概要
株式会社早稲田アカデミーは、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)で学習塾「早稲田アカデミー」を展開する教育企業である。難関中学・高校・大学受験指導に強みを持ち、2026年3月期の売上高は377億円、従業員1,109名。集団指導と個別指導の両方を提供し、子会社を通じて医歯薬系予備校や幼児教育、海外での日本人子女向け指導も行う。
集団指導と個別指導の二本柱
早稲田アカデミーの主要事業は、小学1年から高校3年を対象とする集団指導と個別指導に大別される。集団指導は「早稲田アカデミー」ブランドで首都圏5都県に直営校舎を展開し、難関校への合格実績でブランド力を高めている。2026年春の中学入試では御三家中学の合格者数が700名近くに達し、高校入試でも開成や早慶附属で圧倒的な実績を残した。大学受験では東京大学・早慶上智大学の合格者数が大きく伸長している。個別指導は「早稲田アカデミー個別進学館」として、直営校に加えフランチャイズ方式も活用し、2026年3月時点で76校体制となった。2025年7月に成増校、同年11月に綾瀬校(FC)、2026年3月に王子校(FC)を新設し、100校体制を目指している。大学受験部門では東進衛星予備校との提携により9校を展開し、高校生の取り込みを強化している。2026年3月期の期中平均塾生数は50,837人で、小学部が30,666人(60.3%)を占める。これらの施策により、生徒の「Life Time Value」最大化を追求している。
首都圏集中と海外への展開
早稲田アカデミーの校舎網は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県の5都県に集中している。1975年に東京都杉並区で創業後、1990年に埼玉県上福岡市、1998年に神奈川県川崎市、2003年に千葉県松戸市、2007年に茨城県つくば市へと段階的に進出し、首都圏全域をカバーするようになった。集団指導校舎の正確な数は非開示だが、個別指導校舎と合わせると総数は100を超える。また、海外展開として、イギリス・ロンドンにWASEDA ACADEMY UK CO.,LTD、アメリカ・ニューヨーク州にWASEDA ACADEMY USA CO.,LTD.を設立し、現地の日本人子女(小中学生)向けに進学指導を提供している。かつてシンガポールにも進出していたが、1999年に撤退している。海外事業はグループ全体の売上高に占める割合は小さいが、グローバル人材育成の一環として位置づけられている。子会社の水戸アカデミーは茨城県内で、集学舎(QUARD)は千葉県内で地域密着型の指導を行っている。
グループ子会社の機能分化
早稲田アカデミーグループは、当社と7つの連結子会社で構成される。株式会社野田学園は医歯薬系専門予備校「野田クルゼ」を運営し、中学生から高卒生までを対象に医学部・歯学部・薬学部受験に特化した指導を提供する。株式会社水戸アカデミーは茨城県内で「水戸アカデミー」として小中学生向け進学指導を行い、同時に当社のフランチャイジーとして個別進学館水戸校も運営する。株式会社集学舎は千葉県内で「QUARD(クオード)」ブランドで小中高校生を対象とした進学塾を展開し、2018年に有限会社クオード・エンタープライズを吸収合併した。株式会社幼児未来教育は東京都内で「ベンチャースクール サン・キッズ」として1歳から6歳までの幼児教室を運営し、2024年1月にグループに加わった。海外子会社2社はロンドンとニューヨークで日本人子女向け指導を実施する。これらの子会社はそれぞれ専門性と地域性を活かし、グループ全体の事業領域を補完している。かつては株式会社秀文社や株式会社ビーケアを子会社としていたが、既に売却している。
収益の成長と安定性
早稲田アカデミーの売上高は2013年3月期の180億円から2026年3月期の377億円へと約2倍に拡大している。増収基調は一貫しており、特に2020年以降は年率7~8%の成長を続けている。営業利益率は10%前後で推移し、2026年3月期には営業利益40億円(利益率10.6%)を計上した。純利益も2013年3月期の5億円から2026年3月期の25億円へと増加している。収益の原動力は塾生数の増加であり、期中平均塾生数は2026年3月期に50,837人と前期比4.0%増加した。校舎拡大と合格実績の向上が集客力を高め、生徒一人当たりの単価も上昇傾向にある。財務面では、営業活動によるキャッシュフローは毎期40億円前後を生み出し、投資と株主還元(配当)に充当している。2026年3月期の配当金総額は11.13億円であった。自己資本比率は高く、安定した財務基盤を維持している。
業界の中での役割は学習塾・教育サービス事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2020/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 教育関連事業 | 246億円 | 100.0% | 48億円 | 19.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01進学学習指導(集団・個別指導塾)主力
当社が小学1年生から高校3年生までを対象に進学学習指導を実施。首都圏で直営校舎を展開し、個別指導部門ではフランチャイズ方式も採用。子会社の水戸アカデミー(水戸アカデミー)は茨城県内で小中学生対象、集学舎(QUARD)は千葉県内で小中高校生対象に進学指導を行う。また、海外子会社2社がイギリス・ロンドンとアメリカ・ニューヨークで日本人子女(小中学生)向けに進学指導を実施。
- 早稲田アカデミー(集団指導)
- 小学1年~高校3年を対象とした進学学習指導。首都圏で直営校舎を展開。
- 早稲田アカデミー個別進学館
- 個別指導形式の進学学習指導。フランチャイズ方式も併用。
