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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ヨネックス

YONEX CO.,LTD.7906 · Standard · その他製品

バドミントンやテニスなどスポーツ用品の総合メーカー。世界市場でブランドを展開。

概要

ヨネックス株式会社は、バドミントン、テニス、ゴルフを中心としたスポーツ用品の製造・販売を行う企業である。1958年に新潟県でラケットメーカーとして創業し、現在は東京に本社を置く。2025年3月期の連結売上高は1,383億円、従業員数は2,980人。東京証券取引所市場第二部に1994年上場。海外販売子会社を通じて世界展開しており、アジア地域が売上の過半を占める。

スポーツ用品と施設の二事業体制

事業はスポーツ用品事業とスポーツ施設事業の二つから構成される。スポーツ用品事業ではバドミントンラケット、テニスラケット、ゴルフクラブ、スノーボード、シャトルコック、ストリングなどを製造・販売する。ウェアやシューズの仕入販売も行う。スポーツ施設事業では、ヨネックスカントリークラブ(ゴルフ場)とテニスクラブの運営を手掛ける。連結子会社は8社で、台湾、中国、インドに生産拠点を持つ。

地域別売上構成と成長の中心

売上高の約52%をアジア地域(中国・台湾等)が占め、次いで日本(約39%)、北米(約4%)、欧州(残り)となっている。2025年3月期決算では、日本が641億円、アジアが855億円、北米が73億円。アジア地域はバドミントン人気を背景に前年比25.8%増と高い成長を示した。北米ではテニス事業のブランド認知向上に注力する一方、マーケティング投資の増加により減益となった。

自社製造を核とするサプライチェーン

新潟県長岡市の新潟工場を主要生産拠点とし、「Made by Yonex」の品質を標榜する。海外では台湾のYONEX TAIWAN CO., LTD.や中国のYONEX SPORTS (CHINA) CO., LTD.、インドのYONEX INDIA PRIVATE LIMITEDなどが生産を担う。2026年3月期には長岡にテニスラケットの新工場が稼働し、2027年3月期着工予定の富山県新工場も含め、供給能力の拡大を進めている。

中長期ビジョン「グローバル成長戦略」

2023年5月、中長期ビジョン「Global Growth Strategy(GGS)」を策定。2030年に向け、売上高年平均成長率7~10%、営業利益率10%以上、ROE13%以上を目標に掲げる。地域構成のバランス化(特に北米テニス、インド・バドミントン)、マーケティング再構築、DTC・デジタル戦略、IT変革、ものづくりの進化、コーポレートカルチャー改革を6本柱とする。

業界の中での役割はスポーツ用品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,636億円
営業利益
165億円
営業利益率
10.1%
純利益
121億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01スポーツ用品主力

バドミントン、テニス、ゴルフ、スノーボードなどの用具を製造し、ウェアやシューズも販売。国内外の子会社や代理店を通じてグローバルに販売展開。

バドミントンラケットでは世界シェアトップクラス。

主な製品・サービス6
バドミントンラケット世界シェア上位
軽量で高強度なカーボンファイバーを使用したラケット。競技用から一般用まで幅広いラインアップ。
テニスラケット(硬式)
パワーとコントロールを両立した硬式テニスラケット。プロ選手の使用実績も多い。
ゴルフクラブ
ドライバーからアイアンまで、独自技術を活かした高品質なゴルフクラブを展開。
シャトルコック
天然羽根を使用した高品質なシャトルコック。国際試合でも使用される。
ウェア・シューズ
競技用のウェアやシューズ。機能性とデザイン性を兼ね備えた製品を提供。
スノーボード
カーボン素材を活かした軽量でしなやかなスノーボード。

02スポーツ施設運営準主力

ゴルフ場、ゴルフ練習場、テニスクラブの運営を行い、スポーツ用品の需要拡大とブランド価値向上に貢献。

製品と技術

バドミントンラケットとシャトルコック

創業以来の主力製品がバドミントンラケットであり、新潟工場で製造される。シャトルコックは1965年に有限会社ミノルスポーツ(現東京工場)で製造を開始し、1968年に埼玉県八潮町に工場を建設して能力を増強した。現在もバドミントン用品は全社売上の約半分を占め、アジア市場での需要が特に強い。ラケットの一部は台湾子会社YONEX TAIWAN CO., LTD.でも生産される。

テニスラケットとストリング技術

テニスラケットは1969年から製造。当初は本社工場で生産され、2026年3月期には長岡に新工場が稼働した。ストリング(ガット)は1983年に東京工場で製造を開始。テニスボールはYONEX TECNIFIBRE CO., LTD.から仕入れる。北米市場向けにはECサイトやポップアップストアを通じたDTC販売を強化し、ラケットに加えシューズやウェアも拡充している。

ゴルフクラブとスノーボード

ゴルフ事業は1982年に進出し、新素材クラブを発売。子会社YONEX GOLF CHINA CO.,LTD.(現YONEX SPORTS (CHINA) CO.,LTD.)を通じて中国市場でも販売する。スノーボードもラインナップに含まれる。ヨネックスカントリークラブ(ゴルフ場)の運営も行い、事業の多角化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア上位バドミントンラケット世界シェア約7割スポーツ用品
  • スポーツ用品バドミントンラケットでは世界シェアトップクラス。

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

スポーツ用品の高級ブランド、海外比率大

当社はテニス・バドミントン等のスポーツ用品で高級ブランドを確立。売上高は1,164億→1,636億と成長し、営業利益率10%超と堅調。同業の三井松島や浅香工業とは異なり、アパレル・シューズなど幅広い品揃えと高いブランド力が強み。海外売上比率が高く、特に中国や東南アジアでの需要が成長を牽引。一方、為替変動や地域ごとの競争激化がリスク。

強み

  • 高品質なスポーツ用品で世界的ブランドを確立し、プレミアム価格を実現。
  • 海外市場での存在感が大きく、グローバルな成長機会を享受。
  • テニス、バドミントン、ゴルフなど多種目の用品を展開し、収益源を分散。
  • 売上高成長と10%超の営業利益率を両立し、財務体質も良好。

課題

  • 海外売上比率が高いため、為替変動が業績に大きく影響する。
  • 主要市場でローカルブランドや大手との競争が激しく、シェア維持が課題。
  • スポーツ用品の原材料高がコスト増を招き、利益率を圧迫する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がヨネックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17806MTG3,411億円30.5倍
28022美津濃3,265億円17.1倍
37956ピジョン2,551億円27.3倍
47826フルヤ金属2,455億円14.9倍
57994オカムラ2,414億円10.1倍
67906ヨネックス2,381億円18.1倍
77981タカラスタンダード1,983億円13.5倍
87864フジシールインターナショナル1,967億円8.4倍
97976三菱鉛筆1,873億円22.7倍
101518三井松島ホールディングス1,501億円15.5倍
117972イトーキ1,356億円12.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

