概要
ホクシンは1950年設立のMDF(中密度繊維板)専業メーカーである。大阪府岸和田市に本社を置き、従業員167名。主要製品は「スターウッド」「スターウッドTFB」。2022年から繊維廃棄物を原料とするリサイクル建材「PANECO® board M」も展開。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、2026年3月期の売上高は102億67百万円である。
MDF(中密度繊維板)の専業メーカーとして
ホクシンはMDF(中密度繊維板)の製造・販売を主力事業とする単一セグメント企業である。2026年3月期の売上高102億67百万円のうち、国産製品「スターウッド」が57億26百万円、「スターウッドTFB」が35億11百万円を占め、輸入商品が10億29百万円となっている。MDFは木材繊維を原料とした建材で、断熱性・加工性に優れ、住宅の内装材や造作材として広く用いられる。同社は1972年にMDFの製造を開始し、1987年には「スターウッドTFB」を投入、以来この分野に特化して事業を展開してきた。
国内販売に依存する収益構造
ホクシンの販売先はほぼ国内市場である。2026年3月期の販売実績では、相手先別割合で株式会社LIXILが10.8%、双日建材株式会社が10.7%、丸玉木材株式会社が9.4%、SMB建材株式会社が9.1%と、上位4社で40%を超える。輸入商品は減少傾向にあり、前期比15.0%減の10億29百万円となった。住宅市場の動向に収益が左右されやすい構造であり、近年は新設住宅着工戸数の低迷が売上に影響を与えている。
環境配慮型製品への注力
同社は経営基本理念の一つに「環境への貢献」を掲げ、省エネルギー・リサイクルを事業戦略の中心に据える。2022年に開発した「PANECO® board M」は、建材の量産設備を活用し廃棄衣類などの繊維廃棄物を主原料とするリサイクル建材である。また、主力のMDF自体も木材の有効活用製品であり、森林資源の節約に寄与する。中期経営計画では構造用MDFの拡販やPANECO® board Mの量産・販売を重点施策に掲げている。
住宅市場縮小への対応課題
ホクシンの経営環境は厳しさを増している。物価上昇や住宅ローン金利の上昇に加え、建築基準法改正による確認申請の長期化などから新設住宅着工戸数は低調である。2026年3月期は営業損失37百万円、当期純損失27百万円と赤字に転落した。同社は非住宅分野向け製品開発や販路開拓、働き方改革による業務効率改善などで対応を図る方針だが、収益基盤の再構築が急務となっている。
業界の中での役割は住宅建材メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01住宅建材主力
構造用MDFを中心に、住宅向け建材として販売。新設住宅着工戸数の減少に直面しながらも、環境配慮型製品の付加価値向上により需要を開拓している。
- 構造用MDF
- 住宅の構造部材に使用される中密度繊維板。耐水性や強度に優れ、木造住宅の床材や壁材などに使用される。
02非住宅分野準主力
住宅以外の用途(商業施設、公共施設など)向けにMDFの用途拡大を図っている。環境配慮型製品としての需要を開拓し、販路を拡大している。
- PANECO® board M
- 廃棄衣類などの繊維廃棄物を主原料としたリサイクル建材。建築用途に加え、環境価値を訴求した製品として非住宅分野でも展開。
製品と技術
「スターウッド」と「スターウッドTFB」の2種MDF
ホクシンの主力製品は「スターウッド」と「スターウッドTFB」である。スターウッドは1972年に製造を開始した標準的なMDFで、厚みのある板材が中心。スターウッドTFBは1987年投入の薄型MDFで、化粧板の基材や家具部品などに用いられる。2026年3月期の販売額はスターウッド57億26百万円、スターウッドTFB35億11百万円。いずれも木材チップを原料とし、熱圧成形により製造される。住宅着工減の影響を受けているが、内装材として一定の需要を維持している。
繊維廃棄物から作る「PANECO® board M」
PANECO® board Mは、廃棄衣類などの繊維廃棄物を主原料とするリサイクル建材である。ホクシンが保有する建材の量産製造設備を活用し、2022年に製品化された。MDFと同様の工程で製造でき、環境負荷低減が期待される。中期経営計画では「PANECO® board Mの量産・販売」を重点施策に掲げており、サーキュラーエコノミーの流れを捉えた新たな収益源として位置づけられている。
MDF製造における設備と原料調達
ホクシンのMDF製造は、岸和田市の工場で行われている。原料には主に国産の木材チップを使用するが、生産実績によるとスターウッドとスターウッドTFBの合計で年間約80億円の製造原価を計上している。製造工程では減価償却費が大きなコスト要素であり、設備投資の効率性が収益に直結する。同社は装置産業であるため、ROICやEBITDAを重視した経営指標を採用し、長期的な視点で設備投資を評価している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
建材・木材加工で地域密着
ホクシンはその他製品セクターの中でも建材・木質ボード分野に特化。同業の三井松島HDや浅香工業とは異なる領域で、住宅市場に依存。ドリームベッド(寝具)やテクセンドフォトマスク(半導体)とは競合しないが、同セクター内で独自のポジション。地域密着型の営業網と安定した品質で、国内シェアを維持している。業界再編が進む中、規模拡大よりも専門性を強みに。
強み
- 木質ボード製造で高い技術力、品質で定評
- 地元工務店との強いつながり、安定的需要
- 生産効率化で競争力維持、収益安定
- エコ素材開発、環境規制への適合性
課題
- 国内新築需要の減退、売上に直結
- 木材価格高騰、安定的調達に課題
- 大手建材メーカーに対し規模劣位
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字がホクシン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7813プラッツ | 34億円 | 13.1倍 |
