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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

しまむら

SHIMAMURA Co.,Ltd.8227 · Prime · 小売業

衣料品を主とするチェーンストア群。しまむら・アベイル・バースデイなど複数フォーマットで全国展開。

概要

しまむらは、埼玉県さいたま市に本社を置く大手衣料品チェーンである。1953年に呉服店として創業し、1972年に商号を変更。20代から60代の女性とその家族を主な客層とし、低価格・高品質なカジュアル衣料を中心に、全国に約2,000店舗を展開する。プライベートブランド(PB)比率が高く、仕入れや物流の効率化で競争力を維持。2026年2月期の連結売上高は7,000億円、経常利益636億円。

5つの専門店ブランドで構成される事業ポートフォリオ

しまむらグループは、基幹の「ファッションセンターしまむら」に加え、ヤングカジュアルの「アベイル」、ベビー・子供用品の「バースデイ」、雑貨・婦人ファッションの「シャンブル」、靴・ファッショングッズの「ディバロ」の5ブランドを展開する。各ブランドは異なる年齢層とニーズに対応し、しまむらは20〜60代の女性と家族向けの総合衣料品店、アベイルは10〜40代向け、バースデイは出産から小学校まで、シャンブルは10〜60代女性のライフスタイル提案、ディバロは靴を中心とした専門店である。2026年2月期の国内店舗数は、しまむら1,423店、アベイル323店、バースデイ343店、シャンブル125店、ディバロ19店の計2,233店。売上高はしまむらが全体の約74%を占める5,196億円、次いでバースデイ813億円、アベイル703億円、シャンブル172億円、ディバロ10億円となっている。

郊外ロードサイド主体の出店戦略と47都道府県への展開

しまむらは郊外のロードサイドを中心に店舗を展開する。1997年に九州地方へ進出し、2002年10月の沖縄県名護市への出店で47全都道府県への出店を完了した。2000年11月には埼玉県さいたま市に西大宮ファッションモールを建設し、単独店から複数ブランドを集積したオープンモール形式への転換を開始。以降、しまむらを核にアベイル、バースデイ、シャンブルなどを併設するモール型店舗を増やしている。2026年2月期の新規出店数は国内で50店舗(閉店25店)であり、純増25店。台湾においても子会社思夢樂股份有限公司が45店舗を運営し、台北近郊を中心に「ファッションセンターしまむら」と同様の衣料品販売を展開している。

物流と情報システムの内製化が支える低価格モデル

しまむらは創業以来、物流と情報システムの内製化を進めてきた。1975年に自社開発で電算化を開始し、1981年にはPOSシステムによる単品管理を導入。1987年にはバーコード値札による全管理に移行した。物流面では1984年に川口物流センターを建設し夜間定時配送を開始、以降全国6地区に商品センターを設置(桶川、福島、岡山、犬山、北九州、盛岡)。1999年に稼働した桶川商品センターは高速処理と自動化を徹底し、400店体制を前提とした総合物流システムを構築した。2002年には直接物流とWeb-EDIを導入し、発注と納品の精度を向上させている。これらの仕組みにより、中間流通を省き低価格を実現。2026年2月期の営業利益率は8.8%と、小売業として高い水準を維持している。

連結売上高7,000億円、長期計画で8,000億円を目指す

しまむらの連結売上高は2013年2月期の4,911億円から増加を続け、2026年2月期には7,000億円に達した。12期連続の増収であり、同期間の純利益は275億円から445億円へと拡大している。2027年2月期を最終年度とする中期経営計画「ネクスト・チャレンジ」では、連結売上高7,291億円、営業利益率9.2%を目標に掲げている。さらに長期経営計画2030では、売上高8,000億円以上、営業利益率10%、ROE9.0%以上の達成を目指す。成長戦略の柱は、既存店売上の伸長、積極的な新規出店、EC事業の拡大、そして新たな海外展開の研究である。資本政策では、店舗や商品センターへの投資を継続しつつ、株主還元にも積極的で、2026年2月期には自己株式の取得に456億円を投じている。

業界の中での役割は衣料品小売チェーン運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7,000億円
営業利益
615億円
営業利益率
8.8%
純利益
445億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
日本6,897億円98.5%608億円8.8%
海外103億円1.5%7億円6.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01衣料品小売(総合衣料品店)主力

基幹ブランド「ファッションセンターしまむら」を運営。20代から60代の女性とその家族をターゲットに、トレンドファッションから実用衣料・寝具・インテリアまでを扱う。良質低価の「しまむら安心価格」で提供。

主な製品・サービス1
ファッションセンターしまむら
総合衣料品店。ファッションから実用衣料・寝具・インテリアまで幅広く品揃え。

02衣料品小売(ヤングカジュアル専門店)準主力

ブランド「アベイル」を運営。10代から40代をターゲットに、レディース・メンズ衣料、シューズ、服飾雑貨をトータルコーディネートで提供。リーズナブルな価格で最新トレンドからベーシックまでを揃える。

主な製品・サービス1
アベイル
ヤングカジュアル専門店。レディース・メンズ衣料、シューズ、服飾雑貨を取り扱う。

03衣料品小売(ベビー・子供用品専門店)準主力

ブランド「バースデイ」を運営。出産から育児、小学校までのベビー・子供用品専門店。オリジナル商品を含む衣料品、雑貨、大物育児用品を「高感度・高品質・高機能」で提供。

主な製品・サービス1
バースデイ
ベビー・子供用品専門店。衣料品から雑貨、大物育児用品まで取り扱う。

04衣料品小売(雑貨・婦人ファッション専門店)副次

ブランド「シャンブル」を運営。10代から60代の女性をターゲットに、雑貨・インテリア・衣料品・服飾雑貨でライフスタイルを提案。

主な製品・サービス1
シャンブル
雑貨と婦人ファッションの専門店。インテリア・衣料品・服飾雑貨を幅広く品揃え。

05衣料品小売(靴・ファッショングッズ専門店)副次

ブランド「ディバロ」を運営。20代から60代の女性とその家族をターゲットに、靴を中心に婦人・紳士・子供向けの靴とファッショングッズを提供。

主な製品・サービス1
ディバロ
靴とファッショングッズの専門店。靴を中心に婦人から子供まで幅広く取り扱う。

06衣料品小売(台湾)副次

子会社の思夢樂股份有限公司が台湾において「ファッションセンターしまむら」と同様の衣料品販売事業を展開。

製品と技術

基幹ブランド「ファッションセンターしまむら」の品揃えと価格戦略

「ファッションセンターしまむら」は、20代から60代の女性とその家族をターゲットとする総合衣料品店である。取り扱うのはトレンドファッションから実用衣料、寝具、インテリアまで多岐にわたる。コンセプトは「きっと見つかる、みんなワクワク。」で、良質低価の「しまむら安心価格」を掲げる。2026年2月期の店舗数は1,423店で、グループ売上の約74%を占める。仕入れはPB(プライベートブランド)比率が高く、商品の企画から物流まで内製化することで低価格を実現。婦人衣料、肌着、紳士衣料、寝装品、ベビー・子供服、洋品小物、インテリア、靴の8部門から構成され、2025年度の仕入高は婦人衣料1,117億円、肌着780億円、紳士衣料324億円など、部門ごとに細かく管理されている。

ヤングカジュアル「アベイル」とベビー・子供「バースデイ」の専門性

「アベイル」は1996年に設立された子会社が運営するヤングカジュアル専門店。10代から40代をターゲットに、レディース・メンズ衣料、シューズ、服飾雑貨をトータルコーディネートで提供する。コンセプトは「今を着る」で、最新トレンドからベーシックまでリーズナブルな価格が特徴。2026年2月期の店舗数は323店、売上高は703億円。一方「バースデイ」は2000年に1号店を開設したベビー・子供用品専門店。出産から育児、小学校までのあらゆるシーンに対応し、衣料品、雑貨、大物育児用品を「高感度・高品質・高機能」で提供。オリジナル商品の比率が高く、2026年2月期の店舗数は343店、売上高は813億円でグループ内第2位である。両ブランドともしまむらの物流・情報システムを活用し、効率的な運営を実現している。

