概要
永大産業は、1946年に大阪で合板製造業として創業し、現在はフローリング、室内ドア、システムキッチンなどの住宅資材と、パーティクルボードなどの木質ボードを主力とする内装部材メーカーである。2026年3月期の連結売上高は737億円、従業員数は1,454名。大阪市住之江区に本社を置き、国内4事業所とベトナムに生産拠点を持つ。1978年の会社更生手続きを経て再建し、2007年に再上場を果たした。
住宅資材と木質ボードの二本柱
永大産業の事業は、大きく住宅資材事業と木質ボード事業に二分される。住宅資材事業はさらに建材分野(フローリング、階段)、内装システム分野(室内ドア、収納)、住設分野(システムキッチン、洗面化粧台、システムバス)から成る。2026年3月期の同事業の売上高は620億5500万円と全体の84%を占め、セグメント利益43億4100万円を計上した。一方、木質ボード事業はパーティクルボードの製造販売が主体で、売上高115億9500万円だが、16億2400万円のセグメント損失となっている。このほか不動産有効活用と太陽光発電によるその他事業があり、売上高1億2400万円、利益7000万円。収益の大半を住宅資材が支える構造である。木質ボード事業は、連結子会社ENボード株式会社の生産立ち上げ遅れにより赤字が続いており、グループ全体の収益性を圧迫している。
収益構造と経営課題
2026年3月期の連結業績は、売上高737億7400万円、営業利益7億1900万円、経常利益5億400万円と営業黒字に転換した。しかし、親会社株主に帰属する当期純損失は28億4600万円と大幅な赤字である。これは、ENボード株式会社の収益改善が遅れたことを受け、同社の固定資産に減損損失51億4700万円を計上したためである。セグメント別では、住宅資材事業が売上高2.0%増、セグメント利益10.8%増と好調だった一方、木質ボード事業は売上高13.6%増も、セグメント損失は16億2400万円と前年の22億7100万円から改善したものの依然として赤字である。経営指標として売上高経常利益率3%以上を目標に掲げるが、未達が続く。中期経営計画「EIDAI Advance Plan 2026」では、住宅資材のシェア拡大と木質ボードの収益改善を優先課題とする。
グループ構成と国内外ネットワーク
当社グループは、永大産業と連結子会社4社、非連結子会社2社、関連会社1社で構成される。連結子会社は、福島県いわき市の永大小名浜株式会社(パーティクルボード製造)、静岡県小山町のENボード株式会社(パーティクルボード製造、2019年設立)、群馬県前橋市の関東住設産業株式会社(2020年設立、住設機器販売)、ベトナムのEidai Vietnam Co.,Ltd.(フローリング等製造)である。また、持分法適用関連会社としてエヌ・アンド・イー株式会社(MDF製造)がある。過去にはブラジル(EIDAI DO BRASIL、2008年破産)やインドネシア(PT. Eidai Industries Indonesia、2022年清算開始)に生産拠点を持っていたが、撤退している。国内生産は大阪事業所、敦賀事業所、山口・平生事業所の3拠点に加え、子会社の工場が担う。営業拠点は全国8か所に配置され、特販部門も持つ。
生産拠点の配置と役割
主要生産拠点は7か所。大阪事業所(堺市)はプレハブ住宅から発展した住宅資材の主力工場で、室内ドアやシステムキッチンを生産する。敦賀事業所(福井県)は合板工場として1964年に操業開始、現在はパーティクルボードとその二次加工品を製造する。山口・平生事業所(山口県)は1968年設立、フローリングや壁材の生産拠点。子会社では、永大小名浜が福島県でパーティクルボードを、ENボードが静岡県でパーティクルボードを生産(2022年商用生産開始)。関東住設産業は群馬県で住設機器の販売・施工を担う。海外ではベトナムのEidai Vietnamが主にフローリングを生産し、国内向けに輸出する。このように、製品分野ごとに拠点を分担し、効率的な生産体制を構築している。また、原料となる木材チップは、廃材や間伐材を活用するリサイクルシステムを採用している。
歴史が刻んだ収益基盤の変遷
永大産業の財務は、1962年の株式上場後、1978年の会社更生手続きという大きな節目を経てきた。更生計画認可後の1980年代は合併と新工場建設で規模拡大、1993年に更生終結。その後、2007年に再上場し、2011年には東証一部に指定された。しかし、2008年にブラジル子会社が破産するなど海外事業の失敗も経験。直近では、2022年11月にインドネシア子会社の清算を開始した。売上高は概ね500億円から700億円台で推移し、2026年3月期は737億円と過去5年で最高を記録した。純利益は好不調の波が激しく、2019年3月期には34億円の赤字、2023年3月期も11億円の赤字、2025年3月期は29百万円の赤字、2026年3月期は28億円の赤字と、減損損失が響いている。営業損益は2025年3月期に2億9300万円の赤字となったが、2026年3月期は7億1900万円の黒字に回復した。
業界の中での役割は住宅内装建材メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01住宅主力
一般住宅や非住宅の内装部材として、フローリング、階段、壁材、室内ドア、システムキッチン等を製造・販売しております。パーティクルボードを基材にした環境配慮型の製品を特徴とし、顧客ニーズに応じた多様なデザインと施工性を提供しております。
- フローリング
- 合板や木質繊維板、パーティクルボードを基材とした床材。遮音性に優れた直貼り遮音フローリングなども提供。
- 階段セット
- 住宅用の階段部材。プレカット加工により施工時間を短縮。
- 壁材
- 室内の壁に使用する建材。
- 室内ドア
- 室内の扉。デザイン性と施工性に配慮。
- 造作材
- 窓枠、幅木、廻り縁など内装の部材。
- クロゼット
- 収納家具。
- シューズボックス
- 靴収納家具。
- システムキッチン
- ステンレス加工技術と木質材料加工技術を活かしたキッチン。
