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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

インソース

Insource Co.,Ltd6200 · Prime · サービス業

民間企業・自治体向け人材育成サービス会社。講師派遣型研修、公開講座、ITサービス(LMS)を提供

概要

インソースは2002年創業の人材育成・研修サービス企業である。講師派遣型研修、公開講座、LMS「Leaf」を3本柱に、民間企業から地方自治体まで幅広く支援する。2025年9月期の売上高は145億円、営業利益率は41.2%と高収益。東京証券取引所プライム市場に上場し、従業員数は550名。

講師派遣型研修・公開講座・ITサービスの3事業

講師派遣型研修は顧客先に講師を派遣し、階層別・スキル別研修を実施。2024年10月から2025年9月までの年間実施回数は24,654回に上る。公開講座はWebサイトで募集する公募型セミナーで、同期間の受講者数は159,328人。来場型とオンライン型があり、全国各地で開催される。ITサービス事業ではLMS「Leaf」を提供し、有料利用組織数860、ユーザー数5,018千人。地方公共団体向け「Leaf LGWAN Learning」は日本唯一のセキュアなeラーニングプラットフォームである。全事業が増収を記録し、連結売上高は前期比16.3%増の145億円、営業利益率は41.2%となった。

高収益を支えるビジネスモデル

インソースの営業利益率は40%を超える高水準にある。売上総利益率76.9%を達成する背景には、研修プログラムのほぼ全てを自社開発し、講師を業務委託で確保することで変動費を抑える仕組みがある。公開講座は最少催行人数を設定して採算を管理。ITサービス「Leaf」は月額課金でARR1,457百万円と安定収益を生む。販管費率35.7%も効率的な体制を示す。2025年9月期は全事業で増収となり、営業利益は前期比21.1%増の59.8億円と過去最高を更新した。

全国24拠点と海外子会社によるネットワーク

インソースは東京本社のほか、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡など国内に24の拠点を持つ。2008年から2016年にかけて九州、名古屋、北海道、東北、中四国、横浜の各支社を開設し、全国展開を進めた。2012年には香港に現地法人INSOURCE HONG KONG LIMITEDを設立。連結子会社にはミテモ(教材制作)、らしく(人材紹介)、インソースデジタルアカデミー(IT研修)など8社があり、グループで幅広い人材サービスを提供する。2023年にはインソース日暮里ビルを開設し、来場型公開講座のセミナールームを増床。オンライン配信スタジオも御茶ノ水に構える。

自治体・官公庁向けサービスの拡充

インソースは地方自治体向けに、年間一括受託や駐在型サービスを提供する。研修の企画から実施、受講者管理、アンケート集計までを一括請け負う。また、ITサービスでは地方公共団体向け「Leaf LGWAN Learning」を2023年12月にリリース。インターネット非接続でeラーニングを実現し、セキュリティ面で評価され中央官庁への導入が増加。2025年9月末時点でLeaf全体の有料利用組織は860、ユーザー数は5,018千人に達している。2025年9月期は官公庁向けも堅調で、全体の研修実施回数は前期比19.7%増加した。中期経営計画では官公庁向け売上拡大を重点施策の一つに掲げる。

業界の中での役割は教育サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
145億円
営業利益
60億円
営業利益率
41.4%
純利益
41億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01民間企業・地方自治体主力

階層別研修やスキル別研修を講師派遣型・公開講座形式で提供。対面・オンライン対応。自治体向けには年間一括受託や駐在型サービスも。

主な製品・サービス3
講師派遣型研修
顧客先に講師を派遣し、階層別・スキル別研修を実施。法人単位で発注、研修回数課金。
公開講座
Webサイトで募集する公募型セミナー。個人・法人が受講。来場型とオンライン型あり。
人財育成スマートパック
公開講座をまとめて購入できる割引パック。会員サイト「WEBinsource」で管理。

02人事部門(ITサービス)準主力

人事業務・研修運営の効率化を支援するLMS・人事サポートシステム「Leaf」をASP形式で提供。地方公共団体向け「Leaf LGWAN Learning」も。

主な製品・サービス2
Leaf
LMS・人事サポートシステム。月額課金。eラーニング管理、評価シートWEB化、ストレスチェック支援等。
Leaf LGWAN Learning国内シェア首位
地方公共団体向け教育プラットフォーム。インターネット非接続でセキュアなeラーニングを実現。

03その他(オンライン教育・人材紹介等)副次

オンラインセミナー事務代行、アセスメント、動画教育コンテンツ「STUDIO」、人材紹介、IT/DX研修、Webマーケティング、研修運営代行、コンサルティング等。

主な製品・サービス1
STUDIO
定額制クラウド型eラーニングサービス。動画教育コンテンツを提供。

製品と技術

講師派遣型研修:年間24,654回の実施実績

講師派遣型研修は、顧客の要望に応じて講師を派遣し、階層別研修やスキル別研修を提供する。研修プログラムのほぼ全てを自社開発し、講師は民間企業や自治体での実務経験者を業務委託で採用。対面型とオンライン型の両方に対応する。地方自治体向けには年間一括受託や駐在型サービスも提供。収益は研修回数に応じた課金で、法人顧客の研修需要に応じて変動する。2024年10月から2025年9月までの1年間で24,654回の研修を実施した。主な顧客は民間企業と官公庁で、DX関連研修の需要が特に増加している。

公開講座と人財育成スマートパック

公開講座は、Webサイト上で募集する公募型セミナー。階層別研修やスキル別研修を来場型とオンライン型で提供する。最少催行人数を設定し、受講料1人当たり課金が収入源。法人向けには「人財育成スマートパック」を販売し、まとめ買い割引を提供。パック購入企業は会員サイト「WEBinsource」で受講管理が可能。提携先のIT系・会計法務系研修プログラムも自社サイトで申し込み可能とし、ラインアップを拡充。2024年10月から2025年9月の受講者数は159,328人に上る。割引パックは2010年10月の販売開始以来、継続的な法人顧客獲得に貢献している。

LMS「Leaf」と地方公共団体向けプラットフォーム

「Leaf」は、人事業務・研修運営を効率化するクラウド型システム。eラーニング管理、評価シートWEB化、ストレスチェック支援などの機能を持ち、月額課金方式で提供する。導入後のカスタマイズやオプション追加にも対応。2023年12月には地方公共団体向け「Leaf LGWAN Learning」をリリース。インターネット非接続でセキュアなeラーニングを実現し、中央官庁への導入が増加。2025年9月末時点で有料利用組織860、ユーザー数5,018千人。自社エンジニアによる開発・アップグレードで競争力を維持し、ARR(年間経常収益)は1,457百万円に達する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア首位Leaf LGWAN Learning日本唯一のサービス(2025年9月末時点)人事部門(ITサービス)

