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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

Smile Holdings

Smile Holdings Inc.7084 · Growth · サービス業

首都圏中心に認可保育園70園を運営し、非認知能力育成を軸にした独自の幼児教育プログラムで差別化する保育・幼児教育会社。

概要

Smile Holdingsは、保育施設の運営を主事業とする持株会社である。2008年の創業以来、東京都を中心に認可保育所70園、認可外保育施設や幼児教室、グローバルスクールなどを展開し、2026年3月期の連結売上高は137億円、従業員数は1,316人に達する。子会社の株式会社Smile Projectを通じて、幼児教育プログラムや産後ケア、建築デザインなど、家族向け総合パーソナルケアサービスへ事業を拡大している。

4つの事業領域で構成されるグループ

当社グループは、2024年6月に策定した中期経営計画に基づき、国内教育領域、国際教育領域、産後ケア領域、ファミリーサポート領域の4つの事業領域を編成している。国内教育領域は認可保育グループ(認可保育園)とプレミアム教育グループ(プレップスクール、幼児教室、アフタースクール、スイミングスクール)で構成される。国際教育領域ではグローバルスクール3園と海外留学支援を展開。産後ケア領域では宿泊型産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」を2026年6月に開業。ファミリーサポート領域では建築デザイン事業を2025年8月に開始した。グループは、「家族の幸せ」と「個人の幸せ」が寄り添える社会をパーパスに掲げる。

首都圏に集中する83の保育関連施設

2026年3月末時点で、当社グループは認可保育所70園(東京都63園、神奈川県5園、愛知県2園)、認可外保育施設7施設、幼児教室2施設、スイミングスクール1施設、グローバルスクール3施設の計83施設を運営する。在籍園児数は認可保育所で4,100人、認可外施設等で1,398人の合計5,498人に上る。新たに2025年12月には麻布台ヒルズに「キッズガーデン プレップスクール麻布台ヒルズ」と「キッズガーデン エデュケーションラボ麻布台ヒルズ(アフタースクール)」を開園し、0歳から9歳までの教育サービスを提供している。

認可保育所の公的給付を収益基盤とする事業モデル

認可保育所は児童福祉法に基づく国の設置基準を満たし、自治体から施設型給付費を受ける。利用者の保育料は年齢や所得に応じて自治体が代理収受し、当社に支払われる。一方、認可外保育施設は利用者との直接契約で基本保育料や延長料を徴収する。売上高は2019年3月期の53億円から2026年3月期見込みの145億円へと拡大したが、純利益は同期間に13億円から2億円へと減少している。これは新規事業投資やM&A関連費用(2026年3月期に352百万円)の影響である。

2026年5月にWITHホールディングスを子会社化

2026年5月8日、当社は株式会社WITHホールディングスの全株式を取得し子会社化した。同社は東京都・埼玉県・神奈川県で96施設の保育関連施設(認可保育園、企業主導型保育園、小規模認可保育園、認証保育園、学童、療育等)と4施設の介護施設を運営する。さらに給食事業や保育人材紹介事業、教育プログラム提供事業も手掛ける。この買収により、当社グループの総施設数は大幅に増加し、介護・公的学童・療育といった新領域へ進出した。スケールメリットと運営ノウハウの共有による収益基盤の強化が見込まれる。

業界の中での役割は保育サービス提供者(認可・認可外)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
145億円
営業利益
4億円
営業利益率
2.8%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01保育・幼児教育主力

当社グループは、首都圏を中心に自治体から認可を受けた認可保育所70園(小規模保育所含む)と、独自運営の認可外保育施設7施設を運営しています。認可保育所では施設型給付費等を自治体から受け、認可外施設では利用者からの料金収入により運営しています。創業以来「非認知能力の育成」を軸とした幼児教育に注力し、独自プログラム「KID'S PREP. PROGRAM」を全園で提供するほか、モンテッソーリ教育やレッジョ・エミリア・アプローチなど世界の教育プログラムを取り入れています。

主な製品・サービス3
認可保育所「キッズガーデン」「キッズスマイル」
児童福祉法に基づき自治体の認可を受けた保育所で、0〜5歳児を対象に保育と幼児教育を提供する。施設型給付費と保護者負担で運営される。
プレスクール一体型保育所「KIDS GARDEN PREP SCHOOL」
認可外の保育施設で、プリスクールと保育を一体化し、非認知能力育成プログラムやモンテッソーリ教育を全園で実践する。利用者から直接料金を収受する。
幼児教室「キッズガーデンクラスルーム」
幼稚園・小学校受験対策や英語、運動、音楽などの教育サービスを提供する幼児教室。

02幼児教育サービス(その他)準主力

子ども・子育て支援新制度のもとで、プレップスクールや幼児教室、スイミングスクール、グローバルスクール、アフタースクールなどを展開しています。これらは主に保護者の自主的な料金負担により運営され、教育サービスとしての付加価値を提供しています。また、産後ケアホテルを2026年6月に開業し、子育て家族へのサービス領域を拡大しています。

主な製品・サービス3
スイミングスクール
幼児向けの水泳指導を通じて運動能力と水への親しみを育むスクール。
グローバルスクール
国際的な視野を育む教育を行うスクールで、現在3施設を運営。
産後ケアホテル「Villa Mom」
産後の女性に休息と回復を提供するオーダーメイドの産後ケア施設。2026年6月に第一号を開業。

製品と技術

オリジナル教育プログラム「KID'S PREP. PROGRAM」

当社グループは、非認知能力(自立、自主性、想像力、思いやり)の育成を重視し、全認可保育所でオリジナルプログラム「KID'S PREP. PROGRAM」を提供する。このプログラムは、20年後のAI時代を見据え、正解のない問いに挑戦できる人材を育てることを目的とする。さらに、モンテッソーリ教育やレッジョ・エミリア・アプローチなど世界の教育手法も取り入れ、保育者自身も学びながら実践する。プレスクール一体型施設では、アート、体操、空手、水泳、英語、受験対策など多様なサービスを提供し、利用者はスマートフォンアプリで予約・変更が可能である。

グローバルスクールと海外留学支援

国際教育領域では、バイリンガル教育を提供する「キッズガーデングローバルスクール」を東京都内に3園(錦糸町、吉祥寺、センター北)運営する。2024年夏からは海外留学支援事業を開始し、英国、スイス、ハワイ(米国)、マレーシアなどでサマースクールや親子留学プログラムを提供。観光庁長官登録旅行業第1種を取得し、一般向けにも教育旅行プログラムを販売している。これらの事業は、保育園の在園児向けサービスから派生し、収益の多角化に貢献している。

産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」

2026年6月22日に開業した産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」は、出産直後の女性の心身の回復と休息を提供する宿泊型サービスである。当社が16年間で80園以上の保育施設を運営してきた経験を活かし、オーダーメイドのケアプランにより、育児の不安を軽減する。施設は東京・有明に位置し、今後主要都市部への展開を計画している。この事業は、産後ケア領域の中核として位置づけられ、中期経営計画における成長戦略の一部を担う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

中規模サービスで売上成長、利益率低水準

当社はサービス業に属し、売上高は約130〜145億円と同業他社の中で中規模のプレイヤーである。売上高は緩やかに増加しているものの、営業利益率は3%未満と低水準にとどまっており、収益性の改善が課題である。同業のジンジブやイシンと比較しても利益率が低く、規模に見合う収益を上げられていない。これは、コスト構造の硬直性や競争激化による価格低下が要因と考えられる。今後の成長には、高付加価値サービスの開発や業務効率化による収益性向上が不可欠である。

強み

  • 売上高は約130億円規模で、安定的な収益基盤を有する。
  • 直近3期連続で売上高が増加しており、成長基調を維持している。
  • サービス業界での長年の実績により、顧客基盤が構築されている。
  • 利益率は低いが、営業黒字を継続して確保している。

