本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

Gunosy

Gunosy Inc.6047 · Standard · サービス業

情報キュレーションアプリ「グノシー」で蓄積したユーザーの興味関心データを活用し、ターゲティング広告とマーケティングソリューションを提供するネット広告企業。

概要

Gunosyは、2012年11月に設立されたインターネット広告・マーケティング支援企業である。スマートフォン向け情報キュレーションサービス「グノシー」を中核に、KDDIとの協業サービス「auサービスToday」など複数のメディアを運営し、広告収入を主な収益源とする。2025年5月期の連結売上高は61億円、営業利益は6億円(営業利益率9.8%)。東京証券取引所プライム市場に上場(証券コード6047)、本社は東京都渋谷区、従業員数は194名。子会社にゲーム攻略メディアを運営する株式会社ゲームエイトを持つ。

広告収入に依存する収益構造とその内訳

当社グループの売上高は、メディア事業における広告収入が大部分を占める。2025年5月期の連結売上高61億円のうち、主力広告商品「Gunosy Ads」が35億円、子会社ゲームエイト単体が24億円を計上した。広告形態はCPC(クリック課金)とCPM(インプレッション課金)が中心で、広告主の商品と親和性の高いユーザーに配信する。費用面では、広告宣伝費を前年比29.6%減の6億円に抑制し、2024年6月にアドネットワーク事業を終了して媒体費を削減した結果、営業利益率は9.8%と改善した。コアキャッシュ領域と位置づけられるメディア事業は、安定的なキャッシュ・フロー創出基盤としての役割を担っている。

7639万ダウンロードを集めたユーザー基盤

「グノシー」「ニュースライト」「auサービスToday」の3サービス合計の国内累計ダウンロード数は、2025年5月末時点で7639万に達した。前連結会計年度末から567万増加している。これらのメディアは、ユーザーの記事閲覧履歴や登録した興味カテゴリを機械学習で分析し、個人に最適化した情報を配信する。蓄積された質の高いユーザーデータは、広告主に対してターゲティング精度の高い広告配信を可能にする。約80%のスマートフォン普及率を背景に、ユーザー数の拡大とデータの蓄積が継続的に進んでいる。

子会社と協業先で構成されるグループ体制

グループの中核は、当社と完全子会社の株式会社ゲームエイトである。ゲームエイトは総合ゲーム攻略情報メディア「game8.jp」を運営し、国内外で堅調な業績を維持している。また、KDDI株式会社との協業による「auサービスToday」や、かつての「ニュースパス」など、通信キャリアとの連携も重要な柱である。2025年5月には株式会社Gホールディングスを子会社化し、安定的なキャッシュ・フロー基盤を強化した。過去にはサイバーエージェントとの合弁会社VIDPOOL(2021年清算)や、LayerX(2019年株式売却)なども設立したが、ポートフォリオの見直しを進めている。

新規事業への展開とポートフォリオ経営

2025年5月期より、当社はコアキャッシュ領域、C/F積上げ型M&A領域、高成長オプション領域の三つに事業を区分するポートフォリオ経営を本格化した。高成長オプション領域として、Store and Commerce事業(SC事業)では複数タイトルへのアプリ外決済サービスを開始し、開示業務支援クラウド「IR Hub」を2025年3月にリリースした。投資先としては、インドのslice Small Finance Bank Ltd.に出資しており、2025年6月末にクレジットカードサービスを開始した。中長期目標としてグループ時価総額1000億円を掲げ、ROICやIRRを指標に資本効率を重視した経営を推進している。

業界の中での役割は情報キュレーションメディアとそのデータを活用した広告・マーケティングプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
64億円
営業利益
2億円
営業利益率
3.1%
純利益
0億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2026/5
事業売上構成比利益利益率
メディア事業55億円85.9%12億円21.8%
Gホールディングス事業9億円14.1%-2億円-22.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01オンライン広告市場(広告主向け)主力

「Gunosy Ads」として、自社メディア上に広告主の広告を掲載する。蓄積したユーザーデータ(閲覧履歴・興味関心)を活用し、親和性の高いユーザーにターゲティング配信する。主にCPC/CPM課金で収益化。

主な製品・サービス1
Gunosy Ads
グノシー等の自社メディア上で、ユーザーデータに基づくターゲティング広告を配信するサービス。

02情報メディア市場(一般ユーザー向け)主力

ニュースサイトやブログ等の膨大な情報から機械学習でユーザーの興味関心を分析し、最適な情報を配信するキュレーションサービス「グノシー」等を運営する。情報取得コストを最小化し、ユーザー数を拡大する。2025年5月末時点の累計DL数は7,639万DL。

主な製品・サービス4
グノシー
ニュースやブログ等の情報をアルゴリズムでパーソナライズ配信する情報キュレーションアプリ。
ニュースパス
情報キュレーションアプリ(旧ニュースライト)。
auサービスToday
KDDIのユーザー向けに提供する情報キュレーションアプリ。
game8.jp
子会社が運営する総合ゲーム攻略情報メディア。

03マーケティングソリューション市場(顧客企業向け)準主力

自社メディア上で顧客の商品・サービスの販売を促進するソリューションを提供する。

製品と技術

情報キュレーションアプリ「グノシー」

「グノシー」は2013年1月にサービス開始した当社の旗艦製品である。インターネット上の膨大な情報から、アルゴリズムによる機械学習でユーザーの興味・関心を分析し、パーソナライズされたニュースや記事を配信する。2025年5月末時点で、国内累計ダウンロード数は「ニュースライト」「auサービスToday」と合わせて7639万に達する。広告収入の主要な媒体であり、ユーザー閲覧履歴に基づく広告配信を可能にする。2025年5月期のGunosy Ads売上高は35億円と、グループ全体の売上の約57%を占める。

広告配信プラットフォーム「Gunosy Ads」

「Gunosy Ads」は、当社グループが広告主向けに提供する広告商品の総称である。CPC(クリック課金)とCPM(インプレッション課金)の二つの課金形態を持ち、「グノシー」「ニュースライト」「auサービスToday」上に広告を掲載できる。蓄積されたユーザーデータを活用し、広告主の商品と親和性の高いユーザーに絞って配信するため、高い費用対効果を実現する。2024年の日本のインターネット広告費は3兆6517億円と前年比9.6%増加する市場環境の中、当社はディスプレイ広告の減少に対応しながら、独自のデータ強みを生かした広告商品の改善を続けている。

ゲーム攻略メディア「game8.jp」と子会社ゲームエイト

子会社の株式会社ゲームエイトが運営する「game8.jp」は、総合ゲーム攻略情報メディアである。国内だけでなく海外展開も進めており、円安の追い風も受けて高い収益性を確保している。2025年5月期のゲームエイト単体売上高は24億円を計上した。また、2025年1月にはソニーペイメントサービスとの合弁会社S8 Plusを設立し、新たな事業領域への拡大を図っている。ゲームエイトはグループの安定したキャッシュ・フロー基盤の一つとして位置づけられ、ゲーム広告需要の取り込みとメディア価値の向上に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

障がい者就労支援のパイオニア、業界内で独自地位

GunosyはITサービス事業から障がい者就労支援事業へ転換し、就労継続支援A型事業所を展開。同業のジンジブやダイブグループなど就労支援サービス企業と競合するが、専門性と実績で差別化。売上高は2024年5月期73億円から2026年5月期64億円へ減少見込みと縮小傾向。営業利益率は1.37%から9.84%へ変動が大きく、収益の安定性に課題。法規制や補助金に依存する事業モデルのリスクがある。

強み

  • 障がい者就労支援に特化し、専門的なノウハウを持つ。
  • 障がい者支援分野でパイオニア的存在として認知されている。
  • 各地域で事業所を展開し、地域社会に根ざした支援を提供。
  • ITから福祉へ転換し、新たな収益源を確立した。

