概要
ぴあは、1984年に日本初のオンラインチケット販売「チケットぴあ」を開始したエンタテインメント企業である。情報誌「ぴあ」の出版から出発し、現在はチケット流通、イベント主催・制作、アリーナ運営、メディア、会員サービス、文化人材育成の6領域を展開。2026年3月期の連結売上高は553億円、従業員数は621名。
チケット流通を中核とする6事業領域
ぴあの事業は「コンテンツ制作」「チケット流通」「会場運営」「メディア」「会員サービス」「人材育成」の6領域から成る。中核のチケット流通では、年間約16万公演、約8,500万枚のチケットを販売し、日本最大級の取扱規模を誇る。「チケットぴあ」の販売ネットワークは全国約38,000カ所に及び、約45,000社の興行主催者と取引する。
自社アリーナ運営で完成したエコシステム
2020年7月、横浜みなとみらいに1万人収容の「ぴあアリーナMM」を開業した。豊洲PIT、仙台PIT、Shibuya PIT ZERO、東京建物ぴあシアター&カンファレンスと合わせ、計6拠点の会場を運営する。これにより、コンテンツ制作からチケット販売、プロモーション、会場運営まで一貫したエコシステムを構築した。
出版からデジタルへ進化したメディア事業
情報誌「ぴあ」を源流とするメディア事業は、受託型出版物「月刊スカパー!」「7ぴあ」、アプリ「ぴあ」(会員約175万人)、サブスクリプション「ぴあ落語ざんまい」(約3,000本の高座映像)などを展開。2026年4月には月刊紙「とぶ!ぴあ」を復刊し、紙とデジタルの連携を図る。
約2,200万人の会員基盤と安定収益
有料会員「ぴあカード」(年会費4,180円、約39万人)と無料「ぴあ会員」(約2,200万人)を運営。会費収入は安定収益源であり、先行予約や割引サービスを提供する。また、新国立劇場やサントリーホールなど他社の会員管理業務を代行するビジネスも展開している。
業界の中での役割はエンタテインメント業界におけるプラットフォーム提供者(チケッティング、コンテンツ制作、会場運営)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01ライブ・エンタテインメント(興行)主力
音楽、スポーツ、演劇、映画などのチケットを日本最大級の規模で販売する「チケットぴあ」を運営。年間約16万公演、約8,500万枚を販売。また、自社でイベントを主催・制作し、年間約700公演を数える。
主要顧客Jリーグ、プロ野球、ラグビー団体、バスケットボール団体
- チケットぴあ
- 1984年開始の日本初のオンラインチケット販売システム。全国約38,000カ所の発券拠点と24時間インターネット販売を提供。
- イベント主催・制作
- 音楽フェス、舞台、オリジナルイベントなどの企画・制作・運営。
02会場運営(アリーナ・ホール)準主力
横浜みなとみらいの「ぴあアリーナMM」をはじめ、東京建物ぴあシアター&カンファレンス、Shibuya PIT ZERO、豊洲PIT、仙台PITなどを運営。会場運営によりコンテンツからチケット、プロモーションまで一貫したエコシステムを構築。
- ぴあアリーナMM
- 収容約1万人の音楽専用ホール。ステージと客席の距離が近く、飲食施設も充実。
- 豊洲PIT / 仙台PIT
- ライブ・エンタテインメント専用シアター。東日本大震災復興支援から発展。
03メディア・出版準主力
エンタメ情報を満載した書籍・雑誌を刊行。受託型出版物(月刊スカパー!、7ぴあ)やアプリ「ぴあ」も展開。サブスクリプションサービス「ぴあ落語ざんまい」も運営。
- ムック・書籍
- 花火、ドライブ、グルメ等のレジャームック、エンタメ雑誌、スポーツ雑誌、写真集など。
- アプリ「ぴあ」
- 情報誌ぴあの世界観を復活させたアプリ。映画、ステージ等の開催情報やニュース、エッセイを提供。会員約175万人。
04会員サービス副次
有料会員「ぴあカード」(約39万人)と無料会員「ぴあ会員」(約2,200万人)を運営。先行予約や割引サービスを提供。他社の会員管理業務も代行。
主要顧客新国立劇場、サントリーホール
- ぴあカード
- クレジット機能付き会員カード。年会費4,180円で先行予約や割引などの特典を提供。
05人材育成・文化振興副次
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)を通じて映画新人監督を発掘・育成。PFFアワードやスカラシップ制度を運営。大島渚賞も創設。ぴあ総研ではライブエンタメ市場の調査研究・白書発行。
国内随一の集客エンタメ領域専門シンクタンク(ぴあ総研)
- PFFアワード
- 自主製作映画のコンペティション。毎年約600本の応募から入選作品を選出。
製品と技術
日本初のオンラインシステム「チケットぴあ」
1984年に開始した日本初のコンピュータネットワークによるチケット販売システム。年間約16万公演、約8,500万枚のチケットを販売する。全国約38,000カ所(セブン-イレブン、ファミリーマートを含む)の店頭と24時間インターネットで購入可能。ダイナミックプライシングや定価リセールサービスなども提供する。
1万人収容の音楽専用ホール「ぴあアリーナMM」
2020年7月に横浜・みなとみらいに開業した音楽専用アリーナ。地下1階、地上4階建てで、ステージと客席の距離が近い設計が特徴。飲食施設やホスピタリティラウンジを併設。民間ならではの視点で音楽業界のニーズを反映し、観客と出演者の双方にとって最適な環境を実現している。
情報誌のDNAを継ぐアプリ「ぴあ」
2018年11月にリリースされたスマートフォンアプリ「ぴあ」は、休刊した情報誌「ぴあ」の世界観をデジタルで復活させたもの。映画、音楽、ステージ、アートなどの開催情報やニュース、エッセイを提供。2026年時点で約175万人の会員を有し、2020年リリースの「チケットぴあ」アプリとも連携する。
サブスクリプション「ぴあ落語ざんまい」
