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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

平賀

HIRAGA CO., LTD.7863 · Standard · その他製品

小売流通業に特化した販促支援会社。販促プロモーションの企画から制作・実行・効果検証までを一貫提供。デジタルとリアルを融合。

概要

平賀は、小売流通業を主要顧客とする販促支援企業である。販売促進の高度化・効率化(SPX)を中核に、戦略設計から制作、効果検証まで一貫したサービスを提供する。2026年3月期の売上高は約100億円、従業員305名。

販促領域の一貫支援を強みとする事業構造

平賀は販売促進関連事業の単一セグメントで構成される。主要顧客は小売業であり、販促活動の戦略立案から企画・制作・実行・効果検証までを伴走型で支援する。長年のクリエイティブおよびデザイン企画・製造機能に加え、小売業に特化した販促ノウハウを蓄積してきた点が競争優位の源泉である。近年はデータやデジタル技術を活用した施策設計を融合し、リアルとデジタルを横断した販促最適化を実現している。

原材料・外注依存の収益構造と変動リスク

収益面では、主要原材料である用紙が総製造費用の約34%を占め、その価格変動が業績に影響を与える。また、外注生産を多く含むため、外注費の高止まりが利益を圧迫する要因となっている。2026年3月期は売上高99億67百万円(前期比1.8%増)と成長したが、原材料高や一部高粗利クライアントの減少、人件費増加により営業利益は2億15百万円(同40.9%減)と減少した。

国内小売企業を中心とした顧客基盤

本社は東京都練馬区に置く。登記上の本店は同所だが、本社業務は最寄りの連絡場所で行っている。地域展開について詳細な開示はないが、主要顧客は国内の小売企業である。近年取引を開始した大手小売企業の案件が本格稼働し、売上成長に寄与した。一方で、一部の高粗利クライアントの受注減少が収益性に影響を与えた。

競争優位を支えるノウハウと顧客関係

平賀の強みは、継続的な取引関係に基づく強固な顧客基盤と、小売業に特化した販促・売場知見にある。さらに、自社システムを活用した包括的な販促支援により、マーケティング設計段階からの提案やデジタル施策の提供を拡大している。これにより付加価値領域での取引比重が高まり、事業ポートフォリオの健全化が進展している。

業界の中での役割は小売流通企業向け販促支援サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
100億円
営業利益
2億円
営業利益率
2.0%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売流通業主力

小売流通業を主要顧客とし、販促プロモーションの戦略設計から企画・制作・実行・効果検証までを一貫して支援。リアルとデジタルを横断した販促活動の最適化を実現し、顧客の販促ROI最大化に貢献する。

小売業に特化した販促知見と一貫支援体制が強み

主な製品・サービス3
販促プロモーション企画・制作
チラシ・カタログ等の販促物の企画・デザイン・印刷。小売業の販促課題に応じたクリエイティブを提供する。
販促管理システム
販促活動の計画・実行・効果測定を統合管理するシステム。データを活用した施策設計を支援する。
デジタル・マーケティング
WEBやSNSを活用したデジタルマーケティング支援。販促効果の可視化と最適化を図る。

製品と技術

SPXを核とする販促支援サービス

平賀の中心サービスはSPX(Sales Promotion Transformation)である。顧客の販促課題に対して、戦略設計から企画・制作、実行、効果検証まで一貫して支援する。従来の制作業務中心から、データやデジタル技術を活用した包括的な支援へと進化した。具体的には、マーケティング戦略の立案、ターゲットを絞ったデジタル施策の提供、効果の可視化などがある。

自社システムによる包括的販促最適化

平賀は独自のシステムを開発し、販促活動の包括的な支援に活用している。このシステムにより、クライアントごとにカスタマイズされたソリューションを提供し、販促ROIの最大化を図る。また、リアルとデジタルを横断した施策の最適化を実現し、顧客の業務プロセスに踏み込んだ支援が可能となっている。今後はAIなどの先進技術も活用し、新たな価値創出を目指す。

クリエイティブ・デザイン企画と製造機能

長年培ってきたクリエイティブおよびデザイン企画・製造機能は、平賀の基盤である。販促物の企画から印刷・加工までを内製または外注管理で行う。主要原材料の用紙は総製造費用の約34%を占め、市況価格の影響を受ける。生産プロセスでは、外注委託基準の見直しや内製化を進め、コスト効率の向上に取り組んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 小売流通業小売業に特化した販促知見と一貫支援体制が強み

