概要
重松製作所は1917年創業の呼吸用保護具専門メーカーである。防じんマスクや防毒マスク、送気マスクなどを製造し、エア・ウォーター防災製の自給式呼吸器の国内総代理店も務める。2026年3月期の売上高は156億円、従業員399名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
呼吸用保護具が売上高の大半を占める
当社の売上は自社製造の製品と仕入商品に分かれる。2026年3月期の製品売上高は約102億円で、うち防じんマスク約40億円、防毒マスク約36.5億円、送気マスク約6億円、その他呼吸用保護具約17.5億円である。仕入商品ではエア・ウォーター防災製の自給式呼吸器が約25.5億円と最大である。めがね・シールドや保護衣・保護手袋などの周辺商品も扱う。
全国13拠点の営業網とサービスセンター
販売は本社事業所と全国13カ所の営業所、1出張所を通じて直接行われる。営業担当者が顧客対応を行い、製品採用後のフォローも実施する。製品発送は埼玉事業所と西日本サービスセンターが担当する。また、エア・ウォーター防災(旧川重防災工業)の国内販売総代理店として、自給式呼吸器の販売と保守点検も手掛ける。
研究開発から製造・品質保証まで一貫体制
技術研究所が埼玉事業所内にあり、防じんマスクや防毒マスクを中心とした保護具の研究開発を担当する。製造は福島県の船引事業所と第二船引事業所で行われ、メカニカルフィルタの自動製造装置や吸収缶自動製造ラインなど自社開発の設備を導入している。全事業所でISO 9001およびISO 14001の認証を取得し、品質と環境管理を徹底している。
業界の中での役割は労働安全衛生保護具(呼吸用保護具)の専門メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01全業種(労働安全)主力
建設、製造、化学、鉱業などあらゆる現場で働く人々の安全を守るため、防じんマスク・防毒マスク・送気マスクなどの呼吸用保護具を製造・販売。エア・ウォーター防災製の自給式呼吸器の販売代理店も務める。
呼吸用保護具の専門メーカーとして国内市場でトップクラスのシェア
- 防じんマスク国内シェア首位
- 粉じんや有害粒子をろ過し、吸入から保護する呼吸用保護具。メカニカルフィルタの自動製造装置など独自技術で生産。
- 防毒マスク
- 有機溶剤やガスなどの有害物質を吸収缶で除去し、吸入から保護する呼吸用保護具。
- 送気マスク
- 清浄な空気を外部から供給する方式で、粉じんやガスが高濃度の環境で使用される呼吸用保護具。
- 自給式呼吸器
- エア・ウォーター防災製の製品で、圧縮空気をボンベに内蔵し、酸素欠乏環境などで使用する呼吸用保護具。国内総販売代理店として販売。
- 保守点検整備・修理
- 各種保護具の点検・整備・修理を行い、常に高い性能を維持できるようサポートするサービス。
製品と技術
防じんマスクと自動製造技術
防じんマスクは当社の主力製品の一つで、メカニカルフィルタの自動製造装置を自社開発し、効率的な生産を実現している。フィルタには静電濾材を使用し、微粒子の捕集効率を向上。1995年にCEマーキング品質管理システム認証を取得し、欧州の品質基準に対応している。また、リユースろ過材は2007年にエコマーク商品認定を取得した。
防毒マスク用吸収缶の生産ライン
防毒マスク用の吸収缶は、自社開発の自動製造ラインで生産され、有機ガスや酸性ガスなど多様な化学物質に対応する。第二船引事業所への生産ライン移設に伴い、2026年4月から第三工場で本格稼働する予定。吸収缶は消耗品であるが、リユースろ過材の採用により廃棄物削減にも寄与している。
エア・ウォーター防災製自給式呼吸器の販売代理
1977年からエア・ウォーター防災(旧川重防災工業)製の自給式呼吸器の国内販売総代理店を務める。自給式呼吸器は空気ボンベを背負って使用し、酸素欠乏環境や有毒ガス環境での作業に不可欠。2026年3月期の仕入高は約25.5億円で、仕入商品の中でも最大の品目である。保守点検整備や修理も手掛ける。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 国内シェア首位防じんマスク防じんマスク国内シェア約7割(有報に記載あり)全業種(労働安全)
- 全業種(労働安全)呼吸用保護具の専門メーカーとして国内市場でトップクラスのシェア
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
金属加工・製造で中堅、業績好調
重松製作所はその他製品セクターに属し、売上高130~156億円で中堅規模。同業の浅香工業やドリームベッドと競合するが、金属加工・製造が主力と推測される。2025年3月期は営業利益率7.8%と高水準であり、2026年3月期も7.05%と高い収益性を維持見込み。業績は好調で、安定した収益基盤を持つ。内需中心だが、特定分野で強みを発揮。
強み
- 営業利益率7%超と高く、業界平均を上回る。
- 売上高が増加傾向にあり、成長性が高い。
- 金属加工・製造において高い技術力を有する。
- 収益が安定しており、リスクが低い。
課題
- 海外展開が限定的で、国内市場の縮小リスク。
- 売上高が150億円程度で、規模の経済が働きにくい。
- 同業他社との競争により価格競争にさらされる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字が重松製作所
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7883サンメッセ | 71億円 | 13.4倍 |
| 2 | 7875竹田iPホールディングス | 70億円 | 11.9倍 |
| 3 | 7938リーガルコーポレーション | 70億円 | 26.9倍 |
| 4 | 7833アイフィスジャパン | 69億円 | 11.2倍 |
| 5 | 7812クレステック | 69億円 | 7.6倍 |
