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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

KeePer技研

KeePer Technical Laboratory Co., Ltd.6036 · Prime · サービス業

「キーパーコーティング」のケミカル製品開発と技術研修で全国のガソリンスタンド等に施工ネットワークを構築。直営店も運営する車の美装会社。

概要

KeePer技研は、自動車のコーティングケミカルと施工技術の提供を主力とする企業である。カーアフターマーケット向けにキーパー製品を販売し、直営店「キーパーLABO」を運営する。連結従業員1,110名、2025年6月期の売上高は231億円、営業利益率は30.7%。

二つの収益の柱とその構成

事業は二つのセグメントから成る。キーパー製品等関連事業は、ガソリンスタンドやカーディーラー向けに自社開発のコーティングケミカルや施工道具を販売し、売上高104億円(全体の45%)、セグメント利益44億円(利益率42%)を計上する。キーパーLABO運営事業は直営店でのコーティング施工・洗車サービスが主体で、売上高127億円(全体の55%)、営業利益27億円(利益率21%)である。両事業とも2025年6月期に増収増益を達成した。

全国に広がる販売・サービスネットワーク

製品販売面では、コーティング技術一級資格者が在籍する「キーパープロショップ」が2025年6月末時点で6,661店舗に達する。これらの店舗は主にガソリンスタンドであり、石油元売り大手企業との関係が強い。また、新車市場では複数の自動車メーカーに純正採用され、ディーラーオプションとして提供されている。直営のキーパーLABOは137店舗(うちFC6店舗)を運営し、一般消費者に直接サービスを提供する。

高収益を支えるビジネスモデル

営業利益率は30%超と高水準である。原動力は、自社開発ケミカルのブランド力と施工技術研修による差別化である。ケミカルは自社で開発し製造委託するため、原価率が低い。また、年間延べ5万人以上の研修生を迎えるトレーニングセンター網と、技術コンテストを通じて施工品質を維持し、高単価サービスを実現している。2025年6月期の営業利益は71億円、経常利益71億円、当期純利益49億円と過去最高を更新した。

新車市場と海外展開で成長を加速

従来のアフターマーケットに加え、新車市場での採用が拡大している。高価格帯製品「EXキーパー」は新車用コーティングとして複数メーカーに採用され、2025年6月期の新車向け売上は前年比32.4%増の32億円となった。海外事業もシンガポールへの出店などで売上高が倍増し1.4億円に達した。車以外の分野(スマートフォン、家電、マリン等)にも展開を進めている。

業界の中での役割はカーケア製品・サービスのプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
260億円
営業利益
69億円
営業利益率
26.5%
純利益
98億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2021/6
事業売上構成比利益利益率
キーパーLABO運営事業60億円50.8%13億円21.7%
キーパー製品等関連事業58億円49.2%21億円36.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01キーパー製品等関連事業(カーアフターマーケット)主力

全国のガソリンスタンドやカーショップなど「キーパー施工店」向けに、自社開発のカーコーティング用ケミカルや道具・機械を販売。施工技術研修も提供し、約6,600店の「キーパープロショップ」ネットワークを形成。

業界随一の施工店ネットワーク規模

主要顧客石油元売り大手企業及びその関連会社

主な製品・サービス2
キーパーコーティングケミカル(EXキーパー等)
塗装を磨かず艶を引き出し、保護するガラス系コーティング剤。新車用の高価格帯商品EXキーパーが主力。
施工用道具・機械
コーティング施工に必要な専用工具や機械類。

02キーパー製品等関連事業(新車市場)準主力

カーメーカーやカーディーラー向けに、新車時のコーティングとしてキーパーケミカルを純正採用。複数の自動車メーカーに採用されている。

主要顧客複数のカーメーカー

主な製品・サービス1
新車用コーティング(EXキーパー等)
新車販売時に施工されるボディコーティング。ディーラーオプションとして提供。

03キーパーLABO運営事業(直営店)準主力

一般消費者向けに「カーコーティングと洗車の専門店」キーパーLABOを直営で運営。高品質なコーティング施工と手洗い洗車を提供し、製品開発の情報収集拠点としても機能。

主な製品・サービス2
コーティング施工サービス
自社開発ケミカルを用いたボディコーティング施工。
手洗い洗車・車内清掃
純水仕上げの高品質洗車サービス。

製品と技術

EXキーパーを頂点とするコーティングケミカル

主力製品は「EXキーパー」で、新車用として3年間ノーメンテナンスまたは6年耐久(定期メンテナンスあり)のボディガラスコーティングである。ドイツのSONAX社との共同開発による特殊な分子構造の被膜が特徴で、「過剰なまでの美しさ」を謳う。このほか最高峰の「Wダイヤモンドキーパー」、中価格帯の「クリスタルキーパー」「フレッシュキーパー」など、耐久性や価格帯の異なるラインアップを揃える。

施工技術を支えるトレーニングシステム

コーティングの品質を左右する施工技術の習得には、全国22箇所のトレーニングセンターが中核的役割を果たす。年間延べ5万人以上の研修生が受講し、通常研修に加え、実践的な「上達会」をインストラクターが店舗に出向いて実施する。独自の技術コンテスト(2014年開始)や、一級・二級資格制度を設け、技術レベルの標準化と向上を図っている。

車以外の分野へ広がるコーティング技術

KeePerのコーティング技術は自動車以外にも応用が進んでいる。スマートフォン向けコーティングは携帯販売店で販売され、傷付き防止と滑らかな感触で好評である。ハウスクリーニング業界や家電、スポーツ用品、鉄道、マリン、ホイールメーカーなどへの展開を業界別に責任者を配置して推進している。2025年6月期の車以外の売上高は4.4億円に達した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • キーパー製品等関連事業(カーアフターマーケット)業界随一の施工店ネットワーク規模

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

国内足場仮設で中堅、高収益体質

建設用仮設機材、特に足場のレンタル・販売を手掛ける。業界内では、規模ではジンジブなどと比較される中堅クラスだが、営業利益率30%超と極めて高収益。これは建物メンテナンス向け需要が堅調なことと、リースによる資産効率の良さが寄与。一方、マテリアルグループなどと比べると海外展開は限定的。内需依存度が高く、建設投資動向に業績が左右されやすい面がある。

強み

  • 営業利益率30%超と業界トップクラスで、資産回転率の高いビジネスモデルがけん引。
  • 建物改修向け足場需要が安定しており、新設工事の変動に左右されにくい。
  • レンタル主体のため、売上の変動が小さく、安定的なキャッシュフローを生む。
  • 全国に拠点を持ち、機材の効率的な在庫回転と輸送網を構築。

課題

  • 建設投資は人口減少などで中長期的に横ばい傾向が続き、成長余地は限定的。
  • 国際的な足場レンタル市場への参入が不十分で、成長機会を逃している。
  • 同業他社とサービス内容が類似し、価格競争に陥るリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がKeePer技研

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17965象印マホービン1,053億円15.1倍
28016オンワードホールディングス1,050億円10.0倍
34919ミルボン1,037億円19.0倍
49997ベルーナ1,029億円8.8倍
52681ゲオホールディングス956億円11.0倍
66036KeePer技研943億円9.3倍
79008京王電鉄941億円10.8倍
89603エイチ・アイ・エス917億円21.9倍
93028アルペン913億円14.2倍
102664カワチ薬品889億円25.3倍
117085カーブスホールディングス878億円19.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

スーパーポリマー事業から独立した1993年

1993年2月、株式会社タニのスーパーポリマー事業部を分離し、愛知県刈谷市に資本金1,000万円で「アイ・タック技研株式会社」を設立した。洗車・カーコーティングの施工、ケミカルや道具の販売、技術研修を目的とした。同年4月には中央トレーニングセンターを開設し、KeePerブランド(当時はKeePre)として全国のガソリンスタンド向けに販売を開始した。

営業所と直営店で全国展開を進めた2000年代

2000年2月に東京と仙台に営業所・トレーニングセンターを開設。2003年5月大阪、2006年2月広島、同年4月福岡、5月札幌と全国に拠点を拡大した。直営店「快洗隊」を1998年に刈谷に第1号店を出店し、2006年には10店舗、2009年には20店舗に達した。2007年7月には子会社の株式会社快洗隊、アクアプラス株式会社などを吸収合併し、経営資源を集約した。

