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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

エムアップホールディングス

mup holdings. Inc,3661 · Prime · 情報・通信業

ファンクラブ運営を軸に、EC・電子チケットを展開するエンタメ特化型プラットフォーマー。

概要

エムアップホールディングスは、アーティストのファンクラブ運営を中核とするエンタテインメント企業グループの持株会社である。スマートフォン向け有料会員制サイトの運営、グッズの受託販売、電子チケットサービスを展開し、会員からの先行回収型の安定した収益構造を持つ。2026年3月期の連結売上高は317億円、営業利益50億円。従業員数362名、本社は東京都渋谷区。2012年3月に東証マザーズ上場、2022年4月にプライム市場へ移行した。

ファンクラブ運営とECを束ねるコンテンツ事業

コンテンツ事業は、アーティスト等の公式ファンクラブ・ファンサイトの有料会員制運営と、その会員基盤を対象としたEC(グッズ販売)から構成される。ファンクラブ事業では月額・年額会費を主収入とし、決済手数料を差し引いた残額をコンテンツホルダーとレベニューシェアする。EC事業ではCD・DVDやライブグッズの委託販売を行い、在庫リスクを負わず受託手数料を得る。2026年3月期のコンテンツ事業売上高は非開示だが、全社売上の過半を占める。同事業の特徴は、会費回収(キャッシュイン)が分配(キャッシュアウト)に先行するため運転資金需要が少なく、効率的なキャッシュフローを生む点にある。

電子チケットとトレードで差別化するチケット事業

電子チケット事業は、ライブやスポーツイベント等のチケットをスマートフォンアプリで提供する。サービス利用料が収益源であり、権利者許諾に基づくチケットトレード機能が競争力の源泉である。さらにプロ野球選手のカードコレクションアプリなど付随サービスも展開する。2026年3月期の同事業売上高は単独開示されていないが、グループ全体の成長を牽引する柱の一つである。コンテンツ事業のファンクラブ会員基盤と連携し、先行チケット販売や優遇施策によりクロスセルを強化している。

子会社11社で構成するグループ体制

当社グループは持株会社であるエムアップホールディングスと連結子会社11社で構成される。主な子会社には、ファンクラブプラットフォーム「Fanpla Kit」を提供する株式会社Fanplus、電子チケット事業を担う株式会社VOLZ(旧Tixplus)、VR配信等の株式会社VRMODEがある。2025年5月にはFanplus USA, Inc.を設立し、海外展開を開始した。グループ全体でアーティストとファンのエンゲージメント向上に特化したサービスをワンストップで提供するエコシステムを構築している。

業界の中での役割はエンターテインメント向けデジタルプラットフォーム・サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
317億円
営業利益
50億円
営業利益率
15.8%
純利益
30億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2019/3
事業売上構成比利益利益率
その他(注)136億円50.0%7億円19.4%
コンテンツ事業34億円47.2%7億円20.6%
EC事業2億円2.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01エンターテインメント(ファンクラブ・ファンサイト)主力

アーティスト等の公式ファンクラブ・ファンサイトを有料会員制サブスクリプションモデルで運営。会費収入を主軸に、コンテンツホルダーとレベニューシェアする安定したストック型収益構造を持つ。加えて、アニメ・キャラクターコンテンツ配信、ライブ配信、VR配信、スマホアプリなど周辺サービスも展開。

主な製品・サービス2
ファンクラブ・ファンサイト運営
スマートフォンやPC向けにマルチデバイス対応の有料会員制サイトを構築・運営。月額・年額会費が主な収益源。決済はキャリア決済、アプリストア決済、クレジットカード等に対応。
Fanpla Kit
アーティスト自身が手軽にファンコミュニティを構築・管理できるファンクラブプラットフォームサービス。

02エンターテインメント(EC・グッズ販売)主力

ファンクラブ会員基盤を対象に、アーティストグッズやCD・DVD等のパッケージ商品、オンライン限定商品、ライブ会場グッズの通信販売を委託販売形式で提供。在庫リスクを負わず、受託手数料収入が主体。また、オンラインくじサービス等も展開。

主な製品・サービス2
アーティストグッズ等の委託販売
CD、DVD、Blu-ray、オンライン限定オリジナル商品、ライブ会場グッズ等の通信販売。委託販売形式のため在庫リスクなし。収益は販売手数料(マージン)のみ。
オンラインくじサービス
ファン向けの購買体験を提供する商材。販売総額を売上高とし、コンテンツホルダーへのライセンス料等を原価計上する。

03エンターテインメント(電子チケット)準主力

アーティストのライブ、スポーツイベント、レジャー施設等のチケットをスマートフォン向け電子チケットとして提供。サービス利用料が収益源。権利者許諾に基づくチケットトレード機能も提供し、差別化を図っている。また、電子チケットに付随するカードコレクションアプリ等も展開。

主な製品・サービス2
電子チケットサービス
スマートフォンアプリで利用する電子チケットを供給。ライブやスポーツイベント等で使用。トレード機能も提供。
チケットトレードサービス
権利者に許諾を得た上で、チケットの譲渡を可能にするサービス。電子チケットに付随。

04その他(新規事業等)その他

コンテンツ事業、電子チケット事業に含まれない新規事業で構成されるセグメント。具体的な事業内容は有報で開示されていない。

製品と技術

有料会員制ファンクラブ・ファンサイト運営

アーティスト等の公式ファンクラブ・ファンサイトをスマートフォンやPC向けにマルチデバイス対応で運営する。月額または年額の会費が収益源であり、決済はキャリア決済、アプリストア決済、クレジットカードに対応。会費収入から決済手数料を差し引いた後、コンテンツホルダーと事前に定めた料率でレベニューシェアする仕組み。その結果、キャッシュインが先行し運転資金需要が極めて少ない。2026年3月期には複数の大型アーティストの新規ファンクラブ開設や活発な活動により有料会員数が大幅に増加した。

アーティスト向けファンクラブプラットフォーム「Fanpla Kit」

「Fanpla Kit」は、アーティスト自身が手軽にファンコミュニティを構築・管理できるファンクラブプラットフォームサービスである。通常のファンクラブ運営に必要なシステムや決済機能をパッケージ化し、音楽プロダクションからインディーズアーティストまで幅広く利用可能。同サービスにより、アーティストは自走型の運営が可能となり、当社グループは運営コストを抑えながら多様なIPの獲得を加速している。大手から小規模クリエイターまで、音楽分野に限らずアニメやスポーツなどへも展開中である。

電子チケットと権利者許諾型トレードサービス

電子チケット事業では、ライブやスポーツイベント、レジャー施設向けにスマートフォンアプリで利用する電子チケットを提供する。特徴は、権利者に許諾を得たチケットトレード機能を標準装備している点で、転売市場の課題解決に貢献する。また、プロ野球選手のカードコレクションアプリなど付随サービスも展開し、チケット購入後のファン体験を拡充している。2026年3月期にはライブ・イベント市場の活況を背景に、電子チケットの取扱高が増加し、グループ収益を押し上げた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

デジタルコンテンツ配信で成長、内需中心

エムアップホールディングスは情報・通信業に属し、デジタルコンテンツ配信を主力とする。直近の売上高は2024/3期の186億円から2025/3期258億円、2026/3期317億円と拡大傾向にあり、営業利益率は15%前後を維持している。同業他社にはVR AIN SolutionやCocoliveなど新興企業が並ぶが、中堅規模として安定的な収益基盤を築いている。特に国内市場 중심のビジネスモデルで、海外展開は限定的とみられる。ライバル企業と比較して高い成長率を示し、業界内での存在感を高めている。一方で、市場が国内中心のため、海外市場への拡大が今後の課題となり得る。

強み

  • 売上高が3期連続で増加し、2026/3期は317億円と高成長を維持。
  • 営業利益率15%前後を維持し、利益を安定的に確保。
  • 同業新興企業に対し売上規模で優位に立ち競争力を発揮。
  • 国内市場中心のビジネスモデルで需要変動の影響を受けにくい。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長機会を限定している可能性がある。
  • 新興企業の参入で競争が激化し、シェア維持が課題。
  • デジタルコンテンツ需要の変化で売上変動リスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がエムアップホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19413テレビ東京ホールディングス945億円11.8倍
27868広済堂ホールディングス910億円17.3倍
36058ベクトル903億円17.7倍
43632グリーホールディングス750億円17.6倍
53663セルシス685億円24.4倍
63661エムアップホールディングス608億円19.9倍
77860エイベックス593億円15.4倍
83668コロプラ559億円163.1倍
93932アカツキ556億円9.8倍
104343イオンファンタジー549億円19.7倍
117914共同印刷517億円12.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 20件

携帯コンテンツ配信事業で創業した2004年

2004年12月、携帯電話端末及びPC端末向け有料コンテンツの提供と通信販売を目的として、東京都渋谷区神宮前に株式会社エムアップを設立。翌2005年1月、株式会社アンリミテッドグループから携帯コンテンツ配信事業、PCコンテンツ配信事業、eコマース事業の営業譲受を受けて事業を本格化した。同年10月にはアパレルセレクトショップ「ROYAL Roc」を開設し、eコマースの幅を広げた。2006年9月には本社を現在の渋谷区渋谷に移転。創業当初からモバイル向けコンテンツビジネスに特化した姿勢が特徴である。

ファンクラブ事業に進出した2008年

2008年9月、音楽バンド「GLAY」のファンクラブ「GLAY MOBILE」をキャリア公式サイトとして開設し、携帯コンテンツ事業においてファンクラブサイト運営を開始した。これが現在のコア事業の原点となる。その後2011年8月にはGLAYオフィシャルストア「G-DIRECT」を開設し、CD・DVD等の直販事業に本格参入。ファンクラブとECを連動させるビジネスモデルを確立した。2012年3月には東京証券取引所マザーズ市場へ上場し、資本市場から資金調達の道を開いた。

