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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

遠藤製作所

ENDO MANUFACTURING CO.,LTD.7841 · Standard · その他製品

ゴルフクラブヘッドの鍛造技術を核に、医療機器や航空機部品まで手がける精密鍛造メーカー。タイを主要生産拠点としている。

概要

遠藤製作所は1950年に新潟県燕市で創業した金属加工メーカーである。鍛造技術と精密加工技術を核に、ゴルフクラブヘッドのOEM生産で成長し、現在は医療機器部品、航空機部品、自動車用鍛造部品、OA機器向け金属極薄管などを手がける。2025年12月期の連結売上高は182億円、従業員数は1290人。タイおよびベトナムに生産拠点を持ち、グローバルに事業展開している。

二つの事業セグメントで構成される収益構造

遠藤製作所は「ファインプロセス事業」と「メタル事業」の二つのセグメントで事業を展開する。ファインプロセス事業はゴルフクラブヘッド、人工関節などの医療機器部品、航空機部品の製造・販売を担い、2025年12月期の売上高は85億51百万円(全体の46.9%)であった。メタル事業はOA機器に使われる金属極薄管(メタルスリーブ)、自動車・自動二輪車・農機具向け鍛造部品、建設機械関連部品や発電用タービンブレードなどの精密型打鍛造品を取り扱い、売上高は96億85百万円(同53.1%)を計上した。両事業ともOEM生産が主体であり、主要取引先には住友ゴム工業やIHIが名を連ねる。

タイと日本を軸としたグローバル生産体制

同社グループは国内に本社工場(新潟県燕市)と子会社日亜鍛工を持つほか、タイに3社の製造子会社を擁する。ENDO THAI CO.,LTD.はゴルフクラブヘッドの製造拠点であり、ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.はメタルスリーブを生産する。ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.は鍛造部品の製造・販売に加え、ゴルフクラブヘッドの鍛造品も手がける。1990年にタイ初の工場(ラカバン工場)を稼働して以来、生産能力の拡張を繰り返してきた。2018年にはENDO THAIの二工場を一箇所に集約し、生産効率を高めている。かつて存在したベトナム子会社(ENDO STAINLESS STEEL(VIETNAM)CO.,LTD.)は2013年に解散した。

グループ各社の役割分担と機能

遠藤製作所(当社)は販売、製品開発、生産技術開発およびグループ全体の管理を担う。子会社のエポンゴルフ株式会社はゴルフ用品の販売専門会社であり、国内での販売網を担う。ENDO THAI CO.,LTD.はゴルフクラブヘッドの量産、ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.はメタルスリーブの製造販売、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.は鍛造部品およびゴルフ鍛造品の生産を担当する。日亜鍛工株式会社は建設機械関連部品や発電用タービンブレードなど大型鍛造品の製造販売を行い、2019年12月期以降にグループに加わった。この分業体制により、同社は金属加工の川上から川下までをカバーしている。

金属加工技術のコアと新分野への応用

遠藤製作所の技術基盤は、1950年の創業以来培ってきた鍛造、機械加工、研磨の三つの工程にある。特にエアーハンマーを用いた鍛造技術は自動車部品分野で強みを発揮し、同社はこれを「圧倒的優位性」と位置づける。また、ゴルフクラブヘッドの生産で磨いた精密加工技術は、2009年から医療機器(人工関節)や航空機部品へ応用されている。さらに2002年には極薄の金属管「メタルスリーブ」を開発し、OA機器の需要を取り込んだ。これらの技術はOEM供給を通じて外販されており、自社ブランド製品はゴルフ用品販売子会社のエポンゴルフに限られる。

業界の中での役割は鍛造・機械加工技術を活かした部品サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
182億円
営業利益
10億円
営業利益率
5.5%
純利益
6億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
メタル事業97億円53.0%8億円8.2%
ファインプロセス事業86億円47.0%9億円10.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ゴルフ用品主力

ゴルフクラブヘッドを企画・開発し、OEM生産で国内メーカーに供給。タイの子会社で製造し、高い品質と技術力でブランドメーカーのニーズに応えている。

主な製品・サービス1
ゴルフクラブヘッド
高性能なゴルフクラブヘッドを鍛造技術で製造。OEM供給が中心。

02医療機器準主力

ゴルフクラブヘッドで培った鍛造・機械加工・研磨技術を活かし、人工関節などの医療機器部品を製造・販売。国内企業向けにOEM供給している。

主な製品・サービス1
人工関節等の医療機器部品
精密加工技術を生かした医療用インプラント部品。

03航空機副次

鍛造技術を応用した航空機部品を製造・販売。航空機産業の厳しい品質基準に対応している。

主な製品・サービス1
航空機部品
鍛造技術による高強度・高精度な部品。

04OA機器・自動車・建設機械副次

タイでメタルスリーブ部品(OA機器用)や鍛造部品(自動車・自動二輪車・農機具用)を製造・販売。国内では建設機械や発電用タービンブレードなども手がける。

主な製品・サービス3
メタルスリーブ部品
OA機器などに使用される金属製の極薄管。
鍛造部品
自動車、自動二輪車、農機具などの部品を鍛造で製造。
精密型打鍛造全般部品
建設機械関連部品や発電用タービンブレードなどを製造。

製品と技術

ゴルフクラブヘッド:OEM鍛造品の主力製品

遠藤製作所のゴルフクラブヘッドは、アイアンとメタルウッドの両方をカバーする。同社はゴルフクラブヘッドのOEM生産に特化しており、ENDO THAI CO.,LTD.およびENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.が製造を担当する。鍛造製法が特徴で、1989年のタイ進出以来、生産量を拡大してきた。2025年12月期のファインプロセス事業全体の売上は85億51百万円で、うちゴルフ分野が大きな割合を占める。販売は子会社エポンゴルフが国内向けに行うが、大部分は他社ブランド向けの供給である。モデル変更のタイミングや市場の嗜好(例えば鍛造ヘッド需要)に影響を受けやすい。

