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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

リヒトラブ

LIHIT LAB.,INC.7975 · Standard · その他製品

文具・事務用品の老舗メーカー。ファイルやバインダーなど整理・収納用品で国内トップクラスのシェアを持つ。

概要

リヒトラブは1948年にリヒト産業として創業した文房具メーカーである。バインダー、ファイル、デスク周りアクセサリーを中心に機能性とデザイン性を備えたオフィス文具を展開する。大阪市に本社を置き、連結従業員591名。売上高は約90億円で、不動産賃貸事業も手掛ける。2025年2月期の営業利益は2億円だが、2026年2月期はほぼゼロと低調である。

事業の二本柱:事務用品製造販売と不動産賃貸

当社グループは当社及び子会社2社で構成され、事務用品等事業と不動産賃貸事業を展開する。事務用品等事業ではファイル、バインダー、収納整理用品などを製造販売する一方、不動産賃貸事業では大阪市中央区の本社ビルや東京都墨田区の賃貸用マンション、倉庫などを保有する。2026年2月期の売上高は91億24百万円、うち不動産賃貸が4億44百万円(構成比4.9%)を占める。連結子会社にはベトナムの生産子会社LIHIT LAB. VIETNAM INC.と不動産管理の大江ビルサービス株式会社がある。

4部門に分かれる事務用品等事業の内訳

事務用品等事業はファイル、バインダー・クリヤーブック、収納整理用品、その他事務用品の4部門からなる。2026年2月期の部門別売上高は、収納整理用品が29億62百万円(構成比32.5%)で最大、次いでファイルが25億16百万円(27.6%)、バインダー・クリヤーブックが24億12百万円(26.4%)、その他事務用品が7億88百万円(8.6%)である。ファイル部門は前年比6.8%減と落ち込んだが、その他事務用品は17.9%増と伸びている。

静岡とベトナムの生産拠点

国内生産の中心は静岡県菊川市の静岡事業部で、1991年に工場と物流センターを開設した。かつては大阪工場も稼働していたが2003年に閉鎖し、生産を静岡に集約した。海外では2004年にベトナム・ハイフォン市にLIHIT LAB. VIETNAM INC.を設立し、連結子会社として生産を担う。協力工場も活用しており、国内と海外のバランスで製造を行っている。

売上高90億円前後で推移する収益構造

過去10年の売上高は86億円から101億円の範囲で推移し、2025年2月期は92億円、2026年2月期は91億円と横ばいである。営業利益は2025年2月期に2億円を計上したが、2026年2月期はほぼゼロ(36百万円)に減少。純利益も同期間で4億円から67百万円へと落ち込んだ。中長期的な目標として売上高110億円、営業利益10億円を掲げるが、実績は大きく乖離している。

業界の中での役割は事務用品業界における大手メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
91億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
1億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
事務用品等事業87億円95.6%2億円2.3%
不動産賃貸事業4億円4.4%1億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01事務用品(文具)主力

当社グループは事務用品等の製造販売を主な事業としており、当社および連結子会社LIHIT LAB. VIETNAM INC.、協力工場で製造し、当社が販売しています。

主な製品・サービス3
ファイル・バインダー
書類整理に用いるファイルやバインダー。多様な規格・デザインでオフィスや家庭で広く使用される。
収納用品
書類や小物を整理するための収納アイテム。デスク周りやキャビネット内での使用を想定。
その他事務用品
クリップ、フォルダー、ラベルなど、オフィスや学校で使う様々な事務用品を提供。

02不動産賃貸副次

当社が不動産賃貸を行い、連結子会社の大江ビルサービスが不動産の管理を行っています。

製品と技術

ファイルとバインダー:ルーパーファイルとリクエストシリーズ

ファイル部門の主力はルーパーファイルやリクエストシリーズのD型リングファイルである。ルーパーファイルは書類を挟み込むシンプルな構造でロングセラーとなっている。バインダー・クリヤーブック部門ではリクエスト クリヤーブックやリクエスト クリヤーポケットが売上を伸ばしている。これらの製品はオフィスでの書類整理に定着し、OEM供給も行っている。

収納整理用品:机上台やペンケース、コラボ製品

収納整理用品部門は売上高が最も大きく、机上台、ペンケース、デコレーションボックスポーチ、デスクトレーなどデスク周りの整理整頓用品を幅広く扱う。机上台はモニターや書類を置く台として人気である。近年では株式会社サンリオとのコラボレーション製品「PuniLabo × SANRIO CHARACTERS スタンドペンケース」を発売し、若年層や女性層の需要を取り込んでいる。

新たな試み:スタンプノートやキーボードスタンド

近年は事務用品の枠を超えた製品開発にも注力している。その一例が観光施設や駅の記念スタンプを収集できる「スタンプノート」である。また、デスクスペースを有効活用する「キーボードスタンド」はキーボード下の空間を収納に利用するアイデア製品である。さらに、熱中症予防対策製品などニッチな需要にも対応。FSC認証を受けた「ソフィーチェノート」シリーズなど環境配慮型製品も展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

