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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

ミロク

Miroku Corporation7983 · Standard · その他製品

猟銃国内大手。ライフル・散弾銃の製造で長い歴史を持ち、工作機械では深穴加工機のニッチトップを占める。

概要

ミロクは高知県南国市に本社を置く純粋持株会社である。連結子会社6社を通じて猟銃、工作機械、クラウドソリューションの3事業を展開する。従業員数は627名。1963年に大阪証券取引所第2部に上場し、2003年に持株会社体制へ移行した。2022年4月から東京証券取引所スタンダード市場に上場している。売上高の約85%を猟銃事業が占め、その大半はブローニンググループへのOEM供給である。

持株会社体制のもと3事業とその他

ミロクは2003年5月に商号を変更し、分社型新設分割によりミロク製作所を設立した。以降、純粋持株会社としてグループ全体の経営を統轄する。連結子会社はミロク製作所(猟銃製造)、南国ミロク(猟銃部品)、ミロク工芸(猟銃関連)、ミロク機械(工作機械)、MIROKU MACHINE TOOL,INC.(米国販売)、ミロクリエ(クラウドサービス)の6社。持分法適用関連会社にミロクテクノウッド、特殊製鋼所、ミロク興産がある。報告セグメントは猟銃事業、工作機械事業、クラウドソリューション事業、その他の4区分で、その他には自動車用ハンドルの仕入販売と木工商品が含まれる。

猟銃事業:ブローニングへの依存と安定収益

猟銃事業は当社グループの売上高の約85%を占める最大セグメントである。主要顧客はブローニング・アームズ・カンパニーとブローニング・インターナショナルS.A.で、2024年10月期には両社向け販売が連結売上高の82.0%を占めた。製品は上下二連銃とボルトアクションライフルが中心で、1966年の技術提携以来OEM供給を継続している。2024年10月期のセグメント売上高は106億円(前期比16.1%増)、セグメント利益は1億1764万円(前期は4億4408万円の損失)と黒字転換した。原材料高の影響はあるが、新製品の生産安定と固定資産減損損失の剥落が寄与した。

工作機械事業:深穴加工のニッチ市場で強み

工作機械事業はミロク機械を中核とし、深穴加工機(ガンドリル)の製造・販売と加工サービスを提供する。ニッチな市場における総合ガンドリルメーカーとして、ハードとソフト両面のノウハウを持つ。2024年10月期の売上高は19億9385万円(前期比18.3%増)で、セグメント利益は1億2856万円(同17.1%減)。機械部門は増収だが、収益性の高い加工部門の受注低調が利益を圧迫した。営業活動強化により自動車産業や半導体製造装置市場での商機を狙う。米国子会社MIROKU MACHINE TOOL,INC.を通じて海外展開も図っている。

クラウドソリューションと新規事業の芽

クラウドソリューション事業は2019年設立のミロクリエが担当する。設備保全業務効率化のためのクラウドシステムを開発・販売する。2024年10月期の売上高は1867万円(前期比267.9%増)と急成長しているが、セグメント損失は4464万円と依然赤字が続く。その他事業は自動車用ハンドルの仕入販売と竹繊維複合材「BAMBOO+」の生産が主体で、売上高4750万円、利益3056万円と小規模ながら安定している。自動車関連はトヨタ自動車や東海理化の動向を注視しつつ、電動化に対応する新技術開発を進めている。

財務状況:減損損失で赤字、事業再生途上

2024年10月期の連結売上高は125億円(前期比14.7%増)だったが、営業損失2459万円、親会社株主に帰属する当期純損失25億2511万円を計上した。純損失の主因は猟銃事業の減損損失25億1298万円である。2025年10月期は売上高109億円(前期比13.1%減)と減少し、営業損失5億円、純損失25億円を見込む。ただし経営者は次期に補助金を想定し純利益610百万円を見込む。長期ビジョンとして「主力三事業の強みを活かし、新たな事業創出で盤石な経営基盤を築く」を掲げ、2026中期経営計画を推進中である。

業界の中での役割は猟銃製造と深穴加工機製造の専門メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
125億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-25億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01猟銃主力

猟銃の製造・販売を行う。国内猟銃市場で長年の実績を持ち、ライフル銃や散弾銃などを中心に、狩猟・標的射撃向けに供給している。子会社で部品製造や仕上げ加工を担い、一貫生産体制を構築。

主な製品・サービス2
ライフル銃
狩猟や標的射撃用のライフル銃。高い精度と信頼性を備え、国内市場で高いシェアを有する。
散弾銃
狩猟やクレー射撃用の散弾銃。多様なモデルを展開し、初心者から競技者まで幅広い需要に対応。

02工作機械準主力

深穴加工機等の製造・加工・販売を行う。ガンリーマーやガンドリルなど深穴加工技術で世界トップクラスの実績。自動車部品、油圧機器、金型など多岐にわたる産業向けに供給。

深穴加工機で世界トップクラスのシェア

主な製品・サービス2
深穴加工機
深い穴を高精度で加工するための工作機械。銃身加工などで培った技術を応用し、自動車部品や金型などに使用される。
ガンドリル
深穴加工用のドリル工具。自社製工作機械と組み合わせることで高精度な加工を実現。

03クラウドソリューション副次

子会社ミロクリエにてクラウドサービスの開発・販売を行う。地元企業向けに業務効率化を支援するサービスを提供。

主な製品・サービス1
クラウドサービス
企業向けに業務効率化を支援するクラウドサービス。

04その他その他

自動車用ハンドルの仕入・販売、木工商品の仕入・販売を行う。猟銃事業で培った金型技術を活かし、関連事業を展開。

主な製品・サービス2
自動車用ハンドル
ステアリングホイールの仕入・販売。
木工商品
木材を使った家庭用品などの仕入・販売。

製品と技術

猟銃:上下二連銃とボルトアクションライフルのOEM

ミロクグループの猟銃事業は、株式会社ミロク製作所と株式会社南国ミロクが製造を担う。主力製品は上下二連銃とボルトアクションライフルで、いずれもブローニングブランド向けのOEMである。1966年の技術提携以降、ブローニングの設計・品質基準に基づく生産を継続。特に上下二連銃は伝統的な職人技と最新の工作技術を融合させた高精度品として知られ、北米・欧州市場で高い評価を得ている。2024年10月期には新製品の生産が安定し、猟銃事業全体の売上高は106億円に回復した。

