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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

エイベックス

Avex Inc.7860 · Prime · 情報・通信業

音楽・アニメ・映像の制作から販売、ライブ、ファンクラブまで一貫。エンタメの総合プロデュース企業。

概要

エイベックスは、音楽事業を中核にアニメ・映像事業、海外事業を展開する日本のエンタテインメント企業である。1988年に輸入レコード販売会社として創業し、自社レーベル「avex trax」の創設を経て急成長。2026年3月期の連結売上高は1,466億円、従業員数は1,372人。東京証券取引所プライム市場に上場する。

音楽事業が売上の8割超を占めるセグメント構成

当社グループは音楽事業、アニメ・映像事業、海外事業の3セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高1,466億円のうち、音楽事業が1,223億円(構成比83.4%)、アニメ・映像事業が217億円(同14.8%)、海外事業が40億円(同2.7%)を占める。音楽事業はCD・配信の音楽コンテンツ制作・販売に加え、コンサート運営、ファンクラブ、マーチャンダイジングなど多岐にわたる。アニメ・映像事業はテレビアニメや劇場版アニメの企画・制作・販売、映画配給、ゲームソフト開発を手掛ける。海外事業は東南アジア、中国、米国などで現地法人を通じてコンテンツの流通・制作を行う。

音楽関連子会社を多数擁するグループ構造

グループは提出会社エイベックス株式会社の下、連結子会社28社と持分法適用関連会社5社で構成される。音楽事業の中核はエイベックス・エンタテインメントで、レーベル運営や原盤制作を担当。エイベックス・ライヴ・クリエイティヴがコンサート・イベントを、エイベックス・ミュージック・パブリッシングが音楽出版を、エイベックス・マネジメントがアーティストマネジメントをそれぞれ担う。アニメ・映像事業はエイベックス・ピクチャーズが中心で、FLAGSHIP LINEやアニメタイムズ社などの子会社を有する。海外はAvex Southeast Asia、Avex China、Avex USAなど地域ごとに法人を配置し、グローバル展開を進める。

売上高は回復基調、中期目標に営業利益150億円

売上高は2013年3月期の1,388億円から増減を繰り返し、2020年3月期には1,355億円、コロナ禍の2021年3月期には815億円まで落ち込んだ。その後回復し、2026年3月期は1,466億円に達した。営業利益は2025年3月期に18億円の損失を計上したが、2026年3月期は41億円の黒字に転換。純利益は36億円。中期経営計画「avex vision 2027」では、2027年3月期に営業利益60億円、2028年3月期以降に営業利益150億円・ROE15%を目標に掲げる。構造改革による収益性向上とIP(知的財産権)の価値最大化を戦略の柱とする。

業界の中での役割はエンタテインメントコンテンツプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,466億円
営業利益
41億円
営業利益率
2.8%
純利益
36億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01音楽事業主力

音楽コンテンツの企画・制作・販売(CD・配信)、音楽出版、アーティスト・タレント・クリエイターのマネジメント、マーチャンダイジング、コンサート・イベントの企画・制作・運営・チケット販売、ECサイト・実店舗運営、ファンクラブ運営、デジタルコンテンツの企画・制作・販売・配信。

主な製品・サービス3
音楽コンテンツ
CD、音楽配信等の音源。エイベックス・エンタテインメント等が制作・販売。
コンサート・イベント
アーティストのライブ、イベントの企画・制作・運営。エイベックス・ライヴ・クリエイティヴが担当。
ファンクラブ運営
アーティストのファンクラブの運営。

02アニメ・映像事業主力

アニメ・映像コンテンツの企画・制作・販売・宣伝、アーティストマネジメント、映画配給、ゲームソフト等の企画・制作、映像配信サービスへのアニメ作品供給。

主な製品・サービス3
アニメコンテンツ
テレビアニメ、劇場版アニメ等の企画・制作・販売。エイベックス・ピクチャーズ等が担当。
映像コンテンツ
実写映画、ドラマ等の映像作品。企画・制作・映画配給。
ゲームソフト
ゲームソフトの企画・制作。

03海外事業準主力

エンタテインメントコンテンツの企画・制作・流通。東南アジア、中国、香港、台湾、米国で現地法人を通じて展開。

製品と技術

CDと配信で展開する音楽コンテンツ

音楽コンテンツは、エイベックス・エンタテインメントが自社レーベル「avex trax」をはじめとする複数レーベルで制作・販売する。対象はJ-POP、アニメソング、クラシックまで多岐にわたる。CDパッケージに加え、音楽配信サービスを通じたデジタル販売も主力の一つ。音楽出版権の管理もグループ内で行い、カタログビジネスから安定的な収益を得ている。2026年3月期の音楽事業売上高は1,223億円で、ライブ関連とともに収益の二本柱を成す。

ライブ・イベント事業の企画・運営

エイベックス・ライヴ・クリエイティヴがアーティストのコンサートツアーやフェスティバル、単発イベントの企画・制作・運営を手掛ける。チケット販売もグループ内で行い、収益を最大化する。ライブ関連売上は音楽事業の主要な成長ドライバーであり、2026年3月期は前年比で増加した。また、グループはファンクラブ運営やECサイト「avexnet」、実店舗を通じたマーチャンダイジングも展開し、ファンとの接点を多様化している。

