概要
Smile Holdingsは、保育施設の運営を主事業とする持株会社である。2008年の創業以来、東京都を中心に認可保育所70園、認可外保育施設や幼児教室、グローバルスクールなどを展開し、2026年3月期の連結売上高は137億円、従業員数は1,316人に達する。子会社の株式会社Smile Projectを通じて、幼児教育プログラムや産後ケア、建築デザインなど、家族向け総合パーソナルケアサービスへ事業を拡大している。
4つの事業領域で構成されるグループ
当社グループは、2024年6月に策定した中期経営計画に基づき、国内教育領域、国際教育領域、産後ケア領域、ファミリーサポート領域の4つの事業領域を編成している。国内教育領域は認可保育グループ(認可保育園)とプレミアム教育グループ(プレップスクール、幼児教室、アフタースクール、スイミングスクール)で構成される。国際教育領域ではグローバルスクール3園と海外留学支援を展開。産後ケア領域では宿泊型産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」を2026年6月に開業。ファミリーサポート領域では建築デザイン事業を2025年8月に開始した。グループは、「家族の幸せ」と「個人の幸せ」が寄り添える社会をパーパスに掲げる。
首都圏に集中する83の保育関連施設
2026年3月末時点で、当社グループは認可保育所70園(東京都63園、神奈川県5園、愛知県2園)、認可外保育施設7施設、幼児教室2施設、スイミングスクール1施設、グローバルスクール3施設の計83施設を運営する。在籍園児数は認可保育所で4,100人、認可外施設等で1,398人の合計5,498人に上る。新たに2025年12月には麻布台ヒルズに「キッズガーデン プレップスクール麻布台ヒルズ」と「キッズガーデン エデュケーションラボ麻布台ヒルズ(アフタースクール)」を開園し、0歳から9歳までの教育サービスを提供している。
認可保育所の公的給付を収益基盤とする事業モデル
認可保育所は児童福祉法に基づく国の設置基準を満たし、自治体から施設型給付費を受ける。利用者の保育料は年齢や所得に応じて自治体が代理収受し、当社に支払われる。一方、認可外保育施設は利用者との直接契約で基本保育料や延長料を徴収する。売上高は2019年3月期の53億円から2026年3月期見込みの145億円へと拡大したが、純利益は同期間に13億円から2億円へと減少している。これは新規事業投資やM&A関連費用(2026年3月期に352百万円)の影響である。
2026年5月にWITHホールディングスを子会社化
2026年5月8日、当社は株式会社WITHホールディングスの全株式を取得し子会社化した。同社は東京都・埼玉県・神奈川県で96施設の保育関連施設(認可保育園、企業主導型保育園、小規模認可保育園、認証保育園、学童、療育等)と4施設の介護施設を運営する。さらに給食事業や保育人材紹介事業、教育プログラム提供事業も手掛ける。この買収により、当社グループの総施設数は大幅に増加し、介護・公的学童・療育といった新領域へ進出した。スケールメリットと運営ノウハウの共有による収益基盤の強化が見込まれる。
業界の中での役割は保育サービス提供者(認可・認可外)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01保育・幼児教育主力
当社グループは、首都圏を中心に自治体から認可を受けた認可保育所70園(小規模保育所含む)と、独自運営の認可外保育施設7施設を運営しています。認可保育所では施設型給付費等を自治体から受け、認可外施設では利用者からの料金収入により運営しています。創業以来「非認知能力の育成」を軸とした幼児教育に注力し、独自プログラム「KID'S PREP. PROGRAM」を全園で提供するほか、モンテッソーリ教育やレッジョ・エミリア・アプローチなど世界の教育プログラムを取り入れています。
- 認可保育所「キッズガーデン」「キッズスマイル」
- 児童福祉法に基づき自治体の認可を受けた保育所で、0〜5歳児を対象に保育と幼児教育を提供する。施設型給付費と保護者負担で運営される。
- プレスクール一体型保育所「KIDS GARDEN PREP SCHOOL」
- 認可外の保育施設で、プリスクールと保育を一体化し、非認知能力育成プログラムやモンテッソーリ教育を全園で実践する。利用者から直接料金を収受する。
- 幼児教室「キッズガーデンクラスルーム」
- 幼稚園・小学校受験対策や英語、運動、音楽などの教育サービスを提供する幼児教室。
02幼児教育サービス(その他)準主力
子ども・子育て支援新制度のもとで、プレップスクールや幼児教室、スイミングスクール、グローバルスクール、アフタースクールなどを展開しています。これらは主に保護者の自主的な料金負担により運営され、教育サービスとしての付加価値を提供しています。また、産後ケアホテルを2026年6月に開業し、子育て家族へのサービス領域を拡大しています。
- スイミングスクール
- 幼児向けの水泳指導を通じて運動能力と水への親しみを育むスクール。
- グローバルスクール
- 国際的な視野を育む教育を行うスクールで、現在3施設を運営。
- 産後ケアホテル「Villa Mom」
- 産後の女性に休息と回復を提供するオーダーメイドの産後ケア施設。2026年6月に第一号を開業。
製品と技術
オリジナル教育プログラム「KID'S PREP. PROGRAM」
