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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

図研

ZUKEN INC.6947 · Prime · 電気機器

プリント基板設計EDAの国内最大手。回路設計・基板設計から製造支援まで、エレクトロニクス設計プロセス全体をカバーするソリューションを提供。

概要

図研は、プリント基板設計用EDAソフトウェアの国内最大手である。1976年創業、1991年に東証二部上場、現在はプライム市場に上場する。売上高は2025年3月期に407億円、従業員数は1,656名。自動車や産業機器向けの電子設計支援に強みを持ち、全世界のエレクトロニクスメーカーに製品を提供する。

事業の4本柱と収益構造

図研の事業は「基板設計ソリューション」「回路設計ソリューション」「ITソリューション」「クライアントサービス」の4つに大別される。主力はプリント基板向けEDAであるCR-8000 Design Forceや回路設計のCR-8000 Design Gateway、ワイヤハーネス設計のE3.seriesである。ITソリューションでは設計データ管理システムDSシリーズやMBSEツールGENESYSを提供する。2025年3月期の売上高は407億円、営業利益54億円で5期連続過去最高を更新。収益の約73%を日本セグメントが占め、欧州、米国、アジアが続く。

日本依存の地域構成

図研は日本、欧州、米国、アジアの4地域で事業を展開する。日本では図研テックや図研エルミックなどの子会社を通じて販売・サポートを提供。欧州ではズケンGmbHやズケンE3 GmbHが拠点となり、自動車向けE3.seriesの販売が好調。米国ではズケン・ユーエスエーが基板設計ソリューションを販売し、赤字だが縮小傾向。アジアでは韓国・中国・台湾・シンガポール・インドに子会社を持ち、韓国でのCR-8000販売が堅調。2025年3月期の地域別売上高は日本314億円、欧州96億円、米国32億円、アジア22億円。

22子会社と1関連会社から成るグループ

図研グループは22の子会社と1つの関連会社から構成される。主な子会社として、開発・販売を担うズケン・ユーエスエー、ズケンGmbH、ズケン・コリアなど海外販社のほか、国内では図研プリサイト(ITソリューション)、図研アルファテック(回路設計)、図研エルミック(組込みソフト)、図研テック(技術支援)、図研ネットウエイブ(ネットワーク製品)などがある。2024年12月には図研エルミックを完全子会社化し、グループ統合を強化した。また、ビジネスエンジニアリングを持分法適用関連会社としており、同社は東証プライム市場に上場している。

業界の中での役割は電子設計自動化(EDA)ソフトウェアおよびエンジニアリングサービスのプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
431億円
営業利益
59億円
営業利益率
13.7%
純利益
54億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
日本297億円68.8%48億円16.2%
欧州82億円19.0%8億円9.8%
米国32億円7.4%-4億円-12.5%
アジア21億円4.9%6億円28.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01エレクトロニクス・半導体主力

プリント基板設計や回路設計のEDAソフトウェア(基板設計ソリューション、回路設計ソリューション)を提供。設計から製造までのプロセスを支援し、国内外のエレクトロニクスメーカーに販売。

主な製品・サービス3
基板設計ソリューション
プリント基板の設計を支援するEDAソフトウェア群。回路図入力、レイアウト、検証まで一貫した設計環境を提供。
回路設計ソリューション
アナログ・デジタル回路の設計・シミュレーションを支援するソフトウェア。
ITソリューション
設計データ管理やプロセス管理など、設計業務を支えるITインフラソリューション。

02自動車関連主力

自動車業界向けに、電子設計ソリューション(基板設計、回路設計、ITソリューション)を提供。車載電子機器の設計開発を支援。

主な製品・サービス3
基板設計ソリューション
車載向け高信頼性基板の設計を支援するEDAツール。
回路設計ソリューション
車載電子回路の設計・シミュレーションツール。
ITソリューション
自動車向け設計プロセス管理やデータ管理ソリューション。

03産業機器製造準主力

産業機器メーカー向けに、電子設計ソリューションやITソリューションを提供。制御基板などの設計開発を支援。

主な製品・サービス2
基板設計ソリューション
産業機器向け基板設計ツール。
ITソリューション
産業機器向け設計データ管理やプロセス管理ソリューション。

04全業種(コンサルティング・サポート)副次

設計ソリューションに付随するコンサルティング、サポートサービス、人材派遣、組込みソフト受託開発を提供。

主な製品・サービス2
コンサルティングサービス
設計プロセス改善やツール導入支援などのコンサルティング。
サポートサービス
ソフトウェアの保守・サポート、技術支援。

製品と技術

プリント基板設計を一貫支援する基板設計ソリューション

基板設計ソリューションは図研の主力製品群であり、プリント基板の設計を回路図入力からレイアウト、検証まで一貫して支援する。主要製品は「CR-8000 Design Force」「CR-8000 Board Designer」「CR-8000 DFM Center」など。これらのツールは高密度配線や高周波対応など高度な設計要求に対応し、自動車や産業機器メーカーで広く採用されている。また、中小規模向けには「CADSTAR」「eCADSTAR」も提供する。

ワイヤハーネス設計に強い回路設計ソリューション

回路設計ソリューションはアナログ・デジタル回路の設計とシミュレーションを支援する。主力は「CR-8000 Design Gateway」「CR-8000 System Planner」、そして自動車向けワイヤハーネス設計システム「E3.series」である。E3.seriesは欧州で特に好調で、配線設計の効率化に貢献。また、「E3.infinite」「Cabling Designer」「Harness Designer」などのラインアップを持つ。

設計データ管理とMBSEをカバーするITソリューション

ITソリューションは設計データ管理やプロセス管理、MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)をカバーする。データ管理システム「DS-CR」「DS-E3」や、MBSEツール「GENESYS」、製造可視化ツール「プリサイト ビジュアルボム」などを提供。特にGENESYSは構想設計のデジタル化を促進し、CR-8000シリーズやE3.seriesと連携して設計プロセス全体の効率化を実現する。