2023年12月に開始した落語の動画配信サブスクリプションサービス。約3,000本の高座映像を鑑賞できる。伝統芸能の継承と若い世代への普及を目的としている。ぴあが培ってきたエンタメ情報のキュレーション力を生かし、新たな収益源として成長を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 人材育成・文化振興国内随一の集客エンタメ領域専門シンクタンク(ぴあ総研)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
チケット販売で国内首位、内需依存
エンターテインメント業界において、チケット販売サービスを中心に事業を展開し、国内市場で確固たる地位を築いている。同業のジンジブやイシンが人材サービスを主力とする中、当社はイベント・興行分野に特化し、独自のポジションを確立。売上高は2025年3月期に454億円、2026年3月期には553億円と大幅に増加し、営業利益率も5.7%から7.8%へ改善した。規模は業界内で大きく、ブランド力と顧客基盤が強みだ。ただし、国内イベント需要に依存するため、パンデミック等の外部要因に脆弱な面がある。
強み
- チケット販売で高い市場シェアを持ち、ブランド認知度が高い
- 最近の売上が大幅に増加し、事業拡大が顕著である
- 多数のイベント主催者と提携し、安定した販売チャネルを確保
- 営業利益率が改善傾向にあり、事業効率が増している
課題
- 国内のイベント需要に業績が左右され、海外展開が進んでいない
- 感染症や災害で興行が中止されると、収入が激減する可能性
- オンライン販売の新興企業が参入し、価格競争が激化する恐れ
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がぴあ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3932アカツキ | 556億円 | 9.8倍 |
| 2 | 4343イオンファンタジー | 549億円 | 19.7倍 |
| 3 | 7914共同印刷 | 517億円 | 12.2倍 |
| 4 | 4718早稲田アカデミー | 491億円 | 19.2倍 |
| 5 | 9470学研ホールディングス | 456億円 | 13.1倍 |
| 6 | 4337ぴあ | 419億円 | 12.4倍 |
| 7 | 6238フリュー | 404億円 | 18.3倍 |
| 8 | 6071IBJ | 382億円 | 15.5倍 |
| 9 | 9405朝日放送グループホールディングス | 366億円 | 8.2倍 |
| 10 | 4714リソー教育グループ | 357億円 | 22.0倍 |
| 11 | 4301アミューズ | 353億円 | 11.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。
会社の歴史
沿革 88件
学生起業から「情報伝達業」へ舵を切った1970年代
1972年7月、大学生であった創業メンバーが東京都中野区で情報誌「ぴあ」を創刊。1974年12月に資本金500万円で「ぴあ株式会社」を設立した。その後、1980年4月には業態を「出版業」から「情報伝達業」へと再規定し、単なる雑誌出版社ではない独自の立ち位置を明確にした。
チケットぴあ開始と全国販売網の構築(1984〜1993年)
1984年4月、日本初のコンピュータによるチケット販売サービス「チケットぴあ」と会員制度「ぴあカード」を開始。1987年には「TVぴあ」を創刊し、関西、中部、九州へと地域展開を進めた。1993年5月には音声応答予約「Pコード」を導入し、利便性を高めた。
国際イベント参画と株式上場(1996〜2003年)
1996年、長野冬季オリンピックのオフィシャルサプライヤーに決定。1999年には「@チケットぴあ」を開設し、インターネット販売を本格化。2000年には「2002FIFAワールドカップ」の国内チケット管理業務を受託。2002年1月に東証2部上場、2003年5月には東証1部へ指定替えとなった。
コンビニ提携で販売力を飛躍させた2000年代
1998年にファミリーマート、2001年にセブン-イレブン・ジャパンと業務提携し、チケット販売ネットワークを拡大。2003年には全国のセブン-イレブン店舗で販売を開始した。2009年にはセブン&アイ・ホールディングスと資本提携を締結。一方で、2010年以降は情報誌「ぴあ」の休刊が相次ぎ、紙媒体からの転換期を迎えた。
コロナ禍とアリーナ開業、新たな収益基盤の模索(2020〜2021年)
2020年7月、創業記念日に「ぴあアリーナMM」を開業。しかしコロナ禍で2021年3月期の売上高は前年比59%減の674億円、最終赤字67億円に陥った。同年5月にはライブ配信サービス「PIA LIVE STREAM」をリリースし、動画配信事業に進出。事業構造の転換を迫られた。
過去最高益を達成した成長期(2022〜2026年)
2022年4月に東証プライム市場へ移行。2025年には「大阪・関西万博」の入場券販売システムと「東京2025世界陸上」のチケッティング業務を完遂。2026年3月期は売上高553億円、営業利益43億円、純利益33億円と、すべてで過去最高益を更新した。創業60周年へ向け、新中期経営計画を策定した。
年表88件を開く
1970年代
- 1972年7月創業大学生であった創業メンバーが、東京都中野区にて、情報誌月刊「ぴあ」を創刊。
- 1974年12月創業東京都千代田区猿楽町において資本金5百万円で「ぴあ株式会社」を設立。
- 1976年10月出版取次会社と取引開始。
- 1979年9月商号変更情報誌「ぴあ」を月刊から隔週刊に変更。
1980年代
- 1980年4月当社の業態を「出版業」から「情報伝達業」へと再規定。
- 1983年4月東京都千代田区麹町に本社移転。
