本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

平和不動産

HEIWA REAL ESTATE CO.,LTD.8803 · Prime · 不動産業

東京証券取引所エリアを中心にビル賃貸・アセットマネジメントを展開。

概要

平和不動産は、東京・日本橋兜町・茅場町エリアを中心に自社ビルの賃貸・開発・管理を行う不動産会社である。1947年、日本証券取引所の解散に伴いその建物を引き継ぐ目的で設立され、以後、証券取引所ビルやオフィスビルを軸に事業を拡大してきた。連結子会社7社で構成され、ビルディング事業(賃貸・売却)とアセットマネジメント事業(REIT運用・仲介)の2セグメントを有する。2026年3月期の連結売上高は509億円、営業利益151億円、純利益110億円。

ビルディング事業が収益の柱、REIT運用で資本効率を高める

平和不動産の事業は、ビルディング事業とアセットマネジメント事業に二分される。ビルディング事業は、東京都中央区兜町・茅場町を中心に、証券取引所、オフィス、商業施設、住宅などの開発・賃貸・管理を手掛ける。主力物件には東京証券会館、KABUTO ONE、東京証券取引所ビル本館などがある。同事業の売上高は2026年3月期に462億円(全社の91%)、営業利益147億円を計上した。内訳は賃貸収益が289億円、物件売却収入が157億円であり、安定した賃貸収入に加え、開発後の売却によるキャピタルゲインも収益源としている。アセットマネジメント事業は、平和不動産リート投資法人の資産運用(スポンサー業務)と不動産仲介を担い、売上高46億円、営業利益27億円。REITへの物件供給によるアセットマネジメントフィーが同事業の収益の7割を占め、資本効率の高いビジネスモデルを形成する。

兜町・茅場町に集中するポートフォリオと全国展開の兆し

同社の資産ポートフォリオは東京証券取引所が所在する兜町・茅場町に極度に集中している。歴史的に証券業界との結びつきが強く、東京証券取引所ビル本館(1988年竣工)や同市場館(アローズ)などの象徴的物件を所有する。2019年には複合ビル「KABUTO ONE」を開業し、証券街の再生を推進してきた。一方で、大阪や名古屋、札幌など主要都市にも物件を有する。大阪平和ビル、名古屋平和ビル、名古屋証券取引所ビルなどが該当する。近年は札幌に注力し、大通西4南地区(SAPPORO ONE、2029年竣工予定)や札幌駅南口(2028年竣工予定)の大型再開発プロジェクトを推進中である。これらの案件は当社史上最大規模とされ、従来の東京偏重から全国主要都市への展開へとシフトしている。

7社の連結子会社が支えるグループ経営

連結ベースでは、平和不動産本体に加え、7社の子会社がグループを構成する。ビルディング事業では、株式会社東京証券会館(グループ化は2013年1月)や平和不動産プロパティマネジメント株式会社(1984年設立)が物件管理を担う。ホテル運営では、東京日比谷ホテル株式会社と東京日本橋兜町ホテル株式会社が存在し、後者は2025年10月開業の「キャプション by Hyatt 兜町 東京」を運営する。アセットマネジメント事業では、平和不動産アセットマネジメント株式会社(旧カナル投信、2009年連結子会社化)がREIT運用を行い、ハウジングサービス株式会社(2008年連結子会社化)が不動産仲介を手掛ける。グループ全体の従業員数は265名(単体)であるが、連結では7社の人員を含む。これらの子会社を活用し、開発・賃貸・管理・運用・仲介を一貫して提供する体制を構築している。

業界の中での役割は不動産賃貸・アセットマネジメント事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
509億円
営業利益
151億円
営業利益率
29.7%
純利益
110億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ビルディング 事業462億円90.9%147億円31.8%
アセット マネジメント 事業46億円9.1%27億円58.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ビルディング事業(オフィス・商業等)主力

兜町・日本橋界隈の証券取引所関連ビル、オフィス、商業施設、住宅等の開発・賃貸・管理。東京証券会館等が代表物件。

主な製品・サービス3
オフィスビル賃貸
東京・兜町主要ビルの賃貸。
商業施設賃貸
店舗・飲食店舗の賃貸。
住宅賃貸
マンション等の賃貸。

02アセットマネジメント事業主力

平和不動産リート投資法人の資産運用(スポンサー)及び不動産仲介。

主な製品・サービス2
REIT運用
平和不動産リート投資法人の資産運用業務。
不動産仲介
ハウジングサービス㈱による仲介。

製品と技術

兜町・茅場町に集中するオフィスビル賃貸と再開発

ビルディング事業の中心は、東京・兜町・茅場町エリアにおけるオフィスビルの賃貸である。代表的な物件として、東京証券取引所ビル本館(1988年竣工)、同市場館「アローズ」(1984年竣工)、東京証券会館、兜町平和ビル(1972年竣工)などが挙げられる。これらのビルは証券会社や金融機関に貸し出され、安定した賃料収入をもたらす。2019年に開業した「KABUTO ONE」は、オフィスに加え商業施設やラウンジを備え、街の回遊性を高める役割を担う。また、同社はこれらの物件の建て替えやリノベーションを通じて付加価値を高め、売却益も獲得している。2026年3月期には物件売却収入が157億円に達し、賃貸収益289億円と合わせてビルディング事業の収益を構成する。開発物件の例としては、名古屋平和ビル(2004年)や大阪証券取引所ビル(2004年)などがあり、全国展開も進めている。

平和不動産リート投資法人の運用と仲介のアセットマネジメント事業

アセットマネジメント事業では、平和不動産リート投資法人(以下、リート)の資産運用を中核としている。このリートは、平和不動産グループがスポンサーとなり、同社から物件を取得して賃貸収益を投資家に分配する仕組みである。平和不動産アセットマネジメント株式会社(旧カナル投信)が運用を担い、2026年3月期にはアセットマネジメントフィーとして31.5億円の収益を計上した。リートは「平和不動産リート投資法人の成長サポート」が経営方針に掲げられており、物件の追加供給や外部成長を支援する。また、ハウジングサービス株式会社を通じた不動産仲介事業も行う。2026年3月期の仲介手数料収入は14.7億円で、アセットマネジメント事業全体の売上高46.2億円の約3割を占める。この事業は資本効率が高く、少ない資産で安定した収益を生み出すビジネスモデルとなっている。

ホテル事業と新規分野への拡大:キャプション by Hyatt 兜町

平和不動産は2008年からホテル事業に参入しており、当初は大阪北浜の「ホテルブライトンシティ大阪北浜」を運営していた。2025年10月には、東京で初めてのホテル「キャプション by Hyatt 兜町 東京」を開業した。このホテルはHyattグループの「キャプション」ブランドであり、兜町に宿泊機能を導入することで平日・休日双方の賑わい創出を目的とする。また、東京日比谷エリアでは「メルキュール東京日比谷」も開業している。長期ビジョン「WAY 2040」ではホテル事業の強化を掲げており、今後も新たなホテル開発やM&Aを通じて事業拡大を図る方針である。ホテル事業はビルディング事業に含まれ、2026年3月期の賃貸収益にはホテルからの収入も含まれている。同社はさらなる新規事業分野として、キャピタル回転型ビジネスやサステナビリティ関連事業への進出も模索している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

