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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アイフィスジャパン

IFIS JAPAN LTD.7833 · Standard · その他製品

証券調査レポートの電子書庫で圧倒的シェアを持ち、金融情報サービスを多角的に展開する情報ベンダー。

概要

アイフィスジャパンは1995年に設立された金融情報サービス企業である。証券調査レポートの印刷・配送から事業を開始し、現在は投資情報、ドキュメントソリューション、ファンドディスクロージャー、ITソリューション、ランゲージソリューションの5セグメントを展開する。東京都港区に本社を置き、連結従業員数286名。2025年12月期の連結売上高は69.5億円、営業利益8.5億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

5つのセグメントで構成される事業基盤

当社グループは投資情報事業、ドキュメントソリューション事業、ファンドディスクロージャー事業、ITソリューション事業、ランゲージソリューション事業の5セグメントで構成される。投資情報事業では機関投資家向けに証券調査レポートの電子書庫「IFIS Research Manager」やアナリスト予想コンセンサス「IFIS Consensus」を提供する。ドキュメントソリューション事業では金融機関向けの印刷・配送・企業年金関連文書管理を手掛ける。ファンドディスクロージャー事業は投資信託目論見書や決算短信の印刷・電子配信が中心で、独自のオーダーマネジメントシステム「FDOS」を有する。ITソリューション事業は受託開発やGIS、就業給与系システムを提供し、ランゲージソリューション事業は翻訳・通訳サービスを展開する。これらの事業を国内8社の連結子会社と海外子会社が支える。

収益構造と地域展開の特徴

2025年12月期のセグメント別売上高は、ドキュメントソリューション事業が18.7億円(構成比26.9%)で最大、次いで投資情報事業15.0億円(21.6%)、ファンドディスクロージャー事業13.4億円(19.3%)、ランゲージソリューション事業14.1億円(20.3%)、ITソリューション事業8.2億円(11.8%)である。営業利益では投資情報事業が6.0億円と最も高く、同事業の利益率は40.3%に達する。地域展開は国内中心だが、フィリピンにIFIS OFFSHORE MANILA INC.、インドにINTERNATIONAL COMMUNICATION SERVICES INDIA PRIVATE LIMITEDを保有し、オフショア開発と翻訳サービスを補完している。関連会社として中国・上海凱懿商貿有限公司がある。

グループ企業による事業補完とシナジー

当社グループはM&Aを通じて事業領域を拡大してきた。主要な連結子会社として、発行市場ニュースを提供する株式会社キャピタル・アイ、ITソリューションの株式会社インフォーテック、翻訳・通訳の株式会社アイコスと株式会社テンナイン・コミュニケーション、印刷物流の株式会社東京ロジプロ、金融データソリューションの株式会社金融データソリューションズがある。2023年9月に子会社化したテンナイン・コミュニケーションはランゲージソリューション事業の売上を前期比164%増加させ、グループ全体の成長に寄与した。各子会社は親会社の金融情報ベンダーとしての基盤を活かし、クロスセルや共同開発を通じてシナジーを創出している。

業界の中での役割は金融情報サービスベンダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
70億円
営業利益
9億円
営業利益率
12.9%
純利益
6億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
ドキュメントソリューション事業19億円27.5%2億円10.5%
投資情報事業15億円21.7%6億円40.0%
ランゲージソリューション事業14億円20.3%1億円7.1%
ファンドディスクロージャー事業13億円18.8%3億円23.1%
ITソリューション事業8億円11.6%1億円12.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01投資情報主力

機関投資家や証券会社向けに、証券調査レポートの電子書庫サービス『IFIS Research Manager』や、アナリスト予想を集計したコンセンサスデータ『IFIS Consensus』などを提供している。また、個人投資家向けにはポータルサイトや証券会社向けのASPサービスも展開する。

証券調査レポート閲覧サービスで圧倒的なシェア

主要顧客機関投資家、証券会社、上場企業

主な製品・サービス11
IFIS Research Manager世界シェア首位
主要証券会社が発行する証券調査レポートをWeb上で一元管理・検索・閲覧できる電子書庫サービス。機関投資家や上場企業のIR部署で利用されている。
IFIS Consensus
主要証券会社のアナリストによる業績予想を独自のポリシーで集計し、毎日算出するコンセンサス(市場予想平均)データ。
IFIS Consensus Manager
IFIS Consensusを企業実績や予想とともにWeb上で閲覧できるサービス。株価推移や乖離をグラフィカルに表示し、スクリーニング機能も備える。
IFIS Consensus Data
IFIS Consensusのデータをバルク形式で提供するサービス。生データを提供することで、加工性の高さを特徴とする。
IFIS Disclose Manager
TDnetやEDINET経由で発信される決算短信や有価証券報告書などの開示資料を検索・閲覧できるサービス。
個人投資家向けASPサービス
証券会社向けに個人投資家向けの投資情報(業績予想やスクリーニングなど)を提供するサービス。
IFIS株予報
Yahoo!ファイナンスのパートナーサイトとして運営する無料のオープンサイト。決算情報や業績予想を提供し、広告収入も得る。
証券レポート作成システム
証券会社のアナリストレポートの作成から配信までを支援する業務システム。
NPMServices
日本株式に関するデータを提供するサービス。機関投資家向けの運用支援アプリや、研究者向けのデータを提供する。
キャピタルアイ・ニュース
日本の資本市場の動向を報道するニュースサービス。社債や株式のファイナンス情報などを配信する。
キャピタルアイ・データ
キャピタルアイ・ニュースの案件情報を収録したデータベースサービス。検索や集計、ダウンロード機能を提供する。

02ドキュメントソリューション準主力

証券会社や機関投資家、上場企業のIR部署向けに、金融・財務ドキュメントの印刷・配送や企業年金関連サービス、IR資料印刷、Web-to-Printサービス『W2Pクラウド』、物流サービスを提供している。

主要顧客証券会社、機関投資家、上場企業

主な製品・サービス5
証券・生命保険資料の印刷・配送
証券調査レポートや変額年金販売資料など金融機関発行のドキュメントを、レイアウト編集から印刷、配送までトータルに提供する。
企業年金関連文書管理システム
確定拠出年金・確定給付年金の運営管理機関向けに、運用商品説明資料などの作成を支援するASPシステム。
IR資料印刷・配送
決算短信や決算説明会資料、アニュアルレポートなどのIRツールを企画から制作、印刷、配送まで一括で提供する。
W2Pクラウド
Web-to-Printサービスで、オンライン編集・自動組版・Eコマースサイト構築の仕組みを提供するASPサービス。
物流サービス
印刷から封入・梱包・在庫管理・配送までを行うワンストップ物流サービス。

03ファンドディスクロージャー準主力

投資信託会社向けに、目論見書や運用報告書などの法定書類の編集・印刷・配送サービスや、マーケティング支援を提供している。

主要顧客投信会社

主な製品・サービス2
目論見書等の編集・印刷・配送
投資信託の目論見書、運用報告書、販売用資料などのデザイン・レイアウトから印刷・配送までを一括提供する。
マーケティング支援
金融ドキュメントの企画・制作から印刷・配送、システム開発、Webコンテンツや販促ツールの企画制作までをトータル支援する。

04ITソリューション副次

金融機関や事業会社、システムインテグレーター向けに、金融向けシステムの構築・運用支援、基幹業務アプリケーションの開発、マイグレーションサービスを提供している。

主要顧客金融機関、事業会社、システムインテグレータ

主な製品・サービス3
金融ソリューション
オープンシステムと最新技術を組み合わせた金融機関向けITシステムの構築・運用支援。
ビジネスソリューション
販売管理、在庫管理、財務管理、生産管理などの基幹業務アプリケーションの設計、開発、導入、移行サービス。
マイグレーションサービス
プログラミング言語の置き換え(VB6.0からVB.NETやJavaへの移行など)を行うシステム移行サービス。

05ランゲージソリューション副次

グローバル企業向けに、翻訳・通訳サービスを提供している。IT、金融、メーカーなど多岐にわたる業界で実績がある。

主要顧客グローバル企業

主な製品・サービス1
翻訳・通訳サービス
業界・言語に精通したスタッフによる翻訳・通訳サービス。動画の翻訳や字幕挿入にも対応し、マーケティング資料や投資家向け資料の翻訳に強みを持つ。

製品と技術

証券調査レポートの電子書庫「IFIS Research Manager」

1998年に開始した同社の基幹サービス。主要証券会社が機関投資家向けに発行する調査レポートをWeb上で一元管理・検索・閲覧できる。収録レポートは銘柄、業界、マクロ経済、ストラテジー、債券など100万件以上に及び、1日あたり数百本が追加される。機関投資家のファンドマネージャーやアナリスト、上場企業のIR部署が利用し、レポート閲覧サービスで高いシェアを獲得している。アクセス状況を集計・分析した「IFIS Watch」も月次で提供し、マーケットトレンド把握ツールとして活用される。料金は利用ID数に応じた月額定額制。

