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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ゴールドウイン

GOLDWIN INC.8111 · Prime · 繊維製品

ゴールドウインは、アウトドア・アスレチック・ウインター向けスポーツウエアを企画・製造・販売するメーカー。

概要

ゴールドウインは、アウトドア・スポーツウェアを主力とするアパレルメーカーである。ザ・ノース・フェイスやヘリーハンセンなどのライセンス生産・販売に強みを持ち、自社ブランドGoldwinも展開する。マリンスポーツ、ゴルフ、ランニングなど多様なスポーツ分野で製品を提供。2026年3月期の連結売上高は1,375億円、従業員数1,536人。富山県小矢部市に本社を置く。

ザ・ノース・フェイスを核とするブランド構成

ゴールドウインは、アウトドア・マリンスポーツ、アスレチック、ウインタースポーツ、防塵服など幅広い分野で製品を展開する。中核ブランドはザ・ノース・フェイスであり、同ブランドのライセンス生産・販売が売上の大きな部分を占める。その他、ヘリーハンセン(マリン)、カンタベリー(ラグビー)、ナナミカ(ライフスタイル)など複数のブランドを抱える。自社ブランド「Goldwin」も展開し、高機能素材を用いた製品で差別化を図る。2025年3月期の売上高は1,323億円、2026年3月期は1,375億円と増収を続ける。

直営店とECが牽引する販売チャネル

同社は直営店舗と自社ECサイトを重視し、高い利益率を実現している。2026年3月期の営業利益は259億円(前期比18.1%増)、営業利益率は18.8%に達する。直営店では免税売上も一定程度を占めるが、2025年後半には中国からの訪日客消費に変化が見られた。EC強化により在庫効率も改善しており、販売管理費の抑制につながっている。一方、百貨店やスポーツ専門店への卸売も継続し、チャネルミックスを最適化している。

中国・欧州・北米への生産販売拠点拡大

ゴールドウインは1995年に中国北京市で合弁会社を設立したのを皮切りに、海外展開を加速した。現在、中国(北京、蘇州、上海)、韓国、米国(カリフォルニア、ニューヨーク)、ドイツ、英国に販売子会社を持つ。2024年には中国・常熟、2025年には韓国ソウル、英国ロンドンに新会社を設立した。また、ベトナムに検品・企画会社を置く。海外売上高の構成比は非開示だが、ザ・ノース・フェイスのグローバル展開が成長ドライバーとなっている。

物流・保険・ベンチャー投資を担うグループ企業

グループは20社の子会社と2社の関連会社で構成される。物流は㈱ゴールドウインロジテムが担当し、保険代理店業務は㈱ゴールドウインエンタープライズが行う。ベンチャー投資を目的とするゴールドウインベンチャーパートナーズやPLAY EARTH FUNDも設立された。さらに、自然体験施設「PLAY EARTH PARK」の開発や、アルパインツアーサービスによる登山ツアー事業など、ウエア販売以外の領域にも進出している。ゴルフ場運営のゴールドウイン開発も関連会社として存在する。

業界の中での役割はスポーツアパレルメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,375億円
営業利益
259億円
営業利益率
18.8%
純利益
241億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01アウトドア・マリンスポーツ主力

登山、マリン、アウトドアレジャー向けウエアや用品を自社ブランド(The North Face、Helly Hansen等のライセンス生産含む)で企画・製造・販売。高機能素材を用いたプロダクトで国内シェア上位。

主な製品・サービス3
登山用ウエア
防水透湿性に優れたジャケットやパンツなど、過酷な山岳環境に対応する高機能ウエア。
マリンウエア
セーリングやクルージング向けの防水・防風ウエア。
アウトドア用品
バックパック、テント、スリーピングバッグなどキャンプ用品。

02アスレチック・ランニング主力

トレーニング、フィットネス、スイム、ラグビー、ゴルフ向けウエアを提供。機能性とデザイン性を両立した商品で、競技用からカジュアルまで幅広く展開。

主な製品・サービス4
トレーニングウエア
ジムや屋外トレーニング向けの吸汗速乾性に優れたウエア。
スイムウエア
競泳用からレジャー用までの水着。
ラグビーウエア
ラグビー競技用のジャージやパンツ。強度と伸縮性を重視。
ゴルフウエア
ゴルフプレー用のシャツ、パンツ、アウター。機能性素材と上品なデザイン。

03ウインタースポーツ準主力

スキー、スノーボード向けウエアを展開。防水・防寒・通気性に優れた高機能製品で、国内外のスキー場や競技者に支持される。

主な製品・サービス2
スキーウエア
スキー用のジャケット、パンツ、グローブなど。防水透湿素材を採用。
スノーボードウエア
スノーボード用のゆったりめのデザインのウエア。耐久性と動きやすさを両立。

04その他(機能ウエア・防塵服)副次

機能性アンダーウエア(ベースレイヤー)や、半導体・電子部品工場向けの防塵服(ハイテックウエア)を製造販売。アウトドア技術を応用した高機能製品。

主な製品・サービス2
機能アンダーウエア
吸汗速乾性や保温性に優れたインナーウエア。
ハイテックウエア(防塵服)
クリーンルーム作業用の防塵ウエア。微粒子の付着を防ぐ特殊素材。

製品と技術

ザ・ノース・フェイスブランドの高機能アウター

ゴールドウインはザ・ノース・フェイスのライセンスを取得し、防水透湿素材「GORE-TEX」を用いたジャケットやパンツを主力とする。山岳環境での過酷な使用に耐えるよう、シームシール加工やフードの収納機構など細部にまでこだわる。また、環境配慮素材の採用も進め、リサイクルナイロンや再生ポリエステルを使用した製品ラインを拡充している。これらの製品は国内アウトドア市場で高いシェアを占める。

セーリング対応のマリンウエア「ヘリーハンセン」

ノルウェー発のブランド「ヘリーハンセン」のライセンス生産・販売も手がける。同ブランドのセーリングウエアは、防水性と動きやすさを両立し、プロセーラーから支持される。ジャケットには撥水加工と通気性を兼ね備えた素材を採用し、パンツには膝部分の立体裁断が施される。また、クルージング向けのカジュアルラインも展開し、マリンレジャー市場をカバーする。

ウィンタースポーツ向けの防寒防水ウエア

スキー・スノーボードウエアは、防水透湿性と保温性を両立する。中綿には化繊わたやダウンを使用し、着脱しやすい構造が特徴。ジャケットにはパウダースカートやリフトパス用ポケットを装備。ゴーグルやグローブなどのアクセサリーも展開する。これらの製品は国内スキー場での使用を想定し、厳しい寒さと雪に対応する。

クリーンルーム向け防塵服「ハイテックウエア」

アウトドア技術を応用し、半導体や電子部品工場向けの防塵服も製造する。微粒子の付着を防ぐ特殊な生地と縫製技術により、クリーンルーム内での作業に適する。フードや袖口の二重構造、帯電防止加工などが施される。この事業はアパレルメーカーとしての技術を産業用途に転用した例であり、高い収益性を誇る。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

