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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

テンアライド

TEN ALLIED CO.,LTD.8207 · Standard · 小売業

居酒屋「天狗」を中心に外食を展開。多業態店舗で大衆飲食市場を支える。

概要

テンアライドは、東京都目黒区に本社を置く外食チェーン企業である。主力業態は「旬鮮酒場天狗」「和食れすとらん天狗」「テング酒場」「神田屋」「てんぐ大ホール」など7ブランドで、2026年3月期末時点で102店舗(フランチャイズ1店舗を含む)を運営する。連結従業員数348名。2026年3月期の連結売上高は120億93百万円、営業損失1億20百万円、当期純損失4億62百万円と低調な業績にある。

7業態102店舗を展開する外食グループ

テンアライドは2026年3月期末時点で、全102店舗を7つのブランドで運営する。内訳は「旬鮮酒場天狗」5店舗、「和食れすとらん天狗」14店舗、「テング酒場」14店舗、「神田屋」24店舗、「てんぐ大ホール」40店舗、「ミートキッチンlog50」2店舗、「湊や磯吉食堂」3店舗である。このうち1店舗がフランチャイズで、残りは直営店である。店舗は東京都内を中心に、神奈川、埼玉、千葉、関西、中部、九州など全国に広がる。業態は焼き鳥・串焼き居酒屋から和食ファミリーレストラン、立ち飲みスタイルまで多様で、複数ブランドを同一物件内で展開する「二毛作業態」も導入している。

セントラルキッチンと子会社による補完体制

グループは当社(テンアライド)と連結子会社テンワールドトレーディング株式会社の2社で構成される。テンワールドトレーディングは酒類・食料品の輸入販売を担う。自社製造拠点として、千葉県柏市に関東セントラルキッチンを保有し、そば、もつ煮、ぎょうざ、デザート、ドレッシング、干物などの食材を生産する。2026年3月期の生産実績合計は11億59百万円(製造原価ベース)で、前年比109.4%となった。セントラルキッチンでの開発強化により、小売りルートの開拓やプライベートブランド商品の拡大を進めている。

収益構造と業績の低迷

2026年3月期の連結売上高は120億93百万円で、前年比101.7%と微増だが、営業損失1億20百万円(前期は営業利益2億32百万円)、経常損失1億16百万円、親会社株主に帰属する当期純損失4億62百万円を計上した。要因として、原材料価格や人件費の高騰、エネルギーコストの上昇を挙げている。売上高の内訳は料理類76億48百万円、飲物類44億44百万円で、料理類の比率が約63%を占める。総資産は67億88百万円、負債合計40億50百万円、純資産27億37百万円で、自己資本比率は約40%である。

全国展開と地域別事業部の歴史

1971年に神奈川県進出(川崎店)を皮切りに、埼玉、千葉、関西、中部、九州、東北、北陸、信越と全国へ店舗網を拡大してきた。1985年には関西(大阪本町店)、1986年に中部名古屋、1988年に九州福岡と京都、1991年に東北仙台、1992年に北陸金沢、1993年に信越新潟へ進出し、各エリアに事業部事務所を設置した。現在も首都圏と関西、中部、九州などで事業を展開するが、近年は新規出店を小型店舗に絞り、既存大型店舗の複数業態化による小型化を進めている。

業界の中での役割は外食産業の飲食店経営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
121億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-0.8%
純利益
-5億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食主力

和食居酒屋や大衆酒場など7業態の店舗を運営。連結子会社では酒類・食品の輸入販売も行い、店舗への供給を補完する。

主な製品・サービス3
和食居酒屋業態
「旬鮮酒場天狗」「和食れすとらん天狗」など、新鮮な魚介と和食を提供する居酒屋
大衆酒場業態
「テング酒場」など、気軽に飲める立ち飲み・酒場
その他業態
「神田屋」「ミートキッチンlog50」など、専門性の高い飲食店

製品と技術

7つの外食ブランドが提供する料理と飲物

テンアライドは2026年3月期末時点で、「旬鮮酒場天狗」「和食れすとらん天狗」「テング酒場」「神田屋」「てんぐ大ホール」「ミートキッチンlog50」「湊や磯吉食堂」の7業態を運営する。料理類の売上高は76億48百万円、飲物類は44億44百万円で、料理が約63%を占める。各ブランドの特徴として、「神田屋」は立ち飲みスタイルの串焼き居酒屋、「てんぐ大ホール」は大衆居酒屋、「和食れすとらん天狗」は和食ファミリーレストラン、「ミートキッチンlog50」は肉料理専門、「湊や磯吉食堂」は魚介料理を中心とする。プライベートブランド商品の拡大も進めている。