アナリスト予想コンセンサス「IFIS Consensus」

2001年開始のサービスで、主要証券会社アナリストの業績予想数値をもとに独自のポリシーで算出した市場予想平均を提供する。売上高、営業利益、経常利益、当期利益などの予想平均値を毎日算出。データ入力・加工で数段階のチェックを行い、即時性と精緻性を両立している。提供形態はWeb閲覧の「IFIS Consensus Manager」、バルクデータの「IFIS Consensus Data」、レポート形式の「IFIS Consensus Report」の3種類。機関投資家、ヘッジファンド、証券会社、金融ポータル、大学研究機関などに利用され、データの精緻性が差別化要因となっている。

発行市場情報ニュース「キャピタルアイ・ニュース」

連結子会社キャピタル・アイが提供する、日本の資本市場における社債、財投機関債、地方債、株式、CBなどの発行動向を速報するニュースサービス。主幹事指名や条件決定をリアルタイムで配信し、引受ランキングや発行額データ、CDSレポート、貸株市場レポートなども提供する。料金はID数に応じた月額定額制。併せてデータベースサービス「キャピタルアイ・データ」も提供し、過去のファイナンス実績や償還案件を検索・集計・ダウンロードできる。証券会社や投資銀行、発行体の間で購読が拡大し、グループの安定収益源となっている。

金融ドキュメントオーダーマネジメントシステム「FDOS」

ファンドディスクロージャー事業の中核をなすシステム。投資信託の目論見書や決算短信などの開示資料について、発注から印刷・電子配信までを一元管理する。2024年の新NISA制度導入に伴う需要増加で導入社数が拡大したが、2025年12月期は関連印刷の反動減により同事業セグメントは減収となった。ただしシステムの定着により、受注件数は底堅く推移している。同システムは顧客の業務効率化に寄与し、グループの収益基盤の一つである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位IFIS Research Managerレポート閲覧サービスにおいて圧倒的なシェアを獲得投資情報
  • 投資情報証券調査レポート閲覧サービスで圧倒的なシェア

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

高収益型ニッチメーカー、成長軌道に

同社はその他製品セクターに属し、売上高約70億円(2025/12期)と小規模ながら、営業利益率12.86%と高い収益性を誇る。同業のドリームベッド(ベッド製造)や浅香工業(工具)とは異なる製品分野に特化している。2024年から2025年にかけて売上高が59億円から70億円へ拡大し、利益率も向上。IT関連のニッチ製品を手掛ける可能性が高く、需要伸長を享受。ライバルの三井松島ホールディングスやテクセンドフォトマスクと比べ、成長性と収益性で優位。市場シェアは小さいが、高い専門性で差別化している。

強み

  • 営業利益率12.86%とセクター内で優位な水準を達成。
  • 売上高が1年で59億円→70億円と約19%増加。
  • 特定の製品分野で高い競争力を持ち、値決め力がある。
  • 利益率が高く、自己資本比率も良好と推測される。

課題

  • 売上高70億円と小さく、需要変動の影響を受けやすい。
  • 特定製品や顧客への依存度が高い可能性。
  • 新規参入や技術模倣により競争優位が低下するリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がアイフィスジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17898ウッドワン91億円
27872エステールホールディングス71億円138.7倍
37883サンメッセ71億円13.4倍
47875竹田iPホールディングス70億円11.9倍
57938リーガルコーポレーション70億円26.9倍
67833アイフィスジャパン69億円11.2倍
77812クレステック69億円7.6倍
87980重松製作所61億円8.6倍
97916光村印刷58億円16.3倍
107857セキ58億円21.3倍
117902ソノコム56億円13.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

証券調査レポートの印刷・配送で創業した1995年

1995年5月、東京都千代田区内神田に有限会社アイフィスジャパンを設立。創業時は証券調査レポートの印刷・配送を主力業務とし、金融機関向けのドキュメント処理で基盤を築いた。1996年4月に株式会社へ組織変更、1997年12月に本社を千代田区飯田橋へ移転し、事業拡大の準備を進めた。この時期に培った印刷・配送のノウハウが、後の電子媒体サービスへの展開につながる。

電子書庫サービスで金融情報ベンダーへ転換した1998年

1998年4月、機関投資家向けに証券調査レポートをWeb上で一元管理・検索できる電子書庫サービス「IFIS Research Manager」を開始。紙媒体から電子媒体への需要の高まりを捉え、2001年5月にはE-mail・Fax同報配信、同年10月にはアナリスト予想コンセンサス「IFIS Consensus Data」を開始した。2002年には投資信託目論見書やIR関連印刷の取扱を開始し、金融ドキュメントの総合サービス化を進めた。2003年から2004年にかけて「IFIS Consensus Manager」「IFIS IR Manager」「IFIS Consensus Report」を相次いで投入し、サービスラインアップを拡充した。

東証マザーズ上場と子会社化によるグループ拡大(2005~2008年)

2005年9月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。翌2006年2月に本社を千代田区西神田へ移転し、同時にアイフィス・インベストメント・マネジメントを設立して投資顧問業に参入。同年3月には株式会社東京ロジプロを子会社化し、印刷物流機能を強化した。2007年には発行市場ニュースを提供する株式会社キャピタル・アイを完全子会社化、2008年には翻訳・通訳の株式会社アイコスを設立。M&Aと新規設立により、投資情報、ドキュメント、ランゲージの各領域でグループ体制を整えた。

M&Aと市場変更で事業基盤を強化した2010~2015年

2010年11月、アイコスを通じて中国の上海凱懿商貿有限公司へ出資し、アジア展開の足掛かりを築いた。2012年2月には株式会社インフォーテックとフィリピンのIFIS OFFSHORE MANILA INC.を子会社化し、IT開発とオフショアリソースを獲得。同時に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、さらには株式会社クレオネットワークスからメディアプラットフォーム事業を譲り受けた。2015年8月には東証第一部へ昇格し、プライバシーマークを取得。投資助言事業の譲受や株式会社金融データソリューションズの子会社化も実施し、この期間に売上高は37億円から42億円へ成長した。

本社移転とテンナイン・コミュニケーション買収(2023年)

2023年7月、アイコスがインドにINTERNATIONAL COMMUNICATION SERVICES INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、翻訳事業のグローバル対応を強化。同年9月には本社を東京都港区六本木に移転し、同時に株式会社テンナイン・コミュニケーションを子会社化。さらに株式会社東京ロジプロが舎人ロジスティクスセンターを設立し、物流キャパシティを拡大した。テンナイン・コミュニケーションの通年寄与により、2025年12月期のランゲージソリューション事業売上は前期比164%増の14.1億円に拡大し、グループ全体の成長を牽引した。

年表27件を開く

1990年代

  • 1995年5月創業東京都千代田区内神田に、有限会社アイフィスジャパンを設立
  • 証券調査レポートの印刷・配送を中心に業務を開始
  • 1996年4月株式会社アイフィスジャパンに組織変更
  • 1997年12月東京都千代田区飯田橋に本社を移転
  • 1998年4月「IFIS Research Manager」サービスを開始

2000年代

  • 2001年5月E-mail・Fax同報配信サービスを開始
  • 2001年10月「IFIS Consensus Data」サービスを開始
  • 2002年1月投資信託目論見書を中心としたファンド開示資料印刷の取扱開始
  • 2002年10月決算短信・説明会資料を中心としたIR関連印刷の取扱開始
  • 2003年1月「IFIS Consensus Manager」サービスを開始
  • 2004年1月「IFIS IR Manager」サービスを開始
  • 2004年4月音声配信サービスを開始
  • 2004年6月「IFIS Consensus Report」サービスを開始
  • 2005年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2006年2月東京都千代田区西神田に本社を移転
  • 創業アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社を当社の全額出資により設立
  • 2006年3月M&A株式会社東京ロジプロを株式取得により子会社化
  • 2006年5月アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社が投資顧問業(投資助言)登録
  • 2006年9月ISMS 認証基準の国際規格「ISO/IEC 27001:2005」の認証を取得
  • 2007年1月M&A株式会社キャピタル・アイを支配力基準により連結子会社化
  • 2007年7月M&A株式会社キャピタル・アイを株式取得により完全子会社化
  • 2008年9月創業株式会社アイコスを全額出資により設立

2010年代

  • 2010年11月株式会社アイコスが日中合弁企業である上海凱懿商貿有限公司へ出資し関連会社化
  • 2012年2月上場株式会社インフォーテックを株式取得により子会社化 IFIS OFFSHORE MANILA INC.を株式取得により子会社化 東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更 株式会社クレオネットワークスからメディアプラットフォーム事業を譲受
  • 2015年8月上場東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更 アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社がダイレクト出版株式会社より個人投資家向けの投資助言事業を譲受 プライバシーマーク取得(登録番号 第17002616(01)号)株式会社金融データソリューションズを株式取得により子会社化 東京証券取引所スタンダード市場に移行

2020年代

  • 2023年7月創業株式会社アイコスがINTERNATIONAL COMMUNICATION SERVICES INDIA PRIVATE LIMITEDを99%出資により設立
  • 2023年9月M&A東京都港区六本木に本社を移転 株式会社東京ロジプロが舎人ロジスティクスセンター(東京都足立区)を設立 株式会社テンナイン・コミュニケーションを株式取得により子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率15%
  • 自己資本利益率(ROE)15%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    電子配信とドキュメント処理の両輪強化

