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日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.76-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

JPMC

3276 · Prime · 不動産業

賃貸住宅を一括借り上げし、オーナーに代わって賃貸経営を代行するビジネスモデル。

概要

JPMC(旧日本管理センター)は、賃貸住宅オーナーから物件を一括で借り上げ、一般入居者に転貸する「スーパーサブリース(SSL)」を中核とする不動産プロパティマネジメント企業である。2002年に福岡で創業、2011年にJASDAQ上場、2022年には東証プライム市場に移行。2025年12月期の連結売上高は585億円、従業員数は411名。一括借上事業に加え、家賃滞納保証やブロードバンドサービスなどの付帯事業も展開する。

収益分配型サブリース「SSL」を主軸とする事業モデル

JPMCの事業の中核は、独自に開発した収益分配型一括借上システム「スーパーサブリース(SSL)」である。これは、物件の基準賃料に約定率(70%・75%・80%など)を乗じた最低約定賃料をオーナーに保証し、実際に入居者から集金した賃料がそれを上回った場合、超過額の一部を分配する仕組み。従来の固定賃料型サブリースとは異なり、空室リスクをJPMCが負う代わりに、賃料上昇の恩恵をオーナーと分け合う。この仕組みにより、JPMCはオーナーから物件を長期(新築で10~35年、既築で10~20年)にわたり借り上げ、全国で賃貸経営代行を展開している。

パートナー企業に依存する軽資産型の運営体制

JPMCは自社で賃貸管理や建築工事を行わず、全国のパートナー企業に委託するビジネスモデルを採用する。提携先は建築会社(コンストラクションパートナー)、リフォーム会社(リフォームパートナー)、賃貸管理会社(J'sパートナー)、介護事業者(ふるさぽパートナー)など多岐にわたる。パートナーはJPMCの一括借上事業を営業ツールとして案件を受注し、その対価としてJPMCに加入金や月会費を支払う。この体制により、JPMCは固定費を抑えながら全国規模で運用戸数を拡大してきた。2025年12月時点の運用戸数は107,922戸だが、前期比で1,031戸減少している。

PM付帯事業とその他サービスで収益を多角化

一括借上事業に加え、JPMCグループは付帯事業として滞納保証、火災保険、入居者向けブロードバンド「JPMCヒカリ」を提供する。これらはプロパティマネジメント(PM)付帯事業収入として計上され、2025年12月期は27億円(前期比5.2%増)と堅調に推移した。その他セグメントには、リフォーム工事(子会社JPMCワークス&サプライが請負)、建築部材販売、収益不動産の売買仲介(イーベスト事業)などが含まれる。2025年12月期のその他収入は17.6億円(同32.5%減)と落ち込んだが、リフォームや仲介の需要変動が背景にある。

グループ子会社を通じた機能補完

JPMCは機能ごとに複数の完全子会社を保有する。JPMCファイナンスが貸金業と家賃滞納保証、みらい少額短期保険が保険事業、JPMCエージェンシーが法人向け賃貸、JPMCシンエイとリークスプロパティが賃貸管理業、JPMCワークス&サプライがリフォーム工事、JPMCアセットマネジメントが不動産売買仲介をそれぞれ担当。2024年10月には大阪琺瑯を吸収合併し、2024年12月にはリークスプロパティを子会社化するなど、M&Aを通じてサービス範囲を拡大している。これらの子会社は一括借上事業とシナジーを生み、グループ全体でオーナーと入居者にワンストップサービスを提供する。

業界の中での役割はプロパティマネジメント事業者(一括借上(サブリース)業者)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
585億円
営業利益
26億円
営業利益率
4.4%
純利益
18億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01プロパティマネジメント事業(一括借上・サブリース)主力

賃貸住宅オーナーから物件を一括借り上げ、一般入居者に転貸する事業。独自の収益分配型サブリース(SSL)を主軸に、多様なニーズに対応するサブリースも提供。物件の仲介・管理は全国のパートナー企業に委託。オーナーへの賃貸経営代行が中核。

大手賃貸住宅メーカー系とは異なる、一括借上事業を独立して行うビジネスモデル

主な製品・サービス2
スーパーサブリース(SSL)
収益分配型のサブリースで、基準賃料に約定率を乗じた最低約定賃料を保証し、集金賃料が上回った場合に超過額の一部をオーナーに分配。
ハイパーサブリース
多様化する顧客ニーズに柔軟に対応する個別型サブリース。

02PM付帯事業(滞納保証、保険、ブロードバンド等)準主力

一括借上事業に付随して、家賃滞納保証、火災保険等の保険事業、入居者向けブロードバンドサービス(JPMCヒカリ)を提供。オーナーや入居者のニーズに応える付加価値サービス。

主な製品・サービス1
JPMCヒカリ
賃貸物件向けブロードバンドサービス。

03その他(リフォーム、建築部材販売、不動産仲介等)副次

賃貸用不動産のリフォーム工事、建築部材の販売、収益不動産の売買仲介(イーベスト事業)、ローン事業等を展開。グループ会社を通じて多様な不動産関連サービスを提供。

製品と技術

収益分配型一括借上「スーパーサブリース(SSL)」の仕組み

SSLはJPMCが独自に開発した一括借上商品で、固定賃料保証型と異なり、収益をオーナーと分配する点が特徴である。まずJPMCが物件の基準家賃等総額(基準賃料)を査定し、これに約定率(SSL70なら70%)を乗じた最低約定賃料をオーナーに毎月保証する。入居者からの集金賃料が最低約定賃料を上回った場合、超過額に分配比率を乗じた分配賃料をオーナーに追加で支払う。これにより、空室リスクはJPMCが負うが、賃料上昇のメリットをオーナーも享受できる。SSL70・SSL75・SSL80の3種類が用意され、オーナーは保証率と分配率のバランスを選択可能。借上げ期間は新築で10~35年と長期にわたり、オーナーの借入金返済計画に合わせられる。