当社グループは、非認知能力(自立、自主性、想像力、思いやり)の育成を重視し、全認可保育所でオリジナルプログラム「KID'S PREP. PROGRAM」を提供する。このプログラムは、20年後のAI時代を見据え、正解のない問いに挑戦できる人材を育てることを目的とする。さらに、モンテッソーリ教育やレッジョ・エミリア・アプローチなど世界の教育手法も取り入れ、保育者自身も学びながら実践する。プレスクール一体型施設では、アート、体操、空手、水泳、英語、受験対策など多様なサービスを提供し、利用者はスマートフォンアプリで予約・変更が可能である。
グローバルスクールと海外留学支援
国際教育領域では、バイリンガル教育を提供する「キッズガーデングローバルスクール」を東京都内に3園(錦糸町、吉祥寺、センター北)運営する。2024年夏からは海外留学支援事業を開始し、英国、スイス、ハワイ(米国)、マレーシアなどでサマースクールや親子留学プログラムを提供。観光庁長官登録旅行業第1種を取得し、一般向けにも教育旅行プログラムを販売している。これらの事業は、保育園の在園児向けサービスから派生し、収益の多角化に貢献している。
産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」
2026年6月22日に開業した産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」は、出産直後の女性の心身の回復と休息を提供する宿泊型サービスである。当社が16年間で80園以上の保育施設を運営してきた経験を活かし、オーダーメイドのケアプランにより、育児の不安を軽減する。施設は東京・有明に位置し、今後主要都市部への展開を計画している。この事業は、産後ケア領域の中核として位置づけられ、中期経営計画における成長戦略の一部を担う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
中規模サービスで売上成長、利益率低水準
当社はサービス業に属し、売上高は約130〜145億円と同業他社の中で中規模のプレイヤーである。売上高は緩やかに増加しているものの、営業利益率は3%未満と低水準にとどまっており、収益性の改善が課題である。同業のジンジブやイシンと比較しても利益率が低く、規模に見合う収益を上げられていない。これは、コスト構造の硬直性や競争激化による価格低下が要因と考えられる。今後の成長には、高付加価値サービスの開発や業務効率化による収益性向上が不可欠である。
強み
- 売上高は約130億円規模で、安定的な収益基盤を有する。
- 直近3期連続で売上高が増加しており、成長基調を維持している。
- サービス業界での長年の実績により、顧客基盤が構築されている。
- 利益率は低いが、営業黒字を継続して確保している。
課題
- 営業利益率が3%未満と低く、収益性の改善が急務。
- 同業他社との競争が激しく、価格競争による収益圧迫リスクがある。
- 固定費の削減や業務効率化によるコスト構造の改善が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がSmile Holdings
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7371Zenken | 101億円 | 19.3倍 |
| 2 | 6554エスユーエス | 101億円 | 9.9倍 |
| 3 | 9679ホウライ | 100億円 | 16.5倍 |
| 4 | 6047Gunosy | 98億円 | — |
| 5 | 7089フォースタートアップス | 98億円 | 11.9倍 |
| 6 | 7084Smile Holdings | 97億円 | 43.3倍 |
| 7 | 6568神戸天然物化学 | 96億円 | 12.4倍 |
| 8 | 6189グローバルキッズCOMPANY | 96億円 | 27.5倍 |
| 9 | 9791ビケンテクノ | 93億円 | 6.4倍 |
| 10 | 7087ウイルテック | 92億円 | 10.1倍 |
| 11 | 6033エクストリーム | 90億円 | 7.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
2008年:株式会社Kids Smile Projectの設立と最初の保育所
2008年12月、東京都世田谷区深沢に株式会社Kids Smile Project(現株式会社Smile Project)が資本金27百万円で設立された。事業目的は託児所・保育所の経営である。翌2009年5月、同社初となるプレスクール一体型保育所を世田谷区に開園。認可外のプレスクール一体型形態でスタートした。2012年7月には港区にも同型の保育所を開設し、東京都内で事業基盤を築き始めた。
2014年:認可保育所事業への参入と首都圏での拡大
2014年4月、文京区に当社初の認可保育所を開園すると同時に、目黒区に小規模保育所を開園。同年6月には武蔵野市に東京都認証保育所を開園し、認可外施設も継続して拡大した。2015年には神奈川県川崎市と愛知県名古屋市に初めて進出し、小規模認可保育所を開設。同年7月には品川区と大田区に認可保育所を開くなど、首都圏でのプレゼンスを急速に高めた。
2018年:株式移転による持株会社体制への移行
2018年4月、株式移転により当社(Smile Holdings)が設立され、株式会社Kids Smile Projectを完全子会社化した。資本金は100百万円。同時に、東京都内で墨田区、品川区、世田谷区、豊島区、足立区、小金井市、三鷹市に認可保育所を開園し、神奈川県横浜市にも進出。本社も港区から品川区西五反田へ移転し、グループ経営の基盤を整えた。
2019年:首都圏での認可保育所の開設ラッシュ
