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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アルメディオ

ALMEDIO INC.7859 · Standard · その他製品

電子部品の焼成工程で使われる断熱材・耐火材料の製造販売とナノマテリアルの研究開発を行う特殊素材メーカー。

概要

アルメディオは1981年にテストテープの製造販売で創業し、その後CDやDVDのテストメディア、光学ドライブ事業へと拡大したが、2024年に光学ドライブ生産を終了し、現在は断熱材事業とナノマテリアル事業に経営資源を集中する機能性材料メーカーである。東京証券取引所スタンダード市場に上場(コード7859)。2026年3月期の連結売上高は24億円、従業員数は208名。

事業の二本柱:断熱材とナノマテリアル

アルメディオの連結事業は、電子部品用副資材や耐火材料を扱う断熱材事業と、カーボンナノファイバー(CNF)などのナノマテリアル事業で構成される。2026年3月期の売上高のうち、断熱材事業が22億72百万円(全体の95.8%)を占め、ナノマテリアル事業は1億円(4.2%)とまだ小規模である。かつて主力だったアーカイブ事業(光学ドライブ生産)は2024年6月末に終了し、報告セグメントから廃止された。断熱材事業では、中国子会社で生産される太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュールや半導体用アルミナ粒子などが主要製品であり、日本国内では輸入販売と炉材販売を行う。ナノマテリアル事業ではCNFの研究開発・製造・販売に加え、資源・材料販売も手がける。

中国子会社が支える生産体制

断熱材事業の中核生産拠点は、中国に置かれた2つの連結子会社である。2005年10月設立の阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司と、2023年10月設立の阿爾美(蘇州)科技有限公司である。両社は電子部品用副資材、耐火材料及び関連製品の開発・製造・販売を行い、日本へも輸出する。2026年3月期、中国子会社は太陽光発電パネル向け需要の低迷と販売価格下落に直面し、売上・利益ともに減少した。これを受け、阿爾賽の一部機能を阿爾美に集約し、原材料の内製化や損益分岐点の引き下げを進めている。また、半導体用アルミナ粒子、MLCC焼成用セラミックラック、プラズマZrO2コートNiメッシュなどの新製品の販売も開始した。

急減した業績と中期経営計画2026

アルメディオの連結業績は2024年3月期に売上高116億円、営業利益8億67百万円と過去最高を記録したが、その後急減した。2025年3月期は売上高58億円、2026年3月期は24億円となり、営業損失8億25百万円、親会社株主に帰属する当期純損失4億70百万円を計上した。主因は断熱材事業における中国子会社の受注減少と価格下落である。経営陣は2026年5月に「中期経営計画2026」を公表し、2028年3月期までにROE8%以上、PBR1倍以上(目標2倍以上)を掲げる。断熱材事業の収益力回復とナノマテリアル事業の売上拡大、さらにCMC(セラミックマトリックス複合材)の事業化を推進する方針である。

業界の中での役割は電子部品製造工程向け素材サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
24億円
営業利益
-8億円
営業利益率
-33.3%
純利益
-5億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
断熱材事業23億円95.8%
ナノマテリアル事業1億円4.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子部品製造主力

電子部品の焼成工程で使用される断熱材・耐火材料や関連製品を子会社で開発・製造し、当社が輸入・販売。多層セラミックコンデンサなどの製造工程で重要な役割を担う。

主な製品・サービス2
電子部品用副資材
電子部品の焼成工程で使用される断熱材や耐火材料などの副資材。
耐火材料
高温炉内で使用される耐火材料。高温度に耐える特性を持つ。

02ナノマテリアル準主力

ナノマテリアルの研究開発・製造・販売と資源・材料販売を行う。将来の成長事業として技術開発を進めている。

主な製品・サービス1
ナノマテリアル
ナノスケールの材料で、研究開発段階のものも含む。

製品と技術

断熱材事業:電子部品用副資材から建材へ

断熱材事業では、中国子会社が製造する電子部品用副資材や耐火材料が主力製品である。具体的には、太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュール、半導体製造工程で用いられるアルミナ粒子・SiO(一酸化ケイ素)、積層セラミックコンデンサ(MLCC)焼成用セラミックラック、プラズマ溶射でジルコニアコーティングを施したNiメッシュなどがある。日本国内では、ブランケットやブロック、ボード、成形品といった炉材の輸入販売も行う。2026年3月期には建築基準法に基づく大臣認定を取得し、建材(耐火)業界への参入を開始。不燃材料区分での販売を目指す。製品ラインアップの多様化により、鉄鋼メーカーや工業炉メーカー向けの販路拡大を図っている。

ナノマテリアル事業:CNFを核とした機能性材料

ナノマテリアル事業は、カーボンナノファイバー(CNF)の研究開発・製造・販売を中核とする。導電用CNF(高分散)は半導体用途や電池用途で高い評価を得ており、コンポジット成形品も継続的に受注している。2026年3月期にはCNF関連で2件の特許を取得。超高導電CNFや高分散CNSF(カーボンナノショートファイバー)の開発も進めている。また、資源・材料販売として、顧客ニーズに応じた非鉄金属や機能性材料の調達・販売を行い、脱中国材料の開拓や欧州REACH規則への対応を進める。同事業の売上高は2026年3月期に1億円と前年比40.9%増加したが、まだ全体に占める比率は小さい。