| 6 | 7980重松製作所 | 61億円 | 8.6倍 |
| 7 | 7916光村印刷 | 58億円 | 16.3倍 |
| 8 | 7857セキ | 58億円 | 21.3倍 |
| 9 | 7902ソノコム | 56億円 | 13.5倍 |
| 10 | 7804ビーアンドピー | 55億円 | 11.6倍 |
| 11 | 7859アルメディオ | 53億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 35件
1917年創業から戦災による焼失まで
1917年9月、創業者の重松てい造が個人商店として創業。理化学器械の販売を手掛ける一方、工場や鉱山向けの防じん・防毒マスクおよび保護眼鏡の製作販売を開始した。1942年3月に株式会社へ改組。しかし1945年3月の戦災により営業所、工場、倉庫すべてを焼失した。
1947年の再起操業から工場拡張・店頭登録
1947年3月に再起操業し、1952年4月に東京工場(旧東京事業所)、1962年10月に埼玉工場(現埼玉事業所)を稼働。1963年4月、日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録され、株式公開を果たした。1965年11月には創業者重松てい造が勲五等双光旭日章を受章した。
代理店契約と技術研究所の完成
1967年4月、川崎航空機工業(現川崎重工業)の酸素・空気呼吸器の国内販売総代理店となる。1977年6月には川重防災工業(現エア・ウォーター防災)の国内販売総代理店に。1981年2月、埼玉事業所内に技術研究所を完成させ、研究開発機能を強化した。1987年には米国3M社から供給者品質管理認定証を受けた。
ISO認証取得と船引事業所の稼働
1989年に福島県船引町に工場用地を取得し、1990年11月に船引事業所を操業開始。1993年2月、埼玉事業所と船引事業所がISO 9002認証を取得。1995年10月にはCEマーキング品質管理システム認証を取得。1998年4月には埼玉事業所がISO 14001認証を取得し、環境管理体制を構築した。
上場市場の変遷と第二船引事業所の建設
2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場。2010年4月の大阪証券取引所との合併を経て、2013年7月に東京証券取引所JASDAQに上場。2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場へ移行。2026年4月には第二船引事業所第三工場の操業を開始予定である。
年表35件を開く
1910年代
- 1917年9月創業創業者重松てい造の個人商店として発足。理化学器械販売のかたわら、工場、鉱山用の防じん・防毒マスクならびに保護眼鏡を製作販売する。
1940年代
- 1942年3月株式会社重松製作所と改組
- 1945年3月戦災で営業所、工場、倉庫すべて焼失
- 1947年3月再起操業
1950年代
- 1952年4月東京工場(旧東京事業所)操業開始
- 1958年11月重松てい造社長 藍綬褒章受章
1960年代
- 1962年10月埼玉工場(現埼玉事業所)操業開始
- 1963年4月社団法人東京証券業協会(現株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に店頭売買銘柄として登録
- 1965年11月重松てい造会長 叙勲(勲五等双光旭日章)
- 1967年4月川崎航空機工業(現川崎重工業㈱)のカワサキ式酸素・空気呼吸器の国内販売総代理店
1970年代
- 1976年5月高野喜義社長 叙勲(勲四等瑞宝章)
- 1977年6月川重防災工業株式会社(現エア・ウォーター防災㈱)の国内販売総代理店
1980年代
- 1981年2月技術研究所完成(現埼玉事業所内)
- 1981年7月東京工場(旧東京事業所)労働衛生保護服JIS指定工場
- 1987年1月米国3M社より供給者品質管理認定証を受ける。
- 1989年2月福島県船引町に工場用地取得
1990年代
- 1990年5月埼玉事業所オーストラリア規格協会(SA)認可工場
- 1990年11月船引事業所操業開始
- 1993年2月埼玉事業所・船引事業所 ISO 9002(国際品質システム)認可工場
- 1995年10月CEマーキング品質管理システム認証取得
- 1998年4月埼玉事業所 ISO 14001(環境マネジメントシステム規格)認証取得
- 1998年6月西日本サービスセンター操業開始
- 1999年6月全事業所ISO 9001認証取得
2000年代
- 2002年11月重松開三郎会長 叙勲(勲五等双光旭日章)
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場
- 2007年1月リユースろ過材のエコマーク商品認定取得
- 2007年2月西日本サービスセンター倉庫操業開始
- 2007年5月船引事業所第二工場操業開始
- 2008年4月東京事業所廃止
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)(現株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
- 2011年8月本社を東京都北区へ移転
- 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
- 2017年9月創業創業100周年を迎える。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
- 2026年4月第二船引事業所第三工場操業開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE(自己資本利益率)10%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