多様なニーズに対応する個別型サブリース

SSLに加え、JPMCは「ハイパーサブリース」「イージーオーダーサブリース」と呼ぶ個別対応型のサブリースも提供する。これらは収益分配型ではなく、オーナーの個別事情に応じて賃料保証額や契約条件を柔軟に設定できる点が特徴。例えば、既存の入居者がいる物件を一括借上する場合や、特別な設備投資を伴う物件など、標準のSSLでは対応しきれないニーズに対応する。JPMCはこれらを組み合わせることで、新築から既存物件、一般賃貸から高齢者住宅まで幅広い物件をポートフォリオに取り込んでいる。

入居者向けブロードバンド「JPMCヒカリ」と保険サービスの拡充

JPMCの付帯事業の中核が、入居者向けブロードバンドサービス「JPMCヒカリ」と、家賃滞納保証・家財保険などの保険事業である。JPMCヒカリは、JPMCが管理する物件の入居者に高速インターネットを提供するサービスで、2006年7月に開始。物件の付加価値向上と収益源の多様化に寄与している。保険事業は、子会社のみらい少額短期保険が担い、入居者向け火災保険や家財保険を提供。また、JPMCファイナンスが家賃滞納保証業務を行い、オーナーの収入安定を支援する。これらのサービスは、一括借上物件でのクロスセルが進んでおり、2025年12月期のPM付帯事業収入は27.2億円(前期比5.2%増)と伸びている。

リフォーム・建築部材販売と収益不動産仲介

その他セグメントには、賃貸物件のリフォーム工事(子会社JPMCワークス&サプライ)、建築部材の販売、収益不動産の売買仲介(イーベスト事業)が含まれる。リフォーム工事は、スーパーリユース戦略の一環として既存物件の価値向上に貢献。建築部材販売はパートナー企業向けに資材を供給する。イーベスト事業では、JPMCアセットマネジメントが収益不動産の売買を仲介。2025年12月期は販売用不動産の売却がなく、その他収入は17.6億円(前期比32.5%減)となったが、物件の入替えサイクルに応じて変動する。これらのサービスは一括借上事業と連動し、オーナーやパートナーに幅広い選択肢を提供している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • プロパティマネジメント事業(一括借上・サブリース)大手賃貸住宅メーカー系とは異なる、一括借上事業を独立して行うビジネスモデル

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

中古マンション販売大手、低調な収益性

当社は中古マンションの買取再販を主力とする不動産業者で、売上高は約600億円と業界内で一定規模を有する。同業の大東建託やタスキホールディングスと比較すると、当社は中古物件の流通に特化。しかし営業利益率は4.5%程度と低く、仕入価格の上昇や販管費の増加で収益が圧迫されている。25/12期もほぼ横ばいの利益率予想で、収益構造の改善が急務。

強み

  • 全国の仕入れネットワークで良質な中古物件を安定的に確保
  • 自社でリノベーションを行い、付加価値を高めて販売
  • 中古マンションブランドとして一定の知名度、購入者の安心感
  • 売上高590億と同業他社に比べ大規模、仕入れでの交渉力

課題

  • 営業利益率4.4%程度と低く、価格競争が激しい市場で上昇難しい
  • 中古物件の仕入価格上昇が利益率を圧迫、販売価格転嫁も限定的
  • 販売まで長期化する在庫が増加、金利負担や値引きリスク

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がJPMC

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13465ケイアイスター不動産523億円6.7倍
22975スター・マイカ・ホールディングス513億円8.3倍
33245ディア・ライフ502億円11.6倍
43475グッドコムアセット458億円22.3倍
59052山陽電気鉄道449億円11.0倍
63276JPMC398億円20.2倍
78219青山商事386億円15.9倍
86071IBJ384億円15.6倍
92980SREホールディングス377億円20.4倍
107198SBIアルヒ374億円20.6倍
117955クリナップ360億円10.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

福岡発の一括借上専門業者として創業(2002~2005年)

JPMCは2002年6月、福岡市博多区に「日本管理センター株式会社」として資本金3900万円で設立された。設立直後の2003年3月には、収益分配型一括借上システム「スーパーサブリース(SSL)」を発表し、SSL70・SSL75・SSL80の3商品で事業を開始。同時に、建築会社向けの「コンストラクションパートナー」と賃貸管理会社向けの「J'sパートナー」制度を発足させ、外部パートナーを活用する軽資産モデルの基盤を築いた。同年7月には本社を東京都中央区日本橋に移転し、九州支社(旧西日本支社)を福岡に設置。経営の本拠を首都圏に移しつつ、地元九州のネットワークも維持した。

全国展開と拠点網の拡充(2005~2011年)

2005年1月に関西支社(旧大阪支店)を開設し、2006年10月には中部支社(旧名古屋支店)を設置。2008年1月には北海道支社(旧札幌営業所)、2009年1月に広島支店、同年4月に仙台支店と、全国の主要都市に拠点を広げた。2006年1月にはリフォームパートナー制度を発足し、既存物件の改修にも対応。同年7月にはブロードバンドサービス「JPMCヒカリ」の提供を開始し、入居者向け付加価値サービスの拡充を図った。2008年11月には高齢者住宅建築会社向けの「シルバーパートナー」制度も開始。一括借上の対象を高齢者住宅に拡大し、多様な物件タイプに対応する体制を整えた。

証券市場への上場と資本力の強化(2011~2015年)

2011年10月、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。これにより資金調達力を高め、翌2012年12月には東京証券取引所市場第二部へ上場。2013年8月には本社を東京都千代田区丸の内に移転し、現在の所在地となる。2014年9月には東証第一部へ昇格し、知名度と信用力が向上した。上場後、グループ会社の設立も相次ぎ、2014年10月にJPMCアセットマネジメント、2015年1月にJPMCファイナンスをそれぞれ100%出資で設立。同年12月には大阪琺瑯を完全子会社化し、リフォーム・建材分野での機能を強化した。この時期、売上高は2012年12月期の236億円から2015年12月期には349億円へと急成長。

