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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

タカラスタンダード

TAKARA STANDARD CO.,LTD.7981 · Prime · その他製品

ホーロー技術を核とする住宅設備機器の総合メーカー。キッチン・浴室・洗面化粧台を主力に、壁装材や給湯器まで展開。

概要

タカラスタンダードは、キッチン・浴室・洗面化粧台などの住宅設備機器を主力とする総合メーカーである。1912年にホーロー鉄器メーカーとして創業し、以来ホーロー技術を核に製品を開発。2026年3月期の売上高は2528億円、営業利益191億円、従業員6505人。大阪市城東区に本社を置き、1973年に大阪・東京両証券取引所第一部に上場した。主力のキッチン製品は売上の約6割を占め、ホーローの耐久性・清掃性を強みとする。

キッチンが売上の6割を占める住宅設備事業の構造

タカラスタンダードの事業は住宅設備関連がほぼすべてを占め、その中でもキッチンが最大の柱である。2026年3月期の販売実績によれば、キッチンは1547億円で全体の61.2%を占め、浴室が587億円(23.3%)、洗面化粧台が305億円(12.1%)、その他が84億円(3.3%)である。生産実績でもキッチンが1141億円と過半を占める。同社のキッチン製品はホーローシステムキッチンや木製システムキッチン、コンパクトキッチンなど多岐にわたり、ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社を通じて新築・リフォーム市場に供給される。特にホーロー鋼板を用いた製品は耐熱・耐衝撃性に優れ、清掃性が高い点で評価されている。浴室ではシステムバス、洗面化粧台ではホーロー製や木製の製品を展開する。このように、キッチンを基軸に水まわり全体をカバーする品揃えが同社の特徴である。

ホーロー技術を核とした製品差別化と清掃性

タカラスタンダードの競争力の源泉はホーロー技術にある。ホーローは鋼板にガラス質の釉薬を焼き付けた材料で、耐熱性、耐衝撃性、耐食性に優れ、表面が平滑で汚れが付きにくく拭き取りやすい。同社はこの特性を生かし、キッチンや浴室、洗面所の壁面パネルに応用している。「ホーロークリーンキッチンパネル」や「ホーロークリーン洗面パネル」はその代表例で、調理や洗顔による油汚れや水垢を簡単に拭き取れる。また、浴槽にもホーローを使用し、保温性と清掃性を両立。ホーロー壁装材は住宅内外装に耐候性と防火性を提供する。1957年にステンレス流し台で参入後、1968年には硬質ホーロー流し台がグッドデザインに選定されるなど、長年の技術蓄積がある。近年はデジタル技術を活用した生産性向上も進めているが、ホーロー加工のノウハウは他社が模倣し難いコア技術であり続けている。

安定収益を生む財務体質と株主還元

タカラスタンダードの売上高は2013年3月期の1585億円から2026年3月期の2528億円へと着実に拡大してきた。同期間の当期純利益は65億円から151億円へ増加。2026年3月期の営業利益は191億円、営業利益率7.6%である。自己資本比率は68.8%と高水準で、負債は888億円、純資産は1963億円と財務体質は健全である。キャッシュ・フローも営業活動で254億円の収入を確保し、投資活動に125億円、財務活動に195億円(主に自己株式取得と配当)を支出した。同社は中期経営計画でROE8%を目標に掲げ、株主還元を充実させる方針である。2026年3月期には自己株式の取得と剰余金の配当を行い、1株当たり純資産は3104円となった。不動産賃貸事業も小規模ながら安定的に利益を貢献しており、全体としてリスクの低い収益構造を持つ。

本体と一子会社で構成されるグループ体制

タカラスタンダードの企業集団は、当社と連結子会社1社(タカラ化工株式会社)で構成される。タカラ化工は主にホーロー加工や部品製造を担い、グループ内で分業している。過去には販売子会社や工場子会社が複数存在したが、1977年に大阪住機株式会社と九州タカラ工業株式会社を吸収合併し、生産拠点を集約。製造子会社への資本参加も段階的に進め、1975年に八幡エナメル株式会社を完全子会社化、同年には株式会社木村製作所へ資本参加し後に全株式を取得するなど、グループの一体化を進めてきた。現在は名古屋工場(旧矢田ホーロー製作所)、鹿島工場、びわこ工場(旧宝国製作所)など、複数の生産拠点を有する。販売面では1966年に設立したタカラ販売株式会社が阪神地区の販路を担っていたが、後に本体に統合されたと推測される。グループ全体の従業員数は6505人で、大阪本社を中心に全国に事業を展開している。

業界の中での役割は住宅設備機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,528億円
営業利益
191億円
営業利益率
7.6%
純利益
151億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
住宅設備関連2,525億円99.9%189億円7.5%
その他(注)13億円0.1%2億円66.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01住宅設備(新築・リフォーム)主力

キッチン、浴室、洗面化粧台及びその他の住宅設備機器を製造し、ハウスメーカー・工務店・リフォーム会社等に販売。ホーロー技術を強みに、耐久性・清掃性に優れた製品を提供。

主な製品・サービス8
ホーローシステムキッチン
ホーロー鋼板を使用したシステムキッチン。耐熱・耐衝撃性に優れ、汚れが付きにくく落ちやすい。
システムバス(浴室)
浴室ユニット全体を提供。ホーロー浴槽や壁パネルを採用した製品が特徴。
洗面化粧台
ホーロー製や木製の洗面台。コンパクト手洗い等も含む。
ホーロークリーンキッチンパネル
キッチン壁面用のホーローパネル。汚れを拭き取りやすく、清潔を保つ。
ホーロークリーン洗面パネル
洗面所壁面用のホーローパネル。
ホーロー壁装材
住宅内外装用のホーロー建材。耐候性・防火性に優れる。
エコキュート・給湯器
ヒートポンプ式給湯機や石油・ガス給湯器。
収納機器
システム収納、クローゼット等。