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

人材教育サービス大手、高収益で成長

インソースは企業向け研修・人材育成サービスを提供する専門会社。同セクターのジンジブやイシンなどと競合するが、売上高は100億円超で業界内では大規模。営業利益率40%前後と極めて高い収益性を誇る。オンライン研修の拡充や新規サービスの投入で成長を続ける。

強み

  • 営業利益率40%超と業界トップクラスの収益性を達成。
  • 数千種類の研修メニューを持ち、顧客ニーズに柔軟対応。
  • コロナ禍でeラーニングが定着、効率的な提供が可能。
  • 法人顧客の継続利用が多く、安定収益源に。

課題

  • 人材育成市場に新規参入が相次ぎ、競争が激しい。
  • 優秀な講師やコンテンツ制作スタッフの確保が成長の鍵。
  • 企業の人材投資は景気変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がインソース

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
29928ミロク情報サービス648億円11.4倍
39790福井コンピュータホールディングス627億円14.5倍
44481ベース625億円15.0倍
52326デジタルアーツ625億円17.8倍
66200インソース616億円14.5倍
73854アイル615億円15.6倍
83661エムアップホールディングス608億円19.9倍
98005スクロール600億円21.5倍
103612ワールド590億円9.3倍
119757船井総研ホールディングス585億円13.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

2002年創業から公開講座参入までの7年間

2002年11月、東京都千代田区九段下に資本金1,000万円で株式会社インソースを設立。2005年に本社を飯田橋に移転し、業務拡大に対応。2007年11月大阪支社開設により関西市場に進出。2008年3月本社を内神田に移転、同年8月九州支社開設。2009年4月、東京本社にセミナールームを開設し公開講座事業に参入。同年10月には研修企画専門の企画開発部を設置し、研修の分業体制を確立した。設立から7年で、公開講座・講師派遣型研修の両軸を整え、成長の基盤を築いた。

公開講座割引パックの投入と全国支社網の構築

2010年10月、法人向けチケット制サービス「公開講座割引パック」の販売を開始。翌2011年6月には休眠会社だったミテモを買収し、教材制作事業に進出。2011年8月関東支社、2012年4月北海道、7月東北、8月中四国、2013年1月横浜と相次いで支社を開設。2012年1月には香港子会社INSOURCE HONG KONG LIMITEDを設立。2012年3月、公開講座専用の駿河台事業所を開設。この期間に全国11拠点体制を整え、公開講座の割引パックが法人顧客のリピート率向上に貢献した。

LMS「Leaf」発売と株式上場の達成

2014年4月、自社の研修運営ノウハウを結集したLMS・人事サポートシステム「Leaf」を発売。HRテック分野に参入し、月額課金モデルで安定収益を目指した。2016年7月、東京証券取引所マザーズに上場。2017年7月には市場第一部に市場変更した。上場を機に知名度が向上し、2017年9月期の売上高は36億円と前期比24%増を達成。同年10月新潟営業所、12月神戸事業所を開設し拠点網を拡充。2018年5月には情報セキュリティの国際規格ISO/IEC 27001認証を取得した。

M&Aによるグループ拡大と新事業の創出

2018年7月、株式会社未来創造&カンパニーの全株式を取得し完全子会社化。同時期に100%出資子会社らしくを設立し、採用支援事業を開始。同年10月にはビジネスマーケットと資本業務提携、11月にはメディアフラッグと共同出資でダブルワークマネジメントを設立。2019年4月、インソースデジタルアカデミーを設立し、RPA事業・IT研修事業を本格化。2021年7月にはマリンロード(現インソースマーケティングデザイン)を買収し、Webマーケティング領域に進出した。これらのM&Aによりデジタル領域のサービスラインを拡充した。

オンライン研修へのシフトとプライム市場移行

2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンライン研修を本格開始。自社内でシステムを開発し、対面からオンラインへの移行を迅速に進めた。同年7月には動画販売サイト「動画百貨店」をオープン。2021年3月、本社を荒川区西日暮里のインソース道灌山ビルに移転。同年3月にはオンライン配信スタジオ「インソース大森スタジオ」を開設。2022年4月、東京証券取引所プライム市場に移行。同年6月にはビー・エイ・エス(現インソースビジネスレップ)を買収し、研修運営代行サービスを強化した。

生成AI投資と過去最高業績の更新

2023年5月、国連グローバル・コンパクトに署名。同年、インソース御茶ノ水スタジオを開設しオンライン配信体制を強化。2024年10月には営業体制を5本部制に再編し、提案力を強化。2025年2月には有楽町・新宿に新規セミナールームを開設し、公開講座の集客力を高めた。生成AI関連研修のラインナップを拡充し、2025年9月期は売上高145億円、営業利益60億円と過去最高を更新。中期経営計画「Road to Next 2028」で2028年9月期に売上高234億円を目標とし、生成AI市場でのシェア拡大を重点課題に掲げる。

年表46件を開く

2000年代

  • 2002年11月創業東京都千代田区九段下にて資本金10,000千円で株式会社インソース設立
  • 2005年9月業務拡大につき東京本社を東京都千代田区飯田橋に移転
  • 2007年11月大阪支社開設
  • 2008年3月東京本社を東京都千代田区内神田に移転
  • 2008年8月九州支社開設
  • 2009年4月東京本社にセミナールームを開設、公開講座事業に参入
  • 2009年10月研修企画を専門に行う企画開発部を設置、研修の分業体制を確立

2010年代

  • 2010年8月名古屋支社開設
  • 2010年10月法人向けチケット制サービス「公開講座割引パック」の販売開始
  • 2010年11月東京本社を東京都千代田区神田錦町に移転
  • 2011年6月M&A休眠会社であった事業会社(現 ミテモ株式会社)を買収、教材制作事業などを開始
  • 2011年8月関東支社開設
  • 2012年1月創業グローバルな総合人材育成会社としてINSOURCE HONG KONG LIMITEDを設立
  • 2012年3月公開講座専用の事業場として、駿河台事業所を開設
  • 2012年4月北海道支社開設
  • 2012年7月東北支社開設
  • 2012年8月中四国支社開設
  • 2013年1月横浜支社開設
  • 2014年4月LMS・人事サポートシステム「Leaf」を発売
  • 2016年3月京都営業所開設
  • 2016年3月事務センターとして町田事業所を開設
  • 2016年7月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2017年7月東京証券取引所市場第一部に市場変更
  • 2017年10月新潟営業所開設
  • 2017年12月神戸事業所開設
  • 2018年5月「ISO/IEC 27001:2013(JIS Q 27001:2014)」の認証取得
  • 2018年7月100%出資子会社 株式会社らしくが採用支援事業を開始
  • 2018年7月M&A株式会社未来創造&カンパニーの発行済全株式を取得し、完全子会社化
  • 2018年10月自治体、事業会社向けソリューション拡充のため、株式会社ビジネスマーケットと資本業務提携
  • 2018年11月創業株式会社メディアフラッグ(現 インパクトホールディングス株式会社)と共同出資により、新会社株式会社ダブルワークマネジメントを設立
  • 2019年4月100%出資子会社 株式会社インソースデジタルアカデミーがRPA事業、IT研修事業などを開始
  • 2019年5月土浦事業所を開設
  • 2019年10月100%出資子会社 株式会社インソースデジタルアカデミーがIT分野の講師派遣型研修・公開講座を中核として、本格的に事業開始