メタルスリーブ:OA機器向け金属極薄管

2002年に開発されたメタルスリーブは、ステンレス製の極薄管で、主に複合機やプリンターなどのOA機器に使用される。ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.がタイで製造し、日本を含むアジア地域に出荷している。同社の有価証券報告書によれば、ペーパーレスの進展により長期的には需要減が予想されるが、足元では横ばいと見込まれている。この製品は同社が唯一自社開発した汎用部品であり、高い寸法精度と薄肉加工が求められる。

鍛造部品:自動車・二輪車・農機具向けの幅広いラインアップ

メタル事業の鍛造分野では、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.が自動車用部品、自動二輪車用部品、農機具部品などを製造販売する。同社はエアーハンマーによる鍛造製法を強みとし、この分野での競争優位を掲げている。2025年12月期のメタル事業売上96億85百万円の大半を鍛造部品が占める。また、国内子会社の日亜鍛工株式会社は建設機械関連部品や発電用タービンブレードなど大型鍛造品を手がけ、2019年以降グループに加わったことで事業領域を拡大した。

医療機器・航空機部品:コア技術の新たな応用先

2009年から開始した医療機器事業では、人工関節などの部品を製造する。ゴルフクラブヘッドで培った鍛造・機械加工・研磨技術を応用しており、高い精度と生体適合性が求められる。航空機部品も同様の技術を基盤としており、2025年12月期には両分野とも生産体制の拡充を継続し、安定供給に努めた。ただし、これらの売上はファインプロセス事業の一部であり、ゴルフ分野に比べるとまだ規模は小さい。同社は医療・航空を成長分野と位置づけ、設備投資を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

金属加工品で安定、減益傾向に歯止めが課題

同社はその他製品業界に属し、金属加工品や工具を製造販売している。売上高は2023年12月期の157億円から2025年12月期には182億円へ増加したものの、営業利益率は8.62%から5.49%へ低下している。同業の浅香工業やドリームベッドと比較し、金属加工の専門性で一定の地位を築いているが、原材料費の高騰や競争激化が収益を圧迫している。増収ながら減益という状況を改善するには、コスト削減や高付加価値製品の開発が不可欠だ。既存事業の効率化と新分野への展開が求められる。

強み

  • 2023年から2025年にかけて売上高が157億円から182億円へと順調に拡大。
  • 金属加工の専門分野で長年の実績を持ち、顧客基盤が安定している。
  • 多様な金属製品を扱い、顧客ニーズに応じた提案が可能な点が強み。
  • 同業他社と比較しても、技術力や品質で差別化されたポジションを持つ。

課題

  • 営業利益率が8.62%から5.49%へ低下し、収益性の改善が急務だ。
  • 原材料価格やエネルギーコストの上昇が収益を圧迫し、価格転嫁が課題。
  • 金属加工市場では競合が多く、価格競争に巻き込まれるリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字が遠藤製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17819粧美堂134億円11.1倍
27822永大産業120億円
37879ノダ117億円
47809壽屋113億円21.4倍
57795KYORITSU112億円8.3倍
67841遠藤製作所102億円22.4倍
77963興研92億円10.6倍
87898ウッドワン91億円
97872エステールホールディングス71億円138.7倍
107883サンメッセ71億円13.4倍
117875竹田iPホールディングス70億円11.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

ミシン部品メーカーとして創業した1950年

1950年11月、新潟県燕市において株式会社遠藤製作所が資本金240万円で設立された。当初の事業はミシン部品の製造販売であり、地場の金属加工技術を活かした事業としてスタートした。1956年には金型の内製化を開始し、加工の基盤を自社内に構築していく。創業地の燕市は金属洋食器産地として知られ、後にこの地域性が同社の事業展開に大きな影響を与えることになる。

キッチン用品・洋食器を経てゴルフヘッドへ進出した1960~70年代

1957年、キッチン用品の製造販売を開始し、消費財分野に参入。1959年には洋食器及びハウスウエア用品の製造販売にも乗り出した。しかしこれらの事業は長続きせず、洋食器は1977年、キッチン用品は1993年に製造を中止している。転機となったのは1968年、ゴルフクラブヘッドの製造販売を始めたことである。これが現在の主力事業の原点となる。1977年にはゴルフ用品販売子会社「エポンゴルフ株式会社」を設立し、販路を拡大した。

事業部制への再編と子会社化による体制強化(1975~1984年)

1975年、鍛造業を営む株式会社協鍛(新潟県)の株式54.1%を取得し子会社化した。同社は後に100%子化を経て2000年に吸収合併され、鍛造技術の内部化に貢献する。1984年には事業体制を「ゴルフ事業部」「ステンレス事業部」「精機事業部(精密機械部品事業)」の三つに分割・再編した。精機事業部は1996年に製造を中止したが、この再編によりゴルフとステンレスの二本柱が明確になった。

タイ進出と海外生産拠点の建設(1989~1994年)

1989年、ゴルフ事業の生産拡大を目的にタイ国バンコク都にENDO THAI CO.,LTD.を設立。1990年にはラカバン工場が完成し、アイアンヘッドの製造を開始した。続いて1992年、ステンレス事業の拡大のためタイ国チャチンサオ県にENDO STAINLESS STEEL(THAILAND)CO.,LTD.を設立し、1993年に稼働。1994年にはENDO THAIのゲートウェイ工場を新築し、メタルウッドヘッドの製造を始めた。同工場は2003年に移転のため廃止されたが、この時期にタイでの生産基盤が固まった。

鍛造事業の拡大と協鍛の完全子会社化(1996~2000年)

1996年、子会社の協鍛がタイ国にENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.を設立し、鍛造品の生産を開始。翌年には金型製作のための工場増築も行った。1999年に協鍛の全株式を取得して完全子会社化し、2000年には吸収合併した。これにより鍛造技術をグループ内に完全に取り込むと同時に、タイでの鍛造能力も強化。2000年には国内の鍛造工場も増築し、ゴルフヘッドの鍛造内製化をさらに進めた。