アパレル小売の高収益、ザ・ノース・フェイスで存在感

ゴールドウインはアウトドア・スポーツウェアの企画・販売で高いブランド力を誇り、特に「ザ・ノース・フェイス」の国内代理店事業で市場をけん引する。同セクターのグンゼやユニチカが素材・繊維で上流工程に注力するのに対し、ゴールドウインはブランド価値を最大限に高める小売・卸の商流を持つ。売上高は1300億円前後で、営業利益率は16%から19%へと改善傾向。アウトドアブームと高機能衣料需要の拡大で収益が向上し、海外展開も強化中。ただし、季節変動が大きく、天候不順や消費低迷に影響を受けやすいのが課題。

強み

  • ザ・ノース・フェイスなど複数ブランドを保有し、業界で強力な地位。
  • 高機能素材とデザインでプレミアム価格帯を確立している。
  • 直営店やECを拡充し、顧客接点を増やしている点が強み。
  • 営業利益率が高く、素材メーカーより付加価値の高い構造。

課題

  • 暖冬等の気象変動が商品需要に大きく影響し、在庫リスクがある。
  • 有名ブランドの参入や他社追随で、市場の競争が過熱している。
  • 人口減少で国内市場は頭打ちとなり、海外依存が増している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がゴールドウイン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17867タカラトミー3,449億円28.0倍
23048ビックカメラ3,294億円15.3倍
38022美津濃3,265億円17.1倍
48282ケーズホールディングス3,205億円20.9倍
54927ポーラ・オルビスホールディングス3,162億円26.9倍
68111ゴールドウイン2,977億円11.9倍
79616共立メンテナンス2,941億円15.7倍
82730エディオン2,790億円17.1倍
92726パルグループホールディングス2,695億円14.3倍
107956ピジョン2,551億円27.3倍
119003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

野球ストッキングからスポーツウエアへ転換した1950年代

1951年12月、富山県西砺波郡津沢町に株式会社津沢メリヤス製造所が資本金50万円で設立される。当初はメリヤス製品を製造していたが、1952年7月に野球ストッキングを中心とするスポーツウエアの全面生産に転換。1956年4月に大阪営業所、1958年2月に東京営業所を開設し、販路を拡大した。1963年6月には本社を小矢部市に移転し、社名を株式会社ゴールドウインと改称。ブランド名と会社名を統一し、新たなスタートを切った。

東京・名古屋両証券取引所への上場

1970年代には札幌、福岡、名古屋に営業所を開設し、全国展開を進める。1977年6月には株式額面変更のため旧日東物産と合併。1979年5月に生産部門を分離し、株式会社トヤマゴールドウインを設立(後のゴールドウインテクニカルセンター)。1981年2月、名古屋証券取引所市場第二部に株式上場。1991年12月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1995年9月には両市場第一部に指定替えとなる。

中国合弁会社設立とライセンスブランドの拡充

1995年4月、中国北京市に現地資本との合弁で北京奥冠英有限公司を設立。中国市場への本格参入となる。1997年には物流・トレーディング・エンタープライズの子会社を設立し、グループ機能を強化。2001年5月には株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパンの株式を取得し、ラグビーウエア分野に進出。2003年3月には株式会社ナナミカを設立し、スポーツカジュアル分野を開拓。ライセンスブランドと自社ブランドのマルチブランド戦略が本格化する。

米国・欧州への直接進出

2013年7月、米国カリフォルニア州にGOLDWIN AMERICA, INC.を設立。2019年5月には米国ニューヨーク州にnanamica USA、ドイツにGoldwin Europe GmbHを設立。欧米市場での自社販売体制を構築した。2021年9月には中国・北京に高得運(北京)服装商貿有限公司を設立し、中国事業を強化。2022年4月には東京証券取引所の市場再編に伴いプライム市場に移行した。

グループ再編と新規事業への投資

2020年4月、ゴールドウインテクニカルセンターを吸収合併し、生産機能を本体に統合。2022年4月にはカンタベリーオブニュージーランドジャパンを吸収合併。同年、ゴールドウインベンチャーパートナーズとPLAY EARTH FUNDを設立し、ベンチャー投資を開始。2023年4月には株式会社PLAY EARTH PARKを設立し、自然体験施設の開発に着手。2024年5月には東京本社を港区に移転し、事業拡大に対応した。

アジア・欧州へのさらなる拡大(2024〜2025)

2024年4月、中国・常熟市に高得運(蘇州)商貿有限公司を設立。2024年10月、韓国ソウルにGoldwin Korea Corporationを設立。2025年4月、アルパインツアーサービス株式会社の株式を取得し、登山ツアー事業に参入。2025年5月には英国ロンドンにGOLDWIN LONDON LIMITEDを設立。2025年12月には中国・武漢市に娜娜蜜卡(上海)商貿有限公司を設立。これにより、グループは北米、欧州、アジアに広がる販売網を完成させた。

年表41件を開く

1950年代

  • 1951年12月創業株式会社津沢メリヤス製造所設立(資本金50万円、富山県西砺波郡津沢町清沢1062番地)
  • 1952年7月野球ストッキングを中心にスポーツウエアの全面生産に転換
  • 1956年4月大阪営業所開設
  • 1958年2月東京営業所開設

1960年代

  • 1963年6月本社を富山県小矢部市清沢210番地に移転 同時に社名をブランドにあわせ株式会社ゴールドウインと改称

1970年代

  • 1970年9月札幌営業所開設
  • 1971年12月福岡営業所開設
  • 1972年6月名古屋営業所開設
  • 1977年6月M&A株式額面金額変更のため株式会社ゴールドウイン(旧日東物産株式会社)と合併
  • 1979年5月創業株式会社トヤマゴールドウインを設立(2003年4月、株式会社ゴールドウインテクニカルセンターに商号変更)
  • 1979年6月生産部門を分離し、株式会社トヤマゴールドウイン(当社の持株比率100%)に生産に関する営業を譲渡
  • 1979年6月東京営業所は東京本社に、同時に本社は本店と改称

1980年代

  • 1981年2月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1986年9月商号変更決算期を6月20日から3月31日に変更
  • 1988年6月創業ゴールドウイン開発株式会社(現・関連会社)を設立

1990年代

  • 1991年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1993年3月東京新本社ビル竣工
  • 1995年4月中国北京市に現地資本と合弁で北京奥冠英有限公司を設立
  • 1995年9月上場東京証券取引所ならびに名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 1997年2月株式会社ゴールドウインエンタープライズ(現・連結子会社)を設立
  • 1997年4月株式会社ゴールドウインロジテム(現・連結子会社)を設立 株式会社ゴールドウイントレーディング(現・連結子会社)を設立

2000年代

  • 2001年5月M&A株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパンの株式取得
  • 2003年2月上場名古屋証券取引所へ上場廃止申請を行い、上場廃止
  • 2003年3月株式会社ナナミカ(現・連結子会社)を設立

2010年代

  • 2011年11月M&Aブラックアンドホワイトスポーツウェア株式会社(2025年1月、株式会社アンパスィに商号変更、現・連結子会社)の株式取得
  • 2013年7月アメリカ カリフォルニア州にGOLDWIN AMERICA, INC.(現・連結子会社)を設立
  • 2017年12月株式会社ウールリッチジャパン(現・連結子会社)を設立
  • 2019年5月アメリカ ニューヨーク州にnanamica USA, Inc.(現・連結子会社)を設立 ドイツ バイエルン州にGoldwin Europe GmbH(現・連結子会社)を設立

