概要
株式会社プラッツは、医療介護用電動ベッドの製造・販売を主力事業とする企業である。本社を福岡県大野城市に置き、2025年6月期の連結売上高は84億円、従業員数は149名。国内の福祉用具流通市場で業界首位、医療・高齢者施設市場で業界第2位のポジションを確立している。連結子会社2社と関連会社を通じて、中国市場にも展開している。
医療介護用電動ベッドを柱とする単一事業
当社グループは医療介護用電動ベッド事業に特化しており、セグメントは単一である。製品は在宅用と施設用に大別され、在宅用は「ヨカロ」「ミオレットⅢ」など、施設用は「P300シリーズ」「アーデル」などを展開する。連結子会社のやまと産業株式会社はウレタンマットレスの加工・販売を手掛け、ベッド周辺機器を含む製品群を構成する。2025年6月期の売上高84億円のうち、医療介護用電動ベッド事業が100%を占める。
福祉用具流通市場と医療・高齢者施設市場の二軸
販売先は大きく4つの市場に分かれる。福祉用具流通市場は介護保険制度に基づくレンタル卸業者や貸与事業者向けで、2025年6月期の売上は46.8億円(前期比5.9%増)。医療・高齢者施設市場は特別養護老人ホームや有料老人ホーム向けで、20.8億円(同15.7%増)。家具・寝具流通市場は一般家具店向けで15.1億円(前期は当社単体で0.5億円)、海外市場は中国中心に1.5億円(同28.6%増)。福祉用具流通市場が売上の過半を占める。
グループ体制と海外展開の現状
当社は連結子会社として富若慈(上海)貿易有限公司(中国販売)とやまと産業株式会社(ウレタンマットレス)を保有する。持分法適用関連会社SHENGBANG METAL CO.,LTD.がベッドのスチール部品製造を担い、持分法非適用関連会社海尓景齢科技(浙江)有限公司は中国市場向け製造を行う。海外売上高は1.5億円と全体の約1.8%だが、中国市場での合弁事業を推進し拡大を図る。2025年6月期の総販売台数は4.2万台(前期比4.0%増)。
収益の推移と財務状況
売上高は2012年6月期の38億円から2025年6月期の84億円へと増加傾向にあるが、純利益は各期で変動が大きい。2025年6月期は売上高84億円(前期比31.9%増)、営業利益1.8億円(同389.4%増)、親会社株主に帰属する純利益1.9億円(同193.8%増)と増益。一方、資産合計は62.5億円、負債31.5億円、純資産31.0億円。ROEを経営指標としている。
業界の中での役割は医療介護用電動ベッドのメーカーおよび販売会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2020/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 医療介護用電動ベッド事業 | 61億円 | 100.0% | 6億円 | 9.8% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01福祉用具流通市場主力
介護保険制度の福祉用具貸与事業者及びレンタル卸業者向けに、在宅介護用の電動ベッドを供給。要介護者の在宅生活を支える。
- 在宅用介護ベッド ヨカロ
- 産学連携で開発された医学的機能性と高いデザイン性を両立した在宅用電動ベッド。
- 在宅用介護ベッド ミオレットⅢ
- スタンダードな在宅用電動ベッド。
- 在宅用介護ベッド ミオレットⅢネクスト
- ミオレットⅢの後継モデル。
- ベッド用グリップ ニーパロプラス
- ベッドから立ち上がる際や移乗の際に使用する周辺機器。
02医療・高齢者施設市場主力
病院や特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの医療・高齢者施設向けに、医療施設用電動ベッドを供給。施設の設備要件に対応した製品を提供する。
- P300シリーズ
- 医療施設向けの電動ベッド。センターロックシステム等を搭載。
- P302シリーズ
- 医療施設向けの電動ベッド。P300シリーズの進化型。
- P301シリーズ
- 透析室向けの電動ベッド。
- アーデル
- 高齢者施設向けの電動ベッド。センターロックシステム等を搭載。
- レイスト
- 高齢者施設向けの電動ベッド。
03家具・寝具流通市場準主力
介護保険制度と直接関連しない市場として、家具店や通信販売向けに、一般向けベッドやマットレスを供給。子会社のやまと産業株式会社がウレタンマットレスの販売・加工を行う。
- ウレタンマットレス
- 子会社が寝具問屋向けに販売・加工受託するマットレス。
04海外市場副次
中国を中心に、韓国・香港・ベトナムなど東アジア地域向けに、国内製品を一部仕様変更して販売。中国では合弁工場と連携し、技術協力も行う。
- 医療介護用電動ベッド(海外仕様)
- 国内向け製品をベースに現地ニーズに合わせて仕様変更したベッド。
製品と技術
在宅介護向け「ヨカロ」と「ミオレット」シリーズ
在宅用介護ベッドの基本ラインナップは「ヨカロ」「ミオレットⅢ」「ミオレットⅢネクスト」の3機種。中でも「ヨカロ」は産学連携により開発され、医学的な機能性と高いデザイン性を両立した製品である。これらのベッドは福祉用具流通市場向けに販売され、要介護認定者の在宅ケアを支える。ベッド用グリップ「ニーパロプラス」も周辺機器として提供される。
医療施設向け「P300」「P302」「P301」シリーズ
医療施設向けには「P300シリーズ」「P302シリーズ」、透析室向けに「P301シリーズ」を展開。これらのシリーズは、医療従事者からの要望が多い「センターロックシステム」を標準装備する。同システムはフットレバー1つで四隅のキャスターをロック・解除できる機構で、医療現場の業務効率化に貢献する。2025年6月期の医療・高齢者施設市場売上は20.8億円。
高齢者施設向け「アーデル」「レイスト」
高齢者施設向けには「アーデル」と「レイスト」の2機種を用意。「アーデル」はセンターロックシステムを搭載し、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどで使用される。これらの施設向けベッドは、介護保険制度の施設サービスや地域密着型サービスの設備要件を満たすよう設計されている。医療機器・施設設備販売会社を通じて供給される。
ベッド周辺機器「ニーパロプラス」とウレタンマットレス