- 水戸アカデミー
- 茨城県内で小中学生を対象とした進学学習指導。子会社水戸アカデミーが運営。
- QUARD(クオード)
- 千葉県内で小中高校生を対象とした進学学習指導。子会社集学舎が運営。
02医歯薬系大学受験予備校準主力
子会社野田学園が「野田クルゼ」の名称で、中学生、高校生及び高卒生を対象とした医歯薬系専門の大学受験予備校を運営。
- 野田クルゼ
- 医歯薬系専門の大学受験予備校。中学生、高校生、高卒生対象。
03幼児教育・英語教育副次
当社が年長生以上を対象とした英語教育を実施。子会社幼児未来教育が「ベンチャースクール サン・キッズ」の名称で、東京都内で1歳から6歳までの未就学児を対象とした幼児教室を運営。
- 早稲田アカデミー英語教育
- 年長生以上を対象とした英語教育プログラム。
- ベンチャースクール サン・キッズ
- 1歳から6歳までの未就学児を対象とした幼児教室。子会社幼児未来教育が運営。
製品と技術
中学受験指導と難関校合格実績
早稲田アカデミーの集団指導は、中学受験分野で特に高い競争力を持つ。2026年春の中学入試では、女子御三家・男子御三家などの難関私立中学で合格者数が700名近くに達し、過去最高を更新した。高校受験でも開成・早慶附属等の最難関私国立高校で圧倒的な合格実績を有し、大学受験では東京大学・早慶上智大学の合格者数が大きく伸長している。これらの実績は、創業以来の教育理念「本気でやる子を育てる」に基づく指導と、教師の授業技術向上への取り組みによる。全社をあげた授業技術コンテストや各種研修を通じて教務力を高めている。また、2002年に開設した難関校特化ブランド「ExiV(エクシブ)」は、中学受験のトップ層向けに特化した指導を提供する。さらに、人気アニメとのコラボレーション広告を2年連続で展開するなど、集客施策も奏功し、塾生増加につながっている。
個別指導「個別進学館」の運営方式と拡大
個別指導は「早稲田アカデミー個別進学館」として、直営校とフランチャイズ校を組み合わせて展開している。2026年3月時点で76校体制となり、2025年7月に成増校、同年11月に綾瀬校(FC)、2026年3月に王子校(FC)を新設するなど、100校体制を目指して拡大を続けている。個別指導の強みは、一人ひとりの学習進度や目標に合わせた柔軟な指導ができる点にある。集団指導との併用率向上を図り、生徒の「Life Time Value」最大化を追求している。また、2026年3月には「個別指導本部」を新設し、運営体制を強化した。大学受験部門では東進衛星予備校との提携により映像授業を活用し、高校生の学習ニーズにも対応している。このように、個別指導はグループの成長を牽引する重要な柱となっている。
医歯薬系専門予備校「野田クルゼ」
子会社の株式会社野田学園が運営する「野田クルゼ」は、中学生、高校生及び高卒生を対象とした医歯薬系専門の大学受験予備校である。医学部・歯学部・薬学部への進学を目指す生徒に特化したカリキュラムを提供し、少人数制の授業や個別面談を通じて、基礎から応用まで徹底的に指導する。医歯薬系は他学部と比較して受験科目や入試傾向が特殊であり、専門特化した予備校の需要は高い。野田クルゼはそのニッチな分野で確固たる地位を築いており、グループ全体の受験指導の幅を広げている。2007年に完全子会社化されて以降、グループシナジーを発揮し、合格実績の向上に貢献している。
幼児教育から海外校まで多様な学習機会
2024年1月に子会社化した株式会社幼児未来教育は、東京都内で「ベンチャースクール サン・キッズ」を運営し、1歳から6歳までの未就学児を対象とした幼児教室を提供している。早期教育のニーズに応え、将来の学習基盤を育てる役割を担う。また、海外ではイギリス・ロンドンのWASEDA ACADEMY UK CO.,LTDとアメリカ・ニューヨーク州のWASEDA ACADEMY USA CO.,LTD.が、現地の日本人子女(小中学生)向けに進学指導を実施している。海外に駐在する家族の教育ニーズに応えるとともに、グローバルな視点を持った人材育成に寄与している。これらの事業はグループ全体の売上高に占める割合は小さいが、多様な学習機会を提供し、ブランド価値向上に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
学習塾で業界首位級、高収益を実現
早稲田アカデミーは首都圏を中心に展開する学習塾で、業界内で確固たる地位を築いている。同業のジンジブやイシンは人材サービス中心だが、早稲田アカデミーは教育サービスに特化し、合格実績とブランド力で差別化。売上高は2024年3月期の329億円から2026年3月期には377億円へ成長し、営業利益率も10%前後と高水準を維持。業界内で収益性トップクラスの優良企業である。
強み
- 営業利益率が10%を超え、サービス業界でもトップクラスの収益性を誇る。
- 難関校合格実績が豊富で、早稲田アカデミーの名前が信頼を生んでいる。
- 首都圏に集中展開し、人口密集地で効率的な集客が可能。
- 毎期増収増益で、2026年3月期も売上高377億円、利益率10.6%と堅調。
課題
- 少子化で学習塾市場は縮小傾向にあり、生徒数の確保が課題。
- 首都圏依存が高く、地域経済の影響を受けやすい構造。
- 同業他社が同様のサービスを展開しており、差別化が難しくなっている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
メディア・エンタメの時価総額近傍。太字が早稲田アカデミー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7860エイベックス | 593億円 | 15.4倍 |
| 2 | 3668コロプラ | 559億円 | 163.1倍 |
| 3 | 3932アカツキ | 556億円 | 9.8倍 |