2020年代

  • 2020年4月M&A株式会社ゴールドウインテクニカルセンターを吸収合併
  • 2021年9月創業中国・北京に高得運(北京)服装商貿有限公司を設立
  • 2022年3月株式会社ゴールドウインベンチャーパートナーズ(現・連結子会社)を設立
  • 2022年4月M&A株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパンを吸収合併
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年4月GOLDWIN PLAY EARTH FUND投資事業有限責任組合(現・連結子会社)を設立
  • 2023年4月株式会社PLAY EARTH PARK(現・連結子会社)を設立
  • 2024年4月中国・常熟市に高得運(蘇州)商貿有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2024年5月東京本社を東京都港区に移転
  • 2024年10月韓国・ソウルにGoldwin Korea Corporation(現・連結子会社)を設立
  • 2025年4月M&Aアルパインツアーサービス株式会社(現・連結子会社)の株式取得
  • 2025年5月英国・ロンドンにGOLDWIN LONDON LIMITED(現・連結子会社)を設立
  • 2025年12月中国・武漢市に娜娜蜜 卡(上海)商貿有限公司(現・連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)20.0%以上
  • 有利子負債比率(D/Eレシオ)0.3倍以下

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ゴールドウインブランドのグローバル展開

    社会・環境問題に広い視野を持ち、自然との共生を図るビジネスを追求。国内だけでなく海外市場でも商品力の優位性を背景に展開する。

  2. 02

    ザ・ノース・フェイスの持続的成長

    革新的な機能性と環境配慮素材の採用、サプライチェーンとの強固な関係、直営店基点のブランドマーケティングを背景に、製品開発強化やターゲット市場拡大、販売チャネル戦略の磨き上げで持続的成長を図る。

  3. 03

    マルチブランド戦略による安定成長

    各分野で高機能・高品質な製品を開発し、スポーツ市場を超えてライフスタイル・ファッション市場でも存在感を発揮。ブランド間の相乗効果を活かし、各事業の継続的成長と価値向上を目指す。

  4. 04

    新規事業の確立

    体験価値を提供するコト事業・トキ事業として、PLAY EARTH PARK事業やアルパインツアーサービスを推進。自然体験を通じてブランド魅力の再認識や環境意識の共有を図る。

  5. 05

    人的資本投資とガバナンス強化

    人的資本経営を推進し企業価値の源泉となる人財育成に注力。強固な財務基盤の維持、グループ運営最適化、ステークホルダーとの関係強化、CSR・コンプライアンス体制の整備に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,536人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は652万円で、9期前と比べて+0.5%平均年齢は44.6歳、平均勤続年数は15.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,151
2018年3月1,199
2019年3月64843.015.41,290
2020年3月68143.414.71,356
2021年3月60744.517.31,424
2022年3月63844.516.91,510
2023年3月71045.017.31,515
2024年3月61745.117.11,523
2025年3月71444.816.41,4601,500
2026年3月65244.615.81,5361,686

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 11 / 海外 8、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
GOLDWIN原宿ビル — 東京都渋谷区2,575百万円
スタンダード原宿ビル — 東京都渋谷区1,728百万円
本店 — 富山県小矢部市838百万円
流通加工センター — 富山県小矢部市423百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ゴールドウインロジテム
    富山県小矢部市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゴールドウインエンタープライズ
    富山県小矢部市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゴールドウイントレーディング
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GOLDWIN AMERICA, INC. (注)3
    米国ニューヨーク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ウールリッチジャパン
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アンパスィ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Goldwin Europe GmbH
    ドイツバイエルン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    nanamica USA,Inc (注)1
    米国ニューヨーク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゴールドウインベンチャーパートナーズ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GOLDWIN PLAY EARTH FUND投資事業有限責任組合
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱PLAY EARTH PARK
    富山県小矢部市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナナミカ
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権96.7%
残りのグループ会社7社を開く
  • 高得運(蘇州)商貿有限公司(注)3中国常熟市65%
  • Goldwin Korea Corporation韓国ソウル市60%
  • アルパインツアーサービス㈱千葉県四街道市100%
  • GOLDWIN LONDON LIMITED英国ロンドン100%
  • 娜娜蜜卡(上海)商貿有限公司中国武漢市100%
  • YOUNGONE OUTDOOR Corporation韓国ソウル市41%
  • ゴールドウイン開発㈱(注)2富山県小矢部市32%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和5年度富士箱根伊豆国立公園伊豆諸島地域適正利用推進業務【再度公告】
    環境省 · 2023-09-21
    245万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,375億円営業利益259億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.9%、利益が+18.3%。

売上高
+3.9%
1,375億円
営業利益
+18.3%
259億円
純利益
-1.2%
241億円
営業利益率
18.8%
前期比 +2.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,454億円1,375億円
営業利益261億円259億円
純利益256億円241億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は236億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+1.7%、営業利益は−82.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q28447
2024年1Q232239.933
2024年2Q2793813.640
2024年3Q43713130.0103
2024年4Q32167
2025年2Q534529.779
2025年4Q78916721.2165
2026年2Q5567012.668
2026年4Q81918923.1173
2027年1Q23641.722

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は525億円から1,375億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は18.8%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
アメリカ カリフォルニア州にGOLDWIN AMERICA, INC.(現・連結子会社)を設立
2013年3月5253226
2014年3月5493930
2015年3月5744135
2016年3月5974234
株式会社ウールリッチジャパン(現・連結子会社)を設立
2017年3月6094634
2018年3月7047852
アメリカ ニューヨーク州にnanamica USA, Inc.(現・連結子会社)を設立 ドイツ バイエルン州にGoldwin Europe GmbH(現・連結子会社)を設立
2019年3月84913092
株式会社ゴールドウインテクニカルセンターを吸収合併
2020年3月979164108
中国・北京に高得運(北京)服装商貿有限公司を設立
2021年3月905160107
株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパンを吸収合併
2022年3月982203144
株式会社PLAY EARTH PARK(現・連結子会社)を設立
2023年3月1,151281210
中国・常熟市に高得運(蘇州)商貿有限公司(現・連結子会社)を設立
2024年3月1,269326243
アルパインツアーサービス株式会社(現・連結子会社)の株式取得
2025年3月1,32321930816.6244
2026年3月1,37525933918.8241

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,375億円のうち、営業利益として残るのは259億円18.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は241億円、売上の17.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.0%646億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.3%471億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.8%259億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
53.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+15.0pt
18.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+13.3pt
17.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.6pt
20.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
14.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが263億円、投資CFが−135億円で、差し引きのフリーCFは128億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は510億円で、売上の4.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月13−8−19538
2014年3月24−6−111846
2015年3月31−15−211643
2016年3月43−3041360
2017年3月42−28−11474
2018年3月91−60−133192
2019年3月132−21−79111124
2020年3月137−34−62103164
2021年3月74−33−241203
2022年3月180−16−119164250
2023年3月202−34−77168342
2024年3月186−15−94171420
2025年3月2442−148246520
2026年3月263−135−137128510