バドミントンラケット専業で創業した1958年

1958年6月、バドミントンラケットの製造・販売を目的に株式会社米山製作所として新潟県で創業。1961年には東京営業所を設置し、自社ブランドでの販売を開始。同年12月に本社第一工場(現新潟工場)を建設、生産基盤を整えた。1963年には貿易部門を分離し、株式会社ヨネヤマスポーツ(のちの海外営業部)を設立して輸出業務を強化した。

テニスとゴルフへ事業を拡大した1969~1982年

1969年1月、本社工場を増設しテニスラケットの製造を開始。1974年1月、商号をヨネックススポーツ株式会社に変更し、商標「ヨネックス」を出願。1982年7月、現在の社名ヨネックス株式会社に改めると同時にゴルフ事業に進出、新素材ゴルフクラブを発売した。これにより、バドミントン・テニス・ゴルフの三本柱が確立された。

海外販売子会社を相次いで設立した1980年代

1981年7月、西ドイツに初の海外現地法人YONEX SPORTS GmbHを設立。1983年8月には米国にYONEX AMERICA INC.、1987年3月に英国にYONEX U.K. LIMITED、同年7月に台湾に生産子会社YONEX TAIWAN CO., LTD.を設立。1991年11月にはカナダ代理店を買収しYONEX CANADA LIMITEDとした。海外販売網の拡充が進んだ。

株式上場とゴルフ事業への本格参入1994年

1994年2月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。1989年に着手したゴルフ場開発は、1996年7月にヨネックス寺泊カントリークラブ(現ヨネックスカントリークラブ)として営業開始。2005年3月にはゴルフ場開発子会社ヨネックス開発株式会社を吸収合併した。上場後も海外子会社の再編を進め、1996年1月に新たな米国法人YONEX CORPORATION U.S.A.を設立した。

新興国への生産移管と物流統合2000年代

2001年10月、新潟生産本部で環境管理システムISO14001認証を取得。2010年7月、中国にYONEX GOLF CHINA CO.,LTD.(のちYONEX SPORTS (CHINA) CO.,LTD.)を設立。2014年11月、国内物流拠点を東西2拠点に統合。2015年4月にはインドに生産子会社YONEX INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、ストリンギングマシン製造の東洋造機株式会社を子会社化した。

年表35件を開く

1950年代

  • 1958年6月創業バドミントンラケットの製造及び販売を目的として株式会社米山製作所を設立

1960年代

  • 1961年11月東京都台東区に東京営業所を設置し、国内・輸出の販売部門の充実を図り、自社ブランドによる販売を開始
  • 1961年12月本社(現新潟工場)第一工場を新潟県三島郡越路町に建設
  • 1963年4月創業貿易部門を分離独立させ、貿易商社として株式会社ヨネヤマスポーツ(現当社海外営業部)を設立、輸出業務を強化
  • 1965年6月創業有限会社ミノルスポーツ(現当社東京工場)を設立、シャトルコックの製造・販売を開始
  • 1967年2月商号変更株式会社米山製作所を株式会社ヨネヤマラケットに商号変更
  • 1968年9月有限会社ヨネヤマラケット東京工場(旧有限会社ミノルスポーツ、現当社東京工場)の工場を埼玉県南埼玉郡八潮町に建設、シャトルコックの製造能力を増強
  • 1969年1月本社(現新潟工場)第一工場を増設、テニスラケットの製造を開始

1970年代

  • 1971年7月東京営業所を東京都文京区(現本社所在地)に移転、同時に東京本店に昇格
  • 1974年1月商号変更株式会社ヨネヤマラケットをヨネックススポーツ株式会社に商号変更、併せて“ヨネックス”の商標を出願
  • 1978年7月大阪市天王寺区に大阪出張所(現大阪支店)を設置し、西日本地区の営業を強化

1980年代

  • 1981年7月創業西ドイツに現地法人YONEX SPORTS GmbH(販売会社)を設立
  • 1982年7月商号変更ヨネックススポーツ株式会社をヨネックス株式会社に商号変更 ゴルフ事業に進出、新素材のゴルフクラブを発売
  • 1983年2月株式会社ヨネックス東京工場(旧有限会社ヨネヤマラケット東京工場、現当社東京工場)にてストリングの製造を開始
  • 1983年8月創業アメリカに現地法人YONEX AMERICA INC.(販売会社、旧YONEX CORPORATION)を設立
  • 1984年3月名古屋市中区に名古屋営業所(現名古屋支店)を設置
  • 1987年2月福岡市博多区に福岡営業所を設置
  • 1987年3月イギリスに現地法人YONEX U.K. LIMITED(販売会社、現連結子会社)を設立
  • 1987年7月台湾に現地法人YONEX TAIWAN CO., LTD.(生産会社、現連結子会社)を設立
  • 1989年4月創業新潟県三島郡越路町にヨネックス開発株式会社(現当社)を設立、ゴルフ場開発に着手
  • 1989年8月西ドイツに現地法人YONEX GmbH(販売会社、現連結子会社)を設立、旧YONEX SPORTS GmbHの業務を継承

1990年代

  • 1990年1月仙台市宮城野区に仙台営業所を設置
  • 1990年4月M&A東京都文京区湯島三丁目23番13号に本社を移転、同時に株式会社ヨネックス東京工場、ヨネックス貿易株式会社(旧株式会社ヨネヤマスポーツ)の2社を吸収合併
  • 1991年11月M&Aアメリカ現地法人YONEX CORPORATION(当時)は、カナダ代理店であったYONEX CANADA LIMITED(販売会社)を買収
  • 1994年2月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1996年1月アメリカに現地法人YONEX CORPORATION U.S.A.(販売会社、連結子会社)を設立、旧YONEX CORPORATIONの業務を継承
  • 1996年7月ヨネックス寺泊カントリークラブ(現当社ヨネックスカントリークラブ)が営業開始

2000年代

  • 2001年10月新潟生産本部(現新潟工場)で環境管理システム国際規格ISO14001の認証を取得
  • 2004年9月札幌市東区に札幌営業所を設置
  • 2005年3月M&Aヨネックス開発株式会社を吸収合併

