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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

船井総研ホールディングス

Funai Soken Holdings Incorporated9757 · Prime · サービス業

船井総研HDは、経営コンサルティングを中核に、物流BPO・デジタルソリューションを展開する総合支援企業。

概要

船井総研ホールディングスは、中小・中堅企業向け経営コンサルティングを主軸とする持株会社である。1970年に株式会社日本マーケティングセンターとして創業し、1988年に大阪証券取引所に上場。2025年12月期の連結売上高は333億円、営業利益率は26.5%に達する。グループは経営コンサルティング、ロジスティクス、デジタルソリューションの3事業で構成され、2025年時点で11社の連結子会社を持つ。

三つの事業セグメントで構成される収益基盤

グループは経営コンサルティング事業、ロジスティクス事業、デジタルソリューション事業の三つを報告セグメントとする。中核の経営コンサルティング事業は、売上高244億円(2025年12月期)で全体の約73%を占め、営業利益83億円と高い収益性を示す。ロジスティクス事業は物流コンサルティングとBPOで売上高43億円、デジタルソリューション事業はWEB広告やクラウド開発で売上高45億円を計上する。各事業は専門子会社が担当し、クロスセルによる顧客深耕を図る。

ストック型収益と高い営業利益率の構造

収益の特徴は、月次支援契約や経営研究会会費などのストック型収益が売上の約6割を占める点にある。2025年12月期の月次支援売上は159億円、研究会会費は29億円で、継続的な収入基盤を形成する。これにより営業利益率は26.5%とコンサルティング業界で高い水準を維持する。一方でデジタルソリューション事業は人件費増加により営業損失96百万円を計上しており、セグメント間で収益性に差がある。

グループ経営と子会社の役割分担

2014年7月に持株会社体制へ移行し、船井総研ホールディングスがグループ全体を統括する。主な連結子会社には、経営コンサルティングを担う株式会社船井総合研究所、ロジスティクス事業の船井総研ロジ株式会社(2026年1月に船井総研サプライチェーンコンサルティングに商号変更予定)、デジタルソリューションの株式会社船井総研デジタルなどがある。また中国・上海に船井(上海)商務信息咨詢有限公司、インドにFunai Consulting India Private Limitedを設立し、グローバル展開を進める。

人的資本への積極投資とコンサルタント拡充

グループは成長の源泉を人材と位置づけ、2028年までにコンサルタント数を1,400名に増やす目標を掲げる。2025年12月期の従業員数は1,651人で、前期比で増加傾向にある。人的資本経営の一環として、健康経営や長期定着を促す環境整備に注力する。ROE目標30%(2025年実績26.5%)の達成に向け、生産性向上と人材投資のバランスを重視する方針を示す。

業界の中での役割は経営コンサルティングファームにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
333億円
営業利益
88億円
営業利益率
26.4%
純利益
65億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
経営コンサルティング事業245億円73.4%84億円34.3%
デジタルソリューション 事業45億円13.5%-1億円-2.2%
ロジスティ クス事業44億円13.2%6億円13.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01経営コンサルティング事業主力

中小・中堅企業向けに経営全般のコンサルティングを提供。業種別・テーマ別の研究会・セミナーも実施。子会社を通じて日本国内外で展開。

中小企業向け経営コンサルティングで業界トップクラスの実績

主要顧客中小企業、中堅企業

主な製品・サービス2
経営コンサルティングサービス
経営戦略、マーケティング、人事、財務等の分野で、クライアント企業の課題解決を支援。
経営研究会・セミナー
特定業種や経営テーマに特化した研究会・セミナーを定期開催。会員企業間の情報交換・ベンチマークの場として機能。

02ロジスティクス事業準主力

物流コンサルティング及び物流BPO(業務代行)を提供。クライアントの物流コスト削減や業務効率化を支援。

主要顧客製造業、小売業、物流会社

主な製品・サービス2
物流コンサルティング
物流戦略立案、倉庫・輸配送ネットワーク設計等のコンサルティング。
物流BPOサービス
物流業務の設計・構築・運用を代行。倉庫内作業や配送管理まで一括請負。

03デジタルソリューション事業副次

WEB広告運用代行、クラウド開発・運用、AI採用クラウドサービスの提供等。Sales Process Transformation(SPX)領域の支援。

主要顧客中小企業、中堅企業

主な製品・サービス3
SPX(Sales Process Transformation)
WEB広告運用代行を中心に、販売プロセス全体のデジタル変革を支援。
クラウドソリューション
クラウド環境の設計・構築・運用サービス。AWS等での開発支援。
HRソリューション(AI採用クラウド)
採用活動を効率化するAIクラウドサービス(リクルーティングクラウド)の提供。

製品と技術

中小企業向け月次支援と経営研究会の仕組み

経営コンサルティング事業の中心は、クライアント企業に対し毎月訪問する「月次支援」と、業種別・テーマ別の経営研究会である。月次支援は売上高159億円(2025年12月期)を占め、経営戦略から財務・人事まで幅広い分野をカバーする。経営研究会は会員制で、住宅不動産や医療介護福祉など業種特化型の研究会を有し、会員数は過去最高を更新。会費収入は約29億円で、情報交換とベンチマークの場として機能する。

ロジスティクス事業のコンサルティングとBPO

ロジスティクス事業は、物流コンサルティングと物流BPO(業務代行)の二本柱で構成される。コンサルティングでは物流戦略立案や倉庫・輸配送ネットワーク設計を提供し、研究会も運営。2025年12月期は物流コンサルティングの新規案件増加により売上高43億円、営業利益6億円と増益。一方、BPOは大口顧客との取引解消により減収となったが、全体として微増収を確保した。

デジタルソリューション:SPXからHRクラウドまで

デジタルソリューション事業は、WEB広告運用代行(SPX)、クラウド開発・運用、HRソリューション(AI採用クラウド「リクルーティングクラウド」)を提供する。2025年12月期の売上高は45億円(前期比13.7%増)だが、人件費増により営業損失96百万円を計上。特にDXグランドデザイン策定やZohoCRM導入などITコンサルティングが伸長し、WEB広告運用も好調だったが、クラウドソリューションの一部案件縮小が響いた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 経営コンサルティング事業中小企業向け経営コンサルティングで業界トップクラスの実績

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

コンサル系サービスで高い収益性、中規模ながら安定成長

サービス業に属し、同業他社のジンジブやイシンなどと競合するが、当社は売上高333億円と中規模ながら非常に高い収益性を誇る。営業利益率は26%超で、業界内でもトップクラスである。過去3期で売上高は282億円から333億円へと堅調に増加しており、収益性もほぼ横ばいの高水準を維持している。これは専門性の高いサービスを提供していることや、効率的な運営によるものと見られる。同業他社と比べると規模は小さいが、収益力の面では優位に立っており、安定した成長を続けている。

強み

  • 営業利益率26%超と非常に高く、効率的な経営が光る。
  • 毎期着実に売上を増やし、安定した業績を維持している。
  • 高い専門スキルで顧客価値を提供し、リピート率が高い。

課題

  • 売上高が中規模で、さらなる成長には新規開拓が必要。
  • 専門人材の確保・育成が急務であり、コスト増の懸念。
  • サービス業界は競争が激しく、差別化が求められる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字が船井総研ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16200インソース616億円14.5倍
23854アイル615億円15.6倍
33661エムアップホールディングス608億円19.9倍
48005スクロール600億円21.5倍
53612ワールド590億円9.3倍
69757船井総研ホールディングス585億円13.4倍
73371ソフトクリエイトホールディングス580億円12.9倍
83932アカツキ556億円9.8倍
97921TAKARA & COMPANY548億円15.9倍
10277Aグロービング528億円20.1倍
119474ゼンリン521億円17.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