ライフスタイル提案「シャンブル」と靴専門「ディバロ」

「シャンブル」は2000年に1号店を開設した雑貨と婦人ファッションの専門店。10代から60代の女性をターゲットに、「日々の暮らしに癒しと幸せをお届けする」をコンセプトに掲げる。雑貨、インテリア、衣料品、服飾雑貨を幅広く品揃えし、ライフスタイル全体を提案する。2026年2月期の店舗数は125店、売上高は172億円。一方「ディバロ」は靴とファッショングッズの専門店で、2026年2月期時点で19店舗と最も規模が小さい。20代から60代の女性と家族をターゲットに「いつもの毎日に、ちょうどいい靴」をコンセプトとし、婦人、紳士、子供向けの靴を中心に販売する。2026年2月期の売上高は10億円とまだ小規模だが、前期比16.2%増と成長率は高い。両ブランドとも既存のしまむら店舗に併設されることが多く、グループ全体の品揃えを補完している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

低価格衣料で全国展開、競争激化に直面

しまむらは、低価格衣料品を主力とするSPA(製造小売)型の小売業者。全国に約1,400店舗を展開し、郊外ロードサイドを中心に強いプレゼンスを持つ。同業のトライアルホールディングスはディスカウントストア形態で競合するが、しまむらは衣料専門として差別化。2025年2月期の営業利益率8.9%と安定しているが、2026年2月期は8.79%と微減見込み。原材料高や人件費上昇、ユニクロなどの競合激化が背景。また、ファッションの多様化やEC需要への対応が急務。

強み

  • 全国約1,400店舗を有し、郊外立地で顧客接点を確保。
  • プライベートブランド中心で低価格ながら一定の品質を維持。
  • 営業利益率8%台を維持し、安定的なキャッシュフローを創出。
  • SPAモデルで在庫をコントロールし、値引きロスを低減。

課題

  • ユニクロやオンライン低価格ブランドとの競争により粗利率が低下。
  • 実店舗中心でEC比率が低く、デジタル販売チャネル強化が急務。
  • 人手不足や物流コスト増が収益を圧迫し、価格転嫁が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がしまむら

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍
29031西日本鉄道2,482億円7.4倍
38194ライフコーポレーション2,482億円12.6倍
47649スギホールディングス2,466億円10.4倍
57994オカムラ2,414億円10.1倍
68227しまむら2,401億円16.1倍
73050DCMホールディングス2,319億円12.5倍
84665ダスキン2,242億円23.9倍
96412平和2,218億円18.8倍
102659サンエー2,168億円19.6倍
113591ワコールホールディングス2,166億円15.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

呉服店からセルフサービスの総合衣料品店へ(1953〜1972年)

1953年5月、埼玉県小川町で呉服販売の個人商店を株式会社に改め、株式会社島村呉服店として設立された。創業時の取扱品目は呉服に加え、消費が急増していた既製服、生地、仕立てに及んだ。1957年4月には総合衣料の量販店を志向し、セルフサービスシステムを導入。1961年5月、2号店として東松山店を開店すると同時に営業の主体を移し、チェーン化理論を採用。商品の集中仕入制と、仕入と販売の分離運営体制を整えた。1970年5月には東松山ショッピングセンター内に東松山店と本社機能を移設し、1972年9月に商号を株式会社しまむらに変更。同時に、呉服からカジュアル衣料中心へと軸足を移した。

POSシステムと物流ネットワークの自社開発(1975〜1988年)

1975年5月、しまむらは商品管理を基本とした総合的な社内電算化を自社開発で開始。同年8月にはチャーター契約による専用便の運行を始め、物流の合理化に着手した。1981年9月には全店舗をオンラインで結び、マニュアルインプット方式のPOSシステムによる7桁の単品管理を導入。1982年1月には営業地盤を関東全域へ広げるため、本社をさいたま市北区宮原町に移設した。1984年9月には川口市に物流センターを建設し、物と情報の融合を図るとともに店舗への夜間定時配送を導入。仕入伝票を廃止し納品検収業務を大幅に合理化した。1987年2月にはバーコード値札を導入し、検収から販売までの全管理をスキャニングに切り替えた。これらの取り組みが後の低価格競争力の基盤となった。

株式上場と全国展開の開始(1988〜1997年)

1988年10月、しまむらは250店舗体制を前提とした大宮商品センターを建設し、川口から物流を移転。同年12月に東京証券取引所市場第二部に上場し、翌1991年8月には第一部に指定された。上場後、店舗展開を加速。1988年に福島県へ出店し東北地方へ進出、1991年には岡山県に出店し中国・四国地方へ、1997年には福岡県に出店し九州地方へ進出した。同時に物流網の整備も進め、1993年に福島商品センター、1994年に岡山商品センターと犬山商品センターをそれぞれ建設。1996年4月にはヤングカジュアル専門の子会社アベイルを設立。1997年10月には台湾に子会社思夢樂股份有限公司を設立し、海外事業も開始した。1997年12月の熊本県山鹿店の開店で500店舗に達した。

多ブランド化と47都道府県制覇(2000〜2002年)

2000年に入り、しまむらは新たな専門店ブランドの立ち上げを相次いで行った。2000年7月には婦人ファッション雑貨の「シャンブル」1号店を群馬県伊勢崎市に開設。同年11月にはベビー・子供用品の「バースデイ」1号店を茨城県小美玉市に開設した。また同月、埼玉県さいたま市に西大宮ファッションモールを建設し、複数ブランドを併設するオープンモール形式の展開を開始。2000年には物流拠点も拡充し、北九州商品センター(6月)と盛岡商品センター(10月)を新設した。2002年3月にはストアブランドを立ち上げ、直接物流とWeb-EDIを導入して発注精度を向上。同年10月、沖縄県名護市にしまむら名護店を開店し、47全都道府県への出店を完了した。

長期経営計画と持続的成長への挑戦(2020年代)

2021年2月期以降、しまむらは業績を拡大させている。2023年2月期の売上高は6,161億円、2024年2月期6,351億円、2025年2月期6,654億円と順調に増加し、2026年2月期には7,000億円を突破した。2025年度のグループ統一テーマを「ネクスト・チャレンジ2nd 限界を改め更なる高みへ」と掲げ、中期経営計画2027の目標として連結売上高7,291億円、営業利益率9.2%を設定。さらに長期経営計画2030では、2030年2月期に売上高8,000億円以上、営業利益率10%、ROE9.0%以上を目指す。成長の原動力として、既存店売上の伸長、新規出店の強化、EC事業の拡大、そして新規事業・海外展開の研究を挙げている。またESG活動として、プラスチック削減やサステナブル商品の開発にも取り組む。

年表33件を開く

1950年代

  • 1953年5月埼玉県小川町で呉服販売の個人商店を株式会社に組織変更し、㈱島村呉服店として設立。取扱 品目を呉服に加え当時消費が急増していた既製服及び生地と仕立てに拡大。
  • 1957年4月総合衣料の量販店を志向して、セルフサービスシステムを導入。

1960年代

  • 1961年5月2号店として東松山店を開店し、同時に営業の主体をこの東松山店に移しチェーン化理論を取 り入れ、商品を集中仕入制とし、また、運営体制を仕入と販売とに分離。

1970年代

  • 1970年5月㈱東松山ショッピングセンターを設立し、同センター内に東松山店と本社機能を移設。
  • 1972年9月㈱島村呉服店より㈱しまむらへと社名を変更。
  • 1975年5月商品管理を基本に総合的な社内の電算化を自社開発で開始。
  • 1975年8月物流の合理化を目指しチャーター契約による専用便の運行を開始。

1980年代

  • 1981年9月商品管理をデータベース化し、全店舗をオンラインで結び、POSシステム(マニュアルイン プット)による7桁での単品管理を開始。
  • 1982年1月営業地盤を埼玉・群馬県から、関東全域へ広め、併せて業務の増大に対処するため、本社をさ いたま市北区宮原町に移設。
  • 1984年9月川口市に物流センターを建設し、物と情報の融合と集中をはかり、また、店舗への夜間定時配 送等の改革を行い、仕入伝票を廃止し、納品検収業務を大幅に合理化。
  • 1986年9月店舗業務の標準化と合理化で、店長を除き全て定時社員だけで運営するM社員制度を開始。
  • 1987年2月商号変更POSシステムの精度を一層向上させるためにバーコード値札を導入し、合わせて商品の検収 から販売までの全管理をスキャニングにより行うバーコードを基本とした管理体系に変更。
  • 1988年10月さいたま市に250店舗体制を前提とした大宮商品センターを建設し、川口物流センターから移転。物と情報を一層集約させた物流システムを完成させる。福島県へ出店。営業地域を拡大し東北地方への進出を開始。
  • 1988年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場。

