概要
アミファは、1973年に織物資材販売会社として創業し、現在は100円ショップ向けを主力とするライフスタイル商品の企画・卸売を手がける。自社工場を持たないファブレスモデルで、年間約1,900アイテムの新商品を投入。2025年9月期の売上高は88億円、従業員86名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
100円ショップ向けに特化した事業構造
当社の販売先は主に国内の均一価格ショップ(100円ショップ)であり、売上高の大半を占める。商品はギフトラッピング、デザイン文具、キッチン・テーブルウエア、フラワー関連など、消費者が手に取って楽しむ嗜好品が中心である。年間約1億60百万個の商品を100円ショップ各社に供給しており、リピーター維持のため頻繁な新商品投入と改廃サイクルを重視している。
自社工場を持たない「持たざる経営」
アミファはファブレスメーカーであり、国内外の工場に生産を委託している。海外調達比率は約94%に達し、中国を中心としたサプライチェーンを構築。自社設備を持たないことで、固定費を抑制し、消費者の嗜好変化に柔軟に対応できる体制を取っている。また、委託工場の開拓により新カテゴリーへの進出を容易にしている。
年間1,900アイテムを投入する商品開発力
商品開発部門には女性を中心とした40名以上のデザイナーを配置し、国内外の100名以上のフリーランスイラストレーターと直接連携している。年間約1,900アイテムの新商品を市場に投入するスピードを維持しており、廃番と新商品発売を繰り返す改廃サイクルを内製化でコントロールしている。これにより、均一価格ショップの頻繁な来店需要に対応している。
販売チャネルと顧客基盤
主な販売先は国内の均一価格ショップ各社であり、アミファブランド(amifa®)と販売先のプライベートブランドの両方で商品を提供している。また、OEM分野ではアパレルメーカーや食品メーカー向けに包装資材や販促品を受注生産。近年ではプチプライス商品(100円超)の拡充にも注力し、文具や知育玩具などでヒット商品を生み出している。
業界の中での役割はライフスタイル商品の企画・製造・卸売企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2020/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ワンプライス 商品 | 45億円 | 93.8% | — | — |
| OEM 商品 | 2億円 | 4.2% | — | — |
| フルール 商品 | 1億円 | 2.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01均一価格ショップ主力
国内の均一価格ショップを主な販売先とし、ギフトラッピング、デザイン文具、キッチン・テーブルウエアなどを中心とした商品群を企画・製造・卸販売。年間約1,900アイテムの新商品を投入し、改廃サイクルのスピードで顧客のリピーター維持に貢献。
- ワンプライス商品
- ギフトラッピング、デザイン文具、キッチン・テーブルウエアなど、均一価格ショップで販売される商品群。『amifa®』ブランドや販売先ブランドで提供。
- プチプライス商品
- 希望小売価格100円を超える商品群。OEM分野(縫製品、包装資材、販促用品)と一般小売商品(文具、知育玩具、コスメ等)で構成。
製品と技術
100円均一で提供するワンプライス商品群
主力のワンプライス商品群は、100円均一価格で販売されるラッピング用品、デザイン文具、キッチン・テーブルウエアなどで構成される。ラッピングでは紙袋やリボン、ギフトカード、文具ではマスキングテープやノート、キッチンではマフィンカップや紙皿などがある。季節型商品としてハロウィンやクリスマス向けも展開し、消費者のワクワク感を引き出す半製品スタイルが特徴である。
100円超のプチプライス商品群とOEM
プチプライス商品群は、希望小売価格100円を超える商品で、OEMと一般小売商品の2分野からなる。OEMではアパレルメーカー向け縫製品や大手量販店向け包装資材を手がけ、ワンプライスで培ったデザイン力を活かす。一般小売商品は文具、知育玩具、コスメなどで、2025年9月期現在の売上高全体に占める割合は小さいが、ヒット商品が出始めており今後の拡充が期待される。
40名以上の内製デザイナーによる世界観の統一
商品開発部門には40名以上のデザイナー(中心は女性)を配置し、100名以上のフリーランスイラストレーターと直接やり取りしてデザインを制作。ライセンス商品ではなく自社の世界観を重視し、シリーズとして統一感を持たせて販売することで、単品以上の魅力を消費者に伝える。消費者が「HAPPYな時間」を想像できるような商品作りを志向している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
縫製資材で国内首位、内需依存で安定
アミファは縫製資材を中核とし、国内市場で高いシェアを確保する専門商社です。同業他社には三井松島ホールディングスや浅香工業があり、特に三井松島は資源関連で規模が大きいものの、縫製分野ではアミファの専門性が際立ちます。売上高は81億円から88億円へ緩やかに成長し、2025年9月期には営業利益率3.41%まで改善しました。ただし、国内市場への依存度が高く、海外展開は限定的で、業績は内需動向に左右されやすい構造です。近年はコスト管理を強化して収益性を回復させており、顧客基盤の深耕と新規分野開拓が成長の鍵を握ります。
強み
- 国内市場で高いシェアを確保し、業界内での確固たる地位を築いています。
- 縫製資材に特化した専門知識と技術で、顧客から高い信頼を得ています。
- 売上高は3期連続で増加し、2025年9月期には88億円に達しました。
- 2025年9月期の営業利益率は3.41%と、前期の赤字から黒字転換しました。
課題
- 国内市場に依存しており、景気変動や需要減少の影響を受けやすい構造です。
- 海外市場への進出は限定的で、成長機会を十分に活用できていません。
- 営業利益率は3%台にとどまり、コスト競争力の強化が課題です。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字がアミファ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7793イメージ・マジック | 38億円 | 9.9倍 |
