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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

原田工業

HARADA INDUSTRY CO.,LTD.6904 · Standard · 電気機器

自動車用アンテナの世界的専業メーカー。ポール型やシャークフィン型など、車載通信の要となるアンテナを世界展開。

概要

原田工業は、自動車用アンテナを専門に製造・販売する企業である。1947年に計測器の修理業として創業し、1958年に自動車産業向けアンテナメーカーとして設立された。本社は東京都品川区。主要製品は自動車ラジオ用アンテナ(ポールタイプ、シャークフィンタイプ)、TV用アンテナ、中継ケーブル、アンプ類、ETC用アンテナなど。連結子会社12社を有し、日本、アジア(中国、ベトナム、フィリピン、タイなど)、北中米(アメリカ、メキシコ)、欧州(イギリス、ドイツ)に製造・販売拠点を展開する。2026年3月期の連結売上高は448億円、従業員数は約4,000人。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

自動車関連機器に特化した単一事業

当社グループは、自動車関連機器の単一事業で構成される。事業内容は自動車ラジオ用アンテナ、中継ケーブル、自動車TV用アンテナ、アンプ類、アクチュエーター、ETC用アンテナ等の開発・製造・販売である。アンテナの形状はポールタイプやシャークフィンタイプが中心。セグメントは日本、アジア、北中米、欧州の4つに分かれ、各地域で販売または製造・販売を行う。子会社12社がそれぞれの役割を担い、グループ全体で一貫した生産・販売体制を構築している。その他の関係会社として株式会社エスジェーエスが資産管理等を行うが、事業上の関係は希薄である。

4地域に広がる生産と販売のネットワーク

事業は地域別にセグメント管理されている。日本セグメントは当社が販売を担当し、2026年3月期の外部売上高は185億円。アジアセグメントは中国の大連原田工業、ベトナムのHARADA INDUSTRIES VIETNAM、フィリピンのHARADA AUTOMOTIVE ANTENNAなどが製造・販売を行い、外部売上高68億円。北中米セグメントは米国のHARADA INDUSTRY OF AMERICAが販売、メキシコのHARADA INDUSTRIES (MEXICO)が製造を担当、外部売上高123億円。欧州セグメントは英国のHARADA INDUSTRIES (EUROPE)が販売、ドイツにブランチを持ち、外部売上高44億円。グループ内では部品等の取引も行われ、内部売上高が各セグメント間で発生している。

収益体質改善を迫られる財務状況

売上高は2013年3月期の299億円から増加傾向にあり、2024年3月期には470億円まで達したが、2025年3月期は448億円と減少。純利益は期間中に振れが大きく、2016年3月期に1億円の赤字、2021年3月期から3期連続で赤字(最大15億円の赤字)を計上した。2026年3月期は4億円の黒字に回復。営業利益も2025年3月期は17億円、2026年3月期は24億円と改善したが、自己資本比率は31〜38%と安定しているものの、キャッシュ・フロー対有利子負債比率やインタレスト・カバレッジ・レシオは変動が大きく、財務体質の改善が課題とされている。

業界の中での役割は自動車用アンテナの専業メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
422億円
営業利益
24億円
営業利益率
5.7%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2021/3
事業売上構成比利益利益率
自動車関連機器341億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車向け主力

自動車ラジオ用アンテナ、テレビ用アンテナ、ETC用アンテナ、アンテナ用アンプなどを製造・販売。世界各地に生産・販売拠点を持ち、自動車メーカーに直接供給。

自動車用アンテナで世界トップクラスのシェア

主要顧客自動車メーカー

主な製品・サービス5
自動車ラジオ用アンテナ
車載ラジオ受信用のアンテナで、ポールタイプやシャークフィンタイプなどがある。
自動車TV用アンテナ
車載テレビ受信用のアンテナ。
ETC用アンテナ
ETCシステム用の通信用アンテナ。
中継ケーブル
アンテナと受信機を接続するケーブル。
アンテナ用アンプ
受信信号を増幅するアンプ。

製品と技術

車載アンテナの製品ラインアップ

主力製品は自動車ラジオ用アンテナで、形状はポールタイプとシャークフィンタイプが中心。シャークフィンタイプは空力性能とデザイン性に優れ、近年の自動車に広く採用される。これらに加え、自動車TV用アンテナ、中継ケーブル、アンプ類、アクチュエーター、ETC用アンテナを製造・販売する。ETC用アンテナは有料道路の自動料金収受システムに対応。各製品は自動車メーカーの要求に応じてカスタマイズされ、日本、アジア、北米、欧州の拠点で生産される。

CASE対応を軸とする技術開発の方向性

当社は中長期経営の方向性としてCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)への対応を掲げる。コネクテッド領域では、車両通信に必要な高周波アンテナの開発を進める。自動運転向けには、複数の通信規格に対応するアンテナモジュールの需要が高まる。電動化に伴い、従来のラジオアンテナに加えて、V2X(車車間・路車間通信)用アンテナなど新たな製品の研究開発にも取り組む。これらの技術開発は、欧州のHARADA EUROPE R&D CENTRE(2021年閉鎖後はドイツブランチで継続)などの拠点で行われている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 自動車向け自動車用アンテナで世界トップクラスのシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

通信・車載用部品で中堅、収益は改善傾向

売上高450億円前後の中堅電気機器メーカー。営業利益率は3.8%から5.7%へ改善見込みで、収益力は同業のキオクシアHDやイビデンには及ばないものの、堅実な回復基調にある。同業他社と比較して規模は中位だが、足元のコスト管理や需要変動への対応が進んでいる。

強み

  • 営業利益率が2026年3月期に5.7%まで改善見込みで、コスト管理が奏功。
  • 通信・車載分野で主要顧客と長期契約を結び、安定収益を確保。
  • 特定の電子部品で高いシェアを持ち、差別化に成功。
  • 複数セグメントに分散し、特定市場の変動リスクを低減。