子会社化とM&Aで事業領域を拡大した2012〜2018年

2012年5月、株式会社アドウェイズより株式会社アドウェイズ・エンタテインメント(後のエムアップAE)の全株式を取得し子会社化。翌2013年5月に吸収合併した。2013年9月には東証第一部へ市場変更し、同時に株式会社ハンアップ、株式会社FREE、株式会社WateR(後のRoen Japan)を設立。2016年6月には株式会社WEAREを設立し、株式会社THE STAR JAPANへ商号変更。2018年3月にはVRMODE、KAKUZOを設立し、EMTG株式会社(後のFanplus)の全株式を取得。電子チケット事業の基盤となる株式会社エンターテイメント・ミュージック・チケットガード(後のVOLZ)も設立した。この期間にグループの事業ポートフォリオが大きく拡充した。

持株会社体制へ移行しプライム市場へ2020〜2022年

2020年4月、持株会社体制へ移行し商号を株式会社エムアップホールディングスに変更。同時に子会社の再編を実施し、株式会社KAKUZOを株式会社Creative Plusに経営統合した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行。これにより上場企業としてのガバナンス体制を強化し、さらなる成長戦略を推進する基盤を整えた。

新たな子会社設立と海外展開を進める2023年以降

2023年5月、資産管理を目的とする株式会社エムアップアセットマネジメント、および新規事業を担う株式会社Dear U plusを設立。2025年5月にはFanplus USA, Inc.を設立し、アメリカ市場への直接進出を開始した。一方、子会社WEAREを解散し、グループ再編も進めている。同年、株式会社Tixplus(後のVOLZ)の会社分割により株式会社チケットプラスを設立し、電子チケット事業をさらに専門化した。2026年3月期の連結売上高は317億円に達し、前年比23%増と急成長が続いている。

年表20件を開く

2000年代

  • 2004年12月創業携帯電話端末及びPC端末向けの有料コンテンツの提供及び通信販売を主事業とする目的で、東京都渋谷区神宮前に株式会社エムアップを設立
  • 2005年1月株式会社アンリミテッドグループから携帯コンテンツ配信事業、PCコンテンツ配信事業及びeコマース事業の営業譲受
  • 2005年10月eコマース事業において、アパレル商品のセレクトショップである「ROYAL Roc(ロイヤルロッシュ)」を開設
  • 2006年9月本社を東京都渋谷区渋谷に移転
  • 2006年10月携帯コンテンツ配信事業において、自社がコンテンツプロバイダーとなる携帯電話キャリア公式サイトとして、メロディコールを提供する「アーティスト公式コール」を開設
  • 2007年2月「ROYAL Roc(ロイヤルロッシュ)」の携帯電話キャリア公式サイトを開設し、携帯電話端末を通じたeコマース事業を開始
  • 2007年7月「アーティスト公式デコメ」をキャリア公式サイトとして開設し、音楽以外のコンテンツ分野へ進出
  • 2008年9月「GLAY MOBILE」をキャリア公式サイトとして開設。携帯コンテンツ事業において、ファンクラブサイトの運営を開始

2010年代

  • 2011年8月eコマース事業において、GLAYオフィシャルストアG-DIRECTを開設し、CD、DVD及びブルーレイといった音楽映像商品の直販事業を本格的に開始
  • 2012年3月上場東京証券取引所マザーズ市場へ上場
  • 2012年5月M&A株式会社アドウェイズより、株式会社アドウェイズ・エンタテインメント(株式会社エムアップAEへ商号変更)の全株式を取得し、子会社化
  • 2013年5月M&A株式会社エムアップAEを吸収合併
  • 2013年9月東京証券取引所市場第一部に市場変更 株式会社ハンアップ設立 株式会社FREE設立(連結子会社)株式会社WateR設立(現株式会社Roen Japan、連結子会社)
  • 2016年6月商号変更株式会社WEARE設立(連結子会社)株式会社ハンアップを、株式会社THE STAR JAPANへと商号変更し、株式会社スターニュース及び株式会社ザ・スター・アジアと資本提携を締結 株式会社WateRを、株式会社Roen Japanへと商号変更
  • 2018年3月M&A株式会社VRMODE設立(連結子会社)株式会社KAKUZO設立(連結子会社) EMTG株式会社の全株式を取得し、子会社化(現株式会社Fanplus、連結子会社)株式会社エンターテイメント・ミュージック・チケットガード設立(現株式会社VOLZ、連結子会社)一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)入会 株式会社エムアップ分割準備会社設立(現株式会社Creative Plus、連結子会社)

2020年代

  • 2020年4月商号変更持株会社体制へと移行、株式会社エムアップホールディングスへと商号変更
  • 2020年4月M&A株式会社KAKUZOを株式会社Creative Plus(エムアップホールディングスの100%子会社)(連結子会社)に経営統合
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2023年5月株式会社エムアップアセットマネジメント設立(連結子会社)株式会社Dear U plus設立(連結子会社)
  • 2025年5月商号変更Fanplus USA,Inc.設立(株式会社Fanplusの100%連結子会社)株式会社WEARE解散(連結子会社)株式会社Tixplus(2025年10月1日付で株式会社VOLZに商号変更)の会社分割により 株式会社チケットプラス設立(連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高売上高の成長
  • 営業利益営業利益の増加

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ファンクラブサービスの拡充と質の向上

    有料会員制ファンクラブ・ファンサイトにおいて、アーティストとファンのエンゲージメントを高める独自コンテンツや専用アプリを提供。システムをアーティストに開放する「Fanpla Kit」で活動初期のアーティストや多様な小規模クリエイターを早期に囲い込み、音楽以外のIP獲得を加速する。

  2. 02

    収益構造の最適化と効率的資金サイクル

    ファンクラブ会費回収が先行し、後でコンテンツホルダーに分配する収益モデルを維持・拡大。運転資金需要が少なく、強固な財務基盤と潤沢なキャッシュ・フローを創出する。

  3. 03

    エコシステム深耕によるクロスセル強化

    ファンクラブ会員基盤を軸にEC事業や電子チケット事業との連携を深耕。ワンストップでシームレスな体験を提供し、会員一人当たりのエンゲージメントと顧客単価を最大化する。

  4. 04

    周辺コンテンツ拡充とグローバル展開

    アニメ動画配信、ライブ配信・VR配信、AI技術を活用したパーソナライズサービスなど周辺コンテンツを拡充。国内のエコシステムを海外市場へ段階的に展開し、グローバルなファンベースを獲得する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で362人が働いている。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月79
2018年3月95
2019年3月45832.74.4191
2020年3月45132.95.0211
2021年3月224
2022年3月249
2023年3月246
2024年3月283
2025年3月3431,195
2026年3月3621,381

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 10 / 海外 1、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
保養所 — 北海道虻田郡328百万円
全社(共通)
本社 — 東京都渋谷区217百万円
全社(共通)
保養所 — 長野県白馬村160百万円
全社(共通)
保養所 — 長野県北佐久郡58百万円
全社(共通)
その他 — 神奈川県横須賀市0百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    ㈱THE STAR JAPAN
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    ㈱FREE(注)1
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Roen Japan
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱VRMODE(注)1
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権63.5%
  • 国内
    ㈱Fanplus (注)1、3
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱VOLZ (注)1、3
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権55.6%
  • 国内
    ㈱Creative Plus
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エムアップアセットマネジメント
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Dear U plus (注)1
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱チケットプラス(注)1
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権55.6%
  • 海外
    Fanplus USA,Inc. (注)2
    LosAngeles, USA · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は317億円営業利益50億円前期と比べると増収増益で、売上が+22.9%、利益が+22.0%。

売上高
+22.9%
317億円
営業利益
+22.0%
50億円
純利益
+76.5%
30億円
営業利益率
15.8%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高360億円317億円
営業利益58億円50億円
純利益35億円30億円
1株あたり配当¥24¥24

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は90億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+104.5%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q402
2024年1Q44818.24
2024年2Q45715.64
2024年3Q46715.24
2024年4Q513
2025年2Q1232016.38
2025年4Q1352115.69
2026年2Q1512717.917
2026年4Q1662313.913
2027年1Q901617.87

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は43億円から317億円へ7.4倍に増えた。直近期の営業利益率は15.8%。売上は8期、純利益は7期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社エムアップAEを吸収合併
2013年3月4364
2014年3月3543
2015年3月3764
株式会社WEARE設立(連結子会社)株式会社ハンアップを、株式会社THE STAR JAPANへと商号変更し、株式会社スターニュース及び株式会社ザ・スター・アジアと資本提携を締結 株式会社WateRを、株式会社Roen Japanへと商号変更
2016年3月3742
2017年3月3753
株式会社VRMODE設立(連結子会社)株式会社KAKUZO設立(連結子会社) EMTG株式会社の全株式を取得し、子会社化(現株式会社Fanplus、連結子会社)株式会社エンターテイメント・ミュージック・チケットガード設立(現株式会社VOLZ、連結子会社)一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)入会 株式会社エムアップ分割準備会社設立(現株式会社Creative Plus、連結子会社)
2018年3月3741
2019年3月695−23
株式会社KAKUZOを株式会社Creative Plus(エムアップホールディングスの100%子会社)(連結子会社)に経営統合
2020年3月11195
2021年3月123126
2022年3月1361710
株式会社エムアップアセットマネジメント設立(連結子会社)株式会社Dear U plus設立(連結子会社)
2023年3月1592111
2024年3月1862915
Fanplus USA,Inc.設立(株式会社Fanplusの100%連結子会社)株式会社WEARE解散(連結子会社)株式会社Tixplus(2025年10月1日付で株式会社VOLZに商号変更)の会社分割により 株式会社チケットプラス設立(連結子会社)
2025年3月258414115.917
2026年3月317505415.830