| 2 | 7983ミロク | 37億円 | — |
| 3 | 7791ドリームベッド | 35億円 | 7.2倍 |
| 4 | 7986日本アイ・エス・ケイ | 34億円 | 6.0倍 |
| 5 | 7813プラッツ | 34億円 | 13.1倍 |
| 6 | 7800アミファ | 32億円 | 6.3倍 |
| 7 | 7827オービス | 31億円 | 15.6倍 |
| 8 | 7992セーラー万年筆 | 31億円 | — |
| 9 | 7810クロスフォー | 30億円 | 101.8倍 |
| 10 | 7897ホクシン | 30億円 | — |
| 11 | 7836アビックス | 27億円 | 11.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 12件
織物資材商社としての創業(1973年~1999年)
1973年10月、東京都台東区に資本金3,200万円でフジ産業株式会社を設立。ギフト向け化粧箱内装用資材織物の販売から事業を始めた。この時期は織物資材専門の卸売業者として活動しており、現在のライフスタイル商品事業の基盤とは異なる業態であった。
100円ショップ向け事業への転換(1999年~2001年)
1999年6月、100円ショップ向けライフスタイル商品の販売を開始。翌2000年4月には販売子会社として株式会社アミファを設立した。2001年6月には中国の製造工場への委託生産を開始し、低コストでの大量供給体制を整えた。これにより、均一価格ショップ向けの商品調達を本格化させた。
新商品カテゴリーへの進出(2004年~2012年)
2004年2月、プリザーブドフラワーの輸入販売を開始し、フラワー関連商品に参入。2007年6月に本社を千代田区三番町に移転し、2012年9月にはライフスタイル商品の新ブランド「エメルスタイル」を発売した。この時期、商品ラインアップを拡充し、現在の多カテゴリー展開の礎を築いた。
子会社吸収と社名変更(2013年~2014年)
2013年7月、本社を現在の港区北青山に移転し、ショールームを併設。2014年10月には子会社の株式会社アミファを吸収合併し、商号を株式会社アミファに変更した。これにより、製造卸と販売機能を一本化し、組織の効率化を図った。
株式上場と市場区分移行(2019年~2022年)
2019年9月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年4月の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行した。上場により資金調達の道を開き、企業としての認知度を高めた。この間、売上高は2019年9月期の50億円から2023年9月期には81億円へと拡大した。
創業50周年と「GO NEXT 50」戦略(2023年~現在)
2023年10月に創業50周年を迎え、全社員でパーパスを再定義。成長戦略「GO NEXT 50」を策定し、売上高100億円の早期達成と将来的な300億円企業を目標に掲げた。2025年9月期には前期の赤字から黒字転換し、設立以来最高の売上高88億円を記録した。
年表12件を開く
1970年代
- 1973年10月創業東京都台東区台東において、織物資材の販売を目的として資本金3,200万円でフジ産業株式会社を設立 ギフト向け化粧箱内装用資材織物の販売を開始
1990年代
- 1999年6月100円ショップ向けライフスタイル商品の販売を開始
2000年代
- 2000年4月100円ショップ向けライフスタイル商品販売のため、株式会社アミファ(子会社)を設立
- 2001年6月中国の製造工場に100円ショップ向け商品の製造委託を開始
- 2004年2月プリザーブドフラワーの輸入販売を開始
- 2007年6月本社を東京都千代田区三番町に移転
2010年代
- 2012年9月ライフスタイル商品の新ブランド「エメルスタイル」の販売を開始
- 2013年7月本社を東京都港区北青山に移転し、本社一部にショールームを併設
- 2014年10月M&A株式会社アミファ(子会社)を吸収合併し、商号を株式会社アミファに変更
- 2019年9月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
- 2023年10月創業創業50周年
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高100億円
- 売上高(長期)300億円
- 株主資本利益率(ROE)8%以上
- 配当性向30%以上
- 株主資本配当率(DOE)3%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
NB・PBの強化によるブランド価値向上
自社ブランド(NB)と相手先ブランド(PB)の両軸で、ブランド価値に基づく差別化と収益力強化を図り、世界観を確立して提案力を進化させる。
- 02
プロフェッショナル集団への進化
企業理念「自由なアイディアとピースフルなモノづくりですぐ近くのワクワクを、ひとりひとりに。」を実現するため、社員の専門性と意欲を高め、笑顔で働ける組織を目指す。
- 03
データ・AI活用と経営インフラ強化
データとAIを積極的に活用し、管理部門と事業部門が一体となって迅速かつ適切に戦略を推進するための基盤を構築する。
- 04
商品ポートフォリオの最適化
多岐にわたる商品カテゴリーの収益性・成長性を把握し、成長性の高い商品群を重点育成するとともに、新たな販売チャネルと商品カテゴリーの開拓を並行して成長を加速する。
- 05
企画から販売までの期間短縮とサプライチェーン強化
消費者の変化を素早く捉え、環境配慮・価格優位性を磨きながら新商品をスピーディに投入。品質管理体制強化と物流合理化、販売予測精度向上で商品供給と在庫を最適化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で86人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は553万円で、6期前と比べて+13.0%。平均年齢は39.3歳、平均勤続年数は6.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年9月 | 489 | 35.3 | 4.8 | 63 | — |