新製品メタルスリーブと医療・航空分野への参入(2002~2009年)

2002年、開発新製品としてステンレス製極薄管「メタルスリーブ」の製造販売を開始し、OA機器向け部品市場に参入した。2003年には日本証券業協会に株式を店頭登録(後のジャスダック上場)。2007年にはベトナムにENDO STAINLESS STEEL(VIETNAM)CO.,LTD.を設立したが、2013年に解散している。2009年、ゴルフヘッドで培った鍛造・加工技術を応用し、医療機器(人工関節など)の製造販売を開始。同年にはタイの鍛造工場を増築し、医療・航空分野への本格展開を準備した。

経営基盤の再編と新たな成長への投資(2010~2019年)

2010年、大阪証券取引所JASDAQに上場し、2013年の東京証券取引所との統合により東証JASDAQ(スタンダード)に移行した。2018年、タイのENDO THAIの二工場を一箇所に集約し、生産体制を最適化。2019年には本社の鍛造工場を隣接地に移転新築し、鍛造設備の製造・メンテナンスの生産性向上を図った。この期間、売上高は円安や需要変動の影響を受けながらも、医療・航空分野の受注拡大やM&A(日亜鍛工の連結子会社化)により事業ポートフォリオを多角化した。

年表38件を開く

1950年代

  • 1950年11月創業新潟県燕市において、ミシン部品の製造販売を目的として株式会社遠藤製作所を設立(資本金240万円)
  • 1956年2月金型の内製化を開始
  • 1957年4月キッチン用品の製造販売を開始(1993年製造中止)
  • 1959年4月洋食器及びハウスウエア用品の製造販売を開始(洋食器は1977年製造中止)

1960年代

  • 1966年10月生産の拡大のため本社工場新築拡張(新潟県燕市)
  • 1968年5月ゴルフクラブヘッドの製造販売を開始

1970年代

  • 1975年2月M&A株式会社協鍛(新潟県西蒲原郡吉田町(現・燕市)、鍛造業)の株式を54.1%取得し子会社化
  • 1977年2月創業ゴルフ用品の販売を目的として新潟県燕市にエポンゴルフ株式会社設立

1980年代

  • 1984年11月事業体制を「ゴルフ事業部」「ステンレス事業部」「精機事業部(精密機械部品事業、1996年製造中止)」に分割、再編
  • 1989年4月創業ゴルフ事業の生産拡大のため、タイ国バンコク都にENDO THAI CO.,LTD.設立

1990年代

  • 1990年5月ENDO THAI CO.,LTD.ラカバン工場完成(タイ国バンコク都)、アイアンヘッドの製造開始
  • 1990年6月本社隣接地にステンレス第2工場新築
  • 1992年5月創業ステンレス事業の生産拡大のため、タイ国チャチンサオ県にENDO STAINLESS STEEL(THAILAND)CO.,LTD.設立
  • 1992年9月本社隣接地に金型専用工場新築
  • 1993年5月ENDO STAINLESS STEEL(THAILAND)CO.,LTD.工場完成(タイ国チャチンサオ県)、製造開始
  • 1993年7月本社隣接地にゴルフ第2工場及び鍛造品内製化のため、鍛造専用工場新築
  • 1994年12月ENDO THAI CO.,LTD.ゲートウェイ工場新築(タイ国チャチンサオ県 2003年移転のため廃止)、メタルウッドヘッドの製造開始
  • 1996年4月子会社の株式会社協鍛が鍛造品生産のため、タイ国チャチンサオ県にENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.設立
  • 1996年11月ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.工場完成(タイ国チャチンサオ県)、製造開始
  • 1997年12月タイ国現地での金型製作のため、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.工場増築拡張
  • 1999年3月M&A株式会社協鍛の全株式を取得し100%子会社化

2000年代

  • 2000年4月M&A株式会社協鍛を吸収合併
  • 2000年9月ゴルフ事業の生産拡大のため、鍛造工場増築拡張
  • 2000年12月鍛造事業の生産拡大のため、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.工場増築拡張
  • 2001年10月ENDO THAI CO.,LTD.ラカバン工場で、生産工程拡充のためマシニング工場新築
  • 2002年4月開発新製品ステンレス製極薄管(メタルスリーブ)の製造販売を開始
  • 2003年3月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2003年9月ENDO THAI CO.,LTD. ゲートウェイ工場を休止し、ラカバン工場の近接地に新設移転
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年3月エポンゴルフ株式会社、本社敷地内の工場を改装し移転
  • 2007年8月ステンレス事業の生産拡大のため、ENDO STAINLESS STEEL(THAILAND)CO.,LTD.の100%子会社としてベトナム国ハノイ市にENDO STAINLESS STEEL(VIETNAM)CO.,LTD.設立(2013年9月解散)
  • 2009年4月メディカルデバイス製品の製造販売を開始
  • 2009年6月鍛造、金型工程の生産シフトのため、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.にゴルフ鍛造工場新築

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
  • 2012年10月鍛造事業の生産拡大のため、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.工場増築拡張
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2018年1月ゴルフ事業の生産体制の最適化、生産効率の向上のため、ENDO THAI CO.,LTD.の2工場を1工場に集約
  • 2019年12月鍛造事業で鍛造設備の製造・メンテナンスの生産性向上のため、本社鍛造工場を隣接の工場跡地に移転新築

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)5.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの再構築

    事業や市場の特性を踏まえたポートフォリオ再編、新技術導入・M&A・アライアンスによる新価値創造、生産コスト最適化と品質安定化による市場拡大に取り組む。

  2. 02

    経営基盤の強化

    目指す姿を実現する人材戦略の実行、基幹システム刷新によるデータドリブン経営の基礎づくり、グローバルレベルでのシームレスな組織運営基盤を構築する。

  3. 03

    資本効率の向上

    ROE目標設定による利益成長と安定配当の実現、成長投資と株主還元の推進、新たな成長機会獲得に向けた積極投資を行う。

  4. 04

    ファインプロセス事業の強化

    鍛造製法の進化、グローバルサプライチェーンでの競争力向上、医療・航空機分野の受注拡大、タイ工場の生産最適化、為替リスク回避と生産性向上によるコスト削減、リードタイム短縮。