コンサルティングから組込み開発までを担うクライアントサービス

クライアントサービスはコンサルティング、サポート、人材派遣、組込みソフト受託開発からなる。各製品の導入支援や設計プロセス改善のコンサルティングを提供。図研エルミックが組込みソフト開発を、図研テックが技術支援と人材派遣を担う。これらのサービスは製品の付加価値を高め、顧客の長期的な利用を支える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

電子設計自動化で中堅、成長安定

図研は電子設計自動化(EDA)ツールを手掛ける独立系企業で、国内では日清紡ホールディングスなどと競合する。半導体設計の複雑化に伴い需要は堅調だが、収益規模は約400億円と業界内では中規模。海外売上比率が低く、内需への依存度が高い。一方、キオクシアホールディングスのような半導体メーカーとは異なり、設計ツールのソフトウェア特化型である点が特徴。安定した利益率(営業利益率13%超)を維持しているが、成長の鈍化が課題。

強み

  • 営業利益率13%超と高水準を維持し、安定した収益基盤を持つ。
  • 半導体業界に依存せず、独立した立場で顧客に設計ツールを提供。
  • 国内EDA市場で一定のシェアを有し、既存顧客との関係が強固。
  • 半導体設計需要の拡大に支えられ、収益の変動が比較的小さい。

課題

  • 海外売上比率が低く、グローバル競合に対抗するには海外開拓が必要。
  • 売上高の伸びが緩やか(年率5%程度)であり、大幅な成長が期待しにくい。
  • 大手EDAベンダーに対抗するための独自技術や差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字が図研

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14784GMOインターネット1,483億円24.2倍
24180Appier Group1,363億円40.5倍
39889JBCCホールディングス1,194億円19.5倍
46027弁護士ドットコム1,164億円77.3倍
54432ウイングアーク1st1,159億円17.8倍
66947図研1,092億円19.4倍
72379ディップ1,091億円15.9倍
83762テクマトリックス1,068億円18.7倍
97595アルゴグラフィックス1,040億円4.9倍
106183ベルシステム24ホールディングス1,032億円12.6倍
114819デジタルガレージ999億円76.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

創業から商号変更まで(1976-1985)

1976年12月、図研の前身である株式会社図形処理技術研究所を横浜市磯子区に設立。1981年に本店を横浜市中区へ移転。1983年には大阪営業所を開設し、同年米国子会社ズケン・アメリカを設立。1984年に本店を横浜市港北区へ移転。1985年6月、商号を株式会社図研に変更し、現在の社名となった。1987年には株式を店頭登録し、1990年に中央研究所を開設して研究開発を強化した。

株式上場と海外子会社設立(1991-1994)

1991年10月、東京証券取引所市場第二部に上場。同年11月に本店を横浜市緑区(現都筑区)へ移転。1992年には欧州子会社ズケン・ヨーロッパ(現ズケンGmbH)をドイツに、ズケン・コリアを韓国に、ズケン・シンガポールを設立し、海外展開を本格化。1994年6月にはレーカル・リダックグループ(11社)を買収し、欧州での販売網を拡大。同年9月には東証一部に上場し、資本基盤を強化した。

買収による事業拡大とアジア進出(2000-2009)

2000年にセンター南ビルを新設。2001年には図研ネットウエイブを設立。2002年には中国上海市に図研上海技術開発有限公司を設立。2005年には台湾図研を設立。2006年にはシム・チームGmbH(現ズケンE3 GmbH)を買収し、回路設計ソリューションを強化。2008年にはエルミック・ウェスコム(現図研エルミック)を持分法適用関連会社化。2009年にはSoC事業部を同社に承継し、連結子会社化した。

M&Aによる新領域開拓(2014-2019)

2014年、東洋ビジネスエンジニアリング(現ビジネスエンジニアリング)と資本業務提携し、株式を取得。2015年にはインド子会社を設立。同年、ワイ・ディ・シーのCADVANCE事業を承継。2016年にはプリサイト事業部を分社化し、図研プリサイトを発足。2017年にはアルファテック(現図研アルファテック)を買収。2019年にはバイテックCorporationを買収し米国拠点を強化。同年、図研モデリンクスを設立し、MBSE分野に参入した。

プライム市場移行と完全子会社化(2021-2024)

2021年、ビジネスエンジニアリングの株式を追加取得し持分法適用関連会社化。2022年4月、東証の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行。2024年12月には図研エルミックを完全子会社化し、組込みソフト分野の体制を強化した。これらの動きにより、グループの事業領域は設計ソフトからコンサルティング、組込み開発、ネットワークまで多岐にわたる。

年表34件を開く

1970年代

  • 1976年12月創業株式会社図形処理技術研究所を横浜市磯子区に設立。

1980年代

  • 1981年3月本店を横浜市中区へ移転。
  • 1983年7月大阪市北区堂島に大阪営業所(現関西支社)及びショールームを開設。
  • 1983年11月創業ズケン・アメリカInc.(現ズケン・ユーエスエーInc.)を米国カリフォルニア州サンノゼ市(現本社マサチューセッツ州ウェストフォード)に設立。
  • 1984年3月本店を横浜市港北区へ移転。
  • 1985年6月商号変更商号を株式会社図研に変更。
  • 1987年6月株式を社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。

1990年代

  • 1990年4月横浜市緑区(現都筑区)に中央研究所を開設。
  • 1991年10月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1991年11月本店を横浜市緑区(現都筑区)へ移転。
  • 1992年1月創業ズケン・ヨーロッパGmbH(現ズケンGmbH)をドイツ バートンブルク市に設立。
  • 1992年1月創業ズケン・コリアInc.を韓国ソウル市に設立。
  • 1992年6月名古屋市中区に名古屋支社を開設。
  • 1992年8月創業ズケン・シンガポールPte.Ltd.をシンガポールに設立。
  • 1994年6月M&A当社の子会社を通じて、レーカル・リダックグループ(11社)を買収。
  • 1994年9月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1997年5月創業株式会社図研プロセスデザイン研究所(現図研テック株式会社)を横浜市都筑区に設立。