| 4 | 4343イオンファンタジー | 549億円 | 19.7倍 |
| 5 | 7914共同印刷 | 517億円 | 12.2倍 |
| 6 | 4718早稲田アカデミー | 491億円 | 19.2倍 |
| 7 | 9470学研ホールディングス | 456億円 | 13.1倍 |
| 8 | 4337ぴあ | 419億円 | 12.4倍 |
| 9 | 6238フリュー | 404億円 | 18.3倍 |
| 10 | 6071IBJ | 382億円 | 15.5倍 |
| 11 | 9405朝日放送グループホールディングス | 366億円 | 8.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
学習塾としての始まりと株式会社化(1974~1985年)
1974年11月に大鵬機械株式会社として設立された後、1975年7月に創業者須野田誠が東京都杉並区阿佐谷南で小中学生対象の学習指導サークルを開始した。1976年3月に名称を「早稲田大学院生塾」と改め、本格的な学習塾として発足。1979年7月に大鵬機械株式会社に営業譲渡し、「株式会社早稲田大学院生塾」に商号変更、株式会社として本格的な事業展開を開始した。本社も杉並区成田東に移転。1985年12月には「株式会社早稲田アカデミー」に商号変更し、現在のブランド名が定まった。この間、1986年1月に本社を高円寺南へ移転するなど、経営基盤を固める時期であった。
首都圏への拡大と四谷大塚提携(1985~1993年)
1988年3月には日本語学校「早稲田日本語学校」と書店「日本語ブックセンター創学社」を開設したが、1995年に閉鎖している。1989年1月に本社を豊島区池袋へ移転し、同年2月には株式会社四谷大塚と準拠塾契約を締結。これにより中学受験指導の基盤を強化した。1990年2月に埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)に上福岡校を開校し、東京都外への進出を開始。1992年2月にはシンガポールにVIC LANGUAGE CENTRE PTE LTDを買収して進出するが、1995年4月にシンガポール校を設立し、1999年3月に営業譲渡・閉鎖して撤退した。この時期、海外展開を試みるも長続きせず、首都圏での地盤固めに注力した。
大学受験部門と個別指導への参入(1994~2001年)
1996年3月に大学受験特化校「サクセス18高円寺校」を高円寺校から分離開校し、大学受験部門を本格化。1997年3月に子会社東京システム株式会社を設立(2006年解散)。同年9月には四谷大塚と提携塾契約を締結し、連携を強化。1998年7月に神奈川県川崎市に宮崎台校を開校し、神奈川県へ進出。1999年2月に日本証券業協会に株式を店頭登録した。2001年3月には「MYSTA池尻大橋教室」「MYSTA戸田公園教室」を開校し、個別指導分野に参入。同年4月には株式会社秀文社と企業提携(後に売却)。2002年2月には難関中学・高校受験特化ブランド「ExiV(エクシブ)」を新設し、高付加価値路線を打ち出した。2003年3月には千葉県松戸市に松戸校を開校し、千葉県へ進出した。
上場とM&Aによる事業拡大(2004~2007年)
2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。同時に社会人対象の研修事業「W-ExPeRT(ダブルエキスパート)」を開始した。2007年1月には東京証券取引所市場第二部に上場し、ジャスダック上場を廃止。同年3月に茨城県つくば市につくば校を開校し、茨城県へ進出。5月には株式会社野田学園(医歯薬系予備校)を完全子会社化、株式会社ビーケアを子会社化(後に全株式譲渡)、株式会社明光ネットワークジャパンと業務・資本提携を締結。また、明光ネットワークジャパンと共同開発した難関校受験対応型個別指導塾の直営校展開を開始し、「早稲田アカデミー個別進学館 御茶ノ水校」を開校した。この一連のM&Aと提携により、事業領域を大幅に拡大した。
グループ再編と海外展開(2012~2019年)
2012年12月、東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。同時に株式会社水戸アカデミーと株式会社集学舎、有限会社クオード・エンタープライズを完全子会社化し、監査等委員会設置会社へ移行。2018年4月には株式会社集学舎を存続会社として有限会社クオード・エンタープライズを吸収合併。2019年5月にイギリス・ロンドンにWASEDA ACADEMY UK CO.,LTDを設立、同年7月にはアメリカ・ニューヨーク州のSHINKENSHA U.S.A. INCORPORATED(後にWASEDA ACADEMY USA CO.,LTD.へ商号変更)を完全子会社化し、海外展開を再開。同時に本社を豊島区南池袋へ移転し、コーポレートロゴを変更。個別指導ブランド「MYSTA」を「早稲田アカデミー個別進学館」へ統合し、明光ネットワークジャパンとの提携を解消、個別進学館事業をグループ単独運営とした。
ナガセ提携と幼児教育参入(2023~2026年)
2023年9月、株式会社ナガセと東進衛星予備校ネットワーク・東進中学NET加盟契約を締結し、大学受験部門の新領域として東進衛星予備校の展開を開始。2024年1月には株式会社幼児未来教育(ベンチャースクール サン・キッズ)を完全子会社化し、幼児教育事業に参入。2025年に創立50周年を迎え、中期経営計画の最終年度である2026年3月期には売上高377億円、営業利益40億円を達成し、計画目標を全て達成した。同年3月には個別指導本部を新設し、個別指導校舎100校体制の仕上げを加速。東進衛星予備校も9校体制となり、大学受験部門の強化を図っている。
年表39件を開く
1970年代
- 1974年11月創業大鵬機械株式会社設立。