文具・オフィス用品の老舗、低収益

ノート・バインダーなど文具とオフィス用品を製造販売。業界は製品差別化が難しく価格競争が激しい。同業の三井松島HDや浅香工業とは分野が異なり、文具専業としての独自性はある。売上高は90億円前後で安定するが、営業利益率が低く、2026年2月期は営業損益ゼロ見通し。規模の小ささと競争激化で収益拡大が課題。内需中心で、海外展開も限定的。

強み

  • 長年の歴史で文具市場における認知度が高く、リピーターも多い。
  • ノート、バインダーから収納まで幅広いアイテムを揃える。
  • 国内生産にこだわり、品質面で評価を得ている。
  • 学校、オフィス向けに長期的な取引関係を構築。

課題

  • 売上高は90億円台だが営業利益率が低く、改善が急務。
  • 文具市場は成熟し、成長が見込みにくい。
  • 海外売上比率が低く、グローバル市場での成長機会を逃している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がリヒトラブ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17953菊水化学工業51億円18.6倍
27808シー・エス・ランバー50億円7.3倍
37919野崎印刷紙業48億円10.2倍
47957フジコピアン47億円
57975リヒトラブ45億円59.0倍
67847グラファイトデザイン45億円29.3倍
77807幸和製作所44億円8.5倍
87805プリントネット39億円8.3倍
97863平賀38億円14.4倍
107793イメージ・マジック38億円9.9倍
117983ミロク37億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

1948年創業:リヒト産業としてスタート

1948年5月、大阪でリヒト産業株式会社を設立し、事務用品の製造販売を開始した。創業から間もない1953年には東京出張所を開設し、首都圏への販路拡大を進めた。1957年には東京出張所を東京都中央区へ移転し、現在の東京支店の基盤を築いた。1962年2月には大阪市東区に本社工場を完成させ、生産能力を強化した。

1962年上場と全国展開の1960年代

1962年9月に大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。同年には福岡店、1964年には札幌店、1968年に名古屋店、1969年に広島店と、主要都市に営業拠点を相次いで開設。1968年には本社社屋を新築し、同年12月に販売子会社の株式会社リヒト商事(後のアイ.ダブリュー.ガティ株式会社)を設立。1969年には大阪配送センターを開設し、物流体制も整えた。

1972年名古屋証券取引所上場と物流集約

1972年10月、名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場し、名古屋地区での知名度向上を図った。1985年には大阪市住之江区に大阪南港作業所(大阪工場)と新たな大阪配送センターを開設し、物流機能を移転。1991年には静岡県菊川町に静岡リヒトラブ事業部工場を開設し、生産拠点を東海地方へ拡大した。同年9月には同地に物流センターも完成させ、静岡での生産・物流体制を確立した。

1991年商号変更と静岡事業部の本格稼働

1991年7月、社名を株式会社リヒトラブに変更した。同年には静岡事業部に工場と物流センターを開設し、生産・物流の効率化を推進。1995年には大阪証券取引所と名古屋証券取引所で信用(貸借)銘柄に選定された。2003年12月には大阪工場と大阪物流センターを閉鎖し、すべての生産・物流機能を静岡事業部に集約。静岡が国内の一大拠点となった。

2000年代の海外進出と子会社再編

2004年12月、ベトナム社会主義共和国ハイフォン市にLIHIT LAB. VIETNAM INC.を設立し、海外生産に乗り出した。2008年2月には子会社のアイ.ダブリュー.ガティ株式会社を吸収合併し、グループ組織を整理。2013年7月には東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東証市場第二部に上場した。2019年5月には東京支店が竣工し、首都圏での拠点を強化した。

2022年スタンダード市場への移行

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東証スタンダード市場に移行した。同時に名古屋証券取引所もメイン市場に移行。上場以来続いてきた第二部市場から、新区分での上場となる。以降も事務用品事業の立て直しに取り組むが、2026年2月期の営業利益はほぼゼロと厳しい局面が続いている。

年表26件を開く

1940年代

  • 1948年5月創業リヒト産業株式会社を設立、事務用品の製造販売を開始

1950年代

  • 1953年7月東京都台東区に東京出張所開設
  • 1957年1月東京都中央区に東京出張所(現 東京支店)を移転

1960年代

  • 1962年2月大阪市東区に本社工場完成
  • 1962年9月上場大阪証券取引所市場第二部に株式上場
  • 1964年3月福岡市に福岡店開設
  • 1964年9月札幌市に札幌店開設
  • 1968年2月大阪市東区に本社社屋新築
  • 1968年9月名古屋市中川区に名古屋店開設(現在地―名古屋市中区)
  • 1968年12月創業株式会社リヒト商事(1995年3月社名変更:アイ.ダブリュー.ガティ株式会社)を設立
  • 1969年6月広島市に広島店開設
  • 1969年11月大阪市西区に大阪配送センター開設