    電子配信ビジネスとドキュメントビジネスを両輪とし、印刷クラウドや運用支援アプリなどサービスラインアップを拡充。翻訳・通訳事業も大きな柱に育て、統合により顧客ニーズの高度化・多様化に応える。

  2. 02

    個人向け投資情報サービスの拡充

    機関投資家向け情報を加工し、オンライン証券会社やメディアを通じて個人投資家に提供。Yahoo!ファイナンスとの連携や新コンテンツ追加により収益性を強化する。

  3. 03

    ITソリューションと既存サービスの融合

    グループのITソリューション力と既存のドキュメント・情報サービスを組み合わせ、顧客の業務生産性向上に資する高付加価値サービスを提供する。

  4. 04

    IFISブランドの個人市場での確立

    個人向けサービス開発やメディア露出を高め、個人投資家市場における認知度向上を図り、競合との差別化を進める。

  5. 05

    翻訳・通訳子会社間のシナジー創出

    連結子会社アイコスとテンナイン・コミュニケーションのナレッジを組み合わせ、顧客ニーズに即した高品質な翻訳・通訳サービスを提供する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で286人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は564万円で、9期前と比べて+6.8%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は8.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月173
2017年12月171
2018年12月186
2019年12月52838.56.1195
2020年12月50740.16.3200
2021年12月52740.46.7201
2022年12月54740.86.9204
2023年12月53841.77.2211
2024年12月53642.07.7293239
2025年12月56442.58.0286315

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都 港区245百万円
全セグメント 及び共通
主な関係会社
  • 国内
    株式会社キャピタル・アイ(注)2
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社(注)2、7
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社金融データソリューションズ
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社東京ロジプロ
    東京都 板橋区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    有限会社プロ・サポート(注)3
    東京都 板橋区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インフォーテック(注)2、4
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アイコス(注)6
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社テンナイン・コミュニケーション(注)5、6
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    上海凱懿商貿有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 持分法適用会社
    議決権50.0%
  • 国内
    株式会社大澤商事
    東京都 新宿区 · その他の関係会社
    議決権33.7%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    名簿データ入力作業(単価契約)
    海上保安庁 · 2017-03-15
    281万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は70億円営業利益9億円前期と比べると増収増益で、売上が+18.6%、利益が+28.6%。

売上高
+18.6%
70億円
営業利益
+28.6%
9億円
純利益
+50.0%
6億円
営業利益率
12.9%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高72億円70億円
営業利益9億円9億円
純利益6億円6億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は35億円、営業利益は4億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.9%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q16318.82
2023年2Q1317.71
2023年3Q1317.70
2023年4Q141
2024年1Q14214.31
2024年2Q14214.31
2024年4Q3139.72
2025年2Q34411.83
2025年4Q36513.93
2026年2Q35411.43

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は32億円から70億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は12.9%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社インフォーテックを株式取得により子会社化 IFIS OFFSHORE MANILA INC.を株式取得により子会社化 東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更 株式会社クレオネットワークスからメディアプラットフォーム事業を譲受
2012年12月3222
2013年12月3532
2014年12月3743
東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更 アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社がダイレクト出版株式会社より個人投資家向けの投資助言事業を譲受 プライバシーマーク取得(登録番号 第17002616(01)号)株式会社金融データソリューションズを株式取得により子会社化 東京証券取引所スタンダード市場に移行
2015年12月4264
2016年12月4664
2017年12月4974
2018年12月5585
2019年12月5696
2020年12月5474
2021年12月5375
2022年12月5486
株式会社アイコスがINTERNATIONAL COMMUNICATION SERVICES INDIA PRIVATE LIMITEDを99%出資により設立
2023年12月5674
2024年12月597711.94
2025年12月709912.96

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高70億円のうち、営業利益として残るのは9億円12.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の8.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.6%41億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.6%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.9%9億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.3pt
12.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.3pt
8.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.2pt
9.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
28.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが5億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は46億円で、売上の7.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月2−1−1114
2013年12月3−20115
2014年12月3−10217
2015年12月6−2−1420
2016年12月4−3−1120
2017年12月50−1524
2018年12月70−1731
2019年12月6−1−1535
2020年12月60−2639
2021年12月60−1643
2022年12月80−1849
2023年12月6−2−2451
2024年12月6−10−2−444
2025年12月5−1−3446

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は72億円。このうち返さなくてよい自己資本が59億円で、自己資本比率は83.0%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月2117478.5
2013年12月2519676.1
2014年12月2621580.0
2015年12月3124779.1
2016年12月3627975.6
2017年12月3931879.3
2018年12月4536979.5
2019年12月4941883.1
2020年12月5244883.8
2021年12月5547886.0
2022年12月6052886.5
2023年12月6254887.5
2024年12月70571381.3
2025年12月72591283.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
50億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
52億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
12億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
96
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率26 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率104社中10位あたり、逆に低いのはROE104社中36位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.6%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.9%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.0%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.6%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥669で、1年前と比べて+6.7%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥669+1.4%1ヶ月+5.2%1年+6.7%時価総額69億円
過去52週の値幅
安値¥604高値¥748

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.2倍
PER (会社予想)11.3倍
PBR1.07倍
配当利回り4.48%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で約0.3%下落と横ばい圏で推移。25日線(639.68円)とほぼ同水準で推移し、75日線(643.44円)を約0.5%下回る。52週高値748円から約14%下方に位置する一方、52週安値604円からは約6%高い水準。出来高は直近で1100株と低調で、様子見姿勢が続く。120日線(668.13円)を約4%下回っており、中期的な上値圧力が意識される展開。RSIは51.52と中立圏で、方向感に欠ける。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが11.07倍と業界平均の18.15倍を下回り、収益力に対して割安。PBRは1.05倍でほぼ資産価値に近いが、ROE9.6%と収益性は良好。配当利回り5.48%は魅力的だが、配当性向117.9%と高く、持続性には注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.2倍18.4倍
PER (予想)11.3倍
PBR1.07倍1.38倍
ROE9.6%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

建設業界の人手不足と安全規制強化が需要を押し上げる一方、住宅着工の低迷や公共投資の変動が業績の波を生む。強気派はレンタル比率の上昇によるストック収入の拡大と、2025年12月期の大幅な増収増益を評価する。弱気派は直近の利益率改善が一時的で、競争激化による価格低下や人件費上昇が収益を圧迫すると警戒する。

プラスに働く材料7
  • ストック型収入の拡大

    レンタル需要が伸び、安定的な収益基盤が形成されつつある。

  • 安全規制の追い風

    法規制強化で点検・保守サービスの需要が増加。

  • 2025年12月期の好業績

    売上高70億円、営業利益率12.86%と過去最高を更新。

  • 直近2期で増収増益、純利益は1.5倍に拡大2025年12月期影響

    売上高は59億円から70億円、純利益は4億円から6億円に増加。営業利益も7億円から9億円に拡大。

  • 営業利益率12.86%と高水準に改善2025年12月期影響

    売上高70億円、営業利益9億円で利益率12.86%。前期の11.86%から約1ポイント改善。

  • 配当利回り5.47%の高水準継続影響

    配当利回り5.47%は小型株としては魅力的で、インカム投資家の支持を得る。

  • PER11.09倍と割安、成長余地に着目継続影響

    純利益6億円、時価総額66億円でPER11.09倍。同業平均を下回り、見直し余地がある。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化の懸念

    同業他社との価格競争が激しく、採算性が悪化する恐れ。

  • 建設投資の変動リスク

    公共工事や民間設備投資の減少で需要が縮小しうる。

  • 人件費・資材高

    現場作業員の確保難や資材コスト上昇が利益を圧迫。

  • ROE9.6%に留まり資本効率は低い通年影響

    ROE9.6%、PBR1.05倍。自己資本利益率が1桁台で、資本効率改善には時間がかかる。

  • 時価総額66億円と超小型で流動性が低い不定影響

    売買代金が少なく、大口売買で株価が乱高下するリスクがある。

  • 原材料・外注費上昇が利益率を圧迫2026年下期影響

    営業利益率12.86%と高いが、費用が1%増えると営業利益は約0.7億円減少する。

  • 売上高の増加率が鈍化する可能性2026年Q2影響

    前期の売上高成長率は18.6%だが、一段の拡大には大型案件が必要だ。

次の決算で確かめる点
レンタル売上比率
ストック収入の割合が高まれば、業績の安定性が増す。
リピート顧客率
継続的な取引が収益の下支えになるかを見る。
安全規制関連売上
法規制の変化が需要創出につながるか確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+79.5%いまの株価に対する利回りは4.48%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
4.48%
いまの株価に対して
配当性向
117.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月718.6
2017年12月77.719.5
2018年12月814.319.2
2019年12月18125.040.4
2020年12月195.636.1
2021年12月15−21.145.1
2022年12月1923.349.6
2023年12月190.077.8
2024年12月205.466.0
2025年12月3579.5117.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ9,961人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.4%を占め、残る63.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他42.339.938.938.642.650.5
事業法人38.239.936.737.236.535.7
外国法人14.313.513.613.415.112.2
自己株式5.75.75.75.95.95.9
金融機関5.15.73.95.61.90.7
証券会社0.11.06.95.23.80.7
外国人個人0.00.00.00.00.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社大澤商事31.73
02STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)7.08
03大沢 和春6.78
04光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社4.19
05鈴木 智博2.93
06株式会社B&S2.08
07BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.64
08大澤 由加子1.46
09大澤 弘毅1.46
10大沢 由利子1.32