研究開発の充実と環境配慮技術への取り組み
多様なユーザーニーズに対応した製品をタイムリーに供給する研究開発を充実させるとともに、省資源、省エネルギー、資源の再生使用など環境問題に配慮した技術開発に積極的に取り組む。
- 02
生産性向上と原価削減による競争力強化
生産性と品質の維持向上を図り、一層の原価削減を進めることで市場競争力を強化する。
- 03
経営全般の合理化・効率化
常に創造と改善に努め、経営全般の合理化、効率化を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で399人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は618万円で、9期前と比べて+17.6%。平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は16.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 368 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 370 | — |
| 2019年3月 | 526 | 40.6 | 15.7 | 365 | — |
| 2020年3月 | 513 | 40.0 | 15.4 | 376 | — |
| 2021年3月 | 570 | 40.4 | 15.6 | 382 | — |
| 2022年3月 | 613 | 39.8 | 15.0 | 387 | — |
| 2023年3月 | 629 | 41.5 | 16.5 | 384 | — |
| 2024年3月 | 572 | 41.7 | 16.7 | 386 | — |
| 2025年3月 | 591 | 41.8 | 16.8 | 390 | 282 |
| 2026年3月 | 618 | 42.3 | 16.9 | 399 | 276 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達6,036万円呼吸保護用マスク及び防じん機能付き吸収缶の調達 一式消防庁 · 2022-06-21
- 調達4,828万円化学防護服Ⅰ型警察庁 · 2026-04-20
- 調達1,215万円N95マスクの調達消防庁 · 2022-03-01
- 調達494万円化学防護服Ⅱ型警察庁 · 2022-05-19
- 調達478万円有毒ガス検知器警察庁 · 2025-06-24
- 調達403万円マルチ型ガス検知器警察庁 · 2026-05-27
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は156億円、営業利益は11億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.6%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 158億円 | 156億円 |
| 営業利益 | 11億円 | 11億円 |
| 純利益 | 7億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥15 | ¥15 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は33億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+26.9%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 39 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 26 | 1 | 3.8 | 0 |
| 2024年2Q | 30 | 1 | 3.3 | 1 |
| 2024年3Q | 32 | 1 | 3.1 | 1 |
| 2024年4Q | 42 | — | — | 4 |
| 2025年2Q | 63 | 3 | 4.8 | 2 |
| 2025年4Q | 78 | 8 | 10.3 | 6 |
| 2026年2Q | 64 | 1 | 1.6 | 0 |
| 2026年4Q | 92 | 10 | 10.9 | 7 |
| 2027年1Q | 33 | 2 | 6.1 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は92億円から156億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 | |||||
| 2013年3月 | 92 | — | 2 | — | 1 |
| 2014年3月 | 91 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年3月 | 100 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年3月 | 108 | — | 6 | — | 3 |
| 創業100周年を迎える。 | |||||
| 2017年3月 | 105 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年3月 | 108 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年3月 | 107 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年3月 | 116 | — | 3 | — | 3 |
| 2021年3月 | 127 | — | 9 | — | 7 |
| 2022年3月 | 119 | — | 7 | — | 6 |
| 2023年3月 | 129 | — | 10 | — | 7 |