02木質ボード主力
素材パーティクルボードと化粧パーティクルボードを製造・販売しております。廃材を再利用したマテリアルリサイクルにより環境保全に貢献するとともに、自社の住宅資材の基材としても使用しています。
- 素材パーティクルボード
- 木材チップを接着剤で熱圧成形したボード。寸法安定性に優れ、家具や建材の基材として使用。
- 化粧パーティクルボード
- 素材パーティクルボードの表面に化粧紙を貼った製品。
03その他その他
不動産有効活用事業と太陽光発電事業を行っております。
製品と技術
フローリングの基軸ブランドと環境配慮型製品
フローリングは建材分野の主力製品。複合フローリング「銘樹」は天然木化粧材を用いた高級ラインで、集合住宅向けには直貼り遮音フローリングを用意する。2026年3月期には、基材に低比重パーティクルボードを用いた「Eグリーンフロア」を発売。同製品は建築廃材や間伐材を原料とし、床暖房に対応する。フローリングの基材には、自社製のパーティクルボードが使用され、資源循環を実現している。また、階段製品では正寸プレカット方式を採用し、施工時間の短縮と現場廃材の削減を図っている。これらの製品は主に山口・平生事業所と敦賀事業所、ベトナムのEidai Vietnamで生産される。
室内ドアと収納システムのブランド戦略
内装システム分野では、室内ドアやクロゼット、シューズボックスを販売。基軸ブランド「Skism(スキスム)」は色柄・デザインを体系化し、統一感のある空間提案を行う。最上位シリーズ「グランマジェスト」は高級志向の製品群。2026年3月期には、既存の「マテリアルミックス」をリブランディングした新ブランド「マテリアルセレクション」を発売。また、リノベーション市場向けに厳選した製品カタログを刊行し、短納期対応を強化した。これらの製品は主に大阪事業所と永大小名浜、関東住設産業で生産・販売される。主要材料にはパーティクルボードを使用し、環境配慮も意識する。
システムキッチンと洗面台の住設ライン
住設分野では、システムキッチン「ラフィーナ ネオ」、洗面化粧台「アクアージュsai」「アクアージュフロート」、システムバスを展開。シンクと天板は自社のステンレス加工技術で生産し、キャビネットにはパーティクルボードを使用。製品仕様の向上として、洗面台にアンダーボウル(ボウルを天板下に設置するタイプ)を追加するなど、機能性とデザイン性を追求。主要生産拠点は大阪事業所で、関東住設産業が販売・施工を担う。2026年3月期にシステムキッチンの売上は堅調で、全体の収益に貢献した。
パーティクルボードの製造とマテリアルリサイクル
パーティクルボードは木質ボード事業の中核製品。木材チップに接着剤を塗布し熱圧成形したもので、反りや狂いが少なく寸法安定性に優れる。特徴は、原料に建築廃材や間伐材、不用となった木質製品を再利用するマテリアルリサイクルを実施している点。これにより、廃棄物の焼却を減らし、炭素を貯蔵する効果もある。敦賀事業所と永大小名浜で素材パーティクルボードを生産。ENボード株式会社では最新設備でパーティクルボードを製造するが、稼働初期のトラブルが続いている。また、表面に化粧紙を貼った化粧パーティクルボードも生産し、フローリング基材や家具材として供給する。
合板・MDFなど他木質素材との連携
自社製造のパーティクルボードに加え、グループでは合板(永大小名浜が生産)やMDF(エヌ・アンド・イーが出資先)も扱う。合板はベニヤを積層したもので、フローリングや造作材の基材として使用。MDFは中質繊維板で、住宅ドアや造作材に広く使われる。これらの素材を組み合わせることで、多様な住宅内装部材をワンストップで提供できる体制を持つ。また、リサイクル素材の活用を推進し、持続可能な木材利用を掲げる。
施工・加工技術とサプライチェーン
住宅資材事業では、施工現場のニーズに応えるため、プレカット加工や短納期納入の仕組みを構築。例えば、階段は工場であらかじめ切断・加工した正寸プレカットで出荷する。また、室内ドアや収納は受注後短納期で納入可能な体制を整えている。これらの背景には、自社工場での木材加工技術と、系列の施工会社(過去には永大テクニカ)との連携がある。現在は施工事業を本体に統合し、直接顧客対応も行う。ベトナム工場からの輸入品も活用し、コスト競争力を維持する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
木質建材・家具メーカーで中堅、低収益に苦戦。
永大産業は木質建材や家具を製造販売する中堅メーカーで、売上高712億円(2025年3月期)。業界内ではイタミアート(429A)などと競合。営業利益率は▲0.42%と赤字であり、収益基盤は脆弱。住宅着工数の減少や原材料高の影響を受けやすい。2026年3月期は営業利益率0.95%と黒字転換見込みだが、改善は限定的。主力の木質建材事業での競争激化が課題。
強み
- 永大ブランドは木質建材で一定の認知度を持つ。
- 建材から家具まで幅広く、総合提案が可能。
- 全国各地に販売網を持ち、安定した供給力を確保。
- 国産材活用など環境配慮型製品の開発を推進。
課題
- 営業赤字が続き、コスト削減や高付加価値化が必要。
- 住宅着工減少により市場全体が縮小傾向。
- 木材価格の上昇が利益を圧迫するリスクが大きい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字が永大産業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7811中本パックス | 177億円 | 8.1倍 |
| 2 | 7987ナカバヤシ | 163億円 | 8.0倍 |
| 3 | 7794イーディーピー | 149億円 | — |
| 4 | 7792コラントッテ | 135億円 | 10.0倍 |
| 5 | 7819粧美堂 | 134億円 | 11.1倍 |
| 6 | 7822永大産業 | 120億円 | — |
| 7 | 7879ノダ | 117億円 | — |