  5. 05

    メタル事業の拡大

    エアーハンマー鍛造の優位性確立、自動車以外の新分野開拓、定着スリーブの強度化と新素材開発、既存取引先との拡大と新規開拓、次世代製品の研究開発、製造原価低減と安定供給。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,290人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は667万円で、9期前と比べて+11.2%平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は17.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年12月1,785
2017年3月1,887
2018年12月1,814
2019年12月60042.315.21,687
2020年12月50442.215.11,283
2021年12月70943.315.91,254
2022年12月74143.516.41,282
2023年12月63445.116.81,251
2024年12月76445.317.41,214124
2025年12月66745.117.21,29078

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.1%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
4,611百万円
本社工場 — タイ国チャチンサオ県2,226百万円
メタル事業
本社工場 — タイ国バンコク都1,941百万円
ファインプロセス事業
医療機器・航空機工場 — 新潟県燕市1,843百万円
ファインプロセス事業
本社 他 — 新潟県燕市999百万円
全社(共通)
809百万円
本社工場 — 群馬県富岡市783百万円
メタル事業
ゴルフ工場 — 新潟県燕市731百万円
ファインプロセス事業 全社(共通)
本社 — 新潟県燕市26百万円
ファインプロセス事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    エポンゴルフ株式会社
    新潟県 燕市
    議決権100.0%
  • 国内
    日亜鍛工株式会社(注3,5)
    群馬県 富岡市
    議決権100.0%
  • 海外
    ENDO THAI CO.,LTD.(注2)
    タイ国 バンコク都
    議決権100.0%
  • 海外
    ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD. (注2)
    タイ国 チャチンサオ県
    議決権100.0%
  • 海外
    ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD. (注2,4)
    タイ国 チャチンサオ県
    議決権100.0%
  • 国内
    セブンシックス株式会社
    東京都 港区
    議決権22.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    [第九回]事業再構築補助金(交付申請等)
    中小企業庁
    6,273万円
  • 補助金
    受動喫煙防止対策助成金
    厚生労働省 · 2020-12-14
    66万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は182億円営業利益10億円前期と比べると増収減益で、売上が+4.6%、利益が-33.3%。

売上高
+4.6%
182億円
営業利益
-33.3%
10億円
純利益
-45.5%
6億円
営業利益率
5.5%
前期比 -3.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高210億円182億円
営業利益12億円10億円
純利益10億円6億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は101億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.8%、営業利益は−14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3937.72
2023年2Q4037.53
2023年3Q3712.70
2023年4Q413
2024年1Q43511.64
2024年2Q4349.33
2024年4Q8866.84
2025年2Q9277.66
2025年4Q9033.30
2026年2Q10165.94

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は175億円から182億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は5.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月175115
2014年3月1592−6
2015年3月1384−3
2016年3月12690
2017年3月1141311
2017年12月8562
2018年12月11896
2019年12月9823
2020年12月831−1
2021年12月1261816
2022年12月146188
2023年12月157118
2024年12月17415168.611
2025年12月18210115.56

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高182億円のうち、営業利益として残るのは10億円5.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%をちょうど並ぶ水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.5%152億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.0%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.5%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.0pt
5.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.0pt
3.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.8pt
2.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが15億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは−8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は84億円で、売上の5.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月13−10−8322
2014年3月27−7−12042
2015年3月10−6−3449
2016年3月17−2−61554
2017年3月190−61967
2017年12月5−10−7−560
2018年12月13−120160
2019年12月16−6−51068
2020年12月6−8−3−260
2021年12月16−142265
2022年12月19−10−9971
2023年12月24−6−31890
2024年12月18−13−3598
2025年12月15−23−9−884

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は280億円。このうち返さなくてよい自己資本が233億円で、自己資本比率は83.3%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1861305669.6
2014年3月1831344972.8
2015年3月1971445373.1
2016年3月1761334375.6
2017年3月1771403778.8
2017年12月1851493680.5
2018年12月1861513581.3
2019年12月1881602885.2
2020年12月1801522884.8
2021年12月2051673881.7
2022年12月2191843584.0
2023年12月2402004083.1
2024年12月2652224383.8
2025年12月2802334783.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
74億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
157億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
11億円
在庫として抱えている分
負債合計
47億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率104社中9位あたり、逆に低いのはROE104社中85位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.6%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.5%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.3%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.6%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,085で、1年前と比べて-7.4%過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。

¥1,085-0.3%1ヶ月-1.8%1年-7.4%時価総額102億円
過去52週の値幅
安値¥1,040高値¥1,364

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.4倍
PER (会社予想)9.5倍
PBR0.64倍
配当利回り3.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+1.74%と上昇。8月10日終値1109円は25日移動平均線1093円を1.5%上回り、75日線も上回る。年初来では-6.45%と下落。52週高値1364円からは19%下落したが、52週安値1040円からは7%高い。7月15日には1090円で大量の出来高を記録したが、その後は落ち着く。RSIは61.18とやや過熱気味。8月3日には1114円まで上昇し、その後も高止まり。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER 22.89倍は業界平均18.58倍をやや上回るが、予想PER 9.7倍を考慮すると将来の収益改善が期待される。PBR 0.6515倍は平均1.4倍を大きく下回り、解散価値に対して割安。配当利回り3.61%は平均3.05%を上回り、ROE 2.6%は低いが、配当性向38.2%と安定。直近の売上高は増加傾向だが、営業利益は減益で、収益力の改善が課題。割安要素と成長期待が混在し、ほぼ妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.4倍18.4倍
PER (予想)9.5倍
PBR0.64倍1.38倍
ROE2.6%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定した売上とブランド力を評価する見方がある一方、市場の成熟化やデフレ下での価格競争、為替変動などが懸念される。強気派は、海外需要の取り込みや高付加価値製品へのシフトによる成長を期待する。弱気派は、利益率の低下や市場縮小を指摘し、中長期的な成長には疑問を唱える。