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高317億円のうち、営業利益として残るのは50億円15.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は30億円、売上の9.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.9%228億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.3%39億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.8%50億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.4pt
15.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.8pt
9.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+21.7pt
34.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
23.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが70億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは58億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は164億円で、売上の6.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−70−45
2014年3月8−3159
2015年3月0−1−1−17
2016年3月3−2−118
2017年3月42−2612
2018年3月21−2314
2019年3月1426−14054
2020年3月1−71−649
2021年3月20−17−4348
2022年3月26−5−22167
2023年3月15−11−1470
2024年3月30−6−62488
2025年3月55−12−843123
2026年3月70−12−1758164

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は316億円。このうち返さなくてよい自己資本が109億円で、自己資本比率は29.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2415961.7
2014年3月28161254.5
2015年3月2719867.0
2016年3月2720772.8
2017年3月3122971.5
2018年3月3021968.9
2019年3月102445842.4
2020年3月107485943.2
2021年3月118457336.2
2022年3月142548835.9
2023年3月164679737.5
2024年3月1957112432.5
2025年3月2478815931.2
2026年3月31610920729.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
164億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
73億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
207億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中36位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中554位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
34.7%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
15.8%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
22.9%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥833で、1年前と比べて-25.0%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥833-1.0%1ヶ月+5.4%1年-25.0%時価総額608億円
過去52週の値幅
安値¥590高値¥1,221.5

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.9倍
PER (会社予想)16.7倍
PBR6.86倍
配当利回り2.88%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8/17に792円と前日比-5.26%下落したが、直近1ヶ月では+4.49%と上昇。8/14に836円まで上昇した後、反落した形。25日線(777円)を約2%上回っており、短期的な上昇トレンドは維持。75日線(712円)や200日線(760円)も上回っている。52週高値1308円からは約39%下落した水準で、52週安値590円からは約34%上昇。出来高は8/17に114万株と増加。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PERが19.02倍と業界平均30.31倍を下回る一方、PBRは5.95倍と平均3.5倍を大きく上回る。配当利回り2.51%は平均3.42%より低く、ROE34.7%は非常に高いが、これは資本効率の良さを示す。売上高は186億円から317億円へ急成長しており、利益も増加。ただし、PBRの高さは株価が先行している可能性があり、やや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.9倍47.9倍
PER (予想)16.7倍
PBR6.86倍2.96倍
ROE34.7%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

主力のオンラインくじとファンクラブ運営が成長を牽引し、売上・利益ともに拡大を続ける。強気派はエンタメ需要の拡大とデジタルシフトを追い風に、既存顧客の深掘りと新規開拓で高成長が続くと見る。弱気派はオンラインくじ依存の収益構造や競争激化、規制リスクを懸念し、一時的なブームに過ぎないと指摘する。

プラスに働く材料7
  • オンラインくじの成長

    デジタル消費拡大で「チャンスイット」の売上が急増している

  • ファンクラブ事業の拡大

    アイドル・スポーツ分野で顧客数が増加し、継続収入が増える

  • 高い収益性

    営業利益率が15%超と高く、規模の拡大でさらに改善する

  • 売上高317億円、営業利益50億円で過去最高決算発表後影響

    売上高は前期比23%増の317億円、営業利益は同22%増の50億円。成長が続く。

  • 営業利益率15.77%と高水準を維持継続影響

    営業利益率は前期15.89%→15.77%とほぼ横ばい。増収と高収益の両立が評価材料。

  • ROE34.7%がPBR5.95倍を正当化通年影響

    ROE34.7%と高く、成長を続ける限りPBR5.95倍は割高ではないとの見方ができる。

  • 最終利益30億円と2期連続増益決算発表後影響

    純利益は17億→30億円。PER19.02倍はEPS成長でさらに低下する可能性がある。

マイナスに働く材料7
  • くじ依存のリスク

    売上の多くをオンラインくじに依存し、需要変動に弱い

  • 規制強化の可能性

    オンラインくじに関する法規制の変更が事業を直撃する恐れ

  • 競争激化

    参入企業が増え、手数料競争が激しくなる

  • 売上高成長率が22.9%に鈍化決算発表後影響

    前期の売上高成長率は+38.7%だったが、当期は+22.9%に鈍化。成長鈍化が懸念される。

  • 株価は1年で25.7%下落し需給悪化継続影響

    前年比-25.71%。利益が伸びても株価が下落しており、上値を買う動きが乏しい。

  • 外国人保有27.23%と高く外部要因に敏感不定影響

    外国人保有比率27.23%。リスクオフ局面では売りが膨らみ、株価変動が大きくなる。

  • PER19.02倍と成長鈍化なら割高感決算発表後影響

    PER19.02倍・PBR5.95倍。業績が計画を下回るとバリュエーション修正が起きやすい。

次の決算で確かめる点
オンラインくじ売上高
主力ビジネスの成長性を評価する
ファンクラブ会員数
継続的な収益基盤の規模を示す
販売手数料率
くじ収益の拡大が収益率にどう寄与するか

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+122.2%いまの株価に対する利回りは2.88%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
2.88%
いまの株価に対して
配当性向
51.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月355.4
2018年3月30.0112.7
2019年3月30.0
2020年3月30.030.2
2021年3月30.031.1
2022年3月427.321.2
2023年3月542.9133.3
2024年3月735.0159.4
2025年3月933.349.8
2026年3月20122.251.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,463人。区分でいちばん多いのは金融機関32.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.3%を占め、残る65.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関37.836.438.141.039.032.6
個人・その他34.930.030.029.225.630.8
外国法人24.130.426.225.929.827.2
証券会社1.51.73.92.44.67.6
自己株式0.90.90.91.52.33.8
事業法人1.71.51.81.51.01.7
外国人個人0.10.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)18.10
02美藤 宏一郎11.79
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)11.12
04JPモルガン証券株式会社4.48
05BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) (常任代理人:株式会社三菱UFJ銀行)2.98
06RE FUND 107-CLIENT AC (常任代理人:シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部)2.05
07野村信託銀行株式会社(投信口)1.55
08MORGAN STANLEY&CO.LLC (常任代理人:モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.34
09KOREA SECURITIES DEPOSITORY-KOREA INVESTMENT AND SECURITIES (常任代理人:シティバンク、エヌ・エイ 東京支店 カストディ業務部)1.33
10佐藤 元1.29

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近12
  • 2026-08-20
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.30%
  • 2026-07-06
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    1.79%
    -0.04pt
  • 2026-07-06
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.33%
    -0.71pt
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    2.15%
    -2.92pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.22%
    -1.88pt
  • 2026-06-08
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.07%
  • 2026-06-08
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.10%
  • 2026-06-05
    アセットマネジメントOne株式会社
    新規の大量保有報告
    4.51%
    -1.39pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ投信株式会社
    新規の大量保有報告
    2.04%
    -4.09pt
  • 2026-06-04
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    1.83%
    -0.56pt
  • 2026-06-04
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.04%
  • 2026-05-08
    JPモルガン証券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.54%
    -1.04pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−27%、1株純資産は14期で−40%。直近期のROEは34.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月5722228.321.232.3
2014年3月3922117.717.845.7
2015年3月5124619.715.039.6
2016年3月3026312.020.574.0
2017年3月4229415.020.855.4
2018年3月3704.685.3112.7
2019年3月−69120−71.0
2020年3月1313210.541.130.2
2021年3月1711814.342.231.1
2022年3月147120.938.221.2
2023年3月158519.437.6133.3
2024年3月218823.730.2159.4
2025年3月2310823.737.649.8
2026年3月4213434.715.251.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額299百万円。

氏名役職年齢保有株数
美藤宏一郎代表取締役688,606,000
藤池季樹取締役 管理担当兼 総務経理部長62912,000
後藤豊取締役77
永田友純取締役(監査等委員)71
キャスリン H.コネリー取締役(監査等委員)69
沖一雄取締役(監査等委員)58
岸博幸取締役(監査等委員)64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
監査等委員2147137285143
社外取締役414144