深穴加工機「ガンドリル」と加工サービス

ミロク機械が手がける工作機械事業の核は、深穴加工に特化したガンドリルマシンである。銃身加工の技術を応用し、高いアスペクト比の穴あけを精密に行える。製品は機械部門で製造し、加工部門が顧客からの受託加工を請け負う。自動車部品(燃料噴射ノズル、油圧部品)や半導体製造装置部品、金型用冷却穴などの需要に対応。2024年10月期の工作機械セグメント売上高は19.9億円で、加工部門の収益性が高い。アメリカ子会社を通じて海外営業も行い、ニッチ市場でのシェア拡大を狙う。

クラウドシステム「設備保全アプリ」

子会社ミロクリエが提供するクラウドソリューションは、工場設備の保全業務を効率化するSaaS型システムである。点検・修理履歴の記録、保全スケジュール管理、アラート通知などの機能を備え、製造業やインフラ企業向けに販売される。2024年10月期の売上高は1867万円と前期比3.7倍の成長だが、依然として営業赤字が続く。新規顧客獲得を優先する戦略で、営業活動を強化中。ミロクグループの「ものづくり」の知見を活かした自社製品として、長期的な事業柱への育成を目指す。

自動車用ハンドルと竹繊維複合材「BAMBOO+」

その他事業に分類される自動車関連では、ミロク製作所が自動車用ハンドル(部分加飾品)の仕入販売を行う。取引先はトヨタ自動車や東海理化などで、電動化による構造変化に対応するため新技術・新工法の開発を進める。また木工商品分野では、竹繊維複合材「BAMBOO+」を開発・生産し、環境配慮型素材として販路を拡大中。2024年10月期のその他事業売上高は4750万円と小規模だが、自動車関連は業界の大変革期にあるため、今後はハンドル以外の製品展開も視野に入れている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 工作機械深穴加工機で世界トップクラスのシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

その他製品で中小規模、赤字からのV字回復

同社は「その他製品」セクターに位置し、売上高は109億円(2024/10期)と中小規模です。2024/10期は営業損失を計上しましたが、2025/10期には125億円の売上高と黒字転換を見込んでおり、急速な業績回復が期待されます。同業の浅香工業やドリームベッドと比較して、同社はまだ赤字からの回復途上にあり、収益性の改善が課題です。ただし、業界内での具体的なポジションや強みは提供データからは不明であり、追加情報が必要です。

強み

  • 赤字から短期間で黒字転換を計画するV字回復の可能性。
  • 2025/10期に売上高14.7%増の125億円を予想。
  • 赤字からの回復にはリストラや効率化が奏功した可能性。
  • 増収計画から市場ニーズを捉えた製品展開が示唆。

課題

  • 2025/10期の営業利益率は0%と極めて低い水準。
  • 直近で赤字を計上しており、安定的な収益基盤が未確立。
  • 業界内での差別化要因がデータからは見えない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がミロク

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17975リヒトラブ45億円59.0倍
27807幸和製作所44億円8.5倍
37805プリントネット39億円8.3倍
47863平賀38億円14.4倍
57793イメージ・マジック38億円9.9倍
67983ミロク37億円
77791ドリームベッド35億円7.2倍
87986日本アイ・エス・ケイ34億円6.0倍
97813プラッツ34億円13.1倍
107800アミファ32億円6.3倍
117827オービス31億円15.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

1963年上場とブローニングとの提携で猟銃事業の基盤形成

当社は1963年10月に大阪証券取引所市場第2部に株式を上場した。当時の社名は株式会社ミロク(現持株会社とは異なる)で、猟銃製造を主業としていた。1966年12月にはアメリカのブローニング・アームズ・カンパニーと販売並びに技術提携を締結。これにより高級猟銃のOEM供給ルートを確立し、以後60年にわたりブローニンググループとの緊密な関係が続くことになる。上場後まもなくして主力事業の柱が固まった。

高知県内での生産子会社設立と本社移転(1970年代)

1971年3月、高知県高岡郡梼原町と共同出資で株式会社梼原ミロクを設立。同年11月には技術部門から独立しミロク機械株式会社(現連結子会社)を設立し、工作機械事業に参入した。1972年6月には本社工場を高知県南国市篠原537番地1に移転し、生産拠点を集約。1977年3月には山本銃砲製作所(後の香北ミロク、現南国ミロク)の株式を取得し、猟銃部品の内製化を進めた。1988年9月には馬路村に株式会社馬路ミロクを設立し、高知県内の生産ネットワークを拡大した。

工作機械事業の拡大と海外進出(1990年代~2000年代)

1981年2月にミロク機械がミロク機販株式会社を設立し、販売部門を分離。2000年5月にはミロク機販が米国にMIROKU MACHINE TOOL,INC.を設立し、北米市場への直接販売を開始した。2001年2月にミロク機販は株式会社ミロクマシンツールに商号変更。2002年11月にはミロク機械がミロクマシンツールを吸収合併し、工作機械事業の製造・販売を一体化した。この間、2002年8月に品質マネジメントシステムISO9001を、2005年9月にミロク機械が同認証を取得し、品質管理体制を強化した。

2003年持株会社制への移行:純粋持株会社ミロクの誕生

2003年5月、商号を株式会社ミロクに変更するとともに、分社型新設分割により営業の全てを株式会社ミロク製作所に承継した。これによりミロクは純粋持株会社となり、グループ全体の経営統轄に専念する体制へ移行。ミロク製作所が猟銃事業を、ミロク機械が工作機械事業をそれぞれ担う形となった。この組織再編は、事業ごとの責任明確化と機動的な経営を目的としたもので、以後のグループ運営の基礎となった。

グループ再編と新事業への挑戦(2010年代)

2010年11月、香北ミロクがミロク精工を吸収合併し商号を株式会社南国ミロクに変更。2011年11月には南国ミロクが梼原ミロクを吸収合併し、猟銃部品子会社を統合した。2010年12月には馬路ミロクの清算が結了し、生産子会社の整理が進んだ。2013年7月、大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第2部に上場。同年11月にはミロク工芸を完全子会社化し猟銃関連事業を強化。2017年6月には中国子会社弥勒深孔机械(太倉)有限公司を清算し、海外展開の見直しを行った。2019年8月にはミロク製作所から独立しミロクリエを設立し、クラウドソリューション事業に本格参入した。