1970年代

  • 1972年10月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式上場

1980年代

  • 1985年10月大阪市住之江区に大阪南港作業所(大阪工場)開設及び大阪配送センター(大阪物流センター)を移転
  • 1988年10月大江ビルサービス株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 1989年3月大阪市中央区に本社ビル(大江ビル)竣工

1990年代

  • 1991年1月静岡県小笠郡菊川町(現 静岡県菊川市)に静岡リヒトラブ事業部(現 静岡事業部)工場開設
  • 1991年7月商号変更株式会社リヒトラブに商号変更
  • 1991年9月静岡県小笠郡菊川町(現 静岡県菊川市)に静岡事業部物流センター開設
  • 1995年8月大阪証券取引所及び名古屋証券取引所において信用(貸借)銘柄に選定

2000年代

  • 2003年12月M&A大阪工場及び大阪物流センターを閉鎖し、それぞれ静岡事業部工場及び静岡事業部物流センターに集約、統合
  • 2004年12月ベトナム社会主義共和国ハイフォン市に LIHIT LAB. VIETNAM INC.(現 連結子会社)を設立
  • 2008年2月M&Aアイ.ダブリュー.ガティ株式会社を吸収合併

2010年代

  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2019年5月東京都中央区に東京支店竣工

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所メイン市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高11,000百万円
  • 営業利益1,000百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益力の向上

    営業本部と生産本部が連携して、販売価格の見直し、高収益新製品の販売強化、生産性向上、調達ルート多様化によるコスト削減に取り組む。

  2. 02

    新製品の開発力強化

    本社と東京支店の専門部署が異なるコンセプトで開発、全社横断プロジェクト「NEXTプロダクト会議」や社内公募アワードで独創的な製品を生み出す。事業範囲に縛られない幅広い視野で製品ラインアップを拡充する。

  3. 03

    販売チャネルと事業領域の拡充

    自社ECサイトの強化、得意先ECサポート、海外販路拡大、越境ECに注力。営業本部が市場調査・分析を行い、生産現場向け製品やニッチな嗜好品など新領域を開拓、SNSやイベントで顧客エンゲージメント向上を図る。

  4. 04

    組織力強化と生産性向上

    社員の能力開発や適正配置により組織力を強化し、生産性向上と収益性改善を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で591人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は544万円で、9期前と比べて4.6%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月674
2018年2月668
2019年2月659
2020年2月57043.518.6641
2021年2月49741.816.9623
2022年2月51841.216.4606
2023年2月50040.116.2596
2024年2月51139.515.5592
2025年2月50639.115.259034
2026年2月54438.914.05910

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.6%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)64.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 1 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
静岡事業部 — 静岡県菊川市1,674百万円
事務用品 等事業
セイワパレス深江橋駅前 — 大阪市東成区1,292百万円
不動産 賃貸事業
コスモリード菊川 — 東京都墨田区636百万円
不動産 賃貸事業
本社ビル — 大阪市中央区604百万円
不動産 賃貸事業
東京支店 — 東京都中央区491百万円
事務用品 等事業
事務用品等事業 — ベトナムハイフォン市446百万円
東京支店 — 東京都中央区314百万円
不動産 賃貸事業
東京菊川倉庫 — 東京都墨田区164百万円
不動産 賃貸事業
名古屋 — 名古屋市中区112百万円
不動産 賃貸事業
本社 — 大阪市中央区72百万円
事務用品 等事業
主な関係会社
  • 国内
    大江ビルサービス㈱
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    LIHIT LAB. VIETNAM INC.(注)
    ベトナム社会主義共和国 ハイフォン市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は91億円営業利益0億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.1%、利益が-100.0%。

売上高
-1.1%
91億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
-75.0%
1億円
営業利益率
0.0%
前期比 -2.2%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高94億円91億円
営業利益2億円0億円
純利益2億円1億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は29億円、営業利益は1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+7.4%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q2500.00
2024年2Q20−1−5.00
2024年3Q21−1−4.8−1
2024年4Q220
2025年1Q2713.71
2025年2Q2100.0−1
2025年4Q4412.34
2026年2Q4900.00
2026年4Q4200.01
2027年1Q2913.41

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は88億円から91億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
2013年2月8842
2014年2月9042
2015年2月9221
2016年2月94−1−1
2017年2月9632
2018年2月10073
2019年2月10175
2020年2月9853
2021年2月8654
2022年2月8743
2023年2月8500
2024年2月88−2−1
2025年2月92222.24
2026年2月91010.01

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高91億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.9%60億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.1%31億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.5pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.2pt
1.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.8pt
0.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが0億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは−14億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は7億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月4−2−2215
2014年2月3−2−4112
2015年2月2−3−3−18
2016年2月3−10210
2017年2月9−1−5813
2018年2月10−2−2818
2019年2月0−61−613
2020年2月9−3−1617
2021年2月7−1−5618
2022年2月7−1−1623
2023年2月−7−1−3−811
2024年2月7−72012
2025年2月312−41523
2026年2月0−14−2−147