M&Aによる事業拡大と子会社の再編(2018~2022年)

2018年4月、みらい少額短期保険を完全子会社化し、保険事業を本格化。2020年8月にはリフォーム工事を担うJPMCワークス(後のJPMCワークス&サプライ)を設立。2021年にはシンエイおよびシンエイエステートを取得し、同年9月に合併させてJPMCシンエイを発足。グループの管理戸数が拡大した。2021年12月には仙台支店と広島支店を閉鎖し、本社・関西支社に機能を統合。2022年1月にはJPMCワークスがJPMCワークス&サプライに社名変更し、事業内容を明確化した。2022年4月、東証の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。同年6月には社名を「株式会社JPMC」に変更し、ブランドの統一を図った。

社名変更と経営基盤の強化(2022年~現在)

2022年12月には問合せ対応と商談機会創出を目的としたコンタクトセンターを開設。2024年10月には大阪琺瑯を吸収合併し、グループ組織をスリム化。2024年12月にはリークスプロパティを完全子会社化し、賃貸管理・仲介の強化を図った。2025年12月期の売上高は585億円と前期から横ばいだが、プロパティマネジメント収入は540億円と微増。一方、運用戸数は10万7922戸と前期比で減少に転じており、新築市場の限界を踏まえ、既存物件の再生(スーパーリユース)や付帯事業のクロスセルに注力している。中長期経営方針では配当性向40%以上、DOE10%程度を目標に掲げ、持続的な累進配当を目指す。

年表31件を開く

2000年代

  • 2002年6月創業福岡市博多区に不動産賃貸管理業及び一括借上事業を事業内容として、日本管理センター株式会社(資本金39,000千円)を設立
  • 2003年3月創業コンストラクションパートナー(賃貸住宅の建築、リフォームを受注するパートナー)及びJ'sパートナー(SSL適用物件の仲介業務、賃貸管理業務を行うパートナー)制度発足 収益分配型一括借上システム「スーパーサブリース」を用いた一括借上事業を開始(SSL70(基準賃料の70%を保証)、SSL75(基準賃料の75%を保証)、SSL80(基準賃料の80%を保証)をリリース)
  • 2003年7月本社を福岡市博多区から東京都中央区日本橋に移転 福岡市博多区に西日本支社(現九州支社)を開設
  • 2005年1月大阪市中央区に大阪支店(現関西支社)を開設
  • 2005年11月本社を東京都中央区八丁堀に移転
  • 2006年1月創業リフォームパートナー(賃貸住宅のリフォームのみを受注するパートナー)制度発足
  • 2006年7月賃貸住宅向けブロードバンドサービス「JPMCヒカリ」のサービス提供を開始
  • 2006年10月名古屋市中区に名古屋支店(現中部支社)を開設
  • 2008年1月札幌市東区に札幌営業所(現北海道支社)を開設
  • 2008年11月創業シルバーパートナー(高齢者住宅の建築を受注するパートナー)制度発足
  • 2009年1月広島市南区に広島支店を開設
  • 2009年4月仙台市宮城野区に仙台支店を開設

2010年代

  • 2011年10月上場大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2012年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2013年8月本社を東京都千代田区丸の内に移転
  • 2014年9月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 2014年10月東京都千代田区に100%出資の子会社、株式会社JPMCアセットマネジメント設立
  • 2015年1月東京都千代田区に100%出資の子会社、株式会社JPMCファイナンス設立
  • 2015年12月M&A大阪琺瑯株式会社を株式取得により完全子会社化
  • 2018年4月M&Aみらい少額短期保険株式会社を株式取得により完全子会社化

2020年代

  • 2020年8月東京都千代田区に100%出資の子会社、株式会社JPMCワークス設立
  • 2021年4月東京都千代田区に100%出資の子会社、株式会社JPMCエージェンシー設立
  • 2021年7月M&A株式会社シンエイ(現株式会社JPMCシンエイ)及び株式会社シンエイエステートを株式取得により完全子会社化
  • 2021年9月M&A株式会社JPMCシンエイを存続会社として、株式会社JPMCシンエイと株式会社シンエイエステートが合併
  • 2021年12月M&A仙台支店及び広島支店を本社及び関西支社に機能統合し閉鎖
  • 2022年1月商号変更株式会社JPMCワークスが株式会社JPMCワークス&サプライに社名変更
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のプライム市場に移行
  • 2022年6月商号変更日本管理センター株式会社から株式会社JPMCに社名変更
  • 2022年12月問合せ対応の一元化並びにオーナーや入居者への各種サービスの案内等による商談機会の創出を目的として「コンタクトセンター」を開設
  • 2024年10月M&A当社を存続会社として、大阪琺瑯株式会社を吸収合併
  • 2024年12月M&A株式会社リークスプロパティを株式取得により完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 配当性向40%以上
  • DOE10%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    プラットフォーム拡大と付加価値向上

    運用戸数の拡大と付加価値の向上により成長を実現する。既存物件を中心に全国の賃貸物件を運用し、M&Aも活用して戸数拡大とシナジー創出を図る。

  2. 02

    収益源の多角化とPropTech活用

    全国のパートナーネットワークを活用し収益源を多角化する。PropTech(AIとDXの融合)により管理業務のサービス品質向上と効率化を両立する。

  3. 03

    経営基盤の強化

    人的資本など経営基盤を強化する。運用データの蓄積・活用、人的資本・組織資産の強化、PropTechによる賃貸経営代行の効率化・高度化に取り組む。

  4. 04

    キャッシュフロー配分の最適化

    余剰資金を生じさせない高水準の資本効率を維持しつつ、キャッシュフローを成長投資と株主還元に適切に分配する。財務健全性を維持しながら有利子負債を活用した成長投資を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で411人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は527万円で、9期前と比べて3.8%平均年齢は32.3歳、平均勤続年数は4.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月110
2017年12月123
2018年12月154
2019年12月54832.04.2172
2020年12月48431.44.1195
2021年12月45431.23.9268
2022年12月47132.24.1316
2023年12月50232.23.9374
2024年12月52332.04.1406665
2025年12月52732.34.4411633