2010年代

  • 2010年7月中国に現地法人YONEX GOLF CHINA CO.,LTD.(販売会社、現連結子会社)を設立
  • 2010年12月商号変更アメリカの現地法人YONEX CORPORATION U.S.A.をYONEX CORPORATION(販売子会社、現連結子会社)へ社名変更
  • 2011年8月カナダの現地法人YONEX CANADA LIMITEDを清算し、YONEX CORPORATIONに業務を継承
  • 2014年11月M&A全国の物流拠点を東西2拠点に統合し、東・西日本物流センターを設置
  • 2015年4月M&A中国の現地法人YONEX GOLF CHINA CO.,LTD.をYONEX SPORTS(CHINA)CO.,LTD.へ社名変更 東京工場に第二工場B棟を増築(埼玉県八潮市)新潟生産本部(現新潟工場)長岡第二工場を新潟県長岡市に建設 インドに現地法人YONEX INDIA PRIVATE LIMITED(生産会社、現連結子会社)を設立 ストリンギングマシン等の製造会社である東洋造機株式会社の株式を取得し子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高年平均成長率 (CAGR)2030年まで7~10%
  • 営業利益率2030年まで10%以上
  • ROE2030年まで13%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グローバル成長戦略の推進

    中長期ビジョン「GGS」に基づき、マーケティング、DTC・デジタル、IT、ものづくり、コーポレートカルチャー、サステナビリティ等の各領域で取り組みを進め、お客様との持続的なつながりを構築する。

  2. 02

    地域構成のバランス改善

    東アジア地域に加え、北米のテニス事業とインドのバドミントン事業を重点領域に位置づけ、各地域の市場特性に即した展開を進め、バランスの取れた地域構成を目指す。

  3. 03

    マーケティングの再構築

    お客様起点の製品開発とイノベーションを進め、ラケット、シューズ、ウェアを含むHead to Toeの提案を通じて競技特性やニーズに応じた価値提供を強化する。

  4. 04

    DTCとデジタル戦略の強化

    ECサイトやショールーム、ポップアップストアなどデジタルとリアルを組み合わせた「ヨネックスのDTCエコシステム」を拡張し、お客様との継続的な関係づくりと体験機会の拡大に取り組む。

  5. 05

    ものづくりの進化と供給体制強化

    国内・海外工場の増強や新工場建設により需要拡大に対応する供給体制を構築し、研究開発と製造現場の連携でイノベーションを追求する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,980人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は641万円で、9期前と比べて+29.6%平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は13.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,710
2018年3月1,737
2019年3月49538.314.61,795
2020年3月49638.514.81,815
2021年3月46039.115.41,785
2022年3月52239.815.82,403
2023年3月55539.415.12,590
2024年3月57339.714.82,633
2025年3月60139.114.02,752516
2026年3月64138.713.32,980554

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率31.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率53.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 3 / 海外 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
新潟工場 — 新潟県長岡市133億円
スポーツ用品事業
本社 — 東京都文京区7,657百万円
スポーツ用品事業
東京工場 — 埼玉県草加市4,252百万円
スポーツ用品事業
大阪支店 — 大阪市天王寺区2,173百万円
スポーツ用品事業
スポーツ用品事業 — YONEX TAIWAN CO.,LTD. (中華民国台中市)1,665百万円
スポーツ用品事業 — YONEX INDIA PRIVATE LIMITED (インドカルナータカ州 ベンガルール市)1,484百万円
ゴルフ試打研究所兼練習場 — 新潟県長岡市1,054百万円
スポーツ用品事業、スポーツ施設事業
カントリークラブ — 新潟県長岡市465百万円
スポーツ施設事業
主な関係会社
  • 海外
    YONEX CORPORATION (注)2
    米国 カリフォルニア州 トーランス市
    議決権100.0%
  • 海外
    YONEX U.K. LIMITED (注)2
    英国ロンドン市
    議決権100.0%
  • 海外
    YONEX GmbH (注)5
    ドイツ ノルドライン ヴェストファーレン州 ヴィリヒ市
    議決権100.0%
  • 国内
    YONEX SPORTS (CHINA)CO.,LTD. (注)2.6
    中華人民共和国 上海市
    議決権100.0%
  • 国内
    YONEX TAIWAN CO.,LTD. (注)2
    中華民国台中市
    議決権100.0%
  • 海外
    YONEX INDIA PRIVATE LIMITED (注)2.3
    インド カルナータカ州 ベンガルール市
    議決権100.0%
  • 海外
    YONEX TECNIFIBRE CO.,LTD. (注)3
    タイ チョンブリー県
    議決権86.8%
  • 国内
    ヨネックス精機株式会社
    日本 埼玉県新座市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,636億円営業利益165億円前期と比べると増収増益で、売上が+18.3%、利益が+16.2%。

売上高
+18.3%
1,636億円
営業利益
+16.2%
165億円
純利益
+14.2%
121億円
営業利益率
10.1%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,810億円1,636億円
営業利益189億円165億円
純利益142億円121億円
1株あたり配当¥28¥28

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は455億円、営業利益は69億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+62.5%、営業利益は+146.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2746
2024年1Q2802810.024
2024年2Q297289.420
2024年3Q275269.519
2024年4Q31226
2025年2Q6697711.554
2025年4Q714659.152
2026年2Q7958811.164
2026年4Q841779.257
2027年1Q4556915.256

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は388億円から1,636億円へ4.2倍に増えた。直近期の営業利益率は10.1%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月388137
全国の物流拠点を東西2拠点に統合し、東・西日本物流センターを設置
2014年3月4322111
中国の現地法人YONEX GOLF CHINA CO.,LTD.をYONEX SPORTS(CHINA)CO.,LTD.へ社名変更 東京工場に第二工場B棟を増築(埼玉県八潮市)新潟生産本部(現新潟工場)長岡第二工場を新潟県長岡市に建設 インドに現地法人YONEX INDIA PRIVATE LIMITED(生産会社、現連結子会社)を設立 ストリンギングマシン等の製造会社である東洋造機株式会社の株式を取得し子会社化
2015年3月4762417
2016年3月5423022
2017年3月6103830
2018年3月6222919
2019年3月6112517
2020年3月6202317
2021年3月5161811
2022年3月7457258
2023年3月1,07010073
2024年3月1,16412289
2025年3月1,38314214010.3106
2026年3月1,63616516310.1121

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,636億円のうち、営業利益として残るのは165億円10.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は121億円、売上の7.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.7%911億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.2%560億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.1%165億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
44.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.6pt
10.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.1pt
7.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.8pt
16.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが95億円、投資CFが−100億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は337億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月15−83769
2014年3月144−111878
2015年3月10−218−1180
2016年3月36−367084
2017年3月32−27205108
2018年3月28−12−916116
2019年3月23−16−117109
2020年3月30−15−1315109
2021年3月45−11−1334132
2022年3月74−23−2051175
2023年3月30−45−5−15164
2024年3月125−74851232
2025年3月130−58−2672290
2026年3月95−10045−5337