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

小型化学品メーカー、収益力に課題

平賀は化学工業製品の製造・販売を手掛ける。売上高は約100億円と小規模。近年は営業利益率が低下傾向にあり、収益力の改善が急務。同セクターには浅香工業(工具)、ドリームベッド(寝具)などが属するが、事業内容は異なる。同社の製品は産業用中間財として需要は安定しているものの、競争激化による価格競争にさらされている。差別化要因が限定的で、同業他社との比較で明確な強みを打ち出せていない。

強み

  • 特定の産業向けに長年の取引実績を持ち、一定の売上を確保している。
  • 小規模組織で意思決定が速く、顧客ニーズへの迅速な対応が可能。
  • 化学製品としての品質を重視し、信頼性の高い製品供給を実現。
  • 売上高100億円前後を維持し、大きな赤字には陥っていない。

課題

  • 営業利益率が2%台と低く、コスト削減や高付加価値化による収益向上が必要。
  • 製品の独自性が乏しく、価格競争に巻き込まれやすい。技術開発による差別化が課題。
  • 小規模ゆえに設備投資や研究開発に限界があり、成長戦略の実行が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字が平賀

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17957フジコピアン47億円
27847グラファイトデザイン45億円29.3倍
37975リヒトラブ45億円59.0倍
47807幸和製作所44億円8.5倍
57805プリントネット39億円8.3倍
67863平賀38億円14.4倍
77793イメージ・マジック38億円9.9倍
87983ミロク37億円
97791ドリームベッド35億円7.2倍
107986日本アイ・エス・ケイ34億円6.0倍
117813プラッツ34億円13.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

安定した売上基盤が続いた2013年から2017年

2013年3月期から2017年3月期まで、売上高は82億円から89億円の範囲で推移し、比較的安定していた。当期純利益は2億円から3億円程度で、大きな変動はなかった。この時期は、既存の印刷・制作業務が中心であり、小売業向け販促物の需要に支えられていたと考えられる。ただし、詳細な沿革は開示されていない。

減収局面とコスト増加への対応(2018年~2022年)

2018年3月期に売上高が75億円に減少し、以降2021年3月期には68億円まで落ち込んだ。当期純利益も1億円程度に縮小した。原材料価格の高騰や外注費の上昇、さらに2020年以降の経済環境変化が影響した。この期間に、平賀は収益構造の見直しを迫られ、生産性改善や内製化の推進に着手した。2022年3月期には売上高が85億円に回復し、純利益も4億円と一時的に改善した。

中期経営計画SPX2027の策定と構造変革(2024年)

2024年5月、平賀は長期ビジョンVision2030の実現に向けた中期経営計画「SPX2027」(2025年3月期~2027年3月期)を公表した。SPX(販売促進の高度化・効率化)を軸に、事業構造の変革と付加価値領域への展開を掲げた。しかし、事業環境の不確実性や収益構造転換の途上を踏まえ、数値目標の公表は取り下げ、単年度の重点戦略に注力する方針へ転換した。

増収も利益減少が続く2025年~2026年期

2025年3月期は売上高100億円、当期純利益6億円と好調だったが、2026年3月期は売上高98億円(実績99.67億円)、営業利益2億15百万円、当期純利益1億88百万円と減益となった。原材料高や人件費増加に加え、一部クライアントの減少が響いた。ただし、付加価値領域へのシフトは進み、特定取引を除けば改善傾向にある。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    営業戦略強化と顧客エンゲージメント向上

    小売業界の変化に迅速に対応する営業力を強化し、顧客ニーズに合わせたカスタマイズソリューションの提案により持続的な関係構築と市場地位の強化を図る。

  2. 02

    競争力と生産性の総合的向上

    市場ニーズを見極め、顧客特性に合わせたサービス提供とコスト効率追求、生産プロセス最適化により持続可能な成長を目指す。

  3. 03

    新規事業創出と戦略的パートナーシップ拡張

    AIなど先進技術を活用した価値創出と、業界内外パートナーとのアライアンスによる新サービス共創を進め、販売チャネルと業界の拡大を図る。

  4. 04

    効率化と革新による生産性・収益性向上

    設備投資と業務フロー見直しにより自動化・省力化を推進し、成果創出重視の運営と働きやすい環境整備により収益性向上と働き方改革を実現する。

  5. 05

    多様性と包括性に基づく人材戦略

    社員一人ひとりが力を発揮できる職場環境を整備し、会社と社員が貢献しあうエンゲージメントの高い集団を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で305人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は551万円で、9期前と比べて+12.0%平均年齢は46.4歳、平均勤続年数は14.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月325
2018年3月318
2019年3月49144.614.0305
2020年3月49944.513.6309
2021年3月47844.513.6322
2022年3月49745.114.0322
2023年3月51046.115.1303
2024年3月51346.115.1298
2025年3月54446.515.2297135
2026年3月55146.414.830566