- 1975年7月創業当社創業者須野田誠が、東京都杉並区阿佐谷南にて小中学生対象の学習指導サークルを開始。
- 1976年3月創業名称を「早稲田大学院生塾」とし、本格的に学習塾として発足。
- 1979年7月商号変更大鵬機械株式会社に営業譲渡し、名称を「株式会社早稲田大学院生塾」に変更、株式会社として本格的に事業展開を開始。本社を東京都杉並区成田東に移転。
1980年代
- 1985年12月商号変更「株式会社早稲田アカデミー」に商号変更。
- 1986年1月本社を東京都杉並区高円寺南に移転。
- 1988年3月「早稲田日本語学校」を東京都杉並区高円寺南に開設。「日本語ブックセンター創学社」を東京都杉並区高円寺南に開店。
- 1989年1月本社を東京都豊島区池袋に移転。
- 1989年1月「ラウンジ・アカデミー」を東京都豊島区池袋に開店。
- 1989年2月株式会社四谷大塚と準拠塾契約締結。
1990年代
- 1990年2月「上福岡校」を埼玉県上福岡市(現 ふじみ野市)上福岡に開校し、埼玉県への進出を開始。
- 1992年2月M&A株式会社ビック教育研究会よりVIC LANGUAGE CENTRE PTE LTDを買収し、シンガポールにて営業開始。
- 1995年3月「早稲田日本語学校」及び「ラウンジ・アカデミー」を閉鎖。
- 1995年4月創業「シンガポール校」を設立し、VIC LANGUAGE CENTRE PTE LTD(1997年8月清算結了)の営業を引継ぐ。
- 1995年12月「日本語ブックセンター創学社」を閉鎖。
- 1996年3月「サクセス18高円寺校」を高円寺校より分離開校、大学受験特化校舎を設置。
- 1996年11月有限会社国立教育研究所より営業を譲り受け、「国立校(国研)」を東京都国立市中に開校。
- 1997年3月東京システム株式会社(100%出資子会社)を設立。
- 1997年9月株式会社四谷大塚と提携塾契約締結。
- 1998年7月「宮崎台校」を神奈川県川崎市宮前区宮崎に開校し、神奈川県への進出を開始。
- 1999年2月日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 1999年3月「シンガポール校」を営業譲渡し、閉鎖。
2000年代
- 2001年3月「MYSTA池尻大橋教室」「MYSTA戸田公園教室」を開校し、個別指導分野への進出を開始。
- 2001年4月株式会社秀文社と企業提携を行い、同社株式を取得。
- 2002年2月難関中学・高校受験特化ブランド「ExiV(エクシブ)」を新たに開設。
- 2003年3月「松戸校」を千葉県松戸市本町に開校し、千葉県への進出を開始。
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。社会人対象の研修事業リーダー育成合宿「W-ExPerT(ダブルエキスパート)」を開始。
- 2006年5月東京システム株式会社(100%出資子会社)を解散。
- 2007年1月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 2007年2月上場ジャスダック証券取引所への上場廃止。
- 2007年3月「つくば校」を茨城県つくば市竹園に開校し、茨城県への進出を開始。株式会社秀文社の株式を売却し、関連会社から除外。
- 2007年4月教員・教員志望者対象の研修事業「教師力養成塾」を開始。
- 2007年5月M&A株式会社野田学園の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。株式会社ビーケアの株式を取得し、子会社化。株式会社ビーケアの全株式を譲渡し、連結子会社から除外。株式会社明光ネットワークジャパンと業務提携契約締結。株式会社明光ネットワークジャパンと資本提携契約締結。「早稲田アカデミー個別進学館 御茶ノ水校」を東京都千代田区に開校。株式会社明光ネットワークジャパンと共同開発を行う難関校受験対応型個別指導塾の直営校展開を開始。
2010年代
- 2012年12月M&A東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。株式会社アカデミー(現:株式会社水戸アカデミー)の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。株式会社集学舎、有限会社クオード・エンタープライズの株式を取得し完全子会社化(現:連結子会社)。
- 2018年4月M&A株式会社集学舎を存続会社、有限会社クオード・エンタープライズを消滅会社とする吸収合併を実施。
- 2019年5月WASEDA ACADEMY UK CO.,LTD(100%出資子会社)を設立(現:連結子会社)。
- 2019年7月M&ASHINKENSHA U.S.A. INCORPORATED(2019年12月にWASEDA ACADEMY USA CO.,LTD.へ商号変更)の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。本社を東京都豊島区南池袋へ移転。コーポレートマーク・ロゴタイプ変更。個別指導ブランド「MYSTA(マイスタ)」を「早稲田アカデミー個別進学館」へ統合。株式会社明光ネットワークジャパンとの業務・資本提携契約を解消。株式会社明光ネットワークジャパンが簡易新設分割により設立した株式会社個別進学館の全株式を取得し、子会社化。「早稲田アカデミー個別進学館」事業を当社グループでの単独運営とする。当社を存続会社とし、株式会社個別進学館(連結子会社)を消滅会社とする吸収合併を実施。東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。
2020年代
- 2023年9月株式会社ナガセと東進衛星予備校ネットワーク・東進中学NET加盟契約締結。