日本マーケティングセンターとして創業した1970年

1970年3月、企業経営の総合診断を主業務とする株式会社日本マーケティングセンターが資本金1,000千円で設立された。同年9月には経営者のための経営戦略研究会として会員制組織「コスモスクラブ」を設立し、コンサルティングと研究会を組み合わせたビジネスモデルの基礎を築く。1971年8月には東京事務所を開設し、関東地区への業務拡張を図った。

地域経営研究会の展開と商号変更(1978-1985年)

1978年3月、名古屋や福岡などの主要都市に地域の経営者のための経営研究会「地域フナイクラブ」を設立し、全国展開の足がかりを得た。1981年12月に大阪本社を移転し、1985年3月には商号を株式会社船井総合研究所に変更。これにより「船井」ブランドが確立され、中小企業向け経営コンサルティングの専門性を強く打ち出すようになる。

株式上場と事業拡大(1988-2000年)

1988年9月、大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に上場。1990年5月には船井ファイナンス株式会社(現船井キャピタル)を設立し、金融関連事業に進出。1993年6月に大阪証券取引所市場第二部に指定され、2000年2月には株式会社船井情報システムズ(後の船井総研ITソリューションズ)を設立。同年5月には船井総研ロジ株式会社を設立し、ロジスティクス事業に参入した。

持株会社体制への移行(2014年)

2014年7月、持株会社体制に移行し、商号を株式会社船井総研ホールディングスに変更。経営コンサルティング事業は株式会社船井総合研究所に、営業サポート業務は株式会社船井総研コーポレートリレーションズ(後の船井総研デジタル)に継承された。これによりグループ各社の役割を明確化し、機動的な事業運営が可能となった。同時に、過去に株式を一部売却していた船井総研ロジを再び完全子会社化し、ロジスティクス事業を再編した。

M&Aによる事業領域の拡大(2015-2023年)

2015年2月に株式会社プロシードを完全子会社化、2018年2月には株式会社HR Forceを設立(後に船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティングに商号変更)、同年6月に新和コンピュータサービス株式会社を完全子会社化。2022年7月には船井総研コーポレートリレーションズが新和コンピュータサービスを吸収合併し、株式会社船井総研デジタルに商号変更。2023年1月には成長戦略株式会社を完全子会社化し、段階的にデジタル・人材関連の機能を強化した。

過去最高業績と中期経営計画の達成(2025年)

2025年12月期の連結売上高は333億円(前期比8.8%増)、営業利益88億円(同5.9%増)と過去最高を更新。ROEは26.5%と中期目標25%を達成した。2025年にはアルマ・クリエイション、アパレルウェブ、MIコンサルティングなどの子会社をグループに迎え、専門性を拡充。インドに現地法人を設立し、グローバル拠点を上海に加えて2カ国に広げた。

年表28件を開く

1970年代

  • 1970年3月創業企業経営の総合診断を主業務として株式会社日本マーケティングセンター(現株式会社船井総研ホールディングス 資本金1,000千円)を設立。
  • 1970年9月創業経営者のための経営戦略研究会として会員制組織コスモスクラブ設立。
  • 1971年8月関東地区の業務拡張のため東京事務所(東京都港区)を開設。
  • 1978年3月創業名古屋、福岡等の各主要都市に地域の経営者のための経営研究会として地域フナイクラブ設立。

1980年代

  • 1981年12月大阪本社を大阪市北区太融寺町に移転。
  • 1985年3月商号変更商号を「株式会社日本マーケティングセンター」から「株式会社船井総合研究所」に変更。
  • 1988年9月上場大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に上場。

1990年代

  • 1990年5月創業船井ファイナンス株式会社(船井キャピタル株式会社)を設立。
  • 1993年6月大阪証券取引所市場第二部に指定される。
  • 1996年9月大阪本社を大阪市北区豊崎に移転。

2000年代

  • 2000年2月創業株式会社船井情報システムズを設立(2014年7月に株式会社船井総研ITソリューションズに商号変更)。
  • 2000年5月創業船井総研ロジ株式会社を設立(2026年1月に株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティングに商号変更)。
  • 2003年3月船井総研ロジ株式会社(現株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティング)の株式一部売却により連結の範囲から除外。
  • 2004年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2005年4月東京本社を東京都千代田区丸の内に移転。
  • 2005年12月M&A東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に指定される(2013年7月 現物市場統合に伴い大阪証券取引所市場第一部は東京証券取引所市場第一部に統合)。

2010年代

  • 2010年7月大阪本社を大阪市中央区北浜に移転。
  • 2012年1月中国(上海)に船井(上海)商 務 信息咨詢有限公司を設立(現連結子会社)。
  • 2013年9月船井キャピタル株式会社を清算結了。
  • 2013年11月M&A持株会社体制への移行のため、株式会社船井総合研究所分割準備会社(現連結子会社。2014年7月に株式会社船井総合研究所に商号変更)及び株式会社船井総研コーポレートリレーションズ分割準備会社(2014年7月に株式会社船井総研コーポレートリレーションズに商号変更。2022年7月に新和コンピュータサービス株式会社を吸収合併し、株式会社船井総研デジタルに商号変更)を設立。
  • 2014年1月M&A船井総研ロジ株式会社(現株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティング)を完全子会社化(現連結子会社)。
  • 2014年7月M&A持株会社体制に移行し、商号を株式会社船井総研ホールディングスに変更。経営コンサルティング事業を株式会社船井総合研究所に、営業サポート業務を株式会社船井総研コーポレートリレーションズ(2022年7月に新和コンピュータサービス株式会社を吸収合併し、株式会社船井総研デジタルに商号変更)にそれぞれ継承。
  • 2015年2月M&A株式会社プロシードを完全子会社化(2026年1月に株式会社船井総合研究所と吸収合併)。
  • 2018年2月商号変更株式会社HR Forceを設立(2026年1月に株式会社船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティングに商号変更)(現連結子会社)。
  • 2018年6月M&A新和コンピュータサービス株式会社を完全子会社化(2022年7月に株式会社船井総研コーポレートリレーションズと吸収合併)。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年7月M&A株式会社船井総研コーポレートリレーションズが新和コンピュータサービス株式会社を吸収合併し、株式会社船井総研デジタルに商号変更。
  • 2023年1月M&A株式会社船井総合研究所が成長戦略株式会社を完全子会社化(2025年4月に株式会社船井総合研究所と吸収合併)。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • コンサルタント数2028年まで1,400名
  • ROE(自己資本利益率)30%
  • 総還元性向65%以上
  • 配当性向60%以上
  • 女性取締役比率2030年まで30%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中堅企業向けコンサルティング拡大

    中小企業に加え、国策を追い風に市場拡大する中堅企業向けのコンサルティング及び中堅企業化コンサルティングを強化。AI、CRM、EC、M&A、IPOなどトランスフォーメーション支援を推進します。

  2. 02

    人的資本経営による人財基盤拡充

    コンサルタント数・生産性・期待在籍年数の3要素を最大化する人的資本投資を加速。採用強化と定着支援により2028年にコンサルタント1,400名体制を目指します。

  3. 03

    ロジスティクス事業の基盤構築

    コンサルティング、コミュニティ、ネットワーク、データベースの4軸で国内最大のロジスティクス事業基盤を目指し、総合ロジスティクス・プロバイダー企業を志向します。

  4. 04

    DX・AXコンサルティング強化

    グローバルプラットフォーマーと連携し、AIトランスフォーメーション(AX)・DXコンサルティングを強力に推進。デジタルソリューションサービスの拡充により領域拡大を図ります。

  5. 05

    資本効率向上と株主還元強化

    ROE30%、総還元性向65%以上、配当性向60%以上の目標を掲げ、成長投資と株主還元を両立。自らもサステナグロースカンパニーのモデルとなることを目指します。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,651人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は739万円で、9期前と比べて+9.1%平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は9.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月873
2017年12月941
2018年12月1,105
2019年12月67839.08.71,209
2020年12月66239.29.41,303
2021年12月67139.810.21,317
2022年12月69939.19.21,382
2023年12月67039.49.41,535
2024年12月66940.69.71,535541
2025年12月73940.19.81,651533