1990年代

  • 1991年8月東京証券取引所市場第一部の銘柄に指定。
  • 1991年11月岡山県へ出店。中国・四国地方への進出を開始。
  • 1993年8月店舗の全国展開を目指し、日本を6地区に分けて物流拠点を作るべく、まず東北エリアの物流 拠点として福島市に省力化と高速化を計った福島商品センターを建設し運営を開始。
  • 1994年10月中国・四国エリアの物流拠点として岡山県倉敷市に岡山商品センターを建設し運営を開始。
  • 1994年12月中部・近畿エリアの物流拠点として愛知県犬山市に犬山商品センターを建設し運営を開始。
  • 1996年4月ヤングカジュアルを取扱う子会社㈱アベイルを設立。
  • 1997年10月台湾の桃園市に子会社思夢樂股份有限公司を設立。アベイルの1、2号店を群馬県館林市と埼玉県本庄市に開設。
  • 1997年11月福岡県へ出店。九州地方への進出を開始。
  • 1997年12月熊本県山鹿市のしまむら山鹿店の出店により、店舗数は500店舗に。
  • 1998年3月しまむらグループとして業務拡大と効率運営を追求し、埼玉県さいたま市北区に本社ビルを竣工。
  • 1998年7月思夢樂の1号店を平鎮市に開設。
  • 1999年1月大宮商品センターに代わり、埼玉県桶川市に400店体制を前提とした桶川商品センターを建設し全4センターの高速処理と自動化を徹底した総合物流システムが稼働。

2000年代

  • 2000年6月九州エリアの物流拠点として福岡県北九州市に北九州商品センターを建設し運営を開始。
  • 2000年7月婦人のファッション雑貨を扱う新事業シャンブルの1号店を群馬県伊勢崎市に開設。
  • 2000年10月北海道、北東北エリアの物流拠点として岩手県八幡平市に盛岡商品センターを建設し運営を開始。
  • 2000年11月ベビー・子供用品を扱う新事業バースデイの1号店を茨城県小美玉市に開設。
  • 2000年11月さいたま市に西大宮ファッションモ―ルを建設。単独型出店からアベイル・バースデイ・シャ ンブル等を含めたオープンモール形式の店舗建設を開始。
  • 2002年3月商品政策の明確化を目的としたストアブランドを立ち上げ、トータルな流通の合理化を目指し た直接物流を開始し、発注と納品の精度向上を目指したWeb-EDIを導入するなど、新しい企業構造の構築へ向けた仕組み作りを開始。
  • 2002年10月沖縄県名護市のしまむら名護店の出店により、47全都道府県への出店を完了。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年2月期まで8,000億円以上
  • 営業利益率2030年2月期まで10%
  • ROE2030年2月期まで9.0%以上
  • 連結売上高2027年2月期まで7,291億円
  • 営業利益率2027年2月期まで9.2%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    長期経営計画2030の推進

    既存店売上伸長と出店により商圏シェアを拡大し、ワクワクする商品・サービスを提供。事業ポートフォリオ再構築、EC拡大、海外展開を含む新規事業研究を進める。

  2. 02

    中期経営計画2027の達成

    基本方針「ネクスト・チャレンジ」のもと、既存店業績伸長と積極出店を推進。効率的運営による収益性向上を図る。

  3. 03

    商品力・販売力の強化

    PBの進化、ヒット商品開発、ラインロビングで新顧客獲得。デジタル技術活用による販促やVMDの進化、接客技術向上で購買体験を創造。

  4. 04

    基礎と基盤の強化

    デジタル技術による業務効率化、ECサイト進化、都市部出店・リロケーション拡大。サプライチェーン構築と人材戦略で経営基盤を強化。

  5. 05

    しまむら流ESGの推進

    プラスチック削減、サステナブル商品開発、サプライチェーンでの環境・人権配慮。ダイバーシティとガバナンス強化。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,393人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は722万円で、9期前と比べて+20.7%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月2,615
2018年2月3,171
2019年2月3,174
2020年2月59941.115.03,162
2021年2月65642.416.03,110
2022年2月64642.816.03,086
2023年2月67743.216.03,098
2024年2月68943.417.03,157
2025年2月70743.417.03,2531,820
2026年2月72243.417.03,3931,813

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率105.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)43.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
総合計1,673億円
店舗計1,288億円
日本1,190億円
本社及びその他 計384億円
関東地区計371億円
中部地区計243億円
北海道・東北地区計229億円
本社 — さいたま市大宮区182億円
近畿地区計160億円
九州地区計158億円
ほか65件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    飾夢楽(上海)商貿有限公司
    中国 上海市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は7,000億円営業利益615億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.2%、利益が+3.9%。

売上高
+5.2%
7,000億円
営業利益
+3.9%
615億円
純利益
+6.2%
445億円
営業利益率
8.8%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高7,292億円7,000億円
営業利益668億円615億円
純利益473億円445億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,817億円、営業利益は179億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+10.5%、営業利益は+22.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1,5711459.2100
2024年2Q1,5971579.8110
2024年3Q1,6291549.5121
2024年4Q1,55470
2025年1Q1,6451468.9104
2025年2Q1,66116810.1117
2025年4Q3,3482788.3198
2026年2Q3,4363159.2229
2026年4Q3,5643008.4216
2027年1Q1,8171799.9129

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は4,911億円から7,000億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。売上は6期、純利益は6期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月4,911476275
2014年2月5,019440266
2015年2月5,119386233
2016年2月5,461407247
2017年2月5,655501329
2018年2月5,651439297
2019年2月5,460262160
2020年2月5,220239131
2021年2月5,426394262
2022年2月5,836506354
2023年2月6,161544380
2024年2月6,351567401
2025年2月6,6545926068.9419
2026年2月7,0006156378.8445

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高7,000億円のうち、営業利益として残るのは615億円8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は445億円、売上の6.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.2%4,561億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.3%1,838億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%615億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.1pt
8.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.9pt
6.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.4pt
9.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが481億円、投資CFが−663億円で、差し引きのフリーCFは−182億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,272億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月335−314−9221441
2014年2月257−174−8083447
2015年2月292−413−88−121239
2016年2月237335−91572719
2017年2月4729−934811,107
2018年2月298−686−91−388628
2019年2月154−158−91−4533
2020年2月228137−66365831
2021年2月462−1,113−74−651105
2022年2月3721,431−851,8031,824
2023年2月41623−924392,172
2024年2月412−872−99−4601,612
2025年2月52846−1255742,062
2026年2月481−663−608−1821,272

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は5,547億円。このうち返さなくてよい自己資本が4,885億円で、自己資本比率は88.1%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月2,9672,48248583.7
2014年2月3,1122,69441886.6
2015年2月3,3162,87044686.6
2016年2月3,5133,04846586.8
2017年2月3,7973,31448387.3
2018年2月3,9753,53144488.8
2019年2月3,9743,59138390.4
2020年2月4,0803,65942189.7
2021年2月4,5183,84467485.1
2022年2月4,7484,11063886.6
2023年2月5,0264,40062687.6
2024年2月5,3384,71462488.3
2025年2月5,6715,01066288.3
2026年2月5,5474,88566188.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
892億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4,911億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
661億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中1位あたり、逆に低いのはROE322社中152位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.8%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
88.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.2%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,252で、1年前と比べて-69.6%過去52週の値幅のなかでは2%の位置にある。

¥3,252-1.1%1ヶ月-1.2%1年-69.6%時価総額2,401億円
過去52週の値幅
安値¥3,116高値¥11,400

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.1倍
PER (会社予想)14.3倍
PBR1.37倍
配当利回り2.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3386円で、25日移動平均線3380.12円をわずかに上回る。1年では69.11%下落し、52週高値11400円からは大幅に乖離。週足では7月末に3571円まで上昇したが、その後調整。出来高は7月21日に116万株と突出した場面があり、売買が活発。RSIは54.81と中立圏。200日線は6186円と株価は大きく下回っており、長期的な弱気トレンドが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PER16.72倍は小売業平均39.85倍を大幅に下回り、PBR1.43倍も平均2.97倍の半分以下。ROE9%と収益性は業界平均より低いが、予想PER14.9倍と割安感は強い。配当利回り2.36%は平均12.76%と比べると低いが、安定配当で株主還元は継続的だ。割安ではあるが、ROEが低く成長性にはやや懸念が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.1倍39.6倍
PER (予想)14.3倍
PBR1.37倍2.44倍
ROE9.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は堅調で増収増益を続けるが、株価は1年で約7割下落し、成長鈍化と将来不安が織り込まれる。強気派は既存店売上高の回復と安定した収益力を評価し、弱気派は人口減少や競合ECの台頭で成長が頭打ちになると懸念。2月期の通期計画がコンセンサスに達するかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 低価格競争力

