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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

成学社

SEIGAKUSHA CO.,LTD.2179 · Standard · サービス業

近畿圏と関東圏に学習塾を展開し、個別指導とクラス指導を両輪に、乳幼児から社会人まで教育サービスを提供。

概要

成学社は、大阪府大阪市北区に本社を置く教育サービス企業である。主力ブランド「個別指導学院フリーステップ」を中心に、集団指導の「開成教育セミナー」、保育事業、日本語学校などを運営する。2026年3月期の連結売上高は152億円、営業利益10億円、純利益6億円。従業員数は841人。関西圏に強固な基盤を持ち、関東圏へも教室網を拡大している。

個別指導とクラス指導の二軸で展開する教育事業

成学社の教育関連事業は、個別指導部門とクラス指導部門を二本柱とする。個別指導部門では、「個別指導学院フリーステップ」が全教室数230のうち105を占め、小学生から高校卒業生までを対象に「キミだけに全力指導」を掲げる。フランチャイズも展開し、52教室がフランチャイズ運営である。クラス指導部門では、「開成教育セミナー」が45教室、「エール進学教室」が3教室を運営し、学力別クラス編成で指導する。さらに医学部・難関大学受験専門の「一会塾」を東京都に2教室持つ。2025年11月末時点の在籍者数は個別指導部門20,590人、クラス指導部門6,038人で、個別指導が全体の7割以上を占める。個別指導の強みである「大学受験に強い」「点数アップに強い」を打ち出し、他塾との差別化を図っている。クラス指導部門では不採算教室の閉鎖も進め、収益性向上に取り組む。

保育・日本語学校など周辺分野への多角化

成学社は学習塾に加え、保育部門とその他の指導部門を有する。保育部門では、認可保育所「かいせい保育園」7園、「かいせいプチ保育園」8園、兵庫県神戸市で「アイテラス保育園」2園を運営し、0歳から5歳までの子どもを受け入れる。待機児童解消の社会的要請に応える形で事業を拡大してきた。その他の指導部門では、外国人留学生向け日本語学校「開成アカデミー日本語学校」(大阪・兵庫に各1校)、学童保育付き英会話スクール「IVYKIDS」、中上級レベルの韓国語に特化した「開成アカデミー韓国語学校」、海外では韓国ソウルに「KAISEI CAREER CONSULTING」、ベトナムに「かいせい幼稚園」を持つ。2025年11月末の在籍者数は保育部門749人、その他指導部門633人。教育コンテンツ制作の株式会社ナスピアもグループに含まれ、幅広い教育分野をカバーする。

関西を基盤に関東・海外へ広がる教室網

成学社の教室展開は大阪府が最も多く、直営教室277教室のうち143教室が大阪府にある。その他近畿圏(兵庫、京都、滋賀、奈良、徳島)に75教室、関東圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)に57教室を配置する。関東圏への進出は2011年3月に東京都で開始し、その後埼玉県にも拡大。2025年度には関東圏で5教室を新規開校した。海外では韓国ソウルに成学社コリア株式会社、ベトナムに成学社ベトナム有限責任会社を設立し、日本語教育や日本式保育を提供する。ドミナント戦略に基づき、エリア内でのブランド認知向上を図っている。教室数は年度ごとに変動し、新規開校と不採算教室の閉鎖を並行して行うことで効率的な運営を目指す。

不採算事業の不動産賃貸と飲食

成学社は教育事業のほかに、不動産賃貸事業と飲食事業を営む。不動産賃貸事業は所有不動産の余剰スペースを貸し出すもので、売上高は年間約39百万円と小規模だが、安定した収益源となっている。一方、飲食事業は大阪市で1店舗を運営するが、2025年度の売上高は67百万円で、梅田再開発の影響による客数減少や人件費・原材料費の上昇によりセグメント損失4.7百万円を計上した。同社は価格改定やSNS活用による集客強化で赤字からの脱却を目指す。両事業とも教育関連事業に比べ規模は小さいが、グループ全体の収益構造を多角化する役割を担う。

業界の中での役割は学習塾・教育サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
152億円
営業利益
10億円
営業利益率
6.6%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01学習塾(個別指導・クラス指導)主力

小学生から高校卒業生までを対象に、個別指導塾「個別指導学院フリーステップ」やクラス指導塾「開成教育セミナー」を展開。中学受験から大学受験まで幅広く対応。

主な製品・サービス4
個別指導学院フリーステップ
1対1または1対複数の個別指導塾。小学生から既卒生まで対象。
開成教育セミナー
クラス形式の集団指導塾。中学・高校受験対策を中心に展開。
開成教育グループ駿台Diverse
駿台予備学校と提携し、映像授業を提供するハイブリッド型学習塾。
一会塾
医学部・難関大学受験に特化した専門塾。

02保育準主力

認可保育所「かいせい保育園」などを運営。0歳から5歳児を対象に、教育・保育を提供する。

主な製品・サービス3
かいせい保育園
定員50名以上の認可保育所。
かいせいプチ保育園
定員19名以下の小規模認可保育所。
アイテラス保育園
兵庫県神戸市で運営する認可保育所。

03その他教育・語学副次

学童保育付き英会話スクール、日本語学校、韓国語学校、講師派遣、教育ソフトウェア制作などを行う。海外にも展開。

主な製品・サービス3
IVYKIDS
学童保育付き英会話スクール。
開成アカデミー日本語学校
外国人留学生向け日本語教育機関。
開成アカデミー韓国語学校
マンツーマンで韓国語を指導する学校。

04不動産賃貸副次

所有不動産の一部を賃貸し、収益を得る。

05飲食その他

大阪市で飲食店を1店舗運営する。

製品と技術

個別指導学院フリーステップの指導システム

成学社の中核製品は「個別指導学院フリーステップ」である。1対2または1対1の個別指導形態を採用し、生徒一人ひとりの学習状況に合わせたカリキュラムを提供する。同ブランドの強みは「点数アップ」と「大学受験」にあり、講師のきめ細かな指導と定期テスト対策、受験対策が特徴。また、フランチャイズ事業も展開し、ブランドの拡大を図っている。教室数は直営105教室、フランチャイズを含め全国に展開。駿台予備学校グループと提携した「開成教育グループ駿台Diverse」も同一教室で開講し、映像授業を提供する。完全個別指導の「フリーステップ1対1専門館ソフィア」や、中学受験・大学受験専門の「アルスポート」も併設する。

集団指導ブランドと特殊コースの展開

集団指導部門では、「開成教育セミナー」が45教室、「エール進学教室」が3教室を運営する。これらのブランドでは、高校受験に特化した「実力練成コース」、中学受験に特化した「開成ベガ」、大阪市公立中高一貫校受験コースなどを設定。学力別クラス編成で効率的な指導を行う。また、医学部・難関大学受験専門の「一会塾」を東京都に2教室展開。「開成ハイスクール」では現役高校生を対象とした進路指導を行う。個別指導の「フリーステップ1対1専門館ソフィア」(大阪府2教室)や「中学受験・大学受験専門個別指導アルスポート」(東京都1教室)も運営し、ニッチなニーズに対応する。それぞれのコースで使用する教材やカリキュラムは自社開発が多い。