| 2024年3月 | 130 | — | 8 | — | 6 |
| 2025年3月 | 141 | 11 | 11 | 7.8 | 8 |
| 2026年3月 | 156 | 11 | 9 | 7.1 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高156億円のうち、営業利益として残るのは11億円で7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の4.5%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.5%110億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.1%36億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−27億円で、差し引きのフリーCFは−15億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は15億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2 | −9 | 8 | −7 | 7 |
| 2014年3月 | 1 | −2 | −2 | −1 | 4 |
| 2015年3月 | 13 | −1 | −8 | 12 | 8 |
| 2016年3月 | 5 | −6 | −3 | −1 | 4 |
| 2017年3月 | 6 | −8 | 3 | −2 | 5 |
| 2018年3月 | 3 | −5 | 2 | −2 | 6 |
| 2019年3月 | 5 | −5 | 0 | 0 | 5 |
| 2020年3月 | 10 | −6 | −2 | 4 | 7 |
| 2021年3月 | 8 | −11 | 4 | −3 | 7 |
| 2022年3月 | 5 | −5 | −2 | 0 | 5 |
| 2023年3月 | 11 | −6 | −3 | 5 | 7 |
| 2024年3月 | 10 | −8 | −1 | 2 | 7 |
| 2025年3月 | 2 | −22 | 18 | −20 | 6 |
| 2026年3月 | 12 | −27 | 25 | −15 | 15 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は216億円。このうち返さなくてよい自己資本が94億円で、自己資本比率は43.7%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 108 | 40 | 68 | 36.9 |
| 2014年3月 | 108 | 41 | 67 | 37.6 |
| 2015年3月 | 108 | 44 | 64 | 40.3 |
| 2016年3月 | 113 | 45 | 68 | 39.7 |
| 2017年3月 | 112 | 46 | 66 | 41.4 |
| 2018年3月 | 120 | 48 | 72 | 40.0 |
| 2019年3月 | 118 | 47 | 71 | 40.2 |
| 2020年3月 | 122 | 49 | 73 | 40.0 |
| 2021年3月 | 140 | 56 | 84 | 40.2 |
| 2022年3月 | 143 | 65 | 78 | 45.4 |
| 2023年3月 | 152 | 73 | 79 | 48.3 |
| 2024年3月 | 161 | 83 | 78 | 51.5 |
| 2025年3月 | 180 | 86 | 95 | 47.5 |
| 2026年3月 | 216 | 94 | 122 | 43.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で104社中19位あたり、逆に低いのは配当利回りで104社中88位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥850で、1年前と比べて+5.8%。過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.6倍 |
| PER (会社予想) | 8.3倍 |
| PBR | 0.62倍 |
| 配当利回り | 1.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.76%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 87.3 |
| 2018年3月 | 10 | −16.7 | 68.8 |
| 2019年3月 | 10 | 0.0 | 152.1 |
| 2020年3月 | 10 | 0.0 | 26.7 |
| 2021年3月 | 10 | 0.0 | 13.7 |
| 2022年3月 | 10 | 0.0 | 12.1 |
| 2023年3月 | 15 | 50.0 | 14.3 |
| 2024年3月 | 13 | −16.7 | 15.2 |
| 2025年3月 | 15 | 20.0 | 13.7 |
| 2026年3月 | 15 | 0.0 | 15.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ4,650人。区分でいちばん多いのは個人・その他で49.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.9%を占め、残る56.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 52.7 | 52.1 | 52.7 | 52.9 | 51.9 | 49.9 |
| 事業法人 | 37.7 | 37.5 | 37.5 | 37.8 | 37.9 | 39.0 |