    PB比率が高く、原材料高でも価格維持可能。

  • 既存店回復

    客数・客単価の改善で既存店売上が伸びる。

  • 高い収益性

    過去3期で営業利益率8%超を維持。

  • 売上高7000億円、346億円増収通年影響

    売上高は6654→7000億円と前期比5.2%増、拡大基調

  • 純利益445億円と6.2%増益決算発表後影響

    純利益419→445億円で26億円増、予想PER14.9倍へ

  • 下落後も予想PER14.9倍継続影響

    株価は1年で69%下落、実績PER16.7→予想14.9倍と割安化

  • 営業利益率8.79%維持通年影響

    営業利益615億円・営業利益率8.79%、高収益構造は不変

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小

    少子高齢化で衣料品市場は構造的に縮小。

  • EC競争

    オンライン販売の普及で店舗優位性が低下。

  • 過剰な保守

    新規投資が遅れ、長期的成長力に疑問。

  • 株価1年で69%下落の売り圧力継続影響

    株価3386円、1年間で69.11%下落し下落トレンド

  • 営業利益率が0.11pt低下通年影響

    営業利益率8.90%→8.79%、売上高増でもコスト増が重荷

  • 外国人保有27.2%の高依存継続影響

    外国人保有27.2%と高く、選別売りが続くと需給悪化

  • 純利益伸び率6.2%と低成長決算発表後影響

    純利益445億円、増益率6.2%と低く成長鈍化懸念

次の決算で確かめる点
既存店売上高
中核の店舗パフォーマンスを示す。
粗利益率
PB比率向上の効果を確認。
在庫回転率
売れ筋商品の回転効率と鮮度を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+2.5%いまの株価に対する利回りは2.46%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
2.46%
いまの株価に対して
配当性向
35.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月3825.4
2018年2月404.429.8
2019年2月33−16.745.1
2020年2月330.068.3
2021年2月330.031.4
2022年2月4020.025.0
2023年2月438.325.3
2024年2月477.724.9
2025年2月6742.934.9
2026年2月682.535.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ17,544人。区分でいちばん多いのは事業法人33.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.0%を占め、残る49.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人33.033.033.033.033.433.5
外国法人26.124.024.926.328.027.2
個人・その他15.116.215.814.814.420.2
金融機関22.924.124.223.922.617.6
自己株式0.40.40.40.40.46.3
証券会社3.12.62.02.01.51.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社島村企画15.61
02株式会社島村興産9.13
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.89
04株式会社クリエイティブライフ6.42
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.11
06JP MORGAN CHASE BANK 380055(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.79
07藤原 秀次郎1.84
08JP MORGAN SECURITIES PLC(JPモルガン証券株式会社)1.69
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.63
10島村 裕之1.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-30
    株式会社島村企画
    新規の大量保有報告
    15.61%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−73%、1株純資産は14期で−65%。直近期のROEは9.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月7486,75111.612.420.1
2014年2月7237,32710.312.524.8
2015年2月6337,8088.417.230.0
2016年2月6738,2948.417.928.9
2017年2月8949,01510.316.225.4
2018年2月8099,6078.716.229.8
2019年2月4359,7704.521.145.1
2020年2月1794,9783.621.668.3
2021年2月3565,2307.016.331.4
2022年2月1611,8648.910.425.0
2023年2月1721,9968.912.525.3
2024年2月1822,1388.815.024.9
2025年2月1902,2728.615.734.9
2026年2月2022,3539.017.535.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

24名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は24名。2026/2期の役員報酬は総額189百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鈴木誠代表取締役 会長執行役員6121,600
高橋維一郎代表取締役 社長執行役員529,900
中平貴士取締役 上席執行役員 しまむら商品部・販売企画部・広告宣伝部・市場調査部統括558,400
辻口芳輝取締役 執行役員 広報室・経営企画室統括568,040
上田肇取締役 執行役員 EC事業担当548,640
松井珠江取締役80600
鈴木豊取締役76600
室久保貞一取締役71
佐藤政明常勤監査役6728,584
島村裕之監査役733,006,444
堀之北重久監査役74
高月禎一監査役66
残りの役員12名を開く
氏名役職年齢保有株数
関信太郎上席執行役員
中村武執行役員
齋藤剛樹執行役員
星野起明執行役員
太田誠利取締役 執行役員 人材開発部・労務サポート部・陸上競技部統括535,040
磯山正雄執行役員
高林勝執行役員
佐久間陽介執行役員
石橋潤司執行役員
柳澤一秀執行役員
遠藤悠記執行役員
廣田千晶取締役49900

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)611011018
社外取締役5515110
監査役2282814