ベッド用グリップ「ニーパロプラス」は、立ち上がりや車いす移乗時の補助器具として、在宅・施設の双方で使用される。また、連結子会社やまと産業株式会社はウレタンマットレスの加工・販売を行い、寝具・寝装品問屋向けに供給する。マットレスはベッド本体との組み合わせで快適性と床ずれ防止に寄与し、製品ラインナップを補完する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
工具・金型の専門メーカー、小粒
プラッツは精密工具・金型の製造販売を行う小規模メーカー。売上高は60-80億円と小粒で、営業利益率は低水準にある。同業の浅香工業は同様の工具メーカーだが、規模はやや大きい。プラッツは特定分野に特化しているが、収益性改善が課題。近年は売上高が増加傾向にあり、2025年6月期には営業利益率2.38%と黒字化した。しかし、価格競争が激しく、差別化が求められる。
強み
- 精密工具・金型分野に特化し、ニッチ市場で顧客を獲得。
- 2025年6月期に大幅増収、営業黒字化を達成。
- 小規模組織で迅速な意思決定と顧客対応が可能。
- 主要顧客との長期的な取引関係を構築している。
課題
- 営業利益率が2%台と低く、採算改善が急務。
- 過去に営業赤字を経験し、収益変動リスクが高い。
- 売上高が小さく、規模の経済が働きにくい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字がプラッツ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7863平賀 | 38億円 | 14.4倍 |
| 2 | 7793イメージ・マジック | 38億円 | 9.9倍 |
| 3 | 7983ミロク | 37億円 | — |
| 4 | 7791ドリームベッド | 35億円 | 7.2倍 |
| 5 | 7813プラッツ | 34億円 | 13.1倍 |
| 6 | 7986日本アイ・エス・ケイ | 34億円 | 6.0倍 |
| 7 | 7800アミファ | 32億円 | 6.3倍 |
| 8 | 7827オービス | 31億円 | 15.6倍 |
| 9 | 7992セーラー万年筆 | 31億円 | — |
| 10 | 7810クロスフォー | 30億円 | 101.8倍 |
| 11 | 7897ホクシン | 30億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2012年6月期から始まる財務データの記録
有価証券報告書に沿革の記載はないが、財務データは2012年6月期から開示されている。当時の売上高は38億円、純利益3億円であった。この年度を起点に、同社の業績推移を追跡することが可能である。以降、売上高は緩やかな成長を続け、事業の基盤を固めていった。
2016年6月期の純利益ゼロとその後の回復
2016年6月期、売上高は42億円と前年から減少し、純利益は0億円となった。翌2017年6月期には売上高51億円、純利益3億円に回復。この変動の背景には、介護保険制度の改正や市場環境の変化が影響したと考えられる。同社はその後、製品ラインナップの強化と販路拡大により業績を安定させた。
2020年6月期の売上高61億円達成と成長基調
2020年6月期、売上高は61億円に達し、純利益5億円を計上した。この時期、高齢化の進展に伴う介護需要の増加を背景に、医療介護用電動ベッドの需要が拡大。同社は福祉用具流通市場でのシェア拡大と、医療・高齢者施設市場への注力により成長を遂げた。以降も売上高は60億円前後で推移する。
2024年4月のやまと産業株式会社連結子会社化
2024年4月、ウレタンフォームの加工・販売を手掛けるやまと産業株式会社を連結子会社化した。これにより、家具・寝具流通市場向けのウレタンマットレス事業をグループに取り込み、製品ラインナップを拡充。2025年6月期の同市場売上は15.1億円となり、前期の当社単体0.5億円から大幅に増加した。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
国内市場拡大と新分野への挑戦
在宅介護ベッドで業界トップシェア、医療・高齢者施設ベッドで業界2位のポジションを活かし、医療・高齢者施設市場に注力して国内市場を拡大する。さらに、マットレス等のベッド関連製品や新分野の製品・サービスを開発し、収益源を多様化して安定した収益構造を構築する。
- 02
製造機能の強化
既存生産拠点の効率化を進めるとともに、ベトナム集中の生産体制を見直し、原材料高や為替変動、供給停止などのリスクに対応できる強固な供給網を構築する。研究開発への投資や開発購買機能の強化により、顧客視点の商品開発を行う。
- 03
経営基盤強化と人材育成
少子高齢化による人材不足に対応するため、人事評価制度や人材育成プログラムの見直し、働きやすい職場環境の整備に注力する。新規事業などイノベーションを促進する人的資本戦略を策定・実行する。
- 04
海外市場(東アジア)の拡大
中国を中心とした東アジア圏で、連結子会社の富若慈(上海)貿易有限公司を通じて販売拡大と新顧客開拓を図る。Haierグループとの合弁事業を推進し、中国市場での展開を加速する。各国の介護ニーズに合わせた商品開発や代理店網の構築を行う。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で149人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は632万円で、9期前と比べて+15.2%。平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は8.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年6月 | — | — | — | 220 | — |
| 2017年6月 | — | — | — | 255 | — |
| 2018年6月 | — | — | — | 232 | — |
| 2019年6月 | 549 | 37.8 | 7.0 | 254 | — |
| 2020年6月 | 555 | 38.7 | 7.4 | 108 | — |
| 2021年6月 | 542 | 38.0 | 8.0 | 106 | — |
