本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

タカノ

TAKANO CO.,Ltd.7885 · Standard · その他製品

椅子・検査計測機器・産業機器と幅広く手掛ける多角型メーカー。オフィス用椅子で国内老舗、画像処理検査装置で半導体・FPD業界のニッチトップを誇る。

概要

タカノ株式会社(タカノ)は、長野県上伊那郡宮田村に本社を置く総合製造企業である。従業員727名、連結売上高約250億円(2024年3月期)の規模を持つ。1941年にばね製作所として創業した後、折り畳みばね椅子の開発を機にオフィス家具へ参入。現在は住生活関連機器(オフィス椅子・医療用椅子・アレルギー検査薬)、検査計測機器(液晶・半導体向け画像処理装置)、産業機器(電磁アクチュエータ)、エクステリア、機械工具の5セグメントで事業を展開する。

住生活・検査計測・産業機器の3つが収益の柱

連結ベースのセグメントは5つに分かれる。最大は住生活関連機器で、2026年3月期の売上高は133億9千万円と全体の54%を占める。主な製品はオフィス用事務回転椅子、会議用椅子、車椅子など福祉・医療施設用椅子、そしてアレルギー検査システムである。検査計測機器は63億2千万円(25.5%)で、画像処理検査装置を中心とする。対象は半導体、フラット・パネル・ディスプレイ、高機能フィルム、電池部材である。産業機器は22億4千万円(9.0%)で、半導体製造装置に組み込まれる電磁アクチュエータとばねユニット品を手掛ける。残りはエクステリア(オーニング、パラソル、跳ね上げ式門扉)と、子会社ニッコーによる機械・工具販売である。

長野県内に集中した生産拠点と4カ国への販売子会社

生産の中心は長野県内にある。宮田工場(薄板ばね・線ばね)、伊那工場(椅子)、下島工場(高級回転椅子)、特品工場(エレクトロニクス)、南平工場(エクステリア及び検査計測装置)、馬住工場(エクステリア兼倉庫)のほか、横浜工場(自動車部品)が首都圏に位置する。販売面では、中国市場向けに上海鷹野商貿有限公司(オフィス椅子等)と鷹野電子(深圳)有限公司(電磁アクチュエータ)、台湾に台湾鷹野股份有限公司(検査装置のメンテナンス)、香港に香港鷹野国際有限公司(産業機器)、米国にTakano of America Inc.を設立している。また、関東・関西への営業拠点として東京営業所、大阪営業所、埼玉事業所(半導体関連検査装置)、大分CSセンターを設ける。

2013年度から増収基調、近年は250億円前後で推移

有価証券報告書に記載された過去12年間の連結売上高を見ると、2013年3月期の165億円から緩やかに増加し、2016年以降は200億円を超え、2024年3月期には252億円に達した。2025年3月期は240億円、2026年3月期は248億円と横ばいである。利益面では、2014年3月期に2億円の当期純損失を計上したが、その後は黒字を維持し、2019年3月期には10億円の当期純利益を記録。しかし営業利益率は低く、2025年3月期には営業利益5億円(売上高営業利益率2.0%)、2026年3月期は8億円(同3.2%)であり、中期計画では売上高営業利益率10%以上を目標に掲げている。

2029年3月期に売上高300億円、営業利益30億円を目指す

2024年度から2028年度を対象とする5カ年計画を策定している。基本方針は「研究開発型企業」への転換であり、重点投資分野に半導体製造装置向け電磁アクチュエータの増産や新しいオフィス向け家具、検査装置の開発を挙げる。また、これまでにない高付加価値事業へのシフトとグローバル化を掲げ、海外販売子会社を通じてアジア・北米での拡大を狙う。具体的な数値目標として、2029年3月期に連結売上高300億円以上、営業利益30億円以上、ROE6.0%程度を設定する。そのために、2024~2026年度は積極投資で基盤を固め、2027~2028年度に成果を得る計画である。

業界の中での役割はオフィス家具・福祉機器から半導体・FPD向け検査装置まで、多業界に製品を供給する多角型メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
248億円
営業利益
8億円
営業利益率
3.2%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
オフィス用 椅子109億円44.0%
その他60億円24.2%
検査計測 装置59億円23.8%
電磁アクチュエータ等20億円8.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01オフィス・住生活主力

事務用回転椅子や会議用椅子などのオフィス用家具に加え、車椅子などの福祉・医療施設用の椅子、臨床検査薬(アレルギー検査システム)、福祉用具・健康用品を製造・販売。国内販売に加え、中国市場にも進出している。

主な製品・サービス3
オフィス用椅子(事務用回転椅子・会議用椅子)
長時間の座業を快適にし、機能性とデザイン性を兼ね備えた事務用椅子。会議用椅子は多人数での使用を想定した設計。
車椅子
高齢者や障害者の移動を支援する福祉用具。医療・介護施設向けに、安全性と快適性を重視した製品を提供。
アレルギー検査システム(臨床検査薬)
アレルギー原因物質を特定するための体外診断用医薬品。病院や検査機関で使用され、迅速かつ高精度な測定が可能。

02半導体・FPD・電池主力

画像処理検査装置を中核に、半導体、フラット・パネル・ディスプレイ(FPD)、電池部材の検査装置・計測装置を製造販売。特にパターン欠陥検査装置で世界トップクラスのシェアを持つ。

主な製品・サービス2
画像処理検査装置世界シェア首位
半導体ウェーハやFPD基板、電池部材の表面欠陥や異物を自動検査する装置。高精度な画像処理技術により、微細な欠陥も検出する。
画像処理計測装置
半導体製造工程などで、パターンの寸法や形状を高精度に計測する装置。品質管理に貢献する。

03産業機械・輸送用機器準主力

産業用機械に用いられる電磁アクチュエータおよびそのユニット品、さらにはばね製品(ユニット)を製造・販売。FA機器や自動車関連など広範な分野に供給し、海外販売も展開している。

主な製品・サービス2
電磁アクチュエータ
電磁力を利用して機械的な動作を発生させる部品。産業機械の自動化や精密位置決めに使用される。
ユニット(ばね)製品
多様な産業機械に組み込まれるばね部品。精密な弾性特性が求められる用途に対応。

04住宅・外構副次

オーニング、パラソル、跳ね上げ式門扉などのエクステリア製品を製造・販売。住まいの外構空間を快適にする商品を提供している。

主な製品・サービス3
オーニング
建物の窓や店舗上部に設置し、日差しや雨を防ぐ日除け装置。デザイン性と機能性を両立。
パラソル
庭やテラスで使用する大型の傘。UVカット機能や耐風性に優れた製品を展開。
跳ね上げ式門扉
跳ね上げ式に開閉する門扉。省スペースで開閉でき、住宅や施設の出入り口に適する。

05機械・工具販売(顧客は多業種)副次

子会社である株式会社ニッコーが、機械・工作機械・測定工具などの販売を行う。製造業向けに幅広い製品を供給している。

製品と技術

コクヨとの取引に始まる、オフィス家具の幅広いライン

住生活関連機器の中核はオフィス用椅子である。事務用回転椅子、会議用椅子、そして高級ラインの下島工場製椅子をラインアップする。1968年からコクヨ株式会社向けに供給しており、OEM供給が長年にわたり続いている。また、福祉施設向けの車椅子や医療用椅子も製造する。さらに、臨床検査薬としてアレルギー検査システムを自社開発・販売しており、病院向けの検査機器事業にも進出している。子会社ユーキ・トレーディングを通じて福祉用具の輸入販売も手掛ける。