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,078字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団(当社及び当社子会社)は、株式会社しまむら(当社)、及び子会社1社で構成され、衣料品を主としたソフトグッズの販売を行うチェーンストア群としての事業展開をしています。 1.事業に係わる各社の位置づけ 当社グループの事業に係わる位置づけは、次のとおりです。 1)株式会社しまむらは、基幹である「ファッションセンターしまむら」を主として次の事業の店舗展開をしています。 ①「ファッションセンターしまむら」は20代から60代の女性とその家族をターゲットとし、最新のトレンドファッションから、家族みんなが日常生活で使用する実用衣料・寝具・インテリアまで取り扱う総合衣料品店です。 「きっと見つかる、みんなワクワク。」をコンセプトに、一人ひとりのお客様に寄り添った、「毎日の暮らしが楽しくワクワクする」豊富な品揃えを、良質低価の"しまむら安心価格"で提供する事業を展開しています。 ②「アベイル」は10代から40代をターゲットとし、レディース・メンズ衣料とシューズ・服飾雑貨をトータルコーディネートできるヤングカジュアルの専門店です。「今を着る」をコンセプトに、幅広いテイストのファッションを、最新トレンドからベーシックまでリーズナブルに提供する事業を展開しています。 ③「バースデイ」は出産から育児、小学校までのあらゆるシーンに対応した、幅広い商品を提供するベビー・子供用品の専門店です。バースデイにしかないオリジナル商品を衣料品から雑貨、大物育児用品まで幅広く取り扱い、こだわりをもった商品を「高感度・高品質・高機能」で提供する事業を展開しています。 ④「シャンブル」は10代から60代の女性をターゲットとし、「日々の暮らしに癒しと幸せをお届けする」をコンセプトとした雑貨と婦人ファッションの専門店です。雑貨・インテリア・衣料品・服飾雑貨などの幅広い品揃えでライフスタイルを提案する事業を展開しています。 ⑤「ディバロ」は20代から60代の女性とその家族をターゲットとし、「いつもの毎日に、ちょうどいい靴」をコンセプトとした靴とファッショングッズの専門店です。靴を中心に婦人から紳士、子供まで幅広く取り扱い、家族での買い物環境を提供する事業を展開しています。 2)思夢樂股份有限公司は、台湾において「ファッションセンターしまむら」と同様の衣料品を販売する事業を展開しています。 2.企業集団等についての事業系統図は次のとおりです。 *1:主要株主であり、かつ、代表取締役が当社役員の近親者です。 *2:代表取締役が当社役員です。
経営方針・対処すべき課題4,818字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1)会社の経営の基本方針 当社は、次の経営理念により、信頼性の高い誠実な企業運営を続けることを基本方針としています。 「商業を通じ消費生活と生活文化の向上に貢献することを基本とする。 常に最先端の商業、流通技術の運用によって高い生産性と適正な企業業績を維持する。 世界的視野と人間尊重の経営を基本とし、普遍的な信用、信頼性をもつ誠実な企業運営を続ける。」 2)経営環境 わが国の今後の経済状況は、米国政権の政策に伴う不確実性や中東情勢の緊迫化など地政学的リスクが残るものの、2026年の賃上げ率は前年に続き高い水準が期待されており、所得環境の改善が進むとみられます。一方で、エネルギーや食料品価格の高騰による物価高が、引き続き個人消費の負担となることが懸念されております。 小売業を取り巻く環境は、賃金上昇を背景に消費者の購買意欲の回復が期待される一方、生活必需品に対する節約志向は依然として根強く、価値と価格のバランスが取れた商品のご提案がより一層重要になることが予測されております。また、サステナブル商品への関心の高まりや、実店舗とECを融合したオムニチャネル施策の加速など、変化への迅速な対応が求められております。 3)目標とする経営指標 当社は、小売業としての適切な営業利益率を10%として意識し、連結営業利益率についても10%が適切と認識しております。このためにグループ全体を統合した物流システム、情報システムを基本に調達・運営・組織の高度化を図り、新しい企業構造への仕組みの構築を進めております。 4)中長期的な会社の経営戦略 当社は、経営理念に基づいた企業運営を行うため、「社員」「お客様」「取引先」「株主」「社会」にとって「いい会社」を造ることを、長期に渡る経営ミッションとして掲げております。また、本業を通じてESG課題にも取り組み、全てのステークホルダーに対して価値を創造することで、持続可能な社会の実現、企業価値の向上を目指していきます。 ①長期経営計画2030 当社グループでは、長期的かつ持続的な成長を実現するために、2030年2月期に向けた成長戦略として「長期経営計画2030」を策定しています。長期ビジョンのテーマを「日々の暮らしにワクワクを」とし、既存店事業の伸長と積極的な出店を通じて商圏シェアを拡大し、地域のお客様に対して“ワクワク”する商品とサービスを提供することで、日々の暮らしに楽しさをお届けします。「長期経営計画2030」の骨子は以下の通りです。 a.成長戦略では、事業ポートフォリオの再構築、既存店売上の伸長、新規出店の強化と既存店改装の推進、EC事業の拡大、新たな海外展開を含む新規事業の研究を進めます。 b.基礎と基盤の強化においては、労働力不足への対応や人事労務制度の見直しを進め、教育体系も改善します。また、デジタル化の推進により業務効率を向上させ、物流網の再構築では新規商品センターおよびECセンターの設置を進めます。 c.資本政策では、店舗・商品センターや人的資本への成長投資を継続し、長期的・安定的な株主還元と適正な規模の内部留保を維持します。 d.ESG活動では、プラスチックごみの削減や環境に配慮したサステナブル商品の開発を推進し、サプライチェーンにおける環境・人権への配慮も強化します。また、社員のダイバーシティ推進とガバナンス体制の更なる強化も図ります。これらの戦略のもと、2030年2月期に売上高8,000億円以上、営業利益率10%、ROE9.0%以上の実現を目指します。 ②中期経営計画2027 当社グループにおいて2027年2月期は、「中期経営計画2027」の最終年度にあたります。基本方針「ネクスト・チャレンジ(成長への挑戦)」のもと、社員全員の創意工夫により、既存店業績の伸長と積極的な出店を推進します。これにより、効率的な運営を通じた収益性の向上を図り、中期経営計画2027の目標である連結売上高7,291億円、営業利益率9.2%の達成を目指します。 5)会社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2026年度のグループ統一テーマは、“ネクスト・チャレンジ3rd『進化する挑戦』”とし、これまでの取り組みを単なる繰り返しに終わらせるのではなく、挑戦自体をより大きく、より価値のあるものに成長させていくこととしました。 ①重点課題 a.商品力の強化 商品力の強化については、自社ブランド(PB)の進化とヒット商品の開発、さらには挑戦的な企画商品の創出により、ブランド力の継続的な成長を図ります。また、従来の枠を超えたラインロビングへの挑戦によって新たな顧客層の獲得を推進するとともに、データ分析を一層深化させることで、新規商品の創出と最適な商品構成を実現し、多様化する顧客ニーズに的確に応えていきます。 b.販売力の強化 販売力の強化では、革新的な販促手法と最先端デジタル技術の導入に挑戦し、インプロ(インストアプロモーション)のデジタル活用やVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)をさらに進化させます。あわせて、顧客データの活用により売場や販促の抜本的な見直しを図るとともに、店舗や地域の特性に応じた最適な商品・売場展開を深化させます。さらに、接客技術の向上を通じて新たな購買体験を創造することで、お客様のストアロイヤリティを一段と向上させていきます。 c.基礎と基盤の強化 基礎と基盤の強化では、新たなデジタル技術への挑戦により店舗および本社オペレーションの効率化を徹底するとともに、多様化する顧客ニーズに応えるべくECサイトのさらなる進化を推進します。出店戦略では、都市部への出店やリロケーション、ファッションモール化を拡大し、あわせて新規事業や海外事業への挑戦を加速させます。また、単なるリスクヘッジに留まらない、競争優位性と持続可能性を兼ね備えたサプライチェーンを構築し、本業を通じた「しまむら流ESG」を推進します。さらに、人材戦略を進化させることで、働きやすく働きがいのある「いい会社」を実現し、持続的な成長を支える強固な経営基盤を構築します。 ②主力のしまむら事業 20代から60代の女性とその家族をターゲットとするしまむら事業では、お客様が気軽に楽しく選べる品揃えと売場の進化を目指します。商品力の強化では、天候や気温に左右されにくい企画の強化や、従来の発想を脱却したPB開発によるヒット商品の創出、商品グレードの向上を推進します。あわせて、ASEAN生産の拡大や貿易部仕入れの強化といった調達方法の進化に加え、サステナブル商品の拡充や酷暑への対応を徹底します。販売力の強化では、PB・JB・キャラクター・モチベーション売場の進化を図るとともに、EC企画の更なる充実を推進します。 2026年度は、25店舗の開店と18店舗の閉店を予定し、年度末には1,430店舗とする予定です。 ③アベイル事業 10代から40代の男女をターゲットとするアベイル事業では、ファンの拡大による客数向上を目指し、トレンドからベーシック、キャラクターまで幅広く旬な品揃えを提供するために、商品力と販売力の更なる強化を図ります。商品力の強化では、キャラクター商品展開の進化やライフスタイルの多様化に合わせた新規カテゴリーの展開を推進します。あわせて、トレンドに対応する短サイクル生産やベーシックの品質向上を支える生産背景を構築することで、話題性のある商品をいち早く品揃えするとともに商品グレードの向上を図ります。販売力の強化では、話題性と拡散力がある催事の定型化や、店舗特性に合わせた品揃え・売場の最適化を図るとともに、新規の陳列標準によるVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の向上やECを活用した新規施策の促進を進めます。 2026年度は、15店舗の開店と9店舗の閉店を予定し、年度末には329店舗とする予定です。 ④バースデイ事業 「ベビー・子供用品の総合専門店」として国内No.1を目指すため、商品力と販売力の更なる進化による既存店売上の向上を図ります。商品力の強化では、お客様に喜ばれるJBの展開や、成育・時短といった世相を反映したPB開発、出産育児用品の構成見直しを推進します。あわせて、サステナブル商品の拡大や、ASEANでのQR(クイックレスポンス)対応可能な生産背景の確保、グループのスケールメリットを活かした共同調達など、調達方法の進化に取り組みます。