02不動産賃貸その他

当社保有の不動産の賃貸事業。

製品と技術

ホーロー技術の特徴と多様な応用製品

タカラスタンダードの基盤技術はホーロー加工にある。ホーローは鉄や鋼板の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けた複合材料で、耐熱性(300℃以上)、耐衝撃性、耐薬品性に優れ、表面硬度が高く傷つきにくい。また、非多孔質で汚れが染み込まず、洗剤で簡単に拭き取れるため、衛生的である。同社はこの特性を住宅設備の様々な部位に応用している。代表的なのがキッチン用の「ホーロークリーンキッチンパネル」で、壁面に貼ることで油はねをサッと拭ける。浴室ではホーロー浴槽や壁パネルが採用され、カビや水垢の付着を抑える。洗面所では「ホーロークリーン洗面パネル」が汚れにくい壁面を実現。さらに、住宅外壁用のホーロー壁装材も展開しており、耐候性と防火性を備えている。このように、ホーロー技術は水まわりから外装まで幅広い製品に応用されている。

キッチン製品のラインアップとシステム化の強み

キッチンはタカラスタンダードの最大の製品カテゴリーであり、売上の約6割を占める。製品はホーローシステムキッチン、木製システムキッチン、コンパクトキッチン、キッチンセットなど多様である。ホーローシステムキッチンは、天板や扉にホーロー鋼板を使用し、耐熱・耐衝撃性に加えてお手入れの容易さが特徴。加熱機器やレンジフードも自社で製造し、システム全体を統一感のあるデザインで提供する。ハウスメーカーや工務店への販売が中心だが、リフォーム市場向けにも対応。1968年にグッドデザインに選ばれた硬質ホーロー流し台の流れを汲み、現在もデザイン性と機能性を追求している。また、収納機器やエコキュートなどの給湯器もラインアップに加え、キッチン空間をトータルで提案できる点が強みである。

浴室・洗面・その他の水まわり製品群

浴室部門ではシステムバス(浴室ユニット)を主力とする。ホーロー浴槽やホーロー壁パネルを採用した製品で、清掃性と保温性を両立。シャワーユニットや単体浴槽も販売する。洗面化粧台はホーロー製と木製があり、コンパクト手洗いも含めた品揃えで、洗面所の壁面用ホーローパネルも提供。その他製品として、ホーロー壁装材(内外装用)、フリット(ホーロー原料)、薄板鋼板ホーロー、各種収納機器、エコキュート、石油・ガス給湯器などを取り扱う。これらの製品は住宅設備関連事業として一貫して供給され、キッチンと合わせて「水まわり設備機器」の総合メーカーとしての地位を築いている。不動産賃貸事業も行うが、規模は小さい。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

住宅設備で安定、収益性改善途上

当社はその他製品(住宅設備関連)に分類され、三井松島HDやドリームベッドなどと比較される。売上高は2024/3月期2347億円から2026/3月期2528億円へ緩やかな増加が見込まれ、営業利益率も6.41%から7.56%へ改善予想。国内の住宅着工やリフォーム需要に支えられた安定的な事業基盤を持つが、同業他社と比べ突出した特性は見られない。競合他社の動向や市場全体の需要に影響を受けやすく、差別化要因が不足している可能性がある。

強み

  • 住宅市場の堅調さを背景に、売上高が緩やかに増加。
  • 営業利益率が6.41%→7.56%へ向上見込み、効率化が進む。
  • 住宅設備業界で長年の実績と顧客基盤を持つ。
  • リフォームや新築需要は景気変動に左右されにくい。

課題

  • 同業他社と製品・サービスの差別化が図りにくい。
  • 住宅着工数やリフォーム需要に業績が連動しやすい。
  • 売上成長率が低く、新たな事業領域への進出が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がタカラスタンダード

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16544ジャパンエレベーターサービスホールディングス2,645億円36.2倍
28850スターツコーポレーション2,549億円9.0倍
39003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍
49031西日本鉄道2,482億円7.4倍
58848レオパレス212,170億円15.5倍
67981タカラスタンダード1,983億円13.5倍
73480ジェイ・エス・ビー1,963億円28.4倍
89119飯野海運1,886億円11.9倍
98803平和不動産1,700億円14.4倍
102337いちご1,618億円9.7倍
118214AOKIホールディングス1,515億円15.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

ホーロー鉄器メーカーとして創業した1912年

タカラスタンダードの起源は1912年5月、日本エナメル株式会社として資本金15万円で設立されたことに始まる。創業時の事業はホーロー鉄器の製造販売であり、当時は日用品としてのホーロー製品が主流であった。その後、1938年4月には航空機部品、鉄帽、薬莢の製造を開始し、戦時体制に対応。第二次世界大戦後の1945年10月には再びホーロー鉄器の製造を再開し、平和産業へと転換した。この間、ホーロー加工技術が蓄積され、後の住宅設備事業への展開の基盤となった。設立から約30年間はホーロー加工を専業とし、素材メーカーとしての性格が強かった。

名古屋工場新設と冷蔵庫向けホーロー加工の開始

戦後復興期の1947年8月、同社は名古屋工場を新設し、冷蔵庫内箱のホーロー加工工場として操業を開始した。これは需要が高まる電化製品向けの部品供給を狙ったものである。1951年3月には八幡エナメル株式会社を半額出資で設立し、鋼板材料の仕入れとホーロー加工部門として機能させた。1955年10月には名古屋工場を株式会社矢田ホーロー製作所として分離し、独立した生産子会社とした。これらの動きは、生産能力の拡充とグループ体制の基礎を作るものであった。また、1956年5月には株式会社宝鋳工所(現タカラベルモント)の資本参加を得て、理美容椅子部品のプレス加工を開始。多角化の足掛かりを得た。