- 1984年4月コンピュータによるチケット販売サービス「チケットぴあ」及び「ぴあカード」会員制度開始。
- 1985年6月関西地域の情報誌「ぴあ関西版」を創刊。
- 1986年4月大阪府大阪市北区に大阪支社(現・関西支社)を開設、関西地域での出版業及びチケット販売業を開始。
- 1987年12月テレビ情報誌「TVぴあ」創刊。
- 1988年7月創業愛知県名古屋市中区にチケットぴあ名古屋株式会社を設立。
- 1988年8月愛知県名古屋市中区に名古屋支局(現・中部支社)を開設、中部地域での出版業及びチケット販売業を開始。
- 1988年9月中部地域の情報誌「ぴあ中部版」創刊。
1990年代
- 1990年2月創業福岡県福岡市中央区にチケットぴあ九州株式会社を設立及び九州営業所を開設、九州地域でのチケット販売業を開始。
- 1990年11月商号変更情報誌「ぴあ」関東版を隔週刊から週刊に変更。
- 1993年5月音声応答チケット販売予約「Pコード」予約開始。
- 1995年5月東京都千代田区三番町に本社移転。
- 1996年12月「第18回オリンピック冬季大会長野1998」のオフィシャルサプライヤーに決定。
- 1997年10月インターネット上にホームページ「@ぴあ」開設。
- 1998年7月「ぴあアイデンティティ(PI)」を策定。
- 1998年9月株式会社ファミリーマートと業務提携し、「チケットぴあ」販売ネットワークを拡大。
- 1999年4月創業本社内にぴあデジタルコミュニケーションズ株式会社を設立。
- 1999年8月テレビ情報誌「TVぴあ」五版化(関東版、関西版、東海版、北海道・青森版、福岡・山口版)。
- 1999年12月チケット販売専用サイト「@チケットぴあ」開設。
2000年代
- 2000年4月北海道札幌市中央区に北海道営業所(現・北海道支局)を開設、北海道地域でのチケット販売業を開始。
- 2000年5月「2002FIFAワールドカップ」の国内チケット管理業務をJAWOCより受託。
- 2000年6月株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの「iモード」でのチケット販売サービス「iモードチケットぴあ」のサービス拡充、本格展開開始。
- 2001年3月「スポーツ振興くじ」の本格販売開始。当社は販売ネットワーク、店舗開拓等の運営面で協力。
- 2001年10月株式会社セブン-イレブン・ジャパンと業務提携し、「チケットぴあ」販売ネットワークを拡大。
- 2002年1月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 2002年4月広島県広島市に広島事務所(現・中四国支局)を開設。
- 2002年6月株式会社サンクスアンドアソシエイツと業務提携し、サンクスでのチケット販売を開始。
- 2002年10月創業ぴあ総合研究所株式会社を設立。
- 2003年2月全国のセブン-イレブン店舗でチケット販売をスタート。
- 2003年5月東京証券取引所市場第一部に指定替え。
- 2003年6月宮城県仙台市に仙台事務所(現・東北支局)を開設。
- 2005年10月株式会社サークルK・サンクスの全店舗にてチケット販売を開始。
- 2007年5月M&A買収防衛策を導入。
- 2008年6月凸版印刷株式会社(現 TOPPAN株式会社)、株式会社経営共創基盤への第三者割当増資を実施。
- 2009年12月株式会社セブン&アイ・ホールディングスとの業務・資本提携契約を締結。
2010年代
- 2010年4月創業株式会社東京音協を設立。
- 2010年6月全国のセブン-イレブン店舗にてチケット販売を再開。情報誌「ぴあ」中部版を休刊。
- 2010年10月情報誌「ぴあ」関西版を休刊。
- 2011年1月東京都渋谷区東に本社移転。
- 2011年7月情報誌「ぴあ」首都圏版を休刊。
- 2012年2月公益社団法人日本プロサッカーリーグとJリーグオフィシャルチケッティングパートナー契約を締結。
- 2012年7月第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)にて「JOCオフィシャルチケッティングマネジメント」として日本国内のチケット販売総代理業務を受託。
- 2012年10月創業東日本大震災復興支援活動を行う「一般社団法人チームスマイル」を設立。
- 2014年7月チケットぴあ「定価リセールサービス」を導入。「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」が第32回川喜多賞を受賞。
- 2014年12月北京ぴあ希肯国際文化発展有限公司(ぴあ希肯)に出資参画。
- 2015年9月創業ぴあグローバルエンタテインメント株式会社を設立。
- 2017年4月「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」を一般社団法人化。
- 2017年6月チケット高額転売問題の対策として音楽業界団体が立ち上げた公式チケットトレードリセールサイト「チケトレ」の運営を受託し、サービスを開始。
- 2017年9月「ラグビーワールドカップ2019日本大会」において、同大会組織委員会より「チケッティングサプライヤー」として、国内外のチケッティング業務を受託。
- 2017年12月一定の条件を満たす従業員等335名を対象として譲渡制限付株式(RS)付与を実施。
- 2018年6月三井物産株式会社とヤフー株式会社との合弁会社である「ダイナミックプラス株式会社」と業務提携。
- 2018年11月アプリ版「ぴあ」を本創刊。
- 2019年10月創業ぴあフィールドサービス株式会社を設立。
2020年代
- 2020年3月PFF主催「第1回大島渚賞」授賞式・記念上映会を開催。
- 2020年5月コロナ禍にre:STARTプロジェクトを始動。ライブ動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」をリリース。