| 8 | 7809壽屋 | 113億円 | 21.4倍 |
| 9 | 7795KYORITSU | 112億円 | 8.3倍 |
| 10 | 7841遠藤製作所 | 102億円 | 22.4倍 |
| 11 | 7963興研 | 92億円 | 10.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 47件
合板製造からプレハブ住宅へ進出した1946〜1969年
1946年7月、大阪市大正区に永大産業株式会社を設立し、合板の製造販売を開始した。その後、1952年に販売会社「永大ベニヤ株式会社」(後の永大ハウジング)を設立。1959年には本社工場を大阪市住之江区に移転。1962年12月に大阪証券取引所市場第二部に株式を上場、翌1963年7月には東京証券取引所市場第二部に上場した。1964年4月、福井県敦賀市に敦賀事業所を開設し合板工場を操業。同年8月には堺市に堺事業所(現大阪事業所)を開設し、プレハブ住宅の本格生産を開始した。1967年には福島県いわき市に小名浜合板株式会社(現永大小名浜)を設立。1968年には山口県平生町に永大木材工業株式会社(現山口・平生事業所)を設立。1969年には敦賀事業所にパーティクルボード工場を完成させ、住宅機器事業も開始した。この四半世紀で、合板専業から住宅部材全般へと事業領域を広げた。
会社更生手続きに至った経営破綻と再建
高度成長期の拡大路線の反動から、1978年2月に会社更生手続き開始を申し立て、同年5月に開始決定を受けた。これに伴い株式は上場廃止となり、店頭登録に移行した後、1年後に廃止された。1982年9月、更生計画認可決定を受け、永大木材工業株式会社と永大ハウジング株式会社を吸収合併。この間、1978年にはブラジルに合弁会社EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.を設立していたが、後に経営悪化の一因となる。1986年には敦賀事業所にパーティクルボード二次加工工場を新設。1993年10月、15年余りにわたった会社更生手続きが終結した。この期間中に、経営管理体制の再構築と事業の選択を進め、住宅資材と木質ボードに特化する現在の基盤が形成された。
ブラジル進出とその後の撤退劇
1973年3月、三菱商事との合弁でブラジル・パラ州に合板製造会社EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.を設立した。当初は現地の豊富な木材資源を活用した合板生産を目的とした。1997年6月には三菱商事の保有株式を全て取得し、完全子会社化。しかし、2008年9月に同社が自己破産を申し立て、12月に破産申請が認可された。このブラジル事業の失敗は、多額の損失をもたらし、その後の財務体質に影響を残した。その後、永大産業は海外事業に慎重になりつつも、2011年にベトナム(Eidai Vietnam Co.,Ltd.)に進出。2017年にはインドネシア(PT. Eidai Industries Indonesia)に進出したが、こちらも2022年11月に清算手続きを開始しており、海外展開の難しさが浮き彫りとなっている。
再上場と東証一部指定への復帰
会社更生終結後、1995年には施工事業会社として永大テクニカをスタート、2004年には人材派遣会社を設立するなど、徐々に事業を拡大した。2005年には小名浜合板の株式を追加取得し子会社化。2007年2月、東京証券取引所市場第二部に再上場を果たす。2008年12月には小名浜合板を簡易株式交換により完全子会社化。2011年12月、東京証券取引所市場第一部に指定され、事実上の経営正常化を達成した。その後、2012年10月に小名浜合板を永大小名浜株式会社に商号変更。再上場から第一部指定まで4年と短期間であり、市場からの評価を回復したことが示される。2022年4月の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行した。
MDF合弁とパーティクルボード事業の拡充
1995年4月、徳島県小松島市にMDF(中質繊維板)製造会社エヌ・アンド・イー株式会社を日本製紙との合弁で設立(現持分法適用関連会社)。2005年から2008年にかけて小名浜合板を完全子会社化し、パーティクルボード生産能力を強化。2019年5月には、日本ノボパン工業との合弁でENボード株式会社を設立し、静岡県小山町に新工場を建設。2022年11月に商用生産を開始した。しかし、ENボードは操業開始以来、生産ラインの安定稼働に苦戦し、2023年3月期から4期連続で赤字が続いている。2026年3月期には減損損失51億4700万円を計上し、グループ全体の当期純損失を拡大させた。パーティクルボード事業の拡充は、収益源の多様化とリサイクル素材の活用を狙った戦略だったが、現状では課題を抱えている。
環境事業への参入と撤退、太陽光発電の継続
2013年7月、環境事業を開始。しかし、2018年3月に撤退した。詳細な内容は開示されていないが、同事業は軌道に乗らなかったと見られる。一方、2014年3月には太陽光発電事業を開始し、現在も継続している。これは所有する遊休地や工場屋根を活用した発電であり、売電収入を得ている。2026年3月期のその他事業(不動産有効活用と太陽光発電)の売上高は1億2400万円、セグメント利益は7000万円と小規模だが、安定的な収益源となっている。環境ビジネスへの挑戦と撤退は、同社が事業ポートフォリオの見直しを繰り返していることを示す。
グループ再編と子会社整理の動き
2011年4月、施工事業を行っていた永大テクニカの事業を当社に譲渡し、同年8月に清算結了。これにより、施工部門を本体に統合した。2022年4月には、業務請負会社の永大テクノサポートの事業を人材派遣会社の永大スタッフサービスに譲渡し、同年9月に清算。グループ内の間接部門を集約し、効率化を図った。また、2020年4月には関東住設産業株式会社を設立し、関東エリアにおける住設機器の販売・施工体制を強化。2022年11月にはインドネシア子会社PT. Eidai Industries Indonesiaの清算手続きを開始した。これらの動きは、不採算事業からの撤退とリソースの集中を目的としたものである。