保育・日本語学校などの多様な教育サービス

教育関連事業の周辺分野として、認可保育所「かいせい保育園」・小規模認可保育所「かいせいプチ保育園」を大阪府に計15園、神戸市に「アイテラス保育園」2園運営する。0歳から5歳までの児童を受け入れ、定員50名以上(かいせい保育園)と19名以下(プチ)の二形態で待機児童対策に貢献。その他、学童保育付き英会話スクール「IVYKIDS」、外国人留学生向け「開成アカデミー日本語学校」(大阪・兵庫に各1校)、中上級韓国語に特化したマンツーマン指導の「開成アカデミー韓国語学校」、海外では韓国ソウルに「KAISEI CAREER CONSULTING」、ベトナムに「かいせい幼稚園」を持つ。教育コンテンツ制作の株式会社ナスピアもグループに含まれ、教材やソフトウェアの開発を行っている。

ICTを活用した教育とオンラインコンテンツ

成学社は対面授業に加え、ICT教育を積極的に導入している。個別指導の教室ではタブレットやパソコンを使った学習も可能であり、オンラインでの教育コンテンツも充実させている。具体例として、「フリーステップ代ゼミサテライン予備校」(1997年開始、2025年終了)は衛星授業の先駆けであった。現在は「開成教育グループ駿台Diverse」で映像授業を提供し、「次世代型個別指導塾スマナビ」では自律学習スタイルの映像授業を小学生・中学生向けに開講。さらにベネッセと提携した「進研ゼミ個別指導コース」では家庭学習との連携を図る。これにより、従来の対面指導に加え、時間や場所に制約されない学習機会を提供している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

学習塾運営の地域密着型、安定成長

成学社は、学習塾「個別指導学院サクシード」などを運営。同業のジンジブやイシンと比較し、売上規模はやや大きい。営業利益率5.59%(2025年3月期)と安定した収益力を示す。少子化による市場縮小の中、地域密着型戦略でシェアを維持。価格競争に巻き込まれず、品質重視。

強み

  • 地域に根ざした個別指導で、顧客ロイヤルティが高い。
  • 営業利益率5.59%と安定的な収益を確保し、キャッシュフロー良好。
  • 「個別指導学院サクシード」のブランドで一定の知名度。
  • 授業料を適正水準に設定し、価格競争に巻き込まれにくい。

課題

  • 少子化による市場縮小が続き、生徒獲得競争が激化。
  • ジンジブなど同業のオンライン学習への対応が遅れている可能性。
  • 質の高い講師を確保・育成することがサービスの品質維持に直結。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が成学社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16543日宣50億円7.1倍
29219ギックス50億円
32454オールアバウト50億円
42304CSSホールディングス49億円6.8倍
52449プラップジャパン49億円9.9倍
62179成学社48億円7.8倍
72375ギグワークス48億円25.4倍
89259タカヨシホールディングス48億円9.9倍
95870ナルネットコミュニケーションズ47億円9.3倍
107357ジオコード47億円
112341アルバイトタイムス47億円16.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

1982年創業の学習塾を法人化した1987年

成学社の起源は1982年7月に創業された「開成教育セミナー」にある。1987年1月、これを法人化して株式会社成学社を設立した。設立当初は集団指導の学習塾として出発し、大阪府内で教室を展開した。1990年12月には「個別指導学院フリーステップ」を立ち上げ、個別指導形態に参入。これが後の主力ブランドとなる。1997年には兵庫県、1999年には滋賀県へと教室網を広げ、近畿圏での展開を本格化させた。創業から10年で関西における地盤を固めた。

衛星授業の導入とフランチャイズ化の1990年代後半

1997年7月、成学社は「フリーステップ代ゼミサテライン予備校」として衛星授業による学習指導を開始した。これは代々木ゼミナールの講義を衛星配信するもので、多様な学習ニーズに対応する試みであった(2025年2月に終了)。同年8月には兵庫県、翌年滋賀県へ教室を拡大。2001年10月には「個別指導学院フリーステップ」のフランチャイズ事業を開始し、直営以外の運営モデルも構築した。2002年には京都府、2005年には奈良県へと近畿圏全域に教室網を広げた。フランチャイズは後に事業拡大の重要な手段となる。

株式上場とM&Aによる事業拡大(2008~2009年)

2008年8月、成学社はジャスダック証券取引所に株式を上場した。これを機にM&Aを積極化し、2008年3月には学習塾「エール進学教室」を事業譲受、2009年3月には「京大セミナー」を譲受して運営を開始した。同年12月には株式会社個夢を連結子会社化し、個別指導システム「アイナック」を取得した。これらのブランドは後に「開成教育セミナー」や「フリーステップ」に統合されるが、当時の教室数拡大に貢献した。また、2009年には連結子会社有限会社アドユニット(現アプリス)を設立し、飲食事業と不動産賃貸事業を開始するなど、多角化の基盤も整えた。

関東圏への進出と保育事業への参入(2011~2015年)

2011年3月、成学社は東京都で教室展開を開始し、関東圏へ本格進出した。2010年には連結子会社株式会社東京フェリックスを設立(後に合併)し、首都圏での基盤構築を進めた。2015年3月には徳島県へ進出。同年4月には教育事業の枠を超え、知育特化型保育園「かいせい保育園」と小規模認可保育所「かいせいプチ保育園」の運営を開始した。これにより、乳幼児から社会人までを対象とする「教育企業」への転換が加速した。2015年12月には子会社かいせいチャイルドケアを取得し、保育事業を拡大した。

海外展開と日本語学校の開設(2017~2019年)

2017年4月、成学社は外国人留学生向けの「開成アカデミー日本語学校」を大阪で開校した。2018年11月には韓国に子会社成学社コリアを設立し、2019年11月にソウルで「江南日本語学院」(現KAISEI CAREER CONSULTING)を開設。2019年4月には教育コンテンツ制作会社ナスピアを子会社化した。同年7月にはベネッセと提携し「進研ゼミ個別指導コース」の運営を開始。海外と国内の両面で事業領域を広げた。また、2019年3月には学童保育付き英会話スクール「IVYKIDS」の運営を開始し、教育サービスの多様化を進めた。

新型コロナ下での業績変動と回復(2020~2022年)

2020年3月期の純利益は0億円、2021年3月期には▲1億円と赤字に転落した。新型コロナウイルス感染症の影響で塾生減少や休校があったとみられる。しかし2022年3月期には売上高123億円、純利益3億円と回復。2023年3月期以降は増収増益が続き、2025年3月期の売上高は143億円、営業利益8億円、純利益5億円となった。この間、ICTを活用したオンライン教育の充実や教室のデジタル化を推進し、収益力の向上に努めた。また、不採算教室の閉鎖も進めた。

2025年度に過去最高の業績を達成

2025年度(2026年3月期)の連結売上高は152億円、営業利益10億円、純利益6億円と過去最高を記録した。教育関連事業の売上高は150.5億円で前年比6.2%増、セグメント利益は10億円超。主力の個別指導部門では塾生数が20,590人に達し、4.3%増加した。クラス指導部門は減少傾向だが、子会社一会塾の寄与でカバー。関東圏への教室展開も積極的に行い、直営教室数は277教室、フランチャイズ52教室となった。不動産賃貸は微減、飲食は営業損失が続くものの、グループ全体として成長を続けている。