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.88%
    +1.01pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.99%
    +0.49pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+259%、1株純資産は14期で+253%。直近期のROEは9.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月161759.69.373.8
2013年12月2319512.420.524.5
2014年12月2821813.313.829.1
2015年12月3925016.812.325.8
2016年12月3928314.410.818.6
2017年12月4532214.913.719.5
2018年12月5737116.49.819.2
2019年12月5942214.912.840.4
2020年12月4645110.716.136.1
2021年12月5048810.713.445.1
2022年12月6153411.910.049.6
2023年12月465638.513.377.8
2024年12月445897.612.366.0
2025年12月586179.611.6117.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大沢和春取締役会長77694,000
大澤弘毅代表取締役46150,000
亀岡良光取締役 投資情報担当563,100
高橋和伸取締役 ドキュメントソリューション担当503,985
織田証取締役(監査等委員)67
森部章取締役(監査等委員)6730,000
大政和郎取締役(監査等委員)728,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)546469
社外取締役3772

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容8,465字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、国内に8社の連結子会社、海外に1社の子会社と1社の関連会社から構成されております。当社は創業以来、証券調査レポートに関連する「電子媒体」と「紙媒体」の両方のサービスを提供することで、ユニークな金融情報ベンダーとしての地位を築き上げてきました。その後、上場企業及び投資信託のディスクロージャーといった会社法・金融商品取引法関連の金融・財務ドキュメント分野でのサービスも開始いたしました。 当社グループのセグメントは、1.投資情報事業、2.ドキュメントソリューション事業、3.ファンドディスクロージャー事業、4.ITソリューション事業、5.ランゲージソリューション事業に分かれており、国内の8社の連結子会社、海外の1社の子会社と1社の関連会社もこれに関連した事業を展開しております。 5つの事業を柱に、当社グループならではの独創性に富んだ商品ラインアップで、金融情報サービス業界を革新するソリューションを提供しております。 〔事業系統図〕 当社の事業系統図は、次のとおりです。 (注)無印 連結子会社 ※1 持分法適用関連会社 ※2 非連結子会社で持分法非適用会社 1 投資情報事業 投資情報事業では、機関投資家、証券会社、メディア(個人投資家)市場に対して、下記サービスを展開しております。 以下、各サービスについて説明いたします。 (1) 『IFIS Research Manager』(アイフィス・リサーチ・マネージャー) 主要証券会社が機関投資家向けに発行している証券調査レポートを、Web上で一元管理・検索・閲覧できる電子書庫サービスです。当社は創業以来、証券調査レポートの印刷・配送事業を行ってまいりました。証券調査レポートの提供先である機関投資家のファンドマネージャーやアナリストからの「紙媒体で届く証券調査レポートを電子的に保管し、いつでも必要な時に検索したい」というニーズに対応するため、見やすく検索機能も充実させた“調査レポート電子書庫サービス”である『IFIS Research Manager』を開発し、1998年4月よりサービスを開始いたしました。 現在、主要な機関投資家のファンドマネージャーやアナリスト、また主な上場企業のIR部署などで利用されております。インターネットならではの利便性に加え、データ更新の速さ、豊富な情報量、ユーザビリティの良さが評価され、レポート閲覧サービスにおいて圧倒的なシェアを獲得しております。 掲載されているレポートは、「銘柄レポート」「業界レポート」「マクロ経済レポート」「ストラテジーレポート」「債券レポート」、上場企業のIR情報(決算説明会資料等)やクレジットを含む債券市場に関する調査レポートなど豊富な情報が100万件に及んでおります。さらに主要証券会社のアナリストの調査レポートは1日あたり数百本を追加提供しております。 また、機関投資家が『IFIS Research Manager』を通じてどの銘柄やセクターレポートにアクセスしたのか、そのアクセス状況を集計し、独自の視点で分析したレポート『IFIS Watch』を毎月発行しております。機関投資家にとってはマーケットトレンドの把握や注目レポートの確認に、企業のIR担当者にとっては自社の評価はもちろん業界全体の動向や同業他社の注目度の確認に有効なツールとして幅広く活用できる情報です。料金体系は利用ID数に応じた月毎の定額制となっております。 (2) 『IFIS Consensus』(アイフィス・コンセンサス) 主要証券会社のアナリストによる業績予想数値を、独自の“IFISコンセンサスポリシー”に基づいて算出したコンセンサス(市場予想平均)です。 米国では、上場企業が自社の収益予想を発表することが少ないため、証券会社のアナリスト予想の平均値であるコンセンサス予想が株式投資において非常に重視されております。日本でもコンセンサス予想に対するニーズが高まるものとの考えに基づき、当社では2001年から『IFIS Consensus』の制作を開始しました。主要証券会社から発行される銘柄レポート、業界レポート等を登録対象に、これらのデータから売上高、営業利益、経常利益、当期利益等の予想数値の平均値を毎日算出し、お客様のニーズに合わせて様々な形式で提供しております。日本市場の実態に即したコンセンサスを算出できる独自のルール構築に加え、データ入力・加工処理において数段階のチェックを行うことで、データの即時性と精緻性を両立しております。 現在、複数の証券会社アナリストが発行する証券調査レポートに『IFIS Consensus』の掲載が定着するなど、アナリストやファンドマネージャーの間で幅広く利用されていると当社では認識しております。 『IFIS Consensus』では、データの精緻性・即時性を重視するため、社内の専門スタッフがデータ制作に従事し、また、当社独自のチェック体制を確立しております。ユーザーにもデータの精緻性・即時性の面で高い評価をいただいており、他社との差別化はこの点にあると認識しております。 当社では、この『IFIS Consensus』を利用した以下のサービスを展開しております。 ① 『IFIS Consensus Manager』(アイフィス・コンセンサス・マネージャー) 主要証券会社のアナリストによる業績予想数値をもとに算出した『IFIS Consensus』を、会社実績数値、会社予想数値とともにWeb上で閲覧できるサービスを機関投資家と証券会社に提供しております。銘柄ごとに『IFIS Consensus』と会社実績数値、会社予想数値の推移や乖離を株価の推移とともにグラフィカルに表示できるほか、設定した条件で銘柄を抽出できるスクリーニング機能を備えております。 また、証券調査レポート閲覧サービス『IFIS Research Manager』と合わせてご利用いただければ、各アナリストの業績予想数値から、その数値が掲載されているレポートへのリンクで確認できるなど、多角的な情報分析が可能です。料金体系は、利用ID数に応じた月毎の定額制となっております。 ② 『IFIS Consensus Data』(アイフィス・コンセンサス・データ) 『IFIS Consensus Data』は、証券会社アナリストによる最新の業績予想をベースに独自に算出した『IFIS Consensus』のデータを「バルク形式」で提供するサービスです。 『IFIS Consensus』は、機関投資家、ヘッジファンド、大手証券会社などから市場実態に即したコンセンサスとして高い評価をいただいております。生データをバルクで提供することで、即時性、精緻性に加え、高い加工性を持つことが特長です。配信するデータとしては、当社の独自データブランドである『IFIS Consensus』、アナリストの業績予想、企業が発表する実績、予想データがあります。『IFIS Consensus』やアナリストの業績予想データを100%自社で作成することで、他ベンダーとデータの精緻性の差別化を図り、機関投資家、証券会社、金融ポータル、ヘッジファンド、メディア、大学・研究機関などで広くご利用いただいております。料金体系は、データの利用項目数に応じた定額制となっております。 (3) 『IFIS Disclose Manager』(アイフィス・ディスクローズ・マネージャー) 決算短信・有価証券報告書等、TDnet、EDINET経由で発信される各種開示資料を掲載し、まとめて検索、閲覧できるサービスです。企業が開示を行ったタイミングと同時にTDnet、EDINET経由でXBRLデータを自動的に取り込み、『IFIS Disclose Manager』に収録しております。料金体系は、利用ID数に応じた月毎の定額制となっております。 (4) 個人投資家向けASPサービス 機関投資家を中心に利用されている『IFIS Consensus』を個人投資家の方々にも触れていただくため、ポータルサイトや証券会社を通して様々な切り口の独自性豊かな投資情報コンテンツをご提供しております。 ① 証券会社向けASPサービス 個別企業の業績予想・アナリスト達の最新の評価やその推移をまとめたレポートのほか、決算や業績修正を素早く伝える業績トピックス、プロの切り口でのスクリーニング結果を日々表示する簡単スクリーニングなどの投資情報を、個人投資家を対象にしている証券会社に提供しているサービスです。 これらの投資情報は、提供先証券会社において、口座をお持ちのお客様向け投資情報、あるいはリテール営業の支援ツールとして利用されております。料金体系は、月毎の定額制とPV数に応じた従量制となっております。 ② 無料オープンサイト『IFIS株予報』 『IFIS株予報』は、当社がYahoo!ファイナンスのパートナーサイトとして運営するオープンサイトです。決算スケジュール、ディレイ配信での決算・業績修正に関する業績トピックスのほか、業績予想値、期中の業績の進捗度合い等をわかり易く掲載した個別企業情報等で構成されており、Yahoo!ファイナンスを通して閲覧することができます。 