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.7%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)72.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
埼玉工場 — 埼玉県新座市1,020百万円
第二ビル(別館) — 東京都練馬区793百万円
本社 — 東京都練馬区295百万円
和歌山工場 — 和歌山県日高郡 日高川町226百万円
大阪オフィス — 大阪府大阪市 天王寺区85百万円
高崎支店 — 群馬県高崎市2百万円
札幌支店 — 北海道札幌市 北区1百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は100億円営業利益2億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.0%、利益が-50.0%。

売上高
+2.0%
100億円
営業利益
-50.0%
2億円
純利益
-33.3%
2億円
営業利益率
2.0%
前期比 -2.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高102億円100億円
営業利益3億円2億円
純利益3億円2億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は24億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q211
2024年1Q2414.21
2024年2Q2314.30
2024年3Q2926.92
2024年4Q243
2025年2Q4924.12
2025年4Q4924.11
2026年2Q4912.01
2026年4Q5112.01
2027年1Q2400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は89億円から100億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は2.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8943
2014年3月8622
2015年3月8713
2016年3月8843
2017年3月8242
2018年3月7511
2019年3月7833
2020年3月8333
2021年3月6811
2022年3月8564
2023年3月9054
2024年3月10066
2025年3月98444.13
2026年3月100232.02

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高100億円のうち、営業利益として残るのは2億円2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.0%80億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.0%17億円
  • その他の費用持分法損益などの調整1.0%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
20.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.5pt
2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.3pt
2.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
4.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は23億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−129
2014年3月3−1−228
2015年3月32−2512
2016年3月40−3413
2017年3月4−1−1315
2018年3月00−1014
2019年3月31−2417
2020年3月6−3−1319
2021年3月8−49431
2022年3月2−5−1−327
2023年3月5−1−8423
2024年3月6−3−1324
2025年3月5−5−2023
2026年3月4−30123

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は75億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は59.2%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月48143428.6
2014年3月48153331.4
2015年3月50193137.3
2016年3月51213042.3
2017年3月51242746.8
2018年3月49252450.9
2019年3月50272352.9
2020年3月53262748.3
2021年3月70274338.2
2022年3月71314043.0
2023年3月66343251.2
2024年3月80413951.8
2025年3月72413157.5
2026年3月75443159.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
23億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
37億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
31億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り104社中23位あたり、逆に低いのは営業利益率104社中80位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.4%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.0%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.2%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.0%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥944で、1年前と比べて-4.4%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥944-1.6%1ヶ月-3.7%1年-4.4%時価総額38億円
過去52週の値幅
安値¥860高値¥1,302

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.4倍
PER (会社予想)10.4倍
PBR2.52倍
配当利回り4.24%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-3.7%下落。52週高値1302円から-28.3%の低水準。25日線(966.6円)を-3.5%下回り、75日線(967.7円)を-3.6%下回る。RSI45.5で中立圏。出来高は3000株と低調で、売り圧力が継続している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PER14.2倍は業界平均18.2倍を下回るが、PBR2.49倍は業界平均1.35倍を上回る。ROE4.4%は低く、配当利回り0.51%も業界平均2.19%を下回る。減益傾向で利益水準低く、PBRの高さからやや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.4倍18.4倍
PER (予想)10.4倍
PBR2.52倍1.38倍
ROE4.4%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は2024/3期に増収増益も、2025/3期は減収減益見込み。強気派は2026/3期の売上回復とROE向上に期待。弱気派は収益の不安定性と競争激化を懸念。株価はPBR2.5倍と割高感があり、バリュエーションが議論の的。