2020年代

  • 2020年1月インソース文京ビル「ITメディア・ラボ」を開設、コンテンツの新規開発を推進
  • 2020年3月宇都宮事業所を開設
  • 2020年4月オンライン研修を本格的に開始。オンライン研修用システムを自社内で開発
  • 2020年7月動画販売まとめサイト「動画百貨店」をオープン、動画販売を強化
  • 2021年3月インソース道灌山ビルを開設し、本社機能を移転、東京都荒川区西日暮里にて業務を開始
  • 2021年3月オンラインセミナー専用配信スタジオ「インソース大森スタジオ」を開設
  • 2021年7月M&A株式会社インソースマーケティングデザイン(旧:株式会社マリンロード)の発行済全株式を取得し完全子会社化
  • 2022年1月インソース白山ビルを開設
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2022年6月M&A株式会社インソースビジネスレップ(旧:株式会社ビー・エイ・エス)の発行済全株式を取得し、完全子会社化
  • 2023年3月インソース大森スタジオを移転、インソース御茶ノ水スタジオを開設
  • 2023年3月インソース日暮里ビルを開設し、来場型公開講座セミナールームを増床
  • 2023年5月「国連グローバル・コンパクト」に署名

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年9月期まで23,400百万円
  • 営業利益2028年9月期まで9,620百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年9月期まで6,820百万円
  • CAGR3年間(2025-2028)まで17.3%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    DX・生成AIサービスの拡大

    DX教育市場や生成AIシステム市場の拡大に対応し、生成AI活用教育、基盤提供、組織コンサル、アプリ提供の4分野でサービスを投入し市場シェアを拡大する。

  2. 02

    既存市場深耕と新市場開拓

    事業を16ドメインに細分化し部門横断で担当を設置。複合提案を強化し、既存分野に加え新市場への参入とシェア拡大を図る。

  3. 03

    新規採用者の早期戦力化

    グループ人材開発部を軸に社内教育を充実させ、商品知識やナレッジ共有を促進し、増加した新卒・中途採用者の早期戦力化を進める。

  4. 04

    生産性向上とAI活用

    生成AIによる業務改善チームを発足し、提案や講師選定業務を省力化。同時に体系的な教育部署を設置し営業生産性向上を目指す。

  5. 05

    社会人教育の新分野強化

    既存の教育ラインナップに加え、業界別、エッセンシャルワーカー、外国人向けなど新たな教育分野を追加拡充する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で550人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は648万円で、9期前と比べて+21.0%平均年齢は36.7歳、平均勤続年数は5.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月188
2017年9月227
2018年9月249
2019年9月53531.53.4296
2020年9月47931.73.2321
2021年9月47331.44.1382
2022年9月48036.54.4430
2023年9月55431.84.9443
2024年9月60531.95.14761,029
2025年9月64836.75.05501,091

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率44.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
御茶ノ水スタジオ — 東京都千代田区763百万円
日暮里ビル — 東京都荒川区760百万円
九州ビル — 福岡県福岡市博多区691百万円
白山ビル — 東京都文京区688百万円
東京本部 — 東京都荒川区675百万円
ITメディア・ラボ — 東京都文京区554百万円
新宇都宮事業所予定地 — 栃木県宇都宮市239百万円
駿河台事業所(東京都千代田区)ほか20拠点145百万円
本社 — 東京都千代田区4百万円
主な関係会社
  • 国内
    ミテモ株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社らしく
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インソース デジタルアカデミー
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インソース マーケティング デザイン
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インソース ビジネスレップ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インソース コンサルティング
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社クリエイティブソリューションズ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インソース総合研究所
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    教員研修プラットフォーム・研修受講履歴記録システム構築業務 一式
    文部科学省 · 2023-03-28
    1.6億円
  • 調達
    令和7年度中長期的なキャリア形成を支援するためのキャリアコンサルタント向け研修の実施
    厚生労働省 · 2025-02-25
    5,896万円
  • 調達
    令和8年度中長期的なキャリア形成を支援するためのキャリアコンサルタント向け研修の実施
    厚生労働省 · 2026-02-24
    5,847万円
  • 調達
    厚生労働省統計研修事業に係る企画・実施・提案等業務一式
    厚生労働省 · 2025-04-07
    3,702万円
  • 調達
    情報システム統一研修実施のためのオンライン研修システム提供業務の請負
    デジタル庁 · 2025-03-28
    3,236万円
  • 調達
    厚生労働省統計研修事業に係る企画・実施・提案等業務一式
    厚生労働省 · 2026-04-06
    3,130万円
  • 調達
    令和8年度事業者等の従業員向け消費者教育研修プログラムの教材開発に関する業務
    消費者庁 · 2026-06-22
    755万円
  • 調達
    心理的な負担の程度を把握するための検査及び関連業務(単価契約)
    海上保安庁 · 2018-07-19
    738万円
  • 調達
    令和2年度ストレスチェックの実施支援業務
    内閣府 · 2020-10-20
    697万円
  • 調達
    学習管理システム等を利用した専門調査員研修(eラーニング)業務
    農林水産省 · 2023-04-20
    668万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は145億円営業利益60億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.0%、利益が+22.4%。

売上高
+16.0%
145億円
営業利益
+22.4%
60億円
純利益
+20.6%
41億円
営業利益率
41.4%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高160億円145億円
営業利益64億円60億円
純利益44億円41億円
1株あたり配当¥35¥35

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は40億円、営業利益は14億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+48.1%、営業利益は+55.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q261038.57
2023年3Q27933.36
2023年4Q298
2024年1Q291137.97
2024年2Q311341.911
2024年4Q652538.516
2025年2Q702941.420
2025年4Q753141.321
2026年2Q763039.520
2026年3Q401435.011

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は14億円から145億円へ10.4倍に増えた。直近期の営業利益率は41.4%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
グローバルな総合人材育成会社としてINSOURCE HONG KONG LIMITEDを設立
2012年9月1421
横浜支社開設
2013年9月1731
2014年9月2032
2015年9月2442
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2016年9月2953
新潟営業所開設
2017年9月3664
株式会社メディアフラッグ(現 インパクトホールディングス株式会社)と共同出資により、新会社株式会社ダブルワークマネジメントを設立
2018年9月4596
土浦事業所を開設
2019年9月56138
インソース文京ビル「ITメディア・ラボ」を開設、コンテンツの新規開発を推進
2020年9月5184
株式会社インソースマーケティングデザイン(旧:株式会社マリンロード)の発行済全株式を取得し完全子会社化
2021年9月752416
株式会社インソースビジネスレップ(旧:株式会社ビー・エイ・エス)の発行済全株式を取得し、完全子会社化
2022年9月943322
インソース大森スタジオを移転、インソース御茶ノ水スタジオを開設
2023年9月1083927
2024年9月125494939.234
2025年9月145606041.441