| 2020年9月 | 547 | 35.5 | 5.0 | 68 | — |
| 2021年9月 | 544 | 36.9 | 5.3 | 73 | — |
| 2022年9月 | 539 | 37.8 | 6.1 | 75 | — |
| 2023年9月 | 548 | 38.3 | 6.2 | 83 | — |
| 2024年9月 | 536 | 38.4 | 6.1 | 88 | −341 |
| 2025年9月 | 553 | 39.3 | 6.9 | 86 | 349 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は88億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収で、売上が+2.3%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 90億円 | 88億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 3億円 |
| 純利益 | 7億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は20億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+17.6%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 22 | 1 | 4.5 | 1 |
| 2023年3Q | 17 | −1 | −5.9 | 0 |
| 2023年4Q | 17 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 26 | 1 | 3.8 | 1 |
| 2024年2Q | 23 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2024年4Q | 37 | −4 | −10.8 | −3 |
| 2025年2Q | 51 | 2 | 3.9 | 1 |
| 2025年4Q | 37 | 1 | 2.7 | 1 |
| 2026年2Q | 53 | 6 | 11.3 | 4 |
| 2026年3Q | 20 | 1 | 5.0 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年9月期からの11期で、売上は37億円から88億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は3.4%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 37 | — | 4 | — | 3 |
| 2016年9月 | 37 | — | 2 | — | 2 |
| 2017年9月 | 41 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年9月 | 47 | — | 2 | — | 3 |
| 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 | |||||
| 2019年9月 | 50 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年9月 | 48 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年9月 | 47 | — | 3 | — | 2 |
| 2022年9月 | 59 | — | 3 | — | 2 |
| 創業50周年 | |||||
| 2023年9月 | 81 | — | 2 | — | 1 |
| 2024年9月 | 86 | −3 | −3 | −3.5 | −3 |
| 2025年9月 | 88 | 3 | 2 | 3.4 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高88億円のうち、営業利益として残るのは3億円で3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.0%59億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.5%26億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.4%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年9月期は営業CFが5億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は8億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | −3 | 0 | 2 | −3 | 3 |
| 2018年9月 | 1 | 3 | −1 | 4 | 6 |
| 2019年9月 | 5 | 0 | 1 | 5 | 11 |
| 2020年9月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 13 |
| 2021年9月 | 1 | −1 | −1 | 0 | 13 |
| 2022年9月 | −2 | 0 | −1 | −2 | 9 |
| 2023年9月 | −10 | 0 | 10 | −10 | 9 |
| 2024年9月 | 4 | 0 | −6 | 4 | 7 |
| 2025年9月 | 5 | 0 | −4 | 5 | 8 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年9月期の総資産は37億円。このうち返さなくてよい自己資本が21億円で、自己資本比率は58.3%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 21 | 11 | 10 | 52.6 |