スタンダード市場移行と経営課題への対応(2020年代)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行。2024年10月期には猟銃事業の固定資産に減損損失25億1298万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純損失25億2511万円と大幅な赤字となった。経営環境は、ブローニンググループからの受注減少や原材料高騰に直面。2026中期経営計画では生産性向上と新事業創出を掲げ、日章新工場の稼働による効率化と、自動車関連事業における竹繊維複合材「BAMBOO+」の安定生産などに取り組んでいる。

年表24件を開く

1960年代

  • 1963年10月上場大阪証券取引所市場第2部に株式を上場。
  • 1966年12月ブローニング・アームズ・カンパニーと販売並びに技術提携。
  • 1969年4月創業当社台木部門から独立し、株式会社ミロク銃床(1999年8月に株式会社ミロク精工に商号を変更)を設立。

1970年代

  • 1971年3月創業高知県高岡郡梼原町と共同出資にて株式会社梼原ミロクを設立。
  • 1971年11月当社技術部門から独立し、ミロク機械株式会社を設立。(現連結子会社)
  • 1972年6月本社工場を高知県南国市篠原537番地1に移転。
  • 1977年3月山本銃砲製作所(1981年12月に株式会社香北ミロクに商号を変更)の株式を取得。

1980年代

  • 1981年2月ミロク機械株式会社(現連結子会社)がミロク機販株式会社を設立。
  • 1988年9月創業高知県安芸郡馬路村に株式会社馬路ミロクを設立。

2000年代

  • 2000年5月ミロク機販株式会社が米国にMIROKU MACHINE TOOL,INC.を設立。(現連結子会社)
  • 2001年2月ミロク機販株式会社を株式会社ミロクマシンツールに商号を変更。
  • 2002年8月品質マネジメントシステムISO9001認証取得。
  • 2002年11月M&Aミロク機械株式会社(現連結子会社)が株式会社ミロクマシンツールを吸収合併。
  • 2003年5月商号変更商号を株式会社ミロクに変更。同時に持株会社方式による分社型新設分割により、株式会社ミロク製作所を設立(現連結子会社)し、営業の全てを承継。
  • 2005年9月ミロク機械株式会社(現連結子会社)が品質マネジメントシステムISO9001認証取得。

2010年代

  • 2010年11月M&A株式会社香北ミロクが株式会社ミロク精工を吸収合併。商号を株式会社南国ミロク(現連結子会社)に変更。
  • 2010年12月株式会社馬路ミロクの清算結了。
  • 2011年11月M&A株式会社南国ミロク(現連結子会社)が株式会社梼原ミロクを吸収合併。
  • 2012年1月ミロク機械株式会社(現連結子会社)が中華人民共和国に弥勒深孔机械(太倉)有限公司を設立。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い東京証券取引所市場第2部に株式を上場。
  • 2013年11月M&A株式会社ミロク工芸(現連結子会社)の株式を追加取得し、同社を完全子会社化。
  • 2017年6月弥勒深孔机械(太倉)有限公司の清算結了。
  • 2019年8月株式会社ミロク製作所(現連結子会社)から独立し、株式会社ミロクリエを設立。(現連結子会社)

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年10月期まで12,200百万円
  • 営業損失2026年10月期まで100百万円
  • 経常利益2026年10月期まで60百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年10月期まで610百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    生産工程改善による生産性向上

    全事業で生産工程の徹底した改善を通じて生産性を高め、顧客要求に応える品質と納期を確保するとともに、省人化・自動化・IT/IoT活用により価格競争力を向上させる。

  2. 02

    事業間連携による相乗効果

    猟銃・工作機械・クラウドソリューション・自動車関連の各事業間の活発な交流による相乗効果を創出し、グループ全体のものづくり体制を確立する。

  3. 03

    日章新工場の本格稼働と生産体制最適化

    2026年2月に本格稼働する日章新工場で生産能力を拡充し、既存工場の再構築・BCP対策と合わせて猟銃生産体制の全体最適化・安定化を進める。

  4. 04

    工作機械の加工部門を核とした拡大

    総合ガンドリルメーカーの強みを活かし、加工部門を収益の柱として半導体・FPD市場の需要を取り込み、全国4拠点の稼働率向上と新拠点追加を模索する。

  5. 05

    サステナビリティと人財育成

    持続可能な成長のため、従業員・ステークホルダーとの対話活性化、求める人財の獲得・育成・教育訓練を進め、日章新工場と既存工場のBCP対策等で持続可能性を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で627人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は473万円で、9期前と比べて22.5%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は7.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月514
2017年10月529
2018年10月549
2019年10月61045.06.8557
2020年10月54742.96.6567
2021年10月51642.47.1587
2022年10月50042.57.1584
2023年10月47541.25.9620
2024年10月52041.26.2636−79
2025年10月47341.37.26270

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 高知県南国市5,484百万円
猟銃事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ミロク製作所(注)2.4.5
    高知県南国市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱南国ミロク(注)3
    〃 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ミロク工芸
    〃 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ミロク機械㈱(注)4.5
    〃 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ミロクテクノウッド
    高知県南国市 · 持分法適用会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は125億円営業利益0億円前期と比べると増収で、売上が+14.7%。

売上高
+14.7%
125億円
営業利益
0億円
純利益
-25億円
営業利益率
0.0%
前期比 +4.6%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は62億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−1.6%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q29310.32
2023年2Q3126.52
2023年3Q2813.62
2023年4Q31−1
2024年1Q2613.81
2024年2Q28−1−3.6−1
2024年4Q55−5−9.1−23
2025年2Q6311.62
2025年4Q62−1−1.6−27
2026年2Q6211.62

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は118億円から125億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ミロク機械株式会社(現連結子会社)が中華人民共和国に弥勒深孔机械(太倉)有限公司を設立。
2012年10月11882
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い東京証券取引所市場第2部に株式を上場。
2013年10月12288
2014年10月12796
2015年10月11995
2016年10月12096
2017年10月1251310
2018年10月135118
株式会社ミロク製作所(現連結子会社)から独立し、株式会社ミロクリエを設立。(現連結子会社)
2019年10月154139
2020年10月13684
2021年10月13763
2022年10月11585
2023年10月11985
2024年10月109−5−3−4.6−23
2025年10月125020.0−25