ステンレス流し台の成功と住宅設備への本格参入

1957年2月、同社はステンレス流し台のプレス成型に成功し、「タカラ」の商標で流し台の製造販売を開始した。これが住宅設備事業への本格参入である。1958年12月には日本住宅公団(現UR都市機構)の指定を受け、公団住宅向けに採用されるなど品質が認められた。1960年6月には大阪木材工業株式会社に全額出資し、流し台木部の製造を開始。1961年7月には関西染色株式会社八尾工場を買収して組立工程を強化。1962年6月には株式会社矢田ホーロー製作所を全額出資子会社とし、ホーロー流し台の製造を始めた。こうして流し台を中心に生産体制を整え、住宅設備メーカーとしての地盤を固めた。

販売子会社設立と全国展開の加速

1966年2月、タカラ販売株式会社を全額出資で設立し、阪神地区の販路拡充を図った。1970年4月には九州タカラ工業株式会社を設立し、九州地区の生産・販売拠点とした。この時期、同社は販売網と生産拠点を全国に広げる戦略をとった。1968年7月には硬質ホーロー流し台が通産省グッドデザイン及び大阪デザインハウスの選定を受け、製品の品質とデザインが評価された。1971年6月には商号を現在のタカラスタンダード株式会社に変更。ブランド名を「タカラ」と統一し、スタンダードという社名に品質の標準を目指す意思を込めた。1973年8月には大阪・東京両証券取引所第一部に上場し、株式公開によって資金調達力と信用力を高めた。

グループ子会社の集約と生産能力の拡充

1974年5月、大阪木材工業株式会社を大阪住機株式会社に商号変更し、同社のトナミ工場(現北陸工場)を新設して金属加工能力を拡充。1975年3月には八幡エナメル株式会社の全株式を取得し、ホーロー流し台の製造能力を高めた。同年には株式会社木村製作所に80%出資で資本参加し、ガス器具の製造を開始。また、株式会社宝国製作所(現びわこ工場)に51%出資し、厨房用電気機器の製造を始めた。1976年9月には鹿島工場を新設し操業開始。1977年10月には大阪住機株式会社と九州タカラ工業株式会社を吸収合併し、グループ内の重複を解消。1978年2月にはホーロー流し台「エマーユ」が大阪デザインセンターの選定を受け、同年には株式会社木村製作所の全株式を取得し完全子会社化した。これらの再編により、生産の効率化と技術集約が進んだ。

品質とデザインで認められた1970年代の成果

1978年までに、同社は住宅設備機器メーカーとしての基盤を完成させた。硬質ホーロー流し台のグッドデザイン選定(1968年)や「エマーユ」のデザインセンター選定(1978年)に見られるように、製品の品質と意匠性が公的に評価された。グループ内の子会社整理も一段落し、1978年時点では当社と連結子会社で住宅設備関連事業を一貫して手掛ける体制が整った。その後、同社はホーロー技術をさらに深化させ、システムキッチンやシステムバスなどシステム製品へと展開していくが、沿革にはその後の記述がない。しかし、創業から1978年までの約60年で、地方のホーロー鉄器メーカーから全国規模の住宅設備メーカーへと変貌を遂げたことがわかる。

年表30件を開く

1910年代

  • 1912年5月創業日本エナメル株式会社の商号にて資本金15万円をもって設立、ホーロー鉄器の製造販売を開始

1930年代

  • 1938年4月航空機部品、鉄帽、薬莢の製造を開始

1940年代

  • 1945年10月ホーロー鉄器の製造を再開
  • 1947年8月名古屋工場を新設、冷蔵庫内箱のホーロー加工工場として操業開始

1950年代

  • 1951年3月創業八幡エナメル株式会社を設立(半額出資)、鋼板材料仕入及びホーロー加工部門として操業開始
  • 1955年10月名古屋工場を株式会社矢田ホーロー製作所として分離
  • 1956年5月株式会社宝鋳工所(現タカラベルモント株式会社)の資本参加を得て、理美容椅子部品のプレス 加工を開始
  • 1957年2月ステンレス流し台のプレス成型に成功、「タカラ」の商標にて流し台の製造・販売を開始
  • 1958年12月ステンレス流し台が日本住宅公団(現都市再生機構)の指定を受ける

1960年代

  • 1960年6月大阪木材工業株式会社に資本参加(全額出資)、流し台木部の製造を開始
  • 1961年7月M&A関西染色株式会社八尾工場を買収、当社八尾工場として流し台の組立を開始
  • 1962年6月株式会社矢田ホーロー製作所(現名古屋工場)に資本参加(全額出資)、ホーロー流し台の製造を開始
  • 1963年6月公共住宅用規格部品委員会の<KJ>の指定を受ける
  • 上場株式を大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1964年2月企業組合平和ブロック工業に出資(半額出資)、流し台木部の製造能力の拡充を図る
  • 1966年2月創業タカラ販売株式会社を設立(全額出資)、阪神地区の販路拡充を図る
  • 1968年7月硬質ホーロー流し台が通産省グッドデザイン及び大阪デザインハウスの選定を受ける

1970年代

  • 1970年4月創業九州タカラ工業株式会社を設立(全額出資)、企業組合平和ブロック工業の全業務を引き継ぐ
  • 1971年6月商号変更商号をタカラスタンダード株式会社に変更
  • 1973年8月上場株式を大阪証券取引所市場第一部に上場
  • 上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1974年5月商号変更大阪木材工業株式会社の商号を大阪住機株式会社に変更
  • 大阪住機株式会社トナミ工場(現北陸工場)を新設、金属加工能力の拡充を図る
  • 1975年3月八幡エナメル株式会社の全株式を取得、ホーロー流し台の製造能力の拡充を図る
  • 株式会社木村製作所に資本参加(80%出資)、ガス器具の製造を開始
  • 株式会社宝国製作所(現びわこ工場)に資本参加(51%出資)、厨房用電気機器の製造を開始
  • 1976年9月鹿島工場を新設、操業開始
  • 1977年10月M&A大阪住機株式会社、九州タカラ工業株式会社を吸収合併
  • 1978年2月ホーロー流し台<エマーユ>が大阪デザインセンターの選定を受ける
  • 株式会社木村製作所の全株式を取得、ガス器具の製造能力の拡充を図る