年表29件を開く

1980年代

  • 1987年1月創業大阪府にて1982年7月創業の開成教育セミナーを法人化し、株式会社成学社を設立

1990年代

  • 1990年12月「個別指導学院フリーステップ」として個別形態の進路指導、学習指導を開始
  • 1997年7月「フリーステップ代ゼミサテライン予備校」(「開成教育グループ代ゼミサテライン予備校」)として衛星授業による学習指導を開始(2025年2月終了)
  • 1997年8月兵庫県での教室展開を開始
  • 1999年3月滋賀県での教室展開を開始

2000年代

  • 2001年10月個別指導学院フリーステップ フランチャイズ事業を開始
  • 2002年7月京都府での教室展開を開始
  • 2002年12月「開成ハイスクール」として高校生向けの進路指導、学習指導を開始
  • 2003年5月連結子会社有限会社アドユニット(現株式会社アプリス)を設立
  • 2003年6月飲食事業を開始
  • 2004年7月不動産賃貸事業を開始
  • 2005年9月奈良県での教室展開を開始
  • 2005年10月飲食事業を株式会社アプリスに移管
  • 2008年3月事業譲受により学習塾「エール進学教室」の運営を開始
  • 2008年8月上場ジャスダック証券取引所へ株式を上場
  • 2009年3月M&A事業譲受により学習塾「京大セミナー」(2016年3月「開成教育セミナー」にブランド統合)の運営を開始
  • 2009年12月M&A株式会社個夢(2017年10月に当社と合併し解散)を連結子会社化「個別教育システム アイナック」(2016年3月「個別指導学院フリーステップ」にブランド統合)の運営を開始

2010年代

  • 2010年2月M&A連結子会社株式会社東京フェリックス(2013年10月に当社と合併し解散)を設立
  • 2011年3月東京都での教室展開を開始
  • 2011年12月M&A英語を公用語とする外国人講師の派遣事業等を行う株式会社アイビー(2013年10月に株式会社アプリスと合併し解散)を連結子会社化
  • 2015年3月徳島県での教室展開を開始
  • 2015年4月知育特化型保育園「かいせい保育園」(2017年4月に認可保育所に移行)、小規模認可保育所「かいせいプチ保育園」の運営を開始
  • 2015年12月M&A株式会社global bridge 大阪(現株式会社かいせいチャイルドケア)を連結子会社化 小規模認可保育所「アイテラス保育園」の運営を開始
  • 2017年4月外国人留学生を対象とする「開成アカデミー日本語学校」の運営を開始
  • 2018年7月埼玉県での教室展開を開始
  • 2018年11月大韓民国に連結子会社成学社コリア株式会社を設立 2019年11月に「江南日本語学院」(現KAISEI CAREER CONSULTING)(ソウル市)の運営を開始
  • 2019年3月株式会社アプリスが学童保育付き英会話スクール「IVYKIDS」の運営を開始(2020年6月に当社運営に移管)
  • 2019年4月M&A教育コンテンツの制作等を行う株式会社ナスピアを連結子会社化
  • 2019年7月「クラスベネッセ」(現「進研ゼミ個別指導コース」)の運営を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    個別指導塾のブランド強化と拡大

    主要ブランド「個別指導学院フリーステップ」において、「大学受験に強い」「点数アップに強い」という強みで他塾との差別化を図り、事業拡大を進める。また、ICT教育を活用しオンラインコンテンツも充実させ、サービス向上を図る。

  2. 02

    不採算クラス指導教室の効率化

    市場規模が縮小しているクラス指導形態では、不採算教室の閉鎖等により効率化を進め、収益性の向上を図る。

  3. 03

    保育・日本語学校など教育分野の拡大

    認可保育所「かいせい保育園」の運営を充実させ安定収益を確保するとともに、日本語学校や韓国語学校、英会話スクールなど、学習塾以外の教育分野での事業展開を強化する。

  4. 04

    ドミナント戦略による関東圏展開

    ドミナント戦略に基づき教室展開を行い、特に関東圏での教室開校を積極的に進め、ブランド力と集客力の向上を図る。

  5. 05

    飲食事業の赤字脱却

    厳しい経営環境が続く飲食事業について、価格改定やSNS活用による集客強化、店舗運営の見直し等により、赤字から脱却する体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で841人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は502万円で、9期前と比べて+17.9%平均年齢は38.5歳、平均勤続年数は7.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月623
2018年3月662
2019年3月42637.17.0702
2020年3月42837.87.0739
2021年3月42237.56.1738
2022年3月42539.17.5745
2023年3月44239.78.1752
2024年3月46139.78.3764
2025年3月48538.47.5804100
2026年3月50238.57.8841119

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率45.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)87.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 5 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
大阪府2,408百万円
教育関連事業及び不動産賃貸事業
その他120箇所929百万円
教育関連事業及び不動産賃貸事業
本社831百万円
教育関連事業及び不動産賃貸事業
東京都373百万円
教育関連事業及び不動産賃貸事業
新神戸アイテラス 保育園(兵庫県神戸市中央区)他1箇所230百万円
教育関連事業
大阪府 — 淡輪ハウス 他2箇所170百万円
教育関連事業、不動産賃貸事業及び飲食事業
東京本部36百万円
教育関連事業
本社(神奈川県川崎市中原区)他1箇所36百万円
教育関連事業
本社 — ベトナム社会主義共和国ダナン市6百万円
教育関連事業
本社 — 大阪府大阪市北区3百万円
教育関連事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アプリス(注)2
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社かいせいチャイルドケア(注)2
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ナスピア(注)2
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社一会塾
    川崎市中原区
    議決権100.0%
  • 国内
    成学社コリア株式会社(注)2
    大韓民国 ソウル特別市
    議決権100.0%
  • 海外
    成学社ベトナム 有限責任会社(注)2
    ベトナム社会主義共和国 ダナン市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は152億円営業利益10億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.3%、利益が+25.0%。

売上高
+6.3%
152億円
営業利益
+25.0%
10億円
純利益
+20.0%
6億円
営業利益率
6.6%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高162億円152億円
営業利益11億円10億円
純利益6億円6億円
1株あたり配当¥33¥33

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は30億円、営業利益は−5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q330
2024年1Q24−4−16.7−3
2024年2Q36513.93
2024年3Q37616.24
2024年4Q340
2025年2Q6511.51
2025年4Q7879.04
2026年2Q7122.81
2026年4Q8189.95
2027年1Q30−5−16.7−3

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は97億円から152億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は6.6%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9763
2014年3月10053
株式会社global bridge 大阪(現株式会社かいせいチャイルドケア)を連結子会社化 小規模認可保育所「アイテラス保育園」の運営を開始
2015年3月10452
2016年3月10742
2017年3月10931
大韓民国に連結子会社成学社コリア株式会社を設立 2019年11月に「江南日本語学院」(現KAISEI CAREER CONSULTING)(ソウル市)の運営を開始
2018年3月11231
教育コンテンツの制作等を行う株式会社ナスピアを連結子会社化
2019年3月11974
2020年3月12230
2021年3月1160−1
2022年3月12373
2023年3月12774
2024年3月13174
2025年3月143885.65
2026年3月15210106.66

