概要
野崎印刷紙業は、1921年に値札製造で創業した印刷総合企業である。カレンダー、包装資材、ラベル・タグ、バーコードプリンターなどを主力とし、連結子会社5社を擁する。本社は京都市北区、従業員数422名。2026年3月期の連結売上高は140億円、営業利益5億円。1961年に大阪証券取引所に上場し、現在は東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場している。
四つの事業部門で構成する印刷加工
当社グループは単一セグメントの印刷事業であるが、内部は四つの部門に分かれる。最大部門は包装資材及び紙器、紙工品部門で、2026年3月期の売上高は79億円(全体の56%)を占める。包装紙、紙袋、紙器、ビジネスフォームなどを扱う。次いで情報機器及びサプライ品部門が44億円(31%)で、バーコードプリンター、フルカラーカードプリンター、タグ、ラベル、シールを供給する。商業印刷部門は11億円(8%)で、カレンダー、カタログ、パンフレット、ポスター、高級美術印刷を手掛ける。その他部門は5億円(4%)で、キャリーバッグやチケットパックなどを含む。このように、客先の多様な印刷・情報媒体ニーズに応える構成となっている。
関西・関東・東北・北海道に分散する生産拠点
生産拠点は主要な工場が全国6か所に配置される。京都府内には京都第一工場(京都市南区)、京都第二工場(同)、園部工場(南丹市)、丹波工場(船井郡)の四つがあり、関東工場(埼玉県鴻巣市)が関東圏を担う。東北工場(宮城県柴田郡)と北海道工場(北海道岩見沢市)はそれぞれ東北・北海道エリアの需要をカバーする。新潟工場(新潟市南区)も加わり、全国的な生産ネットワークを形成する。販売面では、東京支店、仙台支店のほか、札幌、広島、福岡、松山など主要都市に営業所を配置し、地域密着型の営業活動を展開している。
五つの連結子会社による分業と補完
グループ経営の要として、五つの連結子会社が製造・販売の各工程を分担する。早和製本㈱は小ロットの製本作業や下請け加工を担い、包装資材部門を支える。旭ラベル㈱はラベル類の印刷・製造の一部を請け負う。野崎カレンダー㈱はカレンダー製品の販売を担当する。㈱ツバサ製作所は情報機器の部分生産を下請けし、フェニックス電子㈱は情報機器及びサプライ品の一部を販売する。各子会社は親会社の生産能力を補完し、機動的な事業運営を可能にしている。また、非連結子会社として野崎カレンダー㈱(旧社)が存在するが、事業は新会社に継承された。
業界の中での役割は商業印刷および包装・ラベル・情報機器の製造・販売を手掛ける印刷企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01商業印刷主力
カレンダー、カタログ、パンフレット、ダイレクトメール、ポスター、高級美術印刷などを製造・販売。子会社の野崎カレンダーにも一部製品を販売しており、幅広い商業印刷需要に対応。
- カレンダー
- 月めくりや日めくりなど様々なタイプのカレンダーを製造。
- カタログ・パンフレット
- 商品紹介や企業案内などに用いる印刷物。
- ダイレクトメール
- 販促用の郵送広告。
- ポスター
- 宣伝用の大型印刷物。
- 高級美術印刷
- 美術品や文化財の複製など高精細な印刷。
02包装資材・紙器・紙工品準主力
包装紙、紙袋、紙器、ビジネスフォームなどを製造・販売。子会社の早和製本に小ロット製造や工程の一部を下請けさせ、効率的な生産体制を構築。
- 包装紙
- 商品を包むための紙。
- 紙袋類
- 買い物袋や手提げ袋など。
- 紙器類
- 箱やケースなどの紙製容器。
- ビジネスフォーム類
- 伝票や帳票などの業務用帳票。
03情報機器・サプライ品準主力
バーコードプリンター、フルカラーカードプリンター、タグ・ラベル・シールなどを製造・販売。子会社の旭ラベルが印刷・製造の一部を担当し、ツバサ製作所に下請けさせ、フェニックス電子に製品の一部を販売。
- バーコードプリンター
- バーコードラベルを印刷するためのプリンター。
- フルカラーカードプリンター
- カードにフルカラー印刷を行うプリンター。
- タグ・ラベル・シール
- 商品管理や表示用の印刷物。
04その他その他
キャリーバッグやチケットパックなどを製造・販売。
- キャリーバッグ
- 持ち運び用のバッグ。
- チケットパック
- チケットをまとめて収納する用品。
製品と技術
商業印刷:カレンダーから高級美術印刷まで
商業印刷部門は、カレンダー、カタログ、パンフレット、ダイレクトメール、ポスター、高級美術印刷などを手掛ける。特にカレンダーは創業以来の伝統製品であり、野崎カレンダー㈱を通じて販売される。一般商業印刷物は展示会向けや官公庁関連の需要が安定的に存在するが、隔年製作のカタログやカレンダー受注部数の変動の影響を受けやすい。2026年3月期の部門売上高は11億円と、全社売上の約8%を占める。
包装資材:紙器・軟包装・ビジネスフォームの広がり
包装資材及び紙器、紙工品部門は、包装紙、紙袋類、紙器類、ビジネスフォーム類を扱う。紙器は化粧品・食品・工業製品向け、軟包装は食品向けが主力である。伝票類は物流部門の受注があるが、ペーパーレス化や価格競争の影響を受ける。一方、円安によるインバウンド需要で百貨店向けギフト包装の増加が見込まれたが、低調に推移した。同部門の売上高は79億円(全体の56%)で、当社最大の収益源である。