キーパープロショップ制度の開始とブランド刷新

2007年1月、コーティング技術認定制度を開始し、取扱サービスブランド「キーパープロショップ」を立ち上げた。1号店の登録から約1年半後の2008年7月には登録店が1,000店舗に達した。2010年4月には商標を「KeePre」から「KeePer」に変更し、直営店の名称も「快洗隊」から「キーパーLABO」に統一。ブランド認知度向上を図った。

東証マザーズ上場とその後の市場変更

2015年2月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。上場からわずか1年後の2016年3月には東証市場第一部へ市場変更し、同時に名古屋証券取引所市場第一部にも上場した。上場時の売上高は58億円(2015年6月期)、その後右肩上がりの成長を続け、2025年6月期には231億円に達した。

新車向け高価格帯製品の投入と急成長

2019年頃から新車市場への本格展開が始まった。2021年6月期の売上高は118億円、営業利益は非開示だが純利益21億円。主力製品「EXキーパー」がカーメーカーに純正採用され、売上を押し上げた。2024年6月期には売上206億円、営業利益61億円と高収益を達成し、2025年6月期には231億円、営業利益71億円と過去最高を連続更新した。

FC展開と海外進出で新たなステージへ

2024年8月、出光興産との業務提携を皮切りにフランチャイズ(FC)展開を開始。同年11月からFC募集を開始し、約50社・100店舗以上の申し込みが集まった。2025年6月期にはFC6店舗がオープンした。同年8月にはシンガポールに初の海外直営店を出店。2026年6月期は直営25店舗、FC19店舗の新規出店を計画し、合計200店舗体制を目指す。

年表28件を開く

1990年代

  • 1993年2月創業株式会社タニのスーパーポリマー事業部を分離し、洗車、カーコーティングの施工、カーコーティングなどに使うケミカルや道具の販売、施工技術の研修伝達等を目的として「アイ・タック技研株式会社」を愛知県刈谷市に資本金10,000千円で設立「KeePre」(現「KeePer」)としてブランド・アイデンティティーを構築し、コーティングケミカルを全国のガソリンスタンド向けに販売開始
  • 1993年4月コーティング技術等を教える洗車スクール・セミナーを通じ、KeePerが全国に普及 スクール活動の専門施設として中央トレーニングセンターを愛知県刈谷市に開設
  • 1995年5月創業KeePerの販売拡大を目的として「アクアプラス株式会社」を愛知県名古屋市に資本金3,000千円で設立
  • 1998年7月新業態「洗車屋・快洗隊」のパイロットショップとして、快洗隊刈谷店(現 キーパーLABO刈谷店)を愛知県刈谷市にオープン

2000年代

  • 2000年2月東京営業所・トレーニングセンターを東京都江東区に開設 仙台営業所・トレーニングセンターを宮城県岩沼市に開設
  • 2001年5月ドイツの自動車用ケミカルメーカーであるSONAX社と共同開発した商品の販売を開始
  • 2003年2月創業快洗隊の多店舗展開を目的として「株式会社快洗隊」を愛知県刈谷市に資本金10,000千円で設立
  • 2003年5月大阪営業所・トレーニングセンターを大阪府箕面市に開設
  • 2006年2月仙台営業所・トレーニングセンターを宮城県仙台市に移転 広島営業所・トレーニングセンターを広島県広島市に開設
  • 2006年4月福岡営業所・トレーニングセンターを福岡県久留米市に開設 直営10店舗目として、快洗隊甚目寺店を愛知県あま市にオープン(現 キーパーLABO甚目寺店)
  • 2006年5月札幌営業所・トレーニングセンターを北海道札幌市に開設
  • 2006年7月本社を愛知県大府市に新築、本社・名古屋営業所・中央トレーニングセンターを愛知県大府市に移転
  • 2007年1月コーティング技術認定制度およびKeePerを取扱うサービスブランド「キーパープロショップ」を開始、1号店が登録
  • 2007年7月M&A株式会社快洗隊、アクアプラス株式会社および有限会社トムテックを吸収合併
  • 2007年12月M&A有限会社エムズカーケアパフォーマンスを吸収合併
  • 2008年2月大阪営業所・トレーニングセンターを兵庫県神戸市に移転
  • 2008年7月相模原営業所・トレーニングセンターを神奈川県相模原市(現 キーパーLABO上溝店)に開設 キーパープロショップ登録店が1,000店舗達成
  • 2008年8月ボディガラスコーティング「クリスタルキーパー」を販売開始
  • 2009年8月直営20店舗目として、快洗隊足立店を東京都足立区にオープン(現 キーパーLABO足立店)

2010年代

  • 2010年4月商標を「KeePre」から「KeePer」へ変更、店舗名称を「快洗隊」から「キーパーLABO」に改名
  • 2011年3月東京営業所・トレーニングセンターを同区内に移転
  • 2012年7月横浜営業所・トレーニングセンターを神奈川県横浜市に開設 札幌営業所・トレーニングセンターを同市内に移転
  • 2012年8月仙台営業所所属、新潟トレーニングセンターを新潟県新潟市に開設
  • 2013年6月福岡営業所所属、鹿児島トレーニングセンターを鹿児島県姶良市に開設
  • 2014年2月当社独自の技術コンテスト「第1回キーパー技術コンテスト」を開催
  • 2014年9月商号変更「アイ・タック技研株式会社」を「KeePer技研株式会社」に社名変更
  • 2015年2月上場東京証券取引所 マザーズ市場に株式を上場
  • 2016年3月上場東京証券取引所 市場第一部に株式を上場(市場変更)名古屋証券取引所 市場第一部に株式を上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年6月期まで263億円
  • 営業利益2026年6月期まで80億円
  • 経常利益2026年6月期まで80億円
  • 当期純利益2026年6月期まで72億円
  • 新規出店数2026年6月期まで44店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    キーパーLABO店舗拡大

    直営25店舗、FC19店舗の合計44店舗を新規出店し、全国200店舗体制を目指す。キーパープロショップやカーディーラーへのサポート強化も視野に入れる。

  2. 02

    既存店の設備充実

    TREXブース増設、収益機能追加、猛暑対策、トイレの完全男女別化など、既存店の設備充実を継続する。

  3. 03

    人材採用の強化

    新店舗出店と既存店増員を見据え、アルバイト含む220名、うち新卒95名を採用する。

  4. 04

    新車ディーラーへの提案強化

    スバル、トヨタ、ホンダ、三菱、VOLVOの新車販売店向けにKeePerコーティング提案を強化し、他メーカーへの純正採用も積極的に進める。

  5. 05

    新規事業分野の開拓

    モバイル事業、ハウスクリーニングに加え、家電、スポーツ用品、鉄道、マリン、ホイールメーカー向けに営業展開し、ビジネスを具体化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,110人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は513万円で、9期前と比べて+13.3%平均年齢は27.5歳、平均勤続年数は3.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月284
2017年6月338
2018年6月385
2019年6月45327.74.3417
2020年6月43327.34.8490
2021年6月44026.84.6644
2022年6月44426.84.5727
2023年6月40826.73.5959
2024年6月46027.04.01,041586
2025年6月51327.53.71,110640

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
男性育休取得率49.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
キーパーLABO直営店 137店舗8,850百万円
キーパー LABO 運営事業
営業所・トレーニングセンター8事業所 トレーニングセンター 14事業所392百万円
キーパー 製品等 関連事業
本社 — 愛知県大府市270百万円
出荷事務所 — 愛知県大府市219百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社タニ
    愛知県大府市 · その他の関係会社
    議決権21.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は260億円営業利益69億円前期と比べると増収減益で、売上が+12.6%、利益が-2.8%。

売上高
+12.6%
260億円
営業利益
-2.8%
69億円
純利益
+100.0%
98億円
営業利益率
26.5%
前期比 -4.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高294億円260億円
営業利益90億円69億円
純利益62億円98億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は131億円、営業利益は32億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+19.1%、営業利益は+3.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q381026.37
2023年4Q4612
2024年1Q481225.08
2024年2Q592135.615
2024年3Q441125.07
2024年4Q551730.914
2025年2Q1214033.127
2025年4Q1103128.222
2026年2Q1293728.772
2026年4Q1313224.426

