概要
グローバルキッズCOMPANYは、首都圏を中心に認可保育所、認証保育所、学童クラブなど209施設を運営する子育て支援事業が単一セグメントの企業である。2006年の創業以来、M&Aと新設によって施設数を拡大し、2025年9月期には連結売上高270億円、従業員3358名に達した。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
認可保育所を核とする209施設の運営
当社グループは、2025年9月末時点で認可保育所168施設、東京都認証保育所3施設、認定こども園等5施設、学童クラブ・児童館25施設、その他8施設の計209施設を運営する。認可保育所が全体の約80%を占め、東京都内に136施設と集中している。保育所の運営形態は、施設型給付を受ける認可保育所と地域型給付を受ける小規模保育、自治体独自の認証保育所など多様である。
東京都・横浜市に集中する事業地域
当社グループの施設は首都圏、特に東京都に集中している。東京都内の認可保育所は136施設で全体の約65%を占める。神奈川県横浜市にも30施設を有する。これは、東京都が人口流入により待機児童数が依然として多い地域であるため、園児獲得が比較的容易な環境にあることによる。2025年4月の東京都の待機児童数は339人で、全国の2,254人のうち約15%を占める。
M&Aと施設統廃合による規模拡大
当社グループは、自社開設に加えM&Aによって積極的に施設数を増やしてきた。2023年6月には株式会社おはようキッズの全株式を取得し、グループ施設数は188施設となった。2025年7月には株式会社アソシエ・アカデミーを完全子会社化し、209施設に拡大した。一方、不採算施設の譲渡も行っており、2024年4月には大阪市認可保育所等を譲渡し、施設数を調整している。
売上高270億円、EBITDAマージン6.3%
2025年9月期の連結売上高は26,997百万円(前期比2.1%増)、営業利益858百万円(同8.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益72百万円(同71.7%減)であった。減損損失605百万円を計上した影響で純利益は減少したが、営業利益は増益。連結EBITDAは1,689百万円、EBITDAマージンは6.3%で、中期的には同マージン10%以上を目標とする。
業界の中での役割は保育サービス提供事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01子育て支援(保育・学童)主力
自治体から認可を受けた認可保育所、独立認定保育所、認定こども園、小規模保育、学童クラブ、児童館などを運営し、次世代を担う子ども達の育成を支援。国や自治体の給付・補助金を受けて運営する公的な性格の強い事業。
主要顧客自治体、保護者
- 認可保育所
- 児童福祉法に基づき都道府県知事等に認可された保育施設。国や自治体の施設型給付を受けて運営し、保護者に代わって乳幼児を保育する。
- 学童クラブ
- 小学生の放課後の居場所を提供する施設。保護者が労働などで昼間家庭にいない児童に対し、遊びや生活の場を与え健全な育成を図る。
- 児童館
- 児童福祉法に基づく児童厚生施設。地域の児童に健全な遊びを与え、健康増進や情操を豊かにすることを目的とする。
製品と技術
認可保育所を中心とした保育施設運営
当社グループの主力は児童福祉法に基づく認可保育所である。2025年9月末時点で168施設を運営し、うち東京都に136施設、神奈川県に30施設、千葉県に2施設を有する。認可保育所では国と自治体からの施設型給付を委託費として受け運営する。また、東京都認証保育所や認定こども園、小規模保育(定員6~19名)など、自治体の制度に応じた多様な施設形態を展開する。
学童クラブ・児童館による放課後支援
小学校就学児を対象とした学童クラブと児童館も運営する。2025年9月末時点で学童クラブ・児童館は25施設。学童クラブは保護者の就労等により昼間家庭にいない児童に放課後の遊びと生活の場を提供する。児童館は児童福祉法に基づく児童厚生施設で、地域の児童の健全育成を目的とする。運営費は利用料または自治体からの交付金で賄われる。
イエナプラン導入による保育の質向上
当社グループはオランダ発の教育手法「イエナプラン」をグループ全体に導入し、保育の質向上を図っている。主体性を重視した保育を実践し、児童と保護者から選ばれる施設を目指す。また、独自の体操プログラム「体育あそび」や習い事教室「GlobalKids Plus+」など、保育周辺サービスも展開し、収益源の多様化を進めている。
ICT戦略による業務効率化
当社はデジタル基盤の活用を強化し、業界トップレベルのICT化を目指す。業務効率化と保育品質の向上を図るため、グループ全体でICTシステムを導入。保護者との連絡や園児の管理をデジタル化し、職員の負担軽減を進める。中長期的には、デジタル活用による生産性向上で働きやすい環境を整備し、人材確保にもつなげる方針である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
国内幼児教育サービスで一定規模、収益性改善途上
当社はサービス業に属し、同業他社と比較して売上高は約270億円(2025年9月期)と業界で中位に位置する。ライバルであるジンジブやイシンと同様、人材関連サービスを展開するが、当社は特に幼児教育分野に強みを持つ。直近の営業利益率は3.33%と低水準で、収益性改善が課題である。業界構造としては、少子化の影響を受けやすい一方、共働き世帯の増加により保育・教育需要は堅調に推移している。当社は国内市場に特化しており、海外展開は限定的で内需依存度が高い。同業他社と比較しても、サービスの差別化やコスト効率化が今後の競争力を左右する。特に、マテリアルグループやダイブグループなどが規模を拡大する中、当社は新規事業開発やM&Aによる成長戦略が求められる。