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,682億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,305億円で、自己資本比率は76.9%(業種中央値57.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月45221423847.2
2014年3月49324424949.3
2015年3月53329124254.5
2016年3月57329627751.6
2017年3月60631928752.6
2018年3月70735435350.0
2019年3月77539637951.0
2020年3月82346935456.8
2021年3月91452938557.8
2022年3月99163435763.9
2023年3月1,18580138467.4
2024年3月1,4101,00240870.9
2025年3月1,5091,11239773.2
2026年3月1,6821,30537776.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
585億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,280億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
186億円
在庫として抱えている分
負債合計
377億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率48社中1位あたり、逆に低いのは配当利回り48社中21位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.1%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
18.8%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.9%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.9%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,091.5で、1年前と比べて-11.8%過去52週の値幅のなかでは5%の位置にある。

¥2,091.5-1.7%1ヶ月-7.1%1年-11.8%時価総額2,977億円
過去52週の値幅
安値¥2,031高値¥3,198

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)11.2倍
PBR2.26倍
配当利回り3.35%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-6.27%と下落基調が続く。8月21日終値は2139円で、25日移動平均線(2230.9円)を-4.1%下回って推移。週足では7月29日の2426円をピークに下落し、8月7日には2075円まで急落した。その後は2130円前後で推移し、下げ止まりつつある。52週高値3198円に対しては-33.1%と大きく乖離し、52週安値2031円に接近しており、下値リスクが意識される。出来高は8月7日に282万株超と急増し、売り圧力が強かったが、その後は落ち着いている。RSIは35.4と売られ過ぎ圏に近く、反発の可能性もあるが、トレンドは依然として弱い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは12.05倍と業界平均27.25倍を大きく下回り、予想PER11.3倍も低く割安感が強い。PBRは2.29倍で平均1.03倍より高いが、ROE20.1%が高水準で資本効率の良さがPBRの高さを正当化する。配当利回り3.3%は平均2.71%を上回り、株主還元も手厚い。EPS成長を踏まえると現在のバリュエーションは割安だが、配当性向32.4%と安定しているものの、将来的な増配余地は限定的かもしれない。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍26.6倍
PER (予想)11.2倍
PBR2.26倍1.01倍
ROE20.1%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

国内アウトドア市場の成熟化と競争激化が巻き起こる中、強気派は、ブランド力の強さとEC・直営店シフトによる収益性向上を評価。特に「ザ・ノース・フェイス」を始めとする人気ブランドの安定した需要と、婦人服やゴルフウェアなどカテゴリー拡大による成長余地を指摘。一方、弱気派は、暖冬など天候要因による季節商品の需要変動や、アウトドア市場のパイの縮小、競合他社の台頭によるシェア低下を懸念。また、ライセンス契約に依存するリスクや、海外展開の遅れも課題として挙げられる。