- 2020年7月創業横浜・みなとみらい地区に収容1万人規模の大型音楽アリーナ「ぴあアリーナMM」を開業(創業記念日である7月10日に「ゆず」によるこけら落とし映像配信を実施)。
- 2020年10月スマートフォン向け「チケットぴあ」アプリをリリース。
- 2021年3月ダイナミックプライシングの普及に向け、ダイナミックプラス株式会社に追加出資し持分法適用会社化。
- 2021年4月スポーツ産業に必要な人材を育成する「ぴあスポーツビジネスプログラム」(PSB)を開講。「ぴあコーポレート・アイデンティティ(CI)」を策定。
- 2021年5月三菱地所株式会社と業務・資本提携契約を締結。
- 2021年6月「ぴあステーション」「チケットぴあスポット」のフランチャイズ運営を終了(6月末)。
- 2021年7月東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、TSP(Ticketing System & Service Provider)としてチケッティング、ゲーティング業務を受託。
- 2022年3月創業ぴあネクストスコープ株式会社(PNS)を設立。 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の入場券販売関連システムサービス提供業務を受託。
- 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行。
- 2022年5月三菱地所株式会社との合弁会社「MECぴあクリエイティブ株式会社」を設立。
- 2022年7月創業創業50周年を迎える。
- 2022年10月創業「ぴあネクストスコープ株式会社(PNS)」の株式譲渡に伴い、「ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社(PANX)」に改称、新体制発足。
- 2022年11月創業「ぴあ創業50周年感謝イベント」をぴあアリーナMMで開催。
- 2022年12月「一般社団法人チームスマイル」の東日本大震災復興支援活動を終了。
- 2023年4月チケットエージェンシー3社が共同で、イベント主催者向けチケット業務の共通基盤システム「TAプラットフォーム」を提供開始。
- 2023年10月従業員向け「ライブ・エンタテインメント補助制度」及び「ぴあ公認部活制度」スタート。
- 2023年12月落語の動画配信サブスク「ぴあ落語ざんまい」、サービス開始。日本オリンピック委員会(JOC)と「公式チケッティングマネジメント契約」を締結。
- 2024年3月「ぴあ会員」数が2,000万人、「ぴあカード会員」数が30万人を突破。
- 2024年10月日本航空株式会社(JAL)と業務提携。
- 2024年11月カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)と業務提携。
- 2025年4月創業ぴあライブクリエイティブ株式会社を設立。
- 2025年4月札幌のシステム開発拠点「PIA TECH LAB」採用開始。
- 2025年6月「サステナビリティレポート」を発行。
- 2025年9月「東京2025世界陸上」開催。チケッティング業務、ホスピタリティを全面的に受託し完遂。
- 2025年10月西日本旅客鉄道株式会社との事業連携を発表。
- 2025年10月「大阪・関西万博」閉幕。入場チケット販売システムの提供などチケッティング業務を完遂。
- 2026年1月新ステートメント「Life is Pure.」を発表。
- —創業■ぴあ創業50周年の歩みを記念ムービー(約20分)にまとめていますので、ご覧ください。 URL:https://w.pia.jp/t/50th-movie-yuho2022/
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2028年度まで500億円
- 営業利益2028年度まで32億円
- 経常利益2028年度まで27億円
- 親会社株主に帰属する当期純利益2028年度まで18億円
- 営業利益2032年度まで60億円超
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
感動のライフライン事業の構築
コンテンツ創出からチケッティング、プロモーション、会場運営まで一気通貫で結ぶ事業モデルにより収益力向上と持続的成長基盤を確立する。
- 02
事業基盤の確立・伸長
コンテンツ創出(興行主催)事業及びヴェニューネットワーク事業への投資を拡大し、前期でトライアルした新規サービス(ホスピタリティ、DMS、グローバル事業等)の黒字化を図る。
- 03
事業インフラ構築への積極投資
次世代プラットフォームへの移行と安定稼働、業務効率化・セキュリティ強化への継続投資、全社的なAI活用による事業・サービス開発の進化を推進する。
- 04
ガバナンス強化と人的資本投資
ガバナンス強化、健康経営の実践、2028年予定の本社移転の円滑な実施、従業員報酬拡充など人的資本投資を着実に実行する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で621人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は881万円で、9期前と比べて+34.4%。平均年齢は38.6歳、平均勤続年数は8.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 280 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 292 | — |
| 2019年3月 | 655 | 41.3 | 13.0 | 304 | — |