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
関東地区1,650百万円
関西地区1,497百万円
中国地区769百万円
北海道地区400百万円
中部地区357百万円
北陸地区157百万円
関東地区76百万円
東北地区66百万円
本社 — 東京都千代田区50百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社JPMCファイナンス
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    みらい少額短期保険株式会社(注)1
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社JPMCエージェンシー(注)1
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社JPMCシンエイ(注)1
    東京都立川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社JPMCワークス&サプライ(注)1
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社JPMCアセットマネジメント
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社リークスプロパティ
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ムトウエンタープライズ2
    神奈川県横浜市 · その他の関係会社
    議決権26.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は585億円営業利益26億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.8%、利益が-3.7%。

売上高
-0.8%
585億円
営業利益
-3.7%
26億円
純利益
+0.0%
18億円
営業利益率
4.4%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高595億円585億円
営業利益29億円26億円
純利益20億円18億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は300億円、営業利益は15億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.7%、営業利益は+7.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q14285.65
2023年2Q14353.54
2023年3Q14474.94
2023年4Q1455
2024年1Q14453.54
2024年2Q14874.74
2024年4Q298155.010
2025年2Q292144.810
2025年4Q293124.18
2026年2Q300155.010

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は236億円から585億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は4.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所市場第二部に上場
2012年12月23695
2013年12月268106
東京証券取引所市場第一部に上場
2014年12月300138
大阪琺瑯株式会社を株式取得により完全子会社化
2015年12月3491711
2016年12月3912114
2017年12月4052517
みらい少額短期保険株式会社を株式取得により完全子会社化
2018年12月4312919
2019年12月4332215
東京都千代田区に100%出資の子会社、株式会社JPMCワークス設立
2020年12月4722111
株式会社シンエイ(現株式会社JPMCシンエイ)及び株式会社シンエイエステートを株式取得により完全子会社化
2021年12月5342312
株式会社JPMCワークスが株式会社JPMCワークス&サプライに社名変更
2022年12月5622416
2023年12月5742618
当社を存続会社として、大阪琺瑯株式会社を吸収合併
2024年12月59027274.618
2025年12月58526264.418

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高585億円のうち、営業利益として残るのは26億円4.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.5%506億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.1%53億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.4%26億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.1pt
4.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.1pt
3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.5pt
19.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
17.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが26億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは22億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は68億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月72−2923
2013年12月3−11−2−813
2014年12月18161937
2015年12月17−11−2642
2016年12月22−3−211940
2017年12月17−1−91647
2018年12月15−1−101452
2019年12月10−7−15341
2020年12月21−701453
2021年12月24−2015472
2022年12月24−5−181974
2023年12月20−9−161168
2024年12月30−4−192675
2025年12月26−4−292268

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は174億円。このうち返さなくてよい自己資本が93億円で、自己資本比率は53.1%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月41192245.2
2013年12月51232845.2
2014年12月69303942.4
2015年12月100376337.1
2016年12月94355937.0
2017年12月102455744.2
2018年12月117585949.1
2019年12月119605950.3
2020年12月134647047.8
2021年12月1746810638.8
2022年12月1807610442.3
2023年12月182869647.6
2024年12月187939449.8
2025年12月174938253.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
68億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
96億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
82億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中29位あたり、逆に低いのは売上成長率131社中110位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.4%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.4%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.1%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.8%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥2,246で、1年前と比べて+81.3%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥2,246-0.0%1ヶ月+0.0%1年+81.3%時価総額398億円
過去52週の値幅
安値¥1,229高値¥2,347

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.2倍
PER (会社予想)19.0倍
PBR3.83倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬に1400円台から急上昇し、8月5日に出来高201万株を伴って2245円まで上昇、以降は2244円前後で高値もみ合いです。25日移動平均線2028円を約10.6%上回り、75日線1572円、200日線1395円を大きく上回っており、強い上昇トレンドです。52週高値2245円に張り付いており、RSIは99.53と完全な過熱状態です。出来高は8月5日に201万株と記録的な水準となり、需給が極端に偏っています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 28/100)

PERは20.16倍で業界平均の14.74倍を上回り、PBRは3.82倍と平均1.84倍の2倍超。ROEは19.4%と高いが、無配当で株主還元が乏しく、配当利回りは0%と平均3.01%を大きく下回る。売上高・利益は横ばいで成長が鈍く、バリュエーションが割高に感じられる。高いROEは評価できるが、それだけでは現在の株価水準を正当化しにくい。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.2倍14.9倍
PER (予想)19.0倍
PBR3.83倍1.83倍
ROE19.4%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

中古マンション再販市場の成長期待と、同社の仕入れ・再生ノウハウへの評価が強気派の根拠。一方、不動産市況の変動や競争激化による利益率低下、個人向け販売の需給リスクを懸念する弱気派もいる。強気派は今後の販売戸数拡大やストック事業の成長を、弱気派は足元の営業利益率低下や在庫リスクを重視する。