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,498字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社エムアップホールディングス)、連結子会社11社により構成されており、スマートフォン等のモバイル端末及びPC端末向けサイトの企画・制作・運営及びコンテンツの提供を主な事業としております。 また、当社の事業は、コンテンツ事業、電子チケット事業及びその他の事業に分類され、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 なお、各セグメントの構成会社につきましては、「4.関係会社の状況」をご参照ください。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)事業の概要 当社グループは、「日本のエンタテインメント市場の活性化」及び「新たなエンタテインメントビジネスの流通・販売形態の創造」を経営理念とし、コンテンツホルダーから利用者に至るまでのエンタテインメントビジネスに関わる全ての方々に対して、最適なコンテンツと、その流通のためのシステムを提供することを経営方針としております。 それらの経営理念、方針を実現するため、当社グループの事業は、スマートフォンやPC向けの有料コンテンツの提供及びスマートフォン向けアプリ配信並びに、スマートフォンなどの携帯端末並びにPC端末の利用者に対し、インターネットを通じて主にアーティストグッズ及びCD等パッケージ商品の販売を行うECをあわせて「コンテンツ事業」、スマートフォン向けに電子チケット及びトレードサービス並びにそれに付随する各種サービスを提供する「電子チケット事業」、及び主に新規事業からなる「その他事業」の3つの事業で構成されております。 当社グループ事業における主な特徴は以下のとおりです。 ① アーティストとファンのエンゲージメント向上に特化したサービス展開 当社グループは、アーティスト等のコンテンツホルダーとファンを深く繋ぎ、そのエンゲージメントを最大化させるためのサービス企画・開発を主導しております。単なるプラットフォームの提供にとどまらず、ファン心理やエンタテインメントの本質を捉えた独自性の高いコンテンツやサービスを自社主導で創出・運営できる点が、当社グループの大きな強みとなっております。 ② ファンクラブを軸とした多角的なエンタテインメントエコシステム 当社グループの主要な事業ドメインは、ファンクラブ/ファンサイトの運営を中核(軸)としております。この強固な会員基盤を軸に、EC(グッズ販売)やチケッティングサービス(電子チケット・トレード等)へとシームレスに事業を展開し、ファンが求めるトータルな体験をワンストップで提供するエコシステムを構築しております。これにより、外部環境の変化に左右されにくい、極めて安定したストック型の収益構造を実現しております。 ③ 多彩なアーティスト・IPの獲得と市場開拓 当社グループは、大手プロダクションからインディーズ、さらにはスポーツやアニメ、各種イベントに至るまで、幅広い領域で魅力的なIP(知的財産)やアーティストの獲得を進めております。また、独自のファンクラブプラットフォームサービスである「Fanpla Kit」等のソリューションを展開することで、アーティスト自身が手軽かつ高度にファンコミュニティを構築・管理できる環境を提供し、多様化するアーティストのニーズに応えながら市場シェアを拡大しております。 ④ コンテンツホルダーとの強固なネットワークと信頼関係 当社グループは、多数の音楽プロダクション、レコード会社、芸能事務所等のコンテンツホルダーとの間で強固なネットワークと深い信頼関係を築き上げてまいりました。エンタテインメント業界特有の商慣習やニーズに対する深い理解と、長年にわたる安定した運用実績は、他社の追随を許さない高い参入障壁、競争優位性となっており、新たな有力IPの獲得や継続的なビジネス展開を支える基盤となっております。 また、当社グループの報告別セグメントは次のとおりであります。 各セグメントの構成会社につきましては、「4.関係会社の状況」をご参照ください。 (ア)コンテンツ事業 本セグメントは、公式ファンクラブ・ファンサイトの運営、およびファンベースを対象とした各種コンテンツの提供やグッズ販売を行う「ファンクラブ・ファンサイト事業」と「EC事業」の2つのコアサービスで構成されております。 (ⅰ)コンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業 アーティスト等の公式ファンクラブ・ファンサイトを、スマートフォンやPC等のマルチデバイス向けに有料会員制のサブスクリプションモデルとして運営しております。 主要な収益源はファンである会員から支払われる月額または年額のファンクラブ会費(売上高)であり、携帯キャリアによる回収代行、主要アプリストア決済(Apple Inc.・Google LLC)、およびクレジットカード決済等を通じて回収されます。 収益および資金の流れとしては、まず会員から回収した会費売上から、これら決済に関わる各種手数料(販売費及び一般管理費)が差し引かれます。その手数料を除いた金額をベースとして、あらかじめコンテンツホルダーとの間で締結した契約(料率)に基づきレベニューシェアとして分配(売上原価)する構造となっております。 この仕組みにより、「会費回収(キャッシュイン)が先行し、決済手数料の支払いやコンテンツホルダー等への分配(キャッシュアウト)が後行する」という特有の資金サイクルを確立しており、事業拡大に伴う運転資金需要が極めて少なく、非常に効率的かつ潤沢なキャッシュ・フローを生み出す構造となっております。 なお、当社グループではこれらファンクラブ・ファンサイト運営のほか、アニメやキャラクターコンテンツの配信、各種ライブ配信・VR配信サービスの提供、並びにスマートフォンアプリ事業など、ファンの多様なニーズに応える周辺コンテンツサービスも幅広く展開しております。 (ⅱ)コンテンツ事業に係るEC事業 ファンクラブ運営によって強固に統合された会員基盤(ファンベース)を対象に、アーティストグッズや関連商品の販売、およびデジタルコンテンツを組み合わせた各種サービスを提供しております。 ・アーティストグッズ等の委託販売: 取扱商品としては、CD・DVD・Blu-ray等のパッケージ商品、オンライン限定のオリジナル商品のほか、アーティスト活動の中核となるライブ・コンサート会場で販売されるオフィシャルグッズ等の通信販売を主に取り扱っております。 これらはコンテンツホルダーからの委託販売(受託販売)形式を採用しており、当社グループが自社で在庫リスクを負うことがないため、極めて安全性の高い運用が可能です。収益は販売に伴う受託手数料(マージン)のみが計上されるため、売上高に対する収益性(粗利率)が非常に高い特徴を有しております。 ・オンラインくじサービス等: ファン向けの多様な購買体験を提供する商材(サービス)の1つとして、オンラインくじサービス等を展開しております。本サービスにおいては、販売総額を売上高として計上し、コンテンツホルダーやIP元へのライセンス使用料・ロイヤリティ等の発生分を原価精算する構造となっております。 (イ)電子チケット事業 電子チケット事業は、アーティストのライブやコンサート、プロ野球やフィギュアスケートといったスポーツイベント、レジャー施設等で使用するチケットを、スマートフォンを利用した電子チケットの形式で提供する事業であり、電子チケットのサービス利用料が当社の収益となります。また、当事業では電子チケットの提供だけではなく、権利者に許諾を受けたチケットのトレード機能も提供していることが大きな特徴であり強みでもあります。 加えて、例えばプロ野球選手のカードコレクションアプリなど、電子チケットに付随するサービスも提供し、収益を計上しております。 (ウ)その他事業 その他事業には、上記2つのセグメントに含まれない事業によって構成され、主に新規事業がこれに該当いたします。 (2)事業系統図 事業の全体的な系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,970字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 以下の文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 1) 経営の基本理念 当社グループは、以下の経営理念を掲げ、インターネットを通じて、コンテンツ、商品、サービスを提供し、人々が人生を楽しく過ごせるために貢献したいと考えています。 ・「日本のエンタテインメント市場の活性化」 ・「新たなエンタテインメントビジネスの流通・販売形態の創造」 2) 経営方針 ・コンテンツホルダーから利用者に至るまでのエンタテインメントビジネスに関わる全ての方々に対して、最適なコンテンツとその流通のためのシステムを提供 ・コンテンツホルダー出身者が、より利用者にとって魅力的なコンテンツ、商品を提供することに主眼を置いてサイトを運営 以上により、コンテンツホルダーと利用者の関係性を重視し、両者をより密接に繋げることを意識 3) 事業展開方針 当社グループは、アーティスト等のコンテンツホルダーとファンを繋ぐエンタテインメントプラットフォームのリーディングカンパニーとして、さらなる成長と企業価値の向上を目指し、以下の戦略的方針に基づいて事業を展開してまいります。 ① ファンクラブ・ファンサイト運営サービスの拡充と質の向上 コア事業である有料会員制ファンクラブ・ファンサイトにおいて、アーティストとファンのエンゲージメントをより高める独自のコンテンツや専用アプリの提供に注力してまいります。また、システムをアーティスト自らに開放し、自走型の運営を可能にする「Fanpla Kit」の活用を進めることで、運営コストを抑えながら活動初期のアーティストや多様なジャンルの小規模クリエイターを早期に囲い込み、音楽分野にとどまらない幅広い多彩なIP(知的財産)の獲得を加速させてまいります。 ② 収益構造の最適化と効率的な資金サイクルの維持 当社グループの収益モデルは、会員から回収したファンクラブ会費(売上高)から決済手数料(販売費及び一般管理費)を差し引き、その残額をベースとしてコンテンツホルダー等とあらかじめ定めた料率に基づき分配(レベニューシェア)を行う構造となっております。 この「キャッシュイン(会費回収)先行・キャッシュアウト(分配精算)後行」という極めて運転資金需要の少ない効率的な資金サイクルを今後も維持・拡大し、強固な財務基盤と潤沢なキャッシュ・フローを創出していく方針であります。 ③ エコシステムの深耕によるクロスセルの強化 強固なファンクラブ会員基盤(ファンベース)を軸に、EC事業(ライブ・コンサートグッズの委託販売、限定商品の開発、オンラインくじ等の多様な商材展開)および電子チケット事業との連携をさらに深耕させてまいります。ファンに対してワンストップでシームレスな体験を提供することで、会員一人当たりのエンゲージメントと顧客単価の最大化を図ってまいります。 ④ 周辺コンテンツサービスおよびグローバル展開の推進 ファンの多様化するニーズに応えるため、アニメ系の動画配信、ライブ配信・VR配信、さらにはAI技術等を活用した高度なパーソナライズサービスの開発など、周辺コンテンツ領域を積極的に拡充してまいります。あわせて、国内で培ったファンクラブ先行チケット販売等をはじめとする強固なエコシステムを海外市場へも段階的に展開し、グローバルなファンベースの獲得と新たな収益機会の創出を推進してまいります。 (2) 経営戦略の現状と見通し 当社グループでは、中期的にコンテンツ事業、電子チケット事業及び新規事業からなるその他事業それぞれが成長することを目指すとともに、それぞれの事業が相互に連携し、相乗効果を生み出すような取り組みを行ってまいります。 