課題

  • 営業利益率が3%未満と低く、収益性の改善が急務。
  • 同業他社との競争が激しく、価格競争による収益圧迫リスクがある。
  • 固定費の削減や業務効率化によるコスト構造の改善が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がSmile Holdings

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17371Zenken101億円19.3倍
26554エスユーエス101億円9.9倍
39679ホウライ100億円16.5倍
46047Gunosy98億円
57089フォースタートアップス98億円11.9倍
67084Smile Holdings97億円43.3倍
76568神戸天然物化学96億円12.4倍
86189グローバルキッズCOMPANY96億円27.5倍
99791ビケンテクノ93億円6.4倍
107087ウイルテック92億円10.1倍
116033エクストリーム90億円7.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

2008年:株式会社Kids Smile Projectの設立と最初の保育所

2008年12月、東京都世田谷区深沢に株式会社Kids Smile Project(現株式会社Smile Project)が資本金27百万円で設立された。事業目的は託児所・保育所の経営である。翌2009年5月、同社初となるプレスクール一体型保育所を世田谷区に開園。認可外のプレスクール一体型形態でスタートした。2012年7月には港区にも同型の保育所を開設し、東京都内で事業基盤を築き始めた。

2014年:認可保育所事業への参入と首都圏での拡大

2014年4月、文京区に当社初の認可保育所を開園すると同時に、目黒区に小規模保育所を開園。同年6月には武蔵野市に東京都認証保育所を開園し、認可外施設も継続して拡大した。2015年には神奈川県川崎市と愛知県名古屋市に初めて進出し、小規模認可保育所を開設。同年7月には品川区と大田区に認可保育所を開くなど、首都圏でのプレゼンスを急速に高めた。

2018年:株式移転による持株会社体制への移行

2018年4月、株式移転により当社(Smile Holdings)が設立され、株式会社Kids Smile Projectを完全子会社化した。資本金は100百万円。同時に、東京都内で墨田区、品川区、世田谷区、豊島区、足立区、小金井市、三鷹市に認可保育所を開園し、神奈川県横浜市にも進出。本社も港区から品川区西五反田へ移転し、グループ経営の基盤を整えた。

2019年:首都圏での認可保育所の開設ラッシュ

2019年4月、墨田区に2園、杉並区2園、中野区、江東区2園、小金井市、足立区、新宿区各1園と、同時に9園の認可保育所を開園。同年6月には中野区と北区に各1園、7月には豊島区に1園を追加し、首都圏での保育施設網を急速に拡充した。同年9月には渋谷区に幼児教室を開校し、教育サービスも強化。2019年10月には目黒区に認可保育所を開園した。

2024年以降:グローバルスクール・産後ケア・建築デザインへの進出

2024年夏、海外留学支援事業を開始。英国、スイス、ハワイ(米国)でサマースクールを実施した。2025年3月期より配当を開始。同年12月には麻布台ヒルズに「キッズガーデン プレップスクール麻布台ヒルズ」とアフタースクールを開園。2026年6月22日、宿泊型産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」を開業。また2025年8月には建築デザイン事業を開始し、ファミリーサポート領域を立ち上げた。

2026年:WITHホールディングスの子会社化とグループ再編

2026年5月8日、当社は株式会社WITHホールディングスの全株式を取得し、完全子会社化した。同社は96施設の保育関連施設(認可保育園、企業主導型保育園、小規模認可保育園、認証保育園、学童、療育等)と4施設の介護施設を運営し、給食・人材紹介・教育プログラム等の周辺事業も展開する。この買収により、当社グループの施設数は既存83施設から大幅に増加し、介護・学童・療育といった新たな事業領域を獲得した。同年の売上高は145億円を見込む。

年表23件を開く

2000年代

  • 2008年12月創業東京都世田谷区深沢に託児所、保育所その他保育施設の経営を事業目的として、株式会社Kids Smile Project(現 株式会社Smile Project)(資本金27百万円)を設立
  • 2009年5月東京都世田谷区に当社初となるプレスクール一体型保育所を1園開園

2010年代

  • 2012年7月東京都港区にプレスクール一体型保育所を1園開園
  • 2014年4月東京都文京区に当社初となる認可保育所を1園、東京都目黒区に小規模保育所を1園開園 本社を東京都世田谷区深沢から東京都港区南麻布に移転
  • 2014年6月東京都武蔵野市に当社初となる東京都認証保育所を1園開園、東京都港区にプレスクール一体型保育所を1園開園
  • 2015年4月東京都目黒区の小規模保育所を小規模認可保育所に移行、神奈川県川崎市に認可保育所を1園、小規模認可保育所を1園、東京都大田区に小規模認可保育所を1園、愛知県名古屋市に小規模認可保育所を1園開園
  • 2015年7月東京都品川区に認可保育所を1園、東京都大田区に認可保育所を1園開園
  • 2015年9月東京都豊島区に認可保育所を1園開園
  • 2016年4月東京都小金井市に認可保育所を1園、東京都世田谷区に認可保育所を1園、愛知県名古屋市に認可保育所を1園開園
  • 2016年6月本社を東京都港区南麻布から東京都港区麻布十番に移転
  • 2016年12月東京都目黒区の小規模認可保育所を認可保育所に移行
  • 2017年4月東京都武蔵野市の東京都認証保育所を認可保育所に移行、神奈川県横浜市に認可保育所を2園、東京都品川区に認可保育所を2園開園
  • 2017年5月東京都渋谷区にプレスクール一体型保育所を1園開園
  • 2017年10月東京都北区に認可保育所を1園開園
  • 2017年11月本社を東京都港区麻布十番から東京都品川区西五反田に移転
  • 2017年12月東京都中野区に認可保育所を1園開園
  • 2018年4月M&A東京都墨田区に認可保育所を1園、東京都品川区に認可保育所を4園、東京都世田谷区に認可保育所を1園、東京都豊島区に認可保育所を1園、東京都足立区に認可保育所を2園、東京都小金井市に認可保育所を1園、東京都三鷹市に認可保育所を1園、神奈川県横浜市に認可保育所を1園開園 株式移転により、当社(資本金100百万円)を設立し、株式会社Kids Smile Project(現 株式会社Smile Project)を完全子会社化
  • 2018年6月東京都中野区に認可保育所を1園開園
  • 2019年4月東京都墨田区に認可保育所を2園、東京都杉並区に認可保育所を2園、東京都中野区に認可保育所を1園、東京都江東区に認可保育所を2園、東京都小金井市に認可保育所を1園、東京都足立区に認可保育所を1園、東京都新宿区に認可保育所を1園開園
  • 2019年6月東京都中野区に認可保育所を1園、東京都北区に認可保育所を1園開園
  • 2019年7月東京都豊島区に認可保育所を1園開園
  • 2019年9月東京都渋谷区に幼児教室を1校開校
  • 2019年10月東京都目黒区に認可保育所を1園開園

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 配当性向2028年3月期まで48.4%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    国内教育領域の安定運営と既存施設の充足率向上