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高125億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-25億円、売上の-20.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.4%113億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.4%13億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
9.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.5pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比24.3pt
-20.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-11.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが12億円、投資CFが−25億円で、差し引きのフリーCFは−13億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は17億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月9−4−2522
2013年10月2−1−7116
2014年10月8−8−1014
2015年10月4−2−1215
2016年10月10−82219
2017年10月11−5−4621
2018年10月6−50123
2019年10月15−6−4929
2020年10月12−10−2229
2021年10月11−8−1331
2022年10月2−161−1418
2023年10月−5−1212−1714
2024年10月0−3433−3413
2025年10月12−2516−1317

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は219億円。このうち返さなくてよい自己資本が107億円で、自己資本比率は49.1%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月133844963.5
2013年10月138954369.1
2014年10月1461014569.2
2015年10月1491074271.4
2016年10月1551114471.4
2017年10月1611204174.8
2018年10月1651263976.2
2019年10月1741353977.9
2020年10月1751383778.5
2021年10月1831424177.4
2022年10月1931474676.0
2023年10月2091535673.3
2024年10月2261339358.9
2025年10月21910711149.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
79億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
63億円
在庫として抱えている分
負債合計
111億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
43
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率104社中14位あたり、逆に低いのは配当利回り104社中101位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.1%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
14.7%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,221で、1年前と比べて+1.4%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥1,221-0.8%1ヶ月+16.3%1年+1.4%時価総額37億円
過去52週の値幅
安値¥1,010高値¥1,580

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.31倍
配当利回り0.82%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1014円、前日比-2.5%と下落。1カ月で-2.1%、軟調。52週安値1010円に接近。25日線(1046円)を下回る。出来高2900株と低調。RSI32.2と売られ過ぎ圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PBR 0.26倍は業界平均1.35倍を大きく下回り、解散価値対比で極めて低い評価。配当利回り0.96%は低く、業界平均2.12%に劣る。ROE3.2%と低収益で、直近2期は純損失を計上しており、資産価値だけが評価されている。割安だが、収益改善の兆しが見えない点に留意が必要。

指標この会社業種平均
PBR0.31倍1.38倍
ROE3.2%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績が悪化しており、収益回復が最大の焦点。強気派は売上高回復とコスト削減による黒字転換を期待。PBR0.26倍と純資産価値から見て大幅に割安であり、ターンアラウンドが実現すれば株価上昇余地は大きい。弱気派は前期の大幅赤字から回復の見通しが不透明で、営業利益0%予想すら達成できるか疑問。債務超過リスクや業界の需要低迷が重荷。配当利回りも0.96%と低く、投資妙味に欠ける。

プラスに働く材料7
  • PBR0.26倍の割安感

    解散価値から見て大幅に割安。

  • 売上高回復期待

    今期売上高は前期比14%増の125億円見込み。

  • ターンアラウンド余地

    コスト削減で黒字化すれば株価上昇。

  • 2025年10月期の売上高14.7%増加2025/10影響

    売上高が109億円→125億円へ16億円増加、事業回復兆し。

  • 営業損益が赤字からゼロへ改善2025/10影響

    営業損失5億円から損益分岐点へ、収益改善。

  • PBR0.26倍の極度な割安不定影響

    PBR0.26倍は解散価値比74%安、資産価値からの下支え。

  • 外国人持ち株比率18.3%と一定の外部関心継続影響

    外国人保有が一定水準、需給安定化に寄与。

マイナスに働く材料7
  • 業績回復の不透明感

    前期23億円の赤字。営業利益0%予想すら不確実。

  • 財務リスク

    利益水準が低く、債務超過の懸念。

  • 低配当・低成長

    配当利回り0.96%と低く、成長性も乏しい。

  • 純損失拡大の継続2025/10影響

    純損失が23億円から25億円へ拡大、業績悪化トレンド。

  • 営業利益率がゼロと低収益体質継続影響

    営業利益率0%は持続可能な水準でなく、赤字転落のリスク。

  • 小規模時価総額30億円で流動性極低継続影響

    時価総額30億円と極小型、売買が株価に大きく影響。

  • 自己資本の毀損懸念継続影響

    PBR0.26倍は純資産の大幅毀損を示唆、信用リスク。

次の決算で確かめる点
営業損益
黒字化が最低条件。利益の有無が株価の鍵。
受注高
売上高回復の先行指標。需要の回復を確認。
自己資本比率
財務健全性の指標。債務超過リスクを監視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から16.7%いまの株価に対する利回りは0.82%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
0.82%
いまの株価に対して
配当性向
51.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年10月4035.7
2017年10月400.032.4
2018年10月29−27.528.2
2019年10月5072.435.8
2020年10月500.032.0
2021年10月40−20.066.6
2022年10月400.070.4
2023年10月4512.551.5
2024年10月12−73.3
2025年10月10−16.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ1,422人。区分でいちばん多いのは事業法人29.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
事業法人29.728.627.227.427.629.5
個人・その他21.123.727.628.029.528.8
金融機関25.624.522.422.422.320.1
外国法人22.021.921.220.318.618.3
証券会社0.51.01.31.71.73.1
政府・自治体0.30.30.30.30.30.3
自己株式0.10.10.10.10.10.1
外国人個人0.80.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01MLPFS CUSTODY ACCOUNT(常任代理人 BOFA証券株式会社)13.24
02株式会社ミロク興産8.79
03株式会社四国銀行4.73
04株式会社高知銀行4.43
05ミロク共栄会3.93
06株式会社酉島製作所3.83
07日油株式会社3.26
08株式会社ISSリアライズ3.26
09明治安田生命保険相互会社2.93
10日本生命保険相互会社2.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−5220%、1株純資産は14期で+527%。直近期のROEは3.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月175812.910.430.9
2013年10月566549.04.129.8
2014年10月446956.68.739.3
2015年10月367335.18.529.5
2016年10月397645.27.035.7
2017年10月3324,1408.47.732.4
2018年10月2814,3386.66.728.2
2019年10月3224,5807.26.135.8
2020年10月1494,6693.210.732.0
2021年10月1034,8012.215.766.6
2022年10月1744,9673.68.370.4
2023年10月1635,1913.210.051.5
2024年10月−7784,516
2025年10月−8563,644