課題

  • 2026年3月期の売上高計画は422億円と前期比減収を見込む。
  • 原材料価格の上昇が粗利率を圧迫し、改善努力を相殺する懸念。
  • 既存市場の成熟により、新たな成長ドライバーが必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が原田工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16955FDK142億円19.0倍
26769ザインエレクトロニクス139億円338.3倍
36675サクサ137億円27.9倍
46730アクセル135億円10.5倍
56870日本フェンオール129億円13.8倍
66904原田工業120億円26.9倍
76919ケル110億円49.2倍
86864エヌエフホールディングス109億円16.7倍
96731ピクセラ108億円
106522アスタリスク106億円
116874協立電機102億円9.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

計測器修理からアンテナメーカーへの転換(1947〜1958年)

1947年11月、原田次郎が神奈川県横浜市で有限会社原田電機製作所を設立し、計測器の修理販売を開始した。1956年4月に事業所を東京都港区に移転し、ウィンドウォッシャーの製造販売に進出。1958年3月、自動車産業向けアンテナメーカーとして本格的に事業を展開するため、改組して資本金100万円で原田工業株式会社を設立した。この時点で、自動車用アンテナに特化する方針が固まった。

海外拠点の第一歩:台湾と米国(1968〜1976年)

1968年3月、中華民国台湾に台湾原田工業股份有限公司を設立。これが初の海外子会社となる。その後、米国市場への進出を図り、1976年10月に販売拠点として米国ロサンゼルスにHARADA INDUSTRY OF AMERICA, INC.を設立した。当初は販売機能のみだったが、1991年6月にはデトロイトに移転し、北米でのプレゼンスを強化した。この時期から、日本の自動車メーカーの海外生産に合わせたグローバル展開が本格化する。

中国・メキシコ・ベトナムに生産拠点を拡充(1988〜1997年)

1988年8月、将来の生産拠点として中国大連市に大連原田工業有限公司を設立。同年11月には米国市場向けの生産拠点としてメキシコにMANUFACTURAS H.I.A.を設立(1993年にHARADA INDUSTRIES (MEXICO)に改称)。1997年1月にはベトナムにHARADA INDUSTRIES VIETNAM LIMITEDを設立し、東南アジアでの生産体制を整えた。これらの拠点はコスト競争力向上と顧客への近接供給を目的としていた。

欧州販売拠点と研究開発機能の立上げ(1989〜2002年)

1989年7月、英国にHARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITEDを設立し、欧州市場への販売を開始。1997年1月には欧州の研究開発拠点としてHarada European Research Centre(後のHARADA EUROPE R&D CENTRE)をドイツに設立。2002年1月には国内子会社を再編し、松川原田工業と新潟ハラダ工業を合併して原田通信株式会社とした。これらの動きは、欧州の自動車メーカー向けに現地適合品を開発・供給する体制を構築する狙いがあった。

店頭登録から東証上場、事業拡大と買収(1995〜2013年)

1995年4月、日本証券業協会に株式を店頭登録。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場し、2010年4月には大阪証券取引所JASDAQに移行。2012年2月、日本アンテナ株式会社の自動車用アンテナ事業を譲り受ける契約を締結し、同年4月に事業を承継。同時に上海とフィリピンの子会社を取得し、中国・東南アジアでの事業基盤を拡大した。2013年7月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

東証市場区分の変遷と収益構造改革(2017〜2026年)

2017年11月、東証JASDAQから市場第二部へ市場変更。2018年9月には市場第一部に指定され、2022年4月の市場区分見直しでプライム市場に移行した。しかし、業績低迷を受けて2023年10月にスタンダード市場へ変更。売上高は2018年3月期の429億円から2024年3月期の470億円まで増加したが、2021年から2023年まで3期連続で最終赤字を計上。2026年3月期は営業利益24億円、純利益4億円に改善し、収益構造改革を推進中である。

年表37件を開く

1940年代

  • 1947年11月創業原田次郎が神奈川県横浜市神奈川区六角橋において計測器の修理、販売を目的として有限会社原田電機製作所を設立。

1950年代

  • 1956年4月事業所を東京都港区芝浜松町一丁目7番地に移転。ウィンドウォッシャーの製造販売を開始。
  • 1958年3月創業アンテナメーカーとして本格的に自動車産業に進出すべく、改組し、資本金100万円をもって原田工業株式会社を設立。

1960年代

  • 1960年10月本社を東京都品川区南大井四丁目20番6号に移転。
  • 1968年3月中華民国台湾省桃園県に台湾原田工業股份有限公司(連結子会社)を設立。(1999年11月台湾原田投資股份有限公司と改称。)
  • 1969年4月大阪出張所を大阪市淀川区に開設。(1987年11月に神戸市中央区に移転。2011年11月に関西営業所と改称。2023年7月に中部営業所に機能移転)

1970年代

  • 1972年7月本社を東京都品川区南大井四丁目17番13号に移転。
  • 1976年10月米国市場進出のため販売拠点として米国ロサンゼルスにHARADA INDUSTRY OF AMERICA,INC.(連結子会社)を設立。(1991年6月にデトロイトに移転。)

1980年代

  • 1988年8月将来の生産拠点として、中国大連市に大連原田工業有限公司(連結子会社)を設立。
  • 1988年11月米国市場への輸出拡充を目的とした生産拠点として、メキシコにMANUFACTURAS H.I.A., S.A. DE C.V.(連結子会社)を設立。(1993年5月HARADA INDUSTRIES(MEXICO), S.A. DE C.V.と改称。)
  • 1989年7月欧州市場の販売拠点として、英国にHARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITED(連結子会社)を設立。

1990年代

  • 1995年4月日本証券業協会に株式を店頭売買有価証券として登録。
  • 1997年1月ベトナムにHARADA INDUSTRIES VIETNAM LIMITED(連結子会社)を設立。
  • 1997年1月創業欧州の研究・開発拠点として、Harada European Research Centreを設立。(2003年9月HARADA EUROPE R&D CENTREと改称。HARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITED GERMAN BRANCHの設立に伴い、2021年3月に閉鎖。)
  • 1998年2月シンガポールにGIS JEVDAX PTE LTD.(連結子会社)を設立。