プラスに働く材料7
  • 再販市場の成長

    中古住宅流通の拡大で需要増。再販事業が市場成長の恩恵を受ける。

  • 強固な仕入れ網

    競売や直接仕入れで低価格取得。収益性を支える。

  • ストック事業の拡大

    仲介・賃貸管理が収益の安定化に寄与し、バランスが良い。

  • 予想PER19倍が示す増益期待決算発表後影響

    実績PER20.16倍に対し予想PER19.0倍で、来期EPSの増加期待

  • ROE19.4%の高収益構造が持続継続影響

    ROE19.4%と高く、PBR3.82倍の水準を支える収益力

  • 外国人所有比率7.3%の買い増し余地不定影響

    外国人の所有比率は7.3%と低位で、増加時は需給が改善する

  • 純利益3期連続18億円の安定感通年影響

    23年〜25年12月期の純利益が各18億円で、業績プレの小ささを評価

マイナスに働く材料7
  • 営業利益率の低下

    2025年12月期予想で営業利益率4.44%と前期比低下。販管費増。

  • 市況変動リスク

    金利上昇や景気後退で個人の住宅購入需要が減少する恐れ。

  • 競争の激化

    同業他社の参入で仕入れ価格が上昇し、利幅が圧縮される。

  • 業績横ばいならPER20倍の割高感決算発表後影響

    25/12期の売上高585億円、営業利益26億円と前期比横ばいで、成長期待が崩れるリスク

  • 無配当継続で株主還元が期待薄次回株主総会影響

    配当利回り0%が継続し、株主への利益還元がない

  • PBR3.82倍の高水準は逆風継続影響

    PBR3.82倍はROE19.4%を織り込み済み、増益なき場合の調整リスク

  • 株価1年で77%上昇の反動売り不定影響

    株価は1年で76.8%上昇し高値圏、短期的な利益確定売りが想定される

次の決算で確かめる点
販売戸数
再販事業の規模と成長性を測る主要指標。
仕入れ価格
利幅に直結するため、競争環境を反映。
ストック事業収入
安定収益の割合を確認し、ビジネスモデルの転換点を探る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは0.00%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
39.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月3247.2
2017年12月3715.647.8
2018年12月4316.253.5
2019年12月35−18.650.9
2020年12月4220.0103.7
2021年12月444.853.0
2022年12月489.180.8
2023年12月516.3100.5
2024年12月557.838.0
2025年12月609.139.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ7,176人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.0%を占め、残る56.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他30.632.234.035.738.546.8
事業法人29.230.531.032.536.532.6
金融機関19.115.115.111.911.211.4
外国法人20.320.619.418.511.67.3
自己株式6.97.26.96.57.65.7
証券会社0.91.50.41.42.11.9
外国人個人0.00.00.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ムトウエンタープライズ224.83
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.15
03光通信KK投資事業有限責任組合6.57
04武藤 英明2.97
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.49
06JPMC従業員持株会2.06
07UH Partners 2 投資事業有限責任組合1.78
08MBC開発株式会社1.72
09十河 浩一1.65
10株式会社明和不動産1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-20
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    6.47%
  • 2026-08-10
    株式会社ムトウエンタープライズ2
    新規の大量保有報告
    28.30%
    +1.95pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+284%、1株純資産は14期で+436%。直近期のROEは19.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月2810328.417.240.3
2013年12月3512530.514.839.6
2014年12月4315730.329.547.2
2015年12月5919733.024.945.4
2016年12月7719238.917.047.2
2017年12月9224941.717.847.8
2018年12月10731737.97.953.5
2019年12月8433925.715.250.9
2020年12月6136317.519.3103.7
2021年12月6638417.615.253.0
2022年12月9043122.111.180.8
2023年12月10348722.410.9100.5
2024年12月10353220.410.938.0
2025年12月10755419.412.039.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額178百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
武藤英明代表取締役 社長執行役員 グループCEO62525,608
川久保公司社外取締役 取締役会議長691,700
細田隆社外取締役712,300
上田晋也取締役 専務執行役員 グループCOO 兼 アーバン カンパニー プレジデント4947,561
池田茂雄取締役 専務執行役員 アドミニストレーション本部長 兼 人事総務部長5279,283
屋宮貴之取締役 常務執行役員 グループCFO 兼ファイナンス 本部長432,018
大西伸幸社外取締役(監査等委員)64400
桜井祐子社外取締役(監査等委員)391,900
貞廣亜紀社外取締役(監査等委員)51