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は36億円から260億円へ7.2倍に増えた。直近期の営業利益率は26.5%。売上は14期、純利益は8期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
横浜営業所・トレーニングセンターを神奈川県横浜市に開設 札幌営業所・トレーニングセンターを同市内に移転
2012年6月3620
福岡営業所所属、鹿児島トレーニングセンターを鹿児島県姶良市に開設
2013年6月4432
「アイ・タック技研株式会社」を「KeePer技研株式会社」に社名変更
2014年6月5253
東京証券取引所 マザーズ市場に株式を上場
2015年6月5864
東京証券取引所 市場第一部に株式を上場(市場変更)名古屋証券取引所 市場第一部に株式を上場
2016年6月6685
2017年6月70106
2018年6月7396
2019年6月83138
2020年6月87149
2021年6月1183021
2022年6月1444331
2023年6月1705540
2024年6月206616129.644
2025年6月231717130.749
2026年6月260696926.598

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高260億円のうち、営業利益として残るのは69億円26.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は98億円、売上の37.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金73.5%191億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益26.5%69億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+19.0pt
26.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+32.6pt
37.7%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年6月期は営業CFが59億円、投資CFが−68億円で、差し引きのフリーCFは−9億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は42億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年6月4−3014
2014年6月2−1−114
2015年6月5−59014
2016年6月5−54017
2017年6月10−9−3115
2018年6月8−95−118
2019年6月14−5−3924
2020年6月11−13−2−219
2021年6月31−7−272415
2022年6月32−13−71927
2023年6月37−16−122136
2024年6月53−25−122851
2025年6月59−680−942

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は248億円。このうち返さなくてよい自己資本が180億円で、自己資本比率は72.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月2642215.3
2013年6月3062418.6
2014年6月3182327.2
2015年6月44261858.9
2016年6月52371571.1
2017年6月58391967.7
2018年6月70442662.8
2019年6月78512764.9
2020年6月86582868.2
2021年6月92563660.6
2022年6月119803967.8
2023年6月1511123973.9
2024年6月1931454875.0
2025年6月2481806872.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳単体ベース
現金及び預金
42億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
178億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
68億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中27位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中276位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
26.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
12.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,335で、1年前と比べて+5.5%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥3,335-0.9%1ヶ月+20.3%1年+5.5%時価総額943億円
過去52週の値幅
安値¥2,478高値¥3,940

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.3倍
PER (会社予想)14.6倍
PBR3.63倍
配当利回り3.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に3175円で、前日比+7.34%と急騰。直近1ヶ月では+9.48%と上昇し、年初来では-8.12%と下落幅を縮めている。8月14日には2958円から8月17日に3175円へと大きく上昇。25日移動平均線(2860.92円)を上回り、75日線(2777.76円)も上回るが、200日線(3073.9円)は上回ったものの、52週高値(3940円)には程遠い。RSIは86.05と極端な過熱感。出来高は8月17日に60万株超と急増しており、買いが集中。翌日の反動が懸念されるが、上昇トレンドは強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER8.1倍は業界平均22.5倍を大きく下回るが、PBR3.18倍は同平均3.17倍とほぼ一致。ROE30.1%と高収益で、配当利回り2.14%はやや低いが、配当性向33.5%と健全。高ROEがPBRを支えており、PERの低さは成長期待の織り込み不足かもしれないが、バリュエーションはおおむね妥当。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.3倍23.4倍
PER (予想)14.6倍
PBR3.63倍3.51倍
ROE30.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長持続性とバリュエーションのバランスが論点。売上高は年率約20%増と堅調で、営業利益率30%超の高収益体質。ROEも30%超と資本効率が極めて高い。PER8倍台、PBR3.2倍と成長株としては割安にも映るが、過去1年で株価は11%下落。強気派は駐車場DX需要の拡大と高ROEを評価し、成長継続を信じる。弱気派は国内市場の飽和や競争激化による成長鈍化を懸念。配当利回り2%台も魅力。

プラスに働く材料7
  • 高いROEと成長性

    ROE30%超、売上年20%増。資本効率と成長を両立。

  • 駐車場DX需要拡大

    IoT・キャッシュレス化でシステム需要は増加基調。

  • 割安なバリュエーション

    PER8倍台は成長率対比で割安。高収益ならば割安感。

  • 25/6期営業利益71億円、過去最高更新2025年6月期影響

    営業利益61→71億円、前期比16%増、収益力強化

  • ROE30%超、高い資本効率継続影響

    ROE30.1%と高く、成長投資に資金再配分可能

  • 売上高231億円、成長持続2025年6月期影響

    売上高206→231億円、前期比12%増、市場シェア拡大

  • 低PER8.1倍、バリュエーション割安現在影響

    PER8.14倍、成長率20%超に対し割安

マイナスに働く材料7
  • 国内駐車場市場の飽和

    新規設置数は頭打ち。成長鈍化のリスク。

  • 競争激化による利幅縮小

    新興企業の参入で価格競争が激化する可能性。

  • 株価下落トレンド

    直近1年で11%下落、モメンタムは悪い。

  • 成長鈍化リスク、売上高成長率12%2026年6月期以降影響

    成長鈍化でPER低下、株価調整の可能性

  • 外資保有10%、利益確定売り継続影響

    外国人保有比率安定も、高値圏で売り圧力

  • 競合激化でサービス価格低下不定影響

    カーケア市場競争で単価下落、利益率悪化リスク

  • 配当利回り2.14%、魅力度低下通年影響

    配当利回りが業界平均以下、株主還元策強化必要

次の決算で確かめる点
売上高成長率
20%超の成長が継続できるかが投資判断の鍵。
営業利益率
高収益体質の維持・悪化を監視。30%割れは警戒。
システム導入駐車場数
市場シェアと拡大ペースを示す重要指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは3.00%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
3.00%
いまの株価に対して
配当性向
33.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月1020.8
2018年6月5−52.621.8
2019年6月633.320.0
2020年6月825.023.2
2021年6月17126.726.4
2022年6月3182.427.3
2023年6月4338.729.6
2024年6月5016.330.9
2025年6月6020.033.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ12,436人。区分でいちばん多いのは事業法人44.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.8%を占め、残る40.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
事業法人48.745.345.244.944.944.9
個人・その他25.127.028.726.730.828.9
金融機関14.713.915.716.312.314.9
外国法人9.711.48.210.79.110.2
自己株式0.03.53.53.53.53.5
証券会社1.92.52.21.42.91.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01株式会社 タニ20.50
02VTホールディングス株式会社16.47
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.21
04ENEOSトレーディング株式会社4.53
05賀来聡介4.17
06MISAKI ENGAGEMENT MASTER FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)3.27
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.05
08名古屋中小企業投資育成株式会社2.94
09鈴置力親2.29
10折川京祐1.53
11折川ひかり1.53

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+6264%、1株純資産は14期で+687%。直近期のROEは30.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月6846.869.0
2013年6月195936.810.5
2014年6月278337.37.4
2015年6月3219820.820.66.3
2016年6月3825416.820.315.7
2017年6月2313917.029.320.8
2018年6月2115514.129.221.8
2019年6月3018017.922.920.0
2020年6月3220616.722.923.2
2021年6月7620437.438.326.4
2022年6月11329545.531.127.3
2023年6月14540941.233.629.6
2024年6月16253034.525.330.9
2025年6月17966130.119.833.5
2026年6月360

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2025/6期の役員報酬は総額276百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
谷好通代表取締役 会長兼CEO74
賀来聡介取締役社長 兼Co-COO55
鈴置力親専務取締役 兼Co-COO47
山下文子常務取締役 兼CFO48
三浦健典取締役 営業統括部長42
野﨑佳介取締役 キーパーLABO 事業部統括部長39
増田貴志取締役 製品部長 兼CTO47
大島もえ取締役50
齋藤良介取締役53
松原佳弘取締役(監査等委員)65
河野文雄取締役(監査等委員)67
伊藤守弘取締役(監査等委員)53
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
市川昌広取締役(監査等委員)60
深谷雅俊取締役(監査等委員)52
春名潤也取締役(監査等委員)45