2019年4月、墨田区に2園、杉並区2園、中野区、江東区2園、小金井市、足立区、新宿区各1園と、同時に9園の認可保育所を開園。同年6月には中野区と北区に各1園、7月には豊島区に1園を追加し、首都圏での保育施設網を急速に拡充した。同年9月には渋谷区に幼児教室を開校し、教育サービスも強化。2019年10月には目黒区に認可保育所を開園した。
2024年以降:グローバルスクール・産後ケア・建築デザインへの進出
2024年夏、海外留学支援事業を開始。英国、スイス、ハワイ(米国)でサマースクールを実施した。2025年3月期より配当を開始。同年12月には麻布台ヒルズに「キッズガーデン プレップスクール麻布台ヒルズ」とアフタースクールを開園。2026年6月22日、宿泊型産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」を開業。また2025年8月には建築デザイン事業を開始し、ファミリーサポート領域を立ち上げた。
2026年:WITHホールディングスの子会社化とグループ再編
2026年5月8日、当社は株式会社WITHホールディングスの全株式を取得し、完全子会社化した。同社は96施設の保育関連施設(認可保育園、企業主導型保育園、小規模認可保育園、認証保育園、学童、療育等)と4施設の介護施設を運営し、給食・人材紹介・教育プログラム等の周辺事業も展開する。この買収により、当社グループの施設数は既存83施設から大幅に増加し、介護・学童・療育といった新たな事業領域を獲得した。同年の売上高は145億円を見込む。
年表23件を開く
2000年代
- 2008年12月創業東京都世田谷区深沢に託児所、保育所その他保育施設の経営を事業目的として、株式会社Kids Smile Project(現 株式会社Smile Project)(資本金27百万円)を設立
- 2009年5月東京都世田谷区に当社初となるプレスクール一体型保育所を1園開園
2010年代
- 2012年7月東京都港区にプレスクール一体型保育所を1園開園
- 2014年4月東京都文京区に当社初となる認可保育所を1園、東京都目黒区に小規模保育所を1園開園 本社を東京都世田谷区深沢から東京都港区南麻布に移転
- 2014年6月東京都武蔵野市に当社初となる東京都認証保育所を1園開園、東京都港区にプレスクール一体型保育所を1園開園
- 2015年4月東京都目黒区の小規模保育所を小規模認可保育所に移行、神奈川県川崎市に認可保育所を1園、小規模認可保育所を1園、東京都大田区に小規模認可保育所を1園、愛知県名古屋市に小規模認可保育所を1園開園
- 2015年7月東京都品川区に認可保育所を1園、東京都大田区に認可保育所を1園開園
- 2015年9月東京都豊島区に認可保育所を1園開園
- 2016年4月東京都小金井市に認可保育所を1園、東京都世田谷区に認可保育所を1園、愛知県名古屋市に認可保育所を1園開園
- 2016年6月本社を東京都港区南麻布から東京都港区麻布十番に移転
- 2016年12月東京都目黒区の小規模認可保育所を認可保育所に移行
- 2017年4月東京都武蔵野市の東京都認証保育所を認可保育所に移行、神奈川県横浜市に認可保育所を2園、東京都品川区に認可保育所を2園開園
- 2017年5月東京都渋谷区にプレスクール一体型保育所を1園開園
- 2017年10月東京都北区に認可保育所を1園開園
- 2017年11月本社を東京都港区麻布十番から東京都品川区西五反田に移転
- 2017年12月東京都中野区に認可保育所を1園開園
- 2018年4月M&A東京都墨田区に認可保育所を1園、東京都品川区に認可保育所を4園、東京都世田谷区に認可保育所を1園、東京都豊島区に認可保育所を1園、東京都足立区に認可保育所を2園、東京都小金井市に認可保育所を1園、東京都三鷹市に認可保育所を1園、神奈川県横浜市に認可保育所を1園開園 株式移転により、当社(資本金100百万円)を設立し、株式会社Kids Smile Project(現 株式会社Smile Project)を完全子会社化
- 2018年6月東京都中野区に認可保育所を1園開園
- 2019年4月東京都墨田区に認可保育所を2園、東京都杉並区に認可保育所を2園、東京都中野区に認可保育所を1園、東京都江東区に認可保育所を2園、東京都小金井市に認可保育所を1園、東京都足立区に認可保育所を1園、東京都新宿区に認可保育所を1園開園
- 2019年6月東京都中野区に認可保育所を1園、東京都北区に認可保育所を1園開園
- 2019年7月東京都豊島区に認可保育所を1園開園
- 2019年9月東京都渋谷区に幼児教室を1校開校
- 2019年10月東京都目黒区に認可保育所を1園開園
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 配当性向2028年3月期まで48.4%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
国内教育領域の安定運営と既存施設の充足率向上
少子化を踏まえ新園開設に重きを置かず、保育サービスの教育効果・満足度・安全性を常時改善し、既存施設の充足率向上に注力する。
- 02
国際教育・産後ケア・ファミリーサポート領域の成長
グローバルスクールの充足率向上、海外留学支援の拡充、海外保育園M&Aの厳選検討。産後ケアホテル開業による高品質サービス展開。建築デザイン事業の推進。
- 03
WITHホールディングスとの統合によるシナジー創出
完全子会社化したWITHホールディングスとの業務統合を通じ、スケールメリット・運営ノウハウ共有で既存事業安定化と収益基盤強化、事業ポートフォリオ多角化を図る。