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率55.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 8 / 海外 3、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
大阪本社 — 大阪市北区1,301百万円
全社(共通)
東京本社 — 東京都中央区768百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    ㈱船井総合研究所(注)3、4、6、9
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    船井(上海)商務信息咨詢有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    船井総研ロジ㈱(注)7、10
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プロシード(注)6
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱HR Force(注)8
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱船井総研あがたFAS
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    アルマ・クリエイション㈱(注)5
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アパレルウェブ(注)5
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    AWSG Pte.Ltd.(注)2、5
    シンガポール シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱MIコンサルティング(注)5
    愛知県名古屋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Funai Consulting India Pvt. Ltd.(注)2、5
    インド ベンガルール · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は333億円営業利益88億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.8%、利益が+6.0%。

売上高
+8.8%
333億円
営業利益
+6.0%
88億円
純利益
+8.3%
65億円
営業利益率
26.4%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高370億円333億円
営業利益91億円88億円
純利益66億円65億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は168億円、営業利益は47億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+5.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q681826.512
2023年2Q661624.211
2023年3Q721622.211
2023年4Q7618
2024年1Q702130.015
2024年2Q742128.414
2024年4Q1624125.331
2025年2Q1604729.417
2025年4Q1734123.748
2026年2Q1684728.032

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は90億円から333億円へ3.7倍に増えた。直近期の営業利益率は26.4%。売上は4期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
中国(上海)に船井(上海)商 務 信息咨詢有限公司を設立(現連結子会社)。
2012年12月902213
持株会社体制への移行のため、株式会社船井総合研究所分割準備会社(現連結子会社。2014年7月に株式会社船井総合研究所に商号変更)及び株式会社船井総研コーポレートリレーションズ分割準備会社(2014年7月に株式会社船井総研コーポレートリレーションズに商号変更。2022年7月に新和コンピュータサービス株式会社を吸収合併し、株式会社船井総研デジタルに商号変更)を設立。
2013年12月1012720
船井総研ロジ株式会社(現株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティング)を完全子会社化(現連結子会社)。
2014年12月1253018
株式会社プロシードを完全子会社化(2026年1月に株式会社船井総合研究所と吸収合併)。
2015年12月1473724
2016年12月1643926
2017年12月1874732
新和コンピュータサービス株式会社を完全子会社化(2022年7月に株式会社船井総研コーポレートリレーションズと吸収合併)。
2018年12月2175035
2019年12月2585839
2020年12月2505135
2021年12月2286444
株式会社船井総研コーポレートリレーションズが新和コンピュータサービス株式会社を吸収合併し、株式会社船井総研デジタルに商号変更。
2022年12月2567250
株式会社船井総合研究所が成長戦略株式会社を完全子会社化(2025年4月に株式会社船井総合研究所と吸収合併)。
2023年12月2827352
2024年12月306838427.160
2025年12月333888826.465

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高333億円のうち、営業利益として残るのは88億円26.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は65億円、売上の19.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.0%203億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.6%42億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益26.4%88億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
39.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+18.9pt
26.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+14.5pt
19.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.7pt
26.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
18.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
28.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが79億円、投資CFが20億円で、差し引きのフリーCFは99億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は134億円で、売上の4.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月18−16−7238
2013年12月20−11−7939
2014年12月29−1−112856
2015年12月207−122771
2016年12月284−173287
2017年12月40−10−1230105
2018年12月36−2−2834110
2019年12月45−5−3440116
2020年12月353−3238122
2021年12月52−2−2550147
2022年12月504−3054170
2023年12月55−22−7433129
2024年12月70−26−7044103
2025年12月7920−6899134

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は345億円。このうち返さなくてよい自己資本が258億円で、自己資本比率は72.4%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1731452883.2
2013年12月1861592785.3
2014年12月2041673781.1
2015年12月2231824181.3
2016年12月2291933683.5
2017年12月2572164183.3
2018年12月2672244382.2
2019年12月2842325279.4
2020年12月2802374382.4
2021年12月3092575280.7
2022年12月3302775381.7
2023年12月3162575979.2
2024年12月3142506477.2
2025年12月3452588772.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
125億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
282億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
87億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中28位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中231位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
26.5%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
26.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.4%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,169で、1年前と比べて-2.6%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥1,169-0.8%1ヶ月+7.5%1年-2.6%時価総額585億円
過去52週の値幅
安値¥1,041高値¥1,325

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.4倍
PER (会社予想)16.2倍
PBR3.91倍
配当利回り4.11%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末の1,058円から上昇基調で、7月29日には1,165円まで上昇した。その後は調整し、8月5日には1,083円まで下落したが、8月7日には1,107円まで回復。25日移動平均線(1,113円)近辺で推移しており、75日線(1,079円)を上回っている。52週高値1,325円からは約17%下落、52週安値1,041円からは約6%上昇した水準。RSIは44.95と中立圏。出来高は増加傾向。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERが15.87倍で業界平均22.52倍を下回り、PBRは3.97倍で平均3.19倍を上回るが、ROE26.5%と高い収益性がPBRを正当化している。配当利回りは4.34%と平均2.68%を上回り、株主還元も充実している。ただし、業界平均と比較するとPERはやや低く、PBRはやや高いため、バランスが取れていると言える。業績は増収増益が続き、営業利益率も高水準を維持しており、成長性と収益性のバランスが良い。総合的に見て、ほぼ妥当な水準と評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.4倍23.4倍
PER (予想)16.2倍
PBR3.91倍3.51倍
ROE26.5%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この銘柄の投資論点は、高い収益性と成長性をどう評価するかにある。強気派は、売上高の増収基調と営業利益率の高さを評価し、コンサルティング需要の拡大で中期的な成長が続くと見る。一方、弱気派は、競争激化によるコンサルティングフィーの低下や、人材確保の難しさを懸念し、今後の利益率の低下リスクを指摘する。また、景気変動の影響を受けやすい点も懸念材料。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性と成長性