2000年代

  • 2000年2月横浜市都筑区にセンター南ビルを新設。
  • 2001年4月創業図研ネットウエイブ株式会社を横浜市港北区に設立。
  • 2002年6月創業図研上海技術開発有限公司を中国上海市に設立。
  • 2005年8月創業台湾図研股份有限公司を台湾台北市に設立。
  • 2006年5月M&A当社の子会社を通じて、シム・チームGmbH(現ズケンE3 GmbH)を買収。
  • 2008年6月エルミック・ウェスコム株式会社(現図研エルミック株式会社)の株式を取得し、同社を持分法適用関連会社化。
  • 2009年6月M&A当社のSoC事業部を会社分割によりエルミック・ウェスコム株式会社(現図研エルミック株式会社)に承継し株式の割当を受け、同社を連結子会社化。

2010年代

  • 2014年12月東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(現ビジネスエンジニアリング株式会社)との間で資本業務提携を行い、同社の株式を取得。
  • 2015年3月創業ズケン・インディアPrivate Limitedをインド カルナタカ州ベンガルール市に設立。
  • 2015年7月株式会社ワイ・ディ・シーの「CADVANCE事業」(電気系CAD・PDM関連事業)を承継。
  • 2016年4月創業当社のプリサイト事業部を分社化し、株式会社図研プリサイトとして発足。
  • 2017年12月アルファテック株式会社(現図研アルファテック株式会社)の全株式を取得。
  • 2019年8月バイテックCorporation(現ズケン・バイテックInc.)の全株式を取得。
  • 2019年10月創業図研モデリンクス株式会社を東京都港区に設立。

2020年代

  • 2021年11月ビジネスエンジニアリング株式会社の株式を追加取得し、同社を持分法適用関連会社化。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2024年12月M&A図研エルミック株式会社を完全子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 1株当たり当期純利益の持続的な伸長持続的な伸長(具体的数値なし)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    主力製品の拡販と機能拡充

    販売体制を強化し、設計システムとデータ管理システムを組み合わせた顧客のDX支援を全世界で提案。開発面ではAIを活用した回路設計ソリューションや生成AI等の先端技術を取り込んだ機能・サービスを拡充する。

  2. 02

    中長期的成長に向けた次世代設計環境の提供

    MBSEモデリングツール「GENESYS」を中心に、構想設計から詳細設計へつなぐプラットフォームを構築。主力製品をシステムズエンジニアリングの重要ソリューションとして位置づけ、顧客のDXを支援する。

  3. 03

    半導体分野での事業拡大

    「CR-8000」シリーズの高度なデータ管理機能と性能を活かし、3D-ICやチップレットなどの次世代半導体の実装プロセスを支援し、半導体分野での事業拡大を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,656人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は866万円で、9期前と比べて+13.3%平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は17.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,197
2018年3月1,267
2019年3月76443.516.81,328
2020年3月77444.017.11,407
2021年3月72143.716.81,445
2022年3月73544.117.31,476
2023年3月78044.617.71,538
2024年3月80244.517.81,578
2025年3月83744.617.91,610335
2026年3月86644.317.91,656356

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率70.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 6 / 海外 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・中央研究所 — 横浜市都筑区2,810百万円
日本
新横浜ビル — 横浜市港北区936百万円
日本
センター南ビル — 横浜市都筑区807百万円
日本
ズケンLtd.テクノロジーセンター — Bristol,U.K.593百万円
欧州
その他〔社宅〕 — 横浜市都筑区389百万円
日本
欧州 — Neu-Ulm, Germany157百万円
欧州、米国、アジア — シンガポール 他149百万円
日本 — 横浜市港北区118百万円
欧州 — Bristol,U.K.94百万円
欧州 — Munich,Germany52百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    ズケン・バイテックInc.
    Virginia, U.S.A.
    議決権100.0%
  • 海外
    ズケン・グループLtd.(注)1
    Bristol, U.K.
    議決権1.0%
  • 海外
    ズケンLtd.(注)1
    Bristol, U.K.
    議決権2.0%
  • 海外
    ズケン・ユーケーLtd. (注)1
    Bristol, U.K.
    議決権2.0%
  • 海外
    ズケンGmbH
    Munich, Germany
    議決権100.0%
  • 海外
    ズケンS.A.
    Les Ulis, France
    議決権1.0%
  • 海外
    ズケンS.r.l.
    Milan, Italy
    議決権1.0%
  • 海外
    ズケンE3 GmbH
    Neu-Ulm, Germany
    議決権1.0%
  • 海外
    ズケン・コリアInc.
    Seoul, Korea
    議決権100.0%
  • 海外
    ズケン・シンガポールPte.Ltd.
    Singapore
    議決権100.0%
  • 海外
    図研上海技術開発有限公司
    Shanghai, China
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾図研股份有限公司
    Taipei, Taiwan
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • ズケン・インディア Private LimitedKarnataka, India3%
  • 図研テック㈱(注)1横浜市港北区100%
  • 図研ネットウエイブ㈱(注)2横浜市港北区100%
  • 図研エルミック㈱横浜市港北区100%
  • ㈱図研プリサイト横浜市都筑区100%
  • 図研アルファテック㈱横浜市都筑区100%
  • 図研モデリンクス㈱東京都港区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は431億円営業利益59億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.9%、利益が+9.3%。

売上高
+5.9%
431億円
営業利益
+9.3%
59億円
純利益
+3.8%
54億円
営業利益率
13.7%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高460億円431億円
営業利益67億円59億円
純利益57億円54億円
1株あたり配当¥150¥150

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は117億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+39.3%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q10310
2024年1Q8489.57
2024年2Q951212.69
2024年3Q931111.88
2024年4Q11315
2025年2Q1912312.016
2025年4Q2163114.436
2026年2Q1952412.321
2026年4Q2363514.833
2027年1Q1171613.713