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,286億円。このうち返さなくてよい自己資本が807億円で、自己資本比率は62.6%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月39028510573.2
2014年3月39829710174.6
2015年3月42731311473.1
2016年3月47232714569.2
2017年3月52235017267.0
2018年3月53236816469.1
2019年3月54337516869.0
2020年3月54138815371.6
2021年3月55139715472.0
2022年3月66345720668.8
2023年3月79453126366.6
2024年3月91260930366.5
2025年3月1,09669440163.2
2026年3月1,28680747962.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
343億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
672億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
173億円
在庫として抱えている分
負債合計
479億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率104社中11位あたり、逆に低いのは配当利回り104社中98位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.2%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.1%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.6%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.3%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,564で、1年前と比べて-36.0%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥2,564-4.6%1ヶ月+2.0%1年-36.0%時価総額2,381億円
過去52週の値幅
安値¥2,181高値¥4,190

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.1倍
PER (会社予想)15.4倍
PBR2.57倍
配当利回り1.09%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月2日の2350円から上昇基調に転じ、8月14日には2830円と1ヶ月で10.6%上昇。52週高値の4505円からは大幅に下落した水準だが、200日移動平均線(3057.7円)を下回っており、中期的には弱気相場。一方、25日線(2598.88円)を約8.9%上回り、短期の上昇トレンドは明確。出来高は8月12日に233万株と急増し、買いが優勢。RSIは73.05と過熱気味。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは20倍と業界平均の18.49倍を上回り、PBRは2.83倍と平均の1.41倍を大幅に上回り、バリュエーションは割高感がある。ROEは16.2%と高く、収益性は良好だが、配当利回り0.99%は平均の2.84%を大きく下回り、株主還元が薄い。予想PERは17.1倍とやや低下するが、現在の水準は業界平均より高い。売上・利益は増加傾向にあり、成長性は評価できるが、現在の株価にはその期待が織り込み済みの可能性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.1倍18.4倍
PER (予想)15.4倍
PBR2.57倍1.38倍
ROE16.2%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

テニスとバドミントンの世界的な人気拡大を背景に需要が伸びており、アパレルやシューズ事業も好調。一方で、株価は過去1年で約33%下落し、市場の期待が後退している。強気派は成長市場でのシェア拡大と高収益性を評価し、弱気派は競争激化や円高リスク、一時的な需要の反動減を懸念する。今後の焦点は、海外売上比率の向上と、新製品のヒットによる収益率の改善。

プラスに働く材料7
  • 成長市場の追い風

    健康志向やスポーツ参加人口の増加で、テニスとバドミントンの需要が世界的に拡大。特にアジアで顕著。

  • アパレル好調

    シューズやウエアの売上が好調で、用品以外の収益源が拡大。ブランド力で高付加価値を実現。

  • 財務健全性

    営業利益率が10%超で、自己資本比率も高い。成長投資や株主還元の余力がある。

  • 売上高1636億円・営業利益165億円の大幅増収増益通年影響

    2026/3期は売上高1636億円、営業利益165億円。前期比で売上高+18.3%、営業利益+16.2%増

  • 予想PER17.1倍は成長率18%に対し割安通年影響

    実績PER20倍に対し予想PER17.1倍。売上高成長18.3%と比べても割安感がある

  • ROE16.2%と高収益で資本効率が良い継続影響

    ROE16.2%と高い収益性。PBR2.83倍に見合う利益成長が見込める

  • 外国人保有29.4%で需給が良好継続影響

    外国人持株比率29.41%と高く流動性がある。需給面で機関投資家の継続参加が期待

マイナスに働く材料7
  • 株価下落の理由

    過去1年で株価が大幅下落しており、業績悪化や成長鈍化への警戒が強い。市場の期待が低下している。

  • 競争と価格圧力

    大手競合や新興ブランドとの競争が激化し、価格競争や販売費の増加が利益を圧迫する可能性。

  • 為替リスク

    海外売上比率が高いため、円高が進行すると換算での減収要因。海外投資の回収に時間がかかる。

  • 株価1年で32.9%下落し下落トレンド継続影響

    株価は1年で32.9%下落。増益見通しでも下落トレンドが続くと需給悪化が加速

  • 営業利益率が10.27%→10.09%に低下通年影響

    営業利益率は10.27%から10.09%に低下。増収の一方で利益率改善が止まった

  • 利回り0.99%と配当魅力が薄い継続影響

    配当利回り0.99%は低位。保有メリットが薄く、金利上昇時は売り圧力が強まる

  • PBR2.83倍は予想成長に織り込み過ぎ継続影響

    PBR2.83倍はROE16.2%でも割高に映る局面がある。業績下振れ時に調整が深い

次の決算で確かめる点
海外売上比率
成長市場の取り込みが収益を牽引しているかを測る。為替の影響も把握するため。
営業利益率
競争激化やコスト増の中、収益力を維持できているかを確認する。
アパレル・シューズ売上
新しい収益の柱が順調に伸びているかを測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり28で、前期から+13.6%いまの株価に対する利回りは1.09%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥28
1株あたり
配当利回り
1.09%
いまの株価に対して
配当性向
21.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月520.6
2018年3月50.044.2
2019年3月50.060.4
2020年3月50.036.7
2021年3月5−10.084.6
2022年3月9100.024.7
2023年3月1344.418.3
2024年3月1623.118.9
2025年3月2237.516.3
2026年3月2513.621.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥28

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,335人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.9%を占め、残る74.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他55.150.748.948.844.943.8
外国法人17.218.718.620.627.029.4
事業法人17.317.417.417.517.317.3
金融機関10.112.313.811.59.88.6
自己株式6.46.76.46.47.77.6
証券会社0.30.81.31.51.00.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団10.21
02NATIONAL FINANCIAL SERVICES LLC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)6.25
03米山 修一4.55
04公益財団法人新潟県スポーツ振興米山稔財団4.31
05ヨネックス取引先持株会3.42
06日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.18
07米山 勉2.74
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.59
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.12
10米山 英明2.07