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は135億円。このうち返さなくてよい自己資本が110億円で、自己資本比率は81.2%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月133835062.5
2014年2月131854664.9
2015年2月131864565.4
2016年2月132854764.2
2017年2月131874466.4
2018年2月136904666.2
2019年2月134934169.4
2020年2月132943871.2
2021年2月129963374.8
2022年2月1331013275.8
2023年2月1271022580.3
2024年2月1311022978.1
2025年2月1341062879.2
2026年2月1351102581.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
67億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
19億円
在庫として抱えている分
負債合計
25億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率104社中12位あたり、逆に低いのはROE104社中94位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.6%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.2%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
-1.1%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,169で、1年前と比べて+1.9%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥1,169-0.3%1ヶ月+5.7%1年+1.9%時価総額45億円
過去52週の値幅
安値¥1,057高値¥1,347

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)59.0倍
PER (会社予想)19.8倍
PBR0.36倍
配当利回り2.14%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬から緩やかな上昇基調で、8月20日には1143円と、25日線(1115.76円)を約2.4%上回り、75日線(1110.31円)も上回っています。ただし、200日線(1172.86円)は下回っており、長期では戻り待ちの売り圧力が残ります。52週高値1347円からは約15%下、52週安値1057円からは約8%上です。RSIは65.56とやや買われすぎ圏で、出来高は8月17日に4000株とやや増加しましたが、全体としては低水準です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER57.81倍は業界平均18.22倍を大幅に上回るが、予想PER19.4倍まで低下する見込み。PBR0.35倍は平均1.4倍を大きく下回り、ROE0.6%と低いが、直近の業績回復でROEは改善傾向。配当利回り2.19%は平均2.85%を下回るが、配当性向29.9%は安定。利益変動が大きく、業績次第では割安感が強まるが、現時点では収益力が弱く割高感も残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)59.0倍18.4倍
PER (予想)19.8倍
PBR0.36倍1.38倍
ROE0.6%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

オフィス用文具の需要減少が続き、業績が悪化。強気派は、在宅勤務の定着による個人物販の増加や、新製品投入での復活を期待する。弱気派は、市場縮小が止まらず、競争も激しいため、業績回復は難しいと見る。

プラスに働く材料7
  • 個人物販の拡大

    テレワークで個人向けの文具需要が増加。

  • 新製品の投入

    機能性を高めた製品で需要喚起を図る。

  • 財務の健全性

    自己資本比率が高く、低PBRで割安感がある。

  • 予想PER19.2倍に映る利益回復2027年2月期影響

    時価総額43億円÷予想PER19.2倍で予想純利益約2.2億円、前期実績1億円の倍増

  • 営業利益率2%超への回帰2027年2月期影響

    2025/2期の営業利益率2.17%に戻れば営業利益約2億円。現状ゼロから大幅改善

  • PBR0.35倍と純資産の下支え継続影響

    PBR0.35倍は株価が純資産の3分の1強。資産価値の見直しで上昇余地

  • 配当利回り2.21%の安定供給継続影響

    株価1133円で利回り2.21%。減配がなければ配当目的の買いが入る

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小

    オフィス向け需要は減少が続く。

  • 収益性悪化

    営業利益がほぼゼロで、将来性に不安。

  • 競争激化

    海外メーカーや100円ショップとの競争が厳しい。

  • 営業利益ゼロの収益力低迷2027年2月期影響

    2026/2期の営業利益0円。固定費が膨らめば赤字転落の懸念

  • 純利益は前期4億円から1億円へ急減2027年2月期影響

    2026/2期の純利益1億円は前期比3億円減。収益悪化が続けば株価の重し

  • 売上高91億円と減収基調2027年2月期影響

    2026/2期売上高91億円は前期から1億円減。需要回復が遅れる

  • 外国人保有0.48%と極端な低流動性継続影響

    外国人所有比率0.48%と最低水準。需給が細く、下げ幅が拡大しやすい

次の決算で確かめる点
オフィス向け売上高
中核市場の需要動向を確認するため。
個人向け売上高
新規需要の取り込みを測るため。
営業利益率
収益改善の兆しを確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.14%。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
2.14%
いまの株価に対して
配当性向
29.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2551.3
2018年2月3020.027.6
2019年2月300.021.6
2020年2月25−16.729.5
2021年2月250.034.0
2022年2月250.033.0
2023年2月250.0
2024年2月250.0
2025年2月250.029.9
2026年2月250.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ3,782人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.1%を占め、残る55.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他55.055.354.552.155.854.9
事業法人28.727.528.732.129.030.4
金融機関13.814.013.813.813.813.8
自己株式11.111.111.111.111.111.1
証券会社0.71.10.90.70.50.5
外国法人1.82.02.01.20.90.4
外国人個人0.00.10.10.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01リヒトラブ共栄会11.11
02有限会社新居浜ビジネスセンター6.32
03田中 経久4.69
04株式会社三井住友銀行3.85
05株式会社三菱UFJ銀行3.43
06日本生命保険相互会社2.86
07明治安田生命保険相互会社2.73
08リヒト精光株式会社2.62
09株式会社アケボノクラウン1.47
10田中 宏和1.21