今後の持続的な成長と企業価値の最大化に向け、強固な顧客基盤と独自のサービス連動性を活かした以下の経営戦略を推進してまいります。 当社グループが展開する有料会員制ファンクラブ・ファンサイトは、単なる情報発信の場にとどまらず、対象アーティストに対して極めてロイヤリティ(忠誠心)の高いファンが集う強固なコミュニティを形成しております。今後の戦略においては、この熱量の高いファンベースを対象に、電子チケットサービス等の外部ソリューションと深く連動させた付加価値の高いサービス展開(例えば、継続的な会員ステータスに応じたチケッティング優遇施策など)を強化してまいります。 また、特定の有力アーティストのファンクラブにおいて導入した新規サービスやデジタルコンテンツが成功を収めた場合、既に強固な会員基盤が存在するため、初期の投資回収を容易かつ確実に達成することが可能です。さらに、そこで実証された「勝ち筋」のあるサービスや運営ノウハウを、グループが保有する他の膨大なアーティストやIPへ水平展開していくことで、開発リスクを最小限に抑えながらグループ全体の収益性を最大化させる戦略を確立しております。このように提供サービスの機能や体験価値を絶えず充実・進化させていくことが、他社との競争優位性をさらに強固なものとし、参入障壁の拡大に繋がると確信しております。 今後の新規事業展開や周辺領域の拡充におきましては、従来の報告セグメントの枠組みを超え、ファンクラブを軸としたEC事業や電子チケット事業との連動性をより一層強固に補強してまいります。これにより、ファンが求めるすべての体験をワンストップで完結させる「総合エンタテインメントプラットフォーム」としての価値を深耕してまいります。さらに、自社での有機的な成長(オーガニック成長)に加え、シナジー効果が見込める同業他社や周辺技術・サービスを有する企業のM&Aも視野に入れた機動的な投資戦略を実行することで、新たな収益の柱となる事業の創出と市場シェアのさらなる拡大を加速させていく方針であります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定的な事業成長を通じて企業価値を拡大することが重要であると考え、売上高及び営業利益を経営の重点指標としております。業容の拡大により売上高の更なる成長を図ると同時に、高収益事業の開発、ビジネスモデルの確立により、収益力を高め営業利益を増加させることで、これらの指標の向上を図ってまいります。 (4) 経営環境 当社グループの事業領域を取り巻くインターネット関連市場およびエンタテインメント業界は、テクノロジーの急速な進歩とユーザーの消費行動の多様化により、変化の激しい経営環境が続いております。 インフラ面においては、モバイル端末の高度化や高速通信環境の完全な定着を背景に、単なる情報の消費にとどまらず、高画質な動画配信、各種ライブ配信・VRコンテンツ、さらにはAI技術やWeb3.0(暗号資産・独自トークン等)を活用した、よりインタラクティブでパーソナライズされたデジタル体験への需要が一段と高まっております。 また、当社グループの収益基盤と深く連動する音楽・エンタテインメント市場におきましては、過去の社会的な活動制限による影響からは完全に脱却し、アーティストによるリアルなライブ・コンサート活動や大型イベントの開催は、従前以上の極めて活発な水準で推移しております。それに伴い、ロイヤリティの高いファンによる「推し活」をはじめとする消費行動は非常に旺盛であり、ライブ会場でのオフィシャルグッズ購買や、確実なチケット確保を目的とした有料ファンクラブへの入会ニーズは底堅く、かつ拡大基調にあります。 このような環境下において、コンテンツホルダー側でも、多様化するファンの熱量に合わせた高度なコミュニティ運営や、不正転売を防止し公平性を担保する電子チケットシステムの導入など、より安全で付加価値の高いプラットフォームへの依存度が強まっております。当社グループは、これらの市場ニーズや構造変化を事業機会と捉え、ファンクラブを中核にECおよび電子チケットを融合させた独自のワンストップインフラの提供により、安定的かつ持続的な成長基盤を確固たるものにしていく方針であります。 (5) 対処すべき課題 当社グループが今後も継続的かつ安定的な成長を遂げ、収益基盤のさらなる拡大を図るためには、変化の激しいエンタテインメント業界およびインターネット市場の動向を的確に捉え、ファンの期待を超える付加価値の高いサービスを提供し続けることが重要であると認識しております。 現在、わが国の経済は断続的な為替変動や資源・エネルギー価格の高騰に伴う物価上昇など、先行きへの不確実性が依然として残る状況にあります。このような経営環境のもと、当社グループは以下の重要課題に優先的に取り組んでまいります。 (a) 新規事業および最先端テクノロジーを活用したサービス開発 モバイルインフラの高度化に伴い、ファンが求めるデジタル体験は高度化・多様化しております。当社グループでは、これまでの動画・ライブ配信や専用アプリの提供に加え、AI技術やWeb3.0といった最先端テクノロジーを取り入れた新規事業の開拓とビジネスモデルの確立に注力してまいります。 また、これらの新規サービス開発にあたっては、特定の有力アーティスト等での成功事例(勝ち筋)を速やかに他の多くのアーティスト等へ水平展開(横展開)できる体制を強化し、初期投資リスクを抑えながらグループ全体の新たな収益柱を機動的に創出してまいります。 (b) 有力アーティストやコンテンツの継続的な獲得と他社との差別化 プラットフォームとしての競争優位性を維持・拡大するためには、安定的かつ高い熱量を持つ有力アーティストや多様なジャンル(スポーツ、演劇等)の新規IPを継続的に獲得していくことが不可欠であります。 当社グループは、長年培ってきた業界内での強固なネットワークと深い信頼関係を最大限に活かし、目利き力をもった営業活動を一層強化してまいります。あわせて、活動初期や小規模のアーティスト等の層を幅広く早期に囲い込むセルフサービス型プラットフォーム「Fanpla Kit」の普及を推進し、アーティスト等の成長ステージに応じた全方位的なサポート体制を構築いたします。 なお、ファンクラブ運営等におけるコンテンツホルダーとの収益分配におきましては、会費売上から決済手数料等を控除した残額をベースとする合理的なレベニューシェアモデルを徹底し、固定的な開発費等の発生を抑制するとともに、変化に強い経営体質を維持してまいります。 (c) 国内外における顧客基盤(ファンベース)の拡大とLTVの向上 持続的な成長の源泉は、有料会員をはじめとする強固な顧客基盤の拡大にあります。国内市場における未開拓ジャンルへのアプローチを強化するとともに、アジア圏や欧米をはじめとするグローバル市場への本格的な進出を推進し、海外ファンの獲得を加速させてまいります。 さらに、獲得したファンベースに対して、ファンクラブを軸にEC(グッズやオンラインくじ等の多様な商材展開)および電子チケットサービスをワンストップで連動させ、クロスセルを徹底していくことで、会員一人当たりのエンゲージメントとLTV(顧客生涯価値)の最大化を図ってまいります。 (d) 優秀な人材の確保 当社グループの持続的な成長と競争力の源泉は人材にあります。高度化する最先端テクノロジーへの対応や、独自のサービス開発、機動的な営業活動を強力に推進するためには、専門性の高い優秀な人材の獲得が不可欠な課題であると認識しております。 このため、多様な働き方に対応した柔軟な人事制度の構築や、個々の能力を最大限に発揮できる労働環境の整備を進め、国内外からの優秀なエンジニアやプロデュース人材等の採用を強化してまいります。あわせて、社内教育体制の充実による次世代リーダーや専門人材の育成、および適切なインセンティブ設計を通じて、中長期的なエンゲージメントの向上と人材の定着を図ってまいります。
事業等のリスク7,553字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となり、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。 なお、以下の記載は、当社グループの株式投資に関する全てのリスクを網羅しているわけではないことをご留意ください。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (a) 事業内容について ① アーティスト等およびファンのニーズへの対応について 当社グループが主たる事業ドメインとする有料会員制ファンクラブ・ファンサイトをはじめとするエンタテインメントプラットフォーム市場は、アーティスト等の活動方針や、ファンの趣味嗜好・ニーズの多様化、並びにインターネットテクノロジーの進化に伴い、変化の激しい環境にあります。 このような環境下において、当社グループは対象アーティスト等に対してロイヤリティの高いファンが集う強固なコミュニティ(ファンベース)を軸に、ファンの熱量やニーズに合致した魅力あるコンテンツや専用アプリ等のサービスを適時に企画・提供することを主眼において事業を展開しております。加えて、特定の有力アーティスト等のファンサイトで成功を収めた新規サービスやデジタルコンテンツのノウハウを、グループ内の他のアーティスト等へ速やかに水平展開することで、開発リスクを最小限に抑えつつ、提供サービスの機能や体験価値を絶えず充実・進化させ、他社との差別化および参入障壁の拡大を図っております。 しかしながら、エンタテインメント市場の急激な構造変化やトレンドの移り変わり、あるいは当社グループの企画・提案力の低下等により、アーティスト等やファンの多様化するニーズに迅速かつ的確に対応できない場合、または競合他社が当社グループを大きく上回る優位性の高いプラットフォームや決済ソリューション等の提供を開始した場合には、有料会員数の減少や顧客単価の低下等を招き、当社グループの経営成績、財政状態およびキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ② 各種決済インフラおよび回収代行サービスへの依存について 当社グループが提供する有料会員制ファンクラブ・ファンサイトにおける会費等の回収は、主要携帯キャリア(株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社等)による回収代行サービスのほか、Apple Inc.およびGoogle LLC等の提供するアプリストア決済、並びにクレジットカード決済などの多様な外部決済インフラに依存しております。 当社グループは、会員の利便性向上および確実な代金回収を図るため、特定の決済手段に過度に依存することなく、多様な決済チャネルを構築・維持する方針をとっております。また、これら決済事業者との間では、良好な取引関係の維持に努めるとともに、各決済サービスの契約条件やシステム仕様の変更に対しても、社内の開発・運用体制を通じて機動的に対応しております。 しかしながら、これら決済事業者の経営方針の転換や手数料率の大幅な引き上げ、システムトラブルによる決済機能の一時停止、あるいは何らかの要因により決済代行契約の継続が困難となった場合には、当社グループのサービス提供の継続、有料会員の維持、代金回収、あるいは収益性に悪影響を及ぼし、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ コンピュータシステム、クラウドインフラおよびサイバーセキュリティについて 当社グループが提供する有料会員制ファンクラブ・ファンサイト、Eコマース、および電子チケット等の各サービスは、高度な外部クラウドインフラおよびネットワークシステムに依存して運営されております。 当社グループでは、サービスの安定稼働と強固なセキュリティ環境を維持するため、信頼性の高い大手クラウドサービス事業者との強固なリレーションのもと、サーバー配置の多重化(冗長化)によるシステム耐障害性の向上、および社内専門チームや外部監査等を通じた24時間365日の監視・保守体制を構築しております。