情報機器とサプライ品:バーコードプリンターとラベルの融合
情報機器及びサプライ品部門は、バーコードプリンター、フルカラーカードプリンター、タグ、ラベル、シールを供給する。小型・中型プリンターの受注が堅調で、カスタマイズ機の需要が大幅に伸びた。タグ・ラベルは食品業界やECサイト向けデータプリント事業が好調だが、輸送機器・物流向けは減少した。当部門は産学連携で開発した秘匿性の高いオリジナル2次元コードを活用したDX事業を推進し、付加価値創出を図る。売上高は44億円(全体の31%)である。
その他製品:キャリーバッグとチケットパックの多様性
その他部門は、キャリーバッグ、チケットパック、化成品などを扱う。物流関係向けチケットパックの需要減少や、感染症対策関連衛生商品の価格低下により売上は減少傾向にある。2026年3月期の部門売上高は5億円(全体の4%)で、全社への寄与は小さいが、多様な顧客ニーズに応える品揃えの一翼を担っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字が野崎印刷紙業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7902ソノコム | 56億円 | 13.5倍 |
| 2 | 7804ビーアンドピー | 55億円 | 11.6倍 |
| 3 | 7859アルメディオ | 53億円 | — |
| 4 | 7953菊水化学工業 | 51億円 | 18.6倍 |
| 5 | 7808シー・エス・ランバー | 50億円 | 7.3倍 |
| 6 | 7919野崎印刷紙業 | 48億円 | 10.2倍 |
| 7 | 7957フジコピアン | 47億円 | — |
| 8 | 7847グラファイトデザイン | 45億円 | 29.3倍 |
| 9 | 7975リヒトラブ | 45億円 | 59.0倍 |
| 10 | 7807幸和製作所 | 44億円 | 8.5倍 |
| 11 | 7805プリントネット | 39億円 | 8.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 36件
値札製造から法人化への第一歩(1921~1940年)
1921年、雑貨値札やシーリングスタンプなどあらゆる値札類の製造を開始したことが創業の原点である。当時は個人事業として営まれていたが、1932年3月に合名会社野崎商店(資本金25万円)として法人化された。その後、1940年11月には合名会社を継承する形で野崎紙業株式会社(資本金15万円)を新たに設立し、株式会社組織へ移行した。この間、製品ラインは値札から徐々に印刷全般へと拡大し、後の総合印刷企業への基盤が築かれた。
営業網の拡大と商号変更(1950~1962年)
1950年5月に京都営業所、1951年1月に大阪営業所、1957年6月に名古屋営業所を開設し、主要都市への販売網を整備した。同時に生産体制も強化し、1959年11月には京都第一工場(京都市南区)を新設。1961年12月には大阪証券取引所市場第二部および京都証券取引所に株式を上場し、資本市場から資金調達の道を拓いた。翌1962年8月、商号を野崎印刷紙業株式会社に変更し、現在の社名が定まった。
全国工場網の形成と子会社設立(1963~1979年)
1963年11月の関東工場(埼玉県鴻巣市)を皮切りに、1971年10月の丹波工場、1973年1月の京都第二工場、同年9月の東北工場、同年10月の新潟工場、1975年8月の北海道工場と、全国主要地域に生産拠点を相次いで建設した。また1970年4月には㈱ツバサ製作所、1979年12月にはフェニックス電子㈱を設立し、グループ内での分業体制を整えた。この時期に、印刷事業の規模を飛躍的に拡大している。
事業多角化とラベル子会社の設立(1982~1996年)
1982年9月、事業目的に不動産の賃貸及び管理業務を追加し、印刷以外の収益源を確保した。1990年8月には旭ラベル㈱を設立し、ラベル・シール分野への本格参入を果たす。1992年2月には東京支店と仙台支店を設置し、営業体制を強化。1993年12月には園部工場を新設し、関西圏の生産能力を増強した。1996年10月には松山出張所(現松山営業所)を開設し、四国地域へ販路を拡大した。
市場環境の変化に対応した再編(2017~2022年)
2017年4月、京都第二工場に3号館を完成させ、生産効率の向上を図った。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、従来の市場第二部からスタンダード市場に移行した。同期間中、デジタル化やペーパーレス化の進展、原材料価格高騰などの逆風に対し、中期経営計画を策定し、可変印字技術や2次元コードなどの高付加価値化に取り組んでいる。
年表36件を開く
1920年代
- 1921年雑貨値札、シーリングスタンプ等あらゆる値札類の製造開始。
1930年代
- 1932年3月創業合名会社 野崎商店(資本金25万円)設立。
1940年代
- 1940年11月創業合名会社 野崎商店を継承し、野崎紙業株式会社(資本金15万円)設立。
1950年代
- 1950年5月京都営業所開設。
- —東京営業所開設。(現 東京支店)
- 1951年1月大阪営業所開設。
- 1953年11月昭栄堂製本㈱(現 早和製本㈱)設立。(現 連結子会社)
- 1955年5月野崎カレンダー㈱設立。(1996年12月(新)野崎カレンダー㈱(現 非連結子会社)に事業継承)
