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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ベクトル

VECTOR INC.6058 · Prime · サービス業

戦略PRからプレスリリース配信、D2C、HR、投資まで、マーケティング・コミュニケーションを総合的に手掛けるグループ。

概要

ベクトルは、総合PR・広告代理店である。戦略PRを起点に、メディアリレーションズ、デジタルマーケティング、タクシーサイネージ、キャスティングなど、顧客のコミュニケーション戦略をワンストップで提供する。東証プライム上場。連結売上高は約638億円(2026年2月期)、従業員数1,571名。国内最大級のプレスリリース配信プラットフォーム「PR TIMES」を運営するほか、健康美容D2C事業、HR事業、ベンチャー投資事業も手掛けるグループ企業である。

戦略PRとグループ子会社群によるワンストップ体制

ベクトルグループは、PR事業を中核に、顧客のマーケティング課題に応える多様な子会社で構成される。連結子会社41社、関連会社1社を擁し、広報・PR代行の㈱アンティル、㈱プラチナム、㈱イニシャル、TV番組・CM制作の㈱VECKS、タクシーサイネージの㈱ニューステクノロジー、ブランドリスク管理の㈱ブランドクラウド、危機管理広報の㈱KRIK、デジタルマーケティングのOwned㈱など、専門性の高いサービスをグループ内で完結できる。このワンストップ提供がグループの競争優位性であり、顧客ごとに最適なチームを組成する体制を整えている。

プレスリリース配信「PR TIMES」の成長と収益

連結子会社㈱PR TIMESが運営する「PR TIMES」は、国内No.1のプレスリリース配信プラットフォームである。企業のニュースをメディアや消費者に直接届けるサービスで、2025年度末時点で利用企業社数は124,000社を突破した。配信数も過去最高を更新し、同事業の売上高は95億円(2026年2月期)と前年比19.3%増、営業利益は36億円と93.0%増の高成長を遂げている。広告市場全体の拡大とデジタルシフトを背景に、社会インフラとしての地位を固め、グループ収益の重要な柱となっている。

健康美容D2C事業の拡大と上場

子会社㈱ビタブリッドジャパンが中心となり、健康美容関連商品のD2C事業を展開する。サプリメントや化粧品を自社ブランドで開発し、インターネット販売、ECモール、TVショッピング、ドラッグストアへの卸販売を行う。同事業の売上高は163億円(2026年2月期)で前年比20.9%増、営業利益は11億円と52.2%増。広告効率を重視した販売戦略と新商品開発により過去最高の売上を達成した。なお、ビタブリッドジャパンは2026年4月に東証グロース市場へ上場している。

アジアを中心に広がる海外拠点

ベクトルグループは、日本国内に留まらず、アジアを中心に海外拠点を有する。中国(上海、海南)、香港、タイ、ベトナム、韓国、マレーシア、そしてハワイに子会社を設立し、現地での広報・PR支援サービスを提供している。特に韓国ではVectorcom Inc.やitfluencer Interactive Co.,Ltd.を通じてインフルエンサープラットフォームも運営。台湾ではタクシーサイネージメディアを展開。2025年11月には台湾に維酷公關行銷國際股份有限公司を設立するなど、積極的に海外市場を開拓している。

業界の中での役割はマーケティング・PR・広告サービスを総合提供する企業グループ。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
638億円
営業利益
91億円
営業利益率
14.3%
純利益
51億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
PR・広告事業348億円54.5%49億円14.1%
ダイレクトマーケティング事業163億円25.5%11億円6.7%
プレス リリース 配信事業94億円14.7%36億円38.3%
HR事業30億円4.7%0億円0.0%
投資事業3億円0.5%-5億円-166.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01PR・広告業界主力

戦略PR(広報・PR代行、コンサルティング)、TV番組・CM・動画制作、タクシーサイネージメディア運営、ブランドリスクマネジメント、危機管理広報、キャスティング、インフルエンサーマーケティング、SNS運用、システム開発、インターネット広告運用など。国内外のクライアント向けにワンストップで提供。

主な製品・サービス3
戦略PRサービス
クライアントのマーケティング活動にPR視点を組み込み、コミュニケーション設計・実行を代行するコンサルティングサービス。
タクシーサイネージメディア
タクシー車内に設置したタブレット向け広告配信サービス。
キャスティング事業
タレント・インフルエンサーのキャスティング代行。

02プレスリリース配信業界主力

国内No.1のプレスリリース配信プラットフォーム「PR TIMES」を運営。企業からのプレスリリースを配信し、メディア・生活者との接点を提供。配信・分析・メディア運営等も行う。

主な製品・サービス1
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」国内シェア首位
国内最大級のプレスリリース配信プラットフォーム。企業のニュースをメディアや消費者に直接届ける。

03ダイレクトマーケティング(健康美容・化粧品)準主力

健康美容関連商品のD2C(インターネット販売)、ECモール・TVショッピング・ドラッグストア等への卸販売。自社ブランドの健康食品・化粧品を中心に展開。

主な製品・サービス1
健康美容関連商品
サプリメント、化粧品等の健康・美容製品。自社ブランドでD2C・卸販売。

04HR(人材・採用)副次

ショート動画を活用した次世代型採用プラットフォームの運営、採用マーケティングコンサルティング、動画型人材マッチングプラットフォーム(医療機関向け)、成果報酬型WEBメディア運営等。

主な製品・サービス2
ショート動画採用プラットフォーム
ショート動画を活用し、企業と求職者をつなぐ次世代採用サービス。
動画型人材マッチングプラットフォーム(医療機関向け)
医療機関に特化した動画ベースの採用マッチングサービス。

05投資事業(ベンチャーキャピタル)副次

ベンチャー企業の成長支援を目的とした投資事業。グループ会社を通じて投資ファンド運営。

製品と技術

戦略PRサービス:コンサルティング型のコミュニケーション設計

ベクトルグループの中核サービス。クライアントのマーケティング活動にPR視点を組み込み、コミュニケーション設計からメディアリレーションズ、実行までを代行するコンサルティング型サービスである。単なる広報代行ではなく、ブランド価値向上や購買行動の喚起を目的とし、グループ内の専門子会社が連携して提供する。特にSNSやインフルエンサー活用などデジタル領域もカバーする点が特徴で、従来の広告手法より低コストでの効果を追求する。

プレスリリース配信プラットフォーム「PR TIMES」

国内最大級のプレスリリース配信サービス。企業が発信するニュースを、多数のWebメディアや消費者に直接届けることが可能である。配信実績や分析機能も提供し、マーケティング効果の測定も支援する。2025年度には利用企業社数が124,000社を超え、社会インフラとして定着している。売上高は約95億円、営業利益率は約38%と高収益事業であり、グループの成長を牽引する。

タクシーサイネージメディア:移動中のOOH広告

子会社㈱ニューステクノロジーが運営する、タクシー車内のタブレットを活用した広告メディア。乗客に向けて動画広告を配信するOOH(Out of Home)広告の一種である。位置情報と連動した配信が可能で、ターゲティング精度が高い。台湾でも同サービスを展開しており、海外展開も進んでいる。タクシー乗車率の高い都市部でのリーチ力が強みで、他のデジタルメディアと組み合わせたクロスメディア施策にも活用される。