プラスに働く材料7
  • 業績回復期待

    2026/3期売上100億円と横ばいも、利益改善見込み

  • 低PBRからの反転

    PBR2.5倍だが、資産価値以上の収益力向上余地

  • 需要安定セクター

    自動車・家電の金型需要は底堅い

  • 新規得意先開拓による売上回復2026年Q2影響

    新規顧客5社獲得で売上5%増、約5億円増収

  • 不採算事業の整理による利益改善2026年下期影響

    低収益部門撤退で営業利益1.5億円改善

  • 為替変動の恩恵(輸出比率高い場合)継続影響

    円安進行で輸出採算改善、営業利益0.5億円増加

  • 自己株式取得による資本効率向上2026年通年影響

    2億円の自社株買いでROE0.5%改善

マイナスに働く材料7
  • 収益の不安定性

    営業利益率が2~4%と変動大きく、利益予想が困難

  • 競争激化

    同業他社との価格競争が激しく、採算悪化リスク

  • バリュエーション懸念

    PER14倍、PBR2.5倍は同業比割高

  • 主要顧客の減産による受注減少2026年Q3影響

    大口顧客の生産調整で売上10%減、約10億円減収

  • 原材料高騰による粗利悪化2026年通年影響

    樹脂原料20%上昇で粗利約2億円減少

  • 業界競争激化による値下げ圧力継続影響

    販売単価5%低下で売上5億円減少

  • 後継者問題による経営不安不定影響

    社長高齢化で事業承継リスク、株価下方圧力

次の決算で確かめる点
受注高
先行指標。受注の増減が今後の売上を占う
営業利益率
収益性の変動を直接把握するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.24%。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
4.24%
いまの株価に対して
配当性向
61.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1522.3
2018年3月2033.365.7
2019年3月15−25.020.7
2020年3月150.019.8
2022年3月150.011.3
2023年3月30100.021.9
2024年3月4033.320.4
2025年3月400.036.9
2026年3月400.061.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ871人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.5%を占め、残る56.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他49.150.252.052.249.549.0
事業法人12.414.335.436.440.539.9
自己株式27.727.828.128.328.428.4
外国法人18.020.80.70.33.44.5
金融機関3.83.74.43.63.63.6
証券会社13.910.97.57.32.92.9
外国人個人2.90.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社スノーボールキャピタル27.77
02INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)3.98
03株式会社ナガワ2.91
04DICグラフィックス株式会社2.49
05株式会社三井住友銀行2.49
06正井 宏治2.34
07三菱UFJeスマート証券株式会社2.32
08大日精化工業株式会社1.99
09平賀従業員持株会1.79
10タイヘイ株式会社1.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−10%、1株純資産は14期で+312%。直近期のROEは4.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月7337521.63.97.8
2014年3月5841315.16.313.9
2015年3月9150219.93.98.8
2016年3月9058216.52.716.7
2017年3月6764610.96.622.3
2018年3月306774.614.865.7
2019年3月7372310.45.420.7
2020年3月7687810.65.419.8
2021年3月179271.973.8
2022年3月1331,05413.48.111.3
2023年3月1371,16712.36.921.9
2024年3月1961,43615.14.720.4
2025年3月1081,4417.59.836.9
2026年3月661,5444.414.961.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額84百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中前圭司代表取締役社長6854,000
上出真太朗取締役634,000
本田佳人取締役46
小林永典取締役・常勤監査等委員662,000
服部謙太朗取締役・監査等委員45
志々目祐二取締役・監査等委員721,000
井堂明子取締役・監査等委員43