商業施設とオフィス中心、内需特化型

東証PRIME上場の不動産会社で、東京・地方の中規模商業施設とオフィスビルの賃貸・開発を主力とする。競合の大東建託は建設請負が中心で、ロボットホームはサービス付き高齢者向け住宅特化と事業領域が異なる。当社は自社物件の賃貸収入が収益の柱であり、テナント需要や賃料動向に業績が連動する。近年は収益物件の売却も行い、キャピタルゲインを計上するが、全体の売上高は約500億円と業界内では中規模。外貨獲得手段を持たず、国内景気と金利動向の影響を直接受ける内需依存型のビジネスモデルである。

強み

  • 所有する商業施設・オフィスの賃貸収入が売上の柱。長期契約により安定収益を確保。
  • 大規模再開発と異なり、投資規模が適正でリスク分散が容易。需要変動にも柔軟。
  • 首都圏中心に立地が良く、テナント需要堅調。過去の空室率は低位で推移。
  • 自社開発物件の売却によりキャピタルゲインを獲得。収益機会を複線化。

課題

  • 海外事業が無く、国内景気や金利上昇が業績に直結。ポートフォリオ分散が課題。
  • 売上高500億円程度で同業大手に比べ小規模。成長には継続的な投資が必要。
  • 収益の一部を占める物件売却はタイミング次第で変動。計画的な売却戦略が鍵。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字が平和不動産

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19031西日本鉄道2,482億円7.4倍
28848レオパレス212,170億円15.5倍
37981タカラスタンダード1,983億円13.5倍
43480ジェイ・エス・ビー1,963億円28.4倍
59119飯野海運1,886億円11.9倍
68803平和不動産1,700億円14.4倍
72337いちご1,618億円9.7倍
88214AOKIホールディングス1,515億円15.5倍
99601松竹1,472億円27.7倍
109010富士急行1,434億円3.9倍
113191ジョイフル本田1,403億円14.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

日本証券取引所解散に伴い1947年設立、証券街の不動産を継承

1947年7月、昭和22年法律第21号「日本証券取引所の解散等に関する法律」の施行により、戦前の日本証券取引所が解散されることになった。同所が所有していた東京、大阪、名古屋など各地の証券市場建物や関連財産を現物出資し、新たに会員組織の証券取引所や証券業者に賃貸する目的で設立されたのが平和不動産である。本店を東京に、支店を大阪に置き、その他6都市に出張所を設置した。この設立経緯から、同社は証券取引所との関係が極めて密接であり、以後、証券街の不動産を核とするビジネスモデルが形成された。設立時の資本金や詳細な規模は不明だが、証券取引所の資産を引き継いだ点で、公的な性格を帯びた特殊会社として出発した。

1949年から1950年にかけて4証券取引所に株式上場

設立から2年後の1949年5月、平和不動産は東京、大阪、名古屋の各証券取引所に株式を上場した。同年7月には福岡証券取引所、1950年7月には札幌証券取引所にも上場を果たし、全国4市場に株式を公開した。これは設立当初から証券取引所との関係が深かった同社の特性を反映しており、上場により資金調達力を高めるとともに、証券街の不動産会社としての認知度を全国に広げた。上場後、同社は証券取引所の建物を自社で建設・保有し、各取引所に賃貸するビジネスを本格化させた。例えば、福岡証券ビルは1958年、京都証券ビルは1962年、大阪平和ビルは1987年と、各地に証券取引所関連ビルを竣工させていく。1969年には名古屋と福岡の出張所を支店に昇格し、地方拠点を強化した。

1980年代に東京証券取引所ビルを建設、2000年代にはリート事業へ参入

1980年代、平和不動産は東京証券取引所の施設拡充に伴い、大規模なビル建設を手掛けた。1984年には市場館(現アローズ)、1988年には本館を竣工させ、これらは兜町のランドマークとなった。1990年代には京都や大阪でも共同ビルを建設するなど、証券街以外への多角化も模索した。2000年代に入ると、2004年に名古屋平和ビル、同年に大阪証券取引所ビル、2007年に名古屋証券取引所ビルを竣工させる一方、2008年にはホテルブライトンシティ大阪北浜を開業し、ホテル事業に進出した。また、2008年にハウジングサービス株式会社を連結子会社化して仲介事業を強化し、2009年にはカナル投信(現平和不動産アセットマネジメント)を傘下に収め、リート運用事業を開始した。この時期、同社は単なる不動産賃貸から、資産運用や仲介を組み合わせた総合不動産企業へと変貌を遂げた。

2019年KABUTO ONE開業と長期ビジョンWAY 2040の策定

2019年3月、平和不動産は兜町の再開発プロジェクト「KABUTO ONE」を開業した。これは証券街再生の象徴的な案件であり、オフィス・商業・文化施設を備えた複合ビルである。同年、東京証券取引所と名古屋証券取引所の市場区分見直しに伴い、東証プライム市場と名証プレミア市場へ移行した。さらに、平和不動産グループパーパス「人々を惹きつける場づくりで、未来に豊かさをもたらす」を制定し、長期ビジョン「WAY 2040」を策定した。このビジョンでは「Bazukuri Company」として非連続な成長を目指すとし、再開発事業の拡大、資本効率向上、社会価値向上を掲げた。2024年度からは中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」を開始し、日本橋兜町・茅場町ブランドの確立と、札幌での大型再開発プロジェクトを重点戦略に据えた。

札幌再開発とホテル開業で成長加速を図る2020年代半ば

2025年10月、平和不動産は東京初進出のホテル「キャプション by Hyatt 兜町 東京」を開業した。これは長期ビジョンに掲げるホテル事業強化の一環であり、兜町に新たな宿泊機能を導入することで街の賑わい創出を狙う。さらに、札幌では2つの大型再開発プロジェクトを推進中である。一つは「SAPPORO ONE」(大通西4南地区、2029年竣工予定)、もう一つは札幌駅南口北4西3地区(2028年竣工予定)で、いずれも当社史上最大規模の投資案件とされる。これらにより、首都圏依存からの脱却と全国主要都市への展開を図る。また、大成建設との資本業務提携(2024年発表)や三菱地所との協業関係を構築し、再開発事業の加速と新規事業分野への進出を進めている。2026年3月期の連結売上高は前期比20.9%増の509億円と過去最高を更新した。

年表39件を開く

1940年代

  • 1947年7月創業昭和22年法律第21号「日本証券取引所の解散等に関する法律」の施行により日本証券取引所が解散されるにあたり、その所有にかかる東京、大阪、名古屋その他に所在の証券市場建物その他を、新たに設立される会員組織の証券取引所ならびに証券業者等に賃貸する目的をもって同所が発起人となり、これらの財産をすべて現物出資して設立。本店を東京に、支店を大阪に置き、その他6都市に出張所を置く。
  • 1949年5月上場東京、大阪、名古屋各取引所に株式を上場
  • 1949年7月上場福岡証券取引所に株式を上場

1950年代

  • 1950年7月上場札幌証券取引所に株式を上場
  • 1958年7月福岡証券ビル竣工

1960年代

  • 1962年3月京都証券ビル竣工
  • 1965年3月福岡平和ビル竣工
  • 1965年4月「流山平和台」宅地分譲開始
  • 1969年4月名古屋出張所及び福岡出張所、支店に昇格

1970年代

  • 1972年5月兜町平和ビル竣工
  • 1977年3月「我孫子布佐平和台」戸建住宅分譲開始

1980年代

  • 1980年5月「サニーパークハイツ成田」マンション分譲開始
  • 1984年10月東京証券取引所ビル市場館(現アローズ)竣工
  • 1984年12月創業平和地域サービス株式会社(現平和不動産プロパティマネジメント株式会社)設立
  • 1987年4月大阪平和ビル竣工
  • 1988年4月東京証券取引所ビル本館竣工