| 2020年3月 | 785 | 40.9 | 13.0 | 330 | — |
| 2021年3月 | 587 | 40.8 | 13.0 | 332 | — |
| 2022年3月 | 594 | 40.9 | 13.0 | 342 | — |
| 2023年3月 | 726 | 40.8 | 13.0 | 331 | — |
| 2024年3月 | 788 | 40.1 | 10.0 | 448 | — |
| 2025年3月 | 791 | 39.4 | 9.0 | 517 | 503 |
| 2026年3月 | 881 | 38.6 | 8.0 | 621 | 692 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社16社(国内 15 / 海外 1、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内ぴあライブクリエイティブ㈱東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱東京音協東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ぴあグローバルエンタテインメント㈱東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ぴあ総合研究所㈱東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ぴあフィールドサービス㈱東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内チケットぴあ九州㈱福岡市 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内MECぴあクリエイティブ㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権70.0%
- 国内一般社団法人PFF (注)2東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権69.1%
- 国内PDHX㈱(注)3東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内TAプラットフォーム㈱大分県 大分市 · 持分法適用会社議決権33.3%
- 国内TAプラットフォームソフトウェア共同事業体大分県 大分市 · 持分法適用会社議決権33.3%
- 国内チケットぴあ名古屋㈱名古屋市東区 · 持分法適用会社議決権25.0%
残りのグループ会社4社を開く
- 北京ぴあ希肯国際文化発展有限公司中国北京22%
- ダイナミックプラス㈱東京都 新宿区15%
- ぴあ朝日ネクストスコープ㈱東京都 渋谷区44%
- ㈱セブン&アイ・ホールディングス(注)4、5東京都 千代田区18%
- 調達1,727万円【近畿経済産業局】令和6年度クールジャパン発信イベントをプロトモデルとした地域資源等のBtoC プロモーション手法調査事業経済産業省 · 2024-08-20
- 調達1,035万円令和6年度補正クリエイター事業者支援事業(エンタメ・スポーツ・伝統のクロスオーバーのモデル実証調査)経済産業省 · 2025-04-01
- 補助金600万円コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業文部科学省 · 2022-12-13
- 補助金197万円文化施設の感染症防止対策事業文部科学省 · 2020-09-28
- 補助金-3万円文化施設の感染症防止対策事業文部科学省 · 2021-03-01
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は553億円、営業利益は43億円。前期と比べると増収増益で、売上が+21.8%、利益が+65.4%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 480億円 | 553億円 |
| 営業利益 | 25億円 | 43億円 |
| 純利益 | 15億円 | 33億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は142億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+43.4%、営業利益は+11.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 88 | — | — | 5 |
| 2024年1Q | 99 | 9 | 9.1 | 9 |
| 2024年2Q | 98 | 1 | 1.0 | 0 |
| 2024年3Q | 90 | 0 | 0.0 | −2 |
| 2024年4Q | 109 | — | — | 4 |
| 2025年2Q | 212 | 12 | 5.7 | 7 |
| 2025年4Q | 242 | 14 | 5.8 | 9 |
| 2026年2Q | 263 | 30 | 11.4 | 20 |
| 2026年4Q | 290 | 13 | 4.5 | 13 |
| 2027年1Q | 142 | 10 | 7.0 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,120億円から553億円へ49%に減った。直近期の営業利益率は7.8%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,120 | — | 4 | — | 4 |
| 2014年3月 | 1,281 | — | 9 | — | 8 |
| ぴあグローバルエンタテインメント株式会社を設立。 | |||||