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は179億円から431億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は13.7%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月17953
2014年3月19885
ズケン・インディアPrivate Limitedをインド カルナタカ州ベンガルール市に設立。
2015年3月213125
当社のプリサイト事業部を分社化し、株式会社図研プリサイトとして発足。
2016年3月22083
2017年3月2221612
2018年3月2362115
図研モデリンクス株式会社を東京都港区に設立。
2019年3月2683221
2020年3月2933526
2021年3月2883221
2022年3月3154230
2023年3月3514732
図研エルミック株式会社を完全子会社化。
2024年3月3855439
2025年3月407545913.352
2026年3月431597113.754

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高431億円のうち、営業利益として残るのは59億円13.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は54億円、売上の12.5%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.3%135億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金55.0%237億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.7%59億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
68.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.8pt
13.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.6pt
12.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.3pt
13.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが61億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは53億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は283億円で、売上の7.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−7−6−4118
2014年3月12−7−35123
2015年3月164−320140
2016年3月3−8−7−5127
2017年3月26−6−520140
2018年3月35−6−629166
2019年3月34−12−622181
2020年3月42−10−832203
2021年3月27−12−715214
2022年3月1247−859269
2023年3月29−7−1022284
2024年3月49−16−5233273
2025年3月4911−6060272
2026年3月61−8−5253283

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は676億円。このうち返さなくてよい自己資本が413億円で、自己資本比率は61.0%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3712838875.2
2014年3月38827711170.3
2015年3月40528412169.0
2016年3月39128510671.7
2017年3月40528512069.3
2018年3月43630513169.0
2019年3月47233114169.1
2020年3月51435016467.2
2021年3月57238818467.4
2022年3月59138620564.7
2023年3月62541421165.4
2024年3月63941022963.3
2025年3月63339923363.1
2026年3月67641326361.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
294億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
258億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
5億円
在庫として抱えている分
負債合計
263億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
97
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率27 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率224社中42位あたり、逆に低いのは自己資本比率224社中118位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.3%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.7%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.0%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.9%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,910で、1年前と比べて+2.5%過去52週の値幅のなかでは60%の位置にある。

¥4,910-3.2%1ヶ月+5.0%1年+2.5%時価総額1,092億円
過去52週の値幅
安値¥4,240高値¥5,350

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.4倍
PER (会社予想)18.2倍
PBR2.52倍
配当利回り3.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7/29に4885円まで上昇し、25日線(4646.4円)を+5.1%上回る。52週安値4240円からは+15.2%の水準。1ヶ月で+6.3%の上昇。直近の出来高は7/29に8.09万株と活況で、上昇を伴っている。週足では底固めから上放れの兆し。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは19.3倍で同業界平均の26.8倍より低いものの、PBRは2.49倍と平均1.89倍を上回り、やや割高です。配当利回り4.09%は平均2.44%を上回り魅力的ですが、配当性向105.2%と過大であり、持続可能性に疑問があります。ROE13.3%は良好で収益力はあります。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.4倍30.8倍
PER (予想)18.2倍
PBR2.52倍2.58倍
ROE13.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

図研はEDA市場で確固たる地位を築く。強気派はサブスク化による収益安定化と自動車・産業向け需要拡大を評価。弱気派は競合EDAとの競争や顧客の予算圧縮リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 安定収益基盤

    サブスクリプション型で継続収入が確保。営業利益率13%超。

  • 自動車・産業向け需要

    EV化や機器の電子化で設計ニーズが拡大。

  • 高配当利回り

    配当利回り4.09%と魅力的。

  • 営業利益54→59億円2期連続増益2025年〜2026年影響

    営業利益が54億円から59億円へ拡大、EPS向上に寄与

  • 高配当利回り4.09%の安定継続影響

    配当利回り4.09%と高水準、下値支えとして機能

  • 外国人投資家の高い関心継続影響

    外国人持ち株比率33.75%と高く、需給改善要因

  • ROE13%台の資本効率中長期影響

    ROE13.3%と資本効率良好、成長性を示す指標

マイナスに働く材料7
  • 競合EDAの脅威

    海外大手EDAベンダーとの競争激化。

  • 顧客予算圧縮

    半導体不況などの影響で顧客のIT投資が抑制されるリスク。

  • 成長ペース鈍化

    売上高成長率が一桁台で、大きな伸びを期待しにくい。

  • 業績予想達成リスク決算発表後影響

    FY2026営業利益59億円予想、達成には課題

  • PER割高懸念継続影響

    PER19.3倍は成長率に対してやや割高

  • 外国人売りリスク市場急変時影響

    外国人保有比率33.75%と高く、売り圧力に注意

  • PBR2.5倍と高水準継続影響

    PBR2.49倍と純資産倍率が高く、調整リスク

次の決算で確かめる点
サブスクリプション売上比率
収益の安定性を測る重要な指標。
海外売上高比率
グローバル競争力と成長余地を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり150で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは3.05%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥150
1株あたり
配当利回り
3.05%
いまの株価に対して
配当性向
105.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2045.5
2018年3月2210.038.0
2019年3月2618.233.9
2020年3月2911.529.6
2021年3月303.431.2
2022年3月3723.343.3
2023年3月4521.644.7
2024年3月5522.2105.0
2025年3月10081.857.1
2026年3月200100.0105.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥150