プラスに働く材料7
  • ブランド力の強さ

    圧倒的な人気を誇る「ザ・ノース・フェイス」等の安定需要

  • 収益性向上

    ECや直営店比率の上昇で営業利益率が改善

  • カテゴリー拡大

    婦人服やゴルフウェアが新たな成長ドライバーに

  • 営業利益259億円と前期比18.3%増益決算発表後影響

    営業利益219→259億円、営業利益率16.55%→18.84%と大幅改善

  • ROE20.1%と高水準、PBR2.24倍は維持継続影響

    ROE20.1%は高収益で、PBR2.24倍は予想PER11.1倍と組み合わせ割安

  • 配当利回り3.37%で株主還元が手厚い通年影響

    配当利回り3.37%は高水準、株価下落で投資妙味が増す

  • 予想PER11.1倍は純利益増加期待を反映決算発表後影響

    予想PERは11.1倍と実績11.81倍から改善、来期の純利益回復を織り込む

マイナスに働く材料7
  • 天候リスク

    暖冬で冬物衣料の販売が低迷する可能性

  • 市場の成熟

    国内アウトドア市場は横ばいで成長余地に疑問

  • ライセンス依存

    ブランド契約の解約や条件変更で事業が揺らぐリスク

  • 純利益は2026/3期241億円と前期比0.8%減2026/3期影響

    純利益244→241億円、売上高増でも利益が伸びない体質

  • 営業利益率18.84%はピークの可能性2027年〜2028年影響

    営業利益率は前期16.55%から改善も、高水準ゆえに下振れリスク

  • 1年で株価11.9%下落と冴えない継続影響

    下落率11.91%と軟調、売りが続けば割安でも放置

  • 外国人保有21.93%は低くないが、大型買いは見込みにくい継続影響

    外国人保有率21.93%は普通だが、時価総額2,954億円で物色が限定的

次の決算で確かめる点
EC売上高比率
EC強化の成果と収益性改善の度合いを測る
ブランド別売上動向
主力ブランドの需要と新カテゴリーの成長を見る
直営店売上高
店舗販売力と顧客接点の強化を確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+6.7%いまの株価に対する利回りは3.35%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
3.35%
いまの株価に対して
配当性向
32.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月530.5
2018年3月14161.441.0
2019年3月140.024.4
2020年3月2041.136.9
2021年3月2316.630.9
2022年3月2821.432.3
2023年3月3729.426.9
2024年3月5447.335.5
2025年3月540.630.2
2026年3月586.732.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ34,230人。区分でいちばん多いのは金融機関31.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.0%を占め、残る46.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関35.436.234.034.834.531.7
事業法人26.425.526.426.024.122.3
外国法人20.620.523.722.922.821.9
個人・その他16.817.015.315.216.821.6
自己株式1.11.42.01.53.03.6
証券会社0.80.70.71.11.82.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.75
02三井物産株式会社9.20
03コリア セキュリティーズ デポジトリー サムスン(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)7.12
04コリア セキュリティーズ デポジトリー シンハン セキュリティーズ(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)4.45
05株式会社北陸銀行4.17
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.01
07公益財団法人ゴールドウイン西田東作スポーツ振興記念財団3.57
08株式会社西田3.42
09株式会社北國銀行2.58
10株式会社みずほ銀行1.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-20
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.65%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+291%、1株純資産は14期で+161%。直近期のROEは20.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4536313.612.220.6
2014年3月5141213.210.128.8
2015年3月2982,52912.813.731.4
2016年3月2932,57511.515.533.9
2017年3月1491,39011.119.630.5
2018年3月2281,54015.428.041.0
2019年3月20387424.739.724.4
2020年3月2381,03225.025.336.9
2021年3月2371,16421.629.930.9
2022年3月10546624.719.632.3
2023年3月15559129.327.126.9
2024年3月18074227.018.335.5
2025年3月18283023.215.130.2
2026年3月17694620.112.632.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額564百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
渡辺貴生代表取締役社長CEO66138,325
本間永一郎取締役副社長66106,370
白崎道雄取締役 専務執行役員CFO 管理本部長6510,261
森光取締役 専務執行役員COO ザ・ノース・フェイス事業本部長兼グローバルブランド事業本部長6324,761
金田武朗取締役 常務執行役員CSO 総合企画本部長635,832
新井元取締役 常務執行役員CRDO R&D本部長5824,863
川田慎二取締役 常務執行役員 ゴールドウイン事業本部長5714,632
秋山里絵取締役56
好本一郎取締役73
為末大取締役48
土谷明取締役64
井本直歩子取締役50
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢保有株数
佐藤修監査役(常勤)6224,600
世一秀直監査役72
森田勉監査役71
岡﨑史雄監査役66
鈴木哲志取締役65
畑敬子監査役55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)92602006946151
社外取締役982829
監査役1212121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,514字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社および子会社20社、関連会社2社で構成されており、主として繊維製品を中心に各種スポーツ用品の製造・販売を行っております。当社グループの事業内容および各社の位置づけは次のとおりであります。 なお、当社グループは、スポーツ用品関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 〔事業内容〕 スポーツ用品関連事業 アウトドア関連ブランド商品………登山用ウエア、マリンウエア、アウトドア用品および関連商品 アスレチック関連ブランド商品……トレーニングウエア、フィットネスウエア、スイムウエア、ラグビーウエア、 ゴルフウエアおよび関連商品 ウインター関連ブランド商品………スキーウエア、スノーボードウエアおよび関連商品 そ の 他………………………………機能アンダーウエア、ハイテックウエア(防塵服)など 〔各社の位置づけ〕 スポーツウエア関係は主に当社が製品企画・製造・販売を行っております。中国においては、高得運(北京)服装商貿有限公司(中国)および高得運(蘇州)商貿有限公司(中国)はスポーツウエアの販売を行っております。高得運(上海)服装科技有限公司(中国)はハイテックウエア(防塵服)の販売を行っており、娜娜蜜卡(上海)商貿有限公司は、スポーツカジュアルウエアの輸入販売を行っております。韓国においては、Goldwin Korea Corporation(韓国)はスポーツウエアの販売を行っており、YOUNGONE OUTDOOR Corporation(韓国)は、スポーツウエアの企画・販売を行っております。Goldwin Europe GmbH(ドイツ)およびGOLDWIN LONDON LIMITED(英国)は欧州およびイギリスでのスポーツウエアの輸入販売をそれぞれ行っております。北米においては、GOLDWIN AMERICA, INC.(アメリカ)は、スポーツウエアの輸入販売を行っており、nanamica USA,Inc.(アメリカ)は、スポーツカジュアルウエアの輸入販売を行っております。㈱アンパスィはスポーツウエアを中心に販売を行っており、㈱ナナミカおよび㈱ウールリッチジャパンはスポーツカジュアルウエアの企画・販売を行っております。 ㈱ゴールドウインロジテムは主に当社の物流部門を担当しており、㈱ゴールドウインエンタープライズは主として当社グループおよびその社員に対する損害保険の代理店業務および不動産関連事業を行っております。㈱ゴールドウイントレーディングは当社グループ商品を中心とした職域販売等を行っており、㈱ゴールドウインベンチャーパートナーズおよびGOLDWIN PLAY EARTH FUND投資事業有限責任組合はベンチャー投資事業を行っております。GOLDWIN SAI GON VIETNAM CO.,LTD(ベトナム)は、製品の検査、検品、企画等を行っております。 ㈱PLAY EARTH PARKはPlay Earth Park Naturing Forestの開発事業を行っており、アルパインツアーサービス㈱は、国内外でのハイキング、トレッキング、登山を企画の中心とする旅行業を行っております。ゴールドウイン開発㈱は主にゴルフ場の運営を行っております。 名称   事業内容(取扱商品) ㈱ゴールドウイン   アウトドア関連ブランド商品、アスレチック関連ブランド商品、ウインター関連ブランド商品、その他 子会社   ㈱ゴールドウインロジテム   アウトドア関連ブランド商品、アスレチック関連ブランド商品、ウインター関連ブランド商品、その他 子会社   ㈱ゴールドウインエンタープライズ   その他 子会社   ㈱ゴールドウイントレーディング   アウトドア関連ブランド商品、アスレチック関連ブランド商品、ウインター関連ブランド商品、その他 子会社   ㈱ナナミカ   アウトドア関連ブランド商品、アスレチック関連ブランド商品、その他 子会社   ㈱アンパスィ   アスレチック関連ブランド商品 子会社   GOLDWIN AMERICA, INC.   ウインター関連ブランド商品、その他 子会社   ㈱ウールリッチジャパン   アウトドア関連ブランド商品、その他 子会社   Goldwin Europe GmbH   ウインター関連ブランド商品、その他 子会社   nanamica USA,Inc.   アウトドア関連ブランド商品、アスレチック関連ブランド商品、その他 名称   事業内容(取扱商品) 子会社   ㈱ゴールドウインベンチャーパートナーズ   その他 子会社   GOLDWIN PLAY EARTH FUND投資事業有限責任組合   その他 子会社   ㈱PLAY EARTH PARK   その他 子会社   高得運(蘇州)商貿有限公司   アウトドア関連ブランド商品 子会社   Goldwin Korea Corporation   アウトドア関連ブランド商品 子会社   アルパインツアーサービス㈱   その他 子会社   GOLDWIN LONDON LIMITED   ウインター関連ブランド商品、その他 子会社   娜娜蜜卡(上海)商貿有限公司   アウトドア関連ブランド商品、アスレチック関連ブランド商品、その他 非連結子会社   高得運(北京)服装商貿有限公司   アウトドア関連ブランド商品、アスレチック関連ブランド商品、ウインター関連ブランド商品、その他 非連結子会社   高得運(上海)服装科技有限公司   その他 非連結子会社   GOLDWIN SAI GON VIETNAM CO.,LTD   アウトドア関連ブランド商品、その他 関連会社(持分法)   YOUNGONE OUTDOOR Corporation   アウトドア関連ブランド商品 関連会社(持分法)   ゴールドウイン開発㈱   その他 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,222字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 1.会社の経営の基本方針 当社グループは「人を挑戦に導き、人と自然の可能性をひろげる」をパーパスとして掲げて、スポーツおよびアウトドアウエア・用品の企画・製造・販売、およびその他関連事業を行っております。 自然は、生成・分解を繰り返す大きな循環の中で、それぞれの環境に応じた多様な可能性を進化させています。私たちの社会も自然の一部としてその循環に適切に組み込まれるようにデザインされることが私たちに求められている課題であると考えています。 当社は事業活動を通じてステークホルダーの皆様と共にこの課題解決への取り組みを進めていくことを目指し、2024年4月より、2030年に向けた長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」をスタートしております。 自然をフィールドとして営みを続けてきたGoldwinのモノづくり、コトづくり、環境づくりは、人間の可能性を拡張していくものであり、自然がより豊かになる可能性を探求していくものです。スポーツの起源である「遊び」を通じて常識やルールを更新しながら、変化し続ける人間と自然のあるべき姿を常に模索し、これからの地球と人間をめぐる新しい未来の実現を目指します。 2.目標とする経営指標 当社は、継続的な事業成長を通じて企業価値を向上することを目標としております。収益性・効率性をはかる経営指標として、自己資本利益率(ROE)20.0%以上を安定的に創出することを目指してまいります。 また、有利子負債比率(D/Eレシオ)は0.3倍以下の維持を目途とし、積極的な成長投資と財務健全性のバランス保持に努めます。 3.中長期的な会社の経営戦略および対処すべき課題 (1) 経営戦略 スポーツの起源である「遊び」を通じて常識やルールを更新しながら、変化し続ける人間と自然のあるべき姿を常に模索し、これからの地球と人間をめぐる新しい未来の実現を目指します。そのために、常に利他の精神を持ち続けるとともに、企業価値の持続的向上と地球環境の再生を目指してまいります。 ①ゴールドウインブランドのグローバル事業推進 ゴールドウインブランドは、社会・環境問題に広い視野を持ち、自然との共生を図るビジネスをより一層追求してまいります。 国内のみならず海外市場においても、当社グループの商品力の優位性を背景に、ゴールドウインブランドを世界で展開してまいります。 ②ザ・ノース・フェイスの安定的な成長 ザ・ノース・フェイスブランドは、革新的な機能性を備えた製品開発、環境配慮素材の積極採用に代表されるサステナビリティへの取り組み、サプライチェーンとの強固な関係性、直営店を基点としたブランドマーケティングを背景に、安定的な成長を維持しております。 製品開発の強化促進、ターゲット市場の拡大、販売チャネル戦略の磨き上げにより、ブランドの魅力を向上し、多様な顧客層への訴求力を強めることで持続的な成長を実現してまいります。 ③マルチブランド戦略による安定的・継続的な成長 各分野において、高機能・高品質にこだわった製品を開発し、お客様に満足していただくブランドポジションを確立し、スポーツマーケットの領域を超え、ライフスタイル、ファッション市場においても存在感を発揮してまいります。 また、ブランド間の相乗効果を図りながら、マルチブランドで事業を展開する強みを十分に生かし、各ブランド事業の継続的な成長を実現し、価値向上を目指してまいります。 ④新規事業の確立 当社の企業理念を実現するため、豊かな体験価値を提供するコト事業・トキ事業へ取り組んでまいります。 その一つとして、現在開発を進めているPLAY EARTH PARK事業は、お客様が、自然と関わる機会・自然との体験を通してその楽しさと豊かさに触れ、当社のフィロソフィーに共感いただくことで、ザ・ノース・フェイスをはじめとする当社ブランドの魅力を再認識いただくための体験型サービスであり、今後不可欠と認識しています。 また、アルパインツアーサービスと共に、良質なツアー事業を通じて、遊びの機会と感動の場を創造することを推進してまいります。多くの人々と共に自然の尊さの体感や、アウトドア文化及び地球環境の改善に関する気づきを共有し、当社のPurposeやVisionを体現することを目指してまいります。 (2) 対処すべき課題 ①人的資本への投資 人的資本経営を推進し、経営戦略を実行するため、当社の企業価値の源泉となる人財を育成してまいります。 ②コーポレート・ガバナンスの強化 当社理念の実現のために、組織運営基盤の継続的な強化に取り組んでまいります。 強固な財務基盤の維持、グループ運営管理の最適化、ステークホルダーとの関係強化等を行い、機動的な組織運営を実施してまいります。 ③CSR・コンプライアンス体制 社会の中で信頼の置ける必要な会社であると認められるためには、取扱商品への高いニーズ・信頼性にはじまり、企業倫理・法令遵守はもとより、環境問題への積極的な取り組み、さらには当社グループとしての独自の社会貢献活動が今後の取り組み課題となります。 当社は、堅実な財務戦略により維持してきた強固な財務基盤を背景に、上記の施策に取り組み、ブランド事業の収益基盤強化と企業価値の向上に取り組んでまいります。
事業等のリスク2,302字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価および財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、記載内容のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 1.為替レート変動に伴うリスク 当社グループの製品調達は、海外生産比率が高く、為替レートの変動は外貨建ての直接取引および商社等を経由する間接取引の製品調達に影響を及ぼす可能性があります。為替レートの変動リスクを回避するために為替予約取引等の手段を講じておりますが今後の為替レートの変動によっては、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 2.製造物責任に関するリスク 当社グループは、品質管理基準に従って生産および仕入を行っております。しかしながらすべての製品に不良がなく、製造物責任賠償が発生しないという保証はありません。製造物責任賠償については保険に加入しておりますが、製造物責任問題の発生で企業責任を問われることによる社会的評価の低下は、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.海外展開に関するリスク 当社グループは、海外に生産・販売拠点を有しておりますが、展開する国又は地域における法律の改正や規制の強化、貿易摩擦、政治的・社会的・経済的な混乱、紛争やテロ等が発生した場合には、業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。 4.個人情報の取扱いに係るリスク 当社グループは売上の一部を通信販売によっていることから、顧客の個人情報を保有しております。個人情報については社内管理体制を整備し、情報管理への意識を高めるとともに、安易に情報が漏洩することの無いように、取り扱いには留意しております。 しかしながら、外部からのハッキングなど、不測の事態により、万が一、個人情報が外部に漏洩するような事態となった場合には当社グループの信用失墜による売上の減少、または損害賠償による費用の発生等が起こることも考えられ、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 5.固定資産の減損に係るリスク 当社グループが保有する固定資産について、資産の収益性低下等により投資額の回収が見込めなくなる可能性があります。