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高152億円のうち、営業利益として残るのは10億円6.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の3.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%117億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.4%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.6%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.0pt
6.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
3.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.5pt
14.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが10億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は26億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月6−4−2210
2014年3月4−4008
2015年3月8−4−1411
2016年3月5−3−1212
2017年3月5−6−1−110
2018年3月4−117−79
2019年3月8−62213
2020年3月3−30014
2021年3月3−41−114
2022年3月10−2−7815
2023年3月8−4−4414
2024年3月10−5−2517
2025年3月10−3−2722
2026年3月10−4−2626

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は99億円。このうち返さなくてよい自己資本が43億円で、自己資本比率は43.7%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月58193933.3
2014年3月61223936.3
2015年3月64244036.8
2016年3月66224433.4
2017年3月68234533.5
2018年3月80235729.2
2019年3月89276230.1
2020年3月88276130.3
2021年3月87256229.0
2022年3月85285733.2
2023年3月85325337.0
2024年3月89355439.2
2025年3月95395640.7
2026年3月99435643.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
42億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
56億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中150位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中340位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.3%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.6%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥824で、1年前と比べて+8.5%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥824-4.1%1ヶ月+1.9%1年+8.5%時価総額48億円
過去52週の値幅
安値¥737高値¥888

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)7.5倍
PBR1.16倍
配当利回り4.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は888円となり、52週高値に到達しました。25日移動平均線(820円)を約8%上回り、上昇トレンドが明確です。直近1ヶ月では9.5%上昇し、年初来では+18.4%と堅調です。出来高は8月に入って急増し、8/19には4.2万株、8/20には7.6万株と活況を呈しています。ただし、RSIは84.16と極端な過熱水準にあり、短期的な調整リスクが高まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER7.7倍は同業界平均22.4倍を大きく下回り、PBR1.04倍も平均3.16倍より割安。ROE14.3%は良好で、配当利回り2.71%は平均並みだが、配当性向22.8%と控えめで増配余地はあるものの、現状は総合的に割安と評価します。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍23.4倍
PER (予想)7.5倍
PBR1.16倍3.51倍
ROE14.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025/3期は増収増益、2026/3期も増収見通し。強気派はPER7.7倍の割安感とROE14%の収益性を評価。弱気派は少子化による市場縮小と、オンライン教育との競合激化を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 低PER・高ROE

    PER7.7倍、ROE14.3%と収益性対比割安。

  • 業績成長継続

    2026/3期売上152億円(前期比+6.3%)、営業利益率6.6%と向上。

  • 堅実な配当

    配当利回り2.71%と安定した株主還元。

  • 学習塾事業の堅調な業績拡大継続影響

    FY2026営業利益10億円、前期比25%増、売上高152億円

  • 低PERと成長率で割安感継続影響

    PER7.7倍、ROE14.3%で株価は成長率に比し割安

  • 高ROEによる株主価値向上継続影響

    ROE14.3%は業界平均超え、自己資本効率良好

  • 外国人投資家の買い余地不定影響

    外資比率0.07%と極低、上昇余地大

マイナスに働く材料7
  • 少子化の影響

    子供人口減少で学習塾市場は長期的に縮小傾向。

  • 競争激化

    オンライン教育や大手塾との競合が激しく、シェア維持が課題。

  • 利益率の上限

    人件費・賃料上昇で営業利益率の大幅改善は困難。

  • 少子化による生徒数減少リスク2027年〜2028年影響

    18歳人口減少で中長期的な市場縮小、売上高減少懸念

  • 小型株で流動性低い継続影響

    時価総額48億円、出来高少なく売買困難

  • 競合激化による授業料値下げ圧力継続影響

    学習塾業界競争激化、粗利率低下で営業利益率6.58%維持困難

  • 営業利益率6%台と低水準継続影響

    営業利益率6.58%とサービス業平均に劣後、改善遅れ

次の決算で確かめる点
生徒数
収益の直接的なドライバー。増減が業績に直結。
客単価
授業料値上げやコース構成の変化を把握。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり33で、前期から+15.8%いまの株価に対する利回りは4.00%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥33
1株あたり
配当利回り
4.00%
いまの株価に対して
配当性向
22.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1058.2
2018年3月103.032.0
2019年3月112.915.1
2020年3月9−20.624.6
2021年3月6−29.4
2022年3月838.317.0
2023年3月17104.825.8
2024年3月185.925.1
2025年3月195.622.3
2026年3月2215.822.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥33

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,247人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.0%を占め、残る61.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他60.663.362.962.360.760.7
事業法人38.336.236.537.238.938.8
自己株式5.55.55.65.65.65.6
金融機関1.10.40.50.40.30.3
証券会社0.00.00.00.00.00.2
外国法人0.00.00.00.00.10.1
外国人個人0.00.10.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01太田 明弘25.04
02株式会社オーシャス20.01
03学校法人高宮学園4.71
04成学社従業員持株会4.30
05株式会社くふうカンパニーホールディングス4.25
06太田 貴美子2.96
07株式会社さなる2.71
08株式会社仙台進学プラザ2.03
09永井 博1.78
10有限会社日本作文指導協会1.00