2020年代の収益悪化と減損処理
2020年3月期から2022年3月期までの売上高は558〜594億円と停滞し、2023年3月期以降は徐々に回復した。しかし、2023年3月期は11億円の純損失、2025年3月期は29百万円の純損失と低調。2026年3月期は営業黒字を達成したものの、ENボードの減損損失5147百万円を計上したため、最終損益は28億円の赤字となった。経営環境としては、新設住宅着工戸数の減少や資材価格の高騰が続き、住宅内装材メーカー各社は厳しい競争にさらされている。永大産業は「EIDAI Advance Plan 2026」のもと、住宅資材事業でのシェア拡大と木質ボード事業の収益改善に取り組むが、ENボードの立て直しが最大の課題である。
年表47件を開く
1940年代
- 1946年7月創業大阪市大正区に当社を設立し、合板製造・販売の事業を開始
1950年代
- 1952年11月創業大阪市浪速区に販売会社永大ベニヤ株式会社(1970年11月永大ハウジング株式会社に商号変更)を設立
- 1959年10月大阪市港湾計画に基づき、本社工場を現在の大阪市住之江区に移転
1960年代
- 1962年12月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
- 1963年7月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 1964年4月福井県敦賀市に敦賀事業所を開設し、合板工場の操業を開始
- 1964年5月東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第二部より市場第一部に指定
- 1964年8月大阪府堺市に堺事業所(現大阪事業所)を開設し、プレハブ住宅の本格生産開始
- 1967年11月福島県いわき市に小名浜合板株式会社(現連結子会社の永大小名浜株式会社)を設立
- 1968年3月創業山口県熊毛郡平生町に永大木材工業株式会社(現山口・平生事業所)を設立し、12月より操業を開始
- 1969年8月敦賀事業所にパーティクルボード工場を完成
- 1969年12月住宅機器事業を開始
1970年代
- 1973年3月ブラジル国パラ州に合板製造の三菱商事株式会社との合弁会社EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.を設立
- 1978年2月会社更生手続開始申立
- 1978年5月会社更生手続開始決定
- 1978年5月上場株式上場廃止 店頭登録移行(1年後廃止)
1980年代
- 1982年9月M&A更生計画認可決定。永大木材工業株式会社、永大ハウジング株式会社を吸収合併
- 1986年2月敦賀事業所にパーティクルボード二次加工工場を新設
1990年代
- 1993年10月会社更生手続終結決定
- 1995年2月創業永大テクニカ株式会社(1973年8月設立の株式会社日本合板流通機構を商号変更)を施工事業会社としてスタート
- 1995年4月徳島県小松島市にMDF(中質繊維板)製造の日本製紙株式会社との合弁会社エヌ・アンド・イー株式会社(現持分法適用関連会社)を設立
- 1997年6月M&AEIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.の三菱商事株式会社保有株式を全て取得し、子会社化
2000年代
- 2004年3月創業人材派遣会社永大スタッフサービス株式会社を設立
- 2005年3月M&A小名浜合板株式会社の株式を追加取得し、子会社化
- 2005年7月創業業務請負会社永大テクノサポート株式会社を設立
- 2006年3月小名浜合板株式会社の第三者割当増資を引受け
- 2007年2月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 2008年9月EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.が自己破産の申立
- 2008年12月EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.の破産申請の認可
- 2008年12月M&A小名浜合板株式会社を簡易株式交換により、完全子会社化
2010年代
- 2011年4月永大テクニカ株式会社の事業を当社に事業譲渡、8月に清算結了
- 2011年6月創業Eidai Vietnam Co.,Ltd.を設立
- 2011年12月東京証券取引所市場第一部銘柄指定
- 2012年5月Eidai Vietnam Co.,Ltd.が操業を開始
- 2012年10月商号変更小名浜合板株式会社の商号を永大小名浜株式会社に変更
- 2013年7月環境事業を開始
- 2014年3月太陽光発電事業を開始
- 2017年9月創業PT. Eidai Industries Indonesiaを設立
- 2018年3月環境事業から撤退
- 2018年11月PT. Eidai Industries Indonesiaが操業を開始
- 2019年5月日本ノボパン工業株式会社との合弁会社ENボード株式会社を設立
2020年代
- 2020年4月創業関東住設産業株式会社を設立
- 2020年7月関東住設産業株式会社が操業を開始
- 2022年4月永大テクノサポート株式会社の事業を永大スタッフサービス株式会社へ事業譲渡、9月に清算結了
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
- 2022年11月PT. Eidai Industries Indonesiaの清算手続きを開始
- 2022年11月ENボード株式会社が商用生産を開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年3月期まで76,500百万円
- 営業利益2027年3月期まで1,600百万円