- 1957年6月名古屋営業所開設。(現 中部事業所)
- 1959年11月京都第一工場(京都市南区)新設。
1960年代
- 1961年12月上場大阪証券取引所(2013年7月東京証券取引所に統合)市場第二部に株式上場。
- —上場京都証券取引所(2001年3月大阪証券取引所に吸収合併)に株式上場。
- 1962年8月商号変更野崎印刷紙業株式会社に商号変更。
- 1963年11月関東工場(埼玉県鴻巣市)新設。
- 1964年9月札幌営業所開設。
- 1965年1月広島営業所開設。
- 1966年5月仙台営業所開設。(現 仙台支店)
1970年代
- 1970年4月㈱ツバサ製作所設立。(現 連結子会社)
- 1970年7月新潟営業所開設。
- 1971年10月丹波工場(京都府船井郡)新設。
- 1972年7月盛岡出張所開設。(現 盛岡営業所)
- 1973年1月京都第二工場(京都市南区)新設。
- 1973年9月東北工場(宮城県柴田郡)新設。
- 1973年10月新潟工場(新潟市南区)新設。
- 1975年1月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。
- 1975年4月福島出張所開設。(現 福島営業所)
- 1975年8月北海道工場(北海道岩見沢市)新設。
- 1979年12月フェニックス電子㈱設立。(現 連結子会社)
1980年代
- 1982年9月事業目的に不動産の賃貸及び管理業務を加える。
1990年代
- 1990年8月旭ラベル㈱設立。(現 連結子会社)
- 1991年6月福岡営業所開設。
- 1992年2月東京支店、仙台支店設置。
- 1993年12月園部工場(京都府南丹市)新設。
- 1996年10月松山出張所開設。(現 松山営業所)
2010年代
- 2017年4月京都第二工場3号館完成。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 自己資本利益率(ROE)具体的な数値目標は記載なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
重点商品の売上成長
可変印字や加飾技術の向上、産学連携による秘匿性の高いオリジナル2次元コードを含むDX事業で付加価値を創出する。また、専門知識が必要な商品については広域営業体制を新たに構築する。
- 02
主力商品の競争優位性強化
印刷技術に特殊加工や可変印字を加え、意匠性やセキュリティレベルの高い商品を提供。既存事業の独自性・優位性を高め、脱プラやCFP削減などの環境ニーズにも対応する。
- 03
ローコストオペレーションの追求
生産現場のスマート化による生産効率向上、設備の改修・増強による生産体制強化、5S活動の徹底による品質管理と生産環境改善を推進する。
- 04
人的資本の強化
従業員の健康増進と人材マネジメントを通じて労働生産性とエンゲージメントの向上を図る。人への投資を新たな価値創出の源泉と位置づける。
- 05
資本効率の向上と資産効率の最適化
ROE逆ツリーを活用し、資本効率を高めるとともに資産効率の最適化に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で422人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は524万円で、9期前と比べて+28.1%。平均年齢は47.5歳、平均勤続年数は21.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 505 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 489 | — |
| 2019年3月 | 409 | 44.7 | 19.0 | 474 | — |
| 2020年3月 | 409 | 44.9 | 19.2 | 464 | — |
| 2021年3月 | 379 | 44.8 | 19.1 | 450 | — |
| 2022年3月 | 395 | 45.5 | 19.7 | 439 | — |
| 2023年3月 | 421 | 46.5 | 20.8 | 414 | — |
| 2024年3月 | 467 | 46.5 | 20.7 | 413 | — |
| 2025年3月 | 508 | 47.0 | 21.0 | 420 | 167 |
| 2026年3月 | 524 | 47.5 | 21.2 | 422 | 118 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内旭ラベル㈱(注)2京都市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内フェニックス電子㈱京都市北区 · 連結子会社議決権71.5%
- 国内㈱ツバサ製作所京都府京丹後市 · 連結子会社議決権59.0%
- 国内早和製本㈱京都市南区 · 連結子会社議決権97.0%
- 調達500万円査証事務支援システム用バーコードラベル(3連式)の調達外務省 · 2026-05-11
