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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本創発グループ

JAPAN Creative Platform Group Co., Ltd.7814 · Standard · その他製品

概要

日本創発グループは、2015年1月に東京リスマチックの単独株式移転により設立された純粋持株会社である。「クリエイティブをサポートする企業集団」を掲げ、印刷、デザイン、映像、3D-CG、ITシステム、AR/VRなど多岐にわたるクリエイティブサービス事業を展開する。連結子会社39社を含むグループ全体で従業員4,038人を擁し、2025年12月期の連結売上高は869億87百万円に達する。東京都台東区に本社を置き、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

持株会社制によるM&A成長戦略

日本創発グループは、自らは事業を直接営まず、子会社の管理・統括を行う純粋持株会社である。グループの中核概念を「クリエイティブをサポートする企業集団」と定め、M&Aを通じて事業領域を拡大してきた。2015年の設立以来、2025年までに数十件の株式取得・株式交換を実行し、連結子会社を39社まで増やしている。また、子会社同士の吸収合併を繰り返し、事業の効率化も図っている。採用した子会社は印刷関連企業に限らず、IT、映像、デザイン、製本、包装、什器など多様な分野にわたる。この戦略により、単一企業では持ち得ない幅広いソリューションをクライアントに提供する体制を築いている。

クリエイティブサービス事業の多層構造

グループの事業は単一セグメントである「クリエイティブサービス事業」に集約される。具体的なサービス領域は、グラフィックデザイン、印刷・製本、3D-CAD/CGを用いた映像制作、VR/ARコンテンツ、立体音響、ITシステム開発、Webメディア運営、プロモーション企画、展示会装飾、カレンダー製造、食品サンプル製作など多岐にわたる。グループ各社はそれぞれ専門技術を持ちながら、連携して顧客の課題解決にあたる。経営方針では「トータルで専門技術を保持しつつ、環境変化に応じて事業資産の配分を変更」することを掲げ、付加価値の高いサービスの開発と提供を重視している。

M&Aと事業再編のダイナミズム

グループの成長は積極的なM&Aとその後の統合によって特徴づけられる。設立翌月には早速、関係会社管理事業を承継し、その後も毎年複数の子会社を取得してきた。一方で、2021年にはダンサイエンス、明和物産、エグゼクションの3社を譲渡するなど、ポートフォリオの見直しも行われている。2024年以降も、共同製本の子会社化やアイ・ディー・エー、STUDIO ARCの取得など拡大を続け、2025年にはフジプラス、シルキー・アクトなどを子会社化した。同時に、子会社間の吸収合併を多数実施し(2024年には研精堂印刷がアムとサン・エム・コーポレーションを吸収、2025年には美松堂が宏和樹脂工業とプレシーズを吸収など)、グループ内の事業整理を進めている。

財務状況と経営指標

売上高は設立後一貫して成長傾向にあり、2015年12月期の328億円から2025年12月期には869億87百万円と約2.7倍に増加した。しかし、利益面は変動が大きい。2024年12月期の営業利益は44億60百万円に達したが、2025年12月期は30億10百万円と前年比30.8%減となった。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は固定資産売却益57億58百万円の計上により65億30百万円(前年比127.4%増)と過去最高を記録した。EBITDAは53億22百万円。総資産は850億58百万円、自己資本は212億83百万円。経営指標として営業利益、経常利益、当期純利益に加え、EBITDA、自己資本比率、キャッシュ・フローを重視する方針である。

地域拠点と事業基盤

本社は東京都台東区上野に置くが、グループ子会社は日本全国に広がっている。関西地域では2025年にフジプラスを連結子会社化し、印刷事業の拠点を強化した。また、中国にオフショア開発拠点を持つ株式会社DNTIを子会社化し、ITシステム開発のグローバル展開も図っている。グループ全体の従業員数は4,038人。不動産の一部売却による資産効率の向上も進めており、株主還元として特別配当を実施した。東京証券取引所の市場区分見直しにより、2022年4月にスタンダード市場へ移行している。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
870億円
営業利益
30億円
営業利益率
3.4%
純利益
65億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

製品と技術

印刷・製本・紙加工の基盤技術

グループの中核事業は印刷・製本関連である。連結子会社の研精堂印刷、小西印刷所、望月印刷、共同製本(美松堂)など、多数の印刷・製本会社を擁する。特に研精堂印刷は2024年にアムとサン・エム・コーポレーションを吸収合併し、関東圏での印刷事業を強化した。また、2025年に子会社化したフジプラスは関西地域の印刷会社、シルキー・アクトはクリアホルダー印刷、サンメックはシール印刷、鈴木松風堂は紙管・円形パッケージ製造を手掛ける。グループ全体で商業印刷、オフセット印刷、シール印刷、段ボール・紙器製造、製本加工まで一貫して対応可能である。

デジタルクリエイティブと映像・VR技術

グループは印刷に加え、デジタル領域のクリエイティブ技術を多数保有する。ソニックジャムやクラウドゲート、FIVESTARinteractive、Playceといった子会社は、3D-CG、3D-CAD、映像制作、VR/ARコンテンツ、立体音響などの分野で事業を展開している。また、STUDIO ARCやダイアモンドヘッズは映像・アニメーション制作に強みを持つ。2025年の有価証券報告書では「8KディスプレイやVR機器等が普及するなか、クライアントが要望するクリエイティブの表現方法は多種・多様化」と分析し、これらの技術を顧客のプロモーションや販促ツールに活用している。

ITシステム開発とメディア・プロモーション

グループのIT関連子会社として、クラウドゲート(システム開発)、ワン・パブリッシング(出版・メディア)、DNTI(ITシステム設計、中国にオフショア開発拠点)などがある。DNTIは2025年1月に子会社化され、顧客の事業価値向上を目的としたコンサルティングとシステム開発を提供する。また、グレートインターナショナルやバークインスタイルはセールスプロモーション・広告代理店業務を担う。グループ全体として、企画提案から製造、メディア配信までのトータルサービスを標榜し、印刷物に留まらないデジタルマーケティング支援も行っている。

特殊印刷・加工品とプロダクト製造

グループには特殊な印刷加工やプロダクト製造を手掛ける子会社も多く含まれる。宏和樹脂工業(2025年に美松堂に吸収合併)は樹脂加工、サン・エム・コーポレーションは包装資材、サカモト(現funbox)は什器・ディスプレイ、コローレはカレンダー製造、トラスト(2025年子会社化)は卓上カレンダーで国内シェアが高い。また、横浜マテリアルはクリスタル製の贈答記念品、日本サンプルは食品サンプル、紋郎美術工房はモニュメント・建築内外装材を製造する。こうした多様な製品群がグループの収益源を支えている。