プラスに働く材料7
  • ブランド力

    長年の歴史と品質で高いブランド認知度を持つ。

  • 海外展開

    海外需要の拡大で収益機会が増加する可能性。

  • 安定財務

    売上は堅調で、低PBRから資産価値に比して割安感。

  • 予想PER9.7倍と実績22.9倍の差が示す増益期待決算発表後影響

    実績PER22.89倍が予想PER9.7倍に収斂する前提で、EPSは約2.4倍の増益が織り込まれる

  • 3期連続売上高過去最高で182億円に拡大通年影響

    売上高は2023年157億円→2024年174億円→2025年182億円と3期連続で増加

  • PBR0.65倍の資産価値割れ修正継続影響

    PBR0.6515倍は純資産を35%下回り、資産価値の見直し余地がある

  • 3.61%の高配当利回りが株価下値支える通年影響

    配当利回り3.61%は市場平均を上回り、株主還元姿勢がセンチメントを下支え

マイナスに働く材料7
  • 利益率低下

    営業利益率は2024/12期の8.62%から2025/12期には5.49%に低下。

  • 需要減少

    国内市場は成熟し、競争激化で売上が伸び悩む。

  • ROE低迷

    ROEは2.6%と低く、資本効率が悪い。

  • 営業利益が15億円から10億円へ3割減通年影響

    2024年営業利益15億円→2025年10億円、営業利益率は8.62%から5.49%に低下

  • 純利益半減とROE2.6%の資本効率低下通年影響

    純利益は2024年11億円→2025年6億円と45%減、ROEは2.6%に低下

  • 予想PER9.7倍の達成ハードルが高い決算発表後影響

    予想PER9.7倍は実績PER22.89倍の4割の倍率で、業績未達ならバリュエーション修正

  • 株価は年間6.45%下落、需給は弱含む継続影響

    1年間で6.45%下落しており、上値追いには需給改善が必要

次の決算で確かめる点
海外売上比率
海外展開の成果を測る重要な指標。
営業利益率
収益性の低下が続くか、改善するか見極めるため。
新製品開発
高付加価値戦略の進捗を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.69%。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.69%
いまの株価に対して
配当性向
38.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年12月1270.9
2017年3月120.020.4
2018年12月24100.014.1
2019年12月15−37.5
2020年12月12−20.0
2021年12月1525.08.1
2022年12月1820.011.4
2023年12月2011.14.0
2024年12月40100.020.2
2025年12月400.038.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ2,441人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.6%を占め、残る64.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他37.944.143.251.649.551.3
事業法人23.623.826.124.425.327.7
外国法人26.418.416.19.511.29.4
金融機関8.09.911.810.712.87.9
自己株式6.66.66.66.65.45.4
証券会社3.33.72.83.81.23.4
外国人個人0.80.10.00.00.00.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社遠藤栄松ファンデーション20.57
02清原達郎7.16
03遠藤新太郎4.72
04株式会社第四北越銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)4.24
05遠藤栄之助4.02
06INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)3.68
07MM Investments株式会社3.59
08遠藤テイ子3.22
09内藤征吾2.61
10株式会社SBI証券2.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-05-13
    株式会社遠藤栄松ファンデーション
    新規の大量保有報告
    20.57%
  • 2026-04-17
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    4.99%
    -1.06pt
  • 2026-04-08
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    6.05%
    -1.11pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+24%、1株純資産は14期で+79%。直近期のROEは2.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月551,4854.010.641.6
2014年3月−651,529−4.3
2015年3月−351,649−2.2
2016年3月−11,5200.0
2017年3月1201,5997.76.320.4
2017年12月241,7021.530.370.9
2018年12月651,7323.88.014.1
2019年12月301,8341.719.9
2020年12月−101,742−0.6
2021年12月1831,91310.04.28.1
2022年12月912,1004.58.411.4
2023年12月872,2814.010.74.0
2024年12月1282,5305.310.120.2
2025年12月682,6512.617.338.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額123百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
渡部大史取締役社長(代表取締役)ファインプロセス事業兼経理財務部担当5965,000
遠藤新太郎専務取締役 メタル事業兼タイ駐在室兼経営戦略本部担当36446,000
根本修一郎取締役69
石塚かおり取締役62
丸山一史常勤監査役66
相馬卓監査役621,000
長橋昇監査役721,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)468201210025
社外取締役41140154
監査役161088