    営業利益率26%超、売上高は増収基調で2025年には333億円に拡大

  • 中小企業支援の需要拡大

    業務改善やIT導入支援への需要は中期的に増加傾向

  • 人材育成の強み

    従業員約1,650人規模で、コンサルタントの質が競争優位性につながる

  • 2025年12月期営業利益88億円と前年比6.0%増益通年影響

    営業利益は83億円→88億円と5億円増加、売上高333億円も過去最高

  • ROE26.5%と非常に高い資本効率継続影響

    ROE26.5%は高水準で、PBR3.97倍の高評価を支える収益力

  • 配当利回り4.34%と高水準の株主還元通年影響

    配当利回り4.34%、純利益65億円に対する配当性向も約37%と余裕あり

  • 純利益が52→60→65億円と3期連続増益通年影響

    純利益は52億円、60億円、65億円と増加を続け、増益基調が継続

マイナスに働く材料7
  • 競争激化のリスク

    コンサルティング市場は参入障壁が低く、競合が増加している

  • 人材依存度の高さ

    優秀な人材の確保が難しく、離職リスクが収益に影響

  • 景気変動の影響

    中小企業の投資意欲は景気に左右されやすく、受注が減少する可能性

  • 営業利益率が27.12%→26.43%へ低下通年影響

    2024年12月期27.12%から2025年12月期26.43%へ0.69ポイント悪化

  • 予想PER15.4倍と実績15.87倍から改善幅小幅通年影響

    予想PER15.4倍は実績15.87倍とほぼ同水準、成長割に評価が見合わない

  • 株価は1年で6.81%下落しバリュエーション修正継続影響

    株価1107円は1年間で6.81%下落、高PER・高PBRの調整局面

  • 外国法人保有18.63%と高く選別売りリスク継続影響

    外国法人の所有比率18.63%と高く、リスク回避時に売られやすい

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の持続性を確認するため、利益率の推移を注視
従業員数
コンサルティング業界では人材が重要で、増員が成長の指標になる
平均単価
コンサルティングフィーの単価動向が売上に直結する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48で、前期から+13.3%いまの株価に対する利回りは4.11%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
4.11%
いまの株価に対して
配当性向
62.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1269.5
2017年12月2066.776.9
2018年12月18−12.569.3
2019年12月2014.380.8
2020年12月2312.577.3
2021年12月246.793.0
2022年12月2814.679.2
2023年12月3318.281.5
2024年12月3815.487.0
2025年12月4313.362.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ18,660人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.1%を占め、残る64.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他39.538.236.739.040.243.6
金融機関28.829.828.127.427.622.8
外国法人19.218.922.120.217.818.6
事業法人11.311.711.812.012.412.3
自己株式5.75.96.08.17.39.1
証券会社1.31.31.31.51.92.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社船井本社9.87
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.54
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.69
04NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)4.62
05舩井和子2.61
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.33
07日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.12
08舩井勝仁2.11
09株式会社三井住友銀行1.90
10舩井孝浩1.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近20
  • 2026-07-23
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.32%
    -1.11pt
  • 2026-07-07
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.43%
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.22%
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.07%
    -0.04pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.10%
    -1.12pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.04%
    -1.03pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    3.86%
    -1.24pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.22%
    +0.18pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.75%
    -0.03pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.44%
    -0.31pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.48%
    +0.04pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.48%
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.73%
    -0.75pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    2.82%
    -0.91pt
  • 2026-06-11
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.11%
    +0.23pt
  • 2026-06-11
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.78%
    +0.06pt
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.88%
    +1.09pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.72%
    +0.72pt
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.79%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.00%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+80%、1株純資産は14期で−36%。直近期のROEは26.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月394289.411.455.5
2013年12月3931213.111.941.5
2014年12月3532510.915.890.4
2015年12月4835614.024.1194.3
2016年12月5037813.824.369.5
2017年12月6342115.939.876.9
2018年12月7043616.423.569.3
2019年12月7745317.432.480.8
2020年12月7046615.335.977.3
2021年12月4425318.229.593.0
2022年12月5027319.226.979.2
2023年12月5326220.024.181.5
2024年12月6426224.318.787.0
2025年12月7127526.516.262.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額191百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
中谷貴之代表取締役 社長 グループ CEO58
小野達郎取締役 専務執行役員63
春田基樹取締役 執行役員 マネジメント本部本部長46
砂川伸幸取締役 社外取締役59
山本多絵子取締役 社外取締役61
村上智美取締役 社外取締役58
中嶋乃扶子取締役(常勤監査等委員)社外取締役51
中尾篤史取締役(監査等委員)社外取締役56
小林章博取締役(監査等委員)社外取締役55
出口恭平取締役 執行役員49
坂元靖昌取締役(監査等委員)社外取締役44