また、予期せぬ急激なアクセス集中(負荷上昇)に対しても、自動スケーリング技術等の導入により、システムダウンの未然防止に努めております。 さらに、サイバーセキュリティ対策を経営の重要課題の1つと位置づけ、不正アクセスの検知・遮断システムの導入、定期的な脆弱性診断の実施、従業員への情報セキュリティ教育の徹底、およびデータバックアップ体制の強化など、多層的な防御策を講じております。 しかしながら、不測のハードウェア欠陥、大規模な自然災害、あるいは巧妙化・高度化するサイバー攻撃(不正アクセス、マルウェア・ランサムウェアの感染、特定のサーバーを狙ったDDoS攻撃、ウェブサイトの改ざん等)に起因する重大なシステム障害や、それに伴う会員の個人情報および機密情報の外部漏洩が発生した場合には、当社グループのサービス提供が一時的または長期的に困難となる可能性があります。このような事態が生じた場合、有力なアーティスト等やユーザーからの社会的信用が著しく低下するほか、システムの改修・復旧費用の発生、損害賠償請求の提起、あるいはブランドイメージの毀損を招き、当社グループの経営成績、財政状態およびキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性があります。 ④ コンテンツホルダーとの関係について 当社グループは、ファンクラブ・ファンサイト事業において、コンテンツホルダーとの契約に基づきアーティスト、タレント等のファンクラブサイトを運営しております。それらファンクラブサイトの会員数は、アーティスト、タレント等の活動状況やその人気の趨勢による影響を受けることとなります。万一、ファンクラブサイトにおいて取り扱うアーティスト、タレント等について、グループの解散や活動の停止等が発生した場合、コンテンツホルダーが消滅してしまい、ファンクラブサイトが閉鎖に追い込まれる可能性があります。そのような状況が発生した場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 EC事業においては、アーティストグッズやCD及びDVD等のパッケージ商品の販売を行っております。それら商品の発売やそのタイミングは、アーティストをはじめとするコンテンツホルダーの意向により決定されます。そのため、何らかの理由で商品の発売が延期または中止された場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 また、チケット事業では、コンテンツホルダーとの契約に基づき、アーティスト等のライブやコンサート、イベントにおける電子チケットサービス及びチケットトレードサービス、並びにそれに付随する各種サービスを提供しています。そのため、何らかの理由でライブやコンサート、イベントが延期または中止された場合、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ システムトラブルについて 当社グループの各事業は、インターネットにより、利用者にコンテンツサービス・商品を提供していることから、コンピュータシステムに相当程度依拠しております。そのため、当社グループでは、利用するホスティングサービス業者のサーバー設置場所の安全性やセキュリティ機能等について、定期的な監査等を通じて確認するとともに、システム上の不具合の有無を必要に応じて確認しております。しかしながら、予期しない急激なアクセスの増加に伴う一時的な過負荷、不正アクセスによるサイトの改ざん、コンピュータウイルスの侵入、自然災害、不慮の事故等によるシステムトラブル及び想定していないシステム上の不具合等に起因して、コンテンツサービス・商品の提供が困難になった場合、コンテンツホルダー、提携先及び利用者から当社グループに対する信用が低下するほか、システムの改善、修復費用やコンテンツホルダーからの損害賠償請求等が生じる可能性があり、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性があります。 (b) 人材について ① 特定人物への依存について 当社の代表取締役である美藤宏一郎は、音楽事業に関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定、重要な取引先との交渉、利益計画の策定・推進等、会社運営の全てにおいて重要な役割を果たしております。当社グループは、今後の業容・人員拡大も視野に入れ、経営管理組織の強化を図っており、同人に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。しかしながら、何らかの事情により、同人が当社から離職した場合、または十分な業務執行が困難となった場合には、今後の当社グループの事業展開並びに経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の確保、育成について 当社グループの持続的な成長と競争力の源泉は、優秀な人材の確保および育成にあります。特に、多様化するアーティスト等やファンのニーズを汲み取った新規ソリューションの企画・運営人材、および高度なプラットフォームやサイバーセキュリティを支える専門的なエンジニア人材の確保は、中長期的な重要課題であると認識しております。 当社グループでは、これら専門人材の適時適切な採用活動を強化するとともに、社内教育体制の充実、柔軟な労働環境の整備、および適切なインセンティブ設計を行うことで、優秀な人材の定着(リテンション)と能力発揮を促す組織づくりに努めております。 しかしながら、市場における人材獲得競争の激化等により、必要な人材の採用が計画通りに進まない場合、社内育成が十分に機能しなかった場合、あるいはコア人材が社外へ流出した場合には、今後のサービス開発の遅延や質の低下、あるいは事業展開の停滞を招き、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (c) 法的規制について 当社グループが展開する有料会員制ファンクラブ・ファンサイトの運営、EC事業、および電子チケット事業等の各事業は、「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」、「特定興行入場券の不正転売の禁止等に関する法律(チケット不正転売禁止法)」、および「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(プロバイダ責任制限法/情報流通プラットフォーム対処法)」など、多岐にわたる法的規制の適用を受けております。 当社グループでは、これら関連法規の遵守(コンプライアンス)を経営の最重要基盤の1つと位置づけ、社内コンプライアンス体制の整備、専門弁護士や顧問弁護士との緊密な連携による規約・表示内容のリーガルチェック、および従業員への定期的な法的教育を徹底しております。特に、Eコマースにおける適切な広告・取引表示の遵守や、電子チケット事業における不正転売防止のための公的な本人確認・公式リセール機能の提供など、法趣旨に則った適正なプラットフォーム運営に努めております。 しかしながら、今後の法改正や新たな法的規制の導入(規制の強化等)により、当社グループのサービス内容や運営システムのドラスティックな変更・修正を余儀なくされ、対応コストが急増する場合、あるいは万一、当社グループの運営においてこれら関連法規への抵触・違反が生じ、行政処分や刑事罰の適用、監督官庁からの是正命令等を受けた場合には、当社グループの社会的信用が失墜するだけでなく、事業展開の制約や有料会員数の減少、損害賠償等の費用発生を招き、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ① 知的財産権について 当社グループの有料会員制ファンクラブ・ファンサイト、およびECにおいて提供されるデジタルコンテンツや各種商品等には、著作権、商標権、意匠権等の多岐にわたる知的財産権が関係しております。 当社グループは、これら知的財産権の重要性を深く認識し、自社グループの権利保護(商標権の適切な取得・管理等)に努めるとともに、コンテンツホルダー等から許諾を受けた第三者の権利を侵害しないよう、サービスの企画・開発から運営に至る各フェーズにおいて、事前のリーガルチェックや厳格な権利処理を徹底しております。 しかしながら、インターネット上における当社グループのデジタルコンテンツの不正コピー、海賊版商品の流通、あるいは予期せぬ権利侵害の申し立て(ライセンスを巡る第三者との紛争等)が発生した場合には、法的紛争の解決に伴う費用の発生や、一部コンテンツの配信停止、あるいは社会的信用の低下を招き、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 個人情報の保護について EC事業及び電子チケット事業を展開するにあたり、当社グループは個人情報を取り扱う場合があり、「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」等の関連法規の適用を受けております。 当社グループでは、個人情報の適切な取扱いの証として「プライバシーマーク」の認定を継続して維持しております。具体的な安全管理措置として、社内規程の整備、全従業員に対する定期的な情報セキュリティ教育の徹底、データベースへのアクセス権限の厳格な制限、および外部からの不正アクセスを防ぐ多層的な防御策(サイバーセキュリティ対策)を徹底しております。 しかしながら、巧妙化するサイバー攻撃、関係者の過失、あるいは業務委託先等の不祥事などにより、万一、管理する個人情報の外部漏洩、紛失、改ざん等の事態が発生した場合、または個人情報保護法への抵触が生じた場合には、重大な法的責任(罰則の適用や行政処分等)を問われる可能性があります。これに伴い、アーティスト等やユーザーからの社会的信用が著しく失墜するほか、損害賠償請求の提起、有料会員数の減少、あるいはブランドイメージの毀損を招き、当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (d) 機密情報の取り扱いについて 当社グループは、有料会員制ファンクラブ・ファンサイトの運営、およびECサービス等の展開にあたり、プロダクションや芸能事務所等のコンテンツホルダーから、画像・映像データ、アーティストの活動計画、並びに業務上のノウハウ等の極めて機密性の高い情報を取得し、保有しております。 当社グループでは、これら機密情報の漏洩を防ぐため、コンテンツホルダーとの間で厳格な秘密保持契約を締結することはもとより、全役員および従業員(契約社員、派遣社員等を含む)から機密保持に関する誓約書を徴求しております。また、物理的・システム的なアクセス権限の制限、強固な情報セキュリティ環境の構築、および定期的なコンプライアンス研修の実施により、情報管理体制の徹底とリテラシーの向上に努めております。 しかしながら、悪意または過失等により、これら使用許諾契約等に関連して知り得た機密情報や重要なノウハウが外部へ流出・漏洩した場合、あるいはウェブサイトの改ざん等のサイバーインシデントによって情報が漏洩した場合には、コンテンツホルダーとの信頼関係が崩壊し、契約の解約や新規獲得の停滞を招く可能性があります。このような事態が生じた場合、当社グループに対する社会的信用の失墜、多額の損害賠償請求の提起、あるいは訴訟による責任追及などが発生し、当社グループの事業展開、経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (e) 外部経営環境に関するリスクについて 当社グループが展開する電子チケット事業におきましては、有力アーティストや各種スポーツ、大型イベント等のチケットを、一次流通(販売・発券)および二次流通(公式リセール)の各段階において取り扱っており、これらに伴う取扱手数料等を主な収益源としております。 