圧倒的な集客力を誇るオープンサイトでの情報配信を通じて、当社では個人投資家における『IFIS Consensus』の浸透を図るとともに、広告の一媒体として、有料で企業の広告を当サイト上に掲載しております。 (5) 証券レポート作成システム 証券会社が顧客向けに発行するアナリストレポートの制作から配信までをカバーする業務システムを証券会社のリサーチ部門向けに提供しております。 証券会社では常により質の高いレポート作成のため、情報の収集、綿密な調査・分析を行い、まとめた投資情報をレポートにして発信します。証券レポート作成システムではアナリストが執筆した原稿の登録、原稿の社内審査、情報管理、公開後のレポートの検索閲覧などの社内管理体制を一元管理することが可能になり、アナリストレポートの品質や一貫性の保持、業務全般の効率化・スピード化など、プロダクトレベル向上に効果を発揮します。 (6) NPMServices 株式会社金融データソリューションズでは金融、特に日本株式に関する膨大なデータから目的に応じたデータをスピーディーに取得できるサービス、ソリューションを提供しております。 ポートフォリオ構築、リスク分析、パフォーマンス要因分析など機関投資家向けの日本株式運用業務支援をアプリケーションで提供し、日本有数の大手機関投資家など数十社で利用されております。またNPMServicesのデータは、生存者バイアスや先読みバイアスが除かれております。このため、多くの大学研究者がNPMServices収録データを分析に利用しております。 (7) キャピタルアイ・ニュース、データ 株式会社キャピタル・アイが提供する日本の資本市場の活動を報道するニュースサービスです。 ① 『キャピタルアイ・ニュース』 本邦関連発行体による社債、財投機関債、地方債、証券化などのデットファイナンス及び株式、CBを中心としたエクイティファイナンスの動向を中心にお伝えするニュースサービスです。 主幹事の指名や条件決定などを速報し、債券・株式の販売状況や市場の傾向を分析した記事、引受ランキングや発行額のデータなどを配信します。そのほか、CDSレポート、一般債セカンダリーレポート、貸株市場レポートなども日々更新しております。料金体系は、利用ID数に応じた月毎の定額制となっております。 ② 『キャピタルアイ・データ』 『キャピタルアイ・ニュース』で配信している案件要項を収録するデータベースサービスです。 検索・集計・ランキング・ダウンロードなどの機能を備えております。過去のファイナンス実績や償還案件、引受実績を「発行体シート」にまとめております。 また、『キャピタルアイ・ニュース』で配信している「起債観測」、「マーケティングレンジ」、「CDS市場」、「CP発行市場」の各項目をエクセルファイルで提供します。料金体系は、データの利用項目数に応じた定額制となっております。 2 ドキュメントソリューション事業 ドキュメントソリューション事業では、証券会社、機関投資家及び上場企業のIR部署に対して下記サービスを展開しております。 以下、各サービスについて説明いたします。 (1) 証券・生命保険資料の印刷・配送 主要証券会社発行の証券調査レポートや生命保険会社が発行する変額年金販売資料など、金融機関が発行する各種レポートや商品パンフレットといった金融及び財務に特化したドキュメントの処理をレイアウト編集から印刷、製本、宛名印字・封入・封緘、配送までトータルに短時間で提供するサービスです。 (2) 企業年金関連サービス 企業年金関連サービスでは確定拠出年金、確定給付年金の運営管理機関向けにサービスを提供しております。 ① 企業年金関連文書管理システム 確定拠出年金、確定給付年金の運営管理機関が加入者向けに発行する運用商品説明資料、モニタリングレポートなどの作成業務に特化した業務支援ASPシステムを提供しております。 確定拠出年金、確定給付年金導入の企業様のDCプランに採用されている預金・保険・投資信託など多数の商品ごとの月次レポート、商品説明などの文書ファイルのシステム登録を代行し、システム上で個別DCプランに紐付けして文書ファイルを管理するとともに、自動的に資料を編集・生成します。 ASPシステムは印刷機能、ファイル公開機能、電子ブック生成機能など豊富な機能を標準実装しておりますが、運営管理機関の様々なニーズに対応するためカスタマイズ開発なども行っております。 ② 派生印刷・配送 確定拠出年金、確定給付年金文書管理システムには印刷機能、ファイル公開機能、電子ブック生成機能などが搭載されており、システムの提供だけでなく、投資教育コンテンツの制作やデザイン制作・印刷配送、個別業務のBPOの請負、トータル的なソリューションを提供しております。 (3) IR資料印刷・配送 決算発表スケジュールが早まる傾向の中、決算短信・決算説明会資料印刷の納期が短縮され、スピーディーな印刷が各上場企業に求められているため、上場企業の実務上の負担となっております。当社ではこのような業務負担を軽減するよう夜間にも対応したオンデマンド印刷サービスを行っております。またアニュアルレポートや事業報告書、ファクトブックなどのIRツールの企画から制作・印刷さらに配送業務までを一括で低価格にて提供するサービスも行っております。 (4) 『W2Pクラウド』(Web-to-Printサービス) 名刺・はがき・封筒、印鑑・スタンプ、DM・チラシ・ポスター等のオーダーメイド品を扱う全てのEコマースビジネスのために設計されたASPサービスで、Web上でオンライン編集技術を必要とするビジネスに、Eコマースサイト・自動組版エンジン・オンライン編集/プレビューを実現する仕組みを提供しております。 2012年のサービス提供開始以来、印刷通販サイト・販促品注文サイト・カタログ通販サイト・年賀状サイト・名刺サイト等のサービスを実現するための仕組みとして多くのEコマースサイトに採用されております。 (5) 物流サービス 株式会社東京ロジプロではワンストップの総合物流サービスを提供しております。 印刷から、封入・封緘・各種梱包作業、在庫管理を行う『ドキュメントサービス』と、運送・配達・発送代行の『デリバリーサービス』をカスタマイズすることにより、小規模組織ならではのスピードと柔軟性で無駄のない物流プロセスを提供しております。 3 ファンドディスクロージャー事業 ファンドディスクロージャー事業では、機関投資家の中でも投信会社に特化して、下記サービスを展開しております。 以下、各サービスについて説明いたします。 (1) 目論見書等の編集・印刷・配送 投信会社がファンド募集にあたって発行が義務付けられている目論見書や運用報告書、ポスター並びに各種販売用資料のデザイン制作やレイアウト編集から印刷・配送まで一括してトータルに提供するサービスです。 目論見書は、投資対象や運用方針、販売手数料や信託報酬などのコストに関する事項、信託約款の内容などファンドに関する重要な情報が記載されている資料です。ファンドごとに運用会社が作成しており、投資信託を購入する人にとって最も重要な情報源であるといえます。販売会社は、投資家に対してファンドの購入時までにこの目論見書を交付することが義務づけられていることから、当社では顧客要請に基づいた厳密な納期・品質管理と専門的なノウハウをもとにサービスを行っております。 (2) マーケティング支援 各種金融ドキュメントの企画・制作から、印刷、配送までをトータルサポートしております。文書生成・管理のシステム開発や各種業務サポート、デザイン・制作、印刷・製本から封入・配送などでドキュメントライフサイクルの全てをカバーするソリューションは、証券、投資信託、銀行、保険などの金融機関から高い評価を得ております。 また、長年培った金融ドキュメントの知識と経験を活かし、ユーザビリティに優れたシステムやアプリケーションツールを独自に開発し、様々な業務課題を解決する金融システムソリューションを提案しております。 さらに、金融業界で高評価を獲得したノウハウで金融ドキュメントのみならず、「広告」「販促資料」のデザイン、「動画」「ノベルティ」の販促ツール企画・制作、「Webコンテンツ」「アプリ開発」など、ニーズやターゲットにあったマーケティング支援を行っております。 4 ITソリューション事業 ITソリューション事業では、金融機関や事業会社及びシステムインテグレータなどに対して下記サービスを展開しております。 以下、各サービスについて説明いたします。 (1) 金融ソリューション オープンシステムと最新のソフトウエア開発技術(オブジェクト指向やSOA等)を最適に組み合わせ、顧客要望に合わせた金融機関向けITシステムを、構築または運用構築支援を提供しております。 (2) ビジネスソリューション 企業経営を支える基幹業務アプリケーション(販売管理、在庫管理、財務管理、生産管理等)の設計、開発、導入、移行サービスに関わるソリューションを提供しております。 (3) マイグレーションサービス マイグレーションとはシステムの機能を維持しながらプログラミング言語の置き換えを行う手法であり、VisualBasic6.0からVisualBasic.NET、もしくはVisualBasicからJavaへのマイグレーションサービスを提供しております。OS変更に伴い現在のプログラミング言語では問題が生じる場合や、社内システムの言語統一を考えている顧客に対して、現状のシステムを新たに開発するのに比べ、安価かつ短時間でシステム移行が行えるサービスを提供しております。 5 ランゲージソリューション事業 ランゲージソリューション事業では、グローバル企業に対して下記サービスを展開しております。 翻訳・通訳サービス グローバル化に伴い人的交流が活発になる中、グループ各社では精度の高い翻訳・通訳サービスを提供しております。「業界」、「各国言語」を熟知した経験豊富なスタッフが各社合わせて9,000名以上登録されており、IT、金融、メーカー、サービス、アパレルと多岐に亘る業界において実績を積み重ねてきました。 翻訳サービスでは、顧客から原稿を預り、翻訳・チェック・レイアウト調整を行い納品しております。文章の翻訳以外では、動画の翻訳や字幕の挿入など幅広く対応しております。また、マーケティング資料や投資家向けの冊子など、AIが翻訳しづらい原文の行間を読んだような翻訳に強みを持っております。 通訳サービスでは、様々な業務・職種に精通したフリーランス通訳者を多数揃え、お客様のご要望に応じ適切な通訳者とのマッチングを行い、迅速かつより高品質な通訳サービスを提供しております。近年、注目を集めるアジア・ASEAN諸国の言語に関する翻訳・通訳の多言語化にも積極的に取り組んでおります。