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3893612642
社外取締役6606010
取締役(社内)1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容887字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(孫会社)11社で構成され、経営コンサルティング事業を主な事業内容とし、さらに当該事業に関連するロジスティクス事業及びデジタルソリューション事業の事業活動を展開しております。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業における各社の位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 (1) 経営コンサルティング事業 経営コンサルティング業務を中心に、総合コンサルティングを遂行する体制及び組織を有しておりますが、企業経営に関わるコンサルティング業務の他に業種・テーマ別の経営研究会・セミナー等を実施しております。 主な関係会社・・・株式会社船井総合研究所、船井(上海)商務信息咨詢有限公司、 株式会社プロシード、株式会社船井総研あがたFAS、 アルマ・クリエイション株式会社、株式会社MIコンサルティング、 Funai Consulting India Pvt. Ltd. (2) ロジスティクス事業 クライアントの業績向上及び物流コスト削減等を目的とした物流コンサルティング業務、物流業務の設計・構築・運用等を実行する物流BPO業務を実施しております。 主な関係会社・・・船井総研ロジ株式会社 (3) デジタルソリューション事業 WEB広告運用代行業務をはじめとするSPX(Sales Process Transformation)業務、クラウド開発・運用等のクラウドソリューション業務及びリクルーティングクラウド(AI採用クラウドサービス)の提供を中心としたHRソリューション事業を実施しております。 主な関係会社・・・株式会社船井総合研究所(デジタルソリューション事業)、 株式会社HR Force、株式会社アパレルウェブ、 AWSG Pte.Ltd. 当社グループの事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,139字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、2023年にグループパーパスを制定いたしました。変化が激しい不確実性の時代においても、力強く持続的に成長し続けられる会社をサステナグロースカンパニーと定義し、そのような企業を数多く輩出すること、また当社グループ自身もそのような会社になるという思いを込めています。 ① グループパーパス 「サステナグロースカンパニーをもっと。」 Sustainable Growth for More Companies どんな時代にも成長し続ける企業を増やし、あらゆる人が幸せにその可能性を開花させ、社会の生産性をも上げられる、そんな未来を私たちがリードしよう。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、上記グループパーパスの実現に向けて、常に成長し続けるグループを目指し、2023年12月期から2025年12月期の中期経営計画においては、資本効率を意識した経営を目指し、ROE(自己資本利益率)については2025年12月期に25%以上を目標としておりました。その結果、2025年12月期のROEは26.5%となり、目標を達成することができました。 (3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2023年12月期から2025年12月期にかけての中期経営計画においては、中核事業である経営コンサルティング事業を中心に“中堅・中小企業を中心とした「デジタル」×「総合」経営コンサルティング”を基本方針に定め、加えて、グループの成長の源泉である人的資本の充実を目標とした「積極的人財投資」と「グループパーパスの浸透」にチャレンジしてまいりました。 なお、以下の各戦略につきましては、2023年12月期から2025年12月期の中期経営計画における戦略を記載しております。2026年12月期から2028年12月期の中期経営計画における戦略については、「(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載しております。 ① 経営コンサルティング事業における事業戦略 経営者との直接接点を豊富に有することで、上流工程からアプローチできる強みを活かし、高い収益性を維持しながら、中堅・中小企業の経営課題を一気通貫でサービス提供できる体制へとビジネスを拡張してまいりました。また、上流コンサルティングの更なる拡大や中堅企業領域への展開も推し進めてまいりました。 ② ロジスティクス事業における事業戦略 コンサルティング、コミュニティ、ネットワーク、データベースの4軸において、国内最大のロジスティクス事業基盤の構築を目指し、従来の業務領域をさらに発展させ、総合ロジスティクス・プロバイダー企業を目指してまいりました。 ③ デジタルソリューション事業における事業戦略 デジタルソリューションサービスの拡充により、当社グループの基本方針であるDXコンサルティングや中堅企業向け経営コンサルティングへの領域拡大に資するように、引続き経営資源を投入してまいりました。 ④ 人財戦略 グループ共通の新たなコアバリューをベースに、より多様な人財がその長所を存分に発揮できる環境をデザインし、採用・育成・活躍の好循環により、グループの持続的成長を実現してまいりました。 ⑤ 資本政策の基本的方針 ・基本方針 当社は、株主価値を中長期的に高めていくために、適切な資本政策の方針の策定・実行が極めて重要であると認識しております。最適な株主資本の水準の形成と併せて、株主還元の向上に努めると同時に、積極的な事業投資により利益の拡大を目指し、資本効率を高めていくことを基本方針としております。 ・効率性の方針 2025年には、ROE(自己資本利益率)25%以上を目指してまいりました。 ・株主還元の方針 配当性向55%以上かつ総還元性向60%以上を目指してまいりました。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、今般、新たに「中期経営計画(2026-2028年)」を策定いたしました。当該期間におきまして、中小企業コンサルティングに加え、国策を追い風に市場拡大する「中堅企業コンサルティング」及び「中堅企業化コンサルティング」のリーディングカンパニーを目指すとともに、グローバルプラットフォーマーと連携したAX(AIトランスフォーメーション)・DXコンサルティングを強力に推進していくために、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 中堅企業コンサルティングへのターゲット領域の拡大 国策の後押しもあり、小規模企業・個人事業主数が減少し、中堅企業以上への集約が進む中、当社グループのコンサルティング領域を「中堅企業コンサルティング」及び「中堅企業化コンサルティング」へと拡大し、AI、CRM、EC、100億企業化、地域コングロマリット、M&A、IPO、人的資本経営、SCM(サプライチェーン・マネジメント)、補助金などのトランスフォーメーション・コンサルティングを推進してまいります。 ② 人的資本経営の推進による人財基盤の拡充 現在、グループの成長ドライバーである「コンサルタント数」「生産性」「期待在籍年数」の3要素を最大化するための人的資本投資を行っています。これからさらに加速し、採用の強化・定着支援の強化により2028年にコンサルタント1,400名体制の構築を目指すとともに、人的資本投資を通じた生産性アップ、健康経営推進など働く環境整備による長期定着を実現する組織づくりに注力いたします。 ③ 資本効率の向上と株主還元の強化による「サステナグロース」の実現 「サステナグロースカンパニー(持続的成長企業)」の輩出をグループパーパスとして掲げ、自らもそのモデル企業となることを目指します。財務戦略においては、ROE(自己資本利益率)30%(2025年26.5%)、総還元性向65%以上(2025年98.1%)、配当性向60%以上(2025年60.1%)を目標に掲げ、積極的な成長投資による企業価値向上と、株主還元を高い次元で両立させてまいります。 ④ サステナビリティ経営への取組 当社グループの持続的成長のため、ステークホルダー及び社会から見た重要性の高い項目として3つのマテリアリティ「①中堅・中小企業へのコンサルティングを通じた社会への貢献」、「②顧客企業のESG経営へのサポート」、「③自社グループの経営におけるESGへの積極的配慮と情報開示」を定めています。サステナビリティに関する取組は、社外取締役を委員長とするサステナビリティ委員会において進捗共有及び議論を行っており、今後もサステナビリティ経営の更なる強化を目指してまいります。 ⑤ コーポレート・ガバナンスの高度化 持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るため、コーポレート・ガバナンスのより一層の向上が不可欠と認識しており、コーポレートガバナンス・コードの確実な実践や、内部統制機能の確立は極めて重要な課題であると考えております。当社は、ガバナンス強化を目的として、独立性・中立性のある社外取締役を、取締役会の構成員数に対して過半数の比率とすることを方針としております。また、ジェンダーを含めた取締役会の多様性向上に向けて、取締役会における女性取締役比率を2030年30%以上維持を目標とし、取締役会の議論と経営の意思決定の質的向上を目指してまいります。
事業等のリスク6,804字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 当社グループのリスク管理体制 当社グループにおいては、損失リスクの管理を含めた危機管理を行う全社横断的な組織として、リスク管理委員会を設置しております。リスク管理委員会は、企業経営・事業継続に重大な影響を及ぼすリスクの識別・評価・管理が重要な課題であるとの認識の下、重点対応リスクを抽出した上で具体的な対策を講じる等、当社グループを取り巻くリスクを適切に管理し、リスク発生の防止に努めるなどの活動を行っております。各主要部門の担当取締役、執行役員及び従業員を中心に構成され、社内外における情報を収集し、様々な観点からリスク分析を行い、リスクに応じた対応策を検討、実施しております。 (2) 経営コンサルティング事業が経営成績上大きなウエイトを占めていることについて 経営コンサルティング事業は、当社グループの中核事業であり、収益面においても利益面においても大きな比重を占めております。 当社グループ(連結)の2024年12月期及び2025年12月期における売上高及び営業損益の内訳(金額及び構成比)は、下表のとおりであります。 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 売上高   営業損益   売上高   営業損益 金額 (百万円)   構成比率 (%)   金額 (百万円)   構成比率 (%)   金額 (百万円)   構成比率 (%)   金額 (百万円)   構成比率 (%) 経営コンサルティング事業   22,375   73.0   7,508   90.2   24,471   73.4   8,369   95.0 ロジスティクス事業   4,306   14.1   496   6.0   4,354   13.1   609   6.9 デジタルソリューション事業   3,962   12.9   159   1.9   4,504   13.5   △96   △1.1 消去又は全社   0   0   159   1.9   -   -   △69   △0.8 合計   30,645   100.0   8,324   100.0   33,330   100.0   8,813   100.0 (3) 当社グループの中核事業である経営コンサルティング事業に関連するリスクについて ① 経営コンサルティング業界を取り巻く環境について 当社グループにおいては、主に株式会社船井総合研究所が企業・法人を対象とした経営コンサルティングを行っております。 