| 証券会社 | 2.8 | 4.0 | 3.3 | 2.7 | 3.5 | 5.1 |
| 金融機関 | 5.1 | 5.1 | 5.2 | 5.1 | 5.2 | 4.9 |
| 自己株式 | 1.2 | 1.2 | 1.2 | 1.2 | 1.2 | 1.2 |
| 外国法人 | 1.1 | 0.8 | 0.8 | 1.0 | 1.0 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.6 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | エア・ウォーター防災株式会社 | 10.19 |
| 02 | 株式会社千代田テクノル | 9.81 |
| 03 | 重松宣雄 | 6.19 |
| 04 | シマツ株式会社 | 3.47 |
| 05 | 理研計器株式会社 | 3.42 |
| 06 | 鈴木祐人 | 2.00 |
| 07 | 株式会社重松製作所従業員持株会 | 1.96 |
| 08 | 藤倉航装株式会社 | 1.85 |
| 09 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 1.39 |
| 10 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.39 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1222%、1株純資産は14期で+140%。直近期のROEは7.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7 | 554 | 1.3 | 120.8 | 133.9 |
| 2014年3月 | 11 | 565 | 2.0 | 59.5 | 89.2 |
| 2015年3月 | 32 | 608 | 5.4 | 23.4 | 31.6 |
| 2016年3月 | 46 | 629 | 7.5 | 13.9 | 21.7 |
| 2017年3月 | 14 | 650 | 2.2 | 47.7 | 87.3 |
| 2018年3月 | 15 | 673 | 2.2 | 54.5 | 68.8 |
| 2019年3月 | 7 | 666 | 1.0 | 107.1 | 152.1 |
| 2020年3月 | 37 | 684 | 5.5 | 40.8 | 26.7 |
| 2021年3月 | 92 | 790 | 12.4 | 11.2 | 13.7 |
| 2022年3月 | 83 | 914 | 9.7 | 11.0 | 12.1 |
| 2023年3月 | 105 | 1,033 | 10.8 | 7.9 | 14.3 |
| 2024年3月 | 82 | 1,165 | 7.5 | 9.3 | 15.2 |
| 2025年3月 | 110 | 1,204 | 9.3 | 7.3 | 13.7 |
| 2026年3月 | 99 | 1,327 | 7.8 | 9.3 | 15.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額397百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 重松宣雄 | 取締役社長 代表取締役 | 70 | 446,000 |
| 森田隆 | 取締役副社長 代表取締役 | 73 | 59,000 |
| 小野研一 | 専務取締役 設計担当 | 63 | 12,000 |
| 工藤心平 | 専務取締役 生産担当 兼第二生産本部長 | 66 | 5,000 |
| 二戸応典 | 専務取締役 営業本部長 兼海外事業本部長 | 57 | 12,000 |
| 野口真 | 専務取締役 研究部長 | 51 | 14,000 |
| 坂野信 | 常務取締役 管理本部長 兼総務部長 | 63 | 10,000 |
| 小西晶彦 | 常務取締役 第一生産本部長 | 60 | 10,000 |
| 谷和生 | 常務取締役 経理部長 | 55 | 2,000 |
| 今村太陸 | 取締役 営業部長 | 49 | 1,000 |
| 佐山利夫 | 取締役 | 70 | 1,000 |
| 飛田成史 | 取締役 | 70 | 1,000 |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 重松明夫 | 監査役 常勤 | 73 | 20,000 |
| 小林ふじ子 | 監査役 | 71 | — |
| 川島哲 | 監査役 | 62 | 1,000 |
| 森下正 | 監査役 | 61 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 11 | 359 | 359 | 33 |
| 社外取締役 | 5 | 21 | 21 | 4 |
| 監査役 | 1 | 17 | 17 | 17 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容728字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,242字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク757字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,432字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-29
- 半期報告書半期報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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