2000年代

  • 2002年1月M&A松川原田工業株式会社と新潟ハラダ工業株式会社を合併し、存続会社の松川原田工業株式会社を原田通信株式会社に改称。
  • 2002年1月愛知県安城市に中部営業所を開設。(2020年11月に愛知県岡崎市に移転。)
  • 2002年10月大阪営業所広島駐在事務所を大阪営業所より独立。広島営業所と改称。(2015年2月に広島県広島市に移転。)
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2006年7月公募増資により資本金を2,015,100千円に増資。
  • 2006年8月第三者割当増資により資本金を2,019,181千円に増資。
  • 2006年10月当社普通株式1株を2株に株式分割。
  • 2009年4月タイ王国バンコク市にHARADA Asia-Pacific Ltd.(連結子会社)を設立。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに株式を上場。
  • 2011年11月本社を東京都品川区南大井六丁目26番2号に移転。
  • 2012年2月日本アンテナ株式会社の自動車用アンテナ事業の譲受け及び子会社の異動を伴う株式の取得に関する事業譲渡契約を締結。
  • 2012年4月日本アンテナ株式会社の自動車用アンテナ事業を譲受け。
  • 2012年5月上海日安電子有限公司の出資持分を取得(連結子会社)。(2012年10月上海原田新汽車天線有限公司と改称。)
  • 2012年5月NIPPON ANTENNA (PHILIPPINES) INC.の株式を取得(連結子会社)。(2012年11月HARADA AUTOMOTIVE ANTENNA (PHILIPPINES), INC.と改称。)
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年10月M&A国内事業の生産・販売体制の一元化とグループ統轄機能の集約を目的として、原田通信株式会社を吸収合併し、新潟事業所に名称変更。(2020年11月に新潟本社と改称。)
  • 2016年10月商号変更単元株式数を1,000株から100株に変更。
  • 2017年11月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所市場第二部へ市場変更。
  • 2018年9月東京証券取引所市場第二部から市場第一部銘柄へ指定。

2020年代

  • 2021年6月創業欧州での事業強化のため、営業及び開発機能を併せ持つ拠点として、ドイツにHARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITED GERMAN BRANCHを設立。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2023年10月東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場に市場変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    収益構造改革の推進

    CASE対応によるトップライン拡大、コスト構造改革によるコスト体質の強靭化、B/Sスリム化による収益・財務体質改善の3本柱を強力に推進する。

  2. 02

    中長期経営の方向性

    車載アンテナのトップ企業として、CASEやモビリティ多様化に対応し、周辺・新規事業を拡大して収益基盤を確立する。

  3. 03

    組織運営のあり方(3C+S)

    変化をチャンスと捉え、積極果敢にチャレンジし、自分自身と組織をチェインジする。これをスピード感を持って実践する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,000人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は628万円で、9期前と比べて+3.6%平均年齢は48.7歳、平均勤続年数は18.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,407
2018年3月4,827
2019年3月60645.617.15,174
2020年3月59545.717.45,555
2021年3月58446.318.05,266
2022年3月56946.718.64,744
2023年3月57947.719.34,348
2024年3月59747.018.34,352
2025年3月60748.318.43,98543
2026年3月62848.718.04,00060

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 3 / 海外 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
北中米 — HARADA INDUSTRIES (MEXICO), S.A. DE C.V. (メキシコ ケレタロ州)1,447百万円
アジア — HARADA INDUSTRIES VIETNAM LIMITED (ベトナム ドンナイ省)1,277百万円
北中米 — HARADA INDUSTRY OF AMERICA, INC. (米国 ミシガン州)821百万円
アジア — HARADA AUTOMOTIVE ANTENNA (PHILIPPINES), INC. (フィリピン カビテ州)538百万円
電波測定サイト他 — 東京都品川区432百万円
日本
新潟本社 — 新潟県長岡市295百万円
日本
アジア — 大連原田工業有限公司(中国 遼寧省大連市)279百万円
アジア — 上海原田新汽車天線有限公司(中国 上海市)238百万円
欧州 — HARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITED (英国 バーミンガム)182百万円
本社 — 東京都品川区27百万円
日本
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大連原田工業有限公司
    中華人民共和国遼寧省大連市
    議決権100.0%
  • 国内
    上海原田新汽車天線有限公司
    中華人民共和国上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    HARADA AUTOMOTIVE ANTENNA (PHILIPPINES), INC.
    フィリピン・カビテ州
    議決権100.0%
  • 海外
    HARADA INDUSTRY OF AMERICA, INC.
    米国・ミシガン州
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾原田投資股份有限公司
    台湾台北市
    議決権100.0%
  • 海外
    HARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITED
    英国・バーミンガム
    議決権100.0%
  • 海外
    HARADA Asia-Pacific Ltd.
    タイ王国・バンコク市
    議決権100.0%
  • 海外
    HARADA INDUSTRIES (MEXICO), S.A. DE C.V.
    メキシコ・ケレタロ州
    議決権100.0%
  • 海外
    HARADA INDUSTRIES VIETNAM LIMITED
    ベトナム・ドンナイ省
    議決権100.0%
  • 海外
    GIS JEVDAX PTE LTD.
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 エスジェーエス
    東京都世田谷区 · その他の関係会社
    議決権39.7%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は422億円営業利益24億円前期と比べると減収増益で、売上が-5.8%、利益が+41.2%。

売上高
-5.8%
422億円
営業利益
+41.2%
24億円
純利益
+100.0%
4億円
営業利益率
5.7%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高390億円422億円
営業利益20億円24億円
純利益6億円4億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は114億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+5.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q112−5
2024年1Q10800.020
2024年2Q12065.06
2024年3Q126107.94
2024年4Q116−21
2025年2Q232156.56
2025年4Q21620.9−4
2026年2Q203178.413
2026年4Q21973.2−9
2027年1Q1141614.013