経営コンサルティング事業は、様々な分野において、幅広い専門知識や情報・技術をもって、企画立案・指導助言などのサービスを行う専門サービス業でありますが、当社グループが属する経営コンサルティング事業は、弁護士、公認会計士、税理士等のように法律によって独占業務が存する業態とは異なり、開業に際し必ずしも特別な資格取得の必要でない業態であります。 当業界におけるコンサルタント会社は、顧客満足度の高いサービスを提供するために、日々の業務等から得られたノウハウを蓄積し、新たな方法論(顧客の現状分析方法や現状分析に基づいた現状改革の方法)の構築を行っておりますが、今後当業界はさらに競争が厳しくなると予想されます。DX等の新たな顧客ニーズも発生しており、顧客ニーズに対応できる企業とそうでない企業との二極分化の傾向が生じていることから、今後、合従連衡を含む業界再編が進展していく可能性もあります。 また、我が国における当業界の市場規模は、欧米と比較し経済規模としては相対的に小さいとの指摘がなされております。今後、我が国における企業経営が成熟するに従い、経営コンサルティングなどの知的専門サービスに対するニーズは高まるものと認識していますが、こうした知的専門サービスに対する理解並びに認識が十分に高まらず、当社が顧客ニーズに適合しない方向に向かった場合は、当社の収益の拡大も限定的なものに留まる可能性があります。 ② 株式会社船井総合研究所の事業内容並びに顧客開拓について 当社グループの中核事業会社である株式会社船井総合研究所は、企業経営者が抱える様々な経営上の問題に対し、業種業態ごとに対応したマーケティング・顧客管理・人事などの経営に関するコンサルティングを通じ、顧客企業の育成及び発展を支援しております。 また、顧客企業に対する直接的なコンサルティング活動の他に、多岐にわたる経営課題並びに時流に即した経営セミナーの主催、また、経営戦略の研究や会員相互の交流による事業の可能性を広げるネットワーク作りを目的とする、多様なメンバーから構成された会員制組織である経営研究会を運営しております。 顧客開拓につきましては、既存顧客からの紹介、主催するセミナーによる集客、研究会のネットワーク拡充及び無料経営相談などにより顧客開拓を図っております。 顧客基盤におきましては、創業以来、流通業を主要な顧客基盤としておりましたが、現在においては、住宅・不動産業、医療・介護・福祉業、士業、自動車関連業、人材サービス業等、顧客基盤は拡大してきております。 株式会社船井総合研究所は、顧客開拓を専門に行う営業部門を有しておらず、今後も上記のようなコンサルティング活動を通じて顧客開拓を図る方針でありますが、顧客開拓のための活動や手法が有効に機能しなくなる等の事態が生じた場合においては、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ その他の経営コンサルティング事業について 株式会社プロシードは、コンタクトセンターコンサルティング事業を行っており、米国COPC社との日本独占ライセンス契約に基づいて、COPC組織認証等個人向けトレーニングを実施しているため、COPC社の経営方針、サービス内容の変化等によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。2026年1月1日を効力発生日として、株式会社船井総合研究所を存続会社、株式会社プロシードを消滅会社とする吸収合併を行っております。 ④ コンサルタントへの依存について 経営コンサルティング事業において、コンサルタント1人当たりの業務量には限界があることから、事業拡大を図るには優秀なコンサルタントの増員が不可欠であります。そのために、社内教育の研修プログラムにおいてコンサルタントとしての基本姿勢及び必要な知識を習得させ、また、通常3~5名程度で構成されるチームで実際の現場におけるコンサルティング業務を通じ、個々のコンサルタントのレベルアップと知識ノウハウの社内共有を図り人財の育成に努めております。とりわけ育児等と就業の両立支援の制度の導入により女性の活躍機会の向上に積極的に取組んでおり、優秀な人財の定着に努めております。さらに、新たな人財確保においては、国内外を問わず新卒採用の他に各分野での経験者の採用を積極的に進め、潜在能力の高い人財の獲得に努めております。 今後においても優秀な人財の確保及び優秀なコンサルタントへの育成に努め、引続き増員を図る方針でありますが、当社グループが求める人財の確保及び育成が進捗しない場合においては、コンサルタントへの依存が高い当社グループの事業並びに業績に影響を及ぼすことになります。 また、当事業の性格上、個々のコンサルタントの意識や能力等により、パフォーマンスに差が生じる可能性があります。 当社は、社員のモチベーション及び帰属意識をより高めるために、人事評価制度における見直しを行い、個々の成果がより反映される給与体系を導入しております。しかしながら、能力の高いコンサルタントの中には独立志向が高い人財がいる可能性もあり、一部の重要な人財の離職があれば、業績において一時的な影響を受ける可能性があります。 ⑤ 海外事業におけるカントリーリスクについて 当社は中国上海市及びインドベンガルールに子会社を有し、シンガポールにも孫会社を有しております。主に国内企業の中国及びシンガポールへの進出サポート、現地における営業マーケティングのコンサルティング活動、当社グループを含めた企業からのシステム開発受託等を展開しております。中国市場におけるコンサルティングニーズは高い一方で、カントリーリスクが依然として高い状況にあります。具体的には、中国においては反日活動による日本製品への影響、税務・法務諸制度の度重なる変更による影響、政治・経済状況の激変によるマーケットに与える影響、大気汚染をはじめとした環境問題による従業員の健康への影響があげられ、インドやシンガポールにおいても、為替リスクなど海外事業特有のカントリーリスクがあげられます。今後も中国をはじめ、海外ビジネスにおけるコンサルティング等のニーズは高まるものと考えておりますが、上記のようなカントリーリスクにより、当社グループに一時的に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 経営コンサルティング事業以外の事業に関連するリスクについて ロジスティクス事業については、顧客の業績向上及び物流コスト削減等を目的とした物流コンサルティング業務、物流業務の設計・構築・運用等を実行する物流BPO業務等のサービスを提供しております。これらは顧客との良好な関係により成立するため、常に競合会社からの営業活動による顧客の流出リスクに晒されております。また、物流BPO業務については、リフト作業時の事故や倉庫内事故といった荷物事故、車両事故、倉庫の火災等予期しない業務事故が発生する可能性を秘めており、共同購買では品質における瑕疵等が考えられ、その対応処置に応じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、ESGにおける顧客をはじめとした社会・サプライチェーン全体の環境に配慮したソリューション提案を速やかに展開する必要性に迫られるリスクに晒されております。 デジタルソリューション事業については、マーケティング・バックオフィスの両面において、デジタル活用のコンサルティング、システム開発やプロダクト開発、WEB広告運用代行業務等のサービスを提供しております。デジタル関連業界においては技術革新のスピードが速く、また、競合他社においても大手企業はもとより新興企業が多数存在し、競争の激しい業界であります。このような業界においては、刻々と変化、複雑化する顧客ニーズに対し的確に対応する必要があり、同社が顧客ニーズに対応できない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、HRソリューション事業については、主に採用広告運用代行サービスを通じて、現在多くの企業が抱える人手不足という課題に、ITテクノロジーを活用した解決ソリューションを提供しております。人材業界は大手企業をはじめ競合他社が多数存在し、価格面やサービス面において同社の競争優位性を維持できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 当社グループ戦略等について ① 事業領域の見直しについて 当社グループは、現経営陣の下、事業戦略の見直しを行った結果、中核事業であり安定した利益の見込まれる経営コンサルティング事業については、当面事業の拡大は可能と判断し、当該事業及びその周辺事業に経営資源を集中する方針を採っております。 当該方針に従い、今後、経営コンサルティング事業とシナジー効果の高い周辺事業などの新規の事業領域への進出を図ることにより、初期投資によるコスト発生及び投資計画と業績実績との乖離が発生した場合、当社グループの経営成績に一時的に影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループのブランド力について 創業者の舩井幸雄が築いてきた「船井総合研究所」ブランドは、経営コンサルティング事業をはじめとする当社グループの事業展開の上で不可欠であり、このブランドを維持・発展することは、当社グループの事業基盤拡大の上で非常に重要であります。しかしながら、コンサルタントの質の低下や当社グループが提供するサービスが、顧客ニーズに必ずしも合致したものではなくなる状況が生じ、顧客からの信頼獲得に影響を及ぼす等の事態が生じた場合には、ブランド力の低下につながります。また、「船井総合研究所」あるいは「船井総研」の商標を冠する各社等にリーガル・コンプライアンスやコーポレート・ガバナンス上の諸問題が発生した場合にはブランドの毀損につながり、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 情報セキュリティに関するリスクについて 当社グループは、業務遂行上の必要から、個人情報や経営情報等の顧客の機密情報を保有しております。当社グループでは情報セキュリティをESGの重要課題の一つと捉え、グループの情報セキュリティ基本方針の下、当該情報の取得、保管、加工、利用、廃棄に当たっては、個人情報の保護に関する法律やその他の各種法令、守秘義務契約や機密保持契約を厳守すべく、グループ全体に情報セキュリティ関連規程及び運用状況の統制を行い、社内規程に則った取扱いをする体制を布いております。組織面では役職員等に対して情報セキュリティ5か条及び情報セキュリティマニュアルやeラーニングを用いた教育・研修等による情報管理の重要性の周知徹底をするとともに、システム面では主たるグループ会社では2018年より場所を選ばないシームレスなモバイル環境の整備と、クラウド化やメールの暗号化及び誤送信対策等によりセキュリティの両立を進め、コロナ禍以降の新たな働き方にもスムーズに対応しております。また、株式会社船井総合研究所では、2020年から顧客の情報資産の預かり方法の仕組みも刷新するなど、セキュリティ対策を日々強化し、機密保持に努めております。 しかしながら、これらの対策にもかかわらず、不測の事態により、これら情報の流出、個人情報の取得・取扱手続の不備による法令違反、重要データの破壊や改ざん、システム停止等が生じた場合には、当社グループの信用低下や損害賠償等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 内部管理体制について 当社グループは、持続的な成長と中長期的に企業価値の向上を図るため、コーポレート・ガバナンスの充実を経営の重要課題と位置づけております。当社グループでは業務の適正及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備及び運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な事業運営が困難となり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (8) 保有資産に関するリスクについて 当社グループが保有する資産のうち、有形固定資産、無形固定資産及び有価証券等において、当社グループの業績が計画どおり進捗できず将来得られるキャッシュ・フローが大幅に減少することとなった場合や、発行体の業績悪化等や経営破綻等が発生した場合には、これらの資産について減損処理を行う場合があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。こうした保有資産に関するリスクを回避するために、新規投資及び投資後の進捗管理を取締役会等において十分に検討を行い、リスクの予防や早期発見に努めてまいります。 (9) 大規模災害やパンデミック等のリスクについて 大規模災害により社会インフラが損壊するような事態や新型コロナウイルス等によりパンデミックが発生し、世界経済に悪影響を与える事態になった場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。これらの事態に備えて、従業員の安否を確認し、安全を確保する危機管理マニュアルを定めており、安否確認訓練を年に1度以上実施しております。また事業継続対策の一環として、2024年4月に東京本社を災害時を想定したBCP対策にも力を入れている東京ミッドタウン八重洲に移転し、2026年1月に大阪本社をイノゲート大阪に移転しております。