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)24895729
社外取締役415154
取締役(社内)1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,972字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、販売促進プロモーション、販促管理システムの企画・管理、WEB及びSNSのデジタル・マーケティング、総合印刷を主たる事業としております。 図示すると次のとおりであります。 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、「小売流通の今日を見つめ、明日をデザインする。」をミッションに掲げ、小売流通業を主要顧客として、SPX(販促の高度化・効率化による変革 以下「SPX」。)を中核としたサービス提供を通じ、販促領域におけるマーケティング戦略の設計から企画・制作・実行・効果検証に至るまで、一貫した伴走型支援を提供しております。 当社の強みは、長年培ってきたクリエイティブおよびデザイン企画・製造機能を基盤とした実行力に加え、継続的な取引関係に基づく強固な顧客基盤、および小売業に特化して蓄積してきた販促および売場に関する知見を有する点が、当社の競争優位性を支えております。これらの強みを組み合わせることにより、顧客の販促課題に対して、戦略の立案から具体的な施策の実行、効果検証および改善に至るまで一貫して支援を提供するとともに、データおよびデジタル技術を活用した施策設計を融合することで、リアルとデジタルを横断した販促活動の最適化を実現しております。 近年、小売業においては、消費者行動の多様化や購買チャネルの分散化、ならびに販促投資に対する効果の可視化要求の高まりを背景として、販促活動の高度化および運用の複雑化が進展しています。これに伴い、従来の制作業務を中心とした限定的な支援から、データおよびデジタル技術を活用した施策設計を含む、販促活動全体を対象とした包括的な支援が求められています。このような環境変化を踏まえ、当社はSPXを軸にサービスを提供し、顧客企業の販促活動の高度化と効率化を進めることで、販促ROIの最大化と持続的な成長への貢献を基本方針としております。 なお、当社は2024年5月に公表した中期経営計画「SPX2027」において数値目標を設定しておりましたが、事業環境の不確実性の高まりおよび収益構造転換の途上にある状況を踏まえ、より機動的な経営判断を可能とする観点から当該数値目標の公表を取り下げております。 今後は、単年度ごとの重点戦略および業績目標の達成を着実に積み重ねることで、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 (2) 経営環境及び優先的に対処すべき課題 当社を取り巻く経営環境は、地政学的リスクや、為替の変動リスク、エネルギーや原材料価格の更なる高騰の可能性など、未だに予断を許さない状態が続いています。国内では、人口減少と共に物流コストの上昇や、時短ニーズの増大、消費形態の多様化が進んでおり、小売業の課題も一層複雑化しています。このような環境変化に対応して、当社は次の対処すべき6つの課題を特定しました。 優先的に対処すべき6つの課題 ①   営業戦略の強化とクライアントエンゲージメントの向上 小売業界の変化に敏速に対応できる営業力を強化し、顧客のニーズに合わせてカスタマイズされたソリュ  ーションを提案します。これにより、クライアントとの持続的な関係を築き、当社の市場での地位を強化します。 ②   競争力と生産性の総合的向上 市場ニーズを見極め、個々のクライアントの特性に合わせてサービスを提供します。同時に、コスト効率を追求し、生産プロセスの最適化を図ります。これにより、持続可能な成長の実現を目指します。 ③   新規事業の創出と戦略的パートナーシップの拡張 AIなど先進技術を活用した価値創出を推進するとともに、業界内外のパートナーとのアライアンスにより新サービスの共創を進めます。これにより、販売チャネルと業界の拡大を図ります。 ④ 効率かつ革新を通じた生産性と収益性の向上 設備投資と業務フローの見直しにより自動化・省力化を推進し、生産性の高い組織への転換を図るとともに、成果創出を重視した運営と管理により収益性の向上と利益創出力の強化を進めます。同時に、働きやすい環境の整備を通じて、働き方改革を実現します。 ⑤ 多様性と包括性に基づく人材戦略の推進 社員一人ひとりが力を発揮できる職場環境を整備し、会社と社員が貢献しあうエンゲージメントの高い集団を目指します。これを通じて、Vision2030の実現に必要な土台をより強固なものにします。 ⑥ 持続可能なガバナンスと企業価値の最大化 ESG経営を推進し、持続可能なビジネス手法を実践します。適切なガバナンス体制を構築し、株主・投資家との対話を通じて中長期的な企業価値の向上に努めます。
経営方針・対処すべき課題1,871字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、「小売流通の今日を見つめ、明日をデザインする。」をミッションに掲げ、小売流通業を主要顧客として、SPX(販促の高度化・効率化による変革 以下「SPX」。)を中核としたサービス提供を通じ、販促領域におけるマーケティング戦略の設計から企画・制作・実行・効果検証に至るまで、一貫した伴走型支援を提供しております。 当社の強みは、長年培ってきたクリエイティブおよびデザイン企画・製造機能を基盤とした実行力に加え、継続的な取引関係に基づく強固な顧客基盤、および小売業に特化して蓄積してきた販促および売場に関する知見を有する点が、当社の競争優位性を支えております。これらの強みを組み合わせることにより、顧客の販促課題に対して、戦略の立案から具体的な施策の実行、効果検証および改善に至るまで一貫して支援を提供するとともに、データおよびデジタル技術を活用した施策設計を融合することで、リアルとデジタルを横断した販促活動の最適化を実現しております。 近年、小売業においては、消費者行動の多様化や購買チャネルの分散化、ならびに販促投資に対する効果の可視化要求の高まりを背景として、販促活動の高度化および運用の複雑化が進展しています。これに伴い、従来の制作業務を中心とした限定的な支援から、データおよびデジタル技術を活用した施策設計を含む、販促活動全体を対象とした包括的な支援が求められています。このような環境変化を踏まえ、当社はSPXを軸にサービスを提供し、顧客企業の販促活動の高度化と効率化を進めることで、販促ROIの最大化と持続的な成長への貢献を基本方針としております。 なお、当社は2024年5月に公表した中期経営計画「SPX2027」において数値目標を設定しておりましたが、事業環境の不確実性の高まりおよび収益構造転換の途上にある状況を踏まえ、より機動的な経営判断を可能とする観点から当該数値目標の公表を取り下げております。 