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1661%、1株純資産は14期で+186%。直近期のROEは16.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月83282.516.054.4
2014年3月133423.912.332.2
2015年3月203605.619.940.4
2016年3月263757.043.631.9
2017年3月354019.035.520.6
2018年3月214225.227.644.2
2019年3月204284.634.160.4
2020年3月194434.326.036.7
2021年3月134532.850.084.6
2022年3月6652313.615.624.7
2023年3月8460714.917.118.3
2024年3月10270215.610.918.9
2025年3月12381016.319.416.3
2026年3月14194116.220.921.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額503百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
アリサ・ヨネヤマ代表取締役社長 社長執行役員39
米山修一常務取締役 常務執行役員 総務本部長 ヨネックスジャパン社長65
岩野美之取締役 執行役員 生産・技術本部長60
ケーシー・ヨネヤマ取締役 執行役員 マーケティング本部長 グローバル戦略室長37
マイケル・モリズミ取締役66
大坪富貴子取締役66
ダンカン隆賢ウィリアムズ取締役56
長田真一常勤監査役62
丸山晴彦監査役68
太田律子監査役68
サラL.カサノバ取締役61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)9202725110242948
社外取締役547479
監査役327279

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容639字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、ヨネックス株式会社(当社)及び子会社8社から構成されており、バドミントン、テニス、ゴルフ等のスポーツ用品の製造、仕入、販売を主な事業とし、さらに関連するスポーツ施設の運営等を行っております。 事業内容と、当社及び関係会社の当該事業にかかる位置付けは次のとおりであります。 なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)スポーツ用品事業(会社総数9社) 当社はバドミントンラケット、ソフトテニスラケット、テニスラケット(硬式)、ゴルフクラブ、スノーボード、シャトルコック、ストリング等を製造するとともに、バドミントンラケットやシャトルコック等の一部をYONEX SPORTS(CHINA)CO.,LTD.及びYONEX TAIWAN CO.,LTD.、テニスボールをYONEX TECNIFIBRE CO.,LTD.、ストリンギングマシンをヨネックス精機株式会社より仕入れております。これらを販売するほか、ウェア、シューズ等の商品の仕入、販売も行っております。 また、海外の販売は、YONEX SPORTS(CHINA)CO.,LTD.をはじめとする連結子会社及び各国の有力代理店等を通じて行っております。 (2)スポーツ施設事業(会社総数1社) 当社でゴルフ場、ゴルフ練習場及びテニスクラブの運営を行っております。 以上述べた事項の概要は、下図のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,971字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 経営の基本方針 当社は、企業活動の基盤となる考え方として、以下のパーパス(存在意義)とミッション(使命)を掲げています。 ●パーパス(存在意義) 独創の技術と最高の製品で世界に貢献する ●ミッション(使命) スポーツと人、人と人をつなぎ、よりよい未来を創造する これらは、世界中の従業員が共通の価値観のもとで行動するための指針であり、当社では、その理解と浸透を促す取り組みを継続的に進めております。従業員一人ひとりが組織の目指す方向を理解し、自らの業務において実践できる環境づくりに取り組んでいます。 また、当社は質の高い製品を通じてスポーツの魅力を伝えるとともに、競技の普及やスポーツに親しむ人を増やす取り組みにも継続的に力を注いでいます。単に製品を提供するのではなく、スポーツを通じて人々の可能性を広げることを目指しています。 先行き不透明な社会・経済環境が続く中、「スポーツと人、人と人をつなぎ、よりよい未来を創造する」という当社のミッションは、引き続き大きな意義を持つものと認識しております。当社は、スポーツが持つ前向きな力を社会に届けるという役割を果たすべく、今後も継続的な取り組みを進めてまいります。 こうした考えのもと、当社は中長期ビジョン「グローバル成長戦略 Global Growth Strategy(GGS)」を推進し、スポーツを通じて社会やお客様に価値を届け続けるための事業基盤の強化を進めてまいります。 中長期ビジョン「グローバル成長戦略 Global Growth Strategy(GGS)」 当社は、中長期ビジョン「グローバル成長戦略 Global Growth Strategy(GGS)」を引き続き推進しています。GGSでは、お客様一人ひとりの価値観やライフスタイルを理解し、地域や文化、それぞれの個性に応じたアプローチを深めることで、より深く、持続的なつながりの構築を目指しています。 その実現に向けて、マーケティング、DTC・デジタル、IT、ものづくり、コーポレートカルチャー、サステナビリティ等の各領域において、GGSに基づく取り組みを進めています。 中長期の数値目線については、成長性、収益性、資本効率を踏まえ、以下のとおり設定しております。これは、より多くの世界のお客様へスポーツの楽しさと価値を届けるための基盤づくりを進めていくうえでの目線としています。 グローバル成長戦略(GGS) 2030年に向けて 成長性指標 売上高年平均成長率(CAGR):7~10% 収益性指標 営業利益率:10%以上 資本効率指標 ROE:13%以上 グローバル成長戦略(GGS)の戦略に基づく取り組みは以下のとおりです。 地域構成 現在、売上高の大きな割合を占める東アジア地域に加え、その他地域での展開を中長期的に進めることで、よりバランスの取れた地域構成を目指しています。特に、北米におけるテニス事業、インドにおけるバドミントン事業は重点領域として位置づけています。北米では、テニス市場におけるブランド認知の向上と事業基盤の強化に注力しています。また、インドでは、競技の普及・発展に取り組みながら、自社工場を拠点とした現地生産体制の強化を進めています。 今後も、グローバル各地域の市場特性に即した展開を進めながら、より多くのお客様にスポーツの楽しさと価値を届けてまいります。 マーケティングの再構築 お客様起点の製品開発とイノベーションへの取り組みを進めるとともに、ラケット、シューズ、ウェアなどを含めたHead to Toe(頭からつま先まで)での提案を通じて、競技ごとの特性やお客様のニーズに応じた価値提供の強化に取り組んでいます。また、当社契約選手の活躍などを通じて、製品の魅力やスポーツの楽しさを伝え、お客様一人ひとりがスポーツをより楽しめるような関わりを広げてまいります。 DTCとデジタル戦略 お客様とのつながりを深める手段として、DTC(Direct to Consumer)を重視した取り組みを進めています。米国ではECサイトを通じたお客様との接点拡大に取り組むとともに、デジタルでの情報発信や購買体験の向上を進めています。また、東京、上海、大阪のショールームに加え、ポップアップストア等のリアルな接点も積極的に展開しています。 今後もデジタルとリアルを組み合わせた「ヨネックスのDTCエコシステム」を拡張し、お客様との継続的な関係づくりと、よりよい体験機会の拡大に取り組んでまいります。 IT変革 グローバルな視点でのIT戦略と組織づくりを進めながら、基幹システムのグローバル展開、データやAIの活用による業務プロセスの高度化等に取り組んでいます。今後、需要に応じて拡張・最適化可能な需給プロセスの自動化、グローバル規模でのデータドリブンなインサイトの深化、高効率・高精度なオペレーションの実現を目指し取り組んでまいります。 