経営成績の分析 (MD&A)9,505字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境は、米国において1月に発足した新政権の関税政策に対する警戒感から、金融市場や企業経営に不透明感が漂う状況となりました。また、長期化するウクライナ情勢はいまだに終結が見通せない状況であり、中東においても断続的な戦闘が繰り返されており、非常に不安定な情勢が続いております。日本経済においては、雇用及び所得環境の改善を背景とした個人消費の回復を受けて、景気の緩やかな持ち直しの動きがみられるものの、先行きには慎重さがうかがえます。大企業は、労働力不足を解消するため、自動化・省力化に向けた設備投資を行い、円安基調を背景に堅調な業績を維持しております。一方で中小企業においては、原材料価格の高騰によるコスト増を販売価格に十分に転嫁できていない実態があり、従業員の人手不足も継続しております。コロナ禍における政府の金融支援が終了したことで倒産件数も高水準で推移するなど先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループにおきましては、2025年1月よりあがたグローバルコンサルティング株式会社とともに設立した「株式会社船井総研あがたFAS」が業務を開始いたしました。また、同月には、日本を代表するマーケターであり、多くの経営者を指導してきた神田昌典氏が率いる「アルマ・クリエイション株式会社」がグループインいたしました。4月には、アパレル業界における深い専門性、ウェブマーケティングにおける豊富な知見を持つ「株式会社アパレルウェブ」が、7月には、M&Aコンサルティングとデューデリジェンスに強みを持つ「株式会社MIコンサルティング」がグループインいたしました。さらに11月には、グローバル・ケーパビリティ・センターとしてグループ全体のDX推進を加速させるため、初めてインドに現地法人「Funai Consulting India Private Limited」を設立いたしました。 そのような中、当連結会計年度における当社グループの経営成績は、売上高33,330百万円(前連結会計年度比8.8%増)、営業利益8,813百万円(同5.9%増)、経常利益8,841百万円(同5.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,526百万円(同8.9%増)と過去最高の業績を達成することができました。 当連結会計年度のセグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ・経営コンサルティング事業 経営コンサルティング事業におきましては、主力であります月次支援の契約単価の上昇及び経営研究会会費の値上げの効果もあり、前連結会計年度と比較して増収となりました。ストックビジネスの中核となります経営研究会の会員数も増加を続けており過去最高を更新いたしました。業種別で見ますと、主力であります住宅不動産業界向けコンサルティング部門、医療介護福祉業界向けコンサルティング部門が順調に売上高を伸ばすことができました。利益面におきましては、人的資本強化のため積極的に人財投資を行いつつコストコントロールを行い、増益を確保しております。 その結果、売上高は24,471百万円(前連結会計年度比9.4%増)、営業利益は8,369百万円(同11.5%増)となりました。 売上高内訳   月次支援   プロジェクト   経営研究会会費   その他   合計 単位:百万円   15,963   4,134   2,984   1,390   24,471 (注) プロジェクト売上にはM&A売上が一部含まれております。 ・ロジスティクス事業 ロジスティクス事業におきましては、物流コンサルティング業務の新規プロジェクトや既存顧客からの受注が着実に積み上がり、順調に推移いたしました。また、物流企業向けコンサルティングの研究会会員数は期初から引続き増加し、増収となりました。一方、物流BPO業務は、既存大口顧客との取引解消の影響により減収となりましたが、ロジスティクス事業全体としては増収となりました。利益面につきましては、収益性の高い物流コンサルティング業務が好調に推移したことに伴い、大幅な増益となりました。 その結果、売上高は4,354百万円(前連結会計年度比1.1%増)、営業利益は609百万円(同22.8%増)となりました。 ・デジタルソリューション事業 デジタルソリューション事業におきましては、HRソリューションにおける採用広告運用代行サービスにおいて、一部大型クライアントの広告予算縮小、クラウドソリューションにおける下請け型の受託案件の縮小がありましたが、ITコンサルティングにおいて、DXグランドデザイン策定からZohoCRM導入をはじめとした実装支援の案件が増加し、WEB広告運用代行も引続き好調に推移したため、増収となりました。利益面では、人件費を中心とした営業費用が増加したため、減益となりました。 その結果、売上高は4,504百万円(前連結会計年度比13.7%増)、営業損失は96百万円(前連結会計年度は営業利益159百万円)となりました。 また、当連結会計年度における財政状態の概況は次のとおりであります。 ・資産の部 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて、3,054百万円増加し、34,493百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べて2,954百万円増加し、20,711百万円となりました。これは主に現金及び預金、受取手形、売掛金及び契約資産、有価証券の増加、その他に含まれる未収入金の減少によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて100百万円増加し、13,782百万円となりました。これは主に建設仮勘定、のれん、投資有価証券、退職給付に係る資産、長期預金、差入保証金の増加、建物及び構築物、土地の減少によるものであります。 ・負債の部 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,255百万円増加し、8,705百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べて2,240百万円増加し、8,514百万円となりました。これは主に未払金、未払法人税等、その他に含まれる未払消費税及び預り金の増加、支払手形及び買掛金の減少によるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて15百万円増加し、190百万円となりました。これは主に長期借入金、その他に含まれるリース債務の増加、繰延税金負債の減少によるものであります。 ・純資産の部 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて798百万円増加し、25,788百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の増加、剰余金処分による利益剰余金の減少、自己株式の取得による自己株式の増加によるものであります。 その結果、自己資本比率は前連結会計年度末より4.8ポイント減少し、72.4%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて3,012百万円増加し、13,359百万円となりました。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 ・営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は7,903百万円(前連結会計年度は7,010百万円の資金の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が9,236百万円となり、減損損失が2,433百万円、有形固定資産売却益が3,159百万円、法人税等の支払額が1,922百万円、法人税等の還付額が725百万円となったことによるものであります。 ・投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果得られた資金は1,964百万円(前連結会計年度は2,595百万円の資金の使用)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出が994百万円、有形固定資産の売却による収入が5,827百万円、定期預金の預入による支出が2,100百万円となったことによるものであります。 ・財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は6,849百万円(前連結会計年度は6,971百万円の資金の使用)となりました。これは主に自己株式の取得及び売却による差引支出が2,501百万円、配当金の支払額が3,703百万円となったことによるものであります。 (参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移 2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率(%)   80.7   81.7   79.2   77.2   72.4 時価ベースの自己資本比率(%)   417.7   406.2   387.6   352.4   302.0 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年)   0.1   0.1   0.1   0.0   0.0 インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍)   1,056.1   671.8   823.3   1,486.6   670.5 (注) 1 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値を用いて、以下の計算式により算出しております。 自己資本比率: 自己資本/ 総資産 時価ベースの自己資本比率: 株式時価総額/ 総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 有利子負債/ 営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ: 営業キャッシュ・フロー/ 利払い 2 株式時価総額は、期末株価終値×自己株式控除後の期末発行済株式数により算出しております。 3 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております(リース債務を除く)。 