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は299億円から422億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月299610
2014年3月3651413
2015年3月398103
単元株式数を1,000株から100株に変更。
2016年3月4324−1
2017年3月409226
2018年3月429248
2019年3月431149
2020年3月41152
欧州での事業強化のため、営業及び開発機能を併せ持つ拠点として、ドイツにHARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITED GERMAN BRANCHを設立。
2021年3月347−11−13
2022年3月358−10−11
2023年3月421−9−15
2024年3月47059
2025年3月44817133.82
2026年3月42224235.74

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高422億円のうち、営業利益として残るのは24億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.5%327億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.8%71億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%24億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.2pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.8pt
3.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが42億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは36億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は70億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月1−2439−2355
2014年3月5−85−360
2015年3月−2−51−759
2016年3月22−14−13852
2017年3月27−6−82163
2018年3月25−11−11476
2019年3月2−137−1169
2020年3月5−13−1−859
2021年3月−2−7−2−946
2022年3月−36−125−3737
2023年3月6−620059
2024年3月2426−605051
2025年3月9−46564
2026年3月42−6−313670

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は358億円。このうち返さなくてよい自己資本が137億円で、自己資本比率は38.3%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2669417235.4
2014年3月32412320137.9
2015年3月34113520639.8
2016年3月33513420139.9
2017年3月33013219839.8
2018年3月34313620739.7
2019年3月35213821439.2
2020年3月34413720739.9
2021年3月32811621235.3
2022年3月35911224731.2
2023年3月40111228927.8
2024年3月37611925731.7
2025年3月38913425634.4
2026年3月35813722138.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
70億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
68億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
54億円
在庫として抱えている分
負債合計
221億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率224社中129位あたり、逆に低いのは自己資本比率224社中199位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.2%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
38.3%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.8%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥553で、1年前と比べて+20.6%過去52週の値幅のなかでは84%の位置にある。

¥553-0.4%1ヶ月+23.2%1年+20.6%時価総額120億円
過去52週の値幅
安値¥440高値¥575

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)26.9倍
PER (会社予想)19.5倍
PBR0.77倍
配当利回り1.81%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月14日に前日比+17.39%の急伸で終値540円。7月は450円前後で膠着していたが、8月13日から上昇に転じ、25日移動平均線454円を約19%上回る。終値540円は52週高値に一致し、52週安値440円からは約23%上昇。RSIは96と極めて買われすぎの水準。8月14日の出来高は8.77万株と前日比で5倍以上に急増し、買いが殺到。週足では上昇トレンドが構築されつつあるが、過熱感が非常に強く、短期的な調整リスクが高い。需給は買いが優勢だが、高値圏での追撃は慎重に。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER22.42倍は業界平均30.37倍を下回るが、予想PER16.2倍で先行きは更に割安感。PBR0.71倍は平均2.16倍から大きく乖離し、割安。ROE3.2%と低収益性が課題で、配当利回り2.17%は平均2.25%とほぼ同等。割安だが収益力の弱さが割安の理由であり、業績回復が鍵。

指標この会社業種平均
PER (実績)26.9倍30.8倍
PER (予想)19.5倍
PBR0.77倍2.58倍
ROE3.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は減少傾向にあるが、営業利益率は改善している。強気派は、コスト削減や高付加価値品へのシフトを評価し、収益性の向上が続くと見る。弱気派は、主力の自動車市場の減速やEVシフトによる需要変化を懸念する。業績の安定性と成長性のバランスが焦点。

プラスに働く材料7
  • 営業利益率の改善

    2025年3月期に3.79%、2026年3月期に5.69%へ改善見込み。

  • 配当の安定

    2.17%の配当利回りがあり、株主還元を継続。

  • 低PBR

    PBR0.71倍と割安感があり、株価下落リスクが限定的。

  • 営業利益24億円、前年比41%増2026年3月期影響

    営業利益17億円→24億円、営業利益率3.79%→5.69%へ改善。

  • 予想PER16.2倍、収益改善で割安通年影響

    現在PER22.4倍から予想PER16.2倍へ低下。EPS増加が見込まれる。

  • PBR0.71倍と解散価値近辺継続影響

    時価総額100億円に対し純資産は約141億円。下値リスク限定。

  • 配当利回り2.17%で株主還元継続影響

    配当利回り2.17%を確保。業績改善時には増配余地。

マイナスに働く材料7
  • 売上の減少

    売上高が470億円から422億円へ減少傾向で、需要の弱さが顕在化。

  • EVシフトの影響

    エンジン車向け部品の需要が減少する可能性。

  • 収益の不安定

    過去に赤字計上があり、利益水準は低い。

  • 売上高422億円、3期連続減収継続影響

    売上高は470億→448億→422億円と減少。需要減退の継続懸念。

  • 純利益は4億円と売上高比1%未満2026年3月期影響

    売上高422億円に対し純利益4億円、純利益率0.95%と低水準。

  • ROE3.2%と資本収益性が低い通年影響

    ROEは3.2%で、株主資本を効率的に活用できていない。

  • 外国持株比率0.61%で需給細り継続影響

    外国法人の保有が0.61%と低く、海外資金の流入が期待しづらい。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の持続性を確認するため。
売上高成長率
需要の増減を把握するため。
自動車生産台数
主要市場の動向が業績に直結する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.81%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.81%
いまの株価に対して
配当性向
34.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1039.6
2018年3月100.0
2019年3月8−25.0358.4
2020年3月80.0
2021年3月5−33.356.9
2022年3月50.0
2023年3月50.0
2024年3月15200.021.8
2025年3月8−50.010.4
2026年3月80.034.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ30,506人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.0%を占め、残る54.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他53.953.546.948.752.552.8
事業法人33.733.741.741.738.938.9
金融機関10.811.410.18.87.17.1
自己株式0.00.00.00.02.82.8
証券会社0.30.20.70.30.80.7
外国人個人0.30.30.30.30.30.3
外国法人1.00.80.20.20.40.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社エスジェーエス38.61
02原田 章二10.82
03原田 恵吾4.58
04原田 恭子2.81
05株式会社りそな銀行2.76
06日本生命保険相互会社1.42
07株式会社三菱UFJ銀行1.38
08原田 悠吾0.92
09株式会社みずほ銀行0.92
10原田工業従業員持株会0.79