ものづくりの進化 創業以来、新潟県長岡市をはじめとする国内工場で培ってきたものづくりを強みとし、「Made by Yonex」の品質を支える製造基盤の強化に取り組んでいます。主要生産拠点である長岡では、2026年3月期に新たなテニスラケット工場が加わりました。また、台湾、インド、タイなどの海外工場に加え、2027年3月期に着工を予定している富山県の新工場も含め、需要の拡大に対応する供給体制の構築と、協力工場も含めた品質管理の向上を進めています。 さらに、新潟県長岡市のYonex Performance Innovation Centerでは、研究開発と製造現場の連携によって、製品に求められる性能や品質の分析力を高め、イノベーションの追求と開発力の進化につなげてまいります。 <コーポレートカルチャー(企業文化)の進化> グローバル成長戦略(GGS)を支えるのは、従業員一人ひとりの挑戦と成長です。当社では「世界のお客様のために楽しみながら競い合う」というカルチャーの実現に向け、パーパス&ミッションや価値観への理解を深めながら、「ヨネックスらしさ」を再認識し、実践していくための取り組みを行っています。 新たな評価・等級・報酬制度についても、従業員の挑戦と成長を後押しする仕組みとして、運用・定着を進めています。また、多様な人財がそれぞれの力を発揮できるカルチャーを育むため、当社の目指す方向性や価値観をグローバルに共有し、従業員一人ひとりの理解と行動につなげる社内コミュニケーション戦略を策定し、その取り組みを進めてまいります。 <資本配分> グローバル成長戦略(GGS)の推進に伴う投資を含めた2026年3月期から2031年3月期までの資本配分については、以下図のとおりを計画しています。事業から創出される営業キャッシュ・フロー及び金融機関からの借入等の外部資金を有効に活用し、成長投資と長期安定的な株主還元に配分してまいります。 資本配分計画(2026年3月期~2031年3月期)
事業等のリスク2,695字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境に関するリスク(人口動態、競争環境、消費者の購買行動や嗜好の変化) 今後のスポーツ用品事業について、国内は中長期的な少子高齢化による人口の減少が予測されます。当社グループの一部製品については、国内における若年層の学校体育及びクラブ活動が主要な需要を担っているものがあり、若年層の人口減少による需要減少で売上・利益が減少する可能性があります。 海外については国や地域によって事業環境が異なり、国内同様、少子高齢化や市場の成熟によって需要の大きな伸びが見込めない地域と、今後の人口増加、所得水準の向上、競技の普及により市場の拡大が見込まれる地域が混在しています。 市場の成熟が見られる地域では、お客様の購買行動や嗜好の変化のスピードが加速しており、素早くその変化を捉えてお客様の期待や予想を超える製品を提案することが必要です。それらに対応できない場合、また競合他社に遅れを取った場合、当社の売上・利益が減少する可能性があります。市場の拡大が見込まれる地域においては、当社のお客様を大きく増やす機会がある一方、平均的な購買単価が低いため参入障壁が低く、競争が激化する可能性があります。 (2)海外展開および地政学的リスク 当社グループは、連結売上の約7割を海外市場が占めており、中でもアジア地域での売上比率が高くなっています。バドミントン市場の大きい中国向けの売上は連結売上の約50%を占めており、特定地域の売上比率が相対的に高くなっています。このような海外展開においては、各国・地域における外交・安全保障上の動向や、通商政策・法制度の変更、輸出入規制や各種の通商上の措置などの外部環境の変化によっては、当社の事業活動や収益性に影響が生じる可能性があります。また、物流の停滞やサプライチェーンの分断、現地の制度変更や運用の複雑化などが発生した場合にも、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)感染症、災害、事故等に関するリスク 当社の事業はスポーツ用品の中でも競技に特化した製品が中心となっており、スポーツ活動自体が消費と密接に結びついているため、感染症によるパンデミック、地震や洪水等の大規模自然災害、事故、紛争やテロ等が発生し人々の活動が停止した場合には、当社の販売市場の需要動向に大きな影響を受ける可能性があります。また自社や委託先の製造工場、倉庫や運送機関も含めたサプライチェーンが影響を受け、製造、販売を含めた当社事業全体が大きな影響を受ける可能性があります。 (4)原材料調達、サプライチェーンに関するリスク 当社グループは国内外の仕入先から様々な原材料や商品の調達を行っており、原材料価格の高騰により当社の業績が影響を受ける可能性があります。また、大規模自然災害やパンデミック、倒産、ストライキ、事故、不法行為等により供給が停止あるいは遅延する場合、当社グループの生産、販売活動に重大な影響を与える可能性があります。 さらに、国際的な人権や環境に関する社会的要請の高まりに伴い、サプライチェーン全体での対応が求められており、当社は『ヨネックス サステナビリティ ガイドライン』を策定し取引先への周知を図るなどの取り組みを進めています。しかしながら、当社グループまたはそのサプライチェーンにおいて、人権や環境への対応が不十分と見なされた場合、取引先との関係や調達活動に影響を及ぼし、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)為替レートの変動 当社グループの外貨建取引は為替レートの変動の影響を受けるため、業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの主要な地域の販売活動は各国の子会社が行っており、各子会社における収益、費用、資産、負債等を含む現地通貨建の項目は、連結財務諸表の作成のために円換算されております。為替レートの変動により、これらの項目は現地通貨での価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値に影響を及ぼす可能性があります。 (6)製品の品質に関するリスク 当社グループは、各工場で当社独自の品質管理基準に従って各種の製品を製造しております。しかし、将来に亘ってすべての製品について欠陥が無く、欠陥に伴う損失が発生しないという保証はありません。当社グループの製品に欠陥等が生じた場合には、当該欠陥等から生じた損害について責任を負う可能性があるとともに、当社グループの製品に対する信頼性が低下し、業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)知的財産権に関するリスク 当社グループの製品は、バドミントンを中心にグローバルブランドとして一般に広く認知されております。一方で近年、中国、東南アジアを中心に当社製品の模倣品が年々増加しております。各国においても知的財産権について、法整備等に力を入れているところではありますが、未だ完全とは言えない状況にあります。当社グループの知的財産権を第三者が侵害し、当社ブランドの模倣品を製造・販売することを防止できない場合には、ブランド力の低下により、業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、顧客等の個人情報や技術情報等の重要な機密情報を保有しております。これらの情報の外部への流出を防止するため、セキュリティシステムの強化や従業員教育の徹底等の対策を講じておりますが、不測の事態によりこれらの情報が漏洩した場合、当社グループの企業価値の毀損、社会的信用の失墜、流出の影響を受けた顧客等への補償等により、業績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (9)設備投資、買収等に関するリスク 当社グループは、自社工場を中心に設備投資を行っており、また、第三者との間で買収等を行っております。これらの設備投資や買収等の実施にあたっては、事前に収益性や回収可能性等の検討を行っておりますが、必ずしも期待したとおりの成果が得られる保証はありません。事業計画からの大幅な乖離や市場の変化等により、期待される投資の成果が得られない場合、固定資産の減損損失等が発生し、業績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,435字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態の状況 当連結会計年度末の資産につきましては、128,620百万円となり、前連結会計年度末に比べて19,069百万円の増加となりました。