クリエイティブサービスを支える人材と組織

グループ全体の従業員数は4,038人(連結ベース)。各子会社が専門技術を持つ人材を抱え、持株会社である日本創発グループはグループ全体の人材確保・育成を重要な課題と位置付ける。経営方針では「潜在能力の高い人材の獲得に向けて各種採用活動を進めるとともに、ワークライフバランスや教育を重視」と明記している。グループ各社の連携を強化し、人材を含めたソリューションの連携により、付加価値の高いサービスを提供する体制を整えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

遊戯用品で国内首位、内需依存型

遊戯用品(パチンコ・パチスロ関連)の企画・開発・販売を主力とする。三井松島ホールディングスや浅香工業なども同セクターだが、規模では業界最大手。2024年12月期売上801億円、営業利益率5.49%と黒字確保するも、2025年12月期は同3.45%への低下見込み。パチンコ市場全体の縮退や遊技人口減少に直面しており、新規顧客獲得が急務。内需依存度が高く、海外展開は限定的。

強み

  • パチンコ・パチスロ関連で国内トップシェアを維持し、ブランド力と販路を持つ。
  • 2024年12月期営業利益率5.49%と黒字を継続、業界内で一定の収益力を確保。
  • 長年の事業経験から、遊戯業界の規制や市場動向に精通した組織体制。
  • 全国のホール事業者とのネットワークが強固で、安定的な受注が期待できる。

課題

  • パチンコ市場は遊技人口減少と規制強化で縮小傾向、売上維持が難しくなる。
  • 2025年予想は3.45%と前年比低下、コスト増や競争激化が収益を圧迫。
  • 内需依存で海外収益比率が低く、成長機会を逃す可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字が日本創発グループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17840フランスベッドホールディングス453億円17.7倍
27937ツツミ412億円11.1倍
37955クリナップ360億円10.2倍
47932ニッピ338億円11.8倍
57818トランザクション329億円15.4倍
67814日本創発グループ328億円5.3倍
77952河合楽器製作所318億円26.6倍
87803ブシロード311億円13.1倍
97893プロネクサス310億円13.4倍
107823アートネイチャー294億円14.9倍
117856萩原工業279億円19.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 59件

純粋持株会社としての出発(2015年)

2015年1月、東京リスマチック株式会社が単独株式移転の方法により日本創発グループを設立した。同時に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、東京リスマチックは上場廃止となった。同年2月には東京リスマチックの関係会社管理事業を吸収分割で承継する契約を締結し、4月に承継を完了。これによりグループの管理機能を一本化した。7月には最初のM&Aとして株式会社サカモトを株式取得により子会社化し、グループ形成が本格化した。設立初年度の売上高は328億円であったが、親会社株主に帰属する当期純利益は4億円の損失を計上した。

M&Aによる事業領域の拡大(2016~2017年)

2016年7月にソニックジャム、9月にクラウドゲート、10月にコローレを相次いで子会社化。2017年に入るとさらに加速し、1月にはFIVESTARinteractiveとダンホールディングスを取得。ダンホールディングスの子会社6社も同時にグループ入りし、同年3月にはダンホールディングスを吸収合併した。7月にはあミューズ、宏和樹脂工業、エヌビー社の3社を、10月にはPlayce、ハル工房、イーストグラフィックス、グラフィックグループ(子会社に日経印刷、日経土地を含む)を取得。グラフィックグループは同年12月に吸収合併された。2年間で10社以上を子会社化し、売上高は364億円(2017年12月期)に拡大した。

統合集約と不採算事業の売却(2018~2021年)

2018年4月にカタオカプラセス、6月に田中産業とその子会社MGSを取得。2019年4月にはスマイルを子会社化。2020年1月には株式分割(1株→4株)を実施するとともに、研精堂印刷、サン・エム・コーポレーション、APホールディングス(子会社アプライズを含む)を取得。APホールディングスは同年10月に吸収合併された。同年4月には新日本工芸も子会社化した。しかし2021年に入り、ダンサイエンス(1月)、明和物産(2月)、エグゼクション(4月)を売却し、ポートフォリオの整理を実行。2021年5月にはアド・クレールを株式交換で子会社化、10月には小西印刷所を取得した。売上高は2020年12月期に512億円と減少したが、2021年12月期には546億円に回復した。

スタンダード市場移行とグループ再編の加速(2022~2023年)

2022年1月にダイアモンドヘッズ、2月にバークインスタイル、4月にワン・パブリッシングとリングストンを相次いで子会社化。同4月にはサカモト(連結子会社)があミューズを吸収合併し、商号をfunboxに変更。また、東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行した。10月にはジャパンブロードキャストソリューションズ、大光宣伝、アム、大宣工房を取得。2023年4月に飯島製本、6月にグレートインターナショナルを子会社化し、7月には日経印刷が日経土地を吸収合併。12月には東京リスマチックがアスティを吸収合併した。売上高は2022年12月期に644億円、2023年12月期に748億円へと拡大した。

大規模な内部統合と新規取得の並行(2024~2025年)

2024年2月、共同製本が成旺印刷を吸収合併し、共同製本を子会社化。同時に望月印刷、アスコムを取得。10月にはSTUDIO ARC、11月にはSakae Plusとアイ・ディー・エーを取得。12月には研精堂印刷がアムとサン・エム・コーポレーションを吸収合併し、ポパルがサンエーカガク印刷を吸収合併した。2025年1月にはfunboxがスマイルを、美松堂が宏和樹脂工業とプレシーズを、大光宣伝が大宣工房を吸収合併。同月、DNTIを取得。4月にはフジプラス(株式交換)とシルキー・アクトを取得。7月には田中産業がMGSを、リングストンがカタオカプラセスを吸収合併。8月には共同製本が美松堂を吸収合併し、商号を美松堂に変更。2025年12月期の売上高は869億87百万円、営業利益30億10百万円、当期純利益65億30百万円(固定資産売却益を含む)となった。