1990年代

  • 1993年10月大丸京都店西館共同ビル竣工
  • 1994年6月大丸京都店北館共同ビル竣工

2000年代

  • 2000年4月三田平和ビル取得
  • 2001年2月内幸町平和ビル取得
  • 2002年9月道銀ビルディング取得
  • 2004年3月名古屋平和ビル竣工
  • 2004年12月大阪証券取引所ビル竣工
  • 2005年12月伊勢町平和ビル取得
  • 2006年3月札幌駅前合同ビル取得
  • 2006年8月札幌支店開設
  • 2007年6月茅場町一丁目平和ビル取得
  • 2007年8月名古屋証券取引所ビル竣工
  • 2008年2月M&Aハウジングサービス株式会社を連結子会社化
  • 2008年3月ホテルブライトンシティ大阪北浜竣工
  • 2008年5月新大通ビルディング取得
  • 2009年10月M&Aカナル投信株式会社(現平和不動産アセットマネジメント株式会社)を連結子会社化

2010年代

  • 2010年2月セントライズ栄竣工
  • 2012年1月一番町平和ビル竣工
  • 2013年1月M&A株式会社東京証券会館を連結子会社化
  • 2015年3月丸善名古屋本店ビル竣工
  • 2017年12月大阪御堂筋ビル取得
  • 2019年3月栄サンシティービル取得 KABUTO ONE開業 東京証券取引所、名古屋証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行 平和不動産グループパーパス制定及び平和不動産グループ長期ビジョン「WAY 2040」策定

2020年代

  • 2025年10月キャプション by Hyatt 兜町 東京開業

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • EPS2026年度まで160円以上
  • 連結営業利益2026年度まで150億円以上
  • ROE2025年度~2026年度まで8%以上
  • 連結配当性向2024年度~2026年度まで50%程度
  • GHG排出量削減(Scope1+2)2025年度まで2018年度比80%削減

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    再開発事業の全国展開

    日本橋兜町・茅場町ブランドの確立、札幌再開発プロジェクトの推進、全国主要都市での再開発事業化を進め、人々を惹きつける場づくりを展開する。

  2. 02

    利益成長と資本効率向上

    賃貸事業と資本回転型ビジネスの拡大、アセットマネジメント事業の収益拡大、ホテル事業強化やM&Aによる新規事業分野への進出を図る。

  3. 03

    サステナビリティ経営の推進

    GHG排出量ネットゼロを目指し、環境配慮型のビル開発・運営、防災力向上等の社会課題解決に取り組み、ステークホルダーとのコミュニケーションを強化する。

  4. 04

    経営基盤の強化と人的資本最大化

    ROE 8%以上を目標に株主資本コストを意識した経営、キャリア開発やDX人材育成、多様性推進、健康経営による人的資本経営を実践する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で265人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,225万円で、9期前と比べて+25.2%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は14.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月224
2018年3月233
2019年3月97942.014.8236
2020年3月99343.015.5237
2021年3月1,01342.514.8240
2022年3月1,06743.215.9240
2023年3月1,08842.714.9253
2024年3月1,12043.115.1255
2025年3月1,10342.514.62595,097
2026年3月1,22542.114.72655,698

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ビルディング事業(ビル) — 東京都中央区579億円
ビルディング事業(ビル) — 愛知県名古屋市250億円
ビルディング事業(ビル) — 東京都 中央区218億円
ビルディング事業(ビル) — 大阪府大阪市140億円
ビルディング事業(ビル) — 大阪府大阪市135億円
ビルディング事業(ビル) — 東京都港区124億円
ビルディング事業(ビル) — 東京都千代田区8,706百万円
ビルディング事業(ビル) — 京都府京都市7,306百万円
ビルディング事業(ビル) — 大阪府 大阪市7,300百万円
ビルディング事業(ビル) — 東京都中央区7,169百万円
ほか24件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    平和不動産プロパティマネジメント株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ハウジングサービス 株式会社
    大阪府大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    平和不動産アセット マネジメント株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社東京証券会館
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東京日比谷ホテル株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東京日本橋兜町ホテル株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大成建設株式会社(注)2
    東京都新宿区 · その他の関係会社
    議決権20.3%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は509億円営業利益151億円前期と比べると増収増益で、売上が+20.9%、利益が+14.4%。

売上高
+20.9%
509億円
営業利益
+14.4%
151億円
純利益
+14.6%
110億円
営業利益率
29.7%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高638億円509億円
営業利益158億円151億円
純利益115億円110億円
1株あたり配当¥103¥103

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は110億円、営業利益は28億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−26.7%、営業利益は−56.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q12434
2024年1Q1506442.750
2024年2Q1322922.017
2024年3Q751722.79
2024年4Q879
2025年2Q1885328.234
2025年4Q2337933.962
2026年2Q2185826.643
2026年4Q2919332.067
2027年1Q1102825.516

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は330億円から509億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は29.7%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社東京証券会館を連結子会社化
2013年3月3304625
2014年3月4335629
2015年3月3436625
2016年3月3706744
2017年3月4178445
2018年3月3278453
2019年3月3958462
2020年3月46610070
2021年3月35010271
2022年3月57811687
2023年3月4459691
2024年3月44411585
2025年3月42113211731.496
2026年3月50915113029.7110

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高509億円のうち、営業利益として残るのは151億円29.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は110億円、売上の21.6%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.2%296億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.2%62億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益29.7%151億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+20.1pt
29.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+15.4pt
21.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.9pt
9.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが149億円、投資CFが−265億円で、差し引きのフリーCFは−116億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は244億円で、売上の5.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月133−112−11121335
2014年3月138−64−18074229
2015年3月126−152−89−26112
2016年3月100−26−3274154
2017年3月210−130−4280191
2018年3月135−173−25−38128
2019年3月−128−129247−257117
2020年3月287−114−18173272
2021年3月83−302243−219296
2022年3月342−207−155135281
2023年3月240−402140−162258
2024年3月196−19432263
2025年3月160−24877−88252
2026年3月149−265108−116244

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,518億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,268億円で、自己資本比率は28.1%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,1318402,29126.7
2014年3月2,9688602,10829.0
2015年3月2,9779232,05431.0
2016年3月2,9409481,99232.3
2017年3月2,9309751,95533.3
2018年3月3,0021,0491,95334.9
2019年3月3,3561,0912,26532.5
2020年3月3,3951,0732,32231.6
2021年3月3,8141,1862,62831.1
2022年3月3,7621,1932,56931.7
2023年3月3,9831,1932,79030.0
2024年3月4,0601,2562,80430.9
2025年3月4,1951,1803,01528.1
2026年3月4,5181,2683,25128.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
199億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
577億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3,251億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率19 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率131社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率131社中93位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.0%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
29.7%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
28.1%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
20.9%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,394で、1年前と比べて+8.9%過去52週の値幅のなかでは60%の位置にある。