| 2 | 7800アミファ | 32億円 | 6.3倍 |
| 3 | 7827オービス | 31億円 | 15.6倍 |
| 4 | 7992セーラー万年筆 | 31億円 | — |
| 5 | 7897ホクシン | 30億円 | — |
| 6 | 7810クロスフォー | 30億円 | 101.8倍 |
| 7 | 7836アビックス | 27億円 | 11.6倍 |
| 8 | 7850総合商研 | 25億円 | 11.2倍 |
| 9 | 7939研創 | 24億円 | 11.2倍 |
| 10 | 7896セブン工業 | 24億円 | — |
| 11 | 7878光・彩 | 23億円 | 19.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
合板製造で創業しMDF事業へ転換した1950~1972年
ホクシンは1950年6月、北新合板株式会社として大阪市大正区に設立された。設立時は北新化工株式会社から本社工場を譲り受け、合板の製造・販売を開始した。1957年に本社・工場を大阪市住吉区へ移転。1967年には子会社株式会社北新合板製造所を岸和田市に設立。1972年2月、同子会社がMDF(中密度繊維板、製品名スターウッド)の製造・販売を開始し、これが後の主力事業へとつながる。この時点ではまだ合板とMDFを併営していた。
子会社統合と合板事業からの撤退(1978~1985年)
1978年に子会社北新モルパ工業株式会社を設立。1979年8月には株式会社北新合板製造所、北新化学工業株式会社、北新モルパ工業株式会社の3子会社を吸収合併し、経営資源を集約した。1985年3月、合板の製造・販売を中止し、MDF専業メーカーへの転換を完了。同年7月には本社を大阪府岸和田市へ移転し、商号をホクシン株式会社に変更した。この一連の再編で事業の方向性が固まった。
株式上場と新製品投入(1986~1993年)
1986年11月、ホクシンは大阪証券取引所市場第二部に上場した。1987年1月には「スターウッドTFB」の製造・販売を開始。TFBは「Thin Fiber Board」の略で、より薄く加工性の高いMDFとして住宅建材市場に投入された。1995年10月には大阪証券取引所市場第一部に指定され、同年12月には東京証券取引所市場第一部にも上場。この時期にMDFの品揃えを強化し、上場企業としての基盤を固めた。
海外子会社設立と撤退(1993~2005年)
1993年10月、米国ワシントン州に子会社STARWOOD CORPORATIONを設立。1995年10月にはオーストラリア・タスマニア州にSTARWOOD AUSTRALIA PTY. LTD.を設立した。しかし、海外事業は軌道に乗らず、2000年3月に米国子会社を清算。2002年12月にはオーストラリア子会社の資産・営業権をCARTER HOLT HARVEY WOOD PRODUCTS AUSTRALIA PTY.LTD.へ譲渡し、2005年8月に同社も清算された。この海外進出は短期で終了した。
国内子会社の取得と整理(2007~2013年)
2007年10月、ホクシンは株式会社大亀(大阪府岸和田市)の全株式を取得し子会社化した。しかし、2009年8月には同事業を譲受けし清算。2010年11月、大阪証券取引所第一部上場を廃止。2013年1月には子会社C&H株式会社の株式51%を大建工業株式会社(現DAIKEN株式会社)へ譲渡し、同社保有は49%となった。この間、事業ポートフォリオの見直しが進められた。
C&H再子会社化と市場区分移行(2021~2022年)
2021年3月、ホクシンは大建工業からC&H株式会社の株式51%を買い戻し、再び完全子会社化した。2022年1月にはC&H株式会社を吸収合併。同年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からスタンダード市場へ移行した。この再編によりグループの一体運営が強化され、新製品PANECO® board Mの開発・量産体制が整えられた。
年表26件を開く
1950年代
- 1950年6月創業北新合板株式会社(大阪市大正区)設立 北新化工株式会社の本社工場(大阪市大正区)を譲り受け合板製造、販売開始
- 1957年2月本社及び工場を大阪市住吉区へ移転
1960年代
- 1967年1月子会社株式会社北新合板製造所(大阪府岸和田市)設立
- 1969年11月子会社北新化学工業株式会社(奈良県橿原市)設立
1970年代
- 1972年2月子会社株式会社北新合板製造所にてMDF(中密度繊維板、製品名スターウッド)製造、販売開始
- 1977年8月本社を大阪市浪速区へ移転
- 1978年10月子会社北新モルパ工業株式会社(奈良県橿原市)設立
- 1979年8月M&A子会社株式会社北新合板製造所、北新化学工業株式会社及び北新モルパ工業株式会社を吸収合併
1980年代
- 1985年3月合板製造、販売中止
- 1985年7月商号変更本社を大阪府岸和田市へ移転、ホクシン株式会社に商号変更
- 1986年11月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
- 1987年1月MDF(中密度繊維板、製品名スターウッドTFB)製造、販売開始
1990年代
- 1993年10月子会社STARWOOD CORPORATION(米国ワシントン州)設立
- 1995年10月大阪証券取引所(現 株式会社大阪証券取引所)市場第一部銘柄に指定 子会社STARWOOD AUSTRALIA PTY. LTD.(豪州タスマニア州)設立
- 1995年12月上場東京証券取引所(現 株式会社東京証券取引所)市場第一部に上場
2000年代
- 2000年3月子会社STARWOOD CORPORATION(米国ワシントン州)清算
- 2002年12月子会社STARWOOD AUSTRALIA PTY. LTD.(豪州タスマニア州)の資産及び営業権を CARTER HOLT HARVEY WOOD PRODUCTS AUSTRALIA PTY.LTD.へ譲渡
- 2004年4月子会社C&H株式会社(東京都千代田区)を設立