販売力の強化では、気温・天候に左右されにくい企画の展開や、商品特長を的確に伝える陳列演出・販促方法の改善により売場提案力を高めるとともに、受注生産の仕組み化によるEC売上の拡大を進めます。 2026年度は、9店舗の開店と6店舗の閉店を予定し、年度末には346店舗とする予定です。 ⑤シャンブル事業 10代から60代の女性をターゲットとした「雑貨&ファッション」の専門店であるシャンブルは、日々の暮らしを彩るライフスタイルを提案するために、多様なニーズに応える商品の拡充と、魅力的な売場演出を図ります。商品力の強化では、商品・サイズ・年代の枠を広げるラインロビングの強化や、インフルエンサーコラボを含む既存JBの進化を推進します。あわせて、機能性商品の拡充や貿易部の活用による品質向上と値入れ改善に取り組み、商品力と収益性の向上を両立させます。販売力の強化では、季節やイベントに合わせたチラシ本数の拡大やギフト好適品のバリエーション拡充、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)技術の進化による買上点数向上を目指すとともに、多角的なECフェアの実施によりEC売上の更なる強化を進めます。 2026年度は、11店舗の開店と3店舗の閉店を予定し、年度末には133店舗とする予定です。 ⑥ディバロ事業 20代から60代の女性とその家族をターゲットとした「靴とファッショングッズの専門店」であるディバロは、日常生活で履けるちょうどいい靴を提供します。商品力の強化では、疲れにくさや、フィット感などの機能性を高めた品揃えを追求します。販売力の強化では、「買いやすさ・選びやすさ」を追求したストレスフリーな売場と、陳列・演出力を高めた「ワクワクする売場」を構築します。また、足型計測に基づく商品レコメンドや顧客の悩みを解決する接客技術を向上させるとともに、インフルエンサー企画の創出、体験型サービスの提供を通じて、ストアロイヤリティの向上と新規顧客の獲得を図ります。EC販売の強化では、顧客データを活用したデジタル販促を強化し、実店舗との相乗効果を高めます。 2026年度は、開閉店の予定はなく、年度末には19店舗とする予定です。 ⑦思夢樂事業 台湾全域で店舗を展開する思夢樂は、20代から60代の女性とその家族をターゲットとした総合衣料の専門店として、「高感度・高品質・低価格×日本」というブランドの認知度向上を図ります。商品力の強化では、日本商品を中心としたオリジナル商品の拡大やラインロビングによる新規顧客の獲得を推進します。販売力の強化では、インフルエンサーや中山北路店、ポップアップ店舗の活用によりブランド知名度を高めるとともに、大都市や地方中核都市での出店を拡大します。あわせて、自社ECの取扱商品拡大と店舗受取りサービスの開始により、利便性を向上させます。 2026年度は、5店舗の開店と2店舗の閉店を予定し、年度末には48店舗とする予定です。
事業等のリスク3,220字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識しているリスクに対して、当社グループは下記の方針や体制で取り組んでいます。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1)基本方針 ①基本的考え方 ・当社グループは、リスクを「目標達成を阻害する要因」と定義し、大きく以下の3つに分類します。 気候変動や社会情勢の変化などの「外部環境リスク」。 商品調達や物流などに関する「事業活動リスク」。 人的資本や情報管理に関する「経営基盤リスク」。 これらのリスクは多様化と複雑化が進んでおり、その内容によっては企業活動へ大きな影響を及ぼします。 ・リスク管理とは、リスクを回避または発生時の損失を最小化するために、経営上の障壁となるリスクを事前に把握し、企業活動への影響度に応じて分類し、リスクレベルに応じて優先度を付けて防止策を計画、実行することです。 ・当社グループは、リスク管理を経営の重要課題と位置付け、持続的な事業活動による企業価値の向上と人命・財産の保護を目的に、リスクの未然防止と低減に取り組みます。 ②行動指針 ・リスクの把握と未然防止に努め、事業の継続を図ります。 ・事態が発生した場合には、人命の安全確保を最優先とし、経営資源の保全を図ります。 ・被害が生じた場合には、迅速な対応と復旧を図り、商品・サービスの安定供給に努めます。 ・ステークホルダーの安全と利益を損なわないように活動します。また、社会的要請をリスク管理に反映します。 ・取締役と執行役員はリスク管理を率先垂範し、社員のリスク管理対応能力の向上に努めます。 2)リスク管理の職務分掌と体制図 ①取締役会 リスク管理規程およびリスク管理の基本方針を決定し、リスクの未然防止と有事に適切な対応ができる体制を整備します。年1回以上、本規程の運用状況を評価し、その結果に応じて執行役員への指示や本規程の見直しを行います。 ②執行役員 取締役会が決定した基本方針に基づき、担当部署に関するリスクの対策立案と管理体制の整備・運用を行います。 また、リスク管理の状況や新たに生じたリスクとその対応について、取締役会およびグループ経営会議へ報告します。 ③部署長 自部署におけるリスク管理を適切に実施します。 ④広報室 リスクの把握と分類、分析を行い、執行役員が立案する対策を取り纏めて取締役会へ報告します。 ⑤体制図 取締役会   リスク管理体制の評価、執行役員へ指示、リスク管理規程の見直し。 指示↓   ↑報告   (リスクの把握・分類・分析は広報室が行い、対策と合わせて取締役会へ報告) 執行役員   リスク対策の立案、リスク管理体制の整備・運用、取締役会・グループ経営会議へ報告。 指示↓   ↑報告 部署長   リスク管理の実施、執行役員へ報告。 3)リスクの把握・分類・分析 ①リスクの把握・分類 当社グループを取り巻く外部環境と内部環境を分析し、現在と将来においてどのようなリスクが存在するのかを特定し、把握します。具体的な対策に繋げるため、把握したリスクを「大分類」「中分類」「小分類」に分類します。主なリスク(大分類)は、以下の3つです。 ・外部環境リスク 当社グループのみならず社会全体に影響を及ぼすリスクである「気候変動・災害・感染症リスク」「地政学リスク」「相場変動リスク」「情報セキュリティリスク」が該当します。 ・事業活動リスク 当社グループが事業活動をするうえで直接的に業績に影響を及ぼす「出店」「商品調達」「物流」「販売」に関するリスクが該当します。 ・経営基盤リスク 当社グループの経営の土台に影響を及ぼす「事業戦略」「人的資本」「ESG」「情報管理・内部統制」に関するリスクが該当します。 ②リスク分析 取組みの優先順位を付けるため、発生可能性と経営計画への影響度を分析し、リスクマトリックスを作成します。 ・発生可能性 高   断続的に発生または毎年複数箇所で発生する 中   散発的に発生または数年に1度発生する 低   単発的に発生または数十年に1度発生する ・経営計画への影響度 大   対応不足または発生時に計画未達となる可能性が高い 中   対応不足または発生時に計画未達となる可能性がある 小   対応不足または発生時でも計画に与える影響は限定的 ・リスクマトリックス 発生可能性と経営計画への影響度が高い順から、S→A→B→C→Dでレベル分けします。 発 生可能性     高   B   A   S ↑   C   B   A 低   D   C   B 小   →   大 経営計画への影響度 4)主なリスクと取組み リスク   主なリスク   取組み 外部環境 リスク   異常気象   天候に左右されにくい商品政策、地域別対応、機動的な販促の実施 自然災害   BCP(事業継続計画)の見直し 国内の人口減少・少子高齢化   ラインロビング、リロケーション等による地域シェアの拡大 生産国の政情不安、世界各地での紛争の発生   生産国やサプライヤーの多様化・分散化 エネルギーや原材料の価格高騰   節電対策、貿易部仕入れの拡大、生産国の見直し 極端な円安など為替の急激な変動   貿易部仕入れの為替予約の活用、生地契約・縫製ライン契約による安定生産 サイバー攻撃、不正アクセス等の意図的脅威   セキュリティの強化、BCP訓練の実施 事業活動 リスク   新規出店の不足   都市部への出店、郊外のリロケーション強化 店舗の契約満了に伴う既存店の減少   既存店オーナーとの良好な関係の維持 仕入原価の上昇   高価格帯商品の拡大、貿易部仕入れの拡大、生産国の見直し 市場ニーズの変化への対応遅れ   顧客管理システムやSNS分析ツール等を活用した商品開発 商品の品質低下   サプライヤーと商品部の意識向上、商品管理部による工場監査、商品検査の強化 商品センターのキャパシティオーバー   新商品センターの開設、既存商品センターの改装 配送コストの上昇   自社物流のモーダルシフト、直接物流の活用 商品センターの整備の故障・老朽化   既存商品センターの修繕、改装、リロケーション 作業の増加に伴う労働生産性の低下   DXの推進等による定型業務の見直し 経営基盤 リスク   事業戦略・ポートフォリオの転換遅れ   既存事業の成長戦略と新規事業立上げの研究 風評・報道等による企業イメージダウン   情報の一元管理による迅速な対応、社員教育の実施 DX・イノベーションの対応遅れ   技術革新に即応(検証、評価)するための柔軟な プロジェクト設定、データドリブンの進行 人手不足   社員採用の柔軟化、人事労務制度の改善 人材不足   人事労務制度の改善、教育制度の充実、女性活躍推進への対応 働き方改革の遅れ   勤務体系の見直し 後継者育成の遅れ   教育制度の充実、後継者育成カリキュラムの運用 組織コミュニケーションの低下   教育制度の充実、デジタルツールの活用 環境課題への対応遅れ   リサイクル推進、GHG排出量の削減 社会課題への対応遅れ   サプライチェーンの人権配慮、社内のハラスメント削減、ダイバーシティの推進 ガバナンス課題への対応遅れ   コーポレートガバナンス・コードへの対応と開示 システム基盤の老朽化   定期的な機器の入替え、データ保存のクラウド化、セキュリティの強化 5)機会の抽出 2025年度は、執行役員が機会についても抽出し、広報室が取り纏めて取締役会に報告しました。