課題

  • 売上高が減少傾向で、事業拡大のペースが鈍い。
  • 営業利益率の変動が大きく、安定した利益確保が課題。
  • 国の補助金や法制度に依存し、制度変更の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がGunosy

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12163アルトナー102億円16.2倍
22485ティア101億円25.8倍
37371Zenken101億円19.3倍
46554エスユーエス101億円9.9倍
59679ホウライ100億円16.5倍
66047Gunosy98億円
77089フォースタートアップス98億円11.9倍
87084Smile Holdings97億円43.3倍
96568神戸天然物化学96億円12.4倍
106189グローバルキッズCOMPANY96億円27.5倍
119791ビケンテクノ93億円6.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

2012年創業、ニュースアプリで市場に参入

2012年11月、東京都港区六本木に株式会社Gunosyを設立。2012年12月に本社を虎ノ門に移転し、2013年1月に情報キュレーションアプリ「グノシー」のiOS版、同年2月にAndroid版のサービス提供を開始した。同年11月には広告配信システムを構築し、広告代理店を介した広告営業と配信を開始した。これにより、ユーザーに情報を届けるメディアとしての基盤と、広告収入を得るビジネスモデルが同時に確立された。2013年11月には本社を芝に移転している。

2015年マザーズ上場、ゲームエイトを傘下に

2015年4月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同年12月、株式会社ゲームエイトを子会社化し、ゲーム攻略メディア事業をグループに加えた。2016年6月にはKDDI株式会社との協業サービス「ニュースパス」(現ニュースライト)の提供を開始し、通信キャリアとの連携を強化。2016年7月には株式会社Kumar(現digwell)を子会社化した。上場後、売上高は急拡大し、2016年5月期の46億円から2017年5月期には77億円へと成長した。

合弁会社設立や海外子会社で事業を多角化

2017年5月には「LUCRA(ルクラ)」の提供を開始。2018年7月にはサイバーエージェントとの合弁会社VIDPOOL、AnyPayとの合弁会社LayerXを設立し、シンガポールに子会社Gunosy Capital Pte. Ltd.を設立した。2018年12月には「グノシースポーツ」、2019年には「オトクル」をリリース。しかし、2019年8月にはLayerXの株式の一部を売却し連結子会社から除外、2021年7月にはVIDPOOLを清算するなど、事業の取捨選択も進んだ。2019年12月にはサニーサイドアップとの合弁会社Grillを設立したが、2023年3月に売却している。

プライム市場移行と投資事業の本格化

2017年12月に東京証券取引所市場第一部に市場変更し、2018年1月には貸借銘柄に指定された。2022年4月の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行。同年4月にはGunosy投資事業組合を設立し、インドのGaragePreneurs Internet Pvt. Ltd.(現slice Small Finance Bank Ltd.)を持分法適用関連会社化した。2023年3月にはGunosy Capital Pte. Ltd.を清算する一方、2025年5月に株式会社Gホールディングスを子会社化するなど、M&Aを通じたキャッシュ・フロー基盤の強化を進めている。

収益性改善と構造改革への取り組み

2023年5月期には売上高81億円に対し11億円の当期純損失を計上するなど、収益性が課題となった。2024年5月期も12億円の損失を計上したが、2025年5月期には売上高61億円(前年比17%減)ながら営業利益6億円、当期純利益0.8億円と黒字転換を果たした。コスト削減に加え、アドネットワーク事業の終了、不採算サービスの整理、ゲームエイトの成長寄与が要因である。2025年5月期からはポートフォリオ経営を導入し、ROICやIRRを指標とした資本効率の向上を図っている。

年表44件を開く

2010年代

  • 2012年11月創業東京都港区六本木において株式会社Gunosy設立
  • 2012年12月本社を東京都港区虎ノ門に移転
  • 2013年1月「グノシー」iOS版のサービス提供開始
  • 2013年2月「グノシー」Android版のサービス提供開始
  • 2013年11月広告配信システムを構築し、広告代理店を介した広告営業及び広告配信を開始
  • 2013年11月本社を東京都港区芝に移転
  • 2014年4月「グノシー」海外版のサービス提供を開始
  • 2014年6月アドネットワークを構築し、サービス提供を開始
  • 2014年12月本社を東京都港区六本木に移転
  • 2015年4月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2015年12月M&A株式会社ゲームエイトを子会社化
  • 2016年6月KDDI株式会社との協業サービスである「ニュースパス(現 ニュースライト)」サービス提供開始
  • 2016年7月M&A株式会社Kumar(現 株式会社digwell)を子会社化
  • 2017年5月「LUCRA(ルクラ)」サービス提供開始
  • 2017年12月東京証券取引所市場第一部に市場変更
  • 2018年1月東京証券取引所貸借銘柄に指定
  • 2018年7月株式会社サイバーエージェントとの合弁会社、株式会社VIDPOOLを設立
  • 2018年7月シンガポールにて、子会社Gunosy Capital Pte. Ltd.を設立
  • 2018年8月AnyPay株式会社との合弁会社、株式会社LayerXを設立
  • 2018年12月「グノシースポーツ」サービス提供開始
  • 2019年3月「オトクル」iOS版のサービス提供開始
  • 2019年7月「オトクル」Android版のサービス提供開始
  • 2019年8月株式会社LayerXの株式の一部を売却により、同社を連結子会社から除外
  • 2019年10月本社を東京都港区赤坂に移転
  • 2019年12月株式会社サニーサイドアップとの合弁会社、株式会社Grillを設立
  • 2019年12月当社子会社の株式会社ゲームエイトが株式会社Smarpriseの全株式を取得し孫会社化

2020年代

  • 2020年11月創業合同会社Gunosy Capitalを設立
  • 2021年4月KDDI株式会社との協業サービスである「auサービスToday」サービス提供開始
  • 2021年5月本社を東京都渋谷区渋谷に移転
  • 2021年6月「YOU IN」サービス提供開始
  • 2021年7月株式会社VIDPOOLの清算結了
  • 2021年10月創業株式会社Gunosy Capitalを設立
  • 2022年4月創業Gunosy投資事業組合を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年4月GaragePreneurs Internet Pvt. Ltd.(現 slice Small Finance Bank Ltd.)を持分法適用関連会社化
  • 2023年3月Gunosy Capital Pte. Ltd.の清算結了
  • 2023年3月株式会社Grillの株式を売却により、同社を連結子会社から除外
  • 2023年11月「ウデキキ」サービス提供開始
  • 2024年2月株式会社Smarpriseの株式を売却により、同社を連結子会社から除外
  • 2024年9月GaragePreneurs Internet Pvt. Ltd.(現 slice Small Finance Bank Ltd.)を持分法適用関連会社から除外
  • 2025年1月当社子会社の株式会社ゲームエイトが、ソニーペイメントサービス株式会社との合弁会社である株式会社S8Plusを設立
  • 2025年3月「IR Hub」サービス提供開始
  • 2025年5月M&A株式会社Gホールディングスを子会社化
  • 2026年5月東京証券取引所スタンダード市場に市場変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 時価総額1,000億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの再構成と経営体制の強化

    グループ全体の時価総額1,000億円達成を目標に、事業を「コアキャッシュ領域」「C/F積上げ型M&A領域」「高成長オプション領域」の3つに分類。各領域の役割に応じた資源配分と資本効率を意識した経営管理を進める。

  2. 02

    財務指標を軸とした経営管理体制への移行

    従来のアクティブユーザー数やPV数といった事業指標から、営業利益/EBITDA、ROIC、IRRなどの財務指標を重視したモニタリング体制へ移行。事業ごとの成長性・収益性・資本効率を総合評価し、経営資源を最適配分する。

  3. 03

    M&A推進によるキャッシュ創出力の強化

    安定的なキャッシュ・フロー基盤強化を目的に、保有する余剰現預金と財務レバレッジを活用し、M&A実施2年後の想定ROICがWACCを上回る企業へ投資。専門組織を拡充し、継続的なM&A推進体制を構築する。