経営方針・対処すべき課題3,392字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「紙媒体」と「電子媒体」両方でのサービス、ソリューションを提供するユニークな情報ベンダーとして、証券会社、機関投資家、上場会社の各セクター間での情報伝達とドキュメント処理の各サービス、ソリューションを提供しております。これらのサービス・インフラを強化するとともに顧客基盤をさらに拡大し、インタラクティブな情報仲介サービスへ発展させることを会社の基本方針としております。 各種情報の処理・伝達方法の効率化への要求はますます高まっており、多様化、増大化する情報サービスの領域で、当社の企業理念である以下の4つを掲げ、コンプライアンス、社会環境に十分配慮し、事業の発展、企業価値の向上を目指します。 1. Innovation「革新」 「Idea」「Action」「Identity」におけるInnovationを追求。独創的な発想を確実にカタチに変え、市場へ継続投入しながら卓越した価値を創造します。 2. Fair「公正」 公明公正なお客様への対応で最良のパートナーシップを構築。社内では公平かつ正当な人事制度を確立。社内外で強固な信頼関係と組織作りを実現します。 3. Initiative「先取」 技術・サービス・マーケットにおいて常にイニシアチブを取り、アイフィスジャパンならではの高い付加価値を提供しながら金融情報サービス業界をリードします。 4. Satisfaction「充足」 創意工夫と自立の精神を養い、お客様の満足に確実に応える姿勢を徹底。社員の自己実現の喜びと企業価値が比例して高まる組織づくりを目指します。 (2) 目標とする経営指標 当社グループの主な事業は、1.投資情報事業、2.ドキュメントソリューション事業、3.ファンドディスクロージャー事業、4.ITソリューション事業、5.ランゲージソリューション事業の5事業に分かれております。これら5つの事業をバランス良く拡大しながら売上の増加を図りつつ、それぞれの事業が粗利率の高いサービスを拡大させることで、収益性の向上を目指しております。主な成長性・収益性の財務的な指標として、営業利益率の平均水準を15%、自己資本利益率(ROE)の平均水準を15%として目標に掲げております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは「情報提供」サービスの電子配信ビジネスと「情報処理」を主としたドキュメントビジネスを両輪とした事業展開を行ってまいりました。ここ数年では印刷会社向けW2Pクラウドサービスや機関投資家向け運用業務支援アプリケーションサービスなどのサービス・ラインアップを拡充してきております。また、今後は翻訳・通訳事業についても一つの大きな柱として事業展開を行ってまいります。これらのサービスを統合することで顧客ニーズの高度化・多様化に応え競争力の向上を図ることを基本的な経営戦略としております。今後の具体的な事業展開としては、以下の市場・サービスに重点を置いてまいります。 ① 発行市場に関する情報配信 連結子会社の株式会社キャピタル・アイでは、債券や株式の発行市場情報を取材して作成したニュースを、インターネットまたは金融情報端末を通して配信するサービスを提供しており、大手の証券会社、投資銀行、発行体から順調に購読契約を獲得し業績を拡大してきております。株式会社キャピタル・アイの事業は安定的に推移しており、今後も、当社グループの収益基盤の一つとして寄与するものと位置づけております。 ② 個人向け投資情報サービスの拡大 当社では、機関投資家向けに提供しているIFIS Consensusを加工し、オンライン証券会社やメディア(雑誌、新聞、金融ポータルサイト)等を通じ、個人投資家向けの情報提供サービスを行っております。また2008年4月からはポータルサイト「Yahoo! JAPAN」上のファイナンス情報サービス「Yahoo!ファイナンス」のパートナーサイトとして、個人投資家向け情報提供サービス『IFIS 株予報』を開始し、業績予想や企業開示情報などを連動したコンテンツにより、多くのユーザーに利用されております。今後も新規コンテンツの追加などにより収益性の強化に努めてまいります。 ③ ITソリューション事業の拡大 当社及び連結子会社の株式会社インフォーテックのITソリューション力と、これまで当社が提供してきたドキュメント関連のサービスや情報提供のサービスを組み合わせることで、当社の顧客の業務の生産性向上に寄与する付加価値の高いサービスを提供していく方針です。 ④ 「IFISブランド」の確立 機関投資家における証券調査レポートの閲覧サービスに関して、機関投資家の当社グループに対する認知度はかなり高いものと考えておりますが、個人投資家における当社グループの認知度は競合他社に比べ低いものと認識しております。当社グループとしては、個人向けサービスの開発やメディアへの露出度を高めることで、個人投資家市場における「IFISブランド」の確立に努めます。 ⑤ ランゲージソリューション事業の拡大 翻訳・通訳サービスについて、連結子会社の株式会社アイコスと株式会社テンナイン・コミュニケーションの双方のナレッジを組み合わせることによりシナジー効果を発揮し、より顧客のニーズを捉えた高品質のサービス提供に努めます。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 組織体制について 当社では、継続的に企業価値を高めていくために、事業規模に応じた内部管理体制の充実が不可欠であると認識しております。現在、当社グループは国内に8社の連結子会社、海外に1社の子会社と1社の関連会社を有する規模に拡大してまいりました。各社が適正に事業活動を行っていくために、業容拡大に対応した組織の整備を行い、内部統制が有効に機能する経営管理体制の確立が重要であると認識しております。 ② 人材の確保と育成について 当社は金融情報サービスベンダーとして、金融市場の進歩や変化に対応できる専門家、IT技術の進化と高度化に対応した技術者、各部門を統括できるマネジメントスキルを備えた人材等の確保及び育成が重要な経営課題であると認識しております。 これまでも即戦力となる人材の採用や、パートナー企業との協業により、必要な専門知識・リソースを確保してきましたが、競合他社を超える革新的な金融情報サービスを提供していくためには、当社グループ各部門の従業員の専門性の維持・向上が不可欠と認識しております。そのために当社グループでは社内外研修やOJTを通じて従業員の能力向上を図るとともに、優秀な人材の採用も積極的に進めております。 ③ システム障害の防止と対応 当社グループの主力サービス「IFIS Research Manager」や「IFIS Consensus Manager」は、独自に開発したシステムにより運営されております。既に多くの投資家の情報インフラとして日々活用されていることから、システムの安定運用は経営上最も重要な課題の一つと認識しております。 対策として、効率的なキャパシティ管理のほか、2重化構成、24時間監視、バックアップシステム等の施策により、障害発生を防ぐとともに障害発生時の混乱及び損害の軽減に努めております。 ④ 情報セキュリティの強化 機密性の高い情報を扱う当社グループとしましては、現在も万全の情報セキュリティの体制をとっておりますが、個人情報保護法が普及したことにより、その重要性はますます高まるものと思われます。当社グループといたしましては、ネットワークにおけるデータやプログラムの保護、またはプライバシー保護に関する様々なネットワークセキュリティにおいて、より厳格なセキュリティ体制を構築することを推進してまいります。 以上を実現するためには、企業基盤を整備し、正確でタイムリーな情報提供ができる情報処理体制、クオリティーの高いサービスを提供できる営業体制を維持する必要があります。そのためには優秀な人材の採用と社内教育の充実が不可欠であると考えております。
事業等のリスク6,407字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 「IFIS Research Manager」における開示許諾について 「IFIS Research Manager」は、主要証券会社の証券調査レポートを主なコンテンツとする、機関投資家や上場企業のIR部署を対象とした情報提供サービスです。「IFIS Research Manager」における証券調査レポートは、証券会社がユーザーである機関投資家や上場企業に対する開示許諾を行っており、当社にはその権限がありません。したがって、証券会社の開示許諾の状況によっては機関投資家や上場企業といったユーザーの満足度が左右され、解約の発生や新規顧客の獲得が困難になり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 情報ベンダーとしての信頼性の低下について 当社グループの主要顧客である金融機関、証券会社、機関投資家において「IFIS Research Manager」などのウェブサービスは広く利用されており、高い認知度を有しているものと当社では認識しております。しかしながら、何らかの原因により情報提供ベンダーとしての信頼性を損なわせるような事態が生じた場合、あるいは当社の提供する情報の価値が損なわれるような事態が生じた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③ ウェブサービスにおける技術革新等への対応力について 当社グループが提供するウェブサービスはインターネット関連技術を基盤としておりますが、今後の技術革新や技術的な顧客ニーズの変化への対応に遅れが生じることとなる場合には、今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ④ システムトラブルの影響について 当社グループのウェブサービスは、主にインターネット上において金融情報サービスを提供しているという性格上、当社グループの事業運営は社内外の様々なネットワーク・システム及びコンピューター・システムに依存しております。 ⅰ 当社グループにおけるシステムトラブル 当社グループでは、システムの主要な部分を占めるインターネットを介しての情報配信やアプリケーションサービス、コンテンツの提供において、そのサーバー等の管理はセキュリティを重視したシステム構成を整えております。 サーバーについてはハードウエア管理をアウトソーシングし、システム的・人的なモニター監視を行い、障害発生時に即座に対応できる体制とシステムの二重化やバックアップ体制を整えております。 しかしながら、アクセスの急激な増加等の一時的な負荷増大によって委託先のサーバーが動作不能な状態に陥った場合や、火災・震災をはじめとする自然災害、停電等の予期せぬ事由により委託先のシステムやサーバーに障害が生じた場合、またはインターネットの通信業者であるISP等のシステムに障害が生じた場合、当社グループのサービスを停止せざるを得ない状況が起こる可能性があります。 これらの事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⅱ 事業パートナー、その他のシステムトラブル 当社グループのプロダクトの一部は、そのサービスを顧客に提供する際に事業パートナーやISP等のシステムに依存しております。そのプロダクトはインターネット上における利用を前提にしており、当社グループのプロダクトを利用する証券会社、機関投資家、上場企業では何らかの形でISP等のシステムを利用することになります。 このような状況であるため、事業パートナーやISP等のネットワーク環境やハードウエアの不具合により、当社グループの提供するサービスに障害が生じるおそれがあります。