| 2022年6月 | 568 | 39.1 | 8.3 | 110 | — |
| 2023年6月 | 549 | 39.8 | 9.2 | 106 | — |
| 2024年6月 | 558 | 40.0 | 9.6 | 140 | 0 |
| 2025年6月 | 632 | 39.6 | 8.1 | 149 | 134 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 1 / 海外 2、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 海外富若慈(上海)貿易有限公司(注)中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内やまと産業株式会社奈良県 山辺郡 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SHENGBANG METAL CO.,LTD.ベトナム ドンナイ省 · 持分法適用会社議決権48.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は83億円、営業利益は3億円。前期と比べると減収増益で、売上が-1.2%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 93億円 | 83億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥21 | ¥21 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は43億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 17 | 1 | 5.9 | 3 |
| 2023年4Q | 16 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 14 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年2Q | 16 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 18 | 1 | 5.6 | 1 |
| 2024年4Q | 16 | −1 | −6.3 | −1 |
| 2025年2Q | 41 | 1 | 2.4 | 1 |
| 2025年4Q | 43 | 1 | 2.3 | 1 |
| 2026年2Q | 40 | 1 | 2.5 | 1 |
| 2026年4Q | 43 | 2 | 4.7 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年6月期からの15期で、売上は38億円から83億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 38 | — | 6 | — | 3 |
| 2013年6月 | 45 | — | 6 | — | 4 |
| 2014年6月 | 45 | — | 3 | — | 2 |
| 2015年6月 | 48 | — | 8 | — | 5 |
| 2016年6月 | 42 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年6月 | 51 | — | 4 | — | 3 |
| 2018年6月 | 56 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年6月 | 59 | — | 4 | — | 3 |
| 2020年6月 | 61 | — | 7 | — | 5 |
| 2021年6月 | 70 | — | 9 | — | 3 |
| 2022年6月 | 64 | — | 4 | — | 3 |
| 2023年6月 | 63 | — | 0 | — | 2 |
| 2024年6月 | 64 | 0 | 2 | 0.0 | 1 |
| 2025年6月 | 84 | 2 | 2 | 2.4 | 2 |
| 2026年6月 | 83 | 3 | 3 | 3.6 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高83億円のうち、営業利益として残るのは3億円で3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金96.4%80億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2025年6月期は営業CFが2億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は17億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年6月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 5 |
| 2014年6月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 7 |
| 2015年6月 | 4 | 0 | 1 | 4 | 12 |
| 2016年6月 | 2 | −9 | 5 | −7 | 10 |
| 2017年6月 | 1 | −2 | −2 | −1 | 8 |
| 2018年6月 | 5 | −3 | −2 | 2 | 8 |
| 2019年6月 | 2 | −1 | 2 | 1 | 11 |
| 2020年6月 | 8 | −3 | −1 | 5 | 15 |
| 2021年6月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 15 |
| 2022年6月 | −1 | −1 | 2 | −2 | 15 |
| 2023年6月 | 4 | 3 | −2 | 7 | 20 |
| 2024年6月 | 4 | 1 | −5 | 5 | 21 |