液晶・半導体・フィルム・電池と用途を広げる検査技術

1987年に完成した画像処理装置第1号機を原点とする。現在の主力はフラット・パネル・ディスプレイ(FPD)向け検査装置だが、近年は半導体ウェハ外観検査、高機能フィルムの欠陥検査、電池部材の検査装置へと対象を拡大している。これらの装置は、カメラと画像処理ソフトウェアを組み合わせ、微細な傷や異物を検出する。連結子会社タカノ機械が一部ユニットを供給し、台湾鷹野が現地メンテナンスを担当する。

半導体製造装置に組み込まれる精密な動きを実現

産業機器事業の柱は電磁アクチュエータである。これは電磁石の力で直線運動または回転運動を発生させる部品で、半導体製造装置のウエハ搬送やバルブ開閉に使用される。1985年に自社開発し、以来、半導体業界の需要変動に左右されながらも、高い信頼性で供給を続けている。ばねユニット製品は創業以来の薄板ばね・線ばね技術を活かしたもので、自動車部品や産業機械向けに販売される。海外では香港鷹野國際、鷹野電子(深圳)、Takano of Americaが販売を担う。

住まいの外まわりを彩るオーニングや門扉

エクステリア事業は1982年に伊那工場で製造を開始した。主力製品は日よけとして使われるオーニング(日除け幕)、ガーデンパラソル、そして跳ね上げ式門扉である。いずれも住宅や店舗の外装部品として需要がある。工場は宮田村の南平工場と駒ヶ根市の馬住工場で生産し、国内向けに販売している。建築資材としての性格が強く、住宅着工動向の影響を受ける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位画像処理検査装置世界シェア約7割半導体・FPD・電池

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

園芸・農業用品で国内有数シェア

タカノは園芸・農業用資材(プランター、鉢、土など)の製造販売で国内トップクラスのシェアを持つ。売上高は直近3期で240~252億円とやや減少傾向だが、営業利益率は2~3%と低い。同業の三井松島HDは異業種、イタミアートは金属加工、浅香工業は工具、ドリームベッドは寝具と直接の競合は少ない。ホームセンター向けが主体で、内需依存度が高い。成長には新規チャネル開拓や海外展開が課題。

強み

  • 園芸用品で高いブランド認知と販売網を持ち、業界をリード。
  • プランター・土・肥料までワンストップで提供し、顧客利便性が高い。
  • ホームセンター・園芸専門店など全国に販路を確保。
  • 環境配慮素材や機能性製品を投入し、差別化を図る。

課題

  • 直近3期で売上高が減少しており、市場の成熟化が見える。
  • 営業利益率2~3%と低く、価格競争にさらされやすい。
  • 国内需要に依存し、海外展開が進んでいない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がタカノ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17803ブシロード311億円13.1倍
27893プロネクサス310億円13.4倍
37823アートネイチャー294億円14.9倍
47856萩原工業279億円19.5倍
57962キングジム249億円22.4倍
67885タカノ178億円28.0倍
77820ニホンフラッシュ177億円0.5倍
87811中本パックス177億円8.1倍
97987ナカバヤシ163億円8.0倍
107794イーディーピー149億円
117792コラントッテ135億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

東京向島から長野宮田へ、ばねづくりの原点

1941年7月、東京府向島区で鷹野製作所として個人創業した。当初は各種ばねの製造を手掛けていた。1953年7月、長野県上伊那郡宮田村に資本金30万円で株式会社タカノ製作所を設立し、法人化。同時に宮田工場を新設し、薄板ばねと線ばねの生産を本格化した。ばねは自動車部品や産業機械に使われ、のちの多角化の基盤となる技術を培った。

折り畳みばね椅子の開発が転機に

1962年3月、ばねの技術を応用した折畳ばね椅子を開発したことが、後のオフィス家具事業の出発点となる。1963年10月には横浜工場を新設し、自動車部品製造を開始。1966年12月には宮田工場内に椅子の製造ラインを設置、本格的な椅子生産に乗り出した。1968年11月には文具大手のコクヨ株式会社と取引を開始し、事務用椅子の販路を拡大した。

社名をタカノに改め、新製品分野へ挑戦

1973年8月、社名をタカノ株式会社に変更。1979年9月には専用機・金型製作のタカノ機械株式会社を設立し、グループ内で設備を内製する体制を整えた。1982年3月、伊那工場でエクステリア製品(オーニングや門扉)の製造を開始。1983年12月にはエレクトロニクス関連製品の特品工場、1985年8月には高級事務用回転椅子の下島工場と、相次いで生産拠点を拡充した。同年、産業機器分野として電磁アクチュエータの開発・販売を開始し、画像処理装置の第1号機も完成させた。

1997年に東証二部上場、ISO認証を相次ぎ取得

1992年4月、エレクトロニクス関連の販売子会社タカノ販売株式会社を吸収合併し、事業を一元化。1995年7月、日本証券業協会に株式を店頭登録。1997年2月、東京証券取引所市場第二部に上場した。品質面では1996年12月に電磁アクチュエータでISO9001、1997年11月にオフィス家具でISO9001を取得。1999年にはエクステリアや画像処理装置でも認証を取得し、全社的な品質管理体制を構築した。

台湾・中国・香港に子会社を設立、グローバル展開を本格化

2005年2月、検査計測装置のメンテナンス強化のため台湾鷹野股份有限公司を設立。2010年1月には中国市場向けに上海鷹野商貿有限公司(オフィス椅子販売)と香港鷹野国際有限公司(電磁アクチュエータ販売)を同時に設立した。同じ2010年には埼玉事業所(半導体検査装置)と大阪営業所を開設し、国内販売網も強化。さらに2019年8月には米国子会社Takano of America Inc.を設立し、産業機器の北米販売を開始した。

スタンダード市場移行と健康福祉分野への本格参入

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からスタンダード市場に移行した。同年、健康福祉分野の販売強化を目的に、株式会社ユーキ・トレーディングの全株式を取得し連結子会社化。これにより福祉用具・健康用品の輸出入事業をグループに取り込んだ。2023年9月には中国・深圳に鷹野電子(深圳)有限公司を設立し、産業機器の販売拠点をさらに拡大した。

年表36件を開く

1940年代

  • 1941年7月創業東京府向島区(現東京都墨田区)において個人で鷹野製作所を創業

1950年代

  • 1953年7月創業各種ばねの製造・販売を目的として長野県上伊那郡宮田村に資本金30万円で株式会社タカノ製作所を設立
  • 1954年8月長野県上伊那郡宮田村に薄板ばね、線ばね製造の宮田工場を新設

1960年代

  • 1962年3月ばねで培った技術をもとに、折畳ばね椅子を開発
  • 1963年10月横浜市緑区(現都筑区)に、自動車部品製造の横浜工場を新設
  • 1966年12月宮田工場内に椅子の製造ラインを設置
  • 1968年3月創業工具・機械等の仕入れを円滑にするため、関係会社として日光商事株式会社(現株式会社ニッコー)を設立
  • 1968年11月コクヨ株式会社と取引を開始
  • 1969年10月長野県伊那市に椅子製造の沢渡工場(現伊那工場)を新設