CMC:航空宇宙向け複合材の事業化に着手

アルメディオは断熱材、ナノマテリアルに続く第三の事業として、セラミックマトリックス複合材(CMC)の事業化を目指している。CMCは高温環境下でも強度を保つ軽量素材で、航空宇宙や防衛分野での需要が期待される。2026年3月期時点では事業企画室が主体となり、データ分析・蓄積やサンプル出荷を実施。防衛関連産業企業との接触を進め、マーケティング活動を行っている段階である。現時点では売上は計上されていないが、中期経営計画2026では将来の収益の柱として位置づけられており、継続的な投資が計画されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

売上急減、赤字転落で事業縮小局面

アルメディオはその他製品業界に属するが、直近3期で売上高が116億→58億→24億円と急減し、営業利益率も直近期で-33.3%と大幅赤字に転落している。同業他社と比較して、三井松島ホールディングスや浅香工業などは安定的な収益を維持している一方、当社は売上と収益性が急激に悪化しており、業界内で脆弱なポジションにある。過去の事業構造の転換や需要減少が影響している可能性があるが、具体的な要因はデータからは不明。赤字が続けば資金繰り懸念も生じうる。

強み

  • 2024年3月期までは売上100億円超を維持していた実績があり、一定の事業基盤があった。
  • 業界内で何らかの専門性や顧客基盤を有していた可能性があるが、データからは不明。
  • 小規模企業であり、抜本的な事業再編やM&Aによる再建の選択肢がある。
  • 赤字が織り込まれているため、再建策の効果がポジティブサプライズとなり得る。

課題

  • 3期で売上高が約8割減少しており、事業の縮小が加速している。
  • 最新期は営業利益率が-33.3%と大幅赤字で、収益性が劇的に悪化。
  • 同業他社が堅調な中、当社のみ業績悪化が顕著で競争力低下が懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がアルメディオ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17980重松製作所61億円8.6倍
27916光村印刷58億円16.3倍
37857セキ58億円21.3倍
47902ソノコム56億円13.5倍
57804ビーアンドピー55億円11.6倍
67859アルメディオ53億円
77953菊水化学工業51億円18.6倍
87808シー・エス・ランバー50億円7.3倍
97919野崎印刷紙業48億円10.2倍
107957フジコピアン47億円
117847グラファイトデザイン45億円29.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

テストテープからCD生産へ事業の軸を移した1980年代

1981年5月、東京都八王子市に株式会社エーベックス研究所として設立され、翌月からオーディオ用テストテープの製造販売を開始した。1984年6月には磁気テープの電磁変換特性の国際統一性を保つため、IEC規格の測定用基準ヘッドの取扱い業務をJEITAより受託。1985年11月には中国貴州省貴陽国営無線電四廠へテストテーププラントを輸出するなど、国際規格に準拠したテストメディア事業で地歩を固めた。1990年5月に東京都東村山市へ本社移転と同時に社名を株式会社エーベックスに変更。1991年1月には埼玉県入間市にCD生産工場を設立し、自社CD生産に進出。1994年4月にはCDパッケージ工場を設立し、オーディオメディアのサプライチェーンを拡充した。

商号変更と株式公開で法人格を整えた1997〜2004年

1996年10月、東京都羽村市に羽村事業所を設立し、テストメディアと音楽CDの生産部門を統合。翌1997年3月、商号を株式会社アルメディオに変更した。1999年3月には日本証券業協会に株式を店頭公開。2000年12月にDVDベリフィケーションラボラトリー・クラスBの認証を取得し、DVDテストメディアの品質保証体制を構築。2004年8月には東京証券取引所市場第二部に上場を果たした。上場前年の2003年から電子部品用副資材事業への進出を準備し、2005年10月には中国に最初の連結子会社となる阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司を設立、断熱材事業の基礎を築いた。

ティアックからの事業譲受でテストメディアとストレージを強化

2007年4月、ティアック株式会社からテストメディア事業を譲り受け、テストCD/DVDの品揃えを拡充。2008年9月にはDVDベリフィケーションラボラトリー・クラスA、2009年3月にはBDテスティングセンターの認証を取得し、ブルーレイディスクのテストにも対応した。2014年7月には同じくティアックからストレージデバイス事業を譲り受け、光学ドライブの生産・販売に本格参入。2015年9月には台湾法人TAIWAN TEAC CORPORATIONの同事業も取得。台北支店を設立し、アジア市場での販売網を強化した。一連の譲受により、テストメディアからストレージデバイスまでカバーする垂直統合型の事業体制が完成した。

本社移転と市場区分変更を経た拠点再編

2017年2月、本社を東京都日野市に移転し、羽村事業所を本社へ集約。同年9月には中国に子会社「愛飲(上海)貿易有限公司」を設立(後に阿爾賽に吸収合併)。2018年11月に本社を現在の東京都国立市へ移転。2019年1月には埼玉県所沢市に所沢オフィスを開設し、ナノマテリアルの研究開発を開始。同年4月にはナノマテリアルの研究開発・製造・販売を正式に事業化した。2021年8月には東京都東村山市に東村山事業所を新設。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。同年9月には福島県双葉町に福島双葉工場を開設し、断熱材事業の生産能力を強化した。