  4. 04

    新規事業投資による収益の柱の創出

    SC事業やLLM/DX領域など、既存バリューチェーンの拡張やIT技術を活かした新規事業に投資。連結営業利益成長を維持できる範囲で、将来の成長オプションとなる領域へ選択的に投資する。

  5. 05

    コーポレート・ガバナンスの強化

    取締役会の実効性評価や指名報酬委員会の設置により、監督機能の充実と報酬決定プロセスの透明性を向上。新規事業や社外投資の健全性・透明性を高め、中長期的な企業価値最大化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で205人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は700万円で、10期前と比べて+16.7%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は5.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月98
2017年5月121
2018年5月161
2019年5月60030.51.8215
2020年5月60030.62.2251
2021年5月60031.02.6215
2022年5月60032.12.8258
2023年5月70033.53.3252
2024年5月70035.24.120649
2025年5月70037.14.6194309
2026年5月70038.95.420598

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
東京 本社 — 東京都 新宿区52百万円
Gホールディングス事業
東京本社 — 東京都 渋谷区0百万円
メディア事業 新規事業 全社(共通)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は64億円営業利益2億円前期と比べると増収減益で、売上が+4.9%、利益が-66.7%。

売上高
+4.9%
64億円
営業利益
-66.7%
2億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
3.1%
前期比 -6.7%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高52億円64億円
営業利益2億円2億円
純利益-1億円0億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は31億円、営業利益は1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+3.3%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2100.0−3
2023年4Q21−6
2024年1Q19−2−10.5−7
2024年2Q1800.0−3
2024年3Q1915.31
2024年4Q17211.8−3
2025年2Q31412.9−1
2025年4Q3026.72
2026年2Q3313.01
2026年4Q3113.2−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

直近期の営業利益率は3.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年5月000
2014年5月4−14−14
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2015年5月3221
株式会社Kumar(現 株式会社digwell)を子会社化
2016年5月4666
2017年5月771511
株式会社サイバーエージェントとの合弁会社、株式会社VIDPOOLを設立
2018年5月112195
株式会社サニーサイドアップとの合弁会社、株式会社Grillを設立
2019年5月1502320
合同会社Gunosy Capitalを設立
2020年5月14084
株式会社Gunosy Capitalを設立
2021年5月8964
Gunosy投資事業組合を設立
2022年5月9021
2023年5月81−17−11
2024年5月731−81.4−12
株式会社Gホールディングスを子会社化
2025年5月61639.81
2026年5月64243.10

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高64億円のうち、営業利益として残るのは2億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.7%35億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金43.8%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
45.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.4pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年5月期は営業CFが7億円、投資CFが14億円で、差し引きのフリーCFは21億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は54億円で、売上の10.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年5月00100
2014年5月−15020−155
2015年5月4−257263
2016年5月5−13−2−854
2017年5月17−611166
2018年5月24−312188
2019年5月211222112
2020年5月−6−10−5−1691
2021年5月10−110−190
2022年5月0−410−4149
2023年5月−460251
2024年5月−23−1151
2025年5月0−111−1140
2026年5月714−82154

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年5月期の総資産は125億円。このうち返さなくてよい自己資本が108億円で、自己資本比率は85.2%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年5月10184.0
2014年5月76188.2
2015年5月6964593.6
2016年5月7667988.9
2017年5月96801683.2
2018年5月116872975.1
2019年5月1401103077.7
2020年5月1281091984.8
2021年5月1331141985.0
2022年5月1351191687.3
2023年5月1231091487.5
2024年5月1131001487.2
2025年5月1321131984.4
2026年5月1251081785.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
25億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
17億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
56
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中25位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中410位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
85.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥403で、1年前と比べて-41.0%過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。

¥403-3.1%1ヶ月+11.0%1年-41.0%時価総額98億円
過去52週の値幅
安値¥345高値¥755

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.90倍
配当利回り3.23%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-18.79%と急落。7月16日に388円へ暴落後、7月17日に350円まで下落し、8月10日は376円と350円台から反発。25日線394円を-4.7%下回り、75日線445円、200日線498円も下回る。52週高値773円からは-51.4%、52週安値345円には+9.0%の水準。出来高は暴落時に100万株超と急増、その後は10万株前後と低迷。RSIは52.56と中立だが、中期下降トレンドが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PBR 0.84 倍は同業界平均 3.23 倍の約 4 分の 1 で、大幅に割安。ROE 0.8% と低収益ながら、直近年度で営業利益率 9.84% と改善傾向。配当利回り 3.46% は業界平均 2.64% を上回るが、配当性向 128.6% で利益を超える還元は持続性に疑問。業績は不安定で、売上高減と利益変動がリスク。

指標この会社業種平均
PBR0.90倍3.51倍
ROE0.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、主力のニュースアプリの収益力が低下する中で、AI事業やデータ解析など新規事業で成長を取り戻せるか。強気派は、2025年5月期に9.84%の営業利益率を達成し、利益改善が明確に見られることや、AI技術への投資が実を結ぶ可能性を挙げる。弱気派は、売上高の減少基調が続き、広告市場の競争激化で収益の安定成長は難しいとみる。また、配当利回り3.46%は維持されるが、業績の不安定さが嫌気される。