    少子化を踏まえ新園開設に重きを置かず、保育サービスの教育効果・満足度・安全性を常時改善し、既存施設の充足率向上に注力する。

  2. 02

    国際教育・産後ケア・ファミリーサポート領域の成長

    グローバルスクールの充足率向上、海外留学支援の拡充、海外保育園M&Aの厳選検討。産後ケアホテル開業による高品質サービス展開。建築デザイン事業の推進。

  3. 03

    WITHホールディングスとの統合によるシナジー創出

    完全子会社化したWITHホールディングスとの業務統合を通じ、スケールメリット・運営ノウハウ共有で既存事業安定化と収益基盤強化、事業ポートフォリオ多角化を図る。

  4. 04

    コンプライアンス体制強化と人材確保

    児童福祉法等の法令遵守、個人情報保護、不適切保育防止。優秀な人材確保のため給与改善・評価制度構築・働きやすい環境整備に注力する。

  5. 05

    収益基盤の多様化と自律的成長

    補助金依存からの脱却を目指し、民間教育サービス、産後ケア、建築デザイン等の新規事業を展開。WITHホールディングスの療育・給食・人材事業も活用する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で1,316人が働いている。平均年齢は50.5歳、平均勤続年数は1.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年3月45.50.6816
2021年3月44.50.21,011
2022年3月52.91.11,103
2023年3月53.92.11,165
2024年3月50.91.11,241
2025年3月49.70.71,27931
2026年3月50.51.51,31630

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
保育施設 75園 — 東京都6,539百万円
保育施設 6園 — 神奈川県177百万円
軽井沢保養所 — 長野県27百万円
本社 — 東京都13百万円
保育施設 2園 — 愛知県3百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社Smile Project
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は145億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.8%、利益が+0.0%。

売上高
+5.8%
145億円
営業利益
+0.0%
4億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
2.8%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高255億円145億円
営業利益10億円4億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥105¥105

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は37億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+19.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q320
2024年1Q31−1−3.2−1
2024年2Q3113.21
2024年3Q3113.21
2024年4Q360
2025年2Q6411.61
2025年4Q7334.11
2026年2Q7034.32
2026年4Q7511.30
2027年1Q3712.71

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2019年3月期からの8期で、売上は53億円から145億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。売上は7期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年3月532013
2020年3月731912
2021年3月91105
2022年3月107117
2023年3月11942
2024年3月12931
2025年3月137442.92
2026年3月145442.82

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高145億円のうち、営業利益として残るのは4億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.8%123億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.4%18億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.8pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.7pt
1.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.3pt
3.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年3月期は営業CFが6億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は57億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年3月26−271−17
2020年3月23−239015
2021年3月16−2313−721
2022年3月23−10−21332
2023年3月12−3−12928
2024年3月10−21836
2025年3月9−46547
2026年3月6−1014−457

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2026年3月期の総資産は167億円。このうち返さなくてよい自己資本が61億円で、自己資本比率は36.8%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年3月91266528.8
2020年3月115476841.0
2021年3月139538637.9
2022年3月147608741.0
2023年3月138627644.8
2024年3月142637944.6
2025年3月152658742.7
2026年3月1676110636.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
57億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
51億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
106億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中214位あたり、逆に低いのはROE534社中463位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.5%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,962で、1年前と比べて+31.4%過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。

¥2,962+3.5%1ヶ月+7.7%1年+31.4%時価総額97億円
過去52週の値幅
安値¥1,856高値¥3,595

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)43.3倍
PER (会社予想)43.2倍
PBR1.54倍
配当利回り3.54%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2748円で、25日移動平均線の2753.44円をほぼ横ばいで推移していますが、75日線の2656.52円を上回っています。52週高値の3595円からは約23.6%下落し、52週安値の1856円からは約48%上昇しました。出来高は全体的に低調で、8月5日には2800株と増加しましたが、その後は1900株まで減少しています。RSIは45.59と中立圏です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERは39.84倍と同業界平均の22.43倍を大きく上回り、PBRは1.42倍と平均の3.17倍を大きく下回るものの、ROEは3.5%と低水準で、PBRの低さは収益性の低さを反映している可能性が高い。配当利回りは3.48%と平均の2.72%を上回るが、配当性向が176.8%と100%を超えており、持続可能性に懸念がある。割高だが配当利回りは魅力的で、業績は緩やかな成長を見せている。

指標この会社業種平均
PER (実績)43.3倍23.4倍
PER (予想)43.2倍
PBR1.54倍3.51倍
ROE3.5%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は拡大傾向にあるが、営業利益率は低水準で推移している。強気派は、売上高の成長と高い配当利回りを評価し、将来の収益改善を期待する。弱気派は、低い利益率とROEの低さを懸念し、競争が激しい市場での成長持続性に疑問を呈する。

プラスに働く材料7
  • 売上高の拡大

    売上高は増加傾向にあり、事業規模が拡大している。

  • 高い配当利回り

    配当利回りは3.46%と高く、株主還元が手厚い。

  • 市場からの期待

    株価は上昇しており、市場から成長期待を持たれている。

  • 売上高145億円と増収基調、営業利益4億円維持決算発表後影響

    売上高は137→145億円と5.8%増。営業利益は4億円と同額で、収益の下支えが続いている。

  • 配当利回り3.46%と株主還元姿勢が評価継続影響

    配当利回りは3.46%と相対的に高く、株主への還元意識が示されている。

  • 高PERは将来成長期待、事業拡大で業績が追いつく不定影響

    PERは40.2倍と高いが、売上高が増加傾向にあり、利益率改善が実現すれば株価に見合う結果となる。

  • 純利益2億円と安定、特別損益の影響が少ない決算発表後影響

    純利益は2億円で2期連続同じ水準。大きな特別損益がなく、業績の安定感がある。

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率は3%未満で推移し、収益性が低い。

  • 資本効率の悪さ

    ROEは3.5%と低く、資本を効率的に使えていない。

  • 競争の激化

    サービス業界は競争が激しく、差別化が困難。

  • PER40.2倍とバリュエーションが過大通年影響

    PERは40倍を超えており、もし営業利益が4億円から減少すれば、株価の調整は大きくなる。

  • 営業利益率2.76%と低く、増収でも利益に結びつかない通年影響

    売上高145億円に対し営業利益は4億円と利益率2.76%。人件費や家賃の上昇でさらに悪化する恐れ。

  • ROE3.5%と資本効率が低く、PBR1.43倍は割高感継続影響

    ROEは3.5%と低い。株価純資産倍率は1.43倍と、収益力を考慮すると割高感がある。

  • 外国人保有比率1.52%と低く、需給がぜい弱継続影響

    外国人保有比率は1.52%。外部からの資金流入が期待しにくく、売りが出やすい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大のペースを確認するため。
営業利益率
収益性の改善を見るため。
ROE
資本効率の改善を監視するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり105で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.54%。

年間配当
¥105
1株あたり
配当利回り
3.54%
いまの株価に対して
配当性向
176.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年3月95149.7
2026年3月950.0176.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥105

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,022人。区分でいちばん多いのは事業法人49.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.3%を占め、残る50.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人48.347.449.549.348.849.3
個人・その他43.743.739.438.347.647.9
自己株式0.01.7
外国法人1.71.64.01.01.41.4
証券会社5.46.96.911.32.01.2
外国人個人0.10.10.00.00.00.1
金融機関0.80.30.20.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社エーエムカンパニー46.02
02中西 正文22.40
03上田八木短資株式会社2.85
04中西 亜由美2.30
05木下 圭一郎1.43
06小沼 滋紀1.29
07神谷 正俊0.78
08株式会社SBI証券0.66
09BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.49
10JPモルガン証券株式会社0.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で−85%、1株純資産は8期で+98%。直近期のROEは3.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2019年3月47196864.3
2020年3月4301,50032.03.5
2021年3月1731,66810.910.0
2022年3月2161,85512.15.0
2023年3月581,9113.118.6
2024年3月411,9462.121.7
2025年3月471,9952.427.4149.7
2026年3月681,9193.543.3176.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額135百万円。

氏名役職年齢保有株数
中西正文代表取締役社長552,230,000
土居亜由美取締役副社長4975,000
内田恭子取締役50
徳光悠太取締役(監査等委員)38
神成尚史取締役(監査等委員)70
波田野馨子取締役(監査等委員)51