- 2024年1月M&A株式会社幼児未来教育の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高経常利益率10%超
- ROE15%超
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
難関校合格実績の伸長による差別化
難関上位校への合格実績を伸ばすことで競合との差別化を図り、集客力とブランド力を高める基本戦略を推進する。
- 02
標準校舎の成長と生涯価値の最大化
中学・高校受験の集団指導校舎のさらなる成長に加え、大学受験部門と個別指導部門を強化し、生徒一人当たりの生涯価値(Life Time Value)を最大化する。
- 03
インオーガニック成長の推進
M&Aや提携など外部資源の活用による新たな成長領域への展開を積極的に進める。
- 04
DX・AI活用による品質と効率の向上
デジタル技術やAIを活用した新サービス提供、業務効率化を通じて顧客満足度と従業員満足度の向上を図る。
- 05
人材採用・育成と内部管理体制の強化
高品質な教育を支える人材の確保・育成に注力するとともに、内部統制・リスク管理体制を強化し強固な組織を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,109人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は611万円で、9期前と比べて+13.7%。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は9.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 841 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 887 | — |
| 2019年3月 | 538 | 37.0 | 8.0 | 877 | — |
| 2020年3月 | 513 | 37.0 | 8.0 | 934 | — |
| 2021年3月 | — | — | — | 980 | — |
| 2022年3月 | 518 | 37.0 | 8.0 | 1,053 | — |
| 2023年3月 | 529 | 37.0 | 8.0 | 1,080 | — |
| 2024年3月 | 554 | 38.0 | 9.0 | 1,090 | — |
| 2025年3月 | 571 | 38.0 | 9.0 | 1,103 | 317 |
| 2026年3月 | 611 | 39.0 | 9.0 | 1,109 | 361 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は377億円、営業利益は40億円。前期と比べると増収増益で、売上が+7.4%、利益が+14.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 405億円 | 377億円 |
| 営業利益 | 42億円 | 40億円 |
| 純利益 | 28億円 | 25億円 |
| 1株あたり配当 | ¥75 | ¥75 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は77億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+24.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 83 | — | — | 6 |
| 2024年1Q | 62 | −2 | −3.2 | −1 |
| 2024年2Q | 98 | 16 | 16.3 | 11 |
| 2024年3Q | 80 | 6 | 7.5 | 4 |
| 2024年4Q | 89 | — | — | 7 |
| 2025年2Q | 170 | 15 | 8.8 | 9 |
| 2025年4Q | 181 | 20 | 11.0 | 14 |
| 2026年2Q | 183 | 17 | 9.3 | 11 |
| 2026年4Q | 194 | 23 | 11.9 | 14 |
| 2027年1Q | 77 | −1 | −1.3 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は180億円から377億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は10.6%。売上は13期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 180 | — | 9 | — | 5 |
| 2014年3月 | 186 | — | 7 | — | 3 |
| 2015年3月 | 194 | — | 7 | — | 4 |
| 2016年3月 | 202 | — | 10 | — | 6 |
| 2017年3月 | 207 | — | 11 | — | 7 |
| 株式会社集学舎を存続会社、有限会社クオード・エンタープライズを消滅会社とする吸収合併を実施。 | |||||
| 2018年3月 | 221 | — | 11 | — | 7 |
| SHINKENSHA U.S.A. INCORPORATED(2019年12月にWASEDA ACADEMY USA CO.,LTD.へ商号変更)の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。本社を東京都豊島区南池袋へ移転。コーポレートマーク・ロゴタイプ変更。個別指導ブランド「MYSTA(マイスタ)」を「早稲田アカデミー個別進学館」へ統合。株式会社明光ネットワークジャパンとの業務・資本提携契約を解消。株式会社明光ネットワークジャパンが簡易新設分割により設立した株式会社個別進学館の全株式を取得し、子会社化。「早稲田アカデミー個別進学館」事業を当社グループでの単独運営とする。当社を存続会社とし、株式会社個別進学館(連結子会社)を消滅会社とする吸収合併を実施。東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。 | |||||