¥2,394-0.7%1ヶ月+5.0%1年+8.9%時価総額1,700億円
過去52週の値幅
安値¥2,161高値¥2,548

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.4倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR1.28倍
配当利回り4.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2325円で、直近1か月で-1.32%と小幅下落。1年では+2.87%とほぼ横ばい。25日線2352円を下回り、75日線2368円も下回る。200日線2320円はほぼ横ばい。52週高値2548円からは8.7%下、安値2161円からは7.6%上。出来高は8月3日に36万株と急増したが、その後は20万株前後に戻す。高値圏でのもみ合い、方向感に欠ける。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER14.03倍は同業界平均の14.24倍とほぼ同水準。PBR1.24倍は平均の1.7倍を下回り、配当利回り4.43%は平均の3.13%を上回る。ROE9%と収益性は良好で、業績も増収増益基調。ただし、不動産市況の変動リスクや、配当性向61.4%はやや高め。総合的に見て株価はほぼ妥当な水準にあるが、PBRの低さからやや割安感もある。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.4倍14.9倍
PER (予想)13.8倍
PBR1.28倍1.84倍
ROE9.0%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

都心オフィス市場の需給動向と再開発の成果が争点。強気派は、兜町・日本橋エリアは金融機能が集積し、オフィス需要が底堅いとみる。特に、再開発により供給が増える一方で、築古ビルの建て替えや新規開発による収益貢献を評価する。2026年3月期の計画では売上高が前期比21%増の509億円となり、周辺再開発の進展も追い風とみる。一方、弱気派は、都心のオフィスは供給過剰の懸念があり、テレワークの定着で空室率が上昇する可能性を指摘。特に大型開発の需要見込みが読みにくく、高金利環境下で建設コストや金利負担が増すリスクがある。両者は、立地の強さとマクロ環境の変化で対立する。

プラスに働く材料7
  • 希少立地

    兜町・日本橋は金融街として根強い需要があり、空室リスクが低い。

  • 再開発効果

    新規開発により2026年3月期は売上高が21%増の509億円を見込む。

  • 高収益

    営業利益率は約30%と高く、効率的な運営を維持。

  • 営業利益151億円、前期比14.4%増通年影響

    営業利益132億円→151億円、売上高509億円。増収効果で収益が拡大

  • 純利益110億円と2期連続増益通年影響

    純利益85億円→96億円→110億円。利益成長が継続している

  • 配当利回り4.43%と高水準継続影響

    配当利回り4.43%、純利益110億円。安定的な株主還元が期待できる

  • 予想PER13.4倍と実績から改善決算発表後影響

    実績PER14.03倍→予想PER13.4倍。収益拡大で割安感が和らぐ

マイナスに働く材料7
  • オフィス過剰

    都心で大規模供給が続き、空室率上昇や賃料低下の懸念がある。

  • 金利上昇

    開発投資の負担が増し、資金調達コストが収益を圧迫する。

  • テレワーク

    働き方改革でオフィス需要が構造的に減少する可能性。

  • 営業利益率が31.35%→29.67%に低下通年影響

    営業利益151億円だが、営業利益率は前期比1.68ポイント低下。収益性は減速

  • 売上高が444億円→421億円→509億円と変動通年影響

    売上高の年ごとの増減が大きく、安定した成長軌道とまでは言えない

  • 株価上昇率2.87%と出遅れ継続影響

    1年間の株価上昇率2.87%、PER14.03倍。市場の関心が薄い

  • ROE9%は資本コスト対比で見劣り継続影響

    ROE9%、PBR1.24倍。株主資本の効率はまだ高いとは言えない

次の決算で確かめる点
オフィス空室率
空室率が高まると賃料低下や減収につながり、収益性を左右する。
賃貸事業収益
売上の柱である賃貸収入の推移が事業の安定性を示す。
開発プロジェクト進捗
将来の収益を担う大型開発の進捗とコスト管理を確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり103で、前期から+14.0%いまの株価に対する利回りは4.30%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥103
1株あたり
配当利回り
4.30%
いまの株価に対して
配当性向
61.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1323.2
2018年3月1942.330.2
2019年3月2429.731.9
2020年3月2816.736.1
2021年3月3937.541.1
2022年3月4823.441.0
2023年3月529.541.7
2024年3月8359.669.6
2025年3月863.662.8
2026年3月9814.061.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥103

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ26,092人。区分でいちばん多いのは事業法人35.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.6%を占め、残る47.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人19.219.420.319.633.335.9
個人・その他16.818.020.321.333.027.5
金融機関25.126.525.323.618.916.7
外国法人36.234.131.632.112.415.1
自己株式4.15.87.57.513.76.1
証券会社2.82.02.53.42.34.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大成建設株式会社19.01
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.58
03三菱地所株式会社5.00
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.96
05野村 絢3.82
06株式会社レノ3.41
07モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社1.26
08株式会社りそな銀行1.25
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.24
10株式会社三井住友銀行1.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+169%、1株純資産は14期で−8%。直近期のROEは9.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月622,0973.129.9
2014年3月732,1553.422.731.8
2015年3月632,3132.827.040.0
2016年3月1112,3774.712.727.8
2017年3月1132,4454.713.923.2
2018年3月1332,6305.215.530.2
2019年3月1592,8205.813.431.9
2020年3月1852,8376.515.136.1
2021年3月1903,1906.318.241.1
2022年3月1181,6357.316.741.0
2023年3月1271,6677.714.941.7
2024年3月1181,7556.917.369.6
2025年3月1421,7677.916.662.8
2026年3月1661,9199.014.661.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額474百万円。

氏名役職年齢保有株数
土本清幸取締役6671,000
富田朱彦取締役668,000
青山誉久取締役5724,000
小林大輔取締役579,000
森口隆宏取締役824,000
宇都宮純子取締役554,000
山田英司取締役71
山口光信取締役68
伊藤朋子取締役69
中尾友治代表執行役専務6134,000
瀬尾宣浩執行役常務5724,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
執行役51801115334469
取締役(社内)87578210
社外取締役6444488