これに伴い「固定資産の減損に係る会計基準」に規定される減損処理が必要になった場合には、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 6.他社との提携に関するリスク 当社グループは、シナジー効果による市場での優位性を確保するために技術提携およびコラボレーション等共同での活動を行っております。今後も継続していく予定でありますが、当事者間において市場や事業運営等につき大きな見解の相違が生じた場合は当該事業の継続が困難になり、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 7.消費者の嗜好の変化ならびに気象状況などによるリスク 当社グループが扱う商品は景気の変動による個人消費の動向、そして消費者の嗜好の変化に影響を受けやすく、また特定の季節に利用される商品においては、天候不順、暑さ寒さなど気象条件が、大きく売上に影響を及ぼす可能性があります。 8.大規模自然災害等の天災に関するリスク 想定外の自然災害、政治経済状況の変化、感染症・伝染病等の流行、法律・規制の変更、テロ・戦争・その他社会情勢の混乱などが、販売、回収活動等に影響を及ぼす可能性があります。その場合には、当社グループの業績や財政状態に悪影響を与える可能性があります。 9.知的財産権に関するリスク 当社は、多くの商標権等の知的財産権を所有しております。知的財産権に関する侵害事件の発生など、商品開発への悪影響やブランドイメージの低下等を招く可能性があります。知的財産権に関する侵害訴訟は解決までに相当な時間と費用を要し、財政状態および経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 10.人材育成及び確保に関するリスク 当社グループにとって人材は経営の基盤であり、人材の確保・育成が計画通りに進まない場合や今後の人口態様の変化により適正な労働力を確保できない場合には、事業の遂行や展開に支障をきたす恐れがあり、業績等に影響 を及ぼす可能性があります。また、各種労働法令の改正や社会保険等従業員の処遇に関連した法改正が行われた場合、対応コストや人件費等が増加する可能性があり、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 11.原材料価格変動に伴うリスク 当社グループが製造・販売する商品の原材料は資源価格の変動リスクにさらされており、不測の資源価格の上昇が発生した場合には、原材料コストの増大によって当社グループの業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 12.株価下落のリスク 当社の発行済株式は、東京証券取引所にて売買可能であり、大株主による当社株式の大量売却が発生した場合、当社株式の市価を低下させる可能性があります。 13.事業投資に伴うリスク 当社グループの事業展開においては、出資を行い持分を取得するケースがあります。投資先の財政状態及び経営成績によっては減損損失を計上することとなり、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 14.感染症によるパンデミックに伴うリスク 感染症の拡大により、消費マインドの変化やサプライチェーンへの影響などが業績に与えるリスクが想定されます。これらの影響が長期にわたって続く場合には、売上高や利益率の低下、生産能力の低下、在庫の過剰や不足、費用の増加などの影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,544字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)における当社グループを取り巻く外部環境は、秋冬商戦に複数の逆風が重なる局面となりました。国内消費におきましては、消費者の価格選別姿勢が強まり、価格改定の累積に対する反応は一段と敏感になりました。訪日外国人消費につきましては、2025年11月以降、中国大陸からの個人消費に構造的な変化が現れ、当社主要直営店における免税売上の伸長は同月を境に明確に鈍化いたしました。あわせて、12月以降の暖冬傾向が、アウターおよび保温系商品を中心に秋冬商戦の需要動向に影響を及ぼしました。 こうした環境下、当社グループの属するアウトドア関連市場におきましては、ブランド体験と機能性を兼備するプレミアム領域の需要は相対的に堅調に推移した一方、定番品を中心に数量の伸びは鈍化し、市場全体が数量の拡大から品質と体験の深化へと移行する局面にあるものと認識しております。 当社グループは、このような環境認識のもと、基幹ブランドTHE NORTH FACEの収益基盤強化、自社ブランドGoldwinの成長加速、および販売チャネル全体における質的深化を、中期経営計画の基本方針として推進してまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高137,516百万円(前期比3.9%増)、営業利益25,859百万円(前期比18.1%増)、経常利益33,904百万円(前期比10.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は24,094百万円(前期比1.4%減)となりました。 (2)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は50,956百万円となり、前連結会計年度末より1,028百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは26,257百万円の収入(前連結会計年度比1,820百万円の収入増)となりました。主な要因は、持分法による投資利益7,770百万円、法人税及び住民税の支払5,581百万円および株式給付引当金の減少4,993百万円があったものの、税金等調整前当期純利益32,130百万円および利息・配当金の受取7,528百万円があったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは13,468百万円の支出(前連結会計年度は208百万円の収入)となりました。これは主に、定期預金の純増加額7,000百万円および固定資産の取得による支出6,046百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは13,675百万円の支出(前連結会計年度比1,092百万円の支出減)となりました。これは主に、借入金の純増加額426百万円があったものの、配当金の支払9,665百万円および自己株式の取得による支出3,717百万円によるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   63.9   67.4   70.9   73.2   76.9 時価ベースの自己資本比率(%)   283.6   478.9   315.1   245.1   180.3 債務償還年数(年)   0.2   0.1   0.1   0.0   0.0 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   223.8   474.0   501.7   635.6   385.4 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注1)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 (注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 (注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 (注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている短期借入金、長期借入金(1年以内返済分を含む)および社債(1年以内返済分を含む)を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (3)生産、受注及び販売の実績 当社グループは、製品の種類、性質、製造方法および販売市場等の類似性から判断して、同種・同系列のスポーツ用品を専ら製造販売しているため、生産および販売の実績についての記載を省略しております。また、受注状況についても一部の特殊商品のみ受注生産を行っておりますが、全体に占める割合が僅少であるため、記載を省略しております。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されておりますが、その中で以下に掲げる重要な会計方針および見積りにつきましては特に、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因になっていると考えております。 ①  売上高の計上基準 当社グループの売上高は、商品を顧客に引渡した時点で履行義務が充足されると判断し、当該時点で売上を計上しております。ただし、国内の販売において、出荷時から商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの時間が通常の期間である場合には、出荷時に売上を計上しております。 ②  製品・商品・原材料の評価 棚卸資産のうち、製品・商品についてはあらかじめ設定された販売適用時期を過ぎたものについて、過去の販売実績に基づき開発年度ごとに算定した評価率を乗じて時価(正味売却価額)を算出し、その時価の見積り額と原価との差額を評価減しております。 原材料は生地等の今後の使用可能性とともに、一定の滞留期間を経過したものについて、処分価格を基準として評価減しております。 ③  固定資産の減損処理 固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたっては、主として営業店舗等を基本単位とした資産のグルーピングを行っております。業績不振により収益性が著しく低下したグループについては、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減損処理しております。 ④  有価証券の減損処理 市場価格のある有価証券については、基本的に連結会計年度末の市場価格が取得原価を50%以上下回ったものは全て、下落率が30%以上50%未満のものは、回復可能性を一定の基準で判定し減損処理を行っております。また、市場価格のない会社への投資については、当該会社の1株当たり純資産額が取得原価を30%以上下回った場合に、回復可能性を一定の基準で判定し減損処理しております。 (2)財政状態の分析 ①  流動資産 当連結会計年度末における流動資産の残高は102,923百万円となり、前連結会計年度末と比べ9,484百万円増加いたしました。