- 経常利益2027年3月期まで1,400百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで2,000百万円
- EBITDA2027年3月期まで4,976百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
安全最優先の職場環境整備
2023年の重大事故を教訓に、従業員の安全意識向上と安全に業務を行える職場環境づくりを推進し、グループ一丸で再発防止に取り組む。
- 02
顧客満足を最優先した製品・サービス提供
設計・製造・販売の全工程で顧客の声を重視し、信頼される製品品質とサービスを提供する。
- 03
住宅資材事業のシェア拡大と非新築依存への転換
多様なニーズに対応した製品開発と効果的な販促でシェア・売上拡大を図る。リフォーム向け短納期製品を強化し、海外子会社の安定供給と販路拡大により、新築依存から脱却する。
- 04
木質ボード事業の強化と住宅資材との相乗効果
ENボードの事業計画を必達し、月間15,000トンの安定生産体制を確立。パーティクルボードの新用途開発と内製化により調達コスト安定化と収益向上を図る。
- 05
サステナブル経営の推進
基本理念「木を活かし、よりよい暮らしを」のもと、透明性の高い経営と信頼される事業活動でサステナビリティ課題に積極的に取り組み、持続可能な社会と中長期的な企業価値向上に貢献する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,454人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は588万円で、9期前と比べて+0.1%。平均年齢は43.7歳、平均勤続年数は19.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,371 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,401 | — |
| 2019年3月 | 587 | 39.8 | 16.9 | 1,412 | — |
| 2020年3月 | 546 | 40.5 | 17.3 | 1,400 | — |
| 2021年3月 | 530 | 41.1 | 17.9 | 1,442 | — |
| 2022年3月 | 549 | 42.1 | 18.7 | 1,491 | — |
| 2023年3月 | 555 | 42.6 | 19.0 | 1,501 | — |
| 2024年3月 | 546 | 43.2 | 19.3 | 1,432 | — |
| 2025年3月 | 565 | 43.6 | 19.2 | 1,476 | −20 |
| 2026年3月 | 588 | 43.7 | 19.3 | 1,454 | 48 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 2 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 海外Eidai Vietnam Co.,Ltd. (注)2ベトナム国 ニンビン省議決権100.0%
- 国内ENボード株式会社(注)3静岡県駿東郡 小山町議決権65.0%
- 国内関東住設産業株式会社群馬県前橋市議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は738億円、営業利益は7億円。前期と比べると増収で、売上が+3.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 765億円 | 738億円 |
| 営業利益 | 16億円 | 7億円 |
| 純利益 | 20億円 | -28億円 |
| 1株あたり配当 | ¥10 | ¥10 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は188億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 185 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 176 | −1 | −0.6 | −9 |
| 2024年2Q | 176 | 0 | 0.0 | 10 |
| 2024年3Q | 191 | 6 | 3.1 | 3 |
| 2024年4Q | 174 | — | — | 28 |
| 2025年2Q | 340 | −7 | −2.1 | −4 |
| 2025年4Q | 372 | 4 | 1.1 | 4 |
| 2026年2Q | 353 | −1 | −0.3 | −1 |
| 2026年4Q | 385 | 8 | 2.1 | −27 |
| 2027年1Q | 188 | 3 | 1.6 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は615億円から738億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は0.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 615 | — | 24 | — | 17 |
| 2014年3月 | 660 | — | 41 | — | 26 |
| 2015年3月 | 638 | — | 25 | — | 26 |
| 2016年3月 | 618 | — | 21 | — | 13 |
| PT. Eidai Industries Indonesiaを設立 | |||||
| 2017年3月 | 665 | — | 26 | — | 23 |
| 2018年3月 | 670 | — | 24 | — | 13 |
| 日本ノボパン工業株式会社との合弁会社ENボード株式会社を設立 | |||||
