概要
アズームは2009年10月設立の不動産×IT企業である。月極駐車場に特化したポータルサイト「カーパーキング」を運営し、空き区画を一括借り上げして転貸するサブリースサービスと、物件紹介による手数料収入を主軸とする。2025年9月期の売上高は135億円、営業利益26億円、従業員455名。連結子会社5社を擁し、3DCG技術を使ったビジュアライゼーション事業も展開する。
遊休資産活用とビジュアライゼーションの二軸
アズームグループは遊休資産活用事業とビジュアライゼーション事業の2本柱で構成される。遊休資産活用事業は、月極駐車場の紹介とサブリースを中心に、レンタルスペース予約システムや人材紹介も手掛ける。ビジュアライゼーション事業は連結子会社CGworksが担い、3DCGグラフィックデータの制作・販売とVR空間デザインサービスを提供する。2025年9月期のセグメント別売上高は、遊休資産活用事業が132億円、ビジュアライゼーション事業が2.5億円で、利益面では後者は約2,000万円と小規模ながら黒字化した。
月極駐車場に特化したポータルとサブリースの収益モデル
中核サービスは月極駐車場ポータル「カーパーキング」である。同サイトは全国の物件情報を集約し、エリア・賃料・設備で検索できる。問い合わせ件数は2025年9月期に40.1万件に達した。サブリースサービスでは、駐車場オーナーから空き区画をマスターリース(一括借り上げ)し、ユーザーに転貸する。期末のマスターリース台数は35,381台、サブリース台数は32,883台、稼働率は93%と高い。これによりストック収入を得る。紹介サービスでは成約時に手数料を徴収するフロー型ビジネスも併せ持つ。
全国5拠点とベトナム子会社による体制
サブリースサービスは北海道、関東、東海、関西、九州の5地区を対象とし、横浜、福岡、大阪、名古屋、札幌に支店を設置している。紹介サービスは全都道府県に対応する。システム開発とグラフィックデータ制作の一端を担うため、ベトナムのハノイにAZOOM VIETNAM INC.とCGWORKS VIETNAM INC.を設立し、オフショア体制を構築した。グループ全体でITとオペレーションの効率化を進めている。
上場からプライム市場変更までの成長軌道
アズームは2018年5月に東京証券取引所マザーズに上場し、2022年4月の市場区分見直しでグロース市場に移行、2025年6月にはプライム市場へ変更した。財務数値は一貫して増収増益である。売上高は2014年9月期の約3億円から2025年9月期の135億円へ拡大。営業利益は開示が始まった2024年9月期に18億円、翌期に26億円と急成長している。親会社株主に帰属する当期純利益も同期間で13億円から18億円に増加した。
業界の中での役割は月極駐車場のマッチングプラットフォーム運営者兼サブリース事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 遊休資産活用事業 | 132億円 | 98.5% | 26億円 | 19.7% |
| ビジュア ライゼーション事業 | 2億円 | 1.5% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01駐車場オーナー・駐車場ユーザー主力
月極駐車場に特化したポータルサイト「カーパーキング」を運営。駐車場オーナーから空き区画を一括借り上げ(マスターリース)し、ユーザーに転貸(サブリース)するサブリースサービスと、物件紹介による手数料収入を得る紹介サービスを提供。
- 月極駐車場紹介サービス(カーパーキング)
- 日本全国の月極駐車場情報を集約したポータルサイト。エリア・賃料・設備等で検索可能。ユーザーに最適な駐車場を提案し、成約時に対象者から手数料を得る
- 月極駐車場サブリースサービス
- 駐車場オーナーから空き区画を一括借り上げし、ユーザーに転貸。オーナーには安定賃料と管理代行を提供。自社保有空き区画をカーパーキングで満たすビジネスモデル
- 賃料保証サービス(株式会社鉄壁)
- 月極駐車場に特化した賃料保証。借主滞納時にオーナーへ代位弁済し、ユーザーへ請求。安心して貸し出せる仕組み
02ディスプレイ・建築・内装・不動産会社準主力
連結子会社CGworksが、3DCG技術を活用した建築パースや空間デザインのビジュアルデータを制作・販売。VRを用いた空間提案も行う。主な顧客はディスプレイ業界、建築・内装業界、不動産業界。
- 3DCGグラフィックデータ制作
- 建物・空間の完成イメージや利用方法を3DCGで可視化。大規模開発、商業施設、不動産リニューアル等の企画・提案に活用
- VR空間デザインサービス
- VR技術を用いて顧客の要望に応じた空間デザインを仮想体験可能にするサービス。対象業界は限定せず幅広く提供
03レンタルスペース運営事業者副次
貸会議室やジム、スタジオ等のレンタルスペース運営者向けに、WEB予約システム「スマート空間予約」を提供。予約管理とスマートロック連携により無人化・省人化運営を支援。
- スマート空間予約
- レンタルスペース向けWEB予約システム。予約管理、スマートロック連携、ポータルサイトアクセスにより運営効率化を実現
製品と技術
日本最大級の月極駐車場ポータル「カーパーキング」
カーパーキングは日本全国の月極駐車場情報を集約した検索サイトであり、掲載物件数は日本最大級とされる。ユーザーはエリア、賃料、設備(車庫付き、24時間利用可能など)で絞り込みが可能。問い合わせ件数は2025年9月期に401,110件に達した。当社の営業担当がユーザーのニーズをヒアリングし、最適な駐車場を提案する体制をとる。成約時に駐車場オーナーとユーザーの双方から手数料を得るフロー型収益を生む。