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容446字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、連結財務諸表提出会社(以下「当社」という。)と連結子会社7社で構成されております。当社グループが営んでいる主な事業内容、当該事業に携わっている会社名及び各社の当該事業における位置付けは、次のとおりであります。 なお、当社グループが営んでいる事業内容と、報告セグメントにおける事業区分は、同一であります。 (1)ビルディング事業 当社、株式会社東京証券会館、東京日比谷ホテル株式会社及び東京日本橋兜町ホテル株式会社は、証券取引所、オフィス、商業施設及び住宅等の開発、賃貸、管理ならびに売却等を行っております。 平和不動産プロパティマネジメント株式会社は、プロパティマネジメント等を行っております。 (2)アセットマネジメント事業 当社及び平和不動産アセットマネジメント株式会社は、平和不動産リート投資法人の資産運用等を行っております。 ハウジングサービス株式会社は、不動産の仲介等を行っております。 上記の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,970字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 今後のわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな景気の回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響及び金融資本市場の変動の影響、米国の通商政策をめぐる動向等を注視する必要がある状況です。 また、当社グループの経営環境においては、働き方の多様化・質的変化、インバウンド需要拡大、人口減少・少子高齢化、都市・地域間競争の激化など、都市環境とライフスタイルの変化が進み、さらに資本効率向上への期待の高まり、サステナビリティ経営の高度化、デジタル技術の進展、自然災害の脅威増大などにより、当社グループを取り巻く環境が目まぐるしく変化している状況です。 こうした経営環境を踏まえ、当社グループでは平和不動産グループパーパス「人々を惹きつける場づくりで、未来に豊かさをもたらす」を掲げ、平和不動産グループ長期ビジョン「WAY 2040」に沿い、中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」を推進しております。これらの計画に沿い、再開発事業の拡大、利益成長と資本効率向上の両立、社会価値の向上、経営基盤の強化等に取り組むことにより、企業価値の向上に努めてまいります。 なお、当社は平和不動産グループ長期ビジョン「WAY 2040」の実現に向け、大成建設株式会社との間で資本業務提携契約を締結するとともに、大成建設株式会社、三菱地所株式会社および当社の3社間で資本業務提携に係る協定関係を構築しております。大成建設株式会社との資本業務提携においては、中長期的な協働関係を構築のうえ、両社の事業基盤・ノウハウ等の強みをより一層活かし、①再開発事業等の拡大及びスピーディな推進、②新規不動産(アセットクラス)投資事業等の新規事業分野における業務提携、③サステナビリティ・DX分野に係る事業分野における業務提携の推進等により、相互に企業価値の向上を図ってまいります。 ◇中期経営計画策定の背景および位置づけ 中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」(2024年度〜2026年度)では、長期ビジョン「WAY 2040」のスローガンである「場づくりの連続で、非連続な成長を遂げる“Bazukuri Company”へ」のファーストステージとして、日本橋兜町・茅場町ブランドの確立、当社史上最大規模となる札幌再開発プロジェクトおよび長期ビジョンを実現するための新規事業分野への進出に挑戦することにより、「非連続な成長へのスタートダッシュ」の期間と位置付けます。 ◇長期ビジョン実現に向けた中期経営計画における重点戦略 (1)再開発事業の拡大 〜人々を惹きつける場づくりの全国展開〜 ①日本橋兜町・茅場町ブランドの確立 東京初進出の「キャプション by Hyatt 兜町 東京」のオープンによる新たな機能の導入によって街の様々な機能の相乗効果を創出いたします。また、FinGATEの拡張、平日・休日ともに賑わいをもたらす個性的な商業店舗の誘致・運営およびサステナブル先進タウン化等により、人々を惹きつける場づくりを多彩に展開し、日本橋兜町・茅場町ブランドを確立いたします。 ②当社史上最大規模となる札幌再開発プロジェクトの推進 当社史上最大規模の再開発プロジェクトとなるSAPPORO ONE(大通西4南地区第一種市街地再開発事業・2029年竣工予定)および札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業(2028年竣工予定)を着実に推進し、札幌においても人々を惹きつける場づくりを展開することにより、札幌の都市競争力の強化に貢献いたします。 ③全国における再開発プロジェクトの展開 “Bazukuri Company”としてのプレゼンスを高めるため、全国主要都市における当社保有アセットを中心とした再開発プロジェクトの事業化を推進します。 (2)利益成長と資本効率向上の両立 〜賃貸事業+資本回転型ビジネスの拡大と新規事業分野への進出〜 ①ビルディング事業における付加価値創出ビジネスモデルの展開 ポートフォリオの入替えを通じて、物件売却益を獲得するとともに、付加価値創出のビジネスモデルをサステナブルに展開します。 ②アセットマネジメント事業の収益拡大 平和不動産リート投資法人の成長サポート等により、アセットマネジメントフィーの拡大を図るとともに仲介ビジネスの安定的な成長等により、資本効率の高いグループ収益の拡大を図ります。 ③長期ビジョンを実現するための新規事業分野への進出 長期ビジョンのスローガンとして掲げる「非連続な成長」を遂げるためにホテル事業の強化およびM&Aの活用等による新規事業分野への進出を模索します。 (3)社会価値の向上 〜サステナビリティ施策の推進〜 ①サステナビリティ経営の実践 “Bazukuri Company”としての活動により、GHG排出量ネットゼロをはじめとした環境・社会課題の解決に取り組み、各ステークホルダーとの双方向のコミュニケーションにより、サステナブルな社会の実現に貢献します。 ②サステナブルな街づくりの推進 環境配慮、防災力向上等の社会課題解決に対応したビル開発、建物運営および設備投資を実施し、GHG排出量の削減等に取り組みつづけることにより、資産ポートフォリオの競争力を向上させます。 (4)経営基盤の強化 〜成長加速に向けた人的資本の最大化〜 ①株主資本コストおよび株価を意識した経営の実践 2025年度から2026年度のROE目標として、株主資本コストを上回る8%以上を設定します。2024年度から2026年度の株主還元においては、株主資本コストおよび資本効率等を意識し、連結配当性向50%とし、自己株式取得については株価水準、投資計画および財務状況等を総合的に勘案し、機動的に実施します。 ②人的資本の最大化 長期ビジョンにおいて非連続な成長を遂げるため、キャリア開発およびDX人材の育成等によるパーパスの実現を担う人づくり、多様性を推進し活かす組織づくりおよび健康経営をはじめとした働きやすく活き活きとした職場づくりに取り組み、人的資本経営を推進します。 ③コーポレート・ガバナンスの更なる強化 取締役会の機能強化、政策保有株式の縮減等により、コーポレート・ガバナンスの更なる強化を図ります。 ◇計数計画 財務・非財務KPI 財務KPI   利益目標   EPS   160円以上(※3)(2026年度) <2026年度業績予想> 174円(※3)(2026年度) 連結営業利益   150億円以上(※1)(2026年度) <2026年度業績予想> 158億円(※1)(2026年度) 資本効率   ROE   8%以上(2025年度~2026年度) 株主還元   連結配当性向   連結配当性向50%程度(2024年度~2026年度)とし、自己株式取得については株価水準、投資計画および財務状況等を総合的に勘案し、機動的に実施 <1株当たり年間配当金の実績・見通し>(※3) 2024年度実績  86円 (普通配当71円、特別配当15円) 2025年度実績  98円 (普通配当83円、特別配当15円) 2026年度見通し103円 (普通配当88円、特別配当15円) 非財務KPI   環境   GHG排出量   2025年度までに2018年度比80%削減(Scope1+2) 2050年度までにネットゼロ達成(Scope1+2+3) 水使用量   各用途において前年度より低減(原単位目標) 廃棄物排出量   各用途において前年度より低減(原単位目標) 社会   新卒女性採用比率:30%以上(5年平均採用数) 女性管理職比率:2030年度までに20%以上 キャリア採用者管理職比率:2030年度までに40%以上 健康診断実施率:毎年100% がん検診(2年毎)実施率:35歳以上100% ストレスチェック受検率:毎年100% 有給休暇取得率:毎年70%以上 男性育児休暇取得率:2030年度までに100% 救命講習資格保有者:全役職員 ガバナンス   連結純資産に対する政策保有株式残高比率:2026年度までに10%以下 <見通し> 2024年12月末時点の政策保有株式約175億円の残高を半分以下とする政策保有株式の縮減を加速する取り組みを進めていく。 ※1 連結営業利益内訳 <中期経営計画> ・ビルディング事業:148億円 ・アセットマネジメント事業:27億円 ・全社・消去:△25億円 <2026年度業績予想> ・ビルディング事業:153億円 ・アセットマネジメント事業:29億円 ・全社・消去:△24億円 ※2 参考指標(財務健全性):ネットD/Eレシオ2.0倍程度 ※3 当社は、2025年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っているため、当該株式分割を考慮した数値を記載しております。 上記に記載した各KPIは、いずれも現時点における目標値又は計画値であって、その実現を保証するものではなく、実績値はこれらと大きく乖離する可能性があります。また、これらのKPIについては経営環境の変化等に伴い、随時見直されることがあります。これらのKPIの達成を困難にする可能性がある主要なリスク要因については、後記「3 事業等のリスク」をご参照ください。