- 2005年8月子会社STARWOOD AUSTRALIA PTY. LTD.(豪州タスマニア州)清算
- 2007年10月M&A株式会社大亀(大阪府岸和田市)の全株式を取得し、子会社化
- 2009年8月子会社株式会社大亀(大阪府岸和田市)事業譲受・清算
2010年代
- 2010年11月上場株式会社大阪証券取引所上場廃止
- 2013年1月子会社C&H株式会社の株式51%を大建工業株式会社(現 DAIKEN株式会社)へ譲渡
2020年代
- 2021年3月M&A大建工業株式会社(現 DAIKEN株式会社)より関連会社C&H株式会社の株式51%を取得し、子会社化
- 2022年1月M&A子会社C&H株式会社を吸収合併
- 2022年4月株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- ROIC2028年度まで中期経営計画で指標として設定
- EBITDA2028年度まで中期経営計画で指標として設定
- 営業利益2028年度まで中期経営計画で指標として設定
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
構造用MDFの拡販
住宅建材向けの中密度繊維板(MDF)を主力とし、非住宅分野への販路開拓も進め、市場シェア拡大を図る。
- 02
海外MDF工場との連携強化
海外のMDF工場と協力し、安定的なサプライチェーンを維持するとともに、コスト競争力を高める。
- 03
PANECO® board Mの量産・販売
廃棄衣類などの繊維廃棄物を主原料とした環境配慮型リサイクル建材を量産化し、販売を拡大する。
- 04
省エネ・リサイクルによる収益基盤確立
製造・販売プロセスで省エネ・リサイクルを推進し、コスト低減と環境負荷低減を両立させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で167人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は531万円で、9期前と比べて−5.4%。平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は17.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 151 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 162 | — |
| 2019年3月 | 561 | 41.4 | 15.9 | 168 | — |
| 2020年3月 | 542 | 41.8 | 16.3 | 167 | — |
| 2021年3月 | 511 | 42.2 | 16.1 | 183 | — |
| 2022年3月 | 564 | 42.9 | 16.6 | 188 | — |
| 2023年3月 | 609 | 42.9 | 16.6 | 193 | — |
| 2024年3月 | 527 | 43.0 | 17.2 | 189 | — |
| 2025年3月 | 554 | 43.6 | 17.0 | 182 | −55 |
| 2026年3月 | 531 | 42.6 | 17.6 | 167 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内C&H㈱(注)1大阪府岸和田市議決権100.0%
- 国内兼松㈱(注)1東京都港区議決権26.5%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は103億円、営業利益は0億円。前期と比べると増収で、売上が+1.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 114億円 | 103億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 0億円 |
| 純利益 | 1億円 | 0億円 |
| 1株あたり配当 | ¥2 | ¥2 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は28億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 29 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 28 | −1 | −3.6 | −1 |
| 2024年2Q | 26 | 1 | 3.8 | 0 |
| 2024年3Q | 30 | 1 | 3.3 | 2 |
| 2024年4Q | 26 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 48 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 54 | −1 | −1.9 | 0 |
| 2026年2Q | 51 | −1 | −2.0 | −1 |
| 2026年4Q | 52 | 1 | 1.9 | 1 |
| 2027年1Q | 28 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は100億円から103億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 100 | — | 4 | — | 3 |
| 2014年3月 | 109 | — | 3 | — | 3 |
| 2015年3月 | 100 | — | 1 | — | 2 |
| 2016年3月 | 112 | — | 3 | — | 4 |
| 2017年3月 | 115 | — | 8 | — | 8 |
| 2018年3月 | 113 | — | 6 | — | 4 |
| 2019年3月 | 114 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年3月 | 105 | — | 2 | — | 2 |