テレビアニメから劇場版まで手掛ける映像コンテンツ

アニメ・映像事業では、エイベックス・ピクチャーズが中心となり、テレビアニメシリーズ、劇場版アニメ、実写映画、ドラマの企画・制作・販売を行う。代表作として「アイカツ!」シリーズや「弱虫ペダル」などが知られる。映像配信サービスへの作品供給も重要な収益源で、海外向け販売が好調に推移している。2026年3月期の同事業売上高は217億円、営業利益は10億円と過去最高益を更新した。

ゲームソフトと権利活用ビジネス

ゲームソフトの企画・制作もアニメ・映像事業の一部として行う。エイベックス・ピクチャーズの子会社が開発を担当するほか、外部パートナーとの協業も進める。また、過去に制作したアニメ作品や音楽の権利(IP)を活用し、海外配信や商品化、リメイクなどの二次利用を推進。2026年3月期にはアニメ作品の過去権利活用や音楽権利の共同事業により、権利価値の最大化を図った。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がエイベックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17868広済堂ホールディングス910億円17.3倍
26058ベクトル903億円17.7倍
33632グリーホールディングス750億円17.6倍
43663セルシス685億円24.4倍
53661エムアップホールディングス608億円19.9倍
67860エイベックス593億円15.4倍
73668コロプラ559億円163.1倍
83932アカツキ556億円9.8倍
94343イオンファンタジー549億円19.7倍
107914共同印刷517億円12.2倍
114718早稲田アカデミー491億円19.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

輸入レコード販売から自社レーベル創設へ(1988〜1993年)

1988年4月、東京都町田市でエイベックス・ディー・ディー株式会社として設立され、輸入レコードの販売を開始した。1990年1月に本社を移転し、同年9月には自社レーベル「avex trax」を創設、レコード制作に乗り出す。1991年5月に再び本社を移転し、1993年5月には東京都港区南青山に本社を置く。この間、国内音楽市場での存在感を急速に高める。

店頭登録と東証一部上場(1996〜1999年)

1996年2月に本社を港区南青山三丁目に移転。1998年4月にはエイベックス株式会社がエイベックス・ディー・ディーを合併し、登記上の設立日が1973年6月1日となる。同年7月に台湾子会社Avex Taiwan Inc.を設立、海外展開の第一歩を踏む。同年10月に日本証券協会に店頭登録し、1999年12月には東京証券取引所市場第一部に上場した。

持株会社体制へ移行しグループ再編(2004〜2010年)

2004年10月、会社分割により持株会社体制に移行。エイベックスはエイベックス・グループ・ホールディングスに商号を変え、新設会社エイベックスに音楽事業を承継した。2009年1月にはエイベックス・マネジメントを設立し、アーティストマネジメントを分離。2010年4月にエイベックス・ミュージック・パブリッシングを設立し、音楽出版事業を独立させた。この間、グループ各社の役割を明確化し、効率的な運営を目指した。

海外拠点の拡充とアニメ事業の本格化(2014〜2018年)

2014年1月、シンガポールにAvex International Holdings Singapore(現Avex Southeast Asia)を設立し、同時にAvex Taiwanを子会社化。同年4月にはエイベックス・ピクチャーズを設立し、アニメ・映像事業を本格化。2015年3月には講談社、集英社、小学館と共同でアニメタイムズ社を設立した。2017年7月にイクストル(現AN)を子会社化し、映像制作能力を強化。2018年には中国、香港、米国に現地法人を相次いで設立し、グローバルネットワークを構築した。

社名変更と構造改革の推進(2017〜2026年)

2017年11月、エイベックス・グループ・ホールディングスはエイベックスに商号を変更し、本社を南青山に戻した。2017年4月にはエイベックス・ミュージック・クリエイティブとエイベックス・ライヴ・クリエイティブが合併し、エイベックス・エンタテインメントが発足。2020年代に入ると、不採算事業の整理や人員適正化などの構造改革を推進。2026年3月にはエイベックス・ファンマーケティングの清算が結了し、グループのスリム化が進んだ。

年表25件を開く

1980年代

  • 1988年4月M&Aエイベックス・ディー・ディー㈱(東京都町田市原町田二丁目4番3号)設立(1998年4月にエイベックス㈱との合併により、登記上の設立日は1973年6月1日)、輸入レコードの販売を開始

1990年代

  • 1990年1月本社を東京都町田市原町田二丁目7番4号に移転
  • 1990年9月自社レーベル「avex trax」を創設し、レコード制作を開始
  • 1991年5月本社を東京都町田市鶴間19号に移転
  • 1993年5月本社を東京都港区南青山五丁目に移転
  • 1996年2月本社を東京都港区南青山三丁目に移転
  • 1998年4月M&Aエイベックス㈱がエイベックス・ディー・ディー㈱を合併
  • 1998年7月Avex Taiwan Inc.(現:連結子会社)を設立
  • 1998年10月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1999年12月上場東京証券取引所市場第一部に上場

2000年代

  • 2004年10月商号変更会社分割により持株会社体制に移行(エイベックス㈱を、持株会社であるエイベックス・グループ・ホールディングス㈱(2017年11月、エイベックス㈱に商号変更、現:提出会社)と新設会社エイベックス㈱(2005年4月、エイベックス・エンタテインメント㈱(2023年8月、エイベックス・ファンマーケティング㈱に商号変更、2026年3月、清算結了)に分割)
  • 2009年1月エイベックス・エンタテインメント㈱(エイベックス・ファンマーケティング㈱、2026年3月、清算結了)の会社分割により、エイベックス・マネジメント㈱(現:連結子会社)を設立

