス提供を行っておりますが、保守・保全業務及びその他については、受注から売上までの期間が短いため、記載を省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度の販売実績を売上種類別に示すと次のとおりであります。 売上種類の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(百万円)   前年同期比(%) 保守・保全業務   34,499   113.0 リニューアル業務   21,801   125.8 その他   1,300   86.1 合計   57,601   116.7 (注)主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績の10%以上の相手先が無いため記載を省略しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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