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は140億円、営業利益は5億円。前期と比べると減収減益で、売上が-4.1%、利益が-28.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 147億円 | 140億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 5億円 |
| 純利益 | 6億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥7.7 | ¥7.7 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は37億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.8%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 31 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 34 | 2 | 5.9 | 2 |
| 2024年2Q | 34 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 41 | 3 | 7.3 | 3 |
| 2024年4Q | 33 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 70 | 3 | 4.3 | 2 |
| 2025年4Q | 76 | 4 | 5.3 | 3 |
| 2026年2Q | 70 | 2 | 2.9 | 1 |
| 2026年4Q | 70 | 3 | 4.3 | 3 |
| 2027年1Q | 37 | 2 | 5.4 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は170億円から140億円へ82%に減った。直近期の営業利益率は3.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 170 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年3月 | 178 | — | 4 | — | 2 |
| 2015年3月 | 165 | — | 1 | — | 2 |
| 2016年3月 | 174 | — | 5 | — | 2 |
| 京都第二工場3号館完成。 | |||||
| 2017年3月 | 161 | — | 3 | — | 1 |
| 2018年3月 | 153 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年3月 | 152 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年3月 | 148 | — | 0 | — | −6 |
| 2021年3月 | 131 | — | 1 | — | 1 |
| 2022年3月 | 131 | — | 1 | — | 0 |
| 2023年3月 | 134 | — | 4 | — | 3 |
| 2024年3月 | 142 | — | 7 | — | 6 |
| 2025年3月 | 146 | 7 | 8 | 4.8 | 5 |
| 2026年3月 | 140 | 5 | 6 | 3.6 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高140億円のうち、営業利益として残るのは5億円で3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.7%113億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.7%22億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが5億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−5億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は14億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1 | −6 | −2 | −5 | 6 |
| 2014年3月 | 10 | −7 | 1 | 3 | 10 |
| 2015年3月 | 4 | −7 | 6 | −3 | 12 |
| 2016年3月 | 13 | −5 | −5 | 8 | 15 |
| 2017年3月 | 4 | −12 | 5 | −8 | 11 |
| 2018年3月 | 7 | −8 | −2 | −1 | 8 |
| 2019年3月 | 9 | −4 | −2 | 5 | 11 |
| 2020年3月 | 8 | −6 | −3 | 2 | 9 |
| 2021年3月 | 3 | −3 | 1 | 0 | 10 |
| 2022年3月 | 9 | −4 | −4 | 5 | 12 |
| 2023年3月 | 9 | −4 | −5 | 5 | 12 |
| 2024年3月 | 11 | −7 | 0 | 4 | 16 |
| 2025年3月 | 7 | −11 | 2 | −4 | 14 |
