概要
アプライドは福岡市に本社を置く小売業である。パソコン専門店「アプライド」を九州・中四国・関西・北陸・東海・東北に27店舗展開し、PC・ワークステーションの製造販売とサポートを手掛ける。子会社㈱ハウズが化粧品・雑貨専門店「ハウズ」を5店舗運営し、㈱シティ情報ふくおかがタウン情報誌や広告代理店事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は480億円、従業員数は440人である。
三つの事業セグメントが収益を支える構造
当社グループはパソコン・ゲーム事業、化粧品・雑貨事業、出版・広告事業の三つで構成される。パソコン・ゲーム事業は売上高の約78%を占め、直営店舗販売、システムインテグレーション(SI)、産業用コンピューター受注、通信販売など多様なチャネルを持つ。化粧品・雑貨事業は子会社ハウズの5店舗と特販営業部による輸出・卸売で年間100億円超を売り上げる。出版・広告事業はタウン情報誌「シティ情報ふくおか」とデジタルプロモーションで地域密着の収益源となっている。
九州を核に全国へ広がる販売網
店舗営業部は九州・中四国・関西・北陸・東海・東北の6地域に27のパソコン専門店を展開する。SI営業部は同6地域に25拠点を持ち、大学・官公庁向けHPC販売を担う。特機営業部と広域システム営業部は九州・関西・東海・関東に各4拠点。通販営業部は九州・東海に2拠点。子会社ハウズは九州・東海に5店舗、シティ情報ふくおかは九州に1拠点。本社機能は福岡市博多区に置かれ、生産拠点は福岡県と愛知県名古屋市にある。
直販型メーカーとしての事業モデル
グループは「直販型メーカー」を標榜し、自社製造のオリジナル製品とサービスを一体化して提供する。パソコン・ゲーム事業では福岡工場と2025年稼働の名古屋生産工場でPC・ワークステーションを組み立て、店舗や法人向けに直接販売する。SI営業部はHPCや産業用コンピューターを顧客要件に合わせて受注生産する。化粧品・雑貨事業でも自社農園「ひーな農園」を活用した独自商品を展開し、差別化を図る。
連結子会社が担う専門領域
グループは提出会社アプライドに加え、2社の連結子会社を持つ。㈱ハウズは化粧品・雑貨専門店「ハウズ」を運営し、物販に加えイベントやスクール事業で顧客参加型のサービスを提供する。㈱シティ情報ふくおかはタウン情報誌「シティ情報ふくおか」の発行、デジタルコンテンツサービス「Fukuokaナビ」の運営、法人・自治体向け広告代理店事業を手掛ける。両社とも九州を地盤としながら、グループの事業多角化に貢献している。
業績は2期連続で過去最高を更新
2026年3月期の連結売上高は480億円(前期比1.5%増)、経常利益34億円(同29.0%増)、当期純利益22億円(同28.3%増)と2期連続で過去最高を更新した。パソコン・ゲーム事業がWindows10サポート終了に伴う買い替え需要を取り込み373億円(同8.2%増)に伸長。化粧品・雑貨事業は卸売減少で102億円(同16.6%減)、出版・広告事業は紙面広告減少で3億円(同12.9%減)だったが、全体の増収増益を達成した。
業界の中での役割はエンドユーザー向けパソコン製品の販売・サポートと、大学・官公庁向けHPCシステムの供給を担う。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| パソコン・ゲーム事業 | 374億円 | 77.8% | 33億円 | 8.8% |
| 化粧品・雑貨事業 | 103億円 | 21.4% | 0億円 | 0.0% |
| 出版・広告事業 | 4億円 | 0.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01一般消費者向けPC販売主力
直営のパソコン専門店「アプライド」を九州・中四国・関西・北陸・東海・東北の27拠点で展開し、パソコン本体や周辺機器の店頭販売、ソリューション提案、サポート提供を行っている。通信販売も手がける。
- パソコン本体・周辺機器
- 店舗および通販で販売するパソコン本体と周辺機器。初心者向けサポートを付帯する。
02大学・官公庁・研究機関主力
SI営業部が全国25拠点で、大学・官公庁・研究機関向けのHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)製品の受注販売を展開している。高性能計算環境を顧客の研究・業務用途に応じて納入する。
- HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)製品
- 大学や研究機関向けの高性能計算システム。並列計算や大規模シミュレーションを用途とする。
03産業機器・流通向け準主力
特機営業部は国内流通販売を行い、広域システム営業部は産業用コンピューターの受注販売を展開する。製造現場や流通業などの業務用途向けに、耐久性や拡張性を備えたシステムを供給している。
- 産業用コンピューター
- 工場や交通、金融など過酷な環境で稼働する業務用コンピューター。長期供給や拡張性を重視。
04化粧品・雑貨流通副次
特販営業部が海外向け輸出販売、国内流通販売、通信販売を手がけるほか、子会社ハウズが直営の化粧品・雑貨専門店「ハウズ」を九州・東海地区で5拠点展開している。輸入ブランドを含む化粧品や雑貨を消費者に提供する。
05出版・広告副次
子会社シティ情報ふくおかが、タウン情報誌や企画本の出版、コンテンツ情報サービス「Fukuokaナビ」の運営、法人・地方自治体向け広告代理店事業を展開している。九州地域に密着したメディア事業。