セントラルキッチンで生産される自社商品

千葉県柏市の関東セントラルキッチンでは、そば、もつ煮、豆乳、ぎょうざ、デザート、ドレッシング・ソース、しゅうまい、魚類煮込み、干物など多品目を生産している。2026年3月期の生産実績(製造原価)は合計11億59百万円で、前年比109.4%だった。主要品目では、そばが約419,608食(P/C単位)で25,809千円、干物類が120,108千円、魚類煮込みが48,581千円と増加した。一方、もつ煮は前年比81.9%、各種ぎょうざは79.5%と減少している。セントラルキッチンでの開発強化により、店舗供給だけでなく小売りチャネルへの販売も視野に入れている。

輸入子会社テンワールドトレーディングの役割

1988年8月に設立されたテンワールドトレーディング株式会社は、テンアライドの100%出資子会社であり、酒類と食料品の輸入販売を事業とする。同社の設立目的は、外食チェーン向けの安定した酒類調達と、海外産食材の直輸入によるコスト削減である。テンワールドトレーディングはグループ内のセントラルキッチンや各店舗に商品を供給するほか、グループ外への卸売も行っている。この子会社を通じて、テンアライドは原材料の調達リスクを分散し、飲物類の原価管理に寄与している。

店舗オペレーション効率化と二毛作業態の開発

テンアライドは、多様化する消費者ニーズに対応するため、同一物件内で複数の業態を時間帯や曜日で切り替える「二毛作業態」の開発を進めている。例えば、昼は「和食れすとらん天狗」、夜は「テング酒場」として営業する形態である。また、タブレット端末やテーブルオーダーシステムなどのIT機器を導入し、注文・配膳の業務効率化を図っている。これらは人件費抑制と顧客満足度向上を両立するための施策であり、収益性改善の柱と位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

売上高120億円で減益、黒字維持へ課題

テンアライドは小売業に属し、食品スーパーやコンビニなどを展開する企業である。同業他社の光フードサービスやトライアルホールディングスと比較すると、同社の売上高は111億円(2024年3月期)、119億円(2025年3月期)、121億円(2026年3月期)と増加基調にあるものの、営業利益率は2025年3月期の1.68%から2026年3月期には-0.83%と赤字に転じており、収益性が悪化している。これは、競争激化やコスト上昇が影響しているとみられる。同業のトライアルホールディングスが規模拡大で効率化を進める中、同社は売上高の伸びに対して利益が伴わない構造的な課題を抱える。黒字化への早期回復が迫られており、店舗運営の効率化やコスト削減が急務である。

強み

  • 売上高は増加傾向にあり、121億円まで拡大
  • 既存店舗を活かした集客力を持つ
  • 食品販売は景気に左右されにくい需要がある
  • 低迷する利益率を改善する余地は大きい

課題

  • 2026年3月期は営業赤字となり、早期の黒字化が必要
  • 大手チェーンとの競争で採算性が悪化
  • 人件費や原材料費の上昇が利益を圧迫

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がテンアライド

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19959アシードホールディングス132億円13.2倍
27686ひとまいる128億円10.8倍
39993ヤマザワ127億円9.0倍
43053ペッパーフードサービス123億円72.2倍
53175エー・ピーホールディングス123億円10.7倍
68207テンアライド122億円
72764ひらまつ120億円51.4倍
83020アプライド118億円5.2倍
93556リネットジャパングループ115億円15.9倍
103418バルニバービ115億円25.1倍
117636ハンズマン115億円10.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

池袋西口の1号店からスタートした1969年

1969年12月、創業者飯田保が東京都豊島区西池袋に天狗チェーン株式会社を資本金500万円で設立し、同所に1号店「天狗」池袋西口店を開店した。当時は日本酒主体の居酒屋で、白木づくりの内装が特徴だった。1971年には神奈川県川崎店を出店し、県外進出を開始。1972年には埼玉県大宮店、1981年に千葉県松戸店と、東京都心から郊外へと店舗網を広げた。創業から10年で首都圏の主要都市に足場を築いた。

洋風居酒屋「DON」導入と商号変更の1977年

1972年11月、神田店の2階に洋風内装の「DON(ドン)」を開店し、ワインやウイスキーを取り扱う新スタイルを試みた。1977年4月には商号をテンアライド株式会社に変更。同年6月には地下1・2階の日本橋店を開店し、以後の新店は洋風居酒屋「DON」スタイルの内装に統一された。これにより、従来の日本酒主体の「天狗」から、より幅広い飲酒スタイルに対応する方向へ舵を切った。1978年にはセントラルキッチンを江東区亀戸に移転し、食材の集中生産体制を整えた。

大型店舗と社員フランチャイズで規模拡大した1980年代

1983年11月、当社初の485席の大型店舗「新宿西口会館店」を開店した。1984年6月には社員フランチャイズ1号店(西川口店)を導入し、店長への独立機会を提供する制度を始めた。1985年2月に関西地方(大阪本町店)、1986年10月に中部地方(名古屋広小路店)、1988年に九州(博多駅前店)と京都(京都四条通店)へ進出し、全国展開が加速した。1986年11月には株式を日本証券業協会に店頭登録し、資金調達力も強化した。