2010年代

  • 2010年4月エイベックス・グループ・ホールディングス㈱(現:エイベックス㈱、現:提出会社)の会社分割により、エイベックス・ミュージック・パブリッシング㈱(現:連結子会社)を設立
  • 2011年10月エイベックス・エンタテインメント㈱(エイベックス・ファンマーケティング㈱、2026年3月、清算結了)がエイベックス・クラシックス・インターナショナル㈱(現:連結子会社)を設立
  • 2014年1月M&AAvex International Holdings Singapore Pte.Ltd.(2025年4月、Avex Southeast Asia Pte.Ltd.に商号変更、現:連結子会社)を子会社化 Avex International Holdings Singapore Pte.Ltd.(現:Avex Southeast Asia Pte.Ltd.、現:連結子会社)がAvex Taiwan Inc.を子会社化
  • 2014年4月エイベックス・エンタテインメント㈱(エイベックス・ファンマーケティング㈱、2026年3月、清算結了)及びエイベックス・マーケティング㈱(現:エイベックス・エンタテインメント㈱、現:連結子会社)の会社分割により、エイベックス・ピクチャーズ㈱(現:連結子会社)を設立
  • 2014年9月本社を東京都港区六本木一丁目に移転
  • 2015年3月エイベックス・ピクチャーズ㈱と㈱講談社、㈱集英社及び㈱小学館の3社が㈱アニメタイムズ社(現:連結子会社)を設立
  • 2017年4月M&Aエイベックス・ミュージック・クリエイティブ㈱(存続会社、1997年10月設立)とエイベックス・ライヴ・クリエイティブ㈱(消滅会社、1990年11月設立)が合併し、エイベックス・エンタテインメント㈱(現:連結子会社)に商号変更
  • 2017年7月M&Aエイベックス・ピクチャーズ㈱が㈱イクストル(2026年1月、㈱ANに商号変更、現:連結子会社)を子会社化
  • 2017年11月商号変更エイベックス・グループ・ホールディングス㈱がエイベックス㈱に商号変更し、本社を東京都港区南青山三丁目に移転
  • 2018年1月Avex China Inc.(現:連結子会社)を設立
  • 2018年2月Avex Hong Kong Ltd.(現:連結子会社)を設立
  • 2018年7月エイベックス・ピクチャーズ㈱がFLAGSHIP LINE㈱(現:連結子会社)を設立
  • 2018年12月Avex USA Inc.(現:連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2027年3月期まで60億円
  • 営業利益2028年3月期以降まで150億円
  • ROE2028年3月期以降まで15%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ヒットコンテンツの創出

    グローバルを見据えた新たなIPの創出に向け、アーティストやタレント、クリエイター等の発掘・育成・マネジメントの一貫した体制を構築し、世界水準のクリエイティブ・ネットワークを活用して長期的に活躍するIPを連続的に創出する。また、創出プロセスで得たノウハウを次世代IPに活用し、成長加速と先行投資期間短縮を図る。

  2. 02

    コンテンツに係る権利の活用

    音楽配信や映像配信などのデジタル配信市場の成長を踏まえ、コンテンツ権利を安定的な収益基盤と位置付け、アーティストやクリエイターの成長や長期活動を通じて権利の蓄積を図るとともに、国内外のM&A等による権利獲得も推進し、更なる収益機会の拡大を図る。

  3. 03

    マネタイズ機能の強化

    ライブやパッケージ、配信などのマネタイズ機能をIP創出と並ぶ事業の柱とし、パートナーネットワークを活用して国内外で独自の強みを構築する。レーベルやライブなど注力領域以外の機能は内製化・外製化のあり方を継続検討し、収益の最大化を図る。

  4. 04

    構造改革の推進

    子会社譲渡等による選択と集中、投資ルールの見直し・モニタリング強化を継続。事業やIPの選択と集中、組織体制の見直しと再編、AI等を活用した業務効率化により、生まれたリソースを成長領域や注力プロジェクトへ集中投下し、人員の適正化を推進して収益性向上と企業価値最大化を目指す。

  5. 05

    人材の強化とガバナンス強化

    ジョブ型人事制度、公募制度、FA制度等を通じて社員のキャリア自律とエンゲージメント向上を図り、年齢・性別・国籍等に関係なく活力ある人材を積極登用。同時に、社内規程の厳格化や研修、内部通報システム拡充によりリスクマネジメントとコンプライアンスを徹底し、実効性のあるガバナンス体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,372人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は710万円で、9期前と比べて+1.8%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は12.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,455
2018年3月1,459
2019年3月69841.211.41,461
2020年3月75141.111.31,556
2021年3月77442.812.81,549
2022年3月83242.112.41,407
2023年3月82441.411.51,514
2024年3月84743.213.21,538
2025年3月75641.511.71,457−124
2026年3月71042.512.81,372299

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)56.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
スタジオ等(東京都港区) (東京都世田谷区)他4,446百万円
本社事務所 — 東京都港区1,624百万円
スタジオ — 米国カリフォルニア州744百万円
海外事業
スタジオ等 — 東京都港区574百万円
音楽事業
本社事務所 — 東京都港区491百万円
音楽事業
厚生設備等(長野県小諸市) (東京都町田市)他487百万円
サーバールーム(東京都中央区)他324百万円
本社事務所 — 東京都港区202百万円
音楽事業
prime sound studio form — 東京都目黒区191百万円
音楽事業
Tree Village — 神奈川県横浜市187百万円
音楽事業
ほか3件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    肝炎総合対策推進国民運動事業一式
    厚生労働省 · 2026-03-13
    1.1億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,466億円営業利益41億円前期と比べると増収で、売上が+11.3%。