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+88%、1株純資産は14期で+135%。直近期のROEは14.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月5633218.212.517.6
2014年3月5337614.914.220.2
2015年3月364029.225.525.9
2016年3月333998.126.232.8
2017年3月244145.938.258.2
2018年3月184224.453.732.0
2019年3月7248315.913.015.1
2020年3月64791.3121.824.6
2021年3月−19454−4.1
2022年3月6050712.413.017.0
2023年3月7656814.19.225.8
2024年3月7862613.19.625.1
2025年3月8369612.69.322.3
2026年3月10578014.37.322.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額120百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
太田明弘代表取締役 会長72
永井博代表取締役 社長62
藤田正人常務取締役65
檜浦達也取締役59
礒野智行取締役48
山本一之取締役60
平井周取締役63
山田明彦常勤監査役62
竹山直彦非常勤 監査役60
上田文雄非常勤 監査役73
原晃執行役員
田中太執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)610510518
社外取締役3993
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,518字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社と関係会社8社(子会社6社及びその他の関係会社2社)で構成されており、教育関連事業を主として不動産賃貸事業、飲食事業に取り組んでおります。その他の関係会社である株式会社オーシャス及び株式会社ニューウェーブとは、当社との間に営業上の取引があります。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 (1)教育関連事業 当社は、乳幼児から社会人までの教育および保育を基本とする教育企業として、「個別指導部門」、「クラス指導部門」、「保育部門」及び「その他の指導部門」にて学習指導等を行い、大阪府を中心とした近畿圏、東京都を中心とした関東圏及び海外にて学習塾等を展開しております。 個別指導部門では、「キミだけに全力指導」をモットーに、「個別指導学院フリーステップ」、「開成教育グループ駿台Diverse」、「フリーステップ1対1専門館ソフィア」、「中学受験・大学受験専門個別指導アルスポート」、「進研ゼミ個別指導コース」、「次世代型個別指導塾スマナビ」の塾名で教室を展開しております。また、「個別指導学院フリーステップ」ではフランチャイズ事業も行っております。 クラス指導部門では、「もっと伸びる、信頼の指導」をモットーに、「開成教育セミナー」、「エール進学教室」の塾名で教室を展開しております。各ブランドには高校受験に特化した「実力練成コース」、中学受験に特化した「開成ベガ」、大阪市の中高一貫校(公立)の受験に特化した「大阪市公立中高一貫コース」、現役高校生を対象とした「開成ハイスクール」のコースを設け、学力別クラス編成に基づいた指導を行っております。また、医学部・難関大学受験に特化した「一会塾」を運営しております。 保育部門では、認可保育所である「かいせい保育園」、「かいせいプチ保育園」、「アイテラス保育園」を運営しております。 その他の指導部門では、学童保育付き英会話スクール、日本語学校、韓国語学校等の各種ブランド運営の他、研修施設の運営、学校法人への講師派遣並びに英語を公用語とする外国人講師の派遣、教育コンテンツのソフトウエア制作等を行っております。 <各部門におけるブランドの展開状況> 2026年3月31日現在 ブランド名   内容   部門別都府県別教室数 大阪府   その他近畿圏   関東圏 個 別 指 導 部 門   個別指導学院フリーステップ   小学生・中学生・高校生・高校卒業生を対象にした個別形態の進学指導・学習指導   105   64   54 (11)   (21)   (18) 開成教育グループ 駿台Diverse   駿台予備学校グループと提携し、高校生及び高校卒業生を対象に映像授業を開講   110   63   54 フリーステップ1対1専門館 ソフィア   塾生1人につき講師1人が指導を行う完全個別指導形態の進学指導・学習指導   2   ―   ― 中学受験・大学受験専門個別指導アルスポート   東京都で展開する塾生1人につき講師1人が指導を行う完全個別指導形態の進学指導・学習指導   ―   ―   1 進研ゼミ個別指導コース   「進研ゼミ」の家庭学習を行う子どもを対象にした学習指導   3   ―   ― 次世代型個別指導塾スマナビ   小学生・中学生を対象にした自律学習スタイルの映像授業を開講   3   ―   ― ク ラ ス 指 導 部 門   開成教育セミナー   小学生・中学生・高校生を対象にしたクラス指導形態の進学指導・学習指導   45   15   1 エール進学教室   小学生・中学生・高校生を対象にしたクラス指導形態の進学指導・学習指導   3   ―   ― 一会塾   医学部・難関大学の受験に特化した進学指導・学習指導   ―   ―   2 保 育 部 門   かいせい保育園   0歳から5歳の子どもを対象にした定員50名以上で運営する認可保育所   7   ―   ― かいせいプチ保育園   0歳から2歳の子どもを対象にした定員19名以下で運営する小規模認可保育所   8   ―   ― アイテラス保育園   兵庫県神戸市で運営する認可保育所及び小規模認可保育所   ―   2   ― ブランド名   内容   部門別都府県別教室数 大阪府   その他近畿圏   関東圏 そ の 他 の 指 導 部 門   IVYKIDS   年少から小学生を対象にした学童保育付き英会話スクール   1   ―   ― 開成アカデミー日本語学校   外国人留学生を対象にした日本語教育   1   1   ― 開成アカデミー韓国語学校   中上級レベルの韓国語に特化したマンツーマン指導   1   ―   ― KAISEI CAREER CONSULTING   大韓民国ソウル市で運営する日系企業及び在日本企業への就職対策に特化したコンサルティング   ―   ―   ― かいせい幼稚園   ベトナム社会主義共和国で運営する現地の子どもを対象にした日本式保育の幼稚園   ―   ―   ― (注) 1 個別指導学院フリーステップの殆どの教室では駿台Diverseも開講しております。 2 ( )内は外数でフランチャイズの教室数であります。 3 各都府県における直営教室の拠点数は大阪府143教室、その他近畿圏75教室、関東圏57教室、海外2教室であります。 (主な関係会社) 当社、株式会社アプリス、株式会社かいせいチャイルドケア、株式会社ナスピア、株式会社一会塾、成学社コリア株式会社、成学社ベトナム有限責任会社 (2)不動産賃貸事業 不動産を効率的に活用するため、所有不動産の一部を賃貸しております。 (主な関係会社) 当社及び株式会社アプリス (3)飲食事業 大阪市にて飲食店1店舗を運営しております。 (主な関係会社) 株式会社アプリス 事業系統図 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,489字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、「乳幼児から社会人までの教育および保育を基本とする教育企業」を事業ドメインとして事業展開を行ってまいります。 [基本ビジョン] 私たちは人の成長を育む事業を通じて日本を代表する企業を目指します。 [経営理念] 私たちは、創造的で質の高い教育、保育、文化事業を通じて次世代の健全な成長と学びの支援を行い、世界で活躍できる人材の育成と豊かで平和な社会づくりに貢献します。 (2) 経営環境及び経営戦略等 ① 教育関連事業 個別指導部門・クラス指導部門 当社グループの主要事業である学習塾では、小学生から高校生まで幅広い学齢層を対象とし、お客様のニーズに応えるため個別指導とクラス指導の両指導形態で運営しております。新規参入が比較的容易で競合が多い個別指導形態では、当社の主要ブランド「個別指導学院フリーステップ」において、ブランドの強みである「大学受験に強い」「点数アップに強い」により他塾との差異化を図り事業を拡大しております。市場規模が縮小しているクラス指導形態では、不採算教室閉鎖等の効率化により収益性の向上を図ってまいります。また両形態ともにICT教育を活用し、従来の対面授業に加えオンラインでの教育コンテンツも充実させ、サービス向上を図ってまいります。 保育部門 待機児童の解消という社会的要請に応えるべく、「かいせい保育園」をはじめとした認可保育所の運営を行っております。引き続きサービスを充実させ、安定した収益確保を図ってまいります。 その他の指導部門 2023年に政府が新たに「2033年までに外国人留学生の受入数40万人」を目標に掲げるなど、外国人留学生の受入れに関する社会的ニーズは高まっております。こうした中、「開成アカデミー日本語学校」では多様化する外国人留学生のニーズに応え、事業拡大を図ってまいります。また、中上級レベルの韓国語に特化したマンツーマン指導の「開成アカデミー韓国語学校」、学童保育付き英会話スクール「IVYKIDS」では、学習塾で培ったノウハウを活かした教育サービスを提供し事業拡大を図ってまいります。 ② 不動産賃貸事業 所有不動産のうち、自社で利用しない余剰スペースを賃貸しております。今後も安定した事業運営に努めてまいります。 ③ 飲食事業 人件費や原材料価格の上昇等により厳しい経営環境が続き、セグメント損失を計上する状況が続いております。価格改定、SNSの活用による集客力の強化を図るとともに、店舗運営の見直し等により、赤字から脱却する体制を構築してまいります。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (1)及び(2)に記載の、経営方針及び経営戦略等を実行していくうえで、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 ブランド力の向上、集客力の強化 ドミナント戦略に基づいた教室展開によるブランド力の向上、合格実績の積み重ねによる集客力の強化が重要な課題となっております。特に、関東圏での教室開校を積極的に行い、知名度・集客力の向上を図ります。 幅広い教育分野での事業展開の強化 学習塾に限らない幅広い教育分野での事業展開の強化が重要な課題となっております。認可保育所や日本語学校の運営、海外での事業展開に加え、連結子会社の教育コンテンツ制作会社を通じて事業を行う教育分野を拡大しております。