東証一部上場とセントラルキッチン網の完成(1990年代)

1992年12月に東京証券取引所市場第二部に上場し、1995年9月には市場第一部に指定替えとなった。この時期、1990年に和食ファミリーレストラン「和食れすとらん天狗」1号店を開店し、新業態開発を本格化。1993年には関西セントラルキッチン(大阪豊中市)と中部セントラルキッチン(名古屋市緑区)を開設し、東北・北陸・信越への進出も完了した。1996年には関東セントラルキッチンを江戸川区へ移転し、三大都市圏に製造拠点を持つ体制を整えた。

新業態「くわい家」と社員フランチャイズ再編の2000年代

2000年2月、炭火焼き料理「くわい家」を直営店方式で展開し、1号店を芝大門に開店した。2001年から2002年にかけて社員フランチャイズの2号店(松戸北小金店)、3号店(和食れすとらん天狗雪谷店)を開設したが、松戸北小金店は直営店に移行した。この時期、居酒屋市場の競争激化や消費者の嗜好変化に対応し、多ブランド展開とフランチャイズ活用によるリスク分散を模索したが、その後「くわい家」は現在は主要業態としてリストされていない。

低収益と業態転換の続く2010年代以降

2013年3月期以降の売上高は153億円前後で推移したが、最終損益は2014年3月期から2017年3月期まで4期連続の赤字(純損失)を計上。2018年3月期に1億円の黒字に転換したものの、2019年3月期は0円、2020年3月期はCOVID-19の影響で8億円の赤字に落ち込んだ。2021年3月期は52億円の巨額赤字を記録し、売上高も60億円に半減。その後回復傾向にあるものの、2026年3月期は再び営業赤字に転落し、純損失4億62百万円を計上した。

年表39件を開く

1960年代

  • 1969年12月創業豊島区西池袋において創業者飯田保が天狗チェーン株式会社を資本金500万円で設立。同時に同所において店名「天狗」の1号店池袋西口店を開店。

1970年代

  • 1971年9月神奈川県進出1号店の川崎店開店。
  • 1972年10月世田谷区北烏山に日本酒用倉庫として城西倉庫を設置。
  • 1972年11月神田店出店。1階は日本酒主体の白木づくり内装で従来タイプの「天狗」、2階は洋風内装とし、ワイン、ウィスキーをメニューに加えて店名を「DON(ドン)」とする。
  • 1972年12月埼玉県進出1号店の大宮店開店。
  • 1973年7月本社を中央区日本橋馬喰町に移転。
  • 1974年9月セントラルキッチンを城西倉庫に併設。
  • 1977年4月商号変更商号をテンアライド株式会社に変更。
  • 1977年6月初めて地下1・2階の日本橋店を開店。店名を「天狗」に統一し、以後の出店は洋風居酒屋「DON」スタイルの内装に統一。
  • 1978年2月セントラルキッチンを江東区亀戸に移転。

1980年代

  • 1981年3月千葉県進出1号店の松戸店開店。
  • 1983年11月当社初の485席の大型店舗、新宿西口会館店開店。
  • 1984年6月社員フランチャイズ1号店の西川口店開店。
  • 1985年2月関西地方進出1号店の大阪本町店開店。
  • 1986年10月中部地方名古屋地区進出1号店の広小路店開店。関西事業部事務所開設。
  • 1986年11月当社株式を社団法人日本証券業協会の店頭登録銘柄として登録。
  • 1988年3月九州地方福岡地区進出1号店の博多駅前店開店。
  • 1988年7月関西地方京都地区進出1号店の京都四条通店開店。
  • 1988年8月酒類の輸出入販売を目的として、100%出資のテンワールドトレーディング株式会社(現連結子会社)を設立。
  • 1989年4月中部事業部事務所開設。
  • 1989年11月九州事業部事務所開設。セントラルキッチンを千葉県柏市に移転。