強み
- 幼児教育分野に特化したサービスを提供し、専門性の高いニッチ市場で一定の地位を築いている。
- 2023年9月期から2025年9月期にかけて売上高が251億円から270億円へと安定成長しており、事業基盤が堅調。
- 国内市場に集中しており、地域密着型のサービス網を構築。競争環境下で一定の顧客基盤を維持している。
- 営業利益率が2024年9月期の3.03%から2025年9月期には3.33%と微増しており、効率化の取り組みが進む。
課題
- 営業利益率が3%台と低く、同業他社と比較しても収益力は低い。コスト構造の見直しが必要である。
- 少子化の進行により将来の需要減が懸念される。新たな収益源の開拓やサービスの多様化が急務である。
- ジンジブやイシンなど同業他社との競争が激しく、差別化戦略が不可欠。価格競争に陥るリスクもある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がグローバルキッズCOMPANY
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9679ホウライ | 100億円 | 16.5倍 |
| 2 | 6047Gunosy | 98億円 | — |
| 3 | 7089フォースタートアップス | 98億円 | 11.9倍 |
| 4 | 7084Smile Holdings | 97億円 | 43.3倍 |
| 5 | 6189グローバルキッズCOMPANY | 96億円 | 27.5倍 |
| 6 | 6568神戸天然物化学 | 96億円 | 12.4倍 |
| 7 | 9791ビケンテクノ | 93億円 | 6.4倍 |
| 8 | 7087ウイルテック | 92億円 | 10.1倍 |
| 9 | 6033エクストリーム | 90億円 | 7.5倍 |
| 10 | 6819伊豆シャボテンリゾート | 88億円 | 10.4倍 |
| 11 | 2488JTP | 87億円 | 12.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
足立区の認証保育所から始まった創業期(2006年)
2006年1月、中正雄一名義で東京都足立区に東京都認証保育所「六町駅前保育園」を開設したことを皮切りに、同年5月に株式会社グローバルキッズ(資本金30百万円)を設立。同年10月には同社として初の認証保育所を世田谷区に開設した。当初は東京都の独自制度による認証保育所の運営から事業を開始した。
認可保育所への進出と首都圏展開(2008-2015年)
2008年11月、グループ初の認可保育所を板橋区に開設。2009年4月には横浜市に初の東京圏外施設を開設。2010年には学童クラブ、2015年には児童館と事業領域を拡大した。2014年4月には運営施設数が60施設に到達。2015年4月には大阪市にも進出し、関西圏への展開を開始した。
持株会社体制への移行と上場(2015-2016年)
2015年10月、共同株式移転により株式会社グローバルグループ(現当社)を設立し、グローバルキッズとろくを完全子会社化する持株会社体制へ移行。資本金100百万円。翌2016年3月には東京証券取引所マザーズに上場し、同年11月には運営施設数が100施設を超えた。
市場変更とM&Aによる急速な拡大(2017-2023年)
2017年9月、市場第一部へ指定変更。2018年6月には企業主導型保育事業に参入。2019年4月、商号を株式会社グローバルキッズCOMPANYに変更し、子会社のろくを吸収合併。2022年3月には企業主導型保育事業を譲渡し、同年4月にプライム市場へ移行。2023年6月にはおはようキッズを買収し、施設数は188となった。
市場移行とさらなるM&A(2023-2025年)
2023年10月、東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ移行。2024年4月には大阪市認可保育所等を譲渡し、施設数を168に縮小。しかし2025年7月、アソシエ・アカデミーの全株式を取得し、同社とアソシエ・インターナショナルを子会社化。これにより施設数は209に増加した。財務健全性を維持しつつ、東京都・横浜市を中心にM&Aによる規模拡大を継続する。
年表27件を開く
2000年代
- 2006年1月東京都足立区において、東京都認証保育所「六町駅前保育園」を中正雄一名義で開設
- 2006年5月創業保育所の運営を目的として、株式会社グローバルキッズ(資本金30百万円)を東京都足立区に設立
- 2006年10月株式会社グローバルキッズとして初めてとなる保育所(東京都認証保育所)を東京都世田谷区に開設
- 2008年11月当社グループとして初めての認可保育所を株式会社グローバルキッズが東京都板橋区に開設
- 2009年4月神奈川県横浜市緑区に東京以外で初めてとなる保育所(横浜市認可保育所)を株式会社グローバルキッズが開設
2010年代
- 2010年4月当社グループとして初めての学童クラブを株式会社グローバルキッズが東京都板橋区に開設
- 2012年2月創業「六町駅前保育園」を法人化し株式会社ろく(資本金1百万円)を設立
- 2012年9月株式会社ろくが増資(資本金44百万円)を実施し、株式会社グローバルキッズの子会社となる
- 2013年4月株式会社グローバルキッズの本社を東京都足立区から東京都千代田区に移転
- 2013年7月株式会社グローバルキッズが埼玉県上尾市に認可外保育園(現小規模保育施設)を開設