4 営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。 ③ 受注及び販売の状況 ・受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 経営コンサルティング事業   20,800,742   107.8   8,153,197   99.2 ロジスティクス事業   912,056   109.7   314,910   101.9 デジタルソリューション事業   1,934,986   200.8   1,136,704   792.2 (注)1 経営コンサルティング事業については、月次支援及びプロジェクトの経営コンサルティング収入についてのみ記載しております。 2 ロジスティクス事業については、物流コンサルティング収入についてのみ記載しております。 3 デジタルソリューション事業については、ITコンサルティング収入及びクラウドソリューション収入についてのみ記載しております。 4 金額は販売価格で表示しております。 ・販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 経営コンサルティング事業   24,471,655   109.4 ロジスティクス事業   4,354,097   101.1 デジタルソリューション事業   4,504,290   113.7 (注)1 販売実績は、外部顧客に対する売上高を表示しております。 2 総販売実績に対して10%以上に該当する相手先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の分析) ・資産の部 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて、3,054百万円増加し、34,493百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べて2,954百万円増加し、20,711百万円となりました。これは主に現金及び預金、受取手形、売掛金及び契約資産、有価証券の増加、その他に含まれる未収入金の減少によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて100百万円増加し、13,782百万円となりました。これは主に建設仮勘定、のれん、投資有価証券、退職給付に係る資産、長期預金、差入保証金の増加、建物及び構築物、土地の減少によるものであります。 ・負債の部 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,255百万円増加し、8,705百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べて2,240百万円増加し、8,514百万円となりました。これは主に未払金、未払法人税等、その他に含まれる未払消費税及び預り金の増加、支払手形及び買掛金の減少によるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて15百万円増加し、190百万円となりました。これは主に長期借入金、その他に含まれるリース債務の増加、繰延税金負債の減少によるものであります。 ・純資産の部 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて798百万円増加し、25,788百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の増加、剰余金処分による利益剰余金の減少、自己株式の取得による自己株式の増加によるものであります。 その結果、自己資本比率は前連結会計年度末より4.8ポイント減少し、72.4%となりました。 (経営成績の分析) 売上高におきましては、経営コンサルティング事業において、主力であります月次支援の契約単価も上昇し、増収となりました。ロジスティクス事業における物流コンサルティング業務が、経営研究会会員数も順調に推移し、増収となりました。その結果、売上高は前連結会計年度に比べて8.8%増の33,330百万円となりました。 営業利益におきましては、売上原価は20,282百万円(前連結会計年度は18,783百万円)、販売費及び一般管理費は4,234百万円(同3,537百万円)となりました。その結果、営業利益は前連結会計年度に比べて5.9%増の8,813百万円となり、営業利益率は26.4%となりました。 経常利益におきましては、営業外収益は138百万円(前連結会計年度は138百万円)、営業外費用は109百万円(同51百万円)となりました。その結果、経常利益は前連結会計年度に比べて5.1%増の8,841百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益におきましては、当社連結子会社である株式会社船井総合研究所が所有していた五反田オフィス売却等に伴う特別損失2,764百万円と、当社が所有していた淀屋橋オフィスの売却等に伴う特別利益3,159百万円を計上し、前連結会計年度に比べて8.9%増の6,526百万円となりました。 当連結会計年度のセグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ・経営コンサルティング事業 経営コンサルティング事業におきましては、主力であります月次支援の契約単価の上昇及び経営研究会会費の値上げの効果もあり、前連結会計年度と比較して増収となりました。ストックビジネスの中核となります経営研究会の会員数も増加を続けており過去最高を更新いたしました。業種別で見ますと、主力であります住宅不動産業界向けコンサルティング部門、医療介護福祉業界向けコンサルティング部門が順調に売上高を伸ばすことができました。利益面におきましては、人的資本強化のため積極的に人財投資を行いつつコストコントロールを行い、増益を確保しております。 その結果、売上高は24,471百万円(前連結会計年度比9.4%増)、営業利益は8,369百万円(同11.5%増)となりました。 ・ロジスティクス事業 ロジスティクス事業におきましては、物流コンサルティング業務の新規プロジェクトや既存顧客からの受注が着実に積み上がり、順調に推移いたしました。また、物流企業向けコンサルティングの研究会会員数は期初から引続き増加し、増収となりました。一方、物流BPO業務は、既存大口顧客との取引解消の影響により減収となりましたが、ロジスティクス事業全体としては増収となりました。利益面につきましては、収益性の高い物流コンサルティング業務が好調に推移したことに伴い、大幅な増益となりました。 その結果、売上高は4,354百万円(前連結会計年度比1.1%増)、営業利益は609百万円(同22.8%増)となりました。 ・デジタルソリューション事業 デジタルソリューション事業におきましては、HRソリューションにおける採用広告運用代行サービスにおいて、一部大型クライアントの広告予算縮小、クラウドソリューションにおける下請け型の受託案件の縮小がありましたが、ITコンサルティングにおいて、DXグランドデザイン策定からZohoCRM導入をはじめとした実装支援の案件が増加し、WEB広告運用代行も引続き好調に推移したため、増収となりました。利益面では、人件費を中心とした営業費用が増加したため、減益となりました。 その結果、売上高は4,504百万円(前連結会計年度比13.7%増)、営業損失は96百万円(前連結会計年度は営業利益159百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて3,012百万円増加し、13,359百万円となりました。営業活動の結果得られた資金は7,903百万円(前連結会計年度は7,010百万円の資金の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が9,236百万円となり、減損損失が2,433百万円、有形固定資産売却益が3,159百万円、法人税等の支払額が1,922百万円、法人税等の還付額が725百万円となったことによるものであります。投資活動の結果得られた資金は1,964百万円(前連結会計年度は2,595百万円の資金の使用)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出が994百万円、有形固定資産の売却による収入が5,827百万円、定期預金の預入による支出が2,100百万円となったことによるものであります。財務活動の結果使用した資金は6,849百万円(前連結会計年度は6,971百万円の資金の使用)となりました。これは主に自己株式の取得及び売却による差引支出が2,501百万円、配当金の支払額が3,703百万円となったことによるものであります。 当社グループの資金需要の主なものは、売上原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 当社グループの資金の源泉は主として営業活動によるキャッシュ・フローであります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、資産及び負債または損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 ④ 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2023年12月期を開始年度とする3ヵ年の中期経営計画の達成に向けて推進してまいりました。その結果、2025年12月期は過去最高の業績を達成することができました。引続き当社グループの成長を目指すために、2026年2月6日に2026年度からの3ヵ年を計画期間とする「中期経営計画(2026年~2028年)」を公表いたしました。当該期間におきまして、中小企業コンサルティングに加え、国策を追い風に市場拡大する「中堅企業コンサルティング」及び「中堅企業化コンサルティング」のリーディングカンパニーを目指すとともに、グローバルプラットフォーマーと連携したAX(AIトランスフォーメーション)・DXコンサルティングを強力に推進してまいります。また、これらの取組を通じグループ内のアライアンス力を高めながら、顧客企業の経営者ニーズをとらえ、時流に即した経営コンサルティングサービスを提供してまいります。 なお、それぞれの業績計画は以下のとおりであります。 ・2023年12月期から2025年12月期の中期経営計画における業績計画 期   項目   売上高(百万円)   営業利益(百万円) 2023年12月期   計画   28,500   7,900 実績   28,238   7,247 2024年12月期   計画   30,500   7,900 実績   30,645   8,324 2025年12月期   計画   33,000   8,900 実績   33,330   8,813 (注)上記計画は、初年度である2023年12月期においてデジタルソリューション事業の計画見直しとコンサルタントを中心とした継続的な人件費の上昇と昨今の物価高等の影響により、当初計画しておりました数値を下回ったため、2年目以降の計画数値の修正を実施いたしましたので、修正実施後の計画数値を記載しております。 ・2023年12月期から2025年12月期の中期経営計画における資本効率 期   項目   ROE 2023年12月期   実績   20.0% 2024年12月期   実績   24.3% 2025年12月期   実績   26.5% ・2026年12月期から2028年12月期の中期経営計画における業績計画 期   項目   売上高(百万円)   営業利益(百万円) 2026年12月期   計画   37,000   9,100 2027年12月期   計画   41,000   10,200 2028年12月期   計画   46,000   11,500

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開示資料

出典

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