| 2015年3月 | 1,271 | — | 13 | — | 12 |
| 2016年3月 | 1,386 | — | 15 | — | 12 |
| 2017年3月 | 1,528 | — | 17 | — | 10 |
| 2018年3月 | 1,635 | — | 12 | — | 7 |
| ぴあフィールドサービス株式会社を設立。 | |||||
| 2019年3月 | 1,800 | — | 13 | — | 8 |
| 横浜・みなとみらい地区に収容1万人規模の大型音楽アリーナ「ぴあアリーナMM」を開業(創業記念日である7月10日に「ゆず」によるこけら落とし映像配信を実施)。 | |||||
| 2020年3月 | 1,632 | — | 11 | — | 1 |
| 2021年3月 | 674 | — | −60 | — | −67 |
| ぴあネクストスコープ株式会社(PNS)を設立。 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の入場券販売関連システムサービス提供業務を受託。 | |||||
| 2022年3月 | 258 | — | −8 | — | −11 |
| 2023年3月 | 328 | — | 6 | — | 14 |
| 2024年3月 | 396 | — | 9 | — | 11 |
| ぴあライブクリエイティブ株式会社を設立。 | |||||
| 2025年3月 | 454 | 26 | 24 | 5.7 | 16 |
| 2026年3月 | 553 | 43 | 43 | 7.8 | 33 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高553億円のうち、営業利益として残るのは43億円で7.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金60.8%336億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.5%174億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.8%43億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが131億円、投資CFが−29億円で、差し引きのフリーCFは102億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は547億円で、売上の11.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 39 | −4 | −3 | 35 | 190 |
| 2014年3月 | −13 | −6 | −8 | −19 | 163 |
| 2015年3月 | −12 | −11 | −9 | −23 | 131 |
| 2016年3月 | 28 | −8 | 0 | 20 | 151 |
| 2017年3月 | 61 | −16 | −7 | 45 | 189 |
| 2018年3月 | 59 | −40 | −21 | 19 | 186 |
| 2019年3月 | 105 | −51 | 12 | 54 | 252 |
| 2020年3月 | −24 | −80 | 90 | −104 | 239 |
| 2021年3月 | −219 | −42 | 173 | −261 | 151 |
| 2022年3月 | 131 | −27 | −11 | 104 | 244 |
| 2023年3月 | 94 | −36 | −38 | 58 | 264 |
| 2024年3月 | 124 | −22 | −26 | 102 | 339 |
| 2025年3月 | 153 | −19 | −10 | 134 | 463 |
| 2026年3月 | 131 | −29 | −18 | 102 | 547 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1,172億円。このうち返さなくてよい自己資本が108億円で、自己資本比率は9.2%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 365 | 43 | 322 | 11.8 |
| 2014年3月 | 352 | 50 | 302 | 14.1 |
| 2015年3月 | 316 | 62 | 254 | 19.5 |
| 2016年3月 | 359 | 76 | 283 | 21.1 |
| 2017年3月 | 428 | 80 | 348 | 18.5 |
| 2018年3月 | 555 | 73 | 482 | 13.1 |
| 2019年3月 | 627 | 66 | 561 | 10.4 |
| 2020年3月 | 586 | 60 | 526 | 10.2 |
| 2021年3月 | 528 | 19 | 509 | 3.5 |
| 2022年3月 | 646 | 28 | 618 | 4.3 |
| 2023年3月 | 748 | 44 | 704 | 5.8 |
| 2024年3月 | 903 | 55 | 848 | 6.1 |
| 2025年3月 | 1,022 | 72 | 949 | 7.1 |
| 2026年3月 | 1,172 | 108 | 1,065 | 9.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中28位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中528位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,674で、1年前と比べて-21.4%。過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.4倍 |