空き駐車区画を借り上げるサブリースサービス
マンションやオフィスの駐車場で空き区画がある場合、オーナーから当社がマスターリース(一括借り上げ)し、ユーザーにサブリース(転貸)する。オーナーには毎月一定の賃料が入り、募集・契約・督促・解約対応を当社が代行する。当社はカーパーキング経由のユーザーに貸し付けることで安定した賃料収入を得る。2025年9月期末のマスターリース台数は35,381台、サブリース台数は32,883台、年間平均稼働率は93%と高水準を維持する。
レンタルスペース運営を無人化する「スマート空間予約」
2019年に事業譲受したWEB予約システムで、当初は「スマート会議室」として貸会議室運営者向けに提供していた。2021年10月に「スマート空間予約」へ名称変更し、対象をジムやスタジオなどのレンタルスペース全般に拡大。予約管理、決済、入金管理、スマートロック連携により、無人運営を実現する。ポータルサイトからの流入を主な集客経路とし、導入実績を伸ばしている。
3DCGとVRで空間を可視化するCGworksのサービス
連結子会社CGworksは、3DCG技術を用いて建物や空間の完成イメージをグラフィックデータとして制作・販売する。主な顧客はディスプレイ業界、建築・内装業界、不動産業界で、大規模開発や商業施設の企画・提案に活用される。またVR技術を使った空間デザインサービスも提供し、顧客の要望に応じた仮想体験を可能にする。2024年3月には生成AIによるレンダリングサービス「MyRenderer(マイレンダラー)」をリリースし、契約件数増加を目指している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字がアズーム
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7198SBIアルヒ | 370億円 | 20.4倍 |
| 2 | 7955クリナップ | 360億円 | 10.2倍 |
| 3 | 8881日神グループホールディングス | 314億円 | 7.4倍 |
| 4 | 1780ヤマウラ | 311億円 | 8.8倍 |
| 5 | 3486グローバル・リンク・マネジメント | 309億円 | 8.4倍 |
| 6 | 3496アズーム | 292億円 | 28.2倍 |
| 7 | 8860フジ住宅 | 279億円 | 5.7倍 |
| 8 | 2982ADワークスグループ | 218億円 | 5.3倍 |
| 9 | 4809パラカ | 212億円 | 10.4倍 |
| 10 | 5932三協立山 | 206億円 | — |
| 11 | 3457And Doホールディングス | 186億円 | 12.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 11件
月極駐車場の紹介とサブリースで創業した2009年
2009年10月、東京都渋谷区で株式会社アズームを資本金350万円で設立した。同時に月極駐車場紹介サービスとサブリースサービスを開始。創業当初から「不動産×IT」を標榜し、アナログな駐車場探しをインターネットで効率化するビジネスモデルを掲げた。2012年と2014年に渋谷区内で本社を移転し、事業拡大の基盤を整えた。
拠点拡大とサービスエリアの全国展開(2015〜2017年)
2015年3月、神奈川県横浜市に横浜支店を開設し、関東圏外への初進出を果たした。2016年8月には福岡支店を開設し九州地区へ展開。2017年6月には月極駐車場紹介サービスの対応地区を全都道府県に拡大した。同年8月には大阪支店を開設し、西日本での営業基盤を固めた。また2017年1月にプライバシーマークを取得、2月に宅地建物取引業免許を取得し、事業の信頼性を高めた。
上場とグループ企業の設立(2018年)
2018年はアズームにとって節目の年となった。5月に東京証券取引所マザーズに株式を上場。同時にシステム開発拠点を東京都中野区に開設した。10月には名古屋支店、札幌支店を相次いで開設し、東海・北海道地区へ進出。さらに、連結子会社として株式会社CGworks(3DCG事業)、AZOOM VIETNAM INC.(ベトナム)、株式会社鉄壁(賃料保証)、株式会社ダイバース(人材紹介)を設立し、事業の多角化と海外展開を一気に進めた。また、貸会議室予約システム「スマート会議室」の事業を譲り受け、翌月に「スマート空間予約」へ名称変更した。
グロース市場移行とプライム市場への昇格(2022〜2025年)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場へ移行した。その後も増収増益を続け、2025年6月24日にはグロース市場からプライム市場へ市場区分を変更。これを記念し、2025年9月期の期末配当に1株当たり80円の記念配当を実施することを発表した。2025年9月期の売上高は135億円に達し、創業から一貫した成長を示している。
年表11件を開く
2000年代
- 2009年10月創業東京都渋谷区において、株式会社アズームを設立(資本金3,500千円)東京本社において、月極駐車場紹介サービス及び月極駐車場サブリースサービスを開始
2010年代
- 2012年5月本社を東京都渋谷区内で移転
- 2014年1月本社を東京都渋谷区内で移転
- 2015年3月神奈川地区の営業拠点として、神奈川県横浜市中区に横浜支店を開設
- 2016年8月九州地区の営業拠点として、福岡県福岡市博多区に福岡支店を開設
- 2017年1月プライバシーマーク認証取得
- 2017年2月宅地建物取引業者免許取得