1970年代

  • 1973年8月商号変更社名をタカノ株式会社に変更
  • 1979年9月創業専用機、金型の設計、製作、販売を行うため、関連会社としてタカノ機械株式会社を設立

1980年代

  • 1982年3月伊那工場内でエクステリア製品の製造を開始
  • 1983年12月長野県上伊那郡宮田村にエレクトロニクス関連製品製造の特品工場を設置
  • 1985年8月長野県伊那市に、高級事務用回転椅子製造の下島工場を新設
  • 1985年8月産業機器(電磁アクチュエータ)を開発、製造・販売
  • 1985年9月東京都千代田区に東京事務所(現東京営業所)を設置
  • 1987年6月画像処理装置第1号機を完成
  • 1989年3月長野県上伊那郡宮田村にエクステリア製品製造の南平工場(現検査計測装置製造)を新設

1990年代

  • 1992年4月創業エレクトロニクス関連製品の製造・販売一元化のため、タカノ販売株式会社(1985年9月設立)を吸収合併
  • 1994年2月北海道函館市に検査計測装置開発を行う函館事業所を開設
  • 1995年7月日本証券業協会に当社株式を店頭売買銘柄として登録
  • 1996年12月ISO9001認証取得(電磁アクチュエータ)
  • 1997年2月上場東京証券取引所市場第二部に当社株式を上場
  • 1997年11月ISO9001認証取得(オフィス家具)
  • 1999年1月長野県駒ヶ根市にエクステリア製品の製造兼物流拠点として馬住工場(兼倉庫)を新設
  • 1999年3月ISO14001認証取得(オフィス家具)
  • 1999年3月ISO9001認証取得(エクステリア)
  • 1999年8月ISO9002(現在はISO9001)認証取得(宮田工場)
  • 1999年9月ISO9001認証取得(画像処理検査装置)

2000年代

  • 2001年9月ISO14001認証取得(本社、健康福祉・ユニット部門、エクステリア、エレクトロニクス関連)
  • 2004年3月当社株式が東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2005年2月創業台湾における検査計測装置のメンテナンスおよびサービス強化の目的で、台湾鷹野股份有限公司を設立

2010年代

  • 2010年1月創業中国におけるオフィス用椅子等の販売強化の目的で、上海鷹野商貿有限公司を設立 アジア地域における電磁アクチュエータの販売強化の目的で、香港鷹野国際有限公司を設立 ISO9001全社(全部門)統合認証の取得 大阪市北区に大阪営業所を設置 半導体等関連分野外観検査装置事業の譲受にともない、埼玉県川口市に埼玉事業所を設置 大分県大分市に大分CSセンターを設置
  • 2019年8月創業米国における産業機器製品等(電磁アクチュエータ等)の販売の目的で、Takano of America Inc.を設立

2020年代

  • 2022年4月M&A東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 健康福祉分野における販売強化の目的で、株式会社ユーキ・トレーディングの株式を100%取得し、連結子会社化
  • 2023年9月創業中国における産業機器製品等(電磁アクチュエータ等)の販売強化の目的で、鷹野電子(深圳)有限公司を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで30,000百万円以上
  • 営業利益2029年3月期まで3,000百万円以上
  • 売上高営業利益率2029年3月期まで10%以上
  • ROE2029年3月期まで6.0%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    研究開発型企業への転換と新価値創造

    他に勝る技術・商品・事業開発を確実に進め、新しい価値を提供するとともにグローバル化を推進。構造改革とプロセス改革を通じて高付加価値事業へのシフトとSDGsへの取り組みを加速し、成長を確実にする。

  2. 02

    オフィス家具事業の革新と需要創出

    製品設計・機能・コストの抜本的な見直しにより、新しい働き方に即した新製品を開発し需要を喚起。ロボットや3Dプリンター、DX・AI活用で製造ラインの合理化と生産性向上を図り、新しいオフィス向け事業展開に注力する。

  3. 03

    検査計測機器事業の構造転換

    従来のFPD向けから半導体・高機能フィルム・電池部材関連等の検査装置へ経営資源をシフト。早期の販売拡大によりバランスのとれた事業構造を確立する。

  4. 04

    産業機器事業の増産体制強化

    半導体製造装置向け電磁アクチュエータの需要増に対応するため増産体制を整え、災害に強い生産体制を構築する。

  5. 05

    新規事業の早期確立と成長性確保

    事業横断的な営業情報活用により既存事業のノウハウを活かした新製品・新分野を事業化し、スピード向上を図って早期に新規事業を基盤として確立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で727人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は642万円で、9期前と比べて+11.9%平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月525
2018年3月561
2019年3月57343.616.3597
2020年3月59643.514.9624
2021年3月53043.415.5651
2022年3月56243.715.9655
2023年3月62643.915.8685
2024年3月61144.315.8706
2025年3月60144.315.872969
2026年3月64244.716.0727110

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 6 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
東京営業所 — 東京都千代田区2,447百万円
全社(共通)住生活関連機器 検査計測機器 産業機器 エクステリア
伊那工場 — 長野県伊那市1,687百万円
住生活関連機器
本社 — 長野県上伊那郡 宮田村818百万円
全社(共通)
横浜技術開発センター — 神奈川県横浜市730百万円
住生活関連機器 検査計測機器 全社(共通)
下島工場 — 長野県伊那市579百万円
住生活関連機器
南平工場 — 長野県上伊那郡 宮田村555百万円
検査計測機器
馬住工場 — 長野県駒ヶ根市440百万円
エクステリア
宮田工場 — 長野県上伊那郡 宮田村313百万円
産業機器
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ニッコー
    長野県上伊那郡宮田村
    議決権100.0%
  • 国内
    タカノ機械株式会社
    長野県上伊那郡宮田村
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ユーキ・トレーディング
    東京都台東区
    議決権100.0%
  • 国内
    台湾鷹野股份有限公司
    中華民国台中市
    議決権100.0%
  • 国内
    上海鷹野商貿有限公司
    中華人民共和国上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    香港鷹野国際有限公司
    中華人民共和国香港特別行政区
    議決権100.0%
  • 国内
    鷹野電子(深圳)有限公司
    中華人民共和国広東省深圳市
    議決権100.0%
  • 海外
    Takano of America Inc.
    米国カリフォルニア州
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    障害者自立支援機器等開発促進事業
    厚生労働省 · 2021-11-19
    422万円
  • 補助金
    水田活用直接支払交付金
    農林水産省 · 2024-03-18
    65万円
  • 補助金
    水田活用直接支払交付金
    農林水産省 · 2023-03-17
    63万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は248億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.3%、利益が+60.0%。

売上高
+3.3%
248億円
営業利益
+60.0%
8億円
純利益
+20.0%
6億円
営業利益率
3.2%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高250億円248億円
営業利益10億円8億円
純利益7億円6億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は59億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q777
2024年1Q55−1−1.80
2024年2Q6123.33
2024年3Q6011.70
2024年4Q763
2025年2Q97−4−4.1−1
2025年4Q14396.36
2026年2Q10710.91
2026年4Q14175.05
2027年1Q5923.41

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は165億円から248億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は3.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月16532
2014年3月155−1−2
2015年3月18453
2016年3月214106
2017年3月219128
2018年3月217129
米国における産業機器製品等(電磁アクチュエータ等)の販売の目的で、Takano of America Inc.を設立
2019年3月2371310
2020年3月22396
2021年3月20110
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 健康福祉分野における販売強化の目的で、株式会社ユーキ・トレーディングの株式を100%取得し、連結子会社化
2022年3月227129
中国における産業機器製品等(電磁アクチュエータ等)の販売強化の目的で、鷹野電子(深圳)有限公司を設立
2023年3月230118
2024年3月252106
2025年3月240552.15
2026年3月2488103.26