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/10期の役員報酬は総額56百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
弥勒美彦取締役社長(代表取締役)6982,500
宮地雅久取締役 管理本部本部長671,500
井戸隆雄取締役(非常勤)496,685
稲田勝裕取締役(非常勤)58500
井上孝志取締役(非常勤)58
ジャンルイ・ダム取締役(非常勤)56
トラビス・ホール取締役(非常勤)57
堀見和道取締役(非常勤)57
古味俊雄常勤監査役562,500
和田広男監査役(非常勤)68
北村裕監査役(非常勤)70

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4296359
社外取締役6141153
監査役16066

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容718字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは当社及び子会社[㈱ミロク製作所、㈱南国ミロク、㈱ミロク工芸、ミロク機械㈱、MIROKU MACHINE TOOL,INC.、㈱ミロクリエ]と関連会社[㈱ミロクテクノウッド、㈱特殊製鋼所、㈱ミロク興産]で構成され猟銃事業、工作機械事業及びその他における製造・仕入及び販売を主な内容とし、事業活動を展開しております。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、セグメントと同一の区分であります。 また、当連結会計年度より、報告セグメントの名称を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」をご参照ください。 セグメントの名称   主な事業内容   主要な会社名 猟銃事業   猟銃の製造及び販売   ㈱ミロク製作所、㈱南国ミロク ㈱ミロク工芸 工作機械事業   深穴加工機等の製造・加工及び販売   ミロク機械㈱ MIROKU MACHINE TOOL,INC. クラウドソリューション事業   クラウドサービスの開発及び販売   ㈱ミロクリエ その他   自動車用ハンドルの仕入及び販売 木工商品の仕入及び販売   ㈱ミロク製作所、 ㈱ミロクテクノウッド 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) 当社は純粋持株会社として、子会社及び関連会社を含むグループ全体の経営を統轄しております。
経営方針・対処すべき課題3,949字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「誠実と正直こそ信頼への近道」を経営の基本方針として、以下の事項を基本理念に掲げ、会社に関わるすべての人々に比類のない喜びと感動を与えるため、高品質な製品とサービスを世界へ提供してまいります。 HONESTY ~ 誠実と正直こそ信頼への近道 ~   <私たちの約束>   ① 私たちは、顧客を大切にします。  私たちは、製品・サービスの品質向上に努め、顧客と約束した品質と納期を確実に守るとともに、顧客の期待を上回る製品・サービスを生み出し続けます。   ② 私たちは、従業員を大切にします。  私たちは、ミロクグループで働く従業員一人一人を大切な存在として尊重し、従業員が心理的かつ経済的幸せを感じられるように、働き甲斐のある環境と公平な制度を全力でつくります。   ③ 私たちは、パートナー企業を大切にします。  私たちは、私たちの製品・サービスづくりに協力してくださるパートナー企業と、お互いがかけがえのない存在であり続けるために、強い信頼関係を築き、互いの繁栄を目指します。   ④ 私たちは、地域社会を大切にします。  私たちは、会社の永続的な発展を通して地域における継続的な雇用創出に貢献するとともに、地域の環境保護に努めることで、地域社会と共存していきます。   ⑤ 私たちは、株主を大切にします。  私たちは、株主にとって透明性のある経営を重視し、常に時代を先取りする製品・サービスの開発に果敢に挑戦することにより、会社の魅力を高め、健全な利益を生み出していきます。 (2)経営環境 猟銃事業につきましては、トランプ政権による通商政策等、世界的に先行き不透明感があり、併せて個人消費の停滞感から、ブローニンググループからの受注は前期比で減少に転じていくものと予想されます。また、中東情勢の悪化等の影響による世界経済の減速や、終わりの見えない原材料価格の高騰等が懸念されるため、市場環境には十分留意してまいります。当社としましては、生産性の向上を図りつつ、品質管理体制の強化を目指し、OEM供給先であるブローニンググループとともに協調体制を強化していく所存です。 工作機械事業につきましては、加工部門を当事業の成長の核におくことを継続し、その営業活動を既存及び新規顧客に展開しつつ、機械部門及びツール部門への波及を図ってまいります。全体では2025年10月期をやや上回る利益水準で推移する見通しでありますが、自動車産業や半導体製造装置市場における商機を逃さぬよう、また新たな分野における需要開拓も含めて当事業の安定・強化を図ってまいります。 クラウドソリューション事業につきましては、設備保全業務効率化のためのクラウドシステム等の販売において、引き続き新規顧客獲得数を増加することを第一に鋭意営業活動に励んでまいります。 その他事業につきましては、主体である自動車関連事業は「クルマの電動化」等によって大変革の時代を迎えており、トヨタ自動車株式会社をはじめとしたカーメーカーの動向や事業パートナーである株式会社東海理化の方針を注視しながら、経営基盤の強化と新技術・新工法開発に取組むとともに、竹繊維複合材「BAMBOO+®」の安定生産に努めてまいります。 以上の結果、次期の通期連結業績につきましては、売上高12,200百万円(前期比2.5%減)、営業損失100百万円(前期は24百万円の損失)、経常利益60百万円(前期比71.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益610百万円(前期は2,525百万円の損失)を見込んでおります。なお、親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加していますが、これは日章工場に関わる補助金を想定しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は2018年度より、ミロクグループの長期ビジョンとして「主力三事業の強みを活かし、向上させ、かつ新たな事業を創出することで盤石の経営基盤を築き、今後も成長し続ける企業グループを目指す」を掲げ、その実現に向けたマイルストーンとして中期経営計画を策定しております。 「2026中期経営計画」としましては、当社製品の顧客からの要求に応えるため、生産工程の徹底した改善を通じて生産性を高めるとともに、各事業間の活発な交流による相乗効果により、当社の『ものづくり』体制を確立していくことを基本方針として推進してまいります。 猟銃事業につきましては、世界的な銃ブランドであるブローニンググループとの緊密なパートナーシップのもと、生産基盤の安定と事業の継続的成長を目指します。工作機械事業では、深穴明けというニッチな市場の数少ない総合ガンドリルメーカーとして、加工部門を収益の柱と位置づけ、顧客からの潜在ニーズと当社の強みであるハード・ソフト両面のノウハウを通じて事業の拡大・創出を目指します。クラウドソリューション事業では、引き続き新規顧客の獲得に邁進いたします。自動車関連事業では、自動車産業が大変革期にあるなか、部分加飾ハンドルで確実に利益を確保するべく経営基盤の強化を進めるとともに、ハンドル以外の製品への事業展開も視野に入れて、新技術・新工法開発と新事業・新領域へのチャレンジを進めてまいります。