その主な要因は、現金及び預金の増加5,971百万円、売掛金の増加2,248百万円等があったためであります。 ・売上債権(受取手形及び売掛金、電子記録債権) 当連結会計年度末の売上債権は22,603百万円となり、前連結会計年度末と比べ3,066百万円増加いたしました。当連結会計年度末の売上債権回転月数につきましては、前連結会計年度末1.77ヵ月から当連結会計年度末1.97ヵ月となりました。 ・棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品) 当連結会計年度末の棚卸資産は19,741百万円となり、前連結会計年度末と比べ521百万円増加いたしました。棚卸資産回転月数につきましては、前連結会計年度末1.74ヵ月から当連結会計年度末1.72ヵ月となりました。 ②  固定資産 当連結会計年度末における固定資産の残高は65,304百万円となり、前連結会計年度末と比べ7,865百万円増加いたしました。その主な要因は、建設仮勘定の増加4,345百万円、投資有価証券の増加2,422百万円等によるものであります。 ・投資有価証券 投資有価証券には、関連会社の株式27,916百万円のほか、長期・安定的な取引関係維持のために所有している主要取引金融機関や主要仕入先等の株式が含まれております。当連結会計年度末における投資有価証券の残高は35,436百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,422百万円増加いたしました。 ③  負債(流動負債および固定負債) 当連結会計年度末における負債合計の残高は37,728百万円となり、前連結会計年度末と比べ1,945百万円減少いたしました。主な要因は、リース債務の増加1,196百万円、繰延税金負債の増加1,007百万円があったものの、株式給付引当金の減少4,993百万円があったためであります。 ④  純資産 当連結会計年度末における純資産合計の残高は130,499百万円となり、前連結会計年度末と比べ19,295百万円増加いたしました。主な要因は、利益剰余金の増加14,547百万円、その他有価証券評価差額金の増加2,090百万円があったためであります。 ・自己資本比率 当連結会計年度末の自己資本比率は76.9%となり、前連結会計年度末と比べ3.7ポイント上昇いたしました。 ・ROE 当連結会計年度末のROEは20.1%となり、前連結会計年度末と比べ3.1ポイント下落いたしました。 (3)資本の財源および資金の流動性に係る情報等 ①  キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末より1,028百万円減少し、50,956百万円となりました。 これは、営業活動による収入26,257百万円に対し、固定資産の取得等の投資活動による支出が13,468百万円あったことおよび配当金の支払等の財務活動による支出が13,675百万円あったことによるものです。 当社グループは、運転資金および設備投資について、営業活動から獲得する自己資金ならびに金融機関からの借入による調達を行うものとしております。 なお、手元現預金等に加え、主力銀行を中心とした取引金融機関の協力も得て、資金の充分な流動性を確保しており、当社の当面の資金繰りおよび財務の安定性に懸念はございません。 ②  財務政策 現在、当社グループの財務政策の重点課題として、「グループキャッシュ・フロー重視経営の徹底」を掲げております。有利子負債の削減を目的としてキャッシュ・フロー管理の徹底を図り、ブランド事業ごとの収益基盤の強化を推進し、財務体質を強化いたします。また、財務の健全性を高めるため、長期安定資金の比率を高めるとともに総資産の圧縮を進めます。 主たる経営指標としては、自己資本利益率(ROE)の向上を目標とし、収益性・効率性の高い経営を目指しております。 具体的には、引き続きキャッシュ・フロー重視の経営を推進することで、ROE20.0%以上の維持を目標として取り組みます。 また、積極的に投資を推進する方針でありますが、経営の健全性を保つために有利子負債比率(D/Eレシオ)は0.3倍以下の維持を目指して取り組んでまいります。 (4)経営成績の分析 ①  売上高 当連結会計年度の売上高は137,516百万円(前期比3.9%増)となり、過去最高額を更新しました。基幹ブランドTHE NORTH FACEにおきましては、パフォーマンスブランドとしての本質への回帰を経営方針の中核に据え、SUMMIT SERIES 25周年を契機としたマウンテンパフォーマンス領域の強化を進めてまいりました。カテゴリ別では、ハードグッズおよびフットウエアは、新規ラインの立ち上がりが計画を上回り、直営店の拡充とあわせて順調に推移いたしました。とりわけフットウエアにおきましては、VECTIVシリーズを中心とするトレイルランニング領域の新規ラインが牽引役となりました。一方、アパレルにつきましては、主力定番品の価格改定が重ねられた結果、価格に対する顧客の反応が従来以上に厳しくなり、数量の伸びが鈍化いたしました。 なお、12月の月次売上が暖冬および訪日外国人消費の変化を受けて期初計画を下回って推移して以降、第4四半期におきましては、売上高を短期的に積み上げることを目的とした値引き販売を抑制し、売上総利益率の確保および翌期の在庫の健全性を優先する販売姿勢を貫きました。これは、ブランド価値の維持と、翌期以降の収益基盤の持続性を最優先に据えた経営判断であります。 自社ブランドGoldwinにおきましては、国内直営店の編集・演出力を高めるとともに、海外事業、とりわけ長期ビジョン「Goldwin500」に基づく中国事業において明確な進展を得ました。中国子会社は黒字転換を達成し、直近四半期には前年を大きく上回る利益成長を記録しております。これは出店数の拡大のみに頼るのではなく、一店舗当たり収益性の向上を軸とする成長モデルが現地市場で機能し始めたことを示しております。 ②  売上総利益 当連結会計年度の売上総利益は売上高の増加により、72,946百万円(前期比5.8%増)となりました。値引き抑制、商品ミックスの改善、および在庫健全性を重視した販売姿勢により53.0%(前期比0.9ポイント上昇)となりました。 ③  営業利益 当連結会計年度の営業利益は25,859百万円(前期比18.1%増)となりました。販売費及び一般管理費は、成長に向けた基盤投資、海外事業の展開に伴う関連経費、ならびに直営店ネットワークの拡充に要した経費の増加があったものの66百万円(前期比0.1%増)の増加にとどまり、営業利益は前期比増益となりました。 ④  経常利益 当連結会計年度の経常利益は33,904百万円(前期比10.1%増)となりました。韓国における持分法適用関連会社であるYOUNGONE OUTDOOR Corporationは、営業利益につきましては前期並みの水準を維持いたしましたが、為替影響により営業外損益が減少し、同社の当期利益および当社の持分法投資利益の減少要因となりました。 ⑤  親会社株主に帰属する当期純利益 特別損益には、投資有価証券売却損1,075百万円を計上いたしました。また、法人税等の計上が前期比38.4%増の7,979百万円となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は24,094百万円(前期比1.4%減)となりました。 (5)目標とする経営指標の達成状況 引き続き円安や資源価格高騰の影響はあるものの、旺盛なインバウンド需要に加え、実質賃金の上昇により国内経済が活性化することは、当社のようなブランドビジネスには良い影響を与えると認識しております。このような状況下、当社グループは、自社ブランドGoldwinの海外展開を積極的に推進すべく、2025年3月期を初年度とする新しい中期経営計画をスタートさせております。 新しい中期経営計画では、これまでの「事業と環境の2つのサステナビリティの両立」の基本方針を継続しつつ、Goldwinブランドによる海外展開具体化、THE NORTH FACEの市場拡張、成長投資先の探索や株主還元、人的資本への投資等のキャッシュアロケーションの方針等を織り込んでおります。 こうした環境のもと、当社グループは、2025年3月期より始動した中期経営計画に基づき、自社ブランド「Goldwin」のグローバル展開を成長戦略の中核に位置づけ、2033年3月期における全世界売上高500億円の達成を長期目標に掲げ、その実現に向けて、戦略的な海外出店を着実に進めております。また、THE NORTH FACEブランドにおいては、アウトドアアパレルという中核領域の収益基盤を維持しつつ、ウィメンズ・キッズ・フットウェアといった周辺カテゴリーへの展開を加速させ、さらなる成長の可能性を追求しております。 2027年3月期におきましては、小売・アパレル業界を取り巻く構造変化が継続することを前提に、当社グループは引き続き、短期的な数量の積み上げではなく、売上総利益率の確保およびブランド価値の持続性を優先する経営を一貫して行ってまいります。基幹ブランドTHE NORTH FACEにおける体質強化、自社ブランドGoldwinの収益化加速、ならびにポートフォリオ全体の成長ドライバーの再定義を通じて、中期経営計画の達成確度の向上に努めてまいります。 2027年3月期の連結業績予想につきましては、売上高145,400百万円(前期比5.7%増)、営業利益26,100百万円 (前期比0.9%増)、経常利益34,100百万円(前期比0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益25,600百万円(前期比6.3%増)を見込んでおります。 (単位:百万円) 2022年 3月期 (実績)   2023年 3月期 (実績)   2024年 3月期 (実績)   2025年 3月期 (実績)   2026年 3月期 (実績)   2027年 3月期 (予想) 連結売上高   98,235   115,052   126,907   132,305   137,516   145,400 連結営業利益   16,501   21,904    23,847    21,905    25,859    26,100 連結経常利益   20,285   28,083   32,601   30,806    33,904    34,100 ROE   24.7%   29.3%   27.0%   23.2%   20.1%   -

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開示資料

出典

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