| 2019年3月 | 582 | — | −14 | — | −34 |
| 関東住設産業株式会社を設立 | |||||
| 2020年3月 | 571 | — | −6 | — | −9 |
| 2021年3月 | 558 | — | −2 | — | 10 |
| 2022年3月 | 594 | — | 1 | — | 4 |
| 2023年3月 | 698 | — | −13 | — | −11 |
| 2024年3月 | 717 | — | 3 | — | 32 |
| 2025年3月 | 712 | −3 | −4 | −0.4 | 0 |
| 2026年3月 | 738 | 7 | 5 | 0.9 | −28 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高738億円のうち、営業利益として残るのは7億円で0.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-28億円、売上の-3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.3%578億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.7%153億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.9%7億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−20億円で、差し引きのフリーCFは−8億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は49億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 25 | −18 | −6 | 7 | 127 |
| 2014年3月 | −5 | −4 | −5 | −9 | 113 |
| 2015年3月 | 27 | −10 | −9 | 17 | 120 |
| 2016年3月 | 49 | −29 | −7 | 20 | 133 |
| 2017年3月 | 28 | −21 | −10 | 7 | 130 |
| 2018年3月 | 48 | −26 | −8 | 22 | 144 |
| 2019年3月 | −8 | −32 | −8 | −40 | 97 |
| 2020年3月 | −15 | −93 | 54 | −108 | 43 |
| 2021年3月 | 24 | −89 | 96 | −65 | 74 |
| 2022年3月 | 12 | −96 | 68 | −84 | 58 |
| 2023年3月 | 3 | −7 | 9 | −4 | 63 |
| 2024年3月 | 99 | −18 | −17 | 81 | 128 |
| 2025年3月 | −23 | −21 | −12 | −44 | 71 |
| 2026年3月 | 12 | −20 | −15 | −8 | 49 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は815億円。このうち返さなくてよい自己資本が371億円で、自己資本比率は51.3%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 637 | 412 | 225 | 64.7 |
| 2014年3月 | 659 | 434 | 225 | 65.8 |
| 2015年3月 | 661 | 459 | 202 | 69.5 |
| 2016年3月 | 667 | 462 | 205 | 69.4 |
| 2017年3月 | 708 | 482 | 226 | 68.1 |
| 2018年3月 | 745 | 496 | 249 | 66.6 |
| 2019年3月 | 680 | 444 | 236 | 65.3 |
| 2020年3月 | 688 | 420 | 268 | 61.0 |
| 2021年3月 | 807 | 422 | 385 | 52.4 |
| 2022年3月 | 889 | 418 | 471 | 47.5 |
| 2023年3月 | 930 | 395 | 535 | 43.7 |
| 2024年3月 | 961 | 428 | 533 | 46.3 |
| 2025年3月 | 887 | 418 | 469 | 49.9 |
| 2026年3月 | 815 | 371 | 444 | 51.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで104社中30位あたり、逆に低いのは営業利益率で104社中84位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥256で、1年前と比べて+1.4%。過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 5.7倍 |
| PBR | 0.27倍 |
| 配当利回り | 3.91% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-0.42%とほぼ横ばい、7/29は238円と小反落。25日線(240.0円)を-0.8%下回るも、75日線(236.9円)・200日線(233.7円)は上回る。52週高値305円から-22%、安値223円からは+6.7%とレンジ相場。出来高24,600株と低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PBR 0.25倍と業界平均1.35倍を大きく下回り、ROE 7.56%に対して低い株価純資産倍率は割安を示す。配当利回り4.24%は業界平均3.0%を上回り高水準だが、直近の営業赤字や今期純損失予想から利益面の不安があり、配当維持の持続性に注意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 5.7倍 | — |