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)211457
社外取締役4215

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,342字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (1) 当社グループの考え・方針 当社グループは、子会社の経営管理を主な事業内容とする当社と、認可保育所・プレスクール一体型保育所(認可外保育施設)及び幼児教室の運営を主な事業とする連結子会社1社(株式会社Smile Project)により構成されており、次世代を担う子どもたちを育成する保育と幼児教育を基盤としながら、そのご家族皆様の日々の生活を豊かにし、個人と家族の幸せが寄り添えるための総合パーソナルケアサービスを主な事業として営んでおります。 当社グループは、“「家族の幸せ」と「個人の幸せ」が寄り添える社会へ”をパーパスとして掲げております。女性への負担が大きい社会の仕組み改善、個人と家族の幸せの両立、少子化の打開等の新たな社会課題の解決に向けて、幼児教育サービスに留まらず、その子供たちとご家族の皆様に対してお役にたてる総合パーソナルケアサービスの会社へ生まれ変わる取り組みを続けております。 その取り組みの一環として、国内教育領域、国際教育領域、産後ケア領域、ファミリーサポート領域の4つの事業領域を編成しております。 事業領域の区分 国内教育領域   認可保育グループ   認可保育園 プレミアム教育グループ   プレップスクール&幼児教室 アフタースクール スイミングスクール 国際教育領域   グローバルスクール 海外留学支援 ネイチャーツーリズム 海外園運営 産後ケア領域   オーダーメイド産後ケア施設 ファミリーサポート領域   建築デザイン等 主たる事業領域たる国内教育領域(認可保育グループ及びプレミアム教育グループ)につきましては、創業以来、幼児期における非認知能力の育成こそが、人が生涯において幸せに暮らし、心豊かな生活を送るための重要な基盤になると考え、「生活の場としての保育」から「幼児教育の場としての保育」へと変革を進め、社会に必要な基盤としての保育施設を安定的に運営するとともに、非認知能力の育成を軸にした保育及び幼児教育に取り組んでまいりました。 子どもたちが社会に出る20年後、AI時代・情報化時代はより進化することが予測されております。今存在しない職業に就くだろう時代を生き抜くに当たり、子どもたちに必要な力は何か?どうしたらその力が身に付くのか?正解のない問いや自ら設定した課題に挑戦できる人材、創造性や高い専門性を発揮できる人材、人の感性や他者への思いやりに溢れた人材へと育つ基礎作りを、当社オリジナル教育プログラム「KID'S PREP. PROGRAM」や、モンテッソーリ、レッジョ・エミリア・アプローチ等、世界の様々な教育プログラムを積極的に取り入れ、子どもたちとともに保育者も学べるプログラムとして実践しております。 これからの時代を生き抜く子どもたちを育てる保育及び幼児教育の場としての保育施設を目指し、認可保育所である「キッズガーデン」及び「キッズスマイル」と、認可外のプレスクール一体型保育所「KIDS GARDEN PREP SCHOOL」及び幼児教室「キッズガーデンクラスルーム」、さらには、就学児を対象とするハイエンドの学童・アフタースクールの運営を通じ、「未来に輝く子どもたちを育てる」ための保育と教育サービスの提供を行っております。 (2) 当社グループにおける幼児教育の取り組み 当社グループでは前述の考えから、「自立」「自主性」「想像力」の心を育み、他者への思いやり等集団生活をきちんと営むことができる子どもたちを育てるための非認知能力を育成する幼児教育プログラム「KID'S PREP. PROGRAM」を、認可保育所全園で提供するとともに、一部の園ではモンテッソーリプログラムや専門講師を招いての体操プログラム等も取り入れております。 また、プレスクール一体型保育所(認可外保育施設)においては、上記「KID'S PREP. PROGRAM」とモンテッソーリプログラムを全園で実践するとともに、レッジョ・エミリア・アプローチ(※)といった海外発祥の非認知能力育成の幼児教育プログラムや、アート&クラフト・制作・水彩画等の感覚能力の育成、体操・空手・水泳・ダンス・リトミック等の運動能力や礼儀・規律・創造性の育成、幼稚園・小学校受験のためのプログラムや英語等の様々な教育サービスを取り入れるとともに、厳選した調味料を使った給食提供や、食育活動では旬の食材について知識を学びながら実際に調理までを行う活動等を実践しております。また利用における新規予約・変更は全てスマートフォンアプリで完結できるシステムを導入する等、保護者の利便性向上にも取り組んでおります。 ※ レッジョ・エミリア・アプローチとは、北イタリアのレッジョ・エミリアが発祥の幼児教育法。個々の意思を大切にしながら、子どもの表現力やコミュニケーション能力、探求心、考える力等を養うことを目的として、世界中で高く評価されている教育方法です。 (3) 当社グループが運営する認可保育所と認可外保育施設の数 当社グループの事業は「幼児教育事業」のみの単一セグメントとなっており、当社グループは当連結会計年度末現在、首都圏を中心に、自治体より認可を受けた保育施設70園、当社グループが独自に運営している認可外保育施設7施設、幼児教室2施設、スイミングスクール1施設、グローバルスクール3施設を運営しております。 2015年4月より施行となった「子ども・子育て支援新制度」の下、公的に認可等を受けて運営される保育施設は、施設型給付費を受ける施設(認可保育所、認定こども園、幼稚園)と地域型保育給付を受ける施設(小規模保育、家庭的保育等)に区分されています。当社グループが運営する認可保育所には、施設型給付を受ける認可保育所と、小規模保育所があります。なお、各施設の概要は以下のとおりであります。 ① 認可保育所(70園):児童福祉法に基づき、国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士等の職員数、給食設備、防災管理、衛生管理等)を満たし、都道府県知事等に認可された児童福祉施設をいいます。当社グループは、国及び自治体が負担する施設型給付費を委託費として交付を受ける認可保育所を70園運営しております。また、小規模保育所の3園は、子ども・子育て支援新制度の下で、市区町村の認可事業として新たに創出された保育制度(6~19名定員施設)であり、利用者(保護者)からの保育料及び自治体より地域型保育給付の交付を受け運営しております。 ② 認可外保育施設(7施設):認可外保育施設とは、認可保育所、認定こども園及び地域型保育事業(家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業又は居宅訪問型保育事業)以外の保育を行うことを目的とする施設(保育者の自宅で行うもの、少人数のものを含む)の総称です。また、幼稚園以外で幼児教育を目的とする施設において、概ね1日4時間以上、週5日、年間39週以上施設で親と離れることを常態としている場合も、認可外保育施設に含まれます。 認可外保育施設は、利用者(保護者)からの利用料により運営しております。 [認可保育所・認可外保育施設の事業モデル] 認可保育所・認可外保育施設については、利用者(保護者)との契約関係が異なり、その結果、保育料等の収受形態も異なっております。 ① 認可保育所 利用者(保護者)との直接的な契約関係と、自治体との契約関係の2つに分かれます。利用者が支払う保育料は園児の年齢や保護者の所得水準等に応じ決定されており、自治体による法定代理収受により、自治体が徴収、当社に施設型給付として支払われます。 一方、延長料金及び小規模保育所における保育料等については、利用者と直接利用契約を締結し、利用者からも徴収しております。 ② 認可外保育施設 利用者(保護者)との直接的な契約関係のみであり、自治体との契約関係はないため、利用者と直接利用契約を締結し、利用者から基本保育料、延長保育料や各種サービス利用料を徴収しております。 [事業系統図] (4) 当社グループが取り組む新たな事業について 現在、日本における産後の母親と家族が直面する問題として、育児の負担増加や心理的なサポート不足が挙げられますが、当社グループは、これらの課題に対処し、安心して子育てができる環境を提供することを目指しており、2026年6月22日に第一号施設として、産後ケアホテルVilla Mom(ヴィラマム)東京・有明が開業いたしました。出産直後の女性の疲れや不安に寄り添い、この先続く新生児と家族の時間をより健やかに快適に過ごせるよう休息と回復を提供すべく、オーダーメイド産後ケア施設を今後も主要都市部で事業展開してまいります。 [在籍園児数の推移] (単位:人) 区分   2022年3月末   2023年3月末   2024年3月末   2025年3月末   2026年3月末 認可保育所(小規模保育所含む)   3,596   3,888   4,037   4,045   4,100 認可外保育施設等   734   1,093   1,245   1,310   1,398 計   4,330   4,981   5,282   5,355   5,498 [運営保育施設数の推移] (単位:施設) 区分   2022年3月末   2023年3月末   2024年3月末   2025年3月末   2026年3月末 認可保育所(東京都)   59   62   63   63   63 認可保育所(神奈川県)   5   5   5   5    5 認可保育所(愛知県)   2   2   2   2    2 認可保育所 計   66   69   70   70    70 認可外保育施設(東京都)   6   7   6   6   7 幼児教室(東京都)   1   1   1   1   2 スイミングスクール(東京都)   ―   1   1   1   1 グローバルスクール(東京都)   ―   ―   1   2   3 総合計   73   78   79   80   83 なお、当社は「有価証券の取引等の規制に関する内閣府令」第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。