| 2019年3月 | 238 | — | 15 | — | 9 |
| 2020年3月 | 246 | — | 12 | — | 8 |
| 2021年3月 | 255 | — | 11 | — | 5 |
| 2022年3月 | 286 | — | 18 | — | 11 |
| 2023年3月 | 307 | — | 24 | — | 16 |
| 株式会社幼児未来教育の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。 | |||||
| 2024年3月 | 329 | — | 30 | — | 21 |
| 2025年3月 | 351 | 35 | 36 | 10.0 | 23 |
| 2026年3月 | 377 | 40 | 40 | 10.6 | 25 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高377億円のうち、営業利益として残るのは40億円で10.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の6.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.6%255億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.8%82億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.6%40億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが42億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは38億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は96億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 13 | −14 | −1 | −1 | 9 |
| 2014年3月 | 9 | −1 | −8 | 8 | 8 |
| 2015年3月 | 16 | −1 | −8 | 15 | 16 |
| 2016年3月 | 14 | −6 | −6 | 8 | 17 |
| 2017年3月 | 13 | −7 | −5 | 6 | 18 |
| 2018年3月 | 14 | −15 | −4 | −1 | 13 |
| 2019年3月 | 22 | −10 | −10 | 12 | 14 |
| 2020年3月 | 15 | −1 | −10 | 14 | 18 |
| 2021年3月 | 19 | −4 | 19 | 15 | 52 |
| 2022年3月 | 26 | −17 | −10 | 9 | 51 |
| 2023年3月 | 29 | −11 | −7 | 18 | 62 |
| 2024年3月 | 36 | −24 | −8 | 12 | 67 |
| 2025年3月 | 39 | −13 | −21 | 26 | 72 |
| 2026年3月 | 42 | −4 | −13 | 38 | 96 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は262億円。このうち返さなくてよい自己資本が166億円で、自己資本比率は63.2%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 113 | 60 | 53 | 53.4 |
| 2014年3月 | 110 | 60 | 50 | 54.1 |
| 2015年3月 | 117 | 62 | 55 | 52.8 |
| 2016年3月 | 122 | 65 | 57 | 53.7 |
| 2017年3月 | 126 | 70 | 56 | 56.0 |
| 2018年3月 | 144 | 70 | 74 | 48.7 |
| 2019年3月 | 151 | 76 | 75 | 50.6 |
| 2020年3月 | 153 | 82 | 71 | 53.8 |
| 2021年3月 | 186 | 110 | 76 | 59.2 |
| 2022年3月 | 197 | 114 | 83 | 58.1 |
| 2023年3月 | 211 | 125 | 86 | 59.4 |
| 2024年3月 | 231 | 143 | 88 | 61.9 |
| 2025年3月 | 245 | 152 | 93 | 62.0 |
| 2026年3月 | 262 | 166 | 96 | 63.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中175位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中264位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,581で、1年前と比べて-2.1%。過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.2倍 |
| PER (会社予想) | 17.3倍 |
| PBR | 3.02倍 |