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7210141624034
社外取締役5333367

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,814字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、企業理念「日本に新しい洗車文化を」のもと、企業ビジョン「日本人独特の高い美的感覚に訴える高品質な洗車やカーコーティングなど、車の美的事業を日本国中に広げ、日本国中の車をより美しくする事でお客様に喜びを提供し、みんなと共に喜ぶ。車の美的事業に係る日本国中の店舗を、誇りを持って従事できる喜びの職場にし、日本独特の洗車文化を作り上げる。」を掲げております。 かつては車を頻繁に買い換え、新車に乗っていることがステータスでしたが、今では、たとえ年数が経った車でも、それを大切にキレイに乗り続けていることが一つのライフスタイルの表現になってきております。加えて世界規模で発生したパンデミックを経験し、「車を清潔にキレイに長く乗ろう」という風潮がさらに強くなっております。 そんな車文化の価値観の変化の中で、かつてカーコーティングとは「新車を買った時に施工するもの」という性格が強かったのですが、今では、ある程度の年月を乗ってからもカーコーティングを施工して「大切な愛車を、キレイに長く乗る」ニーズが高まっております。つまり、カーコーティングは、新車販売時=カーディーラーだけの商品から、アフターマーケットとして「専門店」「ガソリンスタンド」「カーショップ」等での施工も当たり前の商品になってきております。 そのような中、当社は全国のガソリンスタンドを中心としたカーアフターマーケットに、キーパーコーティング (注1)のためのケミカルをはじめ、道具、機械類の開発・製造委託、販売を行うキーパー製品等関連事業により、キーパーコーティング施工技術を各種の研修会を通じて普及してまいりました。また近年では、KeePerの認知度が上がってきた事や、KeePerが圧倒的に効くカーコーティングとして消費者から支持されている事で、新車マーケットでも注目をされており、カーメーカーやカーディーラーなどにも新車時のコーティングとして導入が急ピッチで進んでおります。 また、直営店として一般の消費者にキーパーコーティング等のサービスを直接提供する「カーコーティングと洗車の専門店」のキーパーLABOを運営しております。 これらの活動によって、新車マーケットやカーアフターマーケットでキーパーコーティングの施工技術を上げ、技術力の向上=カーコーティングの高品質化を果たして、消費者に安心してキーパーコーティングを受けていただける土壌を作っております。また同時に、全国へのテレビCMやYouTube、そして日本最高峰のカーレースへのスポンサード等の宣伝活動が、キーパーのブランディングに寄与しております。 当社事業の最大の特長は、お客様が驚くほどの「キレイ」を、プロの技術を持ったスタッフがキーパーブランドケミカルを使ってお客様の車に実現すると、顧客満足(CS)と従業員満足(ES)が同時に実現されることです。 「キチンとお車をキレイにして、それを見たお客様が大喜びをすると(CS)、すごく嬉しい(ES)」といった構造です。この好循環の源泉は、お客様が驚くほどのキレイを実現する材料のキーパーブランドケミカルと、それぞれのスタッフの高い施工技術の維持と誇りであり、これが当社の最大の特長であります。 (注1)キーパーコーティングとは キーパー製品とキーパーの施工技術に基づいたカーコーティングの総称です。塗装を磨き削ることなく塗装本来の艶を引き出し、紫外線、酸性雨、走行中の摩擦などの外的な攻撃から塗装を守り続けることを目的としています。 (1)キーパー製品等関連事業 当社認定のコーティング技術一級資格者が在籍の技術認定店「キーパープロショップ」等のキーパー施工店 (注2)向けと、車を販売する新車カーディーラーや中古車販売会社などのキーパー施工店向けに、自社開発のカーコーティング用ケミカル製品をはじめとしたプロユース向けの道具や機械類の開発・製造委託、販売を行っております。 カーアフターマーケットの中心であり一般消費者の来店頻度が最も高い店舗であるガソリンスタンドでは、キーパーコーティングの技術を習得し、店頭でのカーコーティングの販売に力を入れており、カーコーティングの市場を自らの店舗で実現しようとしています。同業界においては、地球温暖化対策=低燃費車の普及等でガソリンなどの燃料油販売数量が漸減しつつあり、移動距離が大幅に減り、更にその傾向が強くなってきております。 そのような厳しい業界環境の中で「自動車を美しくする事業」は、電気自動車時代が到来しても自動車がある限り存在し続ける事業であろうと考えられ、来店頻度の高いガソリンスタンドがその需要を引き受けるもっとも有力かつ便利なチャンネルと考えられます。当社は石油元売り大手企業及びその関連会社等に「キーパープロショップ」として正式に採用いただいております。 また同時に当社は「キーパープロショップ」の認定及びケミカル製品等の開発・製造委託、販売に留まらず、キーパーコーティング施工店向けに、カーコーティングの知識及び施工技術の習得のためのサポート事業に注力をしております。年間延べ5万人以上の研修生を迎えている通常の技術研修に加え、当社トレーニングセンターでの研修を受けた後に、ある程度の経験を積んでいただいた上で、当社インストラクターがキーパー施工店に出向いて行う「上達会」など実践的かつ効果的な研修として高い評価をいただいております。 2007年に1号店がスタートしたコーティング技術一級資格者が在籍の技術認定店「キーパープロショップ」は、2025年6月期末には6,661店舗にまで増加しました。それぞれの店舗においての技術レベルの向上と共にサービス商品の品質が向上して、リピートのお客様が増加しております。 そして、カーメーカーやカーディーラーなどの新車への施工が中心である自動車業界においても、新車に施工しても、新車以上にキレイになる事と、リピート率の高いKeePerが注目をされております。 特に、KeePer初の”新車用”コーティングとして販売した、高価格帯である「EXキーパー」(注3)が圧倒的な商品力で、一度体感すれば、その効果を感じる事が出来、KeePerの導入が堅調に進んでおります。 複数のカーメーカーから「新車」や「既販車」へのコーティングとして当社ケミカル製品を純正品として採用いただいております。 車以外へのコーティングも注目され始めており、スマートフォン用のコーティングとして携帯販売店舗にて販売をしはじめ、ツルツルになり傷が付きづらく好評です。今後は更に販路の拡大と共に、車以外へのサービスとしても、KeePerコーティングを広げる活動をしております。 (注2)キーパー施工店とキーパープロショップとは キーパーの理論と、当社技術開発部で開発されたキーパー施工技術の技術研修を、全国22箇所のトレーニングセンターで受講し、KeePerブランドの製品でキーパーコーティング等のサービス商品を施工し、販売できる店舗を「キーパー施工店」と言います。また、その中でも当社が独自に設定した技術レベル「キーパーコーティング技術一級資格」の検定に合格した認定者が在籍していて、その環境と設備がキーパーコーティングの施工に適していると判定された店舗が「キーパープロショップ」として認定され登録される「サービスブランド」です。 (注3)EXキーパーとは(キーパーコーティングの新車用の代表的な商品) KeePerは、Wダイヤモンドキーパーを最高峰のカーコーティングとして役割を担ってきました。ところが、SONAX(ドイツ) のマンフレッド・ピッチ博士が彼のチームと共に不思議な分子構造を持つ被膜を作り出しました。これをKeePer の技術チームが実用性を持たせるべく二年がかりで開発して完成。元々の車の塗装が持っている美しさを引き立てるだけでなく、その塗装本来の美しさに加え、被膜自体が存在感を持った明らかに新たな類の美しさを創り出し、車の存在に加えているのです。これを、KeePerではあえて「EXCESS BEAUTY=過剰なまでの美しさ」と表現。 「3年間耐久(ノーメンテナンス)」あるいは「6年耐久(2年又は1年)に1回のメンテナンス」のボディガラスコーティングです。 (2)キーパーLABO運営事業 一般のカー・ユーザー向けに自動車のコーティングを中心とした「車の美装を提供する店舗」をコンセプトとしてキーパーLABO店舗を運営しております。 キーパーLABOでは高い施工技術や知識を兼ね備えたスタッフが、当社開発の専用ケミカルで「キーパーコーティング」の施工を行っております。その他、仕上げに純水を使用した高品質な手洗い洗車、車内清掃等も行っております。 なお、当社においてキーパーLABO店舗は、直接一般のカー・ユーザーと接することにより、嗜好動向についての情報を収集することで、製品開発のための情報提供や店舗販売の仕組みを構築する役割もあります。 キーパーLABO運営事業は、2025年6月期末には全体で直営137店舗の体制となりました。 事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,617字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 KeePerブランドの確立と普及を目指し、さらに積極的な営業展開を進めていきます。 2026年6月期 見通し 新年度(2025年7月1日から2026年6月30日)の見通しは、売上高263億円(前事業年度比13.9%増加)、営業利益80億円(同12.7%増加)、経常利益80億円(同12.2%増加)、当期純利益は72億円(同47.3%増加)の増収増益を見込んでおります。 