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで2,500億円
  • 営業利益2027年3月期まで200億円
  • 営業利益率2027年3月期まで8%
  • ROE2027年3月期まで8%
  • CO2排出量(Scope1+2)2027年3月期まで49,000tCO2

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益構造改革

    デジタル技術の活用による生産性向上とマネジメント強化、自動化・省人化を推進。海外事業や新規事業を加速し、新たな成長基盤を構築する。

  2. 02

    財務戦略の強化

    成長投資や経営基盤強化へ資本を積極配分し、財務健全性を維持しながら株主還元を充実させる。

  3. 03

    サステナビリティ戦略

    気候変動対策などの環境問題への取組み強化、人財開発・組織開発による人的資本の強化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,505人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は629万円で、9期前と比べて+11.4%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月6,067
2018年3月6,121
2019年3月56439.014.06,186
2020年3月57039.014.06,214
2021年3月56340.014.06,278
2022年3月56440.014.06,298
2023年3月60441.013.06,445
2024年3月60140.014.06,616
2025年3月60940.014.06,560238
2026年3月62941.014.06,505294

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率95.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大阪市城東区137億円
住宅設備関連 その他
関東工場(第一・第二工場) — 千葉県八千代市6,881百万円
住宅設備関連
関東地区 東京支社(東京都新宿区)他7ヵ所5,093百万円
住宅設備関連
福岡工場 — 福岡県鞍手郡鞍手町4,985百万円
住宅設備関連
北海道・東北地区 東北支社(仙台市若林区)他5ヵ所4,774百万円
住宅設備関連
中部地区 中部支社(名古屋市東区)他5ヵ所4,173百万円
住宅設備関連
鞍手工場 — 福岡県鞍手郡鞍手町4,171百万円
住宅設備関連
滋賀工場 — 滋賀県甲賀市3,956百万円
住宅設備関連
鹿島工場 — 茨城県神栖市3,808百万円
住宅設備関連
近畿地区 関西支社(大阪府東大阪市)他3ヵ所3,615百万円
住宅設備関連
ほか15件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    タカラ化工㈱
    滋賀県湖南市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,528億円営業利益191億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.9%、利益が+22.4%。

売上高
+3.9%
2,528億円
営業利益
+22.4%
191億円
純利益
+36.0%
151億円
営業利益率
7.6%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,590億円2,528億円
営業利益191億円191億円
純利益143億円151億円
1株あたり配当¥124¥124

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は625億円、営業利益は36億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.3%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q5476
2024年1Q572274.719
2024年2Q575264.525
2024年3Q647548.338
2024年4Q55313
2025年2Q1,160605.239
2025年4Q1,274967.572
2026年2Q1,231877.169
2026年4Q1,2971048.082
2027年1Q625365.826

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,585億円から2,528億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.6%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,58511565
2014年3月1,828169102
2015年3月1,75113682
2016年3月1,80313489
2017年3月1,83112787
2018年3月1,88412785
2019年3月1,93312283
2020年3月2,01513186
2021年3月1,91211476
2022年3月2,116149109
2023年3月2,27411584
2024年3月2,34712895
2025年3月2,4341561606.4111
2026年3月2,5281911977.6151

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,528億円のうち、営業利益として残るのは191億円7.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は151億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.4%1,627億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.1%710億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.6%191億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
35.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.0pt
7.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.7pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
7.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが254億円、投資CFが−125億円で、差し引きのフリーCFは129億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は614億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月76−59−3117264
2014年3月129−43−1986331
2015年3月119−94−2125336
2016年3月150−174−21−24291
2017年3月126−58−2768333
2018年3月156114−18270585
2019年3月139−50−2389650
2020年3月171−50−24121746
2021年3月80−54−2526747
2022年3月197−31−27166886
2023年3月66−54−9412804
2024年3月−13−117−77−130597
2025年3月234−85−65149681
2026年3月254−125−195129614

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,852億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,963億円で、自己資本比率は68.8%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,9361,24069664.1
2014年3月2,1481,31183761.0
2015年3月2,1541,39775764.9
2016年3月2,2361,43180564.0
2017年3月2,3461,50484264.1
2018年3月2,4091,57683365.4
2019年3月2,4871,62086765.2
2020年3月2,5661,66789965.0
2021年3月2,5871,75383467.8
2022年3月2,7681,81495465.5
2023年3月2,7991,81598464.9
2024年3月2,6871,87481369.7
2025年3月2,7691,94582470.2
2026年3月2,8521,96388868.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
614億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,265億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
101億円
在庫として抱えている分
負債合計
888億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
75
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り104社中27位あたり、逆に低いのはROE104社中50位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.7%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.6%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.8%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.9%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,130で、1年前と比べて+23.2%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥3,130-1.6%1ヶ月+4.7%1年+23.2%時価総額1,983億円
過去52週の値幅
安値¥2,416高値¥3,330