光学ドライブ生産終了と断熱材・ナノマテリアルへの集中

2023年10月、中国に阿爾美(蘇州)科技有限公司を設立。2024年6月末、光学ドライブ生産と関連サービスを終了し、アーカイブ事業セグメントを廃止した。これにより、テストメディアから光学ドライブに至る一連のストレージ関連事業から撤退し、断熱材事業とナノマテリアル事業に経営資源を集中する体制となった。2026年5月には中期経営計画2026を公表し、断熱材事業の収益改善、ナノマテリアル事業の売上拡大に加え、第三の事業としてCMC(セラミックマトリックス複合材)の育成を掲げる。光学ドライブ事業の終了に伴い、財務数値は2024年3月期の売上高116億円から2026年3月期には24億円へと急減したが、ナノマテリアル事業は前年比40.9%増と成長を見せている。

年表32件を開く

1980年代

  • 1981年5月創業株式会社エーベックス研究所として、東京都八王子市に会社を設立
  • 1981年6月東京都国分寺市に本社を移転し、翌月よりオーディオ用テストテープ製造販売を開始
  • 1984年6月磁気テープの電磁変換特性の国際統一性を保持するため、IEC(国際電気標準会議)が規格化した特性測定用基準ヘッドの取扱い業務をJEITA(電子情報技術産業協会)より受託
  • 1985年11月中国貴州省貴陽国営無線電四廠に、テストテーププラントを輸出
  • 1985年12月テストCDの取扱い業務をJEITA(電子情報技術産業協会)より受託

1990年代

  • 1990年5月商号変更東京都東村山市に自社ビル完成、本社移転、株式会社エーベックスに社名変更
  • 1991年1月創業CD生産工場として埼玉県入間市に二本木事業所を設立、CDの自社生産を開始
  • 1994年4月創業CDパッケージ工場として埼玉県入間市に宮寺事業所を設立
  • 1996年10月創業東京都羽村市に自社工場として、羽村事業所を設立。テストメディアと音楽CDの生産部門を統合
  • 1997年3月株式会社アルメディオに商号を変更
  • 1999年3月上場日本証券業協会に株式の店頭登録銘柄として株式公開

2000年代

  • 2000年12月DVDベリフィケーションラボラトリー・クラスBの認証を取得
  • 2004年8月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2005年10月電子部品用副資材を取り扱う子会社「阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司」を設立
  • 2007年4月ティアック株式会社からテストメディア事業を譲受け
  • 2008年9月DVDベリフィケーションラボラトリー・クラスAの認証を取得
  • 2009年3月BDテスティングセンターの認証を取得

2010年代

  • 2013年5月創業九州事業所を設立
  • 2014年7月資本金を11億3640万円へ増資 ティアック株式会社からストレージデバイス事業を譲受け
  • 2015年9月TAIWAN TEAC CORPORATIONのストレージデバイス事業を譲受け
  • 2015年10月創業台北支店を設立
  • 2017年2月東京都日野市へ本社を移転
  • 2017年3月羽村事業所を本社(東京都日野市)へ集約
  • 2017年9月子会社「愛飲(上海)貿易有限公司」を設立
  • 2018年11月東京都国立市へ本社を移転
  • 2019年1月創業埼玉県所沢市に所沢オフィスを設立
  • 2019年4月ナノマテリアルの研究開発・製造及び販売を開始
  • 2019年10月M&A子会社「阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司」により、同子会社「愛飲(上海)貿易有限公司」を吸収合併

2020年代

  • 2021年8月創業東京都東村山市に東村山事業所を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行
  • 2022年9月福島県双葉町に福島双葉工場を開設
  • 2023年10月子会社「阿爾美(蘇州)科技有限公司」を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE8%以上
  • PBR1倍以上維持、2倍以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    断熱材事業の拡大と収益向上

    鉄鋼メーカーの炉材調達先としての地位確立や新規顧客獲得、建材不燃材料の大臣認定を活かした建材業界参入、半導体用セラミック製品等の増産と歩留まり改善により、販路拡大と収益力強化を進める。

  2. 02

    ナノマテリアル事業の採用獲得と売上拡大

    CNFや資源・材料販売の重要顧客への対応力強化、新規材料での顧客開拓、海外展開を推進。超高導電CNFの開発や高分散CNSFの適用拡大、調達先多角化による製品ラインナップ拡充を図る。

  3. 03

    第三の事業としてCMCのマーケティング推進

    セラミックマトリックス複合材(CMC)のマーケティングを進め、断熱材・ナノマテリアルに次ぐ事業柱とすることで機能性材料メーカーを確立する。

  4. 04

    中国子会社の構造改革

    原材料内製化や子会社機能の集約など損益分岐点引下げ施策を継続し、中国市場の動向を注視しながら持続的な収益確保を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で208人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は516万円で、9期前と比べて13.5%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は8.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月175
2018年3月180
2019年3月59747.810.2172
2020年3月54247.29.9162
2021年3月51650.310.9172
2022年3月50548.610.6179
2023年3月49046.98.9224
2024年3月48448.19.7310
2025年3月51141.58.0261345
2026年3月51642.08.2208−385