経営方針・対処すべき課題4,846字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループにおける経営の基本方針として、パーパス“「家族の幸せ」と「個人の幸せ」が寄り添える社会へ”を掲げております。女性への負担が大きい社会の仕組み改善、個人と家族の幸せの両立、少子化の打開等の新たな社会課題の解決に向けて、幼児教育サービスの会社から、総合パーソナルケアサービスの会社へ生まれ変わる取り組みを続けております。 その取り組みの一環として、国内教育領域、国際教育領域、産後ケア領域、ファミリーサポート領域の4つの事業領域を編成しております。 既存事業である国内教育領域につきましては、保育サービスの教育効果、満足度及び安全性を常時改善させながら、引き続き当社グループの重要な収益基盤として安定運営を目指してまいります。2025年12月1日に麻布台ヒルズ(東京都港区)において、「キッズガーデン プレップスクール麻布台ヒルズ」と「キッズガーデン エデュケーションラボ麻布台ヒルズ(アフタースクール)」が開園いたしました。「0歳から9歳のチテキソウゾウのぜんぶを。」をキーコンセプトに、一人ひとりに寄り添い、教育の多様な選択肢をお届けすることで、お子さまの将来の可能性を広げ、才能をひらくお手伝いをいたします。今後につきましては、少子化が進む市場環境を踏まえ、新園の開設に重きを置かず、保育サービスをさらに充実させることにより、既存施設の充足率向上に努めてまいります。 また、主に新規事業で構成される国際教育領域、産後ケア領域、ファミリーサポート領域につきましては、それぞれ下記の方針で経営してまいります。 ① 国際教育領域:開園後、軌道に乗った3園のグローバルスクール(錦糸町、吉祥寺、センター北)については、引き続きバイリンガルの教育内容やカリキュラムを充実させ、充足率を高めることにより、当社グループの収益基盤となるよう努めてまいります。2024年夏より開始した海外留学支援につきましては、今期は英国、スイス、ハワイ(米国)、マレーシアの4か所にて実施しております。また、海外保育園のM&A検討は引き続き積極的に行っております。事業領域拡大により増えつつある事業ポートフォリオ内でシナジーを生み、高い利益貢献が期待できる事業を有する候補先を鋭意厳選しております。 ② 産後ケア領域:2026年6月22日に産後ケアホテルVilla Mom(ヴィラマム)東京・有明が無事開業いたしました。2027年3月期は本新規事業の開業年度として、全社一丸となり運営に取り組んでまいります。当社グループが、富裕層向けプレミアム教育サービス運営で培ったハイクオリティなサービスレベルと同等以上のものを、産後ケアサービスにおいても実現することにより、主要都市部に展開する産後ケアホテルとして強固な競争優位を獲得できると確信しております。 ③ ファミリーサポート領域:2025年8月に開始した建築デザイン事業の推進に注力してまいります。クリニックや歯科医院、空港、レストランなど「家族が集う空間」を主な対象として、利用者の利便性とデザイン性を両立させた独自の設計・施工ソリューションを提供することにより引き続き事業拡大を進めてまいります。 そして、2026年3月23日付開示「株式会社WITHホールディングスの完全子会社化を目的とした株式譲渡等に関する契約締結のお知らせ」でお伝えしたとおり、株式会社WITHホールディングスの株式を取得し、同社を当社グループの完全子会社とすることを目的として、株式譲渡契約等に係る取引契約を締結いたしました。当該契約に基づき2026年5月8日付で全株式を取得し、子会社化が完了しております。 株式会社WITHホールディングスは、運営子会社である株式会社WITH、及び株式会社アンジェリカ、並びに株式会社Nプランニングを通じて、東京都・埼玉県・神奈川県において96施設の保育関連施設(認可保育園、企業主導型保育園、小規模認可保育園、認証保育園、学童、療育等)及び4施設の介護施設を運営しております。また、給食事業、保育人材紹介事業、教育プログラム提供事業等、保育園運営に関連するサービス事業の開発・提供も行っております。これらの事業基盤は、当社グループの既存事業との高い親和性を有しており、スケールメリットの創出や運営ノウハウの共有を通じて、既存事業の安定化及び収益基盤の強化に大きく寄与するものと判断しております。また、同社は、良好な収益性及び安定した財務基盤を有しており、本件を通じて当社グループの連結業績の拡大及び財務基盤の一層の強化が見込まれます。加えて、当社グループにとって新たな領域である介護事業、公的学童事業及び療育事業を展開していることから、来期以降の事業ポートフォリオの多角化と成長機会の拡張の観点においても、当社グループの事業推進に大きく寄与するものと判断しております。 数値目標については、上場以来、毎期実績(M&A関連費用除く)は常に期初業績予想を上回って着地しておりますが、投資家の皆様に対する約束として、引き続き期初業績予想をクリアしていくことを最重要目標として経営してまいります。同じく、中期経営計画で定めた数値目標も必達目標と考え、上記新規事業の開拓や株式会社WITHホールディングスとの業務統合を軌道に乗せることにより、その達成に全力を尽くす所存でございます。 また、株主還元について、2025年3月期より配当、2026年3月期より株主優待制度を開始しております。当社グループは、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置づけており、将来の事業展開と財務体質の強化を考慮しつつ、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。 当社グループはこれまで、新たに参画した株式会社WITHホールディングスの完全子会社化に伴う業績寄与度を慎重に精査してまいりました。その結果、同社のグループ参画による収益基盤の強化や今後の力強い業績拡大が見込まれることから、株主の皆様への還元をより手厚く実施するため、配当方針及び株主優待制度の拡充を決定いたしました。(2026年6月12日公表「配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」「株主優待制度の大幅拡充(300株以上継続保有する株主様に対して年間最低30,000円分の継続進呈)および特別株主優待(第2回)実施に関するお知らせ」参照) 2027年3月期においては、M&Aに伴う一過性費用の発生等により一時的に利益に対する還元割合が高まりますが、大幅に拡大したキャッシュ・フロー創出力を原資としており、2028年3月期においては配当性向が48.4%と適切な水準に収まる見通しであり、中長期的な配当及び株主優待の持続可能性並びに安定性については十分に確保されていると認識しております。 当社グループとしては、今後とも株主還元を重視することにより、投資家の皆様の当社グループに対する認知を高め、ステークホルダーの一員として当社グループの新しい事業展開とさらなる成長に多大なるご支援を賜りたいと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、企業価値の増大を図っていくための成長性・収益性の経営指標として、以下の項目を重視しております。 売上高 EBITDA 営業利益 経常利益 事業活動の全体の成長の指標となる売上高、また事業活動の成果及び収益性を示すEBITDA(営業利益+減価償却費) 、営業利益及び経常利益を重視する指標としております。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループはさらなる事業拡大に向けた重要課題として以下の点に取り組んでまいります。 ① 人材の確保・労働環境整備の取り組み 質の高い保育・教育サービスを提供し、保育施設等を継続して開設していくためには、保育士資格等を有する優秀な人材の確保が不可欠です。 当社グループでは、通年で採用活動を行うとともに、従業員の給与の改善や人事評価制度の構築・改善、各運営施設に対する本部運営機能・管理体制の強化による現場職員へのケア、安全管理体制、働き方改革等の徹底を推進する等、働きやすい環境づくりに注力しております。 ② 提供サービスの質及び安全性の向上 各分野の専門家集団との連携を構築し、「KID'S PREP.PROGRAM」やモンテッソーリをはじめとする教育プログラムの導入や、教育研修制度の充実を図り、提供サービスの質の向上に向けて取り組んでまいります。また、本部と保育現場が常時緊密に連携を取りながら、不適切保育撲滅委員会、園運営監査、各種研修等を随時実施することにより、保育の安全性を向上させる取り組みを行っております。 ③ コンプライアンス体制の強化と徹底 当社では、保育・幼児教育サービスを担う企業として、高い倫理観の保持とコンプライアンスの徹底が、事業継続及び企業価値向上の大前提であると認識しております。 