1990年代

  • 1990年12月創業和食ファミリーレストランのチェーン化を目指し、その1号店として「和食れすとらん天狗」市原店を開店。中華ファミリーレストランの経営を目的として、100%出資の株式会社桃桃を設立。(現在は和食れすとらん天狗に業態変更)
  • 1991年5月創業クリーニング業を目的として、100%出資のテンサービス株式会社を設立。
  • 1991年12月東北地方仙台地区進出1号店の仙台駅前店開店。
  • 1992年12月上場東北地方福島地区進出1号店の福島駅前店開店。東京証券取引所市場第二部に上場。北陸地方石川地区進出1号店の金沢片町店開店。
  • 1993年3月北陸地方富山地区進出1号店の富山駅前店開店。
  • 1993年4月関西セントラルキッチンを大阪府豊中市に開設し、関西事業部事務所も同地へ移設。
  • 1993年5月中部セントラルキッチンを名古屋市緑区に開設し、中部事業部事務所も同地へ移設。
  • 1993年6月北陸地方福井地区進出1号店の福井駅前店開店。
  • 1993年9月信越地方新潟地区進出1号店の新潟駅前店開店。
  • 1993年12月中部地方静岡地区進出1号店の浜松駅前店開店。
  • 1994年3月信越地方長野地区進出1号店の長野駅前店開店。
  • 1995年9月東京証券取引所市場第一部に指定替え。
  • 1996年1月関東セントラルキッチンを江戸川区宇喜田町に移転。
  • 1998年2月中部セントラルキッチンを閉鎖し、中部事業部事務所を移転。

2000年代

  • 2000年2月炭火焼き料理「くわい家」を直営店方式で展開し、その1号店として「くわい家」芝大門店を開店。
  • 2001年5月社員フランチャイズ2号店の松戸北小金店開店。
  • 2001年10月社員フランチャイズ3号店(和食れすとらん天狗)雪谷店開店。
  • 2002年4月松戸北小金店、FC店から直営店に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    小型店舗への転換と新規出店促進

    小型店舗の新規出店を促進し、既存の大型店舗では複数ブランド展開による小型店舗化を進め、業態転換により収益構造の改善を図る。

  2. 02

    IT活用による業務効率化

    テーブルオーダーシステムなどのIT機器を整備し、店舗オペレーションの効率化を推進して収益性の高い事業構造を構築する。

  3. 03

    プライベートブランド商品の拡大と小売り開拓

    蔵元やメーカーとの連携強化によりプライベートブランド商品を拡大し、セントラルキッチンの開発強化を通じて店舗運営に加え小売りルートを開拓、自社製品の販売拡大を図る。

  4. 04

    固定費圧縮と資金確保による経営安定化

    不要不急のコスト削減、年間設備投資額の見直し、店舗賃料削減交渉などで固定費を圧縮し、金融機関からの資金調達により手元資金を確保して経営の安定化を図る。

  5. 05

    人材確保と教育システムの確立

    人材確保と教育システムの確立、店舗作業システムの改善などに取り組み、収支改善に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で261人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は616万円で、9期前と比べて+8.3%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は13.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月348
2018年3月360
2019年3月56839.011.5351
2020年3月56938.211.4366
2021年3月51639.012.3346
2022年3月44439.913.5307
2023年3月48841.815.0258
2024年3月52942.315.3252
2025年3月57642.014.425878
2026年3月61642.013.5261−38

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    テンワールドトレーディング㈱
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は121億円営業利益-1億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.7%、利益が-150.0%。

売上高
+1.7%
121億円
営業利益
-150.0%
-1億円
純利益
-600.0%
-5億円
営業利益率
-0.8%
前期比 -2.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高129億円121億円
営業利益1億円-1億円
純利益0億円-5億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は31億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q26−3
2024年1Q2700.0−1
2024年2Q2800.01
2024年3Q2813.61
2024年4Q28−1
2025年2Q5911.71
2025年4Q6011.70
2026年2Q6000.0−1
2026年4Q61−1−1.6−4
2027年1Q31−1−3.2−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は153億円から121億円へ79%に減った。直近期の営業利益率は-0.8%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月15331
2014年3月151−2−4
2015年3月155−1−16
2016年3月1550−4
2017年3月1561−3
2018年3月15431
2019年3月15320
2020年3月146−3−8
2021年3月60−46−52
2022年3月48−3−3
2023年3月95−9−11
2024年3月11120
2025年3月119221.71
2026年3月121−1−1−0.8−5

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高121億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-0.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-5億円、売上の-4.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金29.8%36億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金71.1%86億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-0.8%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
70.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.5pt
-0.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
-4.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-7.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-1.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は26億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−6−4426
2014年3月3−83−524
2015年3月9−63329
2016年3月3−157−1224
2017年3月3−5−5−216
2018年3月8−4−4417
2019年3月6−5−4114
2020年3月2−42−213
2021年3月−35433−3115
2022年3月−9521−432
2023年3月−3−27−534
2024年3月3−24139
2025年3月3−2−7133
2026年3月0−3−5−326

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は68億円。このうち返さなくてよい自己資本が27億円で、自己資本比率は40.3%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月108763270.1
2014年3月105723368.4
2015年3月98564257.1
2016年3月103525150.5
2017年3月94504452.9
2018年3月96524454.4
2019年3月91523957.6
2020年3月83443952.9
2021年3月6675911.2
2022年3月74205426.6
2023年3月75175823.0
2024年3月82275533.2
2025年3月75294638.3
2026年3月68274140.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-90億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
41億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
47
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中209位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中295位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-0.8%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.7%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥301で、1年前と比べて+3.1%過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。