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社工場 — 中華人民共和国 江蘇省蘇州市 呉江区1,668百万円
断熱材事業
本社工場 — 中華人民共和国 江蘇省呉江 経済開発区413百万円
断熱材事業
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    PEEKペレット
    防衛省 · 2021-12-02
    101万円
  • 調達
    補強用カーボンナノファイバー他1品目
    防衛省 · 2025-01-22
    90万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は24億円営業利益-8億円前期と比べると減収減益で、売上が-58.6%、利益が-188.9%。

売上高
-58.6%
24億円
営業利益
-188.9%
-8億円
純利益
-200.0%
-5億円
営業利益率
-33.3%
前期比 -48.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高29億円24億円
営業利益-2億円-8億円
純利益-2億円-5億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−53.8%、営業利益は−200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q9−1
2024年1Q1317.71
2024年2Q25936.06
2024年3Q461532.611
2024年4Q325
2025年2Q33618.24
2025年4Q25312.01
2026年2Q12−3−25.0−3
2026年4Q12−5−41.7−2
2027年1Q6−1−16.7−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は20億円から24億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は-33.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
九州事業所を設立
2013年3月20−3−5
2014年3月19−2−14
台北支店を設立
2015年3月361−1
2016年3月3921
子会社「愛飲(上海)貿易有限公司」を設立
2017年3月3101
2018年3月35−1−3
埼玉県所沢市に所沢オフィスを設立
2019年3月31−1−5
2020年3月2800
東京都東村山市に東村山事業所を設立
2021年3月270−1
福島県双葉町に福島双葉工場を開設
2022年3月3310
子会社「阿爾美(蘇州)科技有限公司」を設立
2023年3月4962
2024年3月1163423
2025年3月589915.55
2026年3月24−8−8−33.3−5

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高24億円のうち、営業利益として残るのは-8億円-33.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-5億円、売上の-20.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.2%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金58.3%14億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-33.3%-8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比38.9pt
-33.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比25.1pt
-20.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比13.2pt
-5.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-6.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-12.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが5億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は33億円で、売上の16.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−2−10−311
2014年3月−300−38
2015年3月−3−410−712
2016年3月2−1−1112
2017年3月−1−10−211
2018年3月1−55−411
2019年3月−1−23−311
2020年3月24−2615
2021年3月0−10−114
2022年3月−3−35−614
2023年3月4−104−613
2024年3月22−1314937
2025年3月9−7−1238
2026年3月5−7−4−233

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は84億円。このうち返さなくてよい自己資本が79億円で、自己資本比率は93.6%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月4137488.9
2014年3月2923680.5
2015年3月39261366.7
2016年3月38271171.0
2017年3月38271170.5
2018年3月42241858.0
2019年3月38221657.8
2020年3月3426876.5
2021年3月35251071.7
2022年3月43281562.7
2023年3月58342458.2
2024年3月98762277.4
2025年3月97821584.7
2026年3月8479593.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
38億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
32億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
3億円
在庫として抱えている分
負債合計
5億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率104社中2位あたり、逆に低いのは営業利益率104社中103位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-5.8%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-33.3%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
93.6%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-58.6%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥254で、1年前と比べて+12.0%過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。

¥254+1.6%1ヶ月+14.9%1年+12.0%時価総額53億円
過去52週の値幅
安値¥152高値¥369

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.65倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月下旬の197円安値から反発し、8月20日に259円まで上昇しましたが、翌21日には248円と4.25%下落しています。25日移動平均線(225.36円)は上回っており、短期的な上昇トレンドは維持されています。一方、75日線(250.65円)はやや下回っており、中期的な節目となっています。52週高値369円からは33%低い水準で、52週安値152円からは63%高い位置にあります。出来高は7月17日に46万株と急増した後、8月は10万株前後で推移しており、直近の上昇局面でも出来高は伴っておらず、やや信用性に欠ける動きといえます。RSIは67.96と高水準で、短期的な過熱感が意識されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 30/100)

PBR0.63倍と業界平均1.38倍を大幅に下回り、割安に見える。しかしROE-5.8%と赤字で、業績が急減速しており、直近の営業赤字・純損失で将来性に懸念。配当利回り0%で株主還元もない。PERが算出不能な点も業績悪化を反映。PBRだけでは判断できず、リスクを考慮すると「割安」だが注意が必要。

指標この会社業種平均
PBR0.65倍1.38倍
ROE-5.8%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

歯科材料事業の安定的な収益と、光学・半導体部品事業の成長可能性をどう評価するかが焦点。強気派は、歯科材料のシェアと技術力による安定した収益基盤に加え、半導体関連需要の拡大で成長が期待できると見る。一方、弱気派は、歯科業界の需要は人口動態に左右されやすく、半導体市況の変動リスクもあり、過去の売上高の乱高下(49億→116億→58億→24億円)から業績の安定性に懐疑的。特に、直近の大幅減収と赤字転落は構造問題の表れと指摘する。