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高145億円のうち、営業利益として残るのは60億円41.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は41億円、売上の28.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金22.8%33億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.9%52億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益41.4%60億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
77.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+33.8pt
41.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+23.2pt
28.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+25.0pt
36.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
25.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
53.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年9月期は営業CFが44億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは42億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は82億円で、売上の6.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年9月30−135
2015年9月30036
2016年9月4−13312
2017年9月60−3614
2018年9月8−18728
2019年9月13−2−61133
2020年9月2−6−6−422
2021年9月24−15−4926
2022年9月25−7−71838
2023年9月29−23−9635
2024年9月40−4−143657
2025年9月44−2−174282

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は161億円。このうち返さなくてよい自己資本が125億円で、自己資本比率は77.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月52343.3
2013年9月84443.8
2014年9月105552.3
2015年9月127559.4
2016年9月2013768.4
2017年9月2314961.3
2018年9月40291173.0
2019年9月50311962.2
2020年9月43291466.4
2021年9月68452366.5
2022年9月87612670.2
2023年9月108792973.5
2024年9月132993275.4
2025年9月1611253777.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
82億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
114億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
37億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中4位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中140位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
36.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
41.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
16.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥723で、1年前と比べて-20.8%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥723-1.4%1ヶ月-0.8%1年-20.8%時価総額616億円
過去52週の値幅
安値¥564高値¥1,017

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.5倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR4.50倍
配当利回り4.84%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価690円は前日比+9.35%と急騰。25日線(609円)を13%上回り上昇トレンド継続。52週高値1028円からは33%低いが、週足で75日線(636円)を上抜けて出来高も7/22に339万株と急増、買い安心感が広がる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER 13.8倍(予想13.2倍)は業界平均22.5倍を下回るが、PBR 4.67倍は平均3.10倍を上回り高め。ROE 36.8%と高収益かつ配当利回り3.96%は平均1.75%を大きく上回る。割安指標と割高指標が混在し、成長性を考慮するとほぼ妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.5倍23.4倍
PER (予想)13.8倍
PBR4.50倍3.51倍
ROE36.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高収益で成長中の研修大手。強気派は営業利益率40%超の収益力と、企業の人材投資拡大トレンドを背景にした成長継続を評価。弱気派は株価下落率25%超が示す市場の懸念や、競合増加、オンライン化による単価低下リスクを指摘。PBR4.7倍と割高感も。

プラスに働く材料7
  • 極めて高い収益性

    営業利益率40%超と業界トップクラス。

  • 安定成長の持続

    売上高は過去3年CAGR10%超で拡大中。

  • 人材投資の追い風

    企業の人材育成需要は中長期的に拡大傾向。

  • 2025年9月期営業利益60億円で過去最高2025年9月期影響

    営業利益60億円、前期49億円から22%増。利益率41.38%と高収益

  • 売上高145億円、3期連続二桁成長2025年9月期影響

    売上高145億円、前期125億円から16%増。人材サービス需要拡大

  • ROE36.8%と高資本効率継続影響

    ROE36.8%、自己資本126億円に対し純利益41億円。株主価値向上

  • 配当利回り3.96%と高水準継続影響

    年間配当27.3円(想定)で利回り3.96%。増配期待も

マイナスに働く材料7
  • 株価の大幅下落

    1年で25%下落、市場の先行き懸念を反映。

  • 競合の台頭

    低価格オンライン研修サービスが増加中。

  • バリュエーション高

    PBR4.7倍と割高で、減速時は調整リスク。

  • PBR4.67倍と割高評価継続影響

    PBR4.67倍、同業平均比割高。バリュエーション調整のリスク

  • 2025年9月期営業利益60億円、伸び率鈍化2025年9月期影響

    営業利益増加率22%、前期81%から鈍化。成長減速懸念

  • 株価690円、1年で25%下落継続影響

    年初来高値から25%下落。高値掴みの投資家が売り圧力に

  • 外国人保有26.19%、売りリスク継続影響

    外国人保有率26%、海外市場変動で売り急ぐ可能性

次の決算で確かめる点
営業利益率
高収益性維持が投資家の最大関心事。
売上高成長率
成長持続性を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり35で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは4.84%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥35
1株あたり
配当利回り
4.84%
いまの株価に対して
配当性向
57.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年9月237.5
2018年9月233.332.8
2019年9月466.741.2
2020年9月515.7114.9
2021年9月867.446.8
2022年9月1138.745.3
2023年9月1320.945.3
2024年9月2053.855.1
2025年9月2525.057.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥35

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ9,192人。区分でいちばん多いのは事業法人31.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.6%を占め、残る50.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
事業法人36.733.531.732.031.831.8
外国法人18.122.623.719.118.926.1
個人・その他21.220.518.121.020.921.2
金融機関23.422.624.926.226.717.8
証券会社0.50.81.61.71.63.0
自己株式1.81.21.21.21.61.5
外国人個人0.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ルプラス29.75
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.56
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)8.24
04舟橋 孝之6.26
05川端 久美子3.53
06MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.00
07株式会社ブレイク1.88
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.43
09BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.41
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE UKAI AIF CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.37

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−98%、1株純資産は14期で−98%。直近期のROEは36.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月2,4986,03750.910.9
2013年9月3,5969,38246.615.8
2014年9月246941.613.5
2015年9月329738.112.9
2016年9月3916228.817.629.3
2017年9月258929.835.537.5
2018年9月156929.465.632.8
2019年9月103728.068.241.2
2020年9月53414.9141.0114.9
2021年9月195342.658.246.8
2022年9月277342.049.545.3
2023年9月329438.132.645.3
2024年9月4011837.625.655.1
2025年9月4914936.819.657.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/9期の役員報酬は総額166百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
舟橋孝之代表取締役 執行役員社長625,336,420
川端久美子取締役 執行役員常務583,009,100
藤本茂夫取締役 執行役員61199,280
澤田哲也取締役4448,940
金井大介取締役 執行役員48356,900
藤岡秀則取締役(注)573
庭本佳子取締役(注)540
羽原康平取締役(注)53135,000
髙原啓監査役(常勤)5810,720
飯塚一雄監査役(注)661
中原國尋監査役(注)652
村田雅幸監査役(注)657
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
由利孝取締役(注)565
織立敏博監査役(注)668