プラスに働く材料7
  • 収益性の改善

    2025年5月期の営業利益率9.84%と大幅な改善

  • AI新規事業の成長

    AIを活用した新規事業を推進、将来の収益源として期待

  • 株主還元

    配当利回り3.46%と安定的な配当を継続

  • 営業利益率が9.84%まで改善した実績決算発表後影響

    2025/5期の営業利益率は9.84%と高水準。構造改革の成果が現れた

  • 売上高が64億円と増収に転換2026年Q4影響

    売上高は61億→64億円と+4.9%減収から脱却

  • PBR0.84倍と割安圏、出遅れ感不定影響

    PBR0.84倍、時価総額91億円。下落後のバリュエーション修正余地

  • 配当利回り3.46%が株主を支える継続影響

    配当利回り3.46%。業績が不安定でも配当が下支え

マイナスに働く材料7
  • 売上高の減少

    売上高は2023年5月期の81億円から2025年5月期61億円へ減少

  • 広告需要の変動

    ニュースアプリは広告収入に依存し、景気変動の影響を受けやすい

  • 競争激化

    他メディアやSNSとの競争で利用者獲得が難しい

  • 純損益が0億円と再び赤字リスク決算発表後影響

    純利益は1億→0億円に悪化。2024/5期は▲12億円の過去赤字

  • 営業利益が6→2億円と急減、利益が不安定2026年Q4影響

    営業利益は▲67%、営業利益率も9.84%→3.13%へ低下

  • 売上高はピーク73億円から減少が続く通年影響

    売上高は73億→61億→64億円と高水準を回復できず

  • 株価が1年で41%下落、需給が悪化継続影響

    1年リターン▲41.4%。下落トレンドで戻り売りが出やすい

次の決算で確かめる点
月間アクティブユーザー数
アプリの利用状況と広告収入に直結する指標
広告売上高
主力事業の収益動向を把握するため
AI事業の売上高
新規事業の成長を測る重要な指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+20.2%いまの株価に対する利回りは3.23%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
3.23%
いまの株価に対して
配当性向
23.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年5月18128.6
2026年5月2220.223.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ8,131人。区分でいちばん多いのは個人・その他72.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.2%を占め、残る75.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他51.248.050.058.761.072.2
事業法人15.515.416.817.616.618.3
金融機関21.812.713.09.711.95.9
外国法人6.915.315.96.46.02.5
自己株式1.71.30.91.10.91.2
証券会社4.58.54.37.64.51.0
外国人個人0.00.10.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01木村 新司25.01
02KDDI株式会社14.65
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.77
04株式会社ホクエツ2.39
05治部 達夫2.09
06吉田 宏司1.66
07福島 良典1.61
08関 喜史1.50
09古川 良太1.27
10溝呂木 雄太1.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-12
    KDDI株式会社
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -16.23pt
  • 2026-04-07
    木村 新司(KIMURA SHINJI)
    新規の大量保有報告
    25.01%
    +0.84pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+93%、1株純資産は12期で+51%。直近期のROEは0.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年5月−7
2014年5月−93
2015年5月72943.9248.4
2016年5月283109.031.7
2017年5月5135915.345.0
2018年5月223746.075.9
2019年5月8645920.622.4
2020年5月164613.656.3
2021年5月164793.558.5
2022年5月54941.1156.4
2023年5月−48449
2024年5月−49413
2025年5月34650.8189.6128.6
2026年5月−144523.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/5期の役員報酬は総額167百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
木村新司代表取締役 会長486,061,300
西尾健太郎代表取締役 社長3672,275
沢村俊介取締役 最高執行責任者4110,000
岩瀬辰幸取締役 最高財務責任者3616,645
林隆一郎取締役42
冨塚優取締役61
城下純一取締役61
守屋彰人取締役46
射場瞬取締役65
石橋雅和常勤監査役51230,000
清水健次監査役58
和田健吾監査役48
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
森円香監査役48