事業等のリスク5,945字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループでは、事業遂行上のリスクを「リスク管理委員会」にて把握・検討し、対象となるリスク及び管理の所在等を明確にしております。また、リスクを適切に管理・統制すると共に、リスクの顕在化を可能な限り防止し、顕在化した場合はその影響を最小限にとどめるため、リスクマネジメント体制を整備しております。 (1)ビルディング事業について 当社グループは、ビルディング事業において証券取引所、オフィス、商業施設及び住宅等の開発・賃貸・管理並びに売却等を行っておりますが、このうち企業向けオフィスビルの賃貸がビルディング事業セグメントの営業利益の過半を占めております。 オフィス賃貸事業は、地価の動向等のほかに、経済情勢、需給バランスの悪化など様々な要因によって、新規入居や退去の状況、賃料改定動向等の賃貸市況が変化し、賃貸料の水準や稼働率が影響を受ける可能性があり、これらの結果、賃貸収益が減少し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループは、景気変動による賃貸料減少の影響を相対的に受けにくいと判断している東京都心3区、地方主要都市を中心にビルディング事業を展開することなどにより、賃貸収益が大きく減少するリスクの低減を図っておりますが、当該地域における賃貸料や稼働率が当社が想定する以上に景気変動、需給バランスの悪化等による影響を受けた場合などには、当社グループの賃貸収益に大きな影響を及ぼす可能性があります。 不動産開発及び売却においては、景気動向や不動産市場における需要の悪化、資材その他の建築費等の上昇等による投資の採算性の低下、今後の金利及び為替の動向、地価の動向、競合の状況、開発用地の仕入れの状況、共同事業者の破綻、開発の遅延、税制の変更等により、想定どおりの収益を獲得できず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループは、売却目的不動産等のリスクコントロールに関する取扱いを定めること等により、売却までに景気変動等の影響を受ける可能性の低減を図っておりますが、当社グループが想定しない事情が生じた場合や、想定どおりの時期に売却できない場合等においては、想定した収益を獲得できない可能性があります。また、住宅分譲事業については、現在進行中のプロジェクトはありませんが、今後住宅分譲事業を行う場合には、大型物件の竣工及び引渡し等による業績変動、共同事業者の破綻、供給過剰による販売競争の激化等により、想定どおりの収益を獲得できない可能性があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (2)日本橋兜町・茅場町及び札幌再開発等の不動産開発について 当社グループでは日本橋兜町・茅場町及び札幌再開発等の不動産開発を行っておりますが、既存ビルの取壊し等の際には、テナントの立ち退きに関する費用や建物の除却損等により特別損失が発生することがあります。また、現在賃貸収益を得ている既存の賃貸事業資産を再開発する際には、開発期間中は当該資産からの賃貸収益が減少することがあります。さらに、不動産開発に際しては、計画的な事業計画の立案・推進等を行っておりますが、当社が計画時に想定していなかった事情により、地価や資材その他の建築費等の上昇、開発にかかる許認可手続きの遅延、関係者との合意形成期間の長期化、建設工事等の不備やオフィス市況の悪化によるテナント誘致の遅延等が生じることにより、想定外の費用発生やプロジェクトの遅延もしくは中止による賃貸収益の減少等を余儀なくされる場合があり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)賃貸事業資産及び収益用不動産への投資と有利子負債残高の推移について 当社グループは、収益力の強化・安定を目指し、賃貸事業資産及び収益用不動産の取得や建替え、開発等を進めておりますが、その取得資金や建設資金等を主に有利子負債により調達していることから、金融情勢や金利の動向等によっては金融費用が増加し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループは、有利子負債残高及びネットD/Eレシオを適切な水準に維持し、有利子負債の調達の大半を長期による借入とし、借入の大半について金利を固定化して金利変動による影響を少なくするべく対処しておりますが、金融情勢や金利の動向等の環境が当社グループの想定と異なる状況となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、過去5連結会計年度における有利子負債残高及びネットD/Eレシオ等は、次のとおりであります。 区 分   第102期   2021年4月1日~ 2022年3月31日   第103期   2022年4月1日~ 2023年3月31日   第104期   2023年4月1日~ 2024年3月31日   第105期   2024年4月1日~ 2025年3月31日   第106期   2025年4月1日~ 2026年3月31日 有利子負債残高(百万円)   206,236   226,895   231,323   254,072   272,683 ネット有利子負債残高(百万円)   178,009   198,987   202,902   228,731   241,567 ネットD/Eレシオ(倍)   1.5   1.7   1.6   1.9   1.9 (注)有利子負債は、短期借入金、1年内償還予定の社債、1年内返済予定の長期借入金、流動負債 その他(一部)、社債、長期借入金、ノンリコース長期借入金、長期未払金であります。ネットD/Eレシオは、ネット有利子負債(有利子負債から現金及び預金・有価証券を減じたもの)を純資産で除したものであります。 (4)資産価格の変動について 当社グループが保有する賃貸事業資産については、一部の少額資産を除き外部の不動産鑑定会社による鑑定評価等の価格評価を毎期末に取得しており、資産価格の変動を注視しておりますが、今後の不動産市況の動向等により、当社グループが保有する不動産の価格が下落した場合等には、減損損失及び棚卸資産に対する評価損の計上等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、投資有価証券を保有しており、政策保有株式については、中長期的な事業展開上有益であると考えられる、取引関係の強化、財務活動の円滑化、事業提携の強化等を目的として、株式の政策保有を行っています。当社は、毎年、取締役会において、中長期的な事業展開上有益であると考えられる、取引関係の強化、財務活動の円滑化、業務提携の強化等の保有目的に沿っているか、及び個別の政策保有株式について、保有に伴う便益や資本コスト等を総合的に勘案し、保有の適否を検証しております。かかる検証の結果、保有の妥当性が認められないと判断された場合には、株価や市場動向等を考慮して売却することにより縮減していくこととしておりますが、株式の市場価格が下落するなど、保有する投資有価証券の価値が大幅に下落した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (5)繰延税金資産に係る財務上の影響について 当社グループは、将来の課税所得の見積り等に基づいて繰延税金資産の回収可能性を評価しております。当社グループの経営計画に基づき将来の課税所得を見積っておりますが、景気変動、不動産市況、金融情勢の変化等により、計画どおりに推移せず、その見積額が減少し繰延税金資産の一部又は全部を回収できないと判断した場合、あるいは税制関連の法令改正がなされ、法人税率の引き下げ等が行われた場合、繰延税金資産を減額し、税金費用を計上することになります。その結果、当社グループの業績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 (6)大成建設株式会社及び三菱地所株式会社との資本業務提携並びに当社、大成建設株式会社及び三菱地所株式会社の3社による資本業務提携に係る協定について 当社は、2011年2月17日付で、三菱地所株式会社との間で資本業務提携契約を締結しました。また、2024年6月7日付で、大成建設株式会社との間で資本業務提携契約を締結し、併せて、当社、大成建設株式会社及び三菱地所株式会社は、上記各資本業務提携契約に関し、3社間で資本業務提携に係る協定書を同日付で締結いたしました。現在、同契約及び協定書に基づき、大成建設株式会社及び三菱地所株式会社との間で密接な事業上の協働関係を構築のうえ、事業シナジーを最大化させるべく当該資本業務提携及び当該協定に取り組んでおりますが、事後的に発生した想定外の事象や環境の変化等によって、当該資本業務提携及び当該協定について当初期待した効果が得られない可能性があるほか、将来、何らかの事由により当該資本業務提携及び当該協定が終了する可能性もあり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)自然災害等について 地震その他の自然災害、事故やテロその他の人災により保有資産が劣化または消滅することにより修繕、建替のために多額の支出を余儀なくされたり、賃貸収益が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、保有資産に対する防災機能の強化及びBCP対策の強化等の施策により、自然災害等による影響の低減を図っておりますが、当社グループの想定しない事情が生じた場合には、これらの施策による効果が得られない可能性があります。 (8)不動産関連法制について 当社グループの各事業には、借地借家法、建築基準法、都市計画法等、各種法規制が適用されております。将来、これらの法規制が改正された場合や、新たな法規制が設けられた場合には、新たな義務や費用負担の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。