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41222514637
社外取締役632325

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,987字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、賃貸住宅オーナー(以下「オーナー」という。)から賃貸物件(マンション・アパート等の賃貸住宅)を1棟まるごとお預かりすることで、そのオーナーの賃貸経営の代行を行うビジネスを全国展開しております。すなわちオーナーから物件を一括して借上げ、これを一般入居者に転貸する、一括借上事業(注1)を主軸とし、それに伴い賃貸住宅運営に係る付加価値向上を企図した付帯事業を合わせて全国展開しております。 また、当社グループの事業は、プロパティマネジメント事業及びその付随業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) 当社の主要な事業内容 当社は、主な事業としてオーナーから賃貸物件(マンション・アパート等の賃貸住宅)を一括して借上げ、これを一般入居者に転貸する一括借上事業を中心に、プロパティマネジメント事業を全国展開しております。 大手賃貸住宅メーカー系の事業者による、建築事業に付随して一括借上事業を行うビジネスモデルとは対極に位置しており、当社は一括借上事業を中心にオーナーに代わって賃貸経営を代行して行っております。建築工事、リフォーム工事、賃貸物件の管理・仲介及び高齢者住宅の運営は、提携している全国のパートナー企業(賃貸管理会社、建築会社、リフォーム会社及び介護事業者)が担当しております(注2)。 当社は一括借上事業適用物件の仲介業務及び賃貸管理業務については基本的にパートナー企業(注3)へ委託しております。また、新築ニーズのあるオーナーに対しては、建築系パートナー(注3)が物件オーナーと工事請負契約を直接締結し、一括借上事業適用物件の建築工事やリニューアル・リフォーム・リノベーション工事を行っております。 地場の賃貸管理会社、建築会社、リフォーム会社及び介護事業者が、一括借上事業を利用して案件を受注する場合は、それぞれパートナー契約を締結する必要があり、その権利を利用する対価として当社が加入金及び月会費を受け取っております。 その他、滞納保証事業、保険事業、ブロードバンド事業(JPMCヒカリ)及び建築部材等の販売事業、また都市圏においてはリニューアル・リフォーム・リノベーション工事の請負を行っております。 (注)1.一括借上事業における主要な契約形態である、スーパーサブリース(以下「SSL」という。)は、約定賃料固定型サブリースと異なり、独自に開発した収益分配型のサブリースであります。このSSLにおきましては、まず、独自のシステムで査定・算定した基準家賃等総額(基準賃料)に約定率を乗じた最低約定賃料(以下「約定賃料」という。)を確定します。そして、入居者から支払われる家賃等総額(集金賃料)が約定賃料を上回った場合には、約定賃料を上回った金額に分配比率を乗じた金額(分配賃料)をオーナーに分配いたします。 またSSLのほか、多様化する顧客ニーズに対しフレキシブルに個別対応が可能であるサブリース(当社では「ハイパーサブリース」、「イージーオーダーサブリース」と呼んでおります。)も扱っております。 2.パートナー企業に委託することなく、当社グループが直接賃貸物件を管理する形態も併用しております。 3.パートナー企業の種別、略称及び役割 (2025年12月31日現在) 分類   種別   役割 建築系パートナー   提携建築会社 CP (コンストラクションパートナー)   オーナーから、当社の一括借上事業を利用する賃貸住宅の建築を受注することにより、当社の一括借上物件を獲得する役割を担っております。 提携リフォーム会社 RP (リフォームパートナー)   オーナーから、当社の一括借上事業を利用する賃貸住宅のリフォームを受注することにより、当社の一括借上物件を獲得し、良質化する役割を担っております。 提携高齢者住宅建築会社 SLP (シルバーパートナー)   オーナーから「高齢者住宅一括借上システム(ふるさぽシステム)」を利用して建築を受注することにより、当社の一括借上物件を獲得する役割を担っております。 不動産系パートナー   提携賃貸管理会社 JP (J’sパートナー)   当社から仲介業務、賃貸管理業務を委託しております。また、当社が物件の査定を行うにあたり、近隣の家賃相場に関するデータ収集や現地調査などの役割を担っております。 提携売買仲介会社 EP (イーベストパートナー)   オーナーから依頼を受け、当社グループと協力して収益物件の売買を媒介する役割を担っております。 介護系パートナー   提携介護会社 FP (ふるさぽパートナー)   オーナーから「高齢者住宅」を転借し、運営する役割を担っております。※運営予定会社も含みます。 一括借上事業における借上げ期間は、建物の構造によって異なりますが、新築物件につきましては、10年から35年まで、既築物件につきましては10年から20年までとなっております。一括借上事業を利用するオーナーは、例えば借入金の返済期間に合わせて、自由に借上げ期間を選択することが可能となります。 (当社グループのビジネスモデル概略図) 当社グループの収益構造は次のとおりとなっております。 (プロパティマネジメント収入) プロパティマネジメント収入は、入居者からの賃料、CP及びSLPから当社一括借上事業を営業ツールとして、物件建築を受託した対価として受領する初期手数料及びオーナーから受領する事務手数料、パートナー加入契約締結時にパートナーより受領する加入金及び月会費等から構成されております。 (PM付帯事業収入) 滞納保証事業、保険事業、オーナーに対するブロードバンド事業(JPMCヒカリ)から構成されております。 (その他の収入) 賃貸用不動産リフォーム事業、オーナー等へ販売する建築部材等の販売事業、ローン事業、イーベスト事業(収益不動産売買仲介業)等から構成されております。 (2) 株式会社JPMCファイナンスの主要な事業内容 株式会社JPMCファイナンスは主な事業として、貸金業及び家賃の滞納保証を行っております。 (3) みらい少額短期保険株式会社の主要な事業内容 みらい少額短期保険株式会社は主な事業として、保険業を行っております。 (4) 株式会社JPMCエージェンシーの主要な事業内容 株式会社JPMCエージェンシーは主な事業として、法人需要向け賃貸住宅の賃貸を行っております。 (5) 株式会社JPMCシンエイの主要な事業内容 株式会社JPMCシンエイは主な事業として、賃貸管理業を行っております。 (6) 株式会社JPMCワークス&サプライの主要な事業内容 株式会社JPMCワークス&サプライは主な事業として、賃貸用不動産リフォームの工事請負を行っております。 (7) 株式会社JPMCアセットマネジメントの主要な事業内容 株式会社JPMCアセットマネジメントは主な事業として、収益不動産を中心とした売買の斡旋、仲介を行っております。 (8) 株式会社リークスプロパティの主要な事業内容 株式会社リークスプロパティは主な事業として、賃貸管理業及び賃貸の仲介を行っております。
経営方針・対処すべき課題1,798字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、社会の課題と向き合い持続可能な賃貸経営を追求することを“住む論理”と定義し、「住む論理の追求」をパーパスとして掲げ、主要な事業である賃貸経営代行事業を行っております。今後もミッションである「オーナーの資産価値の最大化」を実現すべく、新たなサービス、商品、事業を開発し、事業規模の拡大、さらには、企業価値の向上を目指してまいります。 (2) 中長期的な経営戦略 当社グループは2026年2月12日に発表した「JPMC中長期経営方針」のもと、パーパス経営を通じた持続的な企業価値向上の実現に向けた取り組みを進めています。 賃貸住宅マーケットにおいては相続税対策等を背景とした新築供給が一定程度継続していますが、資材価格や金利の上昇等といった不透明な経済情勢下において、賃貸物件の新築による市場成長余地は限定的であると認識しています。また、環境負荷の観点からも、既存物件の再生によるリユースエコノミーの重要性が今後一層高まると想定しています。 そのような状況の下、当社グループは全国規模のパートナーネットワークや金融機関との提携を活用し、既存物件を中心に全国の賃貸物件の運用を行っております。顧客である賃貸物件オーナーに対し、賃貸経営代行サービスを提供することで、オーナー資産の最大化に貢献しています。