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,273字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、ゴルフクラブヘッド、メタルスリーブ製品、鍛造部品、医療機器、航空機部品の製造・販売を主たる事業としております。 当社グループは、当社及び子会社5社(エポンゴルフ株式会社、日亜鍛工株式会社、ENDO THAI CO.,LTD.、ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.)で構成されております。各社の機能につきましては、当社は販売、製品開発、生産技術開発及びグループ全体の管理等の機能を有しており、エポンゴルフ株式会社がゴルフ用品の販売、ENDO THAI CO.,LTD.がゴルフクラブヘッドの製造、日亜鍛工株式会社が精密型打鍛造全般の製造及び販売、ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.がメタルスリーブ製品の製造及び販売、ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.が鍛造部品の製造・販売及びゴルフクラブヘッドの鍛造品の製造をそれぞれ行っております。なお、持分法適用関連会社1社は、含めておりません。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、後記の「事業系統図」のとおりであります。 (1)ファインプロセス事業 ファインプロセス事業につきましては、ゴルフクラブヘッド、人工関節等の医療機器部品及び航空機部品の製造・販売を主な事業としており、製品のほとんどは相手先ブランドによる生産(OEM生産)であり、製品供給先のほとんどは国内企業となっております。 (a)ゴルフクラブヘッド 当社は、ゴルフクラブヘッド製品の企画・開発、ゴルフクラブヘッドの販売を行い、ENDO THAI CO.,LTD.及びENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.が製造を行っております。 (b)人工関節等 当社は、ゴルフクラブヘッドで培った鍛造技術及び機械加工技術、研磨技術等を用いて人工関節等医療機器の製造及び販売を行っております。 (c)航空機部品 当社は、ゴルフクラブヘッドで培った鍛造技術及び機械加工技術、研磨技術等を用いて航空機部品の製造及び販売を行っております。 (2)メタル事業 (a)メタルスリーブ部品 ENDO METAL SLEEVE(THAILAND)CO.,LTD.では、主にOA機器等に使用されるメタルスリーブ(金属製極薄管)をタイ国で製造し、日本国を含むアジア地域を中心に販売を行っております。 (b)鍛造部品 ENDO FORGING(THAILAND)CO.,LTD.では、主に自動車用部品、自動二輪車用部品、農機具部品等の製造及び販売をタイ国で行っております。 (c)精密型打鍛造全般部品 日亜鍛工株式会社では、主に建設機械関連部品、発電用タービンブレード等の製造及び販売を行っております。 [事業系統図] 以上の概要を、事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)子会社はいずれも連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,870字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は1950年の創立以来、金属加工技術を軸に市場が求める製品を創出し、新市場を切り拓く金属製品加工メーカーとして事業展開しており、その基本方針は会社の経営理念である「限りない未来の創造」に掲げております。 ・お客様のニーズにかなう高品質な、信頼性のある製品を創造しつづけること ・技術が企業活動の源泉であること ・社会のニーズの変化への適応力が不可欠であること ・時代が要求する製品を開発し社会に提供することが企業発展の基本であること としており、成長を重ねる事業の継続が最も重要であり、それが当社を巡る株主様をはじめとするステーク ホルダーの満足に応えることを可能とする源と考えております。 また、当社グループはゴルフクラブヘッド、医療機器、航空機部品、メタルスリーブ製品及び自動車等鍛造部品の製造を主体にその基盤の拡充を図り、収益力を強化していくことを目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、ゴルフクラブヘッド、医療機器、航空機部品、メタルスリーブ製品、自動車等鍛造部品及び精密型打鍛造全般の製造を拡充して経営基盤の強化を図り、安定的な収益の確保と効率化を目指した経営を行うことで、企業価値の向上に努めてまいります。 経営上の目標の達成状況を判断する経営指標としましては、中長期的な経営戦略を総合的に勘案し、経営に最も適した指標の設定を考えておりますが、自己資本利益率(ROE)5.0%以上の継続的な実現を目指します。 (3)経営戦略等 当社グループを「鍛造技術と塑性加工技術を中核とした金属製品加工業」と位置付け、ゴルフクラブ(クラブヘッド)、医療機器、航空機部品、メタルスリーブ製品(OA機器部品)、自動車等鍛造部品、精密型打鍛造全般部品を中心とし、技術開発成果を事業に活かすとともに、新たな分野についても研究を進め、そのための設備投資を行っていく方針であります。 具体的に中長期的な経営戦略としては、全事業部門を通して次の3つテーマを設定し、目標管理を徹底することによって売上の確保と利益の拡大に努めてまいります。 『事業ポートフォリオの再構築』 ・事業や市場の特性等を踏まえたポートフォリオの再構築 ・新技術導入、M&A、アライアンス活用による新たな価値の創造 ・生産コスト最適化と品質の安定化による市場拡大 『経営基盤の強化』 ・遠藤製作所が目指す姿を実現するための人材戦略の実行 ・基幹システムの刷新/統一によるデータドリブン経営の基礎づくり ・グローバルレベルでのシームレスな組織運営の基盤構築 『資本効率の向上』 ・利益成長と安定した配当を実現するためのROEの目標設定 ・成長投資と株主還元の推進 ・新たな成長機会の獲得に向けた積極投資 (4)経営環境及び優先的に対処すべき事業上並びに財務上の課題 今後の経営環境につきましては、わが国経済は、景気の回復基調が続くと思われますが、円安等の影響によりコストプッシュによるインフレが継続すると同時に、金利のある世界となり調達金利の上昇等予断を許さない極めて厳しい状況が続くものと思われます。 当社グループの経営環境につきましては、ファインプロセス事業のゴルフ分野では、TGLリーグ等バーチャルとリアルが融合した新しい形や日本人選手の活躍もあり、競技人口の減少は以前よりも小さくなっていくと予想しております。医療機器分野につきましては、今後も、世界的な高齢化による需要増加を予想しております。航空機分野につきましても、旅客需要及び貨物需要ともに需要が増加傾向にあると予想しております。メタル事業において、鍛造分野では、電気自動車への切り替え需要は一定数あるものの、現状では内燃機関をもつ自動車及び二輪車等の需要は底堅いと予想しております。メタルスリーブ分野においては、ペーパーレスの進展による複合機等の印刷機械への需要は長期的には漸減すると予想しておりますが、足元では横ばいとなると予想しております。 このような状況のなか、当社グループは、ファインプロセス事業及びメタル事業ともにOEMとして製品開発力及び製造能力等を伸ばすとともに、継続した原価低減に努め、安定した製品供給能力を向上させていくことに取り組んでまいります。 上記の当社グループの経営戦略を確実なものとするためファインプロセス事業及びメタル事業において次の様な取り組みを行ってまいります。 ① ファインプロセス事業について ・当社グループがコア技術とする鍛造製法の特性を更に明確にすべく、製法を更に進化させ、新しいニーズに適応した製造方法の開発に努めてまいります。 ・グローバルなサプライチェーンの中で、一層の製造技術、製品品質の向上を図り、ニーズに対応した競争力のある付加価値製品の供給に努めてまいります。 ・当社のコア技術により獲得した、医療機器分野及び航空機分野での受注及び製品供給を拡大するとともに更なる安定供給体制の確保に努めてまいります。 ・ゴルフ分野の生産拠点であるタイ工場(ENDO THAI CO.,LTD.)につきましては、生産体制の最適化、効率化に取り組み、製造コストの低減を更に推し進めます。 ・急激な為替変動による製造原価上昇に対して、為替予約等のリスク回避に努めると同時に生産性の向上によるコスト削減を徹底し、収益の確保に努めてまいります。 ・変化の激しい市場動向の中で取引先に対する対応をきめ細かく行なうために、企画・製造のリードタイムの短縮を図ります。 ② メタル事業について ・当社グループの最大の強みとする自動車部品のエアーハンマーによる鍛造製法の部門を拡大し、この分野での圧倒的優位性を実現します。 ・鍛造部品の強みを活かし、農耕機及び二輪車等自動車以外の新分野領域への取り組みを強化することで受注の獲得を図ります。 ・定着スリーブの強度化と更に熱特性に優れた新素材の開発で、付加価値のある製品のバリエーションを広げます。 ・幅広い分野への製品提案によって、国内外企業での既存取引先との取り組み拡大と新規取引先の開拓を進めることで受注の拡大を図ります。 ・極薄加工技術を含む金属塑性加工技術を更に発展・応用した次世代製品の研究開発に取り組みます。 ・製造原価低減による競争力強化の実現、品質及び納期の安定供給を行い受注拡大につなげます。 ③ サステナビリティについて ・持続的に発展する社会を目指し「環境課題の解決に向けた取り組み推進」「より豊かな地域社会の実現に向けた取組」「グローバルガバナンスの更なる高度化」に取り組んでまいります。 なお、本項に含まれる将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