| 大建工業株式会社(現 DAIKEN株式会社)より関連会社C&H株式会社の株式51%を取得し、子会社化 | |||||
| 2021年3月 | 91 | — | 2 | — | 2 |
| 子会社C&H株式会社を吸収合併 | |||||
| 2022年3月 | 108 | — | 4 | — | 4 |
| 2023年3月 | 129 | — | 5 | — | 3 |
| 2024年3月 | 110 | — | 2 | — | 2 |
| 2025年3月 | 102 | −1 | −1 | −1.0 | 0 |
| 2026年3月 | 103 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高103億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.4%89億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.6%14億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は17億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4 | −2 | −3 | 2 | 11 |
| 2014年3月 | 5 | −3 | −4 | 2 | 10 |
| 2015年3月 | 0 | −3 | 3 | −3 | 10 |
| 2016年3月 | 2 | −2 | 0 | 0 | 10 |
| 2017年3月 | 15 | −6 | −1 | 9 | 18 |
| 2018年3月 | 1 | −4 | 3 | −3 | 18 |
| 2019年3月 | 4 | −5 | 0 | −1 | 17 |
| 2020年3月 | 2 | −2 | 1 | 0 | 17 |
| 2021年3月 | 2 | −6 | 4 | −4 | 18 |
| 2022年3月 | 2 | −2 | −1 | 0 | 17 |
| 2023年3月 | 5 | −3 | −1 | 2 | 17 |
| 2024年3月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 17 |
| 2025年3月 | 3 | −2 | −1 | 1 | 17 |
| 2026年3月 | 9 | −4 | −5 | 5 | 17 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は131億円。このうち返さなくてよい自己資本が59億円で、自己資本比率は45.1%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 102 | 33 | 69 | 32.0 |
| 2014年3月 | 101 | 35 | 66 | 35.0 |
| 2015年3月 | 104 | 37 | 67 | 35.4 |
| 2016年3月 | 111 | 39 | 72 | 34.9 |
| 2017年3月 | 118 | 47 | 71 | 39.4 |
| 2018年3月 | 130 | 49 | 81 | 37.9 |
| 2019年3月 | 129 | 50 | 79 | 38.9 |
| 2020年3月 | 124 | 51 | 73 | 40.8 |
| 2021年3月 | 127 | 53 | 74 | 41.4 |
| 2022年3月 | 136 | 55 | 81 | 40.7 |
| 2023年3月 | 144 | 58 | 86 | 40.3 |
| 2024年3月 | 143 | 59 | 84 | 41.5 |
| 2025年3月 | 137 | 58 | 79 | 42.4 |
| 2026年3月 | 131 | 59 | 72 | 45.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で104社中66位あたり、逆に低いのはROEで104社中96位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥105で、1年前と比べて-24.1%。過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 22.9倍 |
| PBR | 0.55倍 |
| 配当利回り | 1.90% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月+1.0%と小幅高。6/10に97円まで下落後、7/3に101円まで回復。52週安値96円付近での底固め感。52週高値143円からは-29.4%。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり2円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.90%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 5 | — | 18.3 |
| 2018年3月 | 5 | 0.0 | 31.8 |
| 2019年3月 | 4 | −30.0 | 40.4 |
| 2020年3月 | 2 | −42.9 | 36.8 |
| 2021年3月 | 2 | −25.0 | 28.6 |
| 2022年3月 | 4 | 166.7 | 30.1 |
| 2023年3月 | 4 | 0.0 | 34.1 |
| 2024年3月 | 2 | −50.0 | 35.7 |
| 2025年3月 | 2 | 0.0 | 277.8 |
| 2026年3月 | 2 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥2