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-31
    有限会社 新居浜ビジネスセンター
    新規の大量保有報告
    4.97%
    -1.04pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+66%、1株純資産は14期で+591%。直近期のROEは0.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月124692.614.748.4
2014年2月125022.515.643.5
2015年2月55061.133.367.8
2016年2月−345,003−0.7
2017年2月1245,1142.514.051.3
2018年2月922,6613.513.327.6
2019年2月1382,7385.17.421.6
2020年2月992,7693.68.929.5
2021年2月1042,8363.78.334.0
2022年2月772,9792.710.333.0
2023年2月−73,012−0.2
2024年2月−283,019−0.9
2025年2月1213,1353.99.429.9
2026年2月203,2360.662.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/2期の役員報酬は総額181百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田中宏和代表取締役社長6146,000
早川大介常務取締役 管理本部長623,000
安達和史常務取締役 営業本部長593,000
田中文浩取締役 静岡事業部物流担当5837,000
大盛章夫取締役 量販部部長兼通販部部長兼東京МD部部長582,000
後藤文宣取締役 生産本部長679,000
大澤政人取締役6027,000
山﨑有香取締役60
林毅監査役(常勤)665,000
松野聡彦監査役(常勤)655,000
和中修二監査役66
古谷勝彦監査役59
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
伊藤毅60

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)794213214721
監査役217432513
社外取締役571192