- 2014年4月当社グループの運営施設数が60施設となる
- 2015年4月当社グループとして初めての児童館を株式会社グローバルキッズが東京都中央区に開設 大阪府大阪市浪速区に大阪市認可保育所を株式会社グローバルキッズが開設
- 2015年10月M&A共同株式移転により、株式会社グローバルグループ(現当社、資本金100百万円)を設立し、株式会社グローバルキッズと株式会社ろくを完全子会社化
- 2016年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2016年11月当社グループの運営施設数が100施設となる
- 2017年9月上場東京証券取引所市場第一部へ上場市場変更
- 2018年6月当社グループとして初めての企業主導型保育所を株式会社グローバルキッズが東京都足立区に開設 企業主導型保育事業である「めばえ保育ルーム」を事業譲受
- 2019年4月M&A株式会社グローバルキッズCOMPANYへ商号変更 株式会社グローバルキッズが株式会社ろくを吸収合併
- 2019年6月当社グループとして初めての児童発達支援事業所を株式会社グローバルキッズが東京都江東区に開設
- 2019年10月M&A「めばえ保育ルーム」を「グローバルキッズ」にブランド統合
2020年代
- 2022年3月企業主導型保育事業を事業譲渡
- 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
- 2023年4月当社グループの組織改編により、株式会社グローバルキッズの子育て支援事業の一部を吸収分割により、株式会社GKSへ承継
- 2023年6月M&A株式会社おはようキッズ(旧東京建物キッズ株式会社)の全株式を取得し完全子会社化 当社グループの運営施設数が188施設となる
- 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場へ移行
- 2024年4月大阪市認可保育所、東京都認証保育所等を譲渡 当社グループの運営施設数が168施設となる
- 2025年7月M&A株式会社アソシエ・アカデミーの全株式を取得し同社及び株式会社アソシエ・インターナショナルを完全子会社化 当社グループの運営施設数が209施設となる
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結EBITDAマージン2030年9月期まで10%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
安心安全の仕組み整備と保育の質向上
保育の質向上のため、イエナプランの導入を進め、グループ全施設で主体的に生きる子どもを育む保育を確立。また、安心安全の仕組みを整備し、第三者評価や研修を通じて保育の質を維持・向上する。
- 02
収支改善と規模拡大による成長
マーケティング強化による入所率向上、職員配置適正化、生産性向上で収支改善。東京都・横浜市を中心にM&A・新規開設で規模拡大を推進する。
- 03
新規事業による収益源の多様化
習いごと教室(GlobalKids Plus+)や体操プログラムなど保育周辺事業を開拓・拡大し、収益ソースを多様化する。物販事業への参入も検討。
- 04
ICT活用による業務効率化と品質向上
デジタル基盤を強化し、業務効率化と保育品質向上を追求。業界トップレベルのデジタル活用を目指す。
- 05
人材戦略の強化と働きやすい環境整備
経営戦略と連動した人事戦略を展開。メンター制度導入や採用ミスマッチ回避、生産性向上による働きやすい環境整備で人材を確保・育成する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,358人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は848万円。平均年齢は48.5歳、平均勤続年数は6.9年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | 1,456 | — |
| 2017年9月 | — | — | 1,846 | — |
| 2018年9月 | — | — | 2,212 | — |
| 2019年9月 | — | — | 2,678 | — |
| 2020年9月 | — | — | 2,941 | — |
| 2021年9月 | — | — | 3,076 | — |
| 2022年9月 | — | — | 3,008 | — |
| 2023年9月 | — | — | 3,157 | — |
| 2024年9月 | 46.4 | 5.4 | 2,825 | 28 |
| 2025年9月 | 48.5 | 6.9 | 3,358 | 27 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社グローバルキッズ(注)4東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社おはようキッズ東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社GKS東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社アソシエ・アカデミー東京都目黒区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社アソシエ・インターナショナル(注)4東京都目黒区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は270億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.3%、利益が+12.5%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 331億円 | 270億円 |