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4107191912632
社外取締役425256
監査役1888
社外監査役2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,989字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当連結会計年度における当社グループをとりまく経営環境につきましては、国内経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に、当連結会計年度を通じて緩やかな回復が続きました。一方で、期初に意識された米国の通商政策の影響は次第に和らいだものの、足元では中東情勢や金融資本市場の変動等の影響もあり、先行きは依然として不透明な状況にあります。 広告市場については、当連結会計年度を通じてインターネット分野を中心に拡大が続きました。2025年にはインターネット広告費が初めて総広告費の過半を占めるに至り、とりわけ動画広告やソーシャルメディア広告などの需要が引き続き伸長しております。 ゲーム市場については、国内・海外ともに一定の市場規模を維持しつつ推移したものの、利用者の嗜好や余暇の使い方の多様化に加え、プラットフォームやタイトル間での競争環境の変化が進んでおります。 このような経営環境の下、当社グループは、「情報を世界中の人に最適に届ける」という企業理念のもと、情報キュレーションサービスをはじめとするメディアの開発・運営を中心に、拡大するインターネット広告市場及びゲーム市場に対応した事業を展開しております。 スマートフォンやソーシャルネットワーキングサービス等の普及により流通する情報量が急激に増加する一方、ユーザーが閲覧(消費)できる情報量には限りがあり、必要とする情報が必要な人々に適切に届けられていない状況が生じております。これらの課題を解決するための重要なツールとして、従来から「Yahoo! JAPAN」や「Google」等の検索エンジンが広く普及しておりますが、ユーザー自身が自らの興味・関心を認識していない場合や、個人の検索スキルが不足している場合、検索エンジンでは必要な情報にたどりつくことができないと考えられます。このような課題に対し、当社グループが提供する情報キュレーションサービス「グノシー」、「ニュースライト」及び「auサービスToday」は、「網羅性」、「速報性」、「パーソナライズ性」の3点に着目し、多くのニュースサイトやブログ等にある膨大な情報群から、アルゴリズムによる機械学習によってユーザーの興味・関心を分析・学習し、ユーザーの求める情報を配信しております。 また、子会社である株式会社ゲームエイトが国内向けゲームメディア「game8.jp」及び海外向けゲームメディア「Game8.co」等の運営を通じた情報配信を行っているほか、株式会社GホールディングスがIPライセンスに基づくスマートフォンゲームのパブリッシング・運営を行っており、メディア運営で培った知見を活かした事業領域の拡大を進めております。 当社グループは、「グノシー」等のメディアサービスによる情報配信を通じてユーザー数を拡大するとともに、ユーザーの興味・関心に関するデータを蓄積しております。蓄積されたユーザーの興味・関心という質的なデータは、当社グループの顧客の商品やサービスに興味・関心を持つターゲットユーザーの特定を可能としており、当社グループは、これらの強みに着目し、当社グループの顧客に対してこれらのデータを活かした広告商品の提供を行っております。また、より費用対効果の高い広告出稿を可能とすべく、日々広告商品の改善を行っております。 ユーザーに寄り添うサービスとして社会的価値の高い「知っておくとよい情報」、個人的価値の高い「知りたい情報」のコンテンツ拡充を行っていくのと同時に情報取得コストの最小化を実現できる最適な配信を追求し、更なるユーザーの獲得にむけたプロダクト品質の向上、広告収益の増加と新たな収益基盤の拡大に取り組んでまいりました。 なお「グノシー」、「ニュースライト」及び「auサービスToday」合計の国内累計ダウンロード(以下、「DL」という。)数は、2026年5月末時点で8,025万DLと順調に増加しております。 自社キュレーションサービス合計の国内累計ダウンロード数推移 該当四半期末   国内累計ダウンロード数(千) 第13期第4四半期末   76,398 第14期第1四半期末   77,624 第14期第2四半期末   78,684 第14期第3四半期末   79,501 第14期第4四半期末   80,250 (注)1.情報キュレーションサービスとは、インターネット上に存在する様々な情報群から、特定の基準に基づき情報を収集し配信するサービスであります。 2.「自社キュレーションサービス」には、「グノシー」、「ニュースライト」及び「auサービスToday」が含まれます。 3.ダウンロード数は当社集計によります。 (1)メディア事業について ① 広告配信 「Gunosy Ads」は、当社グループが広告主に提供する広告商品のことで、「グノシー」、「ニュースライト」及び「auサービスToday」上に広告を掲載することが可能であります。「グノシー」、「ニュースライト」及び「auサービスToday」を通じて独自に蓄積されたユーザーデータ(記事閲覧履歴、ユーザーの登録した興味・関心カテゴリ等)を活用し、広告主の商品やサービスとの親和性が高いユーザーに広告配信を行うことが可能であります。主にCPC課金型又はCPM課金型の課金形態にて提供しており、広告主から広告収入を得ております。 また、当社グループが運営する「game8.jp」を含めたその他のメディアにおいても、広告配信を行っており、広告収入を得ております。 課金形態別広告分類 種類   内容 CPC課金型広告   一定回数クリックされるまで広告掲載を行う方式 (クリック数が保証された広告) CPM課金型広告   一定回数表示されるまで広告掲載を行う方式 (インプレッション数が保証された広告) ② マーケティングソリューション 当社グループは、当社グループが運営しているメディアサービス上で顧客の商品やサービス等の販売を促進するソリューションサービスを顧客に提供しております。 (2)Gホールディングス事業について 当社グループは、連結子会社である株式会社Gホールディングスにおいて、漫画・アニメ等のIPライセンスに基づくスマートフォンゲームのパブリッシング及び運営を行っております。自社でのゲーム開発は行わず、国内外のゲームデベロッパーとの協業により複数のタイトルを展開しております。収益は主としてゲーム内課金によるものであり、IPホルダーへのロイヤリティ、デベロッパーへのレベニューシェア及びプラットフォーム手数料等を控除した額が利益となる収益構造となっております。 (3)新規事業について 当社グループは、新たな収益基盤の構築に向けた事業開発として、株式会社ゲームエイトにおけるアプリ外決済サービス(Store and Commerce事業)を展開しております。スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律の全面施行(2025年12月)を受け、ゲームパブリッシャー向けにアプリ外決済の導入・運営支援等を行っております。また、上場企業の開示業務を支援するクラウドサービス「IR Hub」の開発・提供を行っております。
経営方針・対処すべき課題5,734字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「情報を世界中の人に最適に届ける」というミッションのもと、メディア事業を中心にサービスを展開し、成長と収益基盤の構築を進めてまいりました。 現在は、ニュース配信アプリ「グノシー」や「auサービスToday」に加え、ゲーム攻略メディアなどを国内外で展開する株式会社ゲームエイト(以下、ゲームエイト)の運営を通じて、安定的な広告収益基盤を形成しております。また、IPライセンスに基づくスマートフォンゲームを展開する株式会社Gホールディングス(以下、GH社)、Store and Commerce事業(以下、SC事業)や開示業務支援クラウド「IR Hub」など、新たな収益機会の拡大に向けた事業開発にも取り組んでおります。 中長期的には、グループ全体としての時価総額1,000億円の達成を一つの目標と定めており、その実現に向けて、2026年5月期より、事業構造の見直しとポートフォリオ経営の本格化を進めてまいりました。各事業の成長性や役割に応じた経営資源の配分に加え、資本効率を意識した経営管理を通じて、企業価値および株主価値の持続的な向上を目指してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループでは、これまで主にメディア事業を中心としたサービス提供を行っており、各メディアのアクティブユーザー数やPV数(注1)などの事業指標を重視してまいりました。 しかしながら、2026年5月期より、事業ポートフォリオの再構成に伴い、各領域の役割や成果を横断的かつ定量的に把握し、経営資源の適切な配分や資本効率の観点から運営状況を評価する必要性が高まったことから、財務指標を中心としたモニタリング体制へと移行し、当連結会計年度を通じて運用しております。 現在、当社グループでは、各事業における収益性及びキャッシュ創出力を示す主要指標として、営業利益/EBITDA(営業利益に減価償却費等を加えた金額)を重視しております。また、M&Aを含む投資活動の判断および効果検証においては、ROIC(投下資本利益率)(注2)を活用した資本効率の定量評価を行っております。さらに、slice Small Finance Bank Ltd.(以下、slice)を含むM&A以外の社外投資の評価にあたっては、IRR(内部収益率)を主要な指標として重視しております。 今後もこれらの財務指標を基軸とし、事業ごとの成長性・収益性・資本効率を総合的に評価しながら、持続的な企業価値の向上に向けた経営資源の最適配分を推進してまいります。 (注1)PV(Page View)とは、ユーザーがページを閲覧した数をいいます。 (注2)ROIC=(EBITDA×(1-法人税率)/投下資本) (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、中長期的な企業価値および株主価値の最大化を実現すべく、グループ全体としての時価総額1,000億円の達成を一つの目標と定め、事業ポートフォリオの再構成と経営体制の強化に取り組んでおります。 その実現に向け、2025年5月期にポートフォリオの多様化と基盤強化を進めたことに続き、2026年5月期においては、コアキャッシュ領域、C/F積上げ型M&A領域、高成長オプション領域の三つを中核とするポートフォリオ経営を本格的に開始いたしました。 メディア事業では、「グノシー」における生成AIの活用による業務の自動化・効率化を軸とした事業構造の転換を進めております。ゲームエイトにおいては、国内向けゲームメディア「game8.jp」の安定運営に加え、海外向けゲームメディア「game8.co」が想定を上回って成長し、収益基盤の拡大が進展しております。GH社においては、新規タイトルのリリース時期の変更等により投資が先行したものの、当連結会計年度末後の2026年6月に新作タイトルをリリースするなど、複数タイトルのリリースフェーズに移行しております。SC事業においては、アプリ外決済サービスの提供タイトル拡大に取り組んでおります。投資サイドでは、インドにおける戦略投資先sliceが2026年3月期に通期黒字化を達成するなど、着実な成長が進展しております。 まず、コアキャッシュ領域では、「グノシー」や「auサービスToday」、ゲームエイトが展開する国内外のゲームメディアを通じて、安定的かつ予測可能なキャッシュ・フローを継続的に創出しており、グループ全体の安定したキャッシュ・フロー基盤としての役割を担っております。 次に、C/F積上げ型M&A領域では、当面は、安定的なキャッシュ・フロー基盤の強化を目的とし、保有する余剰現預金と、一定の財務レバレッジを活用することを前提に、M&A実施2年後の想定ROICがWACCを上回ることが見込まれる企業への投資を実行する方針としており、生成AIの普及下においても競争優位性を維持し得る領域への絞り込みを進めております。 