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.5倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR1.01倍
配当利回り3.96%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/30に前日比-7.5%の急落で3035円。週足では25日線(3109円)を下抜け、52週高値3330円からは-8.9%と軟調。直近1ヶ月は横ばいだったが、出来高が351,600株と急増し売りが優勢。75日線(2984円)が支持線となるか。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは13.2倍と業界平均18.2倍を下回り割安。PBRは0.98倍で業界平均1.35倍を下回り、解散価値に近い水準。配当利回りは3.72%と業界平均2.19%を上回り魅力的。ROEは7.7%と業界平均に対し低めだが、配当性向49.2%で安定配当を維持。業績は増収増益傾向で、割安感は強いが成長性は緩やか。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.5倍18.4倍
PER (予想)13.8倍
PBR1.01倍1.38倍
ROE7.7%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025/3期、2026/3期と増収増益が続く見通し。強気派は住宅リフォーム需要の堅調さとPBR1倍割れの割安感を評価。弱気派は新設住宅着工の減少懸念と、競合との競争激化を指摘。PER13倍、配当利回り3.7%とインカムゲインも魅力。

プラスに働く材料7
  • リフォーム需要堅調

    住宅ストック増加でリフォーム市場は拡大基調

  • 割安バリュエーション

    PBR0.98倍と解散価値割れ、PER13倍と割安

  • 高配当利回り

    配当利回り3.7%と安定した株主還元

  • 営業利益191億円への増益FY2026/3影響

    営業利益191億円は前期比+22%、収益性改善が継続。

  • PBR0.98倍からの株主還元次回株主総会影響

    PBR1倍割れは解散価値以下、自社株買いや増配で是正余地。

  • 配当利回り3.72%の高水準継続影響

    安定配当と増益により利回り維持、インカムゲイン需要。

  • 不動産市況回復で需要増FY2026下期影響

    住宅着工戸数回復でキッチン等需要拡大、売上増に寄与。

マイナスに働く材料7
  • 新設住宅着工減少

    人口減で新築市場は縮小傾向

  • 競合との競争

    LIXIL・TOTOなど大手との競争激化

  • 原材料高騰リスク

    鋼材などコスト上昇が利益率を圧迫

  • 建設コスト上昇による利益率低下FY2026下期影響

    建築資材高騰で粗利率悪化、営業利益率6.41%から低下リスク。

  • 住宅着工減速リスクFY2026以降影響

    金利上昇で住宅投資減退、売上高2528億円目標未達。

  • 競合激化による販売価格低下継続影響

    キッチン市場の競争激化で単価下落、収益圧迫。

  • ROE7.7%の低成長継続影響

    ROEが低く、成長性に疑問、バリュエーション拡大限定的。

次の決算で確かめる点
リフォーム売上比率
収益源の安定性を測るため
営業利益率
コスト管理能力の指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり124で、前期から+48.7%いまの株価に対する利回りは3.96%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥124
1株あたり
配当利回り
3.96%
いまの株価に対して
配当性向
49.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3025.1
2018年3月313.327.0
2019年3月323.227.6
2020年3月346.329.1
2021年3月340.033.5
2022年3月5252.935.2
2023年3月520.043.8
2024年3月543.840.5
2025年3月7844.448.3
2026年3月11648.749.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥124

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,440人。区分でいちばん多いのは金融機関30.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.8%を占め、残る42.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関39.237.834.936.135.630.1
事業法人20.620.623.326.326.327.6
個人・その他31.030.629.823.123.624.1
外国法人8.910.311.413.313.416.7
証券会社0.40.80.71.11.11.4
自己株式1.11.10.00.00.00.2
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01タカラベルモントアセットマネジメント㈱10.26
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)9.30
03タカラスタンダード持株会8.38
04タカラスタンダード社員持株会5.64
05㈱日本カストディ銀行(信託口)4.26
06㈱横浜銀行3.44
07日本生命保険(相)3.23
08㈱常陽銀行2.05
09明治安田生命保険(相)1.95
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.90

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-23
    日本生命保険相互会社
    新規の大量保有報告
    3.23%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+423%、1株純資産は14期で+266%。直近期のROEは7.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月448485.316.321.9
2014年3月708968.011.419.4
2015年3月569556.118.124.8
2016年3月1221,9576.316.823.0
2017年3月1192,0575.914.925.1
2018年3月1162,1555.515.527.0
2019年3月1142,2165.214.927.6
2020年3月1182,2805.314.029.1
2021年3月1042,3974.416.133.5
2022年3月1492,4806.18.535.2
2023年3月1182,5804.612.543.8
2024年3月1372,7425.214.240.5
2025年3月1632,8935.810.848.3
2026年3月2323,1057.711.849.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

35名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は35名。2026/3期の役員報酬は総額325百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
渡辺岳夫代表取締役会長685,536
小森大代表取締役社長 社長執行役員55221
井東洋司代表取締役 副会長執行役員75430
白坂佳道取締役 副社長執行役員 管理本部管掌64120
吉川秀隆取締役772,322
前田和美取締役606
澤村環取締役632
飯村幸生取締役701
近藤裕常勤監査役64104
波田博志常勤監査役72168
藤田さえ子監査役541
川口哲生52
残りの役員23名を開く
氏名役職年齢保有株数
鈴木秀俊専務執行役員
野口俊明専務執行役員
落合秀信常務執行役員
小田泰三常務執行役員
野村画常務執行役員
宮本豊博常務執行役員
井上敬志常務執行役員
中村尚司常務執行役員
横木和人常務執行役員
眞鍋洋輔常務執行役員
髙田潤常務執行役員
柴尾荘一郎常務執行役員
梅田馨常勤監査役65152
井上敬執行役員
吉井剛仁執行役員
藤田誠執行役員
髙月真剛執行役員
平山安利執行役員
斉藤知則執行役員
石山登一執行役員
吉田昌弘執行役員
橋本明大執行役員
川崎浩一エグゼクティブ フェロー

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6168671325042
社外取締役753538
監査役2222211