| 営業利益 | 14億円 | 9億円 |
| 純利益 | 7億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は82億円、営業利益は6億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+32.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 63 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 62 | 0 | 0.0 | −3 |
| 2023年4Q | 65 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 66 | 2 | 3.0 | 1 |
| 2024年2Q | 72 | 1 | 1.4 | 1 |
| 2024年4Q | 126 | 5 | 4.0 | 1 |
| 2025年2Q | 140 | 3 | 2.1 | 2 |
| 2025年4Q | 130 | 6 | 4.6 | −1 |
| 2026年2Q | 169 | 7 | 4.1 | 4 |
| 2026年3Q | 82 | 6 | 7.3 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2016年9月期からの10期で、売上は101億円から270億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は3.3%。売上は9期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2016年9月 | 101 | — | 20 | — | 14 |
| 東京証券取引所市場第一部へ上場市場変更 | |||||
| 2017年9月 | 132 | — | 15 | — | 8 |
| 当社グループとして初めての企業主導型保育所を株式会社グローバルキッズが東京都足立区に開設 企業主導型保育事業である「めばえ保育ルーム」を事業譲受 | |||||
| 2018年9月 | 170 | — | 19 | — | 6 |
| 株式会社グローバルキッズCOMPANYへ商号変更 株式会社グローバルキッズが株式会社ろくを吸収合併 | |||||
| 2019年9月 | 197 | — | 18 | — | 11 |
| 2020年9月 | 222 | — | 9 | — | 4 |
| 2021年9月 | 235 | — | 11 | — | 5 |
| 2022年9月 | 244 | — | 12 | — | −3 |
| 株式会社おはようキッズ(旧東京建物キッズ株式会社)の全株式を取得し完全子会社化 当社グループの運営施設数が188施設となる | |||||
| 2023年9月 | 251 | — | 3 | — | −1 |
| 2024年9月 | 264 | 8 | 8 | 3.0 | 3 |
| 株式会社アソシエ・アカデミーの全株式を取得し同社及び株式会社アソシエ・インターナショナルを完全子会社化 当社グループの運営施設数が209施設となる | |||||
| 2025年9月 | 270 | 9 | 8 | 3.3 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高270億円のうち、営業利益として残るのは9億円で3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.0%243億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.7%18億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年9月期は営業CFが16億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは−5億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は26億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 22 | −29 | 20 | −7 | 15 |
| 2017年9月 | 20 | −27 | 5 | −7 | 12 |
| 2018年9月 | 20 | −30 | 10 | −10 | 13 |
| 2019年9月 | 22 | −28 | 8 | −6 | 15 |
| 2020年9月 | 20 | −10 | −6 | 10 | 18 |
| 2021年9月 | 12 | −9 | −8 | 3 | 13 |
| 2022年9月 | 15 | −7 | −8 | 8 | 13 |
| 2023年9月 | 12 | −4 | −7 | 8 | 14 |
| 2024年9月 | 15 | −3 | −13 | 12 | 12 |
| 2025年9月 | 16 | −21 | 19 | −5 | 26 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2025年9月期の総資産は201億円。このうち返さなくてよい自己資本が77億円で、自己資本比率は38.4%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 119 | 52 | 67 | 44.0 |