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ4,831人。区分でいちばん多いのは事業法人で48.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.0%を占め、残る48.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 49.0 | 49.2 | 49.3 | 49.3 | 48.8 | 48.8 |
| 個人・その他 | 35.0 | 35.0 | 39.2 | 42.6 | 42.9 | 44.7 |
| 金融機関 | 10.6 | 9.8 | 8.1 | 5.7 | 5.0 | 3.1 |
| 証券会社 | 3.7 | 4.0 | 2.6 | 1.2 | 2.5 | 1.6 |
| 外国法人 | 1.7 | 1.9 | 0.7 | 1.1 | 0.7 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 兼松㈱ | 26.51 |
| 02 | DAIKEN㈱ | 14.90 |
| 03 | 永大産業㈱ | 3.52 |
| 04 | ホクシン取引先持株会 | 3.51 |
| 05 | 酒井佐知子 | 2.57 |
| 06 | 國分節子 | 2.50 |
| 07 | 中島和信 | 2.38 |
| 08 | ㈱池田泉州銀行 | 1.52 |
| 09 | ホクシン従業員持株会 | 1.18 |
| 10 | 古谷洋作 | 1.07 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−110%、1株純資産は14期で+80%。直近期のROEは-0.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 10 | 115 | 9.2 | 18.7 | 14.9 |
| 2014年3月 | 11 | 124 | 9.1 | 13.7 | 18.3 |
| 2015年3月 | 5 | 129 | 4.3 | 24.0 | 36.9 |
| 2016年3月 | 13 | 137 | 9.6 | 9.2 | 23.4 |
| 2017年3月 | 27 | 164 | 18.1 | 7.5 | 18.3 |
| 2018年3月 | 16 | 174 | 9.3 | 11.7 | 31.8 |
| 2019年3月 | 9 | 178 | 4.9 | 15.8 | 40.4 |
| 2020年3月 | 5 | 178 | 3.1 | 21.0 | 36.8 |
| 2021年3月 | 6 | 185 | 3.3 | 20.6 | 28.6 |
| 2022年3月 | 13 | 195 | 7.0 | 14.1 | 30.1 |
| 2023年3月 | 12 | 204 | 5.9 | 12.0 | 34.1 |
| 2024年3月 | 6 | 210 | 2.7 | 22.7 | 35.7 |
| 2025年3月 | 1 | 205 | 0.3 | 147.2 | 277.8 |
| 2026年3月 | −1 | 208 | −0.5 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額78百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高橋英明 | 代表取締役 社長執行役員 | 62 | 126,000 |
| 寺田恭久 | 取締役 上席執行役員 | 64 | 43,000 |
| 廣田昌俊 | 取締役 上席執行役員 | 55 | 46,000 |
| 永田武 | 取締役 | 63 | — |
| 山田公徳 | 取締役(監査等委員) | 63 | — |
| 澤由美 | 取締役(監査等委員) | 59 | — |
| 桂川恵利子 | 取締役(監査等委員) | 41 | — |
| 寺西慶晃 | — | 42 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 48 | 53 | 18 |
| 社外取締役 | 6 | 25 | 25 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,352字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,266字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,849字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,809字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第76期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第75期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-01
- 有価証券報告書有価証券報告書-第74期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第74期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-01-29
- 四半期報告書四半期報告書-第74期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-10-30
- 四半期報告書四半期報告書-第74期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-01
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-01-30
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-10-31
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-01
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