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容244字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループの企業集団は、当社及び子会社2社で構成されており、その事業は事務用品等の製造販売及び不動産賃貸の事業活動を展開しております。 事務用品等事業につきましては、当社、連結子会社 LIHIT LAB. VIETNAM INC.及び協力工場で製造し、当社が販売しております。 不動産賃貸事業につきましては、主として、当社が不動産賃貸を行っており、連結子会社 大江ビルサービス㈱が不動産の管理を行っております。 企業集団についての事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,304字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グル-プは「深い知性と燃える情熱をもって新しい価値の創造に努め、社会に貢献する」との企業理念のもと、その実現に努めております。この理念を実現するために「良い品はお徳です」をモットーとして、使う人すべてにやさしいユニバーサルデザイン商品の開発を重点的に行い、より高品質の製品を通じて顧客、株主、社員及び取引先の満足度を高め、経営の効率化、コーポレート・ガバナンス体制の強化、財務体質の改善などを図り、堅実経営を行うことを基本方針としております。 (2) 目標とする経営指標と中長期的な会社の経営戦略 本業の事務用品等事業の売上高11,000百万円と営業利益1,000百万円の達成を当面の数値目標としております。 当社グループにおきましては、持続的、永続的な会社の成長を経営課題とし、この目標達成のために次の事項を経営戦略として掲げております。 ①新製品の開発力の一層の強化を図り、市場のニーズを敏感に捉えた独自性の高い製品を提供し続ける、②販売チャネルの開拓と事業領域の拡充、並びに海外市場への取組強化により業容の拡大を図る、③社員の能力開発や適正配置を通じて、組織力の強化や生産性の向上、収益性の改善を図る。 (3) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 次期の経済環境につきましては、引き続き雇用・所得環境の改善や個人消費の増加等により、景気は緩やかに回復基調を維持するものと予想されますが、中東情勢の悪化に伴う原油価格の上昇等に加え、労働力不足等による人件費の上昇、円安進行に伴う輸入物価等の高騰、米国の関税政策の影響等により景気下振れリスクが懸念されます。 事務用品業界におきましては、個人を中心として需要の多様化が一層進むことにより、従来のカテゴリーに縛られない製品や、デジタル化・ペーパーレス化の進展によって紙以外の収納・整理を行える製品等を求める動きが顕在化しております。また、よりサステナビリティに配慮した新たな製品を開発する姿勢を企業に求める動きも顕著になってきております。 当社におきましては、このような環境のもと、お客様のニーズを的確に捉え、よりご満足いただける製品の開発を一層努めていくとともに、国内外のマーケットへの積極的な開拓を推進してまいります。そのために当社として対処すべき課題は以下の3点と認識しております。 ①収益力の向上 エネルギー資源や原材料コストの大幅な上昇に加え、人件費の上昇・円安の進行等により企業を取り巻く収益環境は厳しさを増しております。このような環境に対応していくために、当社では営業本部と生産本部が連携して収益力の向上に取り組んでおります。その中では、販売価格の見直しや収益力の高い新製品の販売強化等の営業施策だけでなく、全社的な生産性向上と生産バランスの適正化、並びに海外も含めた調達ルートの多様化によるコスト削減等、部門の垣根を越えて幅広く多面的に検討を重ねた上で、それらの実現に向けて注力しております。 ②製品開発 当社の製品開発については、本社並びに東京支店の2ヶ所に専門部署を設置し、両部署がこれまでに培ったノウハウや知見を活かして、それぞれ実用性重視と市場性重視という異なるコンセプトをベースとして独自に開発に当たる体制としております。一方で、お客様の価値観やニーズは、社会環境や個人の行動様式の変化により多様化がより進んでいることから、そのような変化に適応すべく全社の各部門から横断的に参加者を募り、情報連携とアイデア創出を目的としたプロジェクト「NEXT(ネクスト)プロダクト会議」を立ち上げるとともに、新たな製品やビジネスモデルを社内公募するアワードを実施し、常にお客様の視点に立った付加価値の高い製品の開発に注力しております。直近では、レトロテイストを採り入れたシリコン素材の動物シリーズ「喫茶プニラボ」や、観光施設・駅などに設置されている記念スタンプを収集できる「スタンプノート」などの新シリーズ及び新製品の開発に繋げました。引き続き事務用品という枠組みに囚われない幅広い視野と独創的な発想で製品ラインナップの拡充に取り組んでまいります。 ③販売チャネルと事業領域の拡充 国内の事務用品市場が成熟化しつつある環境下で当社として更なる発展を目指すためには、国内外への販売チャネルの拡充、並びに新たな事業領域の開拓を推進していく必要があります。販売チャネルについては、ECルートの拡充を図るべく自社サイトによる直販ECを継続的に強化していくとともに得意先ECサイトのサポートにも注力してまいります。海外ルートでは、引き続き現地でのアプローチによる営業活動を強化するとともに、国内外の卸業者を積極的に活用した販路拡大や越境ECサイト等にも取り組んでまいります。 また、事業領域の開拓については、営業本部が中心となり将来的な市場動向の調査・分析を行うとともに、開発部門と協働して新製品の開発にも関与しており、生産・工事現場等に向けた製品やニッチな趣味・嗜好品といった領域への取り組みを推進しております。加えてチャネル毎の顧客ニーズに合った営業戦略を企画・提案し、SNSや各種イベントを通じて顧客エンゲージメントの向上を目指してまいります。 以上のような課題の解決を鋭意進めることにより、更なる売上の拡大並びに収益力の強化を図ってまいります。
事業等のリスク1,724字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、将来に関する事項の記載につきましては、当連結会計年度末現在において独自に判断したものであり、将来を含めた当社グループのリスク全般を網羅するものではありません。当社グループは、これらリスクの発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 ①自然災害等について 当社グループの国内の生産施設、物流施設は現在静岡県菊川市に集中しており、火災や災害等の発生により生産・物流設備等が被害を受けた場合には、正常な事業活動が行えなくなり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②海外との取引拡大について 当社グループの事務用品等事業においては、海外との販売及び原材料、製品等の調達の比重が増加してきております。そのため関税制度の変更や相手国における商慣行の相違、予期せぬ法律や規制の施行・変更、経済・社会情勢の変化等が発生した場合には、安定的な取引に支障をきたす可能性があります。 ベトナム生産子会社LIHIT LAB.VIETNAM INC.においては、同国における関税制度や運用の変更、予期せぬ法律や規制の施行・変更、政治・経済情勢の変化等が発生した場合には、生産性や採算性が低下し追加投資が必要となる可能性があります。 