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,528人。区分でいちばん多いのは外国法人33.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.2%を占め、残る65.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人32.136.637.640.537.633.7
個人・その他34.129.024.423.926.130.3
金融機関17.016.721.220.220.820.0
事業法人15.315.215.314.214.114.2
自己株式0.10.10.12.65.3
証券会社1.62.41.51.21.41.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01金子真人ホールディングス株式会社12.76
02金子 真人10.00
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社8.94
04株式会社日本カストディ銀行6.66
05JP MORGAN CHASE BANK 385839 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)3.91
06日本生命保険相互会社3.25
07和田 扶佐夫2.97
08THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDON SPECIALACCOUNT NO.1 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)2.85
09金子 みね子2.61
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1835%、1株純資産は14期で+63%。直近期のROEは13.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月131,1991.153.3381.5
2014年3月201,1741.740.961.9
2015年3月221,2021.847.637.7
2016年3月121,2051.0101.8146.9
2017年3月521,2094.326.345.5
2018年3月651,2955.222.638.0
2019年3月911,4026.716.533.9
2020年3月1121,4887.720.729.6
2021年3月921,6565.830.731.2
2022年3月1291,6457.823.443.3
2023年3月1371,7598.125.044.7
2024年3月1711,8189.526.3105.0
2025年3月2371,84413.020.057.1
2026年3月2531,95913.317.1105.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額262百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
金子真人代表取締役会長812,226,000
勝部迅也代表取締役社長8364,000
相馬粛一代表取締役副社長6615,000
佐野高志取締役78
高原わかな取締役53
和田扶佐夫監査役(常勤)77660,000
高田保豊監査役59
川口恵都子監査役53
舘彰男54
鷹箸有宏取締役42