製品と技術
ハイパフォーマンスコンピューティング製品
SI営業部が取り扱うHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)製品は、大学・官公庁・研究機関向けに設計・販売される。顧客の計算需要に応じてワークステーションやクラスターシステムを構成し、AI・シミュレーション用途に最適化。2025年10月のWindows10サポート終了に伴う買い替え需要も追い風となり、高機能モデルの受注が増加。自社製造により短納期・カスタマイズ対応を強みとする。
産業用コンピューターと受注販売
広域システム営業部は、製造現場や制御システム向けの産業用コンピューターを手掛ける。耐環境性や長期供給保証が求められる製品を、顧客の仕様に合わせて受注生産する。販路は九州・関西・東海・関東の4拠点。安定した需要に支えられ、パソコン・ゲーム事業内の収益源の一つとなっている。
化粧品・雑貨専門店ハウズの独自商品
子会社ハウズが運営する「ハウズ」は九州・東海に5店舗を持ち、オリジナルグッズやセレクト雑貨を販売。アプライドグループ自社農園「ひーな農園」で栽培した素材を使った商品や、キャラクター「むにゃむ」グッズを展開。会員制度「ハウズプレミアムメンバーズ」による特典販売や、店舗内イベント・スクール事業で他社と差別化を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
中堅PC周辺機器販売、成長鈍化
アプライドはパソコン・周辺機器販売を主力とする中堅小売企業。売上高は2025年3月期473億円と、同業のトライアルホールディングスなどと比較して規模は中程度。営業利益率は5.71%から7.08%へ改善しているが、PC市場の縮小や競争激化が課題。ネット通販や法人需要に注力する一方、店舗展開は限定的。
強み
- PC関連製品を中心に幅広い品揃えで顧客ニーズに対応。
- 法人向け販売に強みを持ち、安定した収益源を確保。
- 修理・サポートサービスで顧客満足度向上とリピート獲得。
- 営業利益率が7%超と改善し、効率化が進んでいる。
課題
- タブレット・スマホ普及でPC需要が減少し、市場が縮小。
- 家電量販店やネット通販との競争が激しく、価格競争にさらされる。
- 実店舗中心でネット販売比率が低く、成長に課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がアプライド
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9993ヤマザワ | 127億円 | 9.0倍 |
| 2 | 3053ペッパーフードサービス | 123億円 | 72.2倍 |
| 3 | 3175エー・ピーホールディングス | 123億円 | 10.7倍 |
| 4 | 8207テンアライド | 122億円 | — |
| 5 | 2764ひらまつ | 120億円 | 51.4倍 |
| 6 | 3020アプライド | 118億円 | 5.2倍 |
| 7 | 3556リネットジャパングループ | 115億円 | 15.9倍 |
| 8 | 3418バルニバービ | 115億円 | 25.1倍 |
| 9 | 7636ハンズマン | 115億円 | 10.3倍 |
| 10 | 9846天満屋ストア | 114億円 | 8.4倍 |
| 11 | 7416はるやまホールディングス | 114億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2013年度の赤字決算とその後の黒字転換
2013年3月期の連結当期純利益は4億円の赤字を計上した。この時期の業績不振を受け、グループは経営体質の改善に着手。翌2014年3月期には売上高277億円、純利益1億円と黒字化を果たした。以降、売上高は緩やかに増加し、2016年3月期には290億円、純利益7億円まで回復。赤字からの脱却は、コスト管理の徹底と直販型メーカーへのシフトが寄与したと見られる。
売上高300億円台への成長と利益の安定化
2017年3月期に売上高が302億円に達し、初めて300億円の大台を超えた。当期純利益は7億円。その後も売上高は拡大を続け、2019年3月期には303億円、純利益11億円。2020年3月期は322億円、純利益11億円と横ばいだったが、2021年3月期には397億円、純利益15億円と急伸。この間、パソコン・ゲーム事業の法人需要やHPC販売が牽引し、利益率も改善した。
名古屋生産工場の稼働と生産能力の増強
2025年10月、愛知県名古屋市に新たな生産工場を稼働させた。福岡工場に加え二拠点体制となり、オリジナル製品の生産能力が増強された。背景にはWindows10サポート終了(2025年10月)に伴う需要増への対応と、部材供給不足のリスク軽減がある。工場増設により、年度末の需要ピーク時の供給体制を強化し、売上拡大を下支えした。
東北初出店と営業基盤の拡充
2026年2月、東北地区初となる直営店「アプライド仙台店」をオープンし、全国の店舗網が27拠点となった。これまで空白エリアだった東北に進出することで新たな商圏を開拓。仙台店ではブランド認知向上施策を展開し、法人・個人双方への販路拡大を図った。同店は直販型メーカーの強みを活かし、地域密着型のサポートを提供している。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
高付加価値商品・サービスの提供