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)592261212926
社外監査役414144
社外取締役413133
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,594字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社並びに当社の連結子会社であるミテモ株式会社(出資比率100%)と株式会社らしく(出資比率100%)、株式会社インソースデジタルアカデミー(出資比率100%)、株式会社インソースマーケティングデザイン(出資比率100%)、株式会社インソースビジネスレップ(出資比率100%)、株式会社インソースコンサルティング(出資比率100%)、株式会社インソースクリエイティブソリューションズ(出資比率100%)、株式会社インソース総合研究所 (出資比率100%)から構成されています。当社グループは「教育サービス事業」の単一セグメントではありますが、提供する教育サービスの内容と実施形態により、研修に関する「講師派遣型研修事業」、「公開講座事業」、人事部門のIT化に関わる「ITサービス事業」、それ以外の「その他事業」の4つの事業を中心に、人材育成および組織コンサルティングサービスを提供しています。 上記4つの事業種別に分けて事業の内容を記載いたします。 (1) 講師派遣型研修事業 顧客から受託した階層別研修やスキル別研修に、講師を派遣して研修を実施するサービスです。研修の受講対象者は、主に民間企業の従業員や自治体の職員であり、法人単位で発注を受け、研修回数に応じて費用を請求します。提供する研修プログラムは、一部の提携先の研修プログラムを除き、ほぼ全て当社独自で開発したものであり、登壇講師は民間企業や自治体等での実務経験者を採用し、業務委託契約を締結した上で派遣しております。研修の提供形式は対面型とオンライン型の選択が可能です。 また、地方自治体を対象に、年間に実施する研修を一括して受託し、顧客の事務所等に駐在して、研修の企画、研修の実施、受講者の管理、事後アンケートの集計等、研修に関わる一連の作業をまとめて請け負うサービスも行っております。 なお、講師派遣型研修の年間実施回数は、2024年10月から2025年9月までの1年間で24,654回となっております。 (2) 公開講座事業 講師派遣型研修と同様の階層別研修、スキル別研修プログラムを公募型セミナーとして当社のWEBサイト上にて募集し、個人または企業単位でお申し込みいただき、研修を実施するサービスです。最少催行人数を設定した上で、受講希望者が定数を超えた段階で開催が決定となります。1人当たり費用としていただく受講料が主たる収入となります。 東京をはじめ、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡など全国各地で開催する来場型研修とオンライン上で開催するオンライン研修があります。受講者数は2024年10月から2025年9月までの1年間で159,328人となっております。 なお、まとめて購入することで割引となる「人財育成スマートパック」を販売するとともに、パック購入企業が会員サイト「WEBinsource」上で、申し込みやポイントの残数確認、受講者の履歴管理やアンケート結果の参照等を行うことができるWEB会員向けサービスも提供しております。 また、提携先の研修プログラム(IT系、会計・法務系)を当社WEBサイトから申し込むことができるアライアンスサービスも行っております。 (3) ITサービス事業 人事業務、研修運営の効率化を支援するLMS(Learning Management System)・人事サポートシステム「Leaf」及び「Leaf」を基盤とした「eラーニング学習管理システム(LMS)」や「評価シートWEB化サービス」、「ストレスチェック支援サービス」などのHRテックサービスをASP(クラウド)形式で提供しております。Leafは法人単位で発注を受け、月額課金方式で費用を請求します。Leaf導入時や運営後に顧客要望に応じたオプション追加やカスタマイズが発生する場合やストレスチェック支援サービスなど短期間でのサービス提供の場合には、その費用を都度請求します。 また、Leafの機能は当社の研修・教育運営のノウハウを積み上げたものであり、自社のエンジニアによりオプションや追加機能開発を行い、アップグレードを行っております。 2023年12月よりサービス提供を開始した「Leaf LGWAN Learning」は、地方公共団体向けに開発された教育プラットフォームシステムで、インターネットへの接続無しで、セキュリティや個人情報の漏洩を気にせずeラーニング教育ができる日本唯一(※2025年9月末時点)のサービスです。この強固なセキュリティが評価され、中央官庁への導入が増加し、2025年9月末時点でLeafの有料利用組織数は、860組織、ユーザー数は5,018千人となっております。 (4) その他事業 オンラインセミナー事務代行や、当社独自で開発したアセスメントサービス、動画教育コンテンツの拡充を進めております。動画教育については、定額制のクラウド型eラーニングサービス「STUDIO」やコンテンツ単位での買い切り、映像制作、レンタルと多様な購入方法で提供し顧客ニーズにお応えしております。連結子会社のミテモ株式会社では、ワークショップ、地方創生サービスを行っております。また、株式会社らしくでは人材紹介サービスの提供、株式会社インソースデジタルアカデミーでは、IT・DX関連の研修の企画・開発やコンサルティングを行っています。また、株式会社インソースマーケティングデザインではWebマーケティングサービスの提供を行っております。株式会社インソースビジネスレップでは研修運営代行サービスの提供を行っております。株式会社インソースコンサルティングでは、人事領域の課題を中心に教育体系の見直し・構築、次世代経営幹部育成、エンゲージメント向上など人材と組織開発に関するソリューションの提供、実施、定着を一気通貫で提供します。また、同時期に設立した株式会社インソースクリエイティブソリューションズは研修のコンテンツ、WEBページ、動画の制作などを通じて、顧客の課題解決を行っております。また、2025年4月に設立した株式会社インソース総合研究所では、人材領域に関する調査および研究、コンサルティングに加えて、産学連携プロジェクトを行っております。 〔事業系統図〕
経営方針・対処すべき課題2,593字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループの経営理念は、「あらゆる人が『働く楽しさ・喜び』を実感できる社会をつくる」であり、経営方針は、「社会の求めるサービスをいち早く開発し提供する」、「あらゆる人にジャストフィットするカスタマイズされたサービスを提供する」、「人とITを有効活用し、リーズナブルであることを追求する」、「どのような人でも活躍できる社会の実現を目指し、ダイバーシティを実現する」としています。 (2) 経営環境及び経営戦略 社会人教育市場およびDX(デジタル)教育市場は、データ利活用による人材育成の高度化を背景に、当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) )においても、引き続き堅調に推移するものと見込まれます。 社会人教育市場は対面型研修の増加などにより拡大傾向にあり、2030年に約4,250億円(※1)と推定されます。また、ITサービス事業に関わる人事部門のIT化(LMS)市場規模は2027年に約190億円(※2)と推定されます。今後、人的資本の価値向上及び情報開示にかかる事務改善に対する需要が高まると想定しており、市場は堅調に拡大すると考えます。 加えて、DX(デジタル)教育市場規模は2030年に780億円(※3)と推定されます。今後も人手不足と業務効率化のニーズを受け、DX(デジタル)の育成投資優先度が一層高まる素地があると考えます。 更に、国内生成AIシステム市場が急速に拡大しており、2027年には550億、2030年には1兆7,750億円(※4)と推定されます。 このような経営環境の中、当社グループはさらなる市場シェアの拡大と持続的な成長を目指すため、中期経営計画「Road to Next 2028」を策定いたしました。2028年9月期には売上高23,400百万円、営業利益9,620百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は6,820百万円、3年間のCAGR(年平均成長率)は17.3%を目指します。以上を実現するため、2026年9月期に売上高16,800百万円、営業利益6,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,630百万円を予想しており、そのための重点施策は以下のとおりです。 ■2026年9月期 重点施策 ① 前年比大幅売上増を目指す 講師派遣型研修および公開講座を中心に「DXサービス」「人事部門支援」ドメインを伸ばし、特に情報通信・ITサービス業、官公庁での大幅売上増を目指す ② 生成AI関連投資強化 生成AI関連の先行投資として継続的に採用強化し、人材拡充を図るため、総人件費は前年同期比17.6%増を想定 ③ コンサルティング事業を強化 生成AIが起こす社会変化に対応し、経営支援、DX化、組織変革、教育制度変革等上位概念からのコンサルティングにシフト ④ 新規採用者の早期戦力化 当社グループは2025年9月期において新卒及び中途採用を強化し、従業員数は前期末比71名増となり好調でした。2026年9月期には、新規採用者を早期戦力化する必要があります。当社グループは、2025年10月に「グループ人材開発部」を設置しました。今後は、社内教育を充実させ、商品知識や社内ナレッジの共有を促進し、人的資本の活用を強化してまいります。 ⑤  生産性の向上 生成AIによる業務改善チームを発足、提案や講師選定業務などの省力化により、営業生産性向上を目指す。加えて教育部署を設置し、体系的な教育を実現 ⑥  社会人教育新分野の強化 現在の教育ラインナップに加え、業界別、エッセンシャルワーカー、外国人向けなどのラインナップを追加拡充 ※1 厚生労働省「能力開発基本調査」、総務省「労働力調査」等を基に、当社にて算出 ※2 総務省「情報通信業基本調査」、「情報通信白書」を基に、当社にて算出 ※3 経済産業省「IT人材受給に関する調査」、独立行政法人情報処理推進機構「DX動向2024」を基に、当社にて算出 ※4 総務省「情報通信業基本調査」、「情報通信白書」を基に、当社にて算出 (3) 対処すべき課題 上述の経営環境に基づき、当社グループが対処すべき主な課題として、以下の項目に取り組んで参ります。 上述の経営環境に基づき、当社グループが対処すべき主な課題として、以下の項目に取り組んで参ります。 ① 生成AI市場でのシェア拡大 当社グループは、2025年9月期に引き続き、2026年9月期もデジタル教育市場に加えて、生成AI市場も拡大傾向にあると考えています。そのような状況のもと、当社グループは、生成AI時代における個人や組織・チームの新たな課題を解決するための生成AI関連サービスをスピーディーに投入し、生成AI市場でのシェアを拡大してまいります。具体的には、生成AI活用教育、生成AI活用基盤の提供、AI対応組織コンサル、AIアプリケーション提供の4分野です。加えて、生成AIに選ばれるWeb制作を行い、マーケティングを強化するとともに、そのノウハウをお客さまにも提供し新分野のコンサルティングに進出します。 ② 既存マーケットのシェア拡大と新しいマーケットへの参入、シェア拡大 当社はこれまで、講師派遣型研修事業、公開講座事業、ITサービス事業、その他事業と事業ごとに商品を開発し、販促をしてきました。今後は、事業全体を16のドメインに細かく分け、部門横断でドメイン担当を決め、各担当者が販促戦略を立案し複合提案を強化してまいります。当社グループが一丸となり、これまでの事業分野だけではなく、新しいマーケットへの参入、シェア拡大を目指し、商品開発・販促活動を強化します。 ③ 新規採用者の早期戦力化 当社グループは2025年9月期において新卒及び中途採用を強化し、従業員数は前期末比71名増となり好調でした。2026年9月期には、新規採用者を早期戦力化する必要があります。当社グループは、25年10月に「グループ人材開発部」を設置しました。今後は、社内教育を充実させ、商品知識や社内ナレッジの共有を促進し、人的資本の活用を強化してまいります。
事業等のリスク4,469字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられることを以下に記載しております。当社グループは、これらのリスクの可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合には当該リスクによる影響が最小限となる対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の事業等のリスク及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、記載事項における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境について 当社グループの提供するサービスは、企業・組織の人材育成に関わるものであるため、景気動向や企業・組織の収益の影響を受けやすい傾向にあります。経済環境の悪化により、顧客の教育研修予算が削減された場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。当社グループでは、こうした経済環境の変化に対応すべく、AIやデジタル技術を活用した革新的なサービスの開発、オンラインとオフラインを融合した柔軟な研修形態の提供、顧客ニーズに合わせたカスタマイズ性の高い研修プログラムの設計等により、付加価値の高い多様なサービスを提供してまいります。また、業務効率化やコスト最適化を推進し、収益性の維持・向上に努めます。 (2) 当社グループの事業について ① システムについて イ.システム障害について 当社グループの提供サービスやそれを支える社内業務は、コンピューター及びインターネット技術を高度に活用しており、通信事業者が運営する通信ネットワークサービスへの依存度が高いといえます。したがって、予期せぬトラブル等によって通信ネットワークやサーバーが利用できなくなった場合、当社グループのサービスの提供が不可能となる可能性があります。このような事態が発生した場合には、顧客等から損害賠償の請求や当社グループの社会的信用を失う可能性があり、当社グループの事業及び業績に重大な影響を与える可能性があります。 ロ.サイバーセキュリティについて 当社グループでは、サイバー攻撃等によるシステム障害やデータ漏洩等を防ぐため、セキュリティ対策を講じておりますが、昨今のサイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴い、ランサムウェアによる業務停止やデータの暗号化、不正アクセスによる個人情報や機密情報の流出等のリスクが高まっております。万一、こうした事態が発生した場合、当社グループの事業運営に支障をきたすとともに、損害賠償請求や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 ハ.社内システムの開発体制について 当社グループでは、社内業務のシステム化を積極的に推し進めることで、業容の拡大の中でも人件費の増加を極力抑えることで価格競争力を維持してまいりました。しかし今後、人材確保の不調等によりシステム開発の進捗が滞った場合、効率的な社内業務の推進が阻害され、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ② 商品、サービスについて これまで、当社グループが競争力の源泉としてきた多様な新規コンテンツの開発力や、人事総務部を対象とした業務支援サービスにおいて、競争優位性が維持できなくなった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③ Webによる営業活動について 当社グループの営業活動においては販売促進効果を高めるべく、Webページを拡充させております。生成AIの利用が増加することにより、従来の当社グループのWebページへのアクセス(セッション数)が減少する可能性があります。これにより、当社グループの販売促進効果が下がる可能性があります。このようなリスクに対応するため、AIに取り込まれやすい情報構造の設計を急速に進めています。具体的には、顧客が投げかける自然な質問に対応できる形式での情報を整備しています。また、他社と差別化された当社独自の一次データを公開しています。さらに、AIが回答生成に利用しやすい最新の数値情報を明示しています。以上のように、LLMO(Large Language Model Optimization)と呼ばれる新しい領域においても、当社グループはWebによる営業活動を強化してまいります。 ④ 知的財産権について 当社グループの事業においては、オリジナルコンテンツでの研修展開を強みとしている関係上、著作権・商標権・肖像権等の知的財産権の確保が重要だと考えております。当社グループでは、商標権の取得や著作権の明示、さらには開発した技術・ノウハウ等の保護・保全に努めておりますが、悪意の第三者によるサービスの模倣等により、当社グループの営業展開に支障が生じ、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 また、第三者に帰属する知的財産権を侵害しないよう、事前に権利関係を調査するなど細心の注意を払っておりますが、万が一、第三者の知的財産権を侵害した場合、当社グループの社会的信用を失うとともに、損害賠償による損失が生じた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 講師の確保について 研修の成否を決める重要な要因の一つに講師の品質があります。良質な研修を実施するには的確なスキルや知識、経験をもった講師の確保が不可欠であります。 