¥301-0.3%1ヶ月+2.4%1年+3.1%時価総額122億円
過去52週の値幅
安値¥275高値¥304

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)252.9倍
PBR4.52倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は293円と、25日線292.44円、75日線286.29円、200日線286.58円とほぼ同水準で推移し、方向感は乏しい。1か月では0.7%上昇、1年では3%上昇と横ばい。RSIは50と完全に中立。52週高値302円、安値275円のレンジ内で推移。出来高は8月7日に38400株とやや増加したが、通常は1万〜2万株程度と低調。レンジ相場が続いており、材料待ちの状況。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

予想PERは246.2倍と非常に高く、同業界平均の41.45倍を大幅に上回る。PBRは4.29倍で平均2.94倍を上回り、割高感が強い。ROEは5.2%と低い水準。無配当で株主還元はなく、2026年3月期には最終赤字の見込み。当面の業績悪化が予想され、割高と判断した。

指標この会社業種平均
PER (予想)252.9倍
PBR4.52倍2.44倍
ROE5.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績不振からの回復と収益改善が最大の投資論点。強気派は新業態の開発やコスト削減による営業黒字化への期待から、低PBRでの割安感を指摘する。一方、弱気派は2026年3月期に赤字拡大が見込まれ、競争激化やマーケット縮小、人件費上昇が収益を圧迫するとみる。店舗戦略とブランド再構築が今後のカギ。

プラスに働く材料7
  • 業績改善の余地

    増収傾向にあり、コスト削減で黒字転換の可能性がある。

  • 新業態への期待

    新業態開発が収益源多様化につながるとみる。

  • 割安な株価

    PBR 4.29倍だが、資産価値を考慮すると割安の可能性。

  • 売上高は3期連続で増加通年影響

    売上高は111億円→119億円→121億円と3期連続で増加

  • 2025年3月期に営業利益2億円の黒字実績不定影響

    2025年3月期の営業利益は2億円、営業利益率1.68%を記録した

  • 株価293円の低位株で個人需要が入りやすい不定影響

    株価293円・時価総額119億円と小型低位株に位置し、資金流入のきっかけになりやすい

  • 外国所有比率0.13%で買い増し余地不定影響

    外国法人所有比率は0.13%と極めて低く、海外資金の取り込み余地がある

マイナスに働く材料7
  • 赤字の拡大

    2026年3月期は純損失5億円と赤字幅が拡大見込み。

  • 競争の激化

    外食業界は競争が激しく、シェア拡大が難しい。

  • コスト上昇

    人件費や食材費の上昇が収益を圧迫。

  • 2026年3月期は営業損失1億円に転落通年影響

    営業損益は前期2億円の黒字から今期1億円の赤字へ3億円悪化

  • 2026年3月期は純損失5億円の見通し通年影響

    純損益は前期1億円の黒字から今期5億円の赤字へ6億円悪化

  • PBR4.29倍と資産面から割高不定影響

    PBR4.29倍と純資産の4倍を超える評価水準にある

  • 無配当でインカム需要を取り込めない継続影響

    配当利回りは0%で、毎期の配当による株主還元が期待できない

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
店舗の稼働状況と顧客支持を測る指標。
営業損益
本業の採算性が改善しているか確認するため。
店舗数
新規出店と閉店のバランスが成長性を示すため。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ36,696人。区分でいちばん多いのは個人・その他91.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.8%を占め、残る91.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他72.476.579.583.490.391.0
事業法人18.514.812.310.68.78.6
自己株式1.51.51.31.21.11.1
金融機関7.67.96.04.70.30.3
外国人個人0.00.00.10.10.10.1
外国法人0.90.40.40.50.20.1
証券会社0.60.51.70.80.40.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01飯田 永太9.30
02株式会社岡永3.57
03山内 薫3.45
04飯田 愛太2.95
05サッポロビール株式会社2.38
06株式会社永幸1.85
07飯田 健太1.17
08長井 梨紗0.76
09飯田 悠太0.73
10飯田 慶太0.73

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−339%、1株純資産は10期で−90%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月52921.759.7
2014年3月−15278
2015年3月−60216
2016年3月−14200
2017年3月−10192
2018年3月52012.786.7
2019年3月12010.4521.1
2020年3月−32169
2021年3月−197
2022年3月−12
2023年3月−39
2024年3月11.2369.7
2025年3月4325.268.8
2026年3月−1229