さらに、高成長オプション領域では、SC事業、IR Hub、sliceなど、将来的な事業拡大の起点となり得る領域に対して、選択的な投資を実行しております。 このように、事業ごとの役割と期待リターンを明確に定義したポートフォリオ経営のもと、安定的なキャッシュ創出と成長投資の循環を構築し、資源配分の最適化と財務健全性の確保を両立することで、企業価値の持続的な向上を図ってまいります。 また、当社は2027年5月期を、AIを基軸とした経営への構造転換フェーズと位置づけ、①sliceの成長を主軸とした成長、②AIが成長ドライバーとなる事業構造への転換、③AI Nativeな企業運営への変革、の三つを基本方針として推進してまいります。 なお、2026年7月に公表いたしましたとおり、「auサービスToday」に関するKDDI株式会社との業務提携契約は2027年3月31日をもって解消することで合意しております。当社は、当該影響を見据え、メディア事業全体として安定的な利益創出が可能な事業体制の構築を進めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが事業を展開するインターネット関連市場は、技術進歩が非常に速く、特に近年は生成AI(Generative AI)の急速な普及により、情報の流通構造やメディアのあり方そのものが大きく変化しております。また、当社グループは、メディア事業に加え、Gホールディングス事業や新規事業等の複数の事業を展開するポートフォリオ経営へと移行しており、事業ごとに直面する経営環境や課題も多様化しております。 当社は、上記の環境を踏まえ、以下の事項を主要な課題として認識し、事業展開を図る方針であります。 ① 既存事業の資本効率の向上と利益成長 当社グループの主要事業であるメディア事業においては、営業黒字を維持した上での安定的な事業運営が課題であると認識しており、引き続きメディア価値の向上、質の高いマーケティング活動、積極的な営業活動に取り組んでまいります。また、ゲームエイトが運営するゲーム攻略メディアにおいては、海外を中心に更なる売上高成長を目指し、継続的な利益成長を実現することで、既存事業の資本効率を現状より改善してまいります。加えて、生成AIにより生じるリスクに適切に対処するとともに、AI時代においても魅力のあるコンテンツの提供およびAIを前提とした組織生産性の改革に取り組んでまいります。 ② 新たな収益の柱を創出するための新規事業への投資 既存事業以外の収益の柱を創出するため、連結営業利益成長を維持できる範囲で新規事業への投資を行ってまいります。具体的には、ゲームエイトにおけるSC事業など既存のバリューチェーンを拡張し強化する新規事業の開発、当社の強みであるIT分野における技術力と知見を活かしたLLM/DX領域への事業進出に積極的に取り組んでまいります。 ③ M&Aの推進による中長期でのキャッシュ創出力の強化 M&Aの推進による中長期でのキャッシュ創出力の強化が、当社グループの成長のための重要な課題であると認識しております。近年の生成AIの急速な台頭を踏まえ、当社グループではAIを軸とした事業ポートフォリオの再整理を進めており、M&Aについても対象領域をAIの発展による影響を受けにくい、またはAIの発展が追い風となる事業領域に絞り込んだうえで、投資機会を慎重に見極めてまいります。実行にあたっては、過度なリスクテイクを避け、従来の財務ガイドラインを引き続き遵守してまいります。 ④ 適切なアセットマネジメントの実施による投資先の価値向上 当社グループは成長分野の発掘を通じた社外の高成長分野の取り込みのため、複数のベンチャー企業等に対して投資を実施してまいりました。当社グループの総資産に占める投資有価証券の割合は大きく、投資先の価値向上は重要な課題であると認識しております。今後も投資先の状況に応じた適切なモニタリング・支援を実行することにより、投資先の価値向上支援及びポートフォリオの健全性担保を推進してまいります。 ⑤ 特定の取引先への依存 当社グループの売上高の一定割合は特定の取引先との取引に依存しており、当該取引先における取引方針の変更等が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。とりわけ、KDDI株式会社との業務提携契約の終了(2027年3月末予定)に伴い、「auサービスToday」に関連する収益を喪失するリスクが生じております。当社グループは、本件への対応を経営上の最重要課題の一つと位置付け、AIによる社会変化を踏まえたプロダクト方針の転換と生産性改革により、既存プロダクトのみで利益創出が可能な体制の構築を進めるとともに、新規取引先の開拓をはじめとした取引基盤の多様化に取り組んでまいります。 ⑥ 広告商品の拡充、顧客基盤の強化 インターネット広告市場は今後も更なる発展が見込まれ、広告商品の多様化が進んでおります。このような中、他社との競合優位性の確立のためには広告商品の拡充と顧客基盤の強化が不可欠であります。また、ユーザー保護及び広告掲載面の品質向上のため、関係法令を遵守した適正な広告掲載基準を継続的に整備し、基準に則った適切な広告審査を行う必要があります。このような認識の下、当社グループでは、広告掲載基準の継続的な見直し、広告審査体制の強化とともに、既存事業における新たな広告商品の開発・販売拡充及び新規事業における顧客基盤の強化を推進することにより、競合優位性の向上を図ってまいります。 ⑦ 開発体制の構築 インターネット業界における技術革新のスピードは非常に速く、当社グループの属する情報キュレーションサービス及びインターネットメディア業界においても、新たなサービスや競合他社が続々と現れております。このような中、他社とのサービスの差別化、競合優位性の確立のためには迅速な開発体制の構築が不可欠であります。 このような認識の下、当社グループでは、最先端の技術動向の把握と技術力の向上のための勉強会等を開催し、また、定期的に社外のエンジニアも参加する勉強会を開催し、引き続き優秀なエンジニアの採用を図ってまいります。 ⑧ 営業力の強化 当社グループの営業部門は、蓄積されたノウハウを活かした提案及び企画により、営業活動を推進しておりますが、事業規模拡大や新規サービスの拡充に伴い、受注の獲得機会が増加することが予想されることから、営業力の強化、営業人員の早期育成に注力する方針であります。具体的には、教育研修制度の充実、営業ツールやマニュアル等の整備、外部ノウハウの活用、また、既存営業人員の育成と同時に、即戦力となる営業人員の採用を行い、営業力の強化を図ってまいります。 ⑨ 内部統制及びコンプライアンス体制を重視した組織体制の強化 当社グループは、既存事業の継続的な成長と新規事業の展開及び新規サービスの拡充にあたっては、顧客及びユーザーからの信頼を得ることが不可欠であると考えております。このような認識の下、従業員に対する継続的な研修活動によって、全社でコンプライアンスに対する共通の認識を持つとともに、新規事業に潜在する各種リスク群を踏まえた、専門性や豊富な経験を有する優秀な人材の採用・育成に取り組むことで、内部統制及びコンプライアンス体制の充実・強化に努めてまいります。 ⑩ コーポレート・ガバナンスの強化 当社グループが提供する情報キュレーションサービス及びゲーム攻略メディアは、ユーザーからの信頼性と利便性を広く認知していただくことが事業上の重要な基盤であり、したがいまして、運営母体である当社及び当社子会社の信頼性の維持向上は当社の最も重要な経営課題のひとつであります。また、当社グループの中長期的な企業価値最大化を達成するためには、メディア・広告事業にとどまらない新規事業の創出や社外投資を健全性・透明性高く推進していくことが重要であり、当社グループのコーポレート・ガバナンスの強化の重要性が高まっております。 このような認識の下、当社取締役会において、取締役会の運用状況及び実効性を定期的に分析・評価するとともに、独立性が高く多様な専門性を有する取締役による、職務執行に対する監督及び助言機能の一層の充実を図っており、また取締役会の任意の諮問機関として指名報酬委員会を設置することにより、取締役の指名や報酬などに関する評価・決定プロセスにおける公平性、客観性、透明性を強化するなど、引き続き、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク6,014字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境に関わるリスクについて ① インターネット関連市場の動向について 当社グループは、インターネット関連事業を主たる事業対象としているため、インターネット活用シーンの多様化、利用可能な端末の増加等のインターネットの更なる普及が成長のために不可欠であります。総務省発表の「2025年 通信利用動向調査」によれば、2025年のインターネット普及率は85.7%と、引き続きインターネット利用シーンは高い水準を維持しております。 しかしながら、インターネットに関する何らかの弊害の発生や利用等に関する新たな規制の導入、その他予期せぬ要因によって、今後の普及に大きな変化が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② インターネット広告市場について インターネット広告市場は拡大傾向にあり、インターネット広告はテレビを超える規模の広告媒体へと成長しており、今後も当該市場は拡大していくものと想定されます。 しかしながら、広告市場は企業の景気動向に敏感であるため、今後急激な景気の変化等によって広告の需要及びインターネット広告の需要に影響が及ぶ可能性があります。また、インターネット広告は今後も他の広告媒体との競争状態が継続していくと考えられることから、今後これらの状況に変化が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 競合について 今後、高い資本力や知名度を有する企業等の参入による、競争の激化とユーザーの流出やユーザー獲得コストの増加等により、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。そのような場合には、当社グループが今後競争優位性を発揮し、企業価値の維持向上が図れるか否かにつきましては不確実であり、競合他社や競合サービスの状況により当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容に関わるリスクについて ① 広告掲載について 当社グループが運営するサービスに掲載される広告は、広告代理店等が内容を精査するとともに、当社グループ独自の広告掲載基準による確認を実施し、法令違反や公序良俗に反する広告の排除に努めております。しかしながら、人為的な過失等の要因により当社グループが掲載した広告に瑕疵があった場合、ユーザーからのクレーム等が発生し当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 また、システムトラブル等を理由として広告掲載が行われなかった場合には、広告掲載申込者からのクレームや損害賠償請求がなされ当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 取引先に対する規制等で当社グループの経営活動に重要な影響を及ぼす事項 当社グループの顧客は、食品・化粧品・健康食品・生活用品・通信・旅行・家電など多岐にわたっております。これらの事業者は、食品衛生法、薬機法、酒税法、化粧品等の適正広告ガイドライン等、事業者の属する業界の制定された規制等の下に、当社グループの提供するサービスを利用していますが、取引先事業者において法令違反に該当するような事態が発生した場合や、新たな法令等の制定、既存法令等の解釈変更があった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 広告宣伝活動により想定通り新規ユーザーが獲得できない可能性について 当社グループの事業にとって新規ユーザーの獲得数は非常に重要な要素であり、インターネットでのプロモーション等を用いた広告宣伝活動を実施しユーザー数の増加を図っております。