当社グループでは、引き続きこれらの講師の確保に努めていく方針でありますが、今後将来において、当社グループが求めるスキルや知識、経験をもって研修を行うことができる講師を適切な契約条件で確保できなくなった場合、当社グループの研修実施に重大な支障が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ M&Aについて 当社グループは、M&A(子会社化、事業譲受、資本参加等)を実施することにより当社グループの事業を補完・強化することが可能であると考えており、M&Aを積極的に推進しています。その際、対象企業や事業の状況及び財務、税務、法務、労務等について詳細なデューデリジェンスを行う等、意思決定のために必要かつ十分と考えられる情報収集、投資効率の精査、検討を実施することで可能な限りのリスク回避に努めています。 しかしながら、M&A後において、当社グループが認識していない問題が明らかになった場合や、何らかの事由により事業展開が計画通りに進まない場合、対象企業の株式価値や譲受資産の減損処理を行う必要が生じる等、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (3) 競合について 社会人を対象とした教育研修事業に関しては、研修会社、コンサルティング会社、シンクタンク系の研修会社等、多数の企業が参入しておりますが、今後、研修事業と異なる分野の企業が研修におけるパラダイムシフトを起こすビジネスモデルでの参入があった場合、当社グループの営業活動に支障が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) サステナビリティに関するリスクについて 当社グループは、中長期的な視点から影響を与える事象や、発生頻度が低いものの認識すべきリスクについて、サステナビリティに関するリスクとして、「人権の侵害」「大規模自然災害による事業所損壊、サーバ損壊」「賄賂・腐敗の発生」「生成AI活用の遅れによる競争力低下」「外部環境変化によるコスト上昇」の5項目を確定しました。これらのリスクに関しては定期的なモニタリングを実施し、発生の回避及び発生した場合の対応に努めます。 優先順位   サステナビリティに関するリスク   財務影響 1   人権の侵害   大 2   大規模自然災害による事業所損壊、サーバ損壊   中 2   賄賂・腐敗の発生   中 2   生成AI活用の遅れによる競争力低下   中 3   外部環境変化によるコスト上昇   小 (5) コンプライアンス違反・不正行為について 当社グループでは、コンプライアンスを経営の重要課題の一つと位置づけ、役職員一人ひとりがコンプライアンス意識を持って日々の業務に取り組むことを徹底しております。2024年10月にはインソースグループ全ての役員および従業員(パートタイム・アルバイト含む)を適用範囲とした「コンプライアンス行動規範」を制定し、具体的な行動を明示しています。しかしながら、役職員による横領・背任等の不正行為、インサイダー取引規制等の法令違反、ハラスメント等の人権侵害、贈収賄を含む腐敗行為等が発生するリスクを完全に排除することは困難です。万一、こうした事態が発生した場合、当社グループに対する社会的信用の失墜、損害賠償請求や行政処分等により、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。当社グループでは、こうしたリスクを最小限に抑えるべく、「腐敗防止基本方針」に基づき、全従業員対象の腐敗防止関連のeラーニング教育を実施し受講率は100%でした。今後も、コンプライアンス教育の強化、内部通報制度の整備、内部監査の充実等、コンプライアンス体制の継続的な改善に努めます。 (6) その他 ① 個人情報・機密情報について 当社グループはその事業運営の性格上、関係者の個人情報及び機密情報を少なからず保有しており、当社グループの個人情報の取り扱いについては、「個人情報の保護に関する法律」が適用されます。そのため、適切に個人情報を取り扱う体制を整備していることの証として、プライバシーマークを取得いたしております。 第三者によるセキュリティ侵害、ソーシャルエンジニアリング、従業員の故意または過失などによって、当社グループが保有する関係者の個人情報や機密情報の外部流出又は不正使用などが発生した場合、当社グループは顧客などに対する損害賠償責任を負うとともに、当局から業務改善命令を受ける可能性があるなど、当社グループの事業、業績及び社会的信用に悪影響を与える可能性があります。 ② 講師やeラーニング等への出演者の不祥事・風評等のリスクについて 当社グループは、講師やeラーニング等出演者が事故、事件、不祥事等を起こした場合、又は巻き込まれた場合、風説の流布等で風評を著しく損なった場合等には、該当する講師の研修への登壇中止、該当する出演者が出演するeラーニング等の使用中止等の措置が必要となり、当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。また、これらの発生事象に対し、当社グループの対応の如何に関わらず、当社グループにとって悪影響のある形で当該発生事象が投資家、マスメディア、インターネット、その他社会一般に広まった場合等には、当社グループに対する社会的信用が損なわれ、当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,092字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次の通りであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況の分析 当連結会計年度(自2024年10月1日 至2025年9月30日)における社会人教育市場は、人的資本経営を通じた企業価値向上の機運を背景に、底堅い需要が継続しました。また、DX(デジタル)教育市場は、データ利活用による人材育成の高度化が進み、急速に拡大しました。 このような環境のもと、当社グループではデジタルコンテンツの拡充を目的として、業種別・職種別の生成AI活用研修やeラーニングコンテンツのラインナップを強化しました。また、売上増強策として主に3点実施しました。1点目は、2024年10月より実質5本部制による営業体制を開始し、各本部が独自の戦略に基づく施策を実施した結果、提案金額増加、及び1組織あたりの売上高向上につながりました。2点目は、2025年2月には有楽町・新宿に新規セミナールームを開設し、大阪の既存セミナールームの増床も行うことで、公開講座の集客体制を強化しました。3点目は、当社グループ初の顧客ロイヤリティ施策「インソースENERGYパートナー」を開始し、特典対象組織に対してご案内のダイレクトメールや架電などプロモーション活動を強化しました。さらに、中長期成長戦略の1つとして、2025年9月からドメイン制を導入しました。各ドメインにリーダーを設置し、ドメイン別の事業及びマーケット分析を行い、商品開発、販促活動を開始しています。 講師派遣型研修事業では、民間企業・官公庁ともに対面型研修が増加しました。また年間を通じて、収益性の高いDX関連研修が民間企業を中心に増加しました。その結果、研修実施回数は前年比19.7%増加しました。 公開講座事業では、講座設定の最適化と全社一丸の販促活動を展開した結果、受講者数が前期比15.9%増加しました。特にDX関連研修の受講者数が増加し、同22.7%増となりました。 ITサービス事業では、LMS「Leaf」(※1)において、アクティブユーザー数が前年比23.3%増となり、500万人を超えました。また、有料利用組織数は860組織(前期末比119組織増、16.1%増)となりました。その結果、Leaf月額利用料(MRR※2)は堅調に増加、年間経常収益(ARR※3)は1,457百万円(前期末比24.2%増)となりました。 その他事業では、eラーニングの映像制作ソリューションが好調で、制作本数は前年比91.6%増の435本でした。また、動画レンタル受講者数も前年比23.3%増の21,296人となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は14,510,945千円(前期比16.3%増)、営業利益は5,978,600千円(前期比21.1%増)、経常利益は5,997,897千円(前期比21.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,130,091千円(前期比23.1%増)となり、過去最高を更新しました。 ※1 LMS(Learning Management System):eラーニング視聴に必要な「学習(教育)管理システム」のこと ※2 MRR:Monthly Recurring Revenueの略称、月間経常収益 ※3 ARR:Annual Recurring Revenueの略称。各期末月のMRRを12倍して算出 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下の通りとなりました。 