以上を通じて当社グループ全体で計画の達成に向けて邁進いたします。 持続可能なグループ企業を支える基盤としての「サステナビリティ」に関する当社の取組みとしましては、グループの持続的成長のため、従業員はじめステークホルダーとの厚みのある対話によりコミュニケーションの活性化を図るとともに、当社が求めるべき人財の獲得、育成、教育訓練の整備等を進めてまいります。また本格稼働が迫った日章新工場と老朽化している既存工場のBCP対策等を通じ、当社の持続可能性を高めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 セグメントごとの課題は次のとおりであります。 ① 猟銃事業 猟銃事業につきましては、緊密なビジネスパートナーであるブローニンググループへ、確実な品質と納期で製品を納めることを第一の目標として実行していきます。主力の米国及び欧州市場は、トランプ政権の通商政策による関税の動向等、強い不透明感はありますが、長期的には一定の受注水準が保たれるものと思われます。 2026年2月に本格稼働する予定の日章新工場では、中長期的に生産能力の拡充を図ってまいりますが、併せて既存工場の再構築及びBCP対策等により、当社猟銃生産体制の全体最適化、安定化を推し進めます。また、主力二製品のフルモデルチェンジによる新製品の本格的な市場投入の第一段階が終了し、派生モデルの追加により新規顧客の獲得及び既存顧客の需要喚起を推進するとともに、顧客ニーズに対応したフレキシブルな供給体制の構築を実現し、売上拡大を目指します。さらに省人化を通じた工程の自動化やロボット化及びIT/IoTの活用と、運転資本の最適化を含めたあらゆる経費削減活動により、価格競争力の向上に努めてまいります。 2026年10月期以降は、2025年10月期末での固定資産の減損損失の計上により、今後の減価償却費負担が軽減されるため、その分会計上の利益が改善することになります。さらに2027年10月期以降は、生産性向上による製造原価率の改善とともに、日章新工場と既存工場による改善効果の上積みに努めます。併せて原材料価格の高騰等による製造原価の上昇分を販売価格に転嫁するべくブローニンググループと交渉をかさねてまいります。 ② 工作機械事業 工作機械事業につきましては、半導体業界では、AIサーバに加えてオンデバイスAIのアプリケーション拡大に伴い半導体需要の拡大と高性能化が進み投資拡大が予想されます。FPD(フラットパネルディスプレイ)業界におきましては、IT製品搭載に向けたOLED(有機EL)の需要拡大及びタブレット・PC・スマートフォンへのOLED化が加速すると考えられ工場建設増加が期待されています。 このような環境のもと、販売戦略としましては当社の強みである総合ガンドリルメーカーとしての国内シェア及びそのブランド力を活かし、加工部門を核とした戦略で成長が予想される半導体やFPD市場の需要を取込み、全国4拠点の稼働率向上を目指し、また拠点の追加の可能性も模索してまいります。機械部門では対面による営業活動を推進し、新規顧客の獲得とエリアごとの営業戦略で売上増加を目指し、ツール部門では、顧客の要求に的確に応えることで販売促進につなげていきます。さらに全部門において原価低減を推し進めるとともに、人財育成による多能工化を推進してまいります。 ③ クラウドソリューション事業 設備保全業務効率化のためのクラウドサービス等の販売において鋭意営業活動を展開し、新規顧客獲得に努めます。競合他社との優位性を明確にし、中長期的に当事業を安定させることに注力してまいります。 ④ その他事業 その他事業の主体である自動車関連事業は、「クルマの電動化」等によって大変革の時代を迎えており、主力の加飾ハンドルの将来動向も不透明な状況下において、中長期的な事業の成長に向けて、新しい業務分野の取込みと、強みを活かした新規事業や新製品の開発に積極的に取組んでまいります。
事業等のリスク3,521字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)セグメント別のリスクについて 猟銃事業 ① 海外における政治・経済情勢の動向について 猟銃事業では、売上高の90%以上をブローニンググループ向けに販売しており、同グループの主要な販売地域である米国及び欧州をはじめとした海外の政治経済情勢に起因した市場動向の変化に大きく左右されます。 政治情勢が大きく変化することによって米国または販売地域における銃規制が大幅に強化された場合や、当社製品に対する関税の増加や景気の後退などにより当社製品の市場が縮小した場合、新たな規制への対応による費用の増加や同グループからの受注数量が減少する可能性があります。 また、同グループとの輸出取引は円建てで行っており、当社グループとの取引における直接的な為替変動リスクは同グループが背負っております。しかしながら、経済情勢の変化によって為替の変動による急激な円高が起こった場合、または円高傾向が長期にわたる場合には、同グループとの価格交渉が必要となります。 さらに、ウクライナや中東地域の情勢悪化などの地政学的リスクが高まり、取引先や物流に影響を及ぼす事象が発生する場合などにおいても、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしましては、これらの外部要因に対して、OEM供給先であるブローニンググループと定期的な技術会議や月例ビデオ会議を開催することで関係の維持・強化に努め、良好かつ安定的な関係を構築することで、経営環境の変化に対応しております。 ② 製品の品質管理について 猟銃事業では、当社製品を購入してくださるお客様に安心して使用していただくため、品質・安全に配慮した製品の開発・製造・販売に努めており、品質保証部による管理のみでなく、組織横断的な品質管理体制構築にも取組み、製品の品質維持に努めております。また万が一に備え、製造物責任に関する保険に加入しております。 しかしながら、大規模な製品の回収や製造物責任に関する賠償につながるような不具合・欠陥が発生した場合には、社会的信用が大きく損なわれるとともに、多額の費用の発生や生産ラインの停止及び売上高の減少等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 原材料の調達について 猟銃事業では、海外を含む多数の取引先から年間の生産計画を基に原材料・部品の調達を行っており、原材料・部品の標準化及び共通化、また重要部品調達先の分散、商社の有効利用、納期が遅延しがちな原材料・部品の先行調達等を図っております。 しかしながら、調達先からの要請による原材料価格の高騰リスク、その原材料の特殊性から調達先が少数に限定されていることによるリスク、規模の小さい調達先の倒産や事業撤退、罹災により納品がされなくなる等のリスクが考えられます。また、海外部品における当該購入国の政治・経済情勢等の変化による調達が困難となった場合や、リスクヘッジにより為替変動の影響を緩和することは可能であっても原材料価格の上昇を販売価格に転嫁できない場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 工作機械事業 ① 顧客ニーズ及び市場動向について 工作機械事業は、深穴加工用ガンドリルマシンの製造、販売のみならず、消耗品であるガンドリルツールの製造、販売、他にも深穴明けの請負加工を中心に国内唯一の総合ガンドリルメーカーとして事業を展開しております。また、今後はさらに収益の拡大に向けて営業活動の強化を図るとともに、常に顧客ニーズや市場動向を的確に把握し、より高品質且つ高付加価値な製品の開発に取り組んでまいります。 しかしながら、業界のニーズの変化に的確に対応できず、またこれら製品開発が期待通りの進捗を見込めないことで市場占有率が低下した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 原材料における市場価格動向について 工作機械事業では、主要な製品の原材料として鋳鉄を多く使用しており、鋼材価格は市況により変動しております。 