経営成績の分析 (MD&A)9,551字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 経営成績等の概要 (1)経営成績 当連結会計年度のわが国の経済は、継続的な賃上げや底堅い雇用環境を背景に、緩やかな回復基調となりました。「金利のある世界」への移行が段階的に進むなか、為替は一時的な変動はあったものの総じて一定の範囲内で推移しました。原材料価格や物流費の高止まりが企業収益を圧迫する要因となりましたが、底堅い設備投資などに支えられ、実質GDPは2025年通年で1.2%のプラス成長となりました。世界経済につきましては、米国では堅調な内需を背景に着実な成長を維持したものの、新政権の政策転換による影響が懸念される状況となりました。欧州ではインフレの沈静化に伴い緩やかに回復に向かった一方、中国では不動産市場の停滞等により厳しい状況が継続するなど、世界情勢の先行きの不透明感は依然として残る環境となりました。 1)当連結会計年度の消費環境の概要 ①当連結会計年度におけるわが国の消費環境は、過去最高水準の訪日客によるインバウンド消費や、賃上げを背景とした高額品・体験型消費の活発化が見られた一方で、生活必需品の断続的な値上げが家計の負担となりました。そのため消費者の節約志向は依然として根強く、価値と価格を厳しく見極める傾向が強まったことで、衣料品販売においては厳しい環境が続きました。 ②天候については、記録的な猛暑が秋口まで長期化したことで夏物は好調に推移したものの、秋物や初冬物の動き出しが大幅に遅れる影響がありました。しかしながら、11月以降の気温低下により、冬物は昨年よりも早く動き出し、その後も防寒物を中心とした冬物の販売は堅調となりました。 2)当社グループの状況 このような状況下で、当社グループは2025年度のグループ統一テーマを“ネクスト・チャレンジ2nd『限界を改め更なる高みへ』”と掲げました。中期経営計画2027の2年目として、前年度の“当たり前を改める”を通じて明確になった課題に対し、具体的な解決策の実行と定着を図るとともに、持続的な成長に向けた経営基盤の強化に取り組みました。 3)しまむら事業 当連結会計年度は18店舗を開設、11店舗を閉店し、店舗数は1,423店舗となりました。 また売上高は前期比4.4%増の5,196億58百万円となりました。 4)アベイル事業 当連結会計年度は13店舗を開設、6店舗を閉店し、店舗数は323店舗となりました。 また売上高は前期比6.6%増の703億52百万円となりました。 5)バースデイ事業 当連結会計年度は13店舗を開設、6店舗を閉店し、店舗数は343店舗となりました。 また売上高は前期比6.4%増の813億94百万円となりました。 6)シャンブル事業 当連結会計年度は3店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は125店舗となりました。 また売上高は前期比11.7%増の172億54百万円となりました。 7)ディバロ事業 当連結会計年度は3店舗を開設し、店舗数は19店舗となりました。 また売上高は前期比16.2%増の10億42百万円となりました。 8)以上の結果、当連結会計年度の日本国内の業績は、売上高6,897億2百万円(前期比5.0%増)、営業利益608億8百万円(前期比3.5%増)、経常利益636億35百万円(前期比4.6%増)、当期純利益は444億34百万円(前期比5.6%増)となりました。 9)思夢樂事業 当連結会計年度は2店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は45店舗となりました。 また売上高は前期比10.3%増の21億4百万NT$(103億32百万円)となりました。 10)以上の結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高7,000億34百万円(前期比5.2%増)、営業利益614億83百万円(前期比3.8%増)、経常利益636億72百万円(前期比5.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は444億60百万円(前期比6.1%増)となりました。 (2)キャッシュ・フロー 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び新規出店等による投資活動、ならびに財務活動を行った結果、当連結会計年度末の資金残高が、前連結会計年度末に比べ790億15百万円減少し、1,271億85百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、前連結会計年度と比べ47億48百万円減少し、480億52百万円となりました。これは、税金等調整前当期純利益624億9百万円、減価償却費69億96百万円、仕入債務の増加額16億14百万円、に対し、法人税等の支払額185億79百万円、棚卸資産の増加額40億41百万円、受取利息及び受取配当金13億97百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動に使用した資金は、前連結会計年度と比べ709億83百万円増加し、663億34百万円となりました。これは、有価証券の償還による収入4,548億円等に対し、有価証券の取得による支出4,760億円、有形固定資産の取得による支出229億33百万円、投資有価証券の取得による支出216億99百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用した資金は、前連結会計年度と比べ482億44百万円増加し、607億54百万円となりました。これは、自己株式の取得による支出456億89百万円、配当金の支払額150億64百万円によるものです。 生産、受注及び販売の実績 (1)仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりです。 事業部門の名称   当連結会計年度 (自 2025年2月21日 至 2026年2月20日) 仕入高(百万円)   前年同期比(%) 婦人衣料   111,790   104.7 肌着   78,061   104.1 紳士衣料   32,411   104.3 寝装品   31,002   101.8 ベビー・子供服   28,267   103.8 洋品小物   27,003   113.4 インテリア   22,229   106.9 靴   13,426   112.8 しまむら   344,194   105.3 レディースウェア   16,371   103.9 シューズ・服飾   13,403   115.4 メンズウェア   8,911   105.0 アンダーウェア・インテリア   4,836   107.3 アベイル   43,522   107.8 雑貨・マタニティ   25,654   109.6 キッズ衣料・肌着   16,381   106.2 ベビー衣料・肌着   12,871   103.2 バースデイ   54,907   107.0 シャンブル   10,778   111.5 ディバロ   780   135.6 日本計   454,184   105.9 思夢樂   5,933   113.4 海外計   5,933   113.4 合計   460,118   106.0 (2)売上の実績 当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと次のとおりです。 事業部門の名称   当連結会計年度 (自 2025年2月21日 至 2026年2月20日) 売上高(百万円)    前年同期比(%) 婦人衣料   165,902   104.4 肌着   124,408   103.6 紳士衣料   48,468   104.4 寝装品   45,994   100.8 ベビー・子供服   41,116   103.2 洋品小物   40,059   111.2 インテリア   33,920   106.6 靴   19,788   104.2 しまむら   519,658   104.4 レディースウェア   26,078   101.7 アンダーウェア・インテリア   14,978   119.1 シューズ・服飾   14,877   108.9 メンズウェア   14,418   102.3 アベイル   70,352   106.6 雑貨・マタニティ   36,913   110.1 キッズ衣料・肌着   24,581   104.0 ベビー衣料・肌着   19,899   103.0 バースデイ   81,394   106.4 シャンブル   17,254   111.7 ディバロ   1,042   116.2 日本計   689,702   105.0 思夢樂   10,332   117.3 海外計   10,332   117.3 合計   700,034   105.2 (3)都道府県別売上実績 当連結会計年度の都道府県別の売上実績を示すと次のとおりです。 都道府県名   当連結会計年度(自 2025年2月21日 至 2026年2月20日) 売上高(百万円)   前年同期比(%)   構成比(%)   期末店舗数 (店) 北海道   33,530   103.1   4.8   114 青森県   10,963   103.8   1.6   39 岩手県   9,145   103.6   1.3   34 宮城県   15,127   102.4   2.2   57 秋田県   7,392   101.8   1.1   31 山形県   8,220   101.1   1.2   32 福島県   16,698   101.7   2.4   61 茨城県   22,120   101.7   3.2   85 栃木県   16,240   102.7   2.3   63 群馬県   15,192   105.5   2.2   64 埼玉県   68,943   115.3   9.8   156 千葉県   35,750   105.5   5.1   120 東京都   37,124   106.3   5.3   90 神奈川県   33,460   103.8   4.8   84 新潟県   14,921   102.0   2.1   59 富山県   7,103   102.3   1.0   29 石川県   6,750   102.5   1.0   24 福井県   5,576   105.0   0.8   21 山梨県   6,187   102.7   0.9   21 長野県   16,249   103.3   2.3   57 岐阜県   10,245   104.1   1.5   38 静岡県   22,649   105.0   3.2   68 愛知県   32,568   105.7   4.7   91 三重県   9,449   104.9   1.3   35 滋賀県   8,211   103.7   1.2   32 京都府   11,160   106.8   1.6   37 大阪府   32,847   105.1   4.7   89 兵庫県   23,011   103.2   3.3   71 奈良県   7,100   103.5   1.0   29 和歌山県   5,799   103.4   0.8   20 鳥取県   4,464   101.6   0.6   15 島根県   3,902   100.7   0.6   16 岡山県   10,887   106.9   1.5   40 広島県   11,526   107.7   1.6   38 山口県   8,735   104.0   1.2   32 徳島県   4,398   102.2   0.6   15 香川県   5,624   102.9   0.8   22 愛媛県   8,441   104.4   1.2   29 高知県   4,665   101.4   0.7   15 福岡県   25,277   103.5   3.6   80 佐賀県   5,041   102.5   0.7   17 長崎県   7,419   104.0   1.1   26 熊本県   9,326   104.1   1.3   32 大分県   7,398   105.4   1.1   30 宮崎県   7,299   103.5   1.0   23 鹿児島県   8,898   101.3   1.3   31 沖縄県   6,650   109.9   0.9   21 日本計   689,702   105.0   98.5   2,233 思夢樂(台湾)   10,332   117.3   1.5   45 海外計   10,332   117.3   1.5   45 合計   700,034   105.2   100.0   2,278 (4)単位当たりの売上実績 項目   前連結会計年度 (自 2024年2月21日 至 2025年2月20日)   当連結会計年度 (自 2025年2月21日 至 2026年2月20日) 売上高(百万円)   665,358   700,034 従業員数(平均)(人)   15,804.6   16,423.4 1人当たり期間売上高(千円)   42,098   42,624 売場面積(平均)(㎡)   2,261,191   2,284,989 1㎡当たり期間売上高(千円)   294   306 (注)1.