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高248億円のうち、営業利益として残るのは8億円3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.2%189億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.6%51億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.3pt
3.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.8pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
1.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は83億円で、売上の4.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月230023117
2014年3月−5−20−3−2590
2015年3月42−2695
2016年3月−121−3−1180
2017年3月293−232110
2018年3月13−16−2−3105
2019年3月11−24−4−1388
2020年3月7−18−4−1173
2021年3月15−7−4877
2022年3月7−9−1−275
2023年3月7−4−2376
2024年3月17−5−41285
2025年3月8−3−4586
2026年3月11−11−4083

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は379億円。このうち返さなくてよい自己資本が325億円で、自己資本比率は85.7%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3192635682.4
2014年3月3342617378.1
2015年3月3432677677.6
2016年3月3592689174.8
2017年3月3522777578.9
2018年3月3802859574.8
2019年3月3822919176.2
2020年3月3642947080.8
2021年3月3532926182.5
2022年3月3762997779.5
2023年3月3943078777.8
2024年3月3973158279.5
2025年3月3853196682.9
2026年3月3793255485.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
87億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
268億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
9億円
在庫として抱えている分
負債合計
54億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率104社中5位あたり、逆に低いのはROE104社中89位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.9%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.2%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
85.7%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.3%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,133で、1年前と比べて+44.6%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥1,133-0.6%1ヶ月+5.8%1年+44.6%時価総額178億円
過去52週の値幅
安値¥740高値¥1,747

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)28.0倍
PER (会社予想)23.6倍
PBR0.53倍
配当利回り1.77%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1104円で、1カ月で3.9%上昇。25日線(1078.32円)を上回り、週足は上昇基調。出来高は7月8日に23300株とやや増加。52週高値1747円からは36.8%下落したが、200日線(938.78円)は上回る。RSIは62.1と買い優勢。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERが27.29倍と業界平均(18.13倍)を大幅に上回り割高感がある。PBRは0.52倍と低く資産価値は割安だが、ROEが低く収益力が懸念される。配当利回りは1.77%で平均(2.21%)を下回る。業績は横ばいで成長性に乏しく、バリュエーションはやや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)28.0倍18.4倍
PER (予想)23.6倍
PBR0.53倍1.38倍
ROE1.9%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PBR0.52倍と割安水準にあるが、売上高が230→252→240億円と伸び悩み、営業利益率も2%台と低い。2026/3期は増収増益見通しだが、回復は緩やか。強気派は株価純資産倍率の低さと配当利回り1.77%に着目し、バリュエーション面での底堅さを評価。弱気派は業界の成熟度や受注の不安定さ、利益率の低さを指摘。厨房機器市場は人口減少や外食需要の先行き不透明感も重し。

プラスに働く材料7
  • 割安なバリュエーション

    PBR0.52倍は純資産の約半値。配当利回り1.77%で下支え。

  • 利益率改善の兆し

    2026/3期営業利益率3.23%へ改善見込み。生産効率化の効果期待。

  • 需要の底堅さ

    外食・給食需要は景気に左右されにくく、更新需要が継続。

  • 2026年3月期営業利益8億円増益2026年3月期影響

    営業利益8億円、前期比+3億円、収益力向上

  • 自己株式取得による株主還元次回株主総会影響

    PBR0.52倍、自己株式取得でEPS向上期待

  • 新規事業開拓による成長2027年〜2028年影響

    新分野進出で収益多様化、長期的成長

  • 配当性向向上の可能性継続影響

    配当利回り1.77%、増配余地あり

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化と市場成熟

    売上高が240億円前後で推移、大幅な成長は期待しにくい。

  • 利益率の低さ

    営業利益率2-3%と低く、コスト上昇でさらに圧迫されるリスク。

  • 大型受注の不安定性

    案件単位の受注が業績を左右し、年度ごとの変動が大きい。

  • 売上高減少トレンド継続2026年3月期影響

    売上高248億円、前期比増も過去252億円から低下傾向

  • 原材料費・エネルギー費上昇2026年Q2影響

    コスト増で営業利益率3.23%維持困難

  • 為替変動による輸出影響継続影響

    輸出比率不明だが、円高で収益悪化リスク

  • PER27倍の割高感不定影響

    成長鈍化でPERが割高に、調整リスク

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上を占う先行指標。大型案件獲得が鍵。
営業利益率
収益性改善の進捗度合い。目標3%以上の達成に注目。
セグメント別売上
厨房機器とオフィス家具のバランス、伸び率を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.77%。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
1.77%
いまの株価に対して
配当性向
57.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1428.6
2018年3月140.027.1
2019年3月1614.331.2
2020年3月160.048.0
2021年3月8−50.0
2022年3月16100.031.0
2023年3月1812.539.1
2024年3月2011.147.3
2025年3月200.048.9
2026年3月200.057.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,432人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.1%を占め、残る56.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他44.845.147.048.151.253.3
事業法人35.135.235.134.534.133.4
金融機関16.113.912.812.49.89.6
自己株式3.33.23.23.23.23.2
外国法人3.02.82.63.63.92.3
証券会社0.83.02.51.41.11.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01コクヨ株式会社13.69
02日本発条株式会社13.69
03堀井 朝運9.46
04株式会社鷹山7.41
05水元 公仁2.71
06タカノ従業員持株会2.67
07一般財団法人鷹野学術振興財団2.42
08タカノ取引先持株会2.41
09株式会社八十二長野銀行1.81
10INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.43

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+260%、1株純資産は14期で+23%。直近期のROEは1.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月111,7310.739.9114.6
2014年3月−141,716−0.8
2015年3月221,7541.328.142.9
2016年3月431,7662.414.428.8
2017年3月561,8263.118.228.6
2018年3月581,8723.215.927.1
2019年3月631,9163.313.731.2
2020年3月391,9352.019.748.0
2021年3月−11,9190.0
2022年3月591,9643.012.331.0
2023年3月542,0162.713.039.1
2024年3月402,0721.927.047.3
2025年3月342,0961.621.048.9
2026年3月402,1361.925.857.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額231百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鷹野準代表取締役会長77187,100
鷹野雅央代表取締役社長 経営全般、人事部管掌3996,700
大原明夫常務取締役 メディカル部門管掌、特命担当789,200
下島久志取締役 ファニチャー部門、ヘルスケア部門、エクステリア部門管掌656,400
植田康弘取締役 薬事室、技術開発本部管掌693,900
山本幸康取締役 経営企画本部、TQM推進室、画像計測部門、アグリ事業推進室管掌562,100
黒田康裕取締役74
堀江雅之取締役64
濵本真矢取締役66
髙嶋厚取締役(監査等委員)6819,300
長谷川洋二取締役(監査等委員)73
小松哲夫取締役(監査等委員)72
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
米田保晴76

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)98012420423
取締役(社内)1151515
社外取締役312124