| PER (会社予想) | 27.4倍 |
| PBR | 3.81倍 |
| 配当利回り | 1.12% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2699円で前日比-3.12%と下落。25日移動平均線(2780.32円)を下回り、75日線(2797.67円)や200日線(2868.72円)も下回った。52週高値(3775円)からは約28.5%下落、52週安値(2323円)からは約16.2%上。8月13日に2786円まで上昇したが、翌日急落。RSIは46.44と中立。出来高は8月13日と14日にそれぞれ97500株、97900株と急増し、売りが優勢。1年で-19.42%と下落トレンド。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PER12.47倍は同業界平均22.98倍を大幅に下回り割安。PBR3.85倍は平均3.31倍を上回るが、ROE36.9%と高収益で正当化。配当利回り1.11%は低いが、配当性向18.7%と余裕あり。直近2026/3期も増収増益で純利益33億円と成長。ただし予想PER27.6倍と高く、将来成長を織り込む。割安と成長のバランスで妥当圏内。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.4倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 27.4倍 | — |
| PBR | 3.81倍 | 3.51倍 |
| ROE | 36.9% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
チケット販売市場のデジタル化が進む中、同社はデジタル販売へのシフトを拡大し、売上高は伸長している。強気派は、市場回復による販売量増加と法人向け新サービスの成長が利益率を押し上げると見る。一方、弱気派は、競合との価格競争や手数料率の低下、外出自粛の再来リスクを懸念し、営業利益率の低さと将来の成長鈍化を指摘する。今後の決算では、デジタル販売比率や法人売上の伸びが争点となる。
- デジタル化の進展
デジタル販売比率が上昇し、手数料効率が改善している。
- 法人向け成長
法人向けサービスが売上増に寄与し、顧客基盤を拡大中。
- 市場回復期待
イベント需要の回復で販売枚数が増加し、売上拡大が見込める。
- チケット需要拡大で増収継続2026年下期影響中
売上高は過去2年で約40%増、営業利益は65%増の成長鈍化なし
- 営業利益率の一段の改善通年影響中
営業利益率は5.73%→7.78%に上昇、更に8%超も視野
- 外国人持ち株比率の上昇継続影響弱
外国人保有7.19%と低く、東証プライム銘柄として資金流入余地
- 増配による株主還元次回株主総会影響弱
純利益33億円、配当利回り1.11%は増配余地があり、発表で好感
- 価格競争の激化
競合の販売手数料引き下げが続き、利益率を圧迫する。
- 利益率の低さ
営業利益率は一桁台で、構造的な低収益性が懸念。
- 需要変動リスク
外出自粛などの需要急減リスクがあり、業績が不安定。
- 次期予想PER27.6倍が示す減益2027年3月期影響強
予想PER27.6倍は純利益約15億円を暗示し、前期33億円から半分以下
- 高PBR3.85倍の修正リスク継続影響中
PBR3.85倍はROE36.9%を反映、ROEが低下すればバリュエーションも縮小
- チケット市場の競争激化不定影響中
競合が手数料を引き下げれば、売上高553億円の成長率が鈍化
- 株価の下落トレンド継続影響弱
1年で-19.42%と調整、需給の悪化が続く
- デジタル販売比率
- デジタルシフトの進度と手数料単価の変化を測るため。
- 法人売上高
- 新規成長領域の寄与と収益拡大の持続性を確認するため。
- チケット販売枚数
- 市場需要の回復度とシェア動向を把握するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+600.0%。いまの株価に対する利回りは1.12%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 16 | — | 24.7 |
| 2018年3月 | 16 | 0.0 | 36.3 |
| 2019年3月 | 20 | 25.0 | 39.2 |
| 2020年3月 | 5 | −75.0 | 153.2 |
| 2026年3月 | 35 | 600.0 | 18.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ26,882人。区分でいちばん多いのは個人・その他で51.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.8%を占め、残る59.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 46.0 | 48.5 | 49.3 | 48.3 | 55.3 | 51.2 |
| 事業法人 | 48.1 | 44.4 | 44.4 | 43.8 | 34.5 | 33.8 |
| 外国法人 | 1.5 | 1.4 | 1.0 | 1.4 | 2.4 | 7.2 |
| 金融機関 | 4.0 | 5.4 | 4.5 | 5.9 | 6.3 | 7.0 |
| 証券会社 | 0.2 | 0.3 | 0.8 | 0.5 | 1.6 | 0.8 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 矢内廣 | 19.53 |
| 02 | 株式会社セブン&アイ・ホールディングス | 8.99 |