とりわけ、当社グループが展開する認可保育事業、認可外保育事業、及び産後ケア施設等のすべての事業において、児童福祉法をはじめとする関連法令の厳格な遵守はもとより、お子様やご利用者様の安全確保、並びにご家族の個人情報の適切な保護が、ステークホルダーからの信頼の源となります。こうした認識のもと、当社では、適宜改正される法令等へ迅速かつ的確に対応するため、社内規程やガバナンス体制の継続的な見直しを行っております。また、役職員全員への定期的な研修の実施等により、組織の隅々にまでコンプライアンス意識を浸透させ、透明性の高い健全な事業運営を継続してまいります。 ④ 収益基盤の多様化 当社グループの運営する認可保育所の多くは、国や自治体からの補助金を基盤としており、事業は安定的に推移しております。しかしながら、補助金を基盤とする収益構造は政策や制度変更の影響を受けやすい傾向があるため、将来的な政策や制度の変更に左右されない、より自律的かつ持続的な成長を実現していく必要があります。他方で、当社グループでは、幼児教育無償化など少子化対策による可処分所得の増加による影響も伴い、民間教育サービスの市場は拡大すると見込んでおります。このような事業環境を好機と捉え、当社グループでは、補助金に頼らない民間教育サービスの展開に重点を置くとともに、産後ケアサービスや建築デザインなどご家族全体を対象に含めた新規事業を開発し、既存の認可保育事業、プレスクール一体型保育所事業のノウハウやブランド力・知名度を活かし、グローバルスクールの展開・海外留学支援・他社とのアライアンス等収益基盤の多様化に取り組んでまいります。 さらに、完全子会社化した株式会社WITHホールディングスは療育事業、給食事業、人材事業等、当社グループが未着手の有望な事業を複数有しており、今後当社グループの収益基盤の多様化に大きく貢献すると考えております。 ⑤ 保育所・教育施設・産後ケアサービス施設等開設用不動産の確保 当社グループが開園する保育所・教育施設及び産後ケアサービス施設等は、不動産所有者から土地や建物を賃借します。自治体のニーズや保護者の期待に応えられる候補地を短期間で探し出すために、当社グループでは金融機関や不動産開発業者等と常に必要な不動産情報が交換できる関係を構築しており、金融機関は取引実績によるものから、不動産開発業者とは過去の成約実績からその関係を強固なものにしております。今後におきましても、広域での不動産情報の入手のため、関係強化に努めるとともに、適切な開設候補地の開発に取り組んでまいります。
事業等のリスク4,041字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開等に関するリスク要因となる可能性がある主要な事項を記載しております。また必ずしも事業展開上のリスクに該当しないと考えられる事項についても、投資者の投資判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、以下の記載事項は特に断りがない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 子育て支援における国や自治体の方針変更や関連法令等の改正等について 当社グループが運営する認可保育事業は、児童福祉法や子ども・子育て支援法、こども基本法及び食品衛生法等の法規制のもと、各種補助金に依存している面があり、将来において国や自治体の方針変更により補助金制度の見直しや削減、株式会社による保育所運営への規制強化が行われた場合、又は、関連法令の制定・改廃が行われた場合には、当社グループの事業活動が制約を受け、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 認可事業であることについて 当社グループが運営する保育所の多くは、児童福祉法に基づき施設ごとに所轄する自治体宛に保育所開設の申請を行い、審査を経て許可等を受け運営されております。当社グループの運営保育所において、過去に認可等の取消事例はありませんが、今後、何らかの事由により認可等が取り消される場合や、新規施設の認可等が得られない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3) 子ども・子育て支援事業の依存について 当社グループの事業は、認可等を受けた保育所の運営を主体とする子ども・子育て支援に関する事業であります。従って、子ども・子育て支援に関する政策や市場の動向が、グループ全体の業績に大きな影響を与える可能性があります。 こども家庭庁が発表した「保育所等関連状況取りまとめ(2025年4月1日)」によると、2025年4月1日現在における待機児童数は2,254人で前年比313人の減少となっています。減少傾向ではあるものの、待機児童の解消に向けた国や自治体の取り組みは当面は継続していくと考えられます。 一方で、少子化が進んでいることも事実であり、想定した園児数を確保できない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 人材の確保及びその育成について 当社グループの事業基盤である質の高い保育・幼児教育サービスの提供や、新たな社会的価値を創出する新規事業の推進のため、保育士資格を有する保育士及び同資格を有しない保育スタッフ、指導員及びバイリンガル講師並びに本部要員その他職員の確保と育成が重要となっております。このため、当社グループでは、採用活動を強化しており、人事部門の強化、社員紹介制度の構築、専門の人材紹介会社からの紹介強化等の施策を実施しております。また教育研修制度や人事評価制度の充実を進め、人材確保と離職率の低下に向けた取り組みを行っております。 しかしながら、予定した職員数が確保できない場合、新規施設開設計画の遅延や既存施設の運営計画に支障が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (5) 施設開設場所の確保について 当社グループは、プレミアム教育サービス事業や産後ケア事業を成長の軸として全国展開を計画しております。そのためには、不動産開発業者や不動産所有者とのネットワークが重要となってまいります。当社グループでは金融機関や不動産開発業者等と常に必要な不動産情報が交換できる関係を構築しており、その確保に全力を尽くしております。 しかしながら、候補地選定の難航、近隣住民の反対運動の発生による開園遅延あるいは開園を断念するに至った場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (6) 食の安全性について 当社グループは、各施設の園児に対して、必要な栄養量が確保できるように献立を作成し、各施設にて調理・提供しております。そのために、食品衛生法に基づき、厳選した食材管理及び衛生管理を実施し、食中毒や賞味期限切れ食材の使用、異物混入等の事故を起こさないよう努力しております。しかしながら、何らかの理由により食の安全に関する重大な事故が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (7) 感染症について 当社グループは、安全な保育環境を確保し、保育の質を向上するため、施設全体について定期的に消毒を実施しており、感染症に対するマニュアルに基づいた対策を実施しております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザやノロウイルス等の感染症が発生し、当該施設に従事する保育士やスタッフ・児童が多数感染した場合、施設運営に支障が出る可能性があります。このような場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (8) 運営施設における事故のリスクについて 当社グループは、施設の運営に関し事故等が起こらないよう万全の体制で臨んでおります。しかしながら、万が一重大な事故やトラブルが発生した場合には、行政処分による営業停止や園児の転園等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (9) 大規模災害について 当社グループの運営する施設は東京都・神奈川県・愛知県に集中しております。このため、これらの地域において大規模な地震や火災・集中豪雨等による水害等の発生により、児童や従業員、施設の建物が被害を受けた場合、当該施設の運営が困難となり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (10) 個人情報保護について 当社グループでは、児童及びその保護者の氏名や住所等多くの個人情報を保持しております。これら個人情報の保管・取扱いについては規程に基づく管理体制を構築することに努めております。しかしながら、万が一漏洩事故が発生した場合、顧客からだけではなく、広く社会的な信用失墜を招き、施設の運営に支障が生じる等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (11) 資金調達について 当社グループでは、新規事業の拡大による設備資金を金融機関からの借入により調達しており、総資産に対する有利子負債合計の割合は、2025年3月期30.1%、2026年3月期39.5%と高い比率で推移しております。