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,255字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当企業集団は、当社および子会社8社、関連会社2社により構成されており、オフィス用、福祉・医療施設用の椅子、臨床検査薬等の製造・販売に係る「住生活関連機器」、主に液晶や半導体・高機能フィルム用の検査計測装置等の製造・販売に係る「検査計測機器」、電磁アクチュエータ等の製造・販売およびユニット(ばね)製品の製造・販売に係る「産業機器」、エクステリア製品の製造・販売に係る「エクステリア」、機械・工具等の販売に係る「機械・工具」を主たる業務としております。 事業内容と当社および関係会社等の当該事業に係わる位置づけならびにセグメントとの関連は次のとおりです。 (1) 住生活関連機器……………主要な製品はオフィス用椅子(事務用回転椅子、会議用椅子)等のオフィス用家具、車椅子等の福祉・医療施設用の椅子、臨床検査薬等です。 オフィス用椅子……………持分法非適用関連会社である株式会社ヨウホクから材料部品の一部を購入し、当社がオフィス用の椅子を製造し、顧客に販売するほか、子会社である上海鷹野商貿有限公司が主としてオフィス用の椅子を仕入れ、国内および中国の顧客に販売しております。 福祉・医療施設用椅子……当社が製造・販売するほか、一部の製品は子会社である上海鷹野商貿有限公司が仕入れ、中国の顧客に販売しております。 臨床検査薬…………………当社がアレルギー検査システムの製造・販売を行っております。 福祉用具・健康用品………子会社である株式会社ユーキ・トレーディングが、福祉用具・健康用品の輸出入および国内販売を行っております。 (2) 検査計測機器………………主要な製品は画像処理検査装置(半導体、フラット・パネル・ディスプレイ、電池部材検査装置)および画像処理計測装置等の検査計測装置等です。 一部のユニットを子会社であるタカノ機械株式会社より購入し、当社が製造・販売しております。また、台湾における顧客のメンテナンスおよびサービスは子会社である台湾鷹野股份有限公司が行っております。 (3) 産業機器……………………主要な製品は産業用機械に用いられる電磁アクチュエータおよびそのユニット品等ならびにユニット(ばね)製品です。 産業機器は当社が製造・販売するほか、中国等の一部の海外顧客に対しては子会社である香港鷹野国際有限公司および孫会社である鷹野電子(深圳)有限公司が、また、米国の顧客に対しては子会社であるTakano of America Inc.が販売しております。 (4) エクステリア………………主要な製品はオーニング、パラソル、跳ね上げ式門扉、その他ガーデンエクステリア製品です。 エクステリア製品は当社が製造・販売しております。 (5) 機械・工具…………………子会社である株式会社ニッコーが行う機械・工具等の販売に係る事業です。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。 (注) ※印は連結子会社、◇印は関連会社(持分法非適用)を示します。
経営方針・対処すべき課題2,114字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 経営方針 当社グループは経営の基本的な考え方、目指すべき姿として「常に高い志を持ち、社会のルールを守り、世の中の変化を見すえ、持続的成長・発展を通じ、豊かな社会の実現に貢献する。」を掲げ、株主・顧客・従業員・社会の視点から見た企業価値の向上を図ることを通じて、豊かな社会の実現に貢献していくことを基本的な姿勢としております。 (2) 経営戦略等および経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、2024年度(2025年3月期)から2028年度(2029年3月期)までの5年間を対象とした中期経営計画「ONE TAKANO & Growth」を策定し、計画に基づき、経営を進めております。 中期経営計画「ONE TAKANO & Growth」の概要および目標指標は以下のとおりです。 ①中期経営計画基本方針 「研究開発型企業を目指し、他に勝る技術開発・商品開発・事業開発を確実に進め、世の中に新しい価値を提供すると共にグローバル化を進め、事業の発展を図る」 ~社会が、そしてタカノがサステナブルであるために、構造改革とプロセス改革を進め、高付加価値事業への シフトとSDGsに向けた動きを加速させ、成長を確実なものにする~ ②中期経営計画スローガン 「ONE TAKANO & Growth」 ③中期経営目標(連結ベース) 2029年3月期目標  売上高  30,000百万円以上 営業利益 3,000百万円以上(売上高営業利益率 10%以上) ROE 6.0%程度 ④重点投資分野 重点投資分野は、下図のとおりです。 なお、今次中期経営計画の5年間のうち、2024年度から2026年度の3年間は、積極的な投資による成長の基盤固めを行い、2027年度から2028年度の2年間でその成果を実現します。 (3) 経営環境 今後の見通しにつきましては、米国の通商政策の動向や円安も加わり、国内の消費者物価上昇等、経済環境は急速に変化しております。また、イランでの紛争を発端とする中東情勢の緊迫化は、原油価格の急騰や電子デバイス関連の材料市場のサプライチェーンの混乱等、大きな影響が懸念されております。 このような状況のなか、当社グループの主力製品が関係するオフィス家具業界においては、新しいオフィスのあり方に対応した製品分野の需要の増加が期待され、また、検査計測機器・産業機器分野での半導体製造業界向けの検査装置および医療分野については、中期的に堅調な需要を予測しており、これに対応すべく事業構造改革を推進してまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 以上のような経営環境のなか、当社グループでは、米国の通商政策や中東情勢の緊迫化に伴う資源・原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による経営上の影響を最小化させるための施策を継続実施するとともに、中期経営計画「ONE TAKANO & Growth」を着実に推進し、基本方針として掲げた「研究開発型企業を目指し、他に勝る技術開発・商品開発・事業開発を確実に進め、世の中に新しい価値を提供すると共にグローバル化を進め、事業の発展を図る」の実現に向けて、当社グループの総合力の発揮により計画を推進してまいります。 当社グループの主力製品であるオフィス用椅子が含まれる住生活関連機器事業においては、製品設計・機能・コスト等の抜本的な見直しを通じて、需要を喚起し、販売の拡大に繋がりうる新しい働き方に即した新製品の開発を行うこと、ロボット・3Dプリンター等の新しい設備の活用に加え、DX化の推進・AI活用等により、製造ラインの更なる合理化と生産性の向上を果たすことおよび“新しいオフィス”のあり方に対応した製品分野の事業展開に注力することを重要な課題として認識しております。 当社グループのもう一つの主力製品である検査計測装置が含まれる検査計測機器事業においては、従来のFPD向け検査装置を中心とした事業構造から、既に半導体・高機能フィルム・電池部材関連分野等の検査装置分野に事業の中心がシフトしつつあり、今後さらに経営資源をシフトし、早期の販売拡大を通じてバランスのとれた事業構造を確立することが重要な課題と認識しております。 中期経営計画において重点事業と位置付けております、産業機器事業につきましては、中長期的には成長が期待される半導体製造装置向けの電磁アクチュエータの増産体制を整え、需要増に応えていくことおよび災害に強い生産体制を構築することを重要な課題と認識しております。 また、事業横断的な営業情報活用により、既存事業のノウハウを活かせる新製品・新分野の事業化を行うとともに、スピードの向上を図り、早期に新規事業を基盤として確立し、将来の成長性を確保することを重要な課題として認識しております。
事業等のリスク5,391字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月25日)現在において当社グループが判断したものです。 (1) 当社グループが採用している経営方針 ① 参入事業分野が多岐にわたっていることに係るリスク 当社グループでは、「事業にはライフサイクルがある。」との考え方から単一事業を行うことによるリスクを回避するため、継続的に新規事業開発に取り組んでまいりました。そのため、オフィス用家具、福祉・医療用椅子、検査計測装置、産業機器、エクステリア製品など事業分野が多岐にわたっております。このような方針をとり、参入分野が多岐にわたっているため、経営資源の集中化を行うことによる事業成長が阻害される可能性があり、それが当社グループの財政状態、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、新規事業開発はそれが必ず一定の事業化まで結びつくという保証はなく、新規事業開発に経営資源を傾注させ、それが実を結ばなかった場合には、当社グループの財政状態、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 検査計測機器事業の特許戦略について 検査計測機器事業においては、知的財産権の出願により技術が公開され、第三者への技術流出を防ぐという観点から、知的財産権の出願を積極的には実施しておりません。そのため、他社が当該事項に関する特許を出願した場合には、特許が成立する可能性があります。 また、当社グループでは製品開発の際に入念な知的財産権の調査を行うよう努めておりますが、第三者の知的財産権を侵害しない保証はなく、第三者から知的財産権侵害を理由とした販売差し止めや損害賠償請求等の訴えが提起される可能性があります。 (2) 財政状態、経営成績の異常な変動 投資有価証券の評価損に係るリスク 当社では、投資目的による有価証券の保有および事業の展開上必要と思われる企業への出資を行っており、今後も行う可能性がありますが、そのような有価証券への投資においては、株価の著しい下落および投資先企業の業績が著しく低迷した場合、投資有価証券評価損が発生し、当社グループの財政状態、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) キャッシュ・フローの状況の異常な変動 検査計測機器事業の資金回収期間に係るリスク 検査計測機器事業における検査計測装置の納入から検収までの期間は、業界の慣行から、当社グループの他の事業と比較して長期にわたるため、販売が急拡大した場合、同事業における受取手形、売掛金及び契約資産は増加する傾向があり、それにともない運転資金も拡大し、営業キャッシュ・フローに異常な変動を与える要因となる可能性があります。 (4) 研究開発活動及び人材育成等について ① 研究開発活動に係るリスク 検査計測機器事業の属する業界は先端技術分野に属するため、技術の優劣が事業活動を左右することとなります。そのため、当社グループは研究開発活動を通じて常に先端技術の取り込みを行っておりますが、当該研究開発活動が予想された結果を出し、業績に結びつくという保証はありません。また、当社グループが技術革新に乗り遅れた場合においては、経営成績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の確保と育成に係るリスク 当社グループの事業は特定の経営者、有能な技術者に依存している部分があります。また、今後事業の成長を果たしていくためには、有能な技術者、経験豊富な営業・管理スタッフの確保・育成が重要な課題となってまいります。そのような人材を確保・育成できない場合または優れた人材が大量に離職した場合には、当社グループの事業活動が制約を受け、将来の成長、財政状態、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 特定事業への依存について ① 住生活関連機器事業における主要顧客企業への依存に係るリスク 当社グループの住生活関連機器事業は、2026年3月期において当社グループの売上高の54.0%を占めており、特にオフィス用椅子等を販売しているコクヨ株式会社への2026年3月期における当社グループ売上高比率は43.3%となっております。これらの分野における顧客企業への売上高は、顧客企業個別の要因等の当社グループが管理できない要因により大きな影響を受けます。顧客企業の予期しない契約の打ち切り、顧客の調達方針の変化、値下げ要求等は、当社グループの財政状態と経営成績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 検査計測機器事業における特定業界への依存に係るリスク 当社グループの検査計測機器事業は、2026年3月期において当社グループの売上高の25.5%を占めております。検査計測機器事業の主力製品である半導体検査計測装置の主要な需要先は日本・台湾・米国における半導体メーカーであり、同事業の約4割を占めております。また同装置事業の経営成績は半導体製造業界の設備投資動向に大きな影響を受けます。これらの業界の設備投資は市況の影響を受け、大きな需要変動が生じる可能性があります。 当社グループにおいては、日頃から顧客や外部機関等からの情報を分析することにより急激な需要変動を予測し、適切な経営判断を行えるよう努力をするとともに、急激な需要減少に備え、固定的費用に依存しない形での生産能力の向上に努めてはおりますが、当社グループの予想を超えて設備投資動向が急減した場合には、当社グループの財政状態と経営成績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) その他 ① 固定資産の減損会計について 当社グループにて保有している固定資産について、業績の状況および将来の見込みによっては、固定資産の減損により財政状態および経営成績に影響を与える可能性があります。 ② 競合について 当社グループの各事業では、安易な価格競争に陥ることの無いよう、製品開発、技術開発で競合他社に一歩先んじることにより、差別化を図り、競争力を堅持するとの方針に基づいて事業展開を行っておりますが、競合他社により当社の技術、当社の製品の機能を上回る画期的な新製品が開発・製造され、当社製品の競争力が低下する可能性は否定できません。また、市場環境・需要動向によっては競合他社との激しい価格競争を余儀なくされる可能性もあり得ます。このような場合、当社製品の競争力低下、価格の下落等により、財政状態および経営成績に悪影響を与える可能性があります。 ③ 製品の欠陥に係るリスク 当社グループにおいては、製品品質の向上を経営の最重点課題のひとつとして認識し、全社的な品質保証活動、品質管理活動に努めており、ほぼ全社の事業部門において世界的に求められている品質管理基準に従い各種製品を製造しております。しかし、全ての製品について欠陥がなく、将来品質保証に係る損失が発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償については保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にまかなえるという保証もありません。大規模な品質保証上の問題や製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストや当社グループの評価に重大な影響を与え、それにより売上高が低下し、当社グループの財政状態と経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 住生活関連機器事業における為替・カントリーリスク 住生活関連機器事業の海外仕入比率は約4割であり、主に中国を中心とするアジア地域からの部材の仕入取引となっており、今後も海外仕入比率は増加傾向で推移することが予測されます。 現在、同事業の主要な取引条件は、米ドル等の外貨建て取引であり、今後も外貨建て取引が増加する傾向となっていくと見込まれます。外貨建て取引がさらに拡大した場合においては円換算時の為替レート変動の影響を受けます。当社グループにおいては、必要に応じて為替予約等によりリスクを軽減させる措置を講じておりますが、予測を超えた為替変動は当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、これらの国等において予期せぬ法規制の変更、不利な政治的要因、テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱が生じた場合、財政状態、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 地震等の天災地変に係るリスク 当社グループの主要事業所は長野県南部を中心として設置されております。 長野県南部は南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されており、震災等が発生した場合には、最大震度6強の地震が想定されております。当社グループは、将来予測される大地震の発生に備え、当社資産が損傷、損失しないよう対策を順次講じており、事業継続計画の策定等も行っておりますが、その対応には限界があり、大地震発生後には一時的に生産活動が停止する可能性があるとともに、当社生産設備等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 公的規制に関するリスク 当社グループは、事業活動を行ううえで日本国内のみならず事業活動を行う各国において、国や公的機関からの事業・投資の許認可、独占禁止、通商、租税、労働、特許等の知的財産権、環境規制等のさまざまな公的規制を受けております。当社グループにおいては、これらの公的規制の遵守に努めているものの、公的規制は変化することが予想され、将来これらの公的規制を当社グループが遵守できない場合、当社グループの営む各事業の継続に影響を及ぼすような公的規制がかけられた場合には、当社グループの財政状態および経営成績に悪影響を与える可能性があります。 ⑦ 外部製造委託先に関するリスク 当社グループにおいては、製品製造の一部を外部に委託しております。重要工程での製造は社内において行うことを原則としており、また、2社以上の委託先に注文を行うよう努めてはおりますが、一部には重要な工程の外部委託、特定1社の委託先への継続注文も存在しております。 そのため、特定の外部委託先が事業継続困難となった場合には、製品の生産および販売に支障をきたす可能性があります。このような場合、製品の供給遅延等にともなう損害賠償、信用の低下等により、当社グループの経営成績に悪影響が生ずる可能性があります。 ⑧ M&A、業務提携に関するリスク 当社グループは、今後求められる経営能力の早期獲得を目的に、業務提携、M&Aに関して積極的な姿勢を持っております。 業務提携、M&Aに関しては十分精査し、実施してまいりますが、その業務提携、M&Aにより期待された成果が出るという保証はなく、提携等の交渉が不調に終わった場合には当社の将来にわたる経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、現在提携関係にあるものとの不一致等により提携関係を維持できなくなった場合、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 情報通信システムとセキュリティに関するリスク コンピュータネットワークや情報システムの果たす役割は年を追うごとにその重要性は高まり、情報システムの構築およびセキュリティ対策の確立は事業活動の継続にあたって、不可欠のものとなっております。 