プラスに働く材料7
  • 歯科材料で高シェア

    独自技術で国内上位のシェアを誇り、安定収益の源泉。

  • 半導体部品の成長

    半導体製造装置部品の需要拡大で売上増の可能性。

  • 収益性の改善余地

    高付加価値製品へのシフトで利益率向上の余地がある。

  • PBR0.63倍を意識した自社株買い不定影響

    PBR0.63倍、時価総額52億円

  • 赤字事業撤退で来期黒字転換2027年3月期影響

    営業赤字8億円、売上高24億円

  • 事業売却益の計上決算発表後影響

    2024年3月期に純利益23億円

  • 株主優待の新設次回株主総会影響

    配当利回り0%、資本政策変更余地

マイナスに働く材料7
  • 売上の大幅変動

    売上高が年ごとに大きく変動し、安定性に欠ける。

  • セグメント依存

    歯科材料が主力で特定市場への依存度が高い。

  • 直近の赤字

    2026/3期は営業赤字で、事業の下振れリスクを顕在化。

  • 売上高の急減速が続き赤字拡大継続影響

    売上高116→58→24億円と半減

  • 自己資本の毀損と債務超過懸念2028年3月期影響

    純利益▲5億円、ROE▲5.8%

  • 無配当継続と上場維持基準の達成難決算発表後影響

    配当利回り0%、時価総額52億円

  • 小規模時価総額で需給悪化継続影響

    時価総額52億円、出来高少ない

次の決算で確かめる点
歯科材料売上高
主力事業のトレンドを把握し、需要の安定性を確認するため。
半導体関連売上比率
成長領域の寄与度を測るため。
受注残高
今後の売上変動の兆候を掴むため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+80.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
39.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3
2018年3月30.0
2026年3月580.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,214人。区分でいちばん多いのは個人・その他87.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.5%を占め、残る99.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他74.280.583.070.783.287.7
証券会社19.914.610.615.210.57.8
自己株式0.80.70.60.53.73.7
外国法人1.41.00.85.10.83.2
外国人個人0.40.50.30.10.40.9
事業法人2.21.90.45.32.90.5
金融機関1.81.44.93.62.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01髙橋 靖4.41
02株式会社SBI証券2.90
03津田 鉄也2.15
04楽天証券株式会社共有口1.25
05野村證券株式会社1.22
06雲越 俊介1.20
07宮坂 仁1.01
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)0.98
09冨永 耕三0.83
10鈴木 直人0.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+75%、1株純資産は14期で−48%。直近期のROEは-5.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月−94766−12.3
2014年3月−294483−60.8
2015年3月−18302−5.2
2016年3月143054.510.1
2017年3月72862.322.0
2018年3月−32252−11.8
2019年3月−48191−21.9
2020年3月−1178−0.6
2021年3月−9170−5.3
2022年3月−3174−1.5
2023年3月91825.442.5
2024年3月12336542.68.5
2025年3月234106.012.6
2026年3月−23395−5.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額101百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
髙橋靖代表取締役社長59918,000
関清美取締役6735,000
吹野洋平取締役6573,000
星島時太郎取締役787,000
深川敏弘取締役703,000
河野彰取締役42
漆山伸一取締役(監査等委員)6110,000
藤井篤取締役(監査等委員)76
吉江建一取締役(監査等委員)70
宮地理子50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5878717
社外取締役414144