| 2026年3月 | 5 | −10 | 5 | −5 | 14 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は106億円。このうち返さなくてよい自己資本が49億円で、自己資本比率は43.5%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 128 | 36 | 92 | 27.8 |
| 2014年3月 | 134 | 37 | 97 | 26.6 |
| 2015年3月 | 137 | 39 | 98 | 27.9 |
| 2016年3月 | 130 | 40 | 90 | 29.5 |
| 2017年3月 | 129 | 41 | 88 | 30.6 |
| 2018年3月 | 125 | 42 | 83 | 32.1 |
| 2019年3月 | 126 | 42 | 84 | 31.8 |
| 2020年3月 | 112 | 35 | 77 | 29.5 |
| 2021年3月 | 107 | 35 | 72 | 31.5 |
| 2022年3月 | 102 | 35 | 67 | 32.8 |
| 2023年3月 | 103 | 38 | 65 | 34.8 |
| 2024年3月 | 108 | 43 | 65 | 37.7 |
| 2025年3月 | 107 | 46 | 60 | 41.3 |
| 2026年3月 | 106 | 49 | 58 | 43.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで104社中16位あたり、逆に低いのは売上成長率で104社中91位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥226で、1年前と比べて+16.0%。過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.2倍 |
| PER (会社予想) | 6.0倍 |
| PBR | 0.77倍 |
| 配当利回り | 3.41% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で約+2.6%上昇、7/17は前日比-1.0%の197円。週足では6月中旬安値186円から切り返し、25日線192円を上回る。75日線196円がほぼ同位置で上値抵抗。52週高値240円からは-18%と戻り余地あり。7/13に55,500株と出来高急増後、7/17は4,800株と沈静化。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 8.9倍は業界平均17.99倍を大きく下回り、PBR 0.69倍も同平均1.35倍を下回る。配当利回り3.77%は業界平均2.09%を上回り魅力的。ROE 7.95%は安定しているが、売上・利益が横ばいで成長鈍化が懸念される。割安だが収益伸び悩みリスクあり。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.2倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 6.0倍 | — |
| PBR | 0.77倍 | 1.38倍 |
| ROE | 8.0% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり7.7円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.41%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 3 | — | 40.6 |
| 2018年3月 | 3 | 0.0 | 441.2 |
| 2019年3月 | 3 | 0.0 | — |
| 2020年3月 | 2 | −33.3 | — |
| 2021年3月 | 2 | 0.0 | 66.7 |
| 2022年3月 | 2 | 0.0 | — |
| 2023年3月 | 3 | 50.0 | 25.4 |
| 2024年3月 | 5 | 66.7 | 16.3 |
| 2025年3月 | 8 | 50.0 | 25.1 |
| 2026年3月 | 8 | 0.0 | 38.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥7.7
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ4,166人。区分でいちばん多いのは個人・その他で75.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.3%を占め、残る76.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 63.7 | 66.8 | 65.3 | 68.4 | 71.5 | 75.9 |
| 自己株式 | 19.0 | 19.0 | 19.0 | 21.4 | 22.7 | 24.8 |
| 事業法人 | 20.1 | 20.3 | 20.5 | 19.8 | 19.7 | 16.5 |
| 金融機関 | 13.3 | 11.2 | 12.0 | 9.5 | 7.2 | 6.7 |