| 配当利回り | 2.91% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2407円で、25日線2432.16円をほぼ同水準。1ヶ月で0.25%下落とほぼ横ばい。52週高値2955円からは約18.5%の下落。8月上旬に2292円まで調整したが、直近は反発。出来高は8/13に7.4万株と増加し、下値では買いが見られた。25日線を挟んだ揉み合いが続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
当期実績PERが17.89倍と同業界平均22.98倍を約22%下回り、予想PER16.2倍でもやや割安感はあります。しかし、PBRは2.81倍と同業界平均3.31倍を下回るものの、ROE15.7%に見合う水準で、バリュエーションは概ね妥当です。配当利回りは3.12%と同業界平均2.31%を上回り、配当性向40%で株主還元は安定しています。売上高と利益は順調に増加しており、収益性も良好です。割安とまでは言えないが、同業界平均と比較して優位な指標が多く、ほぼ妥当と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.2倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 17.3倍 | — |
| PBR | 3.02倍 | 3.51倍 |
| ROE | 15.7% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
少子化が進む中で、難関校受験ニーズは根強く、売上高は堅調に増加している。争点は生徒数の持続性と、競争激化による集客力の維持だ。強気派は難関校志向の高まりと個別指導の拡大が成長をけん引すると見る。弱気派は少子化による市場縮小が避けられず、オンライン塾など新たな競合がシェアを奪うと警戒する。配当利回り3.1%と自己株式取得など株主還元も評価される一方、成長余地には限界があるとの見方も。
- 難関校需要の強さ
首都圏で難関校受験は根強く、市場は安定的
- ブランド力
合格実績が集客を高め、高単価を維持
- 業績の安定成長
増収と10%超の利益率で、安定的な成長を継続
- 2025年3月期は増収増益で利益が最高水準通年影響中
売上高351億円(前期比6.7%増)、営業利益35億円、純利益23億円と実績が改善
- 予想PER16.2倍への評価改善決算発表後影響中
実績PER17.89倍から予想PER16.2倍へ低下し、増益分の織り込み余地
- 配当利回り3.12%とROE15.7%の高水準継続影響弱
配当利回り3.12%に加えROE15.7%と高く、資本効率の良さが評価
- 売上高は3期連続増加通年影響中
売上高は329億円→351億円→377億円と拡大し、堅調な需要を反映
- 少子化の影響
生徒数の減少傾向が続き、市場全体が縮小
- 競争激化
オンライン塾や個別指導の低価格化でシェア奪取
- 成長の限界
首都圏依存で開校余地が狭まり、成長鈍化
- 少子化で市場縮小が長期的な重し2027年〜2028年影響中
売上高は377億円へ伸びても、生徒人口は減少傾向。成長率が市場縮小を上回れるか不透明
- PBR2.81倍はROE15.7%を前提にした評価継続影響中
ROEが15.7%を下回るとPBR2.81倍は割高となり、バリュエーション修正が起きる
- 外国人保有比率1.68%と流動性が低い継続影響弱
海外投資家の参加が限られ、売買が薄い銘柄として需給が悪化しやすい
- 純利益の伸び率が鈍化決算発表後影響弱
2025/3期の純利益23億円は前期比9.5%増だったが、2026/3期は25億円と8.7%増で伸びが鈍る
- 生徒数
- 教室運営の根幹で収益を直接左右
- 客単価
- 値上げや高付加価値の効果を測る
- 合格実績
- ブランド力と集客力の源泉を確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり75円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.91%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 15 | — | 42.0 |
| 2018年3月 | 17 | 10.0 | 34.6 |
| 2019年3月 | 30 | 81.8 | 31.4 |
| 2020年3月 | 20 | −33.3 | 41.2 |
| 2021年3月 | 20 | 0.0 | 43.6 |
| 2022年3月 | 22 | 10.0 | 34.8 |
| 2023年3月 | 24 | 9.1 | 29.2 |
| 2024年3月 | 40 | 66.7 | 35.5 |
| 2025年3月 | 55 | 37.5 | 42.9 |
| 2026年3月 | 55 | 0.0 | 40.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥75
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ35,641人。区分でいちばん多いのは個人・その他で46.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.0%を占め、残る48.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 44.0 | 38.9 | 38.7 | 40.9 | 44.9 | 46.1 |
| 事業法人 | 47.4 | 49.3 | 49.2 | 48.9 | 45.4 | 45.3 |
| 金融機関 | 6.9 | 8.4 | 8.6 | 7.6 | 7.3 | 6.6 |