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容437字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社・阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司並びに阿爾美(蘇州)科技有限公司の計3社で構成されており、電子部品用副資材、耐火材料及び関連製品の開発・製造・販売、ナノマテリアルの研究開発・製造及び販売、資源・材料販売を行っております。 各事業における当社グループの位置付け及びセグメント等は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、2024年6月末日をもって光学ドライブ生産及び関連サービスを終了したアーカイブ事業の報告セグメントを廃止しております。 断熱材事業 連結子会社・阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司及び阿爾美(蘇州)科技有限公司において、電子部品用副資材、耐火材料及び関連製品の開発・製造・販売を行っております。また、当社においても同社製品を中心として輸入・販売を行っております。 ナノマテリアル事業 ナノマテリアルの研究開発・製造及び販売、資源・材料販売を行っております。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,985字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、AV機器やコンピュータ関連機器の品質規格の規準となるテストメディア(テストBD・DVD・CD・テープ等)を提供することで、各メディアの互換性を確保し、消費者の利便性に貢献することに努めてまいりました。 そこから確立されたプレゼンス基板に、業界での認知度を高め、飛躍を遂げている断熱材事業を皮切りに、ナノマテリアル事業を発展させ、またこれら以外の新規事業に対しても積極的な投資を行い、企業価値、株主共同の利益の確保・向上に努めてまいります。 経営理念 技術とチャレンジ 当社成長の源泉です 企業コンセプト 技術集積企業として産業社会を支える高付加価値ビジネスに特化する 1.技術集積力を高め、高付加価値化する 2.企業の発展を支えるビジネスに特化する 3.企業向け事業に重点指向する 目指すべき社風 アカウンタビリティー(説明責任)を徹底する 「計画の根拠、実績の分析、予測の前提」についてアカウンタビリティーを徹底することで、経営の透明性を高め、社内の活性化をはかる (2)目標とする経営指標 経営指標としては、1株当たり当期純利益(EPS)、自己資本利益率(ROE)を重視しており、継続的にこれら指標の向上を目指してまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、直近の経済状況及び事業環境の変化に対応するべく「中期経営計画2025」をローリングし、2026年5月14日付「中期経営計画2026」を公表しました。各事業計画の進捗を評価・修正し、断熱材事業、ナノマテリアル事業に加え、第三の事業とすべくCMC(セラミックマトリックス複合材)のマーケティングを進め、機能性材料メーカーの確立を図ってまいります。各事業の成長により利益の最大化を図り、ROE8%以上、PBR1倍以上を維持し2倍以上を目指します。 (4)会社の対処すべき課題 当社グループは、「中期経営計画2025」の各施策に取り組みました。中国連結子会社においては、中国市場の景気回復に遅れが見られ、太陽電池メーカーの業績が低迷し、太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュール等の受注数の減少に加え、販売価格の下落と原材料の高騰により収益が圧迫され、売上・利益共に減少しました。このような状況の改善を図るべく、原材料の内製化や、阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の一部の機能を阿爾美(蘇州)科技有限公司に集約する等、損益分岐点を下げる施策を追加実施したものの、初年度における効果は限定的となりましたが、2026年5月14日付で公表した「中期経営計画2026」に基づき、計画に沿った施策に取り組んでまいります。 断熱材事業は、売上拡大と収益向上を図ります。具体的には、当社においては、鉄鋼メーカーの炉材定期調達先としての地位確立、鉄鋼メーカー、炉メーカー等の新規顧客の獲得を行います。また、建材副資材において、不燃材料区分での建築基準法に基づく構造方法等の認定(大臣認定)を取得したことにより、建材(耐火)業界に参入し、建材業界での販売を開始するなど、新規商材での他業界参入と商流確立に向けた販売活動、及び断熱用途外や設備機器の製品販売により販路拡大を図ります。連結子会社・阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司及び阿爾美(蘇州)科技有限公司においては、引き続き損益分岐点を引き下げる施策に取り組み、更に、中国市場の景気回復速度を注視しつつ両連結子会社の集約を推進します。拡大する市場と併せて、過当競争とならない長期にわたり持続する市場をターゲットとした更なる高付加価値製品の開発と営業活動を強化し、持続的な成長と収益の確保に取り組みます。市場での評価が良好である半導体用アルミナ粒子・SiOの量産、及び販売が好調なセラミックラック、プラズマZrO2コートNiメッシュ等の生産能力の向上と売上拡大を図り、原材料の内製化や歩留まりの改善を進め、収益力を高めます。 ナノマテリアル事業は、採用獲得と売上拡大を図ります。具体的には、CNF及び資源・材料販売の重要顧客のテーマに対して採用獲得のための顧客対応力を強化します。また、確実に本格採用を獲得するための顧客対応、新規材料での新規顧客獲得に向けた取り組み、海外顧客に対しては継続的にCNF評価及び採用に向けた顧客ニーズへの対応と検証作業の加速を推進し、新規顧客の開拓、海外展開を行います。更に、超高導電CNFの開発、高分散CNSF(カーボンナノショートファイバー)の適用拡大、資源・材料販売において更なる調達先の多角化を進め、製品ラインナップの拡充を図ります。
事業等のリスク2,432字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、本記載内容のうち、将来に関する事項を記載している場合には、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)在外子会社に関するリスク 当社グループの連結子会社である阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司及び阿爾美(蘇州)科技有限公司の事業活動は、中国で行われております。中国における事業活動には、以下のようなリスクが内在しております。 ① 予期しない法律または規制の変更 ② 人材の採用と確保の難しさ ③ ストライキ等の労働争議 ④ テロ・戦争その他の要因による社会的・政治的または経済的な混乱 ⑤ 水不足等の環境問題 同国における政治または法環境の変化、経済状況の変化、雇用環境・反日感情問題その他の社会環境変化など、予期せぬ事象の発生が生産・販売活動に大きな問題を生じさせ、これが当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)新規事業に関するリスク 当社グループは安定的な収益の確保と企業の持続的な発展を目指し、新規事業への取組みを行っておりますが、その内容によっては研究開発・設備投資・人材確保のための費用が発生する可能性があり、かつ新規事業は事業を開始してから安定的な収益を得るまでに一定期間が必要であるため、結果としてその期間の当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、開始した新規事業が市場環境や顧客動向の変化等によって計画通りに推移できなかった場合、投資した資金の回収が見込めなくなる可能性があり、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)海外での事業活動に関するリスク 当社グループは、諸外国で営業活動を行っております。諸外国での予期しない法律または規制の変更、テロ・戦争等の要因による社会的混乱等が起きた場合や、伝染性疾病の蔓延による営業活動の停止や当該地域への渡航禁止による新製品開発の遅延等が発生した場合、一時的に業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、中国に生産拠点があることや、欧米を始めとする諸外国へ販売を行っていることから、為替変動が業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)災害や感染症等に関するリスク 当社グループの本社及び製造、研究開発等の拠点は日本及び中国に展開していますが、地震、火災、洪水等の災害や戦争、テロ行為、コンピューターウイルスによる攻撃等が発生した場合や、情報システム及び通信ネットワークの停止または誤動作等が発生した場合、当社グループの拠点の設備が大きな損害を被り、その一部の操業が中断、生産及び出荷が遅延し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、損害を被った設備の修復のために費用が発生し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、感染症の全世界的な大流行により、顧客企業の事業活動や配送網の中断等による営業活動の停滞や、当社グループの拠点及び生産委託先並びに世界各地に広がる部品や材料の調達先の操業停止等により生産及び出荷が遅延し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)供給体制及び調達価格に関するリスク 当社グループは一部の重要な原材料及び部品について、当社グループ外の企業から供給を受けています。