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
飯田永太代表取締役会長723,765,000
飯田健太代表取締役社長42472,000
芳澤聡専務取締役管理本部長 兼経営企画室長 兼海外戦略室長5210,000
藤岡慶常務取締役 マーケティング本部長 兼店舗開発本部長496,000
吉田守取締役 関東セントラルキッチン所長545,000
宗宮英恵取締役44
細見真智子取締役59
橋本恭一常勤監査役69
橘稔人監査役60
田中耕一郎監査役611,000
松藤斉74

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6858514
社外取締役413133
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容337字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社(テンワールドトレーディング株式会社)の計2社で構成されております。 当グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、当社グループの事業は、飲食店の経営を営むものとして外食産業及びその補完的事業であり、単一のセグメントとしております。 (1)飲食店経営関連 当社は、「旬鮮酒場天狗」、「和食れすとらん天狗」、「テング酒場」、「神田屋」、「ミートキッチンlog50」、「てんぐ大ホール」、「湊や磯吉食堂」の7業態の店舗において外食産業を営んでおります。 連結子会社のテンワールドトレーディング株式会社は酒類、食料品等の輸入販売を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,422字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社の企業価値は、ご来店いただいたお客様が感じる「驚き」と「感動」によって決まるものと考えており、それが当社の行動指針を決定する価値基準になると認識しております。そのため常に日々の行いを自問自答し、謙虚にお客様の声にお応えすべく「お客様への四つの誓い」を立てております。 「良いものを安く、早く、清潔に、最高の雰囲気で」 この誓いは当社の行動指針であり、基本理念であります。 社会のグローバル化やネット環境の進化により、外食産業のサービスや業態も多様化を極め、お客様の選択の目もより厳しさを増しており、「自ら挑み続けた本物」のみが生き残ることができると考えております。 当社は常にこの「お客様への四つの誓い」に立ち返り、「自ら挑み続けた本物」に挑み続けてまいります。 (2)目標とする経営指標 当社の目標とする経営指標としましては、株主に対する利益配当を経営の重要課題としており、第一に1株当たりの当期純利益と株主資本利益率の増加を、第二にキャッシュ・フローの増加を目指しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 外食産業界におきましては、経済活動の正常化に伴い緩やかな回復傾向にありますが、資源や人件費の高騰に伴う物価の上昇、加えて国際情勢の悪化や急激な為替変動によるエネルギー資源や原材料価格の高騰が懸念されております。このため、厳しい経営環境は依然として継続しております。 このような状況下において、消費者のライフスタイルや行動態様が大幅に変化しており、そのニーズに対応した形で付加価値を高めていくとともに店舗オペレーションの効率化を推進することにより来客数の向上を訴求し、店舗の収益基盤の更なる強化を推し進めてまいります。 (4)会社の対処すべき課題 外食産業においては、厳しい経営環境が依然として継続している状況にあり、当社としては小型店舗の新規出店の促進や既存の大型店舗における複数ブランドの展開による小型店舗化に取り組んでおります。また既存店舗の業態転換を進めることにより、収益構造の改善を推し進めてまいります。 加えて、テーブルオーダーシステム等のシステム改善についても取り組んでおり、IT機器整備により業務改善を実現し、収益性の高い事業構造の構築に努めてまいります。 また、生産者・取引業者とのコミュニケーションを維持・強化することにより、安定した食材の調達、価格の高騰回避、安全性の確保等を図ってまいります。 商品(飲物・料理)につきましては、蔵元やメーカーとの一層の連携強化を図り、プライベートブランド商品拡大を進めると同時に、セントラルキッチンにおける開発強化により、店舗運営にとどまらず小売りルートの開拓を推し進めることによりオリジナル自社製品の販売拡大を図ってまいります。 更に、事業計画に基づき、従業員の雇用維持を前提として、金融機関からの資金調達等による手元資金の確保によって当社グループ経営の安定化を図るとともに、不要不急のコスト削減、年間設備投資額の再考、店舗賃料削減交渉などの対策を進め固定費の圧縮を図ります。加えて、人材確保と教育システムの確立、店舗の作業システムの改善等の諸施策に取り組み、収支改善に注力してまいります。
事業等のリスク1,366字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1)売上の変動について 当社グループの売上は、景気の後退や戦争やテロ等の人為的社会不安、洪水、地震、疫病等の自然災害、競合店の出店、当社グループの出店の遅れ等により、計画を下回ることがあり、当社グループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)食材調達について 外食産業における最も重要なことは、食の安全確保であり、お客様に安全で良質の食材を調達して提供することが最大の使命であります。 鳥インフルエンザ等の発生により、食材の調達上のリスクが発生する可能性に加え、冷夏等の天候不順や異常気象による米、野菜及び穀物等の農産物不作の状況や海の汚染等による魚介類への影響等の経済情勢の変化から、これに伴う食材の仕入価格の上昇、ひいては調達自体が困難となるリスクが生じる可能性があり、当社グループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)衛生管理について 当社は食品の安全確保のために「食品衛生法」に基づく必要な規制その他の措置を講じております。日々の食材の検品の強化、店舗・セントラルキッチンの衛生環境の整備、衛生への意識づけのための教育、これらの運用状況等のチェックのため衛生監査・細菌検査の全店実施等を行っております。 しかし、食中毒等の事故が発生した場合は、営業停止や営業許可の取消等を命じられることがあり、当社グループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)人材確保について 外食産業は、人手不足による人件費の高騰に直面しております。