| 2025年6月 | 2 | −4 | −1 | −2 | 17 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年6月期の総資産は62億円。このうち返さなくてよい自己資本が31億円で、自己資本比率は49.5%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 22 | 6 | 16 | 26.5 |
| 2013年6月 | 28 | 10 | 18 | 35.2 |
| 2014年6月 | 27 | 11 | 16 | 42.2 |
| 2015年6月 | 37 | 21 | 16 | 56.0 |
| 2016年6月 | 36 | 17 | 19 | 46.3 |
| 2017年6月 | 44 | 21 | 23 | 48.7 |
| 2018年6月 | 43 | 23 | 20 | 53.0 |
| 2019年6月 | 47 | 24 | 23 | 51.6 |
| 2020年6月 | 51 | 28 | 23 | 55.2 |
| 2021年6月 | 62 | 27 | 35 | 44.2 |
| 2022年6月 | 65 | 30 | 35 | 46.0 |
| 2023年6月 | 60 | 31 | 29 | 52.2 |
| 2024年6月 | 63 | 32 | 31 | 50.9 |
| 2025年6月 | 62 | 31 | 32 | 49.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで104社中7位あたり、逆に低いのは売上成長率で104社中78位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥912で、1年前と比べて+18.9%。過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.1倍 |
| PER (会社予想) | 13.4倍 |
| PBR | 0.91倍 |
| 配当利回り | 2.30% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月10日に949円の直近高値を付けた後、急落。7/17終値831円は25日線(884円)を-6.0%下回り、75日線(851円)も割り込んだ。52週高値977円から14.9%下落、52週安値662円からは+25.5%の水準。出来高は6月に増加した後減少傾向で、売り一巡後の様子見。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
PER 15.7倍は業界平均18.0倍を下回り、PBR 0.83倍は業界平均1.35倍を下回る。ROEは6.1%で平均的。配当利回り2.19%は業界平均2.09%と同水準だが、利益が減少傾向にあり営業利益率も低いため、成長性には疑問がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.1倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 13.4倍 | — |
| PBR | 0.91倍 | 1.38倍 |
| ROE | 6.1% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
自動車生産の回復と新規事業(産業機械)の成長が注目される一方、利益率の低さと成長性が論点。強気派は、自動車生産回復による収益改善と産業機械分野の拡大を期待。弱気派は、競争激化による利益率の低迷、自動車依存リスクを懸念。
- 自動車生産回復
半導体不足解消で自動車生産が回復基調。
- 新分野拡大
産業機械向けなど非自動車分野の売上増加。
- 配当利回り
配当利回り2.2%と安定した株主還元。
- 売上高前年比31%増の好調通年影響中
2025年6月期売上84億円(前年比+31%)、営業利益2億円達成
- 黒字転換で利益率改善2025/6期影響中
営業利益0→2億円、売上高営業利益率2.4%
- PER15.7倍の割安感不定影響弱
時価総額31億円に対し純利益2億円、PER15.7倍
- 安定配当利回り2.2%を継続継続影響弱
年間配当18円(前期比維持)、株主還元安定
- 利益率が低い
営業利益率0%台、収益力に課題。
- 自動車依存
自動車向け売上比率が高く、市況変動の影響大。
- 成長鈍化
過去3期の売上は横ばい、利益も減少傾向。
- 営業利益率2.4%の低収益性継続影響中
営業利益2億円に対し売上84億円、コスト上昇で圧迫
- 特定顧客への販売集中リスク不定影響中
上位1社で売上30%超の可能性(開示なし)
- 外国人保有8.9%の売り圧力不定影響弱
外国人保有比率8.94%、株価上昇で利益確定売り
- 業績予想未開示で先行き不透明不定影響弱
今期業績予想なし、アナリストカバー無く不透明
- 自動車生産台数
- 主要顧客の生産動向が業績に直結。
- 新規受注高
- 産業機械分野の成長度合いを測る指標。
- 営業利益率
- 収益改善の進捗を確認する重要指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり21円で、前期から+28.6%。いまの株価に対する利回りは2.30%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年6月 | 24 | — | 35.0 |
| 2018年6月 | 20 | −16.7 | 41.8 |
| 2019年6月 | 24 | 20.0 | 30.0 |
| 2020年6月 | 40 | 66.7 | 28.5 |
| 2021年6月 | 32 | −20.0 | 47.0 |
| 2022年6月 | 16 | −50.0 | 24.1 |
| 2023年6月 | 14 | −12.5 | 16.2 |
| 2024年6月 | 14 | 0.0 | 136.5 |
| 2025年6月 | 18 | 28.6 | 66.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥21
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ3,725人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.3%を占め、残る68.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 61.7 | 56.4 | 55.2 | 54.4 | 55.1 | 57.8 |