キャスティング・インフルエンサーマーケティング

㈱イニシャルや㈱gracemodeなどが提供する。タレントやインフルエンサーのキャスティング代行、SNSメディア運営、インフルエンサーマッチングプラットフォームの運営を行う。美容・コスメ領域に特化した「gracemode」やグルメ領域の「トップクリエイターズ」など、特定ジャンルのSNSメディアを運営し、企業と消費者をつなぐ。企業のプロモーションに合わせた最適なインフルエンサーを選定し、効果的な口コミ拡散を支援する。

健康美容D2C商品:自社ブランドの直販と卸販売

㈱ビタブリッドジャパンが展開する自社ブランドの健康食品・化粧品。インターネット直販(D2C)を中心に、TVショッピングやドラッグストアへの卸販売も行う。広告効率を重視し、新商品開発にも注力している。同事業はグループ内で高い成長率を誇り、2026年2月期には売上高163億円を達成した。なお、ビタブリッドジャパンは2026年4月に東証グロース市場へ上場し、独立した成長機会を追求している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア首位プレスリリース配信サービス「PR TIMES」国内No.1のプレスリリース配信プラットフォームプレスリリース配信業界

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

PR・デジタルマーケ大手、収益安定も成長鈍化

ベクトルは、PR・デジタルマーケティング領域で国内最大級の独立系企業。売上高約600億円、営業利益率13%超と安定した収益力を誇る。同業のマテリアルグループ(売上高非開示だが中小)と比べ、規模・ブランド力で圧倒的。しかし、直近2期の売上高はほぼ横ばい(592億→593億円)と成長が鈍化。新規事業やM&Aによる成長が必要。

強み

  • 国内PR・デジタルマーケ分野でトップ級の規模と実績。
  • 営業利益率14%前後と、サービス業として高い収益性。
  • PR、広告、Web制作、SNS運用などワンストップ提供。
  • 多くの上場企業と取引、安定的なリピート収入。

課題

  • 売上高が横ばい、市場成熟により新規開拓が難航。
  • クリエイティブ人材の確保・育成が急務、採用競争激化。
  • AI・自動化など技術変化への適応、新サービス開発が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がベクトル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19601松竹1,472億円27.7倍
29672東京都競馬1,438億円12.5倍
37944ローランド1,015億円67.4倍
49413テレビ東京ホールディングス945億円11.8倍
57868広済堂ホールディングス910億円17.3倍
66058ベクトル903億円17.7倍
73632グリーホールディングス750億円17.6倍
83663セルシス685億円24.4倍
93661エムアップホールディングス608億円19.9倍
107860エイベックス593億円15.4倍
113668コロプラ559億円163.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

セールスプロモーション会社からPR事業への転換(1993年~2000年)

1993年3月、セールスプロモーション事業を目的に㈱デビアスとして設立。同年6月に商号を㈱ベクトルに変更。創業当初は販売促進業務が主であったが、2000年4月にPR事業中心の体制へ移行した。この転換が後のグループ拡大の基盤となり、マーケティングコミュニケーションの新たな領域を開拓する契機となる。

グループ形成とプレスリリース事業の創設(2004年~2005年)

2004年5月、㈱ベクトルコミュニケーション(現㈱プラチナム)と㈱ベクトルスタンダード(現㈱アンティル)を設立。これによりPR業務を専門に担う子会社が誕生し、グループ運営体制の原型ができる。2005年12月には㈱キジネタコム(現㈱PR TIMES)を設立し、後のプレスリリース配信事業の基盤を築いた。

海外進出と映像制作領域への参入(2011年~2012年)

2011年1月、中国上海市に維酷公共関係諮問(上海)有限公司を設立。初の海外現地法人となる。同年3月には㈱VECKSを設立し、映像制作領域に進出。2012年6月には香港にVector Group International Limitedを設立し、海外事業の統括拠点とした。この時期から本格的な国際展開が始まり、グループの事業領域が拡大する。

株式上場と市場第一部への昇格(2012年~2014年)

2012年3月、東京証券取引所マザーズに上場。同年8月には㈱イニシャルを設立し、キャスティング事業を開始。2013年9月には㈱IRアドバイザー(現㈱IR Robotics)を子会社化し、IR支援領域へ進出。2014年11月には市場第一部へ指定替えとなり、資本市場での存在感を高めた。上場後の資金調達を背景に、M&Aによる事業拡大が加速する。

M&Aと投資事業の本格化(2016年)

2016年3月、㈱ビッグデータ・テクノロジーズ(現㈱100キャピタル)を設立し、投資事業を開始。同時にPacRim Marketing Group, Inc.(ハワイ)や㈱ブランドコントロール(現㈱ブランドクラウド)を子会社化。さらにMicroAd Malaysia SDN. BHD.を買収し、東南アジアでのPR事業を拡大。同年、100キャピタル1号ファンドを組成し、ベンチャー投資に乗り出した。

デジタル領域の強化とプライム市場移行(2020年~2022年)

2020年9月、パブリックアフェアーズジャパン㈱を設立し、パブリックアフェアーズ領域に進出。同年12月には韓国のVectorcom Inc.を子会社化。2022年3月には㈱KRIK(危機管理広報)を設立。同年4月、東証の市場再編に伴いプライム市場へ移行。同年12月には㈱キーワードマーケティングを子会社化し、運用型広告の体制を強化した。

ショート動画・SNS領域への集中投資(2023年~2024年)

2023年4月、㈱China Brand(現㈱Japan entry)を設立。同年6月ビジコネット㈱(HR事業)、7月Owned㈱(デジタルマーケティング)を子会社化。2024年3月には㈱FINDAWAY(採用マーケティング)を買収。同年5月には海南維酷商業管理有限公司を設立し、海南島への進出支援を開始。2024年10月には㈱クリニックTV(医療機関向け動画マッチング)を設立し、HR事業の拡充を図った。

新サービス創出と過去最高収益の達成(2025年以降)

2025年4月、㈱ライブコマース(TikTok Shop支援)を設立。9月には㈱トップクリエイターズ(グルメSNSメディア)を設立。11月には台湾に維酷公關行銷國際股份有限公司を設立し、台湾市場でのPR事業を本格化。2026年2月期の連結売上高は638億円、営業利益91億円と過去最高を更新。グループのサービス拡充と収益拡大が続いている。

年表33件を開く

1990年代

  • 1993年3月セールスプロモーション事業を目的として、㈱デビアス(当社)を設立
  • 1993年6月商号変更㈱ベクトルに商号変更

2000年代

  • 2000年4月PR事業を中心とした事業体制へ移行
  • 2004年5月㈱ベクトルコミュニケーション(現 ㈱プラチナム)、㈱ベクトルスタンダード(現 ㈱アンティル)を設立
  • 2005年12月㈱キジネタコム(現 ㈱PR TIMES)を設立