- 04
コンプライアンス体制強化と人材確保
児童福祉法等の法令遵守、個人情報保護、不適切保育防止。優秀な人材確保のため給与改善・評価制度構築・働きやすい環境整備に注力する。
- 05
収益基盤の多様化と自律的成長
補助金依存からの脱却を目指し、民間教育サービス、産後ケア、建築デザイン等の新規事業を展開。WITHホールディングスの療育・給食・人材事業も活用する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で1,316人が働いている。平均年齢は50.5歳、平均勤続年数は1.5年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 45.5 | 0.6 | 816 | — |
| 2021年3月 | 44.5 | 0.2 | 1,011 | — |
| 2022年3月 | 52.9 | 1.1 | 1,103 | — |
| 2023年3月 | 53.9 | 2.1 | 1,165 | — |
| 2024年3月 | 50.9 | 1.1 | 1,241 | — |
| 2025年3月 | 49.7 | 0.7 | 1,279 | 31 |
| 2026年3月 | 50.5 | 1.5 | 1,316 | 30 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社Smile Project東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は145億円、営業利益は4億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.8%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 255億円 | 145億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 4億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥105 | ¥105 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は37億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+19.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 32 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 31 | −1 | −3.2 | −1 |
| 2024年2Q | 31 | 1 | 3.2 | 1 |
| 2024年3Q | 31 | 1 | 3.2 | 1 |
| 2024年4Q | 36 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 64 | 1 | 1.6 | 1 |
| 2025年4Q | 73 | 3 | 4.1 | 1 |
| 2026年2Q | 70 | 3 | 4.3 | 2 |
| 2026年4Q | 75 | 1 | 1.3 | 0 |
| 2027年1Q | 37 | 1 | 2.7 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年3月期からの8期で、売上は53億円から145億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。売上は7期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 53 | — | 20 | — | 13 |
| 2020年3月 | 73 | — | 19 | — | 12 |
| 2021年3月 | 91 | — | 10 | — | 5 |
| 2022年3月 | 107 | — | 11 | — | 7 |
| 2023年3月 | 119 | — | 4 | — | 2 |
| 2024年3月 | 129 | — | 3 | — | 1 |
| 2025年3月 | 137 | 4 | 4 | 2.9 | 2 |
| 2026年3月 | 145 | 4 | 4 | 2.8 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高145億円のうち、営業利益として残るのは4億円で2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.8%123億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.4%18億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2026年3月期は営業CFが6億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は57億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 26 | −27 | 1 | −1 | 7 |
| 2020年3月 | 23 | −23 | 9 | 0 | 15 |
| 2021年3月 | 16 | −23 | 13 | −7 | 21 |
| 2022年3月 | 23 | −10 | −2 | 13 | 32 |