広告宣伝活動につきましては、ユーザー獲得効率を勘案の上、都度、最適な施策を実施しておりますが、必ずしも当社グループの想定通りに推移するとは限らず、当該施策が当社グループの想定通りに推移しない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ ユーザーの継続率について 当社グループの事業にとって獲得したユーザーの継続率は非常に重要な要素であり、ユーザーの利便性向上、サービスの充実等の施策を通じて、継続率の維持、向上を図っております。事業計画の策定においては、獲得ユーザーの継続率を過去実績等に基づき推定しておりますが、何らかの施策の見誤りやトラブル等で継続ユーザーが減少し、想定どおりの継続率とならない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ Apple Inc. 及び Google Inc.の動向について 当社グループの事業は、スマートフォン向けアプリケーションを提供しており、Apple Inc.及びGoogle Inc.の両社にアプリケーションを提供することが現段階の当社グループの事業の重要な前提条件であります。利用規約の変更や検索アルゴリズムの変更などを含む、これらプラットフォーム事業者の事業戦略の転換並びに動向によっては、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 特定取引先への依存について 当社グループの売上高の一定割合は特定の取引先との取引に依存しており、当該取引先における取引方針の変更や契約の終了等が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。とりわけ、KDDI株式会社との業務提携契約の終了(2027年3月末予定)に伴い、「auサービスToday」に関連する収益を喪失することが見込まれております。当社グループは、プロダクト方針の転換と生産性改革により既存プロダクトのみで利益創出が可能な体制の構築を進めるとともに、新規取引先の開拓をはじめとした取引基盤の多様化に取り組んでまいりますが、これらの施策が想定どおりに進捗しない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ システムトラブルについて 当社グループでは、サービス運営におけるシステムトラブルの発生を防止するため、国内外のデータセンターおよびクラウド環境を活用し、セキュリティ対策や安定運用体制の整備に取り組んでおります。人的ミス、機器の故障、サイバー攻撃、外部委託先や他社クラウドサービスの障害など、様々な要因による影響を想定し、システムの分散化やバックアップ体制の構築、従業員教育などを通じて継続的な対策強化を図っております。 しかしながら、大規模な自然災害や事故(社内外の人的要因によるものを含む)等の発生や、想定を上回るアクセスの集中等により、当社グループの開発業務やシステムに重大な被害が生じた場合には、サービス停止や情報漏洩などを通じて、事業運営および業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ AIを含む技術革新について 当社グループが事業展開しているインターネット関連市場は、技術革新の速度が速く、特に近年は生成AI(Generative AI)や大規模言語モデル(LLM)など、AI技術の急速な進展が事業環境や競争構造に大きな影響を及ぼしつつあります。当社グループでは、優秀な人材の確保や技術動向の継続的なモニタリング、社内外の勉強会の開催等を通じて、こうした新技術の把握と活用に努めるとともに、既存サービスへの応用可能性を見極めたうえで、開発体制を柔軟に整備しております。 しかしながら、想定を超える速度で新たな技術が出現した場合、それらへの対応が遅れた際には、当社グループのサービスの競争力が相対的に低下する可能性があります。特に、検索エンジンにおけるAIによる要約・回答機能の普及や、生成AIを通じた情報取得行動の広がりは、ユーザーの情報取得体験や可処分時間の配分を変化させ、検索流入に依存するメディアのトラフィック構造やニュースメディアの利用動向に影響を及ぼす可能性があり、当社グループが運営する各メディアにおいても、利用者数や検索流入の減少等を通じて事業及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。また、AI技術の活用に関しては、その信頼性や説明可能性、著作権・倫理・プライバシー等の観点から、外部規制や社会的議論の動向によって事業運営に制約が生じるおそれもあります。これらの要因が顕在化した場合には、当社グループの事業および業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ M&Aに伴うリスクについて 当社グループでは、安定的なキャッシュ・フローの獲得および資本効率の向上を目的とした成長戦略の一環として、M&Aを推進しております。M&Aの実施にあたっては、対象企業の財務内容や契約関係、事業環境等についての調査を実施するとともに、取得後の経営統合(PMI)においても、適切な体制の構築やモニタリングを行うなど、リスクの抑制に努めております。 一方で、統合後に経営方針の不一致、人材の流出、システム統合の遅延等が生じた場合には、当初想定していた収益性や業績貢献が実現しない可能性があります。また、取得した企業に係るのれん等の無形資産については、将来の収益性の変化により減損が生じるおそれがあります。さらに、当社が従来展開してこなかった事業領域を取得対象とする場合には、その事業特有の法規制や競争環境に起因する新たなリスクが発生する可能性もあります。これらの事象が顕在化した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 社外投資の推進に伴うリスクについて 当社グループは非連続的な成長のため、社外投資を通じた成長分野の発掘による高成長分野の取り込みに取り組んでおります。投資の実行にあたり、厳格な投資基準に基づき投資判断を行うとともに、投資先の状況に応じた適切なモニタリング・支援を実行することで、投資先の価値向上支援及びポートフォリオの健全性担保を推進しておりますが、投資後における投資先企業の業績悪化等による保有有価証券の評価損の計上等によって、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 新規事業立ち上げに伴うリスクについて 当社グループは事業規模の拡大と収益源の多様化を図るため、新規事業の立ち上げに取り組んでいく方針であります。しかしながら、新規事業においては、採算性に不透明な点が多く結果的に当初予想した収益が得られない可能性があります。また、新たな人材の採用、システムの購入や開発、営業体制の強化など追加的な投資が必要とされ、安定した収益を生み出すまでにある程度の時間を要する可能性があること等が予想されます。新規事業に取り組んだ結果、利益率の低下等、短期的には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がありますが、新規事業への投資は、収益とのバランスがとれる範囲にて実施してまいります。 (3)法的規制について ① インターネットにおける法的規制について 現在のところ当社グループの事業継続に著しく重要な影響を及ぼす法的規制はありませんが、インターネット関連分野においては、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」等が存在するほか、個人情報の取り扱いにつきましては「個人情報の保護に関する法律」等、知的財産権の取扱いにつきましては「著作権法」等が存在しております。 以上のように、近年インターネット関連事業を規制する法令は徐々に整備されてきておりますが、今後、インターネットの利用や関連するサービス及びインターネット広告を含むインターネット関連事業を営む事業者を規制対象とする新たな法令等の規制や既存法令等の解釈変更がなされた場合には、当社グループの事業に制約を受け、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 個人情報の保護について 当社グループは、当社グループの提供するサービスを通じて、利用者本人を識別することができる個人情報を一部保有しております。 当社グループは、信頼性の高い外部サーバーで当該個人情報を保護するとともに、個人情報保護に関するフローを整備し、個人情報の保護に努めておりますが、個人情報が当社グループの関係者等の故意または過失により外部に流出した場合には、当社グループが損害賠償を含む法的責任を追及される可能性があるほか、当社グループの運営するサービスの信頼性等が毀損し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 知的財産権について 当社グループは、第三者の知的財産権を侵害しないよう、十分な注意を払っておりますが、当社グループの事業分野で当社グループの認識していない知的財産権が既に又は新たに成立したり、それらを侵害する可能性があります。かかる場合においては、第三者の知的財産権等を侵害することによる損害賠償請求や差止請求等又は当社グループに対するロイヤリティの支払い要求等を受けることにより、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 不当景品類及び不当表示防止法について 当社グループが運営するサービスに掲載される広告は、広告代理店等が内容を精査するとともに、当社グループ独自の広告掲載基準による確認を実施し、法令違反や公序良俗に反する広告の排除に努めております。また、広告に付随するキャンペーンにつきましても、適法性を確認しながら実施しております。しかしながら、人為的な過失等の要因により当社グループが掲載した広告又は当社グループが実施したキャンペーンに瑕疵があった場合、ユーザーからの訴訟提起や、行政庁による課徴金納付命令等の処分がなされ、当社グループの運営する広告及びキャンペーンの信用が毀損し、事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (4)その他について ストック・オプション行使による株式価値の希薄化について 当社グループでは、取締役、従業員に対するインセンティブを目的としたストック・オプション制度を採用しております。現在付与している新株予約権に加え、今後付与される新株予約権につき行使が行われた場合には、保有株式の価値が希薄化する可能性があります。 なお、当連結会計年度末現在、新株予約権による潜在株式数は181,900株であり、発行済株式総数24,237,774株の0.8%に相当しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,935字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループをとりまく経営環境につきましては、国内経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に、当連結会計年度を通じて緩やかな回復が続きました。一方で、期初に意識された米国の通商政策の影響は次第に和らいだものの、足元では中東情勢や金融資本市場の変動等の影響もあり、先行きは依然として不透明な状況にあります。 広告市場については、当連結会計年度を通じてインターネット分野を中心に拡大が続きました。2025年にはインターネット広告費が初めて総広告費の過半を占めるに至り、とりわけ動画広告やソーシャルメディア広告などの需要が引き続き伸長しております。 ゲーム市場については、国内・海外ともに一定の市場規模を維持しつつ推移したものの、利用者の嗜好や余暇の使い方の多様化に加え、プラットフォームやタイトル間での競争環境の変化が進んでおります。 2026年5月期より、これまでの事業ドメインを基軸としたポートフォリオ区分を見直し、キャッシュ創出力と成長性を軸とした新たなセグメント区分へと変更しております。当連結会計年度における各セグメントの取組み状況は以下のとおりです。 メディア事業:当社が運営する「グノシー」、「ニュースライト」及び「auサービスToday」、並びに連結子会社である株式会社ゲームエイト(以下、ゲームエイト)が運営する国内外のメディア等、当社グループの基盤として安定的にキャッシュを創出する事業群で構成されます。 