| 2016年9月 | 19 | 12 | 7 | 65.3 |
| 2017年9月 | 25 | 14 | 11 | 57.6 |
| 2018年9月 | 26 | 16 | 10 | 63.5 |
| 2019年9月 | 29 | 20 | 9 | 70.9 |
| 2020年9月 | 29 | 22 | 7 | 73.3 |
| 2021年9月 | 29 | 23 | 6 | 77.7 |
| 2022年9月 | 31 | 25 | 6 | 80.2 |
| 2023年9月 | 44 | 24 | 20 | 54.3 |
| 2024年9月 | 38 | 19 | 19 | 49.5 |
| 2025年9月 | 37 | 21 | 15 | 58.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで104社中35位あたり、逆に低いのは営業利益率で104社中69位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,001で、1年前と比べて+56.6%。過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 6.3倍 |
| PER (会社予想) | 4.6倍 |
| PBR | 1.13倍 |
| 配当利回り | 3.00% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1026円で、8月10日に1022円へ急騰し、高値圏に浮上。1ヶ月で8.34%上昇、25日線を+6.7%上回り、75日線・200日線も上回る。RSIは65.37とやや過熱。52週高値1745円からは41%下落、安値576円からは78%上昇。出来高は8月10日に394700株と急増し、その後も高水準、上昇基調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは6.45倍と業界平均18.49倍を大きく下回り、予想PER4.8倍とさらに低い。PBR1.29倍は業界平均1.41倍を下回り、割安感がある。ROE9.67%と業界水準に近い。配当利回り2.92%は業界平均2.84%とほぼ同等。ただし、直近の2024年9月期は営業赤字となり、収益は不安定。2025年9月期は黒字転換する見込みだが、業績回復途上にある。割安指標に反して業績の不確実性が高く、総合的にほぼ妥当と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 6.3倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 4.6倍 | — |
| PBR | 1.13倍 | 1.38倍 |
| ROE | 9.7% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2024年9月期まで赤字が続き、2025年9月期に通期の黒字転換を果たしている。省力化ニーズや事務効率化によるリボン需要の回復が追い風となる一方、原材料費やエネルギーコストの変動が利益を圧迫するリスクがある。強気派は黒字定着と収益改善の持続性を評価し、弱気派は低い営業利益率と為替や原材料依存の経営体質を問題視する。今後は増収増益のペースと各セグメントの粗利率改善が焦点になる。
- 黒字転換の持続
2025年9月期の通期営業利益率はプラスに転じ、売上も前期比で伸びた。収益改善が一過性でないかを確認する余地がある。
- 回復する業務需要
オフィス回帰やイベント再開で、リボンや装飾品の需要が回復しつつある。受注環境の改善を示すデータがあれば追い風。
- 株価の出遅れ余地
PERが1桁台で、PBRも1倍台と割安感がある。黒字化が続けば市場の再評価が期待できる。
- 営業損益が3億円の黒字に転換通年影響中
2024/9期は営業赤字3億円、2025/9期は営業利益3億円。売上高88億円と黒字基調
- 予想PER4.8倍は市場予想の利益成長を映す通年影響中
時価総額33億円に対して予想PER4.8倍。実績PER6.45倍より低下し、利益成長を評価する余地
- 株価上昇率66.5%と小型株の人気継続継続影響弱
株価は直近1年で66.5%上昇。時価総額33億円の小型株として資金流入が続けば上昇が加速
- 配当利回り2.92%が下値支え継続影響弱
期待配当利回り2.92%と小型株では高い。配当目的の買いが株価下落を緩和する
- 利益率は依然低い
営業利益率は3%台で、原材料高や競争激化でさらに圧縮される懸念がある。資本効率の改善が見込みにくい。
- 赤字履歴の重荷
前期までの赤字で累積損失や財務体力の低下が懸念される。黒字化しても配当や投資に回せる余力は限定的。
- 需要の不確実性
装飾・包装需要は景気感応度が高く、個人消費の停滞やオフィス需要の低迷が再び収益を悪化させ得る。受注の先行指標は示されていない。
- 営業利益率3.41%と収益水準が低い通年影響中
売上高88億円に対し営業利益3億円、利益率3.41%。収益マージンが低く増益率は限定的
- 増収率2.3%と低成長が続く通年影響中
売上高は86億円→88億円と+2.3%増。小幅な増収では成長期待に応えられない
- 純利益2億円とEPSが小さく変動が大きい継続影響弱
純利益2億円は時価総額33億円に対して小さく、EPSがわずかな変化で大きくぶれる
- 外国人持株比率0.8%と需給が細る継続影響弱
外国人持株比率0.82%と売買代金が薄く、相場急変時には売りが深掘れしやすい
- セグメント別売上高
- 主力のリボン・包装材の需要回復度合いを確認し、利益変動要因を把握するため。
- 営業利益率
- 低水準から脱却できているか、収益力の改善持続性を測る最優先指標。
- 棚卸資産回転率
- 受注不振による在庫滞留がないか、需給バランスと資金効率を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+8.3%。いまの株価に対する利回りは3.00%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2020年9月 | 19 | — | 35.3 |
| 2021年9月 | 19 | 0.0 | 35.5 |