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−54%、1株純資産は14期で+49%。直近期のROEは3.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4543411.24.5
2014年3月5856511.64.916.9
2015年3月166232.717.514.9
2016年3月−4615−0.7
2017年3月286054.529.239.6
2018年3月356275.732.0
2019年3月436356.819.3358.4
2020年3月96311.490.2
2021年3月−59533−10.256.9
2022年3月−51515−9.7
2023年3月−70513−13.7
2024年3月415487.717.921.8
2025年3月86331.364.210.4
2026年3月216483.222.434.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額217百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
原田章二代表取締役会長72
三宅康晴代表取締役社長 内部監査室担当65
上山智専務取締役 事業領域担当 兼 開発本部長68
佐々木徹取締役 製造本部長 兼 新潟本社担当62
青木隆取締役 調達本部長57
桑原亨二取締役69
井上謙介取締役64
松原隆監査役 常勤64
檜山洋一監査役 非常勤64
遠藤ゆき子監査役 非常勤60

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51572418136
社外取締役430308
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容932字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社、子会社12社、関連会社1社及びその他の関係会社1社)においては、自動車関連機器(自動車ラジオ用アンテナ等(形状としては、ポールタイプ、シャークフィンタイプ等))に関係する事業を営んでおります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 区分   事業内容   会社名 日本   販売   自動車関連機器   原田工業株式会社(当社) アジア   販売   自動車関連機器   HARADA Asia-Pacific Ltd. 上海原田新汽車天線有限公司 製造・販売   自動車関連機器   大連原田工業有限公司 HARADA INDUSTRIES VIETNAM LIMITED HARADA AUTOMOTIVE ANTENNA (PHILIPPINES), INC. -   グループ向け投融資   GIS JEVDAX PTE LTD. 台湾原田投資股份有限公司 北中米   販売   自動車関連機器   HARADA INDUSTRY OF AMERICA, INC. 製造・販売   自動車関連機器   HARADA INDUSTRIES (MEXICO), S.A. DE C.V. 欧州   販売   自動車関連機器   HARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITED 上記区分事業は、「第5経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (注)1.事業内容の主要な製品は以下のとおりであります。 事業名   主要製品 自動車関連機器   自動車ラジオ用アンテナ、中継ケーブル、自動車TV用アンテナ、自動車アンテナ用アンプ類、アクチュエーター、ETC用アンテナ等 2.その他の関係会社である株式会社エスジェーエスは資産管理等を行っておりますが、当社グループとの事業上の関係は希薄であるため、事業系統図への記載を省略しております。 事業系統図 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりとなります。 なお、当社と子会社及び子会社間で一部の部品等の取引を行っております。
経営方針・対処すべき課題1,606字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 (経営理念) ―共創と革新― HARADAはベストを追求するプロフェッショナル集団であり続けます。 (経営基本方針) 1.HARADAは、永遠に存続・発展し続けます。 2.HARADAは、顧客満足を第一義とした経営を実践し続けます。 3.HARADAは、常に社会的貢献を追求し続けます。 4.HARADAは、プロ社員が活躍できる場を常に提供し続けます。 5.HARADAは、活力あふれる組織風土を持ち続けます。 常に顧客、社員、株主、取引先、地域社会に必要とされる存在価値をもって時代を超えて永遠に存続、発展していくことを基本とし、株主の投資に報い、市場・顧客との共創と独自の技術力、創造力によって、顧客の真のニーズに応え続け、取引先との共存、共栄を図り、地球環境と人にやさしく、安全性の高い商品・サービスを開発し、常に社会的貢献を追求していくこと、また、各従業員に対し能力が発揮出来る場を提供し、一流のチームワークにより主体的、創造的に革新に挑戦する活力あふれる組織風土を持ち続けることを基本方針としております。 (行動指針) 明るく、楽しく、真剣に! (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、成長性及び収益性改善のため、営業利益率等の利益指標の向上に努めるとともに、経営の安全性を高めるため財務体質を改善すべく、有利子負債の削減、棚卸資産の圧縮、自己資本の充実等に取り組んでまいります。 (3) 経営環境、経営戦略並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の世界経済は、米国の通商政策等によって大きく左右される事が予想され、先行き不透明感が増大しております。また、一部地域での地政学リスクや中国の景気減速等、世界経済の成長を下振れさせるリスク要素が数多く存在し、先行きの不確実性が高い状況となっております。 当社グループの属する自動車業界におきましては、世界の自動車生産台数が前期比で微増となったものの、米国の通商政策等の影響、材料費の高止まりや労務費の高騰等もあり、引き続き、大変厳しい事業環境となっております。 このような状況のもと、当社では「CASEへの対応等による、トップラインの拡大」、「コスト構造改革による、コスト体質の強靭化」、「B/Sのスリム化による収益改善・財務体質改善」を強力に推進する、「収益構造改革」に集中して取り組み、財務体質の健全性を確保すると共に、限られた経営資源を最大限有効活用し、利益の最大化、企業・株主価値の向上等に努めてまいります。 一方、中長期的な視点では、CASEの進展等を含め、自動車業界を取り巻く環境は変化しており、このような環境変化を踏まえ、当社は次のとおり中長期経営の方向性を定め、CASEとモビリティの多様化が実現する豊かなモビリティライフに貢献することを目指してまいります。 (中長期経営の方向性) <目指す姿> 当社は、車載アンテナのトップ企業であり続けます。CASE及びモビリティの多様化に積極的に対応し、周辺事業・新規事業を拡大させ、収益基盤を確立します。 <組織運営のあり方(3C+S)> 様々な変化をプラス思考でチャンスと捉え、積極果敢にチャレンジし、自分自身をそして組織をチェインジしていきます。そうしたことをスピード感を持って実践します。 (収益構造改革) 「CASEへの対応等による、トップラインの拡大」、「コスト構造改革による、コスト体質の強靭化」、「B/Sのスリム化による収益改善・財務体質改善」を強力に推進してまいります。