当社グループのビジネスモデルの特長は全国の賃貸物件の運用に特化し、スモールユニットで効率的に事業を運営できる点にあります。これを支えるパートナーネットワーク、金融機関との提携および既存物件の賃貸経営ノウハウは当社独自の無形資産であり、競争優位性の源泉であると考えています。 当社グループでは「プラットフォーム(運用戸数)の拡大」×「付加価値の向上」による成長実現へ向けて、オーガニックによる成長のみならず、運用戸数の拡大とシナジーの創出を企図したM&Aによる成長を目指します。加えて、パートナーネットワークを活用した収益源の多角化を進め、PropTechの活用により管理業務のサービス品質の向上と効率化の両立を推進します。また、これらを実現するために、人的資本など経営基盤の強化を図ります。 ※PropTech:当社ではAIとDXの融合により賃貸住宅業界の課題を解決する技術と定義しています。 (3) 目標とする経営指標 当社グループでは、成長投資と株主総還元を適切にコントロールし、資本効率の高い経営を行うことを重要な経営課題としており、「配当性向」「DOE」「累進配当」を重要な経営指標と位置付けております。 配当性向 40%以上、DOE 10%程度を目線に、持続的な累進配当を行うことを目標としています。 (4) 優先的に対応すべき事業上及び財務上の課題 当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。 ①持続的な成長のための競争優位性の強化 当社グループのビジネスモデルは、全国規模のパートナーネットワークや金融機関との提携、賃貸住宅経営のノウハウなど当社グループ独自の無形資産によって支えられています。これら無形資産の成長がさらなる市場競争力につながるとの認識のもと、運用データの蓄積、それを活用するための人的資本・組織資産の強化、PropTechを活用した賃貸経営代行の効率化・高度化への取り組みを進めてまいります。 ②キャッシュ・フロー・アロケーションを意識した財務戦略 当社グループは、これまでと同様に余剰資金を生じさせない高水準の資本効率を維持しながら、持続的な成長を実現していくために、キャッシュ・フローを適切なバランスで成長投資と株主還元に分配することが重要であると認識しております。株主還元方針に基づく配当等の実施や、財務健全性を維持できる範囲内で有利子負債を活用した成長投資を進めてまいります。 ③ESG経営の推進 当社グループは、サステナビリティに関するマテリアリティを特定し、事業活動を通じてESG経営の取り組みを推進しております。サステナビリティへの取り組みについては「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。
事業等のリスク2,405字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 人口動態による需要の変化 我が国では、人口の減少や少子高齢化の進行、都市への一層の人口の集中が進むと見込まれております。高齢者単身世帯の増加や外国人の増加などの影響もあり、世帯数が急速に減少していく可能性は低いと考えておりますが、賃貸住宅の需給関係が悪化した場合、収益性が低下する可能性があります。当社としては、多様な世帯のニーズに対応した物件の供給、サービスの提供、適切な賃料の設定を行い、競合物件との差別化を図ることで収益性の確保に努めています。しかしながら、想定よりも人口動態の変化が進み、世帯数の著しい減少や地域による偏りが発生した場合には業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 経済情勢の変化 不動産に関する税制改正や金利の急激な上昇など、経済情勢の変化により賃貸住宅オーナーの保有物件の収益性見通しが低下した場合、投資意欲に影響を与える可能性があります。当社は主に既存物件を取り扱うことに加え、サブリースや付加価値商品と組み合わせることで、賃貸住宅オーナーに対し十分な利回りを提供することが可能であると考えているため、これらの経済情勢の変化による業績への影響は僅少であると考えておりますが、急激な経済情勢の変化により賃貸住宅オーナーの収益の見通しが相対的に悪化した場合、当社サービスへの需要動向が変化し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法的規制等への対応 当社グループは、宅地建物取引業法や建築業等の許認可を受けて事業を展開し、またこれらの関連法令をはじめその他各種の法令等に基づいた企業活動を行っています。これらの法令等を遵守するために、コーポレート・ガバナンス体制の下でコンプライアンスの推進体制を強化していますが、法令等の違反や不正の発生等により、許認可の取消や行政処分を受けることとなった場合には、これによる社会的信用度が低下する可能性があります。また、法令等の改廃及び新設等による事業範囲の制限や費用負担の増加など、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 競争環境の変化 賃貸住宅マーケットにおいては、大手ハウスメーカーや当社のパートナーではない賃貸管理会社などと競合することがあり、競争的な環境にあります。当社は、競合他社と異なるビジネスモデルや特徴あるサービスを活用した差別化戦略を進めておりますが、今後、異業種などからの新規参入など競争環境に大きな変化があり、これらの競合会社との競争において優位に立てない場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) パートナーの方針変更等 当社グループのビジネスモデルは全国規模のパートナーネットワークを活用したパートナー企業や金融機関との協業による点に特徴があり、パートナー企業は、特に運用戸数拡大のための営業や、運用物件の管理など当社のサプライチェーンにおいて重要な役割を果たしており、パートナーや金融機関に依存することを想定したビジネスモデルであります。当社はパートナー企業に対して必要な研修の実施を含めた各種の支援によるパートナーネットワークの強化や、各地の金融機関との提携強化など、サプライチェーンをより強固にするための取組みを進めております。しかしながら、パートナー企業や金融機関の方針変更や競争力の低下が生じた場合には、当社の業績にも影響が生じる可能性があります。 (6) 人材の確保 当社グループでは経営理念の実現や更なる企業価値成長へ向け、優秀で多様な人材を確保し、育成し続けることが重要です。しかしながら、そのような人材の獲得競争は激しく、また、個人のキャリアや働き方に対する価値観がこれまで以上に多様化しています。当社としては、人事制度の充実やDXの活用による業務の効率化によって対応していく考えですが、当社グループを取り巻く事業環境の変化や新たに生じる社会課題等に対応するための人材の継続的な確保や育成が不十分である場合には、サービスの質が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 気候変動 気候変動課題への関心が高まる中で、規制の導入等によるコストの増加、評判リスクの発現、異常気象による収益減少や費用の増加が発生する可能性があります。当社の事業に与える影響は比較的小さいものと考えておりますが、引き続き、影響を注視してまいります。 (8) 情報セキュリティ 当社グループは、ITやAIを活用して事業や業務を効率的に進めるとともに、データを活用したビジネスを進めており、各事業において個人情報をはじめとする多くの機密情報を取り扱っています。機密情報に関しては、関連する諸法令の遵守と適正な取り扱いの確保に努めておりますが、サイバー攻撃・ウイルス感染等による情報セキュリティインシデント発生等、機密情報が外部へ漏えいした場合やシステムリスクが顕在化した場合には、当社グループの社会的信用の失墜や損害賠償の請求等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 信用リスク 当社のプロパティマネジメント事業及びその付随業務においては、入居者が賃料を適時に支払うことを前提としております。当社は信用リスクを回避するために、適切な情報収集を行い、必要に応じて債権保全を行うなどの対応を行っておりますが、滞納が相次いだ場合には、貸倒れや貸倒引当金の増加等により、当社の財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,194字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善するなかで緩やかに回復する動きとなりました。 