2010年代

  • 2011年1月創業維酷公共関係諮問(上海)有限公司を中国上海市に設立
  • 2011年3月㈱VECKSを設立
  • 2012年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2012年6月創業Vector Group International Limitedを中国香港特別行政区に設立
  • 2012年8月㈱イニシャルを設立
  • 2013年9月M&A㈱IRアドバイザー(現 ㈱IR Robotics)を子会社化
  • 2014年3月創業Vector Group Ltd.をタイ王国バンコク市に設立
  • 2014年4月㈱ビタブリッドジャパンを設立
  • 2014年5月創業VECTOR GROUP COMPANY LIMITEDをベトナム社会主義共和国ホーチミン市に設立
  • 2014年10月㈱ニューステクノロジーを設立
  • 2014年11月上場株式の上場市場を東京証券取引所マザーズから市場第一部へ変更
  • 2016年3月M&A㈱ビッグデータ・テクノロジーズ(現 ㈱100キャピタル)を設立 PacRim Marketing Group, Inc.を子会社化 ㈱ブランドコントロール(現 ㈱ブランドクラウド)を子会社化 MicroAd Malaysia SDN. BHD.(現 Vector Marketing PR Malaysia SDN. BHD.)を子会社化 ㈱100キャピタルが100キャピタル1号投資事業有限責任組合を組成

2020年代

  • 2020年3月㈱イベックを設立
  • 2020年9月パブリックアフェアーズジャパン㈱を設立
  • 2020年12月M&AVectorcom Inc.を子会社化
  • 2021年3月㈱ロングブレスオンラインスタジオ(現連結子会社)を設立
  • 2022年3月㈱KRIK(現連結子会社)を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年12月M&A㈱キーワードマーケティングを子会社化
  • 2023年4月㈱China Brand(現 ㈱Japan entry)を設立
  • 2023年6月M&Aビジコネット㈱を子会社化
  • 2023年7月M&AOwned㈱を子会社化
  • 2024年3月M&A㈱ FINDAWAYを子会社化
  • 2024年5月創業海南維酷商業管理有限公司を設立
  • 2024年10月㈱クリニックTVを設立
  • 2025年4月㈱ライブコマースを設立
  • 2025年9月㈱トップクリエイターズを設立
  • 2025年11月創業維酷公關行銷國際股份有限公司を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ワンストップPRサービスの拡充

    従来のPRサービスに加え、デジタル領域やSNS領域など変化するメディア環境に対応し、顧客のコミュニケーション戦略に必要なサービスをワンストップで提供する体制を強化する。

  2. 02

    M&Aによる事業領域拡大

    PRとショート動画施策の拡充等を目的に、グループ会社とのシナジーや財務バランスを考慮したM&Aを積極的に推進し、成長を加速させる。

  3. 03

    グループ運営体制の強化

    事業拡大に伴い増加するグループ会社を効率的に統合し、新しいサービス分野や地域の法令遵守を含む経営管理体制を整備する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,571人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は658万円で、9期前と比べて+31.4%平均年齢は35.4歳、平均勤続年数は3.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月505
2018年2月659
2019年2月1,037
2020年2月50129.32.71,144
2021年2月76537.33.61,288
2022年2月77832.82.71,303
2023年2月65831.72.61,427
2024年2月64132.42.41,548
2025年2月68134.52.71,650485
2026年2月65835.43.21,571579

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率29.3%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都港区684百万円
PR・広告事業
本社 — 台湾台北市339百万円
PR・広告事業
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    健康日本21推進広報一式
    厚生労働省 · 2018-03-28
    1.1億円
  • 調達
    健康日本21推進業務
    厚生労働省 · 2017-03-28
    6,950万円
  • 調達
    令和7年度「出産なび」周知広報業務一式
    厚生労働省 · 2025-10-08
    6,570万円
  • 調達
    受動喫煙防止対策推進啓発広報一式
    厚生労働省 · 2017-10-06
    4,440万円
  • 調達
    マイナンバーの動画コンテンツの制作・配信等業務
    内閣府 · 2017-07-31
    1,400万円
  • 調達
    マイナンバーの動画コンテンツの制作・配信等業務
    内閣府 · 2017-01-25
    1,200万円
  • 調達
    地域版「輝く女性応援会議」の運営業務
    内閣府 · 2015-07-17
    1,182万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は638億円営業利益91億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.6%、利益が+13.8%。

売上高
+7.6%
638億円
営業利益
+13.8%
91億円
純利益
+21.4%
51億円
営業利益率
14.3%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高680億円638億円
営業利益100億円91億円
純利益55億円51億円
1株あたり配当¥36¥36

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は169億円、営業利益は32億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+21.6%、営業利益は+128.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q148149.57
2024年2Q13810.71
2024年3Q1482013.522
2024年4Q15817
2025年1Q1391410.15
2025年2Q13575.25
2025年4Q3195918.532
2026年2Q2973712.518
2026年4Q3415415.833
2027年1Q1693218.920

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は51億円から638億円へ12.5倍に増えた。直近期の営業利益率は14.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
㈱IRアドバイザー(現 ㈱IR Robotics)を子会社化
2013年2月5174
Vector Group Ltd.をタイ王国バンコク市に設立
2014年2月6595
2015年2月83127
㈱ビッグデータ・テクノロジーズ(現 ㈱100キャピタル)を設立 PacRim Marketing Group, Inc.を子会社化 ㈱ブランドコントロール(現 ㈱ブランドクラウド)を子会社化 MicroAd Malaysia SDN. BHD.(現 Vector Marketing PR Malaysia SDN. BHD.)を子会社化 ㈱100キャピタルが100キャピタル1号投資事業有限責任組合を組成
2016年2月97158
2017年2月1332113
2018年2月2013014
2019年2月30727−24
Vectorcom Inc.を子会社化
2020年2月39633−2
㈱ロングブレスオンラインスタジオ(現連結子会社)を設立
2021年2月392285
㈱キーワードマーケティングを子会社化
2022年2月4815221
ビジコネット㈱を子会社化
2023年2月5526632
海南維酷商業管理有限公司を設立
2024年2月5926947
維酷公關行銷國際股份有限公司を設立
2025年2月593807713.542
2026年2月638919114.351

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高638億円のうち、営業利益として残るのは91億円14.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は51億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.2%212億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.5%335億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.3%91億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
66.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.7pt
14.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.9pt
8.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+15.0pt
26.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
25.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが103億円、投資CFが−31億円で、差し引きのフリーCFは72億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は223億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月3−24113
2014年2月3−41−113
2015年2月9−822136
2016年2月8−226−1428
2017年2月15−129341
2018年2月28−4620−1843
2019年2月−4−3759−4160
2020年2月52−1−335179
2021年2月38−10228109
2022年2月50−13−1137135
2023年2月15−13−42134
2024年2月45−11−934158
2025年2月57−15−2942171
2026年2月103−31−2172223

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は473億円。このうち返さなくてよい自己資本が271億円で、自己資本比率は44.7%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月2920967.7
2014年2月36251170.6
2015年2月71561578.1
2016年2月84632174.3
2017年2月127923567.2
2018年2月1851147156.4
2019年2月24810314531.6
2020年2月23610213432.4
2021年2月30114915239.4
2022年2月31616215439.2
2023年2月36315820535.6
2024年2月43620023637.1
2025年2月42921321539.5
2026年2月47327120244.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
223億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
171億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
17億円
在庫として抱えている分
負債合計
202億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中68位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中403位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
26.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,924で、1年前と比べて+73.4%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥1,924-4.6%1ヶ月+7.6%1年+73.4%時価総額903億円
過去52週の値幅
安値¥1,052高値¥2,226