従って、これらの供給元企業が災害等の事由により当社グループの必要とする数量の原材料及び部品を予定通り供給できない場合、生産遅延、販売機会損失等が発生し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの想定を上回る大型受注に対して、生産遅延等が発生することにより顧客が必要とする数量が予定通りに供給できず、販売機会損失等が発生し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、調達価格の上昇が続いた場合、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6)技術革新に関するリスク 当社グループが事業を展開する市場は技術革新が急激に進行しており、それに伴う社会インフラの変化や市場競争などにより、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)法規制に関するリスク 当社グループは、日本その他当社グループが事業を行う各国において、当該国の法的規制を受けており、当社グループによる製品の製造、安全、表示、輸送、販売、事業や投資の許可、輸出入規制、関税などの事業活動の様々な側面に適用されます。当社グループが法的規制に違反した場合、当社グループの信用が失われるとともに、罰則や多額の損害を伴う規制上の処分又は民事上の訴訟提起が行われる可能性があります。更に、当該法的規制の内容が改正された場合、これらに対応するために、当社グループの予測の範囲を超えた費用及び時間を要し、当社グループの事業活動が制限される可能性があります。これらの事由が生じた場合には、当社グループの業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)重要事象等について 当社は、2017年3月期から2026年3月期までの個別業績において、10期連続の営業損失を計上しております。 これにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。 しかしながら、当該事象又は状況を解消し、又は改善するための対応策として、「中期経営計画2026」を策定し、これを反映した事業計画に基づく翌事業年度の資金計画による評価を実施した結果、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。 具体的な対応策については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)会社の対処すべき課題」に記載しております。
経営成績の分析 (MD&A)6,291字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績 当連結会計年度における、当社グループを取り巻く環境は、地政学リスク、米国の通商政策の影響、それに伴う世界経済への影響等、先行き不透明な状況が続きました。 このような中、当社グループは、2028年3月期を最終年度とする3ヶ年計画「中期経営計画2025」に基づき、断熱材事業、ナノマテリアル事業を軸に、第三の事業とすべくCMC(セラミックマトリックス複合材)のマーケティングを進め、機能性材料メーカーの確立を図るべく、計画に沿った施策に取り組んでまいりました。 断熱材事業については、連結子会社・阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司及び阿爾美(蘇州)科技有限公司において、太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュール等の受注数の減少や、販売価格の下落により、前年同期の売上高を下回りました。 ナノマテリアル事業については、CNF(カーボンナノファイバー)の新製品の販売や各種用途に適した製品の提案により評価していただく業種は拡大しており、特に導電用CNF(高分散)において、顧客での高い評価を得ました。また、資源・材料販売が順調に推移したことにより、前年同期の売上高を上回りました。 CMCを手がけている事業企画室については、データの分析・蓄積・サンプル出荷を行い、防衛関連産業企業と接触を図りCMCのマーケティングを進めました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高2,372百万円(前年同期比59.1%減)となりました。利益面は、営業損失825百万円(前年同期は営業利益867百万円)、経常損失786百万円(前年同期は経常利益877百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失470百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益476百万円)となりました。 各セグメントの業績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、2024年6月末日をもって光学ドライブ生産及び関連サービスを終了したアーカイブ事業の報告セグメントを廃止しております。 断熱材事業 当事業は、連結子会社・阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司及び阿爾美(蘇州)科技有限公司において、電子部品用副資材、耐火材料及び関連製品の開発・製造・販売を行っております。また、当社でも同社製品を中心とした輸入販売を行っております。 国内は、ブランケットやブロック等の炉材、ボードや成型品の販売が増加し、更に、前期に開拓した新たな商流での売上が拡大しました。また、工業炉の新設工事案件等を受注した一方で、見込んでいた大型炉修案件が顧客側の計画変更により延期となり、結果として、前年同期の売上高及び当期の計画を下回りました。なお、翌期より建材業界に参入すべく、建材副資材において不燃材料区分での建築基準法に基づく構造方法等の認定(大臣認定)を取得しました。 連結子会社は、中国市場での太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュール等の受注数の減少に加え、販売価格の下落と原材料の高騰により収益が圧迫され、売上・利益共に減少し、前年同期の売上高及び当期の計画を下回りました。このような状況の改善を図るべく、原材料の内製化や、阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の一部の機能を阿爾美(蘇州)科技有限公司に集約する等、損益分岐点を下げる施策を追加実施しましたが、初年度における効果は限定的となりました。また、新製品として、半導体用アルミナ粒子、SiO、MLCC焼成用セラミックラック、プラズマZrO2コートNiメッシュ等の生産と販売を開始し、新製品の販路拡大による収益確保に取り組みました。 以上により、断熱材事業の売上高は2,272百万円(前年同期比56.1%減)となりました。 ナノマテリアル事業 当事業は、ナノマテリアルの研究開発・製造及び販売を行っており、ナノサイズの繊維状炭素を製品化しております。また、資源・材料販売を行っております。 CNFは、製品及び有償でのサンプル品の販売を行い、国内外共に評価していただく業種は拡大しております。導電用CNF(高分散)は、顧客での高い評価を得ており、半導体用途では採用に向け進行し、電池用途では継続して評価を行っております。また、コンポジット成形品は継続的に受注しています。資源・材料販売は、受注件数が増加し順調に推移しましたが、当期本格採用を見込んでいた案件のうち2件は、顧客側の生産計画の変更により翌期の採用見通しとなったため、当期の計画を下回りました。なお、CNFにおいて2件の特許を取得、資源・材料販売においては脱中国材料の開拓を進めるとともに、本格採用に備え欧州REACH規則の登録、及びISO9001認証への追加登録を行いました。 以上により、ナノマテリアル事業の売上高は100百万円(前年同期比40.9%増)となりました。 