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31587323177
社外取締役519194
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,100字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社図研(当社)、子会社22社(非連結子会社1社を含む)及び関連会社1社により構成されており、エレクトロニクス、自動車関連及び産業機器製造業を中心に設計から製造までのプロセスにかかわるソリューションの研究開発・製造・販売及びこれらに附帯するクライアントサービス等の事業を営んでおります。 その主な事業内容と当該事業に係る位置づけは、次のとおりであります。 区分   会社名(セグメントの名称)   主要製品区分 ソフトウェアの研究開発 製造・販売・コンサルティング サポートサービス   当社(日本) ズケンLtd.(欧州) ズケンGmbH(欧州)   基板設計ソリューション 回路設計ソリューション ITソリューション クライアントサービス ズケンE3 GmbH(欧州) 図研アルファテック㈱(日本) 他1社   回路設計ソリューション クライアントサービス ㈱図研プリサイト(日本) ズケン・バイテックInc.(米国) ビジネスエンジニアリング㈱(日本) (注)   ITソリューション クライアントサービス ソフトウェアの販売 サポートサービス   ズケン・ユーエスエーInc.(米国) ズケン・ユーケーLtd.(欧州) ズケンS.A.(欧州) ズケンS.r.l.(欧州) ズケン・コリアInc.(アジア) ズケン・シンガポールPte.Ltd.(アジア) 台湾図研股份有限公司(アジア) ズケン・インディアPrivate Limited (アジア) 他1社   基板設計ソリューション 回路設計ソリューション ITソリューション クライアントサービス コンサルティング サポートサービス   図研上海技術開発有限公司(アジア) コンサルティング   図研モデリンクス㈱(日本)   ITソリューション 組込みソフト受託開発   図研エルミック㈱(日本)   回路設計ソリューション クライアントサービス 人材派遣を含む技術支援 サービス   図研テック㈱(日本)   基板設計ソリューション 回路設計ソリューション ITソリューション クライアントサービス ネットワーク関連製品の販売 サポートサービス   図研ネットウエイブ㈱(日本)   ITソリューション クライアントサービス 英国における事業統括   ズケン・グループLtd.(欧州)   ────── (注)ビジネスエンジニアリング㈱は持分法適用関連会社であり、東京証券取引所プライム市場に上場しております。 以上の企業集団について図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,649字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、エレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業を中心にその他のモノづくり企業を含めた幅広いお客さまの設計・製造の効率化、生産性の向上を図り、製品の開発、製造を支えることにより、モノづくり産業の発展に貢献することを基本方針としております。これに向け、当社グループは、常に市場ニーズの変化に的確に対応し、最適なソリューションの提供に努めております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループの主要な市場であるエレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業は、新興国における需要の拡大や環境対応などの技術革新の必要性などから、当社グループの果たすべき役割はますます重要となってきております。また、製造業全体において製品のエレクトロニクス化が急速に進んでおり、当社グループが取り組むべき市場も拡大してきております。当社グループでは、こうした状況の中、引き続きソリューションビジネスを推進するとともに、新たな市場や技術領域への積極的な展開などにより、事業の拡大や伸長を図りつつ、株主のみなさまの長期的な利益を確保するという観点から、1株当たり当期純利益の持続的な伸長をひとつの指標として経営を推進しております。 (3) 経営環境、経営戦略及び対処すべき課題 今後の経済環境につきましては、中東情勢の緊迫化や米国通商政策などにより先行き不透明な状況は続いていくものと思われます。その一方で、生成AIをはじめとする先端テクノロジーの活用が広がる中で、世界のモノづくりを取り巻く環境は変化を続けており、当社グループが取り組むべき事業領域は、ますます拡大していくことが見込まれます。 このような中にあって、当社グループは、お客さまが抱える課題に真正面から取り組み、モノづくりのプロセス全体の効率化を実現するソリューションを早期に提供していくことで、世界のモノづくり企業を全面的に支援してまいります。 このために、当社グループの対処すべき課題は、以下のとおりであります。 ① 主力製品の拡販と機能拡充 営業面につきましては、販売体制をより一層強化するとともに、設計システムとこれに対応する設計データ管理システムを組み合わせ、お客さまのDXへの取り組みに応じた最適な環境を全世界で積極的に提案してまいります。 また、開発面につきましては、検証機能や部品ライブラリ作成機能の強化などAIを活用した新しい回路設計ソリューションの開発に注力するほか、生成AIなどの先端技術を取り込んだ革新的な機能やサービスの拡充に取り組んでまいります。 ② 中長期的な成長へ向けた取り組み 構想段階の設計情報をデジタル化して詳細設計につなげる次世代の設計環境の提供を目指し、MBSEモデリングツール「GENESYS」を積極的に提案してまいります。主力の電気設計システム「CR-8000」シリーズやワイヤハーネスの設計システム「E3.series」を、システムズエンジニアリングを構成する重要なソリューションとして位置づけ、「GENESYS」を中心とするプラットフォームを構築することで、お客さまのDXを支援してまいります。 また、半導体分野においては、「CR-8000」シリーズの高度なデータ管理機能や高いパフォーマンスを活かして、3D-ICやチップレットなどの次世代半導体の実装プロセスの支援に取り組み、半導体分野における事業の拡大を目指してまいります。 これらの取り組みを通じて、構想設計から製造に至るまでの様々な課題解決に取り組むモノづくり企業を支援してまいります。 以上の取り組みにより、当社グループは、総力を結集してお客さまの次世代のモノづくりに貢献する最適なソリューションを提供し、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク2,429字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 特定の市場への依存について 当社グループは、エレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業の分野を中心にモノづくり企業における設計・製造の効率化に関するソリューションの提供を主要な事業としております。そのため、当社グループの業績は、かかる製造業における景気の動向や設備投資の動向の影響を受ける場合があります。新たな有力市場、技術領域への取り組みなど事業の拡大に努めておりますが、製造業における業績の低迷や設備投資の停滞が継続した場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (2) ソリューションの開発について 当社グループは、お客さまのニーズに応えた最適なソリューションを提供するため、最新のトレンドや技術を取り入れた新製品の開発や機能強化などを鋭意行っております。また、品質の向上とその管理の徹底に努めるとともに、欠陥等の不具合を生じないよう、また生じた場合にも迅速に修補等の対応を行うよう万全の体制を敷いて事業に取り組んでおります。しかしながら、計画通りに開発が行われなかった場合は、営業機会の喪失や事業展開の遅延などが生じるおそれがあります。また製品に重大な不具合があった場合は、修補対応や瑕疵担保責任の負担のほか、ソリューションに対する信用の低下などが生じるおそれがあります。これらが生じた場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (3) 知的財産権について 当社グループは、コンピューターテクノロジーとITを用いたソリューションビジネスの展開、継続において、著作権、特許権、商標権その他の知的財産権の確保が極めて重要なものと考えております。しかしながら、その取得に官公庁の審査を要するものについては、必ずしも取得できるとは限りません。また、当社グループは、第三者の知的財産権を侵害しないよう十分配慮して製品を開発しておりますが、当社グループの製品が他社の知的財産権を侵害しているかどうかを全て調査、把握することは事実上困難であります。当社グループの製品、技術、商標等が第三者の知的財産権を侵害し、ロイヤリティーの支払や使用差止、損害賠償を請求された場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (4) 有力パートナー企業との提携関係について 当社グループは、確固たる事業基盤の構築や新規事業への進出を図るため、製品開発・販売面などにおいて、多数の有力パートナー企業と長期的な提携関係を築いております。しかしながら、これらパートナー企業が破産、倒産した場合や買収された場合、又は戦略上の目標を変更した場合、提携関係は解消されるおそれがあります。複数の、又は重要な提携関係が解消された場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (5) 子会社の設立、資本提携、企業買収等について 当社グループは、事業の拡大や補強等のため、事業展開に応じて、子会社、関連会社の設立や、協力会社との資本提携、有力企業の買収等を行っております。