企画・製造・調達部門を整備し、ハードとサービスを融合した直販型メーカーとして顧客拡大と利益創出を推進する。
- 02
営業力と技術力の強化
営業部門の人員拡充と技術・サービスレベルの向上を図り、長期的な成長を目指す。
- 03
積極的な投資による組織強化
製造能力増強、新規出店・既存店舗改装、IT人材育成など有効な投資を積極的に行い、組織構造を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で440人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は527万円で、9期前と比べて+8.2%。平均年齢は34.5歳、平均勤続年数は11.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 376 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 380 | — |
| 2019年3月 | 487 | 33.3 | 8.3 | 383 | — |
| 2020年3月 | 492 | 33.4 | 9.3 | 400 | — |
| 2021年3月 | 491 | 33.5 | 9.7 | 402 | — |
| 2022年3月 | 483 | 33.6 | 9.8 | 426 | — |
| 2023年3月 | 479 | 33.9 | 10.2 | 428 | — |
| 2024年3月 | 493 | 34.3 | 10.6 | 425 | — |
| 2025年3月 | 511 | 34.7 | 11.2 | 421 | 641 |
| 2026年3月 | 527 | 34.5 | 11.0 | 440 | 773 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ハウズ福岡県福岡市 博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱シティ情報ふくおか福岡県福岡市 中央区 · 連結子会社議決権76.6%
- 調達118万円GPU1台の購入運輸安全委員会 · 2026-03-11
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は480億円、営業利益は34億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.5%、利益が+25.9%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 481億円 | 480億円 |
| 営業利益 | 33億円 | 34億円 |
| 純利益 | 22億円 | 23億円 |
| 1株あたり配当 | ¥100 | ¥100 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は110億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+17.0%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 119 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 94 | 4 | 4.3 | 2 |
| 2024年2Q | 102 | 4 | 3.9 | 3 |
| 2024年3Q | 109 | 6 | 5.5 | 4 |
| 2024年4Q | 123 | — | — | 3 |
| 2025年2Q | 201 | 10 | 5.0 | 7 |
| 2025年4Q | 272 | 17 | 6.3 | 11 |
| 2026年2Q | 211 | 15 | 7.1 | 10 |
| 2026年4Q | 269 | 19 | 7.1 | 13 |
| 2027年1Q | 110 | 6 | 5.5 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は240億円から480億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 240 | — | −2 | — | −4 |
| 2014年3月 | 277 | — | 3 | — | 1 |
| 2015年3月 | 267 | — | 3 | — | 1 |
| 2016年3月 | 290 | — | 11 | — | 7 |
| 2017年3月 | 302 | — | 13 | — | 7 |
| 2018年3月 | 308 | — | 12 | — | 8 |
| 2019年3月 | 303 | — | 14 | — | 11 |
| 2020年3月 | 322 | — | 20 | — | 11 |
| 2021年3月 | 397 | — | 24 | — | 15 |
| 2022年3月 | 440 | — | 24 | — | 15 |
| 2023年3月 | 386 | — | 18 | — | 11 |
| 2024年3月 | 428 | — | 21 | — | 12 |
| 2025年3月 | 473 | 27 | 27 | 5.7 | 18 |