| 外国法人 | 0.3 | 0.2 | 0.3 | 0.8 | 0.3 | 0.5 |
| 証券会社 | 2.5 | 1.6 | 1.9 | 1.5 | 1.2 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 陽光会 | 8.70 |
| 02 | 野﨑 隆男 | 7.94 |
| 03 | 翠洸興産株式会社 | 3.22 |
| 04 | みずほ信託銀行株式会社 | 2.65 |
| 05 | 株式会社京都銀行 | 1.70 |
| 06 | KPPグループホールディングス株式会社 | 1.64 |
| 07 | 野崎印刷紙業従業員持株会 | 1.56 |
| 08 | 金森 勉 | 1.40 |
| 09 | 高野 恵美子 | 1.38 |
| 10 | 住友生命保険相互会社 | 1.34 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+237%、1株純資産は14期で+46%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7 | 197 | 3.4 | 22.1 | 50.3 |
| 2014年3月 | 12 | 203 | 6.0 | 11.3 | 30.1 |
| 2015年3月 | 9 | 217 | 4.4 | 14.3 | 39.2 |
| 2016年3月 | 12 | 231 | 5.2 | 14.0 | 37.3 |
| 2017年3月 | 9 | 236 | 3.6 | 20.6 | 40.6 |
| 2018年3月 | 4 | 237 | 1.5 | 82.3 | 441.2 |
| 2019年3月 | −3 | 232 | −1.2 | — | — |
| 2020年3月 | −36 | 192 | −16.9 | — | — |
| 2021年3月 | 5 | 196 | 2.4 | 30.1 | 66.7 |
| 2022年3月 | 1 | 195 | 0.3 | 191.4 | — |
| 2023年3月 | 15 | 209 | 7.3 | 9.3 | 25.4 |
| 2024年3月 | 34 | 242 | 15.0 | 4.8 | 16.3 |
| 2025年3月 | 31 | 267 | 12.3 | 5.2 | 25.1 |
| 2026年3月 | 22 | 286 | 8.0 | 9.3 | 38.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
15名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額111百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 野﨑隆男 | 代表取締役 社長 | 62 | 1,703,000 |
| 夏苅崇 | 専務取締役 | 72 | 26,000 |
| 簗瀬昌二 | 常務取締役 | 71 | 30,000 |
| 小林正明 | 取締役 営業部長 兼近畿・中部統括担当 | 65 | 18,000 |
| 中井呈 | 取締役 生産部長 | 46 | 2,000 |
| 内藤孝憲 | 取締役 管理部長 | 52 | 3,000 |
| 鈴木一水 | 取締役 | 66 | — |
| 渡邊賢一 | 取締役 | 47 | — |
| 木村規久男 | 取締役 | 71 | — |
| 仲本和宏 | 常勤監査役 | 62 | 11,000 |
| 松本光右 | 監査役 | 53 | 3,000 |
| 北條達人 | 監査役 | 56 | — |
残りの役員3名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 髙岡亨 | — | 62 | — |
| 川口哲生 | — | 52 | — |
| 木村明 | — | 60 | 13,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 77 | 2 | 80 | 13 |
| 社外取締役 | 3 | 15 | — | 15 | 5 |
| 監査役 | 1 | 8 | — | 8 | 8 |
| 社外監査役 | 2 | 8 | — | 8 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容553字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,756字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,297字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,000字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第86期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第85期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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