事業等のリスク3,199字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 また、主要なリスクは、影響度・損害規模と発生頻度の観点から抽出しております。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 特定の製品・業界への依存 当社グループの主たる事業はアンテナ製品及び附帯機器の製造・販売であります。また、その大半を自動車産業向けに製造・販売しております。今後も特定の取引先に偏らない販売活動を展開してまいりますが、取引先の生産及び販売状況や、世界の自動車生産台数の著しい減少等により、受注が大幅に減少する可能性があります。この結果、製造・販売が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (2) 海外事業展開 当社グループは、日本国内のほか、中国、フィリピン、ベトナム、メキシコ、米国、英国、タイ等に拠点があり、北米、欧州、アジア等の各地域に製品を供給しており、今後とも各拠点における設備投資の拡充や特定の地域における販売網の強化等を行っていく方針であります。当社グループは、生産・販売拠点のある国の経済・政治・社会的状況に加え、事業に関連する各国法規制の情報を日々収集し、必要な対応を行っております。しかしながら、各地域の政治や経済の動向、予期しない法律又は規制の変更、移転価格税制等の国際税務リスク、テロ、戦争、疫病等により、事業活動を計画通りに行えず、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (3) 為替レートの変動 当社グループは、グローバルに事業を展開しており、連結売上高の大部分を海外売上高が占めております。定常的に外貨建て取引が発生しており、為替レートの変動の影響を受けやすい状況にあります。当社グループは、外貨建ての債権と債務のバランスを考慮することにより、その影響を限定することができると考えておりますが、為替レートの変動は、外貨建ての売上や仕入に影響を及ぼします。また、連結決算における海外連結子会社の財務諸表の円換算額にも影響を及ぼし、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (4) 価格競争等 当社グループは、世界各国へ販売しているため、常に各国の競合他社等と価格面等での競争があります。当社グループは、価格競争力を維持・確保するため、材料費改善活動の活性化や工場の生産性改革の推進等の施策を通じ、コスト低減に努めておりますが、価格競争が激化した場合には、売上高の減少や収益の悪化等、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (5) 部品・原材料の仕入れ 当社グループは、当社グループ外から原材料を仕入れ基幹部品等を生産し、一部の部品を当社グループ外から仕入れております。具体的な当社グループ製品の主たる原材料はアンテナ及び中継ケーブル等で使用する銅線、樹脂等であります。当社グループは、複数の仕入先との取引による安定した仕入れの確保、現地調達や集中購買等による材料費の低減等に努めておりますが、当社グループでは管理できない仕入先の事情による部品・原材料の仕入れの停滞や原材料市況の高騰による仕入値の上昇等により原価率が上昇し、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (6) 製品の品質保証 当社グループは、顧客の品質基準にあわせた製品を中国、フィリピン、ベトナム、メキシコで生産をしております。当社グループでは、製造現場を支える現場管理強化や次世代技術に適応した高品質水準の確立に取り組んでおり、品質管理は自動車産業の品質マネジメントシステムの認証を受け、万全を期しております。これまでに、当社グループに対しての製造物責任法に基づく訴訟やリコール等は発生しておりませんが、今後、当社グループの製品に関する訴訟等が発生した場合には多額の損害賠償費用の発生や当社グループの製品に対しての信用の低下等により、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (7) 税務に関するリスク 当社グループは、グローバルに事業を展開しており、連結売上高の大部分を海外売上高が占めております。当社グループは、税務については、各国の税法に準拠して税額を計算し、適正に納税を行い、法令順守に努めております。また、適用される各国の移転価格税制等の国際税務リスクについては、第三者の税務に関する専門家を活用する等細心の注意を払っておりますが、税務当局との見解の相違により、取引価格が不適切である等の指摘を受ける可能性があります。さらに政府間協議が不調となる等の場合、結果として二重課税や追徴課税を受ける可能性があります。 (8) 知的財産権侵害の可能性 当社グループは、イノベーション創出型開発の推進、グローバル開発の最適化等の施策に取り組んでおります。これに伴い、積極的な特許出願を行うとともに、第三者からの特許侵害訴訟を未然に防止するため、当社及び特許事務所を通じた特許調査を随時行っております。しかしながら、第三者の特許権を侵害していないことを完全に調査し確認することは極めて困難であり、現時点において当社グループが認識していない第三者の特許等の知的財産権が存在する可能性は完全に否定できず、また今後、当社グループが第三者より特許権その他知的財産権の侵害を理由として訴訟提起を受けないという保証はありません。当社グループが第三者から訴訟提起等を受けた場合には、当社は、弁理士及び弁護士等と相談の上、個別具体的な対応を行っていく方針でありますが、その対応において多大な費用と時間を要する可能性があります。その結果によっては、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (9) 棚卸資産について 当社グループでは、財務体質の健全性を確保すると共に、限られた経営資源を最大限有効活用することを目指しておりますことから、顧客の需要予測等を常に把握し、適正な在庫水準の維持と滞留在庫の発生を防止するよう努めておりますが、市場の変化等により予測した需要が実現せず過剰在庫となり評価損の計上や廃棄処分を余儀なくされた場合、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (10) 技術の陳腐化 当社グループでは、イノベーション創出型開発の推進、グローバル開発の最適化等の施策に取り組んでおり、現在製造している製品に係る技術や将来の事業に必要な要素技術獲得のための開発活動を行い、競争力強化を図っております。しかしながら、将来的に当社グループが製造している製品の陳腐化や当社グループにおける技術革新が進行しなかった場合には、当社グループの製品が競合他社の製品と比較して競争力を獲得できないことにより、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 (11) 災害等による影響 地震・台風等の自然災害の発生等によって、当社グループの製造拠点・販売拠点における生産能力の低下、情報インフラの断絶及び二次的災害等、当社の事業に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、永遠に存続・発展し続けることを経営基本方針に掲げており、災害対策マニュアルや事業継続計画の策定、従業員の安否確認システムの構築等の対策を講じておりますが、自然災害による被害を完全に排除できるものではなく、当社グループの財政状態及び経営成績が影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,169字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績等の状況 当連結会計年度における世界経済は、デフレ圧力の定着が鮮明となった中国の内需停滞や、労務費を中心としたコスト高騰など不透明な状況が続きましたが、主要国による金融政策転換や、生成AI関連需要の拡大が景気の下支えとなり、総じて底堅く推移しました。一方、今年に入ってから、米国の自国産業保護を最優先する通商政策が再び鮮明となったことや、中東地政学リスクの顕在化による材料費の高騰やサプライチェーンの混乱など、足元の不確実性は一段と高まっております。 当社グループの属する自動車業界におきましては、世界累計生産台数で対前年比微増となったものの、米国の関税政策に伴う景気下押し懸念に加え、一部地域での地政学リスクへの警戒感等も残っており、依然として厳しい事業環境となっております。 当社グループは、中長期的な視点で「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)への積極的な対応」及び「モビリティの多様化への対応」を二つの大きな経営の方向性と定めました。