- 2017年6月月極駐車場紹介サービスの対応地区を全都道府県へと拡大
- 2017年8月関西地区の営業拠点として、大阪府大阪市中央区に大阪支店を開設
- 2018年5月上場システム開発部門の活動拠点として、東京都中野区に事務所を開設 東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2018年10月商号変更東海地区の営業拠点として、愛知県名古屋市中区に名古屋支店を開設 本社を東京都渋谷区内で移転(現在の本社所在地)北海道地区の営業拠点として、北海道札幌市中央区に札幌支店を開設 株式会社CGworksを東京都渋谷区に設立(現連結子会社) AZOOM VIETNAM INC.をベトナム社会主義共和国ハノイ市に設立(現連結子会社)貸し会議室運営サポートを提供するWEB予約システム「スマート会議室」の事業を譲受 大阪支店を大阪府大阪市中央区内で移転(現在の大阪支店所在地)「スマート会議室」のサービス名称を「スマート空間予約」に変更 株式会社鉄壁を東京都渋谷区に設立(現連結子会社)株式会社ダイバースを東京都渋谷区に設立(現連結子会社)株式会社鉄壁において、宅地建物取引業者免許取得 東京都知事(1)第107224号 札幌支店を北海道札幌市中央区内で移転(現在の札幌支店所在地)横浜支店を神奈川県横浜市神奈川区内で移転(現在の横浜支店所在地)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行 CGWORKS VIETNAM INC.をベトナム社会主義共和国ハノイ市に設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
駐車場サービスの強化・拡大
月極駐車場検索ポータル「CarParking」のデータベース強化と集客力向上により、紹介サービスとサブリースサービスの取引件数を拡大。子会社の賃料保証サービスや管理システム「CarParking One」の導入促進、関東圏以外の営業拠点の強化や新拠点設置も検討し、事業規模を拡大する。
- 02
駐車場以外の遊休資産活用への進出
WEB予約システム「スマート空間予約」により、貸し会議室やジムなど遊休スペースの有効活用を推進。子会社による人材紹介事業など、月極駐車場以外の収益基盤を創出し、安定した企業成長を目指す。
- 03
ビジュアライゼーション事業の拡大
3DCG・VR技術を活用し、360°VR内覧やバーチャル店舗制作等の非対面営業ソリューションを提供。生成AIレンダリング「MyRenderer」の契約件数増加、ディスプレイ業界以外の新規顧客開拓、ベトナム子会社によるオフショア制作でのコスト削減に取り組む。
- 04
組織体制・内部管理体制の強化
優秀な営業人材の確保と育成のため、採用力向上と社内研修を充実。業務効率化とリスク管理のための内部管理体制を強化し、経営の公正性・透明性を確保する。
- 05
システムの安定性・セキュリティ確保
サービス提供に必要なサーバー環境や通信環境を安定維持し、サイバー攻撃対策を実施。エンジニア確保・育成、サーバー機器整備、負荷分散システム導入、セキュリティ診断等の設備投資を継続する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で455人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は436万円で、7期前と比べて+6.6%。平均年齢は27.9歳、平均勤続年数は2.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年9月 | — | — | — | 75 | — |
| 2019年9月 | 409 | 27.0 | 1.6 | 132 | — |
| 2020年9月 | 424 | 27.4 | 2.3 | 176 | — |
| 2021年9月 | 439 | 27.5 | 2.3 | 229 | — |
| 2022年9月 | 454 | 27.4 | 2.5 | 268 | — |
| 2023年9月 | 445 | 27.5 | 2.8 | 349 | — |
| 2024年9月 | 439 | 27.5 | 2.8 | 384 | 469 |
| 2025年9月 | 436 | 27.9 | 2.7 | 455 | 571 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 3 / 海外 2) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社CGworks東京都渋谷区議決権80.0%
- 海外AZOOM VIETNAM INC.ベトナム国 ハノイ市議決権100.0%
- 国内株式会社鉄壁(注2)東京都渋谷区議決権100.0%
- 国内株式会社ダイバース東京都渋谷区議決権100.0%
- 海外CGWORKS VIETNAM INC.ベトナム国 ハノイ市議決権80.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は135億円、営業利益は26億円。前期と比べると増収増益で、売上が+28.6%、利益が+44.4%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 170億円 | 135億円 |
| 営業利益 | 32億円 | 26億円 |
| 純利益 | 22億円 | 18億円 |