したがって、予期せぬ経済情勢の変化等により、原材料価格の上昇を販売価格に転嫁できず、またこれらの要因が長期化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 クラウドソリューション事業 ① 新規事業について クラウドソリューション事業は、当社グループにおける事業領域の拡大と持続的な成長を目指し、新規事業への取組みを行っております。 しかしながら、新規事業の展開が当初の計画どおりに進まない場合や、研究開発・人材確保のための費用等が計画以上に発生する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 その他の事業 ① 特定の取引先への依存について 自動車関連事業では、主力製品であるステアリングハンドルは、すべてトヨタ自動車株式会社で生産されている自動車向けであり、取引先と良好な関係を築いておりますが、さらなる顧客ニーズへの対応として、加飾ハンドルやカーボンニュートラルに対応した新製品の開発等に取り組んでおります。 しかしながら、市場分析や事業計画の予測とは異なる状況の発生等によって、主要取引先の方針変更により製品受注数量が減少した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)当社グループ共通のリスクについて ① 自然災害等について 当社グループは、大規模な自然災害や新型コロナウイルス感染症のような未知の感染症の世界的な流行など、不測の事態による生産活動の中断から生じる損害を最小限に抑えるため、生産設備に対し有効な防災点検及び設備保守、安全対策投資等のみならず、危機管理委員会の設置等、従業員の安全確保及び事業活動が再開できるよう努めております。 しかしながら、突発的に発生する災害や天災等の影響で、生産活動の停止による損害を被った場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人財の確保及び育成について 慢性的な人財不足が懸念されるなか、当社グループを継続的に成長させるためには、人財の確保や教育、技術の伝承は非常に重要な要素となっております。当社グループは、積極的な採用活動を行うことにより、優秀な人財の確保に努めるとともに、教育研修制度の充実を図り、人財の育成に注力しております。 しかしながら、人財の確保及び育成が計画どおりに行えなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 情報セキュリティについて 当社グループは、経営情報のみならず、取引先情報、開発情報等の内部機密、さらには従業員の個人情報等、事業を支える重要な情報を保有しており、当社グループが事業活動を継続していくなかで、これらの重要な情報を保護するために、情報セキュリティに関する従業員教育の実施、グループ各社のIT責任者による会議を定期的に行っております。 しかしながら、予測できないサイバー攻撃やコンピュータウイルスの侵入等により、製品開発情報、技術情報や顧客情報などが外部に漏洩した場合、損害賠償等の発生や当社グループのブランド価値の低下を招くなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 法令等遵守について 当社グループでは、会社法、金融商品取引法、法人税法、労働基準法等の一般的な法令に加え、各事業の運営に関わる各種法規制に対して常に最新情報の入手、対応に努めております。また、コンプライアンス委員会を設け、グループ全従業員に対してコンプライアンスハンドブックの配付、定期的な教育、啓蒙活動を行うことで、コンプライアンス体制を構築し、法令等遵守の徹底に向けて継続的に取り組んでおります。 しかしながら、万一法令・規則違反を理由とする訴訟や法的手続きにおいて、当社グループにとって不利益な結果が生じた場合には、社会的信用の低下等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,378字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価高が継続する影響を受けながらではありましたが、雇用や所得環境の改善が見られるなど、景気は緩やかに回復しております。一方、海外における米国の通商政策や中東情勢の動向、原材料価格の高騰等、世界経済の下振れがわが国経済を下押しするリスクは続いております。 このような状況のもと、当社グループは会社に関わるすべての人々に比類のない喜びと感動を与えるため、高品質な製品とサービスを世界へ提供することをミッションに、グループ一丸となって業績向上に努めてまいりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、事業内容をより適切に表示するため、従来「IT/IoT/AI事業」としていた報告セグメントの名称を「クラウドソリューション事業」に変更しております。 (猟銃事業) 当社製品の最重要顧客であるブローニンググループからの受注は、引き続き堅調に推移しました。主要製品である上下二連銃及びボルトアクションライフルの新製品の生産も安定し、売上高は前期比で増加しました。利益につきましては、原材料価格の高騰等の影響は継続しておりますが、売上高の回復に加えて、前期末の固定資産の減損損失による減価償却費の剥落等により、前期比で増加しました。その結果、売上高は10,680,423千円(前期比16.1%増)、セグメント利益(営業利益)は117,643千円(前期は444,081千円の損失)となりました。 (工作機械事業) 営業活動の強化により機械部門は前期比で増収となりましたが、加工部門は受注が低調に推移し前期比で減収となりました。全体の売上高は前期比で増加しましたが、利益につきましては、収益性の高い加工部門の売上減少等が影響し、前期に比べて減少しました。その結果、売上高は1,993,853千円(前期比18.3%増)、セグメント利益(営業利益)は128,561千円(同比17.1%減)となりました。売上高につきましては、セグメント間の内部売上高220,845千円を含んでおります。 (クラウドソリューション事業) 設備保全業務効率化のためのクラウドシステム等の販売において、鋭意顧客獲得のための営業活動を進めており、売上高は前期に比べて増加となりましたが、利益につきましては引き続き損失を計上いたしました。その結果、売上高は18,670千円(前期比267.9%増)、セグメント損失(営業損失)は44,640千円(前期は43,319千円の損失)となりました。売上高につきましては、セグメント間の内部売上高1,288千円を含んでおります。 (その他事業) その他事業の売上高は47,508千円(前期比0.9%減)、セグメント利益(営業利益)は30,561千円(同比6.5%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は12,518,322千円(前期比14.7%増)、営業損失は24,598千円(前期は519,127千円の損失)、経常利益は211,059千円(前期は263,073千円の損失)、法人税等調整額156,655千円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は2,525,115千円(前期は2,294,180千円の損失)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失については、当社及び当社猟銃事業における事業会社の減損損失2,512,984千円の計上があったことによります。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 a 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 猟銃事業 (注)1   10,129,161   +10.9 工作機械事業 (注)1   392,782   △18.3 クラウドソリューション事業(注)3   14,231   +16.6 合計   10,536,174   +9.5 (注)1.