なお、当社グループは教育サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ① 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,971,593千円増加し、16,149,441千円(前連結会計年度比22.5%増)となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ419,999千円増加し、3,662,367千円(同13.0%増)となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,551,594千円増加し、12,487,074千円(同25.7%増)となりました。 イ.流動資産 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ2,795,198千円増加し、10,200,841千円(前連結会計年度比37.7%増)となりました。これは主に、現金及び預金が2,485,889千円増加したこと等によります。 ロ.固定資産 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べ176,394千円増加し、5,948,600千円(同3.1%増)となりました。これは主に、敷金及び保証金が162,037千円増加したこと等によります。 ハ.流動負債 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ393,370千円増加し、3,592,701千円(同12.3%増)となりました。これは主に、未払法人税等が227,701千円増加したこと等によります。 ニ.固定負債 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べ26,628千円増加し、69,666千円(同61.9%増)となりました。これは主に、資産除去債務が26,628千円増加したことによります。 ホ.純資産 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2,551,594千円増加し、12,487,074千円(同25.7%増)となりました。これは主に、利益剰余金が2,451,878千円増加したこと等によります。 ② 経営成績 当連結会計年度の売上高は14,510,945千円(前連結会計年度比16.3%増)、営業利益は5,978,600千円(同21.1%増)、経常利益は5,997,897千円(同21.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,130,091千円(同23.1%増)となりました。 イ.売上総利益 当連結会計年度の売上高は、14,510,945千円(前連結会計年度比16.3%増)となりました。これは主に、全事業で売上増加及び対面型研修ニーズが高まり、講師派遣型研修実施回数・公開講座受講者数共に増加したためです。 また、売上原価は、3,352,095千円(同17.2%増)となりました。売上原価が増加した要因は主に、研修実施回数の増加と講師報酬のベースアップによるものです。 以上の結果、売上総利益は、11,158,849千円(同16.1%増)となりました。 また、売上総利益率は、前連結会計年度比0.2ポイント減の76.9%となりました。 ロ.営業利益 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、5,180,249千円(同10.8%増)となり、販売費及び一般管理費率は、同1.8ポイント減の35.7%となりました。これは主に、売上増加により人件費率が減少したことによるものです。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、5,978,600千円(同21.1%増)となりました。 また、営業利益率は、前連結会計年度比1.6ポイント増の41.2%となりました。 ハ.経常利益 当連結会計年度における営業外収益は、受取利息8,433千円、投資有価証券売却益10,419千円等を計上し、25,140千円となりました。一方、営業外費用は5,842千円となりました。これは主に、株式報酬費用消滅損4,717千円を計上したこと等によるものであります。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、5,997,897千円(同21.4%増)となりました。 また、経常利益率は、前連結会計年度比1.7ポイント増の41.3%となりました。 ニ.親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度は、投資有価証券評価損108,591千円を計上し、特別損失は108,591千円となりました。また、法人税、住民税及び事業税に法人税等調整額等を合わせた法人税等合計は、1,759,214千円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、4,130,091千円(同23.1%増)となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益率は、前連結会計年度比1.6ポイント増の28.5%となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度において、現金及び現金同等物は2,485,889千円増加し、当連結会計年度末における残高は8,191,258千円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは、4,395,202千円の収入(前連結会計年度は4,032,447千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益5,889,305千円を計上したこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動によるキャッシュ・フローは、231,097千円の支出(前連結会計年度は447,594千円の支出)となりました。これは主に、敷金及び保証金の差入による支出173,884千円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,678,212千円の支出(前連結会計年度は1,394,974千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額1,678,212千円によるものです。 (3) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当社グループは、教育サービス事業の単一セグメントであり、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、記載をしておりません。 ② 受注実績 生産実績と同様の理由により、記載しておりません。 ③ 販売実績 当連結会計年度の事業種別毎の販売実績は次の通りであります。なお、当社グループにおける研修サービスの提供期間は概ね短期であります。 (単位:千円) 事業の名称   第22期連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)   前年同期比(%)   第23期連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日)   前年同期比(%) 講師派遣型研修事業   5,884,813   111.6   6,914,664   117.5 公開講座事業   3,060,065   116.9   3,579,759   117.0 ITサービス事業   1,822,044   139.7   1,929,551   105.9 その他事業   1,707,738   107.6   2,086,970   122.2 合計   12,474,662   115.7   14,510,945   116.3 (注) 1.当社グループの報告セグメントは単一であるため、事業種別毎に記載しております。 2.総販売実績に対する販売実績の割合が100分の10以上の相手先が存在しないため、主な相手先別の販売実績等の記載は省略しております。 (4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① 資本の財源 当社グループは、運転資金、設備資金等の所要資金につきましては、原則として自己資金で賄うこととしております。 ② 資金の流動性 資金の流動性についての分析につきましては「(2) キャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成において、損益または資産の状況に影響を与える見積りの判断は、過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮したうえで行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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