| 1株あたり配当 | ¥126 | ¥126 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は45億円、営業利益は8億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+114.3%、営業利益は+166.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 21 | 3 | 14.3 | 2 |
| 2023年3Q | 21 | 3 | 14.3 | 2 |
| 2023年4Q | 23 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 24 | 4 | 16.7 | 3 |
| 2024年2Q | 25 | 4 | 16.0 | 3 |
| 2024年4Q | 56 | 10 | 17.9 | 7 |
| 2025年2Q | 63 | 12 | 19.0 | 8 |
| 2025年4Q | 72 | 14 | 19.4 | 10 |
| 2026年2Q | 78 | 14 | 17.9 | 10 |
| 2026年3Q | 45 | 8 | 17.8 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2014年9月期からの12期で、売上は3億円から135億円へ45.0倍に増えた。直近期の営業利益率は19.3%。売上は11期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年9月 | 3 | — | 0 | — | 0 |
| 神奈川地区の営業拠点として、神奈川県横浜市中区に横浜支店を開設 | |||||
| 2015年9月 | 5 | — | 0 | — | 0 |
| 九州地区の営業拠点として、福岡県福岡市博多区に福岡支店を開設 | |||||
| 2016年9月 | 8 | — | 0 | — | 0 |
| 関西地区の営業拠点として、大阪府大阪市中央区に大阪支店を開設 | |||||
| 2017年9月 | 12 | — | 0 | — | 0 |
| システム開発部門の活動拠点として、東京都中野区に事務所を開設 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2018年9月 | 18 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年9月 | 27 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年9月 | 38 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年9月 | 50 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年9月 | 64 | — | 9 | — | 6 |
| 2023年9月 | 83 | — | 13 | — | 9 |
| 2024年9月 | 105 | 18 | 18 | 17.1 | 13 |
| 2025年9月 | 135 | 26 | 26 | 19.3 | 18 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高135億円のうち、営業利益として残るのは26億円で19.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の13.3%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.8%78億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.0%31億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.3%26億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年9月期は営業CFが19億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは14億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は57億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 2017年9月 | 1 | 0 | 1 | 1 | 2 |
| 2018年9月 | 2 | 0 | 7 | 2 | 10 |
| 2019年9月 | 0 | −4 | 1 | −4 | 8 |
| 2020年9月 | 4 | −1 | 0 | 3 | 11 |
| 2021年9月 | 5 | −1 | 0 | 4 | 15 |
| 2022年9月 | 6 | −1 | −2 | 5 | 18 |
| 2023年9月 | 6 | −2 | −1 | 4 | 21 |
| 2024年9月 | 13 | −3 | −1 | 10 | 31 |
| 2025年9月 | 19 | −5 | 12 | 14 | 57 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年9月期の総資産は89億円。このうち返さなくてよい自己資本が68億円で、自己資本比率は76.7%(業種中央値32.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年9月 | 1 | 0 | 1 | — |
| 2015年9月 | 1 | −1 | 2 | — |
| 2016年9月 | 2 | −1 | 3 | — |