| 2026年3月 | 480 | 34 | 35 | 7.1 | 23 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高480億円のうち、営業利益として残るのは34億円で7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は23億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.7%368億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.0%77億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%34億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが30億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは9億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は39億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0 | 0 | −3 | 0 | 3 |
| 2014年3月 | 5 | 3 | −3 | 8 | 9 |
| 2015年3月 | −1 | −2 | −1 | −3 | 5 |
| 2016年3月 | 8 | −2 | −3 | 6 | 9 |
| 2017年3月 | −3 | −2 | −2 | −5 | 2 |
| 2018年3月 | 1 | −8 | 9 | −7 | 4 |
| 2019年3月 | 15 | 4 | −13 | 19 | 10 |
| 2020年3月 | 19 | −3 | −16 | 16 | 10 |
| 2021年3月 | 13 | −6 | −2 | 7 | 15 |
| 2022年3月 | 10 | −6 | −8 | 4 | 11 |
| 2023年3月 | 18 | −7 | −8 | 11 | 14 |
| 2024年3月 | 14 | −3 | −6 | 11 | 19 |
| 2025年3月 | 29 | −6 | −5 | 23 | 37 |
| 2026年3月 | 30 | −21 | −7 | 9 | 39 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は220億円。このうち返さなくてよい自己資本が139億円で、自己資本比率は62.7%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 118 | 31 | 87 | 25.6 |
| 2014年3月 | 122 | 32 | 90 | 25.3 |
| 2015年3月 | 121 | 31 | 90 | 25.4 |
| 2016年3月 | 131 | 37 | 94 | 27.6 |
| 2017年3月 | 131 | 43 | 88 | 32.0 |
| 2018年3月 | 150 | 50 | 100 | 32.7 |
| 2019年3月 | 154 | 60 | 94 | 38.7 |
| 2020年3月 | 154 | 70 | 84 | 45.2 |
| 2021年3月 | 168 | 90 | 78 | 53.0 |
| 2022年3月 | 161 | 85 | 76 | 52.5 |
| 2023年3月 | 169 | 94 | 75 | 55.1 |
| 2024年3月 | 181 | 104 | 77 | 57.1 |
| 2025年3月 | 202 | 120 | 82 | 58.7 |
| 2026年3月 | 220 | 139 | 81 | 62.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで322社中43位あたり、逆に低いのは売上成長率で322社中221位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,350で、1年前と比べて+14.0%。過去52週の値幅のなかでは62%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 5.2倍 |
| PER (会社予想) | 5.5倍 |
| PBR | 0.84倍 |
| 配当利回り | 2.30% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は4410円で、直近の値動きは8月14日に4325円、8月17日に4400円と上昇傾向にあります。移動平均線は25日線が4160.6円、75日線が4070.13円、200日線が4076.09円で、株価は全ての移動平均線を上回っており、上昇トレンドが明確です。52週高値4765円に対しては約7.5%下にあり、52週安値3675円からは約20%上昇しています。RSIは70.54と買われ過ぎ圏に入っており、短期的な過熱感があります。出来高は8月14日に6100株と急増しましたが、8月18日には2000株と落ち着いています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERは5.25倍と業界平均40.12倍を大幅に下回り、PBRも0.8507倍と1倍未満です。ROEは17.7%と高く、収益性は良好です。配当利回りは2.27%と業界平均12.73%を大きく下回りますが、これは特殊な水準であり、通常の比較では割安です。予想PERも5.5倍と低く、今後の増益が期待されます。ただし、配当性向が15.9%と低く、株主還元の余地があります。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 5.2倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 5.5倍 | — |