事業等のリスク5,737字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。以下に記載したリスクは、当社グループの事業活動等に係る全てのリスクを網羅したものではなく、記載していない他のリスクの影響を受ける可能性もあります。 なお、リスクが顕在化する可能性のある時期は、予見することが困難なため記載しておりません。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)外部環境変化に係るリスク リスク   1.学齢人口及び待機児童の減少(発生可能性:高 影響度:大) 内容   日本国内は、出生率の低下等により少子化の問題に直面しております。少子化は、塾生となりうる児童の絶対数の減少という直接的な影響に留まらず、入学試験の平易化等により、入塾動機の希薄化に繋がる可能性があります。また、保育業界においては、政府の施策等により保育の受け皿が拡大し、待機児童は減少傾向にあります。今後、予想以上に少子化等が進行し学習塾や保育施設のニーズが低下した場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループは、少子化等の進行が比較的緩やかで学習塾等のニーズが高い地域を営業エリアとしております。学習塾では、個別指導の「個別指導学院フリーステップ」、クラス指導の「開成教育セミナー」等の複数ブランドを運営し、様々なニーズに対応しております。また、従来と異なる顧客層をターゲットにしたサービスの導入、医学部・難関大学の受験に特化した「一会塾」の運営等、顧客層を拡大しております。保育施設では、地域に根付いた保育サービスを提供しております。 リスク   2.競合の影響(発生可能性:中 影響度:大) 内容   当社グループが主要なターゲットとしている高校受験、大学受験に向けた教育サービスを提供する学習塾等の競合先は多数存在いたします。また、生成AIの出現等によりオンラインコンテンツも充実し、競合サービスも増加しております。保育業界においては、早期の待機児童の解消を目指すべく保育の受け皿が拡大しており、競合先は増加する傾向にあります。今後、競合先の優位により相対的に当社サービスの需要が低下した場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループの学習塾では、独自の教育コンテンツの運用、良好な合格実績等、当社の特色をアピールし集客を図っております。また、「オンライン個別指導 フリーステップ Link One」等を開講し、対面授業だけではなく、オンライン授業も提供しております。保育施設では、学習塾のノウハウを生かした知育を実施し、競合先との差異化を図っております。 リスク   3.近畿圏の人口動向及び経済動向(発生可能性:低 影響度:中) 内容   当社グループは、2026年3月末において、フランチャイズ教室を含めた学習塾等を329教室展開しており、大阪府の教室数は46.8%(近畿圏76.0%)を占めております。このため、大阪府及び近畿圏の人口動向及び経済動向によっては、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   2011年に東京都に教室を初開校し、2026年3月末の関東圏の教室の割合は22.8%と事業展開地域の分散を進めております。また、通塾エリアを問わないオンライン授業も提供しております。 リスク   4.教育制度等の変更(発生可能性:中 影響度:小) 内容   学習指導要領の改訂や入試制度の変更など教育制度の変更が度々行われ、当社グループでは、これらに対応したサービスを提供しております。今後、これらの制度変更に早期に対応できなかった場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   入試情報を取り扱う専門部署を設置するとともに、各部署は社外セミナー等を通じた情報収集等に努め、教育制度の変更等に応じたカリキュラムの設定やサービスの提供を実施しております。 (2)事業戦略リスク リスク   5.人材確保と育成(発生可能性:高 影響度:大) 内容   当社グループの学習塾では、正社員又は契約社員が教員として学習指導及び進路指導を行うとともに、優秀な大学生等を講師として採用し、教務にあたっております。また、保育施設では、保育士の資格保有者が保育サービスを提供しております。当社グループにおいて、人材は重要な経営資源であり、教員・講師及び保育士の安定的確保と内部育成は、提供する教育及び保育の質に直結するものであります。今後、人材の確保や育成が計画通りに行えない場合は、新規教室開校計画の遂行に支障が生じる可能性があります。また、提供する教育及び保育の質の低下から塾生等のニーズを満たすことが困難になること等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、長期インターンシップの導入、大学生の非常勤講師の内部リクルートの活用等により新卒人材の確保を図っております。また、中途採用も積極的に行い、要員計画に沿った適切な人材の確保に努めております。様々な研修を実施し従業員教育に努めることにより、人材の早期育成を図り、能力を公正に評価する人事評価制度や褒賞制度により社内の活性化を図っております。 リスク   6.教室展開(発生可能性:中 影響度:中) 内容   当社グループでは、事業拡大すべく、積極的に教室を新規開校しておりますが、希望する物件が確保できない場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、一定の開校基準に則り物件を選定しております。恒常的に複数の不動産仲介業者から情報提供を受け、物件確保に努めております。 リスク   7.固定資産の減損損失(発生可能性:高 影響度:小) 内容   当社グループでは、教室設備等の有形固定資産、事業譲受に係るのれんやソフトウエア等の無形固定資産を計上しております。今後、当該資産の将来キャッシュ・フローが当初の想定を下回り、設備投資の金額を回収できない場合は、減損損失を認識することになり、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   教室の新規開校にあたっては経営層で十分議論し、将来のキャッシュ・フローを生み出すものに設備投資を行っております。また、事業譲受を行う場合は当社グループの事業とのシナジー効果、相手方の収益性、将来性等を十分に検討し意思決定を行っております。 リスク   8.業績の季節変動(発生可能性:中 影響度:小) 内容   当社グループの学習塾部門では、月々の通常授業に加え、学校の長期休暇を利用した講習会や合宿を実施しており、これらの実施月の売上高は増大いたします。また、塾生数は、期首より月を追うほどに増加し、11月から12月にかけてピークを迎え、卒塾を迎える2月から3月にかけて最も塾生数が少なくなる傾向にあります。一方、教室運営費用(人件費・家賃等)の固定費は毎月継続して発生いたします。そのため、講習会等を実施せず塾生数も少ない第1四半期(4月~6月)の収益性が低くなる傾向にある一方、第2四半期(7月~9月)・第3四半期(10月~12月)は収益性が高くなる傾向にあります。今後、学校の長期休暇の短縮、長期的な天候不良等により想定した授業が行えない場合は、収益性の悪化を招き当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、学習塾に限らない教育分野を事業領域としております。主力事業である学習塾では、固定費削減等に努めておりますが、進級時の塾生数の減少は避けられず、第2四半期・第3四半期に収益が偏る傾向は続くものと考えております。 リスク   9.フランチャイズ事業展開(発生可能性:低 影響度:中) 内容   当社グループでは、2026年3月末日現在、「個別指導学院フリーステップ」のフランチャイズ教室を50教室展開しております。フランチャイズ教室は、当社グループと同様のカリキュラム及び教材を使用し、直営教室と同水準の教育サービスを提供しております。しかしながら、何らかの理由で直営教室と同水準のサービスが提供できない事態が生じた場合は、ブランド価値を毀損し、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   フランチャイズ教室の開校地域は当社が指定するとともに、当社グループの理念を共有できる者をフランチャイジーとして選定しております。