金額は、販売価格によっております。 2.セグメント間取引については、相殺消去しておりません。 3.金額は、製造原価により算出しております。 b 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) 猟銃事業   10,260,012   +12.5   9,864,396   △2.4 工作機械事業   878,052   +7.0   516,869   +6.3 クラウドソリューション事業   23,397   +274.4   8,572   +141.7 合計   11,161,461   +12.2   10,389,837   △1.9 (注)1.金額は、販売価格によっております。 2.セグメント間取引については、相殺消去しておりません。 3.クラウドソリューション事業において、当連結会計年度の当社グループの製品の需要が増加したことにより、受注実績に著しい変動がありました。 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 猟銃事業   10,680,423   +16.1 工作機械事業   1,773,008   +6.4 クラウドソリューション事業   17,382   +460.1 その他   47,508   △0.9 合計   12,518,322   +14.7 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ブローニング・アームズ・カンパニー   6,820,622   62.5   7,964,774   63.6 ブローニング・インターナショナルS.A.   1,968,891   18.0   2,298,934   18.4 3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。 4.クラウドソリューション事業において、当連結会計年度の当社グループの製品の需要が増加したことにより、販売実績に著しい変動がありました。 (2)財政状態 (資産) 資産合計は前連結会計年度末に比べて750,684千円減少し、21,869,169千円となりました。 主な要因は、現金及び預金が364,093千円、建物及び構築物(純額)が2,502,198千円増加したものの、棚卸資産が211,363千円、機械装置及び運搬具(純額)が630,435千円、建設仮勘定が2,419,709千円減少したこと等によるものであります。 (負債) 負債合計は前連結会計年度末に比べて1,821,917千円増加し、11,121,383千円となりました。 主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が200,000千円減少したものの、短期借入金が760,000千円、長期借入金が1,120,000千円増加したこと等によるものであります。 これらの結果、流動比率は前連結会計年度末と比較し、33.2ポイント減少の242.9%となりました。 (純資産) 純資産合計は前連結会計年度末に比べて2,572,601千円減少し、10,747,786千円となりました。 主な要因は、利益剰余金が2,546,123千円減少したこと等によるものであります。 以上により、自己資本比率は、前連結会計年度末の58.9%から49.1%となりました。 (3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて364,093千円増加し、1,663,732千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は1,236,749千円(前連結会計年度は41,983千円の支出)となりました。 収入の主な内訳は、減損損失2,512,984千円、減価償却費719,053千円、棚卸資産の減少額212,371千円等であり、支出の主な内訳は税金等調整前当期純損失2,301,924千円、持分法による投資利益130,486千円、法人税等の支払額93,359千円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は2,463,804千円(前連結会計年度は3,360,520千円の支出)となりました。 これは、主に利息及び配当金の受取額95,277千円、有形固定資産の取得による支出2,342,472千円、無形固定資産の取得による支出222,811千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、得られた資金は1,590,783千円(前連結会計年度は3,309,243千円の収入)となりました。 これは、主に長期借入れによる収入1,320,000千円、短期借入金の純増減額760,000千円、長期借入金の返済による支出400,000千円等によるものであります。 (4)資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要の主なものは、商品、原材料等の購入費用、販売費及び一般管理費等の営業費用及び維持更新を目的とした設備投資等であります。これらの資金需要に対しては、財務の健全性を担保した上で、企業価値の向上に向けて、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入金を財源として、資本を成長投資・株主還元・内部留保にバランスを考慮し配分することとしております。 成長投資につきましては、当連結会計年度において、主に生産体制の強化を目的とした設備投資等2,577,666千円、新製品の開発に向けた研究開発投資等11,940千円を実施しております。 猟銃事業につきましては、2022年度に取得した南国日章産業団地(高知県南国市)の工場用地において、2025年2月にミロク日章工場が竣工、生産設備等を含め、2025年10月末現在で建物及び構築物(純額)、機械装置及び運搬具(純額)等において5,572,181千円を投資しております。本稼働は、2026年1月に機械装置等の設備を移設した後、2026年2月からを予定しております。 資本の調達方法につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローを基本として、不足分を借入金等の有利子負債によって調達しております。当連結会計年度末現在、短期借入金残高1,860,000千円、1年内返済予定の長期借入金を含む長期借入金残高5,300,000千円について、主力銀行をはじめとする金融機関から調達しております。 なお、2022年9月より、南国日章産業団地の新工場建設に係る資金調達を円滑に行うことを目的として、取引銀行4行とシンジケートローン契約を締結しており、当連結会計年度末における借入金実行残高は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結貸借対照表関係)」に記載しております。 また、株主還元につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりであります。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、連結決算日における資産・負債の報告数値並びに報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行っております。これらの見積り及び判断・評価は、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられる様々な要因等に基づき行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるためにこれらと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。