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容685字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社と連結子会社1社(以下「当社グループ」という。)で構成され、住宅設備機器の総合メーカーとしてキッチン、浴室、洗面化粧台及びその他の住宅設備機器の製造販売を主な事業内容とし、更に事業に関連する研究、開発及びその他のサービス等の事業活動を行っております。 当社グループの事業に係る位置付け及び製造品目との関連は、次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 区分   主要な業務の内容   主要なグループ会社 住宅設備関連   キッチン、浴室、洗面化粧台、その他の住宅設備機器の製造販売   当社 タカラ化工㈱ その他   不動産賃貸事業   当社 住宅設備関連事業を製品部門別に示すと次のとおりであります。 製品部門別   主要製品   製造会社 キッチン   ホーローシステムキッチン、木製システムキッチン、コンパクトキッチン、キッチンセット、ホーロークリーンキッチンパネル、加熱機器、 レンジフード   当社 タカラ化工㈱ 浴室   システムバス、シャワーユニット、単体浴槽   当社 タカラ化工㈱ 洗面化粧台   ホーロー洗面化粧台、木製洗面化粧台、コンパクト手洗い、 ホーロークリーン洗面パネル   当社 タカラ化工㈱ その他   ホーロー壁装材、フリット、薄板鋼板ホーロー、各種収納機器、 エコキュート、石油及びガス給湯器、その他の住宅設備機器   当社 当社グループの事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,704字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、以下のとおり企業理念を掲げ、主にホーロー製品による水まわり設備機器の製造販売等の事業活動を行っております。 <企業理念> 『大切な3つの“Standard(スタンダード)”』  ・Living Standard(住生活水準) タカラスタンダードは、「水まわり設備機器」と「ホーロー技術」の進化を通じて、より多くの人がより心地良い暮らしを楽しめるようにお手伝いします。    ・Ethical Standard(倫理規範) タカラスタンダードは、「社会との調和」、「社員の幸せ」、「環境への配慮」を大前提に、持続的な利益成長の実現を目指します。    ・Quality Standard(品質基準) タカラスタンダードは、お客様の「信頼」が最も重要な会社の資産であると考え、製品・サービスの品質向上をすべてに優先させます。 また、当社グループは、将来のありたい姿として以下の長期ビジョンを掲げ、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 <長期ビジョン> 『ホーローと共に、光り輝く魅力ある企業へ』  ・「独自性」を追求し、特別な価値を提供する企業  ・「新たな事業領域」に挑戦し、顧客を創造する企業  ・「働きがい」「生きがい」のある企業  ・ 社会から「信頼・尊敬」される企業 (2)中長期的な経営戦略及び対処すべき課題 当社グループは、長期ビジョン『ホーローと共に、光り輝く魅力ある企業へ』を掲げ、持続的な成長と企業価値の向上を目指しております。その実現に向けて、2024年度を初年度とする3ヵ年計画「中期経営計画2026」を策定いたしました。「変革への再挑戦」をテーマに、収益構造改革・財務戦略・サステナビリティ戦略の3つを成長戦略の柱とし、各種施策の効果創出による収益力強化と持続的成長を実現する基盤構築のため以下の点に取り組んでおります。 1.収益構造改革 国内住宅設備関連事業を中心にデジタル技術の活用による生産性の向上とマネジメントの強化、さらなる自動化・省人化を推進する。 また新規売上の拡大のため、海外事業や新規事業を加速させ、新たな成長基盤を構築する。 2.財務戦略 持続可能な成長基盤の構築に向けて、成長投資や経営基盤強化等に資本を積極的に配分するとともに、財務の健全性を維持しながら、株主還元の充実を図る。 3.サステナビリティ戦略 気候変動問題をはじめとする環境問題への取組みを強化するとともに、人財開発・組織開発など人的資本の強化を図る。 (3)目標とする経営指標 「中期経営計画2026」においては、財務指標に加え非財務指標を目標に掲げ、経済的価値・社会的価値両面から企業価値の向上を目指してまいります。 KPI   2026年3月期 (2025年度) 実績   2027年3月期 (2026年度) ※中期経営計画最終年度   2031年3月期 (2030年度) 財務指標   売上高   2,527億円   2,500億円   2,700億円 営業利益   190億円   200億円   270億円 営業利益率   7.6%   8%   10% ROE   7.7%   8%   10% 非財務指標   CO2排出量 (Scope1+2)   49,197tCO2   49,000tCO2 (対2020年度比▲15%)   41,000tCO2 (対2020年度比▲30%) 従業員満足度   77.8%   77%   80% 女性管理職比率   7.9%   10%   15% (注) 「中期経営計画2026」のROE目標を変更しております。詳細につきましては、2025年5月8日公表の「ROE8%の達成に向けた新株主還元方針と利益成長の取り組み」をご参照ください。
事業等のリスク2,474字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 (1)リスクマネジメント体制および活動サイクル 当社グループでは、常に変化する外的環境及び事業上発生しうる様々なリスクを的確に把握・評価し、適切な対応をとるために「リスクマネジメント規程」を制定するとともに、2025年8月、従来のリスク・コンプライアンス委員会に代わる組織として、委員長を代表取締役社長としたリスクマネジメント委員会を設置しております。 当委員会は原則、四半期に1回開催し、各本部から抽出されたリスク内容の分析、評価を行った上で重点管理リスクを選定し、特に重要度の高い重点管理リスクの対応進捗について優先的にモニタリングを行っております。 リスク対応の推進においては立案本部と実行部門を明確にし、立案本部は対応策の立案と実施状況のモニタリング、改善策の策定を行い、委員会へ報告する一連のPDCAを回しております。 また、これらの活動内容は取締役会に報告・答申しております。 (2)主要リスクの内容 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの事業、業績及び財政状態等に影響を与え、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスク事項には、次のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 また、近時の中東情勢における事業への影響については、今後も注視してまいります。 ①業界動向等について 新設住宅着工戸数や持家着工数、リフォーム需要が著しく減少した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループでは、新築向け・リフォーム向けそれぞれの商品展開を充実させることにより対応してまいります。 また、企業間競争はますます激化しており、今後の動向次第では当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループでは、独自素材である「高品位ホーロー」の訴求と業界最多を誇る全国約160ヵ所のショールーム展開によって、他社との差別化を図ってまいります。 ②資材・原材料の調達について 近時の中東情勢をはじめとする不安定な国際情勢などを背景とした市況の高騰によって原材料価格の上昇や、サプライヤーからの供給が不足又は停止した場合、市場の動向次第では、当社グループの事業・業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループでは、製造コスト削減によるコスト競争力の強化に継続的に取り組むとともに、複数社購買の実施やサプライヤーの情報収集、与信管理の徹底により安定した調達を図ってまいります。 ③製品・施工・アフターサービスについて 製品・施工・アフターサービスにおいて、万が一の重大な事故が発生した場合、当社グループの事業・業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループでは、日頃から施工・アフターサービスを含めた製品の安全性を重視し、製品開発段階から品質には万全を期した体制をとっておりますが、万が一、重大事故発生の場合には、迅速かつ適切な対応がとれる様、社内体制の充実を図ってまいります。 ④地政学について 当社グループはグローバルで事業活動を展開するにあたり、為替・金利変動、政治体制、関税・輸入規制・租税の変更等が、当社グループの事業・業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループでは、事業担当部門と関連部門が連携し、リスク情報の共有及び未然の防止に向けた取組みを進めてまいります。 ⑤環境・気候変動について 大気汚染・水質汚濁・廃棄物処理や、地球温暖化対策などの各法令による規制の強化に伴い、新たな設備投資や対応費用の増加等、当社グループの事業・業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループは各業務担当部門が法務担当部門と連携し、法令を遵守するとともに、設備投資については、省エネルギーや二酸化炭素排出量の削減など、環境へ配慮した内容にて実施しております。 なお、詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。 ⑥人財の確保について 日本国内における少子高齢化による労働人口の減少や人財流出等により、人財の計画的な確保・育成ができない場合、業務運営の効率性が損なわれ、当社グループの事業・業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループでは多様な働き方の推進を図るとともに、人財育成のための各種研修プログラムを充実させております。また、あわせて業務の効率化や省人化を推進し、労働環境の変化に対応できる体制の構築を図ってまいります。 なお、詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。 ⑦情報セキュリティについて 当社グループは生産・販売等において、多数のお客様の個人情報を保有しておりますが、災害・サイバー攻撃・不正アクセス・コンピュータウイルスの感染・ソフトウエア又は機器の欠陥等が発生した場合、個人情報を含む内部情報の社外流出や改ざん・破損により、事業活動の停滞や社会的信用が低下し、当社グループの事業・業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループではセキュリティ人財の育成、体制整備、外部機関との連携などロードマップを設定し、適切なセキュリティ対策と厳正な情報管理を徹底してまいります。 ⑧自然災害等について 地震や台風等の自然災害の発生や重大な健康被害をもたらす感染症が蔓延した場合、当社グループの事業拠点に損害を与え、事業活動の一部又は全体に支障をきたし、復旧のための費用負担など当社グループの事業・業績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し、当社グループでは、生産拠点の分散化や事業継続計画(BCP)の策定などにより災害による被害の最小化、及び当社グループの業績への影響の低減に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)5,445字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 (財政状態の状況) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ82億3千8百万円増加し、2,851億5千2百万円となりました。 負債は、前連結会計年度末と比べ64億2千1百万円増加し、888億2千6百万円となりました。 純資産は、前連結会計年度末と比べ18億1千6百万円増加し、1,963億2千5百万円となりました。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末70.2%から当連結会計年度末68.8%となり、1株当たり純資産額は前連結会計年度末2,892円64銭から当連結会計年度末3,104円89銭となりました。 (経営成績の状況) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比べ93億7千5百万円増加し、2,527億5千6百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。 営業利益は前連結会計年度と比べ34億4千8百万円増加し、190億8千3百万円(同22.1%増)となりました。 経常利益は前連結会計年度と比べ36億7千2百万円増加し、196億7千7百万円(同22.9%増)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べ39億8千2百万円増加し、150億7千3百万円(同35.9%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (住宅設備関連事業) 当セグメントの売上高は2,524億9千3百万円(前連結会計年度比3.8%増)、営業利益は188億5千1百万円(同22.1%増)となりました。 (その他の事業(不動産賃貸事業及び倉庫事業)) 売上高は3億1千3百万円(前連結会計年度比13.5%減)、営業利益は2億3千1百万円(同19.0%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ66億4千9百万円減少し、当連結会計年度末には614億9百万円(前連結会計年度比9.8%減)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による収入は、254億6百万円(前連結会計年度は233億6千5百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による支出は、125億3千5百万円(前連結会計年度は84億6千5百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による支出は、195億2千万円(前連結会計年度は65億6百万円の支出)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 住宅設備関連 (百万円)   187,601   +4.4 その他  (百万円)   -   - 合計(百万円)   187,601   +4.4 (注)1 金額は販売価格によっております。 2 生産・仕入の別は、当連結会計年度の内容に準じております。 3 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。 なお、当連結会計年度の生産実績のうち、住宅設備関連事業を製品部門別に示すと、次のとおりであります。 製品部門別   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) キッチン  (百万円)   114,105   +3.3 浴室  (百万円)   42,600   +7.4 洗面化粧台  (百万円)   26,080   +8.9 その他  (百万円)   4,813   △14.0 合計(百万円)   187,601   +4.4 (注)1 金額は販売価格によっております。 2 生産・仕入の別は、当連結会計年度の内容に準じております。 b 受注実績 当社グループは見込み生産を主体としておりますので、受注実績の記載は省略しております。 c 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 住宅設備関連 (百万円)   252,493   +3.8 その他  (百万円)   262   +13.5 合計(百万円)   252,756   +3.9 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 なお、当連結会計年度の販売実績のうち、住宅設備関連事業を製品部門別に示すと、次のとおりであります。 