| 2023年3月 | 12 | −3 | −12 | 9 | 28 |
| 2024年3月 | 10 | −2 | 1 | 8 | 36 |
| 2025年3月 | 9 | −4 | 6 | 5 | 47 |
| 2026年3月 | 6 | −10 | 14 | −4 | 57 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2026年3月期の総資産は167億円。このうち返さなくてよい自己資本が61億円で、自己資本比率は36.8%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 91 | 26 | 65 | 28.8 |
| 2020年3月 | 115 | 47 | 68 | 41.0 |
| 2021年3月 | 139 | 53 | 86 | 37.9 |
| 2022年3月 | 147 | 60 | 87 | 41.0 |
| 2023年3月 | 138 | 62 | 76 | 44.8 |
| 2024年3月 | 142 | 63 | 79 | 44.6 |
| 2025年3月 | 152 | 65 | 87 | 42.7 |
| 2026年3月 | 167 | 61 | 106 | 36.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中214位あたり、逆に低いのはROEで534社中463位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,962で、1年前と比べて+31.4%。過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 43.3倍 |
| PER (会社予想) | 43.2倍 |
| PBR | 1.54倍 |
| 配当利回り | 3.54% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2748円で、25日移動平均線の2753.44円をほぼ横ばいで推移していますが、75日線の2656.52円を上回っています。52週高値の3595円からは約23.6%下落し、52週安値の1856円からは約48%上昇しました。出来高は全体的に低調で、8月5日には2800株と増加しましたが、その後は1900株まで減少しています。RSIは45.59と中立圏です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PERは39.84倍と同業界平均の22.43倍を大きく上回り、PBRは1.42倍と平均の3.17倍を大きく下回るものの、ROEは3.5%と低水準で、PBRの低さは収益性の低さを反映している可能性が高い。配当利回りは3.48%と平均の2.72%を上回るが、配当性向が176.8%と100%を超えており、持続可能性に懸念がある。割高だが配当利回りは魅力的で、業績は緩やかな成長を見せている。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 43.3倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 43.2倍 | — |
| PBR | 1.54倍 | 3.51倍 |
| ROE | 3.5% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は拡大傾向にあるが、営業利益率は低水準で推移している。強気派は、売上高の成長と高い配当利回りを評価し、将来の収益改善を期待する。弱気派は、低い利益率とROEの低さを懸念し、競争が激しい市場での成長持続性に疑問を呈する。
- 売上高の拡大
売上高は増加傾向にあり、事業規模が拡大している。
- 高い配当利回り
配当利回りは3.46%と高く、株主還元が手厚い。
- 市場からの期待
株価は上昇しており、市場から成長期待を持たれている。
- 売上高145億円と増収基調、営業利益4億円維持決算発表後影響中
売上高は137→145億円と5.8%増。営業利益は4億円と同額で、収益の下支えが続いている。
- 配当利回り3.46%と株主還元姿勢が評価継続影響弱
配当利回りは3.46%と相対的に高く、株主への還元意識が示されている。
- 高PERは将来成長期待、事業拡大で業績が追いつく不定影響中
PERは40.2倍と高いが、売上高が増加傾向にあり、利益率改善が実現すれば株価に見合う結果となる。
- 純利益2億円と安定、特別損益の影響が少ない決算発表後影響弱
純利益は2億円で2期連続同じ水準。大きな特別損益がなく、業績の安定感がある。
- 低い収益性
営業利益率は3%未満で推移し、収益性が低い。
- 資本効率の悪さ
ROEは3.5%と低く、資本を効率的に使えていない。
- 競争の激化
サービス業界は競争が激しく、差別化が困難。
- PER40.2倍とバリュエーションが過大通年影響強
PERは40倍を超えており、もし営業利益が4億円から減少すれば、株価の調整は大きくなる。
- 営業利益率2.76%と低く、増収でも利益に結びつかない通年影響中
売上高145億円に対し営業利益は4億円と利益率2.76%。人件費や家賃の上昇でさらに悪化する恐れ。
- ROE3.5%と資本効率が低く、PBR1.43倍は割高感継続影響中
ROEは3.5%と低い。株価純資産倍率は1.43倍と、収益力を考慮すると割高感がある。
- 外国人保有比率1.52%と低く、需給がぜい弱継続影響弱