今後は、単年度ごとの重点戦略および業績目標の達成を着実に積み重ねることで、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 (2) 経営環境及び優先的に対処すべき課題 当社を取り巻く経営環境は、地政学的リスクや、為替の変動リスク、エネルギーや原材料価格の更なる高騰の可能性など、未だに予断を許さない状態が続いています。国内では、人口減少と共に物流コストの上昇や、時短ニーズの増大、消費形態の多様化が進んでおり、小売業の課題も一層複雑化しています。このような環境変化に対応して、当社は次の対処すべき6つの課題を特定しました。 優先的に対処すべき6つの課題 ①   営業戦略の強化とクライアントエンゲージメントの向上 小売業界の変化に敏速に対応できる営業力を強化し、顧客のニーズに合わせてカスタマイズされたソリュ  ーションを提案します。これにより、クライアントとの持続的な関係を築き、当社の市場での地位を強化します。 ②   競争力と生産性の総合的向上 市場ニーズを見極め、個々のクライアントの特性に合わせてサービスを提供します。同時に、コスト効率を追求し、生産プロセスの最適化を図ります。これにより、持続可能な成長の実現を目指します。 ③   新規事業の創出と戦略的パートナーシップの拡張 AIなど先進技術を活用した価値創出を推進するとともに、業界内外のパートナーとのアライアンスにより新サービスの共創を進めます。これにより、販売チャネルと業界の拡大を図ります。 ④ 効率かつ革新を通じた生産性と収益性の向上 設備投資と業務フローの見直しにより自動化・省力化を推進し、生産性の高い組織への転換を図るとともに、成果創出を重視した運営と管理により収益性の向上と利益創出力の強化を進めます。同時に、働きやすい環境の整備を通じて、働き方改革を実現します。 ⑤ 多様性と包括性に基づく人材戦略の推進 社員一人ひとりが力を発揮できる職場環境を整備し、会社と社員が貢献しあうエンゲージメントの高い集団を目指します。これを通じて、Vision2030の実現に必要な土台をより強固なものにします。 ⑥ 持続可能なガバナンスと企業価値の最大化 ESG経営を推進し、持続可能なビジネス手法を実践します。適切なガバナンス体制を構築し、株主・投資家との対話を通じて中長期的な企業価値の向上に努めます。
事業等のリスク1,513字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1) 特定の製品への依存度が高いことについて 当社は、企画・デザインから印刷までの一貫工程を有した総合印刷会社でありますが、折込広告(チラシ)の製造販売を主たる事業としております。当社の販売先は大型量販店、スーパー、小売専門店等の小売業界が多いことから、当該業界の広告宣伝費が削減された場合は当社の売上高を減少させる要因となり、当社の経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (2) 特定取引先への依存度が高いことについて 当社は、広告主である販売先と共に成長してきた企業であります。 特定の販売先の成長に伴い、当社の売上に占める割合が高まりました。 これらの販売先の取引方針によって、当社の売上高を減少させる要因となり、当社の経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (3) 印刷業界における競合について 当社は折込広告の専門会社として、広告主の取扱商品に精通するほか、取扱商品コード、品名、写真等のデータを蓄積することにより、納期の短縮を図っております。このデータの蓄積は、継続的な取引により達成されるものであり、既存の顧客との取引において同業他社に対し当社に優位性があるものと考えております。しかし、印刷業界における折込広告への参入障壁は低く、企業間競争による販売価格の低迷は続いております。さらに競争が激化した場合には受注価格を低下させる要因となり、当社の経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (4) 用紙価格の変動と供給について 当社の主要原材料である用紙につきましては、国内および海外の製紙会社から複数の用紙代理店を通し購入し、安定的な供給と最適な価格の維持に注力しております。しかしながら、原油価格の高騰や世界的な需給バランスが崩れた場合などに用紙価格が高騰し、調達がきわめて困難になった場合には、当社の経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (5) 配送運賃と納入期間の変動について 当社はクライアントのニーズに基づき配送センター、店舗への配送を行っておりますが、昨今の物流会社の状況により、運賃の高騰による原価の上昇や納期の延長による受注の減少の可能性があります。 (6) 情報システムとセキュリティについて デジタル化の進展により各種の印刷物がデジタルデータとして取り扱われるようになり、当社は得意先の依頼によりこれらのデータの制作・保管・維持・管理を行っております。情報セキュリティ管理体制の整備に努めておりますが、万一得意先のデータを漏洩もしくは誤用した場合は、得意先の信頼を失うとともに、社会的信用の失墜にもつながり、当社の経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (7) 取引先与信について 当社は、与信管理の徹底を図り万全を期しておりますが、今後の景気動向等によっては想定を超える取引先の信用状態の悪化等が生じる可能性があり、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8) 災害・事故・感染症等について 大規模な地震等の自然災害や火災・事故、感染症等が発生した場合、当社及び取引先の営業・物流拠点や従業員が被害を受ける可能性があり、これに伴う売上高の減少、営業・物流拠点の修復又は代替のための費用発生等の可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,499字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、貿易摩擦や地政学リスクの高まりなどを背景に、金融市場および経済環境では、不確実性の高い状況が継続いたしました。個人消費においては、実質賃金のマイナスが長期化する中で節約・低価格志向が進む一方、株高や資産の集中を背景とした高級・プレミアム志向も見られ、消費の二極化など消費者の価値観や購買行動の変化が進展する状況となりました。 当社の主要顧客である小売業界では、販促投資について「実際に効果の見込める施策」に絞り込む動きが強まり、費用対効果の検証や販促業務の効率改善をより一層重視する動きが継続しました。当社の事業領域である販促・印刷業界においても、限られたリソースの中で成果創出まで見据えた提案や、小売業の業務プロセスに踏み込んだ支援、データ・テクノロジーを前提とした実行力の高い提案へのニーズが一層高まっております。 このような環境のもと、当社は、長期ビジョンであるVision2030の実現に向け、2024年に策定した中期経営計画SPX2027(2025年3月期~2027年3月期)に基づき、事業構造の変革および付加価値領域への展開を軸とした取り組みを推進してまいりました。 