当社グループにおいても、情報システムの保守、重要データの管理およびセキュリティ管理などの対策に万全を期しておりますが、情報通信ネットワークの断絶、基幹情報システムの停止、社内情報の漏洩・流出等が生じない保証はありません。このような場合、情報システムの利用不能にともなう損害、信用力低下、契約上の損害賠償請求等の損害が発生し、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 重要な訴訟等に関するリスク 当社グループの国内外の活動においては、係争事件等により訴訟が提起される可能性を持っております。本報告書提出日現在、財政状態および経営成績に重大な影響を及ぼす係争事件等はございませんが、今後そのような係争事件等が発生する可能性は皆無ではありません。 ⑪ 役職員の不正行為に関するリスク 当社グループはコンプライアンスに関して内部統制の整備を行い、リスク対応力をつけるべく、より充実した内部管理体制を目指して努力してまいりますが、その内部統制は合理的範囲にとどまり、役職員による重大な過失、役職員の共謀等による不正、違法行為がなされないという保証はありません。かかる当社のリスク認識を超えた事象が発生した場合、予期せぬ損害が発生するとともに、当社の信用の失墜を招き、当社グループの財政状態および経営成績に悪影響が生ずる可能性があります。 ⑫ 感染症の蔓延に関するリスク 未知の感染症が大流行した場合、従業員の感染による健康被害に加え、それにともなう事業所の閉鎖、および事業場内での流行による事業活動の制限や生産性の低下、また部品供給の停滞による生産活動の停止、物流・販売の停滞などの影響により、当社グループの経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,021字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策による影響が残るものの、設備投資が緩やかに持ち直すなど景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の通商政策の動向や金融資本市場の変動に加え、中東情勢の緊迫化に伴う資源・原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱に対する懸念が景気を下押しするリスクとなっており、先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況において当社グループでは、中長期的には成長が期待される半導体関連製品の受注獲得に向けた販売強化および製品開発に努めるとともに、当社グループの主力事業の一つであるオフィス家具事業においては、新しいオフィスのあり方に対応した製品分野の事業展開に引き続き注力してまいりました。 主力事業の概況につきましては、産業機器事業の半導体関連向け電磁アクチュエータの販売が低調に推移した一方、住生活関連機器事業のオフィス用家具製品および検査計測機器事業のフィルム向け検査装置の販売が堅調に推移いたしました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は前連結会計年度末と比較し、468百万円減少の23,936百万円となりました。これは主に、受取手形、売掛金および契約資産の合計額が213百万円、前連結会計年度末は固定資産の投資その他の資産に計上していた投資有価証券の一部を流動資産に組替えたことにより、有価証券が200百万円増加した一方、現金及び預金が206百万円、電子記録債権が363百万円、仕掛品が190百万円減少したこと等によるものです。 当連結会計年度末における固定資産は前連結会計年度末と比較し、66百万円減少の13,998百万円となりました。これは主に、投資有価証券が173百万円増加した一方、産業機器事業に係る固定資産および株式会社ユーキ・トレーディングの企業結合において生じたのれん等の減損損失を計上したこと等により、有形固定資産合計が126百万円、無形固定資産合計が181百万円それぞれ減少したことによるものです。 この結果、当連結会計年度末における総資産は37,934百万円となり、前連結会計年度末と比較し、535百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は前連結会計年度末と比較し、934百万円減少の4,846百万円となりました。これは主に、未払法人税等が144百万円、検査計測装置の大口物件の納入により契約負債が108百万円増加した一方、支払手形及び買掛金と電子記録債務の合計額が1,192百万円減少したこと等によるものです。 当連結会計年度末における固定負債は前連結会計年度末と比較し、206百万円減少の576百万円となりました。これは主に、長期借入金が50百万円、退職給付に係る負債が107百万円減少したこと等によるものです。 この結果、当連結会計年度末における負債合計は5,422百万円となり、前連結会計年度末と比較し、1,140百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は前連結会計年度末と比較し、604百万円増加の32,511百万円となりました。これは主に、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が311百万円、その他有価証券評価差額金が198百万円増加したこと等によるものです。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の82.9%から85.7%となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、主に住生活関連機器事業および検査計測機器事業の販売の増加により、当連結会計年度の売上高は24,802百万円で、前連結会計年度比833百万円、3.5%の増収となりました。 利益面につきましては、増収にともなう粗利益額の増加等により、営業利益841百万円(前連結会計年度比390百万円、86.5%の増益)、経常利益1,000百万円(前連結会計年度比471百万円、89.2%の増益)となりました。また、特別損失に産業機器事業に係る固定資産および連結子会社である株式会社ユーキ・トレーディングの企業結合において生じたのれん等の減損損失を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は616百万円(前連結会計年度比95百万円、18.4%の増益)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 (住生活関連機器) 当セグメントは、当社、連結子会社上海鷹野商貿有限公司および株式会社ユーキ・トレーディングで構成され、主にオフィス用、福祉・医療施設用の椅子および臨床検査薬であるアレルギー検査システム等の製造販売を行っております。 当セグメントにつきましては、働き方の変化に対応した新たなオフィスの価値を創造するオフィス家具の開発・生産に注力してまいりました。 この結果、オフィス用椅子などのオフィス家具製品の販売が増加したこと等により、売上高は13,392百万円で前連結会計年度比627百万円、4.9%の増収となりました。利益面では増収にともなう粗利益額の増加に加え、固定費の圧縮に努めたこと等により、セグメント利益は764百万円で、前連結会計年度比291百万円、61.8%の増益となりました。 (検査計測機器) 当セグメントは、当社、連結子会社タカノ機械株式会社および台湾鷹野股份有限公司で構成され、主に液晶や半導体・高機能フィルム用の検査計測装置等を製造販売しております。 当セグメントにつきましては、設備投資需要の増加が期待される半導体関連検査装置や電池部材向け検査装置の開発および販売強化に引き続き取り組んでまいりました。 この結果、主にフィルム向け検査装置の販売が増加したこと等により、売上高は6,325百万円で前連結会計年度比346百万円、5.8%の増収となりました。利益面では増収にともなう粗利益額の増加等により、セグメント利益は232百万円で、前連結会計年度比170百万円、274.8%の増益となりました。 (産業機器) 当セグメントは、当社、連結子会社香港鷹野国際有限公司(鷹野電子(深圳)有限公司含む)およびTakano of America Inc.で構成され、主に電磁アクチュエータ、ユニット(ばね)製品等を製造販売しております。 当セグメントにつきましては、中長期的には堅調な需要が期待される半導体関連向け電磁アクチュエータの販売拡大に取り組んでまいりました。 しかしながら、半導体関連向け製品の販売が減少したこと等により、売上高は2,243百万円で前連結会計年度比24百万円、1.1%の減収となりました。利益面では、減収にともなう粗利益額の減少はあったものの、減価償却費等の固定費が減少したことにより、セグメント損失は247百万円(前連結会計年度はセグメント損失257百万円)となりました。 (エクステリア) 当セグメントは、当社が主にオーニング、パラソル、跳ね上げ式門扉、その他ガーデンエクステリア製品等を製造販売しております。 当セグメントにつきましては、店舗・集客施設におけるオーニング等の受注獲得に向けたプロモーションおよび営業活動に注力するとともに、販売体制の強化に取り組んでおります。 この結果、売上高は1,167百万円で前連結会計年度比85百万円、6.8%の減収となりました。利益面では減収にともなう粗利益額の減少等により、セグメント利益は14百万円で、前連結会計年度比72百万円、83.0%の減益となりました。 (機械・工具) 当セグメントは、株式会社ニッコーによる機械・工具等の仕入販売に関する事業です。 当セグメントにつきましては、新規顧客の開拓および既存顧客の需要掘り起こしに注力してまいりました。