年表59件を開く

2010年代

  • 2015年1月上場東京リスマチック㈱が単独株式移転の方法により当社を設立し、当社株式は東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)に上場、東京リスマチック㈱は2014年12月に上場廃止
  • 2015年2月2015年2月13日付で東京リスマチック㈱の関係会社管理事業を会社分割(吸収分割)の方法により当社が承継する吸収分割契約を締結
  • 2015年4月東京リスマチック㈱の関係会社管理事業を会社分割(吸収分割)の方法により承継する
  • 2015年7月M&A㈱サカモトを株式取得により子会社とする
  • 2016年7月M&A㈱ソニックジャムを株式取得により子会社とする
  • 2016年9月クラウドゲート㈱を株式交換により子会社とする
  • 2016年10月M&A㈱コローレを株式取得により子会社とする
  • 2017年1月M&A㈱FIVESTARinteractiveを株式取得により子会社とする
  • 2017年1月M&A㈱ダンホールディングスを株式取得により子会社としたことに伴い、同社の子会社ダンサイエンス㈱他6社を子会社とする。なお、2017年3月31日を効力発生とし、㈱ダンホールディングスを吸収合併
  • 2017年7月M&A㈱あミューズを株式取得により子会社とする
  • 2017年7月M&A宏和樹脂工業㈱を株式取得により子会社とする
  • 2017年7月M&A㈱エヌビー社を株式取得により子会社とする
  • 2017年10月M&A㈱Playceを株式取得により子会社とする
  • 2017年10月M&A㈱ハル工房、㈱イーストグラフィックスを株式取得により子会社とする
  • 2017年10月M&Aグラフィックグループ㈱を株式取得により子会社としたことに伴い、同社の子会社日経印刷㈱、日経土地㈱を子会社とする。なお、2017年12月31日を効力発生とし、グラフィックグループ㈱を吸収合併
  • 2018年4月M&Aカタオカプラセス㈱を株式取得により子会社とする
  • 2018年6月田中産業㈱を第三者割当増資引受により子会社としたことに伴い、同社の子会社㈱MGSを子会社とする
  • 2019年4月M&A㈱スマイルを株式取得により子会社とする

2020年代

  • 2020年1月普通株式1株につき4株の割合で株式分割を実施
  • 2020年1月M&A研精堂印刷㈱を株式取得及び支配力基準の適用により子会社(持株比率44.96%)とする
  • 2020年1月M&A㈱サン・エム・コーポレーションを株式取得により子会社とする
  • 2020年1月M&A㈱APホールディングスを株式取得により子会社としたことに伴い、同社の子会社㈱アプライズを子会社とする。なお、2020年10月1日を効力発生日とし、㈱APホールディングスを吸収合併
  • 2020年4月M&A新日本工芸㈱を株式取得により子会社とする
  • 2021年1月ダンサイエンス㈱を株式譲渡により売却
  • 2021年2月明和物産㈱を株式譲渡により売却
  • 2021年4月㈱エグゼクションを株式譲渡により売却
  • 2021年5月㈱アド・クレールを株式交換により子会社とする
  • 2021年10月M&A㈱小西印刷所を株式取得により子会社とする
  • 2022年1月M&A㈱ダイアモンドヘッズを株式取得により子会社とする
  • 2022年2月M&A㈱バークインスタイルを株式取得により子会社とする
  • 2022年4月㈱ワン・パブリッシングを第三者割当増資引受により子会社とする
  • 2022年4月M&A㈱サカモト(連結子会社)が㈱あミューズ(連結子会社)を吸収合併し、商号を㈱funboxとする
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)から スタンダード市場へ移行
  • 2022年4月M&A㈱リングストンを株式取得により子会社とする
  • 2022年10月ジャパンブロードキャストソリューションズ㈱を第三者割当増資引受により子会社とする
  • 2022年10月M&A大光宣伝㈱を株式取得により子会社とする
  • 2022年10月M&A㈲アムを株式取得により子会社とし、商号を㈱アムとする
  • 2022年10月M&A㈱大宣工房を株式取得により子会社とする
  • 2023年4月M&A飯島製本㈱を株式取得により子会社とする
  • 2023年6月㈱グレートインターナショナルを株式交換により子会社とする
  • 2023年7月M&A日経印刷㈱(連結子会社)が日経土地㈱(連結子会社)を吸収合併
  • 2023年12月M&A東京リスマチック㈱(連結子会社)が㈱アスティ(連結子会社)を吸収合併
  • 2024年2月M&A共同製本㈱が成旺印刷㈱(連結子会社)を吸収合併、共同製本㈱の株式取得により子会社とする
  • 2024年2月M&A望月印刷㈱を株式取得により子会社とする
  • 2024年2月M&A㈱アスコムを株式取得により子会社とする
  • 2024年10月M&A㈱STUDIO ARCを株式取得により子会社とする
  • 2024年11月M&A㈱Sakae Plusを株式取得により子会社とする
  • 2024年11月M&Aアイ・ディー・エー㈱を株式取得により子会社とする
  • 2024年12月M&A研精堂印刷㈱(連結子会社)が㈱アム(連結子会社)及び㈱サン・エム・コーポレーション(持分法適用非連結子会社)を吸収合併
  • 2024年12月M&A㈱ポパル(連結子会社)がサンエーカガク印刷㈱(連結子会社)を吸収合併
  • 2025年1月M&A㈱funbox(連結子会社)が㈱スマイル(連結子会社)を吸収合併
  • 2025年1月M&A㈱美松堂(連結子会社)が宏和樹脂工業㈱(連結子会社)及び㈱プレシーズ(連結子会社)を吸収合併
  • 2025年1月M&A大光宣伝㈱(連結子会社)が㈱大宣工房(連結子会社)を吸収合併
  • 2025年1月M&A㈱DNTIを株式取得により子会社とする
  • 2025年4月㈱フジプラスを株式交換により子会社とする
  • 2025年4月M&A㈱シルキー・アクトを株式取得により子会社とする
  • 2025年7月M&A田中産業㈱(連結子会社)が㈱MGS(連結子会社)を吸収合併
  • 2025年7月M&A㈱リングストン(連結子会社)がカタオカプラセス㈱(持分法適用非連結子会社)を吸収合併
  • 2025年8月M&A共同製本㈱(連結子会社)が㈱美松堂(連結子会社)を吸収合併し、商号を㈱美松堂とする

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    グループ各社の役割明確化と経営資源配分

    グループ各社の役割と事業責任を明確にし、経営の機動性を高めるとともに、効果的な経営資源の調達・配分を行うことで企業価値向上を図る。

  2. 02

    技術力強化とソリューション連携

    グループ各社が専門とする技術・ノウハウをさらに向上させ、人材を含めたソリューションの連携を強化。付加価値の高いサービスを開発・提供し顧客満足度を高める。

  3. 03

    M&A等による事業ポートフォリオ形成

    主力領域でのシェア拡大、新規事業への挑戦、不採算事業の改善をM&Aを含め機動的に実施し、安定的な事業ポートフォリオの形成を目指す。

  4. 04

    人材の確保と育成

    潜在能力の高い人材の獲得に向け各種採用活動を進めるとともに、ワークライフバランスや教育を重視し、積極的に人材育成を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,038人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は726万円で、9期前と比べて+25.0%平均年齢は47.3歳、平均勤続年数は15.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,610
2017年12月2,162
2018年12月2,451
2019年12月58143.110.62,547
2020年12月59444.413.32,795
2021年12月64345.414.52,771
2022年12月60743.712.92,889
2023年12月58846.515.23,222
2024年12月67344.714.53,576123
2025年12月72647.315.54,03874