事業分野別の見通しは次のとおりです。 <キーパーLABO運営事業> キーパーLABO運営事業においては、直営25店舗、FC19店舗、合計44店舗の出店を計画しております。いよいよ大台の200店舗となり、KeePerの需要拡大に伴い、全国に広がるキーパープロショップやカーディーラーへのサポート強化も視野に入れ、全国くまなくキーパーLABOを拡大してまいります。 (今後の新規出店予定) 現在予定されている新規出店は下記のとおりです。 店舗名(仮称)   所在地   オープン予定日 盛岡店(FC)   岩手県盛岡市(岩手県初)   2025年7月2日 青森店(FC)   青森県青森市   2025年7月4日 宮の沢店   北海道札幌市西区   2025年7月30日 国分寺店(FC)   東京都国分寺市   2025年9月25日 稲沢店   愛知県稲沢市   2025年9月 長野 中御所店   長野県長野市   2025年10月1日 大和店(FC)   神奈川県大和市   2025年10月 釧路店(FC)   北海道釧路市   2025年10月 栗東店(FC)   滋賀県栗東市   2025年10月 岩出店   和歌山県岩出市(和歌山県初)   2025年11月 札幌インター店(FC)   北海道札幌市白石区   2025年11月 周南店   山口県周南市   2025年11月 西条店   広島県東広島市   2026年1月 甲府店   山梨県甲府市   2026年1月 つくば店(FC)   茨城県つくば市   2026年1月 大垣北インター店   岐阜県大垣市   2026年2月 岡崎針崎店   愛知県岡崎市   2026年2月 東大阪店   大阪府東大阪市   2026年2月 鎌ケ谷店   千葉県鎌ケ谷市   2026年2月 枚方北山店(FC)   大阪府枚方市   2026年2月 高松店   香川県高松市   2026年3月 高崎店   群馬県高崎市   2026年3月 八尾店   大阪府八尾市   2026年3月 岡山福成店(FC)   岡山県岡山市   2026年3月 仙台錦ケ丘店(FC)   宮城県仙台市   2026年3月 東海太田川店   愛知県東海市   2026年3月 平子橋店   愛知県名古屋市南区   2026年4月 福岡桜ケ丘店(FC)   福岡県福岡市   2026年4月 上記以外にも多くの候補地が出てきており、店舗拡大に向け、2026年6月期の出店計画、出店時期を遅らせないよう、計画達成に向けて着実に店舗開発を進めてまいります。 また、既存店についても引き続き、「TREXブース増設」や「収益機能の追加」「猛暑対策」「トイレの完全男女別化」など、設備の充実を継続してまいります。 (人材採用) キーパーLABO事業の生命線となる人材の採用は、今年度も精力的かつ先行して実施してまいります。新店舗出店と既存店の増員・増強を見据え、採用 (アルバイトを含む)で220名、うち新卒採用で95名を実現してまいります。 <キーパー製品等関連事業> KeePerコーティングのニーズ拡大に合わせ、導入店舗の拡大や新規開拓を積極的に進めてまいります。 (アフターマーケット) ガソリンスタンドを中心とするキーパープロショップでは、将来的な燃料油販売数量の減少を背景に、店舗数の減少が避けられない状況です。すなわち、KeePer施工が可能な店舗自体が限られてくるため、今後を見据えると厳しいマーケットであることに変わりはありません。 しかし一方で、「車をキレイに維持したい」という需要は引き続き拡大しており、1店舗あたりの売上増は十分に見込める状況です。実際、すでに多くの技術者を擁するガソリンスタンド運営会社が、キーパーLABOへの転換を進める動きも出てきております。 当社は技術研修や技術コンテストなどを通じて、技術力の向上と現場スタッフのモチベーション向上を引き続き支援してまいります。 (新車マーケット) 今後の主軸である新車マーケットにおいては、純正採用になっているスバル、トヨタ、ホンダ、三菱、VOLVOの新車販売店向けに、新車販売時のKeePerボディコーティング提案を引き続き強化してまいります。また、他の新車メーカーに対しても純正採用を進めるべく、積極的に活動をしていきます。 さらに、新車ディーラーにおいては、将来の少子化問題などを背景に、新車販売台数が減少する事を見据えて、中古車や既販車向けのサービスに注力する企業・店舗が増加しております。当社は、新車施工と同じ施工方法でコーティングができ、かつ人材教育も可能な、KeePerが最も得意とする分野への展開にも力を入れてまいります。 (車以外のサービス) 本ビジネスにおいて大きな収益になっているモバイル事業とハウスクリーニング業界では、さらなる事業拡大を進めてまいります。また、昨年より営業活動を進めている家電業界、スポーツ用品業界、鉄道関連、マリン業界、ホイールメーカーへと業界を絞って、しっかりとビジネスの形にしてまいります。 このマーケットの成長率を踏まえても、今後の大きな可能性はしっかり見えております。そのため、体制をしっかり整え、業界ごとに責任者を配置して営業活動を進めてまいります。 (海外事業) 日本国内において純正採用を受けているスバル、トヨタ、ホンダ、三菱、VOLVO、メルセデス・ベンツの海外のディストリビューターやカーディーラー向けに、営業活動を進めてまいります。 また、昨年にオープンした「KeePer LABOシンガポール店」を確実に立ち上げてまいります。
事業等のリスク3,837字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)   経営戦略リスク ①   政治・経済状況の変動にかかわるリスク 当社の製品・サービスは主に日本で消費、利用されており、予期せぬ景気変動、政治・政策の動向は、当社の製品・サービス需要に悪影響を及ぼす可能性があります。当社製品・サービスは日用品としての役割が浸透しつつありますが、嗜好品として需要に影響を与える可能性があります。 ②   技術環境・産業構造の変化にかかわるリスク 当社のキーパー製品等関連事業における販売先の多くは、ガソリンスタンド向けとなっております。そのため、同業界の再編成、事業戦略の転換並びに動向等によっては、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③   競合にかかわるリスク 当社は製品の「開発」「卸販売」事業、サービスを展開する「直営店運営」事業、また「技術・ノウハウの研修」事業、それぞれが相関性を持ったすべてを網羅しているところに強みを持ったビジネスモデルです。現在のところ、このようなビジネスモデルを持った競合は存在しません。しかし、その一部の部門において当社の製品・サービスを上回る付加価値を生み出す競合先が出現する可能性があります。市場で競争力を高めるため、研究開発の増強、販売・マーケティング・サービスの一層の強化をしていく必要があると考えております。 (2)   事業運営リスク ①    人材の採用・保持にかかわるリスク 当社のビジネスモデルは、キーパーLABO運営事業で人材を確保し、実際の店舗運営の中で施工技術と接客術、マネジメント力を習得します。そこで得られた技術とノウハウを、キーパーLABO店舗の責任者への配置又は、キーパー製品等関連事業に配置した社員が研修活動をしていく形を、人材教育のステップとしております。そのため、キーパーLABO運営事業の新規出店のスピードが上がってきた場合、技術及びノウハウを習熟した社員に育成するためには、時間を必要とするため、当社の成長スピードの足かせになる可能性があります。 ②    特定取引先への依存にかかわるリスク 当社の主要な取引先であるSONAX社は、ドイツに本社を置くホフマン企業グループの中核をなす同国内で約50%のシェアを持つドイツ最大の自動車ケミカルメーカーであります。当社とは2001年からボディガラスコーティング製品において共同開発を行っております。 当社は設立後、間もなく独自でケミカル製品の開発を行っておりましたが、すべての製品を自主開発するには膨大な開発費が必要であったため、SONAX社と共同で開発を行ってきた経緯があります。 当社の主力商品の一つであるキーパーコーティングのうち、ボディガラスコーティングの材料であるKeePerブランドのケミカル製品(DKC、レジン2)をSONAX社と共同開発し、その製造をSONAX社に製造委託しております。 当社のボディガラスコーティングのほとんどに、SONAX社が製造するケミカル製品が使用されており、当該製品の仕入高は2025年6月期の当社全体の年間仕入高の42.1%であります。 現在、SONAX社との取引関係は良好かつ安定的に推移しておりますが、同社の事業政策や事業再編等により取引関係の継続が困難となった場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③    研究開発にかかわるリスク 顧客の要求・期待を上回るような製品を開発し続けられなければ、キーパーの製品は陳腐化し、市場シェアが縮小すると同時に、新製品の事業及び市場の拡大が妨げられます。また(2)②の通り、SONAX社の研究者と、当社の製品開発部隊と日々綿密な共同開発を行っておりますが、同社の開発リソースの配分変更が起こった場合、一時的に開発スピードに影響を及ぼす可能性があります。 ④    原材料・部品調達にかかわるリスク SONAX社はドイツを拠点にしており、欧州を取り巻く地政学的なリスクが発現した際にSONAX社の開発、製造に影響を及ぼし、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤    事実と異なる風説が流布するリスク 当社のホームページは、当社のサービス・店舗を利用しようとするお客様にとって重要な判断材料となります。実際に来店動機の最上位にインターネットでの情報が上げられており、インターネットなくして効果的な集客は考えられない状況です。他方、インターネット等を通じて当社の製品・店舗・役職員に対する事実と異なる悪評・誹謗・中傷等の風説が流布される可能性もあり、この場合、当社への信頼及び企業イメージが低下し、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、本リスクの顕在化する可能性、程度及び時期を具体的に予測することは困難であります。 ⑥    店舗の賃貸物件への依存にかかわるリスク 当社の直営店は原則として土地を購入せず、土地の有効活用を考える地主等から賃借しています。契約に際しては相手先の信用状態を判断したうえで出店を行いますが、賃借期間が長期にわたる場合が多く、当該長期の契約期間中に倒産その他賃貸人の信用状態の予期せぬ悪化等の事由により、契約解除せざるを得ない事態になった場合には、直営店の営業継続が困難になることが想定され、当社の業績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ⑦    固定資産の減損にかかわるリスク 当社は、「固定資産の減損会計に関する基準」及び「固定資産の減損会計に関する手続」を定め、それを厳格に適用することとしております。そのため、当社の店舗において営業活動から生ずる損益またはキャッシュ・フロー等を算定し、減損の測定等を実施しております。今後、同店舗から得られる損益またはキャッシュ・フローの状況等によっては、減損処理に伴い、当社の業績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ⑧    知的財産権にかかわる訴訟リスク 当社は、特許権をはじめとする知的財産権の重要性を認識しております。しかし、出願する特許権・商標権等の知的財産権の登録査定を得られない場合、または当社の認識していない知的財産権が成立し、第三者からの侵害を主張され裁判などの紛争に至った場合には、当社の業績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ⑨    個人情報管理及びシステム管理にかかわるリスク 当社では、さまざまな情報システムを使用して業務を遂行しており、適切なシステム管理体制の構築やセキュリティ対策を行っていますが、停電、災害、不正アクセス等の要因により、情報システムの障害や個人情報の漏えい、改ざん等の事態が起こる可能性があります。 また、当社が保有・管理する情報は、販売業、サービス業として多数のお客様の個人情報をはじめとする重要なものが多く存在します。これらの情報の保護・管理につきましては、「個人情報保護規程」「情報セキュリティ管理規程」を定め、従業員への教育、セキュリティ対策などの社内管理体制を整備し、情報保護の徹底を図っています。しかし、万一不測の事態が発生し、重要な情報が外部に流出・漏えいした場合は、損害賠償によるコストの発生、社会的信用の低下による営業活動への悪影響など、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩    為替にかかわるリスク 当社は、海外から製品の輸入が、2025年6月期全体の仕入高の48.4%となっております。急激な為替の変動に対処できない場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)   ガバナンスリスク ①    代表取締役会長である谷 好通氏の依存にかかわるリスク 当社は創業以来、谷 好通氏のスピード感ある経営判断、製品開発能力と強いリーダーシップにより業容を拡大してまいりました。持続的な成長を実現するため、賀来 聡介氏を取締役社長兼Co-COOに任命し、鈴置 力親氏を専務取締役兼Co-COOとして、谷 好通氏を支える経営体制を構築しました。この強固な体制により高い成長率を維持しながら、事業承継を通じて、完全な依存脱却が出来るように、新たな経営陣を追加配置してまいります。そして、個による強力な指導体制から、集団による集団指導体制を実現していきます。今後とも人材育成、人材獲得を積極的に進めてまいります。 ②    内部統制にかかわるリスク 当社は、企業価値の持続的な増大を図るため、内部管理体制の充実に努めております。しかしながら、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかない状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社の事業展開や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)   偶発的リスク 自然災害・人的災害にかかわるリスク 当社が店舗を展開する、または、事業関連施設を所有する地域において、地震、洪水、台風その他の大規模な自然災害が発生し、店舗等が被災した場合には、営業継続が困難になることが想定され、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,040字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) 当事業年度(2024年7月1日から2025年6月30日)における我が国の経済は、雇用・所得状況の改善やインバウンド需要の増加など明るい材料も見られましたが、エネルギー・原材料価格の上昇、米国の政権交代後の政策動向、中国経済の成長鈍化、中東情勢の不安定化などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当社ではKeePerコーティングの品質の維持・向上を従来以上に実現していくことが、当面の業績を向上させるだけでなく、将来に向けたKeePerブランドのブランディングを確実にしていくために、最も重要であると考えております。 2025年6月期 実績 当事業年度(2024年7月1日から2025年6月30日)におきましては、売上高 230億93百万円(前年同期比12.2%増加)、営業利益70億98百万円(同16.3%増加)、経常利益71億31百万円(同17.4%増加)と売上・利益ともに過去最高を更新することができました。 事業分野別の状況は次のとおりです。 <キーパーLABO運営事業> キーパーLABO運営事業の売上は126億92百万円(前年同期比13.5%増加)、営業利益は27億16百万円(同19.5%増加)となりました。 第4四半期間中(2025年4月~6月)のキーパーLABOは、月ごとに大きな変動が見られました。4月は春需要を受け、全店で実施した『スプリングフェア』が好評で、来店台数は前年同月比17%増と大きく進捗しました。5月は週末の降雨が続き、日照時間の少なさに比例する形で来店台数が減少しました。そして6月になると、一転して早い梅雨明けとなり、来店台数が一気に増加しました。異例の暑さも相まって、お客様の「さっぱりキレイにしたい」ニーズが高まり、来店台数は全体で前年同月比30.0%増加となりました。すべてのキーパーコーティングで施工台数が前年を大きく上回り、2025年6月期の最後の1ヶ月を良い形で締めくくる事ができました。 (各KeePerコーティングの施工台数状況) 2024年7月~2025年6月までの1年間において、KeePerの需要は引き続き堅調に推移しました。SNSで人気のある高付加価値のEXキーパーの施工台数は14,272台(前年比13.3%増加)と最も大きな伸びを示し、ダイヤモンドキーパーシリーズの施工台数は、2,800台(前年比5.3%増加)と順調に伸びております。既販車向けに人気のある、同フレッシュキーパー、クリスタルキーパーは19,281台(同8.8%増加)となりました。 また、各KeePerコーティングメンテナンスの施工台数は前年比15.2%増加となり、車齢が年々上昇し続けていることもあり、今乗っている車をキレイに長く乗りたいという需要が引き続き高まっております。 その結果、2025年6月期における総来店台数は748,349台(前年比11.6%増加)となり、多くのお客様にサービスを提供する事ができました。平均単価は、ご来店のお客様の100%受け入れ奨励に力を入れてきたこともあり、単価の低い洗車が相対的に多くなったため16,839円(前年比0.3%減少)と、わずかに減少いたしました。 (KeePerの需要拡大に合わせて、キーパーLABO FC募集開始) 2024年8月の出光興産株式会社との業務提携を皮切りに、同年11月からフランチャイズ募集を開始いたしました。その結果、ガソリンスタンドや新車ディーラーを運営する企業など、約50社・100店舗以上から申し込みと適合性検討の申し入れをいただきました。 2025年6月期にはFC6店舗が仲間入りし、2026年6月期以降も多くのFC店舗の出店が続いてまいります。 (新店の開発状況) 店舗名   所在地   オープン日   LABO累計店舗数()内:直営店 シンガポール店   シンガポール   2024年8月1日   134(121) 神戸岡場店   兵庫県神戸市北区   2024年8月28日   135(122) 堺鳳店   大阪府堺市西区   2024年8月30日   136(123) 広島観音店   広島県広島市西区   2024年9月20日   137(124) 品川店   東京都品川区   2024年9月28日   138(125) 黒川店   愛知県名古屋市北区   2024年10月9日   139(126) 神戸垂水店(FC)   兵庫県神戸市垂水区   2024年11月8日   140 金沢西泉店   石川県金沢市   2024年11月14日   141(127) 豊田土橋店   愛知県豊田市   2024年11月27日   142(128) 野並店(FC)   愛知県名古屋市天白区   2024年12月18日   143 長崎時津店(FC)   長崎県西彼杵郡   2025年2月1日   144 戸塚原宿店   神奈川県横浜市戸塚区   2025年2月19日   145(129) 横浜あざみ野店(FC)   神奈川県横浜市青葉区   2025年2月26日   146 宇都宮鶴田店(FC)   栃木県宇都宮市   2025年3月12日   147 宮城野店   宮城県仙台市宮城野区   2025年3月28日   148(130) 湘南台店(FC)   神奈川県藤沢市   2025年4月11日   149 佐野店   栃木県佐野市   2025年4月23日   150(131) 京都 右京店   京都府京都市右京区   2025年4月25日   151(132) 藤枝店   静岡県藤枝市   2025年5月30日   152(133) 芦屋店   兵庫県芦屋市   2025年6月18日   153(134) 松本筑摩店   長野県松本市   2025年6月24日   154(135) 明治通り尾久店   東京都北区   2025年6月27日   155(136) 名取店   宮城県名取市   2025年6月28日   156(137) 以上、2025年6月期はFC6店舗、直営17店舗、合計23店舗の新規出店(エリア初出店は5店舗:シンガポール店、金沢西泉店、長崎時津店、藤枝店、松本筑摩店)があり、キーパーLABOは156店舗体制となりました。 <キーパー製品等関連事業> キーパー製品等関連事業の売上高は104億円(前年同期比10.7%増加)、セグメント利益は43億81百万円(同14.4%増加)と増収増益になりました。 2024年6月期通期   構成比   2025年6月期 通期   前年比   構成比 製品等関連   9,393   100.0%   10,400   110.7%   100.0% アフターマーケット   6,514   69.3%   6,464   99.2%   62.2% 新車   2,383   25.4%   3,156   132.4%   30.3% 海外   61   0.6%   141   231.1%   1.4% 車以外   435   4.6%   639   146.9%   6.1% 市場別に見ると、長年にわたり製品等関連事業をけん引してきたキーパープロショップを中心とする「アフターマーケット」では、売上高が前年同期比0.8%減少し、本事業において初めて前年を下回る結果となりました。 要因は、主に以下の2点です。 1つ目は、燃料価格の高騰の影響です。ユーザーが燃料価格の負担増により、コーティングと洗車を買い控える動きが見られました。 2つ目は、石油元売り系列の再編に伴う混乱です。今後の燃料油販売数量の減少を目前に、ENEOS直系の大手石油販売会社の3社統合や、出光直系の統廃合が行われ、現場が混乱し、コーティングや洗車販売に集中できず、店舗の売上が低下しました。 一方で、毎年開催されている「2025年 キーパー技術コンテスト」では、参加人数が過去最高になるなど、元気のあるキーパープロショップもまだまだ健在です。 新車ディーラーを中心とした「新車マーケット」では、売上高が前年同期比32.4%増加し、全体に占める構成比も前期の25.4%から30.3%へと伸長しました。 上記のアフターマーケットの減少は数年前から予測しており、5年前ほど前から新車マーケット向け販売を強化してきた結果、新車マーケットの50%以上のシェアを持つトヨタディーラー向け販売が3年連続で約2倍ずつ増加し、今後の成長トレンドに対する確かな展望がしっかり見えております。 なお、新車販売台数に対するKeePerの施工シェアは、まだ2桁には届いておらず、今後も大きな成長余地があることは事実です。引き続き、営業強化を図ってまいります。 新車メーカーでの純正採用も進展しており、スバル、トヨタ、ホンダ、三菱に続き、2025年3月よりボルボ・カー・ジャパン株式会社においてもKeePerが純正品として発売になりました。また、既報のとおり、メルセデス・ベンツ日本合同会社からも純正品として発売が始まっております。 車以外のサービスも前年同期比46.9%増加と飛躍し、構成比が6.1%まで拡大しました。主な要因として、auブランドを展開するKDDI株式会社より、モバイル端末用KeePerコーティング「Mobile KeePer(モバイルキーパー)」が55万台分納入されたことが挙げられます。また、家の水回り用コーティングとして「お風呂キーパー」の発売も開始いたしました。お風呂掃除の労力を軽減させるだけでなく、浴槽のスリップ防止の効果もあるため、ホテルなどでの採用が活発になってきております。 海外展開については、2024年8月1日、シンガポールにて「KeePer LABO」が初の海外出店を果たしました。月間売上は300万円前後ですが、日本同様、リピーターが積み重なる2年目のジャンプに期待しております。 また、台湾のコーティングと洗車の専門店を運営するキーパープロショップは、昨年の3店舗から今年は11店舗へと拡大いたしました。運営企業は台湾市場での株式公開も果たし、台湾国内で大きな注目を集めています。 (キャッシュ・フローの状況) 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ9億64百万円減少し41億72百万 円(前事業年度末比18.8%減少)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は58億55百万円(前事業年度比5億75百万円増加)となりました。主な内訳は税引前当期純利益71億34百万円、減価償却費5億57百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額17億91百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は67億96百万円(前事業年度比43億1百万円増加)となりました。支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出19億80百万円、投資有価証券の取得による支出42億57百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は27百万円(前事業年度比11億94百万円減少)となりました。収入の主な内訳は長期 借入による収入15億円、支出の主な内訳は配当金の支払額13億64百万円、長期借入金の返済1億62百万円であります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 該当事項はありません。 (2) 仕入実績 当事業年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前年同期比(%) キーパー製品等関連事業   4,316,067   116.4 キーパーLABO運営事業   697   9.4 合計   4,316,765   116.2 (注) 1.金額は、仕入価格によっております。 (3) 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) キーパー製品等関連事業   10,400,737   110.7 キーパーLABO運営事業   12,692,579   113.5 合計   23,093,316   112.2 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前事業年度   当事業年度 販売高 (千円)   割合(%)   販売高 (千円)   割合(%) ENEOSトレーディング株式会社   2,535,100   12.3   2,531,844   10.9 (財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析) 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 (2)財政状態の分析 (流動資産) 当事業年度末における流動資産の残高は77億35百万円(前事業年度末比10.0%減少)となり、8億53百万円減少しました。これは主に現金及び預金が9億64百万円減少したこと等によるものです。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産の残高は170億91百万円(前事業年度末比59.8%増加)となり、63億96百万円増加しました。これは主に投資有価証券が43億31百万円増加したこと等によるものです。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債の残高は43億3百万円(前事業年度末比28.2%増加)となり、9億48百万円増加しました。これは主に、1年以内返済長期借入金が4億58百万円増加、未払法人税等が5億62百万円増加したこと等によるものです。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債の残高は24億80百万円(前事業年度末比69.6%増加)となり、10億18百万円増加しました。