その主な要因は、有形固定資産、現金及び預金、棚卸資産の増加によるものであります。 当連結会計年度末の負債につきましては、47,880百万円となり、前連結会計年度末に比べて7,755百万円の増加となりました。その主な要因は、長期借入金の増加によるものであります。 当連結会計年度末の純資産につきましては、80,740百万円となり、前連結会計年度末に比べて11,313百万円の増加となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加によるものであります。 ②経営成績の状況 当連結会計年度においては、スポーツ市場がアジアを中心にグローバルで堅調に推移する中、当社は国際大会における契約選手の活躍を活かした情報発信や「Head to Toe(頭からつま先まで)」での提案強化を継続するとともに、各地域における販売活動に加え、ポップアップストアや各種イベントの開催、EC等を通じてお客様との接点拡大に取り組み、競技のファン層拡大及び市場のさらなる活性化に努めました。 その結果、バドミントン用品においては、主力市場であるアジアを中心に競技人気が継続していることを背景に需要が堅調に推移し、販売が伸長しました。テニス用品についても、国際大会における契約選手の活躍によりブランド認知が向上したことから、販売が伸長しました。加えて、ウェアやバッグ等のその他用品についてもグローバルに販売が拡大し、事業全体の成長を下支えした結果、連結売上高は過去最高値を更新しました。 利益につきましては、原材料価格の上昇や為替影響等があったものの、増収効果により売上総利益は増加しました。ブランド認知拡大及び市場活性化に向けたマーケティング投資の継続により、広告宣伝費や人件費等の販管費は増加したものの、売上総利益の増加が販管費の増加を上回り、過去最高益を計上しました。 以上のことから連結売上高は163,643百万円(前期比18.3%増)、営業利益は16,546百万円(前期比16.7%増)となりました。為替差損の発生等により経常利益は16,316百万円(前期比16.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12,092百万円(前期比14.2%増)となりました。なお、当社現地法人(中国、台湾、北米、ドイツ、イギリス子会社及びインド、タイの製造子会社)は2025年1月から12月の業績を連結対象としており、2025年12月31日現在の財務諸表を使用しています。 当社は、人々の価値観や考え方、ライフスタイルが大きく変化する中で、スポーツの楽しさをより多くの人々に届け、世界中のお客様との新たなつながりを築いていくために、2023年5月に「中長期ビジョン グローバル成長戦略 Global Growth Strategy (GGS)」を策定しました。GGSでは、「地域構成」、「マーケティング」「DTCとデジタル」、「IT」、「ものづくり」、そしてこれらを実行していくための基礎となる「コーポレートカルチャー(企業文化)の進化」を柱とし、各分野で取り組みを推進しております。 今後もGGSに沿って新たな挑戦を続けながら、私たちのパーパス(存在意義)である「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」と、ミッション(使命)である「スポーツと人、人と人をつなぎ、よりよい未来を創造する」の実現を目指してまいります。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 [スポーツ用品事業] (日本) 国内では、バドミントン用品の需要が引き続き堅調に推移する中、ラケットでは幅広い価格帯の製品の販売が 増加したほか、ストリング等の販売も好調に推移しました。テニス用品においても、ラケットに 加えて、シューズやストリング等を含む各種用品の販売が伸長しました。 海外代理店向けにおいては、アジア地域を中心にバドミントン用品の需要が底堅く推移したほか、欧州地域に おいても競技の盛り上がりを背景に販売が伸長しました。テニス用品についても、当社契約選手の活躍等を活か したマーケティング活動により販売が伸長しました。 利益につきましては、広告宣伝費や人件費等の増加があったものの、増収による売上総利益の増加がこれを上 回り、増益となりました。 この結果、売上高は64,092百万円(前期比10.5%増)、営業利益は3,962百万円(前期比7.3%増)となりました。 (アジア) 中国販売子会社においては、バドミントン市場が引き続き堅調に推移する中、草の根販促活動や「Head to Toe」での提案強化により、バドミントン用品を中心に販売が増加したほか、ウェア、バッグ等のその他用品も 伸長しました。テニス用品においては、国際大会公式球への採用を活かしたマーケティング施策の展開等、競技 人口の拡大に向けた取り組みを継続し、販売が伸長しました。 台湾子会社においては、バドミントン市場の活況や国際大会における契約選手の活躍を背景に、バドミントン 用品を中心に、ラケット等の販売が伸長しました。 利益につきましては、主に中国販売子会社のマーケティング活動強化に伴う広告宣伝費を中心に販管費の増加 があったものの、増収による売上総利益の増加がこれを上回り、増益となりました。 この結果、売上高は85,562百万円(前期比25.8%増)、営業利益は11,864百万円(前期比22.2%増)となりました。 (北米) 北米販売子会社においては、バドミントン用品では競技活動の活性化を背景に販売が伸長しました。テニス用 品では、マーケティング施策の推進等によりラケットを中心に販売が堅調に推移したことに加え、ウェア等その 他用品の販売も伸長し、全体の売上に寄与しました。また、DTCの取り組みの一環として、アメリカにおけるEC サイトやポップアップストアの展開を通じてお客様との直接的な接点を強化し、ブランド認知拡大や「Head to Toe」での製品情報の発信に注力しました。 利益につきましては、増収により売上総利益は増加したものの、人件費や広告宣伝費の増加、並びにDTCの取 り組みに伴う費用負担により販管費が増加し、減益となりました。 この結果、売上高は7,358百万円(前期比15.8%増)、営業利益は256百万円(前期比54.2%減)となりました。 (ヨーロッパ) ドイツ及びイギリス販売子会社においては、バドミントン用品では国際大会の開催等による競技の盛り上がり を背景に需要が堅調に推移し、ラケットを中心に販売が伸長しました。テニス用品においては、当社契約選手の 活躍によるブランド認知向上により主力製品であるラケットの販売が好調に推移し、売上を牽引しました。 利益につきましては、人件費や広告宣伝費等の増加があったものの、増収に伴う売上総利益の増加がこれを上 回り、増益となりました。 この結果、売上高は6,077百万円(前期比13.4%増)、営業利益は506百万円(前期比6.2%増)となりました。 これらの結果、各地域セグメントを合計したスポーツ用品事業の売上高は163,091百万円(前期比18.4%増)、営業利益は16,590百万円(前期比14.9%増)となりました。 [スポーツ施設事業] スポーツ施設事業の中核をなすヨネックスカントリークラブでは、夏の猛暑や冬の積雪の影響を受けたもの の、通年では入場者数は増加し、売上は微増となりました。一方、そのほかの施設においては天候不順による営 業制限等により、減収となりました。 利益につきましては、施設の修繕費の増加等もあり営業損失となりました。 この結果、スポーツ施設事業の売上高は552百万円(前期比0.8%減)、営業損失は22百万円(前期は16百万円の営業利益)となりました。 (注)セグメント別の記載において、売上高については、「外部顧客への売上高」について記載し、営業損益については、「調整額」考慮前の金額によっております。