また、教室運営経験を有するスーパーバイザーが定期的にフランチャイズ教室を巡回し、運営指導等の助言を行い、フランチャイズ教室の品質維持に努めております。 リスク   10.差入保証金等の保全(発生可能性:中 影響度:小) 内容   当社グループの教室等は賃借物件を基本としており、2026年3月末における差入保証金の残高は連結総資産の9.9%を占めております。また、新たに建物を建設する際に、賃貸人に対して賃借料と相殺して返済を受ける建設協力金を拠出する場合があります。このため、賃貸人の経営破綻等によって差入保証金等の返済が受けられない場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、可能な限り賃貸人の経営状況等を確認したうえで賃貸借契約を締結しております。また、契約締結後も管轄部署が賃貸人等の状況把握に努めております。 (3)オペレーションリスク リスク   11.災害・感染症等の発生(発生可能性:中 影響度:大) 内容   当社グループが事業展開している地域において、大規模な地震等の災害の発生、大規模な感染症等が蔓延した場合は、当社グループの一部又は全部の業務遂行が困難となり、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、災害時のマニュアルの制定、防災防犯訓練の実施、保護者への連絡手段の確保等、有事に備えた体制づくりに努めております。また、オンライン授業の提供、在宅勤務制度の導入等、事業継続のための対策を講じております。 リスク   12.個人情報の取扱(発生可能性:低 影響度:大) 内容   当社グループは、相当数の塾生等に関わる個人情報を有しております。今後、何らかの原因により当社グループが保有するこれらの情報が外部に流出した場合は、当社グループの信用低下を招き、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   社内規程を制定し従業員への周知徹底を行うとともに、データの社外持ち出し制御措置を図る等、情報漏洩の未然防止を徹底しております。 リスク   13.情報セキュリティ(発生可能性:低 影響度:大) 内容   当社グループの事業活動において、情報システムへの依存度は年々高まっております。また、近年ではサイバー攻撃やコンピューターウイルス等による被害も増加傾向にあり、その手口も巧妙化しております。今後、サイバー攻撃やその他の要因により深刻なシステム障害が発生した場合は、業務の中断等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   主要システムをクラウド化し、通信経路の冗長化を進めることで、システム障害の発生リスクの低減と可用性の確保を図っています。また、全従業員にサイバー攻撃やコンピューターウイルス感染の未然防止について啓蒙しております。 リスク   14.安全管理(発生可能性:低 影響度:中) 内容   当社グループでは、安全な学習環境、保育環境の提供に努めております。今後、これらに関する費用が増加した場合や、何らかの事情により当社グループの管理責任が問われる事態が発生した場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、周辺の環境を調査したうえで教室等を開校しており、一部の教室にはスクールバスを導入しております。入退室の保護者への通知、防犯カメラや防犯グッズの配備、防災防犯訓練の実施等により安全な環境を確保しております。また、事故発生時のマニュアルを制定し、万一の事故発生にも対応できる体制を整えております。 リスク   15.保育施設の許認可(発生可能性:低 影響度:中) 内容   当社の運営する「かいせい保育園」、「かいせいプチ保育園」及び子会社の運営する「アイテラス保育園」は、保育所設置に関する許認可のもとに運営しております。認可保育所は、保育所ごとに許認可権限を持つ行政機関へ保育所設置の申請を行い、審査を経たうえで許認可が付与されます。今後、何らかの理由によりこれらの許認可が取り消された場合や営業停止となった場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、許認可を継続するための諸条件や関連法令を遵守しており、行政の指導のもとで認可保育所を運営する体制を整えております。 リスク   16.法的規制(発生可能性:低 影響度:小) 内容   学習塾運営に関連する主な関連法令は、特定商取引に関する法律、不当景品類及び不当表示防止法、消費者契約法、著作権法、個人情報の保護に関する法律等があります。また、保育施設や飲食店舗は、食品衛生法に基づき飲食を提供しております。今後、何らかの法令違反により処分がなされた場合、訴訟等が提起された場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、全従業員に法令等の遵守の重要性及び必要性について周知、実践するとともに、組織的な予防体制を構築しております。
経営成績の分析 (MD&A)6,780字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善などにより、景気は緩やかな回復を続けているものの、不安定な国際情勢や継続する物価上昇など、先行きが不透明な状態が続いております。 当業界では、少子化による学齢人口の減少や教育ニーズの多様化により一層競争は厳しさを増しております。また従来の教育サービスのみならず、大学入試制度改革やICTを活用した教育サービスや保育園・学童保育等の保育サービスへの需要の高まり等により経営環境は大きく変化しております。 このような状況の中で、当社グループは事業ドメイン「乳幼児から社会人までの教育および保育を基本とする教育企業」の下、主力の学習塾ブランドである「個別指導学院フリーステップ」に加え、クラス指導の学習塾「開成教育セミナー」、認可保育所「かいせい保育園」、外国人留学生を対象とした「開成アカデミー日本語学校」等を運営し、幅広い教育及び保育ニーズに応え事業展開を行いました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末から439,015千円(4.6%)増加し9,911,519千円、負債合計は、同31,830千円(0.6%)減少し5,581,624千円、純資産合計は、同470,846千円(12.2%)増加し4,329,894千円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度における売上高は15,156,867千円(前年同期比6.1%増)、営業利益は978,869千円(前年同期比25.8%増)、経常利益は965,205千円(前年同期比27.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は583,806千円(前年同期比26.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 教育関連事業 グループ在籍者数について 部門   2024年11月末   2025年11月末   増減率 個別指導部門   19,739人   20,590人   +4.3% クラス指導部門   6,412人   6,038人   △5.8% 保育部門   745人   749人   +0.5% その他の指導部門   542人   633人   +16.8% 合計   27,438人   28,010人   +2.1% (注1)当社グループにおいて例年ピークを迎える11月末時点の在籍者数を記載しております。 (注2)グループ在籍者数は、当社グループが運営する学習塾等に通う者に限り、フランチャイズ教室に通う者は含んでおりません。 個別指導部門では、主力ブランド「個別指導学院フリーステップ」の強みである「点数アップと大学受験に強いフリーステップ」の継続的なアピール、塾生募集のWEB広告の強化等により塾生数は増加いたしました。クラス指導部門では、夏期講習の募集不調が響き塾生数は減少いたしました。その他の指導部門は、日本語学校の新入生受入が好調だったことにより、学生数は増加いたしました。 教室展開について 部門   前期末   増加   減少   当期末 個別指導部門   230   6   6   230 クラス指導部門   70   ―   4   66 保育部門   17   ―   ―   17 その他の指導部門   5   ―   ―   5 直営教場数   277   7   7   277 フランチャイズ教室数   50   3   1   52 (注)複数の部門を開講している教室があるため、各部門の合計と直営教場数は一致いたしません。 直営教室は、新規開校した5教室(東京都2、神奈川県1、千葉県1、埼玉県1)、直営化した1教室(大阪府)、移転分離した1教室(大阪府)が増加し、閉鎖した4教室(大阪府3、滋賀県1)、移転統合した1教室(大阪府)、フランチャイズ化した2教室(東京都)が減少いたしました。これにより、期末における直営教室数は277教室となりました。 フランチャイズ教室は、新規開校した1教室(東京都)、前述のフランチャイズ化した2教室の増加及び直営化した1教室の減少により、期末におけるフランチャイズ教室数は52教室となりました。 損益について 個別指導部門では、塾生数の増加、物価上昇に伴う授業料の改定、講習会が好調だったこと等により、クラス指導部門では、募集不調が響いたものの子会社である株式会社一会塾の寄与により、学習塾部門の売上高は増加いたしました。保育部門では、公定価格改定に伴う給付金の増加、運営費補助金の増加等により、売上高は増加いたしました。その他の指導部門では、「開成アカデミー日本語学校」の学生数が増加したこと等により、売上高は増加いたしました。 費用面では、従業員の処遇改善等による人件費の増加、塾生募集のためWEB広告等を積極的に行ったことによる広告宣伝費の増加、関東圏での新規教室展開に伴う家賃の増加等により、費用は増加いたしました。 