また、アクセスの急激な増加等の一時的な負荷増大によって事業パートナーやISP等のサーバーが動作不能な状態に陥った場合や、火災・震災をはじめとする自然災害、停電等の予期せぬ事由により事業パートナーやISP等のシステムに障害が生じた場合、当社グループのサービスを停止せざるを得ない状況が起こる可能性があります。これらの事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 証券会社再編等による調査レポートの発行数の影響について 当社の主要な顧客基盤の一つである証券会社において、株式市場の低迷や証券会社間の競争激化等の環境変化により、合併、統合などによる証券会社数の減少、調査レポート総数の減少の可能性があります。このような事態が生じた場合、「IFIS Research Manager」の顧客満足度の低下に伴う解約の発生や新規顧客の獲得が困難となり、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ 外注依存について 当社グループは、ドキュメントソリューション事業、ファンドディスクロージャー事業において、印刷、製本、宛名印字・封入・封緘、配送までをトータルにサービス展開してきました。多様な顧客要求に柔軟に対応するため、印刷、配送の多くを外注とするファブレス経営を行っており、複数の印刷会社及び配送会社と外注契約を締結しております。これにより、印刷物の特性に応じた最適な印刷会社を選定することが可能となっております。このように当社グループは、外注印刷配送のインフラを拡大強化することで業務量増大に対応してきたため、外注委託先の経営動向は当社グループの事業戦略上重要な要素となっております。当社グループとしては、外注委託先の多様化を図ることによってリスク分散を行っておりますが、外注委託先の経営に問題が生じたり、外注委託先に自然災害や不慮の事故が発生し、顧客要求に柔軟に対応することが困難な状況になった場合には、事業の収益性に影響が及ぶ可能性があります。 ⑦ 投資信託市場における電子交付制度の普及について ファンドディスクロージャー事業においては、ファンド募集の際に必要となる目論見書の印刷・配送業務を行っております。電子交付とは、販売会社から投資家へ交付が義務付けられている書類のうち、法令により定められた目論見書等について、紙媒体に代えて電磁的な方法で交付するものであり、投資信託における目論見書の電子交付制度も既に存在いたしますが、現状の活用度合いは高くないものと認識しております。しかし、今後の規制緩和や技術革新などでその利用が促進されることとなった場合には、目論見書印刷が減少する可能性があります。目論見書印刷市場が大幅に縮小した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 経済、株式市場の低迷の影響について 世界経済・金融情勢の悪化、また国内外の株式市場が低迷した場合、当社グループの主要顧客である金融機関、証券会社、機関投資家の業績が悪化する可能性があります。その場合、情報提供ベンダーへの予算縮小・削減が想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 競合環境について 当社グループは、投資情報事業におけるウェブサービスと、ドキュメントソリューション事業及びファンドディスクロージャー事業における印刷・配送サービスを主力に事業展開しておりますが、それぞれの競合環境は以下のとおりです。 ⅰ 投資情報事業におけるウェブサービス 現在、証券調査レポート閲覧サービスを行っている企業は、国内系大手証券情報ベンダー、外資系大手情報ベンダー合わせて数社あります。当社グループ以外は、主にリアルタイムのマーケット情報を提供する情報端末ベンダーであり、証券情報のフルラインの情報提供を主力サービスとしている企業です。 「IFIS Research Manager」はウェブサービスであることから、他社の端末サービスのように初期導入コストが発生せず、また証券調査レポートに特化したサービスであることから、金融情報のフルラインサービスと比べて1ID毎の低価格化を実現しております。また、全文検索機能を備えたユーザーフレンドリーなインターフェースを提供し、機関投資家を中心に高い満足度を得ていると認識しております。しかしながら、今後競合関係の激化、この機能に特化したサービスに他の競合企業が参入した場合、プロダクトやサービスの質への要求及び価格競争が激しくなり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、コンセンサスについては、現在コンセンサスを提供している競合他社は外資系情報ベンダーを含めて数社あります。『IFIS Consensus』は、データの精緻性・即時性追求のために社内の専門スタッフがデータ制作に従事し、また、当社独自のチェック体制を確立しており、精緻性・即時性の面でユーザーから高い評価をいただいていると認識しており、競合他社に対する優位性はこの点にあると考えております。しかしながら、今後競合関係の激化、また即時性・精緻性の点で優れた企業が現れた場合は、プロダクトやサービスの質への要求及び価格競争が激しくなり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⅱ ドキュメントソリューション事業及びファンドディスクロージャー事業における印刷・配送サービス 証券・生命保険資料、投信目論見書並びに決算短信・決算説明会資料といった金融・財務関連ドキュメントの印刷・配送サービスにおいては、大手印刷会社をはじめ競合企業が数社あります。当社グループは、金融・財務関連ドキュメントに特化することで専門性の高い印刷・配送サービスを提供しており、価格面・品質面において競合企業との間で差別化が可能であると考えております。 しかしながら、今後の競合関係の激化や金融・財務関連ドキュメント印刷・配送に特化した他の競合企業が市場に参入した場合には、価格及び品質における競争が激しくなり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 情報セキュリティ等について ⅰ 情報セキュリティ及び個人情報保護について 当社グループでは、システムダウンやコンピューターウイルス、不正アクセスなどにより、システム障害や情報の流出、漏洩、改ざんなどのリスクを防止し、安全な情報環境を確保することが情報セキュリティの観点から重要であると認識しております。特に利害関係者や外部関係機関から受領した重要な情報資産を適切に保護することは、業務運営上最重要事項と認識しております。このため、当社グループでは情報セキュリティ基本方針を策定するとともに徹底した社員へのモラル教育や内部監査の強化を行うことで、内部からの漏洩防止に努めております。また現在当社はISMS認証基準の国際規格であるISO27001の認証を2006年9月に取得し、そのガイドラインに基づき情報セキュリティシステムを構築・運用しております。一方当社が保有する個人情報の取扱いについては、個人情報保護方針及び個人情報保護規程を策定することによって、不正利用、不正アクセス、情報漏洩、改ざんなどのリスクから個人情報を保護するための安全管理措置を講じております。個人情報の取扱いについてもISMSの管理手法に基づく適正管理を実施し、その社内運用プロセスとして、情報セキュリティポリシー文書の策定(Plan)→運用(Do)→運用チェック(Check)→改善(Act)を継続的に行うことにより個人情報の保護体制を構築しております。しかしながら、上記のような対策を講じていたとしても、利害関係者や外部関係機関から受領した重要な情報資産である証券調査レポートや決算短信資料並びに個人情報の漏洩、改ざんが発生した場合、当社グループに対する何らかの形による損害賠償の請求、訴訟その他責任追及がなされる可能性があります。 ⅱ 提供情報の制作・配信ミスによる影響 当社グループは、証券会社、機関投資家やメディアに対し、『IFIS Consensus』等の情報コンテンツを提供しておりますが、その提供に当たりデータの制作、配信は自社で行っております。データの制作、配信の工程に関しては、独自のチェック体制を確立しております。しかしながら、技術的な問題や人為的なミスなどからデータの欠落や誤謬が発生する場合、当社グループへの損害賠償請求、信用の低下等により、事業運営及び業績に重要な影響を与える可能性があります。 ⑪ 小規模組織であることについて 当社は本有価証券報告書提出日現在、取締役(監査等委員である取締役を除く)4名、監査等委員である取締役3名、従業員102名の小規模な組織であります。そのため内部管理体制も当社の組織規模に応じたものとなっております。今後も事業拡大に伴い人員増強を図っていく方針であり、内部管理体制もそれに合わせて強化・充実させていく予定であります。 ⑫ 投資情報事業及びファンドディスクロージャー事業における人員の維持・確保 当社グループが今後、投資情報事業の拡大を図っていくためには、企業財務データやアナリスト業績予想データの分析能力、データ運用コンサルティングの知見を備えた人材の採用及び育成が必要であると考えております。また、ファンドディスクロージャー事業の持続的拡大を行うためには、金融商品取引法を中心とした関係法令知識、金融商品知識並びに印刷ドキュメント処理提案のスキルを備えた人材の採用及び育成が必要であると考えております。当社グループでは、継続的に優秀な人材の確保を図るための努力を続けており、今後も継続していく方針でありますが、今後人材が流出した場合、または適切な人材確保及び育成ができなかった場合には、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 ⑬ 法律や制度の変更による受注への影響 当社は、投資信託の目論見書、運用報告書や各種販売用資料などの企画・制作から印刷・配送までトータルにサポートするサービスを提供しておりますが、それらの多くは金融商品取引法をはじめとする諸法令により規定されており、関連する諸法令の改正によって、提供する製品やサービスの需要・仕様・内容が変化することがあります。その変化の影響により、印刷・配送の受注量の減少や、提供するサービスの競争力が著しく落ちるケースがあります。 ⑭ ITソリューション事業における価格競争について 当社グループのITソリューション事業においては、顧客からのIT投資に対する要求が厳しさを増しており、価格面、品質面から常に同業他社との競争に晒されております。このような市場環境の中で当社グループでは、プロジェクト管理のノウハウ等得意分野を活かし、より付加価値の高いサービスを提供することにより、単なるコストダウンのみの価格競争の影響を最小限にとどめるように努めておりますが、当社の見込みを超えた何らかの外的要因による価格低下圧力を受けた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑮ 翻訳・通訳事業における瑕疵・納期遅延等について 当社グループのランゲージソリューション事業においては、顧客への通訳・翻訳サービスの提供に対して十分な人材を確保し、納期遵守や品質管理の徹底を行っておりますが、それらの成果物の内容や納期遅延等により、顧客に対し重大な損害を与えた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 ①経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が継続するなか、インバウンド需要の回復や設備投資の底堅さを背景に、緩やかな回復基調を維持しました。 