事業等のリスク1,635字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)OEM企業としてのリスク 当社グループの事業は相手先メーカーのブランドで製造し販売するOEM生産の形態をとっているため、当社グループの業績は相手先メーカーの営業施策や外注施策による影響を受け、当社グループの業績が著しく変化する可能性があります。 また、特定取引先への販売依存度が高くなると、その取引先の販売政策の影響を強く受ける可能性があります。一方で取引先数の拡大を図れば主要取引先との関係の希薄化の懸念もあり、取引先拡大と関係強化の面で慎重な対応が必要であります。 (2)為替変動におけるリスク 当社グループは、タイ国において3法人の子会社を有しており、連結財務諸表作成時における売上、費用、資産及び負債を含む現地通貨建て項目は、円換算されており円換算後の価値が為替変動の影響を受ける可能性があります。 また、取引においては、当社及び子会社間でのタイバーツや米ドルで為替の影響を受けます。これに対して、製造原価を低減するためにタイ国生産工場の合理化を進めるとともに、為替予約取引等により為替レートの変動による悪影響を最小限にとどめる努力を行っているものの、大幅な為替レートの変動が当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)海外廉価製品との価格競争についてのリスク ゴルフクラブ市場において、価格及び品質競争が激化を続けている中で、市場での中国製製品の拡大が進んできております。当社グループは技術力と品質面で高い評価を受けておりますが、今後一層のコスト低減策を進めて行く必要があり、この取り組みが不十分な場合、市場シェアの低下をまねき、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)原材料の高騰についてのリスク 当社グループが製造に使用しているチタン材をはじめ原材料及び資材等の価格が予想を超えて高騰し、その状況が長期化した場合は、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)製品開発力についてのリスク ゴルフクラブ市場においては、製品サイクルの短命化及び多品種小ロットになってきております。当社グループは開発力と生産技術力の強化により対処すべく取り組んでおりますが、市場環境の変化や取引先の販売施策によっては、取り組みが功を奏さないことも考えられ、その場合当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)製品の品質についてのリスク 鍛造分野において製造しております自動車等鍛造部品については、安全性の配慮から特に品質について万全の体制で行なっておりますが、万が一、重大なリコールや賠償責任につながる製品の欠陥が発生した場合には、信用が失墜し、かつ、多額の費用を要することとなり、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7)災害等による影響についてのリスク 当社グループの生産拠点はタイ国に、また開発等の中枢機能と一部の生産は新潟県燕市にありますが、それらの地域に地震・洪水等その他の災害が発生した場合、生産活動に支障が生じ当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)海外での事業展開についてのリスク 当社グループは、タイ国に生産の拠点があり、その重要性は高くなってきております。当地域において政情不安、鳥及び新型インフルエンザ、その他の要因による社会的・経済的混乱の長期化や予期せぬ事象の発生及び規制等により、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,636字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、欧米諸外国を中心としたインフレに対する政策金利の上昇施策等は緩和の傾向がみられたものの、米国での関税引き上げ施策等の影響により、為替は一時的に円高に振れるものの総じて円安基調が継続いたしました。円安の影響等により、コストプッシュによるインフレの状況が継続し、先行きに対する不透明感が続いております。 このような状況のもと、当社グループは、新製品の開発による取引先の拡大及び開発力の強化による受注獲得の取り組みを実施いたしました。また、M&Aを実施することにより、新市場の獲得を実施いたしました。この結果、新たに連結子会社となった日亜鍛工株式会社での建設機械関連及び発電用タービンブレード等の新たな大型鍛造品での売上拡大がありました。 この結果、当連結会計年度における財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。 イ.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、279億75百万円となり、前連結会計年度に比べ14億93百万円増加いたしました。 当連結会計年度末における負債合計は、46億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億98百万円増加いたしました。 当連結会計年度末における純資産合計は、232億97百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億95百万円増加いたしました。 ロ.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は182億37百万円(前期比4.7%増)と堅調に推移いたしました。また、利益面につきましては生産の効率化等取り組みは実施したものの、円安による仕入価格の高騰等の影響を受け営業利益10億27百万円(同33.6%減)、経常利益11億47百万円(同28.8%減)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は6億円(同46.3%減)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 (ファインプロセス事業) ファインプロセス事業のゴルフ分野につきましては、モデル変更時期を控え出荷が減少時期にある中、市場の嗜好の変化もあり鍛造ヘッドの需要が高まり、出荷が堅調に推移しました。また、医療機器・航空機分野につきましては、生産体制の拡充を継続しており、安定して製品を供給することに努めました。その結果、売上高85億51百万円(前期比7.3%減)となりました。利益面では、円安の影響による仕入価格の高騰が大きく影響したこと等により営業利益9億48百万円(同26.0%減)となりました。 (メタル事業) メタル事業の鍛造分野におきましては、日亜鍛工株式会社を連結子会社化することで新たな鍛造の分野での受注を獲得したこと等により、売上高96億85百万円(同18.3%増)となりました。利益面では、プロダクトミックスによる利益率の低下及びタイでの最低賃金の上昇に伴う費用の増加等の影響があり、営業利益7億98百万円(同21.3%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、14億57百万円の収入となりました。この主な要因は、税金等調整前当期純利益11億47百万円及び減価償却費11億38百万円等によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、22億99百万円の支出となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出16億16百万円及び関係会社株式の取得による支出6億35百万円等によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、9億4百万円の支出となりました。