また、当社グループは、法規制改正情報等の早期入手、弁護士による見解入手、許認可行政機関との円滑なコミュニケーション等を行っておりますが、このような施策にもかかわらず、当社グループの想定と異なる法規制の改正や新規制定が行われる可能性があります。 (9)従業員による不正リスクについて 当社グループは、内部統制システムの整備・維持を図り各種法令等の遵守に努めております。役職員の意識改革、管理体制の強化・充実等、内部通報制度の充実、不正行為に対する厳格な対応等の再発防止策を徹底しておりますが、これらの施策にも関わらず、従業員による不正行為があった場合、当社グループの社会的信用、業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (10)サステナビリティに関するリスクについて 当社グループは、当社グループの経営計画なども踏まえつつ社会課題を洗い出し、当社としての重要度及びステークホルダーにとっての重要度という2軸で検討し、当社が目指す社会価値及びマテリアリティ(重要課題)を特定しており、サステナビリティ経営を重要課題の一つとして認識しています。当社グループの事業に影響を及ぼす可能性のあるリスクとしては、「(7)自然災害等について」に記載のリスクに加え、環境負荷の小さい不動産開発・運営を求める規制の強化による開発機会の減少や運営費用の増加、環境負荷の小さなオフィスビルへの顧客企業のニーズの変化及びこれらに対応できないことによるレピュテーションの低下などがあります。当社グループは、サステナビリティ経営の実践に向けた、サステナビリティ施策の円滑な推進を目的に、代表執行役社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を中心に、気候変動などの環境に対する取り組みを含め、サステナビリティ施策に関するPDCAをモニタリングし、重要な内容については取締役会への報告等を行うことにより、サステナビリティ経営の実効性を高めておりますが、これらのリスクへの対応が遅れる場合は、当社グループへの業績及び財務状況に想定を超える影響を与える可能性があります。 (11)情報セキュリティに関するリスクについて 当社グループでは、各事業において個人情報をはじめとする多くの機密情報を取り扱っており、サイバー攻撃、当社グループの役職員によって外部への情報漏えいが発生した場合、当社グループの社会的信用の低下、損害賠償の発生等により、当社グループへの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。当社グループは、情報セキュリティ管理体制の確立、基本方針に基づいた社内規程の整備、情報セキュリティの確保に必要な教育等の継続的な実施等による不正アクセス、破壊、情報漏えい、改ざん、紛失、盗難などの脅威から情報資産を確保し、安全性を確保するために、適切な対策の実施に努めておりますが、サイバー攻撃は日々高度化しており、これらの対策によっても全ての情報漏えいを防ぐことができる保証はなく、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループへの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。また、当社グループは業務運営にあたって情報通信システムを用いており、当該システムがサイバー攻撃を受けた場合や当該システムにシステム障害が発生した場合などには一定期間業務運営が停止することなどにより当社グループへの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (12)感染症に関するリスクについて 新型コロナウイルス感染症のような感染症の大規模な流行が発生した場合、国内外における行動制限や経済活動の停滞等に伴い、当社グループの賃貸事業資産においてホテル稼働率の低下、入居テナントの業績悪化等による賃貸料の減額・退去、自社経営の店舗売上の減少等が起こり、当社グループへの業績及び財務状況に影響が生じる可能性があります。当社グループは、リスクマネジメント体制によりリスクマネジメントを行っておりますが、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループへの業績及び財務状況に想定を超える影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,986字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策の影響が残るものの、緩やかな景気の回復が継続しました。一方で、中東情勢や金融資本市場の変動の影響、米国の通商政策をめぐる動向等を注視する必要がある状況です。 不動産業界におきましては、賃貸オフィス市場については、事業の拡大や人材確保、環境改善や業務の効率化などを目的とした拡張傾向の需要が多くみられ、平均賃料が上昇しました。不動産投資市場については、日銀による政策金利引き上げがあった一方、賃料上昇等が旺盛な投資意欲を支え、引き続き国内外投資家による活発な投資活動が継続しました。 こうした環境のもと、当社グループの連結業績につきましては、売上高は508億55百万円(前期比20.9%増)、営業利益は151億9百万円(同14.5%増)、経常利益は129億80百万円(同11.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は110億32百万円(同15.3%増)となりました。 各セグメントの業績は、次のとおりであります。 (単位:百万円) セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   比較 売上高   営業利益   売上高   営業利益   売上高   営業利益 ビルディング事業   37,997   13,010   46,236   14,657   8,239   1,646 アセットマネジメント事業   4,078   2,355   4,619   2,737   540   381 調整額   -   △2,169   -   △2,284   -   △114 計   42,075   13,196   50,855   15,109   8,779   1,913 前連結会計年度及び当連結会計年度における主要な顧客ごとの売上高及び売上高に対する当該割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 平和不動産リート投資法人   8,727   20.7   15,909   31.3 (1)ビルディング事業 ビルディング事業のうち、賃貸収益は、当期に開業したキャプション by Hyatt 兜町 東京(東京都中央区)及びメルキュール東京日比谷(東京都千代田区)の収益貢献、増額改定に伴う賃貸収益の増加等により、289億32百万円(前期比5.1%増)となりました。また、物件売却収入は、販売用不動産売却の増加により、156億75百万円(同74.8%増)となりました。これにその他を含めた本事業の売上高は、462億36百万円(同21.7%増)、営業利益は、146億57百万円(同12.7%増)となりました。 <売上高の内訳> (単位:百万円) 区 分   前連結会計年度   当連結会計年度 面積(㎡)   金額   面積(㎡)   金額 賃貸収益   土地賃貸面積   3,335.24   27,517   土地賃貸面積   3,313.02   28,932 建物賃貸面積 353,508.53   建物賃貸面積 358,396.64 物件売却収入   -   8,965   -   15,675 その他   -   1,514   -   1,628 計   -   37,997   -   46,236 (2)アセットマネジメント事業 アセットマネジメント事業のうち、アセットマネジメント収益は31億52百万円(前期比13.3%増)、仲介手数料は14億66百万円(同13.1%増)となり、本事業の売上高は46億19百万円(同13.3%増)、営業利益は27億37百万円(同16.2%増)となりました。 <売上高の内訳> (単位:百万円) 区 分   前連結会計年度   当連結会計年度   比較 アセットマネジメント収益   2,781   3,152   370 仲介手数料   1,296   1,466   169 計   4,078   4,619   540 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8億15百万円減少し、244億25百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加11億15百万円等があった一方、税金等調整前当期純利益158億98百万円等により、148億52百万円の資金の増加となりました。(前期は160億48百万円の増加) (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出207億77百万円及び投資有価証券の取得による支出70億円等により、264億70百万円の資金の減少となりました。(前期は248億39百万円の減少) (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出190億53百万円、配当金の支払額60億50百万円及び社債の償還による支出42億59百万円等があった一方、長期借入れによる収入389億71百万円等により、108億2百万円の資金の増加となりました。(前期は77億16百万円の増加) (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 項目   2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率    31.7%    30.0%    30.9%    28.1%   28.1% 時価ベースの自己資本比率    38.4%    34.0%    36.0%    37.4%   35.3% 債務償還年数   6.0年   9.5年   11.8年   15.8年   18.4年 インタレスト・カバレッジ・レシオ    24.2倍    16.2倍    11.8倍    8.5倍   5.9倍 ネットD/Eレシオ   1.5倍   1.7倍   1.6倍   1.9倍   1.9倍 (注)1.