しかしながら、これらを行った場合、当初の計画通りに業績が伸長しないおそれや、コスト負担が増大するおそれがあります。これら会社の経営成績、財政状態が悪化した場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (6) 海外展開について 当社グループは、欧米やアジア各国に事業を展開しております。しかしながら、海外市場においては、①政治、経済環境の急激な変動、②為替レートの変動、③法律、規制の予期しない変更、④人材確保の困難、⑤テロ、戦争、伝染病その他による社会的混乱などのリスクを内包しております。これらが顕在化した場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (7) 機密情報及び個人情報の管理について 当社グループは、システムの開発業務や各種コンサルティング、検証・支援業務などにおいて、お客さまの設計データや新製品情報などの重要機密情報を知る機会があります。また、お客さまや株主、社員等に関する個人情報を多数保有しています。社内情報システムの整備、機密保持契約の締結、社内規程・ガイドラインの制定、社員の教育など情報管理の徹底に努めておりますが、万一機密情報又は個人情報が当社グループより漏洩し、損害賠償の請求や信用の失墜などが生じた場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (8) 退職給付債務及び費用について 当社グループは、当社及び一部の連結子会社において確定給付型の退職一時金制度を、また一部の海外連結子会社において確定給付型の退職年金制度を設けております。しかしながら、退職給付債務及び費用の算出条件の変動や年金資産の運用状況の悪化、また退職給付に関する法制度や会計基準の変更などにより、退職給付債務及び費用が増加するおそれがあります。これにより、退職給付債務及び費用の負担が多大なものとなった場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (9) 自然災害及び感染症の流行等について 当社グループは、日本及び世界各国に事業活動の拠点を有しております。災害の防止やその対策には十分な注意を払っておりますが、大地震や火災、感染症の流行等により、重要な開発・営業拠点に壊滅的な損害が生じるおそれや社員が就業できなくなるおそれがあります。これにより、事業活動が中断、遅延し、その復旧等に多大な費用が生じた場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,415字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 ①当連結会計年度の概況 当連結会計年度の経済環境は、米国通商政策の影響や中東情勢への懸念などから先行き不透明な状況は続いているものの、企業収益の拡大を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。 このような中、製造業におけるDXへの取り組みは加速しており、当社グループの主要なお客さまであるエレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業におきましても、DXに向けたIT投資は引き続き活発な状況が続いております。 このような中にあって、当社グループは、世界のモノづくり企業の設計・製造にかかわる様々な課題の解決に向けて最適なソリューションを提供していくエンジニアリングITカンパニーとして、主力製品の拡販および新機能の開発と機能拡充に注力してまいりました。当連結会計年度の主な取り組みは、次のとおりであります。 (ⅰ) 主力製品の拡販 営業面につきましては、課題解決型の提案活動を積極的に推進し、エレクトロニクス製造業向けの主力電気設計システム「CR-8000 Design Force」および自動車関連・産業機器製造業向けのワイヤハーネスの設計システム「E3.series」の拡販に注力してまいりました。 また、これらに対応する設計データ管理システムDSシリーズにつきましても、設計効率を大幅に向上させるソリューションとして併せて提案することで、大規模な設計環境への導入につなげてまいりました。 さらに、システムズエンジニアリングにおいて、構想設計段階のデジタル化による設計プロセス全体の効率化の実現に向けて、MBSEモデリングツール「GENESYS」の提案活動をより一層強化し、導入へのきめ細かな支援により、本格的な運用へ進めてまいりました。 (ⅱ) 新製品開発と機能拡充 開発面につきましては、「CR-8000」シリーズにおいて、お客さまの設計資産の特性に応じた最適な設計提案を可能とするため、AIを活用した自動配置配線機能を進化させ、新たにリリースいたしました。このほか、次世代半導体プロジェクトにおいて、「CR-8000」シリーズの高い処理能力と拡張性を活かし、半導体チップの実装プロセスへの技術支援を行うとともに、さらなる活用を見据えた機能拡充にも取り組んでまいりました。 また、「E3.series」においては、産業機器製造業に加え、工場プラントや電力インフラなどの新たな市場や顧客のニーズに即した製品を開発いたしました。さらに、「GENESYS」の利便性向上のため、「GENESYS」で作成したモデルの共有や円滑な情報交換をWeb上で実現できる製品を開発し、リリースいたしました。 ②当連結会計年度の業績 (連結業績) 売上高   :   431億1百万円   (前期比 5.8%増) 経常利益   :    71億3千3百万円   (前期比 20.2%増) 親会社株主に帰属する 当期純利益   :    54億円   (前期比 3.3%増) 以上の取り組みにより、当連結会計年度の売上高は全てのソリューションにおいて前期を上回り、5期連続で過去最高を更新いたしました。これは、全世界で主力の電気設計システム「CR-8000」シリーズが順調に販売を伸ばし、日本および欧米においてワイヤハーネスの設計システム「E3.series」の販売が堅調に推移したことによるものです。 利益面につきましては、MBSE分野を中心に開発を加速させたことにより開発費が増加したものの、売上高の伸長により営業利益、経常利益は5期連続で過去最高を更新し、親会社株主に帰属する当期純利益も2期連続で過去最高となりました。 基板設計ソリューションの主な製品   CR-8000 Design Force CR-8000 Board Designer CR-8000 DFM Center CADSTAR eCADSTAR 回路設計ソリューションの主な製品   CR-8000 Design Gateway CR-8000 System Planner E3.series E3.infinite Cabling Designer Harness Designer ITソリューションの主な製品   DS-CR   エクスプレッソ DS-2 Expresso DS-E3 DS-E3.infinite GENESYS プリサイト ビジュアル  ボム PreSight visual BOM (セグメントの業績) 報告セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。 ・日本 ネットワークセキュリティ関連製品を中心にITソリューションの売上が順調に推移したことや、販売ライセンス数等の増加によりクライアントサービスが伸長したことなどから、売上高は314億6千6百万円(前期比 5.2%増)となりました。営業利益は売上高の増加などから48億1千万円(前期比 2.2%増)となりました。 ・欧州 ワイヤハーネスの設計システム「E3.series」を中心に回路設計ソリューションの売上が増加したことなどから、売上高は96億9千2百万円(前期比 8.8%増)となりましたが、営業利益は人件費の増加などにより7億6千万円(前期比 8.6%減)となりました。 ・米国 基板設計ソリューション及び回路設計ソリューションの売上が増加したことなどから、売上高は32億 9千万円(前期比 7.0%増)となりました。営業損益は人件費の抑制などから営業損失3億9千1百万円(前期 営業損失7億8千5百万円)となり、前期に比べて縮小しました。 ・アジア 韓国で電気設計システム「CR-8000」シリーズを中心に回路設計ソリューションの売上が増加したことなどにより、売上高は22億6千4百万円(前期比 8.9%増)となり、営業利益は6億2千4百万円(前期比 17.0%増)となりました。 (2) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比較して10億6千3百万円増加し、当連結会計年度末は282億8千7百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、61億3千1百万円(前期比 12億6千9百万円増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益71億2千3百万円(前期比 3億6百万円減)の計上、前受金の増加額26億7千1百万円(前期は8千3百万円の減少)、減価償却費8億4千4百万円(前期比 1千4百万円増)などの増加要因と、法人税等の支払額22億9千1百万円(前期比 7億6千9百万円増)、前払費用の増加額10億3千6百万円(前期は8千3百万円の増加)、持分法による投資利益9億円(前期比 4億8百万円増)などの減少要因との差引合計によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、7億5千7百万円(前期は10億7千6百万円の収入)となりました。これは主に固定資産の取得による支出7億1千7百万円(前期比 1億2千2百万円増)などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、52億1千1百万円(前期比 7億4千5百万円減)となりました。これは主に自己株式の取得による支出30億円(前期比 4億9千9百万円増)、配当金の支払額21億5千1百万円(前期比 3億7千1百万円増)などによるものであります。 (3) 生産、受注及び販売の実績 ①生産実績 当社グループの売上高は、受注に基づくソフトウェア及びそれに付随するコンサルティングが主体であり、生産高と極めて近似しております。