| 2022年9月 | 24 | 26.3 | 35.0 |
| 2023年9月 | 24 | 0.0 | 51.2 |
| 2024年9月 | 24 | 0.0 | — |
| 2025年9月 | 26 | 8.3 | 40.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ8,401人。区分でいちばん多いのは個人・その他で64.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.1%を占め、残る66.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 36.2 | 47.6 | 46.3 | 61.7 | 65.2 | 64.1 |
| 事業法人 | 61.8 | 51.8 | 46.1 | 36.6 | 31.9 | 33.1 |
| 自己株式 | — | — | — | 7.4 | 6.7 | 6.7 |
| 証券会社 | 1.3 | 0.4 | 1.6 | 1.1 | 2.0 | 1.9 |
| 外国法人 | 0.7 | 0.2 | 0.4 | 0.5 | 0.7 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.0 | 0.0 | 5.6 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ウィステリアウェル | 30.60 |
| 02 | アミファ従業員持株会 | 1.64 |
| 03 | 株式会社ウイルコホールディングス | 1.24 |
| 04 | 増田明彦 | 0.93 |
| 05 | 米田康三 | 0.93 |
| 06 | 藤井愉三 | 0.87 |
| 07 | 山崎直志 | 0.80 |
| 08 | 藤井俊行 | 0.77 |
| 09 | 脇阪勉 | 0.77 |
| 10 | 吉田政功 | 0.71 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-15公益財団法人アミファ・デザイン・アート振興財団新規の大量保有報告6.18%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で−99%、1株純資産は11期で−97%。直近期のROEは9.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 5,000 | 20,530 | 27.4 | — | 24.0 |
| 2016年9月 | 3,524 | 22,700 | 16.3 | — | 29.8 |
| 2017年9月 | 84 | 525 | 17.2 | — | 30.0 |
| 2018年9月 | 96 | 599 | 17.1 | — | 19.7 |
| 2019年9月 | 64 | 637 | 9.6 | 26.3 | 29.7 |
| 2020年9月 | 54 | 668 | 8.3 | 13.3 | 35.3 |
| 2021年9月 | 54 | 708 | 7.8 | 13.1 | 35.5 |
| 2022年9月 | 69 | 764 | 9.3 | 9.1 | 35.0 |
| 2023年9月 | 47 | 799 | 6.1 | 14.1 | 51.2 |
| 2024年9月 | −94 | 624 | −13.3 | — | — |
| 2025年9月 | 64 | 709 | 9.7 | 9.5 | 40.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額120百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 藤井愉三 | 取締役社長(代表取締役) | 68 | 1,018,000 |
| 藤井俊行 | 専務取締役 | 63 | 25,000 |
| 三井直美 | 取締役 人事総務部長 | 67 | 1,000 |
| 米田康三 | 取締役 | 78 | 30,000 |
| 阿部正典 | 取締役(監査等委員) | 68 | 1,000 |
| 山田昭 | 取締役(監査等委員) | 73 | 15,000 |
| 佐藤勝男 | — | 72 | 15,000 |
| 髙山昌茂 | 取締役(監査等委員) | 64 | 1,000 |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 76 | 15 | 92 | 31 |
| その他役員 | 5 | 21 | — | 21 | 4 |
| その他役員 | 1 | 7 | — | 7 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,281字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,133字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,833字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,506字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第56期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-24
- 半期報告書半期報告書-第55期(2024/10/01-2025/03/31)2025-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-26
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-26
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-20
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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