| 2017年9月 | 4 | 0 | 4 | 9.6 |
| 2018年9月 | 13 | 8 | 5 | 64.7 |
| 2019年9月 | 15 | 9 | 6 | 58.7 |
| 2020年9月 | 19 | 10 | 9 | 50.3 |
| 2021年9月 | 25 | 13 | 12 | 51.9 |
| 2022年9月 | 30 | 18 | 12 | 57.6 |
| 2023年9月 | 40 | 26 | 14 | 64.1 |
| 2024年9月 | 56 | 37 | 18 | 67.1 |
| 2025年9月 | 89 | 68 | 21 | 76.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで131社中6位あたり、逆に低いのは配当利回りで131社中94位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,755で、1年前と比べて+6.5%。過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 28.2倍 |
| PER (会社予想) | 26.5倍 |
| PBR | 7.78倍 |
| 配当利回り | 2.65% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+7.7%上昇し、25日線(4296円)を+4.4%上回る。52週高値6230円からは▲28%の水準だが、週足は上昇基調を維持。出来高は6月末に一時増加したが、直近はやや落ち着いている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PER 26.6倍は同業平均13.9倍を大きく上回り、PBR 7.34倍も平均1.71倍を超過している。ROE 34.7%と高収益だが、無配当で株主還元が乏しい。割高感は強いが、成長性はROEに表れているためバランスを考慮した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 28.2倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 26.5倍 | — |
| PBR | 7.78倍 | 1.84倍 |
| ROE | 34.7% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この会社の先行きについて、追い風になる材料と重しになる材料をそれぞれ並べている。
- 営業利益急成長、前期比44%増の26億円2025年9月期影響強
2025年9月期営業利益26億円(前期18億円)で44.4%増、高成長
- 高ROE34.7%、株主資本効率極めて高い継続影響中
ROE34.7%は市場平均大幅超過、バリュエーションを支持
- PBR7.34倍だが成長プレミアム上昇余地決算発表後影響中
PER26倍も成長率考慮で割高でなく、業績上振れでPER低下
- 外国人保有11.5%、成長期待で買い増し継続影響弱
成長性が認められれば外国人買い増し、需給改善
- 高PER26.6倍、成長鈍化でバリュエーション調整次期決算影響強
成長鈍化や業績未達でPER割高に見直され株価下落
- 不動産市場変調で売上伸び悩み金利上昇時影響中
不動産関連事業、市況悪化で売上成長率低下
- 高いPBR7.34倍、下落時下げ幅大きいリスクオフ時影響中
PBR高く利益確定売りで急落リスク、下落幅拡大
- 時価総額275億円で中型だが流動性注意継続影響弱
大口売りで株価変動の可能性、出来高に注意
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり126円で、前期から+748.0%。いまの株価に対する利回りは2.65%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 5 | — | 17.6 |
| 2022年9月 | 8 | 50.0 | 15.7 |
| 2023年9月 | 10 | 33.3 | 15.3 |
| 2024年9月 | 13 | 25.0 | 12.6 |
| 2025年9月 | 106 | 748.0 | 78.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥126
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ1,484人。区分でいちばん多いのは事業法人で34.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.3%を占め、残る47.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 24.8 | 35.5 | 35.6 | 34.8 | 36.5 | 34.1 |
| 個人・その他 | 55.9 | 43.6 | 42.4 | 41.0 | 41.7 | 31.3 |
| 金融機関 | 1.8 | 7.7 | 12.7 | 9.1 | 13.2 | 18.2 |
| 外国法人 | 12.0 | 6.7 | 6.7 | 11.2 | 7.0 | 11.5 |
| 証券会社 | 5.5 | 6.6 | 2.6 | 3.9 | 1.6 | 5.0 |
| 外国人個人 | — | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 自己株式 | 1.5 | 1.5 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社パノラマ | 33.90 |