従って、セグメント別生産実績については、有用性が乏しいとの判断から記載を省略しております。 ②受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 日 本   33,002,557   110.8   16,965,085   124.6 欧 州   8,830,193   113.5   5,532,597   129.3 米 国   3,596,997   126.3   2,882,401   127.4 ア ジ ア   2,188,763   116.6   844,220   111.8 合 計   47,618,512   112.6   26,224,304   125.4 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) 日 本   29,655,397   104.8 欧 州   8,154,716   108.3 米 国   3,152,784   106.8 ア ジ ア   2,138,850   109.4 合 計   43,101,750   105.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (参考)製品区分別実績は次のとおりであります。 ①受注実績 当連結会計年度における受注実績を製品区分ごとに示すと、次のとおりであります。 製品区分   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 基板設計ソリューション   5,592,161   119.2   1,780,690   130.5 回路設計ソリューション   9,582,941   107.1   3,381,334   139.8 ITソリューション   11,080,756   111.0   2,278,814   138.1 クライアントサービス   21,352,501   114.5   18,782,345   121.3 その他   10,150   48.8   1,120   1,070.0 合計   47,618,512   112.6   26,224,304   125.4 ②販売実績 当連結会計年度における販売実績を製品区分ごとに示すと、次のとおりであります。 製品区分   金額(千円)   前期比(%) 基板設計ソリューション   5,269,582   106.0 回路設計ソリューション   8,814,461   100.8 ITソリューション   10,525,658   104.7 クライアントサービス   18,482,912   109.1 その他   9,135   43.0 合計   43,101,750   105.8 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析等 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析等の内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末より43億5千1百万円増加して676億2千5百万円(前期比 6.9%増)となりました。流動資産は36億2千4百万円増加して521億2千万円(前期比 7.5%増)、固定資産は7億2千6百万円増加して155億5百万円(前期比 4.9%増)となりました。流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金が11億6千3百万円、前払費用が10億6千9百万円増加したことなどであります。固定資産の増加の主な要因は、関係会社株式が8億2千6百万円増加したことなどであります。 当連結会計年度末の負債の合計は、前連結会計年度末より30億2千1百万円増加して263億4千7百万円(前期比 13.0%増)となりました。流動負債は34億5千万円増加して228億3千万円(前期比 17.8%増)、固定負債は4億2千9百万円減少して35億1千7百万円(前期比 10.9%減)となりました。流動負債の増加の主な要因は、前受金が31億1千3百万円増加したことなどであります。固定負債の減少の主な要因は、退職給付に係る負債が4億1千4百万円減少したことなどであります。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末より13億2千9百万円増加して412億7千7百万円(前期比 3.3%増)となりました。この増加の主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益を54億円計上したことと、当期中に自己株式を30億円取得したことなどの差引であります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の63.1%から2.1ポイント減少し、61.0%となりました。 (2) 経営成績の分析 当連結会計年度の業績につきましては、主力の電気設計システム「CR-8000 Design Force」及びワイヤハーネスの設計システム「E3.series」の売上が伸長したことや、国内子会社のネットワークセキュリティ関連製品の売上が好調に推移したことにより、売上高は431億1百万円(前期比 5.8%増)となり、過去最高を更新いたしました。利益面につきましては、原価率の高い外部仕入品の売上割合が増加したことなどにより売上原価が増加したものの、売上高の増加により売上総利益は295億5千7百万円(前期比 5.9%増)となりました。販売費及び一般管理費は236億9千2百万円(前期比 5.2%増)となり、営業利益は58億6千5百万円(前期比 8.8%増)と、前連結会計年度を上回りました。 営業外収益から営業外費用を差し引いた純額は、12億6千8百万円の収益の計上となりました。これは主に、営業外収益として持分法による投資利益が9億円、受取利息が1億5百万円計上されたことなどによるものであります。 以上の結果、経常利益は71億3千3百万円(前期比 20.2%増)となりました。 特別利益から特別損失を差し引いた純額は、1千万円の損失となりました。これは、特別損失として固定資産処分損が1千4百万円計上されたことなどによるものであります。 以上の結果、税金等調整前当期純利益は71億2千3百万円となり、法人税等を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は54億円(前期比 3.3%増)となりました。また、1株当たり当期純利益は253円15銭(前期は 236円99銭)となりました。 なお、セグメントごとの分析につきましては、「1.経営成績等の状況の概要(1)財政状態及び経営成績の状況 (セグメントの業績)」を参照願います。 (3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当連結会計年度末における当社グループの資金(連結キャッシュ・フロー計算書の「現金及び現金同等物」)残高は、前連結会計年度末より10億6千3百万円増加して282億8千7百万円となり、当社グループの流動性は、十分な水準にあると考えられます。また、財務状態につきましては、流動比率は228.3%、自己資本比率は61.0%であり、健全な財務状態であると認識しております。 将来の事業活動に必要な運転資金及び設備投資資金並びに株主還元等につきましては、営業活動により得られた資金及び内部資金より調達しております。また、資金の運用につきましては、信用リスク、金利等を考慮し、安全性を第一と考え、元本割れの可能性が極めて低いと思われる金融商品で行っております。 なお、キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「1.経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フロー」を参照願います。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りや評価が含まれております。ただし、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 なお、現時点において連結財務諸表作成における重要な見積りの判断等に与える重要な影響は認識しておりません。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループは、設計・製造の効率化という課題の解決に向けたソリューションビジネスを展開しております。エレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業を主要な市場とするほか、ソリューションを拡充し、設計・製造プロセス全体の最適化を提供していくこと等により、新たな市場、技術領域への取り組みを積極的に展開し、事業基盤のさらなる拡大を図っております。そのため、各種ソリューションの開発・強化の進捗やその品質・信用性の向上、エレクトロニクス、自動車関連・産業機器を中心に製造業における設備投資の動向、さらには有力企業や関連会社との良好な協業・連携の維持といった要因が経営成績に重要な影響を与えるものと思われます。詳細につきましては、「3.事業等のリスク」を参照願います。 (6) 今後の見通し 今後の経済環境につきましては、中東情勢の緊迫化や米国通商政策などにより先行き不透明な状況は続いていくものと思われます。 このような中にあって、当社グループは、お客さまの次世代のモノづくりに貢献する最適なソリューションを提供し、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。詳細につきましては、「1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」を参照願います。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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