従って、借入金利の上昇等の金融情勢の変化、又は取引金融機関の方針変更等により予定必要資金の調達が困難となり、新規施設の開園が遅延又は中止となった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (12) 創業者への依存について 当社の代表取締役社長である中西正文は、株式会社Kids Smile Project(現 株式会社Smile Project)の創業者及び創業以来最高経営責任者であり、中西正文の資産管理会社である株式会社エーエムカンパニーとあわせて、当連結会計年度末現在、当社株式を69.5%所有する大株主であります。また同氏の配偶者である取締役副社長土居亜由美(戸籍名:中西亜由美)についても創業以来当社グループの施設開園及び運営に携わり、副社長としての任を担っております。 両氏ともに保育業界に精通しており、施設や教育プログラム開発・経営方針・経営戦略において重要な役割を果たしております。 当社グループでは、他の取締役や、幹部社員に対する権限移譲を進めることにより、両氏に依存しない経営体制を早期に構築していく所存でありますが、何らかの影響により両氏ともに、あるいは一方でも当社グループの経営を継続することが出来なくなった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (13) 固定資産の減損について 当社グループが運営する施設の業績が悪化し、その回復の見込みがない場合、あるいは新規開設から一定期間を経過しても業績改善の見込みがない場合、有形固定資産の減損処理が必要となり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (14) 新たに保育所等を開設した場合の経営成績に与える影響について 当社グループは、今後の成長戦略として、認可外保育施設、2026年6月より開始した産後ケアサービスを中心とした施設の新規開設を進めてまいりますが、経営成績に与える影響として以下の特徴があります。 産後ケア施設等の新規開設にあたっては、高品質なサービスを提供するための物件取得や内装工事等の設備投資が開設時に発生いたします。加えて、開設初期におけるブランド認知の向上を目的とした広告宣伝費、専門人材の採用・教育等の初期費用が必要となります。 そのため、開設初年度においては、当該施設にかかる営業損益が赤字となる傾向があります。その後は、サービスの認知拡大とともに利用者が増加し、段階的に収益性が改善していく事業モデルとなっておりますが、想定通りの集客が進まない場合には、営業赤字の期間が長期化し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) M&A等に関するリスク 当社グループは、対象企業の選定や買収決定に当たり、十分なデューディリジェンスを実施のうえ、財務、法務及び事業に関するリスクを網羅的に検討しております。2026年5月8日に完全子会社化した株式会社WITHホールディングスにつきましても、リスク評価の結果、事業展開において問題はないと判断し、実行に至りました。 現在は当社グループの経営知見を活用し、シナジー効果の創出と業務統合を推進しておりますが、今後の急激な外部環境の変化や統合プロセスの遅延等により、想定した事業計画が未達となった場合には、のれんの減損等により当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,003字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断しているものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績等の状況 当社グループは、子会社の経営管理を主な事業内容とする当社と、認可保育所・プレスクール一体型保育所(認可外保育施設)及び幼児教室の運営を主な事業とする連結子会社1社(株式会社Smile Project)により構成されており、次世代を担う子どもたちを育成する保育と幼児教育を基盤としながら、そのご家族の皆様の日々の生活を豊かにし、個人と家族の幸せが寄り添えるための総合パーソナルケアサービスを主な事業として営んでおります。 当社グループは、2024年6月21日発表の新中期経営計画に基づき、事業領域の拡大及び再定義を実施し、下記のとおり国内教育領域、国際教育領域、産後ケア領域、ファミリーサポート領域の4つの事業領域を編成しております。 事業領域の区分 国内教育領域   認可保育グループ   認可保育園 プレミアム教育グループ   プレップスクール&幼児教室 アフタースクール スイミングスクール 国際教育領域   グローバルスクール 海外留学支援 ネイチャーツーリズム 海外園運営 産後ケア領域   オーダーメイド産後ケア施設 ファミリーサポート領域   建築デザイン等 当連結会計年度末における各事業領域の状況は下記のとおりです。 認可保育グループ(国内教育領域)においては、既存施設の充足率向上と安定運営に注力いたしました。保育サービスの質的向上を通じて、教育効果と安全性を高めることで利用者様の満足度の維持・向上を図っております。 プレミアム教育グループ(国内教育領域)においては、高いサービス水準を維持するため、試食会付きの園見学会、歌舞伎観劇などの様々なイベント拡充を継続した結果、契約児童数は順調に推移し、高い充足率を維持しております。また、2025年12月1日に麻布台ヒルズ(東京都港区)に開園した「キッズガーデン プレップスクール麻布台ヒルズ(プレミアムスクール)」及び「キッズガーデン エデュケーションラボ麻布台ヒルズ(アフタースクール)」は、契約児童数も当初の想定通り推移し、順調な立ち上がりとなっております。 国際教育領域において、キッズガーデングローバルスクール各園(錦糸町、吉祥寺、センター北)は、バイリンガル教育への高い需要を背景に順調に推移しております。引き続き教育内容やカリキュラムを充実させ、充足率を高めることにより、当社グループの収益基盤となるよう努めてまいります。 また、2024年より開始した海外留学支援につきましては、昨年夏、英国・スイス・ハワイ(米国)の3か所にて実施し、大変好評をいただきました。直近3月には新たにオーストラリア、マレーシアにて実施し、同じく大変好評をいただいております。さらに、米国・ハワイ州の語学学校ハワイパームスイングリッシュスクールとの業務提携、及び観光庁長官登録旅行業第1種(登録番号:第2182号)の取得により、これまで当社グループが運営する保育園の在園児向けに提供してきた海外サマースクールや親子留学などの教育旅行プログラムを、広く一般の皆様にもご提供することにより、今後も収益基盤のさらなる多角化を推進してまいります。 産後ケア領域につきましては、宿泊型産後ケアサービスである産後ケアホテル「Villa Mom 東京・有明」を2026年6月に開業いたします。当社グループは2009年の事業開始以降、東京・神奈川・愛知に80を超える保育施設を運営してまいりました。その経験を活かしながら、産後ママの心身の疲れや負担、育児の不安や疑問を軽減・解消し、これから始まる新しい生活を前向きな気持ちで過ごしていただくための施設となるべく準備を加速させております。 ファミリーサポート領域につきましては、2025年8月に開始した建築デザイン事業の推進に注力しております。本事業は中期経営計画2025において掲げた成長戦略の一環であり、これまで16年間で80園以上の保育園を作り、運営してきた実績を基盤としております。子ども達やご家族の皆さんが安心・安全にわくわく過ごせる空間を作ってきた経験と、それらの施設を「使い続けてきた」経験との双方を活かし、家族と個人の幸せが寄り添う空間を実現するプロジェクトに取り組んでおります。具体例としては、クリニックや歯科医院、空港、レストランなど「家族が集う空間」を主な対象として、利用者の利便性とデザイン性を両立させた独自の設計・施工ソリューションを提供することにより引き続き事業拡大を進めてまいります。 そして、2026年3月23日付開示「株式会社 WITH ホールディングスの完全子会社化を目的とした株式譲渡等に関する契約締結のお知らせ」でお伝えしたとおり、株式会社WITHホールディングスの株式を取得し、同社を当社グループの完全子会社とすることを目的として、株式譲渡契約等に係る取引契約を締結いたしました。当該契約に基づき2026年5月8日付で全株式を取得し、子会社化が完了しております。 株式会社WITHホールディングスは、運営子会社である株式会社WITH、及び株式会社アンジェリカ、並びに株式会社Nプランニングを通じて、東京都・埼玉県・神奈川県において96施設の保育関連施設(認可保育園、企業主導型保育園、小規模認可保育園、認証保育園、学童、療育等)及び4施設の介護施設を運営しております。また、給食事業、保育人材紹介事業、教育プログラム提供事業等、保育園運営に関連するサービス事業の開発・提供も行っております。 これらの事業基盤は、当社グループの既存事業との高い親和性を有しており、スケールメリットの創出や運営ノウハウの共有を通じて、既存事業の安定化及び収益基盤の強化に大きく寄与するものと判断しております。 また、同社は、良好な収益性及び安定した財務基盤を有しており、本件を通じて当社グループの連結業績の拡大及び財務基盤の一層の強化が見込まれます。加えて、当社にとって新たな領域である介護事業、公的学童事業及び療育事業を展開していることから、事業ポートフォリオの多角化と成長機会の拡張の観点においても、当社グループの経営戦略推進に大きく寄与するものと判断しております。 当連結会計年度末における当社グループが運営する施設数は、認可保育所を東京都・神奈川県・愛知県に70施設、プレスクール一体型保育所(認可外保育施設)、幼児教室及び学童施設、スイミングスクールを東京都に13施設合計83施設となっております。 