| 2017年9月 | 138 | 59 | 79 | 43.1 |
| 2018年9月 | 157 | 66 | 91 | 41.8 |
| 2019年9月 | 183 | 77 | 106 | 42.1 |
| 2020年9月 | 186 | 81 | 105 | 43.8 |
| 2021年9月 | 181 | 87 | 94 | 47.7 |
| 2022年9月 | 166 | 84 | 82 | 50.4 |
| 2023年9月 | 167 | 81 | 86 | 48.6 |
| 2024年9月 | 155 | 81 | 73 | 52.5 |
| 2025年9月 | 201 | 77 | 124 | 38.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中155位あたり、逆に低いのはROEで534社中489位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,011で、1年前と比べて+35.4%。過去52週の値幅のなかでは73%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 27.5倍 |
| PER (会社予想) | 13.8倍 |
| PBR | 1.18倍 |
| 配当利回り | 3.96% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
1カ月で3.21%上昇し、25日線(1,005円)を約2.5%上回る。8月10日に36,400株と出来高が急増し、1,020円まで上昇、その後も1,030円前後で推移。75日線・200日線も上回っており、上昇トレンドが継続。52週高値1,123円には約8%と接近している。RSIは59.69と中立圏で、上昇余地あり。年初来では43.67%上昇と好調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
予想PERは14倍と非常に低く、業界平均22.98倍を大幅に下回る。PBRは1.23倍で平均3.31倍を大きく下回り、割安感が強い。一方、配当利回り3.88%は平均2.31%を上回る。ROEは0.9%と極めて低く、収益性の改善が急務。直近の純利益は微増だが、業績は低調。割安だが成長性や収益性に課題があり、両面性が見られる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 27.5倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 13.8倍 | — |
| PBR | 1.18倍 | 3.51倍 |
| ROE | 0.9% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
保育業界は少子化でも待機児童解消への公的支出が続き、安定需要がある。強気派は、企業主導型保育や病児保育など新サービスが成長し、売上拡大が続くとみる。弱気派は、人口減少による既存園の定員割れや、自治体の委託費削減、人件費高騰で利益率が圧迫されると指摘。収益性向上と新規分野での成長が焦点。
- 需要安定
共働き増で保育需要は堅調、待機児童対策も継続
- 新規事業
企業主導型保育や病児保育などで収益多様化
- 業績改善
2024/9期に黒字化、営業利益率は3%超に改善
- 予想PER14倍は実績27.98倍から半減通年影響中
予想PER14倍は実績PER27.98倍の約半分で、市場が今期の大幅増益を織り込む
- 売上高は3期連続で増加し270億円2025/9期影響弱
売上高は2023/9期251億円→2024/9期264億円→2025/9期270億円と拡大
- 配当利回り3.88%が下支え継続影響弱
配当利回り3.88%は株価1030円に対してインカムゲインを提供
- 1年間で43.67%上昇のモメンタム継続影響弱
株価の1年変化率は+43.67%で上昇トレンドが継続
- 人口減少
子供の数が減り、定員割れリスクが長期化
- コスト上昇
保育士の賃金上昇で人件費が利益を圧迫
- 自治体依存
委託料の削減や制度変更で収益が不安定
- 純利益が3億円から1億円に急減2025/9期影響中
最終利益は2024/9期3億円から2025/9期1億円へ2億円減少
- 営業利益率3.33%の低収益構造継続影響中
営業利益9億円を売上高270億円で割ると営業利益率3.33%にとどまる
- ROE0.9%と資本効率が低位継続影響弱
ROE0.9%はPBR1.23倍に対して低く、株価の割高感につながる
- 外国人株主比率1.43%で流動性低い継続影響弱
外国人保有比率1.43%と低く、需給が細く上値が重い
- 定員稼働率
- 保育園の収益性を示す重要指標。稼働率低下は売上減少に直結
- 園児数
- 需要の実勢を反映。計画どおり入園が進むか
- 人件費比率
- 保育士確保と賃上げが利益率を左右
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+14.3%。いまの株価に対する利回りは3.96%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年9月 | 25 | — | 71.0 |
| 2023年9月 | 30 | 20.0 | 79.1 |
| 2024年9月 | 35 | 16.7 | 180.0 |