| 自己株式 | — | — | — | — | 2.3 | 2.3 |
| 外国法人 | 1.2 | 1.4 | 1.9 | 1.3 | 1.6 | 1.6 |
| 証券会社 | 0.5 | 2.0 | 1.6 | 1.2 | 0.8 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ナガセ | 18.40 |
| 02 | 河端 真一 | 10.21 |
| 03 | 英進館株式会社 | 9.69 |
| 04 | 福山産業株式会社 | 5.02 |
| 05 | 株式会社明光ネットワークジャパン | 5.00 |
| 06 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.76 |
| 07 | 早稲田アカデミー従業員持株会 | 4.42 |
| 08 | 株式会社学研ホールディングス | 2.77 |
| 09 | 教育開発出版株式会社 | 1.74 |
| 10 | 株式会社ケーエスコーポレイション | 1.58 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-06福山産業株式会社新規の大量保有報告1.86%-3.16pt
- 2026-06-23河端 真一新規の大量保有報告11.07%+1.01pt
- 2026-05-15英進館株式会社新規の大量保有報告9.63%-1.35pt
- 2026-04-15河端 真一新規の大量保有報告10.06%+1.00pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+106%、1株純資産は14期で+22%。直近期のROEは15.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 65 | 736 | 8.8 | 11.6 | 45.0 |
| 2014年3月 | 36 | 724 | 4.9 | 23.6 | 79.7 |
| 2015年3月 | 51 | 746 | 6.9 | 17.0 | 72.7 |
| 2016年3月 | 70 | 786 | 9.2 | 12.8 | 49.9 |
| 2017年3月 | 82 | 845 | 10.0 | 15.6 | 42.0 |
| 2018年3月 | 44 | 442 | 10.4 | 18.0 | 34.6 |
| 2019年3月 | 58 | 481 | 12.7 | 11.9 | 31.4 |
| 2020年3月 | 49 | 520 | 9.7 | 18.7 | 41.2 |
| 2021年3月 | 33 | 584 | 5.5 | 27.5 | 43.6 |
| 2022年3月 | 59 | 606 | 9.9 | 17.3 | 34.8 |
| 2023年3月 | 82 | 665 | 13.0 | 15.0 | 29.2 |
| 2024年3月 | 113 | 754 | 15.9 | 14.2 | 35.5 |
| 2025年3月 | 127 | 822 | 15.9 | 16.2 | 42.9 |
| 2026年3月 | 135 | 896 | 15.7 | 15.1 | 40.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額247百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 山本豊 | 代表取締役 社長 | 63 |
| 伊藤誠 | 取締役 専務執行役員 経営推進本部長 教務本部管掌 | 55 |
| 相澤好寬 | 取締役 執行役員 教育事業本部長 兼第六事業部長 | 58 |
| 千葉崇博 | 取締役 執行役員 運営本部長 | 46 |
| 川又政治 | 取締役 | 77 |
| 三谷和歌子 | 取締役 | 52 |
| 河野陽子 | 取締役(常勤監査等委員) | 69 |
| 原口昌之 | 取締役(監査等委員) | 65 |
| 布施木孝叔 | 取締役(監査等委員) | 71 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 137 | 21 | 35 | 193 | 48 |
| 取締役(社内) | 1 | 27 | — | — | 27 | 27 |
| 社外取締役 | 4 | 27 | — | — | 27 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容875字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,807字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,480字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,203字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第52期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第51期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-05
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-06
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第49期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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