外国人保有比率は1.52%。外部からの資金流入が期待しにくく、売りが出やすい。
- 売上高成長率
- 事業拡大のペースを確認するため。
- 営業利益率
- 収益性の改善を見るため。
- ROE
- 資本効率の改善を監視するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり105円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.54%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 95 | — | 149.7 |
| 2026年3月 | 95 | 0.0 | 176.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥105
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,022人。区分でいちばん多いのは事業法人で49.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.3%を占め、残る50.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 48.3 | 47.4 | 49.5 | 49.3 | 48.8 | 49.3 |
| 個人・その他 | 43.7 | 43.7 | 39.4 | 38.3 | 47.6 | 47.9 |
| 自己株式 | — | — | — | — | 0.0 | 1.7 |
| 外国法人 | 1.7 | 1.6 | 4.0 | 1.0 | 1.4 | 1.4 |
| 証券会社 | 5.4 | 6.9 | 6.9 | 11.3 | 2.0 | 1.2 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.8 | 0.3 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社エーエムカンパニー | 46.02 |
| 02 | 中西 正文 | 22.40 |
| 03 | 上田八木短資株式会社 | 2.85 |
| 04 | 中西 亜由美 | 2.30 |
| 05 | 木下 圭一郎 | 1.43 |
| 06 | 小沼 滋紀 | 1.29 |
| 07 | 神谷 正俊 | 0.78 |
| 08 | 株式会社SBI証券 | 0.66 |
| 09 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.49 |
| 10 | JPモルガン証券株式会社 | 0.36 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で−85%、1株純資産は8期で+98%。直近期のROEは3.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 471 | 968 | 64.3 | — | — |
| 2020年3月 | 430 | 1,500 | 32.0 | 3.5 | — |
| 2021年3月 | 173 | 1,668 | 10.9 | 10.0 | — |
| 2022年3月 | 216 | 1,855 | 12.1 | 5.0 | — |
| 2023年3月 | 58 | 1,911 | 3.1 | 18.6 | — |
| 2024年3月 | 41 | 1,946 | 2.1 | 21.7 | — |
| 2025年3月 | 47 | 1,995 | 2.4 | 27.4 | 149.7 |
| 2026年3月 | 68 | 1,919 | 3.5 | 43.3 | 176.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額135百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中西正文 | 代表取締役社長 | 55 | 2,230,000 |
| 土居亜由美 | 取締役副社長 | 49 | 75,000 |
| 内田恭子 | 取締役 | 50 | — |
| 徳光悠太 | 取締役(監査等委員) | 38 | — |
| 神成尚史 | 取締役(監査等委員) | 70 | — |
| 波田野馨子 | 取締役(監査等委員) | 51 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 114 | 57 |
| 社外取締役 | 4 | 21 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,342字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,846字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,041字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,003字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(2023/04/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第2四半期(2023/04/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業