また、海外との取引拡大やベトナム生産子会社LIHIT LAB.VIETNAM INC.の会計制度の影響でUSドル建ての債権債務の比重が高まっております。その結果、ドル円相場の変動が当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③借入契約に係る財務制限条項について 当社グループの一部の借入契約に関しては財務制限条項が付されております。今後、財務制限条項に抵触した場合、期限の利益を喪失し、当該借入金の一括返済を求められることがあり、この場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、財務制限条項の詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結貸借対照表関係 ※3」に記載しております。 ④市況変動について 当社グループの事務用品等事業は、主要原材料として石油製品を使用しておりますが、中東地域における社会情勢の動向、欧米・中国等における需給関係の変化が原材料価格や安定的な調達に影響し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤不動産賃貸事業について 当社グループの不動産賃貸事業は、本社ビルの賃貸オフィスを始めとして、賃貸用マンションや倉庫・駐車場等の賃貸収入が主体となっております。従って、国内の景気動向や不動産市況・企業業績等により稼働率が左右される状況にあり、賃貸市場の低迷や建物の老朽化等により稼働率が低下した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥情報管理について IT技術の進歩やテレワークの浸透により情報のデジタル化及びネットワーク化が進んだことで、外部から社内システムに侵入・攻撃されるリスクや、企業機密・個人情報等が漏洩するリスクが高まっております。万一、何らかの事情によりシステム障害や情報漏洩が発生すれば、事業継続に支障をきたすだけでなく、当社グループの信用が失墜し損害賠償責任を負う恐れもあり、その場合には当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦客先からの重大品質クレーム 当社グループでは、徹底した品質検査・保証管理体制を構築し、安定した品質の維持に努めております。しかしながら、すべての製品に不良がなく、製造物責任賠償が発生しないという保証はないことから、予期せぬ事情により品質不適合品がお客様へ納入される可能性があります。その場合、製品の返品、交換、損害賠償請求等の費用が発生し業績に重要な影響を及ぼします。
経営成績の分析 (MD&A)5,937字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比べ83百万円増加し、13,516百万円となりました。負債合計は前連結会計年度末に比べ257百万円減少し、2,537百万円となりました。純資産は前連結会計年度末に比べ341百万円増加し、10,978百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加に伴う個人消費の持ち直しや、引き続き堅調な企業収益を背景に、緩やかな回復基調が続いております。一方で足元では、中東情勢の緊迫化や円安の進行によりエネルギー資源を中心として物価が上昇基調にあるうえ、米国の関税政策の影響や日中関係悪化に伴う訪日客の減少等により景気下振れリスクの懸念が高まるなど、景気の先行きは不透明な状況が継続しております。 当業界におきましては、法人需要において企業のコスト削減やペーパーレス化による需要減少が続く中で、事務用品の範疇を超えた新たな事業分野への拡大が続いております。個人需要では、若年層や女性層を中心に、海外製品や機能性文具など、日本にはないデザインや安価で実用的な製品が支持を得る一方で、ライフスタイルや価値観の多様化により、個人の趣味・嗜好の拘りを追求するためのツールとして、高機能・高品質の製品を求める動きが進んでおり、製品の二極化傾向が強くなってきております。また販売チャネルでは、EC市場においてキャッシュレス取引拡大により伸張が継続するとともに、実店舗販売も訪日客や若年層の旺盛な消費活動を背景に、量販店を中心として堅調に推移しております。取扱先におきましても、既存の文具・事務用品専門店から総合スーパーやコンビニエンスストア、ホームセンター、ドラッグストア等業態の枠を超える変化がさらに進んできております。 このような状況のもと、当社グループでは事務用品等事業におきまして「良い品はお徳です」をモットーに、皆様の暮らしに豊かさをもたらす製品、環境や時代及び多様化する需要にマッチした魅力ある製品を、当社独自の開発力により積極的に推し進め、売上の拡大に努めてまいりました。 主な新製品としましては、株式会社サンリオとのコラボレーション製品「PuniLabo(プニラボ)×SANRIO CHARACTERS(サンリオキャラクターズ)スタンドペンケース」、FSC®認証製品(FSC®-C204324)の「ソフィーチェノート」シリーズ、両面保管できるジャバラポケットタイプが特長の「書き置き御朱印帳」、キーボード下に新たな空間を確保することでデスクスペースを効率的に活用できる「キーボードスタンド」、熱中症予防対策製品等が売上を伸ばしました。一方既存製品では、主力製品の机収納シリーズの「机上台」やmyfa(ミファ)シリーズの「デコレーションボックスポーチ」、ロングセラーの「ルーパーファイル」のほか、「カラークリヤーホルダー」、「リクエスト クリヤーブック」、OEM製品等が引き続き堅調に推移いたしました。 この結果、事務用品等事業につきましては、このような新製品の積極的な投入や価格改定効果及び国内営業及び量販部門の売上増加等があったものの、国内大手通販会社のランサムウェア攻撃に端を発したシステム障害による受注減少等により、前連結会計年度比僅かに減収となりました。 不動産賃貸事業につきましては、大阪市中央区の本社ビルや東京都墨田区菊川の賃貸用マンション及び賃貸用倉庫等の既存の収益物件に加えて、2025年5月に購入いたしました大阪市東成区の賃貸用マンションが稼働を開始したことにより安定して賃料収入を確保いたしましたが、2024年11月に大阪市住之江区の賃貸用倉庫を売却したことにより、前連結会計年度比減収となりました。 以上により、当連結会計年度における売上高は9,124百万円(前連結会計年度比1.0%減)となりました。利益につきましては、事務用品等事業では、好調な新製品の売上に加え、価格改定や生産コストの軽減等の改善に努めたことにより、若干の増益となりましたが、不動産賃貸事業においては、大阪市東成区の賃貸用マンションの購入に伴う租税公課等を計上したことにより大幅に減益となりました。その結果、営業利益は36百万円(前連結会計年度比79.8%減)、経常利益は114百万円(前連結会計年度比45.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は67百万円(前連結会計年度比83.7%減)となりました。 当連結会計年度の期末配当金につきましては、経営環境や業績の見通し等を総合的に勘案し、2026年4月20日開催の取締役会決議により、1株につき普通配当25円とさせていただきました。 セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。 