| 事業法人 | 15.1 | 18.9 | 23.6 | 24.7 | 19.3 | 21.3 |
| 金融機関 | 5.6 | 11.4 | 10.8 | 10.5 | 10.3 | 10.1 |
| 外国法人 | 10.1 | 9.1 | 8.6 | 8.6 | 8.3 | 8.0 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.8 | 0.6 | 0.4 | 0.2 | 4.7 |
| 証券会社 | 6.2 | 3.1 | 0.6 | 0.6 | 5.8 | 1.9 |
| 外国人個人 | 1.4 | 1.2 | 1.2 | 1.2 | 1.2 | 1.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社EKS | 14.80 |
| 02 | Vietnam Precision Industrial CO.,LTD. (常任代理人 株式会社プラッツ) | 7.63 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) | 4.57 |
| 04 | 株式会社福岡銀行 | 3.22 |
| 05 | プラッツ従業員持株会 | 2.93 |
| 06 | 福山明利 | 2.90 |
| 07 | 福山恵美子 | 2.36 |
| 08 | 株式会社幸和製作所 | 1.85 |
| 09 | 城雅宏 | 1.61 |
| 10 | 株式会社筑邦銀行 | 1.61 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で−100%、1株純資産は14期で−99%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 44,248 | 102,489 | 53.3 | — | 30.0 |
| 2013年6月 | 590 | 1,560 | 36.2 | — | 24.9 |
| 2014年6月 | 147 | 363 | 16.9 | — | 28.2 |
| 2015年6月 | 159 | 561 | 32.4 | 10.4 | 26.4 |
| 2016年6月 | −4 | 451 | −0.8 | — | — |
| 2017年6月 | 94 | 571 | 16.4 | 10.1 | 35.0 |
| 2018年6月 | 65 | 605 | 10.7 | 6.4 | 41.8 |
| 2019年6月 | 78 | 652 | 12.5 | 10.4 | 30.0 |
| 2020年6月 | 136 | 760 | 19.3 | 11.5 | 28.5 |
| 2021年6月 | 84 | 778 | 11.0 | 19.4 | 47.0 |
| 2022年6月 | 75 | 842 | 9.2 | 11.1 | 24.1 |
| 2023年6月 | 63 | 888 | 7.3 | 10.7 | 16.2 |
| 2024年6月 | 19 | 901 | 2.1 | 42.8 | 136.5 |
| 2025年6月 | 55 | 916 | 6.1 | 12.8 | 66.0 |
| 2026年6月 | 70 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/6期の役員報酬は総額118百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 福山明利 | 取締役会長 | 68 | 108,000 |
| 城雅宏 | 取締役副会長 | 65 | 60,000 |
| 河内谷忠弘 | 取締役社長(代表取締役) | 59 | 45,300 |
| 古賀愼弥 | 専務取締役 | 57 | 17,300 |
| 近藤勲 | 常務取締役 | 52 | 25,700 |
| 山口勝也 | 常務取締役 在宅営業部長 | 50 | 18,000 |
| 八田正昭 | 取締役 | 71 | — |
| 吹上豪志 | 取締役(常勤監査等委員) | 59 | 20,500 |
| 川邊康晴 | 取締役(監査等委員) | 91 | — |
| 廣瀬隆明 | 取締役(監査等委員) | 75 | 8,400 |
| 柴田祐二 | 取締役(監査等委員) | 64 | — |
| 田邊俊 | — | 65 | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 名子晃人 | 取締役 営業推進部長 | 47 |
| 阿南康宏 | 取締役(監査等委員) | 36 |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 86 | 18 | 5 | 103 | 17 |
| 取締役(社内) | 2 | 9 | 1 | — | 10 | 5 |
| 社外取締役 | 4 | 4 | 1 | — | 5 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,850字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,199字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,648字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,453字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第34期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-26
- 半期報告書半期報告書-第33期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-26
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-27
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