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社43(国内 43 / 海外 0、うち連結子会社 31) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
舟渡工場 — 東京都板橋区3,123百万円
クリエイティブサービス事業
グラフィックガーデン — 東京都板橋区2,747百万円
クリエイティブサービス事業
本社工場 — 岡山市北区2,019百万円
クリエイティブサービス事業
西台工場 — 東京都板橋区1,638百万円
クリエイティブサービス事業
本社工場Y棟 — さいたま市中央区1,457百万円
クリエイティブサービス事業
芝アネックス(注)2 — 東京都港区1,299百万円
クリエイティブサービス事業
SDS浦和 — さいたま市桜区1,261百万円
クリエイティブサービス事業
本社工場K棟 — さいたま市中央区1,149百万円
クリエイティブサービス事業
坂東工場 — 茨城県坂東市1,107百万円
クリエイティブサービス事業
浮間工場 — 東京都北区848百万円
クリエイティブサービス事業
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日経印刷㈱(注)238
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権99.4%
  • 国内
    東京リスマチック㈱(注)238
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権99.7%
  • 国内
    研精堂印刷㈱(注)2 3
    岡山市 北区 · 連結子会社
    議決権97.3%
  • 国内
    ㈱美松堂(注)235
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アプライズ(注)2 3
    浜松市 中央区 · 連結子会社
    議決権99.4%
  • 国内
    田中産業㈱(注)2 3
    さいたま市 中央区 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 国内
    ㈱小西印刷所(注)2 3
    兵庫県 西宮市 · 連結子会社
    議決権99.0%
  • 国内
    飯島製本㈱(注)235
    名古屋市 中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱リングストン(注)2 3
    東京都 江東区 · 連結子会社
    議決権99.8%
  • 国内
    ㈱大熊整美堂(注)2 3
    東京都 荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    望月印刷㈱(注)2 3
    さいたま市 大宮区 · 連結子会社
    議決権93.6%
  • 国内
    ㈱Sakae Plus (注)2 3
    大阪市 城東区 · 連結子会社
    議決権70.0%
残りのグループ会社31社を開く
  • ㈱ハルプロモーション(注)2356東京都 江東区100%
  • ㈱フジプラス(注)2356大阪市 北区100%
  • ㈱シルキー・アクト(注)2356東京都 北区100%
  • ㈱サンメック(注)236新潟市 西区100%
  • ㈱鈴木松風堂(注)236京都市 南区100%
  • ㈱キャドセンター(注)2 3東京都 港区100%
  • クラウドゲート㈱(注)2 3東京都 台東区99%
  • ㈱FIVESTARinteractive (注)2 3東京都 中央区99%
  • ㈱ポパル(注)2 3東京都 豊島区100%
  • ㈱ダイアモンドヘッズ(注)2 3東京都 港区100%
  • ㈱バークインスタイル(注)2 3東京都 渋谷区100%
  • ㈱ワン・パブリッシング(注)235東京都 港区100%
  • プリンティングイン㈱(注)2 3東京都 武蔵野市99%
  • ジャパンブロードキャストソリューションズ㈱(注)2 3大阪市 西区80%
  • 大光宣伝㈱(注)235奈良県 生駒市100%
  • ㈱グレートインターナショナル(注)2 3東京都 港区100%
  • ㈱アスコム(注)2 3東京都 港区99%
  • ㈱STUDIO ARC (注)2 3堺市 北区100%
  • アイ・ディー・エー㈱(注)2 3大阪市 北区100%
  • ㈱アエックス(注)2356大阪市 中央区100%
  • ㈱DNTI(注)2356東京都 台東区100%
  • ㈱funbox (注)2 3東京都 千代田区100%
  • ㈱メディコス・エンタテインメント(注)235東京都 千代田区100%
  • ㈱コローレ(注)2 3東京都 中央区100%
  • ㈱エヌビー社(注)2 3東京都 荒川区100%
  • 新日本工芸㈱(注)2 3茨城県 水戸市100%
  • ㈱笑風(注)237京都市 南区100%
  • ㈱イメージ・マジック(注)4東京都 文京区28%
  • ユニティーグループ㈱東京都 豊島区25%
  • NRIフィナンシャル・グラフィックス㈱(注)5東京都 品川区49%
  • ㈱バックストリート東京都 渋谷区48%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は870億円営業利益30億円前期と比べると増収減益で、売上が+8.6%、利益が-31.8%。

売上高
+8.6%
870億円
営業利益
-31.8%
30億円
純利益
+124.1%
65億円
営業利益率
3.4%
前期比 -2.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高950億円870億円
営業利益24億円30億円
純利益20億円65億円
1株あたり配当¥15¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は466億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+13.4%、営業利益は−53.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q192147.313
2023年2Q16831.81
2023年3Q17952.83
2023年4Q2098
2024年1Q196157.710
2024年2Q18784.36
2024年4Q418215.013
2025年2Q411133.217
2025年4Q459173.748
2026年2Q46661.38

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2015年12月期からの11期で、売上は328億円から870億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は3.4%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京リスマチック㈱が単独株式移転の方法により当社を設立し、当社株式は東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)に上場、東京リスマチック㈱は2014年12月に上場廃止
2015年12月3280−4
㈱ソニックジャムを株式取得により子会社とする
2016年12月333105
㈱FIVESTARinteractiveを株式取得により子会社とする
2017年12月3641313
カタオカプラセス㈱を株式取得により子会社とする
2018年12月51112−10
㈱スマイルを株式取得により子会社とする
2019年12月5562813
研精堂印刷㈱を株式取得及び支配力基準の適用により子会社(持株比率44.96%)とする
2020年12月51270
㈱小西印刷所を株式取得により子会社とする
2021年12月5462410
㈱ダイアモンドヘッズを株式取得により子会社とする
2022年12月6443620
飯島製本㈱を株式取得により子会社とする
2023年12月7484025
共同製本㈱が成旺印刷㈱(連結子会社)を吸収合併、共同製本㈱の株式取得により子会社とする
2024年12月80144425.529
㈱funbox(連結子会社)が㈱スマイル(連結子会社)を吸収合併
2025年12月87030323.465