部    門   売上高(百万円)   構成比(%)   前連結会計年度比増減(%) フ      ァ      イ      ル   2,516   27.6   △6.8 バインダー・クリヤーブック   2,412   26.4   0.9 収   納   整   理   用  品   2,962   32.5   △1.2 そ  の  他  事  務  用  品   788   8.6   17.9 事   務   用   品   等   事   業   8,680   95.1   △0.9 不   動   産   賃  貸   事   業   444   4.9   △3.7 合         計   9,124   100.0   △1.0 [事務用品等事業] 事務用品等事業は、以下の4部門に大別しております。 <ファイル部門> クリヤーホルダー、リングファイル、パンチレスファイル、ルーパーファイル、クリップファイル等を主要製品とするファイル部門の売上高は2,516百万円(前連結会計年度比6.8%減)となりました。主力製品のルーパーファイル、REQUEST®(リクエスト)シリーズのD型リングファイルが売上を伸ばしたものの、主力取引先の受注減少をカバーするには至らず、売上減となりました。 <バインダー・クリヤーブック部門> クリヤーブック、クリヤーポケット、ツイストノート、多穴リングバインダー等を主要製品とするバインダー・クリヤーブック部門の売上高は2,412百万円(前連結会計年度比0.9%増)となりました。主力製品のリクエスト クリヤーブック、リクエスト クリヤーポケット、OEM製品のクリヤーブックが売上を伸ばしました。 <収納整理用品部門> ペンケース、机上台、クリヤーケース、バッグ、デスクトレー等を主要製品とする収納整理用品部門の売上高は2,962百万円(前連結会計年度比1.2%減)となりました。PuniLabo × SANRIO CHARACTERSや、myfa デコレーションボックスポーチ ミニが売上を伸ばしたものの、既存製品の机上台等が伸び悩み、売上減となりました。 <その他事務用品部門> スライドカッター、コンパクトホッチキス、カルテフォルダー、カルテブック等を主要製品とするその他事務用品部門の売上高は788百万円(前連結会計年度比17.9%増)となりました。熱中症予防対策品が売上を伸ばしました。 以上の結果、事務用品等事業の売上高は、主力取引先である国内大手通販会社のシステム障害による受注減少等により、8,680百万円(前連結会計年度比0.9%減)となりましたが、利益につきましては、好調な新製品の売上に加え、価格改定や生産コストの軽減等に努めたことにより、203百万円の営業利益(前連結会計年度比2.2%増)となりました。 [不動産賃貸事業] 不動産賃貸事業は、大阪市中央区の本社ビルや東京都墨田区菊川の賃貸用マンション及び賃貸用倉庫等の既存の収益物件に加えて、新規取得の大阪市東成区の賃貸用マンションが稼働を開始したことにより安定して賃料収入を確保いたしましたが、2024年11月に大阪市住之江区の賃貸用倉庫を売却したことにより、売上高は444百万円(前連結会計年度比3.7%減)となり、利益につきましては、大阪市東成区の賃貸用マンションの購入に伴う租税公課等を計上したことにより営業利益は51百万円(前連結会計年度比65.7%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,603百万円減少し728百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は、47百万円となりました。これは主として減価償却費、棚卸資産の減少等による ものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は、1,404百万円となりました。これは主として、賃貸用マンションを購入したこと に伴う有形固定資産の取得による支出等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は、241百万円となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出、配当 金の支払等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) 事務用品等事業   8,419,369   98.1 不動産賃貸事業   -   - 合計   8,419,369   98.1 (注) 金額は、販売価格によっております。 b.受注実績 受注生産は僅少であるため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) 事務用品等事業   8,680,104   99.1 不動産賃貸事業   444,077   96.3 合計   9,124,181   99.0 (注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2. 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) エコール流通グループ㈱   1,378,495   14.9   1,459,314   15.9 アスクル㈱   1,796,672   19.4   1,436,408   15.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 各セグメントの経営成績は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりであります。 b.財政状態の分析 (資産の状況) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ83百万円増加し、13,516百万円となりました。これは主として2025年5月に賃貸用マンションを購入したことにより、建物及び構築物と土地が増加したこと等によるものであります。 (負債の状況) 負債合計は前連結会計年度末に比べ257百万円減少し、2,537百万円となりました。これは主として長期借入金や未払法人税等が減少したこと等によるものであります。 (純資産の状況) 純資産は前連結会計年度末に比べ341百万円増加し、10,978百万円となりました。これは主としてその他有価証券評価差額金が増加したこと等によるものであります。その結果、自己資本比率は81.2%となりました。 c.経営成績に重要な影響を与える要因について 当該事項につきましては、本報告書の「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,603百万円減少し728百万円となりました。これに受取手形及び売掛金、電子記録債権を加えますと、設備資金も含めた通常予想される範囲内の支払に対して十分な水準にあると判断しております。さらにコミットメントラインの未使用枠残高が1,000百万円あり、万一資金需要に変化が生じても十分に対応できる体制にあると考えております。なお、各キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたり用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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