| PBR | 0.27倍 | 1.38倍 |
| ROE | 7.6% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
今期(2026/3期)は営業損益が赤字転落し、純利益も赤字見込み。しかしPBR0.25倍と解散価値割れで、資産価値に着目したバリュー投資の観点から食指が動く。強気派は「含み益のある有価証券や不動産の実質価値が時価総額を大きく上回る」と指摘。一方弱気派は「住宅市場の構造的な縮小や原材料高で本業の回復が見込みにくい」と懸念。配当利回り4.2%だが、減配リスクをどう見るかが分岐点。
- 解散価値割れの割安感
PBR0.25倍。固定資産や投資有価証券の含み益含め実質純資産は時価総額の4倍超か。
- 高配当利回りの持続性
4.2%と高い。減配可能性はあるが、現状維持ならインカムゲイン狙いで下支え。
- 事業再編・M&Aの余地
低収益事業の整理やM&Aによる構造改革が進めば、業績改善余地あり。
- 営業利益の黒字化と利益率改善2026年3月期影響中
営業利益がFY25の▲3億円からFY26の7億円へ黒字転換、利益率0.95%
- 低PBR0.25倍でのバリュエーション魅力次回株主総会影響強
PBR0.25倍は解散価値の4分の1、株主還元や事業再編で是正余地
- 増収基調への回帰2026年3月期影響中
売上高がFY25の712億円からFY26の738億円へ3.6%増、需要回復
- 高配当利回り4.2%の下支え通年影響弱
配当利回り4.2%は業種平均超、株価下落を抑制
- 住宅着工の長期減少トレンド
人口減少・空き家増で新設住宅着工は頭打ち。需要回復は期待しにくい。
- 原材料高と価格転嫁の限界
木材チップやウレタン原料の高止まり。競争激しく価格転嫁できず、利益圧迫。
- 赤字転落と減配リスク
2026/3期は営業赤字、純利益赤字。配当維持が困難になる可能性大。
- 純損失の計上と配当持続性リスク2026年3月期影響強
FY26に純損失28億円(営業利益7億円でも特別損失で赤字)、配当性向不明だが減配リスク
- 営業利益率の低さ通年影響中
営業利益率0.95%と極めて低く、原材料高や競争激化でさらに圧迫
- 外国人保有率0.8%と低いガバナンス継続影響弱
外国人保有0.83%と低く、経営改革圧力が弱い
- ROE7.6%と資本収益性の低迷2026年3月期影響中
ROE7.6%だが純損失で実質低下、資本効率改善急務
- 新設住宅着工戸数
- 住宅建材需要の指標。着工が減れば売上減少に直結。
- 営業損益
- 本業の収益力回復度合いを測る。赤字幅縮小がカギ。
- 原材料コスト(木材・樹脂)
- コスト上昇が利益を圧迫するため、動向を注視。
- 配当性向・減配の有無
- インカム期待の投資家が離脱するトリガーになる。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり10円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.91%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 17 | — | 48.7 |
| 2018年3月 | 17 | 0.0 | 112.3 |
| 2019年3月 | 17 | 0.0 | — |
| 2020年3月 | 16 | −5.9 | — |
| 2021年3月 | 12 | −25.0 | 81.9 |
| 2022年3月 | 12 | 0.0 | 63.7 |
| 2023年3月 | 10 | −16.7 | — |
| 2024年3月 | 10 | 0.0 | 49.8 |
| 2025年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2026年3月 | 10 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥10
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,843人。区分でいちばん多いのは個人・その他で48.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.5%を占め、残る50.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 37.4 | 38.4 | 42.6 | 43.5 | 46.2 | 48.2 |
| 事業法人 | 44.5 | 45.0 | 44.6 | 44.3 | 45.9 | 45.3 |
| 自己株式 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 |
| 金融機関 | 15.5 | 15.4 | 11.7 | 9.7 | 5.8 | 4.2 |
| 証券会社 | 0.9 | 0.4 | 0.4 | 0.9 | 0.8 | 1.5 |
| 外国法人 | 1.7 | 0.9 | 0.6 | 1.6 | 1.3 | 0.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 永大産業取引先持株会 | 8.92 |
| 02 | 住友林業株式会社 | 4.93 |
| 03 | 大日本印刷株式会社 | 4.78 |
| 04 | 永大産業従業員持株会 | 4.63 |
| 05 | 株式会社りそな銀行 | 3.51 |
| 06 | トーヨーマテリア株式会社 | 3.31 |
| 07 | ナイス株式会社 | 3.12 |
| 08 | 双日建材株式会社 | 2.88 |
| 09 | JKホールディングス株式会社 | 2.35 |