売上高
+11.3%
1,466億円
営業利益
41億円
純利益
+227.3%
36億円
営業利益率
2.8%
前期比 +4.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,466億円
営業利益60億円41億円
純利益32億円36億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は349億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は−31.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q361−1
2024年1Q320195.927
2024年2Q32430.9−2
2024年3Q300−6−2.0−11
2024年4Q390−4
2025年2Q561−21−3.716
2025年4Q75630.4−5
2026年2Q640111.79
2026年4Q826303.627
2027年1Q349133.74

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,388億円から1,466億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,38813173
Avex International Holdings Singapore Pte.Ltd.(2025年4月、Avex Southeast Asia Pte.Ltd.に商号変更、現:連結子会社)を子会社化 Avex International Holdings Singapore Pte.Ltd.(現:Avex Southeast Asia Pte.Ltd.、現:連結子会社)がAvex Taiwan Inc.を子会社化
2014年3月1,56911368
エイベックス・ピクチャーズ㈱と㈱講談社、㈱集英社及び㈱小学館の3社が㈱アニメタイムズ社(現:連結子会社)を設立
2015年3月1,6938660
2016年3月1,5416143
エイベックス・ミュージック・クリエイティブ㈱(存続会社、1997年10月設立)とエイベックス・ライヴ・クリエイティブ㈱(消滅会社、1990年11月設立)が合併し、エイベックス・エンタテインメント㈱(現:連結子会社)に商号変更
2017年3月1,616451
Avex China Inc.(現:連結子会社)を設立
2018年3月1,6346626
2019年3月1,6016524
2020年3月1,35530−11
2021年3月815−65128
2022年3月984249
2023年3月1,2164127
2024年3月1,3341110
2025年3月1,317−18−17−1.411
2026年3月1,46641432.836

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,466億円のうち、営業利益として残るのは41億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は36億円、売上の2.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.5%1,048億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.7%377億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%41億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.6pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.2pt
2.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.1pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが21億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは14億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は343億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10125−90126180
2014年3月6518−7483188
2015年3月113−13−30100257
2016年3月82−68−6014211
2017年3月82−11868−36243
2018年3月134−129355282
2019年3月110−64−10046228
2020年3月−40−3427−74180
2021年3月−65700−289635527
2022年3月−45−34−3−79447
2023年3月92−31−2561481
2024年3月37−24−2413469
2025年3月−479−41−38357
2026年3月21−7−2914343

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,108億円。このうち返さなくてよい自己資本が529億円で、自己資本比率は46.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,08848959940.9
2014年3月1,14453361142.4
2015年3月1,17653464241.9
2016年3月1,11252458844.2
2017年3月1,18451866640.6
2018年3月1,32952580436.6
2019年3月1,25852173738.6
2020年3月1,20449471038.2
2021年3月1,05158346852.6
2022年3月97860737159.2
2023年3月1,08958850153.3
2024年3月1,09956153850.2
2025年3月1,06051154847.3
2026年3月1,10852957946.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
343億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
451億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
13億円
在庫として抱えている分
負債合計
579億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
57
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中108位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中474位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
11.3%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,292で、1年前と比べて+5.1%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥1,292+0.1%1ヶ月+2.5%1年+5.1%時価総額593億円
過去52週の値幅
安値¥1,147高値¥1,361

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.4倍
PER (会社予想)17.2倍
PBR1.08倍
配当利回り3.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+7.6%上昇し、52週高値1320円に迫る。25日線(1217円)を+4.8%上回り、上昇トレンド明確。出来高は7/7以降増加傾向。週足は連続陽線。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 15.24倍は業界平均29.65倍を大幅に下回り、PBR 1.05倍も業界平均3.44倍を大きく下回る。配当利回り3.96%は業界平均1.25%を上回り、株主還元は厚い。ただしROE7%と低く、営業利益も2025/3期は赤字であり、収益力には課題がある。割安だが事業回復が鍵。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.4倍47.9倍
PER (予想)17.2倍
PBR1.08倍2.96倍
ROE7.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.87%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
3.87%
いまの株価に対して
配当性向
80.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月50105.1
2018年3月500.0248.5
2019年3月500.069.5
2020年3月500.050.0
2021年3月121142.047.5
2022年3月50−58.7
2023年3月500.0
2024年3月500.0376.2
2025年3月500.0
2026年3月500.080.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ29,444人。区分でいちばん多いのは個人・その他37.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.6%を占め、残る58.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他52.031.028.428.632.137.5
事業法人19.227.026.729.129.328.7
外国法人14.921.824.023.920.016.9
金融機関12.913.015.815.915.312.9
自己株式8.70.90.90.97.57.4
証券会社0.97.05.02.53.33.9
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱サイバーエージェント11.98
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)9.66
03㈲ティーズ・キャピタル7.40
04㈱マックス20005.01
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人:㈱みずほ銀行)2.88
06㈱日本カストディ銀行(信託口)2.38
07㈱第一興商2.22
08松浦勝人1.97
09柳澤安慶1.63
10林真司1.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−52%、1株純資産は14期で+15%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1731,05918.415.155.7
2014年3月1621,15014.611.240.5
2015年3月1421,13112.213.517.3
2016年3月1001,1458.714.740.2
2017年3月31,1150.2585.1105.1
2018年3月601,1295.424.7248.5
2019年3月551,1214.827.169.5
2020年3月−251,058−2.350.0
2021年3月2981,33525.34.647.5
2022年3月211,2851.664.2
2023年3月611,2864.724.6
2024年3月221,2201.758.6376.2
2025年3月261,1822.249.1
2026年3月841,2137.014.280.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額725百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約24倍にあたる。