| 03 | TOPPAN株式会社 | 6.94 |
| 04 | きらぼしキャピタル東京Sparkle投資事業有限責任組合 | 5.21 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.60 |
| 06 | SpireX株式会社 | 4.49 |
| 07 | 株式会社セブン-イレブン・ジャパン | 4.49 |
| 08 | 三菱地所株式会社 | 4.34 |
| 09 | PERSHING-DIV. OF DLJ SECS. CORP.(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 3.11 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) | 1.78 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+696%、1株純資産は14期で+129%。直近期のROEは36.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 27 | 305 | 9.3 | 57.8 | 18.9 |
| 2014年3月 | 58 | 353 | 17.6 | 32.2 | 17.3 |
| 2015年3月 | 84 | 438 | 21.4 | 27.9 | 17.8 |
| 2016年3月 | 86 | 527 | 17.6 | 23.8 | 17.9 |
| 2017年3月 | 68 | 556 | 12.6 | 43.2 | 24.7 |
| 2018年3月 | 50 | 519 | 9.3 | 108.4 | 36.3 |
| 2019年3月 | 59 | 475 | 11.9 | 77.6 | 39.2 |
| 2020年3月 | 9 | 437 | 2.0 | 249.3 | 153.2 |
| 2021年3月 | −479 | 127 | — | — | — |
| 2022年3月 | −74 | 184 | — | — | — |
| 2023年3月 | 93 | 285 | 39.6 | 103.2 | — |
| 2024年3月 | 73 | 363 | 22.6 | 121.2 | — |
| 2025年3月 | 104 | 473 | 24.9 | 64.5 | — |
| 2026年3月 | 216 | 700 | 36.9 | 15.3 | 18.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
19名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は19名。2026/3期の役員報酬は総額636百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 矢内廣 | 代表取締役社長 | 76 | 3,060,000 |
| 木本敬巳 | 取締役副社長 | 65 | 9,000 |
| 吉澤保幸 | 専務取締役 | 71 | 12,000 |
| 村上元春 | 常務取締役 | 61 | 7,000 |
| 小林覚 | 取締役 | 60 | 12,000 |
| 東出隆幸 | 取締役 | 61 | 8,000 |
| 川端俊宏 | 取締役 | 53 | 7,000 |
| 宮本暢子 | 取締役 | 57 | 3,000 |
| 一條和生 | 取締役 | 67 | 1,000 |
| 村井満 | 取締役 | 67 | 4,000 |
| 佐藤則之 | 取締役 | 71 | — |
| 寺田美穂 | 取締役 | 57 | — |
残りの役員7名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 能勢正幸 | 常勤監査役 | 77 | 32,000 |
| 松田政行 | 監査役 | 77 | — |
| 糸谷祥輝 | 監査役 | 63 | — |
| 吉川武志 | — | 40 | — |
| 山森郷司 | 取締役 | 55 | — |
| 岡嶋則幸 | 取締役 | 53 | — |
| 山口拓哉 | 監査役 | 65 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| その他役員 | 13 | 362 | 98 | 87 | 548 | 42 |
| 社外取締役 | 6 | 46 | — | 0 | 46 | 8 |
| その他役員 | 3 | 21 | — | — | 21 | 7 |
| 社外監査役 | 3 | 21 | — | — | 21 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容8,189字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,312字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,730字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,444字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-18
- 半期報告書半期報告書-第53期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-19
- 半期報告書半期報告書-第52期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-19
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業