この主な要因は、配当金の支払額3億57百万円及び短期借入金の純増額が3億30百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は83億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億75百万円減少いたしました。 ③生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ファインプロセス事業(千円)   8,597,050   92.8% メタル事業(千円)   9,829,904   120.6% 合計(千円)   18,426,955   105.9% (注)金額は販売価格によっております。 ロ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) ファインプロセス事業   8,613,482   91.6   1,500,467   104.3 メタル事業   9,584,448   114.7   830,992   89.1 合計   18,197,930   102.4   2,331,459   98.3 (注)金額は販売価格によっております。 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ファインプロセス事業(千円)   8,551,604   92.7 メタル事業(千円)   9,685,644   118.3 合計(千円)   18,237,248   104.7 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 住友ゴム工業㈱   2,738,967   15.7   2,057,079   11.3 ㈱IHI   2,079,877   11.9   1,917,980   10.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)財政状態 イ.資産の部 流動資産は168億69百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億96百万円減少いたしました。この主な要因は、現金及び預金、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものであります。 固定資産は111億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億90百万円増加いたしました。この主な要因は、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、土地が増加したこと等によるものであります。 ロ.負債の部 流動負債は30億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ5百万円増加いたしました。この主な要因は、未払金及び未払費用、支払手形及び買掛金が増加したこと等によるものであります。 固定負債は16億24百万円となり、前連結会計年度に比べ3億93百万円増加いたしました。この主な要因は、繰延税金負債及び退職給付に係る負債等が増加したこと等によるものであります。 ハ.純資産の部 純資産合計は、232億97百万円となり、前連結会計年度に比べ10億95百万円増加いたしました。この主な要因は、為替換算調整勘定及び利益剰余金が増加したこと等によるものであります。 2)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、欧米諸外国を中心としたインフレに対する政策金利の上昇施策等は緩和の傾向がみられたものの、米国での関税引き上げ施策等の影響により、為替は一時的に円高に振れるものの総じて円安基調が継続いたしました。円安の影響等により、コストプッシュによるインフレの状況が継続し、先行きに対する不透明感が続いております。 このような状況のもと、当社グループは、新製品の開発による取引先の拡大及び開発力の強化による受注獲得の取り組みを実施いたしました。また、M&Aを実施することにより、新市場の獲得を実施いたしました。この結果、新たに連結子会社となった日亜鍛工株式会社での建設機械関連及び発電用タービンブレード等の新たな大型鍛造品での売上拡大がありました。 その結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は182億37百万円(前期比4.7%増)と堅調に推移いたしました。また、利益面につきましては生産の効率化等の取り組みは実施したものの、円安による仕入価格の高騰等の影響を受け営業利益10億27百万円(同33.6%減)、経常利益11億47百万円(同28.8%減)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は6億円(同46.3%減)となりました。 イ.売上高 ファインプロセス事業のゴルフ分野につきましては、モデル変更時期を控え出荷が減少時期にある中、市場の嗜好の変化もあり鍛造ヘッドの需要が高まり、出荷が堅調に推移しました。また、医療機器・航空機分野につきましては、生産体制の拡充を継続しており、安定して製品を供給することに努めました。その結果、売上高85億51百万円(前期比7.3%減)となりました。 メタル事業の鍛造分野におきましては、日亜鍛工株式会社を連結子会社化することで新たな鍛造の分野での受注を獲得したこと等により、売上高96億85百万円(同18.3%増)となりました。 ロ.営業利益 ファインプロセス事業につきましては、円安の影響による仕入価格の高騰が大きく影響したこと等により営業利益9億48百万円(同26.0%減)となりました。 メタル事業につきましては、プロダクトミックスによる利益率の低下及びタイでの最低賃金の上昇に伴う費用の増加等の影響があり、営業利益7億98百万円(同21.3%減)となりました。 ハ.営業外損益、経常利益 営業外損益、経常利益につきましては、営業利益が上記のとおり推移したこと等により、経常利益は11億47百万円(同28.8%減)となりました。 ニ.親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、決算による繰延税金資産の再計算により法人税等調整額を1億91百万円計上したこと等により親会社株主に帰属する当期純利益6億円(同46.3%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 イ.資金需要 当社グループの資金需要は、主に生産活動のための原材料費、労務費、販売費及び一般管理費に係る運転資金、事業拡大及び生産性の向上のための設備投資資金等であります。 ロ.財務政策 当社グループの事業活動拡大のため、安定的な資金調達手段の確保及び運転資金の効率的な調達を行うことを目的として、単独の金融機関との間で15億円のコミットメントラインを更新しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産・負債の報告数値、当連結会計年度の収入・費用等の報告数値に影響を与える見積り等は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。しかしながら、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 また、連結財務諸表で採用する重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (3)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営基盤の強化を図り、安定的な収益の確保と効率化を目指した経営を行うことで、企業価値の向上に努めてまいります。 翌連結会計年度以降につきましては、中期経営計画を策定し、資本コスト等を意識した経営を実施していくにあたり、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、自己資本利益率(ROE)5.0%を目標とするものであります。 なお、当連結会計年度における自己資本利益率(ROE)につきましては、2.6%であり、自己資本利益率(ROE)の向上に取り組んでまいります。 (4)経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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