また、当社グループの目指す姿を「当社は、車載アンテナのトップ企業であり続けます。CASE及びモビリティの多様化に積極的に対応し、周辺事業・新規事業を拡大させ、収益基盤を確立します。」とし、CASEとモビリティの多様化が実現する豊かなモビリティライフへの貢献を目指してまいりました。 その中で、足元の厳しい経済・事業環境に鑑み、「CASE への対応等による、トップラインの拡大」、「コスト構造改革による、コスト体質の強靭化」、「B/Sのスリム化による収益改善・財務体質改善」を強力に推進する「収益構造改革」に注力して取り組んでまいりました。 こうした状況の中、当連結会計年度における売上高は、欧州や北中米市場の減産や中国市場における日系自動車メーカーの販売台数の減少が継続している影響等から、421億92百万円(前年同期比5.9%減)となりました。利益面については、材料費や労務費の高騰等により大変厳しい状況が続いておりますが、「収益構造改革」に集中して取り組んだ結果、営業利益は23億98百万円(前年同期比38.7%増)、経常利益は23億11百万円(前年同期比73.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億33百万円(前年同期比160.9%増)となりました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 (イ) 日本 日本市場における自動車生産台数は横ばいであり、外部売上高は185億37百万円(前年同期比2.1%増)、セグメ ント間の内部売上高は17億52百万円(同9.5%減)となりました。営業利益は、原価率の上昇等により、4億43百 万円(同67.0%減)となりました。 (ロ) アジア アジア市場における自動車生産台数は増加したものの、中国市場における日系自動車メーカーの販売台数の減少 が継続している事等により、外部売上高は68億45百万円(前年同期比5.6%減)、セグメント間の内部売上高は185 億7百万円(同4.9%減)となりました。他方、営業利益は、収益構造改革の一環として実施した中国子会社の機 能再編効果による原価率の低下等により、19億18百万円(同402.2%増)となりました。 (ハ) 北中米 北中米市場における自動車生産台数の減少等により、外部売上高は123億43百万円(前年同期比15.2%減)、セグメント間の内部売上高は65百万円(同14.7%減)、営業利益は7百万円(同97.6%減)となりました。 (ニ) 欧州 欧州市場における自動車生産台数の減少等により、外部売上高は44億66百万円(前年同期比8.0%減)、セグメ ント間の内部売上高は8億14百万円(同5.4%増)となりましたが、原価率の低下等により、営業利益は3億16百 万円(前年同期は営業損失1億47百万円)となりました。 なお、セグメントの売上については外部顧客に対する売上高とセグメント間の内部売上高を記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度と比較し て5億34百万円増加し、69億82百万円(前連結会計年度比8.3%増)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、「法人税等の支払額」12億10百万円、「仕入債務の増減額」8億83百万円等の減少要因がありましたが、「売上債権の増減額」22億36百万円、「税金等調整前当期純利益」17億45百万円、「減価償却費」12億38百万円等の増加要因により、41億68百万円の収入(前連結会計年度は8億55百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、「有形固定資産の取得による支出」5億52百万円等の減少要因により5億69百万円の支出(前連結会計年度は4億8百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、「短期借入れによる収入」1,055億72百万円の増加要因がありましたが、「短期借入金の返済による支出」1,081億53百万円、「リース債務の返済による支出」3億68百万円、「配当金の支払額」1億69百万円等の減少要因により、31億19百万円の支出(前連結会計年度は5億73百万円の収入)となりました。 なお、当企業集団のキャッシュ・フローの関連指標の推移は下記のとおりであります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   31.2   27.8   31.7   34.4   38.2 時価ベースの自己資本比率(%)   57.8   44.5   42.1   27.4   27.1 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(債務償還年数)   -   37.5   6.7   20.8   3.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   -   1.9   3.7   1.9   15.0 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。 3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを使用しております。 4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 5.2022年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジレシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスであるため記載しておりません。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (イ) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   -   - アジア(百万円)   29,220   95.9 北中米(百万円)   12,050   92.2 欧州(百万円)   -   - 合計(百万円)   41,270   94.8 (注)金額は、販売価格によっております。 (ロ) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比 (%)   受注残高(百万円)   前年同期比 (%) 日本   18,651   103.3   442   134.8 アジア   6,784   96.5   494   89.0 北中米   12,409   86.0   333   124.9 欧州   4,458   93.4   229   96.6 合計   42,303   95.5   1,500   108.0 (ハ) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   18,537   102.1 アジア(百万円)   6,845   94.4 北中米(百万円)   12,343   84.8 欧州(百万円)   4,466   92.0 合計(百万円)   42,192   94.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) トヨタ自動車株式会社   3,653   8.2   3,450   8.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (イ) 経営成績の分析 当連結会計年度の業績は、売上高は421億92百万円(前連結会計年度比5.9%減)となり、営業利益は23億98百万円(前連結会計年度比38.7%増)、経常利益は23億11百万円(前連結会計年度比73.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億33百万円(前連結会計年度比160.9%増)となりました。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、421億92百万円(前連結会計年度448億17百万円)となり、26億24百万円減少いたしました。 