各指標はいずれも連結ベースの財務数値を用いて、以下の計算式により算出しております。 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ネットD/Eレシオ:(有利子負債-現金及び預金・有価証券)/純資産 2.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている短期借入金、1年内償還予定の社債、1年内返済予定の長期借入金、流動負債 その他(一部)、社債、長期借入金、ノンリコース長期借入金、長期未払金であります。また、利払いは、連結損益計算書に計上されている支払利息を使用しております。 3.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 ③生産、受注及び販売の実績 生産、受注及び販売の状況については、「①財政状態及び経営成績の状況」における各セグメントの業績に関連付けて記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループでは平和不動産グループパーパス「人々を惹きつける場づくりで、未来に豊かさをもたらす」を掲げ、平和不動産グループ長期ビジョン「WAY 2040」に沿い、中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」を推進しております。これらの計画に沿い、再開発事業の拡大、利益成長と資本効率向上の両立、社会価値の向上、経営基盤の強化等に取り組むことにより、企業価値の向上に努めてまいります。当連結会計年度においては、「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」(北海道札幌市)及び「SAPPORO ONE(大通西4南地区第一種市街地再開発事業)」(北海道札幌市)の事業推進、当期に開業した「キャプション by Hyatt 兜町 東京」(東京都中央区)及び「メルキュール東京日比谷」(東京都千代田区)のホテル収益の獲得、賃料増額改定による内部成長等に取り組みました。当社グループの当連結会計年度の業績につきましては、営業利益は151億9百万円(前期比19億13百万円増)、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益の計上等により親会社株主に帰属する当期純利益は110億32百万円(前期比14億66百万円増)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「3 事業等のリスク」に記載のとおりですが、特に主たる要因としては、国内経済の動向や賃貸オフィス市況及び不動産投資市場等の不動産市況の動向等が挙げられます。 また、当連結会計年度末の資産、負債、純資産の状況は次のとおりであります。 (単位:百万円) 前連結会計年度末   当連結会計年度末   比較 資産   419,541   451,838   32,297 負債   301,541   325,075   23,533 純資産   117,999   126,763   8,764 有利子負債   254,072   272,683   18,610 (注)有利子負債は、短期借入金、1年内償還予定の社債、1年内返済予定の長期借入金、流動負債 その他(一部)、 社債、長期借入金、ノンリコース長期借入金、長期未払金であります。 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は4,518億38百万円となり、前連結会計年度末比322億97百万円の増加となりました。これは札幌再開発プロジェクトの参加組合員負担金及びキャプション by Hyatt 兜町 東京(東京都中央区)の建築費の支払い等に伴う建物及び構築物67億50百万円及び建設仮勘定23億58百万円、時価の上昇等に伴う投資有価証券86億14百万円、有価証券51億86百万円の増加等があったことによるものです。 なお、当連結会計年度末における賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する連結貸借対照表計上額は2,866億7百万円(期中減少247億9百万円)、時価は4,231億18百万円(期中減少166億83百万円)となっております。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は3,250億75百万円となり、前連結会計年度末比235億33百万円の増加となりました。これは有利子負債186億10百万円の増加等によるものです。 なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は2,726億83百万円、ネットD/Eレシオ1.9倍となりました。中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」の財務健全性の参考指標としてネットD/Eレシオ2.0倍程度を目安としていますが、当該水準の範囲内となっております。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,267億63百万円となり、前連結会計年度末比87億64百万円の増加となりました。これはその他有価証券評価差額金52億60百万円の増加等があったことによるものです。 なお、当連結会計年度において、9億99百万円の自己株式取得を機動的に実施するとともに、自己株式670万株の消却を実施いたしました。また資本コストや株価を意識した経営の更なる推進に向けた取り組みとして、政策保有株式縮減を加速させたことに伴い、連結配当性向を50%とする株主還元方針に沿った普通配当に加え、特別配当を実施いたしました。 また、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (財政状態の分析) 当連結会計年度末におけるセグメントごとの資産の状況は、ビルディング事業の資産は、札幌再開発プロジェクトの参加組合員負担金の支払い及びキャプション by Hyatt 兜町 東京(東京都中央区)の建築費の支払い等により、前連結会計年度末比で181億28百万円増加し、3,761億77百万円となりました。また、アセットマネジメント事業においては保有する平和不動産リート投資法人投資口の時価評価額の増加等により、前連結会計年度末比で48億45百万円増加し、280億26百万円となりました。 <セグメントごとの資産の状況> (単位:百万円) 前連結会計年度末   当連結会計年度末   比較 ビルディング事業   358,049   376,177   18,128 アセットマネジメント事業   23,181   28,026   4,845 調整額   38,310   47,634   9,324 連結財務諸表計上額   419,541   451,838   32,297 (経営成績の分析) セグメントごとの経営成績の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」における各セグメントの業績に関連付けて記載しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源については、主に事業活動から生じるキャッシュイン、金融機関からの借入及び社債発行等による資金調達となっており、これら調達した資金を運転資金、再開発事業やビルディング事業等の成長投資、株主還元及び安定的な経営のための内部留保にバランス良く配分いたします。なお、当社グループの運転資金需要のうち主なものは、事業資産の運営費用のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用及び支払利息等の営業外費用であります。 また、ネットD/Eレシオを財務規律の指標と位置付け、資本政策、財務規律の適切な水準を維持することを基本方針としており、当連結会計年度末における借入金及び社債等の有利子負債残高は2,726億83百万円、有利子負債から現金及び預金・有価証券を減じたネット有利子負債残高は2,415億67百万円、ネットD/Eレシオは1.9倍となっております。 なお、当社は、再開発事業やビルディング事業をはじめとする長期的な事業を安定的に展開し、株主価値を向上させるために必要な内部留保の確保を前提とした上で、株主還元を実施しております。資本コスト及び資本効率を意識しつつ、事業投資リターン水準を踏まえ、2024年度から2026年度の株主還元においては、株主資本コスト及び資本効率等を意識し、連結配当性向50%とし、自己株式取得については株価水準、投資計画及び財務状況等を総合的に勘案した上で機動的に実施することを基本方針としております。また、資本コストや株価を意識した経営の更なる推進に向けた取り組みとして、政策保有株式縮減を加速させたことに伴い、連結配当性向を50%とする株主還元方針に沿った普通配当に加え、特別配当を実施いたしました。これにより、当連結会計年度の配当金の総額は65億51百万円(特別配当額10億円を含む)となりました。その結果、当連結会計年度の連結配当性向は59.2%となっております。 ③重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。なお、連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 また、特に、固定資産の減損及び販売用不動産の評価については重要な会計上の見積りが必要となります。当該見積り及び仮定の不確実性の内容やその変動により経営成績等に生じる影響などは、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2027年3月期第1四半期決算補足説明資料2026-07-31

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。