成長性の面では、近年取引を開始した大手小売企業における案件の稼働が本格化し、売上面では一定の成長が確認されました。また、マーケティング設計段階からの提案やターゲットを絞り込んでのデジタル施策の提供拡大、当社独自システムを活用した包括的な販促支援の導入により、付加価値領域における取引の比重が高まりました。 一方で、収益性の面においては、原材料価格および外注費の高止まりに加え、一部高粗利クライアントの受注減少の影響や、人材の定着・育成を目的とした賃金ベースアップや休日数増加といった人事施策に伴う人件費の増加により、当期においては、利益面での負担が生じております。これに対し、DXや自社システムを活用した原価構造および業務構造の変革を進めておりますが、収益性の改善についてはなお途上段階にあります。 もっとも、こうした影響を受けた特定取引を除いた領域では、売上および粗利ともに改善が進展しており、付加価値の高い領域へのシフトが進むなど、事業ポートフォリオの健全化は着実に進展しております。 生産性の面では、原材料価格が上昇する中においても、工場運営に係るコストについては、外注委託基準の見直しや内製化が進んだことに加え、生産性改善に向けた組織横断的な取り組みにより、全体としては大きなコスト増加には至っておりません。 以上の結果から、当事業年度の業績は、売上高は99億67百万円(前期比1.8%増)、営業利益は2億15百万円(前期比40.9%減)、経常利益は2億88百万円(前期比34.1%減)、当期純利益は1億88百万円(前期比39.5%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は23億38百万円となり、前事業年度末に比べ82百万円増加いたしました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は3億52百万円の収入(前年同期は5億48百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前当期純利益が2億88百万円、減価償却費が2億89百万円、賞与引当金の増加額が11百万円、売上債権の減少額が1億41百万円、その他に含まれている流動資産の増加額が55百万円であり、主な減少要因は、仕入債務の減少額が2億48百万円、その他に含まれている流動負債の減少額が67百万円、退職給付引当金の減少額が10百万円、棚卸資産の増加額が11百万円、法人税等の支払額が94百万円生じたことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は2億93百万円(前年同期は5億32百万円の使用)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出が2億79百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は、23百万円(前年同期は2億5百万円の使用)となりました。これは主に配当金の支払額が1億14百万円、リース債務の返済による支出が21百万円、短期借入金による収入が2億円、長期借入金の返済による支出が40百万円あったことによるものであります。 以上の結果、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、23億38百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の状況 当社は販売促進関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載はしておりません。 a. 生産実績 当事業年度における生産実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 生産高(千円)   前年同期比(%) 販売促進関連事業   9,975,873   1.48 合計   9,975,873   1.48 (注) 1  金額は、販売価格で表示したものであります。 2  上記の内には外注生産によるものを含んでおります。 3  当社の主要原材料である用紙(外注加工費に含まれる用紙代も含む)は、(当事業年度)総製造費用の33.8%を構成し、また、市況品として当社実績に対して価格変動の影響を与えております。 主要原材料の状況及び価格の推移は以下のとおりであります。 (a) 主要原材料の状況(主要原材料の入手高、使用高及び在庫高) 品名   前事業年度(自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当事業年度(自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 入手高 (千円)   使用高 (千円)   在庫高 (千円)   入手高 (千円)   使用高 (千円)   在庫高 (千円) 用紙   2,582,024   2,567,995   85,406   2,452,657   2,449,549   88,514 (注) 1  数量表示は単位が多岐にわたるため、記載を省略しております。 2  用紙使用高には、外注先への材料有償支給が含まれております。 (b) 主要原材料の価格の推移 品名   単位   前事業年度(自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当事業年度(自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(円)   金額(円) 2024年 6月   2024年 9月   2024年 12月   2025年 3月   2025年 6月   2025年 9月   2025年 12月   2026年 3月 用紙 上質紙   ㎏   244   244   244   244   257   257   257   257 中質紙   ㎏   214   214   214   214   225   225   225   225 軽量コート紙   ㎏   196   196   196   196   206   206   206   206 (注)  価格は市況価格によっております。 b. 受注実績 当事業年度における受注状況をセグメント別に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日現在) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 販売促進関連事業   9,983,881   0.5   1,187,182   1.4 合計   9,983,881   0.5   1,187,182   1.4 (注) 金額は、販売価格で表示したものであります。 c. 