| PBR | 0.84倍 | 2.44倍 |
| ROE | 17.7% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
中古パソコン需要の拡大や、円安による新品価格上昇を受けて、中古品の販売が伸びるかが焦点です。強気派は、中古IT市場の成長と同社の販売網を評価し、収益拡大を期待します。弱気派は、競争激化による販売価格の低下や、景気後退による個人消費の減速を懸念します。業績は増収増益で推移しており、今後の成長持続性が論点となっています。
- 中古市場の成長
新品価格の高騰で中古品需要が増加し、販売数量が伸びている
- 増収増益基調
直近の決算で売上高・利益ともに増加しており、成長が続いている
- 低いバリュエーション
PERが5倍台と割安で、株価上昇余地があるとの見方
- PER5.24倍・PBR0.85倍の割安、高ROE17.7%が注目継続影響強
時価総額119億円、純利益23億円でPER5.2倍、ROE17.7%とPBR0.85倍の組み合わせは極めて割安
- 営業利益率5.71%→7.08%へ連続改善、収益性向上通年影響中
営業利益34億円は前期比+7億円、売上高480億円で利益率7.08%
- 純利益18億→23億円と28%増益、成長持続通年影響中
純利益23億円は前期比+5億円、増益率27.8%でEPS拡大
- 配当利回り2.27%と相応の株主還元継続影響弱
配当利回り2.27%は低位PERと合わせて投資魅力を高める
- 競争激化
同業他社やネット販売との競争で販売価格が下落する可能性がある
- 個人消費の減速
景気後退時はIT製品への支出が削減されるリスクがある
- 市場の成熟
パソコン市場の成熟で需要が頭打ちになる可能性がある
- 来期予想PER5.5倍は実績5.24倍を上回り、減益予想決算発表後影響中
予想PER5.5倍は実績PER5.24倍を上回り、来期利益が横ばいか微減するとの市場想定
- 売上高の伸びが45億円増から7億円増へ急減速通年影響中
売上高480億円と前期比+1.5%、前期の+11%から成長鈍化
- 外国人持株比率3.22%と低位、海外資金の流入乏しい継続影響弱
外国人保有3.22%は低く、海外機関の選好対象になりにくい
- 時価総額119億円の小型株、流動性リスク継続影響弱
時価総額119億円は売買代金が細く、大口注文で株価が変動しやすい
- 中古品販売比率
- 中古品は利益率が高いため、比率が高まると収益性向上に寄与する
- 店舗売上高成長率
- 既存店の売上動向が小売業の需要を反映し、業績の先行指標となる
- 客単価
- 客単価の変動は消費者動向と商品ミックスを反映し、収益に影響する
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から+30.0%。いまの株価に対する利回りは2.30%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 45 | — | 26.2 |
| 2018年3月 | 40 | −11.1 | 11.4 |
| 2019年3月 | 50 | 25.0 | 8.5 |
| 2020年3月 | 70 | 40.0 | 14.9 |
| 2021年3月 | 80 | 14.3 | 14.7 |
| 2022年3月 | 85 | 6.3 | 15.4 |
| 2023年3月 | 80 | −5.9 | 20.2 |
| 2024年3月 | 80 | 0.0 | 18.6 |
| 2025年3月 | 100 | 25.0 | 16.2 |
| 2026年3月 | 130 | 30.0 | 15.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,815人。区分でいちばん多いのは事業法人で51.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.7%を占め、残る43.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 46.9 | 48.3 | 47.7 | 50.8 | 50.4 | 51.1 |
| 個人・その他 | 40.4 | 44.0 | 42.7 | 41.9 | 39.5 | 37.5 |
| 金融機関 | 2.7 | 2.6 | 2.7 | 2.6 | 6.0 | 5.6 |
| 外国法人 | 8.3 | 1.2 | 0.8 | 1.5 | 1.5 | 3.2 |
| 証券会社 | 1.6 | 3.9 | 6.1 | 3.3 | 2.6 | 2.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ㈱パム | 49.05 |
| 02 | 日本証券金融㈱ | 3.11 |
| 03 | 岡義治 | 2.96 |
| 04 | アプライド従業員持株会 | 2.75 |
| 05 | 内藤征吾 | 2.49 |
| 06 | ㈱西日本シティ銀行 | 2.49 |