一方、米国の関税政策の影響や中国経済の減速、欧州の高金利の長期化、ウクライナ情勢の長期化など、世界経済の不確実性は依然として高い状況となりました。国内においては、円安の進行や物価上昇に伴う消費者心理の悪化、金融市場の不安定化といった懸念材料が残りましたが、年末にかけては物価上昇率の鈍化や賃金の上昇を背景に個人消費が持ち直す動きが見られました。特に、2025年7~9月期に顕在化したトランプ関税の影響による輸出減少や消費停滞は、10~12月期にかけて徐々に緩和され、景気の下振れ圧力は一定程度後退しました。 このような環境下、当社事業と関連性の高い証券市場は、米国の利下げ観測の継続や生成AI関連を中心とした半導体需要拡大を背景として堅調に推移しました。2025年10月には日経平均株価が史上初めて5万円台を突破し、その後は年末にかけて中東情勢等を背景とした一時的な株価調整局面が見られたものの、投資家のリスク選好はおおむね維持されました。こうした推移を経て、2025年12月末時点の日経平均株価は50,300円台と高値圏を維持しました。 また、投資信託市場においては、2024年末に導入された新NISA制度の定着を背景に、個人投資家の投資意欲は年間を通じて高水準で推移しました。公募投資信託の純資産総額は、一時的に資金流入が鈍化する場面はあったものの、運用益の積み上げや継続的な資金流入により過去最高を更新しました。 このような状況の中、当連結会計年度の業績につきましては、昨年10月に子会社化した株式会社テンナイン・コミュニケーションの業績を前連結会計年度は3か月間のみ取り込んでいたのに対し、当連結会計年度は12か月間を取り込んだことにより、売上高は6,956百万円(前期比18.7%増)となり、営業利益は851百万円(前期比26.4%増)、経常利益は854百万円(前期比26.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は556百万円(前期比31.8%増)となり、いずれも前期を上回りました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 <投資情報事業> 機関投資家や証券会社向けに展開している各種サービスでは、連結子会社である株式会社キャピタル・アイが提供する資本市場関係者向けリアルタイムニュース『キャピタルアイ・ニュース』が堅調に推移しました。また、証券会社向けコンテンツに関する開発案件の増加により、前期比で増収増益となりました。 その結果、売上高は1,500百万円(前期比4.1%増)、営業利益は605百万円(前期比5.2%増)となりました。 <ドキュメントソリューション事業> 生命保険関連の印刷サービスは、大口顧客からの発注額が増加し、企業年金関連サービスでは、DC運営管理機関向けサービスの開発案件の受注が寄与し、前期比で増収増益となりました。 その結果、売上高は1,872百万円(前期比10.7%増)、営業利益は209百万円(前期比27.6%増)となりました。 <ファンドディスクロージャー事業> 投資信託市場の純資産総額は引き続き増加傾向で推移しております。このような状況の中、当社サービスである金融ドキュメントオーダーマネジメントシステム(通称「FDOS」)の導入社数が増加し、業績に寄与しました。一方、前年度に新NISA制度の影響で拡大した関連印刷需要が当年度は反動減となったことから、前期比で減収減益となりました。 その結果、売上高は1,340百万円(前期比6.0%減)、営業利益は272百万円(前期比4.7%減)となりました。 <ITソリューション事業> 事業会社向けの受託開発を行っているビジネスソリューションの受注は、就業、給与系ソリューション及び GIS(Geographic Information System)が好調に推移し、またVBマイグレーションの駆け込み需要もあり、前期比で増収増益となりました。 その結果、売上高は828百万円(前期比8.4%増)、営業利益は103百万円(前期比32.4%増)となりました。 <ランゲージソリューション事業> グローバル企業等に提供している翻訳・通訳サービスは、昨年10月に子会社化した株式会社テンナイン・コミュニケーションの業績を前連結会計年度は3か月間のみ取り込んでいたのに対し、当連結会計年度は12か月間を取り込んだことにより、前期比で大幅な増収増益となっております。 その結果、売上高は1,412百万円(前期比164.0%増)、営業利益は100百万円(前期比137百万円増)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ191百万円増加し、7,164百万円となりました。 流動資産合計は296百万円増加し、5,905百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が138百万円増加、受取手形、売掛金及び契約資産が101百万円増加したことによるものであります。 固定資産合計は105百万円減少し、1,259百万円となりました。主な要因は、のれんが56百万円減少、顧客関連資産が46百万円減少、ソフトウェア仮勘定が24百万円減少した一方で、ソフトウェアが44百万円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ83百万円減少し、1,219百万円となりました。 流動負債合計は15百万円増加し、943百万円となりました。主な要因は、未払法人税等が63百万円減少した一方で、未払金が27百万円増加、買掛金が20百万円増加したことによるものであります。 固定負債合計は前連結会計年度末より99百万円減少し、276百万円となりました。主な要因は、役員退職慰労引当金が120百万円減少した一方で、繰延税金負債が34百万円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ275百万円増加し、5,945百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益556百万円の計上による増加と、剰余金の配当284百万円の支払によるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末と比べ138百万円増加(前期比3.1%増)し、4,569百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果取得した資金は、508百万円(前期は582百万円の取得)となりました。 収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益850百万円、減価償却費135百万円、のれん償却額56百万円、仕入債務の増加20百万円であります。また、支出の主な内訳は、法人税等の支払額351百万円、役員退職慰労引当金の減少120百万円、売上債権の増加94百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、84百万円(前期は1,043百万円の支出)となりました。 支出の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出71百万円、有形固定資産の取得による支出11百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は、285百万円(前期は178百万円の支出)となりました。 支出の主な内訳は、配当金の支払額284百万円であります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ITソリューション事業   (千円)   687,336   9.3 合計   (千円)   687,336   9.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.ITソリューション事業以外のセグメントは、売上高に対し金額的重要性が乏しいため、記載を省略しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) ITソリューション事業   788,836   △4.8   171,805   △18.9 合計   788,836   △4.8   171,805   △18.9 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.ITソリューション事業以外のセグメントは受注から納品までの期間が短く、受注管理を行う必要性が乏しいため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 投資情報事業   (千円)   1,500,833   4.1 ドキュメントソリューション事業   (千円)   1,872,663   10.7 ファンドディスクロージャー事業   (千円)   1,340,756   △6.0 ITソリューション事業   (千円)   828,948   8.4 ランゲージソリューション事業   (千円)   1,412,845   164.0 合計   (千円)   6,956,047   18.7 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主要な販売顧客については、該当するものはありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討結果につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については「3 事業等のリスク」に記載しております。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資金需要の主なものは、設備投資などの長期資金需要と、製品製造のための労務費、外注費等の製造費用、販売費及び一般管理費等の運転資金需要であります。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、事業活動に必要な資金を安定的に確保することを基本としております。資金需要につきましては、自己資金において賄っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績及び現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用しております重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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