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.7倍
PER (会社予想)16.4倍
PBR4.05倍
配当利回り1.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月後半に2005円の高値をつけた後、下落基調に転じました。8月14日には1849円まで戻し、25日移動平均線(1805.92円)を約2.4%上回って推移しています。52週高値(2005円)からは7.8%下回る水準ですが、52週安値(1052円)からは大幅に上昇しています。出来高は7月16日に174万株の急増を記録後、目立った増減はなく、直近は50万株前後で推移しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER 18.2倍は業界平均26.6倍を下回り一見割安だが、PBR 4.33倍は平均2.27倍を大きく上回る。高いROE 26.8%を反映しているものの、配当利回り1.71%は業界平均1.61%と大差なく、PBRの高さから株価は純資産対比で割高感がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.7倍23.4倍
PER (予想)16.4倍
PBR4.05倍3.51倍
ROE26.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

デジタルシフトや企業のコミュニケーション需要拡大で成長が期待される一方、競争激化や人件費上昇が収益を圧迫。強気派はROE26.8%の高収益性と増収増益予想を評価。弱気派は営業利益率の頭打ちや市場成長鈍化を懸念。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率13%超、ROE26.8%と高い

  • 成長持続

    2026/2期売上638億、営業利益51億へ増加予想

  • デジタルPR需要

    SNS・動画マーケなどデジタル領域の拡大が追い風

  • デジタルマーケティング需要拡大通年影響

    売上638億円から10%成長で営業利益100億円突破の可能性

  • M&Aによる事業拡大不定影響

    過去M&A実績から、売上100億円規模の子会社追加でEPS向上

  • 海外展開の加速2027年〜2028年影響

    海外売上比率5%から15%へ、利益率上昇寄与

  • ROE維持によるPBR上昇継続影響

    ROE27%維持、PBR4.3倍から6倍への拡大余地

マイナスに働く材料7
  • 競合激化

    PR業界は新興・外資の参入で競争が激しい

  • 利益率の伸び悩み

    営業利益率14.26%と前期比微増にとどまる

  • PBR4.25倍の割高感

    同業に比べ割高で下落リスク

  • 広告市場の低迷2026年Q2影響

    売上638億円から5%減で営業利益80億円割れの可能性

  • 人材流出による競争力低下継続影響

    クリエイター人材の流出で年間売上10%減少リスク

  • 大口顧客の内製化不定影響

    上位顧客が内製化で売上50億円減少、営業利益10億円減

  • 業績ガイダンス未達2026年Q1影響

    2026/2期営業利益91億円に対し、保守的見通しで失望売り

次の決算で確かめる点
営業利益率
高収益の持続性を確認するため
売上高成長率
市場拡大に伴う成長鈍化を見極める
従業員一人当たり売上
人件費増加に対する生産性の指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり36で、前期から+3.1%いまの株価に対する利回りは1.87%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥36
1株あたり
配当利回り
1.87%
いまの株価に対して
配当性向
66.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月517.3
2018年2月620.0157.8
2021年2月2−66.717.5
2022年2月13550.034.5
2023年2月1946.262.4
2024年2月2952.655.8
2025年2月3210.366.8
2026年2月333.166.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥36

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ6,834人。区分でいちばん多いのは事業法人30.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.6%を占め、残る58.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人2.01.41.11.32.530.0
個人・その他62.869.457.460.461.428.5
外国法人14.510.315.817.116.325.1
金融機関18.816.823.220.215.511.6
証券会社1.82.02.50.94.14.8
自己株式0.60.60.62.60.00.0
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱フリーウェイ27.93
02西江肇司12.18
03日本マスタートラスト 信託銀行㈱(信託口)8.31
04THE BANK OF NEW YORK 133652 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)2.74
05㈱日本カストディ銀行(信託口)2.72
06吉柳さおり2.06
07BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)1.97
08THE BANK OF NEW YORK 133612 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.95
09UBS AG SINGAPORE (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.47
10MORGAN STANLEY & CO. LLC (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)1.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-20
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.07%
  • 2026-06-12
    西江 肇司
    新規の大量保有報告
    12.18%
  • 2026-06-12
    西江 肇司
    新規の大量保有報告
    12.18%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1007%、1株純資産は14期で+755%。直近期のROEは26.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月105323.616.416.4
2014年2月136322.737.124.7
2015年2月1612516.431.518.4
2016年2月1914014.341.230.9
2017年2月2818917.146.117.3
2018年2月3122715.072.7157.8
2019年2月−52168
2020年2月−4160
2021年2月102485.0112.017.5
2022年2月4325917.125.434.5
2023年2月6727125.120.962.4
2024年2月9834532.212.555.8
2025年2月8936125.310.366.8
2026年2月10945126.813.266.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

2026/2期の役員報酬は総額423百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約15倍にあたる。