| 02 | 菅田洋司 | 14.08 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 8.90 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 5.70 |
| 05 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 3.08 |
| 06 | 野村證券株式会社 | 2.61 |
| 07 | 鈴木雄也 | 2.44 |
| 08 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 2.41 |
| 09 | 櫛田邦男 | 1.81 |
| 10 | 株式会社SBI証券 | 1.19 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-23みずほ証券 株式会社新規の大量保有報告0.14%
- 2026-06-22みずほ証券 株式会社新規の大量保有報告0.14%-0.01pt
- 2026-05-22みずほ証券 株式会社新規の大量保有報告0.15%
- 2026-05-12アセットマネジメントOne株式会社新規の大量保有報告4.49%-1.29pt
- 2026-04-21野村證券株式会社新規の大量保有報告0.40%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は12期で+105%、1株純資産は9期で+3800%。直近期のROEは34.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年9月 | −3,374 | — | — | — | — |
| 2015年9月 | −4,725 | — | — | — | — |
| 2016年9月 | −26 | — | — | — | — |
| 2017年9月 | 16 | 14 | — | — | — |
| 2018年9月 | 45 | 287 | 25.3 | 83.4 | — |
| 2019年9月 | 10 | 153 | 6.5 | 66.1 | — |
| 2020年9月 | 24 | 165 | 15.2 | 66.8 | — |
| 2021年9月 | 28 | 110 | 29.2 | 42.9 | 17.6 |
| 2022年9月 | 51 | 149 | 39.5 | 39.7 | 15.7 |
| 2023年9月 | 75 | 216 | 40.9 | 54.9 | 15.3 |
| 2024年9月 | 109 | 315 | 41.0 | 29.1 | 12.6 |
| 2025年9月 | 154 | 556 | 34.7 | 33.3 | 78.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/9期の役員報酬は総額116百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 菅田洋司 | 代表取締役 社長 | 49 | 2,944,000 |
| 鈴木雄也 | 取締役 | 43 | 150,000 |
| 高橋祐二 | 取締役 | 37 | 58,000 |
| 馬場涼平 | 取締役 | 38 | 27,000 |
| 小久保崇 | 取締役 | 52 | — |
| 露木輝治 | 取締役(常勤監査等委員) | 71 | — |
| 島村和也 | 取締役(監査等委員) | 53 | — |
| 吉川朋弥 | 取締役(監査等委員) | 54 | — |
| 藤岡大祐 | — | 45 | — |
| 國本知里 | 取締役 | 36 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 89 | 89 | 22 |
| 社外取締役 | 5 | 27 | 27 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,464字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,282字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,529字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,180字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第17期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-16
- 半期報告書半期報告書-第16期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-20
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-11
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-21
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年9月期第3四半期 決算説明資料2026-07-30
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