当社では人材の枯渇に対応するべく各種対策を実施し、必要数の充足に努めておりますが、必要とする人材が十分に確保できない場合、当社グループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)労務関連について 関連法令や労働環境に変化がある場合、人件費が増加し当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6)顧客情報管理について 当社はお客様のアンケート情報や会員情報により、新メニュー・各種フェアー・宴会のご案内のダイレクトメールによる販売促進を活用しております。これらに関する個人情報については個人情報保護法に基づく厳正な管理を行っておりますが、不正行為等の発生により顧客情報が漏洩した場合は、損害賠償の発生や信用低下等により、当社グループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)ロシア・ウクライナ情勢について ロシア・ウクライナ情勢の影響により、原材料価格の高騰、エネルギー不足による電気・ガス料金の高騰等のリスクが生じる可能性があり、当社グループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)中東情勢について 中東情勢の影響により、エネルギー不足による電気料金の高騰、原油価格の高騰に起因するナフサ価格高騰に伴う包材やプラスチック等の価格高騰のリスクが生じる可能性があり、当社グループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,393字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、賃上げの動きや個人消費の需要の増加が見られ、経済活動の正常化が進んでいることに加え、インバウンド需要も回復し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。 その一方で、国際情勢の悪化や円安によるエネルギー資源や原材料価格の高騰、人手不足に伴う人件費の上昇により、特に外食産業は依然として厳しい経営環境が継続し、予断を許さない状況となっております。 当社は、「食を通して「驚き」と「感動」を」という企業理念を体現するために、良質な食材等の仕入、低価格による提供、人材教育、衛生管理を徹底してまいりました。 また、店舗の営業についても多様化する消費者ニーズに対応した業態への転換を進めると同時に、店舗オペレーションの効率化を目指した二毛作業態の開発・展開を実施しております。 以上の結果、当連結会計年度における連結売上高は、前年同期比101.7%の120億93百万円となりました。 利益面につきましては、仕入原価や人件費の高騰の影響により営業損失は1億20百万円(前年同期は営業利益2億32百万円)、経常損失は1億16百万円(前年同期は経常利益2億29百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は4億62百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益1億45百万円)となりました。 なお、当連結会計年度末における当社の店舗数は、「旬鮮酒場天狗」5店舗、「和食れすとらん天狗」14店舗、「テング酒場」14店舗、「神田屋」24店舗、「てんぐ大ホール」40店舗、「ミートキッチンlog50」2店舗、「湊や磯吉食堂」3店舗の合計102店舗であります(内フランチャイズ1店舗)。 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて7億52百万円減少し、67億88百万円となりました。この主な要因といたしましては、投資有価証券が1億23百万円増加したことに対し、現金及び預金が7億35百万円、有形固定資産合計が1億円、敷金及び保証金が1億5百万円減少したことによるものであります。 負債合計は、前連結会計年度末に比べて5億99百万円減少し、40億50百万円となりました。その主な要因といたしましては、短期借入金が6億12百万円、退職給付に係る負債が1億2百万円減少したことによるものであります。 また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて1億53百万円減少し、27億37百万円となりました。その主な要因といたしましては、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ1億26百万円増加したことに対し、種類株式に係る剰余金の配当により資本剰余金が60百万円、親会社株主に帰属する当期純損失の計上で利益剰余金が4億62百万円減少したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7億35百万円減少し、当連結会計年度末には25億67百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況については下記のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、49百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純損失による支出に対し、減価償却費及び減損損失による収入が多額であったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、3億4百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、4億79百万円となりました。これは主に株式の発行による収入に対し、短期借入金の減少額及び配当金の支払額によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績を品目別ごとに示すと、次のとおりであります。 品目   数量単位   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比 数量   金額(千円)   数量   金額(千円)   % そば   (P/C)   395,676   23,857   419,608   25,809   108.2 もつ煮   -   -   23,182   -   18,995   81.9 豆乳   -   -   23,755   -   25,020   105.3 各種ぎょうざ   -   -   77,798   -   61,849   79.5 各種デザート   (P/C)   58,475   37,126   58,155   38,343   103.3 各種ドレッシング・ソース   -   -   63,703   -   50,750   79.7 各種しゅうまい   -   -   7,069   -   4,443   62.8 魚類煮込み   -   -   26,875   -   48,581   180.8 干物等   -   -   102,202   -   120,108   117.5 その他   -   -   673,859   -   765,399   113.6 合計   -   -   1,059,431   -   1,159,302   109.4 (注)1 金額は、当社の製造原価によっております。 