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,737百万円増加し、33,738百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、獲得した資金は9,485百万円(前期比26.9%減)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益16,970百万円であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払5,476百万円、棚卸資産の増加3,591百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は10,035百万円(前期比74.1%増)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得9,383百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、獲得した資金は4,501百万円(前連結会計年度は2,614百万円の資金使用)となりました。収入の主な内訳は、長期借入れによる収入8,415百万円であり、支出の主な内訳は、親会社による配当金の支払1,987百万円、長期借入金の返済による支出1,237百万円であります。 ④生産、仕入及び販売の実績 スポーツ用品事業については、金額的な重要性を勘案し、用品区分ごとに記載するため、報告セグメントを集約しております。 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   区分   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) スポーツ用品事業   バドミントン用品(百万円)   35,831   115.0 テニス用品(百万円)   12,043   112.9 ゴルフ用品(百万円)   1,097   75.5 その他(百万円)   1,283   97.2 計(百万円)   50,256   112.7 スポーツ施設事業(百万円)   -   - 合計(百万円)   50,256   112.7 (注) 金額は標準販売価格によっており、セグメント間の振替を含んでおります。 ロ.仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   区分   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) スポーツ用品事業   バドミントン用品(百万円)   38,119   125.3 テニス用品(百万円)   5,005   120.2 ゴルフ用品(百万円)   277   89.4 その他(百万円)   24,550   120.5 計(百万円)   67,951   122.9 スポーツ施設事業(百万円)   59   105.9 合計(百万円)   68,011   122.9 (注)金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 ハ.受注実績 当社グループは販売計画に基づいて生産計画を立て、これにより生産を行っており、受注生産は行っておりません。 ニ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   区分   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) スポーツ用品事業   バドミントン用品(百万円)   101,707   119.6 テニス用品(百万円)   21,983   117.1 ゴルフ用品(百万円)   1,460   88.3 その他(百万円)   37,939   117.5 計(百万円)   163,091   118.4 スポーツ施設事業(百万円)   552   99.2 合計(百万円)   163,643   118.3 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高163,643百万円、営業利益16,546百万円、経常利益16,316百万円、親会社株主に帰属する当期純利益12,092百万円となりました。 上記のほか、当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況 及び ②経営成績の状況」に記載のとおりです。また、経営者の課題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 また、資本の財源及び資金の流動性については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 金融商品関係」に記載のとおりです。資本配分については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。 ③重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国で一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されております。連結財務諸表作成にあたり、当社の経営者は売上債権、棚卸資産、投資、退職金等に関する見積りや判断に対して継続的な評価を行っております。当社の経営者はこれらの評価にあたり、過去の実績や現在の状況から判断して合理的と考えられる諸要因を総合的に分析して、見積りや判断の基礎にしています。しかしながら実際の結果は、見積りに含まれる不確定要素によりこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループでは、以下の重要な会計方針が、連結財務諸表を作成するにあたり特に考慮されるべき見積りや判断に影響を及ぼす項目と考えています。 イ.貸倒引当金 当社グループは、債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。顧客の財政状態が過去の実績等で見積もった範囲を超えて悪化した場合には、追加の引当が必要となる場合があります。 ロ.棚卸資産 当社グループは、棚卸資産の評価基準に原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。製品及び商品については、それぞれの販売可能性について推定される将来需要及び市場状況を踏まえて、販売見込額まで減額しています。当該製品及び商品に関する実際の販売価格が、販売見込額を下回った場合には追加の損失が発生する場合があります。 ハ.固定資産の減損 当社グループは、減損会計の対象となる建物及び構築物、土地、並びにソフトウエア等を有しており、回収可能額が帳簿価額を下回る兆候がある場合には、減損の有無を判定しています。減損判定を実施する契機となる重要な要素には、過去あるいは見込まれる営業成績に対して著しい実績の悪化等により決定しています。減損の判定には、グルーピングした各事業単位の将来キャッシュ・フローの見積りに基づき実施しております。現状、減損損失の認識が必要な資産はありませんが、今後、将来において当社グループを取り巻く環境に大きな変化等が生じた場合には、減損損失の計上が必要となる場合があります。 ニ.投資の減損 当社グループは、長期的な取引関係の維持のために、特定の顧客及び金融機関に対する少数持分を所有しております。これらの株式には価格変動が高い公開会社の株式と、株価の決定が困難である非公開会社の株式が含まれております。当社グループは著しい投資価値の下落について、回復可能性がないと判断した場合、投資の減損損失を計上しております。 ホ.繰延税金資産の評価 当社グループは、将来の事業計画に基づき、課税所得が十分に確保できることを慎重に判断した上で計上しております。したがって、回収可能性がないと判断される繰延税金資産に対しては、評価性引当額を設定し適切な繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は各社、各納税主体で実績情報とともに不確実性を考慮し、肯定的及び否定的証拠を適切に検討することにより定期的に評価しております。将来において当社グループを取り巻く環境に大きな変化等が生じた場合には、繰延税金資産に対する評価を見直す可能性があります。 ヘ.退職給付債務及び費用 従業員に対する退職給付債務及び費用は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されます。これらの前提条件には、割引率、将来の報酬水準、退職率及び直近の統計数値に基づいて算出される死亡率等が含まれております。また、年金資産は過去の実績を踏まえて算出された収益率が含まれております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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