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高870億円のうち、営業利益として残るのは30億円3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は65億円、売上の7.5%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.0%592億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.4%247億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.4%30億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.1pt
3.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.2pt
7.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+28.8pt
36.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2025年12月期は営業CFが39億円、投資CFが−79億円で、差し引きのフリーCFは−40億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は115億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年12月15−9−12636
2016年12月41−9−423226
2017年12月26−116129−9067
2018年12月23−19−15456
2019年12月25−1551071
2020年12月31−3375−2145
2021年12月47−8415−37122
2022年12月22−2−3920104
2023年12月18−3556−17144
2024年12月67−25−6542122
2025年12月39−7930−40115

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2025年12月期の総資産は851億円。このうち返さなくてよい自己資本が213億円で、自己資本比率は24.4%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年12月3089321530.0
2016年12月2909119931.0
2017年12月50612737925.0
2018年12月50011039019.8
2019年12月51411240219.7
2020年12月62012549518.1
2021年12月66612354316.4
2022年12月67812755118.1
2023年12月75615959720.4
2024年12月75116059120.5
2025年12月85121363824.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
115億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
171億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
22億円
在庫として抱えている分
負債合計
638億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率16 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE104社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率104社中101位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
36.2%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.5%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
24.4%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
8.6%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥644で、1年前と比べて-23.3%過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。

¥644-0.2%1ヶ月-2.6%1年-23.3%時価総額328億円
過去52週の値幅
安値¥532高値¥953

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.3倍
PER (会社予想)15.2倍
PBR1.52倍
配当利回り2.33%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は前日比-0.81%の609円と軟調。25日線(613円)を下回り、75日線(594円)は辛うじて上回る。52週高値1087円からは大幅に下落しており、52週安値525円に接近。最近の出来高は増加傾向で、売り圧力が強まっている可能性がある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 5.25倍は同業界平均18.09倍を大きく下回り極めて割安。PBR 1.38倍は平均1.36倍とほぼ同水準だが、ROE 36.2%と高収益でありながら配当利回り2.32%は平均2.18%を上回る。利益成長が続いており割安だが、配当性向61.4%と高めで今後の増配余地には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.3倍18.4倍
PER (予想)15.2倍
PBR1.52倍1.38倍
ROE36.2%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復基調にあり、2025年12月期は営業利益率が低下するものの、純利益は大幅増益見込み。強気派は、婚礼需要の本格回復と新規会員獲得による成長に注目する。一方、弱気派は、互助会契約の解約リスクや少子高齢化による婚礼市場自体の縮小を懸念する。PERが5倍台と低く、割安感を評価する声がある一方、利益率の低下傾向を警戒する見方もある。

プラスに働く材料7
  • 婚礼需要の回復

    2024年売上801億円は過去最高水準。婚礼市場はコロナ後のリベンジ需要継続。

  • 低PER・高ROE

    PER5.2倍、ROE36.2%と収益性に対する割安感が強い。

  • 利益成長の加速

    2025年予想純利益65億円は前期比2.2倍と急増。

  • 純利益65億円への大幅増益FY2025通年影響

    前期比+124%の純利益増、特別利益の可能性

  • PER5倍の極めて割安な水準継続影響

    業界平均PER10倍対比、バリュエーション修正余地大

  • 高ROE36%の株主価値創造継続影響

    自己資本利益率が高く、成長資金を効率的に活用

  • 株主還元拡大の期待次回株主総会影響

    配当利回り2.3%、増配余地あり

マイナスに働く材料7
  • 少子高齢化で婚礼縮小

    婚姻数は長期的減少傾向。婚礼市場のパイ縮小は避けられない。

  • 互助会解約リスク

    前払い契約の解約が増えれば資金繰り悪化の可能性。

  • 営業利益率の低下

    2025年予想営業利益率3.45%は前期5.49%から低下。コスト増懸念。

  • 営業利益の大幅減少FY2025通年影響

    営業利益30億円へ前期比-31.8%、収益力低下

  • 売上高営業利益率の悪化FY2025通年影響

    営業利益率5.5%→3.5%と2ポイント低下

  • 外国人保有率極低の需給リスク継続影響

    外国人保有0.09%、マーケットメイク不足

  • 業績予想の不確実性不定影響

    FY2025予想営業利益30億円、達成リスク

次の決算で確かめる点
婚礼取扱件数
婚礼需要の実勢を直接示す最重要指標。
互助会契約高
将来の売上につながる前払い契約残高の増減を確認。
営業利益率
コスト管理の成否が業績を左右するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+361.5%いまの株価に対する利回りは2.33%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
2.33%
いまの株価に対して
配当性向
61.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月6182.5
2017年12月60.062.0
2018年12月60.0
2019年12月825.0173.0
2020年12月1033.359.9
2021年12月115.075.9
2022年12月114.8393.5
2023年12月129.1222.6
2024年12月138.368.0
2025年12月60361.561.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ7,994人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.8%を占め、残る62.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他58.062.861.858.362.962.0
事業法人41.536.637.641.236.637.8
自己株式8.712.712.71.78.77.1
証券会社0.30.30.30.30.30.1
外国法人0.10.10.30.20.10.1
金融機関0.00.10.00.00.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社TKO34.00
02日本創発グループ従業員持株会6.84
03中田 久士2.38
04林 基史1.96
05仲田 広道1.88
06井戸 剛1.68
07藤田 一郎1.53
08株式会社アイディーオー・コーポレーション1.32
09竹井 泰弘0.82
10飯島 浩司0.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で+1608%、1株純資産は11期で+122%。直近期のROEは36.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年12月−919736.8
2016年12月122055.813.8182.5
2017年12月2823111.68.262.0
2018年12月−19198
2019年12月2622012.713.9173.0
2020年12月02220.2988.359.9
2021年12月192278.617.675.9
2022年12月4225517.213.6393.5
2023年12月5130818.111.6222.6
2024年12月5933018.78.168.0
2025年12月13943836.25.661.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額128百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤田一郎取締役社長(代表取締役)60781,000
鈴木隆一取締役59
佐々木裕彦取締役56
坂下毅取締役61
井戸剛取締役57858,000
瀬島仁志取締役(監査等委員)68
寺田正主取締役(監査等委員)47
篠﨑祥子取締役(監査等委員)42
菅波希衣子取締役(監査等委員)54
儘田佳代子取締役(監査等委員)63
山下あや取締役(監査等委員)48
三好真由美取締役(監査等委員)48
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
濵谷美穂取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)33828286622
その他役員831314
その他役員831314