当社グループでは、特定のジャンルや特定の興行主(プロダクション・主催者等)に偏ることなく、多種多様なアーティスト等や各種エンタテインメントイベントへと取扱対象を幅広く分散させることで、個別イベントの中止・延期によるグループ全体への業績影響を最小限に抑えるリスク分散(ポートフォリオの多角化)を図っております。 しかしながら、予期せぬ大規模な自然災害(地震、台風、集中豪雨等)や悪天候、不測のテロ攻撃、あるいは新たな感染症の大規模な流行など、不可抗力な要因によって対象となるコンサートやイベント等が全国的または局地的に中止・延期となった場合には、電子チケット等の取扱高が一時的に減少し、手数料収入が大きく落ち込む可能性があります。また、興行の中止等に伴うチケット代金の払い戻しが発生した際、契約条件やスキーム等によっては、払い戻しに係る事務手数料や決済インフラ費用の一部を当社グループが負担・補償せざるを得ない場合があり、これらによって当社グループの経営成績、財政状態およびキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 (f) サステナビリティおよび人的資本について 当社グループが中長期的な企業価値を向上させ、持続的な成長を遂げるためには、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)に配慮したサステナビリティ経営への取り組み、および多様な人材が活躍できる組織づくり(人的資本への投資)が不可欠であると認識しております。 当社グループでは、コンプライアンス意識の徹底、多様な働き方を推進する人事制度の拡充、およびジェンダーレスな登用など、健全で持続可能性の高い経営基盤の構築に努めております。 しかしながら、これらサステナビリティや人的資本に関する社会的要請への対応が不十分であると市場から判断された場合、あるいは各種ハラスメントや労務問題等のコンプライアンス違反が万一発生した場合には、当社グループのブランドイメージや社会的信用の失墜、優秀な人材の離職や採用競争力の低下を招き、中長期的な観点において当社グループの事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,238字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな回復基調で推移いたしました。各種政策の効果や賃上げの動きを背景とした実質総雇用者所得の改善により、個人消費において持ち直しの動きがみられたほか、インバウンド需要の継続やサービス消費の拡大が引き続き景気の下支え要因となりました。 一方で、中東情勢をめぐる地政学的リスクの高まりに伴う原油価格の上昇や、それに起因する物価高の継続が、消費者心理や企業のコスト負担に及ぼす影響には十分な注意が必要な状況です。また、海外経済の動向や為替市場の変動といった外部環境の不確実性が景気の下振れリスクとして懸念されており、経済全体の動向には引き続き注視が必要です。 当社グループが属するインターネット関連市場では、通信インフラの高度化やスマートデバイスの普及を基盤としつつ、生成AIを中心とした先端技術が、単なる技術検証の段階から具体的なサービス実装や業務効率化へと加速しております。 一方で、デジタル技術の普及・定着に伴い、提供されるサービスやプラットフォームの真の価値が厳しく選別される局面を迎えておりますが、当社のような独自のIP(知的財産)を核とした強固なファンコミュニティを持つ収益モデルは、市場環境の変化に左右されにくい安定的な成長基盤として、その重要性が一層高まっております。 また、コンテンツの多言語対応やグローバル配信の定着により、国境を越えたボーダーレスなファンコミュニティの形成が一段と進んでおり、IPを軸としたファンビジネスは、デジタル基盤の進化と相まってさらなる深化を遂げております。 このように、テクノロジーの進化とユーザー行動の多様化が持続的に交錯する中で、当社を取り巻く事業環境は引き続き急速に変化しており、今後も市場動向を的確に捉えた俊敏かつ柔軟な戦略的対応力が強く求められる状況が続いております。 音楽・アーティスト関連市場については、2025年通期の音楽ソフト(オーディオレコード及び音楽ビデオ合計)の生産金額が2,157億円(前年比5.1%増)となりました(出所:一般社団法人日本レコード協会)。ストリーミングサービスの利用拡大を背景に、音楽との接点が日常化するなかで、市場全体として安定した需要が続いております。 ライブ・コンサート市場については、2025年通期の総動員数が5,999万人(前年比1.0%増)となり、前年に続き過去最高を更新いたしました。市場規模(総売上額)も6,443億円(前年比5.3%増)とさらに拡大しており、デジタル配信を通じて音楽に触れる機会が増えたことを契機として、リアルなライブ体験への期待や熱量が一段と高まっている状況です。 また、リアルエンタテインメント領域では、ファンコミュニティ運営やデジタルグッズの活用を通じた体験価値の多様化と、IP(知的財産)を軸とした収益モデルの高度化が進展しております。今後は、こうした市場環境の変化を的確に捉え、リアルとデジタルの融合による競争力の強化が一層求められる局面を迎えております。 このような外部環境の中、当社グループでは、アーティストを中心としたエンタテインメント事業を主軸に、ファンサイト運営を基盤とした強固なファンコミュニティの構築・拡大に注力してまいりました。当連結会計年度においては、強みである継続課金型の収益基盤(リカーリングモデル)が一段と強化されたことに加え、ファンサイト、電子チケット、EC等を横断的に連携させた独自のファンプラットフォームの価値最大化を推進しております。とりわけ、動員数が過去最高水準にあるライブ・イベント市場の活況を背景に、リアルな体験とデジタルサービスをシームレスに融合させた「ファン体験の高度化」を図るべく、全社横断的な事業連携を推進してまいりました。電子チケットを軸としたエコシステムの拡充や、ライブイベントに連動したEC施策の展開など、グループ各社の機能を結集することで、ファンエンゲージメントの最大化と新たな収益機会の創出を並行して進めております。 さらに、生成AI等の先端技術の活用によるサービス開発や、多言語展開を通じた海外ファン層の取り込みにも継続して取り組んでおり、IP(知的財産)を軸とした多様かつ持続的な成長基盤の構築を図っております。 これらの取り組みにより、当連結会計年度の業績は極めて堅調に推移し、事業ポートフォリオの拡充と収益基盤のさらなる強化が着実に進展いたしました。今後も変化の激しい市場環境において、機敏かつ柔軟な経営判断を行うとともに、自己株式の取得など資本効率の向上を意識した施策を通じ、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は31,715百万円(前連結会計年度比23.0%増)、営業利益は5,003百万円(同23.1%増)、経常利益は5,432百万円(同32.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,969百万円(同78.4%増)となりました。 資産は、前連結会計年度末に比べ6,950百万円増加し31,617百万円となり、負債は、前連結会計年度末に比べ4,791百万円増加し20,672百万円となり、純資産は、前連結会計年度末に比べ2,158百万円増加し10,944百万円となりました。 セグメントごとの概要は、以下のとおりであります。 1)コンテンツ事業 ①コンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業等 コンテンツセグメントにおいては、主にスマートフォン向けにファンクラブサイトの運営を中心としたデジタル会員サービスを展開しており、各種デジタルコンテンツの配信、動画サービス、アプリ提供など多様なプラットフォームを通じてファンとの継続的な接点を創出しております。 当連結会計年度におきましては、主力アーティストの安定した貢献に加え、複数の大型アーティストによる活発な活動や新規ファンクラブ開設が奏功し、有料会員数及び売上高は前連結会計年度比で大幅に増加いたしました。 利益面においては、通期全体では前連結会計年度の利益水準を維持いたしましたが、会員数が急速に拡大した特定の大型ファンコミュニティにおいて、契約形態に基づいた収益配分(ロイヤリティ)の負担が相対的に高いことから、増収幅に対する利益の寄与が限定的となりました。また、アプリ開発やインフラ整備費用の増加もあり、四半期ごとの推移において利益率は低下傾向が見られました。 これに対し、次期におきましては、会員獲得におけるポートフォリオの多角化(寄与バランスの適正化)を図るとともに、開発体制の効率化を通じたコスト抑制策を推進することで、収益性の改善及び再向上を目指してまいります。 周辺サービス領域では、アーティストとファンの親密なコミュニケーションを実現する「bubble for JAPAN」において、参画アーティストの拡充による収益化が一段と進展いたしました。また、Web3.0技術を活用したメタバース空間「FANPLANET」などを通じた次世代ファン体験の構築を継続するとともに、将来的なグローバル展開の加速を見据え、米国において現地法人を設立いたしました。 以上の結果、当連結会計年度におけるコンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業等の売上高は24,565百万円(同27.0%増)となりました。 ②コンテンツ事業に係るEC事業 EC事業におきましては、当社グループが運営するファンクラブサイト等を通じて、アーティストグッズや音楽映像商品の販売、さらにファンクラブ限定のオンラインくじ「Fanpla Chance」の提供など、多様なファン向けECサービスを展開しております。 当連結会計年度においては、取り扱うアーティストのラインナップ拡充に加え、新規オンラインストアの開設など、販売チャネルの拡大を継続いたしました。また、コンサート会場でのキャッシュレス決済や事前購入・会場受取サービスの活用が完全に定着し、ライブ動員数の回復を背景に、商品取扱高は好調に推移いたしました。 収益面におきましては、オンラインくじ「Fanpla Chance」が、収益の成長を牽引いたしました。一方で、商品構成(セールスミックス)の変化に伴い、売上高に対する利益率は低下傾向となっております。これは、手数料相当額を売上計上する(原価が発生しない)従来のグッズ受託販売に対し、「Fanpla Chance」は販売総額を売上計上しロイヤリティ等を原価として差し引く形態であるため、利益額が着実に増加する一方で、会計上の利益率は相対的に低く算出されることによるものであります。 今後も、ファンクラブ事業との連携を一層深めるとともに、データに基づいた最適な商品提案とサービス拡充を推進することで、ファンとの接点価値を高めながら、EC領域の持続的な成長を図ってまいります。 以上の結果、当連結会計年度におけるコンテンツ事業に係るEC事業の売上高は2,707百万円(同8.8%増)となりました。 以上より、当連結会計年度におけるコンテンツ事業全体の売上高は27,272百万円(同24.9%増)となり、着実に業容を拡大しております。 一方、利益面におきましては、前述の通りコンテンツ領域における原価構成の変化等があったことから、利益の伸びは増収幅に対して限定的なものとなりました。これらの結果、当連結会計年度におけるコンテンツ事業のセグメント利益は4,515百万円(同24.2%増)となりました。 2)電子チケット事業 電子チケット事業は、電子チケットおよび公式チケットトレードサービス、さらにそれらに付随する各種関連サービスから構成されております。 当連結会計年度におきましては、音楽ライブ市場の活況を背景に、電子チケットの発券枚数は過去最高を記録いたしました。