この結果、売上高は15,050,165千円(前年同期比6.2%増)、売上高の伸びで費用を吸収したことにより、セグメント利益(営業利益)は1,005,859千円(前年同期比24.1%増)となりました。 不動産賃貸事業 入居するテナントが減少したことから、売上高は39,448千円(前年同期比5.5%減)、セグメント利益(営業利益)は22,305千円(前年同期比8.9%減)となりました。 飲食事業 客単価は向上したものの、梅田再開発の影響により店舗周辺の流入客数が減少したこと等により、売上高は67,253千円(前年同期比0.3%減)、人材採用に伴い求人広告費が増加したこと等により、セグメント損失(営業損失)は4,715千円(前年同期はセグメント損失(営業損失)3,900千円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,573,779千円となり、前連結会計年度末に比べ406,376千円増加いたしました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、1,041,783千円(前連結会計年度比28,958千円の収入増)となりました。これは主に法人税等の支払額188,178千円、未払金の減少額167,518千円を計上した一方、税金等調整前当期純利益870,259千円、減価償却費402,976千円、減損損失104,166千円をそれぞれ計上したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、432,229千円(前連結会計年度比93,597千円の支出増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出342,187千円を計上したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は、207,735千円(前連結会計年度比41,647千円の支出増)となりました。これは主に長期借入れによる収入800,000千円を計上した一方、長期借入金の返済による支出883,659千円、配当金の支払額113,567千円を計上したこと等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは塾生に対して学習指導を行うことを主たる業務としておりますので、該当事項はありません。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前連結会計年度比(%) 教育関連事業   685,321   97.9 不動産賃貸事業   ―   ― 飲食事業   24,425   97.2 合計   709,746   97.9 (注) 1 セグメント間取引については相殺消去しております。 2 金額は、仕入価格によっております。 c.受注実績 当社グループは塾生に対して学習指導を行うことを主たる業務としておりますので、該当事項はありません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前連結会計年度比(%) 教育関連事業   15,050,165   106.2 不動産賃貸事業   39,448   94.5 飲食事業   67,253   99.7 合計   15,156,867   106.1 (注) 1 セグメント間取引については相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、相手先が塾生及び不特定多数の一般顧客へのものが全体の100分の90以上を占めており、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの事業セグメントは、教育関連事業、不動産賃貸事業、飲食事業で構成しております。なかでも、教育関連事業は、当連結会計年度における連結売上高の99.3%を占める事業セグメントとなっております。 a.経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度より869,771千円(6.1%)増加し、15,156,867千円となりました。売上高の内訳の詳細については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (売上原価) 当連結会計年度における売上原価は、前連結会計年度より476,382千円(4.3%)増加し、11,633,486千円となりました。これは主として従業員の処遇改善等により人件費が前連結会計年度比468,108千円(6.3%)増の7,852,892千円となったことによるものであります。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より192,807千円(8.2%)増加し、2,544,511千円となりました。これは主として塾生募集のためWEB広告等を積極的に行ったことにより広告宣伝費が前連結会計年度比156,582千円(17.1%)増の1,072,448千円、従業員の処遇改善等により人件費が同13,376千円(2.4%)増の576,039千円となったことによるものであります。 (営業外収益、営業外費用) 当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度より1,900千円(9.8%)増加し、21,329千円となりました。これは主として受取利息が前連結会計年度比1,436千円(942.5%)増の1,588千円となったことによるものであります。 また、営業外費用は、前連結会計年度より4,165千円(10.6%)減少し、34,993千円となりました。これは主として前連結会計年度に為替差損3,240千円を計上したことによるものであります。 (特別利益、特別損失) 当連結会計年度における特別利益は、前連結会計年度より6,544千円(244.6%)増加し、9,220千円となりました。これは主として事業譲渡益が前連結会計年度比6,545千円(276.9%)増の8,909千円となったことによるものであります。 また、特別損失は、前連結会計年度より4,350千円(4.4%)増加し、104,166千円となりました。これは前連結会計年度に為替換算調整勘定取崩損22,319千円を計上した一方、減損損失が前連結会計年度比26,669千円(34.4%)増の104,166千円となったことによるものであります。 b.財政状態の分析 (流動資産) 流動資産は、前連結会計年度末から474,490千円(12.3%)増加し、4,322,548千円となりました。これは主として現金及び預金が前連結会計年度に比べ406,378千円、営業未収入金及び契約資産が同89,982千円増加したことによります。 (固定資産) 固定資産は、前連結会計年度末から35,474千円(0.6%)減少し、5,588,970千円となりました。これは主として建物及び構築物(純額)が前連結会計年度に比べ45,896千円減少したことによります。 (流動負債) 流動負債は、前連結会計年度末から5,587千円(0.2%)増加し、3,484,140千円となりました。これは主として未払法人税等が前連結会計年度に比べ131,147千円増加し、未払金が前連結会計年度に比べ150,365千円減少したことによります。 (固定負債) 固定負債は、前連結会計年度末から37,418千円(1.8%)減少し、2,097,483千円となりました。これは主として長期借入金が前連結会計年度に比べ57,584千円減少したことによります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末から470,846千円(12.2%)増加し、4,329,894千円となりました。これは主として利益剰余金が前連結会計年度に比べ470,074千円増加したことによります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。 当社グループの資金需要は、教室運営等に係る運転資金、教室開校等に係る設備投資資金であります。短期運転資金の調達は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本とし、長期運転資金及び設備投資資金の調達は金融機関からの長期借入を基本としております。当連結会計年度末における有利子負債(リース債務を含む)の残高は2,274,107千円、現金及び現金同等物の残高は2,573,779千円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、収益性が著しく低下した資産又は資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。 回収可能価額の評価の前提条件には、投資期間を通じた将来の収益性の評価や資本コストが含まれますが、これらの条件は長期的な見積りに基づくため、経営環境や市場環境の変化により、回収可能性を著しく低下させる変化が生じた場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、将来の課税所得が十分に確保できること及び回収可能性があると判断した将来減算一時差異について、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討しておりますが、繰延税金資産の一部又は全部を回収できないと判断した場合、繰延税金資産を減額し、調整額を費用として計上する可能性があります。

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開示資料

出典

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