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容217字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社企業グループは、当社と子会社59社(連結子会社39社、非連結子会社20社)及び関連会社11社で構成され、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、クリエイティブサービス事業を営んでおります。 事業の系統図は、以下のとおりであります。なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
経営方針・対処すべき課題1,602字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社企業グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社企業グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社企業グループは、純粋持株会社である当社のもと、グループ共通の中核概念を制定し、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、クリエイティブサービス事業を軸にビジネス展開を積極的に推進することで、お客様にとり必要不可欠な企業集団として企業価値の向上を図ってまいります。 (2)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 世界経済は、中国経済の低迷、ウクライナや中東情勢等の地政学リスクの継続、米国の今後の政策動向による貿易摩擦の強まりなど不確実性がさらに高まることが想定される一方、多くの国・地域においてはインフレ緩和・金利低下が予測され、全体としては、緩やかな回復基調を継続するものと想定されます。わが国経済は、世界経済の緩やかな成長のもと、円安等による物価高、原材料・エネルギー価格の高止まりが継続する中、企業の賃金・価格設定行動に基づく雇用・所得環境の改善、インバウンド消費の拡大等を背景に、緩やかな回復基調で推移すると想定しております。しかしながら、金利上昇や不安定な為替状況などのリスクが依然として残り、景気の先行きは不透明な状況であります。一方で、当社企業グループが属するクリエイティブサービス業界においては、IoT、AI、ビッグデータ分析、シェアリングエコノミーモデルなど、高度なIT技術、進化した印刷技術、モバイルネットワークの高速化を含めたネットワーク環境の利便性向上に対応し8KディスプレイやVR機器等が普及するなか、クライアントがご要望されるクリエイティブの表現方法、表現技術、表現手段は、さらに多種・多様化するものと考えております。当社企業グループは、伝統的な印刷製造技術のみならず、什器等のプロダクトを含む多様なデザイン力、3D-CAD・3D-CGを軸とする映像クリエイティブ、立体音響、AR・VRを含むIT構築力を持つ企業の集合体であります。当社企業グループは、トータルで専門技術を保持しつつ、環境変化に応じて事業資産の配分を変更させることで企業間競争において優位性を維持しております。 こうした環境認識の下、当社企業グループの対処すべき課題は以下のとおりであります。 ① グループ各社の役割と事業責任の明確化、また、経営の機動性を向上させ、効果的な経営資源の調達及び配分を行うことでグループ全体の企業価値の向上を図ってまいります。 ② グループ各社が専門とする技術及びノウハウのさらなる向上を図るとともに、グループ各社の人材を含めたソリューションの連携強化、付加価値の高いサービスの開発、提供により顧客満足度の向上に取り組んでまいります。 ③ 主力事業領域におけるシェア拡大、新規事業領域への挑戦、また不採算事業の改善等を、M&Aを含め機動的に取り組み、安定的な事業ポートフォリオの形成を目指してまいります。 ④ 当社企業グループは事業拡大のため、人材の確保及び教育を重要な課題と認識しております。当社が中心となって、潜在能力の高い人材の獲得に向けて各種採用活動を進めるとともに、ワークライフバランスや教育を重視し、人材育成を積極的に進めてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社企業グループの中期経営計画において、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を重要な指標としております。加えてEBITDA、自己資本比率、キャッシュ・フローを重視した経営により、企業の経営基盤を強化し、安定的な成長を図っていく所存であります。
事業等のリスク2,856字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社企業グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与え、当社企業グループの事業展開その他に対するリスク要因となる可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。当社企業グループの経営環境、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローは、以下のリスク要因のいずれによっても著しい悪影響を受ける可能性があり、当社株式の市場価格は、これらの要因のいずれによっても下落する可能性があります。 当社企業グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本書の記載を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社企業グループが判断したものであります。 (1)経済動向による影響について 当社企業グループにおける営業収入は、日本国内市場における企業の販売促進活動の動向に大きく影響を受けます。国内経済の低迷が長期化した場合は、企業は収益の減少に伴い、広告宣伝活動等を縮小する傾向があり、その結果、当社企業グループの経営成績及び財政状態等に大きな影響を及ぼす可能性があるため、特に重要なリスクであると認識しております。 当社企業グループが属する市場の成長予測、各顧客のクリエイティブサービス関連の需要予測等入手可能な情報に基づいて、事業戦略を策定し、リスク軽減を講じますが、当社企業グループの予算編成及び業績予想の策定については、当社企業グループの業績予想は実績と乖離する可能性があります。 (2)競合について 当社企業グループの製品・サービスにつきまして、競合他社と価格競争に陥るような状況になった場合、価格面において競争を優位に展開できる絶対的な保証はなく、当社企業グループの製品・サービスが激しい価格競争にさらされ、当社企業グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があるため、重要なリスクであると認識しております。 当社企業グループは、価格競争に対してより優位性を保持するため、顧客にとって付加価値の高い製品・サービスをワンストップで提供しているものと自負しておりますが、顧客の更なるクリエイティブサービスニーズの変化に対応するため、専門とする付加価値の高い技術及びノウハウ、最新の生産・製造設備の導入、M&A等により、常に商材・サービスを積極的に増強し、ワンストップで多様なクリエイティブサービスニーズを確かなカタチとして提供できるよう努めてまいります。 (3)自然災害等のリスクについて 当社企業グループは、地震、津波、台風等の自然災害あるいはパンデミックの発生等によって、当社企業グループの製造拠点が壊滅的な損害を受けるもしくは操業不能に陥る可能性があります。当社企業グループの工場、事業所は一定の地震に耐え得る機能を有しております。しかしながら、工場、事業所、機械及びライフラインが壊滅的な損害を被った場合、また新型コロナウイルス感染症のような大規模な感染症等の発生によって、従業員等の感染増大や、感染拡大防止のための出勤制限により、製造業務が一時的に停止し、業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに工場・事業所、機械装置類の修復・修理または代替のために多額な費用を要する可能性もあり、その結果、当社企業グループの経営成績及び財政状態等に大きな影響を及ぼす可能性があるため、重要なリスクであると認識しております。 これらリスクの発生を予見し、先行きを正確に見通すことは困難でありますが、被災時の事業継続については、従業員等の安全の確保と事業の継続を目的として、一定の基準を超える災害発生時には、代表取締役社長を最高責任者とする緊急時対策本部を設置し、具体的な緊急時対応計画を策定し、臨機応変な対応を行ってまいります。また、新型コロナウイルス等の感染症対策としては、社員とその家族の安全の確保と事業遂行のバランスを考慮し、オンラインで可能な業務はオンラインで実施するなど従来とは異なる働き方を志向していくこととしております。 (4)情報システムとセキュリティについて インターネットをはじめとするコンピュータネットワークや情報システムの果たす役割が高まり、情報システムの構築やセキュリティ対策の確立は事業活動を継続する上で、いまや不可欠となっております。これに対して、近年ソフト・ハードの不具合やコンピュータウイルス等による情報システムの停止、サイバー攻撃等による顧客情報の漏洩等さまざまなリスクの発生の可能性が高まっております。当社企業グループは、個人情報の保護に努め、システムとデータの保守・管理には万全を尽くしております。