これは主に長期借入金が8億79百万円増加、退職給付引当金が64百万円増加したこと等によるものです。 (純資産) 当事業年度末における純資産の残高は180億42百万円(前事業年度末比24.7%増加)となり、35億75百万円増加しました。これは主に利益剰余金が当期純利益により48億88百万円増加した一方で、配当により13億64百万円減少したこと等によるものです。 (3)経営成績の分析 (売上高) 当事業年度の売上高は230億93百万円(前事業年度比12.2%増加)となりました。 (売上総利益) 当事業年度の売上総利益は120億79百万円(前事業年度比10.8%増加)となりました。 (営業利益) 当事業年度の営業利益は70億98百万円(前事業年度比16.3%増加)となりました。 (経常利益) 当事業年度の経常利益は営業外収益88百万円と営業外費用55百万円を計上した結果、71億31百万円(前事業年度比17.4%増加)となりました。 (税引前当期純利益) 当事業年度の税引前当期純利益は71億34百万円(前事業年度比17.6%増加)となりました。 (当期純利益) 当事業年度の当期純利益は法人税等22億45百万円を計上したことにより、48億88百万円(前事業年度比10.6%増加)となりました。 (4)経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 (5)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ① キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの分析は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社は、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金または金融機関からの借入により資金調達することとしております。 なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は41億72百万円、1年内返済予定の長期借入金の残高は5億6百万円、長期借入金の残高は9億43百万円となっております。 (6)経営者の問題意識と今後の方針について ① KeePerの品質維持とブランディングについて 「サービス商品」であるKeePer商品は、工場やセントラルキッチンなどで画一的に造られる「製品」ではなく、キーパーLABO及びキーパープロショップなどの店頭で、一つ一つ造り上げられる「サービス商品」なので、その品質維持に難しいものがあります。 しかし、それをKeePerは、材料ケミカルの高い性能と、それを店頭での施工技術力の維持のために、全国22か所のトレーニングセンターを設置し約80名のインストラクターが活動しております。それにも増して、全国のキーパープロショップの皆さんの高品質に対する意識の高さが、施工されたキーパーコーティングの、サービス商品としての高品質の向上と維持を実現しています。その品質の高さは定評があり、キーパーコーティングを施工されたお客様はリピート率約85%という高い率で支持され、その積み重ねと、認知度アップでの新規顧客の獲得と相まってKeePerのガラス系コーティングは市場を拡大しています。 また、この高い品質が競合商品との決定的に差別化された競争力になっており、これをいかに維持していくかが今後の事業の拡大に大きな影響を与えます。その為に、「技術研修」、「キーパー技術コンテスト」や「上達会」が、キーパープロショップや施工店さんたちへの当社の主な活動となっており、キーパーLABO運営事業においては、より一層高い品質を維持することが専門店としての生命線として維持向上に努めています。 キーパーLABOは2025年6月30日時点で156店舗(直営137店舗)、キーパープロショップが6,661店舗と非常に多くの店舗であり、それぞれの店舗の責任において施工がされていて、そのすべての商品品質を均一に高く維持することは極めて困難でありますが、逆に、これを実現することが競合商品との差別化、決定的な競争力であり、KeePerのブランディングそのものです。もちろん、KeePerのブランディングは、全国へのテレビCMやYouTube、Webサイトで広く一般に認知を広げるなどマーケティングを通じても作り上げられております。これは2025年度以降も継続して行きたいと思っています。 ② 新車マーケットでのKeePerコーティングの拡大について カーメーカーやカーディーラーなどの新車マーケットである自動車業界においてもKeePerの拡大をすべく積極的に営業活動がされております。方策としては、KeePer初の”新車用”コーティングとして発売した、「EXキーパー」を中心に導入を推し進めております。その活動は、各メーカーへの純正採用として、まず初めて2020年10月より『SUBARU WダイヤモンドKeePer』が発売され、着実に販売シェアが広がってきております。2021年9月1日からは、トヨタグループの自動車部品専門の卸売会社である、トヨタモビリティパーツ株式会社より、KeePerボディーコートが発売されました。2023年3月31日からは、株式会社ホンダアクセスより、「EXキーパー」「ECOダイヤモンドキーパー」が純正品として発売開始されました。新車から既販車まで一貫してKeePerのサービスを提供し、日本国中の車をより美しくし、お客様に喜びを提供していきます。 ③ キーパープロショップ登録店舗数の増加と1店舗当たりの施工台数の増加について KeePer製品等関連事業の主力であるキーパープロショップは主にガソリンスタンドです。ガソリンスタンドは石油製品(燃料)が徐々に販売減少していく中でそのインフラを活かし、燃料以外で収益を上げる必要があり、どこの石油元売りもこぞってカーコーティングの施工販売に力を入れております。ガソリンスタンド自体の店舗数は減少の一途ではありますが、いまだに29,000店舗以上あり、その中でキーパープロショップは2025年6月30日時点で、約23%の6,661店舗であります。期首6,598店から期末6,661店と微増ですが、主要製品の一つであるダイヤモンドキーパーケミカルとレジン2、ECOレジンの売上が、前年同期比約25%増の伸びとなっており、1店舗当たりのコーティング実績が向上している事がわかります。 キーパープロショップは、入会金ゼロ、会費無料であり、獲得のための営業活動も全くしておりませんが、実際に売上実績が上がる功績で自然に増えてきたものなので、ガソリン業界だけではなく、カーディーラーやカーショップなどへも拡大していくと予想しております。 ④ キーパーLABO既存店の売上向上と新規出店のペースアップについて キーパーLABO運営事業については、「愛車をキレイに、長く乗ろう」というマインドが高い状態が続き、新しい次元に入った実績が続きながら、KeePerコーティングがYouTubeなどのSNS上での高い評価を見て、高額商品の需要が高くなって、KeePerコーティングの人気は上昇し続けております。 キーパーLABOの前年実績のある既存店舗は、SNSの中で良い評判が広がっていること、TVコマーシャルなどでKeePerブランドが消費者の中に浸透してきていることによってKeePer全体の信頼が上がってきて、購買商品がより価格の高い上位商品である「EXキーパー」「ECOダイヤモンドキーパー」の施工が新車を中心に増加し、キーパーLABOの販売単価を押し上げて来ています。 キーパーLABO新店用の物件は、従来通り計画通りの出店を達成するための十分な候補数を確保しております。 今後も出店ペースを落とすことのないよう常に物件候補地の検討を継続しKeePerの認知度向上に努めてまいります。 ⑤ キーパーLABOとキーパープロショップの共存共栄について 初回施工はキーパーLABOで施工したお客様も、2回目以降の施工は近くて便利なキーパープロショップで施工される方がおよそ50%もいて、キーパーLABOが、周辺のキーパープロショップの活性化に役立っています。逆に、全国のキーパープロショップにKeePerの看板が上げられ、店頭ではパンフレットなどでの営業が行われることで、KeePerブランドの認知度がアップし、キーパーLABOの集客や運営に大きなプラスの力になっています。つまり、キーパーLABOとキーパープロショップの存在は相乗効果を持っており、このシナジー効果を持っていることもKeePerの大きな強みとなっております。 ⑥ 新規出店に伴う人員の採用と、資金計画について キーパーLABOの新規出店に伴う人員は、大学卒、高校卒とも、来春の新卒採用が前年を上回るペースで順調に推移しているため、中途採用も含めて十分な採用人数を得られるものと考えております。 企業理念にあるように、お客様の満足(CS)を高い技術で実現すると同時に、お客様の「ありがとう」の言葉で、従業員のやりがいと満足(ES)を生み出していくことが定着率の高さに結びつくと考えており、この理念の下で採用数の増加と相まって社員全体の増強が実現しております。今後も更なる店舗数拡大と品質の維持向上を図るため積極的な採用活動と従業員教育を進めてまいります。 新店の構築のためのコストは上昇しておりますが、新規開店から採算ベースに乗るようになってきており営業キャッシュ・フローでのプラス要因と、現在の現預金をもとに考えると、今後毎年30店舗余りの開店資金は安定的に調達をすることができると考えております。

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