売場面積(平均)は営業店舗の稼働月数を基礎として算出しております。 2.従業員数(平均)は定時社員(パートタイマー)を正社員換算して算出しております。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容等 (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等  (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりです。連結財務諸表の作成においては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴い実際の結果は異なる場合があります。 (2)財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産残高は、前連結会計年度末に比較して485億41百万円減少して3,218億87百万円となりました。これは、主として、現金・預金の減少720億15百万円、有価証券の増加173億87百万円、商品の増加40億93百万円によるものです。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産残高は、前連結会計年度末に比較して360億63百万円増加して2,327億79百万円となりました。これは主として、投資有価証券の増加224億50百万円、建物及び構築物の増加79億46百万円、土地の増加37億53百万円によるものです。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債残高は、前連結会計年度末に比較して12億1百万円増加して568億6百万円となりました。これは主として、買掛金の増加16億29百万円、未払法人税等の減少4億39百万円によるものです。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債残高は、前連結会計年度末に比較して12億47百万円減少して93億15百万円となりました。これは主として、退職給付に係る負債の減少17億68百万円、定時社員退職功労引当金の増加2億23百万円、資産除去債務の増加1億76百万円によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産残高は、前連結会計年度末に比べ124億31百万円減少し、4,885億45百万円となりました。これは主として、自己株式の減少456億69百万円、利益剰余金の増加293億90百万円、その他の包括利益累計額の増加38億28百万円によるものです。 (3)キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況の分析については、「経営成績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご覧下さい。 (資本の財源及び資金の流動性について) 当社グループの事業活動における運転資金については、日々回収される売上金と自己資金を主な財源としており、設備投資に関しましても、当連結会計年度では、新規出店を中心に249億円の投資を行っており、これらは全て自己資金で賄っております。投資は営業キャッシュ・フローの範囲内であるため財務面の安全度は増しております。 (4)経営成績の分析 1)しまむら事業 ①しまむら事業では、商品力の強化として、主力プライベートブランド(以下、PB)「CLOSSHI(クロッシー)」を中心に、優れた機能性と快適な着心地を両立した商品の拡充に注力しました。具体的には、夏場の酷暑対策として吸水速乾・接触冷感機能を備えた「FIBER DRY(ファイバードライ)」、冬場の防寒需要に対応する吸湿発熱機能の「FIBER HEAT(ファイバーヒート)」といった季節の看板商品が、高い支持を得て売上を牽引しました。また、美と健康への関心の高まりを捉えた「姿勢サポートブラジャー」は、外部メディアの「ヒット番付」に選出されるなど大きな反響を呼び、機能性インナーの新たなヒット商品となりました。加えて、付加価値を高めた高価格帯PB「CLOSSHI PREMIUM(クロッシープレミアム)」や、サプライヤーとの共同開発ブランド(JointDevelopment Brand、以下JB)の展開を強化したことにより、一点単価は上昇しました。 ②販売力の強化では、気温に左右されにくい売上作りを目的とした、インフルエンサーや人気キャラクターとのコラボレーション企画を一段と拡大しました。また、ベビー・キッズ用品や寝具・インテリアといったカテゴリー別の重点フェアを実施したほか、地域対応施策を継続実施したことで、多様化する顧客ニーズを的確に捉えました。販促では、着実に増加するアプリ会員を活用したセグメント販促に加え、SNSを通じたタイムリーな情報発信を強化したことで、多様な顧客層への訴求を一段と強めました。また、季節に応じた各種イベントと連動した商品展開を継続的に実施したほか、半期に一度の「しまむら超サプライズセール」では限定商品の戦略的投入により過去最高の売上を更新するなど、年間を通じて高い集客力を維持しました。オンラインストアでは、利便性の高い「店舗受取サービス」の利用率が引き続き高水準で推移したことで、ECの成長に加え、実店舗への送客による「あわせ買い」の創出など、オンラインと実店舗の相乗効果が一層高まりました。 ③基礎と基盤の強化では、デジタル化による店舗オペレーションの再構築として、自動釣銭機の導入拡大や床清掃ロボットの活用に加え、店内販促物のデジタル化を推進し、労働生産性の向上を図りました。店舗開発では、都市部への出店強化や店舗の再配置を進めるとともに、既存店の改装やファッションモール化を拡大することで、より買い回りやすい店舗環境を整え、店舗収益力の向上に努めました。商品調達では、貿易部を中心としたASEAN地域での生産比率を一段と拡大させることで、原材料価格の高騰や為替変動による仕入原価の上昇を抑制しました。 2)アベイル事業 アベイル事業では、商品力の強化として、JBを中心としたトレンド提案を推進するとともに、気温に左右されにくい売上作りを目的としたキャラクター商品の拡充を積極的に進めました。販売力の強化では、平日の客数増加を目的とした重点催事の開催や、SNS・販促物・店内BGM等を連動させた企画、ファッションイベントへの出展などを通じて認知度の向上を図り、幅広い客層の獲得に繋げました。また、オンラインストアでは、JBを中心としたトレンド商品やキャラクターの限定企画の販売が好調に推移しました。 3)バースデイ事業 バースデイ事業では、商品力の強化として、主力のPBやJBの進化に加え、最新のトレンドに合わせた新規ブランド『moi moi(モイモイ)』や『&mignon(アンドミニョン)』などの展開、ならびにキャラクター商品の拡充を積極的に進め、幅広いターゲット層の取り込みを図りました。販売力の強化では、アニバーサリーイヤーを記念した25周年企画の開催が客数の増加に大きく貢献したほか、地域特性に応じた品揃えとセグメント販促を徹底しました。また、マタニティ向けのイベントに出店し、妊婦やそのご家族に向けたブランド認知度の向上にも努めました。さらに、オンラインストアでは、インフルエンサーとのコラボレーション企画や受注生産販売の取り組みが進展し、EC売上の大幅な増加に繋がりました。 4)シャンブル事業 シャンブル事業では、25周年企画やクリスマス企画など、顧客のニーズやモチベーションに合わせた施策を積極的に展開し、好調に推移しました。また、前年度から取り組んでいる新レイアウト型店舗の開発では、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の向上を図ったことで、既存店舗の売上が伸長しました。さらに、ラインロビングとこれらの施策が相乗効果を生み、春の新生活や母の日をはじめとするギフト需要も大きく伸びました。 5)ディバロ事業 ディバロ事業では、商品力の強化として、立ったまま履けるシューズや防水機能商品の取り扱いを拡大し、好調に推移しました。販売力の強化では、グループのオンラインストア統合に合わせて10月下旬にオンラインストアをオープンしたことでディバロの認知度が向上し、レディースシューズを中心に売上が増加しました。さらに、ウェルネス需要を取り込む新モデル店舗の開発にも着手し、順調に推移しました。 6)思夢樂事業 台湾で事業展開する思夢樂事業は、総合衣料の専門店として、台湾のお客様にとって適時、適品、適価な品揃えを実現するために事業の再構築を進めました。商品力の強化では、日本企画のPBやJBに加え、思夢樂オリジナルのPBの拡大を進めました。販売力の強化では、インフルエンサーとのコラボレーションにより認知度が向上し、新規顧客の獲得が進みました。さらに、12月に台北でオープンした中山北路店が好調に推移しました。 (5)経営上の目標の達成状況について 当社グループは、安定的な企業の成長を続けるため、中長期的な経営上の目標として連結営業利益率は10%が適切と認識しております。 当連結会計年度における当社グループの連結営業利益率は、8.8%となりました。今後につきましても、適正な粗利益確保と販売費及び一般管理費の抑制を図り、当該目標の達成に努めて参ります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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