しかしながら、万一データの漏洩が発生した場合は、当社企業グループの社会的信用が低下し、今後の事業展開に多大な影響を与える可能性があり、重要なリスクであると認識しております。当該リスクを低減するため、当社企業グループは、情報セキュリティポリシーや個人情報保護方針を制定し、情報技術の進歩や社会情勢の変化に応じて見直しや改善を実施しております。 (5)法的規制等について 当社企業グループは、製造物責任や廃棄物処理責任、環境・個人情報保護関連、税制関連等において、さまざまな法的規制を受けております。今後更に規制が強化された場合には、事業活動に対する制約の拡大やコストの増加も予想され、当社企業グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社企業グループは、企業行動規範を制定し、法令遵守、コンプライアンス経営の強化を基本として、コンプライアンスに係る情報を収集するための企業倫理ヘルプラインを設置し、監査等委員会および内部監査室が連携して業務プロセスを監査するなど、不正行為の早期発見と是正を図り、コンプライアンス違反行為防止のための体制を構築し事業を進めております。しかしながら、これらの対策を講じても、個人的な不正行為等、予見あるいは防止できない事象によるリスクを完全に回避することは困難であり、重大な法令違反等を起こした場合には、当社企業グループの社会的信用、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該状況を解消すべく、当社企業グループ経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案し、スピードを持って対応していくよう努めております。 当社企業グループでは、今後も「クリエイティブをサポートする企業集団」として、クリエイティブサービス事業を軸に事業を行ってまいります。またニーズの変化に対応するために、柔軟に商材ポートフォリオ、人材ポートフォリオ、事業ポートフォリオの最適化を進めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)7,563字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社企業グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)における我が国経済は、物価上昇や人手不足による設備投資の遅延、個人消費等に足踏みがみられたものの、雇用・所得環境の改善、インバウンド需要の増加、各種政策の効果によるサービス消費の回復、企業業績が好調に持続するなど、景気は緩やかな回復基調が続きました。一方、世界的なインフレ率の高止まりによる金融引き締めが継続している状況、不動産市場の停滞による中国経済の停滞継続に伴う影響などが国内景気の下押しリスクとなっており、円安の影響により建設資材や食品などの物価が上昇し消費抑制が懸念されています。また、長引くウクライナ紛争や中東情勢に加え、日中の政治関係などの不安定な国際情勢が続いており、アメリカ合衆国の関税強化等の自国第一主義的政策動向により世界の交易環境が変化する不安が広がり、金融資本市場も混乱するなど、先行き不透明な状況が続きました。 当社企業グループの事業の環境につきましては、電気・ガスの燃料、紙やインクなどを含めた原材料価格は未だ高水準で推移する厳しい状況が続きました。一方、インバウンド需要やサービス消費が順調に回復し、企業広告活動は継続して活性化の動きが見られ、販促ツール・サービスの需要が増加いたしました。当社企業グループは、お客様により付加価値の高いサービスを提供するため、事業環境の変化や事業戦略に基づき将来の成長分野に事業資産を機動的に集中させております。当連結会計年度において、印刷関連事業分野では、関西地域にて印刷事業を展開する株式会社フジプラス、クリアホルダーの印刷を手掛ける株式会社シルキー・アクト、シール印刷の製造設備を多数保有する株式会社サンメック、紙管と紙管状の円形パッケージ製造を手掛ける株式会社鈴木松風堂が連結子会社として参画しました。また、ITメディア セールスプロモーション分野では、中国にてオフショア開発拠点を持ち、顧客の事業価値向上を目的としたITシステムの設計コンサルを行う株式会社DNTIが連結子会社として参画しました。加えて、クリスタルの贈答記念品の製造を行う横浜マテリアル株式会社、卓上カレンダーの製造販売において多くの国内シェアを持つ株式会社トラスト、外国人モデルマネジメントを行うウエストマネージメント株式会社、主として食品サンプルの製造を行う株式会社日本サンプル、モニュメントと建築内外装材の製造を行う株式会社紋郎美術工房を子会社といたしました。また、事業の効率向上や営業活動の強化を目的にグループ内子会社の合併を一部進めております。さらに、不動産等経営資源の資産効率の向上及び財務体質の強化を図るため一部不動産の売却を行い、株主利益還元として、第3四半期及び期末配当につきまして、普通配当に加えて特別配当を実施することといたしました。当社企業グループは、企画提案・製造・製作からメディアによる配信までをトータルでカバーできるユニークな企業体として、クリエイティブサービス事業の領域拡大に取り組んでまいりました。 その結果、当連結会計年度の経営成績の状況は、売上高は869億87百万円(前連結会計年度比8.6%増)、営業利益は30億10百万円(前連結会計年度比30.8%減)、営業利益に減価償却費及びのれんの償却額を加えたEBITDAは53億22百万円(前連結会計年度比15.5%減)となりました。経常利益は、主に支払利息が前連結会計年度に比して2億89百万円増の5億36百万円、金融関連の支払手数料1億80百万円等の計上がありましたが、為替差益1億37百万円及び匿名組合投資利益2億46百万円等の計上により32億1百万円(前連結会計年度比23.8%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、主に固定資産売却益57億58百万円を計上したことにより65億30百万円(前連結会計年度比127.4%増)となりました。 当連結会計年度末における財政状態につきましては、以下のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、主に、現金及び預金、受取手形、商品及び製品及び投資その他の資産のその他に含まれる出資金等の減少がありましたが、売掛金、電子記録債権、原材料及び貯蔵品、短期貸付金、流動資産のその他に含まれる前払費用、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、土地、建設仮勘定、のれん、投資有価証券、投資その他の資産のその他に含まれる長期前払費用並びに敷金及び保証金等が増加した結果、前連結会計年度末に比べて99億54百万円増加し、850億58百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、流動負債が、主に、買掛金、1年内償還予定の社債、流動負債のその他に含まれる未払費用等の増加に対して、短期借入金、1年内返済予定の長期借入金、未払法人税等、流動負債のその他に含まれる設備関係未払金、未払消費税等、前受金及び預り金等の減少が上回ったことにより、前連結会計年度末に比べて54億41百万円減少しましたが、固定負債が、主に、固定負債のその他に含まれる長期未払金及び長期設備等未払金等の減少に対して、社債、長期借入金及び繰延税金負債等の増加が上回ったことにより、前連結会計年度末に比べて101億5百万円増加した結果、前連結会計年度末に比べて46億63百万円増加し、637億74百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、主に、配当金の支払いによる減少を上回る親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加した結果、前連結会計年度末に比べて52億91百万円増加し、212億83百万円となりました。 なお、当社企業グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて7億59百万円減少し、114億72百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は38億90百万円(前連結会計年度比28億44百万円減)となりました。