| 10 | アイカ工業株式会社 | 2.20 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−277%、1株純資産は14期で+6%。直近期のROEは7.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 36 | 896 | 4.2 | 10.8 | 35.5 |
| 2014年3月 | 56 | 944 | 6.1 | 11.1 | 28.9 |
| 2015年3月 | 56 | 1,000 | 5.8 | 8.0 | 28.1 |
| 2016年3月 | 28 | 1,006 | 2.8 | 14.5 | 97.2 |
| 2017年3月 | 51 | 1,065 | 4.9 | 10.3 | 48.7 |
| 2018年3月 | 28 | 1,094 | 2.6 | 19.7 | 112.3 |
| 2019年3月 | −76 | 981 | — | — | — |
| 2020年3月 | −21 | 949 | — | — | — |
| 2021年3月 | 22 | 957 | 2.3 | 13.8 | 81.9 |
| 2022年3月 | 9 | 954 | 0.9 | 33.0 | 63.7 |
| 2023年3月 | −25 | 919 | — | — | — |
| 2024年3月 | 73 | 1,007 | 7.6 | 4.0 | 49.8 |
| 2025年3月 | −1 | 1,001 | — | — | — |
| 2026年3月 | −64 | 947 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
26名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は26名。2026/3期の役員報酬は総額195百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 枝園統博 | 代表取締役(執行役員社長) | 64 | 139,000 |
| 石井直樹 | 取締役(常務執行役員)事業本部長 | 61 | 66,000 |
| 田部忠光 | 取締役(常務執行役員)永大小名浜㈱代表取締役社長 兼関東住設産業㈱代表取締役会長 | 62 | 68,000 |
| 小島孝弘 | 取締役(常務執行役員)営業本部長 | 60 | 59,000 |
| 西岡秀晃 | 取締役(上席執行役員)コーポレート本部長 兼同本部総務部長 | 64 | 37,000 |
| 藤本八郎 | 取締役(執行役員)ENボード㈱代表取締役社長 | 61 | 61,000 |
| 長友庄一郎 | 取締役(執行役員)コーポレート本部経営管理部長 | 56 | 16,000 |
| 藤井義久 | 取締役 | 69 | — |
| 岡野紘司 | 取締役 | 47 | — |
| 粕井隆 | 取締役 | 72 | 10,000 |
| 村上貴基 | 常勤監査役 | 60 | 11,000 |
| 永田千麻紀 | 常勤監査役 | 55 | 10,000 |
残りの役員14名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 本井啓治 | 監査役 | 75 |
| 竹田千穂 | 監査役 | 53 |
| 久米直哉 | 執行役員 | — |
| 村上拓也 | 執行役員 | — |
| 平暢宏 | 執行役員 | — |
| 堀智弘 | 執行役員 | — |
| 金子滋 | 執行役員 | — |
| 楠瀬博之 | 執行役員 | — |
| 高橋真 | 執行役員 | — |
| 山口剛史 | 執行役員 | — |
| 久保田広志 | 執行役員 | — |
| 小田伸剛 | 執行役員 | — |
| 堀重春 | 執行役員 | — |
| 中安哲也 | 執行役員 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 138 | 11 | 150 | 21 |
| 監査役 | 4 | 24 | — | 24 | 6 |
| 社外取締役 | 6 | 21 | — | 21 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,485字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,617字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,222字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,914字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第92期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第92期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第91期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第91期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第90期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第89期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第89期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第89期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第89期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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