費用面では国内教育領域の各施設及び本社費用における効率的運営を徹底し、売上原価、販売費及び一般管理費の低減に継続的に取り組んだ結果、既存事業については順調に推移しております。なお、当連結会計年度において株式会社WITHホールディングスの株式取得に伴い発生した諸費用として352百万円を計上しております。既存事業は引き続きの成長基調を維持しており、当該費用の影響を除くEBITDA、営業利益、経常利益につきましては、前年同期比増益となっております。 以上により、当連結会計年度の当社グループの連結業績は、売上高は14,517百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は370百万円(前年同期比9.9%減)となりました。経常利益につきましては、350百万円(前年同期比15.1%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、繰延税金資産の計上により法人税等調整額56,117千円を計上したことなどから、220百万円(前年同期比45.6%増)となりました。 b.資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末の財政状態における総資産は、16,701百万円(前連結会計年度末は15,222百万円)となり、1,479百万円増加しました。その内訳は以下のとおりとなります。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、7,988百万円(前連結会計年度末は6,741百万円)となり、1,246百万円増加しました。これは現金及び預金の増加(1,047百万円)、未収入金の増加(153百万円)等があったことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、8,713百万円(前連結会計年度末は8,480百万円)となり、232百万円増加しました。これは有形固定資産の増加(119百万円)、及び投資その他の資産の増加(110百万円)等があったことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、7,261百万円(前連結会計年度末は5,271百万円)となり、1,989百万円増加しました。これは未払法人税等の減少(420百万円)があったものの、短期借入金の増加(2,236百万円)等があったことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、3,290百万円(前連結会計年度末は3,453百万円)となり、162百万円減少しました。これは社債の減少(145百万円)等があったことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、6,149百万円(前連結会計年度末は6,497百万円)となり、347百万円減少しました。これは親会社株主に帰属する当期純利益220百万円の計上の一方、配当の支払いによる利益剰余金の減少(461百万円)及び自己株式の取得による減少(98百万円)等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,047百万円増加し、5,718百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、577百万円(前連結会計年度は929百万円の増加)となりました。 主な内訳は、税金等調整前当期純利益(350百万円)、減価償却費(740百万円)、未払金の増加額(391百万円)の一方、法人税等の支払額(747百万円)、売上債権の減少額(171百万円)等による資金の減少等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、967百万円(前連結会計年度は413百万円の支出)となりました。 主な内訳は、保育施設等の新規開設に伴う有形固定資産の取得による支出(1,026百万円)等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、1,437百万円(前連結会計年度は562百万円の増加)となりました。 主な内訳は、短期借入金の純増額(2,572百万円)等の資金の増加があったものの、配当金の支払額による支出(461百万円)、長期借入金の返済による支出(423百万円)、社債の償還による支出(145百万円)等の資金の減少があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b.  受注実績 当社グループは受注生産を行っていないため、該当事項はありません。 c.  販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 なお、当社グループは幼児教育事業の単一セグメントであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   対前期増減率(%) 幼児教育事業   14,517,193   106.3 合計   14,517,193   106.3 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 品川区   1,601,110   11.7   1,644,136   11.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、一定の会計基準の範囲内で見積りが認められている部分があり、資産及び負債、並びに収益及び費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらと異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は14,517百万円(前連結会計年度は13,656百万円)となりました。これは、認可保育園において補助金の対象となる保育内容の充実や職員定着率の向上に継続的に取り組んだこと、並びに2025年12月に麻布台にプレミアムスクール及びアフタースクールを開園したこと等によるものであります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、認可外園(センター北、麻布台)の新規開設等に伴い12,304百万円(前連結会計年度は11,722百万円)となりました。主な内訳は、給与及び手当4,302百万円、地代家賃1,615百万円等であります。この結果、売上総利益は2,212百万円(前連結会計年度は1,933百万円)となり、売上総利益率は15.2%(前連結会計年度は14.2%)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、主に株式会社WITHホールディングスの株式取得にかかる一時的な諸費用及び新事業領域の拡充による人件費の増加により、1,842百万円(前連結会計年度は1,522百万円)となりました。主な内訳は、役員報酬146百万円、給与及び手当357百万円、支払手数料326百万円、採用費274百万円等であります。この結果、営業利益は370百万円(前連結会計年度は410百万円)となりました。 (営業外収益、営業外費用及び経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は77百万円(前連結会計年度31百万円)となりました。主な内訳は補助金収入51百万円等であります。また営業外費用は97百万円(前連結会計年度は28百万円)となりました。主な内訳は支払手数料58百万円及び支払利息28百万円等であります。この結果、経常利益は350百万円(前連結会計年度は413百万円)となり、売上高経常利益率は2.4%(前連結会計年度は3.0%)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 税金等調整前当期純利益は350百万円(前連結会計年度は426百万円)となりました。また法人税等合計(法人税等調整額を含む)は129百万円(前連結会計年度は275百万円)となり、この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は220百万円(前連結会計年度は151百万円)となりました。 b.資本の財源及び資金の流動性について 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析については、「(1) 経営成績等の状況 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 また、今後の中長期的な成長に向けて、事業基盤強化のための投資等を推進していきたいと考えております。資金需要のうち短期運転資金につきましては、主に営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの短期借入にて、設備投資や長期運転資金につきましては、金融機関からの長期借入等にて対応していくこととしております。 なお、資金の流動性については、金融情勢等を勘案しながら、現金及び現金同等物の残高が適正になるように努めてまいります。 c.経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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