しかしながら、売上高は1,674百万円で前連結会計年度比29百万円、1.8%の減収となりました。一方、セグメント利益は110百万円で、前連結会計年度比11百万円、11.8%の増益となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金および現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度と比較して321百万円減少し、8,275百万円(前連結会計年度比3.7%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度と比較して275百万円増加の1,111百万円となりました。これは主に、仕入債務の減少額1,199百万円、法人税等の支払額316百万円等により資金が減少した一方、税金等調整前当期純利益832百万円、減価償却費913百万円、減損損失733百万円、棚卸資産の減少額324百万円等により資金が増加したことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により支出した資金は、前連結会計年度と比較して728百万円増加し、1,062百万円となりました。これは主に、投資有価証券の売却及び償還による収入912百万円等により資金が増加した一方、有形固定資産の取得による支出1,334百万円、投資有価証券の取得による支出414百万円等により資金が減少したことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動により支出した資金は、前連結会計年度と比較して27百万円減少し、398百万円となりました。これは主に親会社による配当金の支払額304百万円等により資金が減少したことによるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 住生活関連機器(千円)   12,942,263   6.2 検査計測機器(千円)   5,613,751   1.7 産業機器(千円)   1,687,500   10.0 エクステリア(千円)   1,161,724   △9.7 機械・工具(千円)   -   - 合計(千円)   21,405,240   4.3 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間取引は相殺消去しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比 (%)   受注残高(千円)   前年同期比 (%) 住生活関連機器   13,666,220   7.0   1,298,476   26.8 検査計測機器   4,807,627   △22.8   4,154,005   △26.8 産業機器   2,272,446   1.9   186,986   18.5 エクステリア   1,168,289   △6.8   94,919   0.9 機械・工具   1,539,887   △9.9   162,921   △45.3 合計   23,454,472   △3.0   5,897,308   △18.6 (注) セグメント間取引は相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 住生活関連機器(千円)   13,392,049   4.9 検査計測機器(千円)   6,325,037   5.8 産業機器(千円)   2,243,237   △1.1 エクステリア(千円)   1,167,433   △6.8 機械・工具(千円)   1,674,994   △1.8 合計(千円)   24,802,753   3.5 (注)1.セグメント間取引は相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりです。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) コクヨ株式会社   10,399,469   43.4   10,751,029   43.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりです。 なお、本項に記載した予想、見込み等の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月25日)現在において判断したものであり、将来に関する事項には不確実性が内在されております。そのため、予測等の将来に関する事項は実際の結果と大きく異なる可能性があります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりです。 a.財政状態及び経営成績の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は以下のとおりです。 当社グループは経営方針として、グローバル販売を含めた、グローバル体制の強化を掲げておりますが、当社グループが今後とる海外市場向けの事業展開等によっては、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。 当社グループ住生活関連機器事業の主力であるオフィス家具業界において、企業の設備投資意欲の減退により、需要が大幅に減少した場合、また、国内オフィス家具市場に東南アジア等で生産される廉価品のオフィス椅子が大量に流入した場合は住生活関連機器の経営成績に重要な影響を与える可能性があります。 当社グループ検査計測機器事業の主力製品である検査計測装置の主要な需要先は日本・台湾・米国における半導体製造業界であり、また当社グループ産業機器部門の主力製品である電磁弁の主要な需要先は日本の半導体製造装置業界です。両事業の経営成績は半導体製造業界の設備投資動向に大きな影響を受けます。これらの業界の設備投資は市況の影響を受け、大きな需要変動が生じる可能性があり、今後の設備投資動向によっては、検査計測機器事業と産業機器事業の経営成績に重要な影響を与える可能性があります。 また、当社グループは新規事業開発に積極的に取り組み、経営資源を新規事業開発に傾注させておりますが、新規事業開発に関する活動は予想された結果を出し、業績に必ず結びつくという保証はありません。新事業開発活動が順調に進まず、成果が実現できない場合は当社グループの将来にわたる経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 その他に、経営成績に重要な影響を与える要因には「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載した要因が考えられます。 c.経営戦略の現状と見通し 当社グループといたしましては、これらの状況をふまえて、2028年度(2029年3月期)を最終目標年度とする中期経営計画「ONE TAKANO & Growth」を着実に推進し、基本方針として掲げた「研究開発型企業を目指し、他に勝る技術開発・商品開発・事業開発を確実に進め、世の中に新しい価値を提供すると共にグローバル化を進め、事業の発展を図る」の実現に向けて、当社グループの総合力の発揮によりグループ一丸となって取り組んでまいります。 セグメント別では、住生活関連機器事業においては、ロボット・3Dプリンター等の新しい設備の活用やDX化の推進、AI活用等により、さらなる製造ラインの合理化や生産性の向上に努め、コスト競争力の強化を図るとともに、新しいオフィスのあり方に対応した製品分野の事業展開に注力してまいります。 検査計測機器事業においては、成長が期待される半導体・高機能フィルム・電池部材関連分野等の検査装置分野を中心とした事業構造への変換をさらに進めるため、成長市場へ経営資源を傾注してまいります。 加えて、高付加価値事業へシフトするための研究開発投資および設備投資も引き続き積極的に行い、成長の基盤固めを行います。 なお、中期経営目標は2029年3月期を最終目標年度とし、連結売上高30,000百万円以上、連結営業利益3,000百万円以上を目指し、計画の推進を行っております。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 b.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料・部品の購入のほか、製造に係る労務費・経費、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものおよび売上債権・仕掛品等の運転資金です。検査計測機器事業は当社グループにおける他の事業分野と比較して運転資金の回収期間が長期にわたります。そのため、今後、売上高の成長が見られた場合、運転資金もそれに応じて増加していくことが見込まれます。 また、コストダウンをさらに推進するため、製造ラインの合理化および生産性向上のための製造設備ならびにBCP強化のための老朽化設備の更新投資、工場DX化の基盤となる基幹システムの構築やAI活用による業務プロセス改革に係る投資に資金を投じていく予定です。 さらに、製品・サービスの競争力を向上させていくために、今後積極的かつ継続的に研究開発活動を行っていく必要があると認識しており、研究開発の推進に係る費用も当社グループの重要な資金投下であると考えている他、経営戦略上必要な提携・M&A等にかかる費用等も重要な資金投下であると考えております。 当社グループの財務状態としては、当連結会計年度末における流動比率493.9%、固定比率は43.1%、また、自己資本比率は85.7%であり比較的健全な財務状態であると認識しております。また、有利子負債197百万円に対して、現預金8,700百万円を保有しており、流動性についても懸念はないと認識しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。