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)425214239499
社外取締役1025253
取締役(社内)1333
監査役1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,999字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社41社並びに関連会社1社の合計43社で構成されており、PR・広告事業、プレスリリース配信事業、ダイレクトマーケティング事業、HR事業及び投資事業を主力事業としております。 当社グループの事業運営は、顧客に対するサービス提供の実務を子会社各社が担い、グループ全体の経営企画、人事、総務、法務、財務、経理に至る各種管理機能を当社が一括管理する組織体制を基礎に実施しております。 会社名   分 類   事 業   主な役割 ㈱ベクトル   当社   PR・広告事業   グループ全体の経営企画、財務、会計、人事、総務及び内部統制・監査 ㈱アンティル   連結子会社   広報・PR業務代行及びコンサルティング ㈱プラチナム   広報・PR業務代行及びコンサルティング ㈱イニシャル   広報・PR業務代行及びコンサルティング、キャスティング事業、インフルエンサーマッチングプラットフォームの運営 ㈱VECKS   TV番組、TVCM、各種プロモーションビデオ、WEB動画等の企画及び制作サービス ㈱IR Robotics   IR DX事業、エデュケーション事業、CxO人材紹介事業 ㈱ニューステクノロジー   タクシーサイネージメディアの運営・配信 ㈱ブランドクラウド   インターネット上のブランドリスクマネジメント事業 ㈱イベック   PRイベント等のプロモーション関連業務の企画及び運営 パブリックアフェアーズジャパン㈱   広報・PR業務代行及びコンサルティング ㈱KRIK   危機管理広報業務代行及びコンサルティング ㈱ロングブレスオンラインスタジオ   メディアの運営及び配信事業 ㈱キーワードマーケティング   運用型広告の運用代行 Owned㈱   デジタルマーケティング事業 ㈱オフショアカンパニー   システム受託開発、開発コンサルティング、UI/UXデザイン、デジタルマーケティング支援 ㈱ライブコマース   Tik Tok Shopの総合支援 ㈱gracemode   美容・コスメ領域のSNSメディア運営、キャスティング事業 ㈱トップクリエイターズ   グルメ領域のSNSメディア運営 Vector Group International Limited   香港での広報・マーケティング支援サービス及び当社グループの海外事業の統括 維酷公共関係諮問 (上海)有限公司   中華人民共和国での広報PR業務代行及びコンサルティング Vector Group Ltd.   タイ王国での広報・PR業務代行及びコンサルティング VECTOR GROUP COMPANY LIMITED   ベトナムでの広報・PR業務代行及びコンサルティング PacRim Marketing Group, Inc.(DBA VECTOR USA)   ハワイでの広報・PR業務代行及びコンサルティング Vectorcom Inc.   韓国での広報・PR業務代行及びコンサルティング itfluencer Interactive Co.,Ltd   韓国でのインフルエンサープラットフォームの運営およびキャスティング Storicity, Inc.   韓国での旅行領域のSNSメディア運営 Vector Marketing PR Malaysia SDN.BHD   マレーシアでの広報PR業務代行及びコンサルティング 海南維酷商業管理 有限公司   中国海南島への進出支援コンサルティング Ninja Degital Innovations Ltd.   バングラデシュでの生成AIを活用した研究開発および関連システムその他の開発・保守運用事業 新里程科技傳媒股份有限公司           台湾でのタクシーサイネージメディアの運営・配信 維酷公關行銷國際股份有限公司           台湾での広報・PR業務代行及びコンサルティング ㈱PR TIMES   連結子会社   プレスリリース配信事業   プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ㈱THE BRIDGE   Webメディアの運営 ㈱グルコース   Webサービスの新規開発 ㈱NAVICUS   SNSマーケティング支援、SNS広告運用支援、SNS分析ツール代理販売 ㈱ビタブリッドジャパン   ダイレクトマーケティング事業   健康美容関連商品におけるダイレクトマーケティング事業 ㈱Japan entry   最先端のグローバルビューティーテック製品の販売 ビジコネット㈱   HR事業   派遣・転職等に関する成果報酬型WEBメディアのウェブマーケティング支援代行 ㈱FINDAWAY   採用マーケティングに関するコンサルティングサービス ㈱クリニックTV   医療機関に特化した動画型人材マッチングプラットフォームの運営 ㈱100キャピタル   投資事業   投資事業 100キャピタル第1号投資事業有限責任組合   投資事業 ㈱アップグレード   関連会社   HR事業   女性向けキャリアスクールの運営 (注)非連結子会社1社につきましては、事業の関連性や連結業績に与える影響が軽微であることから記載を省略しております。 PR・広告事業 PR・広告事業は、マーケティング活動の主軸にPRの観点を置いてコミュニケーションを設計し、それを実行する「戦略PR」及びタクシーの車内に設置するタブレットを活用したIoTサイネージサービスによる広告販売等を展開しております。これらの業務は、グループ会社を通じてクライアントに対して提供されております。また、新たなソリューションであるショート動画領域ではシナジーを生んでおります。さらに、日本国内だけでなく海外拠点においても事業展開をしております。 プレスリリース配信事業 プレスリリース配信事業は、国内No.1のプレスリリース配信プラットフォーム「PR TIMES」を運営しております。顧客商品・サービスに関する情報をプレスリリースとして配信することで、企業と生活者をつなぐプラットフォーム事業を展開しております。 ダイレクトマーケティング事業 ダイレクトマーケティング事業は、インターネットを通じて、健康美容関連商品及びサービスを開発し販売するD2C事業、各種ECモールやテレビショッピング、及びドラッグストア等での卸販売を展開しております。 HR事業 HR事業は、ショート動画を活用した次世代型採用プラットフォームを用いて採用支援サービス及び動画採用マーケティングを提供する人事関連事業を展開しております。 投資事業 投資事業は、ベンチャー企業の成長支援を目的とした投資事業を展開しております。 また、当連結会計年度より連結の範囲に含めております株式会社ライブコマース、株式会社gracemode、株式会社トップクリエイターズ、Storicity, Inc.、新里程科技傳媒股份有限公司及び維酷公關行銷國際股份有限公司は「PR・広告事業」としております。 当社グループの事業系統図は次のとおりとなります。 (注)記載されている社名及び社数は当社及び連結子会社を対象としております。
経営方針・対処すべき課題2,516字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「いいモノを世の中に広め、人々を幸せに」を経営理念としてかかげ、顧客である企業等のメディアを活用した生活者とのコミュニケーション戦略をサポートする事業を展開しています。従来より当社グループが手掛けるPRサービスの分野にとどまらず、技術の進化とともに刻々と変化するメディア環境にもいち早く対応しながら、顧客のコミュニケーション戦略において必要となる実効性の高いサービスを総合的に提供することで、顧客にとっての最適なコミュニケーション環境の構築をサポートすることを目指しております。 (2) 経営戦略等 当社グループは、顧客である企業等によるメディアを介したコミュニケーション戦略を幅広くサポートするためのサービスの拡充や体制の強化を継続的に推し進めることで成長を実現させてまいりました。 従来のPRサービス分野にとどまらず、目まぐるしく変化を続けるメディア環境や技術の進化にも対応しながら実効性の高いサービスを積極的に取り込み、顧客の「いいモノを世の中に広める」ためのコミュニケーション戦略において必要となる幅広いサービスをタイムリーかつ高いコスト効率によりワンストップで提供する「FAST COMPANY」としてのサービスの拡充と体制の強化に取り組んでおります。 特に最近では広告業界において、インターネット広告費が社会のデジタル化を背景に継続して成長を続けていることを踏まえ、主にデジタル領域の中でも生活者の可処分時間内シェアが増加しているSNS領域においてサービス強化を目的として、M&Aを含むグループ基盤の強化に取り組んでおります。 今後も市場の動向や技術の進歩も踏まえながら将来にわたってより安定的かつ効率的な収益を確保できるサービスの拡充に取り組み、顧客のコミュニケーション戦略を総合的にサポートできる事業強化を継続的に進めることで、業界における競争優位性を強化し企業価値の向上に取り組んで参ります。 (3) 経営環境 当社グループがターゲットとしている広告市場は、2025年(1~12月)の日本の総広告費は8兆623億円(前年比5.1%増)と、企業の好業績によるデジタル投資の加速や、大型イベントの開催などが成長を後押しし、4年連続で過去最高を更新しました。その中でも、インターネット広告費は4兆459億円(同10.8%増)と、SNS上の縦型動画広告やコネクテッドTVなどの動画広告需要が高まり、広告市場全体の拡大に寄与しました。(出所:株式会社電通) (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、将来にわたってグループの成長を継続させ企業価値の向上を実現するために、以下の課題に積極的に対処して参ります。 ① 顧客のマーケティング戦略を総合的にサポートする事業体制の強化 当社グループは、顧客のマーケティング戦略を総合的にサポートするための体制を整え、従来のPRサービスの枠組にとらわれない広範な事業に取り組み成長を実現して参りましたが、将来にわたって当社グループの成長を継続させるためには、従来にも増して目まぐるしく進化を続けるメディア環境やインターネット等の技術の進化にもいち早く対応できるための事業基盤の強化を継続的に進めるとともに、事業の拡大に応じたグループ運営体制の強化を着実に実行していくことが必須であると考えております。 顧客が求めるサービスの拡充を、時機を逸することなく継続的に進めるとともに、それらの新しい事業分野を当社グループのサービスラインナップとして効率的に取り込み、顧客に対して最適なパッケージサービスとして提供するために、グループとして運営体制の強化に取り組んで参ります。 ② M&Aによる事業領域の拡充および成長の加速 当社グループは、M&Aを推進することで、PR×ショート動画施策の拡充と付加価値の向上を図り、顧客のマーケティング戦略を総合的にサポートする事業体制を強化していく方針を掲げております。 M&Aを検討する際には、当社グループ会社とのシナジー、戦略との整合性、デューデリジェンスによる財務・法務上のチャンスやリスクの精査、買収後の統合効果を最大化することを重要視しております。今後も、当社グループ会社とのシナジーに関する検討を十分行うとともに、財務状況とのバランスを考慮しながら、成長を加速させるM&Aを進めて参ります。 ③ コーポレート・ガバナンスの強化 当社グループは、会社の永続的な発展のために、経営の透明性、効率性及び健全性を確保するとともに経営責任の明確化を進めております。当社グループは国内のみならず海外においてもグループ会社が増加しており、新しいサービス分野も含めその事業領域を急速に広げながら成長を継続しております。特に最近においては、新しいサービス分野を中心にM&Aや事業譲受なども行いながら積極的に事業体制の強化を進めており、それらの新しい事業リソースを当社グループの経営管理体制に効率的に統合するとともに、その運営においても、新しい事業分野や事業地域で適用される法令やルールを遵守するための体制の整備が重要であると認識しております。 その実現のために、事業規模の拡大に対応した効率的な経営管理体制の整備を進め、法令及び社内諸規程を遵守した業務執行の定着を推進するとともに、内部監査を継続的に実施し、会社業務の適正な運営ならびに財産の保全を図り、さらにその実効性を高めていくための経営効率化に取り組んで参ります。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、現時点においても成長途上であると認識しており、営業基盤の拡大による企業価値の継続的拡大を目指していることから、営業基盤の指標として『営業利益』を重視しております。
事業等のリスク6,426字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境に係るリスク ①災害・事故等に関わるリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響] 企業の広告宣伝・広報関連予算は、自然災害、電力その他の社会的インフラの障害、流通の混乱、大規模な事故、伝染病、パンデミックの再発、戦争、テロ、政情不安、社会不安等が発生した場合、その影響を受けやすい傾向にあります。したがって、これらの災害・事故等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループでは、戦略PRサービスにおいて、従来の広告予算より低価格でサービスを提供していることに加え、様々な産業セクターへ継続取引を基本としたリテナーサービスを提供しており、特定産業に偏らない収益基盤づくりに努めているうえに、ダイレクトマーケティング事業などの一般消費者を対象としたサービスを展開することにより、企業の広告宣伝・広報関連予算減少のリスク低減に努めています。 また、ベクトルグループにおいて受託した業務を早期に再開し、顧客の業務活動復旧の一助となるよう、従業員の安否確認システムの導入、リモート対応ができるようなシステム環境を整備する等、事業継続への影響を最小限に抑える事業継続計画(BCP)を定期的に検討しています。 ②与信管理に関するリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループの主力事業である戦略PR事業の主要顧客は大手広告代理店や大規模企業でありますが、デジタル広告事業の成果報酬型広告や運用型広告に関する取引の一部において財務基盤が強固ではない企業との取引が発生いたします。これらの取引においては経済情勢の変化により急速に経営状況が悪化するなど、予測不能な事態が生じた場合には売上債権の回収に支障をきたし、当社グループの業績および財務状況に影響を与える可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社のデジタル広告事業及び同様のリスクが存在する連結子会社においては、成果報酬型広告や運用型広告に関する取引によって生じる固有のリスクを踏まえた与信管理規程及び与信管理業務マニュアルを既存の戦略PR事業を前提とした与信管理ルールと別途で定め、外部調査機関の情報を活用して各取引先の信用評価を行い、取引先ごとに取引限度額を設定しております。また、信用力が低く一定の売上債権を有する取引先に対しては、定期的に取引条件の見直しや債権保全方法及び撤退等の取引方針の検討を行っています。このような与信管理体制を講じることによって、売上債権の貸倒れ損失の防止に努めております。 ③在庫管理に関するリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループのダイレクトマーケティング事業においては、顧客の需要予測をもとに適正在庫を保有しながら販売活動を行っております。しかしながら、顧客の需要や外部環境の変化等によって販売不調となった場合には、過剰在庫が発生し、商品評価損の計上等によって、当社グループの業績および財務状況に影響を与える可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は低いものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループでは、顧客の需要予測をもとに立案した販売計画によって商品を発注し、在庫システムで一元管理を行い、在庫の受払い及び保有状況を日次で管理しております。また、販売業績の把握及び管理を行って、顧客の需要動向等の外部環境に応じた販売戦略を適時に見直して発注量を管理することによって、過剰在庫や滞留在庫等が発生するリスクの軽減を図っております。 (2)事業戦略に係るリスク ①海外展開 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、アジア・ASEAN地域を中心とした海外市場において、積極的な事業展開を推進しております。 各国における急激な法規制・税制の変更および、カントリーリスクのほか、当該地域のマーケットと事業戦略とのずれ等のリスクが存在し、それらによる損失の発生により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 現地子会社及びグローバル本部と定期的に情報を共有し、海外市場の動向を慎重に見極め、リスクコントロールを徹底することにより、当該リスクの低減に努めています。 ②新規事業 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、企業価値の向上と事業領域の拡大を目的に、M&A・事業提携、新規事業や新規市場の開拓を積極的に推進する方針です。しかしながら、財務状況の悪化、予測と異なる状況による事業計画との著しい乖離等により、当社グループの業績および財務状況に影響を与える可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループでは、市場状況・事業環境のタイムリーで的確な把握と、事業計画の進捗把握と改善に注力し、適時適切な撤退判断等、当該リスクの低減に努めています。 ③インベストメントベンチャー活動 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、2023年2月期より投資活動を事業化し、優良ベンチャー企業への投資活動にも取り組んでおります。ベンチャー企業に対して、当社グループの中核事業である戦略PRやIRサービスを提供するのとあわせて、出資を行うことにより資本面での支援もあわせて行い、投資先の総合的な企業成長の支援をするものです。 投資先である企業は、その将来性における不確定要素により業績が悪化し、投資が回収できず、当社グループの損益に影響を与える可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループでは出資額に応じて定めた適切な意思決定機関で、事業予測や投資の回収可能性等のリスクを総合的かつ慎重に検討し、投資の実施判断を行い、当該リスクの低減に努めています。 また、重要な投資に対して期待される効果が計画から大きく乖離していないかを四半期決算時に確認し取締役会にて報告をしています。乖離した場合には、関係部門が必要に応じて今後の方向性や業績改善のための対策を検討しています。 (3)事業運営に係るリスク ①人財確保 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループの成長力および競争力は、優秀な人財の獲得と維持による人的資本に依存します。今後、優秀な人財の獲得が困難となる場合又は現在在職する人財の社外流出が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループは、人財採用及び人財育成を重要な経営課題と位置づけております。当社グループでは、離職抑制及び多様性のある人財が集い活躍できる場を整備(公正で柔軟な人事制度の導入、社内公募制度)することで、人財獲得においての優位性を維持できると考えております。また、労務環境のさらなる改善等も推進しており、当該リスクの低減に努めています。 ②メディアとの関係及び新たなメディアの成長 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループのPR事業領域においては、マスメディアおよびデジタルメディア各社に対し有用な情報を長期的かつ継続的に提供することにより、メディアの意思決定者と継続的かつ良好な関係を維持することが、顧客へ提供するサービスの品質・効果における重要な要素となります。誤った情報の提供等の理由によりメディアとの信頼関係を失った場合、またインターネット環境の整備及びスマートフォン等の新しいデバイスの普及による新興メディアの考査が十分に機能しなかったこと等によるレピュテ―ションリスクが発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループでは、社内研修や外部講師を招いた研修等を通じてメディアに対し有用かつ正しい情報を提供できるように人財の育成に努めており、当該リスクの低減に努めています。 ③PR業界における取引習慣 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループのPR事業領域においては、PRの計画や内容に柔軟かつ機動的な変更を要求される業界特有の取引習慣となっているため、役務提供過程においても企画内容、実施時期、報酬額及びその支払時期等が変更される場合もあります。取引条件について取引先との認識の相違や係争が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループでは、契約書、発注書の変更に対して覚書等の文書を取り交わすこととしており、取引条件の明確化に努めています。 ④法規制 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループの事業は様々な法規制の影響を受けております。特にダイレクトマーケティング事業領域においては、「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」等の各種法令や、監督官庁の指針、ガイドライン等による規制を受けております。これらの法令の制定や改正、新たなガイドライン等により規制が強化された場合、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループは、各規制に従って業務を遂行しております。法律の改定状況をモニタリングし、社内研修による周知等、法令違反を防止する社内管理体制を構築し、当該リスクの低減に努めています。 ⑤知的財産権 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループが事業推進において第三者の知的財産権を侵害した場合には、当該第三者から損害賠償請求や使用差止請求等の訴訟を提起されるなどして、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループは、第三者の知的財産権を侵害しない体制として、社内教育の実施や顧問弁護士による調査・チェックを実施し、リスクの低減に努めています。 ⑥情報セキュリティ [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、事業活動を行う上で多くの機密情報や個人情報を有しております。当社グループでは、情報セキュリティ基本規程等を定め、年々変化するサイバー犯罪の手法に対して情報セキュリティの対策を検討しております。しかしながら、当社の想定を超えた技術による不正アクセスやコンピューターウイルス、その他予測不可能な事象などにより、顧客情報の漏えい、業務システムの停止等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当該リスクを低減するために当社では次のような対策をとっております。 ・全従業員を対象に、情報セキュリティに関する研修を定期的に実施しております。 ・ISMSにおいて定期的に情報セキュリティリスクの特定と分析を行うとともに、顧客等ステークホルダーからの要求や法令等の規制を考慮して情報セキュリティに関する手順と組織的、人的、物理的、技術的セキュリティ対策を整備し運用することでリスク低減を行っています。なお、当社グループでは2013年1月にISO27001の認証を取得しております。 ・個人情報や機密情報の電子化と、一定基準のセキュリティ設定をした社給端末への集約を推進し、書類の紛失による情報流出リスクに対応しております。 ・サイバー攻撃等に対するセキュリティ強化のため、各システムに必要なサーバー機器等を情報セキュリティ対策の施された商用データセンターにハウジングする等により、物理的なアクセス制御を行っております。 ⑦内部管理 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の構築が間に合わない状況が発生した場合、適切な業務運営が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループは、コーポレート・ガバナンスの強化を進めており、業務の適正性及び財務報告の信頼性を確保するとともに、これらに係る内部統制が有効に機能するため定期的に改善及び見直しを検討しPDCAサイクルを回すことで、当該リスクの低減に努めています。 ⑧企業活動におけるレピュテーションリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループの事業活動やイメージについて批判的な評価や誤った情報が拡散した場合等、様々な要素によって当社グループのブランド価値や信用が低下し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクが顕在化する可能性の程度や時期] 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。 [リスクへの対応策] 当社グループでは、社内で連携し適切な情報発信ができる体制となっております。また、当社では日頃から、これら風評の早期発見及び影響の極小化に努め、当該リスクの低減に努めています。
経営成績の分析 (MD&A)6,284字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の業績の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安に伴う物価上昇等の影響があるものの、インバウンド需要の回復や雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな回復が続きました。一方で米国の通商政策の影響や、中国経済の先行き懸念、中東地域をめぐる情勢等、海外景気の下振れ影響もあり、先行きは十分注意をする必要がある状況が続いております。 当社グループは、戦略PRサービスを起点とした最先端のコミュニケーション手法によりシンプルかつスピーディにモノを広めるという考えを基軸とし、従来の広告予算より低価格でサービスを提供していることに加え、様々な産業セクターへサービスを提供しており、特定産業の景況の影響を受けづらい収益基盤づくりに努めていることから、景況感の悪化による業績への影響は軽微であり、今後もこの傾向が継続するものと考えております。 広告業界においては、株式会社電通が2026年3月に発表した「2025年日本の広告費」によると、2025年(1~12月)の日本の総広告費は8兆623億円(前年比105.1%)となり、企業の好業績によるデジタル投資の加速や、大型イベントの開催などが成長を後押しし、4年連続で過去最高を更新しました。その中でも、インターネット広告費は4兆459億円(同110.8%)と、SNS上の縦型動画広告やコネクテッドTVなどの動画広告需要が高まり、広告市場全体の拡大に寄与しました。 このような市場環境のもと、当社グループは、顧客の「いいモノを世の中に広める」ためのマーケティング戦略をワンストップで総合的にサポートする「FAST COMPANY」として、当社グループが有する既存顧客を中心にサービスを展開しました。さらに広告業界においては、インターネット広告費が社会のデジタル化を背景に継続して成長を続けていることを踏まえ、主にデジタル領域の中でも生活者の可処分時間内シェアが増加しているSNS領域においてサービス強化を目的としてM&Aを含むグループ基盤の強化に取り組みました。 なお、当連結会計年度において特別利益として関係会社株式売却益2,151百万円を計上いたしました。これは主に連結子会社であった株式会社あしたのチームの当社が保有する全株式を譲渡したことによる売却益1,797百万円によるものです。また、特別損失として2,407百万円を計上いたしました。これは主に当社の連結子会社であるビジコネット株式会社及びOwned株式会社ののれんを減損したことによる減損損失1,220百万円、株式会社あしたのチームにおいてソフトウエアの減損による減損損失634百万円を計上したこと等によるものです。詳細につきましては、2026年4月14日に公表いたしました「特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ」をご覧ください。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は63,794百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は9,116百万円(前年同期比13.5%増)、経常利益は9,144百万円(前年同期比19.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,109百万円(前年同期比21.8%増)となりました。 セグメント業績は、次のとおりであります。 ・PR・広告事業 PR・広告事業においては、コンサルティングを基本とする戦略PRサービスを起点としながら、タクシーの車内に設置するタブレットを活用したIoTサイネージやSNSなどを活用したデジタルマーケティングを駆使し、顧客に合ったコミュニケーション戦略をワンストップで提供しております。モノの広め方がよりデジタルに移行し、当社の掲げる「FAST COMPANY」という戦略に時代が適合してきたことに加え、SNSマーケティング領域のM&A等によりサービスの拡充を図り、これまで以上に顧客のコミュニケーション戦略を総合的にサポートできる体制を強化してまいりました。 