| 07 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 1.89 |
| 08 | INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券㈱) | 1.59 |
| 09 | 上田八木短資㈱ | 1.25 |
| 10 | 若杉精三郎 | 1.17 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+704%、1株純資産は14期で+323%。直近期のROEは17.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −139 | 1,206 | −10.8 | — | — |
| 2014年3月 | 42 | 1,216 | 3.5 | 16.4 | 46.6 |
| 2015年3月 | 33 | 1,209 | 2.7 | 25.7 | 45.8 |
| 2016年3月 | 259 | 1,428 | 19.6 | 5.3 | 17.5 |
| 2017年3月 | 263 | 1,652 | 17.1 | 8.0 | 26.2 |
| 2018年3月 | 330 | 1,937 | 18.4 | 5.2 | 11.4 |
| 2019年3月 | 447 | 2,346 | 20.9 | 3.6 | 8.5 |
| 2020年3月 | 444 | 2,734 | 17.5 | 2.8 | 14.9 |
| 2021年3月 | 583 | 3,291 | 19.4 | 5.4 | 14.7 |
| 2022年3月 | 550 | 3,128 | 17.1 | 4.5 | 15.4 |
| 2023年3月 | 407 | 3,449 | 12.4 | 5.0 | 20.2 |
| 2024年3月 | 448 | 3,817 | 12.3 | 6.3 | 18.6 |
| 2025年3月 | 654 | 4,381 | 16.0 | 4.3 | 16.2 |
| 2026年3月 | 839 | 5,101 | 17.7 | 4.5 | 15.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額185百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 岡義治 | 代表取締役 会長兼社長 | — | 80,000 |
| 坂井雅実 | 常務取締役 | — | 23,600 |
| 甫木眞也 | 常務取締役 | — | 20,100 |
| 宇野敬泰 | 常務取締役 | — | 10,200 |
| 藤田宏 | 取締役 | — | 1,700 |
| 岡美和子 | 取締役 | — | — |
| 岡桜子 | 取締役 | — | — |
| 山口圭介 | 取締役 | — | 1,700 |
| 丸山正公 | 取締役 | — | 2,200 |
| 林幸蔵 | 取締役 | — | 2,600 |
| 善田順一 | 社外取締役 | — | — |
| 鈴木徹 | 常勤監査役 | — | 10,000 |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 津留博幸 | 社外監査役(非常勤) | — |
| 櫻井邦博 | 社外監査役(非常勤) | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| その他役員 | 11 | 162 | 8 | 170 | 15 |
| 監査役 | 1 | 12 | 0 | 12 | 12 |
| 社外監査役 | 3 | 3 | — | 3 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,090字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題433字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,499字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,165字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第44期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-18
- 半期報告書半期報告書-第44期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第43期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第43期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第42期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第2四半期(2023/04/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第41期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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