一方、物価上昇の継続に加え、米国の通商政策の動向や金融資本市場の変動などにより先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況のもと当社グループは、パーパスである「住む論理の追求」のもと、賃貸住宅(マンション・アパート)の経営代行事業の持続的な成長とさらなる企業価値向上に向けて、運用戸数の拡大とグループ一体となった収益性強化を基本戦略として事業に取り組みました。 ストックである運用戸数は、107,922戸と前期末比で1,031戸の純減となりました。ストックを活用した収益性強化に向けて、プロパティマネジメントの管理精度向上による入居率上昇に加えて、賃貸経営代行とリフォームを組み合わせた「スーパーリユース」、PM付帯事業である滞納保証・家財保険などのクロスセルの推進により、1戸当たりの収益性の向上に取り組みました。また、経営基盤の強化を目的として人的資本への投資を引き続き行いました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,300百万円減少し17,434百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,220百万円減少し8,179百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ79百万円減少し9,255百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高58,498百万円(前期比0.8%減)、営業利益2,635百万円(同3.2%減)、経常利益2,645百万円(同3.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,800百万円(同1.7%減)となりました。 売上区分別の経営成績は、次のとおりであります。 (プロパティマネジメント収入) パートナーや金融機関との連携を強化し運用戸数の獲得に取り組みました。また、プロパティマネジメントの管理精度向上とストックの良質化による収益性強化に取り組みました。 この結果、当連結会計年度におきまして、プロパティマネジメント収入は54,004百万円(前期比0.4%増)となりました。 (PM付帯事業収入) 当社の運用物件の新規入居者に対する滞納保証及び家財保険などのクロスセルに取り組みました。 この結果、PM付帯事業収入は2,727百万円(前期比5.2%増)となりました。 (その他の収入) 当連結会計年度は販売用不動産の売却はありませんでした。また、建築部材等の販売事業が前年を下回りました。 この結果、その他の収入は1,766百万円(前期比32.5%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ710百万円減少し、当連結会計年度末には6,795百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、2,600百万円の収入(前連結会計年度は2,950百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が2,723百万円、営業貸付金の減少額が474百万円、仕入債務の増加額が275百万円、減価償却費が183百万円、法人税等の支払額が1,136百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、383百万円の支出(前連結会計年度は428百万円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が330百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、2,926百万円の支出(前連結会計年度は1,866百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額が968百万円、長期借入金の返済による支出が946百万円、自己株式の取得による支出が1,006百万円あったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループの事業は、プロパティマネジメント事業及びその付随業務の単一セグメントであるため、売上区分別に記載しております。 a.生産実績 該当事項はありません。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を売上原価区分別に示すと、次のとおりであります。 売上原価区分   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 仕入高(百万円)   前期比(%) プロパティマネジメント収入原価   47,689   △0.6 PM付帯事業収入原価   1,746   6.8 その他の原価   1,174   △22.0 合計   50,610   △1.0 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績を売上区分別に示すと、次のとおりであります。 売上区分   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 販売高(百万円)   前期比(%) プロパティマネジメント収入   54,004   0.4 PM付帯事業収入   2,727   5.2 その他の収入   1,766   △32.5 合計   58,498   △0.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態及び経営成績の分析 当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 b.資本の財源及び資金の流動性 (1) キャッシュ・フロー 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は、下記のとおりであります。 2021年 12月期   2022年 12月期   2023年 12月期   2024年 12月期   2025年 12月期 自己資本比率(%)   38.8   42.3   47.6   49.8   53.1 時価ベースの自己資本比率(%)   101.2   98.0   109.3   105.0   123.6 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   1.6   1.3   1.2   0.6   0.3 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   290.2   263.0   289.7   501.5   371.8 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※ 株式時価総額は期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※ キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。 ※ 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。 (2) 資金の需要 さらなる企業価値の向上を図るための事業投資、運転資金及び債務の返済、並びに株主還元策の実施の資金需要に備え、資金調達及び流動性の確保に努めています。 (3) 資金の財源及び資金の流動性 運転資金及び債務の返済、株主還元策の実施に関しては基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金を充当することにより対応する方針であります。また、企業価値の向上を図るための事業投資につきましては自己資金や金融機関の借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は759百万円となっており、また、現金及び現金同等物の残高は6,795百万円となっております。 ③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 目標とする経営指標」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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