また、セグメントの売上高は次のとおりであり、外部顧客に対する売上高を記載しております。 日本 日本市場における自動車生産台数は横ばいであり、外部売上高は185億37百万円(前連結会計年度181億57百万円)となり、3億79百万円増加いたしました。 アジア アジア市場における自動車生産台数は増加したものの、中国市場における日系自動車メーカーの販売台数の減少 が継続している事等により、外部売上高は68億45百万円(前連結会計年度72億53百万円)となり、4億8百万円減少いたしました。 北中米 北中米市場における自動車生産台数の減少等により、外部売上高は123億43百万円(前連結会計年度145億50百万円)となり、22億7百万円減少いたしました。 欧州 欧州市場における自動車生産台数の減少等により、外部売上高は44億66百万円(前連結会計年度48億55百万円)となり、3億88百万円減少いたしました。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は、23億98百万円(前連結会計年度は営業利益17億29百万円)となり、6億68百万円増加いたしました。 主に売上原価率の減少及び販売費及び一般管理費の減少によるものであります。 (営業外収益) 当連結会計年度における営業外収益は、2億41百万円(前連結会計年度2億14百万円)となり、27百万円増加いたしました。 主に「為替差益」の増加、「受取還付金」及び「受取利息」の減少によるものであります。 (営業外費用) 当連結会計年度における営業外費用は、3億28百万円(前連結会計年度6億14百万円)となり、2億86百万円減少いたしました。 主に「為替差損」及び「支払利息」の減少によるものであります。 (特別利益) 当連結会計年度における特別利益は2百万円(前連結会計年度1百万円)となり、1百万円増加いたしました。「固定資産売却益」の増加によるものであります。 (特別損失) 当連結会計年度における特別損失は5億68百万円(前連結会計年度21百万円)となり、5億47百万円増加いたしました。 主に「事業構造改善費用」の計上によるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は4億33百万円(前連結会計年度1億66百万円)となり、2億67百万円増加いたしました。 (ロ) 財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は266億51百万円(前連結会計年度末288億8百万円)となり、21億57百万円 減少いたしました。これは主に「受取手形、売掛金及び契約資産」が22億50百万円減少したことによるものであります。固定資産は91億91百万円(前連結会計年度末101億23百万円)となり、9億31百万円減少いたしました。これは主に「有形固定資産」が7億26百万円、「投資その他の資産」が2億7百万円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は358億43百万円(前連結会計年度末389億32百万円)となり、30億89百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は206億64百万円(前連結会計年度末238億32百万円)となり、31億67百万円 減少いたしました。これは主に「短期借入金」が24億66百万円、「支払手形及び買掛金」が10億79百万円減少したことによるものであります。固定負債は14億68百万円(前連結会計年度末17億18百万円)となり、2億50百万円減少いたしました。これは「退職給付に係る負債」が1億18百万円増加したものの、「その他」が3億69百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は221億33百万円(前連結会計年度末255億51百万円)となり、34億17百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は137億9百万円(前連結会計年度末133億81百万円)となり、3億28百万 円増加いたしました。これは主に「為替換算調整勘定」が2億45百万円減少したものの、「利益剰余金」が2億75百万円、「退職給付に係る調整累計額」が2億45百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご確認ください。 当社グループの資金の源泉は、「現金及び現金同等物」、「営業活動によるキャッシュ・フロー」等であります。当社グループの事業活動における資金需要は主に運転資金と設備投資資金であり、自己資金を充当することを基本とし、必要に応じて金融機関からの借入れによる資金調達を行っております。 その結果、当連結会計年度末における短期借入金は140億67百万円となり、借入金総額は140億67百万円となりました。また、当連結会計年度末における現金及び預金の残高は69億82百万円となりました。今後の世界経済は景気の下振れ要因が数多く存在しており、依然として先行きの不透明な状況が続いてはおりますが、手許資金については十分に確保しており、必要に応じて金融機関等から機動的な資金調達が可能な体制を整えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績及び現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性を伴うため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。また、特に以下の重要な会計方針及び見積りの適用が、その作成において用いられる見積り及び予測により、当社の連結財務諸表に大きな影響を及ぼすと考えております。 (イ) 固定資産の減損 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。事業計画や経営環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損を認識する可能性があります。 (ロ) 繰延税金資産 当社グループは、将来の課税所得に関するものを含めた様々な予測・仮定に基づいて繰延税金資産を計上しており、実際の結果がかかる予測・仮定とは異なる可能性があります。また、将来の課税所得に関する予測・仮定に基づいて、当社又は子会社が繰延税金資産の一部又は全部の回収ができないと判断した場合、当社グループの繰延税金資産は減額され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。繰延税金資産の詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(税効果会計関係)」をご覧ください。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご確認ください。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況 「経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、当社グループは、成長性及び収 益性改善のため、営業利益率等の利益指標の向上に努めるとともに、経営の安全性を高めるため財務体質を改善すべく、有利子負債の削減、棚卸資産の圧縮、自己資本の充実等に取り組んでおります。 2026年3月期の業績指標は、売上高400億円、営業利益16億円、経常利益13億円、親会社株主に帰属する当期純利益2億円と設定いたしました。 当連結会計年度における売上高は、欧州や北中米市場の減産や中国市場における日系自動車メーカーの販売台数の減少が継続している影響等から、421億92百万円(前年同期比5.9%減)となりました。利益面については、材料費や労務費の高騰等により大変厳しい状況が続いておりますが、「収益構造改革」に集中して取り組んだ結果、営業利益は23億98百万円(前年同期比38.7%増)、経常利益は23億11百万円(前年同期比73.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億33百万円(前年同期比160.9%増)となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。