| 2025年9月 | 40 | 14.3 | 73.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ4,357人。区分でいちばん多いのは事業法人で51.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.8%を占め、残る43.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 45.9 | 44.2 | 45.5 | 49.2 | 49.8 | 51.8 |
| 個人・その他 | 41.5 | 40.0 | 40.5 | 40.4 | 41.4 | 40.8 |
| 金融機関 | 10.5 | 10.3 | 8.1 | 7.1 | 6.2 | 5.0 |
| 証券会社 | 1.8 | 2.5 | 2.6 | 1.3 | 1.1 | 1.0 |
| 外国法人 | 0.3 | 2.9 | 2.9 | 1.4 | 0.9 | 0.8 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.5 | 0.6 | 0.6 | 0.7 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社なかや | 41.27 |
| 02 | 中正雄一 | 5.81 |
| 03 | 日本生命保険相互会社 | 4.83 |
| 04 | 株式会社こどもの森 | 4.49 |
| 05 | 株式会社カナモリコーポレーション | 4.20 |
| 06 | 宇田川三郎 | 2.72 |
| 07 | 生川雅也 | 1.58 |
| 08 | グローバルキッズ従業員持株会 | 1.38 |
| 09 | 東京建物株式会社 | 1.05 |
| 10 | 田浦秀一 | 0.84 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−96%、1株純資産は10期で+26%。直近期のROEは0.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 180 | 642 | 25.9 | 10.8 | — |
| 2017年9月 | 95 | 681 | 14.2 | 23.8 | — |
| 2018年9月 | 63 | 720 | 9.0 | 28.8 | — |
| 2019年9月 | 122 | 840 | 15.7 | 6.8 | — |
| 2020年9月 | 48 | 883 | 5.5 | 19.3 | — |
| 2021年9月 | 52 | 929 | 5.7 | 16.5 | — |
| 2022年9月 | −34 | 890 | −3.7 | — | 71.0 |
| 2023年9月 | −6 | 861 | −0.7 | — | 79.1 |
| 2024年9月 | 27 | 859 | 3.2 | 25.0 | 180.0 |
| 2025年9月 | 8 | 812 | 0.9 | 97.0 | 73.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額75百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中正雄一 | 代表取締役社長 | 54 | 4,482,789 |
| 須郷達也 | 代表取締役副社長 | 66 | 28,488 |
| 石井光暢 | 取締役 | 55 | 20,000 |
| 松浦司 | 取締役 | 66 | 5,178 |
| 奈良文彦 | 常勤監査役 | 67 | 864 |
| 片岡理恵子 | 監査役 | 53 | 2,000 |
| 森岡宏之 | 監査役 | 52 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 44 | 5 | 50 | 25 |
| 社外取締役 | 4 | 17 | — | 17 | 4 |
| 監査役 | 1 | 8 | — | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,672字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,329字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,978字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,145字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第11期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-17
- 半期報告書半期報告書-第10期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-20
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-20
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-02
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-21
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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