その結果、前期において赤字であったNewsTVや韓国の事業が黒字化したことや、戦略PR事業、タクシーサイネージ事業及び第1四半期連結会計期間に連結子会社化した株式会社gracemodeの業績が好調に推移したこと等が牽引したため、過去最高の売上高、売上総利益及び営業利益を更新いたしました。 以上の結果、PR・広告事業における売上高は34,870百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は4,898百万円(同34.7%増)となりました。 ・プレスリリース配信事業 株式会社PR TIMESが手掛けるプレスリリース配信事業においては、プレスリリース配信サイト「PR TIMES」をはじめとした多数のWebサイトにプレスリリースを配信・掲載しており、社会インフラとして多くの企業に活用され、利用企業社数が124,000社を突破いたしました。また、期初の計画通り、既存顧客による「PR TIMES」の利用頻度の向上に向けた営業活動等を実施した結果、利用企業社数及びプレスリリース配信数が過去最高を更新いたしました。これにより、過去最高の売上高、売上総利益及び営業利益を更新いたしました。 以上の結果、プレスリリース配信事業における売上高は9,546百万円(前年同期比19.3%増)、営業利益は3,622百万円(同93.0%増)となりました。 ・ダイレクトマーケティング事業 株式会社ビタブリッドジャパン等が手掛けるダイレクトマーケティング事業においては、広告効率を考慮に入れた既存商品の販売強化と新商品の育成に取り組みました。市況感を見つつ広告投資をコントロールしたことで過去最高の売上高と売上総利益を更新いたしました。なお、株式会社ビタブリッドジャパンは2026年4月2日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場いたしました。 以上の結果、ダイレクトマーケティング事業における売上高は16,350百万円(前年同期比20.9%増)、営業利益は1,137百万円(前年同期比52.2%増)となりました。 ・HR事業 株式会社あしたのチームにおいては、101百万円の営業利益を計上しました。なお、同社の全株式を2026年2月27日にウェルネス・コミュニケーションズ株式会社へ売却したことにより、同社を連結の範囲から除外しております。 動画を活用した採用プラットフォーム「JOBTV」においては、収益基盤の構築に向け、採用イベントの開催、動画等の制作やSNSの運用まで幅広くサービスを展開いたしました。一方で、派遣事業を中心に転職Webメディア事業を展開するビジコネット株式会社が市場のニーズ変化の影響を受けたこと、及び前第3四半期連結会計期間に設立した株式会社クリニックTVへの事業投資により減益となり、「JOBTV」全体で125百万円の営業損失を計上しました。 以上の結果、HR事業における売上高は2,990百万円(前年同期比0.4%増)、営業損失は23百万円(前年同期は74百万円の営業利益)となりました。 ・投資事業 投資事業においては、他事業の成長により連結業績が想定以上に向上したため、戦略的に翌期以降での保有株式の売却を選択いたしました。 以上の結果、投資事業における売上高は288百万円(前年同期比88.6%減)、営業損失は518百万円(前年同期は1,694百万円の営業利益)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は22,273百万円と、前連結会計年度末に比較して5,148百万円の増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は10,349百万円となりました(前連結会計年度比82.3%増)。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上8,891百万円、減損損失の計上1,885百万円などによる資金の増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は3,149百万円となりました(前連結会計年度は1,478百万円の支出)。これは主に、関係会社株式の売却による収入578百万円の資金の増加、有形固定資産の取得による支出459百万円、無形固定資産の取得による支出625百万円、敷金及び保証金の差入による支出554百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,903百万円などの資金の減少によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は2,092百万円となりました(前連結会計年度は2,901百万円の支出)。これは主に、短期借入金の純増額535百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入989百万円などの資金の増加、及び長期借入金の返済による支出1,879百万円、リース債務の返済による支出236百万円、配当金の支払額1,498百万円などの資金の減少によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループの主たる業務は、PR・広告事業であるため、生産に該当する事項はありません。 b.受注実績 当社グループの主たる業務であるPR・広告事業は、提供するサービスの性格上、受注の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 事業の名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) PR・広告事業(百万円)   34,750   107.4 プレスリリース配信事業(百万円)   9,425   119.6 ダイレクトマーケティング事業 (百万円)   16,348   120.9 HR事業(百万円)   2,980   101.0 投資事業(百万円)   288   11.4 合 計(百万円)   63,794   107.7 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ4,412百万円増加し、47,293百万円となりました。 流動資産におきましては、当連結会計年度末残高は37,376百万円と前連結会計年度末に比べ5,030百万円の増加となりました。これは、現金及び預金が5,184百万円増加したことが主な要因となります。 固定資産におきましては、当連結会計年度末残高は9,916百万円と前連結会計年度末に比べ618百万円の減少となりました。これは、ソフトウエアが447百万円、投資有価証券が165百万円減少したことが主な要因となります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ1,392百万円減少し、20,152百万円となりました。 流動負債におきましては、当連結会計年度末残高は15,920百万円と前連結会計年度末に比べ1,654百万円の増加となりました。これは、1年内返済予定の長期借入金が990百万円減少した一方で、短期借入金が537百万円、未払金が921百万円、未払法人税等が809百万円、流動負債その他に含まれている未払消費税等が421百万円増加したことが主な要因となります。 固定負債におきましては、当連結会計年度末残高は4,231百万円と前連結会計年度末に比べ3,046百万円の減少となりました。これは、長期借入金が2,440百万円、リース債務が239百万円、繰延税金負債が489百万円減少したことが主な要因となります。 b.経営成績の分析 (営業利益の状況) 営業利益の詳細につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の業績の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (経常利益の状況) 営業外費用として貸倒引当金繰入額を38百万円計上している一方で、営業利益が前連結会計年度に比べ1,087百万円増加しております。 これらを主な要因として、経常利益は前連結会計年度に比べ1,489百万円増加の9,144百万円(前連結会計年度比19.4%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益の状況) 法人税等合計を2,555百万円、非支配株主に帰属する当期純利益を1,226百万円計上しております。 これらを主な要因として、親会社株主に帰属する当期純利益は、5,109百万円(前連結会計年度比21.8%増)となりました。 当社グループは、現時点においても成長途上であると認識しており、営業基盤の拡大による企業価値の継続的拡大を目指していることから、営業基盤の指標として営業利益を重視しております。 当連結会計年度における営業利益は前連結会計年度に比べ1,087百万円増加し9,116百万円(前連結会計年度比13.5%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の業績の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループにおける主な資金需要は、運転資金及びベンチャー投資事業における投資資金となります。運転資金としては、主に人件費及び広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の支払となります。これらの資金につきましては、内部資金、金融機関から借入及び社債により調達しております。当連結会計年度における現金及び預金は22,273百万円、短期借入金は2,888百万円、長期借入金(1年内返済予定を含む)は4,696百万円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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  • 決算説明資料2027年2月期 第1四半期決算説明資料2026-07-15

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