氏名役職年齢
松浦勝人代表取締役会長61
黒岩克巳代表取締役社長CEO54
林真司代表取締役CFO 経営管理本部管掌取締役、人事総務本部管掌取締役、経理法務本部管掌取締役、コンプライアンス委員会委員、指名・報酬委員会委員、コンプライアンス担当、リスク管理担当62
見城徹取締役(非常勤)75
瀧口友里奈取締役(社外)39
飯田直樹61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4385173116675169
社外取締役3313110
取締役(社内)1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,148字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社28社並びに持分法適用関連会社5社の合計34社により構成されており、音楽事業、アニメ・映像事業及び海外事業を主として営んでおります。各事業における主な事業内容、主要な連結子会社及び当該事業における位置付けは、以下のとおりであります。なお、以下に示す事業区分は、セグメントと同一の区分であります。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 事業区分   主な事業内容   主要な連結子会社 音楽事業   音楽コンテンツの企画・制作・販売、音楽配信、音楽出版、アーティスト・タレント・クリエイターのマネジメント、マーチャンダイジング、コンサート・イベントの企画・制作・運営・チケット販売、ECサイト・実店舗の企画・開発・運営、ファンクラブ運営及びデジタルコンテンツの企画・制作・販売・配信   エイベックス・エンタテインメント㈱ エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ㈱ エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ㈱ エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリー㈱ エイベックス・アライアンス&パートナーズ㈱ エイベックス・ミュージック・パブリッシング㈱ エイベックス・クラシックス・インターナショナル㈱エイベックス・マネジメント㈱ エイベックス・クラン㈱ エイベックス・スタイルス㈱ エイベックス・マネジメント・エージェンシー㈱ エイベックス・クリエイター・エージェンシー㈱ エイベックス・AY・ファクトリー(同) アニメ・映像事業   アニメ・映像コンテンツの企画・制作・販売・宣伝、アーティストのマネジメント、映画配給、ゲームソフト等の企画・制作及び映像配信サービスに対するアニメ作品の供給   エイベックス・ピクチャーズ㈱ ㈱エイベックス・アニメーションレーベルズ FLAGSHIP LINE㈱ ㈱エイベックス・フィルムレーベルズ ㈱AN ㈱アニメタイムズ社 海外事業   エンタテインメントコンテンツの企画・制作・流通   Avex Southeast Asia Pte.Ltd. Avex China Inc. Avex Hong Kong Ltd. Avex Taiwan Inc. Avex USA Inc.Avex Music Group LLCAvex Catalog Fund I LLCAvex Song Fund I LLCS10 Entertainment & Media LLC また、当社グループの事業系統図は、以下のとおりであります。 (注)1 持分法適用関連会社
経営方針・対処すべき課題2,391字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、タグラインに「Really! Mad+Pure」を掲げており、常識にとらわれない発想で新たなチャレンジを続けるとともに、2022年5月12日に公表いたしました中期経営計画「avex vision 2027」にて企業理念「エンタテインメントの可能性に挑みつづける。人が持つ無限のクリエイティビティを信じ、多様な才能とともに世界に感動を届ける。そして、豊かな未来を創造する。」を新たに掲げ、その実現を目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、経営数値目標として、2027年3月期において営業利益60億円、2028年3月期以降において営業利益150億円・ROE15%を掲げ、その達成に向けて努めてまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、多様な地域・多様な分野で“愛される”IP(知的財産権)の発掘・育成を重点戦略として、音楽、アニメ・映像を中心とした各事業領域での事業強化を図るとともに、事業間シナジーを促進するための全社最適を徹底し、IPの発掘・育成、経営リソースの最適化に取り組むことで、事業拡大と企業価値向上を実現してまいります。 (4) 会社の対処すべき課題 当社グループは、今後も更なる業績の向上と持続的な企業価値創出のために、企業理念「エンタテインメントの可能性に挑み続ける。」の下、今後も経済活動の拡大や事業環境の変化を捉え、更なる業績の向上と持続的な企業価値向上のために、以下の7項目を重点課題として取り組んでまいります。 ①  ヒットコンテンツの創出 当社グループは、コンテンツホルダーとしてヒットコンテンツを創出することが最大の命題であると認識しております。グローバルを見据えた新たなIP(知的財産権)の創出に向け、アーティストやタレント、クリエイター等の発掘・育成・マネジメントの一貫した体制を構築するとともに、世界水準のクリエイティヴ・ネットワークを活用し、長期的に活躍するIPを連続的に創出することを目指します。また、IP創出のプロセスにおいて得られたノウハウを次世代のIPに活用することで、IPの成長の加速を図り、先行投資期間の短縮及びIPポートフォリオの強化を図ってまいります。 ②  コンテンツに係る権利の活用 音楽配信サービスや映像配信サービスといったデジタル配信市場は更なる成長が期待されており、コンテンツに係る権利の価値は高まりつつあります。当社グループは、これらコンテンツに係る権利を安定的な収益基盤と捉え、アーティストやクリエイターの成長や、長期的な活動を通じて更なる権利の蓄積を図るとともに、権利の価値を最大化しうる企業として、国内外のM&A等による権利獲得も推進し、更なる収益機会の拡大を図ってまいります。 ③  マネタイズ機能の強化 当社グループは、IPを様々な手法でお客様に届け、IPの価値を最大化するライヴやパッケージ、配信などのマネタイズ機能も、IPの創出とともに、大きな2本の柱として当社グループの価値創造プロセスを構成しております。これらの機能はパートナーとのネットワークを活用し、国内外において当社独自の強みを構築するとともに、レーベル・ライヴといった注力領域以外の機能は内製化・外製化のあり方等も継続して検討を進め、収益の最大化を図ってまいります。 ④  構造改革の推進 当社グループは、収益体質への改善に向け、子会社の譲渡等による選択と集中や、投資ルールの見直し・モニタリングの強化といった取り組みを行いました。今後も、事業やIPの選択と集中、組織体制の役割の見直しと再編、AI等も活用した業務の効率化といった施策を推進し、生まれたリソースを成長領域や注力プロジェクトへ集中して投下するとともに、人員の適正化を推進することで、最適な経営ポートフォリオの実現を図り、収益性の向上、企業価値の最大化に努めてまいります。 ⑤  ガバナンス体制の強化 当社グループは、取り巻く環境の変化に応じながら業績の向上に努めるとともに、経営の健全性を維持するため、社内規程の厳格化による調査権限の明文化や役職員を対象とした実践的研修、内部通報システムの拡充といった取り組みを行いました。今後も、リスクマネジメント及びコンプライアンス遵守の徹底を図り、実効性のあるガバナンス体制の構築及び更なる向上に努めてまいります。 ⑥  人材の強化 当社グループは、事業環境の変化と業容拡大に対応し更なる成長を実現するために、人材育成の強化が必要であると認識しております。職務ごとに決定されたジョブグレードに応じて報酬が決定する「ジョブ型人事制度」、ポジティブな職務変更を支援・促進する「公募制度」及び「FA制度」といった人事制度を通じて、社員のキャリア自律と社員エンゲージメントの更なる向上を図るとともに、年齢・性別・国籍等に関係なく、活力ある人材を積極的に登用してまいります。 ⑦  サステナビリティ経営の推進 当社グループは、エンタテインメント企業として「サステナブル(持続可能)な社会」の実現に向けて責任を果たすべく、サステナビリティポリシーに基づくマテリアリティ(重要課題)を特定し、アクションプランを策定しております。 あらゆる人に長くエンタテインメントを楽しんでいただくために、アクションプランに基づく施策や気候変動への対応を進めるとともに、人権方針を策定・公表するなど、当社を取り巻くあらゆるステークホルダーの人権を尊重するための取り組みについても引き続き推進してまいります。
事業等のリスク2,290字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 ①  主要作品及びアーティスト・タレントの動向について 当社グループは、コンテンツホルダーとして自社が保有する権利や、アーティストや他社取引先との協業により得られる権利を様々な事業へ活用しております。そのため、ヒットアーティストやヒットコンテンツの有無、主要アーティスト・タレントの人気、新人アーティスト・タレントの成長が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②  災害の発生及び感染症の流行について 当社グループは、アーティスト・タレント・クリエイター及び従業員がエンタテインメントを提供するために全国各地で活動しております。そのため、地震、津波、台風、洪水等の自然災害及び新型コロナウイルスなどの感染症が蔓延しますと、大型ライヴ・イベント及びコンテンツ制作活動等の休止により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③  個人情報管理について 当社グループは、顧客情報などの個人情報を保有しております。そのため、個人情報保護規程の制定や社員に対する情報セキュリティ研修の実施等により、個人情報保護に努めております。しかしながら、万が一、個人情報の漏洩が発生した場合には損害賠償や信用下落により当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④  減損損失について 当社グループが保有している資産の時価が著しく下落した場合や事業の収益性が悪化した場合には、減損会計の適用により固定資産について減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤  海外市場への事業展開について 当社グループの海外事業は、今後大きく市場の成長が期待されているアジアをはじめ世界中に展開しております。そのため諸外国において、政治的・経済的要因、法律・規則要因、不利な租税要因及びテロ・戦争等による社会的混乱等、予期し得ない事由が発生した場合には、当社グループの海外展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥  信用リスクについて 当社グループは、与信管理規程に基づき、取引先ごとに与信限度額を設定するとともに、取引開始後も定期的な見直しを行うなど、与信リスクの管理を徹底しております。加えて、回収遅延や信用不安が生じた場合には、迅速に債権保全策を講じることで、貸倒リスクの回避に努めております。しかしながら、当社グループの事業を推進する中、新たなテリトリーでの事業拡大を積極的に進めていることで、重要な取引先やその関連子会社の破綻等により債権が回収不能となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦  法的規制及び法令遵守について 当社グループは、「著作権法」「特許法」「商標法」「特定商取引法」「不当景品類及び不当表示防止法」「個人情報の保護に関する法律」「金融商品取引法」「会社法」「取適法」「労働基準法」をはじめ様々な関連法令等の法的規制を受けており、これら各種法的規制を遵守するため、社内規程の整備やコンプライアンス体制の強化に取り組んでおります。しかしながら、将来において重大な法令違反や倫理を逸脱するなどの行為が発生した場合には、当社グループの社会的信用が毀損される可能性があり、また、将来における関連法令等の改正や変更は、法的規制を遵守するための費用の増加に繋がり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧  技術革新への対応について 当社グループは、テクノロジーを活かした新たなビジネスの可能性を追求しておりますが、その遂行過程において、技術革新や競合の出現等による事業環境の急激な変化、人工知能(AI)等の急速な進展に伴う既存技術の陳腐化や、AIの普及により当社が保有する権利が侵害される可能性及び事後的に顕在化する予測困難な問題等によりリスクが発生する可能性は否定できず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨  システムリスクについて 当社グループは、当社グループのサービスの提供や当社グループ内の業務等においてシステムを使用した様々なサービスを利用しております。そのためサイバー攻撃、不正アクセス、自然災害、一時的なアクセス過多によるサーバー等への過負荷などを原因とする、重要データの消失、漏洩、改変、システムダウン等へ対応できるよう様々なセキュリティ対策、バックアップ環境構築等の対策を行っております。