当社グループの目標とする経営指標の進捗状況 2025年3月期 実績   2026年3月期 実績   2026年3月期 目標 売上高(百万円)   5,800   2,372   4,539 営業利益(百万円)   867   △825   280 営業利益率(%)   14.9   △34.8   6.2 総資産利益率(ROA)(%)   4.9   △5.6   1.7 自己資本利益率(ROE)(%)   6.0   △5.8   2.0 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 断熱材事業   1,707,485   36.7 ナノマテリアル事業   6,361   63.9 合計   1,713,847   36.8 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、販売価格によっております。 3.当連結会計年度において、生産実績に著しい変動がありました。これは、断熱材事業において、中国市場での太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュール等の受注が減少したことによるものであります。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 断熱材事業   2,069,852   65.0   569,990   73.8 ナノマテリアル事業   99,925   140.2   -   - 合計   2,169,778   56.9   569,990   73.8 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.当連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは、断熱材事業において、中国市場での太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュール等の受注が減少したことによるものであります。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 断熱材事業   2,272,297   43.9 ナノマテリアル事業   100,148   140.9 合計   2,372,446   40.9 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 蘇州伊爾賽高温无机耐材有限公司   2,330,919   40.2   477,296   20.1 天津世通器械進出口有限公司   225,148   3.9   276,133   11.6 上海肯沃奇科技有限公司   1,199,298   20.7   198,997   8.4 3.蘇州伊爾賽高温无机耐材有限公司及び天津世通器械進出口有限公司の社名は中国語簡体字を含んでいるため、日本語常用漢字で代用しております。 4.当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。これは、断熱材事業において、中国市場での太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュール等の受注が減少したことによるものであります。 (2)財政状態 当連結会計年度末における財政状態については、以下のとおりであります。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べて19.2%減少し、6,071百万円となりました。これは、主として断熱材事業の販売減少による受取手形、現金及び預金、売掛金の減少等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べて9.1%増加し、2,372百万円となりました。これは、主として連結子会社・阿爾美(蘇州)科技有限公司での設備投資による機械装置及び運搬具の増加等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べて54.3%減少し、463百万円となりました。これは、主として短期借入金、未払法人税等、前受金、その他の未払金の減少等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べて83.8%減少し、75百万円となりました。これは、主として繰延税金負債の減少等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べて3.7%減少し、7,904百万円となりました。これは、主として為替換算調整勘定の増加、親会社株主に帰属する当期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少等によるものであります。 財政状態に関しましては、棚卸資産の削減、固定資産の効率化及び売上債権の早期回収が各セグメントに共通する課題であると認識しており、資産効率の改善に向け、注力してまいります。 (3)キャッシュ・フロー (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは501百万円(前年同期比42.2%減)となりました。これは、主として税金等調整前当期純損失の計上及び売上債権の増加、棚卸資産の減少等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは△744百万円(前連結会計年度は△698百万円)となりました。これは、主として定期預金の預入による支出の増加、事業用資産である有形固定資産の取得による支出の減少等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは△366百万円(前連結会計年度は△76百万円)となりました。これは、主として短期借入金の減少、自己株式の取得を行わなかったことによるものであります。 以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は3,280百万円(前年同期比14.6%減)となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりであります。 当社グループは、財務基盤の強化については、収益力及び資産効率の向上によることを基本としております。当連結会計年度の運転資金及び設備投資資金等につきましては、内部資金及び銀行からの借入による間接金融の手段により調達しております。 資金の流動性については、事業規模に応じた現金及び現金同等物の適正額を維持することとしており、当社グループにおいては、資金の流動性の確保を目的として、主要取引銀行と当座貸越契約等を締結しております。 当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の実績 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   62.7   58.2   77.4   84.7   93.6 時価ベースの自己資本比率 (%)   64.1   124.5   223.6   60.2   72.1 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   △269.8   176.9   18.8   62.9   35.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   △86.1   76.3   380.5   108.7   72.6 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※ キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを利用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 なお、当社は、2017年3月期から2026年3月期までの個別業績において、10期連続の営業損失を計上しております。 これにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しており、「3 事業等のリスク」において、重要事象等が存在する旨及びその内容を記載しております。 しかしながら、当該事象又は状況を解消し、又は改善するための対応策として、「中期経営計画2026」を策定し、これを反映した事業計画に基づく翌事業年度の資金計画による評価を実施した結果、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。 (4)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、連結会計年度末における資産・負債及び連結会計年度の収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについて、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因に基づき判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 当社グループの重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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