2 上記は当社の生産実績であります。子会社1社は生産活動を行っておりません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績を品目別ごとに示すと、次のとおりであります。 品目   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比 金額(千円)   金額(千円)   % 料理類   7,463,015   7,648,563   102.5 飲物類   4,424,464   4,444,928   100.5 合計   11,887,480   12,093,492   101.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、見積り特有の不確実性により、財政状態及び経営成績に重要な影響が及ぶ可能性があると考えられるものは以下のとおりであります。 a.減損会計における将来キャッシュ・フロー 当該会計上の見積り及び仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 b.退職給付債務の算定 当社グループは、確定給付制度を採用しております。確定給付制度の退職給付債務及び関連する勤務費用は、数理計算上の仮定を用いて退職給付見込額を見積り、割り引くことにより算定しております。数理計算上の仮定には、割引率、退職率、昇給率等の様々な計算基礎があります。当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する退職給付に係る負債及び退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析 a.売上高及び営業損失 売上高は前年同期比2億6百万円増の120億93百万円となりました。新規出店や多様化する消費者ニーズへ対応した業態へ転換したことによる来客増加、加えて経済活動の正常化が進み、緩やかに景気が回復したことによる既存店売上高の増加によるものであります。 売上原価は前年同期比2億28百万円増加し、36億7百万円となりました。これは主に、原材料の高騰による仕入価格の増加によるものであります。 販売費及び一般管理費は前年同期比3億30百万円増加し、86億6百万円となりました。この主な内訳として、人件費において、売上の増加及び賃率の上昇により雑給が61百万円、賞与手当の増加により53百万円、その他経費において、減価償却費が44百万円、非接触決済利用者の増加により支払手数料が26百万円増加したことによるものであります。 上記の結果、前年同期比3億53百万円減益となり、1億20百万円の営業損失となりました。 b.営業外損益及び経常損失 営業外収益は受取配当金が5百万円増加し、貸倒引当金戻入額が6百万円減少したことにより前年同期比で概ね同水準となり、営業外費用は支払利息が8百万円減少したことにより41百万円となりました。 上記の結果、前年同期比3億45百万円減益となり、1億16百万円の経常損失となりました。 c.特別損益、法人税等及び当期純損失 特別損失は前年同期比2億55百万円増加し、2億94百万円となりました。これは主に減損損失計上額及びリース解約損失計上額の増加によるものであります。 税金等調整前当期純損失は前年同期比6億1百万円減少し、4億10百万円となり、税効果会計適用後の法人税等負担額は前年同期比6百万円増の52百万円となりました。 その結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は前年同期比6億8百万円増加し、4億62百万円となりました。 ③ 財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7億52百万円減少し、67億88百万円となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は33億98百万円で、前連結会計年度末に比べ6億59百万円減少しております。これは現預金7億35百万円の減少が主な要因であります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は33億90百万円で、前連結会計年度末に比べ93百万円減少しております。これは投資有価証券1億23百万円の評価益による増加、有形固定資産1億円及び預け保証金84百万円の減少が主な要因であります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は26億44百万円で、前連結会計年度末に比べ40百万円減少しております。これは短期借入金6億12百万円の返済による減少、1年以内返済の長期借入金5億円の増加が主な要因であります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は14億6百万円で、前連結会計年度末に比べ5億58百万円減少しております。これは長期借入金5億円の流動負債への振替、退職給付に係る負債1億2百万円の減少が主な要因であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は27億37百万円で、前連結会計年度末に比べ1億53百万円減少しております。これは利益剰余金4億62百万円の減少、その他資本剰余金1億92百万円の増加が主な要因であります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金の源泉は、「現金及び現金同等物」と「営業活動によるキャッシュ・フロー」であります。 一方、当社グループの主な運転資金需要は、当社グループ販売商品に係る原材料費、店舗運営に係る人件費及び店舗オーナーへの支払賃借料等であり、主な設備投資需要は、新規出店、店舗改修及び工場設備投資に係る投資資金であります。 したがいまして、運転資金と設備投資資金については、営業キャッシュ・フローで充当することを基本とし、必要に応じて資金調達を実施しております。 新型コロナウイルス感染拡大の影響により財務基盤が大きく毀損したことから、2022年4月、2023年12月に新株予約権の第三者割当による発行を行い、その行使により当期に2億52百万円の資金の調達を実施いたしました。 当連結会計年度の設備投資額は3億30百万円で、その主なものは、4店舗の新規出店及び4店舗のリニューアル費用、各種の店舗設備に係るDX化および改修、セントラルキッチンの改修によるものであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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