しかしながら、近年のサイバー攻撃の手口の巧妙化により、情報の消失、改変、漏洩などの対策において、それらの攻撃を完全に阻止できる保証はなく、復旧までのサービス停止やセキュリティ対策コストの増加等により、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩  特定経営者への依存について 当社創業メンバーであり代表取締役会長である松浦勝人は、当社の大株主であるとともに、当社グループの経営戦略の立案・決定や、重要な取引先及び所属アーティストとの契約等において重要な役割を果たしております。何らかの理由で同氏が当社グループから離脱した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,598字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における我が国経済は、名目GDPが600兆円を超えるなど明るい兆しが見られ、賃金が上昇傾向にあることを背景に、景気は緩やかに持ち直しつつあります。このようにコストカット型経済から脱却し、成長型経済への移行が期待される一方で、継続的な物価上昇とそれに伴う個人消費の停滞感が続いており、国際紛争等による景気の下振れリスクにも留意が必要となるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループが属するエンタテインメント業界の環境としましては、ライヴの売上金額が前年同期比5.3%増の6,443億円(2025年1月~12月。一般社団法人コンサートプロモーターズ協会調べ)、音楽ビデオを含む音楽ソフトの生産金額が前年同期比5.1%増の2,157億円(2025年1月~12月。一般社団法人日本レコード協会調べ)、音楽配信市場規模が前年同期比7.0%増の1,699億円(2025年1月~12月。一般社団法人日本レコード協会調べ)となりました。映像関連市場につきましては、映像ソフトの売上金額が前年同期比16.5%減の812億円(2025年1月~12月。一般社団法人日本映像ソフト協会調べ)、映像配信市場規模は5,710億円(2024年1月~12月。一般財団法人デジタルコンテンツ協会調べ)となり、ライヴやデジタルを通じたエンタテインメント市場は今後も拡大することが予想されます。 このような事業環境の下、当社グループは、長期的に活躍できるIPの創出に注力するとともに、権利の獲得及び価値最大化、さらには収益体質の強化を目指した全社的な構造改革を推進してまいりました。具体的には、各セグメントにおけるIPの創出が進捗し、それぞれのアーティストや作品が国内外で活動の幅を拡大いたしました。また、米国拠点のクリエイティヴネットワークを活用した海外展開も加速したほか、IPの権利を活用したカタログビジネスにおいては、音楽関連権利の共同事業の開始やアニメ作品における過去作品の権利活用を通じて権利価値最大化の取り組みを推進いたしました。これらの収益拡大への取り組みとともに、収益性の向上のため、当期は構造改革として既存事業の選択と集中を継続的に推進するとともに、費用執行ルールや投資モニタリング方法の見直し、業務効率化等を実施いたしました。その結果、従業員一人当たりの収益性は大幅に向上し、最適な経営ポートフォリオの構築が進展いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績としましては、音楽事業におけるライヴ関連売上高の増加及びアニメ・映像事業におけるアニメ作品の海外向け販売が好調に推移したこと等により、売上高は1,465億71百万円(前年度比11.3%増)、また、貸倒引当金繰入額の減少及び費用執行の見直しにより販売費及び一般管理費が減少したこと等により、営業利益は40億85百万円(前年度は営業損失18億19百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は35億53百万円(前年度比212.1%増)となりました。今後も更なる収益拡大を目指して、長期的な成長に向けた取り組みを推進してまいります。 セグメントの経営成績は、以下のとおりであります。 ①  音楽事業 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期   増減 売上高   114,574   122,312   7,737 売上原価   83,829   87,903   4,074 売上総利益   30,744   34,408   3,663 売上総利益率   26.8%   28.1%   1.3% 販売費及び一般管理費   31,924   30,939   △984 営業利益又は営業損失(△)   △1,180   3,468   4,648 営業利益率   -   2.8%   - 外部顧客に対する売上高   110,255   121,438   11,183 ライヴ関連売上高の増加及び音楽配信の好調等により、売上高は1,223億12百万円(前年度比6.8%増)、営業利益は34億68百万円(前年度は営業損失11億80百万円)となりました。 ②  アニメ・映像事業 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期   増減 売上高   18,492   21,723   3,230 売上原価   13,945   15,937   1,992 売上総利益   4,547   5,785   1,237 売上総利益率   24.6%   26.6%   2.0% 販売費及び一般管理費   4,248   4,723   474 営業利益   299   1,062   762 営業利益率   1.6%   4.9%   3.3% 外部顧客に対する売上高   17,948   21,123   3,174 アニメ作品の海外向け販売が好調に推移したこと等により、売上高は217億23百万円(前年度比17.5%増)、営業利益は10億62百万円(前年度比254.8%増)となりました。 ③  海外事業 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期   増減 売上高   3,447   4,040   593 売上原価   2,100   2,048   △52 売上総利益   1,346   1,991   645 売上総利益率   39.1%   49.3%   10.2% 販売費及び一般管理費   2,289   2,458   169 営業損失(△)   △942   △466   476 営業利益率   -   -   - 外部顧客に対する売上高   3,445   3,952   507 売上高は40億40百万円(前年度比17.2%増)、営業損失は4億66百万円(前年度は営業損失9億42百万円)となりました。 ④  その他 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期   増減 売上高   662   685   22 売上原価   619   621   1 売上総利益   43   64   20 売上総利益率   6.6%   9.4%   2.8% 販売費及び一般管理費   40   37   △2 営業利益   3   26   23 営業利益率   0.5%   3.9%   3.4% 外部顧客に対する売上高   42   57   14 売上高は6億85百万円(前年度比3.4%増)、営業利益は26百万円(前年度比635.7%増)となりました。 (2) 生産、受注及び販売の状況 ①  生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 音楽事業   13,369   △18.0 アニメ・映像事業   2,387   +26.9 海外事業   66   +689.7 合計   15,822   △13.1 (注) 1 金額は、販売価格によっております。 2 セグメント間取引については、相殺消去しております。 ②  受注実績 該当事項はありません。 ③  販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 音楽事業   121,438   +10.1 アニメ・映像事業   21,123   +17.7 海外事業   3,952   +14.7 その他   57   +34.2 合計   146,571   +11.3 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (3) 経営成績の分析 ①  売上高 売上高は、前連結会計年度に対して148億79百万円増加し、1,465億71百万円(前年度比11.3%増)となりました。これは主に、音楽事業におけるライヴ関連売上高の増加及びアニメ・映像事業におけるアニメ作品の海外向け販売が好調に推移したこと等によるものであります。 ②  売上原価、販売費及び一般管理費及び営業利益 売上原価は、前連結会計年度に対して89億38百万円増加し、1,047億91百万円となりました。また、販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に対して36百万円増加し、376億94百万円となりました。 この結果、営業利益は、40億85百万円(前年度は営業損失18億19百万円)となりました。 ③  営業外損益及び経常利益 営業外収益は、前連結会計年度に対して2億31百万円増加し、6億74百万円となりました。また、営業外費用は前連結会計年度に対して99百万円増加し、4億26百万円となりました。 この結果、経常利益は、43億33百万円(前年度は経常損失17億3百万円)となりました。 ④  特別損益及び税金等調整前当期純利益 特別利益は、前連結会計年度に対して52億66百万円減少し、12億20百万円となりました。これは主に、前連結会計年度において、子会社株式売却益等を計上したことによるものであります。また、特別損失は、前連結会計年度に対して3億94百万円減少し、6億26百万円となりました。 この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に対して11億65百万円増加し、49億27百万円(前年度比31.0%増)となりました。 ⑤  法人税等(法人税等調整額を含む)、非支配株主に帰属する当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益 法人税等は、前連結会計年度に対して14億68百万円減少し、9億51百万円となりました。また、非支配株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に対して2億18百万円増加し、4億22百万円となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に対して24億14百万円増加し、35億53百万円(前年度比212.1%増)となりました。 (4) 財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて48億33百万円増加し、1,107億93百万円となりました。これは主に、投資有価証券が28億62百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が27億25百万円、のれんが25億12百万円及び前払印税が13億51百万円それぞれ増加したことによるものであります。 負債は、前連結会計年度末に比べて30億56百万円増加し、579億4百万円となりました。これは主に、未払法人税等が15億51百万円減少したものの、前受金が18億64百万円及び未払印税が16億45百万円それぞれ増加したことによるものであります。 純資産は、前連結会計年度末に比べて17億77百万円増加し、528億89百万円となりました。これは主に、利益剰余金が13億91百万円増加したことによるものであります。 (5) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、343億5百万円(前年同期は356億90百万円)となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、20億76百万円(前年同期は△46億75百万円)となりました。これは主に、法人税等の支払額37億95百万円及び売上債権の増加25億32百万円により資金が減少したものの、税金等調整前当期純利益49億27百万円、前受金の増加18億72百万円及び未払印税の増加15億99百万円により資金が増加したことによるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、△6億65百万円(前年同期は9億28百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入17億10百万円により資金が増加したものの、有形固定資産の取得による支出18億3百万円及び無形固定資産の取得による支出6億9百万円により資金が減少したことによるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、△29億6百万円(前年同期は△41億11百万円)となりました。これは主に、配当金の支払額21億26百万円により資金が減少したことによるものであります。 (資本の財源及び資金の流動性についての分析) 当社グループは、運転資金及び投資等の資金需要に対して、自己資金を充当することを基本方針とし、必要に応じて主として金融機関からの借入金によって資金を確保しております。 資金の流動性の確保に関しては、安定的かつ機動的な資金調達体制を構築するため、複数の取引金融機関との間でコミットメントライン契約を締結しております。また、流動資金の効率的な運用を目的として、国内子会社(一部を除く)に限り、CPS(キャッシュプーリングシステム)による資金貸借を行っており、資金を当社が一元管理しております。 (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項  (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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