製品部門別   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) キッチン  (百万円)   154,762   +3.8 浴室  (百万円)   58,735   +5.3 洗面化粧台  (百万円)   30,574   +6.5 その他  (百万円)   8,420   △12.2 合計(百万円)   252,493   +3.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の分析) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ82億3千8百万円増加し、2,851億5千2百万円となりました。これは主に、有形固定資産が143億5千8百万円増加、無形固定資産が12億2千8百万円増加した一方で、現金及び預金が66億4千9百万円減少、受取手形が13億6千6百万円減少したことによるものであります。 負債は、前連結会計年度末と比べ64億2千1百万円増加し、888億2千6百万円となりました。これは主に、電子記録債務が72億7千2百万円増加、未払法人税等が14億5千4百万円増加した一方で、退職給付に係る負債が35億4千4百万円減少したことによるものであります。 純資産は、前連結会計年度末と比べ18億1千6百万円増加し、1,963億2千5百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により150億7千3百万円増加、退職給付に係る調整累計額が26億7千1百万円増加、その他有価証券評価差額金が11億8千7百万円増加した一方で、自己株式の取得により104億9千9百万円減少、剰余金の配当により66億1千6百万円減少したことによるものであります。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末70.2%から当連結会計年度末68.8%となり、1株当たり純資産額は前連結会計年度末2,892円64銭から当連結会計年度末3,104円89銭となりました (経営成績の分析) 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費や設備投資の持ち直しに加え、インバウンド需要の増加などを背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、中東情勢を中心とした地政学リスクの増大や米国の通商政策をめぐる動向など、先行きは不透明な状況であります。 住宅市場におきましては、2025年4月の建築基準法等改正の影響もあり、新設住宅着工戸数は戸建・マンションとも同法改正前後で不安定な推移をしたことに加え、リフォーム需要も力強さに欠ける状況が継続いたしました。 このような事業環境の下、当社グループは、2024年度を初年度とする3ヵ年計画「中期経営計画2026」を策定いたしました。「変革への再挑戦」をテーマに、収益構造改革・財務戦略・サステナビリティ戦略の3つを成長戦略の柱とし、各種施策の効果創出による収益力強化と持続的成長を実現する基盤構築への取組みを推進しております。 以上の結果、当連結会計年度における業績は、次のとおりとなりました。 売上高 2,527億5千6百万円(前連結会計年度比 3.9%増) 売上総利益 901億2千9百万円(前連結会計年度比 6.7%増) 営業利益 190億8千3百万円(前連結会計年度比22.1%増) 経常利益 196億7千7百万円(前連結会計年度比22.9%増) 親会社株主に帰属する当期純利益 150億7千3百万円(前連結会計年度比35.9%増) 売上高・各利益ともに過去最高となり、利益面では前連結会計年度比22%超の増益となりました。 営業利益の主な増加要因は、新築向けの増収などに伴う売上総利益の増加64億2千4百万円、資材コストダウン、在庫圧縮や生産の合理化による13億3千2百万円であります。一方で、営業利益の主な減少要因は、木質材などの資材価格や物流費の上昇による22億6千7百万円であります。 セグメントごとの経営成績の状況に関する分析は、次のとおりであります。 (住宅設備関連事業) 当セグメントの売上高は2,524億9千3百万円(前連結会計年度比3.8%増)、営業利益は188億5千1百万円(同22.1%増)となりました。 新築市場におきましては、戸建・集合ともに好調に推移したことにより売上高は1,671億5千万円(前連結会計年度比4.9%増)となりました。リフォーム市場におきましては、特に下期以降は顧客ニーズに沿った提案への変更が浸透したことなどにより、売上高は745億2千2百万円(同2.4%増)となりました。 また、製品部門別の売上高は、キッチン1,547億6千2百万円(前連結会計年度比3.8%増)、浴室は587億3千5百万円(同5.3%増)、洗面化粧台305億7千4百万円(同6.5%増)となりました。 (その他の事業(不動産賃貸事業及び倉庫事業)) 売上高は3億1千3百万円(前連結会計年度比13.5%減)、営業利益は2億3千1百万円(同19.0%増)となりました。2025年12月に当社の連結子会社だったタカラ物流サービス株式会社を清算したことで減収となったものの、不動産収入の増加に伴い増益となりました。 ②キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、以下のとおりであります。 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ66億4千9百万円減少し、当連結会計年度末には614億9百万円(前連結会計年度比9.8%減)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による収入は、254億6百万円(前連結会計年度は233億6千5百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益の計上であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による支出は、125億3千5百万円(前連結会計年度は84億6千5百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出と、投資有価証券の売却による収入であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による支出は、195億2千万円(前連結会計年度は65億6百万円の支出)となりました。主な要因は、自己株式の取得及び配当金の支払いによる支出であります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりであります。 当社グループは事業活動に必要な資金の十分な確保及び健全なバランスシートの維持を財務方針とし、資金の財源につきましては自己資金による充当のほか、銀行借入による調達も行っております。当連結会計年度末の有利子負債の残高は43億4千万円、また現金及び現金同等物は614億9百万円であり、将来の資金需要に対して十分な手許流動性を確保しております。 運転資金需要のうち主なものは、住宅設備機器の製造に必要な資材の購入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、業容拡大・合理化のための設備投資や、ホーロー技術の研究・新商品の開発等の成長投資であります。 当社グループは投資計画・株主還元方針として、持続可能な成長基盤の構築に向けて、成長投資や経営基盤強化等に資本を積極的に配分するとともに、財務の健全性を維持しながら、株主還元の充実を図ることとしております。 なお、「中期経営計画2026」期間におきましては、ROE8%実現に向けて、配当に加え自己株式の取得による株主還元も積極的に活用してまいります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2027年3月期 第1四半期 決算説明資料2026-07-30

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