当連結会計年度における事業進捗は、ゲーム攻略メディアにつきましては、海外事業が前連結会計年度に引き続き好調に推移いたしました。一方で、「グノシー」を始めとする当社が運営するニュースキュレーションメディアについては、ニュース等のコンテンツに対するユーザーの反応が想定を下回ったことなどから、ユーザー数は計画未達となりました。引き続き広告宣伝費の削減などを含めたコスト削減を進め、安定したフリーキャッシュフローの創出に取り組んでまいります。 Gホールディングス事業:株式会社Gホールディングスが運営する、アニメ・漫画など既存のIPを活用したソーシャルゲームのパブリッシング等により、IPの価値を最大化する事業で構成されます。 Gホールディングス事業においては、既存タイトルについて安定した運営を継続するとともに、新規タイトルのリリースを行いました。また、新規タイトル「ハイキュー!! TOUCH AND CONNECT」について、翌連結会計年度(2027年5月期)内のローンチに向けた準備を進めるなど、今後予定している複数の新規タイトルに向けた取組みを進めております。引き続きPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)を推進し、各タイトルの収益性を厳格に管理することで、のれん償却を含めた営業利益においてグループ業績への貢献を目指してまいります。 新規事業:ゲームエイトのStore and Commerce事業(以下、SC事業)や、当社が運営する「IR Hub」等を含み、中長期的に大きな成長が見込まれる事業群で構成されます。 SC事業においては、2025年12月18日のスマホソフトウェア競争促進法の全面施行を踏まえ、引き続きタイトル獲得の拡大に取り組んでおります。IR Hubにつきましては、英文開示対応に対する需要を取り込むべく営業体制を強化するとともに、英訳精度の向上や機能改善を通じて利便性の向上に取り組んでおり、導入企業数は順調に増加しております。 当連結会計年度における業績は、売上高6,441百万円(前期比5.6%増)、経常利益354百万円(前期比8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純損失11百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益78百万円)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりです。 ・メディア事業 メディア事業の売上高は5,470百万円(前期比9.6%減)、セグメント利益は1,163百万円(前期比18.3%減)となりました。一方でゲームエイトが運営するゲーム攻略メディアについては、年間を通じて大型タイトルのリリースはなかったものの、海外事業のPV数が想定を大幅に上回り推移した結果、売上高は引き続き前期比で成長いたしました。 ・Gホールディングス事業 Gホールディングス事業の売上高は944百万円、セグメント損失は212百万円となりました。当連結会計年度においては、既存タイトル「ハイキュー!! TOUCH THE DREAM」が概ね想定通りに推移した一方、計画において見積もっていたリリース時期の変更等により、新規タイトルが想定を下回る結果となりました。来期に向けては、高い認知度を有するIPである「ハイキュー!!」を活用した新作「ハイキュー!! TOUCH AND CONNECT」を含む、複数の新規タイトルのリリースに向けた準備を進めてまいりました。 ・新規事業 新規事業の売上高は30百万円(前期比34.6%減)、セグメント損失は198百万円(前期はセグメント損失223百万円)となりました。 なお、当社の戦略投資先であるslice Small Finance Bank Ltd. については、預金額は年次約2.2倍ペースで成長し、AUMについてもクレジットカードパブリックリリース後は安定した成長が継続しており、合併以降も高い成長性を維持しております。当社としては引き続きアセットマネジメントに注力してまいります。 (資産) 当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて722百万円減少し、12,499百万円となりました。 主な要因は、売掛金の減少(前連結会計年度末比275百万円の減少)、流動資産のその他の減少(前連結会計年度末比313百万円の減少)、投資有価証券の減少(前連結会計年度末比160百万円の減少)であります。 (負債) 当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて190百万円減少し、1,748百万円となりました。 主な要因は、買掛金の減少(前連結会計年度末比117百万円の減少)、長期借入金の減少(前連結会計年度末比187百万円の減少)であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて532百万円減少し、10,751百万円となりました。 主な要因は、利益剰余金の減少(前連結会計年度末比461百万円の減少)であります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて1,444百万円増加し、5,435百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は、681百万円(前連結会計年度は26百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益267百万円の計上、売上債権の減少額259百万円、前払費用の減少額301百万円、法人税等の支払額221百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により獲得した資金は、1,416百万円(前連結会計年度は1,142百万円の支出)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出429百万円、定期預金の払戻による収入1,816百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により使用した資金は、751百万円(前連結会計年度末は55百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出266百万円、自己株式の取得による支出109百万円、配当金の支払額441百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループは、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。 b. 受注実績 当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日)   前年同期比(%) メディア事業(百万円)   5,470百万円   90.4 Gホールディングス事業(百万円)   944百万円   - 新規事業(百万円)   26百万円   56.3 報告セグメント計   6,441百万円   105.6 その他   0百万円   64.4 合計(百万円)   6,441百万円   105.6 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しています。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年6月1日 至  2025年5月31日)   当連結会計年度 (自  2025年6月1日 至  2026年5月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) Mediavine, Inc.   854   14.0   908   14.1 KDDI株式会社   1,049   17.2   764   11.9 Google LLC   673   11.0   -   - (注)当連結会計年度のGoogle LLCに対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 当連結会計年度における業績は、売上高6,441百万円(前期比5.6%増)、売上原価3,492百万円(前期比9.1%増)、販売費及び一般管理費は2,762百万円(前期比19.1%増)となり、この結果、営業利益186百万円(前期比67.7%減)、経常利益354百万円(前期比8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純損失11百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益78百万円)となりました。また、ROEは△0.1%(前期比0.9ポイント減)となりました。 (売上高) 売上高は6,441百万円(前期比5.6%増)となりました。これは主に、メディア事業における売上高5,470百万円、Gホールディングス事業における売上高944百万円を計上したことによるものであります。 (営業利益) 営業利益は186百万円(前期比67.7%減)となりました。これは主に、「グノシー」において市況の変化に合わせて広告宣伝投資額を一部抑制した結果、広告宣伝費547百万円(前期比10.0%減)を計上したことによるものであります。 (経常利益) 経常利益は354百万円(前期比8.9%増)となりました。これは主に、為替差益88百万円を計上したことによるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純損失は11百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益78百万円)となりました。これは主に、投資有価証券売却益46百万円、減損損失69百万円、投資有価証券評価損60百万円を計上したことによるものであります。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されています。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っていますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。 当社グループの連結財務諸表を作成するにあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては、上記「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 資金需要及び資金調達につきましては、当社グループは、事業規模の拡大と収益源の多様化を進めるために、新サービス及び新規事業に取り組んでいく考えであります。これらの資金需要は手元資金で賄うことを基本とし、必要に応じて資金調達を実施いたします。また、地政学リスクの高まりや、それらを要因とする金融市場の変化などに伴う経営環境の不確実性の高まりに備えるため、取引銀行と当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結し、より機動的な資金需要への対応を行っております。 ④経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績は、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、法的規制、事業運営体制等、様々な要因の変化の影響を受ける可能性があります。このため、事業環境を注視するとともに、優秀な人材の採用と組織体制の整備、内部統制システムの強化等によりこれらのリスク要因に対応するよう努めてまいります。 ⑤経営戦略の現状と見通し 「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2026年5月期 決算説明資料2026-07-15

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。