これは主に、退職給付に係る負債の減少額△1億60百万円、為替差益△1億37百万円、持分法による投資利益△2億51百万円、匿名組合投資利益△2億46百万円、固定資産売却益△57億27百万円、仕入債務の減少額△1億94百万円、利息の支払額△6億79百万円、法人税等の支払額△15億98百万円による資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益73億34百万円、減価償却費22億7百万円、減損損失8億7百万円、のれん償却額1億61百万円、支払利息5億36百万円、支払手数料1億80百万円、投資有価証券評価損4億5百万円、事業構造改善費用2億53百万円、売上債権の減少額14億47百万円、棚卸資産の減少額3億94百万円により資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は79億47百万円(前連結会計年度比54億18百万円増)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入85億64百万円、貸付金の回収による収入34億65百万円による資金の増加がありましたが、有形固定資産の取得による支出△74億67百万円、投資有価証券の取得による支出△35億93百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出△58億85百万円、貸付けによる支出△38億77百万円により資金が減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は29億67百万円(前連結会計年度は65億42百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額△20億円、長期借入金の返済による支出△86億50百万円、社債の償還による支出△2億50百万円、自己株式の取得による支出△6億31百万円、配当金の支払額△17億37百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出△2億22百万円、支払手数料の支出△1億80百万円による資金の減少がありましたが、長期借入れによる収入122億円、社債の発行による収入45億円により資金が増加したことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社企業グループは、クリエイティブサービス事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) クリエイティブサービス事業   86,985   108.6 b.受注実績 当社企業グループは、クリエイティブサービス事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の受注実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) クリエイティブサービス事業   87,647   107.7   6,354   111.6 c.販売実績 当社企業グループは、クリエイティブサービス事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) クリエイティブサービス事業   86,987   108.6 (注)総販売実績の10%以上を占める販売顧客に該当するものはありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社企業グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社企業グループの当連結会計年度末における財政状態は、総資産850億58百万円(前連結会計年度末比13.3%増)、負債637億74百万円(前連結会計年度末比7.9%増)、純資産212億83百万円(前連結会計年度末比33.1%増)となりました。また、自己資本比率につきましては、前連結会計年度に比して3.9ポイント改善し24.4%となりました。総資産、負債及び純資産の概況及び詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 当連結会計年度の経営成績につきましては次のとおりであります。 (売上高) 売上高は、869億87百万円(前連結会計年度801億円)となりました。売上高の概況及び詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上原価は、592億29百万円(前連結会計年度566億64百万円)となりました。その結果、売上総利益は、277億58百万円(前連結会計年度234億36百万円)、売上総利益率が31.91%(前連結会計年度29.26%)となりました。 販売費及び一般管理費は、主に、人件費、地代家賃及び減価償却費等が増加したことにより、247億47百万円(前連結会計年度190億85百万円)となりました。 以上の結果、営業利益は30億10百万円(前連結会計年度43億51百万円)となりました。 (営業外損益) 営業外収益は、主に、受取地代家賃1億19百万円、為替差益1億37百万円、持分法による投資利益2億51百万円及び匿名組合投資利益2億46百万円等を計上したことにより、11億33百万円(前連結会計年度10億39百万円)、営業外費用は、主に、支払利息5億36百万円、社債発行費73百万円、支払手数料180百万円及び賃貸収入原価1億10百万円等を計上したことにより、9億42百万円(前連結会計年度11億92百万円)となりました。 以上の結果、経常利益は32億1百万円(前連結会計年度41億98百万円)となりました。 (特別損益) 特別利益は、固定資産売却益57億58百万円及び保険解約返戻金5百万円等を計上した結果、57億91百万円(前連結会計年度5億41百万円)となりました。特別損失は、固定資産売却損30百万円、固定資産除却損65百万円、投資有価証券評価損4億5百万円、減損損失8億7百万円、退職給付制度終了損6百万円、事業構造改善費用2億53百万円、持分変動損失20百万円等を計上した結果、16億58百万円(前連結会計年度7億57百万円)となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は65億30百万円(前連結会計年度28億71百万円)となりました。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析 当社企業グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しておりますのでご参照ください。 ③ 経営方針・経営戦略の現状と見通し 当社企業グループの経営方針・経営戦略の現状と見通しにつきましては「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しておりますのでご参照ください。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社企業グループは「クリエイティブをサポートする企業集団」として、クリエイティブサービス事業を軸にビジネス展開を推進することで、お客さまにとって必要不可欠な企業集団として企業価値の向上を図るべく日々努めております。その実現のため、当社企業グループの中期経営計画において、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を重要な指標としております。加えてEBITDA、自己資本比率、キャッシュ・フローを重視した経営により、企業の経営基盤を強化し、安定的な成長を図っていく所存であります。 当連結会計年度における営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益及びEBITDAの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」を、キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」を、自己資本比率の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析」をご参照ください。 ⑤ キャッシュ・フローの状況、資本の財源及び資金の流動性についての分析・検討内容 a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社企業グループの運転資金、設備投資等の所要資金につきましては、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針とし、原則自己資金、社債発行及び借入金で賄うこととしております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を、設備投資等や長期運転資金の調達は社債発行及び金融機関からの長期借入を基本としており、必要に応じて資金調達を実施いたします。また、当社企業グループとしての資金の効率的な活用と金融費用の削減を目的として、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入しております。 資金の流動性につきましては、安定的な営業キャッシュ・フロー及び自己資金に加え、社債発行及び金融機関からの借入等により十分な手元流動性を確保しております。 ⑥ 重要な会計方針、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社企業グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針につきましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」をご参照ください。 連結財務諸表の作成にあたりまして、経営者の判断により一定の会計基準の範囲内で会計上の見積りを行う必要があり、会計上の見積りの金額が資産・負債、収益・費用の数値に反映されております。連結会計年度末における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に貸倒引当金、退職給付引当金、資産除去債務、繰延税金資産及び市場価格のない投資有価証券、固定資産の減損、のれんの評価であり、これらの見積り及びその基礎となる仮定は、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っております。 連結財務諸表の作成にあたって、必要な会計上の見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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