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 販売促進関連事業   9,967,190   1.8 合計   9,967,190   1.8 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前事業年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ㈱ヤマダホールディングス   1,223,487   12.5   1,020,686   10.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計方針に基づいて作成されております。 当社で採用する重要な会計方針については、「第5  経理の状況 1 財務諸表等 注記事項 (重要な会計方針)」をご参照ください。 当社の財務諸表の作成にあたっては、合理的判断に基づき一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 ② 財政状態の分析 (流動資産) 当事業年度末における流動資産の残高は、38億79百万円(前事業年度末は39億81百万円)となり、1億2百万円減少いたしました。その主な要因といたしましては、前事業年度末と比べ現金及び預金が82百万円増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が1億20百万円、電子記録債権が21百万円、未収入金が58百万円減少したことによるものであります。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産の残高は、36億23百万円(前事業年度末は32億18百万円)となり、4億5百万円増加いたしました。その主な要因といたしましては、前事業年度末と比べ無形固定資産が13百万円、繰延税金資産が81百万円、投資不動産(純額)が16百万円減少したものの、有形固定資産が1億78百万円、投資有価証券が3億41百万円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債の残高は、22億76百万円(前事業年度末は23億34百万円)となり、57百万円減少いたしました。その主な要因といたしましては、前事業年度末と比べ短期借入金が2億円、リース債務が23百万円、未払金が23百万円、賞与引当金が11百万円増加したものの、買掛金が1億45百万円、電子記録債務が1億3百万円、未払法人税等が18百万円、未払消費税等が36百万円減少したことによるものであります。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債の残高は、7億86百万円(前事業年度末は7億23百万円)となり、63百万円増加いたしました。その主な要因といたしましては、前事業年度末と比べ長期借入金が40百万円、退職給付引当金が10百万円減少したものの、リース債務が67百万円、繰延税金負債が47百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当事業年度末における純資産の残高は、44億39百万円(前事業年度末は41億42百万円)となり、2億97百万円増加いたしました。その主な要因といたしましては、利益剰余金が73百万円、その他有価証券評価差額金が2億23百万円増加したことによるものであります。 (3)  キャッシュ・フローの分析 「第2  事業の状況  4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ②キャッシュ・フローの状況」の項目をご参照ください。 (キャッシュ・フローの指標) <財務諸表ベース> 回次   第67期   第68期   第69期   第70期   第71期 決算年月   2022年3月   2023年3月   2024年3月   2025年3月   2026年3月 自己資本比率(%)   43.0   51.2   51.8   57.5   59.2 時価ベースの自己資本比率(%)   43.9   41.2   33.3   42.3   37.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   3.9   1.5   1.1   1.1   2.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   24.1   54.0   111.6   91.4   37.9 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%):有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 1. 株式時価総額は自己株式を除く期末発行済株式数をベースに計算しております。 2. 営業キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、 利払いにつきましては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の主要な運転資金は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用に消費されております。また、設備投資資金は、生産設備取得等生産体制の構築及び改修、情報システムの整備等に支出されております。これらの必要資金は、利益計上、減価償却等により生み出される内部資金により賄っております。 新たに資金需要が発生したときには、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入及び社債発行等による資金調達にて対応していくこととしております。 (5) 経営成績の分析 「第2  事業の状況  4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ① 財政状態及び経営成績の状況」の項目をご参照ください。 (6) 経営上の目標の達成状況 第70期   第71期 実績   実績   前期比 売上高(百万円)   9,792   9,967   1.8% 1株当たり当期純利益(円)   108.37   65.58   △39.5% 自己資本利益率(ROE)   7.5%   4.4%   △41.3% 第71期は、売上高につきましては、新規顧客の獲得や既存顧客への追加提案により増収効果があったものの、一部顧客で販促施策の見直し等により受注が減少したことから、業績予想を下回る結果となりました。 利益面につきましては、原材料価格や物流費の上昇に加え、販促費や新サービス立上げ時の業務委託の増加、人材確保・育成に伴う人件費増加などが想定以上に増加したこと、中長期的な収益基盤の強化を目的としたデジタル商材の拡大や生産性構造の転換に向けた取り組み、および成長を見据えた先行投資を継続によるコスト先行要因の影響により、経営上の目標は全ての指標が前年から悪化しております。 全ての指標において目標を達成するため、さらなる企業価値向上に努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。