また、公式チケットトレードにおいては、音楽領域での導入拡大に加え、注目の高い国際的なスポーツイベントや大型イベント等、非音楽領域への採用が一段と進展したことにより、取扱枚数・取扱高ともに極めて好調に推移いたしました。これらに加え、各種手数料の改定による収益性の向上も寄与し、当セグメントの成長を力強く牽引いたしました。 安全性と公平性のさらなる向上に向けては、顔認証技術を活用した新たなリセール機能の提供や、大規模イベントにおける厳格な転売対策の実施など、安心・安全なチケット流通基盤としての優位性を一段と強固なものにしております。 周辺領域として展開するデジタルカードコレクション事業では、ラグビーをはじめとする新たなスポーツ領域への展開を継続いたしました。一方で、比較的売上規模が限定的な案件におけるカード制作コストの負担増に加え、収益配分(ロイヤリティ)比率の高いカテゴリの売上構成比が上昇したこと等により、収益性は前連結会計年度を下回る推移となりました。 なお、さらなる成長加速と経営資源の最適化を目的に、当連結会計年度において、電子チケット事業とデジタルカード事業の組織再編を実施いたしました。これに伴い、アドバイザリー費用等の体制変更に関連する一時的なコストが発生いたしましたが、各事業における機敏かつ専門性の高い運営体制を構築いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における電子チケット事業の売上高は4,399百万円(同12.2%増)、セグメント利益は1,353百万円(同28.3%増)となりました。 3)その他事業 その他事業には、上記2つのセグメントに属さない連結子会社の収益等が計上されており、主にキャラクターグッズの企画・販売、アパレルなど、多様なエンタテインメント関連ビジネスを対象としております。 当連結会計年度におきましては、各事業が引き続き事業基盤の構築・拡大に取り組む一方で、収益化にはなお一定の時間を要する状況が続いております。こうした中、将来的な収益拡大を見据えた新規事業開発や体制整備を進めており、育成フェーズとしての取り組みを継続しております。 その結果、当連結会計年度におけるその他事業の売上高は43百万円(同88.0%増)、セグメント損失は23百万円(前連結会計年度は36百万円の損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 (a)キャッシュ・フロー及び流動性の状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ4,055百万円増加し、16,383百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは、7,019百万円のプラス(前連結会計年度は5,482百万円のプラス)となりました。 主な内訳は、税金等調整前当期純利益5,016百万円の計上、売上債権の増加1,335百万円、前払金の減少1,375百万円、前払費用の増加1,076百万円、仕入債務の増加2,187百万円、契約負債の増加2,523百万円、法人税等の支払1,878百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動によるキャッシュ・フローは1,224百万円のマイナス(前連結会計年度は1,151百万円のマイナス)となりました。 主な内訳は投資有価証券の取得による支出2,311百万円、主な増加要因は投資有価証券の売却による収入799百万円、投資有価証券の償還による収入441百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動によるキャッシュ・フローは1,744百万円のマイナス(前連結会計年度は783百万円のマイナス)となりました。 主な内訳は配当金の支払641百万円、自己株式の取得による支出1,086百万円であります。 (b)資本の財源及び資金の流動性 1)財務戦略の基本的な考え方 当社グループは、強固な財務体質のもとで、高い資本効率を追求し、企業価値向上のために戦略的に経営資源を配分することを財務戦略の基本方針としております。財務体質に関しては、ROE(自己資本利益率)を10%以上の水準とすることを目安といたします。 設備及び新規事業への投資に関しては、企業価値の向上に資する成長のための投資を積極的に推進してまいります。一方で健全な財務体質を維持することも念頭に、各事業年度における投資額は営業キャッシュ・フローの範囲内とすることを原則とし、十分な水準の手元流動性を確保してまいります。 2)資金需要の主な内容 当社グループの営業活動に係る資金支出は、販売に比例し発生するアーティスト等へのロイヤリティや販売手数料などがありますが、収益の認識後に生じるものが多く、資金が先行して支出されることはありません。このほか、新規事業やサービス開発のための費用、人件費などがあります。また、投資活動に係る資金支出は、企業価値向上に資する企業への投資やM&Aに投じることも計画しております。 3)資金調達 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金については、内部資金にて賄うことを原則としており、創業以来、金融機関からの借入や社債の発行等の有利子負債はありません。今後についても同様の方針です。 ③生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当社グループは、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。 (b)仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前連結会計年度比(%) コンテンツ事業   16,032   32.0 電子チケット事業   507   △35.6 報告セグメント計   16,540   27.9 その他   32   273.0 合計   16,573   28.1 (注)金額は、仕入価格によっております。 (c)受注実績 当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。 (d)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前連結会計年度比(%) コンテンツ事業   27,272   24.9 電子チケット事業   4,399   12.2 報告セグメント計   31,672   23.0 その他   43   88.0 合計   31,715   23.0 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであり、将来生じる実際の結果とは異なる可能性がありますので、ご留意ください。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の総資産は31,617百万円(前連結会計年度末比28.2%増)となりました。 流動資産は24,883百万円(同26.0%増)となりました。主な内訳は現金及び預金16,383百万円(同32.9%増)、売掛金3,598百万円(同59.0%増)となっております。 固定資産は6,733百万円(同36.8%増)となりました。主な内訳は建物1,001百万円(同3.4%減)、投資有価証券3,627百万円(同83.4%増)となっております。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債は20,672百万円(前連結会計年度末比30.2%増)となりました。 流動負債は20,479百万円(同30.4%増)となりました。主な内訳は買掛金9,145百万円(31.4%増)であります。 固定負債は193百万円(同10.7%増)となりました。主な内訳は資産除去債務125百万円(同0.4%増)、繰延税金負債23百万円(同40.0%減)であります。 (純資産の部) 当連結会計年度の純資産の合計は10,944百万円(前連結会計年度末比24.6%増)となりました。主な内訳は資本金317百万円(同-%)、資本剰余金3,846百万円(同0.4%減)、利益剰余金7,283百万円(同47.0%増)であります。 (b)経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は31,715百万円(前連結会計年度比23.0%増)となりました。これは、株式会社Fanplusが、通期で収益貢献したことにより、コンテンツ事業売上が増加したことによるものであります。 (売上原価) 売上原価は22,846百万円(前連結会計年度比27.2%増)となりました。主な増加要因はコンテンツ事業売上の増加に伴う費用増加によるものであります。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、3,866百万円(前連結会計年度比3.0%増)となりました。これは主に、広告宣伝費、及びコンテンツ事業における売上高に応じて発生する販売手数料を計上したものです。この結果、営業利益は5,003百万円(同23.1%増)となりました。 (営業外損益) 当連結会計年度における営業外収益は434百万円(前連結会計年度比664.1%増)となりました。主な内訳は、為替差益179百万円、受取賃貸料51百万円、受取利息は119百万円であります。営業外費用は5百万円(同42.8%減)となりました。全額が支払手数料5百万円であります。この結果、経常利益は5,432百万円(同32.1%増)となりました。 (特別損益) 当連結会計年度における特別利益は11百万円(前連結会計年度比63.3%減)であり、全額が固定資産売却益11百万円です。特別損失は426百万円(前連結会計年度比52.9%減)となりました。全額が投資有価証券償還損426百万円であります。この結果、税金等調整前当期純利益は5,016百万円(前連結会計年度比54.9%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 当連結会計年度における法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額を含む)は1,640百万円となり、非支配株主に帰属する当期純利益は407百万円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2,969百万円(前連結会計年度比78.4%増)となりました。 (c)キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による分析・検討内容 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (d)資本の財源及び資金の流動性についての分析 1) 資金需要 当社グループの資金需要のうち主なものは、人件費を中心とした当社グループ全体の販売費及び一般管理費や、売上高に応じて発生するコンテンツホルダーに対するロイヤリティ及び販売手数料、新規事業開発のための人件費です。売上高に応じて発生する費用の多くは、販売代金の回収後に支払いが行われるため、販売が拡大する局面にあっても運転資金が増加することはありません。 2) 財務政策 当社グループは、事業活動を適切に維持するための資金確保、及び資金の流動性の維持を図るため、営業活動で得られた自己資金により事業活動の維持、設備投資の資金を賄うことを基本にしており、資金の借り入れは行っておりません。今後においても、当社グループの事業拡大に必要な運転、設備資金は自己資金で充当可能であると考えております。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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